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対象小説『セキセツ


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セキセツ
Side Story , 完結 , 
クリスマスがいつからみんなの心を躍らせる素敵なイベントになったのか、そんなことに特別な興味はない。
でも、一応自分にだって、無邪気な子どもの頃というのはちゃんとあって、その頃は子どもらしく、人並みに浮かれていたものだ。
たぶん、そうだったんじゃないかな、と思う。
いや、なにぶん昔のことだから、記憶が曖昧だな。


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