偽花嫁、請け負います　登場人物紹介

登場人物紹介
（注：このテキストアドベンチャーはゲーム本編のエンディング直後を舞台としています。そのため以下の紹介文には、ゲーム本編に関する若干のネタバレが含まれます）

今泉（いまいずみ）　徹（とおる）
　古那賀大学の３回生で、便利屋ＨＥＬＰＳでバイトしている青年。新開発薬の副作用で透明人間になって戻れなくなった経験があり、解除薬ができた現在でも必要に応じて透明になることがある。熱血漢で悪戯好きの青年だが、楓音には頭が上がらない。

葉賀（はが）　楓音（かざね）
　徹の向かい側の家に住んでいる同い年の幼なじみ。徹とは口喧嘩ばかりでなかなか素直になれなかったが、透明人間になって将来を悲観した徹を励ましたのを機に恋人関係に昇格。バイト先のＨＥＬＰＳでは肉体労働を主に担当。

清水（しみず）　和宏（かずひろ）
　古那賀大学の３回生。５０人もの女性の間を渡り歩くプレイボーイだったが、交友関係を清算するために偽の彼女役を雇うべくＨＥＬＰＳを訪れた際に千彰と知り合い、現在では千彰一筋。本編ラストで千彰にプロポーズし、華燭の典を挙げる。

清水（しみず）　千彰（ちあき）
【旧姓・小野阪（おのさか）】
　便利屋ＨＥＬＰＳの事務員。仕事の割り振りや書類作成を一手に引き受けている有能な女性だが、天然ボケでしょっちゅう寝ているためとてもそうは見えない。男性に対する免疫のないまま、和宏とゴールインしてしまったが……？

胡桃沢（くるみざわ）　拓海（たくみ）
　徹や和宏の同級生で、バイト先のＨＥＬＰＳでは頭脳労働や事務を担当。暇さえあれば本を読んでいる温厚な青年。現在は２人の少女と同棲中で、彼女らのことをからかわれると性格が豹変する。

早河（はやかわ）　恵（けい）
　拓海より２歳下の従妹で恋人。変装の名人としてＨＥＬＰＳでは重宝されている。小さいころから従兄の拓海が好きだったが、親友の詩織が恋敵になったことで対抗心が芽生え、詩織とのゴタゴタの末に３人同棲へとなだれ込む。実は社長令嬢。

涼谷（すずみや）　詩織（しおり）
　拓海の恋人。男性恐怖症のお嬢様で、おとなしい性格だが大胆な面も持っている。恵とは女子高時代のルームメイトで、彼女から従兄の拓海の話を聞かされており、大学で拓海と出会ってから急接近。現在では両親公認で拓海・恵と同棲中。

船島（ふなじま）　大輔（だいすけ）
　便利屋ＨＥＬＰＳの創設者にして若所長。世界を放浪した際の経験を生かし、人捜しから除霊・トラップ仕掛けに至るまで万能に近い技能の持ち主。『壁』と称されるほどの巨体と無口さから怖がられることもあるが、実は堅物な好青年。

倉品（くらしな）　由宇子（ゆうこ）
　不時着した宇宙船に乗ってきたネコ耳の宇宙人。宇宙船の修理を依頼するためにＨＥＬＰＳを訪れ、そのまま大輔と恋仲になり宇宙船が飛び立った後も地球に残る。事務所の一室で毎日のように煙を上げながら怪しげな装置の発明にいそしんでいるが、それ以外の点ではきわめて常識人。

船島（ふなじま）　良子（りょうこ）
　タイムマシンで未来からやってきた、大輔と由宇子の娘。彼女の時代では６歳なのだが、今の時点ではまだ生まれていない。以前ある事件で偶然飛ばされてきて以来ちょくちょく遊びに来ている。