Re: 新年大騒動!? ( No.1 ) |
- 日時: 2013/12/30 10:38
- 名前: ハヤヒナ
- 初詣に行く前の三千院家。
年始の挨拶をし、ハヤテは新聞のあるページを見た。 ハヤテ 「当たっていますかね。」 そのページとは…………、宝くじの当選が乗っているページであった。 借金を早く返したいハヤテは、足しになるかと宝くじを買ったのであった。その結果……………、 ハヤテ 「ええええぇぇぇぇ…………!!!!????」 驚いてしまった。………………驚くのも無理はない。何故なら…、……当たっていたからである……。 ……………………………………………………1等が。
それから暫くしてから、初詣に来たのであった。 ナギ 「それにしてもマリア、ハヤテが1等を当てるとは驚いたな。」 マリア 「そうですね。ハヤテ君も驚いていましたし。」 咲夜 「コレで借金執事も借金はなくなったわけやな。」 泉 「凄いねハヤ太君♪」 美希 「ハヤ太君に借金がなくなって1番に喜んでいるのは、ヒナだからな。」 理沙 「そうだな。好きな人に借金があり、自分も小さい頃に同じ境遇があったからな。」 千桜 「そんな2人だからこそ、お互いに分かり合えるんですね。」 愛歌 「その二人もようやく恋人同士になれましたね。」 伊澄 「ハヤテ様も生徒会長さんも良かったですね。」 歩 「ハヤテ君もヒナさんも羨ましいですよ〜。」 ハヤテとヒナギクを見ながら、そんな話をしていたナギ達であった。
ワタル (借金執事に負けられないな。俺も伊澄に…………。) 一樹 (ハヤテさんを見習って…、僕もナギさんに…………。) と心の中で呟くワタルと一樹であった。
サキ (私、………完全に忘れられて………います………ね………。) ドジで天然なメイドが呟いた事には誰にも気付いてはいなかった。
ハヤテ 「それにしても幸せですよヒナギクさん。」 ヒナギク 「私も幸せよハヤテ君。」 ハヤテ 「今まで色んな事がありましたが、こうしてヒナギクさんと出会った事が幸せですよ。」 ヒナギク 「私もよ。私もハヤテ君と出会った事が一番の幸せよ。」 ハヤテ 「ヒナギクさんと初めて出会った時が運命だったかもしれませんから。」 ヒナギク 「そうね。あの時、ハヤテ君と出会った事があって、今があるからね。」 ハヤテ 「ヒナギクさんと出会ってなかったら、どうなっていたかは分かりませんでしたよ。」 ヒナギク 「私も同じよ。ハヤテ君と出会っていなかったら、今の私はなかったわ。」 とその時、ハヤテとヒナギクにせまる2つの影があった。
虚鉄 「おお!綾崎!!」 雪路 「ヒナ、こんな所にいたのね。綾崎君も。」 ハヤテ (変態に会うとは………。) ヒナギク (正月から用がある事ね……。) ハヤテとヒナギク、二人の考えがシンクロした。 虚鉄 「新年早々、綾崎に会えるとは!!」 雪路 「お年玉として私に諭吉さんを10枚渡しなさいヒナ。綾崎君も。」 ハヤテとヒナギクはお互いにアイコンタクトをした。 虚鉄 「綾崎イイイィィィーーー!!!」 雪路 「ヒナに綾崎くん。早く私にお年玉よこしなさい!!!」 と虚鉄と雪路はハヤテとヒナギクに迫ってきたが…………しかし!!!!!!!! ハヤテ 「新年早々、近寄るなああああぁぁぁぁーーーー!!!!」 ヒナギク 「お正月早々、お金をかりにくるんじゃないわよーーーー!!!」
「「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー」」
ハヤテは虚鉄を、ヒナギクは雪路をそれぞれ吹っ飛ばした。
