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鬼狩りの一族ノ壱
日時: 2012/05/11 14:56
名前: ネームレス

はじめまして、匿名といいます。
初投稿なので上手く書けるか不安ですが、頑張ります!
どうぞよろしくお願いします。
それでは、第一話です。

ーーーーーーーーーー
第一話 出会いはいつも急に来る

亀裂ガ・・・止マッタ。
今度コソ・・・我ラガ四百年ノ願イ。
今、ココニ叶エン。


その日は出会いがあると思った。僕を取り巻く状況を変えるような出会いが・・・。


〜ムラサキノヤカタ〜
「お嬢様ー!起きて下さい!もう皆さんは学校に行きましたよ!」

「ナギ、何日連続で休むつもりですか?さっさと学校に行きなさい。」

この二人、ハヤテとマリアはいつもいうように自分たちの主を学校に行かせるために頑張っていた。

「確かにな・・・。今日は転校生も来るらしいし、たまには学校にいくか。・・・明日から休みだしな。」

起きてきたのは二人の主、三千院ナギである。当然、パジャマのままである。

「休みのことはいいから、早く学校の支度を済ませなさい!」

「お嬢様!もうあまり時間ありませんよ!」

「分かったからそう急かすな!」

学校には、ギリギリ遅刻せずに済んだ。


〜白皇学院〜
「ほらー!皆席ついてー!転校生を二人紹介するわよー!」

ハヤテとナギが席に座ったところで担任の桂雪路が教室に入ってきた。

「ハ〜イ。桂ちゃん。その転校生はどんな人なんですかー。」

と、言ったのは瀬川泉である。

「双子の兄妹よ。親の都合でこっちに来たらしいわ。どんな子かは自分で判断しろ!
教師を頼ってんじゃないわよ!」

「え〜・・・。」と、雪路には冷たい視線が注がれていた。

「う!まぁ、いい。二人とも、入ってきて!

ガララ。・・・「「「「「おー。」」」」」

「自己紹介始めて。」

「木崎 和也(キザキ カズヤ)。」

「はじめまして♪木崎 輝雪(キザキ キセツ)です♪」

対象的な双子だった。ただ、そう思った。だが、この出会いがハヤテの運命をかえることとなった。

「じゃー、二人の席は・・・綾崎くんの隣が空いてるわね。そこに座って。」

二人は席えと移動した。隣に座った輝雪が「綾崎くんていうのね。よろしくね♪」と、言ってきたので、「ハイ♪よろしくお願いします♪」と、ハヤテも言い返した。
ただの隣、ただの友達、その関係が今夜崩れるとは、ハヤテも思っていなかった。


ーーーーーーーーーーー
第一話終了です!完全に続く感じですね・・・。
オリキャラの設定は後々。
それでは、さようなら〜。

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Re: 鬼狩りの一族 ( No.1 )
日時: 2012/05/11 16:09
名前: 匿名

第一話短いと思い今回は長くしようかな?なんて思ってる匿名です。
早速スタート!

ーーーーーーーーーー
第二話 月下の使者
〜白皇学院〜
「ハヤテ〜。帰るぞ〜。」

「あ、ハイ!お待ちくださいお嬢様ー!」

授業が終わりフラフラと教室を出ていくナギを追いかけてハヤテも急いで教室を出る。
転校生の二人は校内を案内してもらってるようだ。
本当はハヤテも加わりたかったのだが、ナギをおいて行くわけにもいかず、結局、さっさと帰ろうとするナギを優先した。そして、ハヤテとナギはムラサキノヤカタえと帰った。


〜ムラサキノヤカタ〜
ハヤテとナギはムラサキノヤカタに着くと、ハヤテはマリアを手伝いに、ナギはふと何かを思い出したようにかばんをあさっていた。そして、お目当ての物が見つからなかったらしく、ナギはショックでしばらく放心していた。
ナギがあれこれ画策しているうちに時間はすぎ住居人は帰ってきた。

