「支天輪の彼方で」7周年記念総括文  RSS2.0

1.はじめに


Since : 2005.10.12
written by 双剣士
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はじめにサイト持ちでない3ヶ月間当サイトの心理的位置づけ結局、何がやりたいのか作者本人の露出についておわりにご意見専用掲示板

 本日をもって、2次小説サイト『支天輪の彼方で』は開設7周年を迎えました。ようやく達成した7周年というより気づいてみたら7年経っていたというのが正直なところですが、消えることも荒れることも廃れることもなくこの日を迎えられたというのは良質な読者の皆さまのご支持があってこそだと思っております。
 当サイトは1日に何千ヒットもするような人気サイトではありませんが、今にして思えばかえって良かったのかもしれません。飽きやすく僻みっぽい私のこと、もし大手サイトの仲間入りなどをしていたとしたらプレッシャーと他サイトへの嫉妬心に押しつぶされて1年も持たず放り出してしまっていたかも知れませんから。
 この場を借りまして皆さまに御礼申し上げます。見に来てくれてどうもありがとう。

 さて、7年も経てばサイトで扱っている作品も変わりますし読者の内訳も変わっているでしょう。総括文に初めて目を通すという方もいらっしゃるかと思いますので、ここで簡単に説明しておきます。
 当サイトでは毎年1回定期的に、サイト運営に関しての方針や経験したことなどを文章にまとめて、読者の皆さまに公開することにしております。目的は私自身の回顧録、そして(善悪含めて)サイト運営に関する経験や試行錯誤の経緯を示すことで、他のサイト運営者やSS作者の参考あるいは反面教師として役立ててもらうためです。執筆している私自身の心境は年々移り変わっておりますので、前の年に主張していた指針や判断を次の年には完全否定する、という事態も起こりえます。

 書かれている内容は楽しい出来事や有益な提言ばかりではありませんし、コミック/アニメ系2次小説を書いている作者があれこれと裏で画策してる姿を目の当たりにすることでイメージが壊れると苦言を呈する方も少なくはありません。私自身もそれを危惧して、総括文公開を開設記念日から1ヶ月だけの期間限定にしていた時期もありました。
 しかし楽しみにしてくださってる読者は少なからずいらっしゃいますし、いまさら総括文公開をやめたところで双剣士のイメージが美化されるわけではありません。それにこの文章は双剣士以外の人間はもちろん、去年や来年の私自身にも書くことはできない、7年目の私だからこそ明文化できる内容となるでしょう。善悪や毀誉褒貶を含め、これもまた双剣士の個性であり当サイトの歴史であります。ここに書かれている過去の蓄積があるからこそ、8年目へと向かう『支天輪の彼方で』が存在するのです。

 なるべく自慢や愚痴めいた印象は与えぬよう注意したつもりですが、それでも『読者を楽しませる』ことを目的の筆頭にしていない以上、不愉快に感じる読者はいらっしゃると思います。『はじめに』の文章を読んで小難しいとかナルシストは嫌いだと感じた方は、どうかこの先は読み進まず引き返してください。この総括文を読んでいなくても、SSなど他のコンテンツを楽しむのに支障は全くありませんから。

 去年の6周年記念日は更新休止期間に当たっていましたので、こうして総括文を書くのは実に2年ぶりになります。この2年間に何を感じどんな心境の変化があったのか、興味のある方は次のページへどうぞ。


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