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雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 〔完結〕
日時: 2015/08/08 16:57
名前: ハヤヒナ

ドウモ、ハヤヒナです。
23作目もCPは、ハヤヒナです。

今回の内容は、ヒナギクがハヤテに告白するまでの奮闘となっています。
最終的にはハヤテとヒナギクは恋人同士になりますが、果たしてどうやってなるか

・・・・・・・・・・と言う内容になっていきます。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.1 )
日時: 2015/08/10 16:40
名前: ハヤヒナ


  一話 雛菊の恋心


 『私、ハヤテ君が好きなんだ・・・・・・。』


一年前の三月三日、十六歳の自分の誕生日にヒナギクは気付いた。

・・・・・・いや、『やっと気付いた』と言った方が正確かもしれない。

もっと正確に言えば、初めてあった時からも知れない・・・・・・。

桂ヒナギクは、同じ境遇を持っている綾崎ハヤテが好きなことに・・・・・・。




そんなヒナギクは今、好きな人であるハヤテと喫茶どんぐりでバイト中であった。
・・・・・・それともう一人、恋のライバルである親友の西沢歩である。
自分を含むその三人で、ヒナギクはバイトをしていた。

ハヤテ 「お客さん、中々来ませんね。」
ヒナギク 「そうね。お客さんが来ないから暇ね。」
歩 「そうですね。」
三人はカウンターの椅子に座りながら、コーヒーを飲んでいた。
因みに席の順は、左からヒナギク、ハヤテ、歩の順であった。




自分の誕生日に恋心に気付いたヒナギクは歩にも、他の女の子にも負けたくなかった。



綾崎ハヤテが好きな事に、誰にも負けたくなかったのであった。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.2 )
日時: 2015/08/12 16:44
名前: ハヤヒナ


  二話 デート!?

ヒナギク 「全くお姉ちゃんったら・・・・」
携帯ショップの前でヒナギクは呟いた。姉の雪路の性で携帯電話が駄目になってしまったからである。

すると・・・・・、

ヒナギク 「ハヤテ君!!?」

想い人である綾崎ハヤテと出会った。

ハヤテ 「ヒナギクさん。どうしたんですか?」
ヒナギク 「お姉ちゃんが私の携帯にお酒を零して壊れたから、買い替えに来たの。」
ハヤテ 「ヒナギクさんもですか?」
ヒナギク 「そうよ。・・・・・って事は、ハヤテ君もなの?」
ハヤテ 「ええ。僕の場合は、誤って足で踏ん付けて壊したんですよ。」
ヒナギク 「そうなんだ・・・・。・・・・そうだわ。ハヤテ君!」
ハヤテ 「何ですかヒナギクさん?」
ヒナギク 「私がハヤテ君の携帯、選んであげるね。」
ハヤテ 「本当ですか?」
ヒナギク 「本当よ。その代わり、私のはハヤテ君が選んでね。」
ハヤテ 「分かりました。」





三十分後。ハヤテとヒナギクは、携帯ショップから出てきた。
因みにヒナギクが選んだハヤテの携帯は、水色のスマホで、
ハヤテが選んだヒナギクの携帯は、桃色のスマホであった。




その後、ハヤテとヒナギクはファミレスで食事をした。
ヒナギク 「今日は有難うねハヤテ君。」
ハヤテ 「こちらこそ有難う御座いますヒナギクさん。」




そんな中、ハヤテとヒナギクは思った。





((これって・・・・・・・・・・、デートでは・・・・・・・・・・))

と。



因みにハヤテもヒナギクも、アドレスの一番最初はハヤテはヒナギク、ヒナギクはハヤテであった。


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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.3 )
日時: 2015/08/18 10:09
名前: ハヤヒナ


  三 諦める?諦めない?

次の日の放課後。生徒会室でヒナギクは悩んでいた。
ヒナギク 「どうしようかな?」
?? 「何がですか?」
ヒナギク 「何がって・・・・・・・、愛歌さん!!???」
愛歌 「ええ。」
ヒナギク 「愛歌さん、何時からいたの?」
愛歌 「会長が悩む前から。後、千桜さんもいますよ。」
ヒナギク 「えええぇぇぇぇーーーーー!!!! ハル子もいたの!!??」
千桜 「居ましたよ。愛歌さんと一緒に。」
ヒナギクは、千桜と愛歌の二人が居た事に驚いた。


愛歌 「所で会長、何を悩んでいたんですか?」
ヒナギク 「何も悩んでいないわよ。」
愛歌 「本当ですか。」
ヒナギク 「本当よ。」
千桜 「綾崎君の事で悩んでいたんではないのですか?」
ヒナギク 「!!!!!」
((やっぱり・・・・))
千桜と愛歌は、心の中で呟いた。


ヒナギク 「何で分かったの?」
千桜 「何と無くです。」
愛歌 「恐らく悩んでいるのは、綾崎君に告白するべきかどうかですね・・・会長。」
ヒナギク 「・・・・そうよ。」
悩んでいる事も当てられ、ヒナギクは認めたのであった。






そして、ヒナギクは千桜と愛歌に悟られ、決意した。それは・・・・、

ハヤテに告白するかどうかを・・・・。


『告白しないで諦める』・・・・・・・・・・『負け』となる。


『告白して諦める』・・・・・・・・・・『負け』となる。 


前者は他の女の子にハヤテを取られたのと同じ事となる。

でも後者は、告白して諦めるって事は、ハヤテは誰かと付き合っている事となる。
つまり、振られる事となる。


同じ諦めるなら、前者よりも後者のほうがいい。
『告白しないで諦める』よりも『告白して諦める』の方が納得できる。

直ぐには立ち直れないかもしれないけど、『告白しない』よりも『告白する』方が絶対に良い。


千桜と愛歌に悟られ、ヒナギクは決めた。例え、振られてもいい。気持ちを伝えたい!




『ハヤテ君が好きです!!私と付き合って下さい!!』




と。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.4 )
日時: 2015/08/25 14:59
名前: ハヤヒナ


  四 夢に現われる天使!?

