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戯言欄紹介サイト(2004年4月〜8月)

Produced by 双剣士
Since : 2004.04.02
Update: 2004.07.18
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 ざれごと欄にて紹介したサイトです。
 当サイトと趣旨は異なりますが、ぜひ読者の皆様に堪能していただきたいサイトを集めてみました。
 これらは巡回リンク集から独断と偏見に基づいて選出したものです。
 なお、サイト紹介に無関係な話は割愛してあります。
2004.07.18
「北岡明佳の錯視のページ」の紹介文を追加。
-- 2004.07.18 --

 世の中、目に見えているものだけが全てではない……とはよく聞く言葉ですが、目の前に見えているものも意外と当てにはならないものです。同じものを見ていても、その場の雰囲気や前後の言葉、あるいは当人の心情によってまるっきり逆の意味になると言うことも良くあります。こういうところから争いや誤解は始まるのですが、逆に『これはこう解釈すべし』と頭ごなしに決めつけられたとしたら人間の多様性や異なるものの浸透などは起こり得ないわけで……バラバラであることが一概に悪とも言い切れないのが難しいところでしょう。

 さて、ちょっと難しい前振りから始まりましたが、今週の紹介サイトは政治や歴史とは関係ない純然たる科学サイトです。同じ長さの線が違う長さに見える、平行なはずの直線がゆがんで見える……錯視と呼ばれる現象ですが、これを利用した素材をたくさん置いてあるサイトであります。

北岡明佳の錯視のページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/

 先に挙げた『同じ長さの線』『平行に見えない線』などの例は読者の皆さんも百科事典などで見たことがあると思いますが、このサイトのメインはズバリ『動いて見える静止画』です。
 どんなものかは直接見てもらった方が早いでしょう。トップページに貼られている最新作をみて、私もおおいに驚きました……けばけばしい色彩に彩られた同心円や格子模様が、動いたり立体的に盛り上がっているように見えるんです。一部分だけを凝視してみるとアニメーションなどとは無縁な普通の静止画なのに、少し離れて全体を見るとまた動き出す……う〜ん不思議。平凡ですがそんな感想しか思い浮かびません。

 文章でうまく説明できないのがもどかしいですが、とにかくパソコンでWebを見ている方にはお勧めです、一度見に行って腰を抜かしてください。なにかの役に立つとか勉強になるとかではありませんが、はまると病みつきになりそうな魅力があります。ただし大きな画像を多く使っているので、ダイヤルアップ回線の方はちょっと苦しいかも。
-- 2004.07.09 --

 久しぶりに長文読解系のサイトを紹介しましょう。今週のサイトは軽い時事ネタではなく、哲学やら科学の歴史といった少々難しめの題材を扱っています。まとまった時間が出来たときに腰を据えてご覧ください。

哲学的な何か、あと科学とか
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/

 メニューページには『哲学的な何か』『哲学的名言集』など小難しそうな話題が並んでいます。これが文系大学の業績公開用サイトであれば、さっさと退散したいところですが……中に書いてある内容は意外と平易です。というかテーマ自体は高尚なものが多いのですが、語り口が実にうまい。「要するに〜」「ぶっちゃけて言えば〜」のような色つき拡大フォントを多用しながら飽きさせずに要点を伝えようと言う努力が随所に見られます。
 なかでもニュートン(2)とか輪廻転生シリーズなどは、偉大と言われる学者や宗教家といえども血の通った人間に過ぎないのね、というのが語られていて私は好きですね。別に等身大にまで貶めたいとかじゃなくて、そういう人間くさいドラマこそが面白いんですよ、傍目には。

 ま、こんな不真面目な楽しみ方は置いといたとしても、クオリアの話とかエントロピー増大の法則とか哲学的問題(2)などの話は科学読み物として普通に面白いし、勉強にもなります。思考実験(2)にはドラえもんまで出てきますしね。他にも興味深い話題がいっぱいです。理系文系を問わず、こうした歴史やら思考実験に興味のある方はぜひ見に行ってください。
-- 2004.06.26 --

 物騒な事件や過去に例を見なかったような凶悪犯罪などが近頃よく起こります。事実は小説より稀なり、ということわざがありますけれども、こんなこと小説にしたってリアリティ無さ過ぎだろーっと笑い飛ばしそうになる出来事が現実に起こるのが今の世の中です。笑いが凍り付いて顔面が硬直する、そんな目に遭わないように皆さんも気をつけてください。

