4周年総括文・ご意見専用掲示板

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はじめにサイト理想像との決別なぜ書けない、とは考えまい好循環への憧れと失敗の理由おわりにご意見専用掲示板
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[8] Webサイトの価値
10/31(Thr) 12:26 通りすがりのものです

Googleで飛ばされてきたまったくの通りすがりの者です。
あまり検索対称とは関係なかったのですが、
Webサイトのあり方についていろいろ書いてあるので
つらつらと目を通してしまいました。

双剣士さんの考え方は個人サイトの運営者によく見られる考え方ですよね。
僕はいつもそういう文章を目にするとき、
「ちょっと違うんじゃないかなぁ」と思いながらも無視するんですが、
双剣士さんがあまりにも真面目にこの問題に取り組んでいらっしゃるので、
ちょっと一言いいたくなってしまいました。
主に総括文のところを読んだだけですし、無責任な部分も多いと思いますが、
お許しくだされば幸いです。

前置きが長くなりましたが、結論から先に言えば、

 「更新が止まったサイトでも(新作SSがなくても)十分読者のためになる」

と僕は思っています。SSが一つあれば読者は少なくとも一回楽しめるわけです。
もちろん、それが良作であればなお良いわけですが、
仮に駄作であったとしても作品の評価は人それぞれですし、
インターネットを消費するばかりで何の貢献もしていない僕のようなものに
比べれば、はるかに素晴らしいと思っています。

もちろん良作が次から次へと発表されるサイトが最も素晴らしいとは思います。
でもそれが出来ないからと言ってだめなサイトととは思いません。
良作が一つしかなくて更新が止まっているサイトと、
駄文が毎日発表されるサイトなら、前者のサイトの方を僕は評価します。

確かに、度々サイトを訪問しても更新してないとちょっと残念です。
でも、だからと言って文句をいうのは筋違いだと思います。
無駄な労力を省くには、WWWCでチェックするようにしたり、
更新したらお知らせするのでメールアドレスを教えてくださいみたいな
フォームが作ってあったりすれば、いいからです。

双剣士さんも感じておられるように、Webサイトには、
検索エンジンやLinkなどを通じていろんな使われ方をする可能性が広がっています。
それは一種の社会的な資源なのです。
SSにしてもただ読むという利用法もあれば、
SSの数や発表時期を調べてアニメの比較研究をすることもできます。
たくさんの定住者がいたり、どんどん新規参入者があつまる掲示板でなくても、
掲示板があれば、常連さんや運営者の人柄や雰囲気を知るのに役立つし、
メールを出すよりも気軽に感想や意見を書き込むことができます。
雑文やエッセーだって、読んで面白いこともあれば、情報源として役立つときもあります。

要するにインタネット上にあれば、何かの役に立つこともありますが、
なければまったく役に立たない。それがWebサイトという資源だと思います。
だから、運営者が更新に追いまくられているサイトを見ると、
そんなに肩肘張らなくてもWebサイトの価値は減らないのにと思うし、
更新できないからという理由で閉鎖されてしまうサイトを見ると、
どうしてせっかく作り出した資源を自ら消すようなことをするのかと
すごく残念な気持ちになります。

単に人の役に立ちたいだけならばWebサイト運営だけでなく、
いろんな方法があるはずです。
あまり読者の役に立ちたいという気持ちを
強調されすぎると、こちらも構えてしまって逆に楽しめない
という事にもなりかねません。
より読者の役に立つためにと試行錯誤されるのも素晴らしいとは思いますが、
もう少し自己中心的、自己満足的にサイト運営を行われた方が、
双剣士さんのサイト運営から得られる満足感も高まり、
読者に愛されるサイトになるのではないかと思います。

少しでも双剣士さんの気持ちを軽くすることができれば幸いです。では。
[9] ありがとうございました

 ご意見どうもありがとうございました。返答が遅くなって申し訳ありません。

 ご意見をいただいて、色々と考えました。
 ネットに公開した小説その他について「在ること自体に価値がある」というご意見には、読者の立場からは賛成です。誰でもいつでも見られるようにサイトを維持し続けることは確かに有益でしょう。しかし更新が止まってもいいではないかというご意見には、最後まで引っかかりを感じました。

 「早く更新しなきゃ」と思いがちになるのは、つまるところ創作者としての自分自身のこだわり(旧作をただ展示し続けるだけでは満足できない自分自身)と、メールなどを通じて「次回作を楽しみにしています」「これからも頑張ってください」と言ってくださる(一部の)読者の声に押されてのことなのでしょう。
 通りすがりさんのような方もおられるわけですから、全ての読者が早い更新を望んでいる、というのは決めつけが過ぎたのかも知れませんね。勉強になりました。