ヒナギクともに新しく携帯を買い換えたハヤテは次の日の朝、ある夢で目が覚めた。それは・・・・、


  『少しぐらいワガママ言わないと、幸せ掴み損ねるわよ。』  


この言葉はハヤテがヒナギクとはじめてであった日、ヒナギクが言ってくれた言葉である。


ハヤテ 「確かヒナギクさんと初めてあった日に、ヒナギクさんが言ってくれたんだよな・・・・。」
ヒナギクと初めてであって日の事を、思い出していたハヤテであった。
ハヤテ 「それにしても最近、よくこの夢を見るんだよな。」



ハヤテ (それにヒナギクさんと初めてであった時、天使みたいだったなヒナギクさん・・・・。)



最近、ヒナギクと初めてであった時の事を夢でよく見るハヤテは、ヒナギクを天使だと心の中で呟いていた。


ハヤテ 「それはそうと・・・・、昨日のアレはやっぱり、デートだったんだよな・・・・。」
と同時に、機能の出来事にハヤテは、顔を少し紅く染めたのであった。






その頃、天使であるヒナギクも目を覚ましていた。


ヒナギク 「昨日のアレは、デートよね・・・・・・・・。」
ハヤテ同様、ヒナギクも昨日の出来事に、顔を紅く染めたのであった。






そんなこんなで、白皇学院での一日が始まるのであった。
黄色部分は、誤字ではないかと読者からチェックされている箇所です。詳細は→[チェック]/修正は→[メンテ]
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.5 )
日時: 2015/08/31 15:04
名前: ハヤヒナ


  五 ハヤテとヒナギク

ハヤテとヒナギクが携帯を買い換えて一週間が経った。
今日は二人で、ハヤテとヒナギクはバイトをしていた。
ハヤテ 「暇ですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「暇ねハヤテ君。」
相変わらず、客が中々来ないでいた。



ハヤテ (同じ夢を連続で見る事は・・・・ヒナギクさんの事が好きなのかな・・・・?)
それにしてもハヤテはアレから、ヒナギクと初めて出会った日の事を、毎晩のように夢で見ていた。
とそこへ、ヒナギクが声を掛けてきた。
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君?」
ハヤテ 「何でもありませんよ。(この事だけは言えないよな・・・・・)」
ヒナギク 「そう。それなら良いけど。」




とは言え、ハヤテとヒナギクは二人きりである。


ヒナギクは好きな人、綾崎ハヤテと二人きりなのである。


ヒナギク (二人きりなんだから、告白してみようかな・・・・)



そして、ハヤテも・・・・、


ハヤテ (ヒナギクさんの事が好きみたいだし、告白してみようかな・・・・)






と、ハヤテもヒナギクも思ったが・・・・・

北斗 「ご免ねハヤテ君、ヒアギクちゃん。遅くなって。」

此処のマスターである加賀北斗が戻ってきて、告白は失敗に終わったのであった。




黄色部分は、誤字ではないかと読者からチェックされている箇所です。詳細は→[チェック]/修正は→[メンテ]
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.6 )
日時: 2015/09/06 10:06
名前: ハヤヒナ

  六 ヒナギクと美希

アレから一週間が経ったが、告白出来ずにいた。
そんなある日、ヒナギクは珍しく、美希と生徒会の仕事をしていた。

ヒナギク 「珍しいね。美希が真面目に手伝うなんて。」
美希 「まあな。・・・・所でまだ、ハヤ太君に告白していないのか?」
ヒナギク 「・・・・・・・・!!!!!!!!」
その言葉で、ヒナギクは顔を紅くした。
美希 「やはり、まだか・・。」
ヒナギク 「悪かったわね。まだしなくて・・・!!」
美希 「早くしないと、誰かに取られてしまうぞヒナ。」
ヒナギク 「分かっているわよ。ハル子や愛歌さんにも同じ事を言われたから。」

その後、黙々と仕事を続けた後、ヒナギクは美希にある事を尋ねた。
ヒナギク 「ねぇ美希。何時、私がハヤテ君の事を好きになったのを気付いたの・・・?」
美希 「それはだなヒナ。ほら、ハヤ太君が一日だけ制服だったことがあっただろ。」
ヒナギク 「ええ。」
美希 「その日の朝、私がヒナに今日までの書類を渡しに行ったら、
    ヒナとハヤ太君が仲良く並んで、エレベーターから出てきただろ?」
ヒナギク 「そ、それで!?」
美希 「その質問にヒナは、私から離れてハヤ太君とこそこそと話していたからな。」
ヒナギク 「・・・・・・・・・・・・・。」
美希 「そして、私、理沙と泉が初めて、歩君とあった日・・・・・。」
ヒナギク 「あの日って・・・、私の誕生日プレゼントを探していたんでしょ。」
美希 「ああ。でもヒナはバレタインデーの日に歩君と会ったんだろ?」
ヒナギク 「そうよ。」
美希 「で、ハヤ太君と歩君と別れた所で、ヒナと出会っただろ。」
ヒナギク 「そうだったわね・・・・。」
美希 「それで、私達がハヤ太君の事を話したら、ヒナは動揺して、顔を真っ赤にしてたからな。
    それと誕生日会のとき、ハヤ太君からプレゼント貰ったって聞いたときも同じだったからな。」
ヒナギク 「そ、それで気付いたの?私がハヤテ君の事が好きなことに・・・。」
美希 「ああ。で、ヒナは何時、自分はハヤ太君が好きって自覚したんだ?」
ヒナギク 「誕生日の日の夜よ。ハヤテ君に支えられて、テラスから夜の美しい景色を見たの。」
美希 「だからヒナは次のひ、テラスの前で渦巻くっていたのか。」
ヒナギク 「そうよ。それで、ハヤテ君の言葉で気付いたの。

     『この風景は初めて会った時、ヒナギクさんが僕に見せてくれたものなんですよ。』

     『理由はあったかもしれないし なかったのかもしれません』

     『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし 心に深い傷もあるのかもしれません』

     『でも…今いる場所は… それほど悪くはないでしょ?』

      この言葉でやっと、私はハヤテ君が好きな事に自覚したの・・・・・。」
美希 「そうだったのか・・・。」
ヒナギク 「そうよ美希。」


この後、ヒナギクと美希は黙々と、生徒会の仕事を続けるのであった。


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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.7 )
日時: 2015/09/11 10:16
名前: ハヤヒナ