 ところで、こうした事件などが話題になるとどこからか専門家の肩書きを持った人が現れて、その理由や背景についてウンチクを述べるのが通例になってきています。もっとも大半の意見はその人が以前から主張してきたことに無理矢理に事件を関連づけているだけなので、コメンテーターの顔を見ただけであらかた結末が読めてしまうのですが(苦笑)。まぁテレビ局の方も『番組的にこういう結論を出したいから、この人を呼ぶ』と確信犯的に人選をしているのですから当然でしょうね。

スタンダード 反社会学講座
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/

 今週紹介するのは、様々な事件や社会現象にたいして理屈や原因を推測する『社会学』の弊害と無効性について、手厳しい批判を繰り広げているサイトです。社会学は個人的感情を一般性のある結論に見せかける手法である、と皮肉混じりに決めつけている箇所が多いため毒吐きユーモアに耐性のない方には刺激が強すぎるかもしれませんが、社会的にある程度蔓延している認識に釘を差すのが目的ですから強く言い過ぎるくらいでちょうどいいのでしょう。

 私はここに書いてあることに全面賛同するわけではありませんけれども、怪しげなコメンテーターが毎日のようにテレビに出てくる昨今の風潮にうんざりしていたためでしょうか、楽しく読むことが出来ました。
 もっとも『社会学的結論』に反証を並べること自体が一種の社会学と言えなくもありませんから、ここに書いてある内容を鵜呑みにするようではサイト作者の狙いを本当に理解したとは言えないでしょう。とりあえずユーモア混じりの長文読み物として、一歩引いた視点から楽しんでいただくことをお勧めします。
-- 2004.06.19 --

 このサイトに限らず、Webサイトの各ページは<a href="URL">などのリンクアンカーによって結ばれ、マウスやペンによるクリックやキーボード操作によってリンク先のページに移動できるようになっています。リンクが張られているページは作者から読者に『どうぞ見に来てくださいな♪』と道筋をつけてくれているページであり、そうでないページは一般の読者が見に来ることを想定していないページ、作者自身やごく少数の方のためにだけ存在するページというわけです(管理者専用の日記記入ページや、アクセスログの閲覧ページなど)
 サイトを運営していれば、多かれ少なかれ上記2種類のページを持つことになると思います。もっとも作者の意図に反して非リンクページを読者に発見されることも皆無ではないわけですが。

 さて、両者の中間に当たるページというものが存在します。読者に見てもらうためのページではあるけれど、そう簡単には見せてあげないという、いわゆる『隠しページ』というやつです。WinMXなどのP2Pソフトが流行する以前にはアングラサイトなどで情報隠蔽のためによく用いられた手法ですが、現在ではパズル的というか『作者から読者への挑戦状』としての意味合いが強くなっています。
 根が短気な私としては、思わせぶりなことが書いてあるのにそのページを見に行けないと分かると「あーもう、意地悪!」と知恵を使う前にキレてしまうんですけれども(笑)、ま、こういう楽しみ方もありですよね。

隠しページ講座
http://members.at.infoseek.co.jp/Hxx/lecture/

 今週紹介するのは、こうした隠しページを作るためのテクニックについて紹介してくれているサイトです。箇条書きで述べるのではなく各手法について例題が用意されていまして、クイズ感覚で順番に解いていくことでテクニックを身につけられるようになっています。設問レベルは結構高いようで、ヒントをまとめたページや全問制覇した人の名前を登録するページまであります。かくいう私も半分くらいしか解けませんでした。
 こうしたHTML知識を用いたテクニックに興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。

 ところで……解けなくて僻むわけではありませんが、こういうテクニックって閲覧者がパソコンを使ってることが前提ですよね? これからの時代は携帯電話やゲーム端末からネットを見る人も多くなりますから、いくら知恵を絞っても隠しページの罠を破れないってことも起こり得るような……だから皆さんは意地悪しないでね♥。
-- 2004.06.12 --

 このあいだ俳優の窪塚洋介氏が自宅マンションから転落して重傷を負いました。原因や容態についていろいろなニュースが飛び交いましたのでご記憶の方もおられると思います。
 ただ、最近あまりテレビを見てない私は事件を聞いても名前と顔がすぐに結びつきませんで、『人気の無くなった過去の俳優が将来を悲観して飛び降りたのかな』と失礼な印象を持ったものです。言うまでもなく窪塚氏は現役バリバリですし、現役だからと言って悩みが何もないはずはありません。しかも自分から飛び降りたと決まったわけでもないので3重の意味で的外れな第一印象でした。しかし……言い訳になるでしょうが、事故とか事件とかで重傷や死亡にいたる芸能人というと、なんとなく一線級を外れた人ってイメージ、ありません?

