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君と共に! 第一章 更新停止のお知らせ
日時: 2012/12/26 16:54
名前: 李薇

どもども☆ 覚えてる方はいるかなー? 李薇と申します!

ひなゆめが大変なことになってしまいどうしようかな…と思ってましたがこのようなサイトが出来て良かった…! 感謝感謝ですっ

てなわけで、以前ひなゆめで君と共に、という名のグダグダ続く長い小説を書いていた者です

こちらに移る、ということで今回はひなゆめで執筆中だった君と共に、をリメイクさせていただきますっ☆

実を言うとですね…リメイクはずっと考えていて原案が出来ていたので今回はそれを投稿させていただきたいと思います!

本当は受験生だからもう少し待とうと思っていたのですが、一応李薇もこちらに来ました、とさまざまな執筆仲間の方々に知らせる意味合いも込めまして。

てなわけで、更新は受験が終わるまで凄く遅いです。

今回は原案があるからこそ可能な投稿なので…、まぁその辺はご了承ください

とりあえず、李薇もこちらに来ましたので存在を認知していただけるとありがたいです☆

てなわけで執筆仲間の方々、以前感想をくれていた方々、初めての方々

皆様よろしくお願いいたします☆

ちなみにリメイクにともなって君と共に!← になりました。『!』がついたよ! どうでも良いね!

あらかじめ諸注意ですが、この作品は異能バトル物です。一応カップリングも作っていくので恋愛要素も入ってます☆

また、メインにオリキャラがいたりオリキャラ多めです。原作キャラは物語後半になるまで出番が少なめになってしまうことがあるかと…ご了承ください。

ではー、以前から原案が出来ていたリメイク第一話どぞっ☆



◇目次

*第一話 『プロローグ』>>1

*第二話 『波乱の幕開け』>>13 『レス返し』>>12

*第三話 『思わぬ再会』>>18 『レス返し』>>17

*第四話 『氷×風』>>19

*第五話 『心の悲鳴』>>27 『レス返し』>>26

*第六話 『誰にも受け入れられない少女』>>28

*番外編 『新橋兄妹』>>29

*第七話 『全てと引き換えに得たクイーンの座』>>38 『レス返し』>>37

*第八話 『繋いだ手が示すもの』>>39

*第九話 『初めての友達』>>49 『レス返し』>>48

*第十話 『騒がしい放課後――帰ってきたメイド』>>50

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Re: 君と共に! 第一章 ( No.1 )
日時: 2012/12/26 16:55
名前: 李薇


 ザザァ、と強い風が頬をかすめていく。

 水色の髪の少年はふと、空を見上げながら呟く。

「………あれから、どれくらい経ったのかな」

 それに対しての返事はなかった。

 それでも。

 返事がないとは知っていても、少年は空に向かって問い続ける。

「…君は今、どこにいるの?」



第一話 『プロローグ』



 それはあの日に始まった。

 とはいえ、少年―綾崎ハヤテ自身はその日に何かが起こる、なんて思っていなかった。

 それも当然で、始まりなんてものは案外意識していない時に起こるものだからである。

 だから彼にとってこの日は特別でもなんでもない―日常だったのだ。

「いや〜…にしても、今日もお客さんいないね〜…」

 喫茶店どんぐり、という彼らのバイト先にてバイト仲間である西沢歩は呟いた。

 呟き、というかは不満を述べたぼやき、の方が正しいかもしれない。

 潮見高校に通うごくごく普通の女子高生の少女。

 ハヤテとは例の借金が出来る前からの数少ない知り合いの1人だ。

「………本当ヒマだな、ここでのバイトは…」

 と、そこで、椅子に座って机に頬杖をつきつつナギも賛同する。

 どうみても店員には見えない態度だが、元々彼女は大金持ちの娘であるのだから仕方ない。

 そんな不満を述べる2人に対して、

「まあまあお2人とも…。いつお客さんが来るかわからないんですからそんなにダラダラしていてはダメですよ」

 なだめるような優しい声。

 我らが主人公の綾崎ハヤテの声である。

 唯一きちんと立っている少年は半ば苦笑気味にナギ達に注意していた。

「えー、でも暇は暇なのだっ。なんか眠くなってきたし…ふぁ」

 まぁ、お昼時の丁度眠い時間帯だから無理もないかもしれない。

 ナギは欠伸をして涙目になっている状態で、

「おい、ハムスター。お前コーヒーでもいれてこいなのだー」

「ちょっ!? 何で眠そうな状態で私に命令!?」

「あ、良いですよ西沢さん。僕がいれますから」

 こういう時こそ執事の出番っ、と言わんばかりにハヤテはキッチンへと向かう。

 元々バイトの時に厨房担当をしているのはハヤテなので何がどこにあるかはほとんど把握している。

「…ってあれ?」

 いつもの棚を開けてみると、ない。コーヒー豆が何故かない。

 客が全然来ないのにもうなくなっちゃったのか? と少し疑問に思いつつ、ないと大変だし買い出しに行った方が良いかな、と判断する。

「お嬢様ー、西沢さん」

 ハヤテはエプロンを脱いで、お店の資金を手に、

「コーヒー豆がきれてるので僕買ってきますね」

「…えー、なら紅茶でもいいぞ?」

「でもお客さんが注文するかもですし」

「客何か来ないだろうこの調子じゃ。いいじゃないか」

「よくありませんよ、お嬢様。きれているときに限ってお客さんはコーヒーばかり注文してきますから」

 それは確実にハヤテが不幸だからなのだが、もうツっこむのはやめることにした。

 ハヤテはもう買い物に行く準備万端だし、それをいまさらやめさせるのもどうかと思ったし、いずれは買わなきゃいけないものだから。

「ってことで、行ってきます!」

「気を付けてねー♪」

「不幸に巻き込まれるなよー」

 それは約束しかねます、と思いつつハヤテは扉を押す。

 カランカラン…と扉についている鈴の音が鳴り、

 ―それとほぼ同時だった。

「ッ!?」

 バッ!! とハヤテは、振り返る。

 今、ほんの一瞬だったが何か殺気のようなものを感じた。

 彼が使えるのは三千院ナギ。

 いつ遺産関係で狙われるか分からないのだが―………、

「……消えた…」

 それはすぐに消えた。

 もしかしたら、ただの杞憂だったかもしれない。

 少し引っ掛かりを覚えつつもハヤテは足を進めて行った。










「ふう〜…」

 コーヒー豆を買ったハヤテは、少し古びたお店から出てきた。

 マスターに聞いたところいつもここで買ってる、ということでわざわざ隣町まで来てしまった。

 やはり、常連さんは同じ味が良いだろうしな、と考えつつもちょっと遠くまで来すぎたかな…と思わなくもない。

 もし、お客さんが来てたら、厨房が空いてしまうし早く帰らなきゃ、と思い結論―…、

「近道しようかな」

 彼は、ナギの執事をする前に様々なバイトをこなしてきたので、この辺の地理は結構詳しいのだ。

 だから路地裏などの入り組んだ道をどう通れば近いのかなんとなく分かっている。

 てなわけで、すぐ横の路地裏に入りこんだところで、

「アンタが―…綾崎ハヤテ?」

「!」

 不意に後ろから少女の声がかかった。

 少女―…とは判断したものの、妙に大人びた声質だった。

 いや、落ち着いた、の方が正しいかもしれないがどちらにせよ透き通った声だ。

「え?」

 振り返ると、そこにいたのは思いの外小柄な1人の少女だ。

 年は同じくらいだろう、と思いたいが彼女の日本人離れした外見では判断しがたい。

 肩甲骨の辺りまで伸びた光り輝く銀髪と青い瞳。西洋の人形のような白い肌。

 美少女、と称して申し分のない外見だ。こんな路地裏ではなく、ステージの上などにいる方が似合いそうなものである。

 が、1つ華奢で小柄なその少女にそぐわない物が。

 それは―小柄な少女が持つとは思えない、長く重そうな…透き通った剣。

「…えっと…君は?」
 
 果たしてあからさまに外人に見えるこの少女に日本語が通じるか、と思ったが、思い返せば先ほど日本語で話しかけて来ていた。

 なのでそこまで心配せずに日本語で話しかけてみると、

「私はアイよ」

 やはり通じた。

 それどころか違和感を感じるくらい、流暢な日本語だった。

 それにしても質問に対して、もの凄くシンプルな解答だった。

 ハヤテが聞きたいのは名前とかではないのだが……、

 と思った次の時点で、

「天界に存在する10柱の神の内の1柱。属性は氷、名はアイ。アンタのパートナーよ」

「………、」

 なんだかますます状況を混乱させる少女の説明。

 ハヤテは、その説明に僅かに黙ってから執事服からメモとペンを取り出す。

 そしてサラサラと何かを書きながら、


「この地図通りに行くと精神科の病院があるんですけど…、」

「アンタねぇ…」


 アイと名乗る少女は、少し頬をひきつらせながらこっちをにらんできた。

 そのキツそうな青い瞳での睨みは結構鋭く、まさに氷を連想させるものだった。

 が、普段から良く色々な女の子たちに睨まれているハヤテにはそんなに効かなかったのだが、まぁそこは置いておこう。

「いや、だって神とかって…信じられませんし……」

「………、」それもそうか、という風に少女はため息をついてから、「…だったら、証拠を見せてあげるわよ」

「え?」


 瞬間。

 カッ!! と閃光が発せられた。


「!?」

 あまりの眩しさに思わずハヤテは目をつぶった。

 しばらくすると、それも収まったようで、そっと目を開けてみる。

 すると、目の前に驚愕の光景が広がっていた。

 ―少女の背中から、銀色の羽がはえていたのだ。

 驚愕はしたが、それ以上に幻想的な光景だった。

 まるで、神話や聖書の物語の1ページのようにそれは美しかった。

「………、」アイはポカンとしているハヤテを見て、「どう?信じた?」

「………、え、ああ…、よくできた偽物ですね」

「ねえ、今の私にはアンタをぶん殴る権利があると思うんだけど? そんなに信じたくないわけ?」

 真顔で言われたので、今度は流石にハヤテの背筋が凍りついた。

 とはいえ、クリスマスにあんな散々な目に遭ったハヤテは神様とかそういうのはなかなか信じがたいのだ。

 すると、アイは本日何度目か分からないため息をついて、

「じゃ、飛ぶか」

 と言った。これにはさすがに「え?」だった。

 なんていった? 飛ぶ? FLY?

 と、ハヤテが考える間もなく、

 ―バサッ、という音がハヤテの耳に聞こえた。

 そして、気付いたときには、いつの間にかハヤテは空の真ん中にいた。

「!?」

 アイの翼が大きく天を仰ぐ。

 今、ハヤテはアイによって手を掴まれている状態だが、

 ―今彼女が手を離せば間違いなく死ぬだろう。

「ちょっ!? お、おろしてください!!!」

「ここで?」

 しれっ、と言ったがそれは死ぬ!? と思い、

「足! の!! つく!! 場所で!!! お願いします!!!」

「断る」

「何でですか!?」

「時間がないの。だからこのまま飛んでくわよ」

 このままどこに浚われるのか不安を感じつつ今は彼女に従っておくのが得策だろう。

 そう思ったのでハヤテは大人しくすることにした。

 まぁ、暴れれば本当にこのまま空から捨てられかねないし……。

「で? 信じた?」

 流石に信じざるをえない状況なのでハヤテは素直にうなずく。

 と、少女は少し満足げな顔をしていた。

 しかし、この少女会ってから真顔か怒るかのどちらかしか見ていない気がする。

「んじゃまー、説明するけど、」

 彼女は少し面倒くさそうな声を出しつつ、説明を始めた。

 実際はしたくないのかな? と思いつつ耳を傾けていくと、

「この世にはね、神様がいるのよ。」

「はあ…」

 まぁ、今自分の手を掴んでいるのがその神様なのでもうツッコミはなしだ。

 彼の曖昧な返事が気に食わなかったのかは分からないが、彼女はまた顔をしかめて、

「あ、神っていっても私達とは違うの。その上の…もっとも最上位の神がいてね。ようは聖書に出てくる創造神、って奴よ」

 まぁ、聖書には詳しくないのだが、そうらしい。

「で、その神が自分の力が強大すぎるが故にそれを10個にわけてそれぞれある属性に特化させた個体をつくった。―それが私達。俗に神の下位個体なんて言われてるわ」

 嫌な呼び方だけど、と彼女は付け足した。

 つまり彼女たちはその子供のような存在なのかな、と曖昧に理解しておく。

 聞いてるんだけ聞いてないんだかわからないハヤテの態度にアイは訝しげな眼をしつつも、すぐに説明を続行して、

「そして私の属性が先ほど言った氷。全てを凍らせ、はたまたとかし、何かを形作る―…そんな力よ」

「…はあ…。で、さっき言ってたパートナーっていうのは…?」

「ある日、例の上位の神がヒマつぶしでパーティーという名の下位個体同士の戦いを考案したのよ。結構前の事なんだけどね」

 パーティーという名の割に戦いって…とハヤテは思う。

 パーティーというと優雅な社交界のイメージが強いのに天界では血なまぐさい闘いのことのようだ。

 しかも、きっかけが暇つぶしな時点で天界なんなんだ? と思わざるをえない。

「で、神ごとによって能力値、能力の方向性が異なるし、何度も続ければその内結果が変わらなくなるでしょう? それじゃ面白くないってことで、人間のパートナーをつけて人間界で戦うことになってるのよ」

 で、アンタはそのパートナーに選ばれた、とアイは続けた。

 彼女の言い回しじゃ、そのパートナーとやらはその上位の神が選んでいるようだ。

 しかし、それはつまり、自分も戦わなくてはならない、ということになる。

「僕…戦いとかは…」

 そもそも借金返済で忙しいし、そういう血なまぐさい闘いに正面から参加したいとは思わない。

 そりゃあ、ナギ達を傷つける奴がいて、余儀なく強いられる戦いなどはまた別だが…。

 そのハヤテの反応を見てふう、とため息をつきつつ、

「確かにアンタには拒否権もあるわ」でも、と彼女は続け、「残念だったわね。天界で私のパートナーに選ばれてしまったアンタにはもう逃げ場はないわ」

「え…?」

 それは意味の分からない言葉だった。

 それに対して、アイはすっ、とある地点を指差す。

 最初は何だろう、と思っていたハヤテだったが、すぐに分かった。

 ―アイが指しているのは、喫茶店どんぐりであると。

 そして、そのどんぐりから何か―得体の知れない殺気のような物を感じると。

「………ッ!? どうなってるんですか!?」

 明らかに異常だ。

 今、どんぐりで何かが起こっている。

 取り乱すハヤテだが、アイは左程慌てずに、

「生憎ね、私は結構神の中で強い方でね。―戦いで強い奴から潰しときたいのは当然の真理なんじゃない? そして、私を倒せないならパートナーから崩そうとするのも鉄則よ」

「なっ…! 僕はまだ承諾してないのに…!?」

「…そんなの聞いてくれるほど、神は良心的ではないのよ」

 突き放すような答え。

 ぎり、とハヤテは拳を握った。

「あそこに向かって下さい! 僕がお嬢様を…!」

「ええ、そのつもりで最初からそこに向かってるわ」

 と言うと、アイはすいっ、と徐々にゆっくりと地面へ向かっていき、人気のない場所におりた。

 それと同時にハヤテは喫茶店へ向かって走る。

 あの殺気。どうして気付かなかったんだ、とハヤテは自分の唇をかみしめた。

「お嬢様!」

 バンッ! と思い切り扉を開けると、喫茶店の中はメチャクチャだった。

 机といすは倒れ、その辺は焦げていた。

 誰がやったかはすぐに分かった。

 ―真ん中に立っている金髪で長身の男。

 良く見ると、男の体からバチバチ、と紫電が出ていた。

「……ッ!」

 そして、見つけた。

 奥の方。ナギと歩が瓦礫の向こうで倒れていた。

「お前……ッ!」

 それに対しての返答はない。

 あったのは、ふっ、という笑みだけだった。

 そして次の瞬間、ハヤテの頬を電光がかすっていった。

「………ッ!」

 怒りが、不意に恐怖に変わる。

 全く見えなかった。何が起こったのかも分からなかった。

「兄とはだいぶ違うな」

「…え? いまなんて…」

 バヂィッ! という音。

 ヤバイ、と本能がハヤテに告げていた。

 今度こそ間違いなく電撃が直撃する―……と思っていたが、

「ストップ」

 ピタッ、と電撃が止まった。

 いや、違う。―凍ったのだ。

 見ると、後ろの扉の所にアイが立っていた。

 聞かなくても分かる。今のは彼女がやったのだろう。

「……ようやく来たか。クイーン」

「……ええ」

 重苦しい金髪の男の声にアイは応答しつつハヤテに近づき、

「私のパートナーになりなさい」

「え?」

「宣言すればいいの。そうすればアンタは私の神の力のほんの一部が与えられて、氷結能力が使えるようになるわ」

「え、でも……」

「早くして。アンタが断っても、敵はアンタを私のパートナーとみなしている。今後もアンタの周りが狙われるわよ? ……アンタの大切な奴を、守りたいんでしょ?」

 調子のいいことを言ってるようにも見えたが、アイの表情は真剣だった。

 上手くのせられているのか、判断は出来なかったが今考えるべきは1つ。

 自分が使える主を―全力で救うことだ!

「―……わかりました」ハヤテは頷き、「…パートナーになります」

「………、それでいいのよ」

 ふっ、とアイが笑みを浮かべて、ハヤテの右手を掴んだ。

 え? と疑問を持つまでもなく、アイはハヤテの右手を前に真っ直ぐ伸ばし、

「さっきの私と同じ感じでやるのよ。氷結、って言うだけだから」

「え? え? いや―…、」

 そして、バヂイッ! と紫電のはじける音がした。

 先程と同じ電撃。もう避けるのは無理。ならば、―凍らせろ!

「―氷結ッ!」

 パァッ、とハヤテを中心に光が発せられた。

 そして、凄まじい轟音がしたと思ったら、ハヤテの鼻先のところで電撃は止まっていた。

「…なっ」

 思わず声を出したのは男の方だった。

 ハヤテは凍らせたことに安堵しつつも、今までの恐怖などもきてはぁとため息をついた。

 ふと横のアイを見ると、何故か満足げに笑っていた。

「こりゃ思った以上かもね」

「……兄が兄なだけあるな」

 と、アイと男が意味深なやりとりをした後に、

「……、さてどうする? 電光神。契約が終了した以上、いったん退くことをお勧めするけど」

「……そうさせてもらおう。貴様とサシで勝負する気はないんでな」

 そして次の瞬間、金髪の男は消えていた。

 やれやれ、といった感じにアイはため息をつくと、

「いきなり巻き込んで悪かったわね。とはいえ選んだのは私じゃないから承知して頂戴」

「あ、いえ…。まぁ、なし崩し的な面はありましたけど…、でもさっきの兄とはだいぶ違うな、って……」

「………、」

 それに対して彼女は「後々ね」とだけ言い、ハヤテと向き合った。

「パーティーに関してはまだまだいう事があるわ。でも今はそれどころじゃないし、とりあえず改めて自己紹介だけしておくわね」

 綺麗な銀髪をかきわけつつ、

 彼女は綺麗な青い瞳をハヤテに向けて、



「―氷を司る神、アイ。アンタのパートナー。よろしく」

「……綾崎ハヤテ。よろしくお願いします」



 これが、ハヤテとアイの出会いにしてすべての始まり。

 そして、アイにとっては忘れることの出来ない2人目のパートナーとの出会い。

 後にこの2人がゴールデンコンビ、と呼ばれるまでにパーティー内で力をつけるのは…またこれからのお話し。


                                         第一話 END



中身が結構変わってます。

でもキャラとかには左程変化はないですので、今まで読んでた方も初めての方も楽しめるように書いていきます!

今回だけではまだまだ謎は多いですが、アイやパーティーに関する説明の詳細はまた次回に!

では、次回更新は凄く遅いですし、皆様への感想も遅くなると思いますが…李薇はこちらに参上しましたので!

今後ともよろしくお願いします☆ ではまた☆


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Re: 君と共に! 第一章 ( No.3 )
日時: 2012/12/26 18:18
名前: 迅風

お久しぶりです、李薇さん!!(´;ω;`)ブワッ

と言う訳で迅風なのです♪

良かった……、ようやっと連絡ついたです……!! 一番馴染み深い方ともう一度会えたので嬉しくてたまらないですよ……!! 後は天照さんかぁ……どうしてんのかなぁ……。ちなみに私はツイッターにいるです!!←

なにはともあれ、お帰りなさい、です!!

まぁ受験とか諸々でお忙しいでしょうから色々大変でしょうが。けど本当連絡取れて良かったわぁ……何か月ぶりだろう、泣く。(´;ω;`)ブワワッ

さてそれでは感想ですが……来ましたかリメイク!!

まぁ私もリメイクしまくっていますがね☆

読んでて凄く懐かしいですよ、本当……。ああ第一話だぁ……って感じで涙腺に来ちゃいましたよもう……。何だろう本気で懐かしいよ……!!

うろ覚えやけれど確かにリメイク前とは違う感じになってますね……!! 読んでて懐かしさと同時に新鮮味があって面白かったですよ……!!

何もかもが懐かしいなぁ……。アイがハヤテに頭の可哀そうな子とみられた当初が懐かしい……!!←

でもこの二人がゴールデンコンビへと成長してゆくんだよね……。

先が凄い楽しみだよ本当……!! 残りの神々含めてね!!

では次回も楽しみにしてるです!! って言っても諸々でお忙しくなってるご様子ですが気長に気ままに待ち望んでいるのですよー♪ うみゃー♪

ちくしょう年末にとんでもなく素敵なご一報だったよ会えて本当に涙出たよちくしょう……!!

それでは次回も楽しみにしているです!! ではまた!!


P,S 上のスレッド2が空いてるのは私がミスしちゃって管理人さんに削除依頼し実行してもらったからです。ごめんなさいなのですー……!!


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Re: 君と共に! 第一章 ( No.4 )
日時: 2012/12/26 18:25
名前: キーst

 待ってましたのですよ。いやー、復活したのですねっ♪さて、キーがキーstになったわけですが、中は変わらないから、まぁ、スルーで。

 さて、君共も再開したし、楽しみがふえまして。アイとハヤテの初からみ、次回以降も期待です。

 てわけで、またくるのです。
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.5 )
日時: 2012/12/26 18:56
名前: 匿名

ど、どうも!感想は一度だけ出したような覚えがある匿名です!
今回、李薇さんが作品をリメイクされたので、喜び勇んで感想に来ました!
では感想です!
最初はいつもの日常、て感じですねー。なんか和むな。で、コーヒーがきれていてハヤテが買いに行く流れ。
殺気、ですか。怖いですね。でもすぐに消えた。
コーヒーを買ったらアイ、と名乗る神の登場!神キタコレ!
まあ、最初は疑いますよねでも、羽に飛行に、誰でも信じますね。
ひまわりに急いで戻ると、お嬢様が!?
ハヤテがアイとパートナーになりました!敵も引きましたね。
さ!これからの活躍が楽しみです!雷を使う奴らにも注目ですかね。
では、次回も楽しみにしてます。匿名でした!
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.6 )
日時: 2012/12/26 18:57
名前: 疾球





どうもはじめましてor久し振りです! 
疾球です(まあ一回しか感想行けなかったが…)



ああこの二人のコンビがまた見れるなんて
嬉しいなあ(*^-^*)


この先いろいろありますけど
頑張ってください!応援してます


後はあの女神さえでれば…


ではまたーーー
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.7 )
日時: 2012/12/26 19:30
名前: 球磨川ボックス


初めましてです!李薇さん!
球磨川ボックスです!

消滅前の小説にコメントしたら消えてしまい、とても残念だったのですが、
読める事になってとても嬉しいです!

実は李薇さんの小説は全て読ませてもらいまして、とても感動するものばかりで、素晴らしいです!
これからよろしくお願いします!

では、感想へ〜♪


ハヤテがアイにパーティーの話を持ちかけられた時に精神科を勧めた時は笑いました
まあ、いきなりそんな事を言われたらそうなりますよね〜

現れた電光の神!
名前はまだ出ずか…
雷まで凍らすとは凄いですね…アイは

そしてパートナーになる事を決めたハヤテ…
これからどうなっていくかとても楽しみです♪

これからも更新頑張って下さい♪
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.8 )
日時: 2012/12/26 19:43
名前: 郷音

初めまして!郷音という者です!

ひなゆめのときもずっと読んでいて貴方様の大×1000ファンなんです!

感想を書こうと思っていたのですがひなゆめがなくなって、止まり木にもいらっしゃらなくてガッカリしていたのですけど、嬉しいです!

それでは感想に移らせていただきます。

リメイクですかー!少し変わっていますね♪

でも、本当に懐かしいです!第1話だなぁ〜って感じです〜♪

そりゃあハヤテも予言者じゃないからその日何が起きるなんて分からないですよね〜♪

そして精神科のくだり…アイがハヤテなんぞに頭の悪い子に見られるという…(ハヤテは嫌いじゃあないから安心してね♪)


でも、だんだんと黄金二人組(ゴールデンコンビ)になっていくんですよねー♪(こっちの逝くかもだけど♪)

あぁ、先が凄い楽しみだよ!
(最後のラ…電光神死ねっ♪♪♪)

まあ、なんにしてもこれからも読ませていただきますのでよろしくです♪

では!さっようなら〜♪
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.9 )
日時: 2012/12/26 21:06
名前: アオヅキ
参照: http://soukensi.net/perch/hayate/subnovel/read.cgi?no=75

どうも!アオヅキです!

李薇様の小説にまだ1、2回しか感想を書いていない無礼者の僕ですが…感想に来ました!

久しぶりに李薇様に会えて嬉しいです!嬉しいです!あ、様でよかったでしょうか?

僕もリメイクしようと思うのですが、なかなか時間がなくて……

これからも楽しみにしています!

たくさんのレス返し頑張ってください!!
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.10 )
日時: 2012/12/28 21:35
名前: RIDE
参照: http://soukensi.net/perch/hayate/subnovel/read.cgi?no=23

どうも、RIDEです。


李薇さんもこちらにたどり着いてよかったです。
またあなたの作品が読めるとなるとうれしい限りです。


この作品もリメイクになるということで、前のものとどう違ってくるか楽しみです。
アイたちの活躍、期待していますよ。


受験もがんばってくださいね。


それでは。


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Re: 君と共に! 第一章 ( No.11 )
日時: 2012/12/29 17:14
名前:

どうも、おそらく忘れられているであろう銀です!

李薇さん本当にお久しぶりですー♪

君と共にがリメイクですか。とっても楽しみです!

アイとハヤテの活躍楽しみにしています!!

受験、頑張ってください!
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.12 )
日時: 2013/02/03 21:49
名前: 李薇

◇レス返し

▼迅風さん

>お久しぶりです、李薇さん!!(´;ω;`)ブワッ

>と言う訳で迅風なのです♪

迅風さぁぁぁぁぁああああああああああん!?

ハヤテ「テンションたっか!?」

いや、これリアルに迅風さんから感想きたときのリアクションね! いやー、お久しぶりです! ディスプレイの前でドヤ顔でガッツポーズしたぜ…!←

>良かった……、ようやっと連絡ついたです……!! 一番馴染み深い方ともう一度会えたので嬉しくてたまらないですよ……!! 後は天照さんかぁ……どうしてんのかなぁ……。ちなみに私はツイッターにいるです!!←

天照さんも帰ってきましたねー♪ いや、同期がまたそろって嬉しい…! 嬉しすぎる…! わっほーい☆

ハヤテ「テンションどうした!?」

そしてツイッターでも発見しましたぜ…! 本当はもっと早くフォローしようと思ってたんですけどねー受験が落ち着いたらにしようと思ってたので。

何はともあれ、また宜しくお願いしますね♪

>なにはともあれ、お帰りなさい、です!!

はい、ただいま、です! 帰ってこれて嬉しいなぁー

ひなゆめファミリーにまた仲間入りですよ…! 

>まぁ受験とか諸々でお忙しいでしょうから色々大変でしょうが。けど本当連絡取れて良かったわぁ……何か月ぶりだろう、泣く。(´;ω;`)ブワワッ

何か月ぶり……だろうか?

ハヤテ「…そうですね…。受験生になる前でしたっけ…?」

かもしれない…いやー、本当に感動しました私も。パソコンの前で男泣き☆

ハヤテ「男泣き!?」

そして受験も一段落っ☆ 受かったかは知らないけど☆

ハヤテ「あるぇ!? そこはっちゃけちゃダメなんじゃ…!?」

まぁ、今更あがきようもないし…! それに一つはセンターでとれてるからねー…いや、勉強の話はなしだ! 次いくぜっ☆

>さてそれでは感想ですが……来ましたかリメイク!!

来ましたよリメイク…! 『!』つきましたよ…!

ハヤテ「なんで!?」

いやー…みなさん題名の後ろにリメイク、とかつけてるからなんかつけた方がいいかなぁと思って。

ハヤテ「すっごいアバウトですね!? ってか今回ツッコミ大変なんですけど!?」

>まぁ私もリメイクしまくっていますがね☆

ええ、読みましたぜ…! リメイクしまくってますね…! 楽しいです! 後で感想書きに参りますです…!

そして私もちょっとずつ変わると思われ←

>読んでて凄く懐かしいですよ、本当……。ああ第一話だぁ……って感じで涙腺に来ちゃいましたよもう……。何だろう本気で懐かしいよ……!!

涙腺きちゃったんですか!? ふぉぉぉぉ…! なんか私まで嬉しくなってきた…!

そして第一話本当に懐かしいですよね、私も懐かしかったです…!

ああ、アイちゃんこんなだったわねーとか(笑)

アイ「何よそれ…」

あとこんな設定だったっけーとか←

ハヤテ「それは懐かしんじゃいけないなじゃ…!?」

>うろ覚えやけれど確かにリメイク前とは違う感じになってますね……!! 読んでて懐かしさと同時に新鮮味があって面白かったですよ……!!

ふっ…それは良かった…。懐かしさと新鮮味を今後もミックスしていきたいです…!

多分今後の神達の話は少しずつ変わるかと。特に初期の神達の話は…文章がもぉ残念すぎて………! いや、今でも残念ですけど…まぁ、精進していきたい…!

>何もかもが懐かしいなぁ……。アイがハヤテに頭の可哀そうな子とみられた当初が懐かしい……!!←

アイ「…なんだってこんなやつにあんな風に…」

いやー、アイさんこんなにトゲトゲしてたんだなぁーって思いました書いてて。

人間丸くなるものですな…!

アイ「人間じゃなくて神だけどね」
 
>でもこの二人がゴールデンコンビへと成長してゆくんだよね……。

いえーすっ! その辺も頑張って書いてくのです…! そしてリメイク前の位置までたどり着くのにどれくらいかかるかは分からないけど頑張ってたどり着く…!

>先が凄い楽しみだよ本当……!! 残りの神々含めてね!!

ありがとうございますっ! 残りの神々は…一部パートナーとかが変わってますが基本的にあの性格になるかなー…でもエピソードを少し改変するので新鮮味を楽しんでいただけるよう頑張ります…! いえいっ☆

>では次回も楽しみにしてるです!! って言っても諸々でお忙しくなってるご様子ですが気長に気ままに待ち望んでいるのですよー♪ うみゃー♪

はいです♪ 多分しばらくは物凄い早い更新が可能になるかと。

ハヤテ「タイピング早いですからねー…」

うむ! …あと受験生って受験が落ち着くと暇になるよね。学校も週に一回の礼拝だけですからねーっ

ハヤテ「…確かに…」

>ちくしょう年末にとんでもなく素敵なご一報だったよ会えて本当に涙出たよちくしょう……!!

そういえば年末だった…! いや、でも本当…涙まで流してくれてありがとうです…! この文を見て私も男泣きしました。

ハヤテ「だから何で男泣き…!? 作者さん女の子ですよね!? おかしくないですか!?」

>それでは次回も楽しみにしているです!! ではまた!!


はい、またー♪ ツイッターでもよろしくです…!

>P,S 上のスレッド2が空いてるのは私がミスしちゃって管理人さんに削除依頼し実行してもらったからです。ごめんなさいなのですー……!!

おおう、大丈夫ですよ! お気になさらず☆

迅風さん感想ありがとうございました♪


▼キーstさん

>待ってましたのですよ。いやー、復活したのですねっ♪さて、キーがキーstになったわけですが、中は変わらないから、まぁ、スルーで。

わーい、お久しぶりです♪ お名前変わったのですか…! 君と共に!の『!』と同じ感じですかね! 中身は変わらない。

ハヤテ「いや、それはどうなんでしょう…?」

どちらにせよ、今後も宜しくお願いします♪

>さて、君共も再開したし、楽しみがふえまして。アイとハヤテの初からみ、次回以降も期待です。

実は私はこの文を見てふと気づいた。

ハヤテ「何をですか?」

君と共にって…略して君共だったんだね…!!

ハヤテ「そこ!? ってか今更!?」

いや…君と共にって題名長いから略せないなぁ…って思ってたら君共…! 天才的発想…!

ハヤテ「むしろ今まで気付かなかったのはどうなんですか!?」

ってなわけで、君と共には公式に略称は君共でいきます…! ありがとうですー♪

>てわけで、またくるのです。

はい! 今後も頑張るのでぜひ…! おこしください!

キーstさん感想ありがとうございました♪


▼匿名さん

>ど、どうも!感想は一度だけ出したような覚えがある匿名です!

はい、感想頂いた覚えは確かにあります李薇です!

この度はどうもです! そしてお久しぶりです…!

>今回、李薇さんが作品をリメイクされたので、喜び勇んで感想に来ました!

喜び勇んで…!? マジか、ありがとうですー♪

>では感想です!
最初はいつもの日常、て感じですねー。なんか和むな。で、コーヒーがきれていてハヤテが買いに行く流れ。

まぁ、物語の冒頭は基本的にいつもの日常かなーなんて。

ハヤテ「僕は原作の冒頭でいつもの日常ではなかったですけどね…」

う、うーん…まぁ、それはそれさっ☆ コーヒーがきれてたのはハヤテくんの不幸能力により、です…!

ハヤテ「ちょっ!?」

>殺気、ですか。怖いですね。でもすぐに消えた。

殺気怖いですよねー私もよく感じますが。

ハヤテ「よく感じるんですか殺気を…!?」

まぁ、後輩とかから…? 嫉妬というなの殺気とかがよくねー…いや、怖いよ修羅場本当に。

ハヤテ「なんか苦労してる…!? まぁ、でも確かに殺気は怖いですよね…物騒ですし」

まぁ、あの殺気はライからでした、という結論ですねー。リメイク前はこの辺が曖昧だったからなおしました…! リメイク楽しいねーっ、ひゃっほい☆

>コーヒーを買ったらアイ、と名乗る神の登場!神キタコレ!

そう、神様ですよ…! こっから神様かなり出てきますがね…!

>まあ、最初は疑いますよねでも、羽に飛行に、誰でも信じますね。

ハヤテ「飛行はびびりましたけどね…。ダイブはあっても飛ぶことはないですからねー」

アイ「…いや、ダイブしたことあるの?」

ハヤテ「まぁ…色々とあって…」

アイ「…うん、アンタも本当大変よね」

>ひまわりに急いで戻ると、お嬢様が!?

この辺リメイク前と変わりました…! 最初は超展開にもってくべきかなと思い。

ハヤテ「まぁ、結構いきなり感はありましたよね」

箇条書きすると凄いよね。神出現→いきなり飛行し、そのまま拉致→ひまわりでお嬢様が…?!→謎の神が…!? …凄い流れだよコレ。

ハヤテ「こいなぁ…! 結構こいなぁこの流れ…!」

>ハヤテがアイとパートナーになりました!敵も引きましたね。

はいーっ、今回は掴みなので。ま、また敵はきますがね…!

>さ!これからの活躍が楽しみです!雷を使う奴らにも注目ですかね。
では、次回も楽しみにしてます。匿名でした!

はい! 雷を使う奴にもちょっとだけ注目してください

ハヤテ「ちょっとなんですか!?」

では、今回もお楽しみ下さいです! またー♪

匿名さん感想ありがとうございました♪


▼疾球さん

>どうもはじめましてor久し振りです! 
疾球です(まあ一回しか感想行けなかったが…)

おお…! お久しぶりです…!

感想本当にありがとうございます…! いやー、凄い嬉しいです…!♪

これからも宜しくお願いします…!

>ああこの二人のコンビがまた見れるなんて
嬉しいなあ(*^-^*)

おお、そう言っていただけると嬉しいですな…! 

今後もどんどん良いコンビになっていくので楽しみにしていてください!

私も頑張って執筆していくぜーいっ☆

ハヤテ「何で最後の最後にはっちゃけた!?」


>この先いろいろありますけど
頑張ってください!応援してます

はい! 頑張っていきます! 応援ありがとです♪

>後はあの女神さえでれば…

おお…? どの子かしら?

多分あの子な気がするなぁ…。ま、彼女の出番も楽しみにしていてください♪

>ではまたーーー

疾球さん感想ありがとうございました♪


▼球摩川ボックスさん

>初めましてです!李薇さん!
球磨川ボックスです!

初めまして…! でもお名前は知っているです♪

>消滅前の小説にコメントしたら消えてしまい、とても残念だったのですが、
読める事になってとても嬉しいです!

おおお…! ありがたい言葉…! ありがとうございますほんとに…!

その期待にそえるよう頑張っていきます!

>実は李薇さんの小説は全て読ませてもらいまして、とても感動するものばかりで、素晴らしいです!
これからよろしくお願いします!

全部きた…!? まじですか、嬉しい…! 嬉しいけど恥ずかしい…!

ハヤテ「まぁ、初期の頃のは…」

一種の黒歴史だからなぁ…はっはっは。いや、でも感動していただけたならよかったです…♪ いやー、本当嬉しいなぁ…書き始めたの三年前だからその頃の作品も読んでいただけてるとか…感動だぁーっ♪

>では、感想へ〜♪
ハヤテがアイにパーティーの話を持ちかけられた時に精神科を勧めた時は笑いました
まあ、いきなりそんな事を言われたらそうなりますよね〜

これは自分の身に置き換えてみました!

▼目の前に「神」と名乗る女が…! どうする?
1、とりあえず話を聞く
→2、精神科へ行くよう勧める

的な…?

アイ「いやいや、的な…? じゃないわよ」

>現れた電光の神!
名前はまだ出ずか…

その内出ますよ♪ 初期の方に出る神の名前はひねりがないから想像しやすいんですけどねー

アイ「…私もアイスからとってるくらいだからね。メインヒロインなのに何この適当さ……」

ははははは…っ← よーし、次いくぜっ☆

>雷まで凍らすとは凄いですね…アイは

炎とかも凍らしちゃう子ですからねぇ…雷も楽勝だったりします

何故こんな強いメインヒロインになったのか謎ですよー

アイ「いや、考えたのアンタだから」

今後もどんどん凄い技を披露するのでよろしくお願いしますね♪

>そしてパートナーになる事を決めたハヤテ…
これからどうなっていくかとても楽しみです♪

はい! リメイク前とは少しずつシナリオとか変わるのでよろしくです♪

懐かしさと新鮮味が味わえるリメイクになるよう頑張ります…!

ハヤテ「それさっき迅風さんに言われたことそのまんま…」

おほんっ! ともかく頑張るです!

>これからも更新頑張って下さい♪

球摩川ボックスさん感想ありがとうございました♪


▼響音さん

>初めまして!響音という者です!

初めまして♪ 凄い綺麗な名前だなぁ…私は何でこんな打ちづらい名前なんだ?

ハヤテ「まぁ、漢字変換しにくいですけどね…って決めたのあなたですけどね!?」

>ひなゆめのときもずっと読んでいて貴方様の大×1000ファンなんです!

そんなにファンなんですか!? 何それ嬉しい…!

ありがとうございますー♪ 

>感想を書こうと思っていたのですがひなゆめがなくなって、止まり木にもいらっしゃらなくてガッカリしていたのですけど、嬉しいです!

受験だったからね! と言いたいのですが、ひなゆめ自体には訪れてたのに掲示板を発見できずに混乱してただけですけどね…!

ハヤテ「あれ!?」

何はともあれ今後はちょいちょい更新してくのでよろしくです♪

>それでは感想に移らせていただきます。

>リメイクですかー!少し変わっていますね♪

リメイクですよ! 多分今後も少しずつ変わります…! まぁ、大筋はそんなに変わらないはず…ですが!

>でも、本当に懐かしいです!第1話だなぁ〜って感じです〜♪

私も書きながらそんな感じでした! あー、初期はこんな設定だったなぁ、とか

ハヤテ「うん、ですからそこ忘れちゃダメですよね!?」

はっはっは

ハヤテ「いやいや、そんな乾いた笑みで誤魔化せませんから…!」

>そりゃあハヤテも予言者じゃないからその日何が起きるなんて分からないですよね〜♪

まぁ、わかったら凄いですけどね…! わかるのは作品内でも数人ですよ!

ハヤテ「わかる人いるんだ!? それだけですごくないですか…!?」

いやいや、だって神とか天使とかもめっちゃいるんだぜー?☆

ハヤテ「確かに…ってかなんですかそのハイテンション!?」

>そして精神科のくだり…アイがハヤテなんぞに頭の悪い子に見られるという…(ハヤテは嫌いじゃあないから安心してね♪)

ハヤテ「嫌いじゃないのになんぞ、って言われたんですか僕!?」

まぁまぁ♪ 愛の鞭だよきっと。

アイ「違う気もするけど…まぁ、かなりイラッとはしたわよね」

ハヤテ「ははは…すいません…」

>でも、だんだんと黄金二人組(ゴールデンコンビ)になっていくんですよねー♪(こっちの逝くかもだけど♪)

そっちで逝くのは数人しかいないから大丈夫かと…!

ハヤテ「いやいやいや…!?」

>あぁ、先が凄い楽しみだよ!
(最後のラ…電光神死ねっ♪♪♪)

電光神はたぶん、リメイク前よりは少しだけ強くなるかと。

ハヤテ「本当ですか?」

ちょっとだけ。

ハヤテ「………、」

本当にちょっとだけ。

ハヤテ「…ああ、うん、わかりましたよ…うん…」

どちらにせよ今後もお楽しみに、です!

>まあ、なんにしてもこれからも読ませていただきますのでよろしくです♪

>では!さっようなら〜♪

響音さん感想ありがとうございました♪


▼アオヅキさん

>どうも!アオヅキです!

>李薇様の小説にまだ1、2回しか感想を書いていない無礼者の僕ですが…感想に来ました!

いやいやいや…! 無礼者ってなんですか…! 感想どうこうより読んでいただいてるだけで全然嬉しいですから無礼者なんかじゃないですって…!

ハヤテ「ですよね♪ 本当にありがとうございます♪」

>久しぶりに李薇様に会えて嬉しいです!嬉しいです!あ、様でよかったでしょうか?

わーい、私も嬉しいです♪

ってか、様じゃなくて大丈夫です…! 私はそんな大層な人間じゃないですからマジで…!

リラさんとかリラちゃんとかでいいっすよ…!

ハヤテ「まぁ、リラちゃんとか呼ばれたことないですけどね」

まねー☆

>僕もリメイクしようと思うのですが、なかなか時間がなくて……

時間は確かに…私は今は暇人ですけど。

ハヤテ「あれ!?」

まぁ、合間を縫って書くことができればそれでいいかと思いますよ♪

無理にとは言いませんが頑張ってくださいね♪

>これからも楽しみにしています!

>たくさんのレス返し頑張ってください!!

感想いっぱいきてますからね…! めっちゃ嬉しいっす! 

今後も宜しくお願いしますー♪

アオヅキさん感想ありがとうございました♪


▼RIDEさん

>どうも、RIDEです。

おお! お久しぶりです!

>李薇さんもこちらにたどり着いてよかったです。
またあなたの作品が読めるとなるとうれしい限りです。

そういっていただけると嬉しいです♪

たどりつけたのはかなり幸運でしたけどね…最初全然気づかなかったので…

>この作品もリメイクになるということで、前のものとどう違ってくるか楽しみです。
アイたちの活躍、期待していますよ。

はい…! 前とは少しだけ変わるかもなので頑張ります…!

>受験もがんばってくださいね。

一応ひといきなのですっ! まだ色々やることはあるので頑張りますが!

>それでは。

RIDEさん感想ありがとうございました♪


▼銀さん

>どうも、おそらく忘れられているであろう銀です!

いやいや、覚えてますって…! 感想くださってた方を忘れたりしませんよ♪

>李薇さん本当にお久しぶりですー♪

お久しぶりです! またあえて嬉しいです♪

銀さんもこちらに来ててよかった…!

>君と共にがリメイクですか。とっても楽しみです!

>アイとハヤテの活躍楽しみにしています!!

リメイクです…! ちょいちょい変わるのでお楽しみにです♪

>受験、頑張ってください!

あいあいさーっ! まぁ、もうほとんど終わりましたので…更新の方も頑張りますっ!

銀さん感想ありがとうございました♪
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Re: 君と共に! 第一章 ( No.13 )
日時: 2013/02/03 21:50
名前: 李薇

どもーっ☆ お久しぶりの李薇ですっ☆

なんか感想たくさんきてて…泣いたっ! ありがとですっ!

久々更新、張り切っていきますよーっ!

そういえば、前回言い忘れた諸注意ですが時系列的にはGW過ぎてますが、アテネとは再会してないし、家は三千院家のまま。遺産もそのまま…となっています。

なんせこの話作ったときはムラサキノヤカタまで話がいってなかったですので…その辺はご了承してください

では、レッツゴー☆

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第二話 『波乱の幕開け』


 喫茶店どんぐりの近くの木の上。

 銀髪をなびかせつつ、小柄な少女アイは太い木の上に座り、

「…これはアンタの領分よ」

 ボソボソと呟いていた。

 一見、独り言のようにも見えるが違う。―会話だ。

 テレパシー。現在アイは天界のある者と連絡をとっていた。

『えー、面倒くさいー』

「え? 何? 死にたいですって?」

『ちょっ、その冷めた声で言われると怖いぞ!?』

 どんな聞き間違いだよ!? とツっこんでくる相手に対して、アイはげっそりとした表情でその声と対話と続ける。

 中性的なこの声の主は―先ほど言った上位の神である。

 が、まるで貫録がない。創造神とか本当嘘のような気がしてならない。

 アイは、はぁーっとため息をついて、

「あのね、今回奴がやったのはほとんど反則でしょ。そりゃ、私的には綾崎ハヤテと契約を結べてラッキーよ? でも喫茶店めちゃくちゃだわアイツの主がケガするわ…これは放っておけないでしょ」

『出会ったばかりの赤の他人を心配か。お前は優しいなぁ』

「……、ミカとか程じゃないわ」

 ある少女の名前を出しつつ、

「そんなのはどうでも良いの。とにかく、アイツの主達のケガの修復、記憶消去、喫茶店の改善。全て手配しといて。契約をする前にいきなり襲撃なんて反則に近いんだから、アンタの責任よ。よろしく」

 最後のよろしく、に重圧をかけて言ってからアイはテレパシーを切った。

 これだけ言えば喫茶店を完全に元に戻し、ナギ達のケガと記憶は綺麗に元通り。

 これできっと問題はないはずだ。

 ふと空を見上げると、額に十字の傷がある―1人の少年の顔をふと思い出した。

「……イクサ…」

 アイはそう呟いてから、

「…何でよりによってアンタの弟をパートナーにされたのかな…。イクサ…」

 今回地上に来てから一度も見ていない、柔らかく、でも儚くさみしげな笑みを彼女は空へ向かって浮かべるのだった…。










 不思議なこともあるものだなぁ、とハヤテは思った。

 アイの指示で10分後に喫茶店に入るよう言われて入ってみると、

「おお、ハヤテ。お帰り。1時間もかかるなんて…どうしたんだ?」

 ケロッとしたナギにそう問われた。

 先程までケガをして瓦礫の中で倒れていたとは全く思えない。

 喫茶店の内装も元通りだしナギの正面の席に座る歩も元気ににこにこ笑っていた。

「ああ…えと、隣町まで…」

 きょとんとする主に対して、ハヤテはたどたどしくそう答えた。

 それ以外に返答のしようもなかったし、仕方あるまい。

 なんにせよ、無事だったのは良かったが、ハヤテからすれば『?』の連続である。

「にしてもハヤテくん、なんか疲れ切った顔してるね?」

 歩の鋭い指摘にギクリ、としつつも、

「はは…そんなことないですよ。あ、僕これキッチンに置いてきますね」

「あ、うん」

 ハヤテは、疲れ切った足取りで歩の横を抜けてキッチンへと向かった。

 まぁいきなり神が現れて戦わされれば疲れもするし、しかもこれは説明しても信じてはもらえないだろう。

 まぁ、状況が状況だしハヤテも誰かに言う気は一切ないが。

『神…か』

 いっきにいろいろと起こったせいで頭の中がゴチャゴチャしていた。

 神の登場。パートナー。アイという少女。紫電の男。なし崩し的に参加させられたこと。

『なんやかんやで僕ってやっぱり不幸なのかな…』

 思わずはぁっとため息をついた。

 しかし、一度やると決めた以上はやるしかない。

 アイのセリフだと、アイが強くてそこを潰す為にパートナーが狙われやすいとのことだったし、そこはもう仕方ない。

 だったら、潰されないように強くなり続けるまでだ。

 そして、ぐっ…とこぶしをつくって決意をした瞬間。

「はわっ! ハヤテくん! 上!!」

 少し慌てた歩の声。

「上?」と言って、見上げてみると何故か視界が真っ白になった。

 そして真っ白になった視界のままふと思い出す。


 ああ、そういえばこの上の棚の扉開きやすかったな…ということと、

 しかもこの棚って…小麦粉大量に入ってるんだよなぁ…ということ。


 バサーッ!! という音と共に頭上から襲ってくる小麦粉。

 そこから逃れる術もなく、しばらくしてからそこには全身真っ白になった執事がいたという。










 ―三千院家

 ナギの住んでいるこの家で、使用人の1人が掃除をしていた。

 茶髪のその女性の名前はマリア。

 17歳という年齢からは考えられないくらい大人っぽい彼女は(老けてるんじゃない! 大人っぽいの!)、1人箒を持って廊下を歩いていた。

 すると、ピンポーン…とインターホンがる音が耳に届いた。

 マリアはふと顔をあげて、

「あ、2人ともバイトから帰ってきたようですわね」

 すたすた、と玄関へ向かって歩いていって大きな扉を開けて、そして少し目を丸くした。

「………、」

 何故かそこには全身真っ白のハヤテと苦笑しているナギがいたのだ。

 ちなみにマリアは有能なメイドである。そんなわけで何かを察して、

「………まあ、毎度の不幸でこうなったんでしょうけど…」

「おお」ナギはぽんっ、と手を打つと、「流石はマリア。察しがいいな」

「とりあえず、シャワー浴びます?それまで、仕事は私がやっておくので」

「スミマセン…」

 何か申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいなのだろう。なんとも情けない声で謝るハヤテ。

 それから、シャワーは向こうだったな、と呟きながらフラフラと向かって歩いていった。

 それを見ながらマリアは

「…どうやったらあんなに毎度毎度不幸になるんでしょうね〜…」

 何かに取りつかれてるのかしら? と首を傾げるのだった。










「はあ…」

 不幸な人間というのは張り切れば張り切るほど不幸になるものだ。

 なんか昔誰かがそんなことを言っていたなと思い出しつつハヤテはため息をつく。

 まさか、決意した瞬間上から小麦粉が降ってくるとは思っていなかった。

「とりあえず仕事をマリアさんにずっと任せておくわけにはいかないし…早く行かないと」

 シャワーを浴び終えたハヤテは、手早く執事服に着替えた。

 窓の外を見ると夕焼けが見える。もう夕方だ。

 早く夕食の準備をしなくてはならない。

 そう思ってドアノブに手をかけたところで、

「………、アンタも本当ごくろうね」

「………、」

 やれやれ、という声。

 不意に横から聞こえてきた、聞き覚えのある声にそっとそちらを見てみると、そこにはいついたのか、アイがいた。

 ハヤテはズサァッ! と一歩後ずさると、

「ど、どっから湧いたんですか!? そしていつの間に!?」

「どっからって…扉からよ。安心して。服着てから入ってきたから別に覗いたりしてないから。別に見たくもないし」

「いや、それはともかく……っていうか完全に不法侵入ですけど…」

「そういう細かいことは気にしない方がいいわ」

 細かいのか!? と思いつつハヤテはツっこまないでおいた。

 なんかツっこんでもまともな返答が返ってくることは期待できない気がする。

 ちなみに、ハヤテは知る由もないが、それは正しい判断であった。

「で、僕に何か用ですか?」

「ああ、さっきパーティーのこときちんと説明できなかったからちゃんとしようと思って」

 はぁ…? と曖昧な返事をすると、アイがあからさまにイラッとした顔をした。

 ああ、多分この少女は曖昧な答えとか曖昧な相槌とかが嫌なのだろう。

 今後気をつけなくては、と肝に銘じたところで、

「で、説明の続きね」

 面倒くさそうなアイの説明が再び始まった。

 ちなみにハヤテは知る由もないが、アイはこの説明をパーティーが始まってから何百回とパートナーに説明してきているから面倒くさいと感じているのであるがそれは良しとしよう。

「先ほども言った通り、パーティーの参加者は全部で10組。さっき現れたのは電光を司る神ね」

「電光…」

 まぁ、バンバン雷使ってたしなぁ…とハヤテは金髪長身の男を思い出す。

「そういや、さっきの神はパートナーいなかったね?」

「これからコンタクトとるんでしょうね。多分。…で、パーティーは基本的に自由。どこを責めようが最後まで身を潜めて決勝に出てこようが自由。―…時には一般人を巻き込む奴もいるわ」

 最後の言葉にハヤテはぞっ、とした。

 一般人を巻き込む。神達の争いに。

 そんなの、巻き込まれた一般人が無事でいられるはずがない。

「……ん?」

 と、そこで1つ気になることがあった。

 神々の争い。暇つぶし。にも関わらず、

「…待ってください。何でそこまで神は本気でこのパーティーに…?」

「良いとこに気が付いたわね。パーティーは何度か行われてるんだけど、毎回勝者には商品が行われる」

「…商品? お金とか高価なものとか?」

「そういうのも可能だけど…そうね。商品―何でも願いを叶えてくれること」

 なんでも? とハヤテは首をひねったが、おかしいことはない。

 主催者はこの世界の創造神。ならば、願いを叶えるくらい造作ないことなのだろう。

「叶える願いは神とパートナーで相談して決めるわ。時には思い通りにならない人間を神が殺したり、はたまた人間が神に刃をつきつけることもあったわ」

「………、」

「…ま、そんな理由もなく刃を突き付けられることもあるけど」

 付け足したように言った言葉は小さくてハヤテの耳には届かなかった。

 けど、その時アイが物凄く悲しげな表情をしていたのは、ハヤテにもわかった。

 アイはすぐにまたいつもの真顔に戻ってから、

「…それで、アンタに頼みがある。…その商品、なんだけど…」

 彼女にしてはたどたどしく話し始めた。

 ハヤテがこの少女に会ってから、初めてだった。こんなに不安げなアイは。

 だからハヤテはなるべく柔和な笑みを浮かべて「なんですか?」と問う。

「……、」アイは少し黙ってから、「もし、私たちが勝ち抜くことが出来たら『パーティーを止める』…という願いを叶えたいの」

 え? と思わずハヤテはきょとんとしてしまった。

 申し訳なさそうに言うから、もっと別の願いかと思った。

 パーティーを止める? 意外な彼女の解答の意図が分からずずっとぽかんとしてると、

「―綾崎イクサ」

「!!」

 急に出てきた兄の名前に、今度はハヤテの表情が驚愕に変わった。

 綾崎イクサ。それはハヤテが尊敬するただ一人の兄の名だ。

 そういえば、先ほどの電光神も兄がどう、とか言っていたが………、

「10年前に行われたパーティーでの、私の…パートナーの名前よ」

「…兄さんが…パートナー…? そ、それで兄さんはどこに…!? ずっと会ってなくて、それでその…っ」

 あまりに興奮したあまり、アイの肩を掴んでしまった。

 彼女自身は肩を掴まれた方は気にしていなかったようだが、イクサの行方を口に出された瞬間あからさまに表情を曇らせた。

 それは普段鈍感なハヤテにもはっきりわかるくらいの曇らせ方。

 だから、急かさないで答えを待っていると、彼女はゆっくりと重い口を開いて告げた。

「…イクサは……前回のパーティーで…死んだわ」

「………え?」

 室内にも関わらず、ハヤテの体を冷たい風が突き抜けていく感覚がした。

 イクサが死んだ? 自分にとって、憧れで強い…あの兄が?

 ぐるぐる回る感情を制御できずに混乱したハヤテを見ながらアイは相変わらず表情が曇ったままだった。

「……私の目の前で…死んだから間違いないわ。…知らなかったのね…」

 知らなかった。

 あの両親も特に何も言っていなかったし…。

 いや、それ以前に―絶対、兄の事だから…どこかで人助けでもしながら生きていると思っていた。

 なのに、

「……続き、話して良い?」

「………はい」

「………、それで…ね。私はパーティーが良い結果をうまないと思った」

 神々の争い。ただの暇つぶしで始まった残酷な戦い。

多くの神が悲劇を見て、パートナー同士で醜い争いをして、商品を取り合って、

 ―そんな残酷なこと、嫌だった。

 それ以前に、関係ない一般人が勝手に巻き込まれて、これ以上死ぬなんてことは…絶対に許すわけにはいかなかった。

「もう、これ以上イクサのような奴を出すのは…嫌なのよ」

「………、」

「だから協力してほしい」

 真っ直ぐと。

 綺麗な青い瞳でハヤテを見つめながら、

 心のこもった綺麗な声で、アイはそう告げた。

「…勝手に巻き込んで悪かったと思ってるわ。…でも、これ以上この戦いを続けたくないの。アンタの事は、絶対守るから…! だから、ここは何も言わずに協力して!」

「………、」

 なんだろう。

 話を聞いてると、神はロクでもない感じがするのに、

 ―この少女は本当に、本心からそのように願っていることが分かる。

「……アイさんは優しいんですね」

「………、」アイはしばらく黙ってから、「…別に。で、協力してくれるの?」

「………、」ハヤテはにこりと笑い、「もちろんです♪ 僕に出来ることなら手伝いますよ♪」

 その返事を聞いて、初めてアイの表情に安堵がうまれた。

 彼女は少し穏やかに笑って「ありがと」とつぶやいた。

 たぶん、ハヤテが初めて見た―アイの笑顔だった。

「あ、でも先に言っとくけど…なれ合うつもりはないからね。…あくまで利害が一致した関係。そう割り切って頂戴」

「え?」

 それはなんか、意外な言葉だった。

 さっきまであんなに強気に守る、なんて言っていたのに。

 まるで、自分に言い聞かせているかのようなその言葉だった気もしたが…。

「こほんっ。で、さらに言うと神とパートナーは基本共同体。神にとってパートナーは力の泉。補給源。近くにいることで最大限の力を発揮できるの」

 それ故のパートナーだからね、とアイは付け加え、

「だから私もここに住むわ」

 ………、HA?

 そこで思わず、ハヤテの表情が固まった。

 というか、このときは本当に周りの時が全て止まった気がした。

「えーっと…?」

「ここ、っていうか…アンタの部屋? に住むから」

「ちょ、ちょちょっちょっと待ってください?」

「何よ? 今までもそうやってたんだから良いでしょ?」

 そうなの!? とハヤテは驚愕の色を表す。

 もしや、イクサがなかなかハヤテの前に姿を現さなくなったのってそれが原因なんじゃ…? とふと思ってしまうハヤテ。

 それにも関わらず、少女は全く気にしていないようである。

「言っとくけど、アンタに拒否権はないのよ? ほかの部屋じゃアンタの主とかに見つかるかもだし…これは必然よ?」

「………はは、わかりました…。了解です…」

 先ほどからすべてがなし崩しな気がするので、もう気にしない。

 でも、10年前の兄の苦労が少し分かったような感覚を持ちつつ、ハヤテは部屋にある種の爆弾少女を残して仕事に向かうのだった…。










 同時刻。

 三千院家と比べても全く劣らないくらいの豪邸にて。

 豪邸の中のある一室に、ある少年がいた。

 外見から判断すると、年は13歳くらいに見えた。

 紅色の髪のショートヘアーで左目に眼帯、肩にはマント、頭に黒い帽子…という格好だった。

 …パット見が少し怪しく見えなくもないが、13歳程に見える見た目だからこそ許される格好だろう。

「………なあ、コレ何?」

 少年は、ピラピラと一枚の髪をちらつかせつつ、奥の部屋にいる少女に向かって話しかける。

 しばらくしてから、少女の大人びた声で返答が返ってきた。

「白皇への転入の書類ですわ。明日、白皇に転入生がくるんですって」

 少女の答えを聞くと少年は「へー…」と言ってから、もう一度その書類を見る。

 その書類には銀色に青い瞳、と見知った少女の写真が貼ってあった。

「ついにきたか…。クイーンのアイ。アイツとはまだ当たりたくなかったんだけどなー…」

 どこか楽観的な口調で、少年は呟く。

 “自分と同じ神”である少女の写真を見ながら、

「…にしてもアイツ…。もうあの事で深く思いつめてないといいけど…」

 そのセリフにだけ、楽観的な色はなく、真剣な声が灯っていた。

 本当に心配するような声に、奥の部屋にいる少女は少し首を傾げていたが、

「…なんですの? もしかして神ですの?」

「勘鋭いなぁ。流石“アテネ”」

「いえ、それほどでも」

 奥の部屋にいる少女。

 それは、白い肌に金髪盾ロールの美しい外見。抜群のプロポーション。

 ―天皇州アテネだった。


                                         第二話 END


前回の補足などなど。

オリジナル部分もできましたねー

ひなゆめから見てる人は誰が誰だか大体わかるはず…!

まぁ、見てない人にも分かるように書いていますのでよろしくです☆

では次は割とすぐ更新できると思うので…またです!
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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.14 )
日時: 2013/02/03 23:36
名前: 球磨川ボックス


どうもです、李薇さん!
球磨川ボックスです。

更新とても嬉しかったです♪
受験で大変だと思いますが、これからも更新頑張ってください!

はっ!前回言いそびれてしまったことがありました!
この止まり木にて連載している私の小説なんですが、
李薇さんの作品のネタを勝手に引用してしまい、本当にすいませんでした!
投稿してから、「しまった…やっちまったよ…」と思い、李薇さんにどうしても謝りたかったのです!



暗い話の後ですが、感想へ〜

アイが連絡とっていたのはまさかの上位個体…
親みたいな人に対してあの強気な姿勢、さすがです!
そして、一般人を巻き込みたくないといった優しさ…これもアイの魅力ですね♪

アイが言った通りの事を簡単にやってのける上位個体。
威厳のなさとは裏腹に凄いんですね…
本当なんでもありな存在って感じですね。


ハヤテの不幸は今日もフル稼働中。
一生止まる事はありませんね。


いつの間にか部屋にいるアイ。
美少女を部屋に連れ込んだ?事をナギが知れば大激怒間違い無し!
バレなきゃいーねー、ハヤテくーん(笑


イクサの死がハヤテに重くのしかかってるね…
キングミダスにさえ引けを取らないほどの強さを持つイクサが死ぬなんて、パーティーは相当恐ろしいようですね。

アイの願いはパーティーを止めること…
イクサみたいな死人を出さない事…

いや、本当アイって優しい子だね。
他人を思いやるっていうかお人よしっていうか…
ハヤテにもそういうところあるよね。

そして早くも転校の手続き…
神って根回し早いんだね。

新たな神とアテネが登場!
神の方はアイの事を気にかけている様子ですね
アテネもパートナーの一人か…
次回はハヤテとアテネの絡みも入ってきそうですね…



ではこの辺で…
これからも更新頑張ってください♪








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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.15 )
日時: 2013/02/04 00:34
名前: 迅風

うにゃ、迅風です!!

更新楽しみにしてたですよーリラさん♪.+゚ヽ(o`・∀・´)ノ.+゚

大好きな作品が更新されるのは相変わらず凄い嬉しいもの……というかテンションすっごい上がるにゃーって実感するです!!

じゃあ早速感想なのです!!ノシ

うみゃあ初めからあの方なのです……!! ジョウシ様の御声が聴こえてくるのですよー……!! 二話目で声訊けたよわーい♪ ……懐かしい……!!

さささっと挙げられた修正内容もサクッと出来るだろう辺りは流石創造神様や……!!

逢ったばかりの相手の事を思い遣れる辺りは流石アイ神の美徳ですぜ☆

そして実際そりゃハヤテも驚くよねー……ナギの怪我も店も全部何事も無かった様に直っちゃってるしさー……流石はジョウシ様……!!

それでハヤテは不幸ですかー……そんな事ないよ美少女と関われるだけで不幸でもなんでもないよぉ!!←

でも何事かに巻き込まれるスキルは流石だよねーハヤテも。遂に神様にまで目をかけてもらえる程とくりゃあ大概の事はもうなんでもないね!!←

でも何故そこで小麦粉ばふんっ!? どうしてそこで真っ白なハヤテ君の出来上がり!? 頑張るかーの意思の結果が何を引き起こすの!?

そして相変わらず流石はマリアさんだね☆ 有能な観察眼なのですー♪

で、お風呂上りのハヤテを待っていたのはアイ神ですかー……いやぁ懐かしい、実に懐かしいよこの展開!! そして開始早々に美少女と同居まで持っていく辺りは流石のハヤテの女運だね!!←

しかしナギにバレたら確実に屋敷から放り出される様な展開なのだ……だがアイ神はそんなヘマはしない!! するとしたらハヤテだから気を付けて!!

それと不法侵入の事なんか気にしないのですハヤテ君。アイは美少女だから許されるのです。そもそも屋敷には結構高確率で色々唐突に何人も現れるじゃないですかっ!!←

だが曖昧な対応うんぬんを即座に見抜く辺りハヤテの対女性スキルは侮れない……。

そしてパーティーの説明来た……!! 一〇柱の神様たちの出番楽しみ……!! 最後まで隠れるもあり……うん、奴か……。

しかしこのパーティーも相変わらず色々難儀やよねー……。そもそも何か違和感が……まぁいいや。どんな願いも一つだけ叶えてくれるジョウシ様……!! 叶える時も相当カオスだったんにゃねーと思いだす。

そしてアイ神の願いは「パーティーを止める」事……うむ……!!

あのイクサが死んだっての相変わらず衝撃が大きいなあ……、あれだけの強さのイクサが死んでしまったってのは相変わらず悲しいやぁ……。

同時にこれだけの事を想うって事は目の前で相当なものを感じた見たって事に他ならない話だよねー……。ハヤテも頑張ってくだされですー!!

でも馴れ合って欲しいにゃあ!!←

すでに最大級の馴れ合い「同棲」状態が発動しているだけでも相当だけどね……、ハヤテごめんね、少し殺させてもらっていいかにゃ……!!←

そして新たな神様きたぁあああああああああああああああああああああ!!!

相変わらずの独特過ぎる服装できおったぁあああああああああああああああ!!! 加えて現れたのですアテネぇえええええええええええええええええええええええええ!!!!

神との契約者として天王州アテネも本格始動ですね……わくわくですやはり……!!

アイも転入する形で一石を投じるわけだし……楽しみ……!!

それでは次回も楽しみにしておりますにゃリラさんー♪

ではさらばなのですっ(`・ω・´)ゞ敬礼っ
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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.16 )
日時: 2013/02/04 08:22
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 みゅー!キーくんです。早速感想をば、

 あるねぇ、よくある。本当に凄い方だからこその貫禄の無さ。不思議だねぇ。

 そして、白執事くんの出来上がり。ハヤテ、思い出すことが一つ足りないぞ。『そういえば、僕は不幸だったなぁ。』が足りない!それがすべての要因だ!

 マリアさんの謎を解こう。ハヤテくんは氷の神様に憑かれているんですよ。

 アテネさんや、神なのか?と聞いてるけどさ、貴女も一応『眼鏡』の名を…………間違えた。『女神』の名を持っているだろう。まぁ、本物には届かないんだろうけどね。

 そして、パーティーを止めるために組んだ二人の物語が…………今始まる……みたいな?

 では、また次回です。次回も楽しみにしてます。では。
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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.17 )
日時: 2013/02/04 19:27
名前: 李薇

◇レス返し

▼球摩川ボックスさん

>どうもです、李薇さん!

>球磨川ボックスです。

どうもです! 感想ありがとですー♪

>更新とても嬉しかったです♪

>受験で大変だと思いますが、これからも更新頑張ってください!

そういって頂けてうれしかったので連日更新であるっ

ハヤテ「あれ、受験は…」

結果待ち状態だからねー、1つはもうとれてるしっ。…まぁ、納得いかないと結果だったらまた1年やるかもだけどさ。

てなわけで、今後も更新は頑張りたいです…!

>はっ!前回言いそびれてしまったことがありました!

おっ、なんでしょう!?

>この止まり木にて連載している私の小説なんですが、

>李薇さんの作品のネタを勝手に引用してしまい、本当にすいませんでした!

>投稿してから、「しまった…やっちまったよ…」と思い、李薇さんにどうしても謝りたかったのです!

大丈夫です読みました…! ってか私は面白けりゃオッケー♪ 主義なので全然問題ないのです…!

あの方は異世界でも有名だったのかぁ…色々ビックリだぁ…

ハヤテ「メイドですからね」

そんなわけですから、気になさらずに♪

>暗い話の後ですが、感想へ〜

>アイが連絡とっていたのはまさかの上位個体…

>親みたいな人に対してあの強気な姿勢、さすがです!

上位個体「やっはー♪」

アイ「…まぁ、こんなノリの奴だからね」

下位個体からあまり尊敬されていない創造神様であるっ。…ま、この神はかなり底知れない方なので今後もよろしくですっ

上位個体「照れるなぁはっはっは♪」←このノリである

>そして、一般人を巻き込みたくないといった優しさ…これもアイの魅力ですね♪

アイ「…べ、別にそんなことはないわよ」

とか言ってますけど、彼女はかなりのお人好しですからねっ! ハヤテやイクサと大して差のないお人好しなのです!

>アイが言った通りの事を簡単にやってのける上位個体。

>威厳のなさとは裏腹に凄いんですね…

>本当なんでもありな存在って感じですね。

上位個体「創造神だからなっ」

アイ「…まあね。確かに仕事は早かったわよね流石だわ」

私の作品では凄い方程威厳がないの法則が結構あるのでね…! 今後もコイツ威厳ねぇ…! って思った人の方が曲者だったりします!

>ハヤテの不幸は今日もフル稼働中。

>一生止まる事はありませんね。

ハヤテといったら不幸だぜい☆

ハヤテ「ちょっとぉ!? できれば止まってほしいんですけどね…」

……………………………………………………、

ハヤテ「なっが!? 沈黙なっが!? 一生不幸なんですか僕!?」

まあねっきりっ

ハヤテ「きりっじゃないですよ!?」

>いつの間にか部屋にいるアイ。

>美少女を部屋に連れ込んだ?事をナギが知れば大激怒間違い無し!

>バレなきゃいーねー、ハヤテくーん(笑

ハヤテ「バレたらマズいですよね…こう、社会的に…」

社会的に!? ……相変わらず不幸なのか幸運なのかわからん奴だっ!

ハヤテ「いやいや…!? っていうか、別に僕が連れ込んだわけではないですよ!?」

まぁ、連れ込んだに等しいからスルーだっ

ハヤテ「ちょっとお!?」

>イクサの死がハヤテに重くのしかかってるね…

>キングミダスにさえ引けを取らないほどの強さを持つイクサが死ぬなんて、パーティーは相当恐ろしいようですね。

パーティー恐ろしいっす! ってか、神が恐ろしいっす!

にも関わらずこの作品一話から神が登場してパワーバランスが激しく狂っているというね!

ハヤテ「明るくいう事ではないような!? …でも、兄さんの死は本当ショックでしたね…あの人ならどこから生きてそうなのに…」

うん、この設定を考えたときはまだライフセーバーを読んだことがなかったから、あれを読んだときにやっちまったな…! って私は思いましたがね!

まぁ、この作品内ではイクサさんはお亡くなりになられています…残念ですが…!

>アイの願いはパーティーを止めること…

>イクサみたいな死人を出さない事…

>いや、本当アイって優しい子だね。

>他人を思いやるっていうかお人よしっていうか…

>ハヤテにもそういうところあるよね。

実はアイとハヤテは割と似たもの同士なのですよ!

アイ「…はぁ? 誰がよ全く…」

優しいしお人好しコンビなのでねー…。困ってる人を放ってはおけない…表面上は隠しているけどアイはかなりお人好し…! いや、隠せてないか

アイ「…だからお人好しじゃないって…」(←なんか気恥ずかしい)

>そして早くも転校の手続き…

>神って根回し早いんだね。

アイ「神だからね」

まぁ、そうなんだけどね…! ちなみにアイはいつハヤテとコンタクトとれるかわからないから早めに白皇への転校の手続きはしてました

そして裏にはやはり上位個体がいるというね、創造神様様ってやつです!

ハヤテ「本当にその通りですねぇ!?」

>新たな神とアテネが登場!

>神の方はアイの事を気にかけている様子ですね

彼も彼でかなりのお人好しですからねぇ…。

まぁ、彼については次の次の次の敵の時にその性格がよくわかるというねっ!

アイ「…結構先だけどね」

ふっ、いいのさ…!

>アテネもパートナーの一人か…

>次回はハヤテとアテネの絡みも入ってきそうですね…

鋭い勘だぜ…←

ま、このポジにつける原作キャラはアテネしかいなかったもので…!

そして予想通りここの絡みも見られますよ…!

>ではこの辺で…

>これからも更新頑張ってください♪

と言われたので連日更新してみました☆

ハヤテ「すごっ!?」

昔は1日3回更新とかしてたからねっ! 私は執筆速度とタイピング速度には自信があるからね…! ってなわけで、今回も楽しんで頂けたら幸いなのですー♪

球摩川ボックスさん感想ありがとうございました♪


▼迅風さん

>うにゃ、迅風です!!

うにゃ、リラちゃんですっ!

ハヤテ「なぜにその自己紹介!?」

>更新楽しみにしてたですよーリラさん♪.+゚ヽ(o`・∀・´)ノ.+゚

>大好きな作品が更新されるのは相変わらず凄い嬉しいもの……というかテンションすっごい上がるにゃーって実感するです!!

おおう…! ありがとうです! 私はそのセリフでテンションあがってきた…!

そして今回は早期更新、というね。…実は結構先まで書きあがってるのは内緒である。

ハヤテ「あれ!? そうなんですか!?」

アイパートは全てできているのだ…! てなわけで、次回は二話同時更新でいくぜ…!

>じゃあ早速感想なのです!!ノシ

>うみゃあ初めからあの方なのです……!! ジョウシ様の御声が聴こえてくるのですよー……!! 二話目で声訊けたよわーい♪ ……懐かしい……!!

二話目で出てきたのは私はあの方が結構好きだからです…!

上位個体「やっはー♪ お久だぜー!」

やー、確かに懐かしい…! 素顔が見えてくるのはもう少し後かな…?

>さささっと挙げられた修正内容もサクッと出来るだろう辺りは流石創造神様や……!!

上位個体「もっと褒めてもいいんだぞ!?」

アイ「調子にのらないの」

上位個体「ちえーっ」

ハヤテ「なんか立場逆なような…!?」

でも、確かに流石ではありますよね…! あの修復の速さ。喫茶店直して怪我直して記憶消して…創造神凄いなぁ…!

上位個体「もっと褒めてもいいんだぞ…!」

>逢ったばかりの相手の事を思い遣れる辺りは流石アイ神の美徳ですぜ☆

アイ「……そりゃあどうも」(←なんか気恥ずかしい)

アイはなんだかんだ照れ屋なので優しい、とか言われると恥ずかしいんだよね…!

アイ「うるさいわね…別にそんなんじゃないわ」(←つん、とそっぽを向きつつ)

>そして実際そりゃハヤテも驚くよねー……ナギの怪我も店も全部何事も無かった様に直っちゃってるしさー……流石はジョウシ様……!!

上位個体「もっと褒めるのだ…!

アイ「まだ言うのかアンタは…。ちょっとは自重しなさい自重…!」

>それでハヤテは不幸ですかー……そんな事ないよ美少女と関われるだけで不幸でもなんでもないよぉ!!←

ハヤテ「あれぇ!?」

まぁ、ハヤテの周りには美少女がいますからねたくさん……全く大した奴だ…

ハヤテ「いやいやいや…!?」

でも前にクラスの男子が「あれくらいモテたいよなー」って言ってたら、他の男子に「じゃあ、トラックにひかれてもピンピンしてて1億5千万で親に売られればいいんじゃね?」って言ってて笑ってしまったw

うん、やっぱ不幸ではあるよなうん…ってその時思った私である

ハヤテ「何そのしめ!?」

>でも何事かに巻き込まれるスキルは流石だよねーハヤテも。遂に神様にまで目をかけてもらえる程とくりゃあ大概の事はもうなんでもないね!!←

その内天使からも目をかけてもらえる。無論人間からもすでに…! なんだ貴様!?

