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記憶と夢 〔完結〕
日時: 2017/04/20 16:25
名前: ハヤヒナ

プロローグ:メモリー


??? 「僕、??ちゃんが大好き!」
???? 「私も???君、大好きだよ!!」
幼い???と????は抱きしめ合った。




そんな???と????の二人にも別れが来る。


???? 「ねぇ???君、今は離れ離れになるから、『約束』しない?」
??? 「うん、いいよ。」
???? 「決まりね。」」
??? 「それで、約束って何なの??ちゃん。」
???? 「私達、大きくなって再会したら結婚しない?」
??? 「け、結婚?」
???? 「駄目かな???君。」
??? 「うん、僕も大きくなったら??ちゃんと結婚したいから。」
???? 「私も結婚するんだったら、???君が良いの!」








それから、十数年後。???と????は白皇学院で運命的な再会を果たした。




…………その時の記憶を忘れた状態で・・・・・・・・。











・・・・・・・・・そして、白皇学院卒業式の日。

ハヤテ 「ヒナギクさん、この僕と結婚して下さい。」
ヒナギク 「はいハヤテ君。私の方こそ、お願いします。」


色々とあった二人は、幼き頃の出会いを思い出した。

思い出した後、いろんな出来事があったハヤテとヒナギクではあったが、それらを乗り越えていた。

そんな出来事とともに高校生活を過ごし、卒業式の日。

ハヤテはヒナギクにプロポーズをし、ヒナギクはそれを受け入れた。



そして、半年後。ハヤテとヒナギクは幼き約束を果たすように、結婚をした。


それから暫くして、とある場所で、ハヤテとヒナギクは、その時の記憶を思い出して行くのであった。

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Re: 記憶と夢 ( No.1 )
日時: 2017/04/26 10:19
名前: ハヤヒナ


1話 始まり

此処はとある病院。ヒナギクが入院していた。理由はただ一つ。
ヒナギクに妊娠が発覚し、今日にも綾崎家に新たな生命が誕生するのであった。

ハヤテ 「いよいよ今日だね。大丈夫かい?ヒナギク。」
ヒナギク 「大丈夫よハヤテ。・・・・・・それにしても思い出すわね。」
ハヤテ 「そうだな。僕とヒナギクが小さい子からの幼馴染だったとは・・・。」
ヒナギク 「そうね。でも何故かその時のことを忘れた状態で、白皇学院で再会したのよね。」
ハヤテとヒナギクは、その時のことを思い出していた。







・・・・・・・・・とある日曜日。ハヤテとヒナギクは、喫茶どんぐリでバイトをしていた。

ハヤテ 「暇ですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうね。お客も先程来た一人だけだし・・・・・・。」
ハヤテ 「・・・・・・あれからお客は来ていませんですし・・・。」
ヒナギク 「本当に暇よね。」
ハヤテが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、二人は休憩をしていた。

そんな中、ハヤテとヒナギクはある事をそれぞれ想っていた


ハヤテ (ヒナギクさんといるとドキドキするんだよな。二人きりの時は特に・・・。)


ヒナギク (やはり緊張するわね。ハヤテ君と二人きりでいるのは。)


そのことを想いながらも、ハヤテとヒナギクはバイトを終えて帰っていた。



次の日。白皇学院。

ハヤテ 「お早う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギク 「お早うハヤテ君。」

挨拶した二人だったが・・・・・・・・・・・・、



お互いに気づいていないが、ハヤテもヒナギクも顔を赤くしていた。




理由はただ一つ。ハヤテもヒナギクも同じ夢を見たからであった。




お互いに忘れており、小さい頃からの幼馴染である事に・・・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・お互いに好きだった事も忘れていた。




・・・・・・・・・当然の様に、別れる時にした『約束』も忘れていた。



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Re: 記憶と夢 ( No.2 )
日時: 2017/05/03 18:27
名前: ハヤヒナ