「ただいまー。」

「ふぅ、生徒会も毎日大変だな。」

同タイミングで帰ってきたのは、桂ヒナギクと書記の春風千春である。

「そうねー。て、ナギ。どうしたの?焦っても見たいだけど。」

「あ、あぁ。ノートを学校に忘れてな・・・。中身を誰にも見せたくないというか・・・。」

ナギは言いずらそうに言う。

「そんなの、明日でいいじゃない。」

「な!?明日だと!貴重な休日を潰せというのか!だいたい、あの三人に見つかったらどうするのだ!あいつらはこうゆうことに関しては絶対に見逃さないんだぞ!」

その頃、あの三人。


〜帰り道〜
「明日の動画研究部の活動はどうする?」

「フム・・・。ナギちゃんの机をあさるのはどうだろうか。」

「そういえば、ナギちゃんの机の中に何かあったよ〜。ヒナちゃんの目があったから確認できなかったけど。」

「ほぅ。それは面白そうだ。」

「確認するしかないな。」

つくづく運のいい三人である。


〜ムラサキノヤカタ〜
「むぅ、こうなったら、ハヤテ!ちょっと取りに行ってくれ!」

「ちょ、ナギ!今何時だと思ってるの!明日にしなさい!」

「なんだと!?お前はあれがどれだけ危険だと思ってる!それに、今だからこそだ!今なら学校には
ほとんど人がいないはずだからな。ハヤテ、頼む!」

「ハイ。分かりました、お嬢様。」

「ハヤテくん!?」

「大丈夫ですよ、ヒナギクさん。それではちょっと取りにいってきます。」

この状況を見て、マリアと千春は

「大変ですね、執事って。」

「ですね〜。」

苦笑していた。


〜白皇学院〜
ハヤテはナギのノートを無事、回収した。

「これでよし。では、帰りますか。」

ハヤテは教室を出て玄関え移動していた。
次の瞬間・・・!!

ドカァアアアアアン!!!

玄関が爆発した。

「な、なんだ!?」

急いで玄関え移動し、外をみるとそこには・・・!

「鬼!?」

“鬼”だった。筋肉質で大きい体。額からはつのも生えていてどう見ても“鬼”だった。

「グォオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

鬼は叫びこちらに向かってくる。
ハヤテは逃げようとするが、

「!?」

鬼は何時の間にか持っていた巨大な針を投げつけてきた。
ハヤテは何とか避けたが、バランスを崩してしまった。体制を立て直そうとするが、足がすくんで動けない。その間にも鬼は近づいてくる。
そして、鬼は自分の前で腕を振り上げた。

「・・・く!」

そして鬼は腕をハヤテに振り下ろした・・・






はずだった。






急に目の前に二人の人間が現れたのだ。
雲で月が隠れており、男と女がいることしか分からなかった。
鬼は吹き飛ばされていた。

「綾崎くん・・・よね?」

「え?あ、ハイ。」

「どうしてこんなところにいるのかしら?」

何時の間にか雲は散り月が辺りを照らし始めた。
そこには・・・・・・






木崎輝雪と木崎和也がいた・・・・・。

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Re: 鬼狩りの一族 ( No.2 )
日時: 2012/05/12 16:01
名前: 匿名

匿名です!
今回で最初のイベント終わります!

「長いわよ。」

「しょっぱなっから三話、前代未聞。」

う、うるさーい!では、どうぞ!

((逃げた・・・))

ーーーーーーーーーー
第三話   新しい住居人は双子の桃
〜校庭〜
「どうしてこんなところにいるのかしら?」

「え?そ、それは・・・。」

ハヤテはすごく混乱していた。なぜなら、目の前にいる二人は今朝転校生として紹介された木崎和也と木崎輝雪の二人だからだ。

「輝雪、事情後聞こう。鬼、そろそろ動き出す。」

「分かったわ、お兄ちゃん。」

和也が言ったおり、鬼は体制を立て直していた。

「貴様ラ・・・。鬼狩リノ一族。」

(喋れるの!?)

鬼は喋れるらしい。

「クスクス。私たちのこと知ってるのね。長生きさんかしら?」

「鬼狩リノ一族。・・・我ラガ怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、怨敵、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキ、オンテキーーーーーーーーー!!!!」

「あらら、怒っちゃった。」

「そうし向けたんだろ。・・・いくぞ。」

そう言って二人は地面に手を置いた。すると、

「え!?」

手が地面えと入って行ったのだ。そして、地面から手を出すと、

「えと、それは・・・?」

「あぁ、これ?鬼を倒すための武器・・・宝具よ。他にもいろいろあるんだけどね。」

「おい、それ以上話すな。協力させるか、まだ決めてない。」

「ハイハイ、あなた、終わるまでそこで待ってなさい。」

「え!でも!」

「・・・待ってなさい。」

(ゾクリ!)
ハヤテは違うと思った。今朝の彼女と。明らかに何か違った。いや、(違うのは今朝の方か?)今朝のあれは演技で、今が素なのかもしれないと思った。だが、どちらにしても輝雪の声にひるんだハヤテはそれ以上話すことも、動くこともできなかった。

「グォオオオオーーーーーー!!!!」

ブン!!
鬼は何本もの針を投げた。だが、それに対して何の慌てる風もなく、和也は動いた。
ジャラ・・・
和也の持っている武器は小型の鎌に鎖がついており、鎖の先には重石がついていた。鎖鎌を使うようだ。
和也は鎖を前に突き出した。すると、鎖は生きてるように動き星の形を作り空中で停止した。

