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オススメ漫画紹介。 |
by ひよっくー |
読書 | 2015年 7月13日(月)21時53分 |
はじめまして、ひよっくーと申します。 チャットに時々出没しているので、お知り合いの方も多分多い、はず。 チャットで人に会うたびに、あれが面白い。これが面白いと人に色々薦めているので、ちょいとオススメの漫画をまとめて、ここでご紹介させてもらおうかな、と思った次第です。 興味のある方は参考にしてくださいなー。 というわけで漫画を何冊かリストアップしました。
「少女ファイト」 青年誌に掲載される、少女漫画っぽい少年漫画(作者の言)。 小さな頃に姉を亡くし、友達を失くし、バレーを嫌いになった主人公、大石練のお話。 この漫画の魅力は、登場人物のセリフ一つ一つに熱が、あるいは含蓄があること。そして一巻ごとの完成度の高さ、伏線の張り方のクオリティ。漫画がうまいというのはこういうことを言うのだなあ、と。 女子バレーという題材ながら初期はあまり絵が可愛くなくてとっつきづらい面があるのですが、何もかも忘れて漫画に夢中にさせてくれる確かな魅力が詰まっています。 癖はありますが、万人に薦められる作品ですねー。
「はねバド」 序盤はあざといバンブーブレード。 4巻あたりからは可愛いピンポン。 そんな漫画。題材はバドミントンですけどね。 大学生でありながら高校でコーチをしている男がある日発見した少女は、バドミントンの天才で……という風に始まります。 「可愛い」と「熱い」が両立している話というのは、ほとんど無条件でわたしのストライクゾーンど真ん中に来るのですが、この漫画はその二つを高いレベルで兼ね備えております。 作者は元々ジャンプでパジャマな彼女などを連載していた人で、女の子の可愛さはかなり評価されていました。が、今作ではそれがパワーアップしているばかりかスポーツ漫画に不可欠な動きの表現も高レベル。というかどんどん成長してる。絵に関しては文句のつけようがないです。 話に関してはサブキャラを使い切れてない感があってそのへんがまあ……、とはいえこのあたりも話が進むに連れて改善されて行くのでご安心を。 現在既刊5冊。一番面白い展開になってます。 今ならまだ手が出しやすいですよ?
「トライガン」 わたしにとっては初めて読んだ時から、マイフェイバリットコミック1位の座にもう5、6年ほど居座り続けている漫画。 冷静な視点から見ることがもう不可能なので簡潔に言うと、
興味があるならとにかく読め。 わからないところは流し読みしても大丈夫。 とにかく読まなきゃ損してるZE。
ということ。 壮大なテーマと人間ドラマとハチャメチャなアクションを過不足なく、ここまでの熱量を込めて描いた漫画を、わたしは他に知りません。
「スピリットサークル」 惑星のさみだれで支持を得た水上悟志先生の最新作。 さみだれも中盤からめちゃくちゃ面白くなるので是非読んで欲しいのですが、今回をこちらをオススメしたい。 幽霊が見える主人公、桶川風太はある日転校してきた女の子に「お前は過去で罪を犯した」と告げられ、強制的に生まれ変わる前の過去生を体験させられることに……というストーリー。 圧巻なのは話の密度。一つ一つのエピソードが、いわば一人の人間の一生と言えるので、とにかく濃い。 そしてその一生は時に時間を超えて絡み合いながら、一巻で貼られた伏線を少しずつ回収し、謎に迫って行くのです。特に3巻は圧倒されました。 惑星のさみだれも名作でしたが、こちらはそれを超える、と確信を持っていますので、自信を持って薦められます。 現在既刊4冊。