 なお「更新できなくなったからと言ってサイトを閉鎖するのは残念」というお気持ちは良く分かります。その点については別の箇所で私の考えを示していますので、参考までに紹介します。

http://soukensi.net/ss/zare/pickup_005.html#20020429

11/9(Sat) 0:00 双剣士  [Mail][HomePage]

[6] 四周年おめでとうございます
10/22(Tue) 1:28 空理空論  [Mail][HomePage]

前回の総括文で不快にさせちゃったかもと思い、
書くの控えようかと思いましたが…まあ年に一度のイベントですし。
(だから、あんまり遠慮無しには書かないようにしときます)

気になったことはとにかく一点。

>思うに『書くこと自体の楽しさ』と
>『読者からの応援』がプラス効果の双璧でしょう。
>後者については良い作品を書き上げた結果として付いてくるものですから、
>手を打つとすれば前者

この部分には首を頭を項を背中を腰を(もうええっちゅーねん)ひねりました。
何故ならば、もの書きが何故もの書きでいられるかというのは、
書くことの楽しさを自分で分かっているからではないでしょうか。
もちろん時に辛くなったりして、書くことをやめてしまうこともありますが…。
今まで書きつづけてこられたのは、その楽しさを知ってたから、
ではないんでしょうか。
今改めて書いているのは再認識のためでしょうか?
それともやっと今気付いたのでしょうか?
後者であるわけはないと思いますが、
こういう文章が飛び出していることは非常に意外でした。

ついでにあともう一つ…。
>不特定多数に向かって何かを提供できる能力を持つ読者
それは、皆さんがそうではないでしょうか。
何かを必ず提供していると私は考えてます。
掲示板に少し書き込んでるだけでも、十分ではないでしょうか。
不特定多数に向かって“あ、こういう人が来ているんだ”
なんてことを、読者に知ってもらえるわけですし、
何よりそのカキコに賛同する方が、不特定多数居ない、
なんてことはまず無いと思いますが、いかがでしょう。

…結局長く書いてしまった。
それでは
[7] Re:四周年おめでとうございます

 空理空論さん、ご意見どうもありがとうございます。
 そして4周年の祝辞を頂き、ありがとうございます。

 ご指摘の2点、いずれも私の意図が伝わってなかったようで残念です。
 まず前者については、『小説書きを続ける/やめる』ではなくて『現状より多く書くにはどうすればいいか』というのがあのページの本旨であり、ゆえに『自分にとっての満足度』というのはこれまで遡上に挙げてこなかったのだと言うこと。
 後者については、現在の掲示板に書いてくれる人や読んでくれる人が少なからず存在するのは承知したうえで『なぜ好循環が起こらないのか』を考察している部分であること。ここで『今のような話題/雰囲気でも、参加できる人は不特定多数いるはずなのに』と仮定してしまうと結論が出せなくなり、『なんでだろう?』と首をひねったまま5年目を迎えることになります。それは避けたかったのです。

 なお忌憚のないご意見に対して不快に思うことはありませんので、ご安心ください。今年も去年も一昨年も、貴方のご意見には感謝しております。今回の総括文についても、あなたとの会話を通じて気づいた点を幾つか取り入れていますし。

10/22(Tue) 7:23 双剣士  [Mail][HomePage]

[4] 四周年おめでとうございます
10/15(Tue) 2:00 ささきただし  [Mail][HomePage]

 四周年おめでとうございます。今回も面白く読ませていただきました。
 サイト運営というものはなかなか理想通りには行かないもんですね。
 ああしたいこうしたい、ああなって欲しいこうなって欲しいとは思えど、実際には思うように行かないと言うか。

 特にサイト持ちの端っくれに位置するようになってから、いっそう身につまされるというか。
 しかし、それだけに何となくうかつな感想が書きにくいですね(苦笑)

 しかしまぁ何ですか、小難しい性格云々に関しては(私に関しては)手遅れじゃあないかと思います。総括文以前に毎回の更新履歴のコメントがまじめですから……いえ、しみじみそう思ったのは、ダウンロードしていたバナーのコメント領域にURLが書き込まれていたことに気がついたときですが。

