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内容 ハヤテのごとく!が完結して4年余り。今更ながら終盤の展開を読み返しているのですが、原作52巻および大反省会を熟読しても回収されていない謎がいくつかあることに気づきました。そのうち2つについて、皆さんのご見解をお聞かせ願えないでしょうか。 --------------------------------------- (疑問1)紫子はなぜ、ロトの鍵をロイヤルガーデンに隠したのか ナギの母、三千院紫子は三千院家の遺産の行方を決める通称「ロトの鍵」をロイヤルガーデンに隠し、時計塔の中にそれを示唆するメッセージを残します。 しかしその時期は、イクサ兄がアテネを救出するのと入れ替わるタイミング、つまりアテネ5歳のころなので紫子25歳でナギ2歳の時期です。悪戯で物を隠す年齢はとっくに過ぎていますし、そのカギが無ければナギが遺産を継げないことも、それを得る道を開くために「真の絶望」が必要なことも紫子は承知していたはず。 だとすると、紫子がカギを隠した理由は何だったのでしょう? 娘のナギが絶望することを彼女が望んでいたとは思えません。女神様に肩入れする紫子が王族の力を得ようとする帝たちを邪魔しようとしたのかと一時は考えましたが、それだと時計塔にメッセージを残す理由がありませんし、つい最近まで鍵が持ち出されていたことに帝が気付かなかった、という49巻1話の展開と矛盾します。 そもそもあのメッセージを読んで「ロイヤルガーデンのことだ」と気づくのは当時はアテネしかいなかったはずなのですが、両親を失ったアテネを再び絶望に突き落とすことを紫子が望んだ、という線も紫子の性格的に考えづらいところです。 紫子は鍵をいったい誰から隠し、誰に見つけてほしいと思っていたのでしょう? --------------------------------------- (疑問2)51巻と52巻で、姫神葵の行動目的が変わったのはなぜか 51巻でハヤテや帝たちの前に現れた姫神は「遺産をナギに渡す代わりに王族の力をくれ」という提案をします。その時の彼の願いは死んだ紫子の復活であり、ヒスイに王族の力を持たせることにはあまり拘っていない様子でした。この提案はヒナギクにより拒絶されます。 ところが52巻で現れた彼は「王族の力をヒスイに、永遠の夢をナギに。これでいいんだ」という、まるで紫子のことを忘れたかのような発言をしています。この変節はなぜ起きたのでしょう? --------------------------------------- それなりに整合性ある説明がいただければ、構想中の次回作「聖母、健在」に反映させていただきたく思います。