歩 「何か叫び声が聞こえたような……。」 ナギ 「それなら大丈夫だハムスター。」 理沙 「叫び声は恐らく、雪路と泉のところの執事だからな。」 泉 「きっと虚鉄君はハヤ太君にやられたんだよ♪♪」 美希 「雪路はヒナにやられたんだよ。だから安心しても良いんだよ。」 全く、その通りなのであった。
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Re: 新年大騒動!? ( No.2 ) |
- 日時: 2013/12/31 08:37
- 名前: ハヤヒナ
- ……………それから暫くして、ハヤテとヒナギクは皆の元に戻ってきた。
美希 「ヒナにハヤ太君。何か叫び声が聞こえたけど、何か知ってるか?」 ハヤテ 「知りませんよ。只、襲ってきた変態を吹っ飛ばしただけですよ。」 ヒナギク 「私はお金の亡者を吹っ飛ばしただけよ。」 (((やっぱり。))) 美希、理沙、泉は呟いた。 マリア 「では皆さん、三千院家に戻ってパーティーしましょ。」 ナギ 「そうだな。戻ってカラオケでもするか。」 ハヤテとヒナギク、ナギ達は三千院家へ戻っていた。
三千院家へ戻ってくる、と二人の人物が待っていた。 ルカ 「皆、久しぶり〜〜!!」 カユラ 「久しぶりだな。」 水漣寺ルカと剣野カユラであった。 ナギ 「おお!ルカにカユラではないか。」 千桜 「久しぶりですね。」 マリア 「お二人とも、どうして此処に?」 ルカ 「お正月だから、マネージャーに言って、休みを貰ったの。」 カユラ 「皆に会いに来た。」 ハヤテ 「そうだったんですか。」 ヒナギク 「それにしても久しぶりね。」 ルカ 「アイドルもお正月ぐらいは休みを取らないと。」 歩 「そうですね。」 愛歌 「此処で話すよりも、中に入りません?」 咲夜 「そうやな。ルカさんはアイドルやからな。見つかったら大変やな。」 ワタル 「寒いし、中に入ろうぜ。」 伊澄 「そうね。」 美希 「じゃあ早速、中に入ってカラオケパーティーをするか。」 理沙 「ルカとカユラも一緒にやるか?」 泉 「ルカちゃん、カユちゃん、一緒にやろう♪」 ルカ 「面白そう♪やるわ私。アイドルの実力を見せるわ。」 カユラ 「やってみるか。」 サキ 「私も久しぶりに歌って見せますか。」 ワタル 「サキって、カラオケ上手だったか?」 サキ 「若よりは上手いですよ。」 愛歌 「では一番下手な人は、罰ゲームはどうでしょう。」 泉 「それいいね。あーちゃん♪」 美希 「点数が低い人は罰ゲームで決まりだな。」 ナギ 「罰ゲームの内容は後で決める事にして、始めるか。」 三千院家へ戻ってきた一行はルカとカユラを再会し、カラオケパーティーをする事となった。
三千院家には、ハヤテ、ヒナギク、ナギ、マリア、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、伊澄、 ワタル、サキ、咲夜、歩、一樹、ルカ、カユラの17人が集まったのであった。
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Re: 新年大騒動!? ( No.3 ) |
- 日時: 2014/01/01 10:46
- 名前: ハヤヒナ
…………それから、一時間半後。17人全員、唄い終わった。 泉 「さすがルカちゃんだね♪」 美希 「国民的アイドルの名に相応しい歌声だな。」 理沙 「ルカ君に劣らず、ヒナやハヤ太君も凄いな。」 ナギ 「ハヤテやヒナギクに罰ゲームさせようとしたんだが………」 マリア 「無理でしたね。」
…………因みに罰ゲームはワタルであった。 ワタル 「俺が最下位か。」 咲夜 「そうやな。」 一樹 「残念でしたねワタル君。」 サキ 「若も頑張っていましたよ。」 伊澄 「次は頑張ってください。」