「防影(ボウエイ)。」

和也はつぶやくように言うと、鎖から黒い“何か”がにじみ出て黒いバリアーとなった。
キン!キキン!キン!キキキン!・・・
鬼が投げつける巨大な針ははじかれていろんなところに刺さっていた。

「輝雪。」

「ハイハイ、わかってるわよ。」

輝雪が持っている武器は小太刀三本に刀が一本だった。そして

「黒騎士!」

地面からにじみ出るように槍を持った漆黒の騎士が五体表れた。ハヤテは(武器使わないの!?)と思ったが、声には出さない。

「・・・いけ!」

輝雪の合図で漆黒の騎士はいっせいにやりを投げた。

「グゥ・・・!?」

鬼は唸るととっさに右えと飛ぶ。だが、輝雪はそれを読んでいた。なぜなら、そう動くように少し左寄りに投げさせたのだから。そして、こう動くと解っているのだから、先読みして先に動くこともたやすかった。漆黒の騎士がやりを投げた瞬間、輝雪が鬼の着地点まで走った。そのスピードはハヤテと大差ないだろう。これで勝負がつくだろうと二人は気を緩めた。

・・・だが、そう甘くなかった。

「へぶ!?」

「「・・・・・・・・は?」」

輝雪は転び、間の抜けた声を出す二人。

「痛い〜〜。」

「だ、大丈夫ですか!?」

ハヤテは思わず声をあげた。
どうやら先ほどはじいた鬼の針は予想よりも重量があり、地面に刺さったものが倒れて地面が盛り上がりそこにつまずいたらしぃ。

「何やってる、あいつは・・・!」

和也はすぐに駆け寄ろうとするが、さっきのことで反応が遅れた。
鬼はすでに針を投げていた。

「クソ・・・!」

間に合わない。和也はそう思った。だが、
ドンッ!!!

「・・・え?」

疾風が駆け抜けた。

「お借りします!!」

「・・・は?」

キン!
ハヤテは輝雪が転んださいに落とした刀で輝雪に迫っていた針をはじいた。

「!!?」

当たると確信していた鬼はよほど予想外だったらしく今度はこちらが出遅れた。

「・・・!」

和也は自分の横をハヤテが駆け抜けた時、直感的に進路を鬼に変えていた。だが、和也の鎖鎌では投げたとしてもこの距離では致命傷を負わせることはできない。それでも和也はこの距離で十分だった。

「影鎖(エイサ)。」

和也は鎌ではなく、重石を投げ鬼に絡みつかせた。鬼は抜け出そうとするが・・・

「・・・グォ!?」鬼は地面から出てきた黒い縄のようなもので抜け出せなくなっていた。
そして、決着には十分だった。

「こ・の・お・に〜!」

輝雪はすでにこちらまで来ていた。ハヤテから刀を返してもらい鬼に向けていた。

「フフフ。この一撃で決めてやるわ。」

「早くヤッてくんない?」

ハヤテは言い方がきになった。

「鬼!よく覚えておきなさい。この私、“鬼裂き 鬼切り(キザキ キセツ)”の名を。そして・・・さようなら。」

ザン!
鬼は真っ二つに切られその体は光となり四散した。ハヤテは全部終わったのだと安堵した。だが、

「さっき転んだ奴が言ってもね〜。」

「うるさいわね!」

この二人の口論が始まった。

すぐこの場から離れれば良かった。だが、口論が始まったことにより第二の不幸が襲う。

「・・・!?危ない!」

「え?」

戦闘の被害で校舎が崩れ輝雪えと落ちて行った。
ハヤテがいち早くそれに気づき輝雪を押した。・・・そして
ガッシャァーーーーン!!!

「あ、綾崎くん!!」

ハヤテの意識が暗転した。

〜?〜
チュンチュンチュン

「・・・ん〜。あれ、ここは?」

起きたら自分の部屋だった。どうしてここにいるのか。疑問に思った。
そして・・・

「「「「ハヤテ(ハヤテくん)(綾崎くん)!!!」」」」

「み、皆さん!」

「大丈夫か!?ハヤテ!」

「え?え??」
(まさか、昨日のことが知られた?でも、皆を巻き込むわけにわ)
「え、えと・・・」

とっさに言葉が出てこない。そんなハヤテにさらなる混乱が襲った。

「変態に襲われたって、本当か!」

「・・・へ?」

何のことだ?ハヤテの混乱は深まりばかり。だが、すべての疑問はすぐに解けた。

「そう!正確には、私が襲われそうなところを綾崎くんが助けてくれたの!」

「え?何で木崎さんが?」

「覚えてない?あなたが輝雪さんを助けようとして変態から攻撃されて気絶したの。その後は和也さんが撃退してあなたを運んでくれたの。」

ハヤテは「あ〜。」と頷いた。どうやら“そうゆうことになってる”らしぃ。だが、

「あ、ありがとうございます。でも、木崎さんたちはこんな朝早くにいるんですか?」

話を合わせながら聞いて見た。そうしたら、

「住むことになったのよ。二人にも。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

「よろしくね☆」「よろしく。」

「・・・え、えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

これからどうなるのか。不安なハヤテであった。

ーーーーーーーーーー
終了です!