 そんなことを考えながら今週のサイト紹介を始めましょう。事件や事故を起こしたかどうかはともかく、かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだったが近頃はさっぱり、という芸能人やアーティストなどの現在について、質問や情報提示を行っているサイトです。

恐怖の追跡 〜あの人たちは今?〜
http://www.threeweb.ad.jp
/~elephant/tuiseki/tuiseki.htm


 このサイトにたどり着いたとき、最初に誰の名前を検索するか……そこらあたりで性格や世代が浮き彫りになるのでしょう。私が学生時代に追っかけに近いことをやってた歌手は、1人は離婚して海外で歌手活動を継続中、もう1人は去年まで京都のローカル番組に出演してたみたいです(誰とは書きません)。なんだか同窓生名簿を見ているようで嬉しくなりました♪

 直接なにかの役に立つというサイトではありませんが、こういう記録系のサイトは大切にしていきたいと思います。皆さんもぜひ訪れて、ノスタルジックな気分に浸ってください。
-- 2004.05.29 --

 文章の盗用や改竄が行われたとき、どちらがオリジナルかを判断する決め手として『原文にあるミスや脱字がそのまま残っている』ことが挙げられる場合がよくあります。普通にキータイプ/漢字変換していれば現れるはずもないミスを意図的に埋め込んでおくことで、盗用側が『似てるのは偶然だ、自分は何も見ないで書いたんだ』と言い逃れるのを打破しようというものです。いわば『見えない署名』を文章に施すようなものですね。

 うち程度の規模のサイトで盗用が問題になることはまず無いんでしょうけど、単純コピーだけでなくカット&ペーストやOCR取り込みを介しても除去できない隠し署名、というのは技術的に興味深い課題でありまして、実はこれを実施する文字列変換プログラムを途中まで作ってみたことがあります。長音の音引き『ー』をマイナス記号『−』に置き換えるとか、カタカナの『カ』『タ』を漢字の『力』『夕』に置き換えるとか、句読点『、』が出てきたら所定の割合でカンマ『,』に置き換えてしまう、などの処理です。単純に置換しただけではエディタの置換機能で一発解除されてしまうので、それを防ぐための処置をいろいろと考えたものでした。

 しかしこれらの署名埋め込みは、普通に書いていればこの種のミスを犯すことはあり得ない、という前提があって初めて成立するものです。この前提を根本から覆してくれたサイトを、今週は紹介します。

誤字等の館
http://www.tt.rim.or.jp/~rudyard/

 このサイトは漢字変換のミスや綴りのミス、よく似た言葉からの混同などによる意味不明な単語についてその背景と出現頻度などを解説してくれているサイトです。『徴妙』や『前面リニューアル』といった分かりやすいミスから『曰本語』『及ぴ』『年棒』のように気づきにくいミスに至るまで、実際にGoogleで出現頻度を調べながら紹介してくれてます。あなたも結構、同種の間違いをしているのではないですか?
 ……ま、私も偉そうなことは言えませんけどね。『先立つ不幸』『責任追求』なんて、最初は何が間違ってるのか分かりませんでしたから(汗)。
-- 2004.05.22 --

 今日は小泉総理の北朝鮮再訪問の日です。日本国民の関心はもっぱら拉致事件とその被害者に向いていますが、北朝鮮側の認識は『偉大な共和国に貢ぎ物を出し渋る生意気な隣国が頭を下げにくる』という程度のことだろうと私は思っていますので、成果を楽観視してはいません。

 いずれにしても会談終了後は世論の沸騰は確実で、この戯言欄に書いた内容もすぐに古くさくなってしまうことでしょう。そこで今回は、ネット上にあるサイトの中で拉致問題関連の「本家」とも言うべきサイトを2つ紹介します。
 これからの1週間でここに書かれてる内容がどう変化するか、見守っていくのも一興かと。