ハヤテ「何でそこで怒られるの!? つくってるの作者さんなのに!?」

私つくってないよ…! 君ら勝手に動いてるもん…!

ハヤテ「あれぇ!? まぁ、巻き込まれやすいのは否めないですからねー」

大丈夫だハヤテ。世の中巻き込まれずに過ごせるのに苦労の中に自ら飛び込む苦労人もいるから…!

ハヤテ「そこで今回登場の彼のことを言いますか…!?」

>でも何故そこで小麦粉ばふんっ!? どうしてそこで真っ白なハヤテ君の出来上がり!? 頑張るかーの意思の結果が何を引き起こすの!?

ナギ「綺麗に真っ白になっていた」

歩「あれ凄かったねー!」

ハヤテ「おかしいですよねホント…。何で頑張ろう! って思った瞬間ああなったんだろう…おかしいなぁ…」

でもよくあるよね? 頑張るぞー! って思ったとたん何かに疎外されること。

ハヤテ「まぁ、そういうこともありますけどね確かに…!」

私だって試験当日「頑張るぞー!」って思ってたら手持ちの腕時計が3ついっきにとまって笑いましたよ!

ハヤテ「それはあんま笑えないんじゃ!?」

>そして相変わらず流石はマリアさんだね☆ 有能な観察眼なのですー♪

彼女もメイドさんですからね…!

もう私の中でのメイドの定義が色々おかしいんだぜ…ふっ。

ハヤテ「まぁ、そこは今更感があるから放っておきましょう…!」

>で、お風呂上りのハヤテを待っていたのはアイ神ですかー……いやぁ懐かしい、実に懐かしいよこの展開!! そして開始早々に美少女と同居まで持っていく辺りは流石のハヤテの女運だね!!←

ハヤテ「なんかおかしい…!? 別に僕が望んだわけではないのに…!?」

いや、でも美少女と同居できるのは幸運でしょう?

ハヤテ「…いや、まぁ世間的にはそうですけど……バレたら社会的に殺されるかなぁなんて…」

ふっ、そこも含めて女運でなんとかするのだ…!

ハヤテ「何その無茶ブリ!?」

>しかしナギにバレたら確実に屋敷から放り出される様な展開なのだ……だがアイ神はそんなヘマはしない!! するとしたらハヤテだから気を付けて!!

アイはそんなヘマはしないっすね! しても誤魔化す能力がある…!

やらかすのはいつもハヤテなのだ…!

ハヤテ「ひどっ!? でも否定はできないから気を付けますよ…本当に…!」

バレる展開も楽しそうだけどねー

ハヤテ「ちょっとぉ!?」

>それと不法侵入の事なんか気にしないのですハヤテ君。アイは美少女だから許されるのです。そもそも屋敷には結構高確率で色々唐突に何人も現れるじゃないですかっ!!←

何でも許される美少女の法則って奴ですね…!

ハヤテ「なんですかそれ!? でも確かに屋敷には唐突にいろんな人が現れますがね…!」

ナギ「うん、まぁ私の幼馴染メンツとかは結構唐突にいるなぁ…」

つまり、三千院邸が特殊なのか…?

ハヤテ「いや、その結論はちょっと…」

>だが曖昧な対応うんぬんを即座に見抜く辺りハヤテの対女性スキルは侮れない……。

ハヤテ「いやいや!?」

まぁ…普段鈍感なのにああいうとこだけ…ねぇ?

ハヤテ「ねぇ? じゃないですって…! なんとなくそうかなぁ、って思ったんですよ…!」

>そしてパーティーの説明来た……!! 一〇柱の神様たちの出番楽しみ……!! 最後まで隠れるもあり……うん、奴か……。

アイにとっては何度目か分からないパーティーの説明である…!

10柱の神…順番や性格、名前は多分変わっていないのお楽しみにです♪ 最後まで隠れるのは奴だ← そこは変わらない…!

そして電光神の次に出てくるのは名前どうしようか私を悩ませてくれるあの神であることも変わっていないのである…!

アイ「ああ、奴か…」

>しかしこのパーティーも相変わらず色々難儀やよねー……。そもそも何か違和感が……まぁいいや。どんな願いも一つだけ叶えてくれるジョウシ様……!! 叶える時も相当カオスだったんにゃねーと思いだす。

上位個体「叶えるときもカオスだぞーっ。…ま、今までは割と勝ち抜くやつが同じだったからあれではあったんだがな…」

そしてパーティーは本当難儀である。かなり面倒なシステムだし…違和感しかむしろない戦いなのである…! そしてその違和感がとけるときにはきっと20章くらいはいっているんだ間違いない…!

ハヤテ「やっぱそんなに続くんですねぇ!?」

>そしてアイ神の願いは「パーティーを止める」事……うむ……!!

>あのイクサが死んだっての相変わらず衝撃が大きいなあ……、あれだけの強さのイクサが死んでしまったってのは相変わらず悲しいやぁ……。

本当悲しいですよね…、うむ…

しかし、まだ原作がそこまで進んでないときに書き始めた作品だから結構原作と矛盾が出てしまっているのだがこの作品はこれで通すしかない…!

ハヤテ「兄さんあんなに強かったのに…」

アイ「………、」

>同時にこれだけの事を想うって事は目の前で相当なものを感じた見たって事に他ならない話だよねー……。ハヤテも頑張ってくだされですー!!

アイ「…まぁ、そうね…」

ハヤテ「あ、はい! 頑張りますよ…! ほんと、とりあえずバレないように…それだけは気をつけなきゃ…」

苦労してるなぁ…

ハヤテ「つくった張本人あなたですけどねぇ!?」

>でも馴れ合って欲しいにゃあ!!←

アイ「なれ合わないわよーだ」

>すでに最大級の馴れ合い「同棲」状態が発動しているだけでも相当だけどね……、ハヤテごめんね、少し殺させてもらっていいかにゃ……!!←

確かに最大級の馴れ合い…!? なんか神様色々順番すっ飛ばしてくるなぁ…!!

アイ「う…そう言われると…」

ハヤテ「ってなんで僕殺されなきゃなんですか!? 嫌ですよ!?」

そりゃハーレム形成してる上に美少女を同居を始めたからじゃ…?

ハヤテ「ハーレムは形成してないですって…!」

少し殺したら鈍感がなおるかなっ?

ハヤテ「軽い口調で何いってんですか!?」

>そして新たな神様きたぁあああああああああああああああああああああ!!!

>相変わらずの独特過ぎる服装できおったぁあああああああああああああああ!!! 加えて現れたのですアテネぇえええええええええええええええええええええええええ!!!!

きたぜぇぇぇいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!

ハヤテ「何で叫んだ!?」

そういや、彼の独特な服装には理由があったのに忘れてしまった…!

ハヤテ「忘れちゃダメなんじゃ…!?」

実はここも結構いい組み合わせではあるんだけどねーっ。ここの組み合わせもお楽しみに、なのです…!

>神との契約者として天王州アテネも本格始動ですね……わくわくですやはり……!!

本格始動です…! ちなみに原作キャラで神のパートナーはここだけだったのですが…1人増えたのでその辺もお楽しみにです!

わくわくを裏切らないように頑張るぜーい☆

>アイも転入する形で一石を投じるわけだし……楽しみ……!!

アイ「ん、学校が一番コンタクトとりやすいと思ってあらかじめね」

恐ろしいまでの行動力…! ってなわけで、今回は学校パートです! そして“彼”も登場です…!

>それでは次回も楽しみにしておりますにゃリラさんー♪

はい! 連日更新してみたので、楽しんでいただけると幸いなのです♪

>ではさらばなのですっ(`・ω・´)ゞ敬礼っ

迅風さん感想ありがとうございました♪


▼キーstさん

>みゅー!キーくんです。早速感想をば、

みゅー! 李薇です! 感想ありがとうってばよ!

ハヤテ「謎の口調!?」

>あるねぇ、よくある。本当に凄い方だからこその貫禄の無さ。不思議だねぇ。

やっぱ私はギャップが好きなのでこうなっています…!

大体貫録ない方の方が曲者だったりしますからね…! 能ある鷹は爪を隠す、という奴はまさにこれかなーなんてっ

ハヤテ「確かにいいますねー」

>そして、白執事くんの出来上がり。ハヤテ、思い出すことが一つ足りないぞ。『そういえば、僕は不幸だったなぁ。』が足りない!それがすべての要因だ!

ハヤテ「なん…だと…!? じゃなくて! 確かに不幸ですけどそれが全てなんですか!?」

ナギ「まぁ、すべてだよな?」

歩「あはは…」

ハヤテ「ちょっ!? 何この満場一致感…!?」

小麦粉はおちないんだよねー。髪とかにこびりついちゃってね…片栗粉はさらさらしてるから割と大丈夫なんだけど、と経験者は語ってみる。

ハヤテ「あれぇ!? 小麦粉のくだり作者さんの実体験なんですか!?」

>マリアさんの謎を解こう。ハヤテくんは氷の神様に憑かれているんですよ。

マリア「ああ、なるほど…ってえ?」

ハヤテ「いやいやいや…!」

アイ「…ってか憑いた覚えはないわよそんな人を悪霊みたいに…むぅ…」

>アテネさんや、神なのか?と聞いてるけどさ、貴女も一応『眼鏡』の名を…………間違えた。『女神』の名を持っているだろう。まぁ、本物には届かないんだろうけどね。

アテネ「ちょっ、眼鏡って何で間違えたんですの!? だいぶ違うような…!?」

まぁ、女神の名は持ってますしそれはそれは神々しい彼女ですけど、本物はまた別ではありますよねやっぱり…

アイ「まぁ、根本的にね…。とはいえ、人間と神は近いっちゃ近いけど。なんせ神をかたどってつくってるわけだしね人間は」

>そして、パーティーを止めるために組んだ二人の物語が…………今始まる……みたいな?

そんな感じですね…! 始まるのは…もうちょいあとかもですが…!

ハヤテ「あれ!?」

ま、今後の展開次第さ…!

>では、また次回です。次回も楽しみにしてます。では。

キーstさん感想ありがとうございました♪
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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.18 )
日時: 2013/02/04 19:27
名前: 李薇



伝説の連日更新であるっ。昔は1日に1回ペースだったもんなぁ、懐かしい。

そして今回は二話連続更新ですぜっ! ぐんぐんいきましょうっ!

さて、李薇作品内のキャラクター人気投票第一位のキャラ、登場です

義妹やらその姉やらに先駆けて登場! になります。

……ま、一応彼2人目のヒーローなのでね!



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第三話 『思わぬ再会』


 ピピピピッ…と目覚ましがなる音でハヤテは目覚める。

 まだ、外もようやく明るくなり始める時間帯である。

「うーん…」

 ぐっ、と腕を伸ばすと全身の骨がゴキッと音を立てた。

 ポチッとハヤテは、目覚ましのボタンを押しつつ、やはり固い机で寝るのはキツかったか…と思う。

 何故机で寝たのか。

 その答えは簡単で、彼のベッドにあった。

「………スー…スー…。」

 部屋の隅にあるベッドをこの可愛い少女に占領されたからである。

 普段の強気な発言からは想像できないくらい、可愛らしい寝息で彼女はまだ寝ている。

 まぁ、神にどれくらい睡眠が必要かは知らないが、まだ朝早いし寝ていても無理はないだろう。

「………、はあ」

 思わず漏れるため息。

 とりあえず、ベッドの前にタンスを並べて敷居をつくってはみたもののこれは、由々しき問題だ。

「どうしよう…これは、もう戦い以前の問題だよ…」

 兄さんも苦労したんだなー…と思う健全な高校生綾崎ハヤテは、時計を見る。

 早く着替えて朝食を用意しなくてはならない。

 そういや今日は平日で学校あるけど、

『ま、流石に学校にはついてこれないもんなー』

 ははは、と頭の中で笑いながらハヤテは部屋を出る。

 ちなみにハヤテは気付かなかった。

 アイが寝ているベッドの横に、見慣れた制服が置いてあることに…。










 白皇学院。

 ここがナギとハヤテの通う学校である。

 世間一般で言う名門校で、幼稚園、小学校、中学校、高校とエスカレーター式の金持ち学校だ。

「ふわあ…。くそ…。来たくなかったのに…。マリアの奴…」

 相変わらず自堕落のお嬢様、ナギは欠伸をしながら文句を言う。

 しかし、この少女文句を言っていないときがない気がする。

「まったく。お嬢様ももう少し真剣に学校に通ってくださいよ…」

 引きこもりのナギの説得は本当に疲れる仕事なのだ。

 ということで、ハヤテもマリアもいつも苦労している。

 今日はマリアのナイスプレーでナギも学校に来てくれたが、これで今週はもう学校に行かないかもしれない。

「あら、おはよう。ハヤテくん。」

「?」

 と、不意に後ろから声が聞こえてきた。

 振り返ると、そこには桃色の髪に黄色い瞳の1人の少女が。

 白皇学院生徒会長桂ヒナギク。

 ハヤテとナギにとってはクラスメートにもあたる。

 そんな彼女を見てナギは―…、

「ちっ。ヒナギクか」

「こら。会っていきなり舌打ちするんじゃないわよ。ナギ」

 まったく…とヒナギクは、ため息をついた。

 まぁ、ここで来たのがヒナギクでなくても、ナギの反応は同じだっただろうが。

「本当ハヤテくんも毎日大変ね」

「あはは…」

「なんだその笑いは!!! 否定しろ! 否定!!!」

 えー、否定のしようがないですし…とハヤテは苦笑しつつで主張するが、お嬢様には届かない。

 と、ここでヒナギクがこの時間にここにいることに疑問を覚えた。

 彼女はいつも生徒会室にいるので、この時間ここで会うことはないのだが…、

「ん? 今日は生徒会室には行かないんですか?」

「ううん。もう行って仕事してきたわよ。今日はね、転入生が来るから挨拶がてらに教員室に。だから朝早く来て仕事してたのよ」

 相変わらず真面目だなぁ、と思いつつ、不意に先ほど言ったワードが気にかかった。

 転入生?

「転入生って…?」

「ええ。海外からの留学生らしいわよ。イギリスだったかな?」

「へー♪ 海外ですかー♪」

 勘が良い方なら、ここですべてを察せるだろうが、そこは鈍感執事。

 察することはできず。

 この後起こる展開など全く予期することなく、ハヤテは教室へ向かっていくのだった。










「はーい♪ってことで、転入生を紹介しちゃいまーす!!!」

 担任の麗しき世界史教師(自称)桂雪路がそう言うと全員がおおおおおー!!! と叫ぶ。

 転入生、なんていうのはやはりどこの学校でも盛り上がるものなのだ。

 しかも海外から、となればみんな目新しさも倍増である。

「…ったく元気な奴らだ…」

「あはは…」

 そんな中で冷めた主を見て、ハヤテは半ば苦笑。

 元気って、お嬢様若いでしょう! と心の中でツっこみつつもお嬢様には届かない(本日二回目)。

「さー! 転入生入ってきて!!」

 雪路の声に合わせて、ガラガラと教室の扉が開く。

 扉の向こうに立っていたのは1人の少女だ。

 銀色の髪に青い瞳のかわいらしい―わぁ、なんだかすごく見覚えがある外見の………、

「………、」

「初めまして。転入してきましたアイ・グラハムと申します」

『でえええええええええー!?』

 思わずハヤテの表情が崩れる。

 見覚えがあるどころか、自分の部屋で暮らしている少女だ。

 ってか、ついさっきまで自分の部屋のベッドですやすや寝てたはずの少女だ。

「? どうしたんだ? ハヤテ?」

「な、何でもアリマセンヨ?」

 あまりに表情が崩れていたせいか、ナギが心配そうに尋ねてきた。

 全く誤魔化せる雰囲気ではなかったが、今はそれどころではなかった。

 ハヤテからすれば何でここに!? という感想に限る。

「アイちゃんはねー! あのイギリスの名家グラハム家の娘さんでね! 社会勉強のために今だけ留学中なんだって!」

『何その設定!?』

 名家どころか、実は神様なんてみんな思いも寄らないのだろう。

 男子は「うぉー…美少女ー…」とものすごく盛り上がっている。

 まぁ、わかる。ただでさえ外人を見ると綺麗だな、と思うのに、アイはさらにそれを凌駕する美しさを可愛さを兼ね備えている。

 それに対し女子は、「ったく男子は…」とつぶやきつつも、やはり美人だと思っていた。

 それもわかる。アイは女子から見ても普通に綺麗な顔、と称せる。

 その辺の人の美の定義を簡単に覆せるほどの可愛さなのだ。

「じゃ、アイちゃん。自己紹介」

「もうしたけど」

「えっと、年とか…趣味とか…」

 「年?」とアイは、しばらく黙る。

 彼女は頭の中で何歳だっけ、と計算してから―…、

「年は、1548さ…「うわああああ!!!」…?」

 ハヤテが大声を出すとクラスメート冷たい視線が向かってくる。

 アイもアイで怪訝そうな表情だったが、―どこの世界に1548歳の転入生がいるのか!

 アイさんもそれくらい気付いて! と思いつつ、

「どしたの? 綾崎くん?」

「あ、えと…。や、やだなー! 桂先生! 年齢は同級生なんだから16か17じゃないですか! 聞かなくてもわかりますよ!!」

「あー…それもそうね」

 内心でホッとするハヤテ。

 まぁ、それで誤魔化せたと思ってるのが凄いが、それで丸め込まれる雪路も雪路だ。

 アイは「あー…人間だとそうよね…」と呟いていたが、みんなには聞こえない。

「えっとじゃあ趣味は?」

「趣味? 甘いものを食べることかしら」

「マジで!? じゃあ、今度一緒に食事いこ!? アイちゃんはスイーツ、私は酒! アイちゃんのおごりで☆」

「何がどう『じゃあ』なのよ?」

 全くだ、と一同が同意する中、「まぁ雪路だしな…」とみんな呟く。

 なんかそれで済むのがこの教師の良いところのような悪いところのような…複雑だ。

 すると、ガラガラ、と教室の扉が開く音がした。

 皆アイの方にとられていた視線が再び教室の扉へ向き、

「あー、すいません、遅刻しました」

「遅いわよ! 新橋くん!」

「…あー、まさか遅刻ごときで酔いどれ教師に怒られるとはなぁ…」

 ブツブツ言いながら入ってきたのはハヤテ達のクラスメート。

 黒髪に藍色の瞳。身長も高めで、体格も良く、世間一般でイケメン、と称される少年。

 新橋ユウマ。

 校内でもかなりモテモテの彼は、一応変人だらけの白皇内では常識人(しかし、一般人ではない)であり、ハヤテの数少ない男友達でもあるが、それはまた後程。

「酔いどれ言うなっ! けど、珍しいわねぇ。いつもサボリの新橋くんが遅刻でもくるなんて」

「いや? なんとなく来ただけですよ? そこで睨んでる俺の妹も怖いですし」

 と、ユウマが発言すると教室の隅の方の席に座っている茶髪の少女が反応した。

 彼女は特に発言はしなかったが、「バカ兄貴…」とだけ呟いてため息をついていた。

 と、そこで初めてユウマはアイの方を見て、

「……ん? 転入生?」

「そうそう! アイ・グラハム! 留学生よ!」

「……グラハム?」

 ユウマは少し眉をひそめて「…あの家って一人息子しかいなかったと思うんだけどな…」と首をひねりつつ、ようやく席についた。

「おほんっ」雪路はユウマの着席を確認すると、「まあいろいろと不慣れだと思うからみんないろいろ教えてあげてね!」

 はーい!! とクラスメートから元気のいい返事が返ってきた。

 ちなみにこのHRがハヤテの体力を結構削ったのは言うまでもない。










 1時間目の授業が始まった。

 この日の1時間目は数学の授業だ。

「で、ここはこうだからこうなって…。」

 先生が説明している間もハヤテは、アイの方を見る。

 彼女はシャーペンを持つだけ持ってはいるが、やる気がないのか全く教科書を出してはいない。

 いろいろ大変なことになりそうだなー…と思っていると、

「アイ・グラハム! 教科書も出さないとはどういうことだ!!!」

「え?」

 先生の声が聞こえると全員がアイの方を見る。

 アイは、腕を組みながら机には何も乗っていない状況で先生をジロリと睨みつけ、

「うるさいわね。アンタさっきから教科書に書いてあることしか言ってないじゃない。だったら教科書なんて出す必要ないでしょ。大体教科書の中身は私は全て暗記してるわ」

「なっ!?」

 いっきに教室の空気がザワついた。

 一部頭の良い方々は確かに、という空気を出しているが、それがますますこの教師に火をつけた。

「じ、じゃあこのこの問題をといてみろ!!!」

 先生はバンッ!! と黒板を叩く。

 黒板に書かれているのはかなりの難問だ。

 大丈夫かな、アイ…とハヤテが心配していると、

「V(α1)の基は exp(t)で次元は1。V(α2)の基は exp(-t)とt・exp(-t)で次元は2」

 …え? と一同がぽかーんとする中、アイは一瞬で答えをはじき出した。

 流石に合ってないだろう、とみんな思っていたが、

「……なっ」

「言った通りよ。合ってるでしょ?」

 アイがそういうと先生は悔しそうにむぅ…と頷いた。

 一方でクラスは、物凄くざわついていたがあまりアイは気にしていないようだ。

 …ちなみにアイは、2時間目でも3時間目でも同じことをやり、あっという間に先生に注意人物にされていき、またこの行為は『教師潰し』としていきなり名物になってしまったことに彼女は気付いていない。










「で、何してんですか!?」

 昼休み。

 ハヤテはナギを誤魔化し、男子たちの怖い視線をくぐりぬけてアイを裏庭につれてきていた。

 ハヤテの切羽詰まった問いかけにも関わらず、アイは何気ない表情でサラサラの髪を手でとかしながら、

「何してる…って…。言ったでしょ? アンタの近くにいないといけないって。物覚え悪いわね。」

「いや、そうじゃなくて…」

 はぁ、とため息をつくハヤテ。

 今後の学校生活がどうなるやら…想像もつかない。

「…ねぇ。私が挨拶してる時に入ってきた男…」

「ん? ユウマ?」

「………、」アイは少し黙って、「……いや。気のせいかも。何でもないわ」

 ん? とハヤテが首を傾げる中でアイは目を細める。

『あの男から得体のしれない何かを感じ取れた。それが何かは分からないけど』ううむ、とアイは考え込み、『それに、白皇に入るということで戸籍偽装してグラハム家という家の娘としてきたのに、あの男には即座に嘘がバレてたっぽいし…』

 海外の家なんかそんなに詳しい奴はいないと思っていたが、……曲者だわとかなんとか呟いているアイをを見ながらハヤテはきょとんとする。

 まぁ、考え事してるっぽいから放っておいた方がいいのだろうか?

 と、アイは急に「そうそう」と言い、

「この学校に、神がいるわよ」

「………、」ハヤテはしばらく黙ってから「え?」

「いや、そのままの意味よ。…多分アイツね」

「ええ!? なんですかその唐突な展開!? ってかアイツって昨日の…?」

あー違う違う、とアイは否定して、「…そんな有害な奴じゃないわ」と付け足した。

アイにはわかる。この気配は昨日の電光神ではなく、―別のある神だ。

「安心して。アイツは卑怯な手で勝とうとはしないわ。なんせ真っ直ぐで暑苦しい年下の熱血バカだから」

「いやいや、誰が熱血バカだよ!?」

 次の瞬間聞こえてきた声。

 発信源はハヤテの横。いつの間に!? といった感じにハヤテが横を見るとある少年がいた。

 外見から判断するに、13歳くらいの少年。

 紅色の髪に、帽子をかぶっていてマントを羽織り眼帯をつけている。

 …なんというかファッションにはツっこんではいけないのだろうか。

 っていうか、神様ってみんな神出鬼没なのか? とか色々ハヤテが疑問を抱いていると、

「………、」アイは少年をジト目で見ながら、「…相変わらずアンタの服装センス最悪ね。」

「ちょ!? いきなり会ってそれはねぇだろ! いくらクイーンでも人様の服のセンスにケチつける権利はないはずだぜ!」

 クイーン? とハヤテが首を傾げるのをアイは無視して、

「で? アンタのパートナーは?」

 と、問う。

 どうやら彼女は説明したくないことははっきりスルーするようだ。

 今後、彼女にスルーされたらそれは説明したくないことと判断しておこう。

「ああ…」少年はそうだった、と思い出すように「そこに」

 と言って、後方を指した。

 ザザァ、と緑が風に揺られるのと同時に黒のドレスが見えて、

 カツン、とヒールの音がした。

「ちょっと! 私がヒールだって忘れてません!?」

「…え?」

 どことなく聞き覚えのある声だった。

 そして見覚えのある外見だった。

 それは、金髪縦ロールの少女だった。

 抜群のプロポーションに、黒のドレスが良く似合っている少女だった。

 そして、

 ―かつて、ハヤテが傷つけてしまった少女だった。

「………、アー…たん…?」

 名前を呼ぶと。

 彼女は。

 天王州アテネは、こちらを見る。

「…ハヤテ?」

 きょとん、と彼女の凛々しい赤色の瞳がハヤテを見つめる。

 しばらく、その場に静寂が訪れた。

 ザァ、と風に揺れる緑だけが彼らの再会を物語っていた。


                                         第三話 END


てなわけで、李薇作品ではおなじみ新橋ユウマ登場。

義妹もちらりと出てましたが彼女の本格的な登場はもう少し後…かな?

アイがすでにユウマをロックオンしてますがね、まぁユウマも色々特殊な人間なので…その辺は今後少しずつ解明していくとして。

新橋ユウマ、重要なキャラなので宜しくお願いします☆


そして、名前出なかったけど、熱血漢の神様も出ましたね! 彼もよろしく☆

さぁ、連続更新いくぜーっ☆
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Re: 君と共に! 第一章 2月3日更新 ( No.19 )
日時: 2013/02/04 19:28
名前: 李薇

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第四話 『氷×風』


 アイは「まー、朝からアンタの気配は感じてたんだけどね、」言ってから、

「まさかここで会うとは思ってなかったわ。アンタアテネのパートナーやってたのね」

「俺はお前が今日ここに来るのはわかってたぜ。転入手続きの書類で見たからな。…しかし、戸籍偽装してまでパーティーやらせるとは、創造神様様だよな」

 やれやれ、と少年は2人で話しているハヤテとアテネを見ながら呟いた。

 全くよね、とアイもそれに同意する。

 が、少年は先ほどのアイの発言の中に疑問を見出して、「ん?」と首を傾げ、

「あれ? お前アテネのこと知ってんのか?」

 そう。さっきさらっとアテネと呼んでいた。

 が、フウが知っている限りこの少女たちは初対面のはずだ。…なのだが、

「知ってるわよ」アイはさらりと頷き、「…昔、イクサがよく面倒見てたから。」

「あーなるほどな」

 少年もそれに賛同する。

 綾崎イクサはとある事情からアテネを救い、それ以来アテネの面倒を見ていた。

 そして、アイも同様にアテネとよく遊んだりしていたのだ。

 遊んだりしていたのが……が。

「…けど、あんなに小さかったアテネに……まさかぬかされるとは」

「? 何が?」

 きょとん、とするフウだがしばらくして気付いた。

 身長はアイの方が高い。では、アイがアテネより劣ってるものは……、

 気付いて目線をアイの顔からわずかに下へと落としていき、

「…そういやお前…相変わらず断崖絶壁―…、」

「ほほう? こっちはいつ戦ってもいいのよー? 風を司る神のフウくん?」

 即座に殺気を感じた少年―フウはぎくっ、と肩を震わせる。

 胸が断崖絶壁なこと気にしてたのか…と思いつつ、

「良いじゃねぇか。あんなのない方が匍匐前進早く出来るぜっ☆」

「一体私たちの普段の戦いにおいてそれが役に立つときが来るのかしらね…? っつか、それフォローとして間違ってるわよ?」

「はっはっは。ま、何が楽しくてお前と真っ先に当たらなきゃいけないんだよ。冗談じゃないって」フウは笑ってごまかしつつ、「歴代2位の強さを誇る女のくせに」

 そう。氷を司る神のアイ。

 彼女は歴代の神々の中で第2位の実力を誇る女神だ。

 無論、この順位は前回のパーティーでの戦いからつけられているので、若干の誤差はあるものの、アイの実力が高いのは言うまでもない。

「それに」とフウは話をつづけ、「どうやら俺らの目的は一致してるっぽしな」

「…え?」
 
 アイは首をかしげる。

 が、フウは特に取り合わずにハヤテとアテネの方…正確にはハヤテの方を凝視していた。

「………イクサの弟…か」

 フウがそういうと同時にアイがピクッ、と反応を示した。

 それ以上言わないでほしげな顔だったがフウはそれを見越して尋ねる。

「―お前、大丈夫なのか?」

 が、意外にも、その質問に対して、アイが返してきたのは笑顔と「何が?」という返答だった。

 思わず呆気にとられつつも、逆にフウの方がたどたどしい口調で、

「あ、い、いや、だからまだあのことを気にしてるんじゃって…」

「全然?」

 今度は笑顔じゃなくて、冷たい視線だった。

 それ以上深く入ってくるな、といわんばかりの。

 いわば、アイからの忠告のまなざしだ。

 流石に歴代2位のその脅しには素直に従うことにして、フウはそれ以上何も言わない。

「………いつまでもあの事を気にしていても仕方ないでしょ。薄情だと思うならそれで結構。しょせん私はそういう奴よ」

「………、」フウは少し黙って、「よく言うぜ。お前が薄情だったら、一体ほかの奴らはどうなるんだか」










 裏庭の大きな木の木陰にハヤテとアテネはいた。

 アイとフウも何やら話しているようだが、こちらはこちらで色々話すことがあった。

「…そうですか。ハヤテもパートナーを…」

 一通りの事情を聴き終えたアテネは、そうつぶやいた。

 ハヤテも、それに対してコクリと頷く。

 まさか、彼女とこんな形で再会するなんて思ってもいなかったので、驚きを隠せない気持ちはあったが、とりあえず今はそこには言及しないでおいた。

 色々聞きたい気持ちがあったけど、触れにくいところもあったのだ。

「…ということは、私と同じ目的ですわね。」

「え?」

「…私も…イクサさんのためにも…この戦いを止めたいと思ってフウとパートナーになることに了承しましたのよ」

 にこり、とおしとやかな笑みを浮かべつつ言うアテネ。

 が、それに対して、ハヤテはきょとんとする。

「…え? アーたんって兄さんのこと知ってるの…?」

「………ええ。王族の庭城から私を出してくれたのは…紛れもなくあなたの兄のイクサさん。そのあともアイさんと一緒に私の面倒をちょくちょく見てくれたりしていたわ。でも、私のせいで…」

「え?」

 最後の方が聞こえなかったのでハヤテはきょとんとしたが、アテネはそれ以上言わなかった。

 ハヤテとしても根掘り葉掘り聞くつもりはないのでさほど気にしないでおいた。

 大体こういう時に根掘り葉掘り聞くと、自分は地雷を掘るので…ここは黙っておく。

 すると、アテネはしばらく何かを考えるような仕草をとってから、

「ハヤテ、私たち手を組みませんこと?」

「…え?」

 予想外のセリフに、ハヤテは驚く。

 というか、パーティー内での協力とかってありなのか? とか

 そもそも協力ってどうするんだ? とか色々疑問符を浮かべていると、

「言ったまんまですわ。私たちの目的は同じなんですから、戦う必要性はないはずですわ。でしょ?」

「まあ、そうだけど…」

 それでいいのかな? と疑問符を浮かべているハヤテに対してアテネは特に気にしていない表情で、

「いいのよ。あなた…アイさんから聞いてないの? 神は基本的に人間の方の決定に従うんですってよ。よほどのことがなければね。だからいいのよ」

「はあ…」

 特に協力ダメ、とかいうルールもないしね、と彼女は付け足した。

 じゃあ、これで良いのかな…? と首を傾げているとアテネはくすっと笑い、

「そういう優柔不断なところは相変わらずですのね」

「え…、あ、ああ…」

「ほんと、甲斐性ないですわねー」

 グサッ、とアテネのセリフがハヤテに突き刺さるのを感じた。

 まぁ、甲斐性なんてないさ。知ってたさそんなこと!

 そう思いつつもハヤテはアテネを見つめ、

「…ごめん…」

「………、何が? 別にあなたのそういうところは…」

「そうじゃなくて。…昔…君に酷いこといって…本当にごめんなさい…」

 その言葉に対して、アテネはしばらくきょとんとした。

 それから、またふふっ、と笑みを浮かべて、

「…別に気にしていないわよ。でも、ありがとう。本当にハヤテは優しいわね。」

「ですから…」とアテネは言葉を続け、「…これからまた、一緒にがんばりましょう。」

 それに対して、ハヤテはパアッ!と顔を輝かせて、

「ありがとう♪ アーたん♪」

 と、昔のように無邪気な笑顔で微笑んだ。

 ちなみにそれに対してアテネが少し頬を赤らめていたのは言うまでもない。

「………、話がついたようね。」

「!」

 気付くと、後ろにアイとフウが立っていた。

 …うん、やっぱり神様って神出鬼没のスキルがあるんだな。

「よかったー。さすがにクイーンとは戦うのはキツいしな〜…」

 やれやれだぜ、と汗をぬぐう仕草をするフウ。

 それに対してハヤテは「クイーン…さっきもいってたな」と首を傾げた。

「ああ…」と、先ほどはスルーしたのに今回はアイが反応し、「私のことよ」

「…え? なんでクイーン?」

「前回の勝ち抜き者をそう呼ぶのよ」

 クイーン、ってネーミングセンスどうなんだ? と首をひねるハヤテ。

 いや、クイーンは良いが男性神が勝ち抜いたらキングになるのか?

 それはなんか…なんとも言えないなぁ…などとどうでも良いことを思いつつ、

「…え、前回勝ち抜いたんですか?」

「ええ。まあね」

 ん? と疑問符がまたいっぱいでてきた。

 アイはこういっていた。―イクサは死んだと。

 パートナーが死んだのに…勝ち抜いた? そんなことあるのか?

 そもそも何が勝利の条件なのかすらよくわからない。

 けど、なんかアイにイクサの事を聞きづらかったので、特に聞きはしなかったが。

「さてと、じゃこれからはよろしくお願いしますわね。」

「うん!」

 ハヤテが元気に返事するとアテネもそれに笑い返した。

 凄く和やかな雰囲気になった。

 なった、のだが―………。

「………、」

 険しい顔つきの神が2柱。

 アイとフウだ。彼女たちは互いに顔を見合わせて、

「………どう思う?フウ?」

「………、この気配は…電光を司る神…っぽいよな。」

「チッ。私アイツは嫌いなのよね…。昨日すでに会ってるんだけど」

 ぶつぶつと文句を言うアイをはは…と笑いながらフウは見る。

「でもアレはさ、あからさまにケンカ売ってるだろ」

 とフウが言った次の瞬間、

 バヂバヂィッ! と遠方から音がする。

 こうやって、いつでも一般人に手を出すぞ、という脅しでこちらをおびき寄せようとしているのだろう。

「……相変わらずムカつくやつね。電光神ライは」

「…一応アイツは俺の先輩なんだけどな」

「じゃ、アンタ行ってきなさいよ。先輩なら戦い方わかるでしょ」

「えー。いや、俺ちょっとやらなきゃなんねぇことがあるからさ」

 ん? とアイは首をひねってから、「あー」と頷いた。

 フウはこっちに来てから、真っ先に行うことがあるのを思い出したのだ。

「じゃ、良いわ。私たちで行くから」

 アイは、そういってからにこにこ笑っているハヤテの襟首をガシッ!! と勢いよくつかんだ。

「話は聞いてたわね? 行くわよ!」

「え。今ですか? ってか何も聞いてなかったんですけど!?」

「今じゃなきゃいつなの?」

「でええ!? でも授業は!?」

「授業と戦いどっちが大切なの?」

「いやー…成績的には授業を取りたいところなんですけど」

「いいから行くわよ」

 あー…どっちにしても話を聞いてくれないんですねー…とハヤテは思う。

 まぁ、なんか凄い早口でされた説明によると、一般人に手を出そうとしている疑惑が浮上しているとのことなので急いでいこう。

 ハヤテとしても関係ない一般人を巻き込むのは気分が悪い。










 あるビルの屋上に1人の男が立っていた。

 長身で金髪の男。年は20代半ばくらいに見える男。

 ―電光を司る神、ライ。

「ああ、わかっている。…俺は力で言えば、クイーンには逆立ちしても敵わないだろう」

「んじゃー、どうするの?」

 後ろから、少女の声が聞こえてくる。

 どうせ何も考えてねーだろ、と言いたげな声だったがそれに反論はせず、

「…決まっている。頭脳戦でいけばいい」

 ライはビルの上から遠方にいるハヤテとアイを見て、

「綾崎ハヤテ…。お前はその女と一緒にいる気なのか? ―その女が何をしたか、知っても…一緒にいる気になるか?」


 にたり、と不敵な笑みを浮かべるライ。

 刻一刻と、謎の影がハヤテとアイに迫っていた…。


                                         第四話 END


整理。氷を司る神、アイ。電光を司る神、ライ。風を司る神、フウ。

そしてフウのパートナーがアテネです☆

アテネにしたのはね…、イクサと面識があるからですね、はい

ようするにこの世界軸ではアテネはイクサと一緒にロイヤルガーデンから脱出、アイとも面識を持つ、だからミダスは…出番なし☆ …ということですはい。

まぁ、ミダスがアテネの中にまだいても今後出てくる最凶のあの方が許さないから全く問題ないんですけどね…!

それはともかくっ、そういう時間軸の話だと思ってください。

てなわけで…次回、リメイク前を知っている方はわかるかな? アイとイクサの事情が少し明らかに…?

リメイクなのでもっと掘り下げて書いていきますよー☆ よろしくね☆

では!
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.20 )
日時: 2013/02/04 20:07
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 はい、キーみゅんです。二話ですか。……最近いろいろあるから、更新してないなぁ。まぁいいや、感想です。今日は感想書くの二回目か。

 ユウマくん現れり。そして………おっと、妹さんは名前出てないんだった……ため息で済むのはやっぱりハヤテの不幸と同じ扱いかな?……ユウマだからしょうがないって。

 そういえば、ライとフウは漢字とかにできそうだけど、アイは少しちがうなぁ。他の神々もそのまま出てくるのかわかんですけど、楽しみですよ!

 フウの服装には突っ込まないぞ!……突っ込まない……突っ込まない……やっぱり無理みゅー!センスどうなってるんだ!学校にいていろいろ言われないのか?……主に服装的に!……神のセンスなのか、フウのセンスなのか。

 さて、頭脳戦の行方はいかに!!うん、楽しみすぐる。

 無理せずに君共更新頑張ってです。次回も来ます。多分。では。
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.21 )
日時: 2013/02/04 20:38
名前: 匿名

どうも〜♪匿名です!感想に来たZE★
ちょっとおかしなテンションでいくぜええええ!特に理由は無いぜえええええ!
フウだーフウだーフ・ウ・だああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
風の神のフウキタアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
風だ風!風ですよ!いいねー風!奇抜なファッションもいいよ!フウらしくて!かっこいいとかそういうのは度外視して!
そしてアテネ!フウとのコンビ復活!ハヤテとの再開!テンションが天元突破ああああああああーーーーーーーーー!!!
で、そこに現れるかませげふんげふん…雷の神!…アイ、嫌いなんだ。
フウはやる事があるらしいけど、何だろう?気になる!明かされるのを待とう。
で、雷の神が何かアイの弱み?隠された真実?を握ってるぽいけど、…フラグやわー。まじフラグやわー。
さて、次回はいったいどうなるのか楽しみにしてます!匿名でした!
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.22 )
日時: 2013/02/04 22:56
名前: 迅風

うーみゃーっ、迅風と呼ばれる悪しき存在、推参なのですっ!!←

リラちゃんやっはー♪←

と挨拶を終えてシュパッと感想なのです!!

にゃー……、リラさん執筆早い流石凄いのですー……!! 二話連続だよ、とても今の私には出来ないよちきしょう……!! 凄い速度にゃあ……!! うああ、私も更新しないとだよ……だがどこまでリメイク必要なんだ……!!←

それはそれとして感想だけど……、目を覚ましたらベットには極上の美少女がいました。

世の男子が見たら即座に殺しにかかりそうな光景だ……!! でも流石は紳士で執事なハヤテだね……ベットを譲るとは……(何故襲わないッ、殺される未来しか見えなくても何故襲わないッ!!)。←

そして場面は学校へ……ハヤテにとって、否主人公にとって次第に安息なんてどっか吹っ飛ぶ学校へ……歩むのですね。

しかしナギは相変わらず引きこもりやねー……!! だがそんな自堕落な主はどうでもいい、それよりも出てきたのにゃあ生徒会長!!←

ああ、何かヒナギクを小説で見るの自体がそもそも懐かしい、どゆこと……。

そんなヒナギクが残していった重要なキーワード……『転入生』……!! 転入生=激動の法則は変わらない男子諸君の熱いヒートアップだね教室では!!

そして物見事にアイ神きたぁっ!!!!

アイ=グラハムかー……、何か思い出すよアイの偽名……!! グラハムって家名になってたねーって思いだすよ……!! そして海外に実際にあったんや……!! そして転入生はグラハム家で美少女で氷の神様でハヤテの同棲相手……なんだこの超スペックはぁっ!!

そして和んでしまった……、年齢を素直に言いそうになってたアイにさらっと和んでしまったのにゃ……!!

しかし甘いもの好きは相変わらずなんですねー♪ そして桂先生はお酒飲まないでねー♪ 生徒にたかろうとしなようにねー♪ 理事長に告げ口しちゃうぞ☆←

そして来たぜぇ……きやがった……こんなにも早くきやがったぜぇえええええええええええええええええええええええええユウマだぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! 登場嬉しいのにゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!

……ふっ、その『ども』的な質素な反応、まさしくユウマにゃ……。

しかしすでに『一般人』ではないカテゴリなんだねユウマは……だが納得してしまう自分がいるよ、如実に……アイが何か違和感を感じる程だもんね……!!

でもそっかーそう言えばユウマ、サボリ魔だったよねー何かそこポーンって忘れてたやー。

そしてチラリと現れやがった……ユウマの義妹が……!!

羊着ぐるみ少年「うあー……♪ 可愛いですよー、やっぱりー……♪」←遠くの壁からひょっこり覗く何か

そして向こうにチラリと現れやがった……物語と進行状況と作品を越えて……!!

しかしユウマは本当に何者なんだろう……本当に……!! それにしたってアイは神様凄いにゃあ……数学の問題教科書見ずに解いたよ……朝飯前だよ……!!

それでユウマの何かを注視しながらもアイはハヤテに発言……うん、そりゃあ学院に神がいるって訊けば驚くよね、そりゃあ……!!

そして来たよ現れたよ熱血バカな年下風の神のフウだー!! やっほー♪ノシ

相変わらず斬新なファッションだけどハヤテツッコミはダメにゃ!! これは歴代風の神の正装なんだから突っ込むのはダメなのにゃあ!!←

更に加えて来たぁああああああああああああああああああああ!!!! アテネきたのにゃぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!←ドンドン上がるテンション

やっぱり風を使って来たのかにゃーと思いつつ……しんみりだぜ……。イクサの話といい二人の間の過去といいしんみりだぜ……!!

アテネとイクサかぁ……思い出すなぁその話……イクサさん面倒見いいなぁ本当……そしてアイもアテネの面倒見いいよね……!! ……でもどうして胸者として格の違いがこうも現れたんだろう……。

だけどまぁ神との戦いと言う唐突な事態に幼馴染のアテネの存在があれば結構安心出来るしチームを組むのはいいと思うのですー……!!

ところで優勝者が男だったらキングなのかな……?←地味に気になった

でもこの異名『クイーン』は凄い意味が重いよねー……神々の中でもトップスを示す異名なんだから……うん、アイ神は凄かった……!!

そしてそんな頃に来たぜ電光の神ライ!!

いやはや……何だかんだ言って電光の神……五十嵐君たぁ大違いの実力なんだろうな……そんな五十嵐君もリメイクでちょっと変わるよと宣伝しておき!!←

にしても当初からライ神は過激やねー一般人も巻き込む勢いやし……!!

(……さて、パートナー誰やったかな……)←忘却の彼方へ……

そして頭脳戦か……神が考える頭脳戦か……楽しみにしているのですよライ神……、その頭脳戦とやらがどれ程のものかを……!!

アテネとアイとイクサが絡む出来事……あうう……!!

それじゃあ次回も楽しみにしてるです!! 次回も更新頑張ってくださいですー!!

では、さらばだにゃあっ!!!
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.23 )
日時: 2013/02/04 23:04
名前: 球磨川ボックス

どうも、球磨川ボックスです。

連日の投稿、しかも二話同時更新…
凄まじい投稿スピードに驚くばかりです!


小説の件はありがとうございました!
メイドですから異世界来てもおかしくないだろって感じで出しちゃいました♪
読んでくれた、という事で!


氷華「なんで私が…」
氷華ちゃん登場です!

氷華「本当あんたは急に感想の場に連れてくるわよね」
しかたないじゃないか、本編でなかなか出せないんだから…
氷華「更新スピードあげなさいよ。李薇さんのスピードみなさいよ。このままだと、本編より感想の方が、私が登場すること多くなるかもしれないわよ?」
精進します…
氷華「ま、私はアイさんに会えて嬉しいけどね。尊敬する人だし。憧れの人だし」


ってことで、感想へ〜

ハヤテの部屋に寝泊まりするアイ、ハヤテの寝る場所は机へ
氷華「机で寝ると、疲れ取れないんじゃ無かったかしら?」
そう、私も徹夜している時に机で寝る日が三日ぐらい続いたら、一週間近く寝込んでたぜっ!
氷華「自慢できることじゃないわね。ま、体には気をつけなさいよハヤテとついでに球磨川」
私はついでですか…


氷華「アイさんが入学か…」
クラスの男子の視線が
氷華「ま、アイさんは美少女だししょうがないわね」





氷華「あっ、これからうるさくなるから耳閉じといた方がいいわよ」
ユウマァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
ユウマだ!あのユウマだ!超かっこ良くて、大人な男の子で、クールな少年で、義妹想いのユウマだ!!!
じつは私、ユウマのこと大好きなんですよね〜
はっ!別にホモとかそういう奴じゃないですよ!?
単に人間として好きと言いますか!とにかく好きなんですよね〜
ユウマ、本当にかっこいいですね〜。
私が女だったら陥落間違い無しですね


氷華「それくらいにしとかないと引かれるわよ」
はっ!私としたことが大変取り乱してしまった!?
氷華「あともう一回こうなるっていう予測ができるわ…」



新たな神、風を司る神のフウくん!
氷華「あり得ない服のセンスね」
氷華だって基本動きやすいシンプルな服じゃん!
氷華「悪い?」
いえ…


胸の大きさを気にするアイ。大丈夫!胸の大きさが全てじゃない!
氷華「私もそんなに大きい方じゃないけど…戦いの時はちょっと邪魔」
アイは邪魔だと思わないほど小さいってことだn…
氷華「あっ凍らされた…ま、自業自得ね」

氷華「ハヤテとアテネは仲直りできてよかったわね」
アレス「ずっと気に病んでたんだな」
ウラヌス「あの出来事を許せたアテネさんは器の大きい人ですね♪」

氷華「なんでいんの?」
ウラヌス「球磨川さんが凍らされたと聞いたので、代理です!」
氷華「ああ、そう…」


アレス「電光を司る神のライはまた何か企んでやがるな」
氷華「アイさんに叩きのめされてしまえばいい…」
ウラヌス「悪は滅びるべきです!」



氷華「感想長くなったわね…」
アレス「二話分まとめて書いたからな」
ウラヌス「次回も頑張ってください♪」

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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.24 )
日時: 2013/02/05 21:50
名前: 疾球
参照: http:/ 





どーもー疾球でーす(発狂気味に理由はそのうち)
とりあえず感想へーー



ユーマ君じゃないですか!!
出ましたねユーマ君!!あの子好きなんですよー!
前作からも見てましたし!



更にフウ君じゃないですか!!!
ということはーー!!
やっぱりーーー!!?←かなり発狂


アテネキターーーーーーーーー!!
大事なのでもう一回

アテネキターーーーーーーーー!!←発狂


しかも仲直りしてるじゃないですか!!ハヤテと!
前作のハヤアテが凄く良かったので
ここめちゃくちゃ楽しみにしてたんですよ!


アイ……細かいこと気にすんなよ(笑)
断崖絶壁ぺったんぺったんだからって
断崖絶壁ぺったんぺったんだからって
気にすんなよ(笑)


では次回も楽しみにしてるしてますよ
ではまたー(なんか寒い……でもアテネでたから平気だな!
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.25 )
日時: 2013/02/06 06:49
名前: 天照


遅れました! 天照です!

来るの遅れてすみません。ここんところ無駄に忙しくて……

また李薇さんと迅風さんの小説読めるなんて……そう思ったら思わず泣いちゃいましたよ……

そしてまさかの2話更新……! 僕も見習わないと……

しかしなんかアイが懐かしく感じますね♪ もう一度あのニヤニヤシーンを見れるなんて……

そしてフウ……あれ、かっこいい……随分成長したなーなんか嬉しい♪

ふふ……ユウマも来ましたか……やっぱり新橋兄妹は出て来るとテンション上がりますね♪

そしてライによる頭脳戦……一体どんな手段を取るんだろう……?

アイとイクサの過去……くぅ、何やら不穏な空気が……!

そんな中アテネとフウとの同盟……まさに敵なしですね!

なんか李薇さんのキャラに会えるのもうれしいですね……あとはあの人か……

受験うまくいくこと願ってます! 僕自身、センターとか受けたことないので……

にしてもアイとアテネの違い……ふむ……あぁ、なるほ……ナンデモナイデスヨ……?

それでは次回も楽しみにしてます! 更新頑張ってください!

ではまた!
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.26 )
日時: 2013/02/09 22:27
名前: 李薇

◇レス返し

▼キーstさん

>はい、キーみゅんです。二話ですか。……最近いろいろあるから、更新してないなぁ。まぁいいや、感想です。今日は感想書くの二回目か。

どうも、ノリで体が構成されているリラみゅんです…! 

ハヤテ「…!? あ、感想ありがとうございますね♪ キーstさんも更新などもろもろ頑張ってください…!」

そして…今日だけで二回目かぁ!? 今日ってかもうすでに前だけど…ありがとうなのです!

>ユウマくん現れり。そして………おっと、妹さんは名前出てないんだった……ため息で済むのはやっぱりハヤテの不幸と同じ扱いかな?……ユウマだからしょうがないって。

ユウマ「どうも」

ユウマちょっとフライング登場なのである…! 妹さんも今回名前出ますぜ…!←

ユウマ「けど、俺だから仕方ないって………」

いや。正しいよユウマだから仕方ないさ…! 今後も色々と「ユウマだから仕方ないよねー」と片付けられることがたくさんあるから…!

ユウマ「いや、それ俺的にはなんも嬉しくないんだけど…」

>そういえば、ライとフウは漢字とかにできそうだけど、アイは少しちがうなぁ。他の神々もそのまま出てくるのかわかんですけど、楽しみですよ!

ああ…アイは氷…アイス…アイ…という至って適当な名づけ方ですからね…!

アイ「……メインヒロインなのに何この存外な扱い…」

あはは☆← ライとフウは確かにまんま感じにできます…!

他の神々は多分ほとんど以前と変わらない名前かな…? どちらにせよお楽しみになのですー♪

>フウの服装には突っ込まないぞ!……突っ込まない……突っ込まない……やっぱり無理みゅー!センスどうなってるんだ!学校にいていろいろ言われないのか?……主に服装的に!……神のセンスなのか、フウのセンスなのか。

フウ「そんなに無理だったか!?」

うん、まぁ…眼帯マント帽子だからねぇ…。何でそんな恰好してるの?

フウ「お前が聞いてくるなよ!? あと学校にいるっつっても生徒と関わるわけじゃないから特に何も言われねぇよ…!」

アテネ「ですが、外歩くときは目立ってますけどね…」

フウ「良いんだよ俺は俺の道を行くんだから…!」

そんなキリッと言われても!? ちなみにほかの神のセンスが疑われないよう一応言っておきますが、フウのセンスです←

フウ「…悪かったなセンス悪くて…!」

>さて、頭脳戦の行方はいかに!!うん、楽しみすぐる。

頭脳戦…といっていいかは判別できませんが、一応頭をつかった作戦なのである…!

ライ「一応って言うな一応って」

どちらにせよ今回はかなり暗いマックスですので楽しんでいただけると幸いです♪

キーstさん感想ありがとうございました♪


▼匿名さん

>どうも〜♪匿名です!感想に来たZE★

わーい、李薇です♪ 感想ありがとうだZE★

ハヤテ「ありがとうございました♪ けどテンションどうしました!?」

>ちょっとおかしなテンションでいくぜええええ!特に理由は無いぜえええええ!

理由はないのかだぜえええええええええええええええええ!?

ハヤテ「ノっちゃうんですかそこ!?」

そしてこの発音が何故か私の脳内ではワイルドなあの人のイントネーションで再生される不思議…!

ハヤテ「なぜ!?」

>フウだーフウだーフ・ウ・だああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

フウ「おおう!? 何故そんなに叫んでるんだ!?」

>風の神のフウキタアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

フウ「えええええ!? 何このテンション!? どっからツっこんでいいのかわかんねぇよ!?」

うん、ツっこまなくていいよ大丈夫…! いやー、でもよかったじゃん喜んでもらえて♪

フウ「え!? ああ、喜んでもらえてるのかは分からないけどありがとな♪」

>風だ風!風ですよ!いいねー風!奇抜なファッションもいいよ!フウらしくて!かっこいいとかそういうのは度外視して!

フウ「最後の一言が色々余計だがなぁぁぁああああ!?」

良いじゃんフウらしくていいって言われたんだから! それだけで十分幸せだろ?

フウ「まぁ確かになぁ!? ってなわけであり―…、」

さあ、次行くぜー☆

フウ「せめてちょっとくらい言わせろよ!?」

>そしてアテネ!フウとのコンビ復活!ハヤテとの再開!テンションが天元突破ああああああああーーーーーーーーー!!!

テンション大丈夫なのですかぁぁぁあああああああああああああああああああ!?

アテネ「あなたもですわよ!? そして久しぶりですわね♪」

アテネとフウのコンビは意外と良いコンビだからね…! ハヤテとの再会は一応丁寧に書いたつもりですが…どうだったかな!(どきどき…!)

>で、そこに現れるかませげふんげふん…雷の神!…アイ、嫌いなんだ。

アイ「…嫌いよ。ああいう奴はね」

アイは真正面から相手をぶん殴るタイプですからねー! 陰でこそこそタイプのライで電光の神とはどうも相性が悪いのです!

そしてかませとか言っちゃだめです! たとえ真実だとしても…!

ハヤテ「もうすでに作者が認めちゃった!?」

>フウはやる事があるらしいけど、何だろう?気になる!明かされるのを待とう。

まぁ、大したことではないのですがね…!

フウ「おいこら!?」

この辺はその内明かしますね…!

>で、雷の神が何かアイの弱み?隠された真実?を握ってるぽいけど、…フラグやわー。まじフラグやわー。

まぁ、アイの弱みであり隠された真実でもありますかね…!

フラグなのは…うん、否めない←

ハヤテ「正直すぎませんか!?」

私は基本正直なんだよたぶん…!

ハヤテ「たぶんが入ってるそのセリフから判別するにとても正直には思えないんですけど…!?」

>さて、次回はいったいどうなるのか楽しみにしてます!匿名でした!

匿名さん感想ありがとうございました♪


▼迅風さん

>うーみゃーっ、迅風と呼ばれる悪しき存在、推参なのですっ!!←

何故推参…!? うーみゃーっです!

ハヤテ「日本語であいさつしましょう!? 感想ありがとうございます♪」

>リラちゃんやっはー♪←

やっはーリラちゃんですっ☆←

やー、やっぱカタカナ変換楽だわ…!

ハヤテ「そこなんですか…!?」

>と挨拶を終えてシュパッと感想なのです!!

はい! 私も挨拶を終えてシュパッとレス返しやぁ…!

>にゃー……、リラさん執筆早い流石凄いのですー……!! 二話連続だよ、とても今の私には出来ないよちきしょう……!! 凄い速度にゃあ……!! うああ、私も更新しないとだよ……だがどこまでリメイク必要なんだ……!!←

ありがとうです♪ …まぁ、ストックが割とたまっているので…! 

でもこっから先はちょっとずつ変えていきたいからまた書き直そうか悩み中であるっ←

それに二話連続といっても私の場合は一話がそんなに長くないですから…! 今回はまた色々と別物になってますが…!

ハヤテ「今回本編二話連続更新でおよそ1万文字に加えて番外編2本立て合わせておよそ2万文字の計3万文字ですからね…」

読者さんに読むの大変じゃないか心配だよ…! 何でこんなボリュームになった! 私にまとめる能力がないからだっ!

ハヤテ「最後開き直らないで!?」

迅風さんのとこは……なるほど確かにひたすらリメイクが必要な流れだ…!?

ハヤテ「あっちの僕どうなっちゃうんでしょうか……」

>それはそれとして感想だけど……、目を覚ましたらベットには極上の美少女がいました。

>世の男子が見たら即座に殺しにかかりそうな光景だ……!! でも流石は紳士で執事なハヤテだね……ベットを譲るとは……(何故襲わないッ、殺される未来しか見えなくても何故襲わないッ!!)。←

確かにそんな状況である…! 朝起きたら横に美少女ってどんな状況や…!

ハヤテ「作者には言われたくないんですけどね…!?」

そして確かにベッドを譲るのは紳士で執事ですねハヤテ…! 流石や…!

ハヤテ「それはどうも…なんですけど、その( )内はなんですか!? 襲いませんよ!?」

襲おうとした時点で察知されて殺されちゃうよねっ☆

ハヤテ「そんな明るく言わないでくださいよ!?」

>そして場面は学校へ……ハヤテにとって、否主人公にとって次第に安息なんてどっか吹っ飛ぶ学校へ……歩むのですね。

私は主人公に安息なんて与えるつもりはないですからね…!

ハヤテ「何この酷い言いぐさ…!? その流れでいくとユウマも…?」

ユウマ「…えー…」

主人公ズにとっては学校での安息はまず約束されない…! 主に男子たちからの恨みのこもった視線とかによって…!

ハヤテ「ちょっとぉ!?」

>しかしナギは相変わらず引きこもりやねー……!! だがそんな自堕落な主はどうでもいい、それよりも出てきたのにゃあ生徒会長!!←

ナギ「自堕落とはなんだー! どうでもいい扱いすんなー!」

ハヤテ「あはは…」

ナギ「お前も苦笑すんなよ!? ヒナギクなんかより私だろ私…!」

ヒナギク「なんかとは何よなんかとは」

>ああ、何かヒナギクを小説で見るの自体がそもそも懐かしい、どゆこと……。

私もなんか異様に懐かしく感じるです…!

ヒナギク「ちょっと!?」

まぁ、校内での情報を知らせてくれるのは基本ヒナギクかアテネに任せる私…!

ヒナギクさん多分後半まで情報屋としての仕事しかないからね…!

ヒナギク「何その扱い!?」(←後半に出番があるだけまだ良い方だけどね…!)

>そんなヒナギクが残していった重要なキーワード……『転入生』……!! 転入生=激動の法則は変わらない男子諸君の熱いヒートアップだね教室では!!

やっぱ転入生は熱くなりますからね…!

私も去年転入生来ましたけど先生が「騒ぎになるのもあれだからね」といって転入生として紹介しなかったから違和感なく教室に溶け込んでて気づいたときビックリしたよ…!

ハヤテ「そんなことが!?」

なんにせよ転入生は盛り上がる…! 特にアイのような美少女が来ればそれもまた当然ですねっ!

>そして物見事にアイ神きたぁっ!!!!

>アイ=グラハムかー……、何か思い出すよアイの偽名……!! グラハムって家名になってたねーって思いだすよ……!! そして海外に実際にあったんや……!! そして転入生はグラハム家で美少女で氷の神様でハヤテの同棲相手……なんだこの超スペックはぁっ!!

偽名…実はリメイク前の新展開でちょうどこの偽名が関与してくるとこまで進んでいたのですがそこまで書けなかったのでねー…

改めてここでその設定を念押ししておく…!

そしてグラハム家は実際にイギリスにある名家になっております…! 

ハヤテ「っていうか確かにそれ超スペックですね!? 特に氷の神様ってとこが…! でも同棲相手はちょっと違う気が…!?」

いやいやそこは否定のしようがないぜハヤテ…!

ハヤテ「うっ!」

>そして和んでしまった……、年齢を素直に言いそうになってたアイにさらっと和んでしまったのにゃ……!!

アイ「ふぇ? それはどうも…」

ちょっとお茶目なアイ神ですからね…! その辺の常識をうっかり忘れていたのである☆

アイ「…うるさいわね、忘れちゃってたんだから仕方ないじゃない」

でも和んでいただけてよかったですー!

>しかし甘いもの好きは相変わらずなんですねー♪ そして桂先生はお酒飲まないでねー♪ 生徒にたかろうとしなようにねー♪ 理事長に告げ口しちゃうぞ☆←

アイ「…甘いものは美味しいからねー♪」

珍しく満面の笑みや…! 相変わらず甘い物大好物です…!

雪路「な、何ようちょっとくらい良いじゃないお金持ちなんだから…!」

うん、よくないねー♪ ほら、最後の一文読んでみようね? 理事長に―…、

雪路「すいませんでしたっ」

ハヤテ「変わり身早っ!?」

>そして来たぜぇ……きやがった……こんなにも早くきやがったぜぇえええええええええええええええええええええええええユウマだぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! 登場嬉しいのにゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!

ユウマ「あーっと…、どうも」

すっげー雑な反応!? わーい♪ 喜んでもらえて凄い嬉しいのです♪ ちょっとフライング登場なのであるっ

そしてここからしばらくは出番のない彼である←

ユウマ「おいこら」

まぁ、君の出番が増える頃には君は色々な意味で大変な状況になっているから…

ユウマ「あー…、じゃあ出番なくていいや」

だが断る―ッ!

ユウマ「えー…」(←不満な表情)

>……ふっ、その『ども』的な質素な反応、まさしくユウマにゃ……。

ユウマ「え? ああ、ども」

確かに質素な反応…! まー、ユウマが「ありがとぅぅぅぅうううううう!」とか言ったらそれはそれで大爆笑☆←

ハヤテ「それはいくらなんでもキャラ崩壊しすぎだと思いますよ!?」

でもちょっと面白そうじゃない?

ユウマ「いやいや…」

>しかしすでに『一般人』ではないカテゴリなんだねユウマは……だが納得してしまう自分がいるよ、如実に……アイが何か違和感を感じる程だもんね……!!

ユウマは一般人ではないですね…! もうすでに…!

ハヤテ「まぁ、ユウマも驚異的な超人ですからね…」

まねっ☆ 超人とかそれ以前にもうね…! アイが違和感を感じたのはまぁ彼の根本的な何かに反応したからなわけですが…まぁ、この辺もその内…!

>でもそっかーそう言えばユウマ、サボリ魔だったよねー何かそこポーンって忘れてたやー。

ユウマ「学校には一応来るけど基本サボってるよ。まぁ、忘れててもそんなに問題ないから大丈夫だけどねー…」

ハヤテ「サボってあの成績なら全然いいじゃないですか…!」

その辺は天才だからユウマは…! まぁ、ユウマの言うとおりこの辺の設定は大して関わってこないから大丈夫なのです☆←

ハヤテ「色々適当ですねぇ!?」

>そしてチラリと現れやがった……ユウマの義妹が……!!

チラリとね…! 今回は本編でチラッと&番外編で主役はってますから彼女…!

番外編ではかなり恥ずかしい感じのエピソードが描かれていますが…まぁ、彼女は永遠に続く弄られキャラだからね…!

ユウマ「…それ本人が聞いたらぶん殴りにくると思うよ。今はまだ本編に出てないから出てこれないみたいだけど」

そしてリメイクでも永遠に続くお色気キャラとしても活躍してもらうのである…! …ふっ、なんだろう凄い寒気がしてきたよ…!←

>羊着ぐるみ少年「うあー……♪ 可愛いですよー、やっぱりー……♪」←遠くの壁からひょっこり覗く何か

>そして向こうにチラリと現れやがった……物語と進行状況と作品を越えて……!!

羊がきたぁぁぁああああああ!? 進行状況完全にスルーしてきたぁぁぁあああああ!?

ユウマ「いやもうなんというか流石だよね色々と」

ホントだよ…! そしてユウマの義妹の方も流石だよ…! 羊くんにここまでさせるんだから大したものだよ…!

ユウマ「うん、そして俺の義妹はここには出てこれないけどあっちで真っ赤になってるね」

だろうねー! 次回のレス返しが楽しみだ…!w

>しかしユウマは本当に何者なんだろう……本当に……!! それにしたってアイは神様凄いにゃあ……数学の問題教科書見ずに解いたよ……朝飯前だよ……!!

ユウマ「ただの人間だよ俺は」

ハヤテ「ダウトぉ! それだけは絶対違うと思うよ!?」

ユウマ「えー…」(←まぁ、異質極まりない存在なのは確かなのである…!)

そしてアイですが…あれ、実は結構な難問なんだぜ…!(←と語る理系な私)

アイ「…あれくらい暗算できるわよ。天界でもっと複雑な計算式とかやってきてるからね」

わけてほしいよその頭を………!(←めっちゃ切実にw)

>それでユウマの何かを注視しながらもアイはハヤテに発言……うん、そりゃあ学院に神がいるって訊けば驚くよね、そりゃあ……!!

ハヤテ「そりゃもうビックリですよ…! 発言が唐突すぎてえええ!? って感じでしたもん…!」

アイ「いや、それくらいわかるかなって」

ハヤテ「わからないですよ!? まさか学院に神がいるなんて普通思いませんからね!?」

アイ「バカね…敵がいつそこにいるかなんてわからないのよ」

ハヤテ「いやいやそりゃそうですけどね…!?」

>そして来たよ現れたよ熱血バカな年下風の神のフウだー!! やっほー♪ノシ

フウ「誰が熱血バカな年下風の神だよ!? でもよっす!」(←最後やけっぱちに)

いやぁ…こんなに君をわかりやすく表した言葉はないと思うくらい君の特徴をくっつけた呼び方だと思うよ熱血バカな年下風の神…!

フウ「いやいやそんなことないだろ!? そもそもアイから見たら年下だけど作者みたいな普通の人間からしたらずっと年上だからな!?」

………でも見た目ちっこい少年だし…(←150cm)

フウ「お前にだけは言われたくねぇよ!?」(←148cm)

ユウマ「うん、争いが不毛だから先にいこうか?」(←180cm)

い、いえっさー…!

>相変わらず斬新なファッションだけどハヤテツッコミはダメにゃ!! これは歴代風の神の正装なんだから突っ込むのはダメなのにゃあ!!←

フウ「そうそう正装―…ってちげぇよ!?」

ハヤテ「そうでしたか…! なんかダサいなーとか失礼なことを思ってすいません…!」

フウ「だからちげぇよ!? しかもダサいなーって思ってたのかよ!?」

ハヤテ「え、いや…それはその…」

フウ「うん、思ってたんだな、もういいよ別にすでに感想でも散々いじられたからなぁぁぁぁああああああああ!」(←絶叫)

>更に加えて来たぁああああああああああああああああああああ!!!! アテネきたのにゃぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!←ドンドン上がるテンション

アテネ「テンションどうしたんですの!? え、ええと…ありがとうございますわね♪」

アテネ登場なのです…! ハヤテが氷でアテネが風を使うというちょっと不思議な組み合わせ…!

でもハヤテに風は普通かなと思ったので避けた私である…!

ハヤテ「そんな適当なノリで決まってるんだ属性…!?」

>やっぱり風を使って来たのかにゃーと思いつつ……しんみりだぜ……。イクサの話といい二人の間の過去といいしんみりだぜ……!!

確かにこの辺の過去はしんみりだぜ…!!

ハヤテ「あまりしんみりしてるようには見えませんけどね…!?」

いやいやー…、特にアイの過去は書き直してて色々思うところがあったよね…!

きっと次回更新で明かせるはずだから頑張るのである…!

>アテネとイクサかぁ……思い出すなぁその話……イクサさん面倒見いいなぁ本当……そしてアイもアテネの面倒見いいよね……!! ……でもどうして胸者として格の違いがこうも現れたんだろう……。

イクサさんとアイとアテネが一緒に遊んでいる様子を想像してなんとなくほのぼのしてしまったよ私…!

でも確かにイクサさんは面倒見いいのです…! ハヤテと一緒で優しいしねー♪

ハヤテ「僕の憧れですからね♪」

胸の差は…まぁ、あまり気にしてはいけないよねうん…!

アイ「………悪かったわねちっちゃくて」(←胸部に手をあてながら)

>だけどまぁ神との戦いと言う唐突な事態に幼馴染のアテネの存在があれば結構安心出来るしチームを組むのはいいと思うのですー……!!

ハヤテ「はい! そういう意味でもアーたんとまた会えてよかったよほんとに♪」

アテネ「ふぇ? あ、ありがとうですわ…///」

アイとフウも結構仲良いから良いチームが出来たと思う私であるっ←

まぁこの作品では絶対にハヤテとアテネを協力させようと随分前から決めてたからこういう流れになっているのです…!

>ところで優勝者が男だったらキングなのかな……?←地味に気になった

上位個体「今のところ男性神の優勝者が出てないからなー」

フウ「ああ、そういやそうだったな」

上位個体「まあ、出たらキングでいくか♪」

フウ「………なんか嫌だなキングって呼び名は…」

上位個体「大丈夫お前なら勝ち抜けないから…!」

フウ「うっせえわかってることを言わなくてもいいっつの…!!」

>でもこの異名『クイーン』は凄い意味が重いよねー……神々の中でもトップスを示す異名なんだから……うん、アイ神は凄かった……!!

ふっ…クイーンは確かに意味が重い…! アイのこの地位はかなりの物を背負ってのこの名前だから特に…!

ちなみに歴代順位は前回のパーティーの結果をもとに毎回変動するので割とあてにならないとこもあるのである…! それでもアイは強いけどね!

ハヤテ「本当凄いですね!?」

アイ「…ありがと」

>そしてそんな頃に来たぜ電光の神ライ!!

>いやはや……何だかんだ言って電光の神……五十嵐君たぁ大違いの実力なんだろうな……そんな五十嵐君もリメイクでちょっと変わるよと宣伝しておき!!←

う、うん!(←目をそらす)

ハヤテ「何で目をそらすんですかぁ!? ちょっと!?」

そっかぁ、五十嵐くんもリメイクでちょっと変わるんですね! どう変わるか楽しみです!

ハヤテ「ちょっと!? ですから何で目を―、」

やー、本当楽しみですよ♪ どうなるのかな、わくわく!

ハヤテ「もしもーし?」

ユウマ「………放っておこうか」

>にしても当初からライ神は過激やねー一般人も巻き込む勢いやし……!!

ライ「一般人など俺にとってはどうでもいいからな」

(私的には君の存在の方がどうでもいいかな)

ハヤテ「( )内ひどくないですか!? 何でさっきからそんな雑な扱い!?」

>(……さて、パートナー誰やったかな……)←忘却の彼方へ……

所詮ほとんど出番がない普通の子だから覚えてなくて問題ないです! 出番作る気もないですしね☆

ハヤテ「この作者の容赦ない扱いが怖いんですけど!?」

いやー、基本私はどのキャラも大切にしてるよ? でも彼らに関しては色々仕方ないというか……うん、致し方ないことさ。

そしてパートナーは一応ちらっと出てくるわけだが…まぁいいや。

ハヤテ「だから扱いぃぃぃいいい!?」

>そして頭脳戦か……神が考える頭脳戦か……楽しみにしているのですよライ神……、その頭脳戦とやらがどれ程のものかを……!!

ライ「ああ、楽しみにしておけ。神の頭脳をな…!」(←少し冷汗)

自信なさそうですけどねライ神や…! まぁ、内容は今回の通りなので触れない!

>アテネとアイとイクサが絡む出来事……あうう……!!

そこの3名が絡む出来事…次回明らかになる予定なのです!

ここではあまり明言しませんが…待て次回…! って感じですね☆

>それじゃあ次回も楽しみにしてるです!! 次回も更新頑張ってくださいですー!!

はいです! 更新頑張ってみましたぁ!

ハヤテ「ホント今回は頑張りましたねぇ!? 内容が長いですしね!?」

かなりボリューム満点なのである…!

>では、さらばだにゃあっ!!!

迅風さん感想ありがとうございました♪


▼球摩川ボックスさん

>どうも、球磨川ボックスです。

どうも、李薇でありますっ!

ハヤテ「感想ありがとうございますね♪」

>連日の投稿、しかも二話同時更新…
凄まじい投稿スピードに驚くばかりです!

ありがとうなのです…! 今回はちょっと遅れちまったぜ…!

しばらく執筆から離れていた影響でちょっと文章力の低下が、ね…

ちなみに今回は二話同時更新+番外編二本立てである。頑張ったマジで

ハヤテ「目が本当にマジだ…!?」

>小説の件はありがとうございました!
メイドですから異世界来てもおかしくないだろって感じで出しちゃいました♪
読んでくれた、という事で!

いえいえー♪ キューブを抜かれてなかったのにも色々笑いましたw

メイドさん流石すぎる…! 本当流石すぎる…!

まぁ、彼女なら異世界にいても何の違和感も…むしろ神だったとしても何の違和感も…!

ハヤテ「ちょっとぉ!?」

>氷華「なんで私が…」
>氷華ちゃん登場です!

いらっしゃいです氷華ちゃん!

…アイの技の名前と同じ名前でビックリだぜ…! まぁ、氷使いっぽい名前ではありますがね氷華ちゃんって…!

>氷華「本当あんたは急に感想の場に連れてくるわよね」
>しかたないじゃないか、本編でなかなか出せないんだから…
>氷華「更新スピードあげなさいよ。李薇さんのスピードみなさいよ。このままだと、本編より感想の方が、私が登場すること多くなるかもしれないわよ?」
>精進します…

そういや本編今体育祭辺りでしたっけ? 学校行ってないから氷華ちゃん出てきませんものね…!

本編より感想の方が多くなると…なんかもぉ感想要員みたいになってしまう…!?

そうですね、お忙しいでしょうが頑張って更新してください! 続き楽しみにしてますので!

そしてどこの世界でも作者よりキャラの方が強い現実だよねー…

ユウマ「…それはそうかもね」

>氷華「ま、私はアイさんに会えて嬉しいけどね。尊敬する人だし。憧れの人だし」

アイ「あらそう? ありがとう」

アイは氷使いのいわば頂点みたいなものですからねー…神様だし! そして尊敬されやすい人柄ですから…!

アイ「…それはどうか分からないけど…まぁありがとう」

>ってことで、感想へ〜
>ハヤテの部屋に寝泊まりするアイ、ハヤテの寝る場所は机へ
>氷華「机で寝ると、疲れ取れないんじゃ無かったかしら?」

ハヤテ「いやまぁそうなんですけどベッドで寝るわけにもいきませんからねぇ…!?」

でもこのままいくと確かに疲れとれないからどっかから布団だけでも持ってきた方がいいとは思うぜ☆ …よーし、そういう方向性でいこう!

ハヤテ「1人で提案して勝手に納得した!?」

やー、でも確かに机で寝ると疲れ取れませんねー…むしろなんか骨とか痛くなる私である☆ 関節痛いっぱいもってるし☆

ハヤテ「それ何も笑えませんけどね…!?」

>そう、私も徹夜している時に机で寝る日が三日ぐらい続いたら、一週間近く寝込んでたぜっ!
>氷華「自慢できることじゃないわね。ま、体には気をつけなさいよハヤテとついでに球磨川」
>私はついでですか…

一週間近くも…!? 大丈夫なんですかそれ!? 私は徹夜はしたことないなぁー…

ハヤテ「まぁでも僕は体頑丈だし大丈夫ですよ♪」

ん、まぁそうなんだろうけど氷華ちゃんが心配してるし気を付けようねうん…!

ハヤテ「それもそうですねー…。ありがとう♪」

そして球摩川さんもお気をつけて…! ついでではなくマジで気を付けてくださいね…!

>氷華「アイさんが入学か…」
>クラスの男子の視線が
>氷華「ま、アイさんは美少女だししょうがないわね」

そう、アイさんは美少女ですからねー…しかも外人らしい綺麗さを持っているので当然ですよね!