「オリキャラのプロフィールはどうsんのよ。」

・・・次回。

「なぜ?」

い、イベントがあるんだよ!いま載せたらネタバレだろ!

「イベントって。なにやるのよ。」

・・・さよなら〜♪

「こらー!」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.3 )
日時: 2012/05/18 22:57
名前: 匿名

どうも♪匿名です♪
「今日は♪輝雪です♪」
「どうも、和也です」
四話目キター!
「そうですね♪長ったらしい内容で四話目です♪」
う・・・。
「なのに未だこの物語の確信に触れず長々やってる四話目です♪良かったですね♪」
喜べるかー!?何その言い方!?ひどくない!?
「事実です♪」
ちょっとー!?
「・・・本編どうぞ」
和也まで!?

ーーーーーーーーーー

第四話「料理って楽しわよね♪」by輝雪
〜ムラサキノタカタ〜
「ふぁ〜、そろそろ動くかー」

時刻は現在十一時、ハヤテはいつまでも休んでいられないと仕事をするために動きだす。

「にしても・・・いろいろ詰め込みすぎだよ、作者」

そうかな?・・・ハ!いやいや。ごほん。
確かにハヤテからしてみたら昨日から今日の朝までは壮絶だった。
朝の恒例行事>転校生>ノートを取りに学校>鬼と遭遇>校舎の下敷き>転校生が住居人

「大変そうだな〜、お前も」

「扉越しに話しかけてくるな、タマ。周りにひとがいたらどうするんだ」

扉越しに話しかけてくる人物・・・いや、動物のタマ。その姿はホワイトタイガーで、見つかったら動物園行きだろう。ナギと一緒に暮らすため、本当に肉以外の物(特に草)も食べれるようになり、ひっそりと暮らしている。そして、妙な特技がもう一つ。

「大丈夫だよ。いつでも隠れれるように気を張ってたら人間の気配がほぼ百パーで分かるようになったからな」
(どんなトラだ)

ハァー。

ハヤテはため息をついたがすぐ気を取り直して仕事を探すことにした。
「じゃあ、僕は行くけど絶対にバレるなよ」

「おーおー。行け行け借金執事」
ハヤテは一階へと降りる。


「あら、起きたのね、ハヤテくん♪」

「あ、ハヤテくん。おはよう」

「ハイ♪おはようございます。木崎さん、ヒナギクさん」

一階には輝雪とヒナギクと・・・

「おはよう」

「うわ!?」

背後には和也がいた。

「?どうしたの」

「いやいや、背後に突然人が現れたら驚きますって」

「あぁ、気づいてなかったんだ。じゃあ、」

と言って和也は耳元で

(さっきのトラとの会話も隠してた方がいいのかな?)

(!?)

ハヤテは内心で(人の気配がほぼ百パーで分かるんじゃなかったのかよ!)と思うがしょうがない。和也の方が上手なのだ。小さい頃からいろんなところを渡り歩き、運良く(運悪く?)鬼が出るポイントにも数々遭遇してきた。そして、生き残るために何年も磨いてきたスキルが最近できるようになったスキルに負けるわけがないのだ。・・・ついでに輝雪もバレない。まあ、何にしても、(・・・お願いします)

(了解)
タマの存在が公にされるわけにはいかない。協力を仰ぐしかなかった。

「?どうしたの」

さすが双子。兄と同じ反応をとる輝雪。

「いや、何でもないよ」

「そうですよ木崎さん」

「そう?まあ、それはそれとして綾崎くん」

「な、何ですか?木崎さん」

可愛いらしくほっぺを膨らまし怒ってることを伝える輝雪。昨夜とのギャップにハヤテは少し引いた。

「だからその“木崎さん”ていう呼び方よ!私とお兄ちゃん、両方そう呼んでるじゃない」

「う・・・」

確かにそうだ。これではどちらを呼んでるか分からないだろう。

「だから、私のことは“輝雪”って呼んで」

「呼び捨てですか?」

「そうよ♪」

「あぁ、俺も名前で。名字、なれないんだ」

「じゃあ、ハイ、分かりました。輝雪、和也」

「よし♪」

「うん」

満足そうにえがおをうかべる輝雪といつも通りの和也。そして、嫉妬する今だにさん付けのヒナギク。
そこに、

「ん?綾崎くん。もういいのか?」

「あ、千春さん。おかげさまで」

「まぁ、私は何もしてないがな」

千春が起きて来た。

「あ、そういえばお嬢様は?」

「あぁ、ナギなら綾崎くんが大丈夫なのを確認したら緊張の糸が切れたように、」

(お嬢様・・・。僕のことを心配してくれて。休みだし、今日ぐらい寝かせてあげても・・・。)