電脳補完録
http://nyt.trycomp.com:8080/

拉致事件を考える掲示板
http://bbs.trycomp.com/
-- 2004.05.15 --

 年金未納問題にイラク捕虜虐待事件、皇太子妃の長期静養に関する皇太子殿下独白事件にWinny作者逮捕と、時事ネタに事欠かない日々が続いております。うちはWebLogサイトではないので個々に言及はいたしませんけれども、こうも『悪者を見つけて吊し上げる』系統のニュースが続くと怒りが麻痺してくるというか、世間全体のだらしなさを見せつけられているような気がして複雑な気分になります。考えてみれば私だって学生時代は年金未納だった時期(1年間)があるし、違法なMADムービーサイトにリンクを張ったりもしてるし、そもそもSSサイトという存在自体が厳密には著作権違反だったりもするし……世間の風向き次第では糾弾される立場に立たされる可能性だってあるわけですから。

 さて、かように隙の多い私ではありますけれども、そんな私の個人サイトを見に来てくださってる以上は読者のみなさんも完璧な人間ではありますまい(笑)。今回はそんな皆様に向けて、本当の自分とは何なのか、を知るうえで便利なサイトを紹介しましょう。

ヤヲー
http://www.yahwoe.com/

 Webサイトを巡回していれば一度や二度は見たことのある、○○度チェックとか××鑑定という類のコンテンツへのリンクを集めているのが、今回紹介するサイトです。数が多い代わりに不通になってしまったリンクも散見するのが残念ですが、それでも興味深いチェックページなどが満載。ちょっと暇つぶしをするときとか、友人や家族と一緒に盛り上がるネタが欲しいときなどにご利用ください。

 え、こんなので本当の自分がわかるのかって? そ、それはそのぉ……占いは占いですから、あははは(by 藤林椋)。
-- 2004.05.01 --

 ゴールデンウイーク、皆さんはお元気でお過ごしでしょうか。イラク戦争による海外渡航自粛ムードが去年あったせいか、今年の海外旅行者は前年比で倍増しているそうですね。つい先日イラク人質事件があったというのに、本当に日本人というのは冷めやすいというか、懲りないというか。

 さて楽しめるときに思いっきり楽しむのは大いに結構なんですけれども、それが『現実逃避』の色彩を帯びてくるとこれは困りものです。後で振り返ったときに『あのとき脳天気に遊んでた時間が取り戻せるものなら!』と天を仰ぎたくなる状況というのは皆さんにも覚えがあるでしょう。いい年をしてマンガやギャルゲーにハマり込んでる私が言うと説得力も半減でしょうが、皆が浮かれてる今のような時期だからこそ、気を引き締めて自戒を心がけたいものです。

借金は身を滅ぼす
http://www8.ocn.ne.jp/~tsugaru3/

 今回紹介するこのサイトは、学生時代にパチスロの魅力に取り付かれた筆者が遊ぶ金欲しさに借金を重ね、就職後も月々の返済に苦しんだ末に……という生々しい体験談を語っているサイトです。借金の積もり方もさることながら、ボーナスや借り換えなどで手元に現金が入ると返済のことなど失念してパチスロに投入してしまう、という刹那的楽観主義な筆者の振舞いが何度も何度も登場するのが特徴。熟読しているうちに背筋が凍るような気分になってしまいました。

 たとえ借金を背負っていなくても、上述したような視点で胸に突き刺さるものを感じる方は意外に多いのではないでしょうか。年配の方は自戒の意味で、まだ若い方は反面教師として、ぜひ最後まで通読してみてください。他人の経験や進言を糧にして自らの体験以上のものを掴んできたからこそ、人間は進歩してこれたのですからね。
-- 2004.04.17 --

 ここしばらくサイト運営関連の話ばかりで、戯言欄とは名ばかりの固い文章が続いていました。今週は気分を変えて、ゴシップ系のネタを扱っているサイトを紹介しましょう。

pya!
http://pya.cc/

 ここは読者から投稿された画像・動画・FLASHなどを公開しているサイトです。見に来てくれた読者に評価点やコメントをつけてもらって、それを集計・ランキング化しているため時間がない人でも注目画像を効率よく見て回ることができます。投稿作品は毎日10〜20本ほど集まるようなので、毎日のように巡回していても飽きてしまうことはまずありません。

 衝撃シーンやエッチな画像、思わずニヤリとしたくなるワンショットから地元の名物まで、さまざまなジャンルの画像がたくさん公開されています。なるべく速い回線で見た方が楽しめるので、自宅に低速なネット回線しかない方は学校やネットカフェなどからアクセスすると良いでしょう。
-- 2004.04.10 --

