-- 2002.02.25 -- いろんなWebサイトを見ていると、「クリスマスもひとり、バレンタインもひとり、今年も来年もずっとひとり」という感じで独り身の境遇を嘆いているサイトを多く見かけます。実際にはそういうサイトの管理人さんも女友だちが全く居ないわけではないのでしょうが、「昨日は彼女とデートした、るんるん♪」といった告白をしたところでサイトのネタとしては面白くならないので(むしろ反感を買うばかり)、Webサイトでその種の話題を出すときには失敗談のほうを書く人が多いようですね。 しかし、ただ嘆いているだけでは事態は進展しません。もてない自分とはどういう存在なのか、どうすればもてるようになれるのか、もてないことによる利点と欠点は何か……現実と戦うためには逃げずに自分と向き合うことが大切です。 もてない男の心の語り http://www.motenai.net/ 今回紹介しているサイトは、自己の振り返りにぴったりのサイト。ペンネーム「もてない男」で上記のようなドメインを取るあたり、凡百のサイトとは気合いの入り方が違います。サイトの内容としてはエッセイ中心で、冷徹な現実認識やら妄想シーンやらを含む130余の“語り”が収録されています。 ほかにも身軽な立場を利用して旅行に行った話が出てきたり、もてない者同士でアドバイスをしあうためのQ&Aコーナーなどもあります。お勧め……というと読者に失礼でしょうが、読み物としての面白さも十分ですので、ぜひ訪問してみてください。 |
-- 2002.02.18 -- あははは、うふふふ……。 あ、皆さん失礼しました。今週の戯言欄は、お勧めサイトというよりアニメ系のお勧め時事ネタってことでお送りします。いやぁ、これ読んで笑ったの笑わないのって。 「夢見たい☆エンジェル隊」全カット解析 http://www.fides.dti.ne.jp/~babbit2/GA2OP/ ……あははは、皆さんの冷たい視線は十分に感じ取っておりますですよ。はい、日曜日の朝9:30からテレビ東京/大阪系で放映中の「ギャラクシーエンジェル第2期シリーズ」は、自他共に認めるアホアニメです、はい。この時間帯で4月から「ぴたテン」を放映するのでなければ、私だってDVDレコーダの予約をセットしようとは思いませんでした。 で、第1回を見た翌日に友人と「アホアニメじゃん、あれ」と意気投合して溜め息をついたのですが……あの変なオープニングに引きずられて、あれから毎週見ております。怪力&汚れ役の蘭花さんの声やってる人がKanonの川澄舞で、春からはぴたテンの美紗さんをやるのかと思うと、なかなかに感慨深いものがあるのですが……。 ま、それはおいといてと。 今回紹介しているサイトは、この愛すべきアホアニメのオープニングテーマが、実は駄洒落のオンパレードだということを事細かに解説しているサイトです。意味不明なオープニングだなぁとは思ってましたが、ここまでアホやってるとは思わなかった(誉め言葉です、念のため)。こんなのが衛星波から地上波に降りてくるとは世も末だ(もちろん誉め言葉です)。 もしも“運悪く”このアニメに出会ってしまった方は、ぜひ熟読のうえで大笑いしてください。繰り返しますが、こんなのを地上波でやってるんです。あはは、日本の未来は明るいなぁ。 (2002.11.18追記) 2002年10月より放映している第3期シリーズのオープニングに関する突っ込みはこちら。 |
-- 2002.02.11 -- さて皆さん、朝起きられなくて困ったことはありませんか? 某深夜アニメに影響されて『朝〜、朝だよ〜、朝ごはん食べて学校行くよ〜』なんて目覚ましをセットしてる人もきっといるでしょうね。私は目が覚めることは覚めるんですけど、そのまま布団に潜り込んで2次睡眠(正式名称にあらず)に突入して遅刻するパターンを繰り返してます。だって、朝のお布団って気持ちいいんだもん♪ ……だなんてボケている場合ではありませんね。この時期、受験生の皆さんなどは時間通りに起きられるかどうかが死活問題になってるんでしょうし、私も社会人たるもの甘えてばかりは居られません。単に起床時間に気づかないだけなら目覚まし時計を買えば良いんでしょうが、そのあと起きられないとなると、人為的な対策を考えなければならないでしょう。 鋼の意志を持って、背水の陣の心持ちで。(←我ながらむなしい響きに感じられるのは何故?) あなたを起こす99の方法 http://www03.u-page.so-net.ne.jp/rc4/waker/ そういうわけで寝ぼすけな人を起こすための方法を募集して掲示しているのがこのサイト。