Re: 名も無き慕情(第八話更新) |
- 日時: 2015/06/14 18:41
- 名前: 明日の明後日
後書きです。
七話で終わるとか言っておきながら九話掛かったり、ちょくちょく微妙な修正が入ったりともっとしっかり練ってから投下しろよと言いたくなるような連載でしたが「名も無き慕情」本編は以上を以って完結です。 >>0でも言ったようにこのお話はひなゆめ存続時から考えていたお話で、書き始めたはいいもののどう展開させればいいかちっとも浮かばずに気付いたらフォルダの肥やしになっていたというよくある悲しい過去があります(笑 知らぬ間にひなゆめが消滅してしまって、そのまま永久にお蔵入りさせておこうと思ったんですが昨年10月頃にここ「ひなゆめファンの止まり木」を発見し、ほぼ同じルールでSSを書けるということで再び筆を執るに至りました。筆を執るとか言うとなんか偉そうですねw
ポイントとなる事件だけをピックアップしてまとめたというのも>>0でお話した通り(まとまったとは言ってない 本来はもう少し人物を登場させて、主要人物(ハヤテ、マリア、ナギ、ヒナギク)たちと絡ませて彼らの心情の機微をじっくりとっぷり描写したかったのですが、いかんせん今の私にはその技量はないようです(汗)事件の起こらない話を書けるようになりたいものです。
書く際に意識したところは細かいところを挙げればキリがありませんが、大きく二つ。 ひとつは投稿順を時系列順とはずらしたところ。最後の四話くらいはまんま時系列順ですが。 そうした理由についてはほとんど遊び心としか言いようがないのですが(笑)、一番話を面白く見せるにはどうすればいいのか、ということを考えた結果このような順となりました。そういうことにしておきましょう。後はミスリードしてくれないかなーとか思ってたり思わなかったり。 もうひとつはオチ、すなわち「マリアさんもクビになっていた」という事実をほのめかしつつも最後まで隠し通すこと。作者としてはそこが一番ショッキングな出来事というか、このお話の肝となる部分なので中途半端な形で明らかになることはどうしても避けたかった訳です。 当初はそのときのナギとマリアさんのやり取りを書く予定でしたが、挿入するタイミングが見当たらなかったので、七話の最後のような形に落ち着きました。 難しかったのは八話で、台詞回しが露骨すぎれば(読者様方に)バレてしまうけれど、伏線になる程度は仕込みたいということでなかなか苦労しました。
以上二つが、本作に望む上で新たにチャレンジというか工夫してみたところです。実を結んだかは不明(汗
以上も踏まえ、自己評価としては100点満点中75点と言ったところ。マリアさんがあからさまにハヤテに恋してたりとか、一話・四話などはもう少ししっかり書けただろとか、諸々反省点はありますが、全体的には結構いい出来だったと自分で言ってしまいます(笑 六話以降は我ながらかなりしっかり書けたと思うので、そこだけをフォーカスしたら90点に届きそうな気もしたりしなかったり。
あんまり詳細な裏話を細かく語るのはここでは控えますが、最後にひとつだけ。 作者としては、このお話の主人公はマリアさんでもハヤテでもなく、ナギだと考えています。実際にあらすじ画面でもメインキャラとしてハヤテ+ナギ+マリアとしています。 どうしてそう考えるのか、という点については最後までお読み下さった皆様には分かって頂けるのではないでしょうか。
この後はおまけをいくつか投下する予定。おまけ投下がいつになるかは未定。その後は短編集を予定しています。これもいつになるかは(ry
それではこの辺りで失礼したいと思います。明日の明後日でした。
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