アイ「そう…かしら? まぁ、ありがとう」

入学した理由はまぁ、本人も言った通り!

アイ「もともとは学校でコンタクトとるつもりだったから、すでに入学試験は受けてたしね」(←もちろん満点合格)

>氷華「あっ、これからうるさくなるから耳閉じといた方がいいわよ」

ん? どうしたんでしょうか…?(←素直に両手で耳をふさぐ)

>ユウマァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

………!? シャウトぉぉおおおおおおお!?

ハヤテ「いやいや、作者さんまで叫ばなくていいですからね!?」

>ユウマだ!あのユウマだ!超かっこ良くて、大人な男の子で、クールな少年で、義妹想いのユウマだ!!!

ユウマ「え。あ、どうも…」

凄い勢いで褒められたからちょっと困惑してるねユウマw

まぁほとんど合ってますけどね! そして実は芯が熱い少年である…!

>じつは私、ユウマのこと大好きなんですよね〜
>はっ!別にホモとかそういう奴じゃないですよ!?
>単に人間として好きと言いますか!とにかく好きなんですよね〜

大丈夫ですそうは思いませんでしたからw

いやー、ありがとうです! 私もお気に入りのキャラだから嬉しいです♪

ユウマ「そのお気に入りのキャラにとにかく苦労を押し付ける作者って…」

私もSだからねっ! でも本当に嬉しいです! 出番も多いのでよろしくです☆

>ユウマ、本当にかっこいいですね〜。
>私が女だったら陥落間違い無しですね

ユウマ「え? ああー…ありがとう?」

そして実際モテるユウマですからね…! 特に物語が進めば進むほど―…、

ユウマ「おいこら待て」

ユウマは一応君共内ではイケメン担当ですからそういう立ち位置なのです…!

ユウマ「いや、そもそもイケメン担当って何…?」

>氷華「それくらいにしとかないと引かれるわよ」
>はっ!私としたことが大変取り乱してしまった!?
>氷華「あともう一回こうなるっていう予測ができるわ…」

もう一回…こうなるの!? まぁ、作者的には嬉しい限りですけどね♪

やっぱ自分のキャラを好いてもらえると本当に嬉しい…!

そして引くとかとんでもないから安心してくださいっ! むしろ嬉しい! 何度でも言おう嬉しい…!

ハヤテ「うん、むしろ作者さんがそろそろ引きましょうか!?」

>新たな神、風を司る神のフウくん!
>氷華「あり得ない服のセンスね」

誰もツっこまなかったところをバサッといってしまった…!

アイ「…いや、まぁ私も言ったからね」

フウ「悪かったなありえないセンスの服で…!」(←でも一応自覚はしている)

>氷華だって基本動きやすいシンプルな服じゃん!
>氷華「悪い?」
>いえ…

やー、動きやすい服いいですよ! やっぱ動きやすいの大切ですもん!

今回出てくるある少女も基本TシャツGパン愛好家ですから…!

アイ「…スタイルが良きゃ着こなせるからいいけどさ……」

ああ…なんとなくそれはわかるわ…私もちっこいからあんまズボンとかはかないもん…

>胸の大きさを気にするアイ。大丈夫!胸の大きさが全てじゃない!
>氷華「私もそんなに大きい方じゃないけど…戦いの時はちょっと邪魔」

まぁ確かに大きいと邪魔でしょうね戦いは動くから!

その点アイはさぞ動きやすいことで―…

アイ「………えっとその辺に剣が…」

すんませんでしたっ←土下座

>アイは邪魔だと思わないほど小さいってことだn…

アイ「………、」(←氷の剣を取り出しつつ)

>氷華「あっ凍らされた…ま、自業自得ね」

いやー、なんか凍らせてしまって申し訳ないです…!

まぁ、凍らせたくらいで済んでよかったです…!

ハヤテ「いやいやよくないでしょう読者さん相手に!?」

>氷華「ハヤテとアテネは仲直りできてよかったわね」

ハヤテ「うん♪ ありがとう♪」

>アレス「ずっと気に病んでたんだな」
>ウラヌス「あの出来事を許せたアテネさんは器の大きい人ですね♪」

………!? いつの間に…!?

ハヤテ「あ、いらっしゃい♪」

アテネはまぁなんだかんだ優しいですしねーこういう和解の仕方になりましたです…!

>氷華「なんでいんの?」
>ウラヌス「球磨川さんが凍らされたと聞いたので、代理です!」
>氷華「ああ、そう…」

凍らされた情報の伝達はや!? 流石異世界…! 通信網が発達してやがる…!

ハヤテ「そこですか!? でも、代理ありがとうね♪」

確かに1人じゃちょっと悲しい気もするしねっ!

>アレス「電光を司る神のライはまた何か企んでやがるな」
>氷華「アイさんに叩きのめされてしまえばいい…」
>ウラヌス「悪は滅びるべきです!」

まぁ、たくらんでますが…結構好き放題言われてるねライw

ハヤテ「そういう作者さんが一番好き放題言ってますけどね!?」

えー、言ってないよ? さっさと出番終えたいとか思ってないよ…!

ハヤテ「もっとちゃんと扱ってあげましょうよ一応最初の敵なんですから…! さっきからあの神だけ扱い雑すぎますって!?」

>氷華「感想長くなったわね…」
>アレス「二話分まとめて書いたからな」

やー、長く感想ありがとうでした…!

ところで凍ってしまった球摩川さんをどうするのだろうか…?

>ウラヌス「次回も頑張ってください♪」

球摩川ボックスさん感想ありがとうございました♪


▼疾球さん

>どーもー疾球でーす(発狂気味に理由はそのうち)
>とりあえず感想へーー

発狂気味に…!? 感想ありがとでーす!☆

ハヤテ「作者さんもノって発狂しようとか思わなくていいですからね!?」

ちっ、バレたか…

ハヤテ「何もバレたか…じゃないですよ!? 感想ありがとうございます♪」

>ユーマ君じゃないですか!!

ユウマ「あ、どうも」

>出ましたねユーマ君!!あの子好きなんですよー!
>前作からも見てましたし!

まじですか…! ありがとうございます!

私もお気に入りキャラだから嬉しいです♪ 今後いっぱい苦労かけてくぞー!

ユウマ「なんか意気込みが色々おかしいような……」

作中一の苦労人だから仕方ないさぁ…!←

>更にフウ君じゃないですか!!!

フウ「よっす♪」

こう見ると新キャラ目白押しやったな…!

ハヤテ「そういやそうですね」

>ということはーー!!
>やっぱりーーー!!?←かなり発狂

おおう…!? これはもしや彼女に対して…!?

>アテネキターーーーーーーーー!!
>大事なのでもう一回

>アテネキターーーーーーーーー!!←発狂

大切なことなので二回言いました――――――――――!!!

ハヤテ「作者さんまで叫ばなくてもいいですからね!?」

アテネ「あら♪ ありがとうございますわ♪」

>しかも仲直りしてるじゃないですか!!ハヤテと!
>前作のハヤアテが凄く良かったので
>ここめちゃくちゃ楽しみにしてたんですよ!

はい、和解しました! やっぱこれは必要かなと…! 

前作よかったですか…!? そりゃよかった…! 前作は思い切っての挑戦だったので…!

やー、本当嬉しい限りです♪ 今後もアテネをよろしくです☆

>アイ……細かいこと気にすんなよ(笑)
>断崖絶壁ぺったんぺったんだからって
>断崖絶壁ぺったんぺったんだからって
>気にすんなよ(笑)

アイ「ほほう…? 2回言うとは挑戦的ね…? 歴代2位のクイーンに挑んでただで済むとでも…?」

ハヤテ「落ち着いてください!? 大切な読者様ですからね!?」

アイ「……ふっ、落ち着いてるわよ私は」

ハヤテ「むしろ目が落ち着きすぎてて怖いですよ!?」

>では次回も楽しみにしてるしてますよ
>ではまたー(なんか寒い……でもアテネでたから平気だな!

ぜひ帰り道氷の女神様に気を付けて帰ってください…! 本当にマジで…!

アテネ「ありがとうございますわ♪」

疾球さん感想ありがとうございました♪


▼天照さん

>遅れました! 天照です!

………天照さんだぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!?

ハヤテ「めっちゃ叫んだぁ!?」

>来るの遅れてすみません。ここんところ無駄に忙しくて……

いやいやいやいやいやいや!! 全然大丈夫です! お疲れ様です!

もう感想頂けで「ひゃっふぅぅぅうううう!?」って感じでしたから!

ハヤテ「そんな感じだったんですか!?」

>また李薇さんと迅風さんの小説読めるなんて……そう思ったら思わず泣いちゃいましたよ……

私も天照さんの名を見つけた時は男泣きしましたよ…!

ハヤテ「ですから何故に男泣き…!?」

やー、みなさん大切な同期ですし…また読めて本当嬉しいですー♪ もう嬉しくて嬉しくて…! 

>そしてまさかの2話更新……! 僕も見習わないと……

暇だったんですw

ハヤテ「この日はたまたまですけどねー…。天照さんも無理なさらずに更新頑張ってくださいね♪」

>しかしなんかアイが懐かしく感じますね♪ もう一度あのニヤニヤシーンを見れるなんて……

アイ私もなんか懐かしく感じました…! 書いたの本当半年ぶりくらいな感じがしましたし…!

アイ「実際それくらいよね? ……ニヤニヤシーン…?」(←ど、どこかしら…と内心で焦るの巻w)

>そしてフウ……あれ、かっこいい……随分成長したなーなんか嬉しい♪

フウ「………天照さんは神か…」

めっちゃ嬉しそう!? まぁ、感想で散々弄られたからね…!?

フウ「成長してるのか俺…! マジか! 俺もなんか嬉しいぜ…! ありが―、」

さて、次だー!

フウ「何でさっきから俺の発言スルーしようとするんだよ!? やー、本当ありがとうな♪」

>ふふ……ユウマも来ましたか……やっぱり新橋兄妹は出て来るとテンション上がりますね♪

わー…嬉しいお言葉…! 私もここは大好きですから嬉しいです♪

今回妹の方も出てますからね…! お楽しみにです…!

>そしてライによる頭脳戦……一体どんな手段を取るんだろう……?

ライ「…ふっ、色々とな…」

なんかそれ何も考えていない人の発言に思えるような……

まぁ、その辺も今回全部出てきます…! そして今回修羅場です。

ハヤテ「修羅場なんだ!?」

>アイとイクサの過去……くぅ、何やら不穏な空気が……!

不穏な空気は…確かに感じますよねまぁ…!

その辺は次回になりますが…頑張って書けた気がするのです…!

ハヤテ「ああ、もうできてるんですね!?」

>そんな中アテネとフウとの同盟……まさに敵なしですね!

いえすっ! 結構いいチームですからねここ…!

アテネ「ありがとうございますわ♪」

今後の活躍にこう期待なのですっ!

>なんか李薇さんのキャラに会えるのもうれしいですね……あとはあの人か……

ふっ…あの人もその内降臨するのですよ…! 私も早く彼女を出したい…!

アテネ「そうですわねー…ぼちぼち来ますわようん…」

まぁ、あの人が動くと物語終わっちゃう側面はありますがね…!

ハヤテ「ええ!?」

>受験うまくいくこと願ってます! 僕自身、センターとか受けたことないので……

そうなのですか!? ありがとうです♪ 

んー、一応一つはとってるんですけどねー……なんかどうも個人的に納得いかないしもうちょっと上目指しても良かったかなぁ…と思う自分がいたりしますがね…!

まぁ、ありがとうです♪

>にしてもアイとアテネの違い……ふむ……あぁ、なるほ……ナンデモナイデスヨ……?

アイ「…何に気付いたのかしらね…?」

フウ「いいじゃねえか匍匐前進早くでき―…、」

アイ「だから何のメリットもないって言ってるでしょうが…!」

>それでは次回も楽しみにしてます! 更新頑張ってください!

はい! 天照さんも頑張ってくださいです♪

>ではまた!

天照さん感想ありがとうございました♪
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.27 )
日時: 2013/02/09 22:27
名前: 李薇



どうも、李薇です!

今回も二話同時更新+番外編つきというとんでもねぇ無茶をやりましたぜ私は…!

特に番外編が…一万文字を超えているのである。

かなりボリューム満点な更新になっていますが…おつきあいください♪

そんなわけで修羅場突入な本編と、ほのぼのな新橋兄妹のお話の入った番外編をお楽しみください! どぞ!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第五話 心の悲鳴


 アイは、きょろきょろと辺りを見渡した。

 2人が立っている位置は交差点だ。

 ここから分岐点のように2つ、道が分かれていた。

「………このあたりだと思ったんだけど…」

「…はあ…」

 アイは今までにないくらい真剣な目をすると、

「今回の対戦相手は、電光を司る神ライとの戦いよ」

「電光…っていうとこの間の?」

「そ。私はアイツいけ好かないから好きじゃないんだけどさ。」

 アイは、はあっとため息をついた。

 まぁ、わかる。話を聞いてる限り、電光を司る神は姑息な手段を使うようだし、アイはそういうのが嫌いなタイプだ。

 多分彼女は出来ることなら全部正面から殴って終わらせたいタイプなのだろう。

「…んー、どっちにいるかしら…仕方ない。手分けしましょ。私はこっちを探すからアンタはそっち。見つけたら大声で呼ぶこと!」

「わ、わかりました!」

 2人は頷くと左右バラバラの道へと進んでいった。

 ハヤテが歩いているのは結構狭い道だった。車ではとうてい通れないだろう。

 しかも昼間なのに妙に薄暗い。何でこんなところにいるのか…、まぁ人気のない方がこちらとて好都合だが。

「…電光ね…」

 この間の紫電。

 たまたま、例の氷結能力とやらで止められたが…正直うまくいくだろうか?

 そういや、あれ以来能力の使い方については教えられていない。

『どうもよめないんだよなぁ…アイさんって…』

 協力してほしい、という割に情報を全然教えてくれない。

 パーティーのこともそうだし、兄のことも教えてくれない。

 そりゃ聞かれたくないこともあるのだろうが、協力するなら色々知っておきたいのも確かだ。

 結局電光を司る神もどこにいるかわからないしなぁ、とボソッとハヤテが呟くと、

「俺がどうかしたか?」

「!!」

 突然聞こえた声にハヤテはきょろきょろとあたりを見る。

 そして、しばらくして音源が塀の上だと気付いた。

 金髪に青い瞳の物静かそうな雰囲気の男―間違いなく、電光を司る神だ。

「この間はどうも」

「………、」

「まぁ、そう睨むな。俺は電光を司どる神、ライ。お前は…クイーンの契約者…そして、綾崎イクサの弟か」

「え、まあ…」

 ハヤテの曖昧なセリフに対して、ライはふっと笑った。

「お前…その様子じゃまだ知らないようだな。」

「え?」

 相手の言っている意味がわからなくて、きょとんとするハヤテ。

 知らない? まぁ、パーティーに関して言えば知らないことだらけではあるが…。

 そんなことを考えていると、予想外にも相手から返ってきたのは違う答えだった。

「…お前の兄がなぜ死んだのか、その理由を、さ」










 アイが歩いているのは薄暗い道だ。

 住宅街が並んでいる割に、結構暗めで夜は1人で歩きたくない感じの雰囲気だ。

 少なくとも、夜女の子が1人で歩くべきではないな…と思いつつ、

「………うーん。私は気配を読むような細かいことは苦手なのよね…めんどいし」

 1人そんなことをつぶやいたときだった。

「はぁ〜い♪」

「!」

 気の抜けるような軽い調子の声。

 そこにいたのは、1人の少女だった。

 明るい茶色い髪を肩くらいまで伸ばしているその少女だ。

 制服を着ているので高校生くらいだろうか?

「………アンタは?」

 間違いなく人間。それでも警戒心を募らせた声でアイは尋ねる。

「………、」彼女はちょっと黙ってから、「電光を司る神ライのパートナー。橋本結衣。フツーの女子高生…だったんだけどねー」

 結衣と名乗った少女はふうっとため息をついた。

 正直、全くと言って戦う気配を感じない。言っちゃなんだが強そうでもない。

 それでも見た目では判断できないので、アイはゆっくり構えをとって、

「………戦う気があるなら、相手するけど?」

 と、慎重な声で言った。

 いつでも氷の剣を出す用意はできている。

 それくらいの心構えはしてここにきている。

「え? 違う違う。私はさ、ぶっちゃけ戦いとか好きじゃないから、戦わなくてもいい方法を選びたいんだよね」

「?」

 その言葉に、アイは眉をひそめた。

 パーティーにおいて、戦わない方法。

 それは―…頭脳戦ということか? とアイは首をひねった。

 が、―次の瞬間すべてを察した。

「ようはさ…パートナーと神との間にある絆ってモンをさ…ぶっ潰しちゃえばそこでおしまい♪ …って思わない?」

「………ッ!」

 結衣の笑みは、楽しそうな笑みだった。

 まるで…人と人との関係をぶち壊すのが楽しい、と言いたげなように。

「…アンタまさか…アイツに…ッ」

「さあ?どうだろうね♪今頃ライが上手くやってるんじゃない?」

「ッ!」

 ヤバい、と思った。

 こんな少女に構ってる場合ではない。すぐ向こうに行かなくては…。










「…知らないって…何をですか?」

 ハヤテは、目の前にいるライに聞き返した。

 素直に答えてはもらえないとは思っていたが、案外ライは素直に口を開いた。

 まぁ、無論それが向こうの作戦なわけだが、ハヤテはそれには気付くことはできなかった。

「…さっきも言ったろ?綾崎イクサが何故死んだのか、だよ。」

「兄さんが何故死んだのか…?」

 ハヤテに対して、ライはふっと笑った。

「………、お前の兄はな…殺されたんだよ。」

「こ、殺された?」

 とはいっても自分の兄は、そう簡単に殺されるとは思えない。

 彼はとても強いのだ。そんじょそこらの奴に殺されるなんて―…と思う気持ちがあったが、現に死んでいると聞くとそれは否定はできない。

「…いったい誰に…?」

「………、」ライは少し黙ってから「今、お前はその犯人のもっとも身近にいるんだけどなー」

「………、」

 まさか、と。ハヤテの頭を最悪の可能性がよぎる。

 ありえない、と。頭の中では否定をしていた。

 でも、どこか―否定できない何かが時折心をよぎっていく。

 そんな混乱状態のハヤテの表情を見て、ライはただにやにや笑っていた。

 そして―、楽しそうに真実を告げた。

「そ。お前のパートナーのアイだよ。お前の兄を殺したのはな。」

 そのセリフと同時に、冷たい風がハヤテの体を突き抜ける感覚だった。

 自分の兄が死んだ、と聞いた時と全く同じ感覚だった。

「………え…」

 何か言おうと思っても、それ以上のことが言えない。

 アイが…兄を殺した? 何で? 何のために?

 いや、それ以前に真実なのか?

 でも、そうだとすると、自分に対してイクサの話をあまりしないのも―…。

「…なあ。お前そんな奴とパートナー組み続けるのか?いっそもうやめて…俺の協力をしてくれねえか?」

 混乱状態のハヤテの心を揺さぶるように、ライの重苦しい声が続く。

 嘘だ、そんなはずがない。

 そう否定しつつも、ライがあまりに饒舌に語るので、何が何だかわからなくなってしまった。

 大体、否定できるほど―…アイの性格を自分は理解できてはいない。

 と、その時。

「綾崎ハヤテ! いるなら返事しなさい!!!」

「!」

 聞き覚えのある―アイの声。

 なんだか、その声はいつもの彼女の声よりも焦っているように思えた。

それが聞こえると、ライはふっと笑い、

「じゃあな。お前が賢明な選択をすることを祈ってるよ」。

「………、」

 ハヤテは返事をすることはできなかった。

 が、ライは確かに笑みを浮かべると、次の瞬間には塀の上から消えていた。

 それとほぼ同時にタタタタッ、と軽やかな足音が後ろから聞こえてくる、

「いた! 返事しろっつったでしょ!!」

 走ってきたアイは少し息を吐きながら声を出す。

 それに対して、ハヤテのリアクションはなかった。

 そのことに疑問を思ったのか、彼女は「ん?」と首をひねって、

「…ねえちょっと。聞いてるの?」

「え? えと…。」

 どうしようか迷った。

 本人に聞くべきか?

 でも、そんなこと聞けるか? なんて聞くんだ?

 色々悩むことはあったけど…でも、疑念を晴らすためにも聞いた方がいい。

 その方が自分のためにも、アイのためにも良い。

 そう思ったので、ハヤテはゆっくり口を開いた。…実際少々声は震え気味だったから、動揺は隠しきれていなかったが。

「…あの…」

「え?」

 慎重にハヤテは頭の中で言葉を選びながら、

「…さっき…兄さんが…アイさんに殺されたって聞いたんですけど…あの人のウソですよね…?」

「!」

 その質問にアイは、大きく目を見開いた。

 それは今まで見た彼女のどの表情ともまた少し違っていた。

 しばらく沈黙の時間が続く。

 沈黙するってことは図星なのか? いや、そんなはずがない。

 さっきから疑問を抱いては否定するの作業を繰り返しながら、ハヤテは返事を待つ。

 正直言って、「は? アンタ何言ってるの?」と言われると思っていた。

 アイのことだから、またあの冷めた目で「そんなわけないじゃない、バカじゃないの?」と言ってくれると思っていた。

 が、しばらくしてから返ってきた答えはハヤテの期待を見事に裏切るものだった。

「…ウソじゃないわ」

 ピタリ、と一瞬時が止まった気がした。

 え、とハヤテが何か言葉を発する前に彼女はこう続けた。



「…綾崎イクサを殺したのは…この私よ」



 この時せめて、彼女がつらそうな表情でもしていたら。

 せめて、申し訳なさそうな声でその事実を述べてくれていたら。

 しかし、実際に彼女がこの時に浮かべていた表情は―氷のように冷酷な表情。

 それ以外の何でもなかった。

「…な…なんで…」

 なんとかハヤテとしては否定要素を見つけたかったからそう問う。

 ここでもし、納得できる理由が得られれば…彼女のことを許せる。

 しかし、

「私が決勝で戦ったのは闇を司る神。そいつは私たちに勝てないと踏んで、アテネを人質に誘拐したの。罠だから待てっていう私を振り払って、イクサはアテネを助けに行った。で、まんまとボコボコにされて人質にされたのよ」

「………、」

「答えるならこうね。足手まといになったから殺したの。それだけよ」

「…なっ!」

 相手が女の子だから少しとどまったが、そうでなければアイの胸倉に掴みかかっていただろう。

 それができないハヤテを、彼女はあざ笑うように、

「嫌になった? 私のパートナーでいるのが。まぁ、そうでしょうね? 邪魔になったら殺すようなペアなんて嫌だろうからね。そんなんじゃ自分にいつ矛先が向くかわからないもんね?」

「…っ!」

 気付くと、ハヤテの右手がぐっ、と拳を握っていた。

 それを見てアイはさらに冷酷な笑みを浮かべ、

「だったらやめれば? 私を殺せばそれで終わりに出来るわよ。兄の敵討ちもできて一件落着。パートナーに刃を向けられるのも、私は慣れてるわ」

 冷たい表情のまま、―そう告げた。

「…っ」

 ハヤテは、顔をそらすと元来た道をゆっくりと引き返していった。

 …アイの方を決して振り返らずに。振り返ったら、きっと彼女を許せなかったから。

 きっと彼女をそのまま放っておくなんて…出来なかったから。

 でも、振り返れば、彼は気づくことができただろう。

 彼女がこの時、―どれだけつらい表情を浮かべていたかに。

「………、」

 そして、もっと早く気付けばよかった。

 パートナーに刃を向けられるのに慣れるわけがないことに。

 彼女がどんなに苦しい思いをしてきたかに。

 …彼女の心がとうの昔に悲鳴をあげていたことに………。


                                         第五話 END



最後の最後にシリアス展開…!

君共一番最初のクライマックスですぜ…!

次回、10年前のパーティーで何があったのか…? こうご期待っ!

…さて、二話連続でいくよーっ☆
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.28 )
日時: 2013/02/09 22:28
名前: 李薇

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第六話 誰にも受け入れられない少女


 結局あの後、アイは家に帰ってこなかった。

 そして同様に、次の日学校にくることもなかった。

 …まるで、全てが夢だったと思えるくらい、何もなく、彼女はハヤテの前から姿を消した。










 白皇学院にて。

「………、」

 今日は、ナギは学校に来てくれなかったのでハヤテは1人で学校にきていた。

 ちらり、と何気なくアイの席の方に視線をやる。

 が、相変わらずアイの席は空っぽで誰もいなかった。

 ハヤテの頭の中で昨日のアイのセリフがリピート再生される。

“…綾崎イクサを殺したのは…この私よ”

 彼女は、否定しなかった。

 兄を殺したのは自分だとピシャリと告げた。

 だったら…それはきっと本当なのだろう。そこで嘘をつく理由はない。

『なのに…なんで気になるんだろう…。』

 ハヤテはすっかり頭を抱えてしまった。

 アイが兄を殺したのが本当なら、憎むべき相手のはずなのに―これっぽっちも憎めない。

 多分、気にかかるポイントがあるのだとしたら、これだ。

“私は、イクサみたいな人間を出さないためにもパーティーを止めたい。”

 何故足手まといってことで殺した人間に対してこう言えるのか?

 自分が望んでやったことに対してこんなことを言うだろうか?

 それに以前、三千院家で「アンタは私が守る」と言ったあのセリフがウソだったようには到底思えない。

 あの時のアイの瞳は―本当に真剣で綺麗だったから。

「ハヤ太くん、何考え事してるのー?」

「!」

 不意に聞こえたのは、1人の少女の声だった。

 振り返ると、クラスメートである1人の少女がにこにこと笑っていた。

 瀬川泉―別名いいんちょさんレッド。

「あ、瀬川さん」

 名前を呼ばれると彼女は「にははー♪」と笑ってから、

「アイちゃんの席ずっと見ちゃって…ハッ! もしや恋だったりする!?」

「ち、違いますよ! そうじゃなくて…」

 そうか、意識してなかったけどずっと見ていたのか…とハヤテは思った。

 もう考えるのはやめよう、そうハヤテ決意した。

 どれくらい考えても答えなんて出ないだろうし彼女が肯定した以上はハヤテにはどうしようもない。

 そう思ったところで、

「綾崎。さっきからずーっとプリント出せって言ってる声が聞こえないのかしら?」

「!」

 続いて違う少女の声がした。気の強そうな声だった。
 
 ややキリっとした明るい茶色の瞳に、同色のストレートヘアー。胸のあたりまで伸びたサラサラの髪をなびかせつつ、活発そうな少女は、ジロリとこちらを見ていた。

 新橋エリカ。

 ハヤテのクラスメートの1人で、ハヤテの少ない男友達である新橋ユウマの義理の妹でもある。

「あ、エリカさん。え? プリント?」

 とハヤテはきょとん、としていると、エリカははぁーっとため息をついてから、

「さっきの古典のプリント集めるって言ったでしょまったく…。ヒナギクが生徒会の仕事に行っちゃったから私が集めてるのよ」

「あ、そ、それはすいません! えーっと、待ってくださいねっ」

 ハヤテは、机の中をガサガサとあさって古典の授業で使った1枚のプリントを取り出した。 

 それをエリカに差し出すとエリカは「全く…」と相変わらず文句を言いながら、それを受け取った。

 エリカは続いて泉と向き合うと、

「ってか瀬川。ヒナギクが探してたわよ。」

「にはは〜。いいよ別に♪ 行っても生徒会の仕事押し付けられるだけだし〜♪」

「いや、いつもいつもヒナギクに押し付けてるのはアンタ等でしょ…手伝ってやりなさいよたまには…」

 エリカは、呆れた調子でつぶやくとハヤテの机の上でとんとん、とプリントを整理した。

 見事な手際の良さでそれらをすぐに終わらせると短く「じゃ」と言って教員室へ向かおうとして、―不意に去る直前にハヤテの横で足を止め、

「そうそう綾崎」

「あ、はい、どうしました? 手伝いましょうか?」

「そうじゃなくて…あんたが落ち込んでると教室の空気がじめっとするのよ。なんか悩みがあるなら聞いてやるけど?」

「…え?」

 実はこの新橋エリカという少女は結構鋭い。

 同時に結構世話好きだったりもするので、彼女なりにハヤテのことを心配してくれているのだろう。

 その気持ちは物凄くありがたい。ありがたいのだ。

 だが、さすがに「突然目の前に神様が現れて今その人のことをちょっと考えていまして」などといえばこの少女のゲンコツが飛んでくることは間違いなし。

 そしてその後間違いなく精神科へ行けといわれるだろう。

 なので、そういった諸事情もあって状況説明をできないハヤテは…、

「あ、いえ、平気ですよ! 心配してくれてありがとうございますね♪」

 とにこりと笑いながら答えておいた。

 エリカは少々無言を貫いてから、「べ、別に心配したとかじゃないわよ…ふんっ」と言って教室から出て行った。

 そんなエリカの様子を見て泉は相変わらずにこにこ笑いながら、

「にはは〜♪ エリカちゃんツンデレだー♪」

「…え? ツンデレ…?」

「そうなのだー♪ …ところで、ハヤ太くん悩んでるの?」

「急に話題がシフトしましたね!? いや、そんな大したことでは…」

「ふっふっふ。大丈夫なのだ! 人生に悩みはつきものなのだーっ☆」

 何故か胸を張って言う泉。

 これも彼女なりに心配してくれているのだろう。

 こんなに多くの人に心配をかけるのはハヤテとしてはあまり良いことではない。

 だから、ここは―…

「大丈夫ですよ♪ 瀬川さん♪」

 と答えておいた。

 めっちゃ満面の笑みで。なんかキラキラーとかいう擬音がつきそうなレベルで。

「………、あうぇ? う、うんなのだーっ」

 何故か少々顔が赤くなる泉。

 それがなぜなのかよく分からずにハヤテは首を傾げる。…鈍感は相変わらずである。

 と、次の瞬間。

「見ろ理沙。泉がハヤ太くんを相手にラブコメってるぞ。」

「ああ、流石はハヤ太くんだ。」

「ふぇーん!!! 2人とも何言ってるの〜!! ラブコメってないよぉーっ!」

 突如現れた花菱美希と朝風理沙の方を涙目で見ながら反論する泉。

 まぁ、多分その反論はこの2人には届かないのだろう。

 理沙は「はっはっはー♪」と笑ってから、

「にしてもハヤ太くん。君は自覚がないだろうが、君が悩んでいるとクラスの女の子たちがそわそわして大変なんだからさっさと元気になるのだぞ」

「え…」

 っていうか僕そんなにいろんな人から見ても悩んでる? と思ったが理沙には聞かないで置いた。
 
 というか何でそれでクラスの女の子がそわそわするんだ…?

 そんな疑問が顔に出ていたのだろうか。

 理沙は少しあきれたようにため息をついて、

「………、いや、まぁそんなに気にするな」

 と言った。

 相変わらずの天然ジゴロは理沙のそっけない返答にきょとんとしていた。










 昼休みになった。

 とはいえナギもいないので結構自由な時間だ。

 教室でクラスメートと駄弁ってもヒナギクの手伝いをしにいっても、ユウマと話に行ってもいいのだが…なんか1人でいたい気分だった。

「………、」

 そんなこんなで、ハヤテは緑の茂った道にいた。

 いつ来てもここは基本1人になれるスポットだ。特に昼休みなどはあまりこういうとこに来る人はいない。

 何故か顔に出てしまっているのかいろいろな人に悩んでるだろ的な発言をされてしまったので今は1人になって心を落ち着かせたかったのだ。

 と、その時。

「お前アイと何かあったのか?」

「!」

 不意に上から、聞き覚えのある少年の声がした。

 パッと顔を見上げると木の上にフウが座っていた。

 相変わらず奇抜なファッションなので緑に全然合ってない。違和感ありまくりだ。

 そんなことを思いつつ「あ、どうも…」とハヤテは返事をしておいた。

「昨日からアイの奴一緒にいないみたいだけど…もしかしてケンカでもしたのか?」

 先ほどの問いに返答がなかったので、フウはもう一度核心をつく問いを放した。

 彼とはそこまで接点がないから分からないが、おそらく彼もアイと一緒できっぱりはっきりした性格なのだろう。

 そこまで核心をつく問いを二連続ではなかなか口にできない。

「あ、いや…ケンカというか…」

 別に言えないことというわけではないのだが、妙にしどろもどろしてしまう。

 そのハヤテの様子を見かねてか、フウはわずかに目を細めて、

「…イクサのことでも聞いたか?」

「っ!」

「図星か。わかりやすいなお前」

 うう…とハヤテは口ごもる。

 確かに自分はわかりやすいのかもしれない。

 じゃなきゃ、あんなにクラスメートにも心配されないだろう。

「………、」ハヤテは少し黙ってから、「…アイさんが…言ったんですよ…。私がイクサを殺した、って。足手まといになったから殺した、って…」

「………、」フウはしばらく沈黙して、「…で、お前はそれを真に受けたのか?」

「え?だって本人が言って…。」

「チッ、あいつどんだけ不器用なんだよ…女神ってのは不器用な奴ばっかだなほんとっ」

 フウは、アイの事情を知っているのだろう。

 同じ神だし、…ってかライも知ってたのだからきっと知ってるのだろう。

 が、ハヤテにそれを聞くほどの心の余裕は今はなかった。

 そんなハヤテを見てフウは慎重に言葉を選びながら口を開いて、

「…1個訂正する。アイがイクサを殺したのは本当だ。でもな、足手まといになったからっていうのはアイツの嘘だ」

「…え?」
 
 正直、その一言にますます混乱した。

 フウが何を言っているのか、全く理解できなかった。

「…だって…そこでウソをつく必要性なんて…!」

「アイツは、それでもすべてを背負ったんだよ。自分がイクサを殺したのは確かだから、今更誰かに許してもらおうなんて思わなかった。本当に不器用でお人好しな奴だからな」

 わずかに沈黙がうまれた。

 アイという少女は、いったいあの時何を考えてそういったのだろう?

 それは、ハヤテにはわからない。

 ただ…このままあの少女を放っておいていいのか?

 このまま…いつまでも延々とあの少女のことを考え続けて答えを出さずにいて…いいのか?

「…教えてください…」

「え?」

 気付けば、そう言っていた。

 この謎をとくには聞く。―それが一番早い方法だ。

 だからハヤテは真っ直ぐとフウを見て、問う。

「兄さんと…彼女に何があったのか…教えてください」

 その言葉にフウは、わずかに沈黙した。

 そして、すぐにため息をついてから口を開いた。

「いいよ。教える。誰にも受け入れられない少女の勝ち取った…空っぽの勝利の話をな」










 同時刻。

 アイは1人で街を歩いていた。

 ここがどこか、などあまりよくわかっていない。

 どこへ向かっているのかも全くわからない。

 それを考えるだけの思考回路は今の彼女にはなかった。

「………、」

 足がふらつく。めまいがする。

 その理由は、明確だ。

 神というのは、パートナーといることで力を存分に発揮できる。

 しばらくあの男とは一緒にいない。それが最大の原因だ。

 いっそこのまま自分など、どこかで朽ちてしまえばいいと思った。

 そうしたらせめて天国かどこかで、―イクサに会えるかもしれないわね、とアイはぽつりとつぶやく。

『なんて…そもそも天国に逝けるかすらわからないわね…』

 と、その時だった。

「こんにちは♪ アイさん。」

「!」

 目の前に1人の少女が立った。結衣だ。

 たった1人の少女の接近にすら気づかないくらい、今の自分はどうしようもない状態であることを痛感させられつつ、アイの表情が苦痛にかわる。

「………そんなフラフラの状態じゃ苦しいだろうけど…お相手してください♪ うちのライもちゃんとそこにいますから」

「………っ…」

 結衣が指し示す先にいるのは、紫電を散らす男。

 アイは、ぐっ…とこぶしをつくった。

 逃げることはできない。今の自分にはそんな体力すらない。

 だったらいっそ、やるしかない。

 そう思って、アイはまっすぐと目の前の敵を見た。

 ………フラフラとした状態で。照準のズレた視界で。


                                         第六話 END


さて、本編が修羅場ってるところで終了…!

次回ついに10年前の出来事が明らかに…! リメイク前より多少掘り下げて書いていきたいのですっ!

そして本編が修羅場ってる中でなんですが、今回は番外編も同時更新ですw

しかも異様に長いですw 二本立ての番外編なので…ね! 

内容は新橋兄妹のお話になってます! …まぁほら? この作品内では彼らとハヤテの出会いのシーンとかないし書いてみました!

あとはなんか個人的に思いついたネタを自由に書かせて頂きましたので読んでいただけると幸いです…! では、番外編どぞっ☆
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Re: 君と共に! 第一章 2月4日更新 ( No.29 )
日時: 2013/02/09 22:28
名前: 李薇



番外編『新橋兄妹』

 それは高2になってすぐの出来事だった。

「あ、お嬢様! 見て下さい同じクラスですよ!」

 掲示板で新しいクラスを確認して、そう主に笑顔で話しかけるハヤテ。

 が、一方で横にいる主ナギの方はというと「ん?」と面倒そうに反応して、

「…ん、まぁだろうな。…いろんな意味で別のクラスってことはないだろ」

『出た…! いろんな意味…!』

 物凄いクールなナギの返答に色々困惑するハヤテ。

 しかし、新学年新学期となるとやはりどことなくウキウキしないものだろうか?

 まぁ、そういった普通の感覚をナギに求めるのは結構キツいかもしれないが―…、

「なんか今失礼なこと思わなかったか!?」

「あ、いやそんなことないですよ!? …あ、えーっと他にどんな方がいるんですかね…!」

「無視するなぁ!!」

 ぷんぷん怒るナギを「まぁまぁ」となだめながらハヤテはクラス分けの紙が貼ってある掲示板を見る。

 ざっと見てみると朝風理沙、東宮康太郎、霞愛歌、桂ヒナギク、鷺ノ宮伊澄、瀬川泉、橘ワタル、花菱美希、春風千桜……などのように知り合いが多数だ。

 が、その中で知らない名前を見つけた。

「…新橋エリカ…新橋ユウマ…?」

「ん? 新橋兄妹がどうかしたか?」

「あ、やっぱ兄妹なんですか? っていうかお嬢様よく知ってましたね」

「…ん、まぁ有名人だからなぁ」

 なるほど、ひきこもりの主でさえよく知っているということはかなりの有名人なのだろう。

 その割には今年に入るまで全く知らなかったが。

 そんなことを思いつつ、ハヤテは「といいますと…?」と聞き返す。

「うちの学園では有名な兄妹だ。兄妹共に美男美女だし、成績も毎回学年5位以内に入るくらい優秀、しかもさまざまな運動部から勧誘されるくらい運動神経抜群―とそろっているからな」

「なんですかその出来すぎた兄妹は!?」

 ははぁ、とハヤテは思わず感心してしまった。

 世の中やっぱいるんだな、そういう凄い人たちが。…まぁ、白皇は比較的そういう人たち多いしな。

 と、そこでハヤテは1つ疑問を持った。

「…あれ。兄妹なのに同学年って…双子かなんかなんですかね…?」

「さあ? 私も詳しくは分からないけど…、」ナギはちょっと口ごもりながら、「やっぱまぁ…色々複雑な事情があるんだろ」










 教室に入ると…なるほど見知った顔が多い。

 まぁ、知り合いが多いのは嬉しいは嬉しいのだが、やはり新しい人たちとの親交を持ちたいのも確かである。

 早くも始業式を終わらせて帰りたいナギはつまらなさそうな表情だったが。

 ハヤテはひとまず自分の席について荷物を置いて「ふぅっ」と一息ついた。

『新しいクラスメートの人たちとも仲良くなれるといいなぁ…』

 そう、そして今年の目標としてはまず―…、

『男友達をつくる…! ここに限る…!』

 そう、彼は自覚はしてるのだ。

 自分に驚くくらい男友達が少ない点を。

 周りに女の子しかいないよねー、と言われても確かに否定できない状況である。

 男友達など片手で数えられるくらいしかいない不思議だ。

 そんなことを考えていると、そこで不意に教室の外からズダダダダダダダ…! と何やら凄い音がした。

 彼の鍛え抜かれた聴覚が察するに、人が走っている音だろうか?

 あまりにも速いのでクラス全員が「なんだ!?」といった感じに音源である―廊下の方へ注目していた。

 続いてバァン! と勢いよく開くクラス後方の扉。

 そこから入ってきたのは2人の男女だった。

「…全く…! なんだって始業式から新入生とおっかけっこしなきゃいけないのよ…!」

 ゼェゼェと息をきらしながら―茶髪の少女がそう発言する。

 それに対して後ろに立っている黒髪の少年はケロっとした表情で、

「そんなの俺が聞きたいって」

 と答えていた。

 少女はまだ春だというのにありえない量の汗をぬぐいながら、

「全く…ユウマが新入生の女の子にあんなに話しかけられるのが悪いのよ…。好きな女の子のタイプはなんだ誕生日はいつだ…何で門通っただけであんな騒ぎになるのよ…有名人かアンタは…!」

「いやいや、かくいうエリカも男子生徒にナンパされてたじゃん」

「アンタとは比べ物にならないけどね…!? 私が数人に話しかけられてる間にアンタもう女子に包囲されてたじゃない…! 先輩―♪ とか言われて…! 挙句追っかけられるとは思わなかったわよ…!」

「やー、ほんともみくちゃにされたときは死ぬかと思ったよね」

「ずいぶん涼しい顔だけどねぇ!? ってかなんでアンタはあんだけ走って来て息がきれてないわけ…!?」

「いや、エリカこそもうすでに息整ってるじゃん」

 ぎゃーぎゃー騒いでいる2人組の男女。どちらも美男美女。

 そして、一瞬出たエリカやユウマという名前からハヤテはあれが新橋兄妹か、と察した。

 同時になるほど確かに凄い美男美女だなぁ、と感心する。

 しかも会話の端々からなんか超人の片鱗が伺えるところがあったし…。

『なんか…凄そうな人たちだなぁ…』

 未だぎゃーぎゃー言い合いを続けている2人組(まぁ、叫んでいるのはエリカだけだが)を見ながら―楽しい学校生活になりそうだな、と思うハヤテであった。










 昼休みになった。

 始業式は終了したが、今日は午後からガイダンスがあるらしく、午前授業にはならなかった。

 体力のないお坊ちゃま方からすれば、非常に迷惑なことこの上ないようだ。

 そんな中、ハヤテは1人白皇の食堂にきていた。

 ナギはどうした? と思うかもしれないが、彼女は一緒に昼食を食べる約束をしていた伊澄を探しにワタルと一緒にどこかへ行ってしまったのだ。

 本来は自分も手伝うべきなのだろうが、ナギ曰く「幼馴染の勘なのだが…見つからない可能性が高いからな…! ハヤテは先に食べててくれ!」とのことだった。

 非常に申し訳なく思ったが、ワタルが「俺も手伝うから大丈夫」というのでとりあえず任せておくことにした。

 校内ならまず安全面は安心だし…食べ終わってから合流しよう。

 …まぁ、それ以前にあの伊澄が校内にとどまっているかが最大の謎ではあるわけだが。

 ハヤテは券売機の前でパカッ、と財布を開いて「…あれ?」となった。

 何故か、財布の中身が異様に少ない…500円ほどしか入っていない。

 …いや、自分にしてはまぁ多い方だろうか。

『まぁ、ラーメンとかあたりならこれだけあれば楽勝で食べれるし…さくっと食べてお嬢様のところにいきますか』

 そう思って素早く券売機で味噌ラーメンを購入。

 そのまま注文ブースの方へ向かおうとしたところで、

「きゃっ!?」

 どんっ、と1人の少女とぶつかった。

 小さな悲鳴とその直後にパリーンッ! という音。

 ぶつかった衝撃でしりもちをついてしまった少女は「ててて…」と言いながら腰をさすっている。

「あ、すいませんっ!? 大丈夫ですか!?」

 そう言ってハヤテが少女に手を差し伸べると―茶髪の少女が顔をあげた。

 ちょっとキリッとした明るい茶色の瞳、綺麗なストレートヘアー。

 先ほど教室で見た少女―新橋エリカ。それが彼女の名だった。

 彼女は自分の目の前に差し出されたハヤテの手を見て、しばらくきょとんとして…、

「え? いや、なにこれ…?」

「どうぞっ」

「どうぞ、じゃないわよ…!? バカにしないでその辺のお嬢様達じゃないんだから1人で起き上がれるわよっ」

 と、何やらツンツンした態度で立ち上がる少女。

 立ち上がってみて分かったのだが―この少女、スタイルも抜群に良い。

 それなりに身長もあるし、制服で見てもわかる程度に綺麗なスタイルだった。

「……? 何みてんのよ…?」

「あ、いえ…!? でも本当ぶつかってしまってすいません…」

「ああ、それなら大丈夫。ラーメン運んでたのにそれがかからなかっただけラッキー………あれ?」

 と、そこで少女は気付いた。

 そう、彼女はここに至るまでの間に自分の昼食であるラーメンを両手に持って運んでいたのだ。

 ―ではそのラーメンはぶつかった拍子にどうなっただろうか?

 嫌な予感がして同時に視線を地面へと移すハヤテとエリカ。

 説明するまでもなく、地面には醤油のスープと麺があふれ、皿が割れていた。

 ってか、よく考えてみるとぶつかったときパリーンッて言ってたし…!

「ああああ!? 私のラーメン…!? ってか皿までわっちゃったし…!? あああああ…どうしよう…お金ないし昼食抜きかなぁ…」

「と、とりあえず片付けましょう…! 僕も手伝いますから…!」

 ああ、そうねと賛同して片付け始めるハヤテとエリカ。

 …それにしても片付けの手際まで非常に良いな、とハヤテは思った。

 なんというか今までいろんなお嬢様に出会ったが初めてのタイプだと思った。

 そういやさっきもその辺のお嬢様とは違う、と言っていたし…、どちらかというとお嬢様というより使用人とかできそうな手際の良さだった。

『なんか…不思議な方だなぁ…』

 そんな事を思いつつ、ハヤテは皿の破片を回収していくのだった。





「終わったー」

 結局、清掃員の手を煩わせることなく片付けは終わった。

 エリカはやれやれ、とため息をつきながら腕を伸ばしていた。

「あ」ハヤテは思い出したように「これどうぞ」

「………?」

 そう言って、―先ほど自分が買った味噌ラーメンの食券をとりだした。

「…え? なにこれ?」

「食券ですけど…?」

「それはわかるわよ!? そうじゃなくて…だって、これあんたの…」

「いえ、僕のせいでダメにしてしまったみたいなものですし…昼食抜きなんてさせられませんからどうぞ使ってください♪ 僕はまた買ってきますよ♪」

「でも…!」

「大丈夫です、人の役に立つのが執事の喜びですから♪」

 と言って笑顔を向けるハヤテ。

 エリカはちょっと「………、」と黙り込んでから「ありがとう…」と言って食券を受け取った。

「じゃ、また注文してくるわ…。ホント、ありがとね!」

 ひらひら、と手を振りながら注文ブースの方に戻っていくハヤテはにこにこ笑う。

 ―そして、

『…僕、今日昼食抜きかぁ…』

 ぐぅぅ、となるお腹を押さえながらそんなことを思う。

 そう、財布の中の500円はすでに先ほどの食券を買うときに費やしてしまった。

 つまり今財布の中身はからっぽであり、新しい食券を買う事などできないのだ。

 でも、だからといって彼女に昼食抜きにさせるのは流石に出来なかった。…本当に良い奴である。

『…いや、昔は一食抜いたくらいなんてことなかったし…我慢我慢…!』

 屋敷暮らしのせいですっかりハングリーになっているお腹を押さえながら彼はふらふらと食堂を出ていくのであった…。










 さて、ラーメンを注文し終えて席についたエリカはきょろきょろ、と辺りを見渡す。

 自分の兄であるユウマの姿が見当たらない。食堂で待ち合わせしているのだが……。

 すると、食堂の入り口からふらふらと兄であるユウマが入ってくるのを確認できた。

 身長が高いだけあってやはり目立つ。

 エリカが「ここよーっ」と示すようにひらひらと手を振って合図すると、彼も気付いたのか真っ直ぐこちらへと歩いてきた。

「…お待たせ…」

「……、大体予想できるんだけど何でグッタリしてんのよ?」

「…新入生の女子に…メアド散々聞かれて…頑張って逃げてきて………」

「…またか…」

 なまじ見た目が良いだけにこの兄はまぁモテる。

 加えて身長も高いし、体格も結構いいし、御曹司だし、運動もできるし、頭も良いし…くそう勝てん。

 エリカはいつの日にかはユウマを追い越してやりたい、とは思うのになかなか追い越すことができない。

「……?」とそんな自分の視線に気づいたのかユウマは首を傾げ、「…えっと…何で睨んでるの…?」

「…べっつにー。良いじゃない女の子にモテモテで。嬉しいんじゃないの?」

「………、まぁ普通の男なら嬉しいんだろうけどねー…」

「大体アンタこれっぽっちも好きな人いるとか聞いたことないけど…。本命つくればいいじゃない。そうすれば多少告白とかも減るんじゃないの?」

「エリカに言われると複雑な気分になるよね…。自分も好きな人いないくせに」

「わ、私は男嫌いだから仕方ないでしょ…!」

 そう、新橋エリカは男嫌いだ。

 理由は単純―…実の父親に借金を押し付けられ、挙句蒸発されているからだ。

 それを機に明るかった母親は自殺…残された自分と姉は路頭に迷う羽目になった。

 当時物凄いサバサバしていた姉がある程度守ってくれた小学生の女の子たちにその状況はなかなかにキツく、最終的に姉とも離れ離れになった。

 ―そんなときに出会ったのがユウマだった。

 彼は事情も聞かずに自分を新橋家に養女として迎え入れてくれた。

 新橋家の夫妻も本当に優しかったし…もう今では大切な家族なのだ。

 ただ、やはり一番信頼できる男に裏切られたのは痛かった。それ以来彼女は重度の男嫌いになってしまった。

「信用できないのよ…。そりゃ、ユウマとかお義父さんとかは別よ…?」

「…ふーん。ま、いつか信頼できる奴が現れたら…いいんだろうけどね」

「いるかしらねそんな奴」

 言いながら、エリカはラーメンを食べようとはしを手に持った。

「…ってかユウマも早く注文してきなさいよ。先食べちゃうわよ」

「………、珍しいね味噌ラーメン。いつも醤油なのに」

「…え? ああ…最初は醤油だったんだけど…。ほら、綾崎っているじゃない?」

「…綾崎? ああ、三千院の執事か」

「そそ」とエリカは頷き、「あいつとぶつかった拍子に落としちゃってね…。そしたら綾崎が味噌ラーメンの食券をくれたからもらったのよ」

 悪いなぁ、とは思ったんだけど人の厚意は素直に受け取った方がいいかなぁと思ってね、とエリカが続けると何故かユウマが返答をしてこない。

 あの表情は…何を考えている表情だ。表情の比較的わかりにくい兄だが、長年の付き合いにもなるとわかってもくる。

そんなことを思っていると、

「悪いエリカ先に食べてて。用事ができた」

 と言って何故か真面目な顔で立ち上がるユウマ。

 「え!?」と聞き返すまでもなく彼はスタスタと食堂を出て行ってしまったので、エリカは「…何よもう…」と言いながらラーメンを食べ始めるのだった。










 ぐぅー、とお腹がまたなった。

 校舎の裏でしゃがみこんでいたハヤテははぁ、とため息を1つ。

『ああ…お屋敷暮らしで体がすっかり……』

 やはり、あの屋敷では食べ物には不自由しなかっただけに…今になってあれがどれだけ贅沢な生活なのかが分かる。

 一食くらいで情けないなぁと思っていると、

「あ、いたいた。綾崎」

 不意に上から声がかかってきた。

 ちょっと低めの少年の声。聞いたことのある声のような気がして上を見ると、見覚えのある少年の顔が。

 黒髪に藍色の瞳。端正な顔立ちの少年。―新橋ユウマだ。

「…新橋くん…?」

「そそ、クラスメートの新橋ユウマ。…やっぱり予想通りだったか」

「…え?」

 予想通り、という単語にハヤテは首を傾げる。

 彼が何の予想をたててきて、何をもとにそれが当たっていたと推測したのか分からないかったのだが…、

「綾崎うちの妹に食券渡したのは良いけど自分自身はお金持ってなくて結局何も食べてないんじゃ?」

「なぜそれを…!?」

「あ、やっぱそうなんだ。そりゃ、わかるよ。うちの妹が注文してたのは醤油ラーメン。ぶつかった拍子に落としたなら綾崎もうちの妹が醤油を注文してたのは一目瞭然」

「え? ええまぁ…」

 それで何が分かるのだろうか、と思っていると、

「お互いの不注意でぶつかって互いに非があったにも関わらず妹に食券渡すような良い奴なら、エリカが本来頼んでいた醤油ラーメンをもう一枚買ってきて渡すかなって。それなのに綾崎はエリカに本来エリカが注文していたものとは違う味噌ラーメンの食券を渡した…ってことは、改めて醤油ラーメンの食券を買うだけのお金がなかったんじゃないかな、ってね」

「………、」ハヤテはちょっと黙ってから「あの…職業は探偵とかですか?」

「いや、普通の高校生」

 嘘だ…!? と思った。おかしいだろう、この驚異的洞察力。

 エリカとどういったやり取りをしたのかは知らないが、エリカとハヤテがぶつかって食券もらったエピソードとエリカが味噌ラーメンを食べていたことだけそこまで見抜けるものだろうか?

「まったく…ヒナギクに聞いてた通りのお人好しだね。成長期男子にとってはつらいでしょ、昼飯抜きは」

「…ははは…まぁ、でもエリカさんに昼食を抜かせるわけにもいきませんし…」

「なるほど」ユウマは少し笑みを浮かべながら頷き、「…で、俺今から食堂でメニューを注文するわけなんだけど…1人分も2人分も変わらないし奢るけど?」

「…えっ!?」

 いつの間にか黒の財布を持ちながらサラリとそういうユウマ。

 ハヤテはぶんぶんと首を振り、

「いやいや!? そんなほとんど面識もない僕なんかにそこまでしてくれなくても…! そもそも厚意でしたことですし…!」

「綾崎もほとんど面識がないエリカに食券くれたんでしょ?」

 そう言われると、「…う…」となった。

 なるほど、言い返す余地はなさそうだ。

 そんなハヤテの表情を察してか、ユウマは爽やかな笑顔を浮かべ、

「ま、妹に親切にしてくれてどうも…っていう兄なりの感謝の意だから、ここは素直に受け取ってもらえる方が俺としても嬉しいんだけどね?」

「………、」

 流石に爽やかな笑顔でそんなことを言われたら断れるものも断れなくなってしまう。

 確かに相手の厚意を無下にするというのもなかなか気が引ける。

 そこまで考えた結論。

 ハヤテは深々と頭をさげて「ありがとうございます…!」とお礼を言った。










「全くアンタばっかじゃないの」

 これがユウマに連れてこられたハヤテに対するエリカの第一声だった。

「自分の昼食代持ってないのに人に渡してどうするのよ…! 別に私は一応金持ってたから平気だったのに、お人好しも度が過ぎると間抜けよ?」

「いやぁ…」ハヤテは苦笑しながら、「すいません…」

「…ま、私のためだったわけだから…ありがとう、というべきとこのではあるか…。ありがとう。でもホント今度からはそういう親切はしなくていいから。わかった? 後で知ったこっちの罪悪感も半端ないんだからね」

「すいません…ははは…」

 まぁ、そりゃあさっき自分に食券を譲ってきてくれた男が兄に連れてこられてしかも昼食代を奢ってもらってたら「おい…!?」とはなるが。

 ただまぁ、言葉に棘こそあるものの、こちらを考えてくれているのはわかったのでハヤテはこっそり心中で感謝しておいた。

 きっと本来、物凄く心の優しい少女なのだろう。

「にしても本当にお金返さなくていいんですか…? 新橋くん」

「別に良いって。むしろこれっぽっち返されてもこっちもなんともいえない気分になるし、このまま素直に受け取っておいて」

「………はぁ…」

 なんか本当に申し訳ない気分でいっぱいだった。

 対して面識があるわけでもない人にここまで気を遣わせてしまうとは…。

 ユウマは自分の注文したチャーハンをもぐもぐと食べながら、

「あ、エリカ。メンマ頂戴、どうせ食べないんでしょ?」

「え? ああ、良いけど…」

 どうも、と言いながらユウマはエリカのラーメンからメンマを自分の口へと運んでいく。

 そして続いてハヤテの方を見て、

「…どう思う? うちの妹、メンマ嫌いなんだって。ラーメンの醍醐味なのに」

「自ら食べておいてそのセリフはないでしょ!? そんなこと言ったら綾崎! ユウマだってグリーンピース苦手なのよこんなデカい図体しといて…!」

「図体関係なくない? だってグリーンピースのゴロゴロした食感苦手なんだもん」

「何言ってんの! 本来のグリーンピースは甘くておいしいんだから…!」

「えー…。じゃあ、このチャーハンのやつあげるよ。メンマと交換」

 「ほい」と言ってチャーハンのグリーンピースをラーメンに入れるユウマと「ラーメンに入れないでよ!?」とツっこむエリカ。

「………、」ハヤテはそのやり取りを見ながら、「…新橋さんと新橋くん、仲良いですねー」

「仲良くないッ!」

 真実を述べただけなのに、エリカの方はやたら反論してきた。

 だが、このやり取り仲が悪い者同士では絶対にできないだろう。

 にしても、似てるような似ていないような、なんか不思議な兄妹だ。

 ユウマは相変わらずもぐもぐとチャーハンを食べながら、

「ってか綾崎さ、俺のこと新橋くんって言わなくていいよ。ユウマ、ほい呼び捨て」

「なんですか藪から棒に…!?」

「敬語も特に使わなくていいし。俺あんま御曹司とかって柄じゃないからそういうの凄いむず痒く感じるからさ」

「ってか私のことも下の名前で良いわよ。新橋くん新橋さんってややこしいわよ」

「ええ…!? ああ、はい…エリカさんにユウマ」

 そういうと、「よし」と言った感じにまた食べるのを再開するエリカとユウマ。

 …なんか物凄くペースの掴めない兄妹だ。

「そういえば2人はいつも食堂なんですか?」

「いや?」返事をしたのはエリカだ。「…普段は私たちが交替でお弁当つくってるわよ」

「へー、料理上手なんですか?」

「……ふっ、どうせそれすらもユウマに勝てないのよ…!」

「どうしたんですか急に!? なんか僕まずいこと言いました!?」

 何故か急に悔しがるエリカ。

 そう、新橋家では食事当番はユウマとエリカの交替制で行われている。

 …が、ユウマはかなりの料理上手だ。いろんな人にプロになるよう勧められては「趣味で結構です」と言って断るレベルなのだ。

 そんな兄のハイスペックぶりが負けず嫌いなエリカにはかなり悔しいわけだが…ハヤテはそんなこと知る由もない。

「とかまぁ言ってるけどエリカもそうとう料理上手だけどね」

「アンタに言われてもムカつくだけなんだけどね…!?」

「へー♪ エリカさんも料理上手なんですか♪」ハヤテはにこにこと笑いながら「じゃあ将来は良いお嫁さんになりますね♪」

 と、ハヤテが言った瞬間。

 ラーメンに箸を伸ばしていたエリカの手がピタリ、ととまった。

 そして何故かボンッ! と顔が真っ赤になると、

「は、はぁ!? 何言ってるのよ!? りょ、料理=良いお嫁さんとか石器時代の考え方よ…!」

「いやいや、男の僕としてもやっぱり料理上手な女の人って素敵だなって思いますし♪」

「ぬぁ…っ!?」

 すっかりペースを崩されているエリカと天然ジゴロなハヤテ。

 そのやり取りを見て、何かツボに入ったのかは知らないがユウマは右手で口元を抑えながら笑いをかみ殺していた。

「アンタも笑ってんじゃないわよ!」

 スパーンッ! と小気味いい音でユウマの頭を軽く殴るエリカ。

 が、大したダメージではなかったのだろう。

 ユウマは「えー…」と言いながら小さく笑みをこぼしていた。

「綾崎さ、」ユウマは何故か楽しそうな表情で、「よく天然ジゴロって言われない?」

「え…? よくわかりますね…!? いや、自分では全くそんなことないと思うんですけど何故かやたら…」

「なるほど天然ジゴロだねー」

「ええ!? ちょっ、なんで諦められたんですか今!?」

「…天然ジゴロ」

「エリカさんまで?! 違いますってば!?」

 が、そんな執事の叫びは届かず。

 食堂ではしばらく楽しそうな笑い声が響いていた。










「ホントに今日はありがとうご…、いや、ありがとう新橋く―…ユウマ」

「どういたしまして。…そして早めに慣れて頂けるとありがたいんだけどね」

 はは、と苦笑しながら応答するハヤテ。

 やっぱり、呼び捨てとタメは久々だからどうも慣れない。

「あ、では僕はお嬢様を迎えにいくので! では、また後で!」

 …あ、また敬語だった…と言いながら去っていくハヤテを見ながらユウマはふっ、と何故か急に笑みをこぼした。

 それを見てエリカは「何よ?」とジト目で問う。

「いやぁ…」ユウマはちょっと無邪気な笑みのまま、「…なんか変わってるなぁと思って」

「ユウマに言われたら綾崎も終わりね」

「俺はそこまでじゃないって。…それにエリカも思わなかった?」

 何がよ? というエリカに対して、「だってさ、」とユウマは続け、

「エリカがあんな風に男子を普通にリラックスしてしゃべったの―…俺以降では綾崎が初じゃん?」

「………、」

 はっとしたような表情を浮かべるエリカ。

 そして何故か知らないがそれを見てにやり、と笑みを浮かべるユウマ。

「あれ? 意識してなかった?」

「…っ! うっさい、何よそのにやにやとした笑みは…!?」

「いやー? 別にー?」

「……っ! ふんだ、ユウマのバーカっ!」

 いい天気の昼下がり、1人の少女の声が学院内にこだましていた…。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


以上、新橋兄妹とハヤテのなれ初め話的な…?

本編修羅場ってるからほのぼの慣れなかった私である←

あと新橋兄妹書きやすいから気付くと凄い文字数になってるんだよねー…本当はもっと会話を続けさせたかったのです…!

さて、二本立てなのでもう一本…この時点ですでに文字数が一万文字近いのは内緒である。

次は高1の時の新橋兄妹のお話…天然アイディアマンの私の友達のお陰で生まれた番外編です! どぞっ!

では、どぞー☆

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 それは高校1年生の秋ごろの話だった。

 白皇学院時計塔の一番上―生徒会室にて、少女…新橋エリカはヒナギクの生徒会の手伝いをしていた。

「悪いわねエリカ、なんか手伝わせちゃって」

「いや、良いわよ? どうせ暇だったし」

 書類にハンコを押しながら申し訳に謝ってくるヒナギク。

 が、そんなに申し訳なく思う事はない。エリカはこういう作業はかなり得意だ。

 それに暇だったのもまた真実である。

「それよりも」エリカは素早い手つきで書類をまとめつつ、「アンタらも暇なら手伝ってほしいんだけどね…?」

 と、エリカが視線を向ける先には生徒会三人娘が。

 その内の1人である泉は「にはは♪」と笑いながら、

「細かいことは気にしてはダメなのだー☆」

「いやいや、なんも細かくないんだけど!? 本来アンタらの仕事でしょこれ…!?」

 はぁ、と横でため息をつくヒナギク。彼女も何かもう諦めているのだろう。

 エリカも仕方ないから諦めて、仕事に専念することにした。

 すると、理沙がきょろきょろと辺りを見渡し、

「そういえばエリカくん」

「何よ? 手伝ってくれるの?」

「いや、それは御免だが今日は新橋くんは一緒じゃないのかい?」

「………、」エリカは黙って、「…何で私がいつもユウマと一緒にいなきゃいけないのよ」

「やー、だって君たち本当に仲良いから」

 な、と理沙が言うと泉たちも「ねー♪」と頷いていた。

 確かに仲が良いとはよく言われるのだが、エリカ的には別にそうでもない。

 普通だと思っているから、こう言われてもなんか反応に困る。

 ところで…、と理沙は話を続けて、

「君らはさ、かなり仲いいけど付き合ったりしてないのかい?」

 ………、としばらく沈黙が続いた。

 君ら、というのはおそらく自分とユウマのことだろう。

 エリカはしばらくの間きょとんとしてしまった。何を言ってるのか本当に理解できなかった。

「…え? 何言ってるの? 私たち兄妹よ?」

「でも、血はつながってないんだろ?」

「でも兄妹だもの」

「…成長期の男女が1つ屋根の下で同居してるのに?」

「でも兄妹だもの」

「なるほど、兄妹だな」

 あまりの兄妹意識の高さに納得する理沙。

 確かにユウマは世間から見てイケメンだし、人間性も良いだろう。

 実際に根は物凄く優しいし、料理とかもうまいし、なんでもできるし、しかも強い。

 だが、エリカは正直ユウマのことを同世代の男子として意識したことは一度たりともない。

 彼は兄だ。義理の兄、なんてよそよそしい関係ではなく完全に兄だ。

 そして彼もまた同様に自分を―きちんと妹として認めてくれている。

 それが新橋兄妹の関係性だ。

「でも本当にエリカとユウマくんって仲良いわよね」

「ヒナギクまで…」

「別に俺らはそこまで仲良くないよね?」

「ええ、その通りよユウマ。……ってユウマぁ!?」

 気付けば自分の真横にいる自分の兄に本気でビビった。

 おかしい。つい先ほどまではここにはいなかったはずなのだが…。

 が、黒髪の少年は特に気にせずにきょとんとしているだけだった。

「…ユウマくん…」ヒナギクもあきれた表情で、「…あなたいつの間に」

「やだなぁそんな人を虫とかみたいに。普通にそこのエレベーターからやってきたのに」

 話に夢中で気付かなかったんじゃない? というユウマ。

 …まぁ、確かにそれはあるかもしれない。あるかもしれないが、夢中じゃなくてもこの兄の接近に気付けなかった気がする。

 別に影が薄いとかそんなことは決してないのだが彼はまぁ神出鬼没だ。

「おお、いいとこに来たぞ新橋くん」理沙がにやり、と不敵な笑みを浮かべ、「君もヒナと大切な妹くんのために仕事をするのだ!」

「…いやまずお前らがやりなよ」

「我々は忙しいのだ!」

 忙しい? と言いながらユウマはソファーで優雅にくつろぐ3人組をジト目で見てみる。

 これが忙しいとか言ったら世間で毎日忙しく働いている人たちに申し訳なくならないだろうか?

 そんな表情を浮かべながらもユウマはヒナギクとエリカの前に山積みになってる書類を一瞥した。

「…なるほどこれは多いね」

「ホント、うんざりする量よ」

「…これは確かに…けほっ」

「?」

 自分の兄の突然の咳にエリカは首を傾げた。

 彼女はユウマと出会ってなんだかんだかれこれ10年ほどは経つが、まぁこの兄は体が強い。

 そうそう滅多に風邪をひいたりとかはしないのだが…、

「ユウマ、アンタ風邪なんじゃないの?」

「え?」ユウマはいやいや、という風に笑いながら「ちょっと寒気がするくらいだよ」

「絶対風邪でしょそれ…!?」

「あ、そうなの? 普段風邪ひかないから知らなかった」

「色々ツっこみところはあるけど普段ひかないなら余計危険よ!? もしかしたら深刻かもしれないから病院いった方がいいんじゃ…!?」

「エリカは心配性だな、平気―…、」

 ゴホゴホッ、とそこで再びせき込むユウマ。

 思った。この少年は多分自分が無理にでも引っ張っていかなきゃ病院には行かないだろう。

 なんせ彼は面倒くさがりだから。出来る限りの労力を省きたい性格なのだ。

 あー…と悩みぬいた末にエリカは自分の席を立ち、ソファーの前…即ち、生徒会三人娘の前に立つ。

「ん? どうしたのー? エリカちゃん?」

「…アンタ達。私は今からユウマを病院に連れて行かなきゃいけないからヒナギクの手伝いちゃんとして頂戴ね?」

 えー!? といっきに起こる三人娘からのブーイングの嵐。

 が、ここまでは想定内だ。エリカは仁王立ちの状態のまま、

「…もし、ヒナギクが1人で仕事を終わらせるようなことがあってそれを私が知ったら―、」エリカはギンッ! と鋭い目でにらみながら、「……わかってるわよね?」

 仁王立ち。ふっ、と無駄に格好いい笑み。そして鋭い眼光。威圧感のある声。

 そんな状態のエリカを前に三人娘はひきつった笑顔のまま固まってしまった。

 …なるほど、これは手伝わないと大変なことになりそうである、という空気を察したようである。

「ってなわけで、ごめんねヒナギク。あとよろしくっ」

「良いわよ、もとから私の仕事だし。エリカこそありがとね。ユウマくんもお大事に」

 ヒナギクの返答にエリカは「よしっ」と頷き、

「ってなわけでいくよユウマ!」

「えー…。別に良いってば…」

「そんな咳しながら何言ってんの!? ほら、急ぎなさい!」

「いや、俺のことを本気で心配してるならネクタイ思いっきり引っ張らないでほしいんだけど…、流石に首しまったら死ぬよ?」

 そんな会話をしながらバタバタと生徒会室を出ていく新橋兄妹。

 残された生徒会メンツはただただ「…ホント仲良いよなぁー」と彼らを見守るばかりだった。










 青南総合病院。

 新橋家にとって色々縁深いこの病院の待合室にて、エリカはそわそわしながら名前を呼ばれるのを待っていた。

「……何そわそわしてるの」

「い、いや、私自身病院とか久しぶりだからなんか…こう、ね! 慣れない空気だなぁって!」

「…そーいや、エリカもうち来てから全然風邪ひいてないよね」

 昔を思い出しながらふと呟くユウマ。それに対して、エリカはえっへん、と言った感じに胸を張ると、

「私小さい頃から体は強いからね…!」

「…ま、すっげー泣き虫だったけど」

「そこは良いでしょ!?」

「『ゆーまぁ…ゆーまぁ…私の傍から離れちゃやだよぉー』って…」

「言ってないッ!」

 と叫んだ瞬間。

 待合室にいる患者ほぼ全員からジト目でにらまれるエリカ。

 かぁぁ、と顔を真っ赤にして「すいません…」と申し訳なさそうに謝った。そうだここは病院だった。

「ダメだよエリカ静かにしなきゃ」

「誰のせいかしらねぇ…?」

「いやいや、俺は事実を述べただけだもん」

 うぬぅ…とエリカはうなりながら兄を睨みつけるが、全く効果はない。

 もうこの兄に口で勝とうとするのはやめよう。

「けどよかったわね、瀬田……先生が診てくれるみたいで」

「うん、先生って感じがしないのは同感だけど一応先生つけてあげてね」

 瀬田―フルネームは瀬田当夜。

 実を言うと、新橋家とは少々親交のある医師の名前だ。

 両親とちょっとした知り合いらしいのだが―…まぁ、詳しくは知らない。

 見た目や態度は割とチャラチャラしているが、かなり腕利きの医師で、常に全力で患者を救うことに命を注いでる。

 実を言うとユウマ自身も、中学時代に一度世話になっているのだが―まぁそこは今はおいておこう。

「ホント人は見た目によらないわよね…。あんなチャラチャラしてても本当に腕利きなんだから…」

「まぁね。瀬田先生結構野菜とかくれるから助かるんだよね」

「うちの野菜瀬田からなの…!?」

「やー、なんか田舎のおばあさんがしょっちゅう色々送ってくるらしくて、俺じゃたべきれねぇからやるとって言って結構よくくれるんだよね。この間も卵とかくれたし」

 そーいや玄関に置いてあったっけ? と首をひねるエリカ。

 …っていうか何で我が家は医師とそんな田舎的な近所づきあいをしているのだろうか。

 その人脈の広さが新橋家の魅力であるのは彼女自身よく知っているが…。

「新橋さん、診察どうぞー」

 と、そこで黒髪をハーフアップした看護婦さんから名前を呼ばれた。

 横にいるユウマは面倒そうな動作でゆっくり立ち上がると、

「あ、エリカはこなくていいよ? 妹の付き添いで来たとかダサいしさ」

「えー…? わ、わかったわ」

 渋々了承するエリカ。

 本当に大丈夫か心配だが、そんなことをいうとまたお兄ちゃん大好きとか言われるからもう何も言うまい。

 そう思いながら兄の帰りを待つことにした。










 チクタクチクタク、という時計の音が妙に激しい主張をしていた。

「………、」エリカは少し黙って、「…遅い」

 診察だけならそろそろ終わっても良いだろうに一向に帰ってくる気配がない。

 なんか物凄く心配になってきた。

 脳内で『見に行った方がいいわよー』という天使と『ええい、行くな行くなまたバカにされるぞー!』という悪魔が何やら低レベルな争いをしている。

 ああああ…、と脳が容量を超えそうになったところでエリカは勢いよく立ち上がった。

『ちょっと、ちらっと覗いてみよう! ちらっと! それで平気そうなら帰ってくる!』

 いってやらぁ! と決意を決めて長い廊下を歩きだすエリカ。

 確かこの辺に呼ばれていたような…? とほんの一瞬の記憶をたどりながら診察室を探すエリカ。

 案の定彼女の一瞬の記憶は正しかったようで、診察室を見つけた。

「―――――、」

「―――――、」

 中から何やら話声のような人の声がするが…あまりよく聞き取れない。

 そこでエリカはそーっ、と扉を開けてみて、

「……もって…あと1週間…ってとこだな…」

「…そんな…」

「!?」

 突然聞こえた会話にばんっ! と扉を閉じる。

 不自然に思われただろうか。だが、そんなことを考える余裕がない。

 もってあと1週間、と言っていたのは紛れもなく瀬田当夜。

 返事をしていたのは自分の兄だった。

 ―もってあと1週間? それは、

『ユウマが…あと1週間で死んじゃうってこと…?』

 じわ、と涙腺が緩みかけるのを感じたが必死でそれをとめる。

 泣いたらすべてが真実になってしまう気がした。

 嘘だ。絶対嘘に違いない。あのしぶとい兄が死ぬわけがない。

『でも…あのセリフは…』

「エリカ?」

「ひゃあ!?」

 驚いてそちらを見るといつの間にかユウマが診察室から出てきていた。

「…お前…待ってろって言ったのになんで…」

「え、いや、ちょっと気になってね…! ちょうど終わったならよかったわ…!」

「そっか」とユウマは頷き、「ま、ただの風邪だってさ。とりあえず薬もらったよ」

 …ただの風邪なわけない。

 はっきり聞いてしまったのだこの耳で。―もって1週間だって。

 なんで言わないのだろう、とエリカは思った。

 心配をかけないようにしているのだろうか?