 何というか、「支天輪の彼方で」にも重い雰囲気というよりも、堅い雰囲気があるように思います。良くも悪くもきっちりとしていて、崩しがたいような。
 特に「小説ノウハウ講座」なんかは、分類がきっちりと細分化されすぎていて、あれは読者が積極的に書き込めるものなのか、それとも作者の意見に対して意見などを述べていくためのものなのか、迷った記憶があります。

 個人的にはもうちょっと気楽に構えてもいいのではないかと思います。
(もっとも小説に関しては気楽に構えすぎて怠け癖がついても困りますけど)
 小説が面白いんだから、それでいいんじゃないかなぁ、と。まぁこのあたりはサイトの捉え方や目標と関わってくることですけど。

 ともあれ、五周年総括文も楽しみにしています。
 それでは。
[5] Re:四周年おめでとうございます

 ささきただしさん、ご意見どうもありがとうございました。
 こうして見ていると、総括文に示した3つの問題点というのは読者の皆様も以前から感じていたことのようですね。それを欠点と見るか個性と見るかの差はあれど。

>  特に「小説ノウハウ講座」なんかは、分類がきっちりと細分化されすぎていて、
> あれは読者が積極的に書き込めるものなのか、それとも作者の意見に対して意見などを
> 述べていくためのものなのか、迷った記憶があります。

 この辺が迷うところです。「何を書いていいか分からない」という読者の存在は想像できるのですが、それに対して私はつい『選択肢を用意してあげて……』と仕組みのほうを工夫するか、『例えば……』と例文を示すなどの対策を考えてしまい、結果として内容を縛るような印象を与えてしまうのですね。この辺が崩しがたいと感じられる所以なのかしら。

10/16(Wed) 5:37 双剣士  [Mail][HomePage]

[2] ホントに書いていいのかなぁ
10/12(Sat) 12:22 よしむら  [Mail]

総括文もこれで4回目。すっかり毎年恒例となりましたね。
こういう企画が出来るのも長く続けてる者の特権ですな。

>読者の方々からの応援やお叱りのお言葉がありましたら、
>いつでもお待ちしております。『こういうこと言っていいのか、
>言う資格があるのか』という遠慮は無用です。
と書いてましたので…今回はちょっといろいろ言ってみたいと思います。
でももし失礼だったらごめんなさい。

>あまり小難しい性格だと思われたくないという意識もありました
すいません、手遅れです(苦笑)
「真面目でいい人だけどちょっと気難しくて話しかけづらい」というのが
私の双剣士さんに対するイメージなんで…

>今年1月に公開した連載テキスト企画に対する反響は私の予想を超えていました。
おぉ、アレですか。アレは私もけっこう好きな企画でしたが
そんなに人気があったとは…私もびっくりです。

>遅筆反省(笑)
SS執筆にたいしてはいろいろ仕方ないですよ。
4年も経てば状況は変わります。
私も今ちょっと面倒な状況で、SSにばかり
時間は割けませんしね。
私はマイペースに、書ける時に書いていってます。

>掲示板に書く内容も気楽に考えることが出来なかったんです
掲示板については…なかなか難しいですな。
確かに軽い話題が出来ない空気はありますからね。
私も結局ウェブコミ紹介してるだけだし…
(一番気楽なネタだったのは去年やったダメクイズだと(笑))

実を言いますと、掲示板でのウェブコミ紹介を一時やめようかと
思った時期がありました。何の意味があるんだと感じて。
それでしばらく紹介をストップしてましたが結局復活しました。
「これ面白いからみんなにも教えてやろ」って軽いノリで。(笑)
なんだかんだで私はこういう事するのが好きなんでしょうね。


正直今回の書き込みは「ホントに書いてしまっていいのか」と躊躇しました。
怒られたら速攻謝るつもりです。

でもあえて書かせて貰いました。
これが今後の糧になれば幸いです。

ともあれ、なんだかんだで4年続いてるのはたいしたものです。
5年目も頑張って下さい。でもあんまり無理はしないで下さいね。
[3] Re:ホントに書いていいのかなぁ

 よしむらさん、ご意見どうもありがとうございます。

 返答を長くしないために個々の箇所への言及は控えますが、気を悪くはしていないのでご安心ください。今回の総括文は例年より勇気を振り絞って執筆したので、率直なご意見を頂けて非常に嬉しいです。

 今日から5年目のスタートです。これからも、ちょくちょく遊びに来てください。

10/13(Sun) 0:32 双剣士  [Mail][HomePage]

[1] ご意見をお待ちしております
10/12(Sat) 2:23 双剣士  [Mail][HomePage]

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