「君と僕。」 なんとなくお気づきかとは思いますが、基本的にメジャーともマイナーとも言いづらいラインの漫画をここまで紹介しております。 それでいくとこの漫画は、最近アニメにもなったので割と知名度はある方かも。 基本的に男子高校生四人組のゆるーい青春を追います。公式のキャッチコピーは「脱力系青春グラフィティ」 適度にだらけた雰囲気や、シュールな言葉遊びとテンポで笑わせる落語みたいなコメディも見所なのですが、わたしが一番注目しているのはここ一番での間の取り方。 テンポと間、というと、漫画においてはあだち充先生が誰にも真似できない間の取り方を開発し、今だに実践している代表的な人物でしょうが、この人の真似も早々できるものではないでしょう。 ともすればフェティシズムに寄ってしまいそうなのに、過度に見せることもなく下品になることもなく、伝えたい情報をこちらにするりするりと飲み込ませる演出は、名人芸の域にあると個人的には思っています。 ううむ、言葉にしても伝わらないであろうことが、どうにももどかしい。 この演出が最大限発揮されたと思っているのは4巻のラスト。興味があればそこまで読んでいただきたいところです。 余談ですが、アニメ放映時に某匿名掲示板の実況板でつけられたあだ名は「ゆるほも」 流石に酷いよ。あんまりだよ……。 ただ最近原作では、妙に男の子が可愛く描かれているような気はします。
「封神演義」 ジャンプで連載されていた藤崎竜版封神演義。元は中国のおとぎ話のようなものです。中国の創作というと西遊記、水滸伝、三国志ですが、その次に来るのがこの封神演義。 アニメ化もされそれなりに有名なはずが、クオリティに反してイマイチ人気がないような……。 当時としてはトーンを使いまくる画風や、独特のファッションとデザインセンスなど、絵柄に関してもオリジナリティの塊のような漫画ですが、凄いのはキャラクターと話の方。 「ジャンプで唯一綺麗に終わった漫画」という評価をたびたび聞きますが、皮肉混じりではあってもこれは的を射た褒め言葉でしょう。 伏線を伏線と思わせずに貼り、それをグイグイ回収して行く様はお見事。 この漫画が面白くなるのは6巻あたりからなので、古本屋でも回って一度大人買いされてはいかがでしょうか?
「クロノクルセイド」 1920年代のアメリカを駆け抜けた、悪魔と契約したシスターのお話。 これも割と有名かな? 全8巻で、面白くなるのは5巻から。 可愛い女の子をバンバン出しておきながら、残酷な展開も一切隠すことなく描いてきます。 「やめて! ロゼット(主人公)のライフはもう0よ!」と何回言いたくなったことか。 秀逸なラスト、漫画から伝わってくるメッセージ、どこまでも走り続ける主人公たち。一昔前の王道漫画としては最高でした。 女主人公なのに色気がまったくないのもご愛嬌。 ちなみにこの作者がのちに描いたワールドエンブリオもすごく面白いんですけど、こちらは全編読み返し推奨でわかりづらいとこが多くて、なかなか人に薦めづらい漫画です。カタルシスは凄いんだけどね。
あ、アニメ化もされてますが、評判はあまり良くないようです。
「id-インスタントバレット-」 とにかく女の子が可愛い、けど話は暗くてキツい。 そんな漫画。 能力バトル漫画なんですけど、ネガティブな人、友達が少なかった人、中二病が激しかった人が見るとザックザク刺さります。 ぶっちゃけあんまり万人に薦められる漫画とは言えないんですけど、上記の条件に当てはまっているかも……という人は買って損はないはず。 あと、出来れば二巻まで読んで欲しい。わたしが最初にぐさっときたのは二巻でしたので。 ちなみに作者はさよならピアノソナタのコミカライズを描いていた人で、こちらもライトノベルのコミカライズとしては破格のクオリティを誇っていますので、本屋で見かけたら買いです。こっちは誰が読んでも多分面白いからね!(
というわけで、オススメの漫画を紹介させていただきました。 気が向いたらラノベなんかの紹介もしようかと思ってます。 それでは〜。 |
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