愛歌 「私は千桜さんに罰ゲームさせようと考えていましたよ。」 千桜 (………まさか。) カユラ 「どんな罰ゲームなんだ?」 愛歌 「秘密をばらす事ですよ。千桜さんの秘密をね。」 歩 「どんな秘密なんですか?」 愛歌 「それはですね西沢さん。実は千桜さんは「止めて下さい。」」 千桜によって、最後まで言えなかった。 この中で知っているのは千桜(ハル)を専属メイドとして雇っている咲夜である。 それと直ぐに愛歌にもばれてしまったのであった。 それから暫くして、ハヤテとヒナギクにもばれたのであった。
ハヤテ 「さすがルカさんですね。」 ヒナギク 「私達の負けね。」 ルカ 「ハヤテ君やヒナギクも凄いよ。歌手としてデビュー出来るよ。」 ハヤテ 「……それは恥ずかしいですよ。」 ヒナギク 「私も恥ずかしいわ。」 ルカ 「そんな事ないよ。ハヤテ君にヒナギク。」 いっその事、私と組んでデュエットにしない?」 ヒナギク 「…それなら良いわね。」 ハヤテ 「僕は嫌ですね。」 ヒナギク 「どうして?」 ハヤテ 「女装させるつもりでしょ。」 「「勿論!!」」 ヒナギクとルカは揃って言った。 ハヤテ 「……やっぱり。」 ルカ 「……って、冗談よハヤテ君。」 ヒナギク 「そうよハヤテ君。冗談よ冗談。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「それはそうと、ルカはいつまでいるの?」 ルカ 「明日までなの。明後日からはまた忙しくなるけど。」 ハヤテ 「大変ですね。でも頑張って下さいね。」 ヒナギク 「私達、応援しているから。」 ルカ 「有難うハヤテ君にヒナギク。私、頑張る!」 この後もハヤテ、ヒナギク、ルカは楽しく話していた。
因みに最下位とワタルの敗因は、伊澄の綺麗な歌声に魅了されてしまったからであった。
この後も人生ゲーム(優勝はハヤテ、ヒナギクペア)したり、カルタ等をしてすごしてのであった。
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Re: 新年大騒動!? ( No.4 ) |
- 日時: 2014/01/02 09:58
- 名前: ハヤヒナ
…………夜。ワタルとサキは店へ、歩と一樹も自宅に戻っていた。 千桜、愛歌、カユラ、咲夜、伊澄もそれぞれ帰っていた。 ……現在、三千院家に残っているのは、ハヤテ、ナギ、マリアを除くと、 泊まる事となったヒナギク、ルカ、美希、理沙、泉の五人だけであった。 ヒナギク 「そう言えば理沙は、巫女の仕事やらなくていいの?」 理沙 「面倒くさいからサボってきた。だから此処にいる。」 美希 「確かにそういうのは面倒だな。」 泉 「そうだね♪冬休みに入る前にも面倒だから、ハヤ太君に押し付けたしね♪♪」 「「バ、バカ泉!!」」 美希、理沙は自爆?した泉に言った。 泉 「ふぇ…………………あ!!!」 ヒナギク 「へぇ〜〜〜〜〜。道理でハヤテ君が持ってきたか分かったわ。」 (((まずい!!!))) ヒナギク 「覚悟は出来ているかしら?」 美希 「此処は、」 理沙 「逃げるが、」 泉 「勝ちだね〜♪♪」 ヒナギク 「待ちなさーーーーーーーーい!!!!!」 美希、理沙、泉は逃げ、ヒナギクはその後を追いかけた。
ルカ 「ヒナギクも大変だね。ハヤテ君。」 ハヤテ 「そうですね……。」 ナギ 「ヒナギクもそうだが、あいつらもあいつらだな。」 知っての通り、ナギもルカも、泉もハヤテの事が好きなのであった。……後、歩も。 マリア 「騒動はこれ位にして、お雑煮でも食べませんか?」 泉 「お雑煮!?私、食べたい♪ ヒナちゃんも食べようよ。」 ヒナギク 「…そ、そうね。食べましょ。続きは冬休みが終わってからだから覚悟しとくのよ。」 「「「り、了解…」」」 こうして……、ヒナギクと美希、理沙、泉の追いかけごっこは終わった。
