| つぶやき | 2014年 2月20日（木） 3時31分 |
どうにも他の作品の影に隠れがちな(ニトロプラス全体なら、装甲悪鬼村正やsteins;gate,虚淵玄作品では魔法少女まどか☆マギカ)「phantom of inferno」ですが、私の中ではアドベンチャーゲームの最高傑作だと思っています。
緻密かつ的確なテキスト。練りこまれたシナリオ(洋画へのオマージュも多数)。心震える名言の数々。
いや、アドベンチャー好きなら一度はやるべき作品ですよ。これ。
選択肢を選んでシナリオを決めるタイプのゲームの中では、一つの到達点ではないでしょうか。尖ったシナリオを期待するとちょっと肩すかしかもしれませんが、とにかく完成度が高いです。
以下のセリフに少しでも反応する方は、プレイしないと損!!
「慰めになるのなら、構わないわ。夢だと思っておきなさい……でも、長い夢になるわよ(アイン／エレン)」
「……私はアイン、今も昔もただのアイン……(アイン／エレン)」
「この世界が無限の地獄じゃないとしたら、それはあなたが生きているからよ(アイン／エレン)」
「たった独りで幸せになるくらいなら、誰かと不幸になったほうがいい(藤枝美緒)」
「最後の最後に、あんたのこと独り占めできたね……ちょっと……ラッキーだった……かな（キャル／ドライ）」
「アインなんて呼ばないで。私はエレン。そう望まれ、そう生きる(アイン／エレン)」
他にも、コンテナ置き場での激闘(しかもヒロインが使っているのは超変態銃オートマグ)。
フェラーリF40 vs ヘリコプター。
対戦車ライフルによる狙撃。
教会での戦闘。
学校での戦闘。
見どころはたっぷり。
50時間を超えるような超長編が当たり前となった昨今。のんびりプレイして20時間掛からない作品は物足りないかもしれませんが、とにかく質がいいので満足できます。
更に、先にLEONとかタクシードライバー辺りを観ておくとニヤリとできます。 |