 でも、そういうことはしっかり言ってほしかった。

「ほら、エリカ。帰るよ」

「………うん…」

 帰りは何も喋ることができないまま、2人は帰路へとついた。










『ユウマぁ…ごめんねぇ…』

 今からおよそ10年前。

 夕日にそまる通学路を、少し離れながら2人の男女が歩いていた。

 今より髪が長く、ダボダボな服を着ていたエリカ。

 そして今よりも活発的だった少年ユウマだ。

『んー? 何が?』

『私のせいで…いっぱいケガしちゃって…』

 と言って、ユウマの顔の絆創膏を指さすエリカ。

 ああ、とユウマは自分の顔の絆創膏を指をなぞると、

『大丈夫だって。絆創膏は男の勲章だって父さんが』

『でも…! 赤くて痛そうだし……』

『大丈夫だから泣くなって。エリカが泣いてたら俺がケガしてまでお前を護った意味がないじゃん』

 そう、ユウマの怪我は全てエリカを護るためだった。

 親に見捨てられたという過去を持つエリカは同級生の男子たちからいじめられ、しかもまた弱い者だからその追撃がやまなかった。

 そのエリカを護るのはいつもユウマだった。

 でも、守ったのにエリカが泣いてちゃ意味がない。それでは守ったとはいえない。

『で、でも…私も、強くなりたいよ…! ユウマにケガさせたくないもん…!』

『おっ、頼もしいね。でも俺も妹に守られるようにはなりたくないし…じゃ、一緒に強くなろっか』

 と言って、にっこりと笑うユウマ。

 それに対してエリカも『うんっ♪』と笑った。

『でも…強くなるってそんなすぐにはなれないよね…』

『じゃ、それまではとりあえず俺が守ってやるって』

『ホントに…? ユウマはずっと私の傍にいてくれる?』

 不安そうに問うと、なんでかは分からなかったが、彼は嬉しそうに笑って、

『うん、俺はエリカの傍からいなくなったりしないよ』

 と言った。

その時の夕日に照らされた兄の笑顔が、とにかく印象的だった。







「…ん…」

 そんな懐かしい夢を見た。随分昔の夢だった。

 あれから、自分とユウマはずっと一緒にいたのをエリカは覚えている。

 自分も必死に強くなった。そして今の性格と、強い精神力も得たつもりだ。

『…ユウマの余命が1週間…それが本当だったら…』

「あ、起きた?」

 不意に上から聞こえてくる兄の声。

 一瞬ちょっとびっくりしてからエリカは彼の顔を見て、

「うわっ!? な、何よ…?」

「…いや、ソファーでぐーすか寝てるからさ。外とかではそんな無防備に寝ないようにねー、すっげ無防備な寝顔さらしてたから。よだれたらして」

「嘘!?」

「最後のは嘘」

 うがーっ! と怒りながら反論するエリカだが、ユウマはただ笑いながら彼女をなだめるばかりだった。

 あそこまで無邪気な笑顔を返されるとなんとも言えない気分になる。

 そこで、何やら甘ったるい香りに気がついた。

「…ん? 何この香り…?」

「あー…ケーキつくったんだけど食べる?」

 ケーキ? と首をひねってユウマの手元にあるお皿を見てみる。

 そこにはどう見てもその道のプロが作ったとしか思えない綺麗なショートケーキがあった。

「………、」エリカはちょっと黙ってから、「…お菓子作るの珍しいわね。ってか風邪の奴がつくっちゃだめでしょ」

「その辺はちゃんと気遣ってやったから大丈夫。それに仕方ないよ。“時間がないから”ね」

 その言葉にエリカは、はっとした。

 そうだ。余命1週間なら確かに時間がない。

 だからってもう、こんな風に死ぬ準備をするのは………。

「……たべるっ」

 そう言ってケーキを食べるエリカ。

 凄くおいしいはずなのに―何故か全然味がしなかった。










 翌朝。

 エリカは生徒会室のヒナギクの元を訪れていた。

 1人で溜め込むのはもう嫌だったから、誰かに話しを聞いてほしかった。

 ヒナギクは友達の中でも結構信頼があるし、彼女なら大丈夫だろうと思った。

「あら、エリカおはよう。昨日はありがと、あの子達仕事してくれたわ」

「…そりゃよかったわ…」

 あからさまに声が低いエリカにヒナギクは「?」と首を傾げる。

 こちらの違和感を察したのだろう。

「どうしたの…?」

「…昨日、ユウマを病院に連れてって…聞いちゃったのよ」

「何を…?」

 深刻な雰囲気を察してか、ヒナギクの声もいつになく真剣なものになる。

「……余命一週間だ、って…」

「…嘘、でしょ…!?」

 あからさまに凍る2人の表情。

 でも、エリカがこんな嘘を言うわけないのはヒナギクもよくわかっていた。

 すると、後ろからガタン、という音がした。

 振り返ってみると、いつの間にかそこに生徒会の3人娘がいた。

「…お、おいエリカくん…? 今の本当なのか…?」

 と、慎重に聞いてきたのは理沙だ。

 エリカは答えなかった。答えられなかった。だが、この行為がイエスと示しているのは誰でもわかった。

「じゃあやっぱさっきの…」

「だな」

「? 何かあったの?」

「いや…さっき3人で歩いてたらたまたま新橋くんを見かけたんだが…」美希は言いにくそうな表情で、「急に咳をしたと思ったら手にべっとり血が…」

「吐血ってこと!?」

 ヒナギクが驚きの声をあげると、「多分…」と3人も頷く。

 エリカの表情はもう真っ青になっていた。

 それでも泣かないのは彼女の強い精神力故だっただろう。

「エリカ! それは本人にも聞いたの?」

「…いや…、怖くて聞けなかったから…」

「じゃあ聞いた方がいいわよ! もしかしたら勘違いとかかもしれないし…」

 でも…とエリカは口ごもる。

 こんなに自分は優柔不断だっただろうか?

 強くなったと思っていたのに、それは見せかけの強さだったのか?

 結局自分は、ユウマがいないとこんなにも弱い存在であると思い知らされる。

「聞いた方がいいよエリカちゃん!」

「うむ、我々も賛成だ。聞き間違いということもありうるしな」

「そうだぞ」

 みんな…、と言いながらエリカは天井を見上げた。

 そうだ、聞いてみよう。

 それでもし真実だったとしたら―…その時はその時で色々考えることがあるはずだ。

 そう思い、全員でユウマを探すことになった。










 案の定というかなんというか、ユウマは裏庭で1人涼んでいた。

 ここは彼のお気に入りの場所だし、まぁいるだろうなとは思っていたわけだが…。

「あれ」ユウマはこちらを見ると、「…どうしたの? 随分大人数でぞろぞろと」

 エリカにヒナギク、そして生徒会3人娘だから計5人。

 サボリを咎めるにしてもだいぶ大人数だ。

「…しかも全員深刻な表情だけど…何かあった?」

 少し笑みを浮かべながらこちらへそう聞いてくるユウマ。

 自分の方が大変なくせに、そうやって優しい笑みを浮かべてくるのがエリカには許せなかった。

 何故かは無性に許せなくて、悔しくて、仕方なかった。

「…何で…言わないのよ…」

「え?」

「何で言わないのよ…ッ!」

 気付いたらユウマに向かって叫んでいた。

 ユウマ自身はきょとんとしていたが、もうエリカの感情は止められなかった。

「そういう風にはぐらかされんのが一番頭にくるのよ…! 私たち兄妹でしょ!? 何でも言い合えるような仲じゃない…! なのになんではぐらかすのよ!?」

「ちょ、エリカ何言って…」

「ずっとそばにいるっていったじゃない…」

「…!」

 ぽたぽた、と。

 エリカの目から涙の粒が零れ落ちた。

 もう何年も見せることなかった涙が、彼女の頬をつたって地面へと落ちる。

「死なないでよ…ユウマぁ……」

 最後の方は、もう何を言ってるのかわからなかった。

 でも、それはきっと彼女の本心だった。

 ユウマの余命を知っても、困らせないようにしようと思っていたのに抑えきれなかった。

 それだけ―大切な兄なのだ。

 絶対に失いたくない―大切な家族なのだ。

 彼女は両手で目を覆いながら、ついには力が抜けるように地面に座りこんでしまった。

「………、」

 ヒナギクたちも、深刻そうな表情でそんなエリカをやや涙ながらに見ていた。

 どんなつらいことがあっても泣かなかった少女の涙に、全員心を打たれたのだろう。

 が、そんな状況の中でまったく呑み込めていない人物が1人―新橋ユウマである。

 彼は「えーっと…?」と謎の状況に目をぱちくりさせると、

「…ごめん。これどういう状況?」

「だからとぼけないでよ…! 私ちゃんと聞いたんだから…! 病院で…! もって1週間って…それに昨日時間がないって…!」

「…病院? もって1週間? 時間がない…?」

 ユウマはそれらのワードを頭の中で整理して、―そしてある答えを導き出したのだろう。

 それに気付いた瞬間、何がおかしかったのかは知らないが何故か口元を手で押さえながらくつくつと笑っていた。

「何笑って…!」

「いや、だってそれ……あー、笑いがとまらない」

「私は真剣に…!」

「わかってるわかってる」ユウマはうんうん、と頷いてから、「それ、卵の話だよ」

 ……………………………………………………、HA?

 全体の雰囲気がとまったところで、ユウマは相変わらず肩を震わせながら説明を始める。

 ちなみに、以下が病院内でのユウマと瀬田当夜の会話である。

『おっ、来たな新橋の坊主、らっしゃい』

『らっしゃい、って呼びかけはどうかと……でも、お久しぶりです』

『おー、で症状は?』

『まぁ…のどの痛みとか寒気とかですかね』

『ああ、風邪だなそりゃ。とりあえず診察して薬渡すから安静にしろよ』

 そして診察などを全て終え、

『ところでこの間お前の家に卵渡しただろ? あれどれくらいあまってる?』

『あー、ちょいちょい料理に使ったけどまだだいぶ…。あれ、多すぎですよ…あんなにもらっていいんですか?』

『やー、すっげーいっぱい田舎のばあちゃんから送られてきてなー♪ …ただ、あれ…もって…あと1週間…ってとこだな』

『…そんな…。あれまだ結構余ってるんですけど…』

『あ、じゃあ菓子とかつくればいいじゃん。俺にも持って来いよ作ったら』

『あー…。男子高生から手作りお菓子もらって嬉しいですか?』

『まぁ確かにそのシチュはあんま嬉しくはねぇけど…でもお前料理うまいんだろ? だったらちょっと興味あるし』

「―とまぁ、こんなやり取りが」

 説明を終えると、今度はユウマ以外の全員がぽかーんとする番だった。

 なんてややこしい会話なのだ。しかもそこだけ無駄にシリアスな雰囲気を出す意味がわかない。

「じゃ、じゃあ我々が見た吐血は…!?」

「吐血? …ああ…あの時お前らいたんだ…」

 ユウマはすっと右手を挙げてその手にあるものを見せた。

 真っ赤なトマトの絵が描かれたその缶は紛れもなく―トマトジュースだ。

「…なるほどベタだな」

「ああ、我々としたことがそんなベタなものに騙されるとは…」

 うんうん、と納得する生徒会3人娘。

 ヒナギクも良かったぁー、といった感じの表情だった。

「まぁ、つまりは」ユウマは相変わらず少し笑いながら、「全部エリカちゃんの早とちりってわけだねー」

 と言ったところでボンッ! という音がした。

 ふとエリカの方を見てみるとしゅー、と煙を出しながら耳まで真っ赤になっていた。

 まぁ、それも当然で早とちりで人を無理回した挙句、全員に涙を見られたのだから仕方ないだろう。

 ヒナギクの「大丈夫…?」という心配の声が無性に痛く感じる。

「…ば…、」エリカはわなわなと肩を震わせながら、「…ユウマのバカ――――――――ッ!!」










 帰り道。

 夕日にそまる道を歩きながら、ユウマはふぅとため息をついて振り返る。

 気付けばエリカとの距離が3メートルくらい開いていた。

「エリカさーん?」

「ばーかばーかっユウマのばーかっ」

 あれからずっとこんな調子のエリカに対してユウマは「はぁ」とため息をついて、

「バカってエリカが早とちりしただけじゃん」

「うっさいばーかあんたのせいで大恥だわ…!」

 くそぅ…と夕日に負けないくらい真っ赤になっているエリカはこちらを見ずにそう呟く。

 ユウマはやれやれ、とため息をついてから歩幅を少し小さくしてエリカに近づいていく。

 遠ざかっていくかと思ったが、それ以上後ろに下がっていく様子はなかった。

「全くエリカは…。俺昔言ったじゃん」ユウマはちょっとだけ笑みを浮かべて、「俺はエリカの傍からいなくなったりしないって。少なくともこいつにならエリカを預けてもいいって奴が現れるまではね」

「…父親かアンタは」

 ふんっ、と顔をそらしながら呟くエリカ。

「大体そんな奴現れないわよ」

「いや、きっとどっかにいるよそういう奴」

「…いないわよーだっ」

「まだ機嫌なおんないの? クッキーつくってあげるから機嫌なおしてよ」

「私そんな食いしん坊じゃない…!」

「……、食べないの?」

「食べる…」

 と返事するとまたもくすくすと笑いだすユウマ。

 笑うなー! と真っ赤な顔の少女の声が夕焼けの中にこだましていた……。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


さて、以上です!

番外編本編より長いという驚異の長さですが…やー、みなさん読むのお疲れ様です←おいこら

勘違いの内容は友達がアイディをくれただけでうまくまとまったんですが…ちょっと無茶じゃね? とかいうツッコミは受け付けないぜっ☆←

しかし執筆活動からしばらく離れてたから文章力が残念なことに…うん、ちょっと優しく見守ってくださいその内また感覚を取り戻せるかもなので…

そういやエリカが今よりブラコンなのは言うまでもなく、ハヤテに出会う前だったからですよー! と一応補足。

さて、番外編で和んだせいで本編の修羅場を忘れたかもですが修羅場な雰囲気を忘れずに次回を待っていただけると幸いです…!

では、またー!
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.30 )
日時: 2013/02/09 23:45
名前: masa

初めましてmasaと言います。

やっぱりハヤテは厄介事を引きつける天才ですよね〜。
まあ、いきなり現れた少女に「自分は神だ」なんて言われたら、信じる方が危ない人ですよね〜。まあ、本物の神様だったから問題なしですけど。

まあ、ハヤテがアイさんと組みようになったのは成り行き感が強い気が。気のせいか。


パーティか。確かに開催する方はいいかもしれませんけど、それ以外には迷惑この上無いですね。しかも、商品も願いをかなえるって、ベタな物。ま、いいか。

アイさんの目的は確かに必要ですね。迷惑を取ったら何も残らないパーティなんて、止めるべきですよ。

って、イクサ兄さんが死んでる?衝撃的すぎる事実ですよね。
ってか、ハヤテとアイさんが一緒の部屋って。思春期の男子の部屋に住んで平気なのか?いくらハヤテ相手でも。


ハヤテとアテネは同盟を組むみたいですね。まあ、目的が一緒ならその方が心強いですもんね。
まあ、アテネには違う目的もある気が。まあいいか。

で、アイさんは優秀ですね。神だからと言えば、それまでですけど、それにしてもすごい。


まさか、イクサ兄さんを殺したのはアイさんだったとは何やら訳ありの様ですが。
でも、いくら事実でもライは卑怯ですね。ハヤテを動揺させて、絆に亀裂を生ませるとは。ハヤテが動揺するのも仕方ないとはいえ、ある程度弁明したほうが良かったのでは?


ハヤテはアイさんの事を憎む事が出来ないみたいですね。ハヤテの元々の性格があるとはいえ、優しいアイさんを見てきましたからね。
で、ハヤテのジゴロっぷりはここでも健在ですか。やれやれ。
男性を信じられなかった女性までおとすとは恐ろしい。

ハヤテは真相を知る一方アイさんにはピンチが訪れる様で。気になります。




ハヤテはやっぱお人よしですよね〜。持ち金を全部はたいてまで買った食券をいくら不注意でぶつかった相手に渡すとは。
ユウマが驚くのも無理ないですよね〜。自分以外の異性とは話せなかった妹が普通に接してるんですからね〜。
まあ、ハヤテがいかにしてエリカさんをおとしたかは分かりました。


番外編は一言で言うなら、可愛いですね。

いくら状況的に仕方なかったとはいえ、勘違いで半ば暴走し、涙まで見られるとは。照れまくるエリカさんは可愛かったです。



長くて失礼しました。

では。


(こっちオリキャラって、連れてきてもいいんでしょうかね?)


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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.31 )
日時: 2013/02/10 13:44
名前: 球磨川ボックス

ウラヌス「こんにちは♪ウラヌスです♪」
氷華「どうも、氷華よ」

ウラヌス「球磨川さんは凍りついてしまい、全く動きません!」
氷華「私が炎をぶつけても効果なしよ。さすがアイさんの氷ね」

ウラヌス「球磨川さんの事は心配ですが、感想に移りましょう♪」
氷華「そうね、何かがきっかけで氷が壊れるかもしれないし」


ウラヌス「ライさんはずる賢い人です!」
氷華「そのパートナーもね、ふぅん…絆を断ち切るねぇ…」
ウラヌス「はわっ!氷華さんの周囲が凍りついてますよ!!正気を保って下さい!」


氷華「ハヤテはまた間に受けて…もっとアイさんの事を信じなさいよ」
ウラヌス「うぅ…氷華さんが怖いです…」



バキバキバキバキバキ!!!


ウラヌス「ふぇっ?」
氷華「アイさんの氷が壊れる?」



エリカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!



ウラヌス「キャッ!」
氷華「またか…」


エリカがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!


ユウマの事は大好きですが、エリカの事は大大好きです!!

いやもう、何がイイって、綺麗な茶髪、鋭い瞳、綺麗な顔、可愛い笑顔、抜群のスタイル、芯を持った心、ツンデレな性格、寂しがり屋な一面、ハヤテへの陥落っぷり、強靭な行動力、絶対的な勇気、揺るぎない実行力、努力の人、ツッコミ要員、重度の兄想い、友達想い、永遠に続くお色気役、約束の虹!!
どれをとっても最高の少女です!!!

はっ!別に二次元に恋してる訳じゃ無いですよ!?
ユウマ同様に、人として大大好きという意味なので!
それかr
氷華「ストップ」

ウラヌス「ふわ〜凄かったですね」
今のテンションはMAXだぜッ!!
氷華「私としてはただ単にやかましいだけだけどね」

氷華「エリカが早くもツンデレを発揮したか…」
ウラヌス「でも、エリカさん、スタイル抜群です♪」
どちらもエリカの魅力的なところさ!!
氷華「戦いのときは邪魔な気もするけど、あれはちょっと嫉妬するわね」
全く、アイはあんなに長生きしてるのになんでHINNYU(ひんにゅー)なんd…

ウラヌス「また凍らされてしまいました!」
氷華「カッコよく言っても無駄だったようね」


ウラヌス「フウさんは結構鋭いんですね♪」
氷華「ハヤテが分かりやすいってのが多いと思うけどね」


氷華「弱ったアイさんを狙うなんて許さない…電光の神…後で死刑よ」
ウラヌス「また吹雪いてますよぉ!アイさん関連になると吹雪になる確率が高いです!」




バキバキバキバキ!!



ウラヌス「また!?」
氷華「そうだと思ったわよ」


エリカとユウマの番外編来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!



昼食時にエリカとぶつかるハヤテ、ギャルゲーの主人公か!
自分の昼食を犠牲にしてエリカに昼食を譲るハヤテ!男ですね〜

エリカも、まだツンツンしていて、男嫌いな一面が見れて嬉しいです♪
『君と共に』では見れないと思っていたので♪

ハヤテがエリカに昼食を譲った事を聞いただけで全てを感じ取ったユウマ、さすがですね!
さらにその口のうまさときたら、モテて当たり前ですね♪


そしてついにハヤテの天然ジゴロ発動!!
エリカへのフラグを設立!!
こうしてエリカはツンデレになっていくのか…



そして瀬田先生との話に突入!

エリカの勘違いから始まった今回の大騒動、エリカのユウマへの愛情がよく分かる話でした!


いじめっ子からエリカを守って傷ついたユウマ、かっこよすぎる!
さらにずっとエリカを守ると…エリカがユウマを心配するのも頷けます!
エリカが涙を流すなんてよっぽどですよね…
今までエリカの涙を見た記憶がありません。


散々ユウマ死亡フラグを建てておいて、結局は卵かよ!
確かに、日持ちは大事ですよね〜


勘違いが発覚して真っ赤になったエリカもとても可愛かったです♪
本当仲の良い兄妹だなって思いました♪


というわけで、合計四話の投稿お疲れ様でした!
次回も頑張ってください!

ウラヌス「最後私たち全然しゃべってませんね」
氷華「全部球磨川に持ってかれたわね」

ウラヌス「これで三回目の書き直しですよね?」
氷華「球磨川がミスしてデータを消したり上書きしたり、大変だったわよ。ほとんど同じ事何回もいう事になるし、球磨川のテンションは衰えるばかりか逆に上がるし」
ウラヌス「あはは…」

ウラヌス「では、さようなら♪」
氷華「またね」

[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください
Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.32 )
日時: 2013/02/10 20:36
名前: 迅風

うみゃー♪ 邪欲と青春と何かの塊で出来てるんじゃないかなーと言う存在、迅風です!!

リラちゃん大好きなのですー♪←

羊「何か挨拶がどんどんおかしな方向性に走っていきますね、迅風さん……。あ、えーと主人公3を務めます綾崎ハヤテです……!! 仮面ない羊ですけどね……脱がせてよ……」←もっこもこの羊の着ぐるみ着用中の借金少年。

羊「…………」←自己紹介した後でちょっと考え込む

羊「主人公3を務めます、エリカさん大好きラブな綾崎ハヤテです♪ 今回はよろしくお願いしますね!!」←ここでアピールだっ、とばかりに訂正した

羊「ぅ〜〜、ぅ〜〜!!」←そして急激に恥ずかしくなる

ゴンザレス「オラララ……。密入国船『サンタ・ルジーア』号の艦首を務める者だア……。ゴンザレスと呼ぶがいいぜェ、オッラッラッラ……!!」←軍服に赤と白のコートを羽織ったサングラスかけたザ・悪人☆

そして一人感想も少し淋しくなってきたからキャラを二名連れてきたのです……!! 絶賛不幸な羊君と、何だかんだ敵対関係にあるけど悪人キャラとして結構気に入っている艦首さんなのです……!!

このカオスな面子でいざ感想!!←

羊「本当にカオスですけどね……!? でも、とにかく感想を頑張ります……!! そして予め一言告げておきますよ僕は……」

羊「僕、エリカさん愛してます!!」←再度アピールっ

何故時系列と作品関係を相変わらず無視して始まるんだろう私の感想……!? ともかく感想に入らせて頂く次第なのですよ、にゃっはー♪

羊「ですねー♪ まずは……向こうの僕らは電光を司る神のライを捜すために動いているわけですね……!! 名前が同じな所為か五十嵐君を思い出しますよー……、思い出し、ます、よぉ……。…………」←色々な事を思い返してしょぼんとしてゆく羊

ゴンザレス「オウオウ、男だろう情けねェ姿見せてんじゃねぇぞ小僧。まア元凶は俺らなんだがな、オラララ……!! しかし成る程ねェ……まぁ話を訊く限りライ神はアイ神とは別ベクトルの様だししょうがねェ話かア……」

それで別れて探すわけだけど……しょうがないかぁ、アイに対してハヤテは知識あんまり持ってないし色々と知らない事ばっかりだもんにゃあ……。

そして再び現れたな電光神ライ……!! さぁ、サインをくださいにゃあ!!←

羊「何故に!?」

神様のサインとか貴重じゃないか……!! 新しい神様が出る度に私はサインをねだってみせるのにゃあ……!!←

ゴンザレス「お初にお目にかかります、ライ神。私はゴンザレスと言いまして……、あ、サイン頂けますか?」←何か礼儀のいい言葉使いで色紙とペン準備してますが何か?

羊「何で艦首さんまで!? なんなのこの意味不明な展開……!? そしてサインをねだってる間に物語核心部分触れてるんですが……!? イクサ兄さんの話に入ってるんですけどね……!?」

よっしゃあ、続けてアイのサインを貰うのにゃあ!!←色紙とペン

ゴンザレス「まァ待て。俺が先だろうよ、迅風……!!」←色紙とペン

羊「何で緊張感皆無になってるの今!? 何で神様二柱のサイン貰ってほっこり笑顔になってるのこの二人!? それでアイは……気配読むの苦手な部類だったんですかー……と言っても凄い読みそうな気がしますが……」

そして目の前に現れた少女……!! 橋本結衣、即ち電光を司る神のパートナーですか、うわあ、懐かしすぎるよ……!! 写真撮ってもらってくるにゃあ!!←

羊「ですから懐かしさから爆走し過ぎですよ、迅風さん!?」

ストッパーならちゃんと連れてきたにゃ!!

羊「その為にオリキャラ持ってきたの!? 自分でこう動く気が満々だったから僕ら牽制役として連れてこられてたの!?」

ゴンザレス「オッラッラ。訊いておけよ羊少年よォ……。……で、なるほどな。戦闘は避けて戦わずして勝つ方向を選んだか……いいねェ、そう言うのは効率的で俺ァいい手法だと思うぜエ……♪ 頭脳戦いいじゃあるめぇか。同時にアイ神の戦闘も男として心惹かれるものがあるがな……むむむ、悩ましいな」

羊「何か悪人なんだか賛否どっちなんだかわからないんですが……!?」←その頃、迅風は『にゃっはー♪』と写真を撮って喜んでいた

羊「って、迅風さぁん!? ってツッコミ入れたいのにやっぱり核心部分へ……!! イクサ兄さんが死んだ理由ですね……イクサ兄さんは殺された……。到底、信じられませんよ、あの強かったイクサ兄さんが死んだなんて……」

ゴンザレス「イクサがなァ……。殺しても死ななそうなアイツが死ぬなんざ中々信じられる話じゃねェんだわなあ……」

そして突き付けられる驚愕の真実……イクサはアイに殺された……!!←色紙と写真を持ちながらガーンな私……!!

羊「お願いですから、そこ真面目な空気にしてくれませんかねぇ……!!? でも向こうの僕も混乱しますよねー……。アイが説明を幾分しなかった事でもしかしたらって混乱してしまうのは仕方ないのかな……。まだお互いに何も知らない者同士だし……」

男女の仲はね……難儀なもんなんだよ、羊君。一夜を共に過ごした間でも、ね……。

羊「意味が違うと思います、そして緊張感欠けるから黙って!? そして少し遅ればせながらアイがやってきましたね……。うああ、そりゃあ混乱しますよ僕……!! 向こうは僕とは段違いに混乱する程辛い事態ですよねー……」←シープ☆

ゴンザレス「そしてアイ神は……まァ何だ。否定せず肯定するか……。ここで随分と冷徹な表情しちゃあいるが……大層、自分を押し込んで発言してんじゃねぇのかねェ……」←うーむと顎に手を添えて悩む様子

そして何と言い方の悪い説明なのにゃー……。アテネが人質に取られて、イクサが向かってそれで事態は良くなくて……足手まといだから殺したかあ……。だが思い出すんだ……!! アテネとアイが再会した時の風景を……!!

ダメだ胸ばかり思い出す……!!←

羊「迅風さん真面目って現象起こしてくださいお願いですから!? と言うかアイもアイでももう色々やるせないですよ本当……!! 刃を向けられるのは慣れてるとか本当にもぉ……!!」

ゴンザレス「そうしてアイ神に背を向けて綾崎は去る、か。まぁ色々動転してんだろうなぁオイ……。一日で随分と事態がこんがらがった、仕方もねぇのか。……両方揃って泣き声も上げずによー泣く話だ……」←ああー……と天を仰ぐ

にゃー本当だよ……!! そして行くぞ次話にゃあ!! すでに二〇〇〇字越えてるけど気にしないごめんなさい!!←

羊「それで二話目は……アイ帰ってきてませんよ……!! 学校にも表れないですし……!! 登校数日で不登校はダメですってば……!?」

そこなんだ……!? そしてアイの席を見ながら物思いに耽っているねーハヤテは……。まさかこれが恋……!? なのに…なんで気になるんだろう、とか言ってるし……これは一目惚れか……!?←

ゴンザレス「超展開過ぎるだろう、コラ!! で、綾崎は色々悩んでいるようだな。オー、オー、悩むがいい若人よ。合致しない事実と拭えない違和感を統合し何かが引っかかる様なら探せ。探し出すがいいさ」

羊「ですよね……。アイとの会話と昨日の会話にどうしても噛み合わない感覚がありますから……!!! そして現れましたね。瀬川さんが」

おー、泉なのですー♪

さて、それはそれとして……。←

ゴンザレス「スルー!? しかしまぁ傍目には隣の席の子を気にして仕方ない風にも映るんだろうな……。心配している様に見えたか否か……」

そして来た……遂に来たのです……!!!

羊「エリカさんだ……!! 可愛いです……!!! 可愛すぎますよ……!!! 大好きです……!!!!」←何か止まらない告白

以下、羊君が熱弁します。←

羊「プリント集めに協力する面倒見の良さが凄い素敵ですよ……!! あのツンってした目元に茶色の瞳なんかまるで宝石みたいに綺麗で素敵ですし、サラサラの茶髪は本当に無性に触ってみたいくらい綺麗で、世界一の美少女としか思えない程に綺麗な顔立ちが微笑みを浮かべただけでも僕もう好きで好きでたまらないですし……!! 足とか腕とかカモシカみたいに素晴らしくてスタイルも良くて優しくて可愛くて愛おしくて……!!! もう本当に可愛いです大好きですー……♪」←ほにゃーんとした笑顔

ゴンザレス「お、おお……語ったな小僧………!?」

羊「いえ、全然語り足りませんけど(←ケロッと)……? でも本当に素敵な女性ですよねー……僕なんかにも気遣ってくれて……♪ でも僕が落ち込んでいると空気がどよんとなるってどういう事なんでしょうか……?」

気にしても一生わからない問題だろうから気にする必要ないにゃ☆

羊「それもそうですねー♪(←エリカに逢えて頭が緩く……!!) でも本当に優しくて素敵で可愛くて仕方ない人ですよね……。しかしそうかー……僕が落ち込んでいると空気がじめっとするのか……理由全くわからないですよ……? でもみんなの為に進言してくれるエリカさんの気遣いと優しさは素晴らしいです!!」

ゴンザレス「(ダメだ……ツンデレのツンの方向しか受け取ってねぇ……)」

羊「エリカさん優しくて大好きですー……♪」←そしてエリカに抱き着いて胸元にすりすり甘えている甘え羊

ゴンザレス「その癖イチャつきはするのか……!?」

……ふっ、エリカヒロインだと何かこうなってね……。そしてハヤテは相変わらず凄いなぁ……!? 心配かけさせまいと何あの爆発スマイル……!? 泉が落とされる……!!

羊「エリカさん大好きです……!!」←その頃二割り増しの爆発スマイルをエリカに向けている羊君

ゴンザレス「しかし本当に鈍感なんだな……綾崎は」

羊「……え? 僕は鈍感じゃないですよ……? 女心とか凄いわかってますよ……?」←エリカに抱き着いたまま頭に疑問符を浮かべる羊

……うん、そうにゃねー……。

そして絶賛エリカに甘えて幸せそうな羊は放って置くとして向こうのハヤテ君は実に困ったさんな感じだねー……。そりゃそうだけどさ……!! アイ関連ですっごい大混乱してるだろうしさ……!!

ゴンザレス「そこに現れたのが……フウ神か」

フウ神だね。

――さぁっ、サインを寄越すのにゃあフウさんやぁああああああああああああ!!!!←爆走再開

ゴンザレス「お初にお目にかかります、ゴンザレスと申しまして……。よろしければサイン等お願いしたいんですが……それと握手も……!!」←色紙とペン

羊「って、何でまた再燃してんですか!? なにこのしょうがない二人組!?」←エリカに前方から抱き着いてますが何か?

羊「そして話題はアイの事ですかー……フウ神は知っているんでしょうね……、アイたちの間に何が起きてしまったのかを……!! それにしてもフウ君もアイと似てきっぱりした性格ですからズバッと斬り込んできますね……!!」←相変わらずエリカに甘えていますが何か?

そこが熱血漢風神の異名を持つフウの片鱗さ……。←サイン貰ってほっくほくの迅風

ゴンザレス「そして正に切り込んだな……イクサの奴の最後に関して、か。事情を知るフウ神からしてみりゃあ随分と不器用に映ったこったろうな……」←サイン貰ってテカテカ

羊「ねぇ何でシリアス場面で貴方たち緊張感を出してくれないんですか……? なにこの緊張感のない面子……ふわーっ♪」←エリカの胸元にすりすり甘えてぎゅーっと抱きしめて緊張感ないですが何か?

そして遂にフウの口から語られるんだね……!! アイのメモリーが……!!

羊「何か言葉のチョイスおかしくないでしょうか!? でもそうか……アイは全てを背負ったんですね……。イクサ兄さんを殺した事は事実だからって全部を……!! 空っぽの勝利で終わった前回の戦いを……!!」←抱き着いてます……!!

ゴンザレス「…………」←目を右手で覆ってぐずっていますが何か……!!

何か喋って!? それで話を訊いてハヤテはどう思うのか……全ては次回に動き出すよ……ハヤテとアイの二人の未来が……!! そんな頃、肝心のアイは……ヤバイよ……!? なんかもうふらっふらだよ……!?

ゴンザレス「力の供給源を得てねぇんだから当然な話か……。しかし神が天国に行けないと思うのも相当な話だぜ、オウ……。そして橋本とライ神か……ピンポイントで襲ってきやがったか、やりやがらあな……!!」

これが彼奴の頭脳戦だ……!!! 電光神侮りがたしでごわす……!!

羊「いや、何ですかその意味不明なテンション!? でも、アイは大丈夫……なわけもないかなあ……。このままじゃ取り返しのつかない事に……。急げ僕、急ぐんです……!!」

ゴンザレス「動き出す鍵は紛れもなくフウ神の話だなコリャア……。さぁて、見ものじゃあるめぇか。絆を壊す頭脳戦を張った電光神と大逆境に追い込まれた氷神……!! 事がどう動くのか。乞うご期待あれっつー話じゃあねぇか!! オッラッラッラ!!」

何か演説めいたのありがとーにゃー。←

そして遂に来たぜ……!! 初見の番外編……!! めっさ楽しみにしてたのですよ、リラちゃん……!! ……すでに五千字だが気にしないごめんなさい!!←

ゴンザレス「予想通りに長くなってくんだな……。さて番外編は……成る程高校二年生に上がった時期か……オララ……、初々しい限りじゃあねぇか、オラララ。……そして三千院ナギ、ね……」←額に指をとんとん当てて何か考えてる様子

しかし便利だよね……色々な意味……!!

羊「でも新学期初日ですかー……!! 何で三千院さんはウキウキしないんでしょうか……? 僕だって『やった……!! 退学せずに学費出せた……!!』ってウキウキした記憶がありますけど……」

そして来たね……新橋兄妹……!!

ゴンザレス「ほほぉ……。確かにつらつらと並べられた単語だけでも十分に新橋兄妹が常人離してる感が伝わってくるじゃねぇか……。……そして綾崎……お前は……そうか」

男友達がねー……いないよねかなり。

羊「うっ。仕方ないじゃないですか……バイトとかで関わり持てなかったですし……!! 第一僕にだって色々――可愛いー……!!」←エリカを見て感情が再発しました……!!

色々……色々何なんだ羊君……!! しかしそっかー、兄妹揃って新入生と追いかけっこしてたのかー……。何で校門通り過ぎるだけでそんなに質問のカーニバルになったの、ユウマは……!?

羊「……!?」←エリカさんがナンパされた……!? と焦っている羊

羊「……エリカさん!!」←ガシッとエリカの肩を掴んで焦ってる様子の羊

羊「あのエリカさん……!! 僕もエリカさん大好きなんです……!!! 大大大好きなんです……恋してるんです……!!」←エリカの目を恋慕の眼差しで見据えながら、周囲に遅れを取らない様色々必死なようだ

ゴンザレス「しかしまあ……向こうの綾崎は楽しい学園生活になりそうだと思っている様で何よりじゃあるめぇか。こっちは何か告白色な学園生活になってるがな……」

……ふっ。……それはともかくとしてお昼休み!! 楽しいお昼時にゃあ!!

私は学食騒がしいからあんまり行った記憶がないや……へへっ。←

羊「それでお財布の中には五〇〇円ですかーいいなー……」←残金一二円の羊

それで味噌ラーメンを注文して向かった最中……ここで衝突にゃあ……!!

羊「あう……!! ぶつかちゃって申し訳ないですよここは……!! ……でもこうやってエリカさんと話せる様になった日だと考えると凄い嬉しいなー……♪」

以下。羊君の熱弁が入ります。パート2←

羊「エリカさん本当にスタイルがいいんですよねー……そりゃあ見惚れますよ可愛すぎて!! 美少女過ぎますよ、エリカさん!! あの茶髪のサラサラヘアーが綺麗で優しくて可愛くて傾城の美人でスタイルも抜群で向上心があるんですけど並大抵じゃなくて努力を怠らない女の子で他人への気配りも優しさも本当に良く出来てて仕草なんか一々目を惹かれますし表情なんですけど何時でも可愛くって気の強そうな印象が逆にメチャクチャ愛らしくって、あのツンとした目元もたまらなく愛おしいですし、ちょっと照れた時にぷぃって顔を背けた時のほんのり頬を染めた表情が凄く素敵で極たまに見せてくれる満面の笑顔が本当に素敵過ぎてですね……!! その本当にたまにだけ見せてくれる満面の笑顔がもう見ていて大大大好きになっちゃうくらいに可愛い笑顔で、思わずキスしたくなるくらいに愛らしいんですよ。もうなんであんなに可愛過ぎる女の子が存在しているのかなーって毎日不思議に思っちゃうくらいに可愛過ぎる女の子で手を握りたいしキスしたいですし抱き締めたいですし髪の毛触ってみたいですし、求めたくて堪らないくらい女性らしい身体つきも物欲しくなるのは当然、いいえ、必然ですし。ここ最近で気づきましたけど、勉強中の横顔が見とれちゃうくらい素敵で、体育の授業ではあの生き生きとした表情が可愛さ抜群、魅力満点でして、授業中にはジャージ姿とか見たりするんですけど、その姿がまたもう可愛すぎてですね? あ、普段も常に美人過ぎて可愛いわけですけど、普段の服装も素敵です!! そもそもあんなTシャツとジーパンなんて健康的な色香が発散され過ぎちゃうって事にエリカさんが気付いているかどうか……。いえ、確実に万人が気付いているでしょうね、彼女は可愛さの化身ですし。エリカさんは確実に世界で最も美人な可愛さの化身と言える事は間違いありません。そんな彼女ですからもしも普段の服装や動きやすい服装じゃなく、可愛いや美人な服装なんかした日には発狂しますよ、主に僕が。っていうかそんな服装したら素材の良さからどうしようもなく美人になるのは間違いないわけですから、流石はエリカさんですよ、ええ。無意識に自分の美貌を低下させる事で日常生活を恙無く成功させているのは間違いありません。じゃなければ彼女の魅力にメロメロになってしまった人が彼女を追いかけまくって日常生活に支障が出るレベルの可愛さになってしまうのは目に見えています。真実ですから♪ あの可愛さは凶器と言ってもいいでしょう。だって頬のなめらかさなんか杏仁豆腐以上に美味しいんですよ、あの頬!? 彼女自身からほんのり薫るあの美貌の匂い……!! 白魚の様にすっべすべな腕なんか触られただけでびくぅって驚いちゃうレベルですからね!? 前に手なんか握った瞬間にはそのまま真っ赤になって思わずにぎにぎしてしまいました……ああ、変な奴と思われたな絶対……。でもあの手触りとの犠牲と考えれば等価交換は成功しているし……いや、こっちからの提供があまりにも低すぎた辺り、エリカさんの優しさでしょうか……あの手触りを感じさせてくれたのは……。そうなんですよねーエリカさん優しいんですよねー……周囲の女の子とかに対しては本当に優しい女性ですし……代わりに男性陣は嫌われてて僕は眼中にも入れてもらえやしませんけれど……でも甘えたいなー……。いや、もう本当にエリカさん可愛くて美人で総合評価無限大の美貌の持ち主なんですよ!? 改めてみてようやく気付いた事実なんですけどね。そういう意味では恋愛時間が浅いですが、想いは深いです今現在!! というか僕も男なんだなーとか感じさせられるくらいにあの可愛さにぞっこんになってしまっていますし、最早焼燬を保つの事態最近、難しくなってきているレベルの可愛さ――まさしく魔性の可愛さ、魔性の美人と言えるでしょうね。というか行動全般が男の子の心を刺激しすぎています、エリカさん!! 無防備ですよ、あの可愛い女の子は!! 朝に『おはよう、綾崎』とか言われただけで抱き着いて頬ずりしたくなりますけど、そもそもエリカさんに意識なんてされてないし、その上嫌われてるから当然できませんが出来るならしたいです。まぁ、無理なんですけども……。でも、アレは最早どうしようもない程に可愛すぎますよ……!! だって最近は僕なんかもう一日に二八時間恋焦がれている状態ですからね。あ、ちなみに四時間分はエリカ愛でどうにかします。最早精神状況が危機を発しているレベルでしてね……その、あの……えっちな事もたくさんしたいなーって……あぅ……は、恥ずかしいですけど本当に色々求めちゃう様な本当に素敵で可愛くて優しくてもう褒める要素以外ないじゃないですかぁって言うレベルの美少女で……。本当に最近、危機なんですよね……、欲望を抑えきれなくなってきている自分がいて、常に保っていないと何時、襲いかかるかわからない……。当然、そうなったらバットエンド……。いえ、すでにバットエンドを通り越している事実もあったりするんですが――。でもですね。それでもあんなに可愛い女の子の事を諦めたりとか出来るわけもないんですよ!! 容姿も仕草も美少女なんですし、その上性格もすっごく素敵で声なんか聞いただけでほにゃにゃ〜んってなるくらいに素敵な声音なんですから。先程も言いましたけど、呼ばれるだけで好きになるくらい素敵なんですよ、声!! マズイんですよねー……名字をあの声で呼ばれただけでメロメロになるくらいですから、名前なんか呼ばれた日には精神がどうなるか……!! 重度のショックを感じてしばらくは直立不動で動けなくなってしまう気しかしませんし……。そんな娘なのに努力を怠らない辺りも素敵なんですよねー……♪ そのせいで健康的な色香にも更に磨きがかけられて……どんな困難にも努力でどうにかするエリカさんの精神は凄いんです♪ だけど、あんなに頑張っていたら可愛さがどんどん跳ね上がって、僕なんか最近、見てるだけでドキドキしまくりですし……いえ、そもそも日常に一コマ一コマにドキドキメロメロなんですが……!! ああ、もう何であんなに可愛い女の子が世界にいるんでしょうか……♪ もう可愛さの芸術品です、いや天使か女神の類ですね、エリカさんという美貌生命体はまったくもう、本当に――」←これだけで2500字

ゴンザレス「語りすぎだろう……!?」

羊「え? まだ後三時間は語り足りないんですけど……?」←きょとんと

ゴンザレス「お、おお……そうなのか……!!? それで本編の方は……オー……見事に皿が割れているじゃあねぇか……。皿が割れたのもショックだろうなあ……」

羊「でも本当にエリカさんってテキパキ出来て凄いですよねー……!! 本人も言ってますけど他のお嬢様とは違う感じで……魅力的ですよねっ♪」

ダメだゾッコンや……!! それにしてもハヤテは流石やー……!! 自分の食券なんてことも無く渡したよ……!!

羊「? それは向こうの僕の言う通り僕の所為でダメにしちゃった話ですし、相手に朝食抜きなんてさせられませんよ……!! エリカさんに感謝してもらえただけで十分嬉しいですし……。…………エリカさんに感謝してもらえた……!?」←しゅぼんっと真っ赤に

ゴメン私ですら君が真っ赤になる基準がわからないよ……!!←

羊「新学期早々素敵な出来事がありましたー……♪」←何かもう放心状態w

お腹の音なんて見向きもしてないこの羊……!! そしてお昼になってユウマが現れたけどさ……何で時間があればユウマこうなるの……?

羊「ユウマは格好いいですからねー♪ 身長高くて体格良くて御曹司で運動も出来て頭がいい……完璧だよ……!!」

羊「でもエリカさんも身長高くて綺麗でスタイル抜群で素敵ですし運動している姿なんか華があって見惚れちゃいますし頭も冴えて可愛くて世界一ですよ?」←だから大好きですーと抱き着いて甘えますが何か!!

ゴンザレス「船には酔わねぇが惚気に酔いそうだア……」←

羊「それにしてもこの頃はエリカさん本命の相手いなかったんですよねー……。……でも負けないです略奪愛だよ……!!」←落としてみせます……!! と目を見つめて意思表示

エリカの過去は相変わらず辛いにゃあしかし……。信頼できる相手が現れたのはいいけど……!! それはまだ先の話。ここでは惚気の話なのは秘密だ←

ゴンザレス「何かもうグダグダよりもカオスになってきたぞ、オイ……!? しかし、それはともかく新橋ユウマ……か。随分と卓越した彗眼じゃあねぇか……。義妹の好みと相手の人柄を考察しただけでそこまで見切るか……。オラララ、欲しい人材だな」←顎に手を添えて悪巧みの様な笑みなのです……!!

そしてユウマも優しいのですー……!! ハヤテへ凄い親切だよ、そりゃあ女子もこぞって集まってくるよね……!!

羊「ユウマは尊敬出来る友人ですよ、本当。大切な親友ですよ、ありがたいです……!!」

格好いい表情なのに羊のせいで全てが笑いに……!!

羊「じゃあ脱がせてくださいよ!? それでエリカさんに少し怒られましたけど……、僕の事考えてのお説教だから凄いありがたいです……!! もうほんっとー素敵な女の子過ぎますよー……♪ 大好きですー……♪」←胸元にすりすりとな

さぁ絡むたびに惚気が入るのは何故なのか!!←

ゴンザレス「お熱いこってだよ、オオ!! ……しっかし、仲のいい兄妹で微笑ましい限りじゃあねぇかオラララ……!! 綾崎が抱いた感想の様に似てるような似てない様な不思議な絆の兄妹だな。それにフランクな兄妹だァ……。……そして羊よ、オメェさんは何をしている?」

羊「今は話しかけちゃダメです……!!」←エリカさんはメンマ嫌い……!! と脳内にインプット中であるw

何をやっているのだこやつ……!!? しかし料理かぁ……確かに料理、ユウマ相当の腕前だもんね……!! エリカもだけど……!!

羊「それにしてもエリカさんは否定してますけど絶対いいお嫁さんになりますよねー♪ 家事能力も高くて料理もとても上手ですし♪ ……お嫁さん……」←真っ赤な顔でじーっとエリカを見つめて抱き着いている羊

羊「……!!」←やがてシュボン!! と真っ赤になってエリカから視線を逸らした後にチラチラ意識した様子で見る……不思議な純情さ!!

何をやっているんだろうか彼は……。そして一日で天然ジゴロと断定する分、流石のハヤテだよね……!!

羊「天然ジゴロじゃないですよ!? 僕は絶対女心わかってますよ!! エリカさん大好きですし!!」

それで三人は友好関係を築いて……ハヤテとユウマの友情が始まる……!! それにエリカが徐々にハヤテに陥落してゆくわけですね☆←スルー

ゴンザレス「オッラッラ、青春してるねぇ若人達よ。何にせよこうして新橋兄妹と綾崎は絆を持ったわけだな……。爽やかでいい高校ライフって感じじゃあないか」←スルー

羊「…………」←僕は天然ジゴロじゃないですよーだっ、と呟きながら地面に樹の枝で『エリカ』の名前を何個も書いては可愛すぎたなぁ、と時折感嘆の息を零す羊君

そしてさあ来たぜ番外編其の2!! すでに一万字を越えているがテンション的に止まりそうにないし諦めてくださいリラさんです!!←壊れた

ゴンザレス「何か目がぐるぐる状態で今にも『ひゃっはーっ』でも叫びそうだしな……。そして羊君に関してはどうするんだアレ」←ピ、と指で指す

羊「エリカさんが出番多すぎます、何ですか何でこんなに可愛いエリカさんばっかり出てくるんですか萌え死にますよ、こんなの。萌え死ぬに決まってるじゃないですか、エリカさんがこんなに出てくるなんて反則ですよ、可愛すぎますよ、可愛すぎて愛おしすぎて仕方ないじゃないですか、ここ楽園か何かですか? エリカさんの楽園か何かですか、可愛すぎるんですよぉぉぉぉ……!!!」←縮こまって真っ赤になって身悶えている

……うん、諦めて感想を続けよう!! それでこの話はエリカが生徒会の手伝いしてるとこから始まるのかー……!! 生徒会でもないのに手伝う辺り面倒見はいいよね本当……!!

ゴンザレス「しかし朝風の質問に対して本当に兄妹意識の高い兄妹だな新橋兄妹は。オッラッラッラッラ、このやり取りは微笑ましくていい」

だねー……!! 完全にお兄さんって意識してるよ……!!

羊「……ふああ……!!」←その頃、新橋兄妹の間に恋愛感情は発生してない様子だから安心した様で脱力するハヤテ

しかしユウマは本当に神出鬼没だ……!! けど、何か咳込んでるよ……!!

羊「普段かからない病気に対して免疫は無いですから……!! ユウマ、本当に風邪大丈夫ですかね……? エリカさんも心配しますよ、そりゃ……!! ユウマってかなり無茶する節がありますし……!!」

そして三人組を威圧する仁王立ちや……!! 圧巻……!!

羊「やっぱり優しいなーエリカさん……♪」←そしてその光景を見て更に惚れたハヤテ

何故だ……!?

羊「それと幼少期のエリカさん可愛すぎますからね!? ユウマの発言内容だけでもとんでもなく愛らしいんですが!! やっぱりエリカさん凄い可愛いですよー……♪」←可愛いーとばかりに後ろから抱き着いてほわあってなってますが何か!!

もうダメだこの主人公……!! そして瀬田先生きたよ……!? 瀬田先生だ……!! 近所づきあいあるのかー……!!

羊「もう……やめ……!! エリカさんが……、可愛す、ぎるんです……!! 魅力的過ぎるでしょう、この女の子……!!!?」←どうやら脳内の天使と悪魔の戦いをするエリカに落とされた様だ

ゴンザレス「主人公3が……何と言うか感想で死にそうなんだが……。そして瀬田からユウマに伝えられている内容はもって後一週間……そりゃあまぁ兄を大事に思う妹としちゃあ辛い内容を見たもんだな……」

ユウマが余命一週間……想像できないよ……!!

羊「ゆ……ま……し、じゃ……だ……カ……しませない……で……あ……くだ、さい……!!」←通訳『ユウマ死んじゃダメですよ!! エリカさんを悲しませないであげてください!!』と好きな女の子が可愛すぎて命燃え尽きそうですが何か!!

そして過去編にゃあ!!

ゴンザレス「そして過去、か。なるほどな……。微笑ましい限りだぁオイ……!! 兄弟の幼き日の約束がずっと守られて今に至っているわけなんだ――……。…………」←目頭を押さえて感涙する艦首

最後まで続けて……!? にしても凄い感動の一ページなのです……!! 何かこういう光景はずるいよ、私泣いちゃうよ……!!?

羊「本当ですよ……僕死にそうです……← しかし本当にユウマとエリカさんの兄妹の絆は素敵だと思います……!! ユウマもエリカさんも素晴らしいですよ本当……!! エリカさんを守ろうと決意したユウマも、ユウマを守りたいって思うエリカさんも……!! 感動しました……!!」←そして内心子供の頃のエリカさんが可愛くて仕方がないハヤテ

そしてここからがユウマの……ユウマと家族の最後の一週間……!! 名作『余命一週間の兄』なんて見たくないよ、見せないでよ……!! 何で死んじゃうのさゆうみゃあ……!!

ゴンザレス「世界は……非道なもんよ……。良い奴らから死んでいきやがる……」←天を仰ぎ見ながら……涙が一筋つーっと垂れる。

ケーキの味がわからないとかないよ、そんなの嫌だよ……!!←(´;ω;`)

ゴンザレス「こういう切ないのはいらねぇ話だろう……!!」

羊「ユウマぁ……!! ……そしてエリカさんの口から衝撃の事実がヒナギクさんへ、そして生徒会の皆さんに伝わっていってしまいました……。吐血……!? 嫌ですよ、死んだら僕泣きますからね……!? エリカさんだって絶対……!!」

そして皆でユウマの病状を訊きに……。穏やかな……それはもう穏やかな笑みを彼は浮かべていました……。周囲に心配をかけまいと、自分だけで全部を背負って、皆に対してこんな風に笑みを浮かべていつも通りに……ゆうみゃあ……!!!←(´;ω;`)

羊「エリカさんだって泣きますよ、そりゃあ……!! 兄妹でずっとそばにいるって約束した一番強い絆で……!! エリカさん泣きますよ、そりゃあ……隠すなんていけないですよユウマ……!!」←号泣です……!!

そこまでエリカが言っているのに恍けちゃダメだにゃ、ユウマ……!!←(´;ω;`)

ゴンザレス「…………」←その頃話が何か妙な感じがして『ん?』と首を傾げる艦首

羊「無理しないでください、ユウマ……!! 余命一週間の事を自分だけで背負ってないで誰かに話さないと……!! ……………………………………egg?」

…………風邪かー……。薬出されてるにゃー……。

羊「……一週間でちょっと使い切りそうにない卵の量なんですかー……。お菓子とかに使うしかないですよねそりゃあ……卵かあ…………」

何でそこだけ無駄に雰囲気出すの……!! いや、命は大切にだけどさ……!! その上、吐血はトマトジュースだとぅ……!!? そんなベタな……!!?

ゴンザレス「…………」←背中を向けて風に身を委ねている。恥ずかしがってなんかないさ!!

羊「でも良かったですよ……!! ユウマ死なないで……!! 死んじゃうんじゃないかとか凄い心配になりましたよ……良かったあ……!!」

そしてエリカは爆発……か……!! 普段涙なんか見せないのに盛大に泣いちゃった光景結構見られたもんね……!!

羊「でもユウマの為に泣くエリカさん素敵でしたし……!! 家族を想っての涙でしたから感動しましたよ……? ……それにしても恥かしがるエリカさんすっごい可愛かったなあ……(……それにしても恥かしがるエリカさんすっごい可愛かったなあ……)」←最後は内心で呟いたつもりです……!!

ゴンザレス「そして帰り道……和やかな光景で済んでいい限りじゃあねぇか。新橋ユウマが重病煩ってないなら何よりな話だろう。……妹の方は真っ赤だがなあ」

エリカ可愛かったのですー♪ そしてユウマは本当にもう父親みたいな精神だね……!!

羊「……よしっ」←ユウマに認められる程の男になってエリカさんに意識されたい……頑張ろうっ、と羊の少年は拳を握って決意していた

でも本当にほんわーってしたのです……!! 番外編良かった、凄い楽しめたー……!!

ゴンザレス「オラララ……、ま。そこそこはな」←そこそこ以前に何か凄い楽しんで行動していた艦首

羊「リラさんもお疲れ様でした、合計四話の更新なんて凄い大変でしたでしょうし……!! 僕としてはエリカさん可愛すぎてヤバかったです……!!」

そして感想はざっと12000字ってとこか……。……ふっ、一話分じゃないか、何をしてんの私もうさ……!! 書き過ぎなだけよ、コレ……!?

でも本当に面白かったのですリラちゃん……!!

羊「次回も楽しみにしていますからねー♪ それと……」←エリカの方へ近づき……

羊「……んっ」←エリカの頬にキスをするハヤテ君……!!

羊「……ふわあ……」←そしてそのまま気絶してエリカにもたれかかるハヤテ君……!!

ゴンザレス「……いや、何がしたかったんだオイ……!?」

意識される為にエリカに対して求愛行動頑張って、そして恥ずかしさから反動で気絶して終わると言う意味不明な求愛行動だね……!!← という事で羊君はエリカに任せた!! (`・ω・´)ゞ敬礼っ←

ゴンザレス「さぁて……。長居しちまって悪かったなぁ……、次回もまあ更新を……アレだ、頑張ってくれや。応援している」←何か言うのが恥ずかしい様だ

では、さらばなのです!! 満足したーっ、にゃーっ♪


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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.33 )
日時: 2013/02/11 14:56
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 じんふーさんの後の感想は凄くやりづらいぜ。というわけでキーくんです。ふわりらりん♪

 そういえばこれ、優勝で死者の復活て出来ないんでしたっけ?……どこかに書いてあったかな?

 そして、アイさんはハヤテに嘘を言ったけど、少なくともハヤテにはその手の嘘はやめた方がよかったのでは?と思ったのです。フウくんが語るアイさんの過去。ハヤテは何を思ったか。

 アイさん大ピンチだし、ハヤテぇ!急ぐんだぁ。そして、君共の未来も楽しみだぁ!

 あれ?なんかおかしな方向に向かってる?

 番外編だぁ!ユウマだ!エリカさんだ!まさかの展開だぁ!卵ですか!?ユウマだからでは済まない勘違いじゃないですか。ユウマとエリカのやり取りは見てても凄く面白いと思うのです。

 ユウマの言ったことは当たるんだろうなぁ。ハヤテあらわる。ユウマの父親役も……

 うん、この感想はどこに向かってるんだろうか。……ともかく、君共ではシリアス!アイを助けに行くのだ、ハヤテくんよ!…これ以上何処かおかしな方向に向かわないように、以上にするのです。君共、無理せずに更新頑張ってくださいです。では。(結局、何処に向かってたんだろう。)
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.34 )
日時: 2013/02/12 05:54
名前: 疾球
参照: http:/ 


どうもーーです
満身創痍の疾球でーす(アイにやられて)
まあ軽ーく骨が何十本か逝きましたけど
気にせず感想へー


頭脳戦ですねー
パートナーの心を惑わせて
アイとハヤテを引き裂こうとする
あれかませい((殴


出ました雷光の神ライ君
相変わらずの歪んだ根性で…


ライ君のパートナー軽いですねー
ふわふわしてますね


おやおやアイがピンチですねー
シリアスなはずなのに
自分にはシリアスな感じがしないのは
何故なんでしょうか…


そーいえば…ライ君のパートナー…
記憶の奥底にすらいないのはなぜ…


まあどちらにせよ
次回も楽しみにしてまーす
でも最後に言わせてください
断崖絶壁ぺったんぺったん(笑)


ではまたー
↑逃走!
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.35 )
日時: 2013/02/14 17:13
名前: 天照


ふふふ、前半と後半ですごい温度差だね、見てるこっちもはらはらさせられてしまったよ。

どうも李薇さん、天照だよ。

おや、なんで睨んで……くく、やっぱりバレるかな。

はじめまして、最上だよ。

彼本人よりも早く来てしまったみたいだね。せっかくだし僭越ながら私が感想を言わせてもらうよ。

まずはライ……ふむ、頭脳戦を主とするグループなわけか、一体どんな手法を用いるのやら
……

……なるほど、まずは内部分裂から始めるか、確かにゆっくりかつ効果的な戦法だな。恐れ入るよ。

しかしここでハヤテとしても厳しいよな、アイが涙目で「私がイクサを殺しちゃったの……ごめんハヤテ……」ってなったら「いいんですよ……」ってハヤテがアイの体を触りまくる
→そんで敵A「あのー……」(放置)


……結果的にむしろライたちはこの展開になってよかんたんじゃないか。まあありえない展開だけどな♪


にしてもそんなハヤテを救ったフウ……ふむ、なかなかいい顔だ。君はいずれ大成するだろう。私からのお墨付きだよ♪

そしてアイ自身は窮地……まさに生殺与奪、といった感じかな。さて、どう巻き返すのだろうかな、無責任ながら傍観させていただくよ。


そんなシリアスからうってかわって、後半は甘い展開じゃないか♪

エリカの小さいころか……ま、ユウマもあまりからかわないでくれよ。おにゃのこにはいろいろあるのさ♪

だから、君が持っている「エリカ羞恥集」は私がいただくよ。ちょうど朝風あたりにプレゼントしようと思っていたんだよ。

にしても「死なないでよぉ、ユウマァ……」か。くく……失礼、泣ける相手がいるってのも素敵なことじゃないか。

だから、時にはさらけ出してもいいんじゃないかい…
いや、もうハヤテにはさらけ出してたね、失礼。

おっと、もうこんな時間か。ふう、随分短く感じたな。
まあ、縁があったらまた会おう。
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.36 )
日時: 2013/02/17 11:16
名前: アオヅキ

どうも!アオヅキです!感想にきました!

いや~やっとテスト終わりましたよ~

と、言うことで、久々にここに来てみたら…

なんと!リラさんが凄い勢いで更新しているじゃないですか!

久々に新橋兄妹の漫ざi…いやいや、仲良しっぷりが見れて凄く楽しかったです!

本編のほうも、早く先を読みたい気持ちでいっぱいです!
(まあ、内容は熟知していますが♪)

僕も、最近更新のしていない小説の方を頑張りたいと思います!

更新頑張ってください!
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.37 )
日時: 2013/02/20 20:48
名前: 李薇


◇レス返し

▼masaさん

>初めましてmasaと言います。

どもー☆ 李薇といいます!

ハヤテ「感想ありがとうございます♪」

>やっぱりハヤテは厄介事を引きつける天才ですよね〜。

ハヤテですから。

ハヤテ「そんな諦めっぽく言われても…!?」

まぁ、ほら…原作でもね☆ いろんなことに巻き込まれたりしてるから…当然なのさ!

ハヤテ「酷い言いぐさですねぇ!?」

>まあ、いきなり現れた少女に「自分は神だ」なんて言われたら、信じる方が危ない人ですよね〜。
>まあ、本物の神様だったから問題なしですけど。

あれは限りなくリアルな反応を追求した結果なのです…!

ハヤテ「まぁ…、流石にいきなり神とか言われてもなかなか信じられませんよ…」

アイ「悪かったわね…そうとしか言えなかったんだもの」

これで本物の神様じゃなかったら色々と…ね、うん…、物語的にさぁ!

ハヤテ「そっち!? そっちじゃなくない!?」

>まあ、ハヤテがアイさんと組みようになったのは成り行き感が強い気が。気のせいか。

いや、気のせいではないかと?

どうも話を作ってる時に「パーティーって戦いあるんだけど一緒にやんねー? 止めたいんだよねこの戦いー」「いーよー☆」って流れになるのもなかなか不自然かなぁ、と。

ハヤテ「まぁ、流石にその流れは軽すぎますけどね!?」

だから最初はなし崩し的に、の方がリアリティがあるかな? と思ってこういった形にね。…ま、最終的にはハヤテも協力的になってくれたのでオッケーなのです♪

>パーティか。確かに開催する方はいいかもしれませんけど、それ以外には迷惑この上無いですね。しかも、商品も願いをかなえるって、ベタな物。ま、いいか。

上位個体「私が良ければいいかなぁなんて♪」(←開催者)

アイ「………こらこら」

ハヤテ「…そして商品ですけど…うん、まぁ確かにベタではありますよね。ありがちですし…」

でも願い事くらい叶えてくれなきゃ誰も命かけて戦いなんかしたくないかなー? みたいな。人によってほしい物なんて違うわけだし?

ハヤテ「まぁ、そう言われてみればそうですかね? 確かにお金とかが景品じゃ人によっては興味ないでしょうしね…」

>アイさんの目的は確かに必要ですね。迷惑を取ったら何も残らないパーティなんて、止めるべきですよ。

上位個体「いやいや、迷惑を取ったら何も残らないなんてそんなことないぜ…!」

フウ「ほう、じゃあ何が残るんだ?」

上位個体「…ふっ、そうやって答えを求めるのかフウよ? ちゃんと自分で考えることが必要だとならわなかったか?」

フウ「………、おい」(←呆れた視線)

>って、イクサ兄さんが死んでる?衝撃的すぎる事実ですよね。

ハヤテ「…ええ…やっぱり僕にとっては本当憧れの強い兄さんでしたからね…」

まぁ、衝撃的な事実ですよね…。パーティーというものがいかに危険かよくわかりますよ

全く、こんな物騒な戦いをキャラ達にやらせようとしたのはどこのどいつですか全く…!←

フウ「おいこらお前だよ」

>ってか、ハヤテとアイさんが一緒の部屋って。思春期の男子の部屋に住んで平気なのか?いくらハヤテ相手でも。

大丈夫ですよ! 相手がハヤテだから、ってのもありますが…それ以前にアイですから。

ハヤテ「まぁ、流石に歴代2位の女神をどうにかしようとしたら……死にますよね僕…。まぁ、もちろんしませんけど」

うん、死ぬだろうね☆ 確実に☆

ハヤテ「笑顔でこたえることじゃないような…!?」

襲おうとしただけで彼女なら確実にその動きを読んで氷結、凍らせて刀で滅多切り…ふっ

ハヤテ「怖すぎますよ!?」

ま、そこまではしないにせよ…その点はハヤテとアイですから、ということで万事オッケーなのです♪

>ハヤテとアテネは同盟を組むみたいですね。まあ、目的が一緒ならその方が心強いですもんね。
>まあ、アテネには違う目的もある気が。まあいいか。

目的が一緒なら敵対する必要ないですからねー

ハヤテ「まぁ、そうですよね。…敵対してもお互いの損にしかならないですし」

アテネ「ええ。違う目的…? いえ、私はイクサさんのためにパーティーを止める、という目的のみで参加していますが…」

まぁ、ただアテネはアイとはまた違った理由からその目的を成し遂げようとしている…ってのはありますがね…

>で、アイさんは優秀ですね。神だからと言えば、それまでですけど、それにしてもすごい。

アイ「…ありがと。ま、あれくらいは天界でもきちんと学んでいるから」

ハヤテ「凄いですよね…! 神様ってみんな頭いいんですか?」

アイ「……バカもいるわよ時々…」

ハヤテ「…あ、そうなんですか……」

アイ「……こほんっ、イメージ崩れたらあれだし次いこう次…!」

>まさか、イクサ兄さんを殺したのはアイさんだったとは何やら訳ありの様ですが。

アイ「ええ、私よ」

この辺は今回のお話で!

>でも、いくら事実でもライは卑怯ですね。ハヤテを動揺させて、絆に亀裂を生ませるとは。ハヤテが動揺するのも仕方ないとはいえ、ある程度弁明したほうが良かったのでは?

ライ「戦いに卑怯も何もないだろう」

まぁ、色々なものが懸ってる戦いですからね、と言っちゃえばそこまでになってしまうんですけどねー

そして弁明した方がよかったのでは? との意見がまぁ他にもあったわけですが、彼女が弁明しなかった理由としては一応今回の話になんとなく書かれていますのでそちらでどぞです!

>ハヤテはアイさんの事を憎む事が出来ないみたいですね。ハヤテの元々の性格があるとはいえ、優しいアイさんを見てきましたからね。

ハヤテ「ええ…」

それによく考えるとかなり不可解な点が多いのですよね今までのアイの言動…しかもお人好し発言も多いですし

ハヤテ「だから彼女がそんなことをするなんてどうも信じられなくて………」

>で、ハヤテのジゴロっぷりはここでも健在ですか。やれやれ。
>男性を信じられなかった女性までおとすとは恐ろしい。

ハヤテと言ったら、鈍感天然ジゴロのイメージが強い私なのですよ

ハヤテ「なんですかそれ…!?」

ユウマ「……え、違ったの?」

ハヤテ「ユウマまで!?」

………まぁ、ユウマもその内人の事は言えなくなるわけだが次行くぜー☆

ユウマ「え、ちょ…っ」

>ハヤテは真相を知る一方アイさんにはピンチが訪れる様で。気になります。

ええ、アイさんピンチ!

アイ「…ノリ軽くない?」

…や、下手な発言してネタバレになったら困るからね…! ってなわけで、ここに関しても今回でご確認ください…!

>ハヤテはやっぱお人よしですよね〜。持ち金を全部はたいてまで買った食券をいくら不注意でぶつかった相手に渡すとは

お人好しですよ彼は…! 彼も言ってますが、どちらに非にあったとしても女性に昼食抜きとかはさせられなかったのです

エリカ「…全く…! そこまでしなくても良かったのに…!」

ハヤテ「はは…すいません…」

>ユウマが驚くのも無理ないですよね〜。自分以外の異性とは話せなかった妹が普通に接してるんですからね〜。

ユウマ「まぁ…話しても事務的会話くらいだったからねー…」

エリカ「な、何よ! だってほら…綾崎ってなんか女の子っぽいところあるじゃない…! 女装とか似合うし…だからよだから…!」

ハヤテ「ちょっ!? そんなこと―…!」

ユウマ「…3月3日に現れた美少女の正体は…! みたいな記事が学園の新聞にあったような…」

ハヤテ「しまった!?」

>まあ、ハヤテがいかにしてエリカさんをおとしたかは分かりました。

エリカ「落とされてないからぁぁぁあああああああああ!?」

ユウマ「出たね絶叫」

エリカ「楽しそうに言うな! そして落とされてない!! 何でも言うけど落とされてない…!!」

エリカのプロフィール、ツンデレ。とにかくツンデレ。ひたすらツンデレ。

エリカ「そんなんじゃないわよ…!!」

>番外編は一言で言うなら、可愛いですね。
>いくら状況的に仕方なかったとはいえ、勘違いで半ば暴走し、涙まで見られるとは。照れまくるエリカさんは可愛かったです。

エリカ「ぼ、暴走言うな…! あ、あれは仕方なかったのよふーんだっ!」

ユウマ「いやー、あれはエリカ史上でも一二を争う暴走事件だったよね」

番外編のエリカはかなり可愛く描けた気がします☆ やったぜー☆

エリカ「ぐ…! なんて辱め…!」

>長くて失礼しました。

>では。

いえいえー♪

>(こっちオリキャラって、連れてきてもいいんでしょうかね?)

さて、これなのですが…、申し訳ないですがちとご遠慮願いたいです

理由と致しましては、他の方の感想などで何度かキャラ感想を見かけたのですが…どうにもキャラに任せて作者の傷つく発言が見受けられましたので…

私的には感想の場は楽しくあってこそ、だと思っていますので少なくともまだ付き合いが浅い間は特にご遠慮願いたいです、申し訳ないですが…

masaさん感想ありがとうございました♪



▼球磨川ボックスさん

>ウラヌス「こんにちは♪ウラヌスです♪」
>氷華「どうも、氷華よ」

お2人ともようこそー♪ 感想ありがとうございます!

ハヤテ「ありがとうね、2人とも♪」

>ウラヌス「球磨川さんは凍りついてしまい、全く動きません!」
>氷華「私が炎をぶつけても効果なしよ。さすがアイさんの氷ね」

前回の更新からずっと球摩川そのままやったぁ!?

アイ「…私の氷だからね」

いやいや、そんなこといってないでどうにかしなよ!? 大切な読者様だよ!?

>ウラヌス「球磨川さんの事は心配ですが、感想に移りましょう♪」
>氷華「そうね、何かがきっかけで氷が壊れるかもしれないし」

ウラヌスちゃんが意外にさらっと流したねw

ハヤテ「まぁ、氷華の言う通り何かがきっかけで壊れるかもだし…」

アイの氷が壊れるほどのきっかけっていったい…。ま、氷華が言うなら信用してレス返し進もうか…! 

>ウラヌス「ライさんはずる賢い人です!」

ライ「それが戦いだ」

うん、まぁ確かにね…! ずるがしこいのは確かに戦いでは必要だから…特にライは弱いのでせめてそれくらいしないと…(ぼそっ)

ライ「おいこら、待て作者」

>氷華「そのパートナーもね、ふぅん…絆を断ち切るねぇ…」
>ウラヌス「はわっ!氷華さんの周囲が凍りついてますよ!!正気を保って下さい!」

パートナーちゃんは出番ないから気にしなくても大丈夫☆

結衣「ちょっとぉ!? どういうことよそれ!?」

いや…解説が必要なのだろうか…? それはともかく凍りつかないでぇ!? 氷華ぁ!?

結衣「私の扱いが納得いかないんだけど…!? って何この寒気…!?」

>氷華「ハヤテはまた間に受けて…もっとアイさんの事を信じなさいよ」
>ウラヌス「うぅ…氷華さんが怖いです…」

まぁ、信じるも何もアイさんが認めていたから仕方ない的な部分はある…! そして兄の死を知らされて、しかもそれがアイがやったと分かれば動揺も仕方ないかなぁ…と

ハヤテ「でも、氷華の言う通り冷静にアイさんの事を考えてあげるべきだったよね…」

ユウマ「ホント、お人好しだよね綾崎って…」

そこがハヤテの良いところだからねー…そして氷華はアイのためにありがとうっ! だが、ウラヌスちゃんのためにも落ち着くんだ…!

>バキバキバキバキバキ!!!

………!?

アイ「…私の氷が…?」

>ウラヌス「ふぇっ?」
>氷華「アイさんの氷が壊れる?」

アイ「…もっと固くしておくべきだったか……」

物騒なこと言うなよ!? そして何が起こったぁ!?

>エリカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!

エリカ「私ぃ!?」

ユウマ「おお、凄い絶叫。でものどは大切に」

エリカ「指摘すべきはそこなの…!?」

>ウラヌス「キャッ!」
>氷華「またか…」

>エリカがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!

エリカ「え、ええ来たわよ!?」

初登場ですっ☆ にしても凄い絶叫だぁ…!!

>ユウマの事は大好きですが、エリカの事は大大好きです!!

エリカ「嘘…!?」

まぁ、新橋兄妹はどっちも人気キャラだからなぁ…! 作者的には嬉しい限り…!

エリカ「ま、まぁね…! ありがとうー♪」

>いやもう、何がイイって、綺麗な茶髪、鋭い瞳、綺麗な顔、可愛い笑顔、抜群のスタイル、芯を持った心、ツンデレな性格、寂しがり屋な一面、ハヤテへの陥落っぷり、強靭な行動力、絶対的な勇気、揺るぎない実行力、努力の人、ツッコミ要員、重度の兄想い、友達想い、永遠に続くお色気役、約束の虹!!
>どれをとっても最高の少女です!!!

エリカ「なんか照れるんだけど…!? しかもめっちゃ饒舌に語った…!?」

確かに全部正しい…!

エリカ「いやいや!? 誰が綾崎に陥落してるのよ!? 永遠に続くお色気役じゃないし…!」

…………………………え?

ユウマ「………ごめん、否定要素が…。特に綾崎への陥落」

エリカ「そっちは絶対に違うからぁぁぁああああああああああああああああああああああああ!!?」

さて、エリカさんも叫んだとこで次だー☆

エリカ「納得いかないんだけどこの扱い…!! あ、でも、ありがとうね球磨川さんっ!」

>はっ!別に二次元に恋してる訳じゃ無いですよ!?

大丈夫ですわかってます…!w なんだろう毎回ここがツボな私さっ

ハヤテ「何で!?」 

>ユウマ同様に、人として大大好きという意味なので!
>それかr
>氷華「ストップ」

でも作者的にも付き合いの長いキャラ達だから嬉しいなぁー…♪ ありがとうです!

アイ「…ついに止められたわね…」

流石氷華…! にしても本当饒舌に語っててビックリしたよ私…! 凄い嬉しかったけどさぁ…!!

>ウラヌス「ふわ〜凄かったですね」
>今のテンションはMAXだぜッ!!
>氷華「私としてはただ単にやかましいだけだけどね」

本当にMAXだ…! 私まで嬉しくてMAXだよ…! そういや、知り合いのわんこの名前がマックスだよ…!

ハヤテ「どうでも良いネタが挟まりませんでしたか今!? でも、エリカさん人気ですね♪ 流石です♪ まぁ、あれだけ美少女なら当然ですよね♪」

エリカ「ぬぁっ!?」

ユウマ「……陥落してるよね…」

…本当にね…

エリカ「だから違うって言ってるでしょ……!!」(←彼女のツンデレはどこまでも続いていく…←)

>氷華「エリカが早くもツンデレを発揮したか…」

エリカ「ツンデレじゃないわよ!?」

ユウマ「それがツンデレなんだって」

…ま、彼女はツンデレの王者ですからねっ

エリカ「誰がなのよぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!?」

>ウラヌス「でも、エリカさん、スタイル抜群です♪」
>どちらもエリカの魅力的なところさ!!
>氷華「戦いのときは邪魔な気もするけど、あれはちょっと嫉妬するわね」

エリカ「ぶふぉっ!? まぁ、私は別にそこまで嬉しくないけど…あっても邪魔なだけだし」

まぁ、あってもエリカは強いけどね♪

エリカ「慣れるからねまぁ…。でもあっていいってほどのものでもないわよ?」

全国のちっこい女の子たちが羨むセリフだねそれw

>全く、アイはあんなに長生きしてるのになんでHINNYU(ひんにゅー)なんd…

アイ「………、」(←氷の剣を出す)

>ウラヌス「また凍らされてしまいました!」
>氷華「カッコよく言っても無駄だったようね」

球摩川さぁぁぁぁぁぁぁあああああああああん!?

アイ「…何もカッコよくなかったもの」

まぁ、HINNYUは結構あからさまというかなんというかw

アイ「あと、長生き関係ないから。18歳でも14歳より発達してない女子高生だっているでしょ…!」

まあねー…。たださ……他の女神、みんな割とスタイル良いよね?

アイ「………上位個体を殺るか」

上位個体「まってぇ!?」

>ウラヌス「フウさんは結構鋭いんですね♪」
>氷華「ハヤテが分かりやすいってのが多いと思うけどね」

フウ「んあ? まぁ、鋭いってほどでもないと思うが…」

ええ、フウはそんなに鋭くはないです! まっすぐで暑苦しい熱血漢だから…!

フウ「うっせえよ!? ま、あれは確かにハヤテが分かりやすいだけだな」

ハヤテ「うぐっ…」

>氷華「弱ったアイさんを狙うなんて許さない…電光の神…後で死刑よ」
>ウラヌス「また吹雪いてますよぉ!アイさん関連になると吹雪になる確率が高いです!」

何だろう…竜神さんのとこの美零を思い出すよ…! 最近見かけないな竜神さん…

ハヤテ「そういえばそうですね…」

ライ「許さないも何も敵が弱ってるとところを狙うのは当然だろ。戦いなんだから」

いや、まぁそうなんだけどね!? まぁ、彼の末路は………ふっ

ライ「待て待て待て…!? 俺どうなるんだよ!?」

>バキバキバキバキ!!

何これデジャヴ…!?

ユウマ「ほい、耳栓」

用意良いなぁ!?

>ウラヌス「また!?」
>氷華「そうだと思ったわよ」

>エリカとユウマの番外編来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

ユウマ大好き&エリカ大大大好き×ユウマとエリカの番外編=この反応

ハヤテ「わかりやすい反応式が!? でも氷を壊すほどなんですね…!

やー、ありがたいよこんなに喜んでもらえたら4話更新した甲斐あったよ…!