  七 好きと気付いた気持ち・・・・

 『少しぐらいワガママ言わないと、幸せ掴み損ねるわよ。』

この言葉を思い出すと同時に、ヒナギクを思い出すハヤテ。

先日、やっとの事でハヤテは気付いた。自分はヒナギクが好きな事に・・・・。

告白しようと思うようには行かない。・・・・それは、ヒナギクも同じであった。

ここ最近、ハヤテとヒナギクは二人きりになる事が多かった。

携帯を買い換えた時の買い物デート?や、二人きりでのバイト等・・・・。

告白のチャンスは沢山あったが、勇気が出ず、告白出来ずにいた。



そんなこんなで二週間が経ち、十一月となった。

その間、告白は勿論出来てはいないが、ハヤテとヒナギクの関係は普通であった・・・・が、

わずかではあるが、友達以上と言う思いが少し高く芽生えっていた。








そして、今月は本人は気付いているかどうかは分からないが、ハヤテの誕生日である。

ヒナギク以外にもハヤテに恋する少女も、ヒナギクとある思いを決めた。



それは・・・・・・・・・・・・、


        『ハヤテ君の誕生日に告白する』


と・・・・。


因みにヒナギク以外でハヤテが好きな少女は・・・・・・・・、



ハヤテの前の高校のクラスメートのハムス・・・・西沢歩と、



国民的スーパーアイドルの水蓮寺ルカの二人である。




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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.8 )
日時: 2015/09/14 00:12
名前: 双剣士
参照: http://soukensi.net/ss/

ハヤヒナさん、こんばんは。
感想書きとしては初めてお目にかかります、双剣士です。

思えば3年前から一貫してハヤ×ヒナを書き続けておられているのを目の当たりにしながら、
こうして感想を書くのは初めてですね。
原作では告白する事も受け入れる事もまずあり得ない2人の恋愛模様やアフターを丁寧に描いておられるのを、
これぞ2次創作の醍醐味だと以前から感嘆させていただいておりました。

さて、本作は過去作とは違い、告白に至るまでのプロセスを掘り下げた作品ですね。
ハヤテ誕生日という明確なイベント、歩やルカたちライバルとの闘いといった緊迫感も背負った中で
ヒナギクがどんな形で勇気を振り絞るのか、楽しみにしております。
ファイトッ!
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.9 )
日時: 2015/09/14 10:51
名前: ハヤヒナ

双剣士さん、感想有難う御座います。
久しぶりの感想(一話完結は除く)で嬉しい気分です。

この後の展開ですが、ムラサキノヤカタでの話とやります。
そこでハヤテの心境に変化が起こります。
その心境で、ヒナギクの恋のライバルの歩やルカにも何かが・・・・・・、

となっていきますので、この後の展開を楽しみにしていて下さい。

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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.10 )
日時: 2015/09/14 22:08
名前: 瑞穂

ハヤヒナさんへ

こんにちは。瑞穂です。
ご無沙汰しています。「七夕ノ奇跡ノ告白(一話完結)」で感想を差し上げて以来ですね。

双剣士さんが仰るように、これまでとは異なり告白に至るまでの過程がメインのお話なので、「別の視点から小説を読ませる」ことに気づかせてくださいました。
お話の内容につきましては、買い物や食事といった自然な流れの中で2人がだんだん親密になっていく背景描写が微笑ましく感じました。
意外だと感じたのは、6話でヒナギクさんが美希に心中を吐露したことです。恋愛については誰もが、普段は自分の中に考えを留めるものです。


以前、「七夕ノ奇跡ノ告白(一話完結)」の感想に対するレス返しを頂きましたが、失礼ながら内容が薄かったために感想を差し上げることを控えておりました。
しかし>>9のコメントを読ませていただきまして、長編小説ならば濃い内容のレス返しを期待できると分かりましたので、これからは時間に余裕ができれば私なりのペースでコメントを差し上げることに致します。
この文言につきましてお気に障ればお詫び申し上げます。

今後も読んでいて楽しい小説を期待しています。ハヤテ君とヒナギクさんが告白するまでにどのような展開になるのか、楽しみにしています。
それでは、失礼致します。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.11 )
日時: 2015/09/17 15:40
名前: ハヤヒナ

瑞穂さん、感想有難う御座います。
双剣士さんの言う通り、ヒナギクがハヤテに告白するまでのプロセスとなっています。
ハヤテの誕生日と言うイベントにどうやって、ハヤテとヒナギクが恋人同士になるか期待していてください。


その前にある事で、歩とルカがハヤテを諦めるって事も分かっていきます。
では、八話からはムラサキノヤカタから始まりますので楽しみにしていて下さい。


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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.12 )
日時: 2015/09/17 16:49
名前: ハヤヒナ


  八 ムラサキノヤカタに集合!?

此処はムラサキノヤカタ。
千桜 「此処に皆が揃うのは久しぶりだな。」
歩 「そうですね。」
カユラ 「そうだな。」
ルカ 「本当に久しぶりだね。皆と会うのは。」
ヒナギク 「そうね。ルカと直接会うのは。ね、ハヤテ君。」
ハヤテ 「ええ。テレビでは何度でも見ますが、直接会うのは久しぶりですね。」
と、ナギ、マリア、アリスを除く住人が全員、ムラサキノヤカタに集合した。


何故、ムラサキノヤカタに集合したかと言うと、
ハヤテは屋敷のリフォームをするのと、ナギとマリアが海外の社交パーティーに参加するのが重なったため。
ヒナギクは御母さんが出張で家に一人でいる為、どうしようかと考えたら、皆がムラサキノヤカタに集まったのが分かったから。
ルカは久しぶりの長い休み(二週間)が取れた為、此処に来たのであった。
歩は弟の一樹と一緒にいるのが嫌だから。
千桜は気晴らしに此処に来たのであった。
カユラは何となく来たで会った。
理由はどうあれ、ムラサキノヤカタに全員、集合したのであった。
因みに、アリスはギリシャに帰り、そこで今も暮らしているのである。
 


現在、ハヤテは夕食の買い物、、千桜とカユラは縁側でのんびりしていた。
カユラ 「確か、来週は綾崎先輩の誕生日だったな。」
千桜 「そう言えばそうだな。」
カユラ 「と言う事は、綾崎先輩に恋するあの三人は・・・・・。」
千桜 「恐らく告白をかんがえているな。(ヒナは分かっているが、歩とルカも恐らく・・・・。)」


千桜とカユラがそんな話をしている中、ハヤテに恋する少女三人は・・・・・・・・。
ヒナギク 「来週、ハヤテ君の誕生日だけ、プレゼント決めてる?」
歩 「決めてますよヒナさん。」
ルカ 「私も決めてるよ。そう言うヒナは決めているの?」
ヒナギク 「勿論、決めているわ。秘密だけど。」
歩 「私も秘密だよ。」
ルカ 「私だって。」
そう言って、三人は火花を散らしにらみ合った。


