「支天輪の彼方で」10周年記念総括文  RSS2.0

9.思い出のSS(2)


Since : 2008.10.26
written by 双剣士
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【コメディ系】

 原作キャラたちに原作での性格や舞台設定を踏襲させ、ちょっとだけヒネリを入れることでオチをつけるのがコメディ系です。短編中心の執筆スタイルになってからはこの系統の作品が増えつつあります。

2000.02.14 ☆ 「あたしのハートを召しあがれ」(守護月天:愛原花織)
 ハートフル……かと思わせておいてラストで垂直落下式バックドロップを食らわせる怪作。連載当時を知らない現在の読者にはいまいち通じないネタかも知れませんが当時の反響は凄まじかった。紅茶を吹いたとか椅子から転げ落ちたといった生々しい感想をもらえたことが昨日のことのように思い起こされます。

2004.05.22 ☆ 「気になるあの娘と、晴れた日に」草サッカー編(CLANNAD:ほぼオールキャラ)
 CLANNADで草野球やサッカーをやらせるSSは他にもありますが、その中でも登場が早かったためにゲーム発売直後のファンが群がった作品です。第9章序盤の春原の哀願シーンが個人的にはお気に入りなのです。やっぱ春原には集中砲火フルボッコが良く似合います、それと便座カバー。

2005.12.14 ☆ 「めいどさん☆すぴりっつ」(ハヤテ:貴嶋サキ)
 くっつけすぎず離れすぎず、それでいて互いに欠かせない存在になっていくワタルとサキさんの関係を描いたSSです。コメディシーンとシリアスシーンを交互に織り込むことで長文ながら飽きさせない良作に仕上がりました。このラストシーンは目の肥えた読者でも予想できなかったんじゃないかな、と密かに自惚れています。

2007.09.09 ☆ 「伝説の始まり」(ハヤテ:花菱美希+霞愛歌)
 登場まもない愛歌さんの断片情報をドラマチックに結びつけた、2007年の年度代表作です。ジェットコースターのような勢いで一気に駆け抜ける作風を目指しました。怒りんぼのヒナギクを見えない糸で自由自在に操る、美希と愛歌さんの強力タッグ攻撃をお楽しみください。



【ギャグ系】

 原作の枠を多少逸脱しようとも、とにかくパワフルに読者の腹筋を破壊するのがギャグ作品の使命。読者によって好き嫌いの分かれやすい作風であり作品数も多くはありませんが、気に入ってくれた読者からは熱烈な支持を受けやすいのもこの作風の特徴です。

1999.07.20 ☆ 「わたしの Sweet Lady」(守護月天:山野辺翔子)
 開設2年目の代表作にして、6年目のサイト休止直前まで当サイトの看板作品だった怪物SSです。多くのサイトから「Sweet Ladyの作者さんサイト」と紹介してもらっていました。原作で超然としているアンタッチャブル・山野辺翔子が天然と腹黒のツープラトンアタックで木っ端微塵にされる妙味をご堪能ください。

1999.07.31 ☆ 「みさき先輩のハンデとは」(ONE:川名みさき)
 短編ながら「気絶寸前ギリギリでした」と投稿先から評されたブラックSS。仕事中に天使が舞い降りてメモを走らせた、数少ない天啓SSのひとつです。個人的にはこういうシャープな切れ味の作品を一種の理想としています。そういや最近こういうの書いてない気がするなぁ。

2002.02.18 ☆ 「ガリバーの陰謀」(ねこねこファンディスク:片瀬健三郎)
 作者自ら「B級」と称しているのは、「ねこねこファンディスク」というPCゲームをプレイした人でなければ理解できないネタばっかりで構成されている作品だからです。元々が不条理ギャグの寄せ集めゲームなだけに本作で展開されるストーリーはまさしくカオス。でも私、こういうノリも結構好きなんですよ。

2007.02.08 ☆ 「乙女の逆鱗3」(ハヤテ:桂ヒナギクvsマリア)
 言わずと知れた貧乳と年増の頂上対決であり、当サイトで現在一番有名な作品です。冷静になったら負けだと思って勢いのままに書き上げました。読者も彼女らの暴走振りに触れたらタダでは済まないと感じたか、感想の多くが一方的に被害を受けた某キャラの心配だったのは予想外で面白かったです。


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