『起きる』方法ではなく『起こす』方法なので、布団をひっぺがすとか関節技を掛けるとか朝食の匂いを嗅がせるとか言った他動的な方法が中心です。それじゃ役に立たないじゃん……と思いがちですが読んでるだけでも結構面白いですし、どういうときに人間は飛び起きるのか、という生態調査にもなってるので自分に適した方法を見つけるにも良いと思いますよ。 えっ、私? そりゃあ、誰かさんに優しく身体を揺さぶってもらうってのが……ダメだ、そのまま2人で寝ころんじゃうのが目に見えてますね。でも今しかない幸せをみすみす逃すのも……(だんだん目的を見失いつつある今日この頃) |
-- 2002.02.04 -- みなさん、毎日が充実していますか? マンネリな生活に流されてはいませんか? 期待にワクワクするような、胸がドキドキするような、スリリングでエキサイティングな体験を最近やりましたか? どうですか? あれ、やってない? いけませんねぇ、人生はチャレンジの連続でないと! ほら、そこのあなた、こんな体験はいかがです? なに馬鹿馬鹿しい? 何を言ってるんですか、恥をかくことを恐れて守りに入ってちゃ人生はお終いですよ。たった一度の人生じゃないですか。清水の舞台から飛び降りたつもりで、それ、ど〜んと挑戦してご覧なさい。どうです? ……とまぁ、いかにも怪しげな前振りで始まりました今回の戯言欄。 こんな口車に乗せられたかどうかは知りませんが、好奇心旺盛で羞恥心がちょっぴり少なめな方々が、様々な実験にその身を捧げた涙と冷や汗と怒号の生々しい記録が、このサイトにはあります。 ただいま実験中!! http://www4.plala.or.jp/hiro_k/ 日常でのありふれた疑問、憤懣や嫉妬心から来る素朴な疑問、巷間よく語られている常識や言い回しなどに対して疑いの目を向け、自らの手でその真偽を確認すべく実験しよう、というのがこのサイトの趣旨です。サイト運営者が頑張っているのは勿論ですが、読者の方も投稿という形で奇妙奇天烈な実験結果を報告してくれています。 具体的に数例を挙げると、
双剣士はこのサイトをお勧めしますが、こうした実験に手を染めることはお勧めしません。念のため。 |
-- 2002.01.21 -- 私事で恐縮ですが、先日また1つ歳を取りました。自分の年齢を16進数で書きたくなる誘惑と戦いながら、今日この日に私と同じ不幸を嘆いている人がどのくらいいるのか、と非生産的な衝動に駆られてネットの海をさまよったのを覚えています。 今回はそうやって見つけた、ちょっと話の種になりそうなサイトを紹介します。 Catalysis 〜ストローワラの情報交差点〜 http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/ ここは「クイズの問題を作るためのネタを提供する」という風変わりな目的を持つサイトで、売りとしているのは生年月日データベース。何月何日に生まれた有名人・著名人を検索してくれるデータベースです。自分の誕生日と同じ日にちょっと有名な人が生まれたと思うと、誇らしさと情けなさがコンビで押し寄せてきます。私は今まで何をやっていたんだ……あうぅ、私も死ぬまでにこういうデータベースに載れるかなぁ。 他にも有名テレビ番組などの放映開始日・終了日をまとめたメディアカレンダーや、芸名を使っている有名人の本名などを集めた本名データベースなど、時間が経つほど価値の増してくる貴重な情報が満載。毎日のように新しいデータが追加されていくので、日々の話題の糧として利用するのもいいでしょう。 それにしても、声優の“こおろぎさとみ”さんが本名だったとは……驚きました。 えっ、お前の誕生日はいつなのか教えろって? うぅ……強烈に引け目を感じているところなのですが、どうやら山岡荘八/氷室冴子/エラリー・クイーンといった、ベストセラー作家たる大先生の方々の生まれた日と同じらしいのです(年はちがいますよ、念のため)。道は遠いなぁ……。 |