何故なら、分かっていたからであった。同じ人物に恋するもの同士、ライバルの考えは分かるのである。

ハヤテに渡すのはプレゼントだけではない事に。それは・・・・・・『告白』。

ヒナギクも、ルカも、歩も決めていたのであった。


 『ハヤテ君の誕生日に告白する』

・・・・・・・と。



だが、ルカと歩はハヤテとある人物の会話を聞いて、告白は残念する事をルカと歩の二人はまだ知らない・・・・・・・・。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.13 )
日時: 2015/09/22 09:19
名前: ハヤヒナ

  九 相談と想いと失恋

ムラサキノヤカタに住民が集合し二日経った。
そんなある日、ハヤテは縁側に座り、ため息を付いていた所を千桜が声を掛けてきた。
千桜 「どうしたんだ綾崎君?悩み事でもあるのか?」
ハヤテ 「・・・そんな所ですよ。」
再び、ハヤテはため息を付いた。
千桜 「話してみたらどうだ。相談になるぞ。」
ハヤテ 「千桜さん、本当ですか?」
千桜 「ああ。綾崎君にはお世話になっているからな。それに今は、同じ住民同士だからな。」
ハヤテ 「そうですか。では、聞いてくれますか千桜さん。」
千桜 「ああ。」
ハヤテは千桜に、あの事を話したのであった。


二人の少し離れた所で、同じ住民の二つの影がその会話を聞いていた。


千桜 「成る程な。綾崎君、君はヒナの事が好きとこの間、やっと気付いたんだな。」
ハヤテ 「ええ。ヒナギクさんと初めてあった時の事をよく夢で見るようになって・・・・。」
千桜 「それで、ヒナに告白したのか?」
ハヤテ 「しようとしましたが、その時はジャマが入ってできなかったんです。」
その後、千桜はハヤテに色々質問し、ハヤテは夕食の買い物しに出かけていた。
因みに千桜がハヤテに言った最後の言葉は、


『本当に告白しろとは言わないが、後悔しない為にも考えるんだな。自分自身の為にも。
 ヒナの為にもな。そして、これからの為にもな。』


であった。




ハヤテが外に出ていたのを確認して、千桜は二つの影に声を掛けた。
千桜 「綾崎君は出かけたから出てきていいぞ。ルカに歩。」
物陰から出て来たのは千桜の言う通り、ルカと歩の二人であった。
ルカ 「千桜、分かってんだね。」
歩 「私達が聞いているのを。」
千桜 「ああ。綾崎君は全く気付いていなかっただ がな。で、二人はどうするんだ?」
「「え!?」」
ルカと歩は驚いた。
千桜 「綾崎君に告白するのか?『好きです。私と付き合ってください』って。」
ルカ 「そのつもりだったけど、ハヤテ君の事は諦めるよ。」
歩 「・・・私も諦めるよ。」
千桜 「本当にそれでいいのか?」
ルカ 「ハヤテ君とヒナの恋を応援するわ。」
歩 「私も経った今応援するって決めたから。悔しいけど・・・・。」
千桜 「そうか。」
こうして、ハヤテの事が好きなルカと歩の初恋の結果は、失恋となっての終わったであった。


因みにヒナギクは用があって実家に帰っており、カユラは自室でゲームをしていたのであった。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.14 )
日時: 2015/09/28 09:56
名前: ハヤヒナ


 十 それぞれの心境と想い

ハヤテの誕生日まで明後日となった。ムラサキノヤカタでは色んな想いが交差していた。
それは昨日、ハヤテと千桜の会話をルカと歩が影で聞いていたからであった。ハヤテ本人は気付いては居ないが。


カユラ 「・・・・成る程。それでルカと歩は落ち込んでいたのか。」
千桜 「ああ。でもあの二人は大丈夫だろ。」
カユラ 「そうだな。でも、綾崎先輩が無籍先輩を好きだったとは・・・・。薄々気付いてはいたが。」
千桜 「確かに。でもヒナと綾崎君はかなりお似合いだから大丈夫だな。」
カユラ 「明後日の綾崎先輩の誕生日に進展すると良いんだが・・・・。」
千桜 「大丈夫とは思うが、それは明後日にならないと分からないな。」




ルカ 「歩、大丈夫?」
歩 「私は大丈夫だよ。そう言うルカは大丈夫なの?アイドルだから仕事に支障するんじゃないかな?」
ルカ 「確かにショックだったけど、大丈夫だよ。もう気持ちは切り替えたから。」
歩 「私も。完全には立ち直ってはいないけど、大丈夫だよ。」
ルカ 「そうよね。ハヤテ君とヒナの恋を応援しよ」
歩 「そうだね。友達として、ライバルとして応援しないとね。」





ハヤテ (千桜さんに言われた通り、後悔しないためには告白しないといけないよな。
     結果はどうあれ、したほうが良いからな。同じ諦めるにしても・・・、
     しないで諦めるよりもして諦めるのほうが良いからな。
     ヒナギクさんが僕の事をどう思っているかは分からないけど・・・・・・・。)





ヒナギク (千桜やハル子、美希に言われた通り、ハヤテ君に想いを伝えないと!
      ナギや歩、ルカには悪いけど、私のこの想いは絶対に諦めたくないわ!
      だってハヤテ君は、私にとって同じ境遇を持っている初恋の人だから・・・!)