ハヤテ「ホントに何でそんないっきに更新したんでしょうね!?」

>昼食時にエリカとぶつかるハヤテ、ギャルゲーの主人公か!

ハヤテ「違いますよ!?」

まぁ、あまり否定できないよねー…この出会い方…ふっ

ハヤテ「いやいやいや…!? っていうかなんですか最後の笑い方はぁぁぁぁあああああああああああ!?」

>自分の昼食を犠牲にしてエリカに昼食を譲るハヤテ!男ですね〜

ハヤテ「? いえ、当然ですよ♪ エリカさんに昼食抜きなんてさせられませんから♪」

エリカ「………でも、あんま度を過ぎると間抜けだからね本当…?」

ハヤテ「うっ、すいませんすいません…」

>エリカも、まだツンツンしていて、男嫌いな一面が見れて嬉しいです♪
>『君と共に』では見れないと思っていたので♪

ぶっちゃけ私、エリカが男嫌いって忘れてたからね。

エリカ「うそーん!?」

なんかもう…ハヤテにデレデレになってきてたから…

エリカ「なってないわよ!? 何言ってんの!?」

でもそういって頂けてよかったです♪ 男嫌いな一面…久々に見た気がするよ私も…!

エリカ「話を聞けぇぇぇぇええええええええええ!?」

>ハヤテがエリカに昼食を譲った事を聞いただけで全てを感じ取ったユウマ、さすがですね!
>さらにその口のうまさときたら、モテて当たり前ですね♪

ユウマ「んー…そうかな? ありがとう」

ハヤテ「いや、あれはビックリしましたよ…!? よくあれだけわかりましたね!?」

ユウマは作中でもかなり勘が鋭い方だからね。…しかも、確かに口がうまいw

エリカ「なるほど、あの口のうまさで今後いろんな女の子を―、」

ユウマ「おいこら」

>そしてついにハヤテの天然ジゴロ発動!!
>エリカへのフラグを設立!!
>こうしてエリカはツンデレになっていくのか…

エリカ「フラグなんかたってなぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」

凄い絶叫したぁ!? ま、こんな経緯でツンデレになっていきます♪

エリカ「ちがぁぁぁぁあああああああああああ!?」

ユウマ「もうこのやり取りがすでにツンデレだよねー…」

>そして瀬田先生との話に突入!

当夜「久々だな♪」

>エリカの勘違いから始まった今回の大騒動、エリカのユウマへの愛情がよく分かる話でした!

ええ♪ 2人の絆が物凄くわかりやすいお話かなーと♪ 特にエリカからユウマへの。

エリカ「うっ」

エリカは基本お兄ちゃんもお姉ちゃんも大好きですからね…!

エリカ「恥ずかしいことを言うなぁぁぁぁああああああああ!!///」←だが図星であるw

>いじめっ子からエリカを守って傷ついたユウマ、かっこよすぎる!
>さらにずっとエリカを守ると…エリカがユウマを心配するのも頷けます!

ユウマ「…そうかな? ありがとう」

この2人は…なんだろう。ホントにお互いのために強くなった、って感じかな♪

エリカはユウマを守るため、ユウマはエリカを泣かせないためにお互い強くなってきた…本当に一緒に歩んできた兄妹さ…! ま、本編でもその内わかるけどね…!

ハヤテ「………? そうなんですか?」

>エリカが涙を流すなんてよっぽどですよね…
>今までエリカの涙を見た記憶がありません。

エリカが私の作品で涙を流したのは今回を除けば1回。それもユウマが死にかけた時でしたねー…

つまり、エリカはユウマ関連とかじゃないと泣かないということさっ!

エリカ「…うっ…。まぁ、自分のこととかでは絶対泣かないけど……ああああああ恥ずかしいんだけど…!?///」

ま、それだけ兄思いの優しい女の子ですから♪

エリカ「良い感じにまとめるなっ」

>散々ユウマ死亡フラグを建てておいて、結局は卵かよ!
>確かに、日持ちは大事ですよね〜

ユウマ「え、それは俺に言われても…」

ユウマ自身は死亡フラグをたてた覚えはないからねw そして日持ちは大切!きりっ

ユウマ「きりっとしていう事なのか…。ま、エリカがドジっただけ―、」

エリカ「にゃぁぁぁあああああああああ!! うっさい黙って恥ずかしいんだからぁ!!」(←黒歴史w)

>勘違いが発覚して真っ赤になったエリカもとても可愛かったです♪
>本当仲の良い兄妹だなって思いました♪

ええ、私的にもエリカの可愛さが表現できた気がします!

エリカ「可愛くないわよぉ!?」

真っ赤で言われても!? まぁ、仲良し兄妹ですし…今後も宜しくお願いします♪

>というわけで、合計四話の投稿お疲れ様でした!
>次回も頑張ってください!

いえいえ、ありがとうございます! 何で4話も書いたんだろうね私?

ハヤテ「知りませんよ」

たぶんあの時の私は「ひゃっはー♪」で「ふぇーいっ♪」で「にゃっはー♪」だったんだろうね…!

ハヤテ「どういう事か全く分からなかったんですけど!?」

テンションが高かったんだろうね!

ハヤテ「最初からそう言って!?」

>ウラヌス「最後私たち全然しゃべってませんね」
>氷華「全部球磨川に持ってかれたわね」

そういえば…!?

ユウマ「凄い饒舌に感想してくれたからね」

やー、でも2人ともありがとうね♪」

>ウラヌス「これで三回目の書き直しですよね?」
>氷華「球磨川がミスしてデータを消したり上書きしたり、大変だったわよ。ほとんど同じ事何回もいう事になるし、球磨川のテンションは衰えるばかりか逆に上がるし」
>ウラヌス「あはは…」

そんなに書き直してたんだ…!? 私もこれは2回目です!

ハヤテ「データぶっ飛びましたからね…」

ねー…ツンデレなんだよパソコン!

ハヤテ「おかしくないですか!? ってか、球磨川さんもテンションあがるの凄いですね!?

書き直しってテンション下がるからねどっちかというと…! だが、ありがとです♪

>ウラヌス「では、さようなら♪」
>氷華「またね」

球磨川ボックスさん感想ありがとうございました♪



▼迅風さん

>うみゃー♪ 邪欲と青春と何かの塊で出来てるんじゃないかなーと言う存在、迅風です!!

わーい♪ ノリで出来ている李薇なのですー♪

ハヤテ「感想ありがとうございますね♪」

>リラちゃん大好きなのですー♪←

感想でもきたよ…! でも、ありがとですー♪

>羊「何か挨拶がどんどんおかしな方向性に走っていきますね、迅風さん……。あ、えーと主人公3を務めます綾崎ハヤテです……!! 仮面ない羊ですけどね……脱がせてよ……」←もっこもこの羊の着ぐるみ着用中の借金少年。

ハヤテ「あっちの僕がカオスなことに!?」

懐かしいやあっちとかこっちとか…!

ハヤテ「反応すべきはそこなの!?」

っていうかNo.3なんだね羊くん…! まさかの3…!

>羊「…………」←自己紹介した後でちょっと考え込む

ユウマ「ん?」

どうしたのかな?

>羊「主人公3を務めます、エリカさん大好きラブな綾崎ハヤテです♪ 今回はよろしくお願いしますね!!」←ここでアピールだっ、とばかりに訂正した

エリカ「ぶふぉっ!?」

あ、吹いた。

エリカ「な、なななななな何言ってんのよアンタはぁ!?」

>羊「ぅ〜〜、ぅ〜〜!!」←そして急激に恥ずかしくなる

エリカ「アンタが照れないでよ!? 自分で言ったんだから!?」

>ゴンザレス「オラララ……。密入国船『サンタ・ルジーア』号の艦首を務める者だア……。ゴンザレスと呼ぶがいいぜェ、オッラッラッラ……!!」←軍服に赤と白のコートを羽織ったサングラスかけたザ・悪人☆

ゴンザレスさん…! 可愛いです…!←

ハヤテ「まだ引っ張るんですかそれ!?」

やー、なんとなく好きなキャラっているじゃん? そんな感じでなんか好きなんですよゴンザレスさんのキャラ…! オッラッラッラッ…!!

ハヤテ「ちょぉい!?」

>そして一人感想も少し淋しくなってきたからキャラを二名連れてきたのです……!! 絶賛不幸な羊君と、何だかんだ敵対関係にあるけど悪人キャラとして結構気に入っている艦首さんなのです……!!

なるほど…! 私も1人感想寂しい…! だが、今回アイさん決着つくからそしたら連れて行ける…!

ハヤテ「絶賛不幸ですよねー…向こうの僕…」

こっちはなんだかんだ幸せだよね君…! 同棲したりさぁ!

ハヤテ「そこなんですか!? そして…艦首さんはうちの作者も―…」

うん、すきさぁっ!

>このカオスな面子でいざ感想!!←

>羊「本当にカオスですけどね……!? でも、とにかく感想を頑張ります……!! そして予め一言告げておきますよ僕は……」

確かにカオスw

ユウマ「…で、ハヤテはどうしたのかね?」(←予想はついている)

>羊「僕、エリカさん愛してます!!」←再度アピールっ

エリカ「にゃあっ!?」

ビックリだよこの状況…! そして流石羊やぁ…!!

>何故時系列と作品関係を相変わらず無視して始まるんだろう私の感想……!? ともかく感想に入らせて頂く次第なのですよ、にゃっはー♪

時系列、作品の壁を超えるんだ………!

ハヤテ「ホント、超えてますねぇ!?」

はっちゃけなきゃ…! はっちゃけ世代の名にかけて…!

ハヤテ「かけなくていいですよ!?」

>羊「ですねー♪ まずは……向こうの僕らは電光を司る神のライを捜すために動いているわけですね……!! 名前が同じな所為か五十嵐君を思い出しますよー……、思い出し、ます、よぉ……。…………」←色々な事を思い返してしょぼんとしてゆく羊

名前一緒だね…! 雷、ライ…と普通に名づけてしまったわけだが…!

ハヤテ「ああ、向こうの僕が色々と思い返している…!?」

まぁ、確かにつらいよなぁ……五十嵐くんは五十嵐くんで気にかけてくれてるんだが伝わらない…! つらい…!

>ゴンザレス「オウオウ、男だろう情けねェ姿見せてんじゃねぇぞ小僧。まア元凶は俺らなんだがな、オラララ……!! しかし成る程ねェ……まぁ話を訊く限りライ神はアイ神とは別ベクトルの様だししょうがねェ話かア……」

ゴンザレスさんですー♪

ハヤテ「急にほにゃんとなった!?」

オラララ…! ええ、アイとライは考え方とかがまぁかみ合わない…!

アイ「…まぁ、どうしてもいけ好かないのよ…あの一般人を巻き込む考え方…」

>それで別れて探すわけだけど……しょうがないかぁ、アイに対してハヤテは知識あんまり持ってないし色々と知らない事ばっかりだもんにゃあ……。

ハヤテ「そうなんですよね…。全く聞かされてないわけで…」

アイちゃん全然説明してくれてないからね…!

アイ「……だって…」

>そして再び現れたな電光神ライ……!! さぁ、サインをくださいにゃあ!!←

ライ「ああ、久々の―……え?」

何故っ!?

>羊「何故に!?」

>神様のサインとか貴重じゃないか……!! 新しい神様が出る度に私はサインをねだってみせるのにゃあ……!!←

確かに貴重だがその考えはなかった…! 新しい神様が出るたびこのやり取りが…!!

ハヤテ「何でちょっとわくわくしてんですか!? そしてなんたる決意!?」

>ゴンザレス「お初にお目にかかります、ライ神。私はゴンザレスと言いまして……、あ、サイン頂けますか?」←何か礼儀のいい言葉使いで色紙とペン準備してますが何か?

ライ「え、ああ…。まぁ、悪い気はしないしどっちも書いてやろう」(←かきかき)

ハヤテ「あなたも何してんですか!? ってかゴンザレスさんまでついに!? 何でそんな準備万端なんですか!?」

>羊「何で艦首さんまで!? なんなのこの意味不明な展開……!? そしてサインをねだってる間に物語核心部分触れてるんですが……!? イクサ兄さんの話に入ってるんですけどね……!?」

ユウマ「おお、向こうの綾崎がツッコミとして機能している」

そういえばなんか変な感覚がしてしまう不思議…! イクサの話入りましたぜー☆

ユウマ「ダメだ、まずこっちの作者に緊迫感がないから…」

>よっしゃあ、続けてアイのサインを貰うのにゃあ!!←色紙とペン

>ゴンザレス「まァ待て。俺が先だろうよ、迅風……!!」←色紙とペン

アイ「え? …ああ、まぁ良いけど…。天界でもよくねだられるから書くし…」(←さらさらと)

ハヤテ「神の適応力凄い!? そしてねだられるんだ!?」

>羊「何で緊張感皆無になってるの今!? 何で神様二柱のサイン貰ってほっこり笑顔になってるのこの二人!? それでアイは……気配読むの苦手な部類だったんですかー……と言っても凄い読みそうな気がしますが……」

めっちゃ良い笑顔や…! 確かにレアだもんねー…私も集めるか!

ハヤテ「作者さんは大人しくしておきましょうか!?」

アイ「…ええ、気配読むのはあまり得意ではないわね…。フウは凄い得意だけど」

まぁ、それでもそれなりにはね…! 一応神だし強いからさ…! フウはむしろそれくらいしか…

フウ「ちょっと待てこら」

>そして目の前に現れた少女……!! 橋本結衣、即ち電光を司る神のパートナーですか、うわあ、懐かしすぎるよ……!! 写真撮ってもらってくるにゃあ!!←

>羊「ですから懐かしさから爆走し過ぎですよ、迅風さん!?」

結衣「ふぇ!? あ、ああ、うん、とろとろー♪」

この子までノリノリに…!?

ユウマ「…おお、なんかカオスな状況に…」

本当にね!? なるほど、確かにこの子は懐かしい……1スレにしか出てこないしw

結衣「笑うなぁぁぁああああああああああああ!」

>ストッパーならちゃんと連れてきたにゃ!!

>羊「その為にオリキャラ持ってきたの!? 自分でこう動く気が満々だったから僕ら牽制役として連れてこられてたの!?」

牽制役大切だよね…! 私もオリキャラさえつれていけば……暴れられる…!

ユウマ「え、暴れる気満々なの…?」

ハヤテ「ってか艦首さんは牽制役になってないですけどね今のところ…!?」

>ゴンザレス「オッラッラ。訊いておけよ羊少年よォ……。……で、なるほどな。戦闘は避けて戦わずして勝つ方向を選んだか……いいねェ、そう言うのは効率的で俺ァいい手法だと思うぜエ……♪ 頭脳戦いいじゃあるめぇか。同時にアイ神の戦闘も男として心惹かれるものがあるがな……むむむ、悩ましいな」

>羊「何か悪人なんだか賛否どっちなんだかわからないんですが……!?」←その頃、迅風は『にゃっはー♪』と写真を撮って喜んでいた

ゴンザレスさん素敵ですー♪

ハヤテ「またほにゃんとなった!?」

まぁ、どっちも戦い方としては…! アイのは…なんていうか本当に強くないとできないよね!

アイ「…え? まぁ…っていうか、頭使うの面倒だし」(←それで無理を通せる強さ)

>羊「って、迅風さぁん!? ってツッコミ入れたいのにやっぱり核心部分へ……!! イクサ兄さんが死んだ理由ですね……イクサ兄さんは殺された……。到底、信じられませんよ、あの強かったイクサ兄さんが死んだなんて……」

ええ、核心部分ですよ…! で、核心部分の内容ってどんなだっけ?

ハヤテ「あなたが忘れちゃダメでしょう!?」

ゴンザレスさんが来たからほにゃーってなって忘れちまったぜ☆ うっかりうっかり☆

ハヤテ「この適当な人どうにかして!? …でも、確かにイクサ兄さんが殺されたなんてどうにも信じがたい話というか…」

オッラッラッラ…!

ハヤテ「作者さんが一番真面目にやる気がないんですけどどうすれば良いんですかこの状況!?」

>ゴンザレス「イクサがなァ……。殺しても死ななそうなアイツが死ぬなんざ中々信じられる話じゃねェんだわなあ……」

ハヤテ「ええ、そうなんですよね…」

ゴンザレスさんー♪

ハヤテ「作者ぁぁぁあああああああああああああああああああ!? 真面目にやりましょうよ!?」

………、ええ。イクサは確かにミダスに対しても圧倒的な戦闘力を見せており、かなり強い人材だというのは誰の目にも明らかだと思います。そんなイクサが殺された…、という事実はやはり彼に憧れを抱いているハヤテにとってもそうとうショッキングな事実であったことは―、

ハヤテ「あ、やっぱいいです。なんか調子狂うんで…」

酷っ!?

>そして突き付けられる驚愕の真実……イクサはアイに殺された……!!←色紙と写真を持ちながらガーンな私……!!

>羊「お願いですから、そこ真面目な空気にしてくれませんかねぇ……!!? でも向こうの僕も混乱しますよねー……。アイが説明を幾分しなかった事でもしかしたらって混乱してしまうのは仕方ないのかな……。まだお互いに何も知らない者同士だし……」

ガーンな事実が明らかに…!

ハヤテ「言い方緩い!? ええ…アイさんからは全く説明がなかったので……。出会ってま―」

真面目な空気なんかつくらせないんだ……!!

ハヤテ「なんで!?」

>男女の仲はね……難儀なもんなんだよ、羊君。一夜を共に過ごした間でも、ね……。

>羊「意味が違うと思います、そして緊張感欠けるから黙って!? そして少し遅ればせながらアイがやってきましたね……。うああ、そりゃあ混乱しますよ僕……!! 向こうは僕とは段違いに混乱する程辛い事態ですよねー……」←シープ☆

ハヤテ「なんかそれは違いませんか!?」

確かに男女の仲は難儀だよね…

ハヤテ「悟ったようにあなたまでノらないで!? ええ…かなり混乱しましたね…。あそこまではっきり肯定されてしまいましたし……」

ハヤテ「………、」(←ふと黙る)

ハヤテ「今回は邪魔が入らなかった!?」

ごめん、チョコ食べてた

ハヤテ「まさかのリアルの話!? そしてもう一生食べててくださいよ…!」

>ゴンザレス「そしてアイ神は……まァ何だ。否定せず肯定するか……。ここで随分と冷徹な表情しちゃあいるが……大層、自分を押し込んで発言してんじゃねぇのかねェ……」←うーむと顎に手を添えて悩む様子

>そして何と言い方の悪い説明なのにゃー……。アテネが人質に取られて、イクサが向かってそれで事態は良くなくて……足手まといだから殺したかあ……。だが思い出すんだ……!! アテネとアイが再会した時の風景を……!!

ゴンザレスさんかっけぇ…! でも可愛い…!

ハヤテ「どっち!?」

やー、そこまで見抜いてるの凄いなぁと…! でも本当に言い方の悪い説明ですよねー…

ハヤテ「…まぁ、かなり混乱しました。…はっ!? アーたんとアイが再会した時…!」

>ダメだ胸ばかり思い出す……!!←

ハヤテ「ぶふぉっ! 何言ってるんですか!?」

ああ、そのネタへの食いつきみなさん凄かったw 胸部の格差社会…! ………さて、何かなこの寒気は…

>羊「迅風さん真面目って現象起こしてくださいお願いですから!? と言うかアイもアイでももう色々やるせないですよ本当……!! 刃を向けられるのは慣れてるとか本当にもぉ……!!」

アイ「…慣れているから」

本当にやるせないお話だよね…! 誰だろうねこんなお話を考えたのは…!

ハヤテ「あなたですけどねぇぇぇえええええええ!?」

>ゴンザレス「そうしてアイ神に背を向けて綾崎は去る、か。まぁ色々動転してんだろうなぁオイ……。一日で随分と事態がこんがらがった、仕方もねぇのか。……両方揃って泣き声も上げずによー泣く話だ……」←ああー……と天を仰ぐ

ゴンザレスさん素敵や…!

ハヤテ「なんか毎回言ってる!?」

ええ、両方色々混乱状態ですよね…特にハヤテの方は…! 修羅場だよホント…!

ハヤテ「あなたのテンションのせいで修羅場って忘れちゃうんですけどね!?」

>にゃー本当だよ……!! そして行くぞ次話にゃあ!! すでに二〇〇〇字越えてるけど気にしないごめんなさい!!←

私も迅風さんへのレス返し…ここまでで5000文字になってるが気にせず突き進むんだぁ…!!

ハヤテ「なにその潔い決意は!?」

とことんまで付き合うよ迅風さんになら…! 付き合い長いし…!

>羊「それで二話目は……アイ帰ってきてませんよ……!! 学校にも表れないですし……!! 登校数日で不登校はダメですってば……!?」

アイ「…う、それもそうね…ごめん」

そこ!? しかも律儀に謝った!?

でも不登校はよくないですよ…! 私も学校には真面目に通ったもん! 中1の頃部活とかならよくサボったけど!

ハヤテ「それはそれでダメなんじゃ!?」

その頃は部活嫌いだったんだよ…! でもそんなサボリな私が部長になるんだから世の中不思議だなーって思いました。

ハヤテ「なんかめっちゃ普通の感想言われた!?」

>そこなんだ……!? そしてアイの席を見ながら物思いに耽っているねーハヤテは……。まさかこれが恋……!? なのに…なんで気になるんだろう、とか言ってるし……これは一目惚れか……!?←

ハヤテ「違いますよ!? あの展開からそう繋がってたら色々ビックリですよ!?」

アイ美少女だからね! 一目ぼれするのも納得だよ…!

ハヤテ「作者がノらないでくださいよ!?」

すまん…私はノリのリラだから無理さっ!←

>ゴンザレス「超展開過ぎるだろう、コラ!! で、綾崎は色々悩んでいるようだな。オー、オー、悩むがいい若人よ。合致しない事実と拭えない違和感を統合し何かが引っかかる様なら探せ。探し出すがいいさ」

>羊「ですよね……。アイとの会話と昨日の会話にどうしても噛み合わない感覚がありますから……!!! そして現れましたね。瀬川さんが」

ゴンザレスさんー♪

ハヤテ「何!? この作者、艦首さんがしゃべるたびにこうなるの!?」

まぁ、かなり違和感満載ですからねー…。ハヤテは一晩経って、冷静になると気付く違和感がかなりたっくさんさぁ!

ハヤテ「テンション高っ!?」

>おー、泉なのですー♪

泉「えへへー♪ いいんちょさんレッドなのだー♪」

>さて、それはそれとして……。←

泉「ふぇぇぇぇ!? 何でスルーするのー!? ひどいよー!」

エリカ「…流石M」

泉「違うってばー!?」

ユウマ「…ってか、永遠に続く弄られキャラのエリカに言われたら瀬川は不名誉だろうね…」

エリカ「永遠に続く弄られキャラって何よ!?」

>ゴンザレス「スルー!? しかしまぁ傍目には隣の席の子を気にして仕方ない風にも映るんだろうな……。心配している様に見えたか否か……」

泉「うんー♪ そんな感じに見えたのだー☆」

ハヤテ「そうですか…、なんにせよ心配かけてすいません…」

泉「あははー♪ 大丈夫なのだー☆」

>そして来た……遂に来たのです……!!!

>羊「エリカさんだ……!! 可愛いです……!!! 可愛すぎますよ……!!! 大好きです……!!!!」←何か止まらない告白

エリカ「ふぇ!? 急に可愛い1? って、だ、だ、大好き!?」

ユウマ「おお、なんかもうエリカがすでに死にそうだ…羞恥で」

エリカ「そんなことないわよ!?///」

>以下、羊君が熱弁します。←

>羊「プリント集めに協力する面倒見の良さが凄い素敵ですよ……!! あのツンってした目元に茶色の瞳なんかまるで宝石みたいに綺麗で素敵ですし、サラサラの茶髪は本当に無性に触ってみたいくらい綺麗で、世界一の美少女としか思えない程に綺麗な顔立ちが微笑みを浮かべただけでも僕もう好きで好きでたまらないですし……!! 足とか腕とかカモシカみたいに素晴らしくてスタイルも良くて優しくて可愛くて愛おしくて……!!! もう本当に可愛いです大好きですー……♪」←ほにゃーんとした笑顔

凄い熱弁したぁぁぁぁああああああああああああ!?

エリカ「そ、そりゃ友達のためにね。べ、別に宝石みたいに素敵でもきれいでもないし、さ、触ってみたいっても別にそんな髪に気遣ってないんだけど…。世界一の美少女!? それはないでしょ!? 微笑み…ふぇ!? す、好きでたまらないって…! 何言ってんのよ!? カモシカみたいってそのたとえもおかしくない!? もう、ホント、何言ってんのよアンタはぁ…!///」

ユウマ「おお、エリカがトマトのように真っ赤だ」

エリカ「そんなことないわよ!///」

にしても語ったなぁハヤテ…!

>ゴンザレス「お、おお……語ったな小僧………!?」

>羊「いえ、全然語り足りませんけど(←ケロッと)……? でも本当に素敵な女性ですよねー……僕なんかにも気遣ってくれて……♪ でも僕が落ち込んでいると空気がどよんとなるってどういう事なんでしょうか……?」

あ、語り足りなかったんだこれ!? 流石すぎるよハヤテ!?

エリカ「ああ…、ま、全くアイツは…///」

そして相変わらずの鈍感発動、とねw

ユウマ「エリカの恋路も色々大変だよねー…」

エリカ「恋路って言うなぁ…!///」

>気にしても一生わからない問題だろうから気にする必要ないにゃ☆

>羊「それもそうですねー♪(←エリカに逢えて頭が緩く……!!) でも本当に優しくて素敵で可愛くて仕方ない人ですよね……。しかしそうかー……僕が落ち込んでいると空気がじめっとするのか……理由全くわからないですよ……? でもみんなの為に進言してくれるエリカさんの気遣いと優しさは素晴らしいです!!」

納得しちゃったぁぁぁぁあああああああああああああ!?

エリカ「良いのそれで!? ああ、理由がまた…なんののよアンタは…! しかもめっちゃ鈍感だし…!///」

ユウマ「凄いよね、文章がほとんどエリカの話で終わるもんね。流石だよねー…俺の未来の弟は」

エリカ「アホぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおッ!///」

>ゴンザレス「(ダメだ……ツンデレのツンの方向しか受け取ってねぇ……)」

ゴンザレスさんー♪

ハヤテ「何でこのタイミングで!?」

…しかし、やっぱ鈍感だよなぁ…ツンデレのツンしか感じ取ってくれないとか色々不便すぎるよツンデレエリにゃんにとって…!

エリカ「変な綽名つけないでくれる!?」

>羊「エリカさん優しくて大好きですー……♪」←そしてエリカに抱き着いて胸元にすりすり甘えている甘え羊

エリカ「だい…っ!? ってか、抱き着くなぁ…!?///」

……羊に襲われるエリカ。

ユウマ「なんか面白い画だね」

エリカ「傍観決め込むなぁ!?」

>ゴンザレス「その癖イチャつきはするのか……!?」

>……ふっ、エリカヒロインだと何かこうなってね……。そしてハヤテは相変わらず凄いなぁ……!? 心配かけさせまいと何あの爆発スマイル……!? 泉が落とされる……!!

全くだよね、ゴンザレスさんー♪

ユウマ「…もうなんかそれテンプレになってきてない?」

そしてハヤテは相変わらずの天然ジゴロさっ!

泉「ふぇ!? お、落とされないよぉ!」

あ、すでに落とされてたんだっけ?

泉「違うってばー!」

>羊「エリカさん大好きです……!!」←その頃二割り増しの爆発スマイルをエリカに向けている羊君

エリカ「みにゃぁっ!?///」(←ぼふんっ! と真っ赤に)

>ゴンザレス「しかし本当に鈍感なんだな……綾崎は」

>羊「……え? 僕は鈍感じゃないですよ……? 女心とか凄いわかってますよ……?」←エリカに抱き着いたまま頭に疑問符を浮かべる羊

>……うん、そうにゃねー……。

……うん、そうだねー……

ユウマ「…きっと、そうなんだろうね……」

ハヤテ「なんですかこの流れ!?」

メイドさん「ま、本人が言うならそうなんでしょうねー♪」

ハヤテ「ッ!? なんか今凄い方がいませんでしたか!?」

>そして絶賛エリカに甘えて幸せそうな羊は放って置くとして向こうのハヤテ君は実に困ったさんな感じだねー……。そりゃそうだけどさ……!! アイ関連ですっごい大混乱してるだろうしさ……!!

ハヤテ「まぁ、かなり混乱してますね実際・・・矛盾が多すぎますし…」

メイドさん「ハヤテくんも大変ですよねーなんというか」

ハヤテ「なんかさっきからここにいてはダメな人がいませんかねぇ!?」

>ゴンザレス「そこに現れたのが……フウ神か」

>フウ神だね。

フウ「おう♪ ………ってなんだこの空気?」

>――さぁっ、サインを寄越すのにゃあフウさんやぁああああああああああああ!!!!←爆走再開

フウ「なんなんだぁぁぁぁああああああああ!?」

>ゴンザレス「お初にお目にかかります、ゴンザレスと申しまして……。よろしければサイン等お願いしたいんですが……それと握手も……!!」←色紙とペン

フウ「ええっ!? いや、まぁ良いけど…!?」

>羊「って、何でまた再燃してんですか!? なにこのしょうがない二人組!?」←エリカに前方から抱き着いてますが何か?

エリカ「確かにそうなんだけどアンタはアンタで……あうう…///」

>羊「そして話題はアイの事ですかー……フウ神は知っているんでしょうね……、アイたちの間に何が起きてしまったのかを……!! それにしてもフウ君もアイと似てきっぱりした性格ですからズバッと斬り込んできますね……!!」←相変わらずエリカに甘えていますが何か?

フウ「ま、神の中では有名な話だからな。なんせ、決勝で起きた出来事だしみんな知ってるよ」

そしてフウはまぁ、かなりさっぱりした性格だよね…!

フウ「まぁな。ああいうことは回り道して聞いてもしかたねえしさ♪ …どうでもいいんだが、アマている状態で言われても緊迫感ねぇな」

…そこは気にしちゃダメさっ!

>そこが熱血漢風神の異名を持つフウの片鱗さ……。←サイン貰ってほっくほくの迅風

>ゴンザレス「そして正に切り込んだな……イクサの奴の最後に関して、か。事情を知るフウ神からしてみりゃあ随分と不器用に映ったこったろうな……」←サイン貰ってテカテカ

フウ「そんな異名ねぇよ!? ってか嬉しいだなぁ!?」

でもまぁ、物凄く正しい綽名だと思うけどね…!

フウ「うぐっ…。まぁ、かなり不器用に映ったさ! ったく女神はホント不器用なのばっかだからなぁ…」

オレンジの髪の女神とか、エメラルドグリーンの髪の女神とかね!

フウ「ピンポイントでそこ2名だったのに悪意を感じるのは俺だけか!?」

>羊「ねぇ何でシリアス場面で貴方たち緊張感を出してくれないんですか……? なにこの緊張感のない面子……ふわーっ♪」←エリカの胸元にすりすり甘えてぎゅーっと抱きしめて緊張感ないですが何か?

フウ「お前も人のこと言えなくね!?」

エリカ「全くよ…! 何よふわーっ♪ って……」(←って言いながら、なんか可愛いんだけど…!? ふわーっ♪ って…! と思ってるエリにゃんw)

>そして遂にフウの口から語られるんだね……!! アイのメモリーが……!!

そう…メモリーが……!

フウ「なんかその単語にしただけでいっきに和やかな感じさえするな不思議なことに…!?」

>羊「何か言葉のチョイスおかしくないでしょうか!? でもそうか……アイは全てを背負ったんですね……。イクサ兄さんを殺した事は事実だからって全部を……!! 空っぽの勝利で終わった前回の戦いを……!!」←抱き着いてます……!!

ええ、そうです…!!

エリカ「だから、緊迫感出てないってばぁ!?」

ホントに空っぽの勝利だからね…中身のない、意味のない勝利…って感じだよね…!

>ゴンザレス「…………」←目を右手で覆ってぐずっていますが何か……!!

ゴンザレスさんがぁ…!? この人素敵だよ…!

ハヤテ「結局その結論!?」

>何か喋って!? それで話を訊いてハヤテはどう思うのか……全ては次回に動き出すよ……ハヤテとアイの二人の未来が……!! そんな頃、肝心のアイは……ヤバイよ……!? なんかもうふらっふらだよ……!?

>ゴンザレス「力の供給源を得てねぇんだから当然な話か……。しかし神が天国に行けないと思うのも相当な話だぜ、オウ……。そして橋本とライ神か……ピンポイントで襲ってきやがったか、やりやがらあな……!!」

ついに動き出すです…! 7話は割と納得の出来だ…! だが、8話がぁ…!

ハヤテ「8話頑張って!? かなり重要な話ですよねぇ!?」

そしてアイはもうふらっふらさぁ!

ハヤテ「作者のノリが軽い!?」

ねー…神が天国を望むなんて相当な話ですよね…精神的にだいぶ参ってますから……

ハヤテ「何で急にシリアスなテンションになるの!?」

>これが彼奴の頭脳戦だ……!!! 電光神侮りがたしでごわす……!!

>羊「いや、何ですかその意味不明なテンション!? でも、アイは大丈夫……なわけもないかなあ……。このままじゃ取り返しのつかない事に……。急げ僕、急ぐんです……!!」

ごわすっ!

ハヤテ「ホントなんですかこのテンション!? ええ…! 急ぎますよ…!」

ハヤテくん今回は頑張るからね…! お楽しみにっ!

>ゴンザレス「動き出す鍵は紛れもなくフウ神の話だなコリャア……。さぁて、見ものじゃあるめぇか。絆を壊す頭脳戦を張った電光神と大逆境に追い込まれた氷神……!! 事がどう動くのか。乞うご期待あれっつー話じゃあねぇか!! オッラッラッラ!!」

>何か演説めいたのありがとーにゃー。←

なんか予告みたいな感じになってるぜ…! オッラッラッラ!

ハヤテ「…また…!? 乞うご期待っ!」

>そして遂に来たぜ……!! 初見の番外編……!! めっさ楽しみにしてたのですよ、リラちゃん……!! ……すでに五千字だが気にしないごめんなさい!!←

ええ、久々所見のお話を書いたです…! 楽しみにしてたならよかった…! 

そして私もすでに迅風さんへのレス返しがすでに1万文字超えるからいっそいけるとこまでいこうかなーっともくろんでいる…!

ハヤテ「本編2話分に相当する文字数ですね…!? でも、こんなにたくさんありがとうございます♪」

>ゴンザレス「予想通りに長くなってくんだな……。さて番外編は……成る程高校二年生に上がった時期か……オララ……、初々しい限りじゃあねぇか、オラララ。……そして三千院ナギ、ね……」←額に指をとんとん当てて何か考えてる様子

>しかし便利だよね……色々な意味……!!

新学期ひゃっふー☆ な時期です!

ハヤテ「わくわくしますよね♪」

ま、私は毎年どこのクラスか想像ついてたしメンツもほとんど変わらないからあれだったんだが…!

ハヤテ「あれぇ!?」

理系は人数少ないからさ…理系クラス、って時点でなんとなくメンツが固定されるんだよね…!

そして便利ないろんな意味、さ☆

ハヤテ「ホント、いろんな意味はヤバいですよね…!」

羊「でも新学期初日ですかー……!! 何で三千院さんはウキウキしないんでしょうか……? 僕だって『やった……!! 退学せずに学費出せた……!!』ってウキウキした記憶がありますけど……」

>そして来たね……新橋兄妹……!!

>ゴンザレス「ほほぉ……。確かにつらつらと並べられた単語だけでも十分に新橋兄妹が常人離してる感が伝わってくるじゃねぇか……。……そして綾崎……お前は……そうか」

ええ、来ましたよ新橋兄妹…! あとはメイドさんが出れば完璧だ…!

エリカ「…ああ…メイドさん、ね…」

やー、単語を羅列したら超人兄妹だな、って私も思い出したです!

エリカ「忘れてたの!? 忘れてたのそこ!? ダメでしょ忘れちゃぁ!?」

>男友達がねー……いないよねかなり。

ハヤテ「うっ」

…ホントにいないよね……ホントにいないよね…

ハヤテ「何で繰り返したんですかぁ!? そんなこと言ったらユウマだって…!」

ユウマ「…俺は一応前のクラスにそれなりにいるけど男友達」

ハヤテ「………」←地面に突っ伏す

>羊「うっ。仕方ないじゃないですか……バイトとかで関わり持てなかったですし……!! 第一僕にだって色々――可愛いー……!!」←エリカを見て感情が再発しました……!!

そっかぁ、バイトか…。前の学校では宗谷くんとかその辺が友達だったみたいだが…白皇にはあまり友達、って感じの人いないよねぇ…

ハヤテ「うぐっ」

エリカ「……はぁ!? 急に何言ってんのよ!?///」(←しゅぼんっ)

>色々……色々何なんだ羊君……!! しかしそっかー、兄妹揃って新入生と追いかけっこしてたのかー……。何で校門通り過ぎるだけでそんなに質問のカーニバルになったの、ユウマは……!?

ユウマ「何でかなぁ…」(←遠い目)

エリカ「おかしいわよね…。新入生から誕生日、身長、体重、血液型、好みのタイプとか色々聞かれてたからねコイツは…」

ユウマ「なんかこう…校門を通り過ぎようとしたら新入生の目がギラリと光ったよね…」

お疲れ様だねw

ユウマ「後ろのwが激しくムカつくんだけど…?」

>羊「……!?」←エリカさんがナンパされた……!? と焦っている羊

羊「……エリカさん!!」←ガシッとエリカの肩を掴んで焦ってる様子の羊

羊「あのエリカさん……!! 僕もエリカさん大好きなんです……!!! 大大大好きなんです……恋してるんです……!!」←エリカの目を恋慕の眼差しで見据えながら、周囲に遅れを取らない様色々必死なようだ

ゴンザレス「しかしまあ……向こうの綾崎は楽しい学園生活になりそうだと思っている様で何よりじゃあるめぇか。こっちは何か告白色な学園生活になってるがな……」

……ふっ。……それはともかくとしてお昼休み!! 楽しいお昼時にゃあ!!

>私は学食騒がしいからあんまり行った記憶がないや……へへっ。←

私もあまり…! 卒業前になって急いで行ってるぜ☆

ハヤテ「今更!?」

ちなみに私もエリカと同じで醤油ラーメン好きなので醤油ラーメンしか頼んだことがない…ッ! 3日連続醤油とかもあったw

ハヤテ「バランスよく食べましょうよ!?」

……あと、白皇の食堂システムが良く分からなくてごく普通の高校の食堂になってしまったというねw お金持ち学校の食堂ってどうなっとんねん…! 何かモデルになるお金持ち学校ないかな…!

ハヤテ「自分でもうちょっと工夫して考えましょう!?」

>羊「それでお財布の中には五〇〇円ですかーいいなー……」←残金一二円の羊

ハヤテ「あはは…まぁ、マリアさんからお小遣いは頂いているので…」

なんかその文面見るとまじでマリアさんお母さんだなぁ…!?

羊くん残金12円かぁ…そういや、そうだったなぁ…

ハヤテ「…ふっ。僕の稼いだ給料が気付いたら12円に…」

そういや、雪路もヒナギクからもらったお金が気付いたら12円になったなぁ……12円の魔力なのかこれ…!?

>それで味噌ラーメンを注文して向かった最中……ここで衝突にゃあ……!!

>羊「あう……!! ぶつかちゃって申し訳ないですよここは……!! ……でもこうやってエリカさんと話せる様になった日だと考えると凄い嬉しいなー……♪」

衝突…! ありがちだが使いやすい出会い方なのです…!←

エリカ「うっ、な、何言ってんのよ全くっ」

>以下。羊君の熱弁が入ります。パート2←

>羊「エリカさん本当にスタイルがいいんですよねー……そりゃあ見惚れますよ可愛すぎて!! 美少女過ぎますよ、エリカさん!! あの茶髪のサラサラヘアーが綺麗で優しくて可愛くて傾城の美人でスタイルも抜群で向上心があるんですけど並大抵じゃなくて努力を怠らない女の子で他人への気配りも優しさも本当に良く出来てて仕草なんか一々目を惹かれますし表情なんですけど何時でも可愛くって気の強そうな印象が逆にメチャクチャ愛らしくって、あのツンとした目元もたまらなく愛おしいですし、ちょっと照れた時にぷぃって顔を背けた時のほんのり頬を染めた表情が凄く素敵で極たまに見せてくれる満面の笑顔が本当に素敵過ぎてですね……!! その本当にたまにだけ見せてくれる満面の笑顔がもう見ていて大大大好きになっちゃうくらいに可愛い笑顔で、思わずキスしたくなるくらいに愛らしいんですよ。もうなんであんなに可愛過ぎる女の子が存在しているのかなーって毎日不思議に思っちゃうくらいに可愛過ぎる女の子で手を握りたいしキスしたいですし抱き締めたいですし髪の毛触ってみたいですし、求めたくて堪らないくらい女性らしい身体つきも物欲しくなるのは当然、いいえ、必然ですし。ここ最近で気づきましたけど、勉強中の横顔が見とれちゃうくらい素敵で、体育の授業ではあの生き生きとした表情が可愛さ抜群、魅力満点でして、授業中にはジャージ姿とか見たりするんですけど、その姿がまたもう可愛すぎてですね? あ、普段も常に美人過ぎて可愛いわけですけど、普段の服装も素敵です!! そもそもあんなTシャツとジーパンなんて健康的な色香が発散され過ぎちゃうって事にエリカさんが気付いているかどうか……。いえ、確実に万人が気付いているでしょうね、彼女は可愛さの化身ですし。エリカさんは確実に世界で最も美人な可愛さの化身と言える事は間違いありません。そんな彼女ですからもしも普段の服装や動きやすい服装じゃなく、可愛いや美人な服装なんかした日には発狂しますよ、主に僕が。っていうかそんな服装したら素材の良さからどうしようもなく美人になるのは間違いないわけですから、流石はエリカさんですよ、ええ。無意識に自分の美貌を低下させる事で日常生活を恙無く成功させているのは間違いありません。じゃなければ彼女の魅力にメロメロになってしまった人が彼女を追いかけまくって日常生活に支障が出るレベルの可愛さになってしまうのは目に見えています。真実ですから♪ あの可愛さは凶器と言ってもいいでしょう。だって頬のなめらかさなんか杏仁豆腐以上に美味しいんですよ、あの頬!? 彼女自身からほんのり薫るあの美貌の匂い……!! 白魚の様にすっべすべな腕なんか触られただけでびくぅって驚いちゃうレベルですからね!? 前に手なんか握った瞬間にはそのまま真っ赤になって思わずにぎにぎしてしまいました……ああ、変な奴と思われたな絶対……。でもあの手触りとの犠牲と考えれば等価交換は成功しているし……いや、こっちからの提供があまりにも低すぎた辺り、エリカさんの優しさでしょうか……あの手触りを感じさせてくれたのは……。そうなんですよねーエリカさん優しいんですよねー……周囲の女の子とかに対しては本当に優しい女性ですし……代わりに男性陣は嫌われてて僕は眼中にも入れてもらえやしませんけれど……でも甘えたいなー……。いや、もう本当にエリカさん可愛くて美人で総合評価無限大の美貌の持ち主なんですよ!? 改めてみてようやく気付いた事実なんですけどね。そういう意味では恋愛時間が浅いですが、想いは深いです今現在!! というか僕も男なんだなーとか感じさせられるくらいにあの可愛さにぞっこんになってしまっていますし、最早焼燬を保つの事態最近、難しくなってきているレベルの可愛さ――まさしく魔性の可愛さ、魔性の美人と言えるでしょうね。というか行動全般が男の子の心を刺激しすぎています、エリカさん!! 無防備ですよ、あの可愛い女の子は!! 朝に『おはよう、綾崎』とか言われただけで抱き着いて頬ずりしたくなりますけど、そもそもエリカさんに意識なんてされてないし、その上嫌われてるから当然できませんが出来るならしたいです。まぁ、無理なんですけども……。でも、アレは最早どうしようもない程に可愛すぎますよ……!! だって最近は僕なんかもう一日に二八時間恋焦がれている状態ですからね。あ、ちなみに四時間分はエリカ愛でどうにかします。最早精神状況が危機を発しているレベルでしてね……その、あの……えっちな事もたくさんしたいなーって……あぅ……は、恥ずかしいですけど本当に色々求めちゃう様な本当に素敵で可愛くて優しくてもう褒める要素以外ないじゃないですかぁって言うレベルの美少女で……。本当に最近、危機なんですよね……、欲望を抑えきれなくなってきている自分がいて、常に保っていないと何時、襲いかかるかわからない……。当然、そうなったらバットエンド……。いえ、すでにバットエンドを通り越している事実もあったりするんですが――。でもですね。それでもあんなに可愛い女の子の事を諦めたりとか出来るわけもないんですよ!! 容姿も仕草も美少女なんですし、その上性格もすっごく素敵で声なんか聞いただけでほにゃにゃ〜んってなるくらいに素敵な声音なんですから。先程も言いましたけど、呼ばれるだけで好きになるくらい素敵なんですよ、声!! マズイんですよねー……名字をあの声で呼ばれただけでメロメロになるくらいですから、名前なんか呼ばれた日には精神がどうなるか……!! 重度のショックを感じてしばらくは直立不動で動けなくなってしまう気しかしませんし……。そんな娘なのに努力を怠らない辺りも素敵なんですよねー……♪ そのせいで健康的な色香にも更に磨きがかけられて……どんな困難にも努力でどうにかするエリカさんの精神は凄いんです♪ だけど、あんなに頑張っていたら可愛さがどんどん跳ね上がって、僕なんか最近、見てるだけでドキドキしまくりですし……いえ、そもそも日常に一コマ一コマにドキドキメロメロなんですが……!! ああ、もう何であんなに可愛い女の子が世界にいるんでしょうか……♪ もう可愛さの芸術品です、いや天使か女神の類ですね、エリカさんという美貌生命体はまったくもう、本当に――」←これだけで2500字

エリカ「ま、まぁスタイルは普通より良いかもだけど……可愛すぎて見惚れるってことはないでしょ!? 美少女なんて他にもっといるし…! そこまで綺麗でもないでしょう…! どんな美人じゃないし…、まぁ向上力は人の原動力だもの。ちゃんと持ってるわよ。他人への気配りだって生きてく上で必要なものだし…! そんなに惹かれる仕草かしら私!? 表情だって結構ツンケンしてるけど!? か、可愛い…!? あ、愛らしいって何言って…!? にゃ、そ、そんなことないでしょう!? 何言ってるのよアンタはぁ…! そ、そんな可愛い笑顔でもないし…! ふ、ふぇ!? き、キスしたくなるくらい…!? だからそんな可愛くないし…ええ!? そんなこと思ってるの!? ってか、必然って言いきらないでよ!? 横顔まで!? ってか授業に集中しなさいよ全く…! ま、まぁ体育は好きだからね…可愛さ抜群、魅力満点ではないでしょう!? いやいや、ジャージ姿だって別に可愛さを感じるほどのものじゃ…! 普段も…!? あんな簡素な服装が…!? 健康的な色香…!? 言われたことないんだけどそんなこと…ってかどこ見てるのよアンタは!? 万人が気付いてるの!? ってか可愛さの化身じゃないんだけど私!? 間違いないの!? そこまで言われるの私!? 可愛い服装したら…ええ?! 発狂までするの!? そんなに!? 別にあの服装は無意識に自分の美貌を低下させるとかそんな目的じゃないからね!? 別に可愛い服装したくらいで日常生活に支障とかでないわよ!? それを言ったらお姉ちゃんどうなるのよ!? ってなんか真実ですから♪ とか言ってるし…! 凶器!? そこまでなの私!? 杏仁豆腐以上に美味しい…っていつ私の頬を食べたんだアンタはぁ!? 杏仁豆腐の方が数千倍美味しいわよ! ってか比べるのがおかしいわっ! しかも美貌の匂いとか初めて聞いたし…! すべすべかな腕!? え、触られただけでビクってなってたのアンタ!? ええ、にぎにぎしてたわねぇ…! 何で真っ赤になってにぎにぎしたのか謎だけどねぇ…! いやいや、等価交換って色々おかしいあら…!? しかもアンタそれ提供低かったの!? いや、別に優しさとかっていうか私的には等価交換のつもりはないんだけどね!? (恥ずかしくて反応できなかっただけだし…!) ま、まぁ友達とかには優しくするわよそりゃあ。友達だし。まぁ男子は苦手だからね…。え!? いや、アンタはその…うう…。 可愛くて美人で総合評価無限大!? さっきから私のこと過大評価しすぎでしょ!? まぁ、確かに会ってから日が浅いけど…想いは深いとかは、恥ずかしいことをサラリというなってば!? ぞ、ぞっこん…!? 難しくなってきてるの!? 魔性とかも初めて言われたけど!? 何私日常生活でそんなに男子を刺激してるっていうの!? 無防備じゃないわよ私!? 朝からアンタそんなこと思ってたの!? 挨拶しただけで!? い、いや意識は…ってか嫌われてるって……鈍感野郎…! どうしようもないくらい可愛すぎる…!? だ、だから何でアンタはさっきからそういうことをサラリと…! 一日二八時間ってあんたどんな生活してんのよそもそも!? え、エリカ愛でどうにかって何よ!? そんなんでどうにかできてたまるか…! は、恥ずかしがりながら…な、にゃにゃに言ってるのよアンタはぁ…! 褒める要素以外ないとかありえないわよ私だって人間なんだから…! 危機ってアンタそんなになの!? ってか何言ってるの本当にさっきから…!? 恥ずかしいんだけど色々と!? なんかもうその辺今更なとこもあるしさぁ!? い、いやそもそも諦める必要……ああもう…! 鈍感なんだから…! 性格褒められるのはまぁ嬉しいけど……え!? アンタ私の声聞くだけでそんなになってるの!? ほにゃにゃーんって!? アンタホントに授業とかちゃんと受けられてるわけ!? 呼ばれるだけで!? そんなに!? 綾崎、って言ってるだけでメロメロだったの!? 初めて知ったんだけど!? な、名前は…そ、その………あうう…。重度のショック…!? そんなになの!? いや、努力はそりゃ続けるでしょ…! 私はまだまだなわけだし…! 色香には磨きをかけてるつもりはないけどねうん!? そりゃ困難は気合と努力と根性でどうにかするわよ…! 精神力には確かに自信があるわっ。頑張ると可愛さ跳ね上がってるの私!? そんなに!? 見てるだけだドキドキってアンタ生活できてるの心配になってくると同時に色々恥ずかしいんだけど!? 日常一コマ一コマ…ねぇホントに生活できてるアンタ!? いや、だからそんな可愛くないし、むしろ可愛い要素ないと思うんだけどねぇ私!? 可愛さの芸術品って何!? しかも天使か女神の類なの!? 美貌生命体…だ、だからアンタは全く何恥ずかしいことをペラペラとぉ…!///」←ぜぇぜぇしながら真っ赤で反論するエリにゃんw 文字数1910文字だったぜw

>ゴンザレス「語りすぎだろう……!?」

>羊「え? まだ後三時間は語り足りないんですけど……?」←きょとんと

エリカ「ぜぇ…ぜぇ…」

ユウマ「エリカはエリカで反論しすぎでしょ。みんな目がチカチカになるよここ…」

エリカ「だ、だって聞いてるだけでこっ恥ずかしいことばっかだったもん…! ああああ…でも流石に3時間は私の喉が…もたない…」

ユウマ「一体何をそんなに語ってくれるんだろうね」

>ゴンザレス「お、おお……そうなのか……!!? それで本編の方は……オー……見事に皿が割れているじゃあねぇか……。皿が割れたのもショックだろうなあ……」

エリカ「ビックリよ…気付いたら皿が…」

パリーンッて音がしたkらねー

エリカ「ぶつかった衝撃で忘れたのよ…!」

>羊「でも本当にエリカさんってテキパキ出来て凄いですよねー……!! 本人も言ってますけど他のお嬢様とは違う感じで……魅力的ですよねっ♪」

エリカ「ふぇ!? そりゃテキパキするわよ! そもそもお嬢様って柄じゃないし」

まぁユウマも御曹司って感じじゃないからね

ユウマ「うちの家使用人いないからね。あんまそういう感じしないんだよ。全部自分たちでするからさ」

>ダメだゾッコンや……!! それにしてもハヤテは流石やー……!! 自分の食券なんてことも無く渡したよ……!!

>羊「? それは向こうの僕の言う通り僕の所為でダメにしちゃった話ですし、相手に朝食抜きなんてさせられませんよ……!! エリカさんに感謝してもらえただけで十分嬉しいですし……。…………エリカさんに感謝してもらえた……!?」←しゅぼんっと真っ赤に

ホントにゾッコンや…! 凄すぎるよ!?

ハヤテ「ええ♪ エリカさんに昼抜きなんてさせられませんから」

エリカ「そっか……ってアンタは赤くなるなぁ!?」

こっちのハヤテと羊くんに板挟みにされるエリカの光景がカオスだw

>ゴメン私ですら君が真っ赤になる基準がわからないよ……!!←

うん、ホントにね…!

ユウマ「本当に日常の一コマ一コマにきゅんとしてるんだね…」

エリカ「なんか恥ずかしいんだけど!?///」

>羊「新学期早々素敵な出来事がありましたー……♪」←何かもう放心状態w

放心状態w

ユウマ「自分が腹ペコ状態なのはもうどうでもいいんだね。流石未来の弟」

エリカ「だぁかぁらぁぁぁぁああああああああ!?」

>お腹の音なんて見向きもしてないこの羊……!! そしてお昼になってユウマが現れたけどさ……何で時間があればユウマこうなるの……?

>羊「ユウマは格好いいですからねー♪ 身長高くて体格良くて御曹司で運動も出来て頭がいい……完璧だよ……!!」

ユウマ「…ホントなんでかな…。一緒にお昼食べません!? ってめっちゃ誘われたよね…」

エリカ「…ええ、お疲れ…」

ユウマ「まぁ、御曹司は俺が得たものじゃないからあれだけど…。ありがとね綾崎」

>羊「でもエリカさんも身長高くて綺麗でスタイル抜群で素敵ですし運動している姿なんか華があって見惚れちゃいますし頭も冴えて可愛くて世界一ですよ?」←だから大好きですーと抱き着いて甘えますが何か!!

エリカ「ぶふぉっ!? そこで何で私にくるのよ!? だ、抱き着くなぁ…!///」

>ゴンザレス「船には酔わねぇが惚気に酔いそうだア……」←

ここのゴンザレスさんのセリフ。なぜだろうか、分からないが妙に私のツボだった。

その結果、私はディスプレイの前で吹いたというね…!

ハヤテ「なんでそんなしんみり語ったんですか!?

私もあんま乗り物酔いとかしないけど、この惚気には酔うよ! 良いねこれww

ハヤテ「何がどうツボだったの!?」

>羊「それにしてもこの頃はエリカさん本命の相手いなかったんですよねー……。……でも負けないです略奪愛だよ……!!」←落としてみせます……!! と目を見つめて意思表示

ユウマ「そりゃ相手が綾崎だからね」(←呆れた表情で)

エリカ「ば、ばかそんな見るんじゃないわよ…!///」

エリカがどこまでデレたら気付くかな…

ユウマ「……それ以前にエリカデレるかなぁ…」

>エリカの過去は相変わらず辛いにゃあしかし……。信頼できる相手が現れたのはいいけど……!! それはまだ先の話。ここでは惚気の話なのは秘密だ←

ホントつらい過去だよね…!

エリカ「ええ…。でもあれがあって今の新橋家にいられるようになったって思うと、なんか悪い過去とは思わないかもね。あの家大好きだしさ♪」

ユウマ「そりゃ良かった」

>ゴンザレス「何かもうグダグダよりもカオスになってきたぞ、オイ……!? しかし、それはともかく新橋ユウマ……か。随分と卓越した彗眼じゃあねぇか……。義妹の好みと相手の人柄を考察しただけでそこまで見切るか……。オラララ、欲しい人材だな」←顎に手を添えて悪巧みの様な笑みなのです……!!

すでにレス返しはカオスww

ハヤテ「本当ですよね!? …ゴンザレスさんの笑みが!?」

素敵ですー♪

ハヤテ「何でですか!?」

ユウマ「まぁ、あれくらいは……。欲しい人材?」

>そしてユウマも優しいのですー……!! ハヤテへ凄い親切だよ、そりゃあ女子もこぞって集まってくるよね……!!

>羊「ユウマは尊敬出来る友人ですよ、本当。大切な親友ですよ、ありがたいです……!!」

ユウマ「ま、妹に親切にしてもらったわけだから、兄として礼をするのは当然かなって」

ハヤテ「ホントにありがとうございます…!」

ユウマ「いえいえ。…まぁ、女子は…うん……。にしても…」

>格好いい表情なのに羊のせいで全てが笑いに……!!

ユウマ「うん、俺もちょっと思った。まぁ、さっきからなんだけど…」

>羊「じゃあ脱がせてくださいよ!? それでエリカさんに少し怒られましたけど……、僕の事考えてのお説教だから凄いありがたいです……!! もうほんっとー素敵な女の子過ぎますよー……♪ 大好きですー……♪」←胸元にすりすりとな

もっともな反論だねw だが羊くんはまだつらい日々が…! 

ハヤテ「向こうの僕どうなっちゃうんでしょうか……」

エリカ「い、いやあれは…ってまたさらっとアンタはぁ!?///」

>さぁ絡むたびに惚気が入るのは何故なのか!!←

>ゴンザレス「お熱いこってだよ、オオ!! ……しっかし、仲のいい兄妹で微笑ましい限りじゃあねぇかオラララ……!! 綾崎が抱いた感想の様に似てるような似てない様な不思議な絆の兄妹だな。それにフランクな兄妹だァ……。……そして羊よ、オメェさんは何をしている?」

絡むたびに惚気は凄いやw 流石羊くんw

そう似てるような似てないような…フランクな兄妹! 本当にフランクだよね!

エリカ「そんなに仲いいかしらねぇ…」

ユウマ「まぁ、よくは言われるよね。……男子から恨みの目線が怖いけどさ…」

エリカ「…ふっ、それはお互い様よ…。で、綾崎は大人しいと思ったら何して…」

>羊「今は話しかけちゃダメです……!!」←エリカさんはメンマ嫌い……!! と脳内にインプット中であるw

エリカ「何してるの!?」

ユウマ「エリカのことは何でも知りたいんでしょ」

エリカ「はぁ!? な、何言って…。まぁ食べれないわけじゃないんだけどちょっと苦手よね…」

>何をやっているのだこやつ……!!? しかし料理かぁ……確かに料理、ユウマ相当の腕前だもんね……!! エリカもだけど……!!

ユウマ「まぁ…小さい頃フランス料理の巨匠って人に弟子になって料理人の道を進まないか、とは言われたけどね」

ハヤテ「それ凄いですよ!?」

ユウマ「…まぁ、断ったけどね。だから料理は…確かに得意な方なのかな?」

エリカ「めっちゃ上手じゃない…! 私もまぁそれなりには出来るけど…アンタほどではないものっ」(←悔しい)

>羊「それにしてもエリカさんは否定してますけど絶対いいお嫁さんになりますよねー♪ 家事能力も高くて料理もとても上手ですし♪ ……お嫁さん……」←真っ赤な顔でじーっとエリカを見つめて抱き着いている羊

エリカ「いやいやいや…!? そんなことないって…!//」(←近い!? と思いながら否定)

>羊「……!!」←やがてシュボン!! と真っ赤になってエリカから視線を逸らした後にチラチラ意識した様子で見る……不思議な純情さ!!

エリカ「!? え、な、何!?///」←困惑w

>何をやっているんだろうか彼は……。そして一日で天然ジゴロと断定する分、流石のハヤテだよね……!!

>羊「天然ジゴロじゃないですよ!? 僕は絶対女心わかってますよ!! エリカさん大好きですし!!」

ユウマ「だって天然ジゴロだもんね…」

エリカ「アンタめっちゃ笑ってたわよねあんとき…!」

ユウマ「いやー…面白くて。…え? 女心わかってる? ………さて、」←スルー

エリカ「最後の最後に何いってんのよぉ!?///」

>それで三人は友好関係を築いて……ハヤテとユウマの友情が始まる……!! それにエリカが徐々にハヤテに陥落してゆくわけですね☆←スルー

>ゴンザレス「オッラッラ、青春してるねぇ若人達よ。何にせよこうして新橋兄妹と綾崎は絆を持ったわけだな……。爽やかでいい高校ライフって感じじゃあないか」←スルー

ええ、ここから2人は仲良くなったのです…! そして本編へ…!←スルー

ハヤテ「良い出会いでしたよあれは♪」

そしてエリカは陥落道一直線…!

ハヤテ「違うってばぁ!?///」

高校は爽やかライフは大切ですよね…! ゴンザレスさんー♪

>羊「…………」←僕は天然ジゴロじゃないですよーだっ、と呟きながら地面に樹の枝で『エリカ』の名前を何個も書いては可愛すぎたなぁ、と時折感嘆の息を零す羊君

エリカ「何で私の名前を書いてるの!?」

ユウマ「ホントに行動のどこかに絶対いるなぁ、エリカが」

エリカ「照れるんだけど!?」

>そしてさあ来たぜ番外編其の2!! すでに一万字を越えているがテンション的に止まりそうにないし諦めてくださいリラさんです!!←壊れた

ええ、私もレス返しここまでカウントしたら2万文字という前回の更新分の長さですがこのままいきますよ…! テンションどうしたぁ!?

>ゴンザレス「何か目がぐるぐる状態で今にも『ひゃっはーっ』でも叫びそうだしな……。そして羊君に関してはどうするんだアレ」←ピ、と指で指す

ユウマ「ん? 羊どうした?」←視線で追う

>羊「エリカさんが出番多すぎます、何ですか何でこんなに可愛いエリカさんばっかり出てくるんですか萌え死にますよ、こんなの。萌え死ぬに決まってるじゃないですか、エリカさんがこんなに出てくるなんて反則ですよ、可愛すぎますよ、可愛すぎて愛おしすぎて仕方ないじゃないですか、ここ楽園か何かですか? エリカさんの楽園か何かですか、可愛すぎるんですよぉぉぉぉ……!!!」←縮こまって真っ赤になって身悶えている

エリカ「ちょっとぉ!?」

今回はマジでエリカの楽園だったねw エリカ主役の番外編だったし…! エリカ目線さw この番外編を羊殺しと…!

エリカ「名づけなくていいから!?」

>……うん、諦めて感想を続けよう!! それでこの話はエリカが生徒会の手伝いしてるとこから始まるのかー……!! 生徒会でもないのに手伝う辺り面倒見はいいよね本当……!!

エリカ「そう…かしら? まぁ、友達が困ってたら手伝うのは当然だからね」

ヒナギク「ありがとね、エリカ♪ やー、エリカ手際も良いし本当助かるわ」

この2人がやり始めると仕事があっという間だからね…!

ハヤテ「でしょうねぇ!」

>ゴンザレス「しかし朝風の質問に対して本当に兄妹意識の高い兄妹だな新橋兄妹は。オッラッラッラッラ、このやり取りは微笑ましくていい」

>だねー……!! 完全にお兄さんって意識してるよ……!!

あそこのやり取りがなんかお気に入りな作者さ…! あれが一番2人の関係性がわかりやすいかなって

エリカ「ええ、義理とかじゃなくて本当の兄妹だからね」

ユウマ「そうだよね。俺もエリカはもう本当の妹だと思ってるよ」

……なんだこの爽やかなやり取り!?

>羊「……ふああ……!!」←その頃、新橋兄妹の間に恋愛感情は発生してない様子だから安心した様で脱力するハヤテ

本当に安心している!?

ユウマ「うん、大丈夫だよ。…エリカが好きなのは綾崎だけ―、」

エリカ「何言ってんのよぉぉぉぉぉおおおお!?」

>しかしユウマは本当に神出鬼没だ……!! けど、何か咳込んでるよ……!!

ユウマ「そんなに神出鬼没かな? 俺…」

エリカ「ええ、神出鬼没よ!? 今後増えるヒロイン勢全員に聞いてみなさい!?」

ユウマ「そこでそれを言うかぁ…。この時はね…なんかのどが痛くてさ」

エリカ「…そらしたわね」

>羊「普段かからない病気に対して免疫は無いですから……!! ユウマ、本当に風邪大丈夫ですかね……? エリカさんも心配しますよ、そりゃ……!! ユウマってかなり無茶する節がありますし……!!」

>そして三人組を威圧する仁王立ちや……!! 圧巻……!!

エリカ「ホント心配よ…! ユウマって自分のことには無頓着だからさ…!」

ユウマ「そんなことないと思うけどな…」

エリカ「いやいや!? かなり無頓着だからね!? もっと自分のことも大切にしなさいっ」

そして仁王立ち…! エリカはやっぱこうかなとw

泉「あれは凄かったね〜♪」

理沙「なぁ…流石だったよ」

>羊「やっぱり優しいなーエリカさん……♪」←そしてその光景を見て更に惚れたハヤテ

>何故だ……!?

何故だ…!? ホントに!? あれで惚れるのか!? どんだけベタぼれなの!?

ユウマ「ホントに凄いよね…。あんなにデレデレになれるものなのか」

でも、ユウマも好きな相手ができたら…!

ユウマ「……デレデレはないな」(←適度に弄って適度に甘やかす彼ですw)

>羊「それと幼少期のエリカさん可愛すぎますからね!? ユウマの発言内容だけでもとんでもなく愛らしいんですが!! やっぱりエリカさん凄い可愛いですよー……♪」←可愛いーとばかりに後ろから抱き着いてほわあってなってますが何か!!

エリカ「ふぇ!? か、可愛くないってばぁ!?///」

ユウマ「小さい頃は…なんかデレデレタイプだったよね。昔の写真はほとんど涙目か満面の笑みだし」

そしてそこから、姉に憧れて強くなったエリカさ…!

エリカ「ま、まぁお姉ちゃんはね…」

………そっかぁ、お姉ちゃん登場の時も羊くん…どうなるんだろう…!

>もうダメだこの主人公……!! そして瀬田先生きたよ……!? 瀬田先生だ……!! 近所づきあいあるのかー……!!

当夜「久しぶりだな♪ 新橋家は両親と結構仲良くてな」

梨花「ええ♪ いつもお世話になってますー♪」

ユウマ「…ホント、人脈の広い家だよねうちの家って…」

両親がすぐに仲良くなるからねいろんな人と…!

>羊「もう……やめ……!! エリカさんが……、可愛す、ぎるんです……!! 魅力的過ぎるでしょう、この女の子……!!!?」←どうやら脳内の天使と悪魔の戦いをするエリカに落とされた様だ

エリカ「どうしたの!? そこぉ!?」

天使と悪魔…なんか妙な戦いだったよねあれw どっちが天使でどっちが悪魔かよく分からないしw

ユウマ「……死にそうだけど大丈夫かね?」

>ゴンザレス「主人公3が……何と言うか感想で死にそうなんだが……。そして瀬田からユウマに伝えられている内容はもって後一週間……そりゃあまぁ兄を大事に思う妹としちゃあ辛い内容を見たもんだな……」

大丈夫かね羊? よし、この番外編を羊くん殺しと…!

エリカ「名づけないっ! …ええ、ホントにあれは…恥ずかし…じゃなくて、ショックだったわね聞いたとき…」←黒歴史w

>ユウマが余命一週間……想像できないよ……!!

>羊「ゆ……ま……し、じゃ……だ……カ……しませない……で……あ……くだ、さい……!!」←通訳『ユウマ死んじゃダメですよ!! エリカさんを悲しませないであげてください!!』と好きな女の子が可愛すぎて命燃え尽きそうですが何か!!

ユウマ「………、」(←色々反応しづらいw)

そして羊が大丈夫かぁぁぁああああああああああああああ!? 命燃え尽きそうなの!?

ユウマが余命一週間…! 実際そうだったらどうかね…?

ユウマ「どうだろう? 家でまったり過ごしたいかな」(←高校生らしかぬ解答である)

>そして過去編にゃあ!!

>ゴンザレス「そして過去、か。なるほどな……。微笑ましい限りだぁオイ……!! 兄弟の幼き日の約束がずっと守られて今に至っているわけなんだ――……。…………」←目頭を押さえて感涙する艦首

ゴンザレスさんが…!

でもこの2人の過去はねー…現在まで守り続けられているから! 凄い兄妹さっ!

この辺は本編でもまたあるから覚えておいてほしいっ!

そして今度は咲城姉妹の番外編を書かなくてはだろうか…!

エリカ「…なんか恐ろしくなりそうだけどねそれは」

>最後まで続けて……!? にしても凄い感動の一ページなのです……!! 何かこういう光景はずるいよ、私泣いちゃうよ……!!?

>羊「本当ですよ……僕死にそうです……← しかし本当にユウマとエリカさんの兄妹の絆は素敵だと思います……!! ユウマもエリカさんも素晴らしいですよ本当……!! エリカさんを守ろうと決意したユウマも、ユウマを守りたいって思うエリカさんも……!! 感動しました……!!」←そして内心子供の頃のエリカさんが可愛くて仕方がないハヤテ

感動の過去…! ほほえましい兄妹の一ページ…!

エリカ「なんか照れるわねそう言われると…」

だが羊くんが死にそうなのはなんか違うような!?

ユウマ「ありがとね、綾崎。…でも、その内心は…」

エリカ「ホントに恥ずかしいんだけど!? ああもう…///」

>そしてここからがユウマの……ユウマと家族の最後の一週間……!! 名作『余命一週間の兄』なんて見たくないよ、見せないでよ……!! 何で死んじゃうのさゆうみゃあ……!!

>ゴンザレス「世界は……非道なもんよ……。良い奴らから死んでいきやがる……」←天を仰ぎ見ながら……涙が一筋つーっと垂れる。

余命一週間の兄、って題名ぶっちゃけつけるか迷った…!

ユウマ「おい」(←反応に困るユウマw)

だが羊くん殺しの方があってるよね…!

エリカ「やめなさいよそれは!?」

そしてゴンザレスさんがぁ!? 男気あるなぁゴンザレスさん!? ウサ耳楽しみだよ!

ハヤテ「ここでそれを言いますか!?」

>ケーキの味がわからないとかないよ、そんなの嫌だよ……!!←(´;ω;`)

>ゴンザレス「こういう切ないのはいらねぇ話だろう……!!」

エリカ「ええ、切なかったわよ…切なかったわよあの時はぁ!」

ユウマ「…キレ気味に言われても困るんだけどね…って、迅風さんが…」

>羊「ユウマぁ……!! ……そしてエリカさんの口から衝撃の事実がヒナギクさんへ、そして生徒会の皆さんに伝わっていってしまいました……。吐血……!? 嫌ですよ、死んだら僕泣きますからね……!? エリカさんだって絶対……!!」

ヒナギク「もうそりゃ、衝撃的だったわよ…。まぁ、結果的には―、」

エリカ「結果は言わないでぇぇぇぇええええええええええ!?」

吐血はね…まぁ、うんw

ユウマ「ありがちなネタだったからね」

そして羊くんがかなり本気で心配してるんだが…!

ユウマ「なんか申し訳ない気分になるなぁ…」

>そして皆でユウマの病状を訊きに……。穏やかな……それはもう穏やかな笑みを彼は浮かべていました……。周囲に心配をかけまいと、自分だけで全部を背負って、皆に対してこんな風に笑みを浮かべていつも通りに……ゆうみゃあ……!!!←(´;ω;`)

ユウマ「え、いや……迅風さんが泣いてるんだけどどうすれば…?」

ゆうみゃあ…!

ユウマ「おいこら笑いながらノるな作者は」

>羊「エリカさんだって泣きますよ、そりゃあ……!! 兄妹でずっとそばにいるって約束した一番強い絆で……!! エリカさん泣きますよ、そりゃあ……隠すなんていけないですよユウマ……!!」←号泣です……!!

>そこまでエリカが言っているのに恍けちゃダメだにゃ、ユウマ……!!←(´;ω;`)

エリカ「……ふっ、泣いたわよ…。本当に…ははは…」(←遠い目)

黒歴史だからね…。でも本当に強いきずなだからね…! エリカが泣いたのを見れば納得できるようにさ…!

ユウマ「え、で、俺これどうすれば…?」

>ゴンザレス「…………」←その頃話が何か妙な感じがして『ん?』と首を傾げる艦首

ゴンザレスさん気付いたか…!?

>羊「無理しないでください、ユウマ……!! 余命一週間の事を自分だけで背負ってないで誰かに話さないと……!! ……………………………………egg?」

ユウマ「………うん、eggね」

…………………………………………………………………

ユウマ「え、なんかこの空気はむしろ俺が悪く感じるんだけど…」

>…………風邪かー……。薬出されてるにゃー……。

ユウマ「うん、薬出されたねー…一週間分」

当夜「ああ、ホントにただの風邪だったからな」

>羊「……一週間でちょっと使い切りそうにない卵の量なんですかー……。お菓子とかに使うしかないですよねそりゃあ……卵かあ…………」

ユウマ「ちょっと多くてね…。まぁ毎日卵料理もキツいし、お菓子の方がいいかな? っていう…」

エリカ「…まぁ、そうだけどね…卵かあ……」

ユウマ「え、ホントにこれどうすれば良いの…?」

>何でそこだけ無駄に雰囲気出すの……!! いや、命は大切にだけどさ……!! その上、吐血はトマトジュースだとぅ……!!? そんなベタな……!!?

>ゴンザレス「…………」←背中を向けて風に身を委ねている。恥ずかしがってなんかないさ!!

ゴンザレスさん可愛いです…!

エリカ「ここでも!? ホント…何であそこだけシリアスな雰囲気になったのよ…!」

当夜「メリハリが必要かなと思って」

エリカ「いらないらんわそんなものっ!」

ユウマ「うん、トマトジュース…。健康に気を遣ってね…。まぁ、咳したら吐血みたいな感じになっちゃったけど…」

理沙「ホントにベタなオチだったな…」

>羊「でも良かったですよ……!! ユウマ死なないで……!! 死んじゃうんじゃないかとか凄い心配になりましたよ……良かったあ……!!」

ユウマ「うん、ありがとう」

まぁ、ユウマはしぶといからなかなか死なないさ…! 本編では…結構死にかけるけどさっ

ユウマ「ちょっと待てこら」

>そしてエリカは爆発……か……!! 普段涙なんか見せないのに盛大に泣いちゃった光景結構見られたもんね……!!

エリカ「そうよ普段ってか高校の友達には誰にも見せなかった涙を…! あああああああ、恥ずかしいよ最悪よ…!///」

ユウマ「これ、エリカかなりの黒歴史になってるもんね」

エリカ「あの後しばらくユウマにからかわれ続けたからねぇ!?」

>羊「でもユウマの為に泣くエリカさん素敵でしたし……!! 家族を想っての涙でしたから感動しましたよ……? ……それにしても恥かしがるエリカさんすっごい可愛かったなあ……(……それにしても恥かしがるエリカさんすっごい可愛かったなあ……)」←最後は内心で呟いたつもりです……!!

エリカ「素敵、か…。なら良かった……最後に何を言ってるのよぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!?」

ユウマ「めっちゃ口に出てるけど…気付いてるのかね?」

………ハヤテだからどうだろうな…

>ゴンザレス「そして帰り道……和やかな光景で済んでいい限りじゃあねぇか。新橋ユウマが重病煩ってないなら何よりな話だろう。……妹の方は真っ赤だがなあ」

エリカ「夕日のせいよっ!」

ユウマ「…まぁ、本当に真っ赤だったよねー…」

この頃はエリカは今よりブラコンだったので帰りとかは絶対ユウマと一緒だったのですよ! 和やかな兄妹さ…ふっ

エリカ「ブラコンじゃないからぁぁぁぁああああああああああああ!?///」

>エリカ可愛かったのですー♪ そしてユウマは本当にもう父親みたいな精神だね……!!

>羊「……よしっ」←ユウマに認められる程の男になってエリカさんに意識されたい……頑張ろうっ、と羊の少年は拳を握って決意していた

ユウマ「まあ、そうだね。エリカは案外ドジだし心配なところがあるからさ…」

エリカ「うっさいわっ! そして何を決意してるのよアンタは!?」

ユウマ「…もう、どっちも十分なんだけどね…エリカかなり意識して―」

エリカ「してないわよ!?///」

>でも本当にほんわーってしたのです……!! 番外編良かった、凄い楽しめたー……!!

>ゴンザレス「オラララ……、ま。そこそこはな」←そこそこ以前に何か凄い楽しんで行動していた艦首

なら良かったです…! 更新した甲斐があったよー♪

ゴンザレスさんも楽しそうだったし、私としては何よりだぁい!