-- 2002.01.14 -- 「〜さんに100の質問」というのが去年の後半頃から流行しているそうです。発端は「ねえさんたちに100の質問」というサイトで、それを真似する形で様々なジャンルの質問が有志の方々によって作られています。通称「100質」としてWebリングまで作られました。 この企画の面白いところは、質問を作るサイトが日々増殖を続けていることだけでなく、趣旨に賛同した人たちが質問への答えを作って見せあったり、自分のサイトの自己紹介として利用しているところです。 便利な100の質問リンク集 http://webs.to/100q/ 今回紹介するのは、こうした「〜さんに100の質問」関連のサイトをまとめて紹介しているリンク集サイトです。300以上もの関連サイトが登録されています。面白そうな質問を探すとき、それに対する名回答・珍回答を探すときなどに便利です。興味のある方は覗いてみてください。 ちなみに、双剣士に該当しそうな質問を探してみると……
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-- 2002.01.07 -- 今年も沢山の年賀メールが交換されたことでしょうが、それに紛れてウイルス付きのメールが届く件数も、例年より増えているのではないでしょうか。 もはや「添付されているEXEファイルをダブルクリックしなければ安全」というセオリーは過去のものでしかありません。この戯言欄でも何度か紹介しているように、今ではメールをプレビューするだけでもウイルスに感染してしまう可能性があります。 「メールソフトにOutlook Expressを使わなければよい」という対策があちこちで宣伝されており、かくいう双剣士も電信八号の愛用者ではあるのですが……メールヘッダのオーバーフローを利用するタイプのウイルスメールに出会うと、エラーを出して止まってしまうことがあります。やはり危ないメールは、メールサーバから取り出さずに消去してしまうのが一番です。 チョメール http://www.interq.or.jp/blue/tosihiro/program/ そこでお勧めするのがこのソフト。これはメールの着信をチェックするソフトなのですが、その際にタイトルと件数だけでなく、メールの冒頭部分を取り込んで読めるようにしてくれるのが特徴です。取り込む冒頭部分は200行分(設定にて増減可能)もあるので、読む価値のあるメールかどうかの判断には十分でしょう。 さらにヘッダ情報も取り込んでくれるので、メールが届くまでの経路の確認も可能。また添付ファイルについてもきちんとファイル名を調べてくれるので、LoveLetter.txt.vbs などのような紛らわしいウイルスファイルも発見しやすくなります。 また、こうしてチェックして見つけた怪しげなメールについては、直接メールサーバにアクセスして消去してしまう機能を持っています。あとは普通にメールソフトを起動して、メールサーバに残ったメールを取り込むだけ。 双剣士が使い始めて1ヶ月になるメール着信チェッカーですが、もうこれ無しのネット生活は考えられません。ウイルス付きメールを受信する危険性を大幅に減らすため、導入を強くお勧めします。 |
-- 2002.01.01 -- あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2002年最初の紹介サイトは、いまが伸び盛りのMADムービー制作サイトです。 Nothing Title http://akane.sakura.ne.jp/~taroukun/ 戯言欄でMADムービーサイトを紹介するのは4件目になります。ここにあるムービーの特徴は、
みんながテレビにかじりつく正月前後は、比較的すいてるかも知れませんよ。 (2002.10.21 追記:閉鎖してしまったようです) |
-- 2001.12.24 -- ブロードバンド時代が、もはや足音だけではなく明確に輪郭を表しつつあります。うちのような小説(つまりテキスト情報)を扱うサイトにとっては高速回線の必要性はあまり高くないのですが、動画や音楽、オンラインゲームを扱うサイトにとってはこれからが伸び盛りと言うところでしょう。 しかし、世慣れない技術が浸透していく過程では衝突がつきもの。ブロードバンド環境を導入したいのにうまくいかない、という悲鳴が全国で挙がっているのもまた事実のようです。Windows95登場当時にも似た混乱がありましたが、あのときと異なるのは『ブロードバンド接続が出来ない人でも、ダイヤルアップで接続してWebで訴えるだけのスキルは持っていることが多い』ということ。おかげでWebをとおして色々な情報を得ることが出来ます。 