それぞれの思いが交差する中、ムラサキノヤカタの住民は見守っていた。
・・・・ハヤテとヒナギクの恋を・・・・・・。二人の恋が上手く行く事を・・・・・・。



因みにナギは、ハヤテとの誤解は解けている。そして、ハヤテがヒナギクが好きな事に気付いていた。
ナギもハヤテとヒアギクの恋を応援するって決めていた。主として、執事の恋を応援すると・・・・。
それと、ナギとマリアは海外には行ってなく、伊澄の所にいた。屋敷のリフォームは本当だが。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.15 )
日時: 2015/10/07 16:30
名前: ハヤヒナ


 十一 運命の誕生日前日 1

話は三日前に遡る。此処は鷺ノ宮家の屋敷。

此処でナギはある人物と電話をしていた。
ナギ 「そうか。では頼んだぞ千桜。」
ある人物とは千桜であった。千桜はあの後、鷺ノ宮家にいるナギに電話していたのであった。
マリア 「どうでしたかナギ。」
ナギ 「マリアか。思っていた通り、ハヤテはやっとヒナギクが好きな事に自覚したらしい。」
マリア 「そうなんですか。」
ナギ 「ああ。一回、告白しようとしたらしいが邪魔が入って辞めたらしい。」
咲夜「それでナギは本当に良かったんか?」
ナギ 「ああ。あのときの事は誤解って分かったからな。悔しいが後悔はしていないさ。」
伊澄 「流石ねナギ。」
ナギ 「ハムスターとルカもハヤテの事、諦めたって千桜が言っていたからな。」
マリア 「西沢さんとルカさんが?」
ナギ 「ああ。ハヤテは気付いていなかったが、ハヤテと千桜の話を物陰で聞いていたって千桜が言っていたからな。」
マリア 「それにしてもナギ。こんなウソを付いて大丈夫なんですか。」
ナギ 「海外の事は嘘だが、リフォームは本当なんだから大丈夫だろ。」




そして、現在。ハヤテの誕生日前日となった。

とある場所に生徒会メンバー(ヒナギク除く)が集まっていた。
千桜 「・・・・本当に世話が妬けるな。あの二人には・・・・。」
愛歌 「いいではありませんか千桜さん。会長が綾崎君の事を好きなのは分かっていたんですから。」
泉 「そうだよちーちゃん。あーちゃんの言う通りだよ。」
理沙 「泉の言う通りだな。ハヤ太君もヒナの事が好きって分かったからな。」
千桜 「確かにそうですね。」
美希 「ヒナの事だ。明日のハヤ太君の誕生日に告白するな。」
愛歌 「告白して両想いと分かったらバッチリですね。」
美希達はこの後、明日のハヤテの誕生日について、どうするかを話し合っていた。

因みに三日前のナギとの電話を終えた後の千桜の呟いたセリフは、

『・・・・本当に世話が妬けるな。あの二人には・・・・』

であった。





その頃、レンタルビデオ・タチバナでは・・・・・・。
サキ 「暇ですね若。」
ワタル 「そうだなサキ。」
・・・・・・・・暇そうにしていた。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.16 )
日時: 2015/10/12 18:00
名前: 瑞穂

ハヤヒナさんへ

こんにちは。瑞穂です。
ご無沙汰しています。

西沢さんとルカさんがハヤテ君のことを諦めたのはちょっと可哀想な気もしますが、彼女たちも含めて生徒会役員の皆さんがハヤテ君とヒナギクさんの恋の行方を応援しているのは喜ばしく思います。
ナギちゃんも後押ししているということで、成就するといいですね。

最初から読んで特にインパクトが強いと感じることは、原作でもそうですが千桜の存在です。というより思い遣り、面倒見のよさといったほうが適当でしょうか。
彼女なしに作品は成り立たないのではないでしょうか。

エピローグにワタル・サキのコンビがでてきたのはちょっと気になりましたが、深く追求しないことにします。

これからも読んでいて明るく楽しいSSを期待しています。
ハヤヒナさんも心身ともに気をつけて頑張ってください。
それでは、失礼致します。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.17 )
日時: 2015/10/13 13:42
名前: ハヤヒナ

瑞穂さん、感想有難う御座います。

瑞穂さんの言うように、千桜はハヤテとヒナギクにとって重要な役割があります。
言うなれば、もう一人の主人公と言ってもいいかもしれません。

ルカと歩に対しても可愛そうですけど、二人ともハヤテとヒナギクの恋を応援していくのです。
ヒナギクを除いた生徒会メンバーを含めて。

ナギに対しては、あの時の出来事が誤解であった事をマリアから聞いたと言う訳です。
そして、ナギは自分の真意を確かめる為に、海外へ行くと嘘をハヤテについたのです。

ワタルとサキに関してはもだ出していなかっただけの事です。


次の十二話の舞台は、誕生日前日の夜となります。

これからの展開を楽しみに期待していて下さい。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.18 )
日時: 2015/10/13 16:28
名前: ハヤヒナ

 十二 運命の誕生日前日 2

その日の夜。ムラサキノヤカタ。
ハヤテは入浴中であった。その間、他の住民達は明日の事に付いて話し合っていた。
カユラ 「・・・。で、いよいよ明日は綾崎先輩の誕生日だが、プレゼントは用意出来てるのか?」
千桜 「言うまでもなく、私は用意できている。」
ルカ 「私も出来てるよ。」
歩 「わ、私もバッチリよ。」
カユラ 「私も既に用意している。無敵先輩は用意しているのか?」
ヒナギク 「も、勿論用意しているわよ。・・・って言うか、何で最後に聞くの?」
カユラ 「・・何となく。」 
ヒナギク 「何となくって・・・・。」
千桜 「何となくでも良いではないかヒナ。」
ヒナギク 「それもそうね。」
歩 「で、明日どうするのかな?」
ルカ 「ナギやマリアさんは明日、帰ってくるんだよね。」
千桜 「その通りだルカ。明日の午前に帰ってくるからな。」
カユラ 「だから誕生日パーティーは夜になるな。」
ヒナギク 「美希、理沙、泉、愛歌さんも来るみたいだしね。」
千桜 「後、咲夜さんに鷺ノ宮さんも呼んであるし、バッチリだな。」
歩 「ワタルくんとサキさんも来るし、賑やかになるね。」
ヒナギク 「そ、そうね。」
ルカ 「それにしてもハヤテ君の周りって、女の子ばっかりだね。」
「「「「確かに・・・・・・・・。」」」」
ルカ以外の四人が答えた。




その頃、入浴中のハヤテは・・・・。
ハヤテ 「・・・誰か噂でもしているのかな?」
先程、ルカが言った言葉にハヤテはクシャミをしたのであった。
ハヤテ 「それにしても明日、何かあった気がするけど・・・、」
明日、自分の誕生日だという事をすっかり忘れているハヤテであった。





その後、ムラサキノヤカタの住民達は自室に戻っ手板。


ルカ (ハヤテ君の事は諦めたけど、やっぱり悔しいわ。でも、応援しないとね。)


歩 (ハヤテ君もヒナさんが好きって分かったんだから。友達として、良きライバルとして。)


((ハヤテくんとヒナさんを応援するんだから!!))