2話 夢

ハヤテ 「待ってよヒナちゃん。」
ヒナギク 「ハヤテ君、早く早く♪」
幼きハヤテとヒナギクは今日も一緒に仲良く遊んでいた。
ヒナギク 「ねぇハヤテ君。」
ハヤテ 「何ヒナちゃん。」
ヒナギク 「私、ハヤテ君が大好きだよ。ハヤテ君は?」
ハヤテ 「僕もヒナちゃんが大好きだよ。」
ヒナギク 「嬉しいよハヤテ君。」(チュ!!)
ハヤテ 「ヒ、ヒナちゃん!!?」
ハヤテは顔を赤くした。




これがハヤテとヒナギクが見た夢であり、今朝顔を赤くした理由であった。


ハヤテ (懐かしい夢を見た気がするけど、あの女の子って誰だったかな?)


ヒナギク (懐かしい夢を見た気がするわ。それにしても、あの男の子って誰だったかしら?)




ハヤテもヒナギクも同じ夢を見たが、お互いに相手が誰なのか思い出せないでいた。






放課後。帰ろうとしたハヤテであったが・・・・・・、
美希 「すまないがハヤ太君、」
理沙 「我々は忙しいので、」
泉 「この書類をヒナちゃんに渡してね。」
と、いつもの展開になってしまった。




数分後。時計塔にある生徒会室にたどり着いた。
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君・・・・・・って、またなのね。」
ハヤテ 「ええ。」
千桜 「またですか。」
愛歌 「困りましたね。」
ハヤテ 「僕に押し付けた後、一目散にいなくなりました。」
ヒナギク 「全く・・・美希達ときたら、いつもハヤテ君に迷惑かけるんだから・・・。」
ハヤテ 「別にいいですよヒナギクさん。もう慣れてますから。」
と、ハヤテは苦笑いをしたのであった。
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Re: 記憶と夢 ( No.3 )
日時: 2017/05/09 18:07
名前: ハヤヒナ

3話 執事自習先

今日も今日で、ハヤテとヒナギクは同じ夢を見た。・・・幼き頃の夢を。
ハヤテはその時の好きになった女の子がヒナギクだとは思い出せてはいない。
当然の様にヒナギクもその時の好きになった男の子がハヤテだとは思い出せないでいた。



そんなある日の事。
ハヤテ 「執事自習ですか?」
ナギ 「そうだハヤテ。次週期間は二週間だ。二週間、よその家で執事をして貰うからな。」
ハヤテ 「誰の家でやるんですかお嬢様?」
ナギ 「生徒会メンバーから決めようと思っている。」
ハヤテ 「ヒナギクさん達ですか?」
ナギ 「うむ。」

とそこへ、ヒナギク達がやって来た。

泉 「ナギちゃん来たよ〜♪」
理沙 「来てやったぞ。」
美希 「何の用なんだ三千院。」
愛歌 「お邪魔しますね。」
千桜 「お邪魔するな。」
ヒナギク 「お邪魔するわね。ハヤテ君にナギ。」
ナギ 「おお来たか。実はハヤテの執事自習先をお前たちの中から決めようと思ってな。」
ヒナギク 「執事自習先!?」
ナギ 「ああ。」
愛歌 「私たちの中から決めるんですか。」
ナギ 「その通りだ。」
美希 「どうやって決めるんだ?」
ナギ 「公平にくじだな。」
愛歌 「良いですね。」
ナギ 「あ。その前に泉と千桜は除くか。」
泉 「ええ〜〜。どうしてなのナギちゃん。」
千桜 「どうしてなんだ。」
ナギ 「泉の所は執事がいるからな。千桜の所はメイドがいたはずだからな。」
千桜 (正直言うと良かったな・・・・・・。)
泉 「残念だよ♪」
ハヤテ 「じゃあヒナギクさん、花微さん、朝風さん、愛歌さんの誰かなんですか。」
ナギ 「そうだハヤテ。と言うわけでマリア、アレを持って来てくれ。」
マリア 「了解しましたナギ。」