そんな中、話題の筆頭格に挙がっているのが高速かつ低価格を売り物にした Yahoo! BB とそれにまつわるトラブルの数々です。今回の紹介サイトは、そうした体験談を綴ったサイトの1つです。 ADSL開通までの道のり 〜Yahoo!BBからフレッツADSL〜 http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/2699/ 読んでみると分かりますが、作者が腹を立てているのは申し込んでから繋がるまでに時間が掛かることではありません。Yahoo! BB の管理のずさんさ、平気でユーザーに嘘をつく対応のひどさです。 告発系サイトという性格上、書かれている情報を鵜呑みにするのは危険ですが……Yahoo! BB でトラブルの経験のある方、これからブロードバンドを導入しようと考えている方は、一読する価値があるのではないでしょうか。 |
-- 2001.12.10 -- ようやく出張から戻りましたので、戯言欄を再開します。お待たせいたしました。 今回の紹介サイトは前置きなしで行きましょう。 ダサいホームページ 作成マニュアル凝縮版 http://web-channel.com/tips/webdesign/MIZ/031031.html このサイトは、Webサイトを制作・運営するうえで「こう言うことをするのは嫌われる」という事柄をテーマとして、読者の意見を求めた掲示板の集大成です。投稿は匿名で行われるので口振りは過激ですが、陰湿さは全くありません。『こうすべき』という主張よりも『これはすべきでない』という主張の方が気持ちよく読めるというのも皮肉なものです。 特定のサイトに対する指摘でないとはいえ、率直な批判的意見に触れられる機会とは貴重なもの。『支天輪の彼方で』にとっても耳が痛かった指摘としては、
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-- 2001.11.19 -- 自作小説を公開しているサイトなどを巡回していると、自分なりの小説の書き方や執筆時の注意点などを解説しているページに出会うことがあります。ですが最初のネタの見つけ方や骨太のストーリーにするための発想法といった、アマチュア作家が本当に望んでいるノウハウについて述べているサイトは意外と少ないようです。これは書いている当人のメシの種であるということもありますし、これといった万能薬というものがなく個性によるところが大きい、という面もあるかと思います。 今週はそういった執筆ノウハウについて触れているサイトを探して、巡回リンク集に5件ほど加えておきました。その中から、アマチュア作家の皆さんにぜひ読んでみて欲しいサイトを1つだけ、ここで紹介します。 つぐみ農場 on Net http://www.aa.alpha-net.ne.jp/drossel/ このサイトは石井鶫子さんとおっしゃる同人作家さんの自作小説公開および同人イベント宣伝・雑記を主としたサイトです。オリジナルも2次小説も手がけた経験をお持ちの方のようです。 双剣士のお勧めは、創作徒然コーナーにある「小説の書き方」の基礎編と技巧編。短い文章ながら含蓄のある提言にあふれています。詳しくはここでは書きません、ぜひご自分の目で確かめてください。 |
-- 2001.11.12 -- 第5.1期掲示板でも大々的に紹介していますが、Kanonが来年1月からフジテレビ系列にて、アニメ放映されるそうです。そう、先月のアンケートで“書いて欲しいSSジャンル”第1位を飾った、あの名作ゲームですよ。 DreamCast版の声優さんをそのまま引き継ぐという話なので、若干ワクワク度は下がりますが……選ばれなかったヒロインが全員不幸になるというあのゲーム構造をどうやってTVアニメ化するのか、興味津々であります。 さて、今回紹介するサイトは上記情報のネタ元サイトです。 俺ニュース http://www13.xdsl.ne.jp/~techle/ こういう情報はKeyの公式サイトを始めとして様々なサイト・メーリングリストなどに掲載されるわけですが、普通の読者は『Kanonのアニメ化情報は今日か、明日か』なんて意識でネットサーフィンをしているわけではありません。Aという情報ばかりをチェックしているとBという有力情報に気づくのが遅れる、などということはしょっちゅうです。こういう事情から、『各種ニュースサイト・情報サイトから面白そうな情報をピックアップしてくれるサイト』の存在意義が出てきます。 今回紹介するサイトは、こうした孫ニュースサイトの筆頭格と言って良いサイトです。むろんこうしたサイトには運営者の個性が如実に出てくるわけですが、このサイトが得意なのは2ちゃんねるでの注目スレッドや、他の情報サイト自体を情報源にしたネット内での話題。更新ペースがとても速いので、毎日チェックする価値有り、です。 あ、そういえばコミック月天の連載再開情報も、ここでは10月29日朝5時の時点でチェキされていましたね。 |