そして…………………次の日。ルカは帰っていた。 ………ナギは言うと、昨日の疲れか未だに寝ていた。現在の時刻は、10時前であった。 美希、理沙、泉もナギともに眠っていた。 ハヤテ 「お嬢様はとともかく、花微さん達もまだ眠っていますね。」 ヒナギク 「昨日が昨日だからしょうがないけど……。」 ナギ、美希、理沙、泉は仲良く眠っていたのであった。 とそこへ、マリアがやってきた。 マリア 「ハヤテ君、此処は私に任せて、ヒナギクさんとゆっくりして下さい。せっかくのお正月ですから。」 ハヤテ 「良いんですかマリアさん。」 マリア 「勿論ですわ。」 ハヤテ 「有難う御座いますマリアさん。では行きましょうかヒナギクさん。」 ヒナギク 「そうねハヤテ君。マリアさん、有難う御座います・」 マリア 「お正月なので、ゆっくり楽しんでくださいね。」 ………こうして、ハヤテとヒナギクは出かけた。お年玉として、三十万を貰って。
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Re: 新年大騒動!? ( No.5 ) |
- 日時: 2014/01/03 10:19
- 名前: ハヤヒナ
……現在。ハヤテとヒナギクは賑やかな商店街を歩いていた。 ハヤテ 「やっと二人きりになれましたね。ヒナギクさん。」 ヒナギク 「そうね。初詣に皆で行ったときは、少ししか二人きりになれなかったから。」 ハヤテ 「ようやくと言った感じですね。」 ヒナギク 「この賑やかさが良いからね…。」 ハヤテ 「そうですね。……それにしてもヒナギクさんは寂しくないんですか?」 ヒナギク 「何で?」 ハヤテ 「本当は家族でお正月を過ごしたいのでは?」 ヒナギク 「確かにそうね。御父さんは海外出張、御母さんはお正月なのに泊りがけで仕事だしね。 お姉ちゃんは…………どうでもいいわ。……でも、寂しくないわ。」 ハヤテ 「どうしてですか?」 ヒナギク 「ハヤテ君がいるからよ♪♪♪」 ハヤテ 「ヒナギクさん……………………。」 跳びっきりの笑顔で言ったヒナギクに、ハヤテは顔を紅くした。 ヒナギク 「そう言うハヤテ君はどうなの?」 ハヤテ 「僕ですか?僕はですね……、今まではお正月でも働いていましたから。 ……そして、去年はまともなお正月を迎える事が出来ましたよ。」 ヒナギク 「この時はまだ、私とハヤテ君はまだ出会ってなかったのよね。」 ハヤテ 「ええ。ヒナギクさんと始めてであったのは、その1週間後でしたから。」 ヒナギク 「あの日は…………、『運命』だったのかしら?」 ハヤテ 「きっとそうかもしれませんね。そして、今年は去年と違いますね。」 ヒナギク 「どうして?」 ハヤテ 「皆さんも大事ですが、一番なのは、ヒナギクさんと過ごせる時間ですから。」 ヒナギク 「ハヤテ君…………………。」 さっきと逆の雰囲気になってしまった。
ハヤテとヒナギクが出て、30分後。ようやくナギ達が目を覚ました。 マリア 「ナギに花微さん達、ようやく起きました。」 ナギ 「ああ。」 美希 「昨日は楽しかったな。」 泉 「そうだね♪」 理沙 「そう言えば、ヒナやハヤ太君の姿が見えないが?」 ナギ 「ルカの姿も見えんぞ。」 マリア 「ルカさんは仕事があるから帰っていきましたよ。」 美希 「じゃあヒナやハヤ太君は?」 マリア 「ハヤテ君はヒナギクさんと買い物に出掛けましたよ。 その後に、ヒナギクさんを家までお送りするって言ってましたから。」 泉 「そうなんだ〜〜♪じゃあ私もそろそろ帰るね♪お父さんが心配するから。」 理沙 「私も帰るか。そろそろ戻って、巫女の仕事をしないと怒られるからな。」 美希 「ついでだから私も帰るか。そう言うことでまたなナギ君。」 ナギ 「ああ。」 マリア 「皆さん、気をつけて帰ってくださいね。」 美希、理沙、泉もそれぞれ帰っていた。