「ゲームしてたぞ。今も継続中だ。」

「お嬢様ーーーーー!!?」

ハヤテは以外に頑丈なナギのメンタルを忘れていたようだ。がっくりとうなだれるハヤテ。

「それより輝雪、何してる?」
ハヤテを無視し、話題を変える和也。

「料理してるに決まってるじゃない☆」

「!?今すぐやめろ!!」

「ど、どうしたの和也くん?」

慌てる和也。どうしたのかとみんなの視線が注がれる。ハヤテも和也という人間に関わってまだ間もないのだが、昨夜の鬼との戦いの事を考えるとちょっと慌てすぎな気もする、と考えている。

「どうしたの、お兄ちゃん♪そんなに慌てるなんてお兄ちゃんらしくないぞ☆」

「どうしたんだ和也くんm。輝雪は料理が下手なのか?」

「いや、下手ではない。ただ・・・辛いんだ」

「?それだけかしら」

確かに。辛いだけでここまで騒ぐのは珍しいだろう。だが、和也は苦々しい顔で、

「知らんぞ」

の一言だけ。それに対して輝雪は、

「お兄ちゃんは大げさなの。私なんかパクパク食べれるよ♪」

「ほら、輝雪が普通に食べれるんだから少しくらい辛くても平気よ」

「・・・俺の分、無しでいい。・・・弁当買い行ってくる」

「あ、待って和也!」

「?どうした綾崎」

「え〜。綾崎くんも私の料理嫌なの〜?」

「いや、あの、和也に聞きたいことがあって・・・」

「聞きたいことって?」

ヒナギクが内容について聞いてきた。ハヤテは鬼のことや昨日の学校の被害について聞こうと思ってるのだがヒナギクたちに言う訳にはいかない。

「それは・・・」

そうやって困るハヤテを見て、一番後ろにいる輝雪はため息をついたあと、

「まぁまぁヒナギク。私たち女の子だって男の子に聞かれたくない話あるでしょ?男の子も同じだよ。そっとしておいてあげよ」

「そういうこと。行こう、綾崎」

ハヤテはこの二人のコンビネーションは凄いと思うのだが、実際はハヤテが嘘が苦手なだけである。

「あ、ハイ。それではいって来ます」

ハヤテと和也は行ってしまった。この後、何が起こるかも知らずに・・・。

〜道路〜
「と言っても、教えることないんだけど」

「いや、あるでしょ」

「綾崎にはもともと教えようと思ってたし」

「じゃあ、学校がどうなったかぐらい」

「直ったよ」

「へえー、直ったんですか〜て、えぇ!?どうやって!?」

「いや、だからあとで話すって」

ハヤテはこんな感じで結局教えてもらえなかった。

〜ムラサキノヤカタ〜
ハヤテはうなだれてみんながいる食堂に行くと・・・惨劇があった。
「ゴクゴクゴクッ!!!」(水を飲みまくるマリア)

「・・・・・・・ッ!!!」(のたうちまわるヒナギク)

「・・・(ピクピク)」(痙攣をおこす千春)
「・・・♪」(自分の料理を食べて満足そうな輝雪)

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

割れた皿、飛び散る料理、鼻を刺すような刺激臭、周りの虫は落ち、もはや、“食卓”と言えるような状況ではなかった。

「何があったんですかーーーーーーーーーー!!?」

「はあ、やっぱりか」

「どうゆうことですか!?」

「・・・輝雪、料理作ると一般家庭の材料を使ったとは思えない辛い料理作るんだ」

「・・・」

和也があそこまで慌てた理由、この惨劇を見れば理解できる。今おりて来たナギも「ふわぁ〜、マリアごはって何なのだこれはーーー!?」驚いている。

「ハ、ハハハ・・・」

ハヤテはもう笑うしかない。


これから数日間、被害者の三名はこれから数日間味覚がおかしくなったことにくるしんだ。
この事件のあとに“輝雪には料理を作らせてはいけない”という共通認識がムラサキノヤカタ内で生まれた。

ーーーーーーーーーー
終わったーー。
「新人がこんなペースって・・・遅いわよ」
・・・プロフィールです♪
「逃げるな」

木崎和也(キザキカズヤ)
年齢   16歳
誕生日   9月9日
血液型   B型
家族構成   父、母、妹(輝雪)
身長   170cm
体重   59g
好き、得意・・・料理、音楽
嫌い、苦手・・・人混み、チョコ
使用武器   鎖鎌
容姿   黒髮、黒目、髪の長さは首ぐらいまで。