ハヤテ「ホントに艦首さん好きですねぇ!?」

>羊「リラさんもお疲れ様でした、合計四話の更新なんて凄い大変でしたでしょうし……!! 僕としてはエリカさん可愛すぎてヤバかったです……!!」

大変…ではなかったんだよねこれが…! なんかのりにのってたみたいさ私は…!

ハヤテ「何ででしょうね!?」

テンション高かったのかな? まぁ、羊くんに喜んでもらえてよかったさw

>そして感想はざっと12000字ってとこか……。……ふっ、一話分じゃないか、何をしてんの私もうさ……!! 書き過ぎなだけよ、コレ……!?

迅風さんへのがここまで27000文字のレス返しか…。ギネス記録に…! ぜひ…!

ハヤテ「なんの!?」

ひなゆめ内でもなかなかこんなに長い感想とレス返しはないと思うよ…! 凄いや…! ありがたかったです!

>でも本当に面白かったのですリラちゃん……!!

それは良かったのです…! そして今回も恒例の2話同時更新さw

ハヤテ「本当に恒例になってきましたよね…。つなげればいいんじゃ?」

うまくつながらないんだよ。

ハヤテ「めっちゃ普通の理由だった!?」

>羊「次回も楽しみにしていますからねー♪ それと……」←エリカの方へ近づき……

エリカ「?」←きょとんとする

>羊「……んっ」←エリカの頬にキスをするハヤテ君……!!

エリカ「っ!?///」←びっくり

>羊「……ふわあ……」←そしてそのまま気絶してエリカにもたれかかるハヤテ君……!!

エリカ「ちょっ!? 何してるのよ!?///」←びっくり&真っ赤

>ゴンザレス「……いや、何がしたかったんだオイ……!?」

>意識される為にエリカに対して求愛行動頑張って、そして恥ずかしさから反動で気絶して終わると言う意味不明な求愛行動だね……!!← という事で羊君はエリカに任せた!! (`・ω・´)ゞ敬礼っ←

確かに意味不明な求愛行動だね…!

エリカ「任された?! え!? え!? どうするの…!? ちょ、ユウマこいつ何とか…!」

ユウマ「お疲れ様でしたー」

エリカ「ちょっとぉぉぉぉおおおおおお!?///」

>ゴンザレス「さぁて……。長居しちまって悪かったなぁ……、次回もまあ更新を……アレだ、頑張ってくれや。応援している」←何か言うのが恥ずかしい様だ

ゴンザレスさん可愛いです…! ウサ耳期待さぁ…!

ハヤテ「最後の最後まで!?」

>では、さらばなのです!! 満足したーっ、にゃーっ♪

迅風さん感想ありがとうございました♪



▼キーstさん

>じんふーさんの後の感想は凄くやりづらいぜ。というわけでキーくんです。ふわりらりん♪

たくさん書いてくださいましたからね…! やっはー♪ ふわりらりんだよー♪

…ふわりらりんって綽名はかなり気に入ってるのさ…!

ハヤテ「そんなにふわーってしてましたっけ? あ、感想ありがとうございますね♪」

>そういえばこれ、優勝で死者の復活て出来ないんでしたっけ?……どこかに書いてあったかな?

……………………………ふっ。

ハヤテ「笑ってごまかそうとしてもダメですからね!?」

えー、先に行っとくと、できないです。…で、その説明は…してないよね…ごめんなさいっ!

ハヤテ「結構抜け落ちてますよね説明が…」

ホント申し訳ない…! その辺も今回ちゃんと補足しておいたので…! 指摘ありがとうっ♪

>そして、アイさんはハヤテに嘘を言ったけど、少なくともハヤテにはその手の嘘はやめた方がよかったのでは?と思ったのです。フウくんが語るアイさんの過去。ハヤテは何を思ったか。

ええ…、ま、アイがハヤテにこう言ったのは今回フウが説明した通りです…!

なので本編でチェックさ☆ …まぁ、ホントにお人好しな子なのでねぇ…アイさんは…

そしてフウによって遂に過去が…! 気合入れて頑張ったのでよろしくです……!

>アイさん大ピンチだし、ハヤテぇ!急ぐんだぁ。そして、君共の未来も楽しみだぁ!

ハヤテ「ええ、頑張りますよ…!」

今回はハヤテ頑張りますからね…! そしてこれが片付いてからが本番だから…宜しくお願いしますです…!

>あれ?なんかおかしな方向に向かってる?

いやいや、大丈夫さー♪

>番外編だぁ!ユウマだ!エリカさんだ!まさかの展開だぁ!卵ですか!?ユウマだからでは済まない勘違いじゃないですか。ユウマとエリカのやり取りは見てても凄く面白いと思うのです。

ええ、番外編ですよ! 本編2話で約10000文字…加えてこの番外編で約20000文字…この間の私はどうしてたというんだ…!

ハヤテ「凄い大量更新でしたからねー…」

ま、2話更新が最早定番になって来てるからな…ふっ。そして勘違いの内容が卵だったのはアイディアマンのマイフレンドが考えてくれたのです…!

ハヤテ「友達凄い!?」

でも、ユウマとエリカのやり取りはなんというか…こう、安定感があるんだよね…! やっぱ私も3年くらいこのキャラ達とは付き合ってきてるしさ…!

だから面白い、って言ってもらえて私も嬉しいやぁ…! ありがとですー♪

>ユウマの言ったことは当たるんだろうなぁ。ハヤテあらわる。ユウマの父親役も……

ええ、あたりますよw

エリカ「何よ後ろのwはぁ!?」

だから…あれだよね、この番外編はどっちかといえば後半読んでから前半読むほうがいいよね、っていう

ハヤテ「じゃあ順番逆にすればよかったんじゃ…!?」

>うん、この感想はどこに向かってるんだろうか。……ともかく、君共ではシリアス!アイを助けに行くのだ、ハヤテくんよ!…これ以上何処かおかしな方向に向かわないように、以上にするのです。君共、無理せずに更新頑張ってくださいです。では。(結局、何処に向かってたんだろう。)

ハヤテ「ええ、助けに行きますよ!」

修羅場だからね…! 今回はハヤテくん頑張ります!

更新の方も頑張っていきますね…♪

キーstさん感想ありがとうございました♪



▼疾球さん

>どうもーーです

どもです♪ 感想ありがとうございますっ☆

ハヤテ「ありがとうございますね♪」

>満身創痍の疾球でーす(アイにやられて)
>まあ軽ーく骨が何十本か逝きましたけど
>気にせず感想へー

それは気にした方がいいかと!? 骨何十本はヤバいような…!?

ハヤテ「骨までいったんですか!? しかも字がなんか逝くの方ですけど!?」

まぁ、骨だけで済んだならアイもかなり手加減したんだろうなー…

ハヤテ「あれで手加減してるんですか!? なんにせよ、お大事にしてくださいね…?」

>頭脳戦ですねー
>パートナーの心を惑わせて
>アイとハヤテを引き裂こうとする

ライ「ああ、頭脳戦だ」

ま、パーティーにおいてはかなり頭の良い手法だとは思いますけどね。やっぱパートナーの存在って必要不可欠なわけだし…

ライ「ま、俺は天才だからな」

誰かハリセンを持ってくるんだ…! 普段はボケの私が盛大にツっこむから…!

ライ「ちょっ!?」

>あれかませい((殴

ダメですよ…! そんな真実を言っちゃ…!

ハヤテ「めっちゃ真実って言っちゃってるじゃないですか!?」

…だって、そういう雰囲気がすでにただよってない? アイツ→

ライ「おいこら待て。アイツ扱いするな。そしてそんな雰囲気はただよってない」

…………、さて次だが…

ライ「無視するな!?」

>出ました雷光の神ライ君
>相変わらずの歪んだ根性で…

ライ「歪んでなどいないさ」

……ま、かなりねじまがった根性の持ち主ですよね!

ライ「歪んだを言いかえただけじゃないかそれ!?」

だって真実すぎて何も言えないもん! よし、次だ次!

ライ「だからさっきから華麗にスルーするなよ!?」

>ライ君のパートナー軽いですねー
>ふわふわしてますね

結衣「え、ほ、ほんとっ?」

かつてない評価が与えられたぞ結衣に…!

まぁ、彼女はかなり普通の女の子なのでね。素はふわふわしてるのかなって適当に予想をたててみます

結衣「何で作者に性格予想されてるの私!? でも、ありがとー♪」

>おやおやアイがピンチですねー
>シリアスなはずなのに
>自分にはシリアスな感じがしないのは
>何故なんでしょうか…

アイなら大丈夫…! と思っているのか、私が後ろにほのぼの番外編をくっつけたせいか…どっちだ!

ハヤテ「後者は割とありそうですけどね!? 凄いほのぼのとした番外編でしたし…!」

まね☆ さぁ、どうなったかは今回で…!

>そーいえば…ライ君のパートナー…
>記憶の奥底にすらいないのはなぜ…

結衣「結局忘れられてたぁ!?」

出番がほとんどないからかと。

結衣「ちょっとぉ!?」

ぶっちゃけ名前モブ子とかA子で良いかなぁ…って思ったくらいさぁ!

結衣「よくないわよ!?」

>まあどちらにせよ
>次回も楽しみにしてまーす

はい♪ ありがとうでした♪

今回の恒例の2話同時の更新なのでお楽しみください…!

フウ「何で恒例になったんだろうな」

>でも最後に言わせてください
>断崖絶壁ぺったんぺったん(笑)

アイ「………、」(←すっ、と剣を取り出す)

…まぁ、なんだ…。命を大切にしてください

ハヤテ「凄い深刻な空気になってませんか!? 本当に命とったりしませんよね!?」

大丈夫だよアイは優しいからきっと手加減するよ………多分。

ハヤテ「多分ってつけませんでしたか今!?」

アイ「…相手が気にしていることをからかってはいけない、ということを身に染みて分からせてやるだけよ」

ハヤテ「怖いよ!? ってか本編修羅場ってるの忘れてませんよね!?」

>ではまたー
>↑逃走!

まぁ、あれだ…多分逃げられないと思うけどファイトです!

ハヤテ「いやいや、逃げて下さいよホント頑張って…!」

……でも、相手神だしさ…歴代2位の…

ハヤテ「しまった?! ホントに頑張って逃げて下さいね!?」

疾球さん感想ありがとうございました♪



▼天照さん

>ふふふ、前半と後半ですごい温度差だね、見てるこっちもはらはらさせられてしまったよ。

おお!? 天照さんの口調が普段と違うよ!? キャラチェンかっ!

ハヤテ「いやいや!? そんなわかりやすいボケはしなくていいですから…!?」

>どうも李薇さん、天照だよ。

わーい、天照さんだー♪

ハヤテ「だからそういうボケはやめましょう!? っていうか…あなたは何してんですか!」←きっ!

>おや、なんで睨んで……くく、やっぱりバレるかな。

>はじめまして、最上だよ。

ハヤテ「…そりゃバレますよ…」

おお、最上さんだったか…!

ハヤテ「あなたも絶対わかってましたよね!? 

>彼本人よりも早く来てしまったみたいだね。せっかくだし僭越ながら私が感想を言わせてもらうよ。

ははーっ!

ハヤテ「何このノリ!? ってか、天照さん本人もこっち向かってたんですか!?」

最上さんのこの独特なキャラ良い感じだよね…! ってか、私はホントに最上さんとハヤテの掛け合いが好きさ…!

>まずはライ……ふむ、頭脳戦を主とするグループなわけか、一体どんな手法を用いるのやら
……

>……なるほど、まずは内部分裂から始めるか、確かにゆっくりかつ効果的な戦法だな。恐れ入るよ。

ライ「だろ? 天才だからな?」

………まぁ、確かに効果的な戦法ですよねっ! パーティーにおいてはパートナーとの分裂はかなり痛いし…!

ライ「おい、何で今無視したんだ?」

……いや、そう言う人って大体……まぁ、いいや。

ライ「諦めるな!?」

>しかしここでハヤテとしても厳しいよな、アイが涙目で「私がイクサを殺しちゃったの……ごめんハヤテ……」ってなったら「いいんですよ……」ってハヤテがアイの体を触りまくる
>→そんで敵A「あのー……」(放置)

……それだっ!

ハヤテ「それだっじゃないですよ!?」

なんという名案……流石…流石最上さんやぁ…!

ハヤテ「だからおかしいですから!? 何言ってるんですか本当に!?」

>……結果的にむしろライたちはこの展開になってよかんたんじゃないか。まあありえない展開だけどな♪

ハヤテ「本当にありえませんからね!?」

読者さんぽかーんになるよね…! 面白そうじゃないか…!

ハヤテ「悪乗りしないでください!?」

>にしてもそんなハヤテを救ったフウ……ふむ、なかなかいい顔だ。君はいずれ大成するだろう。私からのお墨付きだよ♪

フウ「お、おお? ありがとな♪」

最上さんはそういうのわかるんですか…! 不思議な方ですね…!

ハヤテ「まぁ、確かに不思議ではありますけど……、にしてもフウくん嬉しそうですね…」

褒められたからね…!

>そしてアイ自身は窮地……まさに生殺与奪、といった感じかな。さて、どう巻き返すのだろうかな、無責任ながら傍観させていただくよ。

ええ、お楽しみにです! 今回も2話同時更新なので…!

ハヤテ「ホント、定番になってきましたよね…」

>そんなシリアスからうってかわって、後半は甘い展開じゃないか♪

和やかな番外編です! 番外編の方が長かったんだよね…!

>エリカの小さいころか……ま、ユウマもあまりからかわないでくれよ。おにゃのこにはいろいろあるのさ♪

ユウマ「…ほほう? なるほどねー…」(←じっとエリカを見る)

エリカ「な、何よその目は!?」

ユウマ「いや? でも本当に変わったよねエリカは…」

お姉ちゃんにあこがれてねっ! 最上さんはどんな子供だったのかな…!

ハヤテ「……あまり想像できないなぁ…」

>だから、君が持っている「エリカ羞恥集」は私がいただくよ。ちょうど朝風あたりにプレゼントしようと思っていたんだよ。

ユウマ「どうぞ」

エリカ「ちょっと待てこらぁ!? 何でそうなる!? しかも朝風に!?」

理沙と仲良いのかな? ……ドンマイエリカっ☆

エリカ「殴るわよ作者!?」

>にしても「死なないでよぉ、ユウマァ……」か。くく……失礼、泣ける相手がいるってのも素敵なことじゃないか。

エリカ「笑うなぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!」

ユウマ「まぁ、感動したよ、あれは。………同時に弄れるなとも思ったけど」

エリカ「後半がぁぁぁぁぁあああああああああああああ!?」

エリカ今回レス返しで何回叫んだんだろうねw

エリカ「私のせいじゃないからね!?」

>だから、時にはさらけ出してもいいんじゃないかい…
>いや、もうハヤテにはさらけ出してたね、失礼。

エリカ「さらけ出してなぁぁぁぁあああああああああああい!?」

ユウマ「のど平気?」

エリカ「誰のせいよ!? ってか別にそんなんじゃないからねっ!」

と、ツンデレエリにゃんがテンプレのセリフを言ったところで…

エリカ「その呼び名やめてくれる!?」

>おっと、もうこんな時間か。ふう、随分短く感じたな。
>まあ、縁があったらまた会おう。

はいー♪ ぜひまたいらしてくださいです♪

天照さん感想ありがとうございました♪



▼アオヅキさん

>どうも!アオヅキです!感想にきました!

おお、お久しぶりな気がします…! どうもですー♪

ハヤテ「感想ありがとうございます♪」

>いや~やっとテスト終わりましたよ~

テスト終わりましたか…! お疲れ様です! 私もこの間受験という名のテストが終わりましたよひとまず…!

ハヤテ「大きいテストでしたね」

ホントにね…! アオヅキさんもテストに学生生活頑張ってください…!

>と、言うことで、久々にここに来てみたら…

>なんと!リラさんが凄い勢いで更新しているじゃないですか!

暇だったんですw

ハヤテ「本当に最近暇そうですよね作者さん…」

いや、勉強もちゃんと続けてるよ? それ以外はまぁ…小説執筆したりイラスト描いたり…

ハヤテ「暇そうですねぇ!?」

>久々に新橋兄妹の漫ざi…いやいや、仲良しっぷりが見れて凄く楽しかったです!

エリカ「漫才って言いかけなかった!?」

まぁ、兄妹漫才みたいなところはあるよねw

ユウマ「…俺ら自身はそのつもりはないんだけどね…」

エリカ「本当にねぇ…」

この2名は私の作品ではもう定番ですからね…! 今後もよろしくです!

>本編のほうも、早く先を読みたい気持ちでいっぱいです!
>(まあ、内容は熟知していますが♪)

ってなわけで、今回も2話同時更新なのですw

ハヤテ「また!?」

内容はほとんど変わってないです…! でも、こっから先は少しずつ変えていきたい…だが、思いつかないんだよなぁ…

どちらにせよお楽しみに、です!

>僕も、最近更新のしていない小説の方を頑張りたいと思います!

おおお、頑張ってください! 応援しています!

>更新頑張ってください!

アオヅキさん感想ありがとうございました♪
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.38 )
日時: 2013/02/20 20:48
名前: 李薇

どうも! 李薇です!

どうもキーボードのRの反応が悪く自分の名前が打ちづらいぜ…!

カオスなレス返しを終えてからの更新さ…! レス返しだけでワード77ページいったからね…凄いや! みなさんありがとうッ!

それはともかく修羅場ってる本編―今回はアイさんの過去ですね!

リメイク前よりは文章力が多少はついているので…多少はまともになったような…?

では、どうぞ☆

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第七話 『全てと引き換えに得たクイーンの座』


 会って最初の頃、どのパートナーも最初はこう言った。

 ―絶対に君を見捨てない、と。

 しばらく経つと、みんなこう言った。

 ―お前は化け物だ。一緒にいるとこっちの身が危なくなる、と。

 そして、しまいにはどのパートナーも自分に刃を向けてきた。

 最初はなんで…って思った。

 二度目は、ああ…またか…と思った。

 そして、3度目以降はもう痛みも何も感じなくなった。

 誰も受け入れてくれる人なんかいない。

 この強さのせいで、誰も近くに寄ってきてくれない。

 強さゆえの孤独。もうそれに対して、痛みなんかも感じなくなった……。










 アイにとって転機となったのが今から10年前のこと。

 いつも通り行われるパーティー内で、アイは地上に来て自分のパートナーである綾崎イクサと出会った。

「………神?」

 額に十字の傷を持つ青年は少し首を傾げる。

 神についての大体の説明をしても、この男の反応は至って冷静だった。

「そう。とはいっても信じがたいだろうけど…そういうものがあるのよ」

 ちなみにこの頃のアイは、かなりの人間不信だった。

 誰と話すときも笑顔を向けず、ずっとそっぽを向いている。人と目を合わせようとしない。 

 出来ることなら、誰とも関わらずにしようとしていた…そんな時期だった。

「そうか…」

 YesなのかNoなのかよく分からないイクサの半端な返事にアイは少し目を細めて、

「嫌なら嫌でいいのよ、むしろ…途中で刃を向けられるより私的にもそっちの方が楽だし」

「え?」

「…どのパートナーもそうなのよ。途中で私の強さに恐れをなして私を殺そうとするの。後からそんなことするくらいならいっそ最初からやってくれた方が楽でしょ?」

 ふっ、とそこで初めてアイは笑みを浮かべた。

 でもそれは、可愛らしい笑顔ではなく嘲笑だった。誰への嘲笑かは分からない。

 おそらくそれは、彼女自身への嘲笑だったのだろう。

 アイの言葉にイクサは、しばらく沈黙して、

「…寂しかったな」

「………、え?」

 予想外の言葉にアイは、顔をしかめる。

 が、イクサはいたって真面目な顔でそう言っていた。

 別にからかっているわけでも、ふざけているわけでもあくまで真面目に。

 こんな人外じみた化け物に対して、寂しかったな、と言ったのだ。

「…っ!」何か得体のしれない感情がアイの中を渦巻き、「何それ! 別に私は寂しくなんかない!! そんなこと思ったことはない!! ずっとこうだったんだから!! ずっと…そういうのを我慢してきたんだからっ!!!」

「そうか」

 が、イクサはそんなアイの激昂に対してもいたって冷静だった。

 いたって冷静に、でも少し笑いながら、

「…なら、もう我慢しなくていい。私は何があってもお前を見放さない。…約束しよう」

「………、」

 意味が分からない。

 なんで自分なんかに笑みを浮かべてくる?

 どうせそう言っていたって…いつかは自分に刃を向けるくせに。

 なんでそんな自信満々に言い切れる?

 我慢しなくていい? 見捨てない? 約束する?

「…そんな約束…絶対に守れないわよ。今までだって…、みんな最初はそういったわ」

「…約束っていうのは守るためにある。だから、守ろう。きっと」

「………、」

 今度もやっぱり真剣なまなざしだった。

 人間なんか信じられない。どいつもこいつも、しまいには刃を向けてくる。

 ―でも、もう一度、信じてみようと思った。

 この人なら…信じられるかもしれない、と。そう思えたんだ………。










「それが…アイとイクサの出会いだった」

 フウは、いったん話に区切りをつけた。

 この季節にも関わらず熱いのか帽子をぬいでそれでパタパタとあおぎながら彼は話を続ける。

 その瞳には真剣な色が灯っていた。

「わかるか?アイにとってイクサはさ…特別な存在だったんだよ。たぶん…恋心があった、といっても過言じゃないと思う。ま、アイに言っても否定するだろうけどな」

「………、」

 素直じゃねえんだアイツはさ、とフウは続けるが、ハヤテは別の事を考えていた。

 アイにとってイクサが特別だった。

 ―なら、何故殺したのだろうか?

 そんな疑問がハヤテの頭の中をグルグルと渦巻いていく。

「…アイツ等は、本当に相性よかったんだよ。ゴールデンコンビって言われるくらいアイツ等のコンビネーションはすごかった。普通にいけば…楽勝で勝ち抜きだっただろう」

「…普通にいけば?」

「………、ああ。アイツ等は順調に敵を倒して…いよいよ敵は残り1つってとこまできたんだよ」

 そこで、ハヤテは昨日のアイのセリフを思い出した。

 闇を司る神がアテネを誘拐した、というあのセリフを…。

 そのハヤテの表情を見てフウは判断したのか、こくりと頷き、

「ちょっと知ってるみたいだな。そう。闇を司る神は…勝つためにアイツ等がよく面倒を見ていたアテネをさらったんだ」

「…アーたんを…」

「そう、アテネが今こうやってパーティーを止めようとしているのはここからきてるわけだ。それで…」










「アテネを助けに行くって…!! これは罠よ!! もっと作戦を練ってからいかないと…!」

 アイは、イクサに対してそう言った。

 しかし、イクサはなかなか聞いてはくれない。

 無論、アテネが誘拐されたことでアイ自身も焦っている。

 普段声を荒げないにも関わらず、今はこんなに声を荒げてしまっていることからもそれは一目瞭然だ。

「そんな時間はない。向こうだって私1人で来いって要求を出しているんだ。早くいかなくては…」

「………、そうだけど…」

 理屈では分かっているのだ。

 でも、闇を司る神の本質を理解している彼女だから言える。

 ―あまりにもこの指示に従うのは危険すぎる、と。

「…大丈夫」そう言ってからイクサは笑い、「きっと…あの子と一緒に帰ってくるから。だからお前は待っていてくれ」

「………、」

 それだけ言うと、イクサは去って行った。

 アイはその場から動けなかった。…だからといって、イクサの背中から目を離すこともできなかった。

 そして、結局―その約束が守られることもなかった…。



 時間が経って、不審に思ったアイは仕方なく指定されていた場所に向かった。

 本当は自分が向かうべきでないのはわかっていた。

 なんせ、脅迫文にはイクサ1人で来るように書いてあったのだ。

 でも、だからって放っておけるわけがなかった。

 だから行った。イクサが呼び出された…廃工場のような場所に。

 そして、見てしまったのだ。

「!!」

 真っ黒い髪にコート。20代前半程の見た目の男―闇を司る神。

 そして、闇を司る神の下にあおむけに倒れているイクサがいた…。

 いや、倒れているだけならいい。―全身血だらけだったのだ。

「………イ…クサ…」

「…っ…」

 ひくっ、とのどが干上がる音がした。

 息をしているのは遠目でも確認できた。イクサはまだ生きている。

 でも…今から病院に連れて行ったとして―はたして、間に合うだろうか?

 地面は彼のものと思われる鮮血で真っ赤に染まっていた。

「…遅かったな。氷を司る神、アイ」

「……ぁ…」

 闇を司る神の声に、何も声が出せない。

 こんなにも、何かを失うことの恐怖を感じたことは今までなかった。

 ましてや、この自分が…恐怖で声を出せなくなるなんて、そんなこと今までなかった。

 闇を司る神はアイの目線に気付いたのか、

「あ、コイツか? 面白い男だ。あのガキの安全を保障してほしければ動くな、といえば素直に従ってくれた。おかげですんなり倒せたよ」

「………ッ!」

 ギリッ、と歯ぎしりの音がした。

 その歯ぎしりから表れる感情は―間違いなく怒り。

 アイは知っている。イクサがどれだけ優しい人間であるのかを。

 どんなに自分に不利益でも、彼は助けを求める人には誰でも手を差し伸べる。

 …いや、助けを求められなくても彼は助けに行く。

 そういう類の人間なのだ。本当に優しい人間なのだ。そして、

 そして―優しいからこそ、彼は今アテネを守るために血まみれになっていた。

 アイにはそれが許せなかった。

 親切な人間が、優しい人間が、その気持ちを踏みにじられ倒され、

 そんな状況、これっぽっちも許そうなんて思えるはずがなかった。

「…イクサの…親切な…優しい心を………」

 ぐっ…と氷の剣を持つ手に力が入る。

 ギンッ! と殺気のこもった瞳を闇の神へと向ける。

「…踏みにじるんじゃないわよ―――ッ!!!」

 いっきに、6メートルくらいあった距離をアイは詰めていく。

 戸惑いはなかった。今の彼女には斬るだけの理由も覚悟も存在していた。

 ぶんっ、と真っ直ぐ頭上に掲げられた氷の剣を見て、闇を司る神はふっと笑ってから…、

 足元に立っているイクサを自分の盾にするように、前に突き出した。

「ッ!?」

 瞬間、アイの剣はイクサを真っ二つにする寸前で止まった。

 斬れない。こんな気持ちを経験するのも初めてだった。

「…う…」

 斬れない。斬れるはずがなかった。

 だって、イクサは―…初めて自分の事を受け入れてくれたパートナーなのだ。

 手が、震える。これもまた初めての経験だった。

 そんなアイを見て闇を司どる神は嘲笑、という名の笑みを浮かべて、

「…はっ、面白い。冷酷なお前が…たかが人間のために剣を止めた…? それとも、このお人好しに感化されて…冷酷な性格が抜けたのか?」

「………ッ!」

 ダメだ。

 下手に斬ろうとすれば確実にダメージを受けるのはイクサだ。

 闇を司る神は自分の剣を完璧に読むだけの能力は持ち合わせている。

 下手に剣を振ればイクサを剣の軌跡にあわせてずらしてくるだろう。

「さて…、生憎俺にも色々と事情があってな……。倒すぞ、氷神」

 次の瞬間。

 アイの小さな体が後方に10メートル程吹っ飛んだ。

 勢い的にはそれ以上に飛んでもおかしくなかったが、後ろにあった壁にぶつかることで止められた。

「ぐぅっ…!!」

 ミシミシッ…! と背骨がなる音がした。

 情けない。今の一撃でもかなりのダメージだった。

 流石に本気ではなかっただろうが、神の腕力だ。十分強い一撃だった。

 痛む全身を引きずりながら、それでもアイが立ち上がろうとしたところで、

「な…何をする貴様…ッ!」

「!」

 今までぐったりしていたイクサがガシッ! と闇を司る神を後ろから羽交い絞めにした。

 どこにそんな力が隠されていたのか、とアイは思う。

 それと同時に、もうやめてほしかった。これ以上動いたら、―本当に死んでしまう…!

「アイ…!! 今のうちに早くコイツを…!!」

「なっ…何言って…! そんなことをしたら…アンタだって一緒に死ぬのよ…!!」

 そう。

 闇を司る神に剣を突き刺せば、後ろから羽交い絞めしているイクサだってタダではすまない。

 そもそも今にでも倒れてしまいそうな体だというのに…。

 今こうやって羽交い絞めにするだけでキツいはずなのに。

「私は…お前が傷つくところなどは見たくない…。だから…早く!」

「ッ!!」

「貴様…ッ」

 分かってない。

 アイが1番傷つくのはイクサがいなくなることなのに。

 それなのに、―何でこういうときだけ鈍感なんだこの少年は。

『もしこのチャンスをダメにして…私が倒されたら…きっとイクサは…悲しむんだろうな…。自分のせいだって…。自分だけ助かって…喜ぶ奴じゃない…』

 闇を司る神を羽交い絞めしていられるのはあと少し。

 もし、イクサを避けて攻撃しようとしても、それではダメージとしては不十分だろう。

 そして、一発で確実なダメージを与えられなければ、それは間違いなく負けの2文字をさすのだろう。

 もしそうなったとしたら、それはきっとイクサの心に残る。

 自分のせいだと思って傷をずっと心に残し続けるかもしれない。

 だったら。

「………、」

 その痛みは――――すべて自分が背負う。

 きっ、とアイの青い瞳に強い光のようなものが宿った。

「…思えば、アンタには色々と…私の痛みを押し付けたわよね」

 アイは、すっ…と氷の剣を構えた。

 そして、儚げな―寂しげな笑みを浮かべながら、

「だからさ、この痛みは…私がもらってくね」

 パーティーでの勝ちの条件は2つ。

 1つめは、相手のパートナーを殺すこと。

 でも、闇を司る神は、パートナーを使い捨ての道具としか扱っていないので気絶させて、常に近くにおいておくだけで、そもそも彼のパートナーがどこにいるのかすらわからない。

 ならばとるべきはもう1つ。神を強制的に天界に返すこと。

 これは、一定以上のダメージを相手に負わせることで可能になる。

 そして、これで―…この渾身の一撃で、―それは可能なはずだ。

「…終わりよ…闇を司る神…!!!!」

 アイは、剣をしっかりと手に持ち、ダッ! と合間を詰める。

 それに時間はいらなかった。ためらいもなかった。

 彼女は真っ直ぐ剣を頭上に突き上げて、


―振り下ろした。


 鮮血が、あふれた。それが誰の血であるのか、そんなことは考えたくもなかった。

 後ろでドサッ、と倒れる音がして、それに気を留める暇もないまま次の行為にうつる。

「が…まさか…! こんな…!」

「闇を司る神……」彼女は剣を真っ直ぐに突き立てて、「強制返還ッ!!」

 次の瞬間。

 バシュッ!!という音とともに、彼の姿はたちまち消えた。

 きっと天界に強制的に返せたのだろう。

「………、」

 静かになったその空間で、彼女は虚空を見つめる。

 残ったのは…勝利だった。でもそれは、空しい勝利だった。中身のない勝利だった。

 彼女は倒れている少年の元に近づいていく。

「…イクサ…」

 返事はない。

 確認しなくてもわかった。今度は、今度こそ、―確実に息をしていない。

 心臓が動いていない。目に生気なんてこれっぽっちもない。

「…私、初のクイーンだよ…」

 彼女はポツリ、と呟く。
 
 ぽたぽた、と彼女の目から水滴がこぼれおちる。

「…ねぇ…? 返事してよ…? アンタと引き換えにクイーンになって…何が嬉しいのよ…」
 
 返事がないことなんてわかっていた。

 それでも、彼女は問うことをやめることはできなかった。

 今ここで問う事をやめたら、―本当にイクサが死んでしまう気がしたのだ。

「…帰ってくるって…言ったじゃない…。なのに…なのに………。ッ!!」

 優しくて、バカみたいにお人好しで。

 でも、自分の事を真っ直ぐに信じで、頼って、時に助けてくれて。

 多くの痛みを、自分の分まで背負ってくれて。


「約束は…守るためにあるって…言ったじゃない…。なんで……、何で最後の最後に…約束破るのよぉ…ッ!」


 今までの約束なんてよかったのに。

 アイはただ、―イクサが生きててくれれば、嬉しかったのに。

 一番守ってほしいのは―無事に帰って来てくれること。これだったのに………。

「……いやぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああッ!!」

 1人の少女の泣き声は…しばらく止まなかった…。

 外には雨が降っていた。まるで、少女の悲しみの声をかきけすかのように。










「…ってことだ」

「………、」

 一通りの説明を聞くと、ハヤテは黙り込んだ。

「…アイさ…。ひどかったらしいよ…勝った後。死んでるイクサにすがって…コイツを助けて…救急車はまだ…って。」

 アイだってわかっていたのだ。イクサが死んだのは。

 だって、彼女は嫌ってほど知っていたから。どうしたら、自分の力で人間を殺せるかなんて。

 でも、認めたくなかった。頭以外のどこかで、それを否定したかった。

「パーティーの例の景品も、イクサを生き返らせてくれ…って上位個体にすがってさ…。まあ、上位個体は頷いてはくれなかったけどな」

「………何故…?」

「詳しくは知らないんだけど、アイツのポリシーなんだよ。一度死んだ者は戻ってこないからこそ命には価値がある、ってのがな。だからアイツはそれだけは聞き入れてくれなかったよ」

「………、」ハヤテは少し黙って、「ちなみに、その時アイさんは結局何を願ったんですか…?」

「それがさ、ホントお人好しなんだよアイツ」フウは少し笑みを浮かべて、「イクサが死んで、自分も天界に戻らなきゃいけないからアテネが一人ぼっちになっちまうだろ? アテネを支えてくれる奴を用意してくれって。どんな形でもいいから頼む、ってな」

 そうですか…、とハヤテは返事をした。

 フウは、しばらく黙ってからハヤテの顔をうかがう。

「…で、お前はどう思う?」

「え?」

「…大切な人を、誰かに殺されるのと…自分の手で殺すの。…どっちの方が…悲しいと思う?」

「………、」

 その問いに、ハヤテは答えることはできなかった。

 比べることはできない。どちらも悲しいのは確かだ。でも、少なくとも言えることが1つある。

 ―アイは確実につらい思いをしてきたのだろう、ということ。

「俺はさ、その時のアイの判断が正しかったのかはわからない」でも、とフウは続け、「少なくともアイは…自分のためではなく、イクサのためにそういう判断を選んだ。他人から見れば自分勝手だと思われるかもしれないけど…でも、だからアイはお前に対してハッキリと自分がイクサを殺したって言ったんだと思う」

 そう。

 たとえどうであろうと、自分がイクサを刺したのは確か。

 だから、彼女は否定しなかった。否定や言い訳をしないのがある意味彼女にとってのけじめだったのだ。

 自分勝手な決断を下して殺した。それは間違いないから、責任は自分がとると。

 いったい彼女は、今までどれだけつらい思いをしたのだろう。

 信じては裏切られ、ようやく出てきた信じられる人を失ってしまって…。


 ―ボロボロだった少女は、1つの心地よい場所を見つけて、

 ―本当にそこが大好きだ、と思って、

 ―そしてそこすら闇に侵食されて、

 ―でもなんとか心地よい場所を護ろうとして、

 ―そうやって自分で全て壊してしまった。

 ―もう二度と、自分が心地よい場所にいられるなんて思わずに。

 ―すべての覚悟と責任を背負ったうえで。


「………、」

 その時。

 バヂイッ!!! という音がした。

 聞き覚えがあった。―紫電が弾ける音だった。

「…この音…電光、だな。…ヤバい…。アイの奴今戦ってるぞ…」

「え?」

 フウは、険しい目つきだった。

 無論それにも理由があって、

「…アイツ…昨日からずっとお前と一緒にいないんだろ? …そうなると…アイツ今…まともに戦えるような体力…ねーぞ」

「…そうですか…」

 そうだ。

 パートナーは力の補給源。

 力の補給源がなければ、彼女が戦い続けるのはキツいだろう。

 ハヤテは、ゆっくりと歩きだす。

 後ろではフウがきょとんとしていた。

「おい、お前どこに…!」

「助けに行くんですよ」

 ハヤテは、そう一言で告げた。

 それ以上の言葉なんて、きっと必要ないと判断したから。

だから、ハヤテは今はこれだけ告げておく。

「…僕のパートナーを、ね」


                                         第七話 END


前より詳しく書いたアイの過去…つらい話ですよね

以前よりもアイのつらい心情を描けた…かな?

ちょい補足をいれますと…パーティーの景品の願い事の中で死者の復活だけは上位個体は行ってくれません

これ、説明入れ忘れてましたがねすっかり…。理由はフウの言う通りですよっと。

そしてアイが前回のパーティーの勝ち抜きで願ったのは―アテネを支えてくれる誰かを用意すること。

私の今までの作品を知っている方なら、それがどういった形で叶えられたか…わかるのではないでしょうか? まぁ、それも追々と…!

さて、では待て次回! 詳しくはそちらで! 次回はハヤテにも頑張ってもらおう♪

では、また!☆ …っても続きますがね!

ハヤテ「ちょっと!?」
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Re: 君と共に! 第一章 2月9日更新 ( No.39 )
日時: 2013/02/20 20:48
名前: 李薇

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第八話 繋いだ手が示すもの


 バヂィっ! という音が鼓膜に響く。

 アイは真っ直ぐ前を見据えながら、「くっ…」と小さくうめき声をもらした。

 正直言って、アイはもうまともに立てるような状態ではなかった。

 壁によりかかり、剣を杖のようにすることによってようやく立てるような状態だ。

 とはいえ、ここは空き地。壁がほとんどないのもまた難点だった。

 そんな状態でアイはちらり、とパートナーの結衣を見る。

 彼女には大した戦闘能力はないだろう。自分でも普通の女子高生と言っていたしそれは間違いない。

 そしてライにしても正直ランクで言えば全然下の相手である。

 が、今の自分の体力ではそんな余裕など一切ない。

「………、」

 肩で息をしながら、アイは真っ直ぐにライを睨みつける。

 彼女は左手をすっ、と上にあげた。その動作に合わせてぱぱぱっ、と彼女の周りに氷の破片がうまれた。

「………、」ライは少し目を細め、「…そんな状態で氷の破片をつくるとは…流石はクイーンだな」

「…ふん…。十分余裕じゃない…」

「貴様の方こそ、いつまでその態度が続くか?」

 ドバッ!! といっきに氷の破片がライを襲った。

 が、根本的に今のアイには力が足りていない。

 どんなに大量の氷の破片をつくっても―全く勢いがないのだ。

 それはアイ自身が一番、痛いほどよくわかっていただろう。

 ライはふっ、と笑って、

「…こんなもの、これだけで十分だ」

その言葉と共に、バチバチッ! と電気が弾ける音がして、次の瞬間にはすべての氷の破片が撃ち落されていた。

「…ッ!」

「どうした? やれたとでも思ったか?」

「………、」

 こうなったら、直接切りつけるしかない。

 おそらく、今は氷の遠隔操作などは不可能だ。

 上手く扱えるのは自分の体くらいだろう。

 無論、フラフラの足を見るとそれすらできない可能性も高いが。

『やるしかない!!!』

 ダッ!! とアイはいっきにライまでの距離を詰めていく。

 が、バチンッ! と電光がアイの足元ではじけると、グラッと体が揺れた。

 不意に視線を横にそらすと、ライの横側にいる結衣がくすくす笑っている。

 彼女が放ったのだろう。…パートナーに目を向けることすら今の自分にはできていないのか…とアイは歯噛みした。

 神のパートナーにはその神の能力が少々付加される。そう、ハヤテが氷結能力を使えたのと同様に、結衣も少々雷を扱えるのだ。

 そんな基礎的なことすら忘れていた自分が情けなくて仕方なかった。

「考え事か?」

「ッ!」

 よく見るといつの間にかライが目の前にいて、紫電を散らす剣を振りかぶっていた。

 反応できたのは本当に幸運だっただろう。

 氷の剣でなんとかそれを受け止めたものの、そのまま薙ぎ払われ後ろの壁に頭から激突した。

 頭の痛みがさらに増す。視界がさらにグラグラと揺れ始めた。

 でも、氷の剣で防げなかった今頃真っ二つだっただろう。

「…ッ」

「………、まだ闘争心が消えないのか」

 ライは、やれやれとため息をつきながらもう立つことすらできないアイの前に立った。

 その手には氷の剣。先ほどの攻撃で、自分が落としてしまった剣だ。

 ライはそれをゆっくりと振り上げて、

「なんなら教えてやろうか。お前の前のパートナーが…どんな気持ちで死んだか…。そのために、お前の剣で…お前を刺してやるよ」

「………、」

 キラキラと透き通っている自分の剣を見てアイはきゅっ、と唇を噛んだ。

 こんなピンチの状態で、アイの脳内に浮かぶのは1人の少年。
 
 ―綾崎イクサ。

 が、彼はこない。くるはずがない。これない。
 
 理由は単純で、彼は死んでいるから。―自分が殺してしまったのだから。

 涙が出そうでいて、出なかった。ここで泣くのは何かへの裏切りのような気がした。

 そんなことを考えている間にも氷の剣の矛先がこちらを狙っていた。

「安心しろ。俺は優しいからな…せめて、痛みなどないよう―…一瞬で終わらせてやるよ…クイーン!!」

 ぶんっ!! と剣が虚空を切った。

 もうすぐ自分の頭上へ振り下ろされる。

 もう、終わりだ。防ぐ術も逃げる術もない。

 終わった。そう思いながら彼女は最後に―1人の少年の名を呟いた。

「…イ…クサ………」

 次の瞬間。

 待っていたのは痛みでも残酷な終わりでもなんでもなかった。

 耳に入ってきたのは、ガッキイイイイン!!! という鈍い音。

 聴覚のすぐれている彼女にはわかった。剣と剣がぶつかり合う音だ、と。

「…え?」

 最初は、何が起きてるのかわからなかった。ただ、疑問ばかりがうまれてきた。

 何故、自分はこのままなのだ?

 何故、終わらなかった?

 何故、少し体力が回復している?

 そして…何故…、


「大丈夫でしたか? アイさん?」


 ―水色の髪の少年が…笑顔でライの一撃をおさえている?

 その謎が解ける前に、ライが舌打ちをした。

「…お前は…」

「はい。アイさんのパートナーの綾崎ハヤテです」

 ハヤテの手には、1つの剣が握られている。

 緑色の柄のそれは、確か…風を司る神の持っている剣だったはずだ。

 ということは…フウがハヤテに貸した剣だろうか、とアイは判断した。

 ハヤテは、ぶんっ!とその剣を振って、ライを薙ぎ払う。

 その眼には真剣さが灯っていた。

「チッ!」

 ライがいったん後ろに退いたのでハヤテはくるっとアイの方へ振り返った。

 そして、何のつもりかそっと彼の左手を差し出してくる。

「大丈夫ですか?」

 あまりにも優しいその声に、不意に泣きそうになってしまった。

 それでも、アイは涙を堪えながら、「………、なんでよ…」と問いかける。
 
 それに対して、ハヤテはきょとんとしていた。

 そんな表情を浮かべられる理由も全く分からなかった。

「私あんなにひどいこと言ったのに…! お前の兄を殺したのに…!!」

 悲痛な叫びが、その場にこだまする。

「それなのに…どうしてアンタは私を嫌いにならないのよ!! なんで…助けになんか、きたのよぉ…」

 最後だけ、壊れそうなほど小さな声だった。

 歴代2位の実力を持つ女神であるのに、この時のアイは―ハヤテには小さな子供が泣いているように見えた。

 一体どれだけの痛みを背負ってきたのか、それを一瞬で感じさせるくらい、悲痛な叫びだった。

「………、」

 ハヤテはわずかに黙る。

 なぜ自分を嫌わないのか。彼女がそう問う心理が、彼にはわかった。

 きっとそれは、昔のハヤテと同じ考え方だったから。

 信じては裏切られ続けてきた、彼女が出した残酷な結論。

 ―何かに期待して傷つくなら、最初から期待しなければいい。

 ―何かを失って傷つくなら、失う何かをつくらなければいい。

 ―後になって裏切られるなら、最初から嫌われていればいい。

 ハヤテも昔、そう思っていた。全てに絶望した“あの日”にそう思っていた。

 今のアイの姿は―まるで昔の自分を見ているかのようだった。

 でも、今のハヤテはこう思っている。

 それでは何も変わらない。前に動きだすことなんてできない。

 そう教えてくれた人たちがいたから、―今、ハヤテはここにいる。

“左手ぐらいなら、私が貸してあげますから”

“私の執事をやらないか?”

 脳内に2人の金髪の少女を思い浮かべつつ、彼はもう一度左手を彼女の前に差し出した。

 そして、暖かい笑みを浮かべながら、

「…簡単な話ですよ。だって、僕たちはパートナー、なんでしょう?」

「………、」

アイは青色の瞳をゆっくり、大きく見開いていた。

 しばし、その場に沈黙が続いた。

「…もう一度、立ち上がりませんか?」

「………、」

「僕の事を今は信じられなくても構いません。ゆっくり僕の事を知っていって、それでこいつなら信用できるって思ってからでも良いから…もう1回…前を見て歩いてみませんか?」


 その問いに、彼女は口では答えない。

 ただ…パシンッ、とハヤテの左手をとった。

 
 それで十分だった。

 きっと、これ以上の答えなどなかった。

 彼女は信じてくれた。彼女は認めてくれた。つないだ手が、それを証明していた。

 ハヤテはにこり、と笑うとアイをゆっくり支えるように起こした。

 そして、敵を見る。―今度こそ、横に並びながら。

「…よし。体力も少しは回復したわね」

アイは、そう言うと右手を上に挙げて新たな氷の剣を生成していた。

確かに立てるほどには回復しているが、それでも相変わらずフラフラしている。

 そんな彼女を見て、ハヤテは心配そうな表情で「大丈夫なんですか?」と問う。

 が、そんな心配などいらなかったのかもしれない。

「………、私をなんだと思ってるの?」

 彼女は相変わらずフラフラしている。それでも、決定的に1つだけ違うことがある。

 ―目だ。目に、先ほどまでなかった“何か”が確かに宿っていた。

 ボンッ! と溢れ出す神の力。右手に再び生成する氷の剣。

 そして、何より笑顔で彼女は―こう告げた。


「私はクイーン…歴代第2位の力を持つ―氷を司る神よ…!」


 ダンッ! とアイの靴が勢いよく地面を蹴る音。

 そしてその音がした次の瞬間には、アイはいっきにライまでの距離を詰めていた。

「な…っ!? もう体力が回復して…!?」

「生憎だけど…パートナーとの仲を切り裂かなきゃ私に勝てないような奴に…負ける気はしないわね」

「くっ…!!!」

 反射的にライは剣を横に振る。狙いはアイの腹だ。

 が、アイはそれをひらりと軽い身のこなしでよけると、そのまま剣をないだ。

 ガッキィィィン! という剣と剣がこすれあう音がその場に響く。

 受け止めたものの、ライが一瞬表情をしかめたことから判断するに、結構強い攻撃だったのだろう。

 アイはそのまま勢いをとどめることなく、ライの剣をへし折る勢いで剣へ込める力を強めていった。

「………ちっ」

 分が悪いと感じたのだろう。

 ライは剣を振り上げることでアイをはねのけると、そのまま上空へと飛び立った。

 そしてアイがひるんでいるその隙にと、手を真っ直ぐ掲げて、

「―雷砲…!」

 バヂィィィイイイイイイイ!! とすさまじい音と共に凄まじい電撃が地面にいるアイを真っ直ぐ襲う。

 ヤバい、と傍観していたハヤテは直感的に思った。

 あの電撃は自然現象の雷を遥かに超越している。体力を激しく消耗しているアイに防げるだろうか。

 アイ当人もマズい、と思っているのか明らかに表情が歪ませながら剣を構えていた。

『どうする…!』

 このままでは、アイがやられてしまうかもしれない。

 幾分か体力は回復しているものの、このまま直撃でもしたら―………、

 その時、実際にはハヤテはそこまでの思考はしていなかっただろう。

 ただ、―アイを助けたい。

 その一心で、ハヤテは真っ直ぐに手を伸ばすと―初めてアイと会ったとき、彼女が自分を助けてくれた時どうしてくれたかを思い出しながら、


「氷結――ッ!」


 ハヤテの鋭い声が紫電の音がかき消すくらいの勢いで放たれた。

 そして、声が放たれたのとほぼ同時だっただろうか。

 それは初めて氷結能力を使った時と同様に――ライの放った電撃を固めていた。

「………なっ!?」

 今度はライが目を丸くする番だった。

 先ほどまでバチバチと弾けていた自分の電光が人間の手によって、氷の柱に変えられた。

 こんなの、全く予想できない展開だった。そして、そこで呆気にとられていたのが仇となった。

 気付けば、アイが氷の剣を右手に、―ハヤテが固めた氷の柱を凄まじいスピードで駆け上がって来ていた。

「くっ!?」

 防ごうと剣を構えた時にはもう遅い。

 氷を司る女神は、すでに自分の目前にまで迫って来ていた。


「…終わりよ、電光を司る神!!」


 ぶんっ、と刀を振りかぶる音。

 咄嗟に雷を放つもそれも全てアイの氷の盾によって塞がれてしまった。

 全て防がれた自らの電光の攻撃を見ながら、ああそうだ、とライは不意に思いだす。

 ―この女神は元々、綾崎ハヤテの兄であるイクサとゴールデンコンビと呼ばれるくらい相性が良かったという事と、

 ―この女神はどの戦いのときも、追い込まれるほど凄い力を発揮していたという事を。

 ぐさり、と鈍い音がするとともにパキィィィン! と何かが破裂するような小気味良い音がした。

 そして、それを聞いた瞬間にアイは攻撃が間違いなく通った確信を持った。

 パーティーにおいて、神には“核”なる物が存在しており、それを完全に壊すとダメージ十分ということで強制返還が可能になる。

 今の剣の一撃はその“核”を壊すのに十分だったはずだ、と。

「…がっ…!!!」
 
 ライの苦しそうな吐息が漏れる。

 それを無視して、アイは真っ直ぐ前を見たまま、パーティーにおける強制返還の常套句を告げた。

「電光を司る神―…強制返還ッ!!」

 次の瞬間。

 シュパンッ!! と音がして、ライの姿が光の如く弾けた。

 天界に強制的に返すことができたはず。…まずは一勝だ。

 アイはすとん、と軽やかに地面に降り立つと、ちらり、と横へ目をやった。

 すると、その視線の先にそいた結衣がびくっ!? と怯えるような反応を示す。

 まるで狼に狙われている羊のような反応にアイはため息をついて。

「…アンタらの負けよ…。さっさと去って普通に戻りなさい。…早く戻ってくれないと、流石にさっきまでの恨みがつのってアンタを許せなくなるから」

「…っ! ふ、ふんっ、言われなくても帰りますよーだっ!」

 そう言って去っていく結衣。

 ま、ああいう普通の奴はこういう戦いには巻き込まれない方が幸せだろう。

 彼女の後姿を見送ってからアイはふぅ、と息をつき、

「…疲れた…」

「アイさん!」

 後ろからハヤテが名前を呼びながら駆けつけてくる。

 アイはちょっとむすっとしてから、

「…ねえ」

「あ、はい?」

「私のことはアイって呼びなさい」

「え?」

「あと、丁寧語禁止っ。鬱陶しいし、戦いのときまでそう言われたら面倒よ。今回はともかく今後は一緒に戦うんだから。アンタさっきの氷結凄かったし先が期待できるわ」

「…はあ…」

「そんなわけだからっ」アイはにこり、と笑みを浮かべて、「…よろしくね♪ …ハヤテっ♪」

 それは、彼女がハヤテに見せた初めての満面の笑顔。

 その可愛らしい笑顔にハヤテは少し黙ってから、同じように笑顔を見せて、

「…うん♪ よろしく、アイ♪」

 と返した。

 照りつける太陽の元、綺麗な笑顔が2つ、並んでいた。

                                         第八話 END


ライは咬ませである。もう一度言う。ライは咬ませである。

ハヤテ「…いやあの…」

ま、今回の話の趣旨はやはりアイとハヤテの協力にあるのでライとか結衣はぶっちゃけ関係ないのです…!

ハヤテ「酷い言いぐさ!?」

だが、これでもライとの戦闘シーンちょっと伸ばしたんだぜ! 前はもっと弱かった!

そういや、友達に「ライさぁ…よくハヤテとアイが和解してる間にきりつけてこなかったね」と言われたのですが、多分あのキラキラ空間に入れなかったのでしょう!

ハヤテ「何その適当さ!?」

仕方ない…! あれだよ、よく戦隊物とかでさ、変身とか着替えている間に敵が攻撃してこないのと同じ原理だよ…!

…そしてバトル描写が…下手になってるなぁ…うん…

なんかちょっと納得いかない出来だよ…ブランクかなこれ…まぁ、書いていくうちにもうちょっとマシにはなると思うんだが…なんかわかりにくくて申し訳ない…!

精進していきます…!

ってなわけで、次回からはかわいいアイさんと格好いいアイさん両方お楽しみくださいっ

アイ「…いやいや、何よそれ…」

そして毎回入っているような気もする補足ですが、強制返還の基準となる“核”については今後しっかし説明が入るのでそこで。

さて、次回から新パート! 海外からあのお方もくるかもだぜい! そして次はまともな敵かと思えばまたしても残念な子が…!?

ってなわけで次回以降もよろしくです♪ …いつになったら本格的なバトルが書けるやら…。あ、下にアイのプロフィールのっけといたのでもしよろしければ見て下さい♪


アイ(Ai)

【所属】氷の神
【年齢】1548歳
【身長】158cm
【体重】47kg
【誕生日】3月4日
【家族】なし
【好きなもの・こと】スイーツ・優しい人
【嫌いなもの・こと】卑怯なこと・最新機器

【容姿】
銀髪に青い瞳と日本人離れした容姿の持ち主
銀髪は肩甲骨の辺りまで伸びていて、全体的に小柄で細見の少女
胸部の発達にかけており、本人も気にしているものの、全体的にかなりの美少女

【詳細】
本作メインヒロインで一人称は私
言葉遣いは女の子らしいが、冷めたしゃべり方をする。透き通った声質の持ち主
歴代2位の強さを誇る氷を司る神で、パートナーはハヤテ
強さはぴか一だが、本人談によると細かいことが苦手で気配などを読むのはあまり得意ではないとのこと
パーティーにおいては前回の勝ち抜き者で参加者からは「クイーン」という綽名で呼ばれることが多い

氷を自由自在に使いこなし、また氷から派生させた武器を何でも自在に扱う
パートナーにはあらゆるものを固定する『氷結能力』が宿る

頭はかなり良く、白皇の編入試験を満点で合格しており、作中では教師殺しとして転入早々さまざまなことをやってのけた
またこれは女神の中でも群を抜いているとのことである

当然ながら運動神経も抜群であり、体育の授業では大活躍
転入早々、様々な運動部からお誘いの声がかかっている模様だ

性格はクール…かと思いきや実は結構感情表現多彩な少女である
またいろんな人に言われるようにかなりのお人好しであり、困っている人たちのことをかたっぱしから助けて行かないと気が済まないような面もある

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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.40 )
日時: 2013/02/20 21:36
名前: サタン

ここでは…はじめまして、サタンです。 最近ツイッターでお世話になってます。


アイにそんな辛い過去が…イクサはアイの傷つく所は見たくなかったんですね。 だからって自分の命と引き換えにするとは…まさに男です。

その一方、アイはイクサの命と引き換えに手に入れたクイーンの座…喜べるはずありませんよね。

それは、アイがはじめて信頼した相手がでありパートナーであったからこそのものですよね。 この場面思わず感情移入しちゃいましたよ…

そして現在、ハヤテはアイの過去を知っても、ためらうことなくアイを助ける。

なぜなら、ハヤテも昔、そのアイと同じ考え方の時期があったが、それでは前に行くことができないから…ハヤテ…流石です!

そして、そんな人を思いやる心を持ったハヤテに何かを感じ取って和解したアイ。

うう…名コンビの誕生ですね!

短い感想しか、書けない自分が恨めしい…名小説なのに…

それでは、次回をものすごおおおおおおおおおおおく楽しみにしております!!

では、また。




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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.41 )
日時: 2013/02/20 22:29
名前: masa

どうもmasaです。

なるほど。アイさんにそんなにも暗い過去があったんですね。
アイさんの刃を向けられるのは慣れているというのはそう言う意味が。

イクサ兄さんは確かに何があっても裏切るような人ではないですね。結果的に見ても裏切りは無かったですね。
しかし、敵は卑怯すぎですよね。よく「勝てばいい」「終わりよければすべてよし」なんて言いますけど、あんな勝ち方しても嬉しくない気が。少なくても自分は嬉しくもなんともないです。

アイさんは本当にやむを得ずイクサ兄さんを殺したんですね。まるでラ○ッツを倒すために犠牲になったゴ○ウみたいに。
なんだかイクサ兄さんらしい結末でしたね。
アイさんの気持ちも少しだけですが理解できます。理由はどうあれ、殺したのは事実ですもんね。弁解などを一切しなかったのはそう言う理由でしたか。

ってか神もケチですね。「どんな願いもかなえる」と言う商品のくせに何だかんだ理由を付けてイクサ兄さんを生き返らせる願いを拒否するとは。
迷惑この上無い大会開いてるんだから別にいいのに。


ライもまあまあ強いみたいですね。いくら弱っていたとはいえ、アイさんをギリギリまで追い詰めたんですからね。
まあ結局、ヒーロー登場でアイさんの死は防がれましたけど。

確かに昔のハヤテと現在のアイさんは共通点が多すぎますね。確か「精神的双子」でしたっけ?そんな感じですね。
ハヤテの能力は強力ですね。もしかして、相性の良さでパートナーの強さが変わるなんて事は。あるかも。
まあともかく、ライを倒せてよかったです。
で、この一件で2人の距離は一気に縮まりましたね。2人の関係性がどうなっていくか楽しみです。


ってか、ライのパートナーって普通って言ってましたけど、どこが普通なの?ハムスターに比べれば全然普通じゃない。
まあ、理由はどうあれあのライが選んだパートナーですからね。そう言われれば納得っす。



では。
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.42 )
日時: 2013/02/20 22:53
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 吾輩はキーである。名前は……うん、キーと言ってるよね。…ふわりらりん♪←恒例にしていこうと思っている

 アイさんもハヤテも優しすぎるんだよね。必要分の非情すら持ってないと見た!ライという咬ませは二人の絆を作る足掛かりになりましたとさ。

 ライね、リメイク前は……『あれ?いたっけ?』という影の薄さ。どこぞの神のように弄ることすらされていないという……そして次回からは忘却の彼方へ……いくのかな?

 命の重さかぁ。……すべては同等に重いと思うのは俺だけなのかな?物の重さは想いが重いほど増大して行くとおもうなぁ。神さんや、イクサさんの復活を願うのです←叶わない

 結衣さんはフェードアウトなのか。ライは忘却の彼方へ行ってしまうのか、楽しみはまだまだ続く。

 というわけで、感想おしまい!また来ますです。ふわりらりん♪
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.43 )
日時: 2013/02/20 23:28
名前: 球磨川ボックス


氷華「前回に引き続き来たわ、氷華よ」
ヘラ「初めまして、李薇ちゃん、アイちゃん♪ヘラだよ」
スピン「初めまして…私…スピン…よろしく…」


氷華「球磨川はテスト勉強で来れないわ」
ヘラ「あはは!これ書いてる時点で勉強してないけどね」
スピン「ヘラ…それ…言う…ダメ…」(ヘラ、それを言ってはダメだ)
氷華「二次小説の一番のタブーな気がするわ…」


ヘラ「挨拶も済んだし、感想に移ろうか」
スピン「うん…」


氷華「闇の神の野郎…アテネを人質にとってイクサを倒すだと…許せない…アイさんを苦しめるなんて…なんて歪んだ奴だ…ライといい…何故男の神は卑怯な奴ばかりなんだ…」
ヘラ「アイちゃんが苦しむのは許せないけど…ちょっと力抑えてくれないかなぁ氷華ちゃん…冬のプールに入ってる気分だよ」
スピン「寒い…」


ヘラ「イクサさん…闇の神…殺す…アイさん…辛い…思う」(イクサさんごと闇の神を殺す時のアイさん、辛かったんだろうなと思った…)
氷華「そうね…
イクサもイクサよね…アイさんの一番の望みが分からないなんて…」

ヘラ「イクサごと闇の神を倒すアイちゃん…まさに、悟○ごとラ○ィッツを倒すピッ○ロのようだねぇ」
氷華「人が悲しんでいる時に何を言ってるのかしらねぇ…あんたは」
スピン「雰囲気…台無し…」



氷華「ハヤテの氷結もなかなかやるじゃない。ライのゴミ屑の豆電球を凍らすなんてねぇ」
スピン「言葉の端…トゲ…有り…」(言葉の端々にトゲがあるな…)
ヘラ「そういえば、豆電球の光ってる部分ってフィラメントって言うらしいよ…」

スピン「それ…言う…必要…ある…?」(それは言う必要あるのか…?)
ヘラ「ん?さあ?」
スピン「そう…」



氷華「ついに、アイさんがハヤテに心を開いたわね。感動したわ」
ヘラ「これでやっとアイちゃんルートに入れたね」
スピン「ギャルゲー…」(ギャルゲーかよ…)



氷華「なんか最初から最後までグダグダになっちゃった気がするわねぇ…」
ヘラ「そうだねぇ…まあ、誰の所為でもないけどね」
スピン「ヘラ…せい…」(ヘラの所為だ)
ヘラ「おいおい、こういう時に個人を責めるなよ。雰囲気が悪くなるだろ」
氷華「はあ…私は帰るわよ。じゃあ、李薇さん、これからも更新頑張ってね」
ヘラ「ぼくも帰ろうかな。李薇ちゃんまたね♪」
スピン「また…」
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.44 )
日時: 2013/02/23 15:28
名前: 匿名

匿名ですよー♪
感想に来ました!どんどんぱふぱふー←意味はよくわかたない
いやー、何かシリアス!闇の神・・・汚いな。
アイはイクサを殺したと言ってたけど、これは違うだろう。て、俺が言っても意味ないか。
ハヤテはフウからその話を聞いて何かを決めたようですね。
アイはアイで力が入らない体で孤軍奮闘。戦いに卑怯もクソも無いけど、やっぱ感情は別だな。ライ最悪だ。
というかライ!お前はが精神攻撃仕掛けるのはダメだよ!とある神の専売特許なのに!
そして、アイにトドメをさそうとした所にー、ハヤテ来たああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!最高だぜハヤテええええええええええ!!!やっぱお前は天然女殺しだああああああああ!!!!
その手にはフウの剣。フウのサポート世界一いいいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
パートナーハヤテの復活により、アイにも力が戻る!コンビネーション凄え!ライ瞬殺!雷だけに!
・・・。←何か滑った気がするなー。
・・・。←言わなきゃよかったと後悔
ええい!とにかく!アイフラグ成立!今後のハヤテヒロインズには目が離せねえぜ!
では、次回も楽しみにしてます!それでは!
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.46 )
日時: 2013/02/24 15:52
名前: 迅風

うにゃ、正義と青春と爽やかには程遠い何かで構成されている迅風なのですっ!!←

みゃー、リラ姫大好きですっ♪(`・ω・´)キリフキッ←

フェリス「うん、自己紹介毎度の事ながらおかしいからね!? まぁ言っても無駄な気がするけどね……!! さて、こんにちわー♪ リメイクでは初めてね感想も……、フェリス=グナティルムよ、よろしくねっ♪」←帽子を押えながらニカッと快活な笑みが似合う元気な少女。

リアフ「ははは……、同じくお初にお目にかかりますっ♪ フェリスとはちょっとした仕事仲間と言いますか……リアフ=マウナ=ケアと申し上げます♪ この度はよろしくお願いしますねっ♪」←ぐっと小さく拳を握って頑張ろう、と決意している女神。

そんな感じで今回はこの面子で感想なのにゃ……!! 主にボケとツッコミを上手くやれそうな二人な気がする……!!←

フェリス「その発言通りだと私一人疲れそうな気がするけどね!! まー、いいけどさ慣れてるし……!! なにはともあれ、感想START♪」

リアフ「そうね♪ えーと、まず始まりは……ああ、中々重い内容で来ましたね……!! アイの裏切られ続けた過去ですか……。これは……辛い、ですね……。初めは皆裏切らないと言ってくれたけれど後になって見る眼が変わってしまうのは……」

美少女に迷惑で巻き込まれるのは最高だと思うんです……!!←

フェリス「緊張感が今の発言でスコンと抜け落ちたけどね!? そしてコレ拙いわね……。三度目以降は痛みすら感じなくなった……精神が摩耗してきてる……。強さゆえの孤独って言うのは参る話ね……」

そんな心が弱ってる頃に……イクサ来たのですにゃっ!!(o・ω・)ノ←

リアフ「嬉しそうですね♪ ……しかしイクサさんはこの時点で他の方々と随分違う印象ですよね……、突然神の存在を知っても凄い冷静ですし……!! そしてアイさんはこの時は人間不信気味に……」

フェリス「……ま、しゃーないわよ。相手の感情が移ろって裏切りもあれば人間不信に思う時だってあって然り。私だって昔そうだったしねー……。けどアイは本当キツそうよね……本当に諦めの意味からの嘲笑だしさ……」←うあー、と帽子を深く被って悲しげな少女

そしてイクサの兄貴……!! 流石でやんす……!! アイ神の感情を汲み取って、寂しかったななんて労いの言葉を贈るなんて……流石でやんすよ、イクサの兄貴ぃっ!!←感涙

フェリス「感涙はね。感涙はいいんだけどね。口調何で変わったのかしらねぇ!? でも本当良かったわよ……、イクサさん本当格好いいわねー……!! 約束は守る為にある、か。ここでしっかりこう発言出来るとこが流石と言うか何と言うか……!!」

リアフ「そのおかげでアイはもう一度信じてみようと言う気持ちになれたのですから……本当良かったと思います……♪」←ちょっと目尻に涙がね……!!

そしてフウ曰く、イクサに恋心があったと思うか……うん、否定は確実だねアイ神……!!

リアフ「……え、そうなんです……か? アイ、イクサさん好きだったのですか……?」←極端に鈍感である彼女は恋愛の機微なんてわかりゃあしないのだった……!!

フェリス「流石の鈍感よね……。でも当時のアイとイクサさんのコンビ本当凄かったわよねー。ゴールデンコンビなんて呼ばれてたくらいだしさ……!! 本当、普通に行けば勝っていたレベルの最強コンビだったわよね……!!」

だが何事にも不測の事態はつきものでごわすゴンス!!←

フェリス「よーし、語尾がおかしいから!? まあ、実際起こってしまったわけだけれどねー……、不測の事態……つまり闇を司る神が天王州さんを攫ってしまった……。容赦ないわね流石に……」

確かに……私も攫いたくなる気持ちはわからなくもないんだっ!!←

フェリス「迅風さんのは確実に幼女誘拐の気持ちしか無いけどね!! 確かに天王州さん可愛い容姿してるけどね!! だけど意義が違うわ!! 実際、すっごい切羽詰ってるし現実にはさ……!! アイだって凄い焦ってるし……!!」

リアフ「実際要求が一人で来いですし……罠の危険性はありますよね……。でもイクサさんはそれを覚悟の上で行ってしまう方だったわけですよねー……。約束が果たされる事が無かったの一文が切ないです……!!」

その後、時間が経って不審に思ったアイ神が向かった先には……!!

フェリス「これ堪えるなんてものじゃないわよ……!! イクサさんが血塗れで……!! 最愛のパートナーがこんな事になってたらキツ過ぎるわよ……!! そして現れたのが闇を司る神……!!」

サインくださいにゃー♪←色紙とペン

フェリス「この場面で何故に!?」

そうだったね……確かにそうだった……。じゃあ、私最終兵器ことふにりの達人を引き攣れてから闇を司る神にサインをねだるよ……!!←何時か、必ず……!!

リアフ「固い決意なんですね……!!」←何か感動している天然さん

フェリス「無駄にね!! そして闇を司る神がイクサさんをこれだけ一方的に倒しているのは……成る程、えげつない要求するものね……!! ……そりゃあ、戦いで手段は択ばない冷徹さは評価するけど、さ……」←帽子をぐっと押さえて何ともやり切れぬ表情

リアフ「理屈的には、ね。でも感情論で言うのなら……。アイは怒り狂う気持ちで満ちて仕方ないです……。アイさん曰く、イクサさんは本当に優しい男性ですから……そこを今回は利用され踏みにじられてしまったんですね……」

それでアイは闇を司る神に目掛けて……剣を振り下ろそうとするも……!! イクサの盾かぁ……流石は闇を司る神様とことん抜かりないや……!! アイ神には切れないよ……最愛の人だもんね……!!

リアフ「そしてアイの剣筋にしっかり合わせられる技量を持つ闇を司る神も流石強敵なんですね……普通に戦う分にも凄まじく強いですね……」

そんなに強いのに何故こんな策を練るかって? 全てを万全に期して確実な勝利を掴む……闇を司る神は軍師か一国の王様か何かかにゃ!?←

フェリス「まあ、私としては事情と言うのが気になるけど……。しかし一撃でこのダメージとなると腕力も相当って事よね……。それでピンチに追い込まれたアイを助けたのは……瀕死のイクサさんとか本当凄すぎるわよ……!!」

リアフ「イクサさんは動きを止めて……そして更に自分事闇を司る神を貫けと……。わかっていませんよ、イクサさん……、アイにとってイクサさんがいなくなる事が一番つらいんですから……。……鈍感なんですね、男性と言うのは……」

君もだが今はツッコミしないでおくよ……!! そしてアイ神はイクサの想いを汲み取って痛み全て罪全部背負う道を選んだんだね……!!

フェリス「……最愛の人を自責させたくない、悲しませたくないって想いからその手にかけたアイの心情……すっごい苦しいわね究極的にさ……。アイはそうやって痛みを背負う剣を振り下ろしたのよねー……」←つーっと静かに目から涙が流れてゆくのです……。

そしてイクサが……イクサが、逝ってしまったのです……。

リアフ「……横たわるイクサさんに向けてアイが語りかけるシーン見てると……もう、辛すぎますね……苦しいです……。アイの悲しみが凄い伝わってきます……!!」←ぽろぽろと涙が止まらないのです……。

フェリス「最後の泣き叫びってか慟哭の叫び声と言うか……約束が果たされない結末……。正直、私はすごい重傷になるわね、この面子の中で……!!」←顔真っ赤で泣きじゃくっているのですー……。

アイの過去は辛いのです……!!(´;ω;`)

リアフ「死んでしまったイクサさんをそれでも助けて欲しいと願うのは……認めたくないですよね、イクサさんが死んでしまった事実を……!! そして上位個体様にイクサさんを生き返らせて欲しいと願ったけれど……頷いてはくれないんですね」

ジョウシ様……考えが深いのですね……!!

フェリス「……死んじゃったらもうどうしようもないわよね、ホントさ……。特に格好つけて死なれたらこっちどうしようもないじゃない……。アイの気持ちも凄い共感湧く。でも上位個体と同じで私の上もそう言う考えだからなー……」←帽子を深々と被ってなんともやるせない声を発するのです……。

それで結果として景品はアテネを支えてくれる存在……巡り合わせかあ……。

…………つまりあの方やあるまいな……!?

リアフ「さ、さぁどうかしら……? でもアイさんも最後まで他者の為に願われるんですね……イクサさんと同じ……。そしてアイさんはイクサさんへの想いで殺した……結果として自分が殺した。だからこそ綾崎君にそう告げたんですね……」

フェリス「……何にしても結論は一緒よ。誰かが死んだら堪らなく悲しいわよ、いつだってね……。裏切られ続けた中で見えた一縷の希望の光も闇に喰われて自分の手でけじめをつけなくてはならなかった……か」

――瞬間、その時街中に電流走る!!←

フェリス「しんみりしてたんだけど!? すっごい切なさと悲しさを感じてたんだけど!? まぁ実際街中に紫電走ってるけどね!? でもここでネタ的にぶち込まないでもらえるかしらね!? 何か雰囲気ぶち壊されたんだけどさあ!?」

だって、しんみり空気辛いよ……!!(´;ω;`)←

リアフ「……そうですね、それにここからはきっと……気分を切り替えて行きましょう♪ 大切なパートナーさんを救いに行ったヒーローさんの物語へね♪」←ふわっと笑顔……!!

フェリス「こういう時はリアフ頼もしいわ、本当……。そして予想以上に窮地よね、本当にさ……!! アイすっごい体力磨り減ってるじゃない……!! パートナー制度やった事ないけど本当に供給源ないと辛いのねー……」

何と結衣にゃんも手強く感じる程弱ってるのか……だが氷を生み出すアイ神凄い……!!

フェリス「結衣にゃんってなに!? それで参ったわね……完全に不利ってか不利でしかないわね……普段なら状況を全て推察して戦闘するのに今は目も危ういレベルで……。そして追い込まれたわね……」

そしてライ神さっすが……!! 精神を完全にへし折りに来てるよ……!! アイの剣でアイにトドメを刺すか……!!

(気付いておられるだろうか? その行為は大概負けフラグだと)←!?

フェリス「その内心はなに!? そして氷の剣がアイへ向けて振り下ろされた、その時……遅れ過ぎのヒーロー君到着ってな感じかしらね♪」←遅いぞーと笑顔で文句吐きつつ

リアフ「綾崎君の到着ですねっ♪ ……本当、間に合ってよかったです……!! フウも力を貸してくれた様で……」

左手来たのにゃあ……!!←

フェリス「着目するのねそこ……!? そしてアイは……何で助けに来るんだ、か。確かに今のアイには信じられない気持ちなんでしょうね……」

リアフ「しかしアイは……イクサさんと綾崎君の二人と色々似てるんですね……。いい場面でも辛い場面でも……。綾崎君も過去の自分を連想してしまうんですね……!!」

あの日受け取った強さを今度はハヤテが示す番なのですー……!!

フェリス「今は信じられなくても構わない……か。今はまだ答えは返ってこないけど……立ち上がれたじゃない、アイ♪」←やったじゃない♪ と快活な笑顔の少女。

リアフ「そして体力も回復しだして……反撃開始ですね♪ 僅かに回復した体力でこれだけの戦力差を発揮できるとは流石、伊達にクイーンの名前を冠してはいませんね……!!」

そしてライ神の技雷砲&たれるも……何かハヤテの氷結で固まったや……!? 人間に負けていいのか何が起きたです……!?

リアフ「綺麗な氷柱ですね♪ キラキラしていて♪」←

フェリス「そこ和んでない!! そして綾崎君が生み出した隙を貫いて……、アイがライへトドメの一撃をぶっ放したわね……!! 流石は最強のクイーンだけあるわよ……!!」

そして神様の核≠壊されて……さらばライ神、君の事は忘れないのです……!!

司ってるのが電光なのはちょっと忘れてたけど☆←

フェリス「そこ忘れちゃダメよね!? 何だと思って「雷電!!」うん、迅風さんの脳内で何が起きたのかしらね!? ま、何にせよパーティー初戦勝利おめでとう♪ ちょっと辛くもだったけどね♪」

そしてさらばだ結衣にゃん……!! まあ、危ない戦いだから巻き込まれないのもまた重畳だよ……!!

リアフ「そしてアイは本当お疲れ様♪ 今日はゆっくりもう休んでください、相当疲れがたまっていそうですしねー……!! そして綾崎君とパートナー第一歩ですねっ♪」

呼び捨ての中か……ふっ。←色々怪しまれるんだろうなー……呼び捨てになったら周囲がさー……とか思っているじんふー。

フェリス「ま、いいじゃない♪ 仲良きことは美しき哉って具合にさ♪ この二人が今後どう進んでゆくかが私は興味津々かしらねー♪ まあ、とりあえずアイにはお疲れを癒すこの子のぱわーを味わわせてやろうではないかーっ♪」←ぽんぽんと頭を叩く。

わふー「わふー♪」←帽子の中からふわっと現れる生命体。

何か普通に出てきておる……、まぁいいけどさマスコットだし……!!

わふー「ふー♪ わふふーふっ♪」←お疲れ様ーとばかりに手をふわふわ揺らして満開笑顔のわふー

そして基本、帽子の中から出てくるよね……!!

フェリス「あの子私相手だと頭の上しか乗ってくれないんだって……!!」

わふー「ふーふー♪ わふーっ♪」←アイの足元で氷綺麗だったーとばかりに笑顔をふわふわ撒き散らしているわふー

リアフ「けど懐かれてはいますから……♪ さて、それでは次回も楽しみに待ち望んでいますね♪ 更新ファイト、ですよっ♪」←花咲く笑顔が特徴な美女なのだ!!

フェリス「それじゃあ、これでね♪ 今日日幸多からん事を願ってるから♪」←ニコッと笑顔でタタタッと去ってゆく清涼な少女なのだ!!

では、さらばなのですー♪ヾ(○・ω・)ノ←そして顔文字連発なのだ!!

