小説ノウハウ講座
First Uploaded Date: 2001.04.29

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投稿時間:01/04/29(Sun) 00:14
投稿者名:双剣士
Eメール:soukensi@dp.u-netsurf.ne.jp
URL :http://www1.u-netsurf.ne.jp/~soukensi/
タイトル:当講座をどう生かすかは、あなた次第です

 こんにちは、双剣士と申します。当講座の発起人&運営者をしております。とある著名小説家の弟子……というような肩書きは全然無く、趣味のレベルで2次小説を書き連ねている一介の小説サイト運営者にすぎません。
 普段の私がどんな小説を書いてどの程度のレベルに達しているのかは、この記事に付記したサイトURLを辿ってみてくださいませ。

 さて、小説の書き方や執筆スタイルというものには唯一絶対の正解など無く、『人それぞれ』の極地と言っても過言でないものです。小説の書き方についてあれこれと言及しているサイトは他にも沢山ありますが、その多くは
   『自分はこういう考えを持って、こういうことに気をつけている』
という立場をうたっています。読者に強制する意図はまったくない、参考にするならご自由に、というわけです。万人向けの正解が存在せず、執筆者当人が正解を究明することよりも自分なりの最適解の方に興味を持っている以上、これは当然のことでしょう。

 当講座のスタンスも基本的にはそれと同様です。ここに書かれていることを実践するも無視するも、読者の自由。選択肢を提示して読者に取捨選択してもらうことを前提としており、ここの内容すべてを順番に実践しなければ正解に辿りつけないと強弁するものではありません。私のやり方以外の方法が肌に合うという方は当然いるはずで、そのために他のネット小説書きの方からの投稿も歓迎しております。

 ただし当講座で双剣士が書く内容は、現時点での双剣士が励行している執筆手順そのものではありません。昔の自分はこういうことを意識的にやってたけど最近は書きなれて省略している、そういう段取りの方に重点を置いて書いて行くつもりです。
 すらすらと小説が書ける人に示唆を与えることよりは、書いてみたいけど思うように進まない、書き始める勇気がない、といった初心者の方々に向けて小説書きの楽しさを理解してもらうことを目指してみます。

 初心者を対象とするからには、自信を持った文体を用いる必要があります。
   『この手順を省略するとこういう陥穽にはまりやすい』
   『面倒くさいなどと言わずにちゃんとやれっ!』
 こういう表現を多用することになるでしょう。この方法を唯一絶対と思っていないことは先述しましたが、それぞれの文中においてどっちつかずの態度を取ったのでは説得力などありはしないし、これから小説書きの世界に入ろうとする初心者を混乱させるだけだからです。

 もう一度言います。双剣士はこの講座で偉そうに御託を並べることになりますが、どの部分を取り入れるかは読者の皆さんが判断してください。また反論や異論がある方は、前記事を否定する形で文句を言うのではなく、自分なりのやり方を対案として当講座に提示するようにしてください。そうすれば“選択肢を増やす”ことになり読者共通の利益に結びつきます。
 よろしくお願いします。


- 以下は関連一覧ツリーです -
★ - 第01章・はじめに - 双剣士 01/04/29(Sun) 00:02 No.2