特徴
・口数が少なく妹との行動が目立つ。あまりに一緒にいるため一人の時間は和也曰く「貴重な時間」らしい。
・チョコが苦手なのは中学校時代の思い出が原因。甘いのは好き。
・料理を作るのは、輝雪のほうが上手なのだが輝雪が作ると劇物になるため。

木崎輝雪(キザキキセツ)
年齢   16歳
誕生日   9月9日
血液型   B型
家族構成   父、母、兄(和也)
身長   158cm
体重   秘密
好き、得意・・・刃物、料理、友人、暗い所、辛いもの
嫌い、苦手・・・勉強(頭が悪いわけではない)、一人、甘いもの
使用武器   刀、小太刀×3
容姿   黒髮、黒目、髪の長さは腰まで。

特徴
・きほん、誰とでも仲良くなれる。だが、それは演技でキレると解ける。本来は言いたいことは何でも言うはっきりした性格。日常と戦闘時ではかなりのギャップがある。知るのは家族とハヤテだけである。
・甘いものがかなり苦手。拒絶反応が起きることもある。チョコレートをひとかけら食べて、吐いたこともあるらしい。
・一人でいることが嫌で今でも周りに誰かいないと泣いてしまうらしい。寝る時も和也と一緒の布団で寝る。
・料理が好きで、腕前はプロ級。ただし、“食べれれば”である彼女が作ると大抵は劇物になる。





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Re: 鬼狩りの一族 ( No.4 )
日時: 2012/05/20 01:32
名前: 匿名

第・・・五話・・・!
「どうしたのよ急に」
参照・・・二百超えた!
「この小説に二百人。本気?」
見てくれた人に何言ってんの!?
この第五話はついにこの作品の設定を明かす話。つまり、
「つまり、人気が取れるかどうかは、ここで明かす設定次第ってことね」
頑張ったつもりです!それでは、
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーー
第五話   説明のあとは実戦がある
〜ムラサキノヤカタ〜
「終わった・・・」

現在四時三十分あの惨劇からすでに四時間ほどたっていた。ハヤテは料理の始末や部屋の掃除をしていた。(看病は和也が担当。)四時間もかかったのは、輝雪が邪魔したからである。

『あ、ちょっと!なにしてんのよ!』

『輝雪!?こ、これは・・・』

捨てる所を輝雪に見つかり両者譲らずの戦いとなった。(戦闘時の能力は使っていない。)だが、何とか輝雪を振り切りあの劇物をハヤテは処理することができた。その後、輝雪は・・・

「綾崎くんのバカ〜」

部屋の隅でいじけていた。

「えと、輝雪?」

ハヤテが近づこうとすると・・・

「近づくな!バカー!」

「うわ!?」

物を投げてきた。昔は皿ぐらいどうてこと無かったのだが、三千院家と縁を切ったため、今ではどれも貴重品でありハヤテは全てをキャッチするという高難度ミッションを行っていた。そこに、

「綾崎ー。皆寝たからそろそろ話をってなにしてんの?」

和也がやって来た。

「あ!和也!助けて下さい!!」

「・・・はあー」

結局、この場は和也によって収められた。


「じゃあ、俺たちのことを教えておこうか」

「ハイ、お願いします」

「・・・・・・」

「・・・輝雪?」

「・・・ふん!」

「綾崎、今はそっとしておいてくれ」

「・・・ハイ」

「まず、俺たちの家系のことだ。俺たちは“鬼狩りの一族”と呼ばれている」

「ハイ」

「この家系は古来から鬼を倒すためにかなりの血族をのこし、今では日本全域に散らばっているらしい」

「ぜ、全域にですか?」

「うん、そう。江戸時代から続いてるらしいよ」

「・・・マジですか」

「そして俺たちの家系には必ず“宝具”ていうのがある」

「宝具?」

「これ」

和也はおもむろに手を自分の影におくと昨夜使っていた鎖鎌が出てきた。

「これは“死ヘ誘ウ者”て言うんだ。輝雪も言えよ」

「・・・“生ヲ断ツ影”“忍ビ寄ル死   壱ノ呪、弐ノ殺、参ノ死”」

「・・・不吉な名前ですね」

「しょうがないんだ。これには、おまじないの意味があるんだ」

「おまじない?」

「そう。少し長くなるけど、そうだな・・・綾崎、お前は“裏の世界”を信じるか?」

「裏?マフィアか何かですか?」

「違う。俺たちが言ってるのは“世界の裏”だ」

「??」

ハヤテは何がなんだかといった表情だ。

「・・・例えば、上の逆が下で、黒の逆が白で、天の逆が地で、・・・光の逆が闇であるように、
この世界にも逆の世界があるんだ」

「それはつまり」

「・・・俺たちはこの世界を“天”と呼び、裏の世界を“地”と呼んでいる」

「天?それって天国ってことですか!?」

「そうだな」

「でも、僕たちは生きてるし、死んだ先の場所が天国じゃないんですか?」

「俺たちの家系は天国は俺たちの暮らす場所であり、その逆の世界であれば地獄であり、死んだ者は輪廻にいくと考えている。
話は進むが、本来天と地は交わらないはずだった。だが、地の住民、鬼はそれを良しとしなかった。鬼は遥か昔には天の存在に気づいていた。鬼の最終目的は知らない。だが、鬼はこちらに攻め込んできたんだ。江戸時代に」