マリア 「ではヒナギクさん達、このくじを引いて下さい。」
ヒナギク 「分かったわ。」
愛歌 「分かりました。」
美希 「分かった。」
理沙 「分かったぞ。」
ヒナギク達はくじを引いた。





・・・・・・・・・・・くじを引いた結果、ハヤテの自習先となったのは、










・・・・・・・・・・・・ヒナギクであった。

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Re: 記憶と夢 ( No.4 )
日時: 2017/05/22 15:46
名前: ハヤヒナ

4話 一日目

ハヤテ 「ヒナギクさん、紅茶を淹れましたよ。」
ヒナギク 「有難うハヤテ君。」
その日から早速、ヒナギクの家で二週間、ハヤテの執事自習が始まった。
念の為、ヒナギクは両親に事情を説明した所、ヒナママは喜んでOKをしたのであった。


現在、ハヤテとヒナギクはリビングで紅茶を飲んでいた。
それぞれ風呂を済ませ、晩御飯を食べ、一緒に食器などの後片付けをし終えた後であった。
ハヤテ 「なんかすみませんでしたねヒナギクさん。」
ヒナギク 「別に良いのよハヤテ君。私も助かったし。」
この後、ハヤテとヒナギクは色々と話し、一日目を終えた。





そして、今日もあの夢を見るのであった。
ヒナギク 「ねぇハヤテ君、今日は私の家で遊ぼう♪」
ハヤテ 「ヒナちゃん家で!?」
ヒナギク 「うん♪」
ハヤテ 「良いのヒナちゃん。」
ヒナギク 「良いよ。だから早く行こう。」
ハヤテ 「う、うん。」





歩いて数分後。ヒナギクの家に辿り着いた。
ヒナギク 「只今〜。」
ヒナ母 「お帰りヒナ。あら、いらっしゃいハヤテ君。」
ハヤテ 「お邪魔します。」
ヒナギク 「さあハヤテ君、早く遊ぼう♪」
こうして、幼きハヤテとヒナギクは楽しく遊ぶのであった。






そして、ハヤテとヒナギクはゆめから覚め、起きたのであった。




ハヤテ (また見たな・・・・・・あの夢を。)




ヒナギク」(また見たわ・・・・・・あの夢を。) 



ハヤテとヒナギクはお互いに同じ夢を見たことは知らず、執事自習二日目が始まるのであった。
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Re: 記憶と夢 ( No.5 )
日時: 2017/08/03 18:49
名前: ハヤヒナ

※二カ月以上も空いてしまいましたが、再開していきます。


5話 アルバム

ヒナギクの家で二週間の執事自習が始まったハヤテ。
一日目を無事に終えた。そして、二日目、三日目、四日目と何事もなく終えていた。
その後も執事自習は順調に進んでいき、残り二日となった。


しかし、ハヤテもヒナギクも気がかりがあった。・・・それはある『夢』であった。

実はハヤテとヒナギクは、小さい頃からの幼馴染であった。

そして、お互いに恋をしていた。

そんなある日、ハヤテは親の仕事の関係で引っ越す事になり、ヒナギクと離れ離れとなった。

その時にハヤテとヒナギクはある『約束』をしたのであった。


ヒナギク 「ねぇハヤテ君、今は離れ離れになるから、『約束』しない?」
ハヤテ 「うん、いいよ。」
ヒナギク 「決まりね。」」
ハヤテ 「それで、約束って何なのヒナちゃん。」
ヒナギク 「私達、大きくなって再会したら結婚しない?」
ハヤテ 「け、結婚?」
ヒナギク 「駄目かなハヤテ君。」
ハヤテ 「うん、僕も大きくなったらヒナちゃんと結婚したいから。」
ヒナギク 「私も結婚するんだったら、ハヤテ君が良いの!」