ハヤテ 「ヒナギクさん、二人きりでもう一度初詣に行きませんか?」 ヒナギク 「私も言おうとした所よ。」 ハヤテ 「気が合いますね。」 ヒナギク 「そうね。で、何処に行く?」 ハヤテ 「そうですね。朝風神社は辞めておきましょうか…?」 ヒナギク 「その方がいいわね。…ここから少し遠いけど、そこにも神社があるわ。」 ハヤテ 「じゃあそこに行きましょうかヒナギクさん。」 ヒナギク 「うん♪行きましょハヤテ君。」 ハヤテとヒナギクは再び、二人きりで初詣に行くのであった。
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Re: 新年大騒動!? ( No.6 ) |
- 日時: 2014/01/04 09:56
- 名前: ハヤヒナ
………そして、二回目の初詣のハヤテとヒナギクは戻って来た。 ヒナギク 「ハヤテ君、私の家に寄っていく?」 ハヤテ 「良いんですか?」 ヒナギク 「勿論よ。じゃあ行きましょハヤテ君。」 ハヤテ 「はい。ヒナギクさん。」
数分後。桂家に到着。 ヒナギク 「只今〜。」 ヒナママ 「お帰りヒナちゃん。あら?綾崎君も一緒なのね。」 ハヤテ 「あ、はい。明けましておめでとう御座います。」 ヒナギク 「明けましておめでとう御母さん。」 ヒナママ 「おめでとうヒナちゃん。さあ綾崎君も上がって。」 ハヤテ 「有難う御座います。」 ヒナギク 「ゆっくりしてね。」 ハヤテは桂家へお邪魔した。
ヒナギク 「ハヤテ君、お雑煮美味しいかしら?」 ハヤテ 「とても美味しいですよ。」 ヒナママ 「それはそうよ。ヒナちゃんが綾崎君の為に愛情込めて作ったんだから。」 ハヤテ 「だから美味しいんですね。」 ヒナギク 「……うん。」 顔を紅くしたヒナギクであった。 ヒナママ 「綾崎くん、このままヒナちゃんを貰ってくれないかしら?」 ハヤテ 「!!!!!!!」 ヒナギク 「な、何言っているのよ!!?御母さん!!」 ヒナママ 「だってヒナちゃん………!!あら大変!!!!!」 ハヤテの方を振り向くと、ハヤテが喉に餅を詰まらせ苦しそうにしていた。 ヒナギク 「大丈夫ハヤテ君!!」 すぐさまハヤテに駆け寄ったヒナギクは、ハヤテの背中を叩いた。 …………数回叩いて、喉に詰まっていた餅が取れた。 ヒナギク 「ハヤテ君、もう大丈夫なの?」 ハヤテ 「ええ。有難う御座いますヒナギクさん。もう大丈夫ですよ。」 ヒナギク 「良かったわ。それよりも御母さん、変な事言わないでよ。」 ヒナママ 「だって事実は事実でしょ。」 ヒナギク 「だからそういうことではなくて〜〜〜。」 この後も、ハヤテとヒナギクはからかわれたのであった。
ヒナギク 「ご免ねハヤテ君。お母さんが変な事言って。」 ハヤテ 「別に良いですよ。……いずれそうなるかもしれませんですし……。」 ヒナギク 「………そうかもね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「そうなると良いわね。」 ハヤテとヒナギクはリビングで話していた。因みにヒナママは買い物に出掛けていた。 ヒナギク 「それはそうとハヤテ君。」 ハヤテ 「何ですかヒナギクさん。」 ヒナギク 「借金がなくなったけど、ハヤテ君はこれからどうするの?」 ハヤテ 「一応、白皇学院を卒業するまでは、お嬢様の執事としているつもりですよ。」 ヒナギク 「そうなんだ。