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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.47 )
日時: 2013/02/24 19:41
名前: ゆーじ


この小説、サイトでは初めましてです!

お世話になった上にコメントを頂いたお礼も兼ねて、生意気にもコメントしに参りました!

そして更に生意気にも、初キャラコメントに挑戦したいと思います!
というわけで連れてきましたのは…!


奈緒「どーもー、君あなオリキャラ代表の奈緒でーす♪ そして、今回の本命の…!」

祐真「………………」

奈緒「前回の更新でやっと名前が判明したやさぐれ少年、御崎祐真君でーす♪」

祐真「おいなんだここ。帰っていいか」

奈緒「駄目に決まってんじゃん!むしろあなた居なかったらコメントする目的の7割がなくなるのよ?」

祐真「礼は3割しかないのかよ」

奈緒「まぁご覧の通り私がいるのは、引き止めと進行役なだけー♪彼一人だったらコメントのコの字もせずに帰るからねー!帰らなくても出来るとは思わないし」

祐真「けっ」

奈緒「ま、ハヤテ君でも良かったんだけどね。…ということで感想に入るわけだけど…まぁ何より触れるべきなのは…ぶっ、ユウマ君のことよね。ぶふっ…!」

祐真「笑ってんじゃねーよ!」

奈緒「だーって名前一緒なのに性格全っ然違うんだもーん!笑うしかないでしょー♪あはは!」

祐真「(腹立つ…)」

奈緒「しかも義理とはいえ妹ちゃんも居るんでしょー?こちらもまたあなたの妹と全然性格違うしねー♪まぁ素直じゃない所とかは一緒かなー」

祐真「こっちは双子だけどな」

奈緒「ていうかこれネタバレだよねーw」

祐真「wじゃねーよ!お前が始めたんだろ!!」

奈緒「ユウマ君、こちらの祐真君についてなんか優しーい一言お願いねー♪」

祐真「無視すんな!」

奈緒「で、こっちのハヤテ君はなんか不幸以上のことに巻き込まれてるのねー。でも私、こっちの方が向いてそう」

祐真「パートナーなんかいらないけどな」

奈緒「パートナー居ないと存分に戦えないけどね。………でもそっかー、ハヤテ君ってお兄さんいるのねー。こっちではもう……亡くなってるけど」

祐真「新しいパートナーが昔殺した元パートナーの弟なんじゃ色々と考えることもあるんだろうな」

奈緒「そうね。でもなんか、凄くハヤテ君のお兄さんなんだなーってのがよくわかる人よね。あのハヤテ君が憧れるって相当よ?ねえねえその辺、兄って立場では一緒の祐真君どうなのー?」

祐真「そこで振るなよ…」

奈緒「じーっ」

祐真「見んなっ!さっさと話戻せ!!」

奈緒「もー照れちゃって。おにいさんも素直じゃないねぇ」

祐真「うるせぇ!」

奈緒「ま!嫌いにならないの?と聞いて、パートナーだからって言ってまた手を差し伸べる辺り、やっぱりハヤテ君ね!アイとは一戦交えてみたいもんだわ。
じゃ、そういうわけだから今回はこの辺でさようなら!」

祐真「ふん。これっきりだからな、こんなの」

奈緒「また来るねー!………祐真君が!」

祐真「行かねえよ!!」


なんて痛々しいんだろう…。なんか変なこと言ってたらすいません!
というわけで、これからの展開が楽しみです!
次回も期待しております♪

ではっ!
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.48 )
日時: 2013/03/04 15:39
名前: 李薇



◇レス返し

▼サタンさん

>ここでは…はじめまして、サタンです。 最近ツイッターでお世話になってます。

こちらでは、初めましてですー♪ 李薇なのです!

ハヤテ「感想ありがとうございますね♪」

そしてやはり、サタンさんだったか…! 名前的にそうかなー、とは思っていたんだが確信が持てなくて…!

そしてこれからも仲良くしてもらえると嬉しいですー♪

>アイにそんな辛い過去が…イクサはアイの傷つく所は見たくなかったんですね。 だからって自分の命と引き換えにするとは…まさに男です。

まぁ、優しい人ですしね彼は…!

そしてアイが人一倍苦しんできたことも良く知ってましたから…、だからこれ以上苦しめたくなかったのです…! 男だね…!

ハヤテ「ホント、兄さんは憧れの存在ですよ♪」

>その一方、アイはイクサの命と引き換えに手に入れたクイーンの座…喜べるはずありませんよね。

ええ、喜べるわけもなく…!

イクサの命…もとい自分の初めての本当のパートナーであり、好きな人であり、信頼できる人であり、唯一の居場所でもあった

それらを全て失って得たクイーンの座など、彼女は望んでいなかったんですね…!

アイ「…それは当然よ。……でも別に好きな人とかではないから」

ツンデレです…!

アイ「違うわよ。…エリカと一緒にしないで」

エリカ「どういう意味!?」(←ツンデレ代表)

>それは、アイがはじめて信頼した相手がでありパートナーであったからこそのものですよね。 この場面思わず感情移入しちゃいましたよ…

ええ…! アイが泣け叫ぶシーンは私も思わず……チョコを食べる手を止めましたよ…

ハヤテ「…なんかおかしくないですか…?」

やー、なんせその時丁度チョコレート地獄に遭ってたからね…! でも感情移入できたなら良かったです…! 頑張って書いた甲斐があった…! 

チョコ食べながら…!←

ハヤテ「真面目にレス返ししましょうか!?」

>そして現在、ハヤテはアイの過去を知っても、ためらうことなくアイを助ける。

>なぜなら、ハヤテも昔、そのアイと同じ考え方の時期があったが、それでは前に行くことができないから…ハヤテ…流石です!

ハヤテ「当然ですよ♪」

…まぁね…! 兄を思うからこそ、普通はなかなかできない選択をしたアイを助けるのは当然だし、似てるんだよねホントこの辺の考え方が…!

自分も助けられたのと同様に、ハヤテもアイを助けた…そんな感じの今回です! リメイク前は結構端折ってあったから今回、ちゃんと書けて良かったや…♪

>そして、そんな人を思いやる心を持ったハヤテに何かを感じ取って和解したアイ。

>うう…名コンビの誕生ですね!

イクサの時と同じ…、コイツなら信じられるかも、って心の底から感じられたアイちゃんです!

アイ「……ま、そんなところかな…?」(←少し照れくさい)

そして名コンビの誕生です! こっからゴールデンコンビがうまれていくのでお楽しみに、です…! 

いかん今回私大して面白いこと言ってないぞ…!

ハヤテ「シリアスな話なのでそんなこと狙わなくていいですからね!?」

>短い感想しか、書けない自分が恨めしい…名小説なのに…

名小説………!? な、なんだと…!?

うわぁぁぁ!? なんか嬉しいや物凄く…! ありがとうございます♪

あと感想も十分嬉しいから大丈夫ですバッチコイですありがとうございます…!

ハヤテ「凄い早口でまくしたてた!?」

>それでは、次回をものすごおおおおおおおおおおおく楽しみにしております!!

はい、ものすごおおおおおおおおおく遅れた気もしますが、楽しんでいただければ幸いです!

ハヤテ「遅れましたね…」

卒業式があったからね…!

>では、また。

サタンさん感想ありがとうございました♪


▼masaさん

>どうもmasaです。

どうもです♪

ハヤテ「感想ありがとうございますね♪」

>なるほど。アイさんにそんなにも暗い過去があったんですね。
>アイさんの刃を向けられるのは慣れているというのはそう言う意味が。

そなのです…! パートナーから刃をつきつけられるのは彼女は慣れっこでね…残酷なほどに…!

まず間違いなく、どのパートナーにも刃を向けられ…無論その程度で殺されるアイではないけど、そのたびにかなりキツい思いをしてきたのでねー…

>イクサ兄さんは確かに何があっても裏切るような人ではないですね。結果的に見ても裏切りは無かったですね。

ええ…! ホント優しい人ですからね彼は…!

アイの心の悲鳴を一発で理解し、ずっと手を差し伸べてくれた人ですよ…!

アイ「…まぁね、その点イクサにはかなり感謝してるわ」

>しかし、敵は卑怯すぎですよね。よく「勝てばいい」「終わりよければすべてよし」なんて言いますけど、あんな勝ち方しても嬉しくない気が。少なくても自分は嬉しくもなんともないです。

まぁ、パーティー自体勝てればオッケーな戦いですからねー…

ハヤテ「まぁ、そうなっちゃいますよね…。なんせ、なんでも願いが叶うわけですし」

そうなっちまうんだなこれが☆

ハヤテ「なんで急にノリ軽くなった!? …まぁ、僕もそんな勝ち方嬉しくないですけどね…」

まぁ、それだけ叶えたい願いがある奴もいるってことさ…!

>アイさんは本当にやむを得ずイクサ兄さんを殺したんですね。まるでラ○ッツを倒すために犠牲になったゴ○ウみたいに。

なんかこれ結構言われたんだよね…! そうかみんなド◯ゴンボールのイメージが出てきたのか…全くそんなつもりはなかったのだが…

ハヤテ「まぁ、アイと兄さんの関係性と当時のゴ◯ウとピッ◯ロの関係性はだいぶ違いますしね」

そうなんだよね…! まぁ、やむを得ず、なのは…そうなのかな? どちらにせよ本当にやむを得ずだった点が伝わればいいや…!

>なんだかイクサ兄さんらしい結末でしたね。
>アイさんの気持ちも少しだけですが理解できます。理由はどうあれ、殺したのは事実ですもんね。弁解などを一切しなかったのはそう言う理由でしたか。

ええ、彼は彼らしく最後まで彼女を思いやって…という結末でしたね

アイは周りには「悪くないよ」と慰めや同情の声をかけられても、決して認めません。自分が犯したのはどうしようもない罪だと思っているので

それくらいけじめをきっちりつける、しっかりした優しい少女なので。弁解をしなかったのはそういう理由ですねー…

アイ「…まぁ、それも当然でしょ」

>ってか神もケチですね。「どんな願いもかなえる」と言う商品のくせに何だかんだ理由を付けてイクサ兄さんを生き返らせる願いを拒否するとは。
>迷惑この上無い大会開いてるんだから別にいいのに。

上位個体「ははっ♪ でも、生憎私はゲーム感覚で簡単に死んだり生き返ったりってのは嫌いでな♪ 生き帰れるから良いや、みたいな考えは嫌いなんだよ♪」

フウ「ホントよう分からん奴だなお前は…」

上位個体「ま、迷惑この上ない大会なのは否定しないが、ここだけは譲るつもりはないな」

>ライもまあまあ強いみたいですね。いくら弱っていたとはいえ、アイさんをギリギリまで追い詰めたんですからね。
>まあ結局、ヒーロー登場でアイさんの死は防がれましたけど。

アイ「…………普段なら瞬殺だけどね」

ライ「…うっ!?」

ライはそんなに強くないですよはっはっは♪← そんなこと言ったら今後出てくる神々はもうホントに強い感じになってしまうや…あ、今回の敵はそんなでもないけど…←

ハヤテ「またなんか適当な感じの敵なんですか!?」

ふっ← そして今回のハヤテはかなりのヒーローだったよね! あらゆる面でアイを救ったから…!

ハヤテ「え、あ、まぁありがとうございます♪」

>確かに昔のハヤテと現在のアイさんは共通点が多すぎますね。確か「精神的双子」でしたっけ?そんな感じですね。

ええ、共通点多いですよ…! だからハヤテも色々共感できたんですよね…!

ハヤテ「まぁ、僕も全てに絶望してますからね…だからこそ放っておけなくて♪」

そなのです…! 精神的双子…その内作中にも出てくるが…! まぁ、そんな感じですね♪

>ハヤテの能力は強力ですね。もしかして、相性の良さでパートナーの強さが変わるなんて事は。あるかも。
>まあともかく、ライを倒せてよかったです。
>で、この一件で2人の距離は一気に縮まりましたね。2人の関係性がどうなっていくか楽しみです。

ハヤテの氷結凄かったねー…!

ハヤテ「何でそこ他人事!?」

まぁ、相性の良さで…ってのは確かに少しあったり。…だが、相性の良いコンビ…少ないな今後…

ハヤテ「あるぇ!?」

そして縮まった2人の距離感…! アイさんが急激に丸っこくなるのでお楽しみに!

アイ「…別にそんなんじゃないけど…」

>ってか、ライのパートナーって普通って言ってましたけど、どこが普通なの?ハムスターに比べれば全然普通じゃない。
>まあ、理由はどうあれあのライが選んだパートナーですからね。そう言われれば納得っす。

私には普通の定義が分からなくてね…ふっ←

ハヤテ「なんですかそれ!?」

なんせ周りが変人しかいないし…! ただまぁ、ハムスターと比べてはダメですよ! 彼女はモストオブ普通ですから☆

歩「ちょー!? それはそれで酷いんじゃないかな!?」

あとラストですが、パートナーは神が選んでいるわけではないですよ♪ そこだけは一応…! まぁその内わかると思いますが、上位個体さんが選んでおります!

じゃなきゃ、アイがわざわざイクサの弟を選んだりはしないのでね…そんな感じです!

アイ「…まぁ、そこはね。上位個体の選び方も良く分からないけどさ…」

masaさん感想ありがとうございました♪


▼キーstさん

>吾輩はキーである。名前は……うん、キーと言ってるよね。…ふわりらりん♪←恒例にしていこうと思っている

吾輩はリラである。名前はまだない(キリッ)

ハヤテ「だから名前あるじゃないですか!? 何でキーさんのツッコミ無視したんですか!?」

やるだけやってみようか思っただけさ…! ふわふわー♪

ハヤテ「急にふわふわ言い始めた!? あ、感想ありがとうございますね♪」

>アイさんもハヤテも優しすぎるんだよね。必要分の非情すら持ってないと見た!ライという咬ませは二人の絆を作る足掛かりになりましたとさ。

うん、どっちも優しすぎるね…! 非情は確かに…あんまないような?

アイ「…でも結構敵のことボッコボコにしてるけどね」

まぁ、彼女のは愛の鞭だけどね…! それに絶対殺すことだけはしない女神様だし…ハヤテもまた然り。

そして…うん、ライは単に2人の絆を作るだけの咬ませでしたね☆

ライ「なんだこの扱い…!?」

>ライね、リメイク前は……『あれ?いたっけ?』という影の薄さ。どこぞの神のように弄ることすらされていないという……そして次回からは忘却の彼方へ……いくのかな?

さらばライライ☆

ライ「なんだその綽名…!? まぁ、弄られるのは嫌だがこんな忘却される立場も嫌だな…!?」

忘却の彼方へレッツゴーライライ☆

ライ「いかないからな…!? 多少は記憶に残しておけ…!」

そんな無駄なことに記憶力使いたくないのだ…! バイバイライライ☆

ライ「無駄なことじゃないだろ…!?」

>命の重さかぁ。……すべては同等に重いと思うのは俺だけなのかな?物の重さは想いが重いほど増大して行くとおもうなぁ。神さんや、イクサさんの復活を願うのです←叶わない

全ては同等に重いでしょうね、命ってもんは。

ハヤテ「おお、急に真面目ですね…」

ま、そりゃ私は将来的には命を扱う仕事に就きたい身だからね。

ま、イクサの復活は望み薄ですね…上位個体の考え方は私もですが、簡単に生き返ったりとかそういうのはちとね…

>結衣さんはフェードアウトなのか。ライは忘却の彼方へ行ってしまうのか、楽しみはまだまだ続く。

結衣「そんな楽しみあるかー!?」

ライ「いかないからな…!」

フウ「案外似たもの同士だったんだなお前ら」

結衣・ライ「「似てない!!」」

>というわけで、感想おしまい!また来ますです。ふわりらりん♪

ふわふわー♪ 待っております♪

キーstさん感想ありがとうございました♪


▼球磨川ボックスさん

>氷華「前回に引き続き来たわ、氷華よ」
>ヘラ「初めまして、李薇ちゃん、アイちゃん♪ヘラだよ」
>スピン「初めまして…私…スピン…よろしく…」

いらっしゃいなのです! 充実したスクールライフを送ってるかな皆さま…!

ハヤテ「なんですかその掛け声…? あ、感想ありがとうございますね♪」

>氷華「球磨川はテスト勉強で来れないわ」
>ヘラ「あはは!これ書いてる時点で勉強してないけどね」
>スピン「ヘラ…それ…言う…ダメ…」(ヘラ、それを言ってはダメだ)
>氷華「二次小説の一番のタブーな気がするわ…」

なるほど、テスト期間ですよね今…!

ハヤテ「作者さんは物凄く暇そうですけどね…」

そりゃあね? 受験という大きいテストを終えた受験生はやることなくなっちゃうからねー…大学入るまではさ☆

そしてヘラさんそれは言っちゃダメだ…! タブーだ…! キャラは生きているのです(キリッ

ハヤテ「無駄に格好つけた!? どっちにせよ、テスト頑張ってくださいね♪ 応援しています♪」

>ヘラ「挨拶も済んだし、感想に移ろうか」
>スピン「うん…」

よっしゃぁ野郎どもー! 我々もレス返しに入るぜー!

ハヤテ「何そのテンション!? っていうか野郎ども、って言ってもこの作品男キャラ少なくないですか!?」

だって私女の子キャラの方が好きなんだもん…!

ハヤテ「身も蓋もない発言をしましたよこの作者は…!」

>氷華「闇の神の野郎…アテネを人質にとってイクサを倒すだと…許せない…アイさんを苦しめるなんて…なんて歪んだ奴だ…ライといい…何故男の神は卑怯な奴ばかりなんだ…」
>ヘラ「アイちゃんが苦しむのは許せないけど…ちょっと力抑えてくれないかなぁ氷華ちゃん…冬のプールに入ってる気分だよ」
>スピン「寒い…」

男の神で一番まともなのはフウなのです!

フウ「え? いや、まともっつーか…まぁ俺もアイと同じで卑怯なこととかはあんま好きじゃないからな」

暑苦しいほどの熱血バカだからねフウは…! だがまぁ、戦いに卑怯も何もない、ってのが彼らの言い分なわけで…特に闇の神はねー

アイ「…まぁ、それはそうなんだけどね…」

そしてどうでも良いけど寒いよ!? ただでさえ冬なのだから押さえましょう…! いや、もうすぐ春だが…!

ハヤテ「うん、落ち着いてね氷華…!?」

>ヘラ「イクサさん…闇の神…殺す…アイさん…辛い…思う」(イクサさんごと闇の神を殺す時のアイさん、辛かったんだろうなと思った…)
>氷華「そうね…
イクサもイクサよね…アイさんの一番の望みが分からないなんて…」

まぁ実際かなりつらいよね…! なんせイクサを殺すことは、アイにとって

唯一信頼できる人、最高のパートナー、愛する人、自分の唯一の居場所…これらをいっせいに自分で壊すことを意味するわけで…!

そしてイクサは…どうか分からないけどハヤテの兄だし多少なり鈍感のところはあるのかなぁと…どのみち、彼は彼でアイが苦しむところは見たくないでしょうしねー

アイ「…まぁ、かなりのお人好しだったからね」

>ヘラ「イクサごと闇の神を倒すアイちゃん…まさに、悟○ごとラ○ィッツを倒すピッ○ロのようだねぇ」
>氷華「人が悲しんでいる時に何を言ってるのかしらねぇ…あんたは」
>スピン「雰囲気…台無し…」

うん、ってかみんなそこのシーンなんですねやはり…!?

アイ「…そんなに似てたのかしらね…」

わからん…! ただゴク◯はド◯ゴンボールで生き返ったけど、イクサは生き返らないですねー…あと当時のピッ◯ロとゴ◯ウの関係性とアイとイクサの関係性もだいぶ違うしなぁ…

ハヤテ「どうでも良いけど伏字使いまくらないと語れない内容は避けませんか…!?」

ね、いっぱい使ったね伏字w まぁあそこが分かりやすいならそれでもいいや…! 状況的にはそんな感じだろうし…!

>氷華「ハヤテの氷結もなかなかやるじゃない。ライのゴミ屑の豆電球を凍らすなんてねぇ」
>スピン「言葉の端…トゲ…有り…」(言葉の端々にトゲがあるな…)
>ヘラ「そういえば、豆電球の光ってる部分ってフィラメントって言うらしいよ…」

ハヤテ「ありがとう♪ …でもゴミ屑の豆電球っていうと大したことないように思えるんだけど…!?」

凄い嫌われてるねーライライは…! 仕方ない弄られキャラとしてイメージアップだライライ!

ライ「ふざけるな」

そしてヘラはどうしたのだ急に……!?

>スピン「それ…言う…必要…ある…?」(それは言う必要あるのか…?)
>ヘラ「ん?さあ?」
>スピン「そう…」

ハヤテ「特になかったんですかさっきの豆知識!?」

豆電球だけに…豆知識か…

ハヤテ「すいません何も面白くないです」

そういえば、筋肉にもあるよねアクチンフィラメントとミオシンフィラメントって。ハックスレーのすべり説とかで出てくる奴…!

ハヤテ「すぐにそれが出てくる辺り理系脳だなぁ!? そしてそれ言う必要あります!?」

ないね☆

ハヤテ「見切り発車だったかやっぱり…! こういう時ノらなくていいですからね!?」

>氷華「ついに、アイさんがハヤテに心を開いたわね。感動したわ」
>ヘラ「これでやっとアイちゃんルートに入れたね」
>スピン「ギャルゲー…」(ギャルゲーかよ…)

感動してもらえてよかったです! この辺凄く良いお話になってるからね…助け助けられて…!

ハヤテ「はい♪ …でもルートとか言わないでくださいね!? 別に攻略とかしてませんから!?」

まぁ、天然ジゴロの発言はともかく、ヘラさん結構クラッシャーだなぁ…!? まぁ、私もだけどね!(キリッ!)

ハヤテ「無駄に格好つけなくていいですからね…!? あと誰が天然ジゴロですか!?」

ユウマ「……まぁ、綾崎しかいないよね…」

ハヤテ「ユウマぁ!?」

>氷華「なんか最初から最後までグダグダになっちゃった気がするわねぇ…」
>ヘラ「そうだねぇ…まあ、誰の所為でもないけどね」
>スピン「ヘラ…せい…」(ヘラの所為だ)

大丈夫です! 感想もらえるだけで私はディスプレイ前でひゃっはー♪ ってなってるから…!

ハヤテ「本当になってますからねこの作者は…」

家族に不審な目で見られるからね…!

ハヤテ「気を付けましょうか!?」

そしてヘラさんへ結構クラッシャーだったね…! でも私好きだよクラッシャー…!

ハヤテ「どんな好みですか!?」

>ヘラ「おいおい、こういう時に個人を責めるなよ。雰囲気が悪くなるだろ」
>氷華「はあ…私は帰るわよ。じゃあ、李薇さん、これからも更新頑張ってね」

はい! 頑張るです! 卒業式あって遅れたけどね…!

ハヤテ「遅れましたねー…」

はは…入学手続きとかも色々あったからね…あとはスーツを買いに行くだけ…!

>ヘラ「ぼくも帰ろうかな。李薇ちゃんまたね♪」
>スピン「また…」

球磨川ボックスさん感想ありがとうございました♪


▼匿名さん

>匿名ですよー♪
>感想に来ました!どんどんぱふぱふー←意味はよくわかたない

わーい♪ どんどんぱふぱふー☆

ハヤテ「テンションたかっ!? 感想ありがとうございますね♪」

ではレス返し入りましょうどんどんぱふぱふー☆

ハヤテ「語尾になった!?」

>いやー、何かシリアス!闇の神・・・汚いな。

シリアスです! シリアスなのです! シリアスです!

ハヤテ「なんで5、7、5…!? まぁ闇の神…あれは酷いですよね…」

闇の神だから卑怯な手はバッチコイなんだな彼は…! しばらく出てこないけど…!

>アイはイクサを殺したと言ってたけど、これは違うだろう。て、俺が言っても意味ないか。

まぁ、それがアイなりのけじめでしてねー…彼を追い込んだのは自分である以上は言い訳をしない。それが彼女なのです!

アイ「…まぁ、そこはね。とどめ刺したのも、決断したのも私だから…そこだけは揺るがない事実なのよ…」

>ハヤテはフウからその話を聞いて何かを決めたようですね。

ええ! イケメンな表情で「パートナーを助けに行く」宣言ですよぉ!

ハヤテ「イケメンな表情でしたかね…!? まぁ、そこまで兄さんのことを考えてくれたくらい優しい女の子を放っておくわけにはいきませんしね♪」

>アイはアイで力が入らない体で孤軍奮闘。戦いに卑怯もクソも無いけど、やっぱ感情は別だな。ライ最悪だ。

まぁ、やっぱり感情は別になりますよね…仕方ない。

そしてすっかりライライ嫌われてるなぁ…よし、弄られキャラとしてイメージアップ…!

ライ「だからやらないからな…!?」

>というかライ!お前はが精神攻撃仕掛けるのはダメだよ!とある神の専売特許なのに!

ライ「そんなことを言われても頭脳戦の一部だ」

大丈夫、そのとある神だったらさらに凄いことをしでかしますよ精神攻撃に関しては♪

ハヤテ「笑顔でいう事じゃないような…!?」

とある神も早く出したいな…! 

>そして、アイにトドメをさそうとした所にー、ハヤテ来たああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!最高だぜハヤテええええええええええ!!!やっぱお前は天然女殺しだああああああああ!!!!

めっちゃタイミング良かったのですぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううう!

ハヤテ「何で作者まで叫んだの!?」

天然ジゴロ最高なんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!

ハヤテ「だから天然ジゴロじゃないですからね!?」

>その手にはフウの剣。フウのサポート世界一いいいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

フウ「おお!? ありがとうな!?」

意外とフウ人気あるんだよね…! ここ以外の某所で知ったわけだが…サポートキャラの人気思い知ったぜ…!

フウ「まぁ、サポートキャラではあるけどな!? なんか複雑な気分だよ…!」

>パートナーハヤテの復活により、アイにも力が戻る!コンビネーション凄え!ライ瞬殺!雷だけに!

コンビネーション凄いよ…! ゴールデンコンビだもん…!

ハヤテ「ありがとうございますね♪」

ね、ライ瞬殺だよ雷だけに…!

ハヤテ「……え? そ、それはどうなんでしょうか…」

>・・・。←何か滑った気がするなー。

……滑るときは…一緒だぜ…?

ハヤテ「いや、そんな死ぬときは一緒だぜみたいに言われても…」

>・・・。←言わなきゃよかったと後悔

大丈夫私もノったから…滑るときは一緒さ…

ハヤテ「いや、無駄に格好つける意味ないような…!?」

>ええい!とにかく!アイフラグ成立!今後のハヤテヒロインズには目が離せねえぜ!

フラグ成立…ではまだないんだけどね…! どっちかというとルート突入…!

ハヤテ「何の話をしてるんですか何の…!」

フラグ成立は今後…あそこでね…ふふふ…

アイ「…な、何よその不敵な笑みは…

>では、次回も楽しみにしてます!それでは!

匿名さん感想ありがとうございました♪


▼迅風さん

>うにゃ、正義と青春と爽やかには程遠い何かで構成されている迅風なのですっ!!←

どうも、ノリのリラです! 私は今ノリノリだ!←

ハヤテ「感想ありがとうございます♪ …正義と青春と爽やかには程遠い何か、ってなんですか!?」

ふっ…大人には色々あるのだよハヤテくんや…!

ハヤテ「ごめんなさい意味が全く分からないです!?」

>みゃー、リラ姫大好きですっ♪(`・ω・´)キリフキッ←

わーいなのですー♪ 私もさ!(キリンッ←

ハヤテ「なんですかこのやり取り!?」

>フェリス「うん、自己紹介毎度の事ながらおかしいからね!? まぁ言っても無駄な気がするけどね……!! さて、こんにちわー♪ リメイクでは初めてね感想も……、フェリス=グナティルムよ、よろしくねっ♪」←帽子を押えながらニカッと快活な笑みが似合う元気な少女。

>リアフ「ははは……、同じくお初にお目にかかりますっ♪ フェリスとはちょっとした仕事仲間と言いますか……リアフ=マウナ=ケアと申し上げます♪ この度はよろしくお願いしますねっ♪」←ぐっと小さく拳を握って頑張ろう、と決意している女神。

美少女と美人さんがいらっしゃいました…! ひゃっふー♪

ハヤテ「凄い嬉しそうですね!? まぁ、確かにその通りですけど…!」

どっちも好きな女神様なのだ…! そして私もあの女神を早く出したいなぁ…向こうではフェリス出てきたわけだし…!

>そんな感じで今回はこの面子で感想なのにゃ……!! 主にボケとツッコミを上手くやれそうな二人な気がする……!!←

>フェリス「その発言通りだと私一人疲れそうな気がするけどね!! まー、いいけどさ慣れてるし……!! なにはともあれ、感想START♪」

うん、フェリスが大変そうだねw

ハヤテ「まぁ…リアフさんは天然ですからね…」

うん、天然は基本ボケだからね…! そして迅風さんもきっと面白おかしくボケてくれるから…頑張れフェリス!

ハヤテ「本当に大変そうですねフェリスさん!?」

>リアフ「そうね♪ えーと、まず始まりは……ああ、中々重い内容で来ましたね……!! アイの裏切られ続けた過去ですか……。これは……辛い、ですね……。初めは皆裏切らないと言ってくれたけれど後になって見る眼が変わってしまうのは……」

そうですアイにゃんの裏切られ続けた過去…!

アイ「にゃんつけたせいでなんか緊迫感ないけどね」

まに☆ でもホント重い内容ですよ…みんな初めは裏切らない、と言って最終的には刃を向けてきちまうんだぜ全くよぉ…!

アイ「…うん、何でそんなに緊迫感がないのかしらねアンタは…」

>美少女に迷惑で巻き込まれるのは最高だと思うんです……!!←

>フェリス「緊張感が今の発言でスコンと抜け落ちたけどね!? そしてコレ拙いわね……。三度目以降は痛みすら感じなくなった……精神が摩耗してきてる……。強さゆえの孤独って言うのは参る話ね……」

最高だと思います!

フウ「お前もか! そこ無駄にノるなって!」

ノリに無駄などないのだ…! そしてフェリスの言う通り、アイの精神は徐々にね…

アイ「…まぁ、ああ何度もあったらね…。強さゆえの孤独ってのはホント参るわね…私もあの人みたいにもっと強かったらいっそ違ったんだろうけど…」

>そんな心が弱ってる頃に……イクサ来たのですにゃっ!!(o・ω・)ノ←

>リアフ「嬉しそうですね♪ ……しかしイクサさんはこの時点で他の方々と随分違う印象ですよね……、突然神の存在を知っても凄い冷静ですし……!! そしてアイさんはこの時は人間不信気味に……」

イクサきたよ…! しかし、顔文字が可愛いや…!w

ハヤテ「まぁ、そうなんですけどね…!? でも流石兄さんです…♪」

凄い冷静だよね…! 原作でもミダス相手にあれだったしさ…! そして人間不信のアイ…

アイ「…まぁ、あれだけ裏切られたらね…」

>フェリス「……ま、しゃーないわよ。相手の感情が移ろって裏切りもあれば人間不信に思う時だってあって然り。私だって昔そうだったしねー……。けどアイは本当キツそうよね……本当に諦めの意味からの嘲笑だしさ……」←うあー、と帽子を深く被って悲しげな少女

そうなんですよねー…こっちにも未だに人間不信なおってない女神様がいるがねまだ…早く出したいや彼女を…! 今回の神飛ばしちゃダメかな…!

ハヤテ「ダメでしょう!? でもホントつらかったでしょうね…最初からこんな何もかも諦めたような…」

>そしてイクサの兄貴……!! 流石でやんす……!! アイ神の感情を汲み取って、寂しかったななんて労いの言葉を贈るなんて……流石でやんすよ、イクサの兄貴ぃっ!!←感涙

ホント流石でやんす…! 流石原作でアテネにあの言葉をかけていただけのことはあるでやんすよイクサの兄貴ぃ…!

ハヤテ「何でノった!?」

ノリのリラだからね☆ でもやんす、いいなぁ…!

ハヤテ「まぁ、感涙のシーンで使うのはどうかと思いますけどね!?」

>フェリス「感涙はね。感涙はいいんだけどね。口調何で変わったのかしらねぇ!? でも本当良かったわよ……、イクサさん本当格好いいわねー……!! 約束は守る為にある、か。ここでしっかりこう発言出来るとこが流石と言うか何と言うか……!!」

>リアフ「そのおかげでアイはもう一度信じてみようと言う気持ちになれたのですから……本当良かったと思います……♪」←ちょっと目尻に涙がね……!!

ね、イクサ格好いいですよね…! 原作でもあのイケメンっぷり…!

ハヤテ「憧れの兄さんですから♪」

ねー…! 約束は守るためにあるからこその約束…! これがさらっと言えるのが凄いよな彼は…! ハヤテも結構言ってるが…そこは流石兄弟…!

アイ「…うん、あれはかなり心に響いたわね」

>そしてフウ曰く、イクサに恋心があったと思うか……うん、否定は確実だねアイ神……!!

アイ「……はぁ!? な、ないわよ恋心なんて…そんなんじゃないわよアイツへの気持ちは…!」

フウ「ほらな」

アイ「ほらな、じゃないわよ…!」

>リアフ「……え、そうなんです……か? アイ、イクサさん好きだったのですか……?」←極端に鈍感である彼女は恋愛の機微なんてわかりゃあしないのだった……!!

アイ「ち、違うわよ? ないからねそんなの?」

流石天然だ…! 結構わかりやすかったんだけどなアイにゃんw

アイ「アイにゃん言うな」

>フェリス「流石の鈍感よね……。でも当時のアイとイクサさんのコンビ本当凄かったわよねー。ゴールデンコンビなんて呼ばれてたくらいだしさ……!! 本当、普通に行けば勝っていたレベルの最強コンビだったわよね……!!」

そうゴールデンコンビなのです…! 相性もまた抜群でね…!

アイ「…まぁ、それはね。…うん、普通に行けば勝ち抜けられてたしょうね…現に5組倒してたし……」

>だが何事にも不測の事態はつきものでごわすゴンス!!←

そうなのでごわすゴンス!

ハヤテ「なんで2つくっついた!?」

そうなのよねー♪

ハヤテ「まだ出てない、大統領がきた!?」

>フェリス「よーし、語尾がおかしいから!? まあ、実際起こってしまったわけだけれどねー……、不測の事態……つまり闇を司る神が天王州さんを攫ってしまった……。容赦ないわね流石に……」

フェリスのツッコミってなんかいい感じだよね…! そう…実際起こってしまったのです…!

アイ「…ホント、容赦ないって思ったわよね……。アイツの手をしっておきながら防げなかった私も悪いんだけどさ…」

>確かに……私も攫いたくなる気持ちはわからなくもないんだっ!!←

>フェリス「迅風さんのは確実に幼女誘拐の気持ちしか無いけどね!! 確かに天王州さん可愛い容姿してるけどね!! だけど意義が違うわ!! 実際、すっごい切羽詰ってるし現実にはさ……!! アイだって凄い焦ってるし……!!」

ハヤテ「迅風さんのはなんか違いますよね!?」

まぁ、幼少期アテネ可愛いからなぁ…! 今も絶世の美少女だが…!

アイ「…まぁ、あの時は焦ったわよね。自分のせいだ、ってのもあったし何よりあの脅迫文がね…」

>リアフ「実際要求が一人で来いですし……罠の危険性はありますよね……。でもイクサさんはそれを覚悟の上で行ってしまう方だったわけですよねー……。約束が果たされる事が無かったの一文が切ないです……!!」

アイ「…ええ、むしろ罠としか考えられなかったのよねあの文面は…」

そう、最後の最後でイクサはアイとの約束を守れなくてね…切ない話だよ…!

君共の作品はホント…切ない過去のキャラが多くてね…ヒロイン勢は特に…! 全く女の子になんてことをしているのか…!

ハヤテ「作者さんが言わないでください!?」

>その後、時間が経って不審に思ったアイ神が向かった先には……!!

>フェリス「これ堪えるなんてものじゃないわよ……!! イクサさんが血塗れで……!! 最愛のパートナーがこんな事になってたらキツ過ぎるわよ……!! そして現れたのが闇を司る神……!!」

アイ「…正直あの時は軽く死にたくなったわね…まだ生きていたとはいえ…」

ホントに大切なパートナーだったからねアイにとって……!

そして、ついに現れたのだ闇の神がぁ…!

闇の神「…そんな盛り上がるとこじゃないだろ」

>サインくださいにゃー♪←色紙とペン

闇の神「ふざけるな」

ばっさりだったぁ!? いや、わかってはいたけどさ…!

>フェリス「この場面で何故に!?」

>そうだったね……確かにそうだった……。じゃあ、私最終兵器ことふにりの達人を引き攣れてから闇を司る神にサインをねだるよ……!!←何時か、必ず……!!

闇の神「書かないからな」

書いてあげようよそれくらい…! わーい、ふにりの達人―♪ 楽しみだ…!

アイ「……いや、書いたら書いたで場がしまらないでしょ…」

>リアフ「固い決意なんですね……!!」←何か感動している天然さん

>フェリス「無駄にね!! そして闇を司る神がイクサさんをこれだけ一方的に倒しているのは……成る程、えげつない要求するものね……!! ……そりゃあ、戦いで手段は択ばない冷徹さは評価するけど、さ……」←帽子をぐっと押さえて何ともやり切れぬ表情

感動してるリアフさんかわええw

ハヤテ「天然ですねホントに…! にしてもホントえげつない要求ですよ…兄さんホント優しいからなぁ…」

ホントにねー…。ここまで冷徹になれるのは確かに逆に凄いともいえるからね…まぁ感情論で言えば話は別だが…!

>リアフ「理屈的には、ね。でも感情論で言うのなら……。アイは怒り狂う気持ちで満ちて仕方ないです……。アイさん曰く、イクサさんは本当に優しい男性ですから……そこを今回は利用され踏みにじられてしまったんですね……」

アイ「…ええ…。ホントアイツは優しかったから…それを利用したなんて許せなくてね…」

アイからすればそうもなるのです…! アイも優しいし、何よりそのイクサの優しさがアイは大好きだったからね…!

アイ「大好きはともかく、…ホントあれはやるせなかったわね…」

いちいち否定し来るなぁアイにゃん…!

>それでアイは闇を司る神に目掛けて……剣を振り下ろそうとするも……!! イクサの盾かぁ……流石は闇を司る神様とことん抜かりないや……!! アイ神には切れないよ……最愛の人だもんね……!!

そう切れるわけもなく…! もし無傷ならなんとか致命傷避けて助け出せたかもしれないけど…この時のイクサは少しの傷でも死にかねなかったからね……

アイ「…ええ、ホントアイツは抜かりがないわよ…。こっちの大切なもの、できないことをしっかり理解してるわ……」

>リアフ「そしてアイの剣筋にしっかり合わせられる技量を持つ闇を司る神も流石強敵なんですね……普通に戦う分にも凄まじく強いですね……」

>そんなに強いのに何故こんな策を練るかって? 全てを万全に期して確実な勝利を掴む……闇を司る神は軍師か一国の王様か何かかにゃ!?←

そうかなりの強敵なのですよ闇を司る神は…!

アイ「…まぁ、実力で言えば今もほとんど大差ないでしょうね……抜かれてる可能性もありえるかな…。アイツはホントに強いからさ…」

ハヤテ「アイがそこまで言うってことはホントに強いんだね…」

そして策を練る理由…まぁ、すべてを万全にってのはあるよね…! 凄い緻密な作戦を練る神だからなぁ…彼は…

闇の神「ちなみに軍師でも一国の王様でもないぞ」

ノリ悪いぞお前ぇ…! そこはノれぇ…!

ハヤテ「いやいや、敵に何を求めてるんですかあなたは!?」

>フェリス「まあ、私としては事情と言うのが気になるけど……。しかし一撃でこのダメージとなると腕力も相当って事よね……。それでピンチに追い込まれたアイを助けたのは……瀕死のイクサさんとか本当凄すぎるわよ……!!」

闇の神「事情はある。こんなクソったれの世界存在する価値ないからな」

…何をする気だ…!? そう、闇の神は腕力も剣術もとにかく凄いです…! ぶっちゃけアイが勝ったから順位はアイが2位になってるものの、実力はほぼ拮抗してます…!

そしてイクサさんは最後までアイを助けよう、という意思がね…! アイの苦しみを知っていたからこそ、どうしてもアイを助けたかったのです!

ハヤテ「流石ですよね兄さん…!」

>リアフ「イクサさんは動きを止めて……そして更に自分事闇を司る神を貫けと……。わかっていませんよ、イクサさん……、アイにとってイクサさんがいなくなる事が一番つらいんですから……。……鈍感なんですね、男性と言うのは……」

……………う、うん、男性っていうのは確かに鈍感だよね…! ホントアイにとっての一番つらいことをわかってないというね…

アイ「………か、肝心な部分でねー…ホントに…バカみたいに優しすぎるのよ…」

ユウマ「(ああ…凄い内心でツっこみたいんだろうなぁ…)」

>君もだが今はツッコミしないでおくよ……!! そしてアイ神はイクサの想いを汲み取って痛み全て罪全部背負う道を選んだんだね……!!

>フェリス「……最愛の人を自責させたくない、悲しませたくないって想いからその手にかけたアイの心情……すっごい苦しいわね究極的にさ……。アイはそうやって痛みを背負う剣を振り下ろしたのよねー……」←つーっと静かに目から涙が流れてゆくのです……。

なかなかできない決断ですがね…それをあの状況で選んだアイもかなり強いやホントに…

アイ「…私は…やっぱイクサに苦しんでほしくなくて…でも、今でもあの選択はあってたのかどうか…ホントに思うけどね…」

アイ的には今までたくさん助けてもらった分、今度は自分が痛みを背負うと決めたのですが…あまりにも重すぎたよね背負うものが…自分で自分の居場所を奪ったわけだからさ…

>そしてイクサが……イクサが、逝ってしまったのです……。

>リアフ「……横たわるイクサさんに向けてアイが語りかけるシーン見てると……もう、辛すぎますね……苦しいです……。アイの悲しみが凄い伝わってきます……!!」←ぽろぽろと涙が止まらないのです……。

アイ「…うん、あの時はホントつらかったからね…」

最愛の人、唯一信頼できる人、大切なパートナー、暖かい自分の居場所

これらすべてをいっせいに失ってしかも自分で壊したから…この時のアイの精神はもうホントにね…本編で伝わる通り…

>フェリス「最後の泣き叫びってか慟哭の叫び声と言うか……約束が果たされない結末……。正直、私はすごい重傷になるわね、この面子の中で……!!」←顔真っ赤で泣きじゃくっているのですー……。

>アイの過去は辛いのです……!!(´;ω;`)

フェリスはホント痛いほどわかるよなぁ…! 泣かないでフェリス…! よし、あの女神の出番だぁ!

あの女神「おいこら、本編に出てない女神に無茶ブリすんじゃねぇ」

けど、フェリスがぁ…! 迅風さんの顔文字も泣いてるし…!

あの女神「顔文字は確かに泣いてるなぁ!? 仕方ないな…。後で水族館に一緒に行こうって誘っとくよ」(←優しいw)

>リアフ「死んでしまったイクサさんをそれでも助けて欲しいと願うのは……認めたくないですよね、イクサさんが死んでしまった事実を……!! そして上位個体様にイクサさんを生き返らせて欲しいと願ったけれど……頷いてはくれないんですね」

アイ「ええ…認めたくなかったわねこればっかりは…まぁ、自分でやったから認めざるをえないわけだけどさ…」

そして頷いてくれない上位個体……

上位個体「まぁなー。あの手の願いだけはどうも」

>ジョウシ様……考えが深いのですね……!!

>フェリス「……死んじゃったらもうどうしようもないわよね、ホントさ……。特に格好つけて死なれたらこっちどうしようもないじゃない……。アイの気持ちも凄い共感湧く。でも上位個体と同じで私の上もそう言う考えだからなー……」←帽子を深々と被ってなんともやるせない声を発するのです……。

そうなのです…! 上位個体のそこはポリシーみたいなものでねー……

上位個体「どうも私は命をゲーム感覚では思ってほしくなくてな。生き返ることが可能なら、生きるための執着心みたいなものが薄れるしあれだけはな…」

アイもそこはわかってたんですけどやはり認めたくてね…! 切ないぜ…!

上位個体「まぁ、アイツはその辺物分りいいからな。そうか…アイツもそういう考えか」(←ふむ、と考え込む)

にしても、フェリス達の上はいつ出てくるのだろう…! ワクワクー♪

ハヤテ「最後の最後に緊迫感どっかいきましたね!?」

>それで結果として景品はアテネを支えてくれる存在……巡り合わせかあ……。

>…………つまりあの方やあるまいな……!?

やはりねー…アイ的にはアテネが一番心配だったんですよね。

今まで面倒を見てくれたイクサとアイが同時にいなくなってしまうわけだから…、しかも自分が誘拐されたせいで、のような後悔の念も強くあるだろうし…!

アイ「…そうなのよね。アテネにはそういう思いを押し付けたくなくてね…」

そしてアテネを支えてくれる存在…。それはパーティーが終了してしばらくした頃、親が借金残して蒸発したことによって借金取りから逃げている最中にアテネの自宅に迷い込んできた年上の少女…現在はメイドさんに…←

カレン「やはりそうなりますよねー♪」

ふっつーに出てきちゃった!?

>リアフ「さ、さぁどうかしら……? でもアイさんも最後まで他者の為に願われるんですね……イクサさんと同じ……。そしてアイさんはイクサさんへの想いで殺した……結果として自分が殺した。だからこそ綾崎君にそう告げたんですね……」

>フェリス「……何にしても結論は一緒よ。誰かが死んだら堪らなく悲しいわよ、いつだってね……。裏切られ続けた中で見えた一縷の希望の光も闇に喰われて自分の手でけじめをつけなくてはならなかった……か」

そう、アイもイクサもどっちも他者のために行動できる優しさが半端なくてね…!

アイ「…ま、それは当然ね…」

アイなりのけじめとしての「自分が殺した」発言ですよ…色々切ないや……! ホントでもアイの過去は色々とね…切なさが尋常じゃないんだなぁ…!

アイ「…ま、神には多いわよ結構ね…」

>――瞬間、その時街中に電流走る!!←

走ったぜぇ!

ハヤテ「!?」

>フェリス「しんみりしてたんだけど!? すっごい切なさと悲しさを感じてたんだけど!? まぁ実際街中に紫電走ってるけどね!? でもここでネタ的にぶち込まないでもらえるかしらね!? 何か雰囲気ぶち壊されたんだけどさあ!?」

ハヤテ「ええ、作者さんも何でノったんですかねぇ!?」

ノリのリラだからね…! それに…、

>だって、しんみり空気辛いよ……!!(´;ω;`)←

なんだよ…! しんみり嫌だよ私に性に合わないよホントに………!

ハヤテ「そんなんでクライマックスとかどうするんですか……!?

………どうしよう!?

ハヤテ「本気で困ってる!?」

>リアフ「……そうですね、それにここからはきっと……気分を切り替えて行きましょう♪ 大切なパートナーさんを救いに行ったヒーローさんの物語へね♪」←ふわっと笑顔……!!

リアフさん素敵な女神すぎるよ…! 凄いや…!

ハヤテ「ええ、絶対救ってみせますよ。今まで傷つき続けた女の子をね…!」

天然ジゴロの出番です!

ハヤテ「違いますよ!?」

>フェリス「こういう時はリアフ頼もしいわ、本当……。そして予想以上に窮地よね、本当にさ……!! アイすっごい体力磨り減ってるじゃない……!! パートナー制度やった事ないけど本当に供給源ないと辛いのねー……」

アイ「…まぁ、結構ね…。短時間なら平気なんだけど…1日離れてると結構くるわね…」

しかもそんな状態の戦闘だからね…! かなりキツいのだぁ!

ハヤテ「真面目に語りましょう!?」

>何と結衣にゃんも手強く感じる程弱ってるのか……だが氷を生み出すアイ神凄い……!!

結衣「結衣にゃん!? ふふーっ、私強いからねっ!」

アイ「………、ま、あれくらいはなんとかできたわね…」

結衣「無視!? 無視されたの私!?」

>フェリス「結衣にゃんってなに!? それで参ったわね……完全に不利ってか不利でしかないわね……普段なら状況を全て推察して戦闘するのに今は目も危ういレベルで……。そして追い込まれたわね……」

>そしてライ神さっすが……!! 精神を完全にへし折りに来てるよ……!! アイの剣でアイにトドメを刺すか……!!

もう不利ですよねー…体力ないし、2対1だし…! 普段の思考力も強さも今はないし…!

そして追い込まれちゃったよアイっち!

アイ「……緊迫感ないわねぇ…今更だけど…」

ライライ褒められたよ…! 流石頭脳戦の神だよね♪

ライ「ふっ、まぁな」

>(気付いておられるだろうか? その行為は大概負けフラグだと)←!?

(ああいうことをするから負けるだぜライライ…! くっくっく…)

ハヤテ「なんですかこの内心!? 特に作者さんの内心ひどくないですか!?」

ライ「くっくっく、ってなんだ…!?」

>フェリス「その内心はなに!? そして氷の剣がアイへ向けて振り下ろされた、その時……遅れ過ぎのヒーロー君到着ってな感じかしらね♪」←遅いぞーと笑顔で文句吐きつつ

ハヤテ「ホント遅れて申し訳ないですよ…! ま、間に合ったとこだけは良かったですけど…!」

フウ「意外と遠かったんだよな…」

ハヤテ「ええ、地味にね…! 仕方ないから自転車かっぱらってきて急ぎましたよ…!」

フウ「俺が元の場所に返しといたからな。風で」←

ホントにフウはサポートキャラだなww

フウ「笑うんじゃねえよ!?」

>リアフ「綾崎君の到着ですねっ♪ ……本当、間に合ってよかったです……!! フウも力を貸してくれた様で……」

>左手来たのにゃあ……!!←

ハヤテ「はい。行くと言ったら快く剣を貸してくれましたね♪」

フウ「そりゃあな。戦地に乗り込むのに丸腰は危険すぎるしな」

そして左手ですよ…! あえての左手…! 自分も救われたことを思い出しての左手…!

ハヤテ「ええまぁ…!」

>フェリス「着目するのねそこ……!? そしてアイは……何で助けに来るんだ、か。確かに今のアイには信じられない気持ちなんでしょうね……」

アイ「…ええ、ホント信じられなかったわね…」

まぁ、あれだけのセリフを嫌われるの覚悟で言いましたからねアイは…! もう居場所なんていらないから…1人で良いから、そう思っていたからこその言葉だぜい☆

アイ「…何で最後まで真面目に語れないのよアンタは…」

>リアフ「しかしアイは……イクサさんと綾崎君の二人と色々似てるんですね……。いい場面でも辛い場面でも……。綾崎君も過去の自分を連想してしまうんですね……!!」

ハヤテ「ええ、ホントに似てましたね…。隣に過去の自分が見えた気がして…ますます放っておけなかったし…」

ホントに似てるんですよねここは…! だからこそ理解しあえればホントに良いコンビになるのだぁ…!

ハヤテ「ははは…。でも、僕も助けられましたから…だから今度は僕がアイを助ける番かなぁ、と♪」

>あの日受け取った強さを今度はハヤテが示す番なのですー……!!

>フェリス「今は信じられなくても構わない……か。今はまだ答えは返ってこないけど……立ち上がれたじゃない、アイ♪」←やったじゃない♪ と快活な笑顔の少女。

アイ「…ええ、なんとかね…。立ち上がれて良かったわ…♪」

ホントにね…! そしてフェリスやっぱいい子だぁ…!

人を救って、救われて、そんな話が連鎖した今回です…!(キリッ)

ハヤテ「珍しく真面目なコメントしましたね…!? なんか逆に調子狂いますが…!」

どうしろって言うんだ私に!?

>リアフ「そして体力も回復しだして……反撃開始ですね♪ 僅かに回復した体力でこれだけの戦力差を発揮できるとは流石、伊達にクイーンの名前を冠してはいませんね……!!」

アイ「…まぁね…。伊達や酔狂のクイーンじゃないから…!」

ねー…でも、アイはリメイク前よりはちと弱くなるかもなぁ…。リメイク前は色々あってあの強さじゃなきゃいけなかったんだけだが、色々事情が変わってきたからなぁ…

ハヤテ「まぁ、それでも強いのに変わりはないんでしょうけどね…」

まあね…! そこは変わらないよクイーンだし…!

>そしてライ神の技雷砲&たれるも……何かハヤテの氷結で固まったや……!? 人間に負けていいのか何が起きたです……!?

ハヤテ「なんか夢中でやったらできました…!」

ライ「そんなノリで固められた…!?」

まぁ、色々ハヤテくんもねー…! これは普通に考えたらありえないことだったからライライもビックリ☆

ライ「…その繰り返しの名前は某神を思い出して嫌なんだがな…」

>リアフ「綺麗な氷柱ですね♪ キラキラしていて♪」←

ねー♪ 綺麗だよねー♪

ハヤテ「作者まで?!」

>フェリス「そこ和んでない!! そして綾崎君が生み出した隙を貫いて……、アイがライへトドメの一撃をぶっ放したわね……!! 流石は最強のクイーンだけあるわよ……!!」

>そして神様の核≠壊されて……さらばライ神、君の事は忘れないのです……!!

アイ「…ええ、十分な一撃だったわ。ハヤテには感謝ね…♪」

クイーンはホントに流石さ…! そしてさらばだライライ…!

ライ「綽名やめろよ!?」

>司ってるのが電光なのはちょっと忘れてたけど☆←

ライ「そこ忘れてたのか!? 逆に俺のことなんだと思って覚えてたんだよそれ…!?」

ライライやはり弄られキャラいくか…!

ライ「おい!?」

>フェリス「そこ忘れちゃダメよね!? 何だと思って「雷電!!」うん、迅風さんの脳内で何が起きたのかしらね!? ま、何にせよパーティー初戦勝利おめでとう♪ ちょっと辛くもだったけどね♪」

雷電だったか…! 雷電を司る神ライライ! …ライばっかだ…!

ライ「だから綽名がおかしいよな…!?」

アイ「…ええ、ありがとうねフェリス♪ 色々キツかったけど…大切な一勝だったわね」

ハヤテ「だね♪」

>そしてさらばだ結衣にゃん……!! まあ、危ない戦いだから巻き込まれないのもまた重畳だよ……!!

結衣「だから結衣にゃんって何よ!?」

アイ「…でもホント危険な戦いだからアンタみたいなのは巻き込まれない方がいいわよ。いずれ後悔するだろうし」

結衣「…くぅ…!」

…そして、今後の出番はない結衣にゃん……

結衣「ちょっとぉ!?」

>リアフ「そしてアイは本当お疲れ様♪ 今日はゆっくりもう休んでください、相当疲れがたまっていそうですしねー……!! そして綾崎君とパートナー第一歩ですねっ♪」

アイ「ありがとうね♪ ハヤテの部屋に帰ってゆっくり休むわね」

ハヤテ「……そうだ、その問題を忘れてた…! どうしようか今後…!」

こっからが大変だぜハヤテはw パートナー第一歩をついに踏み出したがね…!

>呼び捨ての中か……ふっ。←色々怪しまれるんだろうなー……呼び捨てになったら周囲がさー……とか思っているじんふー。

現に今回すでにツっこまれてるからねあの子にw

ハヤテ「ははは…」

ハヤテあんまり女の子呼び捨てにしないからまぁ、怪しまれるよな…ってなわけで、ついでにエリにゃんも呼び捨てしてみないかいハヤテくん…!

エリカ「はぁ!?」

エリにゃんでも可…!

エリカ「余計いやだわっ!」

>フェリス「ま、いいじゃない♪ 仲良きことは美しき哉って具合にさ♪ この二人が今後どう進んでゆくかが私は興味津々かしらねー♪ まあ、とりあえずアイにはお疲れを癒すこの子のぱわーを味わわせてやろうではないかーっ♪」←ぽんぽんと頭を叩く。

今回からまた新章突入だしね…! お楽しみに、なのです…!

アイ「…そうね。……ん? どの子?」

>わふー「わふー♪」←帽子の中からふわっと現れる生命体。

アイ「………!」←おお…! と感動

わふーきたぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!

ハヤテ「作者さんのテンションたっか!?」

>何か普通に出てきておる……、まぁいいけどさマスコットだし……!!

>わふー「ふー♪ わふふーふっ♪」←お疲れ様ーとばかりに手をふわふわ揺らして満開笑顔のわふー

流石マスコット…! わふー人形とか作りたいなぁ…(←趣味、裁縫。但しブランクが凄いw)

アイ「…ありがとうね…♪」←つられて笑顔さ!

>そして基本、帽子の中から出てくるよね……!!

>フェリス「あの子私相手だと頭の上しか乗ってくれないんだって……!!」

そうなのか…! だが、フェリスとわふーの組み合わせ……最高すぎないかぁ!?

ハヤテ「まぁ凄い和みますよね♪ どちらも可愛いですし♪」

地味に天然ジゴロ発言だったがおいておこう…!

ハヤテ「だから違いますよ!?」

>わふー「ふーふー♪ わふーっ♪」←アイの足元で氷綺麗だったーとばかりに笑顔をふわふわ撒き散らしているわふー

アイ「…ん、ありがとうね♪ ほいっ」(←氷の花をつくって見せる)

女神はホント動物好き率高いや…!

>リアフ「けど懐かれてはいますから……♪ さて、それでは次回も楽しみに待ち望んでいますね♪ 更新ファイト、ですよっ♪」←花咲く笑顔が特徴な美女なのだ!!

ありがとうです! リアフさんも頑張るのです…色々と恋愛関係とか!←

ハヤテ「最後にそれを言うんですね…」

<フェリス「それじゃあ、これでね♪ 今日日幸多からん事を願ってるから♪」←ニコッと笑顔でタタタッと去ってゆく清涼な少女なのだ!!

わーい♪ ありがとうフェリス…! 本当清涼だ…今回のメンツ凄い良い感じだったなぁ…! 流石だや…!

>では、さらばなのですー♪ヾ(○・ω・)ノ←そして顔文字連発なのだ!!

迅風さん感想ありがとうございました♪


▼ゆーじさん

>この小説、サイトでは初めましてです!

>お世話になった上にコメントを頂いたお礼も兼ねて、生意気にもコメントしに参りました!

…………………………、

ハヤテ「ん? どうしましたか? 黙って……」

ゆーじさんがきたぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!?

ハヤテ「テンションたっか!?」

ごめんごめん! でもゆーじ、という名前を見た瞬間私のテンションはもうマックスだったよ…! 憧れの方の中の1人なのです…!

ハヤテ「作品全部読みましたもんねー…。あ、感想ありがとうございますね♪」

>そして更に生意気にも、初キャラコメントに挑戦したいと思います!
>というわけで連れてきましたのは…!

しかも初キャラコメントだってよ野郎ども…!

ハヤテ「だから野郎ども、って掛け声はどうなんですか!?」

>奈緒「どーもー、君あなオリキャラ代表の奈緒でーす♪ そして、今回の本命の…!」

奈緒来たぁぁぁぁあああああああああああ!?

ハヤテ「いちいちテンションたっか!?」

奈緒はかなり好きなオリキャラだからね…! 可愛いし…! 性格も好きだっ!

>祐真「………………」

>奈緒「前回の更新でやっと名前が判明したやさぐれ少年、御崎祐真君でーす♪」

祐真きたぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!?

ハヤテ「また!?」

ふっ、これでもう私に悔いはない。さらばだ少年…

ハヤテ「何言ってるんですか!? レス返しちゃんとしてくださいね!?」

>祐真「おいなんだここ。帰っていいか」

>奈緒「駄目に決まってんじゃん!むしろあなた居なかったらコメントする目的の7割がなくなるのよ?」

>祐真「礼は3割しかないのかよ」

帰っちゃダメですよ…! そんなことしたら私のテンションが下がっちゃうよ…!

ハヤテ「いや、むしろちょっとくらい下げた方がいいと思いますけどね!?」

でも確かにメインなのです祐真…! んで、こっちのユウマは何してるんだ?

ユウマ「…えー、だって俺前回出番なかったし出なくていいんじゃない…?」

ちょっ、こっちも面倒くさがってどうする!?

>奈緒「まぁご覧の通り私がいるのは、引き止めと進行役なだけー♪彼一人だったらコメントのコの字もせずに帰るからねー!帰らなくても出来るとは思わないし」

>祐真「けっ」

なるほど! 奈緒は進行もできるのか…そしてこの組み合わせなんかツボだ…!

ハヤテ「結構良い組み合わせなんですかね?」

きっとね…! そして確かに祐真1人だったら…帰っちゃうよねうん…

ハヤテ「多分そうなりますよね…」

ユウマ「俺も帰っていい?」

ハヤテ「だからダメですよ!? 面倒くさがらないでユウマ!?」

>奈緒「ま、ハヤテ君でも良かったんだけどね。…ということで感想に入るわけだけど…まぁ何より触れるべきなのは…ぶっ、ユウマ君のことよね。ぶふっ…!」

>祐真「笑ってんじゃねーよ!」

ハヤテはハヤテで見てみたかったが……! そしてさぁ、ユウマ出番だ!

ユウマ「…なんか妙なところで出番きたな…」(←渋々)

ハヤテ「ユウマもユウマで面倒くさがりですからねー…」

まぁね…! この辺は似てるのかね…?

>奈緒「だーって名前一緒なのに性格全っ然違うんだもーん!笑うしかないでしょー♪あはは!」

>祐真「(腹立つ…)」

ホント笑えるくらいに性格違うよね…! そこのところどうですかユウマくん!

ユウマ「…そんなこと言われても…。まぁ俺は小さい頃からこんな感じの性格だから…」

そうなのです! …まぁ、もうちょっとヤンチャで元気だったけどねw

ユウマ「wつけるなって。まぁ、それは育ってきた環境的にね…で、帰っていい?」

だから君まで面倒くさがるな…!

>奈緒「しかも義理とはいえ妹ちゃんも居るんでしょー?こちらもまたあなたの妹と全然性格違うしねー♪まぁ素直じゃない所とかは一緒かなー」

ユウマ「まぁ、義妹は…。とはいっても感覚的にはほとんど普通の妹だけどね」

エリカ「もう普通にずっと昔から一緒にいるような感じよね」

確かにエリカと綾乃もそんなに……いや、初期の頃のエリカはまだ近かったかもしれないが、気付けばエリにゃんツンデレになってたからなぁ…

エリカ「エリにゃんとかツンデレとか言うなし!? そして私は素直だからね!?///」

ユウマ「…確かに素直じゃないところは一緒か…」

エリカ「ユウマまでしみじみというなぁ!?」

>祐真「こっちは双子だけどな」

ユウマ「ああ、やっぱそうなのか…」

………なん、だと…!?

ユウマ「え、作者今更知ったの?」

そういえば深く考えたことなかったけど、よく考えれば同学年の時点でそうか…! そうか双子だったのか…! 二卵性双生児かな…? 男女の一卵性はほとんどいないし…

ユウマ「そんなとこだけ無駄に食いつかなくていいよ…」

>奈緒「ていうかこれネタバレだよねーw」

>祐真「wじゃねーよ!お前が始めたんだろ!!」

ネタバレでしたかー♪w 道理で知らないことだなぁとw

ユウマ「そんな明るく言っていいことなの…? 作者までwつけてるし…」

にしてもまるで漫才を見てるようだなこの2人…! 会話のテンポが良いぞ…! ユウマも誰か良いコンビいないかなぁ?

ユウマ「まぁ…エリカくらい?」(←まぁ、その内増えるでしょう…!)

>奈緒「ユウマ君、こちらの祐真君についてなんか優しーい一言お願いねー♪」

>祐真「無視すんな!」

ということで、ユウマ! 優しい一言を…!

ユウマ「えっ…。まぁ……、頑張れ」(←いう事が思いつかなかった)

なんかそこは面白いこと言おうよユウマぁ!

ユウマ「そんな無茶ブリ言われも困るんだけど…」

>奈緒「で、こっちのハヤテ君はなんか不幸以上のことに巻き込まれてるのねー。でも私、こっちの方が向いてそう」

確かに命のかかった戦いなので不幸以上のことに巻き込まれてるやw

ハヤテ「あなたのノリは軽いですけどね!? まぁ…、巻き込まれるのも結構慣れてますからねー…」

それに慣れてるのもあれだが…! おお、奈緒さんはこっちの方が…よし、パートナーの1人に奈緒さんを……

ハヤテ「何言ってるんですかあなたは!?」

しまった空きがなかった…! ………仕方ない、誰か1人消して…

ハヤテ「いやいやダメですよ!?」

>祐真「パートナーなんかいらないけどな」

>奈緒「パートナー居ないと存分に戦えないけどね。………でもそっかー、ハヤテ君ってお兄さんいるのねー。こっちではもう……亡くなってるけど」

そそ、パートナーいないと存分に戦えないのです…! この離れている距離の定義が結構曖昧なんだよなぁ…しっかり考えないと…!

ハヤテ「ホント、リラさんは見切り発車ばっかですよね…。あ、はい♪ 兄いますよ…亡くなってるって聞いたときはビックリでしたよ…ホント…」

>祐真「新しいパートナーが昔殺した元パートナーの弟なんじゃ色々と考えることもあるんだろうな」

アイ「…まぁね。パートナーを決めてるのは上位個体だから…かなり恨んだわよホントに…」

上位個体「にははっ☆」

アイ「……なんか軽くムカつくんだけどねその笑い方…」

>奈緒「そうね。でもなんか、凄くハヤテ君のお兄さんなんだなーってのがよくわかる人よね。あのハヤテ君が憧れるって相当よ?ねえねえその辺、兄って立場では一緒の祐真君どうなのー?」

ハヤテ「ええ、憧れの人ですよね♪」

アイ「…ホントに良い奴だからねイクサは…」

ねー…! 原作でもかなりすごかったしね…! アテネに対するあの言葉…!

ハヤテ「ホント強くて優しくて凄い人ですから♪ そっか、祐もお兄さんだもんね…!」

>祐真「そこで振るなよ…」

>奈緒「じーっ」

>祐真「見んなっ!さっさと話戻せ!!」

なんだこの子達可愛いぞ…!?w

ハヤテ「作者さんかなり感想見ながらにやけてましたもんね…」

ホント部屋で1人にやけて怪しい人だよw でもなんかツボなんですこの2人のやり取り…!

>奈緒「もー照れちゃって。おにいさんも素直じゃないねぇ」

>祐真「うるせぇ!」

素直じゃないですね祐真くんは…! こっちのユウマは…

ユウマ「俺は素直だよ基本的には」

…まぁ、好きな相手には結構好意全開だしなぁ…。だが、祐真はこの素直じゃないのがいいのです! 今後の出番も楽しみだ…!

ハヤテ「ま、祐が出てきた瞬間に結構な喜びようでしたからねこの作者さんは…」

まぁね! 好きなキャラだし…! 妹と弟の出番も待ち遠しいや…!

>奈緒「ま!嫌いにならないの?と聞いて、パートナーだからって言ってまた手を差し伸べる辺り、やっぱりハヤテ君ね!アイとは一戦交えてみたいもんだわ。
じゃ、そういうわけだから今回はこの辺でさようなら!」

ハヤテ「ま、それくらいは当然ですよ♪」

そこはハヤテですからね…! あのシーンは結構練りに練って頑張ったシーンなのです…! 君共においても大切なシーンだし…珍しく真面目に考えた…!

ハヤテ「うん、普段も真面目に考えましょうか!?」

そして奈緒さんはアイとは一線交えてみたいのか…よし、アイ、ゆーじさんの作品に乗り込むぜ☆

アイ「…いやいや、しないからね?」

>祐真「ふん。これっきりだからな、こんなの」

>奈緒「また来るねー!………祐真君が!」

>祐真「行かねえよ!!」

わーい♪ また来てください祐真ー♪

奈緒さんもぜひ…! あと妹さんも…! 弟くんも…!

ハヤテ「頼みすぎですよ!?」

みんな好きなんだ…!
 
>なんて痛々しいんだろう…。なんか変なこと言ってたらすいません!
>というわけで、これからの展開が楽しみです!
>次回も期待しております♪

いやいや、変なことなんか言ってないです…!

むしろ、私の方がテンション暴走して変なこと言ってたような…

ハヤテ「わかってるなら落ちつきませんかテンション!?」

それは無理。はい、期待に応えられるように頑張るです♪

ハヤテ「真顔で無理って言われた!? あ、感想ありがとうございました♪」

>ではっ!

ゆーじさん感想ありがとうございました♪
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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.49 )
日時: 2013/03/04 15:39
名前: 李薇

さて、久々の更新になってしまった…!

ちょっとね…卒業式とか入学手続きとかあったのですよ……

それはさておきっ☆ 今日は実はアイさんの誕生日でしてねー…ということで、なんとかマッハで執筆&レス返しをしての更新なのです!

例の如く2話同時更新☆ ってなことでどぞ…!

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第九話 初めての友達


 時刻は早朝。

 まだ、日が出てきたばかりの時間。

 そんな早い時間にも関わらず、ハヤテの自室にて、アイとハヤテはもうすでに起きて活動を開始していた。

「準備いい?」

「はい!」

 この間のライとの戦いを経た後、ハヤテはただでさえ短い睡眠時間を削ってアイに稽古をつけてもらっていた。

 彼女曰く、「アンタだってイクサの弟なんだし訓練次第では人の動きを少し制止したりするくらいの氷結能力は使えるはず」とのことである。

 とはいえ、ものを固めることなんて全くやったことがないので失敗ばっかだ。

 成功したのは、電光神ライに初めて会ったときと、アイがピンチの時に無我夢中で止められた奴のみである。

アイは教科書を持つと、それをハヤテの方にひょいっと軽く投げた。

「今よ、固めて」

 と、アイがタイミングを指導してくれる。
 
 むんっ! とハヤテは力を込めるが、結局教科書は綺麗に放物線を描いてハヤテの頭にぶつかってきた。

「いてっ」

 その声に続いてボトッ、と地面に落ちる教科書。

 また失敗か…とアイはため息をつきながら、頭をさするハヤテの方を見る。

 なかなかうまくいかないものだ。

「…んーっ」アイは少々考え込み、「アンタは、ものに対する思念が強すぎるのよ。どうやってでも固めてやろう!! って感じ? そうじゃなくて、もっとナチュラルにさらっと」

「…ナチュラルにとはいっても…やっぱり難しいよ…」

「…現にアンタ2回使ってるじゃない」

「うっ!!」

 そこを言われると少々痛い。

 確かに現に二度できている。それが十分できるという証明になるだろう。

「…ま、焦る必要はないわ。次の敵がいつ出てくるかは分からないけど…ゆっくりいきましょう。アンタ資質はあるし」

「…そう、かなぁ…」

 ええ、とアイは笑いながら頷いた。

 とりあえず、この間の戦いから進歩したことがあるとしたら――アイの笑顔が増えたことだろうか。

 それが何か無性に嬉しくて、ハヤテも思わず笑みを浮かべてしまった。

 と、そこで、アイは近くの時計を見る。

「っと…そろそろ時間ね、学校もあるし早くいかないと。昨日アテネに怒られたばっかだものね」

「…そうなんだよね…」

 ははは、と苦笑しながら返答するハヤテ。

 ――そう。

 この間の戦いの後に家に帰ってきた後、ハヤテの携帯電話が音をたててなった。

 誰かな? と思って何気なく出てみると、それは天王州アテネからの電話だったのだ。

 やり取りは以下の通りである。

“何をしてたんですのハヤテ!? 先生が直々に私のところに来ましたのよ? アイさんとあなたがサボったって!”

“へ!? あ、いや! ごめん!! 色々とあって…!”

“…はぁ。ま、明日からは来るのよ。とはいっても私自身は明日はいけないのだけど”

“そうなの?”

“ええ。私はアテネから急に日本に帰ってきた身ですから向こうでの片づけを使用人に任せてきたのよ、その子達が今日こっちに来るのよ”

“へー…使用人、か…”

“メイドと執事が1人ずつだから大した人数ではないのだけどね。ただ、その執事の方が迷子になったらしくて…。ま、そのメイドの子が言うにはハンバーガーちらつかせときゃ帰ってくるって言ってたけど本当に大丈夫かしら…?”

“で、明日はその2人を迎えに行くの?”

“ええ。まあ。ま、どちらにせよ明日からはちゃんと行くのよ”

 …とまぁ、以上である。

 確かにいきなりサボってしまったのはよくなかったかもしれない。

 特にアイに至ってはまだ転校してから間もないというのに。

 これでは教師に悪い印象を与える一方だ。

「…にしても」ハヤテは思い出したように「アーたんの使用人ってどんな感じなのかな? アイ知ってる?」

「…さあ? 少なくとも10年前のパーティーの時には…」

 と、そこで言葉が切れたのでハヤテは「ん?」と不思議に思っていると、何故かアイがハヤテのケータイを不思議そうに見ていた。

 なんか犬とかが初めて見たものに警戒するような感じの反応でちょっと距離をとりながら、じーっ、とケータイを見ている。

「えーっと…どうしたの?」

「…こんなものがあるなんて…相変わらず地上は不思議ね…。どうやったら人がこの中に入れるのかしら?」

「………、え?」

「だって、昨日中から声がしてたでしょ? あれってこの中に人が入ってるってことよね? …10年前はこんなものなかったのに…凄いわね、神具顔負けだわこいつ…」

 むぅ…と真剣に考え込むアイ。ちなみに歴代第2位の強さを誇る女神様。

 最初はわざとボケてるのかと思ったが違う。これは―天然のボケだ。

「………、」

 どうやらアイは、そっちの方面の知識は皆無らしい。

 おそらく勉強などの知識はかなり凄いのだが、地球の常識とかそういうのをおそらくわかっていないのだろう。

 まぁ、天界がどんな感じか分からないからなんとも言いにくいわけだが…。

 しかし、これでこれから学校での集団生活の中でやっていけるだろうか?