-- 2001.11.05 -- 今回は経済学の話をしましょう。と言っても難しい話ではありません。かつてのイギリス、現在の日本が陥っている不景気についての、ちょっとした例え話です。 経済を子守りしてみると。 http://cruel.org/krugman/babysitj.html このページは山形浩生 The Official J-Pageというサイトで紹介しているクルーグマン教授の和訳論文の1つです。収録論文があまりにも多いので、今回はそのうちの1つについて直接リンクを張ってみました。 ここで触れている例え話はこうです。ある街で、子持ちの夫婦同士で協同組合を作り、子守役を交代でまかなうことにしました。他人に頼んで羽を伸ばしたがる夫婦ばかりでは困るので、協同組合はクーポン券を発行しました。つまり子守を請け負ったときにはクーポンを受け取り、他人に頼んだときにはクーポンを支払うことにしたのです。 すると皆なにかの機会に使おうとクーポン券を溜め込んだために、皆がクーポン券を持っているにもかかわらず流通しない、つまり子守り互助会が機能しないという事態に陥りました。 これって、貯蓄率は高いのに金回りがさっぱりという、現在の日本の不況に酷似したケースです。こういうときに増税する(クーポン券を強制的に取り上げる)とか公共事業を増やす(クーポン券を余計に発行して一部の人に配る)ことをしても、皆が財布の紐がゆるめようとしないことは想像が付きますよね? さて、ではどうすれば不況から脱出できるか?……この問いに対する答えも論文中で用意されています。さぁ、クリックして読みに行きましょう! |
-- 2001.10.29 -- 今回は久しぶりに、Web巡回に役立つフリーソフトを公開しているサイトを紹介しましょう。サイトの内容を自分のハードディスクに保存して、電話回線を切ってからゆっくりと読み直す、そんな使い方をする人に最適のソフトです。 GetHTMLW http://hp.vector.co.jp/authors/VA014425/main.html かなり有名なソフトなので、すでに愛用している方もおられるかと思います。Webサイトのリンク構造を自動的に辿ってそのサイト内の全てのデータ(一部例外あり)を自分のハードディスクにコピーしてくれるツールです。自分が現在見ているページを同時進行で保存してくれるモードもあるので、一度閉じたページをブラウザに再表示させる、という使い方も出来ます。 同種のソフトは他にもありますが、保存したデータを呼び出す際に以下のような簡単な手順で済むことが、強く推奨する理由です。
うちのような小説サイトでは、ページ1つ1つを熟読するのには時間が掛かります。その間アクセス料金を払い続けるのは非効率的ですし、かといってブラウザに表示したページをいちいち保存するのも後々面倒。このソフトを使って、快適なサイト閲覧を楽しんでください。 |
-- 2001.10.22 -- 総括文などを公開している関係でしょうか、最近の私は他のエッセイ系サイトで書かれている内容が五臓六腑に染み渡るような気がしています。そんなちょっとナーバスな双剣士が今回紹介するサイトは、ここです。 素晴らしきこの世界 http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/sekai/bou/bou_i.html 本来のトップページは http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/sekai/ にあるんですが、今回はあえて新着順一覧ページの方にリンクを張らせていただきました。 このサイトは『本人が思ったことを自由に書きまくる』という雑文系サイトで、触れている内容も著者の近況からJリーグの興廃、時事問題から季節ネタまで多岐に渡っています。またご本人が情報処理系の職業についてらっしゃることもあって、IT関連の話題やインターネット関連の話題も豊富です。 