改めて、ハヤテとヒナギクを応援するって決めたルカと歩であった。




ヒナギク 「明日は絶対にハヤテ君に告白するんだから!!」
明日のハヤテの誕生日にヒナギクは、強い決意を燃やすのであった。


そして、翌日。運命の日を迎えたのであった・・・・。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.19 )
日時: 2015/10/26 16:48
名前: ハヤヒナ


 十三 運命の朝

遂に運命の日を迎えた。何故なら、今日は十一月十一日。綾崎ハヤテの誕生日である。
此処、ムラサキノヤカタでは壮絶な戦いが始まっていた。(そう思っているのはヒナギクだけだが・・・。)
ハヤテは一旦、三千院家へ戻っていた。ナギとマリアが海外から戻って来るからである。
因みにハヤテは、ナギとマリアが本当は海外に言っていない事を知らない。



カユラ 「さてと、準備はこれでいいな。」
歩 「そうですね。」
ルカ 「ハヤテ君、驚くよ。」
ヒナギク 「ハヤテ君の事だから、今日が自分の誕生日って事を忘れているわね。」
千桜 「そうだな。・・・さてと、愛歌さん達がそろそろ来る頃だな。」
・・・・すると、千桜のいった通り、愛歌、美希、理沙、泉がやって来た。
愛歌 「来ましたよ。」
美希 「私達も、」
理沙 「忙しい中、」
泉 「来てやったのだ♪」
美希、理沙、泉は相変わらずであった。
千桜 「所で綾崎君の誕生日プレゼントは用意していますか?」
美希 「バッチリさ。」
理沙 「ちゃんと用意しているぞ。」
泉 「私も♪」
愛歌 「バッチリですわ。」
歩 「ちゃんと用意しているわ。」
ルカ 「私も準備OKだよ。」
カユラ 「私も。」
千桜 「私もだ。」





その頃、三千院家ではハヤテがナギとマリアを出迎えていた。
ナギ 「すまなかったなハヤテ。一週間、ムラサキノヤカタに移ってもらって。」
ハヤテ 「そんな事はないですよお嬢様。」
マリア 「皆さんの世話をするの大変だったでしょ。」
ハヤテ 「ええ。でも問題とかは一切ありませんでしたよ。」
ナギ 「そうか。ハヤテ、私とマリアは帰ったばかりだが、少し下らで書けるからな。」
ハヤテ 「分かりました。」
マリア 「ハヤテ君、私が電話したら、その場所に来てくれませんか。」
ハヤテ 「何処にですか?」
ナギ 「秘密だ。言われたとおりにすればいい。」
ハヤテ 「分かりました。」
三十分後。ナギとマリアはある場所に出かけていた。




ナギとマリアが出かけたのと同時に、咲夜と伊澄がムラサキノヤカタに到着していた。


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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.20 )
日時: 2015/11/03 09:59
名前: ハヤヒナ

 十四 ヒナギクの決意!!

ムラサキノヤカタに咲夜と伊澄が到着した。
咲夜 「皆、集まってるみたいやな。」
ルカ 「咲夜さんと伊澄さんも久しぶりだね。」
伊澄 「ええ。所で生徒会長さんは・・・?」
歩 「ヒナさんなら、自室でハヤテ君の誕生日プレゼントの準備をしてますよ。
美希 「ナギとマリアさんもあと少しで、到着するって連絡あったしな。」
理沙 「その二人を除けば、全員揃っているな。」
泉 「そうだね♪」
愛歌 「・・・・そう言えば、ワタル君とサキさんは!?」
「「「「「「「あっ!!!!!!!」」」」」」」
愛歌を除く全員、叫んだ。
千桜 「そう言えば、忘れていたな。今からでも間に合うし連絡するか。」
カユラ 「そうだな。」



その頃、ヒナギクは・・・・・。


ヒナギク (今日こそ、絶対に伝えるわ。私の、この想いを・・・・!!!!
         
        
      
      ナギ、ルカ、歩には悪いけど、今日でこの想いに決着付けないと!!!!
      
          
       
      『ハヤテ君が好きです。私と付き合って下さい!!』って!!!!
     
       
     
      結果はどうあれ、ハヤテ君の誕生日である今日、この日に!!!!)


そう決意し、ヒナギクは皆がいる所に行った。

しかし、ナギ、ルカ、歩がハヤテの事を諦めた事を、まだ知らないのであった。




それから数分後。ナギとマリア、ワタルとサキがムラサキノヤアタに到着した。

これで今日の主役であるハヤテを除くメンバーが全員、ムラサキノヤカタに集まった。


ヒナギク、ナギ、マリア、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、ルカ、歩、カユラ、咲夜、伊澄、ワタル、サキの15人が。






そして、マリアから連絡を受けたハヤテが、ムラサキノヤカタに到着したのであった・・・・・・。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.21 )
日時: 2015/11/11 09:54
名前: ハヤヒナ

 十五 誕生日会前の真実

ハヤテがムラサキノヤカタに到着する少し前の事・・・。
ヒナギクが自室でハヤテの誕生日プレゼントを準備をしている中、ナギ達は話していた。
ナギ 「この一週間でハヤテとヒナギクは恋人同士になっていたと思ったが、無理だったが。」
千桜 「無理もない。綾崎君もやっとこの間、自分の気持ちに気付いたからな。」
ナギ 「それはそうだが・・・。」
美希 「何がどうあれ、今日でヒナとハヤ太君は恋人同士になるだろう。」
愛歌 「そうですね。」
千桜 「ヒナもヒナだが、綾崎君も綾崎君だな。」
ナギ 「それもそうだな。」
理沙 「我々で、ヒナとハヤ太君を見守ろうではないか。」
泉 「そうだね♪」
ナギ達が話している中、ルカと歩は首を傾げていた。


ルカ 「ナギちゃん、この一週間って言ったけど、」
歩 「ハヤテ君とヒナさんが付き合って欲しかったのかな・・・?」
すると、ルカと歩にマリアがやって来て、真実を話したのであった。
ルカ 「本当なんですか!?」
歩 「海外に行っていないって!!?」
ルカと歩は、当然の様に驚いた。
マリア 「本当ですよ。お屋敷のリフォームは真の真実ですが。」