と大きくなったら、『結婚』する約束であった。





それから十数年後。ハヤテとヒナギクは白皇学院で再開を果たした。

しかし、二人ともその時の事を忘れていたのであった。






そして、現在。執事自習残り二日となった今日は、押し入れの整理をしていた。
ヒナギク 「ごめんねハヤテ君。手伝ってもらって。」
ハヤテ 「別に良いですよヒナギクさん。」
と順調に整理をしていたら、奥から古いアルバムが出て来た。
ハヤテ 「フルそうなアルバムですね。」
ヒナギク 「小さい頃のアルバムよ。」
と、1ページ1ページめくっていくと、
「「!!!!」」
あるページで、ハヤテもヒナギクも声をあげた。


それは小さい頃のハヤテとヒナギクが、仲良く写っている写真であった。
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Re: 記憶と夢 ( No.6 )
日時: 2017/09/04 21:41
名前: ハヤヒナ

6話 昔でも今でも

ヒナギク (何でハヤテ君と一緒に写っているの!!?)

ハヤテ (どうしてヒナギクさんと僕が一緒に写っているんだ!!?)




ヒナギク (若しかして、あの時の男の子って・・・・・・!!?)

ハヤテ (若しかして、あの時の女の子って・・・・・・!!?)






ハヤテ 「ヒナギクさん!!」
ヒナギク 「ハヤテ君!!」



ハヤテとヒナギクは思い出したのであった・・・・・・・・・。

ハヤテ 「ヒナギクさんも思い出したんですね。」
ヒナギク 「ハヤテ君もおもいだしたのね。」

ハヤテ 「僕とヒナギクさんが、」
ヒナギク 「私とハヤテ君が、」


「「『幼馴染』って事に!!」」


ハヤテ 「って事は勿論、」
ヒナギク 「あれも思い出したよね・・・。」


「「お互いに好きだと事に!!」」


ヒアギク 「ハヤテ君、当然の様にあの『約束』も思い出したわよね・・・。」
ハヤテ  「ええ。勿論ですよ。ヒナギクさんも思い出したんですね・・・。」
ヒナギク 「思い出したわ。でも今思うとかなり恥ずかしいわ。」
ハヤテ 「そうですね。今思うにかなり恥ずかしいですね。」







それは・・・・・・・・・、大きくなって再会したら『結婚』する約束であった。
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Re: 記憶と夢 ( No.7 )
日時: 2020/02/10 15:54
名前: ハヤヒナ

前回の投稿から二年以上経過しまいましたが、最終話です。


エピローグ どんな時間でも一緒に


ハヤテ 「僕、ヒナちゃんが大好き!」
ヒナギク 「私もハヤテ君、大好きだよ!!」
幼いハヤテとヒナギクは抱きしめ合った。




そんなハヤテとヒナギクの二人にも別れが来る。


ヒナギク 「ねぇハヤテ君、今は離れ離れになるから、『約束』しない?」
ハヤt 「うん、いいよ。」
ヒナギク 「決まりね。」」
ハヤテ 「それで、約束って何なの??ちゃん。」
ヒナギク 「私達、大きくなって再会したら結婚しない?」
ハヤテ 「け、結婚?」
ヒナギク 「駄目かなハヤテ君。」
ハヤテ 「うん、僕も大きくなったらヒナちゃんと結婚したいから。」
ヒナギク 「私も結婚するんだったら、ハヤテ君が良いの!」




幼い頃とに出会い、その時の『約束』と『夢』と思い出したハヤテとヒナギクは顔を紅くしていた。




それから月日は流れ、ハヤテとヒナギクたちは無事に白皇学院を卒業した。
一億五千万の借金あったハヤテだったが、全額返済出来たのであった




そして、ハヤテとヒナギクは、結婚したのであった。









これからの未来、、ハヤテとヒナギクは新たな生命の誕生と共に、幸せな未来が待っているのであった。



〔終〕
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