で、その後はどうするの?」 ハヤテ 「まだ考えていないんですよ。それまで時間があるから、じっくり考えますよ。」 ヒナギク 「私も手伝ってあげるね。」 ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」 ヒナギク 「いいのよお礼は。」 ハヤテ 「それと卒業した後、ヒナギクさんに言いたい事もありますし、」 ヒナギク 「う、うん。」 ハヤテ 「楽しみにしていて下さいね。」 ヒナギク 「うん。楽しみにしているわね。」 この後も楽しく話したハヤテとヒナギクであった。 そして、買い物を終えたヒナママも戻ってきて、ハヤテは帰る事にした。 ハヤテ 「じゃあそろそろ、僕は帰りますね。」 ヒナギク 「うん。また来てねハヤテ君。」 ハヤテ 「また来ますよヒナギクさん。」 ヒナギク 「じゃあねハヤテ君。」 こうして、桂家を後にしたハヤテはヒナギクと分かれて、三千院家へと帰っていたのであった。
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Re: 新年大騒動!? ( No.7 ) |
- 日時: 2014/01/05 10:22
- 名前: ハヤヒナ
………そして、お正月は終わり………、明日から三学期が始まる。 ヒナギク 「楽しかった冬休みも今日で終わりね。」 ハヤテ 「そうですね。明日から三学期ですから。」 ヒナギク 「明日からは気を引き締めないとね。」 ハヤテ 「ええ。大変な3学期になりますね。」 ヒナギク 「そうね。美希達も真面目に生徒会の仕事をしてくればね………。」 ハヤテ 「きっと三学期になっても、手伝う羽目になるかもしれませんけど………。」 ヒナギク 「きっとそうなるわよ。もし、そうなったらハヤテ君、手伝ってくれるわね。」 ハヤテ 「勿論ですよヒナギクさん。そうじゃなくても手伝うかもしれませんから。」 ヒナギク 「お願いねハヤテ君。」 ハヤテ 「任せて下さいヒナギクさん。」 ヒナギク 「それじゃあそろそろ休憩は終わりにしましょ。」 現在、ハヤテとヒナギクは喫茶どんぐりでバイトをしていた。
再開してから30分がたった。 ハヤテ 「それにしても相変わらず暇ですね。」 ヒナギク 「そうね。此処まで暇とはね……。」 客が来たのは、休憩に入る10分前に来た二人だけであった。 ハヤテ 「休憩してるのと変わらないですね。」 ヒナギク 「そうね。本当に暇ね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「………ねぇハヤテ君。話は変わるけど…?」 ハヤテ 「何ですかヒナギクさん。」 ヒナギク 「二月にまたマラソン自由形があるけど、ハヤテ君は出るの?」 ハヤテ 「そうですね。借金はなくなりましたが、出たいですね。」 ヒナギク 「良かったらハヤテ君。私と一緒に出ない?」 ハヤテ 「良いんですかヒナギクさん?」 ヒナギク 「勿論よハヤテ君。」 ハヤテ 「それじゃあお願いできますかヒナギクさん。」 ヒナギク 「OKよ。私の方こそお願いねハヤテ君。」 ハヤテ「任せてくださいヒナギクさん。」 ヒナギク 「お願いね私の彼氏君。」 ハヤテ 「はい。僕の彼女さん。」
そして、二月。マラソン大会自由形。 …………勿論、約束通りハヤテとヒナギクはペアで出場。 …………………結果は言うまでもなく1位。ハヤテとヒナギクは賞金を獲得した。
この後もハヤテとヒナギクには、幸せな日々が待ってるのであった。
………………………………………〔終〕………………………………………
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