ナギの計画はこうであった。

自分の勘違いに気付いたナギはハヤテを諦め、ハヤテとヒナギクを恋人同士にしようと計画を考えた。

ヒナギクがハヤテを好きな事に気付いていたのは勿論、ハヤテもヒナギクが好きな事に薄々気付いていた。

そして、ハヤテの誕生日一週間前に屋敷のリフォームを利用して、ハヤテと他数人に海外へ行くと嘘をついた。

この事を知っていたのは、ヒナギクを除く生徒会メンバー全員と伊澄と咲夜とワタルとサキであった。

知らなかったのは当のハヤテは勿論、ハヤテが好きなヒナギクとルカと歩の四人だけだった。

そして今日、ルカと歩も知り、知らないのはハヤテとヒナギクの二人だけとなった。

勿論、海外へ行くと嘘をついて、伊澄の屋敷にいる事もハヤテとヒナギクは知らないでいった。

そして、ハヤテのヒナギクへの恋心を全員知って数日が経った今日、ハヤテの誕生日がやって来た。

ヒナギク 「皆、お待たせ。」
話が終えたと同時に、準備を終えたヒナギクが皆と合流したのあった。



それから数分後。ハヤテがやって来て、ハヤテはムラサキノヤカタの玄関の扉を開けたのであった。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.22 )
日時: 2015/11/18 09:27
名前: ハヤヒナ

ドウモ、ハヤヒナです。
この小説ですが、今年中には完結する予定です。
最終回の内容は秘密ですが、最終回まで後5,6話です。
遅くなりましたが次の十六話は、ハヤテの誕生日の話となります。
是非、期待していて下さい。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.23 )
日時: 2015/11/18 10:54
名前: ハヤヒナ

 十六話 ハヤテの誕生日

「「「「「誕生日おめでとう!!!!!」」」」」
ハヤテ 「えっ!!?」
ムラサキノヤカタの玄関を開けたハヤテは驚いた。
ハヤテ 「あの、これは一体・・・・・?」
美希 「何言っているんだハヤ太君。」
理沙 「今日、十一月十一日は、」
泉 「ハヤ太君、自分の誕生日だよ♪」
ハヤテ 「あっ、そうか。今日は僕の誕生日でしたね。」
ナギ 「ハヤテ、自分の誕生日を忘れていたのか?」
ハヤテ 「ええ。」
愛歌 「自分の誕生日を忘れているとは、」
千桜 「綾崎君らしいな。」
咲夜 「そうやな。」
歩 「本当ですね。」
ルカ 「ハヤテ君らしいね。」
ヒナギク 「本当にそうね。」
ハヤテ 「ええ。」
そんなこんなで、ハヤテの誕生日会が始まった。



そして・・・・・・、

カユラ 「では、綾崎君に誕生日プレゼントを渡すとするか。」
この一言により、会場はさらに盛り上がった。





ヒナギク (遂に来たわね、この日が・・・・・。)



次々と皆は、ハヤテに誕生日プレゼントを渡していた。
カユラはアニメ雑誌。ワタルはあるアニメの全シリーズの全巻DVDセット。伊澄は魔よけのお守り。
咲夜はハリセン。サキは高級な財布。マリアは包丁セット。千桜は万年筆。愛歌はお笑いセット。
美希は女装の写真。理沙は交通安全のお守り。泉は女物のドレス。


と、中にはプレゼントにはふさわしくない物があったが気にせず、ハヤテは受け取った。


そして・・・・、
ナギは最高級の時計。歩は普通の普通であるCD。ルカは自分のコンサートのサイン入りDVD。

と三人もハヤテに誕生日プレゼントを渡して行き、残すはヒナギクのみとなった。



ヒナギクのみとなったが、その場にはハヤテとヒナギクしか残っていなかった事に・・・・・・・・・・、


・・・・・・・・・・ハヤテとヒナギクは全く気付いていなかった。


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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.24 )
日時: 2015/11/25 10:44
名前: ハヤヒナ

 十七 告白と言う名のプレゼント・・・・・・

ハヤテの誕生日パーティーが行われ、次々とハヤテに誕生日プレゼントを渡していく中、残すはヒナギクのみとなった。
他の皆はハヤテ、ヒナギクに気付かれずに次々と、その場を後にした。

ナギ 「・・・これで後は、ヒナギクがハヤテにプレゼント(告白)するだけだな。」
泉 「上手く行くと良いね♪」
ルカ 「きっと上手く行くよ。」
美希 「必ずな。ヒナはハヤ太君が好きだからな。」
千桜 「綾崎君もヒナの事が好きみたいだしな。」
歩 「きっと上手く行きますよ。」
愛歌 「そうですね。告白が上手く行くように、気付かれずに私達はあの場を後にしましたから。」
カユラ 「そうだな。」

因みにマリアは咲夜と伊澄を送りに、ワタルとサキは店へと帰っていた。





ハヤテとヒナギクのみとなった場は、緊張の渦化としていた。


ハヤテ (ヒナギクさん、何をくれるのかな・・・・・・。)
ヒナギクのプレゼントが何か、顔を紅くしていた。


一方、ヒナギクも・・・・・・。
ヒナギク (ハヤテ君に渡すのは、告白と決めたんだから。勇気出すのよ桂ヒナギク。)



そして・・・・・・・・・・・・。

ヒナギク 「ハ、ハヤテ君!」
ハヤテ 「な、何でしょうヒナギクさん。」
ヒナギク 「私のプレゼントを渡すわね。」
ハヤテ 「あ、はい。」


ヒナギクは一歩一歩歩みだし、そして・・・・・・・・・・・・・、




ハヤテ 「ヒ、ヒヒ、ヒナギクさん!!!??」
ヒナギクはハヤテに思い切り抱きついたのであった。




そして、遂にその瞬間がやって来た。






ヒナギク 「ハヤテ君が好きです。大好きです。私と付き合って下さい!!」


顔を真っ赤にしながらも、ヒナギクは遂にハヤテに愛の告白をしたのであった。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.25 )
日時: 2015/11/30 10:52
名前: ハヤヒナ

 十八 実った恋

ハヤテ 「・・・・・・本当ですか?」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「ヒナギクさん。告白の返事は・・・・・・・・・・・・、」









それから、一週間後。ハヤテとヒナギクはデートしていた。
一週間前のハヤテの誕生日に、好きな人であるヒナギクから告白され、ハヤテはOKをした。
ハヤテのOKの返事に、ヒナギクは涙を流した。好きな人が、自分を好きでいてくれたことに・・・・・・。




