RSSの解説  RSS1.0

1.RSSを使ってみよう


Since : 2007.01.29
written by 双剣士
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(a)RSSとは何か

 常時接続とブログの急速な普及により、1日に数十ものブログやサイトを巡回することも珍しいことではなくなりました。いまや大抵のサイトが日記やブログを設置していて、ほぼ毎日のように更新をしているので日々新しい発見があります。汲めども汲めども尽きぬ情報の泉に、寝食を忘れて没頭しておられる方も多いのではありませんか?
 しかし小説・CG・ソフトウェア・音楽といった創作系コンテンツを主としているサイトは、毎日のように新しいものを生み出すのはさすがに無理があります。毎日更新が当たり前なサイトばかりを巡回している読者から見ると、数日〜数週間にわたって内容に変化のない創作系サイトは日参する楽しみがなく、「ちぇっ、また更新無しか、無駄足を踏んだ」と落胆を繰り返しているうちに次第に足が遠のいてしまうのではないでしょうか。

 こうした不便を解消するものとして、更新チェッカーというソフトウェアが存在します。わざわざサイトを見に行かなくても、サイトが更新されたかどうかを一覧で確認することが出来るツールです。有名なところでははてなアンテナがありますし、当サイトでも以前からWWWCのご利用を皆さんにお勧めしてきました。
 こうしたツールを使えば読者は更新があったときだけサイトを見に来ればよいため、大幅に時間を節約できます。またサイト運営者にとっても読者から見放される確率が低くなり、短期更新のプレッシャーを和らげることが出来るわけです。

 しかし、時代は変わりました。
 読者の巡回先が飛躍的に膨張した現在では、「更新されたのは何日の何時か」だけではなく「自分にとって必要な更新があったかどうか」を素早くチェックして、目的のページに直接アクセスできるツールが求められています。当サイトの例で言えば、小説が追加されたときは見に来たいがリンク先修正程度の更新のときはスルーしたい、というゼイタクな要求をされるようになったのです。『支天輪の彼方で』では正門に『最近の更新』を明示したり展望台を置いたりして読者の利便性を高めるよう尽力してきたつもりでしたが、そろそろ新しい試みに着手しなければなりません。

 上述のような読者の要求を満たすためには、どんな内容の更新があったかをWebサイトの運営者があらかじめ所定のファイルに抜粋しておいて、読者はその抜粋ファイル“だけ”を調べてサイトに行くかどうかを判断する、という仕組みが必要です。この仕組みは『フィード』と呼ばれます。
 そして膨大な数のサイトから更新情報を集めるためには、更新内容を抜粋したファイルの書式を共通のものにしておかなくてはなりません。この書式の規格の1つがRSS(RDF Site Summary)であり、これを集めて閲覧するためのソフトウェアをRSSリーダーといいます。

# ちなみにRSSの語源には複数あるそうですが、当サイトでは RSS1.0 を使用するため RSS=RDF Site Summary で統一します。

(b)RSSリーダーはメールソフトそっくり

Grani画面  では難しい理屈はこのくらいにして、実際に使ってみましょう。私が使ってるGraniというブラウザにはHeadline-ReaderというRSSリーダーが最初から組み込まれているので、それを例にとって説明します。

 まず、上部メニューから[表示]→[エクスプローラバー]→[フィード]と辿って、フィード画面を表示させます。初めてこの操作をしたときには『最新のフィードリストを読み込みますか』と訊かれますので、はい(Y)を押してください。

 すると画面左にツリー画面、右上に更新タイトル、右下に更新概要画面が現れます。まるでメールソフト Outlook とそっくりです。
 使い方は、まず左画面でチェックするサイト名を選択し(下図1)、右上に表示された更新タイトルを順にクリックしていくことで更新内容を確認します(下図2)。ここまでなら短いテキスト情報だけですからチェックに時間は掛かりません。そして興味のある更新内容を見つけたら、右上のタイトルをダブルクリックするか、右下窓に表示されてる更新タイトルをクリックするか、あるいは概要を右下に表示した状態でEnterキーを押すと、そのページを直接読むことが出来ます(下図3)。

 画面が狭いな、と思ったら再び上部メニューから[表示]→[エクスプローラバー]→[フィード]と操作すればいいのです。

RSSの画面3種類  このようにすることで、あらかじめ更新内容をテキストで確認して興味のあるページだけを読みに行くことが出来ます。右上部にある更新タイトルは未読と既読とで色分けされていますので、新たな更新タイトルだけをチェックすれば良いわけです。
 また、上の例では左画面でサイト名を選択しましたが、その上位にあるフォルダアイコンを選択しておくと下階層にある全てのサイトの更新内容を一挙に右上部に集めて更新日付順に表示してくれます。したがって複数サイトの複数の更新内容を一挙に調べることが出来るのです。


(c)RSSに登録してみよう

 さてそれでは、お気に入りのサイトをRSSリーダーに登録してみましょう。
RSSアイコンのあるサイトのキャプチャ画像  まずは分かりやすい例として、対象のサイトにRSS1.0こんなRSSアイコンが表示されている場合を説明します。当サイトからのリンク先の中ではRevival Gateなどが該当します。

(キャプチャ画像の使用を快く許可してくれたRevival Gateの管理人さんに感謝です)

ショートカットのコピー  まずはRSSアイコンの上で右クリックをし、『ショートカットのコピー』を選びます。これで更新情報ファイルのURLがクリップボードに記憶されます。

フィードの追加  次に左画面左上の[+]ボタンを押し、『フィードの追加』を選択します。

URL貼り付けダイアログ  すると右図のようなダイアログが出てきますので、下側の欄にカーソルを合わせ[編集]→[貼り付け]でURLを記入してください。上側の欄は、これから登録するフォルダ名を選択して指定しておいてください。

登録済み画面  あとは[OK]を押せば、Revival Gateが左画面に登録され、それを選択することで右上画面に更新タイトルを得ることが出来ます(右図左)。
 そして右上窓の更新タイトルをダブルクリックすることで、該当記事をダイレクトに呼び出すことが出来るわけです。(右図右)。


URL自動取得  ではRSSアイコンがないサイトではどうするのでしょう。実は最近のサイトでは、RSSアイコンがなくてもRSSに対応している場合があります。当サイトのリンク先ではくるくるばたばたなどがそれに該当します。
 こういうサイトでは、そのサイトを表示してから『フィードの追加』を選択し、出てきたダイアログの右にある『アクティブページから検索(A)』を押すと右図のようにURLを自動的に取得してくれます。全てのサイトで検索できるわけではありませんが、試してみたところ商用ブログサービスの多くはこの自動取得に対応していました。

 さぁ、これでRSSリーダーの使い方の解説は終わりです。好みのサイトをどんどんRSS登録して、快適なサイトめぐりを楽しんでください。
 もちろん『支天輪の彼方で』は、『ショートカットのコピー』『アクティブページから検索』のどちらでも登録が可能です。このページを開いたまま、さっそく試してみてください!


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