Re: 文章チェック依頼機能の説明・確認スレッド ( No.2 ) |
- 日時: 2013/06/06 00:03
- 名前: 双剣士◆gm38TCsOzW.
- 参照: http://soukensi.net/ss/hayate/reflection2.html
- 「反省だけならハルにもできる」の続きを、わざと何箇所か間違えた形でここに置いておきます。
実際に文章チェックの練習をしてみてください。
(仮登録)→(本登録)の変更は、以下のアドレスから可能です。 http://soukensi.net/ss/cgi-bin/patio/misspell.cgi?pass=0123
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なんか、心中を吐きだしたときとは別の意味で顔を上げられなくなってしまった私。そんな私に向かって、愛花さんは口調を穏やかに変えてきた。 「私に言わせれば、千春さん今でも十分充実してるように見えるんだけど……そんなに自分を代えたいんだったら、一緒にやらない?」 「それってイヤミですか? 愛花さんは今だって……」 「ここに来たのはお爺さまのお使いであって、和泉さんたちに誘われたからじゃないわ。それに一緒にいると言ったって防寒してるに過ぎないし」 ……言われてみれば、愛花さんが皆と一緒にリゾート地でわいわい楽しくやってる姿なんて想像できない。そう思い至ったとき私は愕然とした。 愛花さんがリゾート自慢なんかのために電話してくるわけがない! 最初のうち電話の声がハイテンションだったのは、ひょっとして1人で残った 私を気遣って……?! 「友達との思い出がないって意味では、病弱だった私も似たようなものだしね。千春さんと一緒に思い出づくり出来るなら、私も心強いわ」 「……すみません、色々気を遣わせちゃって」 「いいのよ、私の方がお荷物になるかもしれないんだし……それにスキだらけの千春さんを隣で見ていられるだけでも、私は楽しいしね」 「……もう、愛花さんたら」 愛花さんのからかい口調も今の私には心地よかった。世の中はそんなに捨てたもんじゃない、手に入らないものを悔いるより持ってるものを楽しもう。 いつのまにかカーテンから漏れてきていた朝の陽射しが、沈んでいた私の気持ちをすっかり軽くしてくれていた。
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