その後のハヤテとヒナギクの変化は言うと、・・・・・・何も変わらなかった。
白皇学院では早速、ハヤテとヒナギクが付き合っている事がバレてしまった。
しかし、何事もない平和な日々?が続いていた。
あったとしても、ヒナギクと同じ剣道部員のヘタレは、自分の執事に毎回キツイお仕置きを食らっていた。
変態執事も、毎日のようにハヤテによって成敗されていた。
白皇学院ではハヤテもヒナギクも、他の皆も平和に変わりのない学院生活を過ごしていた。










そして・・・・・・、十二月に入ったある日、ハヤテとヒナギクはデートをしていた。
その日の帰り道の事・・・・・・。
ハヤテ 「ヒナギクさん、クリスマスの日もデートしませんか?」
ヒナギク 「うん。ロマンチックなデートにしようね。」
ハヤテ 「勿論ですよヒナギクさん。最高の日にしましょう。」
ヒナギク 「そうね。」
ハヤテとヒナギクは、クリスマスの日にデートをする事にしたのであった。
そして、寒空の中、ハヤテとヒナギクは唇を重ね合えてキスをした。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この小説も後、二話で完結します。最終回はクリスマスの話となります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.26 )
日時: 2015/12/06 10:37
名前: ハヤヒナ

 十九 変わらない日常

「「「ぎゃあああああぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」」」

今日も白皇学院では、叫び声が響き渡った。
毎日ではないが、一つの叫び声が白皇学院に響き渡る。 だが、三つ響き渡るのは珍しい。
しかし、その叫び声が聞こえても誰一人とも、騒ぎ立てるのはいない。
SPや教員は勿論、生徒全員も。無論、ハヤテやヒナギク達も。

一つ目の叫び声はヘタレ部員の叫び声。ハヤテとヒナギクの付き合いを認めないヘタレが、
ハヤテの悪口を言ったりすると、自分の執事にレベルを超えたお仕置きをされた時の叫び声。

二つ目の叫び声は変態執事の叫び声。ハヤテとヒナギクの親友の一人の変態執事。
ハヤテに襲い掛かるが、いつも怒りのハヤテにボコボッコにされた時の叫び声。

三つ目の叫び声はダメ教師の叫び声。ハヤテとヒナギク達のクラスの教師で、ヒナギクの実の姉。
実の妹に金を借りる酒にだらしない姉が、実の妹に成敗された時の叫び声。

三人とも懲りないのがお仕置きされても、暫く立つとまお仕置きされるのである。


そんな叫び声は白皇学院の名物になっている為、騒わぎ立てるのは誰一人も居ないのであった。




ナギ 「またか。本当に懲りないな。」
泉 「そうだね♪」
美希 「しかし、三つ同時は珍しいな。」
理沙 「いつもは一つか二つなのにな。」
愛歌 「そうですね。」
千桜 「本当に騒がしいな。」
ワタル 「コレも白皇の名物になっているしな。」
カユラ 「騒ぎ立てる事はない。」
伊澄 「そうね。」
ナギ達も聞こえてこる叫び声を、他の生徒同様に日常的に感じ取っていた。




ヒナギク 「ハヤテ君、美味しい?」
ハヤテ 「とても美味しいですよヒナギクさん。」
昼食の時間。ハヤテはヒナギクの愛情のこもった手作り弁当を食べていた。
ヒナギク 「ハヤテ君が作った弁当も美味しいわよ。」
ハヤテ 「本当ですか?有難う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギクもハヤテの手作り弁当を食べていた。勿論、愛情たっぷりの弁当を。
今日はお互いに、弁当を作っていたのであった。





そんなこんなで、ハヤテとヒナギク達の日常は変わらないのであった。
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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.27 )
日時: 2015/12/23 10:25
名前: ハヤヒナ


 二十話(最終話) イヴでも幸せな二人・・・・・・ハヤテとヒナギク

此処はとある遊園地。此処に水色の髪をした少年と桃色の紙の髪をした少女がいた。
少年の名は綾崎ハヤテ。少女の名は桂ヒナギク。ハヤテとヒナギクは約束通り、遊園地にデートしに来ていた。
でもって、今日はクリスマスイブ。周りはクリスマス一色。
ハヤテとヒナギクだけではなく、カップルも沢山、遊園地にはいた。


そんな中、ハヤテとヒナギクは観覧車に乗っていた。
「怖いですかヒナギクさん?」
「怖いわよ。でも大丈夫よ。ハヤテ君がいるから。」
「本当ですかヒナギクさん。」
「本当よハヤテ君。」
「それは良かったです。」
「私もよ。」
観覧車が上へと昇っていく中、ヒナギクはハヤテに寄り添って、クリスマス一色に染まった夜景を見ていた。


・・・・・・すると、


「雪ですよヒナギクさん。」
「本当ね。と言う事はホワイトクリスマスになったねハヤテ君。」
「そうですねヒナギクさん。」
雪が降り始め、ホワイトクリスマスとなった。


「ねぇハヤテ君?」
「分かってますよヒナギクさん。」
何かは分かっていたハヤテは、ヒナギクを抱き寄せ抱きしめた。
ヒナギクも、そんなハヤテを抱きしめ返した。
「行きますねヒナギクさん。」
「うん。ハヤテ君・・・。」
ハヤテはヒナギクの腰に手を回した。ヒナギクもハヤテの首に手を回した。


・・・・・・そして、

顔を近づけ・・・・・・、口を近づけ・・・・・・、・・・・・・唇を重ね合わせた。




雪が降るクリスマスイブの観覧車の中、ハヤテとヒナギクはキスをした。



・・・・・・只のキスではない。大人のキス・・・・・・・・・ディープキスを。



「ヒナギクさん・・・。」
「ハヤテ君・・・。」
ホワイtクリスマスとなったクリスマスイブ、ハヤテとヒナギクはキスをしたのであった。
・・・・・・幸せな顔をして。これからの未来を想い浮かべながら・・・・・・。
ハヤテとヒナギクの幸せは続くのであった・・・・・・・・・・・・。




         雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 〔終〕

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Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 ( No.28 )
日時: 2015/12/23 12:09
名前: ハヤヒナ

雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記、完結いたしました。
感想をくれた皆さん、有難う御座いました。

新年になったら、また新しい小説を始めます。勿論、CPはハヤヒナで。
その前に、今年中に一話完結の小説を投稿します。当然の様にCPはハヤヒナです。
来年度も、宜しくお願い致します。
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