 ぶっちゃけ、アイは今のクラスでは結構浮いている方である。

 先ほども言ったが、先生を追い払ったり2日連続でサボったりしているのである意味当然かもしれないわけだが…。

 と、不思議そうにケータイをいじっていたアイが何をどう操作をしたのかワンセグのスイッチをいれてしまったらしい。

 急に画面に映し出されるスーツ姿のアナウンサー。そして流暢な声でニュースが朗読される。

『先日のアテネ発の飛行機の便が、突然ハイジャックに襲われました。ですが、乗客のうちの1人のメイドさんがそれらを一瞬で薙ぎ払い乗客全員を救った、とのことです。乗客の1人が名前を聞いたようですが、彼女は「ただのメイドですよ」とだけ告げて颯爽と去っていった模様で…』

「………、へー…。メイドさんってやっぱりスペック高いんですね」

 凄い人もいるもんだなぁ、と感心するハヤテ。

 「本当凄かったんですよ…!」「彼女こそこの世の女神だ…!」「最高にクールなメイドでしたねー」「Oh,she is beautiful lady!」などの乗客のコメントを聞いていると本当にすごかったのだろう。

 が、一方でアイはというとスーツ姿のアナウンサーをじっと見ながらますますわけがわからなさそうな顔をしていた。

「えと…どうしたの? アイ?」

 一応疑問符を頭の上に浮かべているアイに問うてみると、

「ハ、ハヤテのケータイには一体何人の人間が入ってるのかしら…。し、しかもこのサイズ感ありえないでしょう…全く末恐ろしいわね地球…!」

「………、」

 なんかもうツっこむ気にもならなかった。

 このように、意外にお茶目なクイーンなのであった…。










 そんなやり取りを経て、結局ナギが今日も来てくれなかった白皇学院へとアイとハヤテは通常通りやってきた。

 …というかアテネも私達より前にまずハヤテの主のあのチビっ子を学校に来るよう言うべきでしょ、と思いながらアイは中庭を歩いていた。

 片手には、紙パックのフルーツジュースを持っている。

 個人的な好みだが、もう少し甘いのが良かった。

 そんなことを思いながらアイは欠伸を1つして、「………、眠い…」と言いながら目をごしごしとこすった。

 早朝からハヤテの特訓をしていたからだろうか。

 早起きしたのも久しぶりだったから眠くて眠くて仕方がない。

『…でも…ハヤテとなら…今回も勝ち抜いて…私の臨んだ世界をつくれるかもしれない…』

 そんなことを考えるアイの脳内をよぎるのは、1人の少年の顔。

 それがイクサであることは、言うまでもない。

「………イクサのためにも…頑張らないと…」

 むんっ、と気合をいれなおして教室に戻ろうとするアイ。

 それとほぼ同時だった。

「ひゃうっ! すいませんっ!!」

 突如、なんかか細い声が聞こえてきた。

 発信源は自分の後方だろうか。

「?」とアイは若干寝ぼけ眼で、首をかしげながらそちらを見てみる。

 と、1人の女の子が3人くらいの男子生徒に囲まれていた。

 囲まれているせいで顔などがよく見えないが、結構小柄な少女であるのはなんとなく割った。

「テメェ何ぶつかってきてんだよ!!」

「はうっ!? 本当にすいませんっ!!」

「はっ! ブスのくせに調子こいてんじゃねえぞ!!」

「…すいませ…っ」

「んにゅぅ…?」とアイは完全に寝ぼけた声を出しながら疑問に思う。

 ってかここがお嬢様お坊ちゃま学校じゃなかったっけ、と。

 ま、金持ちにもいろんな種類がいるんだろうな、と思いつつアイはそちらへと足を向けることにした。

「…やめなさいよ。みっともないわよ」

「あ?」
 
 男子生徒のうちの1人がこちらを睨みつけてきた。

 分からないが、1つ年上だろう。実年齢でいえば自分の方が全然年上だが。

 男子生徒はしばらく黙ってから、「誰だ?」と尋ねてきた。

 まぁ、この間転入してきたのだから知らないのも無理もない。

 アイはふわぁ、と欠伸をしながら「…わたしが誰かなんかどうれもいいのよ」

「なんだ!? 普通締まるシーンのはずなのに若干ろれつがまわってないせいでいっきに空気が軽くなってるんだが…!?」

「うるさいわねー、眠いんだから仕方ないれしょー」

「は!? で、何の用だよ!」

「だから…やめろって言ったでしょ。1回で聞き取りなさい、ボケ老人じゃないんらから」

「んなっ!?」

 その言葉にわなわなと震えだす男子生徒。

 それを見ながらアイは、はぁっとため息をついて、

「大体ねー…ちょっとぶつかっただけで怒るなんて器が小さくない? そんなんだから女の子にモテないのよ全く…」

「お前なぜそれを知って…じゃなくて誰がモテねぇんだ!」

「アンタ達以外にいないでしょうがぁ…」

「だから緊迫感!?」

 むにゃむにゃしているアイを見て男子生徒たちはにやりと笑う。

「あのさぁ、君長い物には巻かれよ…って知ってるかなぁ? 上の物にさからうとどうなるか体に刻みつけてやろうか…?」

「…できるならやればいいでしょぉ…」

「…テメェさっきからバカにしやがって…!」

 と言って、1人の男がアイに殴りかかろうとした瞬間。

 今まで眠そうだったアイの目が急に鋭くなり、バシッ! と小気味いい音で男の拳を受け止めた。

「っ!?」

「…急に殴りかかってくるなんて随分ね」

 先ほどまでの寝ぼけてた少女はどこへやら。

 きっ、と男を睨みつけながらアイは軽くその拳をはらった。

「…さて…で、なんだっけ?」アイは少し笑みを浮かべて「…長い物には巻かれるんだったっけ…?」

 勝敗など言わなくてもわかるだろう。―圧勝であった。





 そんなこんなで、足元で気絶している男子生徒3人。

 まぁ、大したことはしていない。ただ、これに懲りて今後一生女の子に暴力を働かない程度に釘はさせただろう。

「ふわぁ…ねむ…」

 またしても寝ぼけ眼になりながら、アイはフルーツジュースのストローを加えて再び飲み始めた。

 すると、

「あ、あのっ…ありがとうございました…!」

「?」

 やけにおずおずした声だが聞こえてきた。

 その声の主は長い黒髪を三つ編み2つ結びにしている少女であった。

 大きな瞳に眼鏡をかけていて、制服をきっちり着ていて…なんかとても真面目そうな見た目の子だ。

 きっと一度は委員長、という綽名をつけられたことがあるのではないだろうかとアイは推測してくる。

「えと…私のクラスに転入してきた子ですよね…? 確か名前は…アイさん」

 おずおずと聞いてくる明美に対してアイはきょとんとしてから、

「ええ。ああ…同じクラスだったのね?」

 良くも悪くも素直なアイがそういうと、次の瞬間彼女はビックウッ!! と何故か不自然なほどに肩を震わせ、

「すいませんっ…!! 私本当に影が薄いもので…! そりゃ知りませんよね! こんな地味でブスでどうしようもない奴知ってるわけがないんです…! 恐れ多い…!」

「え。いや、謝らなくてもいいけど…」

 というか謝るべきところじゃない。

 むしろ、名前を覚えていない自分が謝るべきところであった。

 はげまそうとしたところで、この少女の名前がわからない。ってなわけで、

「あなた、名前なんていうの?」

「ふぇ!?」

 アイが尋ねると少女は何故か「えっと…」とためらう。

 なんだろう? こういう行為にはなれていないのだろうか?

「えと…わ、私…は、桜井明美…です。桜に井戸の井に…明るいに美しいで桜井明美…」

「へ〜」

 なるほど綺麗な名前だな、とアイは思った。

 アイという名前が愛からきてるならまだしも、アイスのアイからきている身としては羨ましいほど良い名である。

 さぞ素敵な両親に名前をつけてもらったのかな、と思っていると、

「すいませんっ!」

「え、なんでまた謝るの…?」

「だ、だって私…全然明るくも美しくもないですし…っ!」

 アイは思わず目をぱちくりさせてしまった。

 どうやら、彼女は物凄いネガティブ少女なようだ。

 自分の周りの女神やら天使やらにはこういうタイプがいないので少し新鮮だ。

 だが、白い肌に大きい瞳、なんとなく結んでみた綺麗な黒髪を見ると…、

「…いや、可愛いわよ」

「え?」

「明美は十分可愛いわよ。私が保証する」

 と言ってにこりと笑うアイ。

 明美はぼんっ! と顔を真っ赤にすると、

「いやいやそんな可愛いなんて…! 私には似合わない言葉です…! そ、それに呼び捨て……」

「んぁ? 呼び捨て…嫌かしら?」

「…いえいえ!」

 その問いに明美はブンブンッ!! と物凄い勢いで頭を振る。

 そんなに振ったらクラクラするわよ、という忠告をする前に彼女はちょっと頭をふらつかせつつ、それでもにこやかに笑ってから、

「私…友達とかいないのでうれしいです…」

「…友達…いないの?」

「そ…その…会長とか新橋さんがよく声をかけてくれるのですが…無理ですッ!! 私にはあんあキラキラした人たちの集団には入っていけなくて…! ああ、それを言ったらアイさんもそうとうキラキラしてますけど!」
 
 どうやら彼女は、こういう言葉を喋る時だけ早口になるらしい。

 何故か手をマッハで動かしつつ説明している明美。

 言っちゃなんだが、結構面白い光景である。

 と、そこで明美は手を動かすのをやめて少し悲しげに笑って、「…こんな性格じゃなきゃ…あの人にもあんなこと言わなかったのになぁ…」と呟いた。

 その言葉が何を示すかは分からないが、彼女は彼女なりに自分の性格にコンプレックスを持っているのだろう。

 んー、とアイは考え込んでからそっと明美の手をとり、

「じゃ、私が友達1号ね」

 と、笑顔で言った。

 明美は「はい!?」と言いながら顔を真っ赤にしているが…もうとりあっているとどんどん負のスパイラルに迷い込んでしまうのでとりあわない。

「私もこの学校にまだ友達できてないし。明美が私の友達1号…ってことでさ」

「…友達…」

 明美はそう呟きながら、何か嬉しそうな表情をしていた。

 しばらく黙っている明美を見て、アイはふっと笑って、

「私は、アイ。名前で呼んでくれて構わないわ」

「ひゃいっ! えと…桜井明美…。明美で結構です!」

 これが、アイにとって、白皇学院で一番最初の友達との出会いだった…。


                                         第九話 END


さて、ライも片付いたところで新章突入である←

アイの初めての友達、桜井明美ちゃんの登場ですパチパチー♪

ま、彼女については追々として……最初の方のニュースは…まぁ、あれだよね、あの方だよね←

そして機械オンチなアイさん。かなりの機械オンチなのです。最新機器はホントにさっぱりな女の子さ…!

ぶっちゃけ今回の話はこれくらい語れない。ってなわけで、語りはこのくらいでプロフィールのせるよっ☆


新橋エリカ(Erika Shinbashi)

【所属】人間
【年齢】16歳
【身長】160cm
【体重】51kg
【誕生日】11月21日
【家族】義父・有斗 義母・梨花 義兄・ユウマ 姉 父
【好きなもの・こと】友達、家族、努力
【嫌いなもの・こと】実の父親、男(ユウマとハヤテを除く)

【容姿】
明るい茶髪に同色のキツい瞳を持つ少女
髪はストレートヘアーで、胸の辺りまで伸びている
スタイルも抜群で制服の上からでもはっきりとラインが見て取られる

【詳細】
本作ヒロインで一人称は私
ちなみに李薇作品では結構おなじみの少女でもある
ツンデレの王者であり、かなりツンデレを極めている←
また、永遠に続くお色気役でもあり、ハヤテに高確率で着替え中を見られやすい

幼少期に実の父親に借金を押し付けられて以来男嫌いになった
が、その際に自分を拾ってくれたユウマに物凄い感謝の念を抱いており、少々ブラコンの気がある
幼少期は今よりも全然大人しく涙もろい性格であり、その際自分を守ってユウマが傷つくのを見たくなくて、自分も強くなることを決意
努力と根性のみで武術、勉学、運動を人並み以上に出来るようになった
作中内ではかなりまともな感覚の持ち主なので、ツッコミに特化していることが多め

性格はサバサバしていて、人当たりも良く、誰からでも平等に好かれる
また完璧超人にありがちな、お化け、虫が怖い…などといった弱点もなく、お洒落にも興味がない自分を女の子らしくない、と評価している
しかし、自分のあり方を大切にしているのでその辺はあまり気にしていないようだ
日課は筋トレ、朝からジョギング…とどこまでも鍛練し続ける少女であり、お洒落などには興味が本当になく、TシャツGパン愛好家
きている服はユウマの中学時代の服などをおさがりしてもらっているため、メンズが多い

作中一の努力家であり、勉強もスポーツも努力でかなり出来るように
但しいずれも、どういったわけか兄のユウマには勝てず、その悔しさを原動力にいつかユウマを抜かしている、という思いでいまだに努力を怠らない

自分の友達や家族…特にユウマをバカにされるのが大嫌いで、そういう人には容赦なく怒る
基本的にどこまでも真っ直ぐ、バカ正直な性格であるが、ちゃんと考えるべきところでは冷静な対処をすることもできる少女
その真っ直ぐな性格を多くの人間に評価されており、また多くの人を救っていることに彼女は気付いていない

男嫌いではあるものの、兄のユウマと自分をちょいちょい助けてくれるハヤテは別物のよう
どんなに強がっても自分のことをきちんと女の子としてハヤテに恋心を抱いているわけだが、本人はツンデレにより否定している


新橋ユウマ(Yuma Shinbashi)

【所属】人間
【年齢】17歳
【身長】180cm
【体重】71kg
【誕生日】5月14日
【家族】父・有斗 母・梨花 義妹・エリカ
【好きなもの・こと】家族、友達
【嫌いなもの・こと】面倒くさいこと、友達を傷つけるもの、甘い物

【容姿】
ストレートの黒髪の少年で、瞳の色は藍色
身長はまだまだ伸びていて、どことなく大人っぽい外見で体格も良い方
かなり端正な顔立ちであり、その外見だけで多くの女子が寄ってくるほど

【詳細】
本作第2の主人公で一人称は俺
エリカ同様、李薇作品ではおなじみの少年である
ハヤテにとっては数少ない男友達でもある

性格は基本的に面倒くさがり屋である
が、苦労人であるため、避けることが可能な苦労に自ら飛び込んでいってしまう事が多々ある
またかなり不器用な性格であり、少し誤解されがちだが、根本的には優しい少年である
戦闘面などにおいてはかなり冷静沈着で、どんなシーンでも冷静な判断力を見せつける
本人は否定しているものの、根っからのお人好しで困っている人がいると結構放っておけない

エリカ同様、家族や友達を大切にしているので、そういったものを傷つける人には容赦しない
元々かなりの天才肌だが、エリカを守るために努力し続けたのでかなりの強さを誇っている
超人であるエリカをさらに上回る完璧超人である
武術を始め、勉強スポーツなんでもできるし、イケメンでもあるので校内では当然ながらそうとう人気でしょっちゅう告白されるし逆ナンなども結構されるようだ
そういったものは基本的に相手のためにも、あえてばっさり断ることが多い

ちなみにキレると凄まじく怖い。あのエリカですら涙目になるほど
普段は穏やかな口調だが、それが変わり始めると危険サインで、無口になったらぶち切れ状態
但しそんなにキレることはないし、根本優しいのでよほど余計なことをしない限りは大丈夫である


…とりあえず、新橋兄妹を書いてみたものの……書きづらいなぁ、特にユウマ…!

まぁ、この2人はのちに色々追記が入るのでね☆

ちなみにフウもちょっと今は書きづらいので、ある女神が出てきてから書かせて頂きます!

それではまた次のお話で! 連続更新さ☆←


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Re: 君と共に! 第一章 2月20日更新 ( No.50 )
日時: 2013/03/04 15:39
名前: 李薇

サブタイがひどい、という苦情はうけつけません

エリカ「…うん、何かしらねこのサブタイ…」

ふっ、気にしてはいけない…! 最初は騒がしい放課後、だけだったんだよ? でもメインはどっちかっていうと後半のこの文字じゃないかなと

エリカ「ひ、否定できないのがあれだけど…なんにせよどうぞ↓」

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第十話 騒がしい放課後――帰ってきたメイド


 日本某所の空港。

 金髪縦ロール、と至って目立つ外見の少女――天王州アテネは空港にてある人物を待っていた。

 道行く人々が「うわぁ…綺麗な人…」などと言いながら彼女の方を見てくるが、彼女自身はあまりそれには気付いていなかった。

 そんなこと気にかけていられなかった、といった方が正確だろう。

 彼女が気にしているのは今日日本着の飛行機に乗っていた2人の従者の内の1人―マキナだ。

 どうやら、ハイジャック事件などがあり、その混乱のせいでどこかへ消えてしまったようなのだが……。

『全く…』アテネははぁ、とため息をついて、『どうしてマキナはすぐいなくなってしまうのかしら…』

「まぁ、おバカさんですからねー」

「ええ、本当………ってええ!?」

 急に聞こえてきた声に驚くアテネ。

 それに対して、急に声をかけてきた方は「?」と首を傾げて、

「どうなさったんですかアテネ様? 急にそのような声を…」

「いやいや…! あなたはどうしてこう急に現れたんです…! 唐突でビックリですわよ…! しかもさりげなく内心読んでるし…!」

 それに対して、声をかけてきた彼女はにこにこ、と笑って、「…ま、メイドですから♪」と言った。

 メイドですから、なんて意味の分からないような…でもなんだか納得できるような言葉を発したのは自分よりも年上の女性。

 綺麗なさらさらの茶髪。そして髪と同色の瞳。一見、穏やかそうな目元。

 さらさらの茶髪は腰のあたりまで真っ直ぐに伸びていて、全体的にスラッとした体型の美人だ。

 服装は膝丈くらいまでのメイド服。決してコスプレではなく、―彼女は正規のアテネのメイドである。

「…何はともあれ、お帰りですわカレン」

「ええ♪ ただいまです♪」

 彼女の名前は咲城カレン(サキシロ カレン)。

 自分よりいくつか年上のとても有能なメイドさんである。…まぁ、有能とかそういうレベルを遥かに逸脱しているところはあるのだが…。

「あ、そうそう。マキナくんはすでに捕獲して車の中に」

「捕獲って…、もう少し言い方があるでしょうに…」

「ハンバーガーの匂いにつられてのこのこ出てきたので、このマキナくん用捕獲網でばしっと」

「本当に捕獲されてた!? そしてどっから出したんですのその巨大な網!?」

「見てませんでしたか? エプロンのポケットから…」

「物理的に不可能ですわよ!?」

「物理的に不可能でも、メイド的には可能ですってば♪」

「なんか意味が分かるような、分からないような文面ですわね!?」

「気にしちゃダメですよ♪」彼女はにこにこと笑いながら、「メイドですから♪」

「ああ、なんかもうそれでいいですわ…」

 彼女が「メイドですから♪」という言葉を発すると、もう何も言えなくなる。

 それくらい彼女の「メイドですから♪」には重みがあるのだ。―その重みを生じさせているのは過去の実績だろう。

 もう超人という域をはるかに逸脱した…そんなハイスペックすぎる自分の従者を見てアテネは「はぁ」とため息をつく。

「そういえば、アテネ様。昨日、電話で言っていたのは一体?」

「電話…」アテネは考え込んで、「…ああ。電話で言った通りですわ。神とパートナーになってパーティーに参加することになった、と」

 字面だけみると意味不明だな、とアテネは思った。

 が、この有能なメイドさんはそれだけで全てを悟ってくれているのか特にそれ以上言及はしてこなかった。

「パーティーですか…。懐かしい響きですね」

「ん? カレン、あなた知っているの? 神々のこの争いの事」

「あらやだアテネ様ったら♪ 私が知らないとでも?」

「…いえ、思いませんわね。ま、詳しくは私のパートナーに会ってからでいいですわね? あなたも長旅で疲れているでしょうし」

 お気遣いありがとうございます、というカレンの返答に頷いてアテネは車へと歩き出す。

 カレンはそんなアテネに続いて歩き出しながら、

「…さて…、今回で大詰めって感じですけど……。“彼”はどうしてるのかしらね」

 と、誰にも聞こえない声で小さくつぶやくのだった。












 その後、教室に帰ってきた明美とアイはというと、教室の窓際で談笑をしていた。

「ねー、明美のケイタイにも人が入ってるの?」

「はい?」

 急なアイの疑問に明美も疑問符で返す。

「ケイタイって中から声するじゃない? 私どうやってあの中に人が入ってるのか不思議で仕方ないのよね……ちょっと分解してみようと思うんだけど」

「………、ア、アイちゃんってケイタイのことあまり知らないんですか…? 海外って携帯がない…そんなことないですよね?」

 そんな会話をしている2人をハヤテは教室の入り口から見ていた。

 会話内容はあれだが、アイが誰かと話している現場は初めて見た。

「………あれは…確か桜井さん…。いつの間にアイと知り合ったのかな…」

「へえ、転入生友達できたんだ。」

 突如、後ろから声がした。

 そこにいたのは、黒髪の長身の少年…新橋ユウマであった。

「あ、ユウマ。珍しいね、この時間に来るのは…。朝から全部授業受けるの?」

「んー、エリカに出なさいよっ! って言われちゃったからね…」

「ああ…エリカさんに…」

 にしても珍しいな、とハヤテは思った。

 ユウマは基本エリカより強いので、エリカに怒られたくらいで出てくる彼ではないのだが…。

 と、そんなハヤテの疑問を察したのだろうか。ユウマは「ああ…、」と言ってから、

「いや、エリカがジャンケンで自分が勝ったら授業出なさいよ、って言ってきてさ…」

「はぁ…。それでエリカさんが勝ったの?」

「いやいや、俺が全勝」

「………、」

 新橋ユウマという少年は確かにハイスペックな少年である。

 ハイスペックな少年……であるが、ジャンケンまで強いのかぁとハヤテは愕然とした。

 多分だが、かなりの強運の持ち主なのだろう。

「あれ? それじゃ、何で教室に…?」

「…いやぁ」ユウマはふっ、と笑みをこぼし、「流石にわなわなと奮えながら『次…! 次こそは私が勝つ…! だからもう一回…!』って言ってるエリカを見てると…可哀そうになってきたから出てあげようかなと」

「…エリカさんが聞いたらすごい怒りそうだけどねそれ…」

 それはともかく、とユウマはアイ達の方に目を向けて、

「…よかったじゃん。転入生友達できて」

「え?」

「いや、綾崎は転入生と妙に仲良いから嬉しいだろうなぁって」

 まぁ…と曖昧な返事をするハヤテ。

 相変わらず鋭い友人だ。まぁ、自分が分かりやすいのもあるわけだが。

「…ま、その友人が明美ってのは意外だったけど」

「…? ユウマ、桜井さんと知り合い?」

「…あー、親同士が仲良いから知り合いではあるけど…高校入ってないから全然話してないから知り合いともう言えるかは微妙ってとこだけど」

 そっかぁ、とハヤテが曖昧な返事をしたところで不意にこんな会話が聞こえてきた。

「ところで、アイちゃんはどの辺に住んでるんですか?」

「へ?どの辺…って…ハヤテの部「どわあああああっ!!!!」何よ、ハヤテ」

「?」

 素で答えようとするアイときょとんとしている明美。

 そして横からかなり怪しい物を見るような目で見てくる鋭い男友達。
 
 やはり、ハヤテの安息の日々は遠そうである。










 昼休みになった。

 ハヤテとアイと明美は、人気の少ない裏庭の方まで来ていた。

 ユウマも誘ってみたのだが、エリカと食堂に行くからと断られてしまった。

 …しかし、本当に仲の良い兄妹である。

「…あ、あのっ、ところで…」
 
 お弁当を取り出しながら、明美はおずおずとアイとハヤテの方を見て口を開く。

 どうしたのだろう、とハヤテが明美の方へ視線を向けると、

「…2人は結構仲良しですけど…も、もしかして付き合ってたりとかしますか?」

「「!?」」

 その瞬間。お弁当のフタを開けているハヤテの手も、今まさにチョココロネを食べようとしていたアイも手も動きをピタリと動きを止めた。

 それは予想外の質問過ぎた。

 返事がないので明美は余計心配そうに、

「あの…だとしたら私かなりお邪魔なんじゃ…」

「い、いや!! 付き合うって!! 何言ってるんですか! ね? アイ?」

「そ、そうよ明美。そ、そそそそんなことありえないわよぜぜ、絶対に…」

 何故か妙に焦った返答するアイ。

 そんな返答をしたら余計怪しいのに、何で妙にアイは焦っているのだろうか?

 まぁ、唐突な質問に驚いているのかな、と適当にハヤテは結論づけるが、明美はまだ不安そうな表情で、

「で、でも…名前呼び捨て…ですし…」

「そんなこと言ったら明美さんも呼び捨てされてましたよ…!」

「へ? どなたに?」

「ユウマにですけど?」

 と言った瞬間、さーっと明美の顔が青ざめた。

 あれ…? とハヤテは首を傾げる。

 もしやこの流れはあまり触れてはいけないことだっただろうか…?

 でも青ざめるって…何があったらそこまでいくのか…。

『桜井さんに何したんですかユウマ…!』

 とはいえ、彼が何かをしたとも考えにくい。

 ともかくこの話題は避けた方がいいだろうとハヤテは判断した。

「…ま、まあとにかく全然お邪魔とかじゃないので安心してくださいね桜井さんっ」

「…そう…だといいんですけど…」

 おずおずとした態度のまま明美は、パカッと小さなピンク色のお弁当箱を開ける。

 ちらり、とハヤテが明美のお弁当に視線を送ってみると、中には様々な工夫が施された美味しそうな食材がたくさん詰め込まれていた。

「わー。美味しそうなお弁当ですね。桜井さんがつくったんですか?」

「え? いえ…これは、母が…」

「へー。桜井さんのお母様は料理が上手なんですね」

 と言われると「はい…♪」と明美は短くうなずいた。

 今度はちょっと笑顔だったから、ハヤテは少し安心した。

「私のお母さんは…私と違ってなんでもできるんです…。キレイで…美人だし…明るいし…」

「はむっ。へー。本当に美味しそうね…はむっ」

 チョココロネを一口ほおばりながらそう言うアイ。

 そして「…!」と目を開けて「このチョココロネ…良い感じの甘さだわ…!」とかなんとか呟いている。

 すると、明美がすっ…とお弁当をアイの方に差し出してきた。

「もしよろしければ…どれかどうぞ?」

「え? いいの?」

 はい、と明美は返事をしてから「…友達、ですし…」と何故か恥ずかしそうに言っていた。

 そんな明美を見てアイは少々笑みを浮かべつつ、タコさんウインナーを取って食べてみた。

「………うん。美味しい。あ、じゃ私のチョココロネでよければ…はい」

 アイは、チョココロネの下の方を少しちぎって明美に手渡す。

 と、明美は律儀に「ありがとうございますっ」と言ってそれを食べた。

 なんとも見ていて微笑ましい光景だなぁ、と思いつつ自分ここにいていいのだろうか? と少々疑問に思うハヤテ。

 と、そこでピリリリリ…とケイタイの音がした。

 アイは、ケイタイを持っていないしハヤテは教室においてきてしまった。

 ということは…、

「桜井さん。電話なってますよ」

「え? あ…」

 何故か申し訳なさそうに、いそいそとケイタイを開く明美。

 きっとメールでもきていたのだろう。

 が、それを見た瞬間、わかりやすいくらい明美の表情が暗くなった。

 チョココロネに夢中でアイはあまり気付いていないようだが、あからさまに先ほどまでの表情とは違った。

 明美は、ケイタイを閉じると、少しモジモジしながら、

「あ、あのっ、お2人とも今日はおヒマですか?」

「え? …僕は平気ですよ。」

「…私も平気よ」

「じゃあもし良ければ一緒に少し出かけませんか?」

 突然の誘いにハヤテは、首をかしげる。

 先ほどのメールにいったい何が書いてあったのかはわからないが、何かがあったのは確かだ。

「わかりました。大丈夫だよね? アイ」

「ええ。アンタがいいならね」

「………、ああ…まぁ…」

 アイが言っているのはおそらく特訓のことだろうが、まあそれは1回おいておこう。

 いっきにやっては伸びるものも伸びないし、何より明美の先ほどの表情がハヤテには、気になって仕方がない。

「…ありがとうございますっ」

 何故かそうやって笑った彼女の顔が、嬉しそうな悲しそうな…なんともいえない表情に見えた。










「はーいっ、じゃあ解散っ! 気を付けて帰んのよ!」

 雪路の声にはーいっ、とみんなが頷く。

 教室で「疲れたねーっ」などという声がこだまする中、ハヤテはカバンの中に教科書をつめこみ、帰りの準備を始める。

 と、もうすでに準備を終えたアイが横で何故かため息をついていた。

「…えと…どうしたの?」

「いや…真面目だなぁと思って…。わざわざ教科書持ち帰ってるなんて」

「いや、そりゃ持ち帰るよ…! アイは頭良いから予習復習なんかしなくてもいいんだろうけど…」

「…頭良いってわけでもないけど…。でもここの編入試験は満点だったわね」

「頭良いよそれ…!」

 と、語るギリギリ合格者のハヤテ。

 まぁ、あれから勉強頑張ってきているから徐々にあがってきてはいるのだが。

「…あ。それで桜井さんは?」

「ああ」アイは頷くと、「なんか校門で待ってるって。もうすぐ修学旅行なんだって? だからそれようの私服とかほしいらしいわよ」

「へーっ。じゃあ急がなきゃね」

 と言ったところで、不意に前の方の席の茶髪の少女が目に入った。エリカだ。

 彼女は上着を着てカバンを担ぐと―こちらの視線に気づいたんだろう。若干睨みながらこちらを見てきた。

「…何よ?」

「あ、いや…エリカさんにしては珍しいなぁと思って」

「…? 何が?」

「いや、今日はユウマが一緒じゃないんだなと思って」

「………、」エリカはちょと黙ってから、「…別にっ。いつでも一緒ってわけじゃないわよ」

「でも仲良いじゃないですか♪ エリカさん、ユウマのこと大好きですし」

 と言ったとたん。

 エリカは沸騰した薬缶のようにかぁぁぁ、といっきに真っ赤になり、

「ばっ、そういうこそばゆくなることを言うんじゃないわよ…! 別に大好きじゃないわよあんな奴…!」

「いやいや♪ またまたー♪」

「いやいや♪ またまたー♪ じゃないわよ!? ……そりゃ感謝はしてるけどさ。でも別に大好きとかそういうんじゃない」

 何故か必死に言い訳してくるエリカを見ながらなんかおかしくなってきた。

 誰がどう見ても兄が大好きであるのは一目瞭然なのだが…。

「で、ユウマはどうしたんですか?」

「知らないわよっ。なんか病院に用があるからってさっさと行っちゃったし」

「病院って…」ハヤテは急に心配そうな表情になり、「…ユウマどこか体の具合でも悪いんですか…?」

「さぁ? 知り合いのお見舞いとかじゃないの? アイツ自身は至って健康…よ…」

「あれ!? なんで最後だけ小さな声になるんですか!?」

「いや…ちょっと嫌なことを思い出しただけよ…」

 ははは…、と苦笑しながら呟くエリカ。

 ちなみにハヤテは知る由もないが、嫌なこと…というのはエリカが早とちりでユウマが死んでしまうと勘違いしたあの件のことである。(参照、番外編『新橋兄妹』)

 ハヤテはなんだろう? と不思議に思いつつも、まぁユウマが健康でよかったかなと思うことにした。

「…でもエリカさん1人じゃ寂しくないですか? なんなら、僕今からアイと桜井さんと買い物に行くんですけど来ますか?」

「買い物ぉ?」エリカは目を細め、「…アンタ真面目にもう少し男友達つくった方がいいんじゃないの? ユウマとかくらいしかいないんじゃない?」

「ぐはっ! いや…うん、わかってますって…」

「本当にわかってんの? …ま、私は良いわ。買い物とかあんま興味ないからね。服とかもTシャツGパン愛好家だし基本ユウマからおさがりもらってるから」

 じゃねー、と言って去っていくエリカ。

 それに対してハヤテも「さようなら♪」と言って、手を振った。

 …でも、さりげなく最後に出た言葉がやはり兄妹仲がいいのを表しているような…。

 そんなことを思ったが、照れ屋なエリカは認めてはくれないので心の中におさめておこう。

 と、そこで、不意に視線に気づいた。

 その視線の名は…何か気にくわない、といったものだろうか。

 そーっ、と振り返ってみると後ろで銀髪の少女アイがむすーっとした表情でこちらを見ていた。

「…えーっと…アイ?」

「……随分楽しそうね? 明美を待たせてるの…忘れてるんじゃないわよね…?」

 と、そこではっとするハヤテ。

 結局ここから校門までダッシュして明美に謝ることになったハヤテであった。


                                         第十話 END


以上…!

さて、今回も当然のように2話同時更新だったわけですがどうだったかな…!

最初のシーンでついに…帰ってきましたねあのお方が私の作品に…!

咲城カレン…アテネのメイドさんにして作中最強の方なのです! 私の作品では一番長い付き合いだったりね☆ かれこれ3年ほどの付き合いだよカレンさんとは…!

プロフィールは追々のせるとして、ちなみに彼女がアテネのメイドをやっている経緯などについては近々更新するであろう番外編でまた…!←

次回、少年現る。彼の名は一体―…! まぁ、ギャグパートだよねこの辺w ではまたー♪

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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.51 )
日時: 2013/03/04 16:29
名前: masa

どうもmasaです。

フム、ハヤテはまだ氷結能力を上手く使いこなせないんですね。まあ、ああいう特殊能力をいきなり完璧に使いこなせたらそっちの方が不思議ですよね。
アテネがハヤテに電話したのは多分、目的は2つあったかと。この小説ではアテネがハヤテに好意を抱いているかは分かりませんけど、持ってたとしたら、ハヤテの声を聞きたかったと、ハヤテが学校に来ないと会えないが、目的かな?

まあ、ナギの引きこもりは治りませんね。よっぽどの特効薬があれば別ですけど。

意外なのが、アイさんが機械音痴な事ですね。仕組みを知らなかったとはいえ、携帯の中に人が入っていると思うとは。
ってか、どうやってあんな小さくて薄いところに人が入るんだ!?知らないとはいえ、すごい発言。まあ、「天然だから」と言われれば納得ですが。

で、アイさんはやっぱり優しいですよね。不良を倒し、自身にコンプレックスを持っている明美さんに優しく微笑みかけ、心をほぐすとは。
それだけでなく友達にもなるとはね。と言う事は、アイさんを通して、ハヤテとも友達になるのかな?

フッ、エリカさんよ、ハヤテへの恋を認めちゃあどうだい?作者公認だぞ。認めれば色々と楽になるぞ。


カレンさん登場ですか。最強にして最凶のメイドさん。
ってか、何でもかんでもメイドですからで片付けない方がいい気が。まあ、一々説明する方が無駄か。
ってか、カレンさんが神なんじゃないんですか?そう言われれば全てに説明ができますけどね。

で、ユウマは有能すぎでしょ。じゃんけんにも強いって。まあでも、テレビでじゃんけんの達人が出た事もありますし、そう言う類かな?
アイさんよ、ハヤテの部屋に住んでいるのは秘密な以上軽々しく言うなよ。ハヤテでも誤魔化すのは不可能になってくるよ。

昼食のシーンはまあ、ほのぼのだった。ですね。
アイさんは何で動揺してたんでしょうね?情緒が小学生のハヤテならともかく。まさか、好意がある?違うか。

なるほど、ツンデレ女王なエリカさんなだけあってある程度の事実を言われれば一気に否定っすか。
まあ別にいいじゃん。兄妹仲良しが一番だって。姉との仲が良くも悪くもない自分が言うんだから間違いないって。
でも、エリカさんは少しはお洒落に気を使った方がいいかと。女の子ですからね。ね、ハヤテ。

ハヤテの男友達の少なさは仕方ないって。原作も含めれば、3人位(宗谷、ワタル、ユウマ)だし。


さて、次回も楽しみにしてますね。
では。




(そう言えば、オリキャラ連れてきていいタイミングってどれくらいですかね?)

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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.52 )
日時: 2013/03/04 21:02
名前: ネームレス

匿名→いろいろな経緯→ネームレスです!感想に来たぜふううううううう!!!
いやー、桜井さんだねー。こんちわ!
…うん、あまり自分を卑下にするもんじゃ無いよー。というか暗いとかブサイクとか気にしちゃダメだよー。そりゃあ、たしかに男女で付き合うとかだったら見た目も大事かもしれないけど、友達作って、生活を充実させるのであれば、ブサイクでも何ら問題無いよー。桜井さんは優しいし友達ぐらいすぐ出来るから。実際アイがもう友達だから。自分を卑下にするということは、自分と付き合ってくれている身内や友人を卑下にすると同義だからね。だからそういうことあまり言っちゃダメだよ。
(………俺のキャラじゃ無い!?
お、落ち着け!まだ間に合う!)
カレンさん来たあああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
来たよ来たねカレンさん!ついに登場しちゃったね!
というか何?心読むのはもはやデフォなの?テレパシーでも持ってんの?
というか飛行機のハイジャック解決したのカレンさんだよねえ!?相変わらず仕事の手際いいですねえ!?
(…というか、カレンさんは神の存在にも気付いてそうだよね。というかその場から動かずに倒せるよね。神を。うん、怖いね)
ユウマはユウマで…うん、桜井さんと何があったのか詳しく聞きたいですねー。
で、桜井さんはハヤテとアイを放課後に呼ぶと。…あの表情にどんな意味が。
さて、このぐらいでそろそろ。次回も楽しみにしてます!ネームレスでした!
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.53 )
日時: 2013/03/04 22:23
名前: サタン

どうも〜 りららさん。 地獄のしっしゃーの事サタンです!


ハヤテは氷結能力をまだコントロールできないのですね、大事な一戦では発動できたのになぜなのか! それは…CMのあとで!ww …ふざけるのはやめましょうか。 すみませんw

あの時はやっぱりハヤテの特別な何かが発動して、氷結の力を制御できたのでしょうね。

アイはハヤテの訓練を経て、彼女に笑顔が増えてハヤテといい感じ♪ 

そして、アイの天然さんに吹きましたw

でも、納得。 アイは頭はトップクラスですが、地球の常識は皆無に近いですものね。

そこから偶然にワンセグのボタンをポチっと押して、流れるニュースからの色々な人の声に対して、お茶目な反応のアイでした!

ナギはもうあれがデフォですねww いつもながらw

一人の絡まれた少女を救ったアイはカッコいいものでした! 特に↓

>「…さて…で、なんだっけ?」アイは少し笑みを浮かべて「…長い物には巻かれるんだったっけ…?」

その辺りのアイのセリフに痺れましたよ!

救った少女の名は桜井明美…確かに綺麗な名前ですね。登場にぱちぱちぱちー

それにしても、お互いにこの学校の初友人になれてよかったですね〜


アテネのメイドさんのカレンさん…恐るべし…! マキナの好きな物を利用して見事にマキナを捕獲成功するんですもんね。(マキナ〜 もう少ししっかりしようねw 君、アテネの執事だしね)

おまけに巨大捕獲網までエプロンのポッケに入れているとは…不可能を可能にするのが、メイドだと改めて認識しましたw

ユウマだけに相変わらず勝てないエリカw しかもじゃんけんで全勝とかユウマが強すぎるのか、それとも何か兄妹バトルしてる時だけ働いてるのかと思ってしまいますw

アイがハヤテと一緒の部屋で住んでる事言いそうになりましたね〜 ってきりハヤテの方から言い出すと思ってましたが、ハヤテも学んだか。

昼食の時の明美の一瞬の暗い表情は何を意味するのか。

エリカのツンデレきましたねー ユウマの事好きなのは明らかなのですがね。 素直のなれませんね。 まあ、それが可愛いのですが♪

最後のハヤテのモノローグでエリカの事がよく分かりましたよ。

そして…それでは終わらなくて、アイが後ろから冷たい視線を送っていました! もしかして嫉妬??


では、今日はこの辺で! それでは更新頑張って下さい!  楽しみにしてますので!
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.54 )
日時: 2013/03/04 22:25
名前: 球磨川ボックス



どうも、球磨川ボックスです!
ヘラ「今回も氷華ちゃんの愛しの僕がきたよ♪」

氷華「誰が愛しだって?氷華よ」


アイ、誕生日おめでとう♪
氷華「おめでとうございます。アイさん。これ、繁華界で流行っている『奇跡の激甘パフェ甘さ五倍』です。どうぞ」
ヘラ「誕生日おめでとう♪アイちゃん。僕からは『奇跡の激辛パフェ辛さ五倍&量五倍増し』だよ。食べてね」

ヘラァァァァァァァァァ!!!!アイは辛いのダメなんだよぉぉぉぉ!!!
氷華「好みじゃないのを渡すなんて…信じられない」

ヘラ「おいおい君達。僕が本気で渡すと思っているのかい?」
氷華「渡すでしょ」
渡すだろうね

ヘラ「全く、こんなの冗談に決まってるだろ?ほんとはコッチを渡すつもりだったんだよ。はい♪『本当にあった激辛パフェ』繁華界一辛いパフェだよ♪」

氷華「・・・・・・・」
・・・・・・・・・

ヘラ「さあ、君達!感想に移ろうか!」
氷華「はあ…」
なんでこんな子になっちゃったんだろ…



氷華「ハヤテはアイさんに訓練を受けているのね」
咄嗟の火事場の馬鹿力に頼るわけにいかないもんね。
ヘラ「うんうん♪男の子は強くないとね♪」



氷華「携帯が分からないって…アイさん…」
ヘラ「おっと、氷華ちゃんのアイちゃんに対する尊敬の気持ちが薄れてきたようだね」
ヘラぁぁぁぁ!!!言っちゃダメだよぉぉぉぉ!!!天界には無いんだからしょうがないじゃん!!



アイ、眠そうだね。
氷華「朝早くからハヤテに特訓をつけてたものね」
ヘラ「アイちゃんみたいな可愛い女の子が寝不足はいけないね」
なんでこう、微妙にズレてるんだろ…


氷華「女子生徒を救うアイさん。やっぱり尊敬ね」
ヘラ「女子生徒を助けるなんて、アイちゃんは男勝りなかっこいい子だね♪」
うん…お前さっきなんて言った。



ヘラ「エリカちゃんのプロフィールの好きな物に、ユウマちゃんが入ってないのはおかしいよね?」
ヘラ…お前…
初めて的を射ている事を言ったね。
氷華「しかも、ツンデレの王者って…」
言葉通りだね。
ヘラ「もし、エリカちゃんの手配書が出たら、『ツンデレ女王エリカ』っていう二つ名が付き添うだね」
氷華「手配書なんか出ないだろうけど、まず間違い無く付くわね」



・・・・・・・・・
氷華「・・・・・・・・・」
ヘラ「え?どうしたの君達。急に黙って」

・・・・・・(さすがヘラ…あの人が来ても平常運転だ)。
氷華「・・・・・・(無頓着というか、こいつの神経どうなってんの?)」
※二人の間のテレパシーです。
ヘラ「なんか君達失礼な事考えてない?」

ヘラ「カレンちゃんは凄いね♪メイドの前ではこの世の理なんて無いも同然だね」
・・・・・・(普通にカレンちゃんって呼んでるぞ)。
氷華「・・・・・・(普通カレン様じゃない?)」
※テレパシーです

ヘラ「へ〜カレンちゃんはパーティーの事まで知ってるんだ。まあ、お金持ちのメイドさんだし、たくさん開くんだろうな〜」
・・・・・・(パーティーすら理解してないぞこいつ)。
氷華「・・・・・・(何なら分かるの、こいつ)」
・・・・・・(ってかカレン様はなんで知ってんの?いや、知っててもおかしくないんだけどさ。メイドだし)。
氷華「・・・・・・(彼って…あの彼しかいないわよね?知り合いなの?)
※テレパシーです





さすがユウマ…ジャンケンですらその超人を超えた超人っぷりを発揮するのか…
氷華「エリカ…悔しかったでしょうね…」
ヘラ「ジャンケンなら僕はグーチョキパー、一緒に出す」
氷華「ああ…それ使う奴良くいたわ…」
ヘラ「まあ、相手がなに出しても、勝って負けてアイコができるから、厳密にはアイコなんだけどね」
分かってるなら使うなよ…





ヘラ「そんな…アイちゃん…ハヤテちゃんと付き合ってたなんて…」
ん?なに言い出した?
氷華「ほっときなさいよ…」
ヘラ「アイちゃんは僕と付き合ってるのに!この浮気も「なに言ってんのよ、あんたは…」
とんでもない事言い出したなこの野郎。
ヘラ「氷華ちゃんに止められるとは…」
氷華「当たり前でしょうが」



明美とアイは良い友達になれそうだね♪
氷華「そうね」
ヘラ「女の子の友情…美しくもあり儚くもありってね」
・・・・・
氷華「・・・・・」
ヘラ「ねえ、なにか言ってよ。せっかく僕が歴史に残る格言を」
氷華「どこがよ」


エリカだ〜♪
氷華「本当にエリカが出ると嬉しそうね…あんたは…」
だって大大好きだもんね!
まあ、どっかの羊君には負けるけど…
ヘラ「そっかー。エリカちゃんはユウマちゃんの事が好きなのか〜。振られたら僕のところに来なよ?」
本当にこいつにはペースが乱されるわ…
氷華「疲れるわね…」

ヘラ「病院…あはははははははははははははは!!!げほっげほっ!お腹痛いぃぃッ!!」
氷華「エリカ…こいつ殺りにきたほうが良いわよ。大爆笑してるから」

ヘラ「うん?繁華界には来れないでしょ?」
・・・・・(カレン様なら来れるよね?)
氷華「・・・・・(ええ、瞬間移動で繁華界に来るでしょうね)」
※テレパシーです


氷華「はあ…またこいつが…」
ヘラ「え?球磨川ちゃんの事かい?ダメだよ、氷華ちゃん。
球磨川ちゃんは頑張ってるんだから。そんな風に迷惑がっちゃ」
氷華「はあ…もう、どうでもいいわ…」

では、最後に李薇さん!
ご卒業おめでとうございます♪
大学行っても、投稿頑張ってください!

twitterのイラストを拝見させてもらってます!とってもイメージにあっててすごいな〜と思いました♪

では、また〜

氷華「誕生日おめでとうございました、アイさん。さようなら」
ヘラ「アイちゃん♪今度のデートの話だけど…」
氷華「帰るわよ」
ヘラ「ヤキモチかい?氷華ちゃん」
氷華「死ぬか、帰るか。どっちにする?」
ヘラ「帰る選択肢を残してくれるなんて優しいねぇ、氷華ちゃんは…」
氷華「はあ…最後まですいません…アイさん。李薇さん」

ヘラ「君が謝る必要はないよ、氷華ちゃん!僕が悪いんじゃないんだから!」

ぱきぃぃぃぃん!

氷華「凍らせて持って帰ります…では、今度こそさようなら」
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.55 )
日時: 2013/03/05 17:48
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 キーにはメイドとは何かが全くわかんくなりました……どうも。ふわりらりん♪

 カレンさんは突っ込んだら負けですね、……フウの時も同じこと言ってたような……心を読む……かぁ

 リン「神出鬼没スキルは必須じゃないの?」

 どわっ!……急に出てくるなよ……突然の乱入に李薇さんが混乱するからねっ!それと、リンもカレンさんのことは言えないんじゃない?

 リン「いやいや、私は心を読むんじゃなくて、何となくで思考を予測してるだけよ。それに情報屋はメイドには勝てないもの。」

 メイドの存在を疑う発言だな。そして、桜井さんは……大丈夫だ!暫く出番あるような気がするぜっ!←バイバイライライ♪

 というか、桜井さんに何が!?暗い表情だった割りに次回ギャグパート、気になってしょうがないぜっ!

 リン「というか、申し遅れました、姫崎 臨(ひめざき りん)と申します。」

 今更過ぎるだろ……

 今だから言えることだが、ひなゆめで最初にエリカとユウマを見たときに『新橋』を『あらばし』と読んでしまっていたという……何故だったんだろうと疑問でしょうがない。

 さて、ギャグパートも楽しみにしてますぜっ!

 てことでまた次回です!ふわりらりん♪
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.56 )
日時: 2013/03/05 18:23
名前: 迅風

にゃふー、周囲を巻き込む暴走特急ことじんふーなのですー♪

リラ姫、愛してますっ!!(キリッ←タキシード着用白いバラを口に咥えてキメ台詞にゃあ!!

睡蓮「もう何か定番の様に告白入るんですねー傍迷惑な……そしてそれ実戦したんですね……!? さて、今回派遣されて参りました土御門睡蓮と申し上げます♪ 今回はよろしくお願いしますねー♪」

羊「何か知らないメイドさんと一緒ですね……綺麗な人ですけど……!! えーっと……どこにも所属してない羊の着ぐるみ来た綾崎ハヤテです……今回もよろしくお願いしますね♪」

睡蓮「と言うかこの羊見覚えが……「気のせいにゃ」……では、気のせいと言う事にしておきますか♪ さて、駄弁っていてもアレですし早速感想に移らせて頂きますね♪」

羊「……んっ」←感想を始める前にエリカの頬にキスしてアピールしている羊君である!

羊「……やっぱり甘い……杏仁豆腐だよ、もう……!!///」←ぽしゅんっと湯気が立つ程赤くなりながら呟く羊君である!

睡蓮「何か桃色の景色から感想が始まるんですが……!?」

何か色々パラメーター吹っ切らせてしまったのにゃよねー(〃´・ω・`)ゞえへへっ♪←

一先ず気にせず感想へ行くとして……まずはあちらのハヤテとアイが起床している場面かにゃー。何故早起きなのかと思えば……稽古かぁ!! 氷結能力の特訓ですか!!

羊「やっぱり僕大好きだよなぁ……。っと、感想しないと……!! ふむふむ……、あっちの僕は凄いですよねー……氷結能力付加されえるんですから……!!」

睡蓮「氷結の技能は中々に魅力的ですよねー。私はどうにも陰陽師として火に特化しているタイプですから……氷結は難しいですねー……姉の天花なら可能なのですが……」

ふっ、彼女は色々スペックチート気味だからね……。しかし向こうも中々どうして氷結のコツが掴み切れてなさそうだにゃー……固めちゃるぜ、じゃなくて自然にかぁ……難しいものなんだね……!!

羊「頑張れば成功出来ますよ絶対……!! 何せ二回すでに出来ているわけですし……!! 氷結の資質は高いですよね、ライ神の技も固めてましたし……!!」

睡蓮「ですが良かったですねー♪ 困難な局面を乗り越えて一歩進められたといいますか、アイ神が笑顔を見せてくれるようになっているわけですから……♪」

氷の心が溶かされているのだよ……!!

羊「本当良かったですよー♪ ……でもあの後向こうの僕怒られてたんですね……、天王州さんに……仲良くていいなぁ……。……っとと、それで先生が直々に二人がサボった事が伝わってたんですか……納得ですね!!」

睡蓮「そりゃあ生徒が行方不明ならそうなりますよね……。だけれどアテネ様は明日はいない、でしたね……。そうでした、アテネからメイド長が帰ってくるんでしたね……!!」

探索方法はハンバーガーかー。ハンバーガーちらつかせてれば現れる……何て執事なんだろうね機械君……!!

羊「今さらっと日本語訳で名前言いましたよね!? そして話題は天王州さんのメイドがどんな人物なのかと言う話に入りましたが……止すんです、そんな事したら命が尽きますよ主に赤面で……!!」

睡蓮「……いえ、それは羊さんだけかと思いますが……!? ……しかし意外でしたねーアイ神は機械関連……と言うより地球の知識というか……そっち方面に通じていないんでしたか……」

でもまぁ、使えば数分で全部会得してそうな気もするが……!! 凄いねアイ神、見事なまでの天然ボケだや……!! でも天界の方面では通話系統の術式もあるだろうから携帯の存在は不要なのかもしれぬ……!!

羊「でも少し心配にもなりますかね……。アイが浮いてしまわないかとか……、まぁ凄い美少女ですしそれだけでもちょっと周囲と差が出来てしまうんじゃないかとも思いますけどねー……と言うかワンセグから流れた内容が……!?」

睡蓮「見事なまでの活躍ぶりですね流石……!! 天王州のメイド長を担えるのはやはり彼女しかいませんね……!!」

羊「そしてやっぱり皆さんわかってますよ!! あの人の魅力がしっかり!! ですよねー、格好いいし美人ですし女神も納得の優しい女性ですからねー!! 本当凄い美人さんですよ綺麗で可愛い方ですから♪」←ぽわーっと赤い顔で嬉しそうに語る羊君。

(彼は知らなかった……。本音だが……本当本音だが、ここでこのメイドさんをベタほめする事が妹さんに嫉妬を発揮させる結果を生むとは……鈍感な彼は知る由もなかった)

羊「そんな人の妹だからエリカさんが可愛すぎるわけですよねー……。もう結婚したいですよエリカさんー……♪」(←赤さが更に増した顔でほにゃーんと理想を夢見る羊君)

(そして私も知らなかった……。ユウマかお姉さんの絡みで始まったら大概、エリカで文章が終るとか私も知る由は無かった……)

睡蓮「その語りに私はツッコミ入れたいですけどね!? そしてアイ神は……何か本当に携帯電話を凄い存在と思っていますね……いえ、凄い発明品なのは事実ですが……!! 早めに理解してもらった方がいいのではないですか……!?」

だがそんなアイも捨てがたいんだ……!! そして場面は学院へ……、相変わらずナギは来てないのかー……うん、納得だけど……!! アテネが言っても来るのかどうかだにゃあ……。

羊「にしてもアイって甘いもの本当好きですよねー♪ 何と言うか女の子らしいですよねアイは♪ ……まぁ甘いものそんなでもない子も凄く女の子らしくて可愛すぎるんですけどねエリカさん……!!」←子で濁したのに普通に名前を呟く件。

…………。←はて、文章が全部エリカで終わる……? と思っている作者。

睡蓮「本当好きですねー……!? ……それはそれとしまして。アイ神が望むのはやはりその世界ですよねー……。綾崎君とアイ神の望む世界を造りだせる事を願っていますが……綾崎君の頑張りが鍵を握りますねー♪」

羊「向こうの僕も頑張りますよ、そりゃあ……イクサ兄さん……、アイが言っていた通りにイクサ兄さんの一件が関わってますから……全力で頑張りますよ……!!」

睡蓮「そうでしたね♪ ……それで教室へ戻ろうとしたら……これはまた不愉快な光景が目に映ったものですねー……一人の女の子を寄ってたかってまぁ……♪」

お金持ち高校にも色々と……これがドラ息子と言う奴なのか……!!

羊「でもこういうのは実際みっともないですよ……相手もわざとじゃないでしょうし何より女の子一人に対してするのは……!! ……けどアイの呂律で空気が若干和らいでしまいましたよ……!?」

これが寝起きパワーにゃ!! 寝起きの少女の可愛さが爆発した結果なのにゃあ!!

睡蓮「力説!? いえ、確かに主の関係で納得しかけてしまいましたが!! しかし実際悪気があってぶつかったわけでないでしょうに……、少しぶつかっただけで騒ぐのは感心しませんね……」

私なら『女の子とぶつかってしまったのにゃー♪』とるんるんなのに……!!←

羊「迅風さんは色々感覚がおかしいと思いますけど!? 「じゃあ羊君はエリカとぶつかったらどうなるにゃ!?」そのまま抱き着くに決まってますよ?!」←結論がおかしいww

睡蓮「それ何かおかしいですよね!? そしてモテない事を自爆した白皇の生徒さんとアイ神の戦いが巻き起こりましたかー♪ 長いものには巻かれろと息巻いた割には竜巻に巻き込まれた様に見事に惨敗の結末……、アイ神の圧勝ですね♪」

しかし今後一生暴力を働かないレベルか……どれ程釘が差し込まれたのだろうか……。そして現れたのですー明美ちゃん……!!

羊「桜井明美さんって言うんですかー♪ 可愛らしい方ですねー♪」←

睡蓮「何かさらっと言いますね羊君……。しかし履歴の写真で見覚えもありますが引っ込み思案な子ですね桜井さん……。アイさんも感じた様にネガティブと言うか……ですが、可愛らしい方だと私も思いますよ♪」

委員長タイプはね……三つ編みを解いてメガネを外させたらそこに桃源郷が……!!

羊「何か最後で一気に邪欲に満ちませんでしたか!? でも名前の理由が素敵ですね♪ 明るく美しいっていうのはやっぱり素敵な名前ですから♪ ご両親素敵な方々なのも納得出来ますし……!!」

睡蓮「……と言うかアイ神はそう言えば命名理由アイスでしたね……」←ちなみに睡蓮の命名理由は母親の蓮華さん由来なのであり、長女天花も同様に花由来である!!

そして本当にメガネの下は桃源郷が……!!

羊「言い方変えましょう!? 普通にとっても可愛いですよ明美さんとかですからね!? 桃源郷は何か違いますよね!?」

睡蓮「いえ、さらっとそう言える羊君も相当……!? でもどうにも恥ずかしがり屋な方ですが行動が何とも微笑ましいですね桜井さんは♪ そして悩みとしてご友人がいらっしゃらない……桂会長らは確かに話かけるでしょうねー……」

羊「でもキラキラした中へいけない、ですか……何となくわかる気がします……。エリカさんたちも声かけてくれるんでしょうが……きっと複雑なんでしょうねー……。それにしても行動が何か和みますよね桜井さん♪」

しかしあの人とは誰かにゃ……? そんな自分を卑下してしまう明美ちゃんへ対して……流石アイさんイケメン炸裂ですね……!!

睡蓮「ここで自ら友人になろう、と語りかけるアイ神の行動が本当微笑ましいですよね♪ アイ神の白皇での友達第一号は桜井明美さんですね♪」

にゃー、すごい自然な感じに友達になったのも何か良いのですよねー♪ アイの人柄故か……!! 明美ちゃんも友達出来て良かったのですー☆

羊「そして次の話ですね……!! …………どうしましょう、題名がすでに死亡フラグです。主に僕の……!!」←すでに若干赤いww

睡蓮「綾崎君!? 何かすでに赤いですが……感想を続けますね……!! 場面は空港ですか……周囲の人がそういう反応示すのも当然ですね。アテネ様は大変綺麗な方ですから♪ ですが今はそのことに気を掛けてられない様子ですね、……ああマキナ君ですか」

そうか……ハイジャック事件ですでに何処かへ消えていたか……!! そして、そんなマキナにため息を吐き出すアテネの内心に……見事に口を挟んだね……!!

羊「……!!///」←ヤバイ凄い美人さんです……!! っと瞬間沸騰する羊君。

睡蓮「ええ……、流石はメイド長ことカレン様ですね……!! 何時現れたのだか全くわかりませんでした……と言うのと内心をさらっと読んでしまいましたね♪」

そう言う睡蓮さんもメイドさんだけどにゃー……!! ……そして羊君が……。

羊「うみゃうー……!!///」←カレンさんの笑顔を見てすでにぼふんっと顔を赤くしながら目をくるくる回している羊君。

羊「あう……!! こんにちはです、カレンさん……!! 今日も本当綺麗で可愛くて美人で本当びっくりしてドキドキです……!!」←真っ赤な顔でふらふら〜っとしながらも律義に挨拶をかかさない羊君。

羊「はみゅわぁっ!!///」←ぼぼんっと顔を真っ赤に湯だたせてカレンさんの笑顔に終始ドキドキの羊君であった。

すでにこの様か……!! 何にせよカレンさんご帰還である……!! 有能な……否、有能過ぎすぎるメイドさんの登場である……!!

羊「ふぁれんふぁんふぁほんろびじんへゆうほーなふごいひゃられふよねー、ひゃわいくてぼくふきれふよー♪///」←『カレンさんは本当美人で有能な凄い方ですよねー、可愛くて僕好きですよー♪』と目をくるくる回しながらあっちこっちへふらふら移動してる羊君。

睡蓮「ありゃー……。さて、肝心のマキナ君ですが……すでに捕獲されてたんですね……。そしてカレン様流石ですね……その巨大な大網は……!!」

本当あのポケットの質量のどっから出てきたんだろうかにゃー……。物理的に質量的におかしいのに入ってるんだよ……メイドさん凄いや……!! カレンさん凄すぎる…!!

睡蓮「それがカレン様です……。メイドですからの言葉を唯一と言っていいレベルで操るのがカレン様の偉業です……!! 私もそこそこ有能ですが、カレン様は別格の域ですからねー……精進しなくては」←姉をチートにしたら若干スペック落としたのだ……!

羊「あうー……エリカさん……!!」←その頃僅かに無事な理性でエリカの傍へ駆け寄っていた羊君。

羊「何かカレンさんの笑顔見てると僕ヤバイので……、抱き着いてていいですか……? っていうか抱き着かせてください……!!」←彼が心安らぐ落ち着く場所=エリカなので抱き着きたそうに視線を熱望してる羊君。

羊「……ダメですかー……?」←真っ赤で涙目でエリカを見つめております。

羊「……♪ やっぱりエリカさん優しくて大大大好きですー♪ もう恋人になってほしいくらい愛してますよー……♪」←許可を貰えて嬉しそうにほわっほわ笑顔で甘えてくる羊君。

そしてその頃彼はこの様か……デッレデレやぞ……!! しかしそれはそれとしてカレンさんは流石だや……!! 電話で話された神々の戦いにも精通しているよ……!?

羊「ふわーっ♪/// ……でもほんろカレンお姉ちゃんはふごいれふよね……!!///」←『でも本当カレンお姉ちゃんは凄いですよね……!!』と胸元に顔を埋めながら呟く羊君。何かカレンさんをお姉ちゃんと呼んでしまう時がある羊君ですww

睡蓮「本当何なんでしょうかカレン様は……!! 私などは土御門の文献とかで知るしか道がないですが、カレン様全部通じていそうな貫禄ですし……!!」

本当口振りが意味深だよ……アテネも思わず諦める程に…!! そしてカレンさんが最後に呟いた言葉はいったい……!? 気になるです……!!

羊「カレンおね……、さん!! の言う事ですから意味深ですよねー……。そして、僕はやっと落ち着きましたー……♪」←その頃エリカに抱き着いて胸元に甘えながらほわーっと落ち着いている様子の羊君。

羊「エリカさんに抱き着いてるのやっぱり凄い好きですー……♪ 結婚してください、もう本当にー……♪ お嫁さんに欲しいですー……♪///」←嬉しそうに胸元に甘えて脳内ダダ洩れな羊君。

睡蓮「向こうは何時からかピンクな景色になってますねー……。そしてアイ神……!? やっぱりそう思い続けてましたか……いえ、まだ一日の内容ですからね……。桜井さんもそりゃあびっくりしますよ……!!」

多分どっかの民族なら持ってない!!

睡蓮「答えが適当過ぎやしませんか!? でも本当友人同士になれていて良かったですよー、アイ神と桜井さん♪ そしてこれはまた……」

羊「珍しい、ですよねー本当。ユウマって一限目から授業受ける事がそんな無いですから……ああ、エリカさんに言われて来たんですかー……!! エリカさん本当お兄さん想いで素敵ですよねーっ♪」←むぎゅーっと嬉しそうに抱き着き続ける羊君。

そして出てきた理由は……じゃんけんか……。負けたのかエリカ……。

睡蓮「そして新橋君の全勝なんですね……。剛運と言いますか……流石ですね……。そしてエリカさんは……光景が凄い思い浮かびます……」←何か昔、九十九にじゃんけんで全敗した記憶を思い出した。

羊「でも確かに出席理由がエリカさん訊いたら怒りそうですよねー……。まぁ、怒った顔も可愛いから大好きなんですけどねー僕♪ もうエリカさんはどの表情も可愛すぎますよ本当ー♪ 凛々しくて可愛くて……!!」←胸元に埋まって本当嬉しそうな赤い顔の羊君。

しかしユウマは色々鋭いよねー本当……!! アイとの関係もう察し始めてる……!! しかし明美ちゃんと繋がりがあるとは基本美少女は皆ユウマへ通じるのか……!?

睡蓮「と、言っても高校前の様ですけどね……? ご両親が仲が良いのですか……。そしてアイ神は本当……容赦ないですねっ♪」

何時ハヤテがリンチ受けてもおかしくないや☆

羊「ところでなんですけどね? ……じゃんけんで勝てなかった間のエリカさんが可愛すぎるんですよ本当に!! エリカさんの可愛さが凄い詰まってるっていうか、もう本当にエリカさんが可愛すぎますってば!!」←そして思いがけず本気でエリカに甘える羊君。エリカの首筋を何か舐めてるやw

そして場面は中庭へ……友情親睦会開幕だね……アイ神と明美ちゃんの……!!

羊「食堂……」←何か食堂に行きたそうな羊君w

大丈夫中庭で二人きりで食べたりもあるさ……!! でも本当新橋兄妹は仲がいいのですにゃー♪ そして明美ちゃんの口から核心をつく一言が……!!

羊「? 別に普通ですよねあの二人……?」←

睡蓮「普通よりかは少し仲がいいかと……それに転入間もないのにすでに呼び捨ての仲ですから普通よりかは少し上……かしらね? そして仲良しに見えますよね……実際。付き合っているわけでは当然ないですが……、ですがアイ神の方がどことなく怪しい風に見えますかねー……♪」

意識してるのか……少し意識しちゃってるのかぁ、アイ神!!

睡蓮「やはり呼び捨てと言うのは恋人あるいは親しい間柄に思われるものなのでしょうねー。実際二人はパートナーの関係性ですし」

睡蓮の幼馴染の筋肉君とは呼び捨てだけど見込みないし……、その分アイとハヤテは脈ありの気配が……!! 脈の全くない睡蓮さんとは大違いさ……!!←

睡蓮「うふふ、何の話でしょうかねー♪」C<―ω・`) ←

羊「わー、迅風さんのほっぺが凄い伸びてますけど……!? しかし桜井さんにユウマが呼び捨てにしていたと伝えたらこの反応ですけど……いったい何をしたんですかユウマ……!? いや、なんなんですかこの不可思議な反応は……!?」

しかし明美ちゃんのご飯……母親お手製か……!!

睡蓮「反応から見るにお母様の事は大好きなんでしょうね……♪ 美人で綺麗で明るい、ですか……!! と言うかさり気無く瞳輝きますねアイ神……、チョココロネパワーと言うべきでしょうか……!!」

羊「本当甘い物好きですよねー♪ そしてアイと桜井さんのやり取り……本当見ていて微笑ましいです……良かった……♪ ……でも携帯の画面見たら急に……?」

電池切れか……!!

睡蓮「いえ、それは違うでしょう絶対!? ですが、本当どうされたのでしょうねー……。急に一緒に出掛けないかと……随分唐突ですが……。……ふむ、メールの内容に関わりがあるのは当然として……どうなるのか……」

羊「今は流石にどうとも……!! それで場面は移って放課後ですか……、そしてさり気無くアイは本当頭いいですよね……!! 教科書持ち帰っておかないと僕なんかどんどん引き離されていきますよ……!!」

睡蓮「試験も満点でしたか……流石アイ神ですね……!! 白皇試験だけは本当容赦ないんですけどねー……。そして時期的に修学旅行……そうでしたねー……、それ用の買い物でしたか♪」

羊「それでエリカさんですね……!! 可愛いです……!! ホント、今日もエリカさんが可愛すぎますよ……!! あの、ツンとした表情が本当可愛すぎて仕方ないんです……!! 何かもう存在自体反則みたいに可愛すぎますよねエリカさん……!!」←パァァァァ!! と輝く表情。

わーい、何かもう全部可愛いで集約されちまうやーっ☆←

羊「そりゃあ全部可愛いですからエリカさん♪ エリにゃんって呼び方もエリカさんの可愛さ大爆発ですよね、呼び方可愛いですエリにゃん!! エリにゃん大好きです、もー♪」←何故かエリにゃん呼ばわりに抵抗は無い様だ。

睡蓮「エリカさんの表情……何か自分とダブるんですよね……真っ赤なんですが……。にしても今日はエリカさんお一人なんですね? 普段はお兄さんと行動しているのに……」

羊「僕的にはユウマに少し嫉妬しますけどね……僕だってエリカさんとずっと一緒にいたいです……!! でも、それくらいエリカさんユウマの事大事に思ってますよねー♪」

ねー、番外編諸々含めて兄妹仲良好だよ……!!

羊「……ところでここで真っ赤になるエリカさん可愛すぎませんか……?」←ぽけっと見惚れて見惚れて熱望の眼差し向けている羊君。

睡蓮「やっぱり結論そうなるんですね!? まぁ、エリカさんは……お兄さんへの感謝は本当している事ですよねー……♪ そう言うところが素敵だと私は思います♪ そして肝心ユウマ君は病院へ……誰かのお見舞いですか」

誰のお見舞いだろうかにゃー? そしてエリカの黒歴史スイッチが入ったにゃ☆

羊「黒歴史……もったいないんですけどねー……、エリカさんの素敵な涙でしたし……と言うか全般的に番外編のエリカさんは可愛すぎたんですよ……!! エリカさん全部が全部可愛すぎましたよ番外編……!!」←そしてもう本当大好きですー♪ と満開笑顔で抱き着いて甘える羊君である。

にゃるほど……黒歴史が入る度に彼はこうなるのか……。

睡蓮「いえ、エリカさんかカレン様の名前が入るだけでこうなると推測しますが……。そしてアイ神と桜井さんと買い物出掛けます、と伝えたら……見事な返しですね♪」

羊「がふっ……!! ……ふっ、ええ……男友達本当作りたいですよ……!! 気ままに喋れる男友達本当欲しいですよ……!! ……はぁ……」←友人どころか周りに人がいないや☆

羊「と言うか友人以上に……エリカさんを恋人に欲しいです……愛おしすぎてもう欲しくて欲しくて仕方ないんですよー……」←そして何か脳内がダダ洩れであるw

羊「それとですねエリカさん。ずっと前から思ってましたがエリカさんのTシャツとGパンのスタイルは僕にとって刺激的過ぎます!! 綺麗で可愛くて……無防備にも思えて、正直襲いたくなるくらいラフなスタイルが可愛すぎます、女性として魅力的過ぎる自覚を持ってください!! そしてそんな鈍感なとこも可愛すぎて愛してます!!」←そして再燃した結果の抱き着いて胸元にすりすり甘える羊君である。

睡蓮「それだともう日常大丈夫ですか羊君……!?」

羊「そして今日もエリカさんの声……美声だったなぁー……♪」←抱き着きながら上目使いで真っ赤な顔しながらぽけーっと聞き惚れている羊君。

(・ω・)bグッ←ガチ惚れまで陥落させ過ぎちまったぜな作者

睡蓮「本当にね!? そして最後……アイ神が見事に……見事にすねていますねー……。それと桜井さんを待たせているんでしたね……、まぁアイ神も少しすねていますが……!!」

照れ屋なエリカとすねてるアイと待ちぼうけな明美ちゃんだったのだ……!!

そして来るか……、来るのか……カレンさん絡みの番外編とプロフがぁああ!!!

睡蓮「そっち!? 次回の話、少年の話なんですけどね!?」

羊「そう言えば僕、エリカさんのプロフィール、名前の部分で顔熱くなって先を読めなかったんですよねー……容姿のとこや性格の場所チラ見しただけで陥落しました普通に……♪」←何かプロフ全部見れて無い割に顔が凄い真っ赤。

睡蓮「色々ダメですね羊君は!? ま、まぁ感想はもう終わりましたし構いませんが……、それでは次回も楽しみにしております♪」

いやー、あっはっは、今回も感想長くなったにゃー♪←

羊「原因僕らですけどね……!! でも僕はエリカさんとその……少しでも長く一緒にいたいといいますか、そのー……」←恥ずかしそうにつんつんと指を突き合わせながら。

羊「あ、それとですねエリカさん……!!」←そして唐突に真剣な眼差しでキリッとエリカを見据える顔が真っ赤っかな羊君である!

羊「…………本当に本気で恋してて愛してます、エリカ……!!」←面と向かって呼び捨てが恥ずかしいからエリカに抱き着いて耳元で囁く事で羞恥を乗り越える羊君である!

睡蓮「(いえ、そっちの方が遥かに難易度高い気がしますが……!?)」

羊「……んっ」←そしてエリカに好きですアピール連続の頬にキスである!

(・ω・)bグッ←ちなみに羊君感想来るたび必ずするからエリカファイトにゃっ!!

羊「……ちゅ……ぷわぁ……///」←今回は頑張って二回キスしてから気絶してエリカにもたれかかる羊君であった!!

(`・ω・´)ゞ←後はエリカに任せたですpart2!! それと最後は毎回エリカに全てを託すのでよろしくにゃ!!

睡蓮「ああ、羊君基本エリカさんに任せる方針なんですね……!?」

(・ω・)bグッ←目標はまず一〇〇回を定めてあるのですっ!!

羊「はみゃー……♪」←気絶しながらもエリカの匂いをかぎ分けて嬉しそうに抱き締めてる気絶羊君であった!!

睡蓮「光景的に天国と地獄が共存している光景ですねー稀な光景です……!? ……コホン、それでは次回の更新も頑張ってください♪ 応援していますよっ♪」

ではさらばなのですにゃーっ♪
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.57 )
日時: 2013/03/05 21:05
名前: デス

初めまして。『シロクロ』を執筆しておりますデスという者デス。


ハヤ「どうも、『こっちの』綾崎ハヤテです」

ナギ「こんにちは、『こっちの』三千院ナギですよ〜♪」


李薇さんの小説、読ませて頂きました。いやー面白いです!ぶっちゃけ初っぱなからオリキャラ出すってどーよ、とか読み始めは批判的に読んでたんですが、イクサとアイの過去とかアテネとの再会とかストーリー展開がお見事でワクワクできました。


ナギ「基本的にオリキャラが嫌いな作者が言うんだから相当なもんよ李薇さん」

ハヤ「まあこの作者は原作キャラ魔改造しまくってほぼオリキャラにしちまってる訳だが」


うるせーな、二次創作なのに設定まんまじゃ上手いこと展開できねーだろ。

しかし10人の神様ですか……一体どういう属性の奴等が出てくるんでしょう。楽しみですな。でも一番好きなキャラはやっぱアイですかね。冷静沈着という性格が私の好みに合っております。


ハヤ「そのせいでオレはこんなキャラに仕立て上げられた訳だがな」

ナギ「アハハ、どんまい♪」

ハヤ「どんまいって何?なんで同じ穴の狢(むじな)のお前がそんな余裕ぶっこいてんの?」

ナギ「それは言うなああああああっ!!私だって自分で望んでドMキャラになった訳じゃないのよ!」


あと私的にはライも好きですねー。「えー、なんでー?」と李薇さんは思うかもしれませんがああいう『悪どいキャラ』っていうのは物語の上で良い味出してて大好きです。ウチのハヤテも性格的には似たようなもんですし。


ハヤ「バカヤロー、オレをあんなんと一緒にすんな。オレだったら絆を揺さぶるなんて非効率的な
  ことはしねー。バラバラに別れた瞬間、弱い方(ハヤテ)を問答無用で虐(ころ)す」

ナギ「こっちの方がよっぽど質悪かったーーー!」


はい、要するにウチのハヤテは鬼です。あるいは外道です(笑)。そんじょそこらの敵キャラより怖い奴です。


ナギ「でも『そっちの』ハヤテは強いわねー。戦闘力とかじゃなくって、心が。周りの人を護るため
  に即決で契約したり、アイちゃんの願いのために協力したり……100%他人のために自分の身を
  削れる人なんて居ないわよ」

ハヤ「実に主人公らしい高尚な性格だがオレに言わせりゃダメダメヤローだよ」

ナギ「もー、なんでそういうひねくれたことしか言えないの?」

ハヤ「だってそうだろ?漫画とかじゃよー、『君のためなら腕の一本や二本安いもんさ』みてーな
  自己犠牲ってカッコイイよね発言よくあるけどさー、本当に大切な人護りてーならまずテメー
  を大事にしろって感じだよな。腕二本とも無くなったらまともに戦えねーぞ?」

ナギ「あー…それは確かにそうね」

ハヤ「要するにだな、虫歯だらけの奴にちゃんと歯磨けよとか言われても全然説得力ねーだろ?
  そーいうことだ」

ナギ「ごめん、今のはイマイチ分かんなかった」

ハヤ「まぁ人間ちょっとくらい自己中がいいんだよ」

ナギ「あなたはもうちょっと抑えてくれない?頼むからもうちょっと主に対する敬意を表してくん
  ない?」

ハヤ「かしこまりましたお嬢様。ではこれからはオレの手を煩わせることなく御自分で早起きなさって
  ください。できないと仰るなら一日ずつ貴女の体に生傷を付けて調教していきますのでその
  おつもりで」

ナギ「言葉遣いしか良くなってないんですけどっ?!」


これからも頑張ってください。応援します。
Re: 君と共に! 第一 ( No.58 )
日時: 2013/03/06 12:11
名前: 大魔王

どうも、御初に御目にかかります

大魔王と申す者です

以後見知り置きを

御近づきの印に、メロンパンをアイに←手渡す

それでは、感想です

カレンさんが初登場でしたね

旧ひなゆめにて様々な作者の元で、猛威をふるったメイド……

ハイジャックを解決するなんて朝飯前ですよね♪

更なる活躍を期待してます

そして、アイの友達一号の明美

アイとのやり取りはとてもほほえましいものでした

できれば、この友情が何事もなく続いて欲しいものですね

……本編中の表情の理由が気になりますが……

最後に、エリカと遭遇しアイそっちのけで歓談するハヤテ

死になさい♪

エリカは……私服も女らしくしないと、ジゴロに意識して貰えないぞ?

それと、ジャンケンお疲れさまでした

結局は勝てなかったが

最後、ハヤテに一言……

天然ジゴロは赦すが……誰か一人に限定しろ、この超絶不幸借金執事

……次回のギャグパート楽しみにしてます

それでは、更新がんばってください

大魔王でした
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Re: 君と共に! 第一章 3月4日更新 ( No.59 )
日時: 2013/03/16 14:32
名前: 李薇


みなさん、こんにちは。李薇です。

いつも『君と共に!』をご愛読いただき誠にありがとうございます。

更新停止のお知らせ、ということですが、誠に身勝手ながら『君と共に!』をしばらく更新停止させて頂きます。

理由につきましては、まぁ色々な経緯があって説明がなかなか難解なのですがざっくりと説明したいと思います。

まず1つとしては、私自身のブランクです。

受験生の間、一切小説に触れずに勉強をしてきたため、未だに執筆の勘が戻りません

そしてありがたいことに、『君と共に!』はかなり多くの読者様からの感想もいただけています。

みなさんにたくさん読んでもらっているからこそ、もう少し勘が戻るまではこの作品とは距離を置きたいなぁと思った次第です。


そして2つ目。この作品にオリキャラが多い事がどうも気にかかってしまいました。

この作品は最後の方までいけば、それなりに原作キャラがでるのですがそれまでは『パーティー』という戦いの仕様から、オリキャラメインになってしまいがちです。

分かってはいたことなのですが、最近ここの掲示板で原作が薄れつつある気がしてしまいまして…。

それもあり、しばらくは原作準拠な作品を書きたいなぁと思いまして。


今後私も私生活がまた忙しくなりますから、なかなか長期作品を抱えるのも難しいでしょうし、しばらくは過去作品リメイクなり一話完結なりを執筆したいかなぁと思っています。

非常に身勝手て申し訳ありませんが、そんなわけでしばらくは更新を休ませていただきます。

いつもご愛読してくださっている方には非常に申し訳ありませんが、またいつかこの作品が更新再開されるまで気長に待っていただけると嬉しいです。

一応この掲示板での活動をやめるわけではないので、ひとまず今後もよろしくおねがいいたします♪

以上、李薇でした。
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