Re: 感想の書き方を議論するスレッド ( No.7 )
日時: 2015/11/15 15:34
名前: 明日の明後日

明日の明後日です。
スレ立てを後押しした立場としては関わっていかなきゃアカンと思いつつ、気がついたら本スレッドが立てられてから一ヶ月以上経ってしまいました(汗


今回、私の方からは相談(?)と指摘とを一点ずつ挙げたいと思います。


まずは相談の方から。
私の個人的な問題と言えばそれまでなんですが、私って感想を書こうとするとついアドバイスをしたくなってしまう性質なんですよ。
私自身が文章に凝ってしまう方なので、気になった点があるとついつい口を出したくなっちゃう訳ですね。
で、気がつくとやたらと辛口コメントになってたりトゲのある書き方になってたりお話の内容への言及より指摘の方が多くなってたりして。
「(こんな失礼な感想送るのは)アカン」となって結局送らないままブラウザバックしてしまうのです。
別に批判批評をしたいという訳ではなく、「ここをこうするともっとよくなるんじゃない?」ってことを伝えたいだけなのですが、それをやんわりと相手に伝えるためにはどのような手法というか心掛けというかが有効でしょうか。
ご意見を頂けましたら幸いです。



次に指摘です。
>>2-3で議題に上った「理解できなかったことは素直に訊く」ということについてですが、これは少々危険性を孕んでいるのではないかなと。
と言うのも、ある文章・表現に対し「〜〜の部分ってどういう意味ですか?」とド直球に訊かれると書き手としては面食らってしまいます。
先の展開を読ませないためにあえてボカしているのかもしれないし、実は自信があったり気に入ってる場面なのかもしれません。
極端に言えば作者の意図を片っ端から訊ねてしまう訳ですから、お話の根幹に抵触する質問をしてしまい、作者の構想に悪影響を与える危険性があります。

とは言え、疑問点をそのままにしておくのも気持ち悪いと思いますので、対案を提示します。
「意味が分からないので教えてください」というようなド直球な訊ね方ではなく「〜〜の部分について、自分は○○と解釈しました。これで合ってますか?」と、自分なりの解釈を示し、それが正しいかどうかを確認するような訊ね方をすることを推奨します。
このような書き方をするメリットとして以下が挙げられると考えます。

・自分の解釈が作者のそれと合致していた場合「正しく伝わるような表現ができていた」という安心感を作者が得られる。
・自分の解釈と作者のそれとが合致していなかった場合にも「この表現だと読者にはこのように伝わる」という反省点が明らかになり、今後に生かすことができる。
・自分なりの解釈を伝えることで、読者がどれだけその作品を深く読んでいるかが作者に伝わる。
・疑問に思った部分にも自分なりの答えを出すことで、読者の読解力・洞察力が向上する。それに伴い、感想の質が向上する。
・解釈が今後の展開に影響しそうなものであれば、その部分についての言及を避けることができる。結果として作者の構想を歪める危険性を排除できる。

パッと思いつく限りではこれくらいですが、このように読者・作者の双方に多大なメリットがあることが分かると思います。

このような、自分の解釈を示す書き方の感想の例として、以下を挙げておきます。
http://soukensi.net/perch/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view2&f=367&no=1

まぁ、どのような解釈をすればいいのかまるで見当がつかないということも時にはあるかもしれまんが、そのような場合には直に訊ねてしまっても構わないとは思います。ただ、その場面が今後の展開上大きな役割を果たす可能性を無視してはいけませんよ、というところで終わりたいと思います。




以上となります。長々と失礼しました。
明日の明後日でした。