Re: 小説の書き方を議論するスレ ( No.29 ) |
- 日時: 2013/07/17 04:24
- 名前: ロッキー・ラックーン
- 参照: http://soukensi.net/perch/hayate/subnovel/read.cgi?no=25
- こんにちは、ロッキー・ラックーンです。
今回も心意気について少しばかり意見させて頂きます。(コレより先、全ての文章に「※個人の見解です」が付きます。)
>>25の原宿の神さんのご意見について… >オリジナルならともかく、二次創作として原作の展開自体を改変してしまっている以上、各キャラクターの思考も、原作のキャラクターと完全に一致させることは難しいと思うのです。 そうなってくると、やはりある程度自分の小説の展開に合わせて一部キャラクターの性格や特徴を変化させる必要性が生じてくるのですが、こうなるともうなりきるのも難しくなってきます。正直平凡な自分では、原作のキャラと自分の小説のキャラがごっちゃになっていることが多々あるのですが・・・
これについて私は「(性格とか変えては)いかんのか?」という気持ちを持って書いております。 それはなぜか…を下記にて説明します。
まずは「そもそも自分は何を書きたい(やりたい)のか」をハッキリさせる。コレが一番重要だと思います。 「テーマの選定」とでも言えば大人っぽく聞こえますでしょうか?
例えば、「原作どおり、すれ違ってばかりのハヤテとナギを書きたい」と思うのなら、出来るだけ原作のキャラクターの性格を尊重する必要が出てくるかもしれません。(言い切りの形にしないのは、キャラ崩壊しながらでも書ける能力がある人のためです)
しかし、私の場合は「ヒナギクに恋して仕方ないハヤテ」を書きたいと思い、しこしことキーボードを打ち込んでいます。本来ならアテネに恋しているハヤテの心根を真っ向からぶっ壊そうというテーマ選定です。 ここで仮に、「キャラの性格は原作準拠でないといけない」という前提があったとしたら、もうその時点でお〜わり。何も書けません。 よって、「(性格とか変えちゃえば)いいじゃん」と思う、という訳です。キャラクター変化は、自分の書きたい物(選んだテーマ)を書くための手段という事になります。
だから、原宿の神さんがルカの性格を変えてしまっても、それが「やりたい事」を実現させるためであれば何も気に病む必要が無いのですね。 ただ、それをして本人が満足できる事、これが大事だと思ってます。二次創作なんだから、まずは自分が「これいいじゃん」と思えるようにしたいですね。
そして、決定した「やりたい事」のために「すべき事」をひとつひとつ消化していく。これが私のSS作りの流れとなります。 ちなみに、「ヒナギクに恋して仕方ないハヤテ」のために「すべき事」は…
・どうやってハヤテがヒナに惚れるのか ・アテネとの過去と、今の気持ちはどうするのか ・ナギとの勘違いの件 ・ハヤテの借金の処理の仕方は
などと、挙げていったらキリが無い案件をダラダラと消化しているわけであります。ここまで言ったら蛇足かもしれません。
最後に「畑先生はハヤテというキャラを醤油(=例えばアテネ)で味付けしているけど、私はオリーブオイル(=例えばマリア)を使おう。私はオリーブオイルが好きだから」くらいの気持ちで書いてみると楽だと思います。 畑先生と使う食材は一緒、だけど調味料は食べる自分好みにかけまくっちゃえばいいじゃん(いいじゃん)といったノリです。 分かりにくいですね。
それでは失礼しました。 またお邪魔させて頂きます。
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