特に注目していただきたいのは、Webサイト運営者としての姿勢を論じる話の箇所。ホームページ3年限界説などは私が3周年総括文で書いてることとニアミスしてますし、定期更新の拘束などは私と逆のことを言ってます。時間差アップロードのススメなどは大拍手! こうした主張は正しいかどうかという問題ではなくて、さまざまな思想に触れてその功罪を読みとり、自ら取捨選択をしたり試行錯誤をしたりする際の参考とすることに意味があるのだと思います。私にとっても勉強になりました。 メリハリを心得た軽妙な文体も魅力です。こういう自己主張系エッセイが好きな方は、ぜひ読みに行ってみてください。 |
-- 2001.10.15 -- 今回はちょっと遊べるサイトを紹介しましょう。ユーザの入力した主語や述語を蓄積し、それをつなぎ合わせることで文章を作り出すサイトです。同種のサイトや企画は他にもありますが、このサイトは着眼点が実によい。 いきなり次回予告! http://ikinari.pinky.ne.jp/ サイトのURLからして冗談のようなサイトですが(爆笑)、要するにTV番組の次回予告のような、衝撃的にしてハチャメチャな文章を作りだしてくれるサイトです。ユーザが入力するのは、固有名詞3名分だけ。それだけで爆笑ものの次回予告を作り出してくれます。i-mode版のサイトもあるので通学途中での暇つぶしにもお勧め。 たとえば当サイトのヒロインである「翔子」「チェリー」「小星」(何か違うって? いいのっ!)を入力すると、こんな次回予告を吐き出してくれました。なんとなくありそうなシチュエーションに思えてしまうところが不思議です。 翔子豪邸で行われているカラオケ大会良くできた次回予告というのは、ときには本編自体よりも楽しめたりします。皆さんもぜひ遊びに行って、理不尽な次回予告を基に想像力を働かせてみてください。 |
-- 2001.10.09 -- 緊急速報! 無料Webサイト提供サービスとしてあまりにも有名な Geocities Japan のユーザに激震が走っています。どうやら10月15日から適用される利用規約を熟読すると、最悪の場合レンタルしているサイトに掲載したコンテンツの著作権が Geocities側に奪われてしまい、消去はもちろん配布・販売・発表を Geocitiesの名義で行われても作者は文句が言えなくなるらしいのです。 詳しくはこちら! Wind blow a grassland 跡地 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8984/ 現実的には、広告収入でビジネスをしているGeocitiesがこんなむちゃくちゃなことをする可能性は低いでしょう。ですが自分のコンテンツに愛着を持っているサイト運営者たちは、新しい規定が適用される前にと雪崩を打ってサイトを移転している様子。 Geocitiesを現在利用している人はもちろん、リンク先にGeocitiesサイトを抱えている方は注意した方がよいようです。 |
-- 2001.10.06 -- 一世を風靡した名作コミック『ドラえもん』。連載が終了して10年以上が経過しましたが、ご存じの読者は今でも多いと思います。私はコミック版『ドラえもん』の連載全盛期に小学生時代を過ごした世代なので、思い入れはひとしおです。 今回紹介するのは、その『ドラえもん』のレビューを少々変わった視点から行っているサイトです。 ドラちゃんの本音 http://www4.airnet.ne.jp/mor/dora/ 『ドラえもん』の最大の魅力は四次元ポケットから出てくる不思議なアイテムとそれにまつわるボケっぷりなのですが、このサイトではアイテムのことには触れず『コミックに登場した印象深いシーン/考えさせられるシーン』に対して突っ込みを入れる、という切り口で紹介を行っています。それぞれの紹介ページでは、コミックの名シーンを黒抜きで抜粋してくれているので分かりやすさは折り紙付き。(さすがに直接転載はまずいようです) ドラえもんとのび太のみならず、ジャイアンやしずちゃんなど脇役陣についてもコーナーを設けて、彼らの性格分析に使えそうな多くの突っ込みがなされています。子供向けコミックとは思えない残酷な台詞や、笑って済ませられない社会風刺の一面があったりするのが興味深いところ。 ドラえもんの原作をご存じない方も安心な作りになっています。ぜひ見に行きましょう。 |