 サイト運営を長くやっていると『相互リンクをしましょう』というメールをいただくことがあります。相手の方は友情の証&相互援助を期待しておられるのだろうと思いますが、残念ながら半数以上に対してはお断りさせていただいているのが現状です。これは相手のことを嫌っているからではなくて……うちのお勧めリンク集は『読者に向けて推薦できるサイト』を集めているんであって、リンク先に便宜を図るのが目的ではないからなんですね。ですから素敵なサイトであれば面識のない相手であってもリンクしますし、逆に親しい間柄であっても肝心のサイトが未完成だったりジャンル違いだったらリンク集には加えない、それだけのことなんです。

 しかしこれはあくまで双剣士のポリシーであって、相手の期待に沿った考え方であるとは限りません。双剣士のサイトのリンク集を双剣士のポリシーに基づいて選出することに遠慮を感じる必要は本来ないはずなんですが、お断りのメールで上記の考えを説明すると何割かの相手は気分を害するらしく、1度は張ってくれた当方へのリンクをわざわざ消したり、捨て台詞メールを返してきたりすることもしばしばです。それならいっそ返事を出さずに無視したほうが余計な面倒を起こさずに済む……そんな風に思うこともありますが、それはそれで相手を悪い気分にさせてしまうだろうし。そして色々と考えているうちに、1度メールを送ってきただけの相手のことで悩みまくっている自分が情けなくなってきたりして。

 こういう悩みは私だけではないらしく、『一方的に相互リンク依頼を送りつけるのは失礼』という意見がネットでは大勢を占めているようです。しかし現実にメールを送ってくる相手は居るわけで、そういうときに相手ばかりを責めていても始まりません。

相互リンクを成功させる方法
http://dollmaker.hp.infoseek.co.jp/abc/bliss.html

 そこで紹介するのがこのサイト。『興味のないサイトからの相互リンク依頼は面倒』と単に突き放すだけではなくて、断る理由だとか対処の仕方について解説しておられます。タイトルにもあるとおり筆者は基本的に相互リンク推奨派だそうで、断られる理由を分析することで断られにくいサイトに進化する道しるべが見つかるんじゃないか、という前向きな態度を取っておられるのが非常に好感を持てました。

 ほかにも間違いだらけの相互リンク上手なリンク方法など、直接的な回答ではありませんが興味深い解説が揃っています。リンクを頼まれた方もこれから頼む方も、ぜひ足を運んでみてください。
-- 2004.04.02 --

 InternetExplorerをお使いの読者に向けて、ちょっと不思議な実験をしてみましょう。 リンクその1を押してからページ先頭までスクロールして、それからマウスを適当にドラッグしてみてください。なんと、ブラウザの枠内なのにマウスで絵を描けるようになります。

 実験その2。いったん[F5]またはCTRL+Rでこのページを再読込してから、今度は リンクその2を押してください。それから文字のあるところでマウスをクリックし、[DEL]キーや[BackSpace]キーを押すと……ブラウザの枠内なのに、エディタのように文字を削除できてしまいます。もちろんキーを打って文字を挿入することだって出来るのです。

 Webブラウザは既に出来上がっているHTMLファイルを表示するだけだと思っていた私は、これを見てカルチャーショックを受けました。今週は、こうした不思議なテクニックを公開しているサイトを紹介します。

JavaScript::Bookmarklet
http://bookmarklet.daa.jp/
(リンクを押せないようなら、このページを再読込してください)

 これらのテクニックは、当サイトの支天輪メニューでもお馴染みのJavaScriptを利用して実現しているそうです。さっき紹介した2つの例は派手ではあってもあまり実用性のないテクニックでしたが、このサイトでは他にも電卓を表示する とか、ページの拡大縮小をするとか、ウィンドウのサイズを変えるとか背景色を白くするなど、何かと役に立ちそうなテクニックが100個以上も載っています。ぜひ遊びに行って、いまどきのJavaScriptの実力を体感してみてください。


2000年10月〜2001年1月2001年2月〜5月2001年6月〜9月2001年10月〜2002年2月2001年3月〜2002年6月2002年7月〜12月2003年1月〜7月2003年8月〜2004年3月2004年4月〜8月2004年11月〜2005年7月2005年8月以降
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