「でも、天と地は交わらないんじゃ」

「・・・逆になるってことは見た目だけじゃない。中身もだ。例えば、黒がどんな色にも染まらなくて、白はどんな色にも染まるように、天にも地に堕ちたものがいた。そいつが鬼とつながってオセロの様に闇の力が天と地の境界を挟んだ。そして、“亀裂”が生まれた」

「・・・そこから鬼が?」

「あぁ、だが限界があった。亀裂による世界への負担は想像以上だった。そのため鬼たちもそれ以上亀裂を大きくすることも、数を増やすことも出来なかった。でも鬼たちは満足だった」

「えっ?何でですか?」

「綾崎も実際に対面したろ。鬼の強さを考えれば十分に事足りる話だ。実際、こちらの攻撃はほとんど効かない。本来は」

「・・・宝具、ですね」

「そう。宝具には二種類あり、武器の方が“鬼払いの宝具”、そしてこちらの鬼の力、“闇”を打ち消す“闇払いの宝具”。こっちは闇を払い元の姿に戻す、簡単に言えば修復することができる」

「つまりそちらの宝具が学校を治した?」

「普通のには効かないけどな。鬼から受けたダメージはこれで何とかできる。そして、これらが宝具と呼ばれる理由、闇の力を借り、鬼を優位つ倒せる武器だからだ」

「闇の力、それは一体?」

「“影”」

「影・・・だから地面から出したりできたんですか?」

「そうだよ。そして、宝具に不吉な名前がつくのは闇の力を少しでも多く借りるため、だそうだ」

「なるほど」

「では、鬼の出現についてだが、これについてはほとんど心配ない」

「そうなんですか?」

「鬼は夜にやって来る。亀裂は移動と停滞を繰り返す。亀裂からは鬼は一体しかやって来ない」

「???」

ハヤテは訳がわからない、といった表情だ。

「順を追って説明する。一つ目は鬼だから、だ。鬼は地の住民で、闇の力を使う。そのため闇が深まる夜にしか来れない。だが、今の時期夜は遅い。だから時間帯的にも人の被害はまず心配いらないし、こちらの準備も整えやすい」

「なるほど」

「二つ目は負担が大きいからだ。さっきも言ったように亀裂の負担は大きい。そのため、いくら小さくともその場に停まればその場に負担がかかる。そのため世界の安全装置のようなものが働き亀裂は移動する。そして今回は」

「白皇学院」

「そう」

ひと呼吸おき、

「元々ムラサキノヤカタまで来たのは偶然でね。綾崎に協力してもらいたくて来たんだ」

「協力って?」

「それは後々。
最後に三つ目はこれも負担が大きいからだ」

「これもですか?」

「あぁ。ほら、亀裂は大きくすることは出来ないって言っただろ。さらに言うと、その亀裂は鬼達からしてしたら小さすぎたんだ。だから通ろうとすると、亀裂は一時的に大きくなり世界の負担を抑えようとかなり小さくなる。そのため、鬼は一夜に一体しかやって来ない」

「世界の安全装置、すごいですね」

「そうだな。それがなきゃ今頃地球なんて滅んでるさ。
さてと、一通り話し終えたが」

「僕に協力して欲しいこと・・・」

と、そこまで言って輝雪が久しぶりの反応を見せた。

「それは私から言うわ、お兄ちゃん♪」

(ゾク)

ハヤテは背筋にうすら寒いものを感じた。

「私たちが綾崎くんに頼みたいこと、そ・れ・は★」

(く、黒い)

ハヤテは感じた。もはや後戻り出来ないところまできてしまったことを・・・。

「囮、やってくんない★」

無論、拒否権などなかった。
囮、それはつまり、鬼の標的になるということ。




「今夜からね★」




逃げ場は・・・無い。

ーーーーーーーーーー
「ねえ」
はい。
「私悪者みたいじゃない!?」
・・・すまん。
「まあまあ」
「和也はだまってて!だいたいあんたは・・・・・・・・・」
「・・・終わりそうにないのでここで。読んでくださりありがとうございました」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.5 )
日時: 2012/05/20 14:52
名前: 匿名

第六話!ドンドン行きましょう!
「今回は鬼と二回目の戦い、私たちの活躍目に焼き付けてね♪」
「今回は俺たちの技も紹介します」
では、せーのーで、
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーー

第六話   自分を知る
〜ムラサキノヤカタ〜
「ハヤテくん、これちょっとしょっぱくない?」

「しょっぱい?いや、これは甘く味付けしたんじゃないのか?綾崎くん」

「ハヤテくん、あれを食べた後で辛い食べ物はちょっと・・・」

「皆さん、これは一応塩で味付けをしたんですが・・・」

「私が正解ね!」「そうなのか!?」「私が間違えるなんて・・・」

「でもこれ、塩控えめでそこまでしょっぱい訳ではないぞ?」

「・・・ウソ」

味覚が完全に壊れた前々回の被害者三名。マリアの舌まで狂わすとは恐ろしい威力だ。
三人は水を手に取り飲んで再挑戦しようとするが・・・

「「「この水、苦いわよ(苦いぞ)(苦いです)」」」

「・・・普通の水です」

治るには一週間はかかるらしい(和也談)
午後七時の出来事だった。


現在午後九時

「そろそろね」

「・・・ハイ」

「そんな緊張しなくても平気だよ・・・多分」

後半のセリフは小声だったが周りが静かなため、十分に聞き取れた。

「多分てなんですか!?」

「まあまあ」

「まあまあ、じゃありませんよ!?」

「うっさいわね〜。さっさと行くわよ」

ハヤテは祈るしかなかった。


〜道路〜
「まず、私たちが白皇についたら綾崎くんが鬼をひきつける。そしたら私とお兄ちゃんは裏庭へ移動。準備ができたら綾崎くんが鬼を誘導、あとは私もお兄ちゃんで倒すわ」

「わかりました。でも、どれくらいひきつけてれば?」

「そこまでかからないと思うよ?だって、先制攻撃が欲しいだけで罠を張るわけじゃないし」

「そういうこと」

「・・・わかりました」

「あと、間違っても倒そうなんて思うなよ?天の住民である俺たちは宝具が無いと地の住民である鬼に夜の戦いでまともなダメージを与えることはできないんだから」

「ハイ」

「「.・・・・・・」」

どう見ても緊張しているハヤテを見て不安になる二人。

(どうせすぐには無理だって思ってたんだから)

(気長に待ちましょう)

不安は無理やり飲み込むしかなかった。


〜白皇学院〜
「つきました」

「まだ、来てなさそうね」

ほっとする三人。だが、


ビギッ!!バギッ!!


「「「!!」」」




「グォオオオオオオオオオオオ!!!」



「きたわ!」

「綾崎、行けるか?」

「・・・ハイ!!」

二人は裏庭へと移動した。

(鬼との対面は二回目。まずは相手の能力を・・・)

ハヤテは気づいていなかった。自分の心臓がいつもの倍の早さで動いていることを。

バグバグバグバグバグバグバグ・・・

「はっはっはっはっはっは」

呼吸が浅い。いつものハヤテでは考えられなかった。

「・・・ウガァ!!」

鬼が先に動いた。思いっきり腕を振った、それだけだ。だが、

「!?がは!」

ハヤテは吹き飛ばされた。肺の中の空気が全部抜ける感覚。

「・・・う・・・ぐ・あ・・・」

起き上がるのが精一杯だった。

「ガァ!!」

「!!」

攻撃は見えない。だがさっきと同じ動くのでたので、ハヤテは必死に体を動かす。


ドガァアアアアアアアアア!!


ハヤテがさっきまでいた場所には鉄球が叩きつけられたような後がある。

(どんな能力だ?重力?だったら腹を殴られたような感覚は?何か投げた?でも何もないし・・・)

思考を巡らす間にも鬼は次の攻撃をする。

「ガァ!!」

「!!!」

ハヤテは自分の前で腕をクロスさせ防御体制になる。そして・・・!


ガァアアアアン!


「え?」

目の前には盾を持った漆黒の騎士、輝雪の技、黒騎士。つまりは合図。

「!!」

ハヤテは全力で裏庭へと走った。
「ウガァ・・待・・・テ・・・!」


「ハッ、ハッ・・」

「ガァアアアアアア!!」

裏庭へとつき鬼も自分を追ってきている。

「グッドよ、綾崎くん、影刺し(カゲザシ)!」

どこからか小太刀が飛来し鬼の足に刺さる。地面から影が出て固定する。相手を拘束する技のようだ。

「ウガァ!」

鬼が腕を振るう。

「危ない!」

ハヤテは叫ぶ。だが、

「防影」

昨日の防御技だ。空中に鎖で星を描き、影により強化。はたして、

ダァン!!

防ぎきった。

「すごい」

「能力何かな」

「一瞬空気が震えた。空気を圧縮して打ち出せるんじゃないかしら」

「ならあの腕邪魔だな」

鬼は最大の攻撃を放とうと空気を一箇所に集め、プラズマが発生する。

「グォオオオオオ・・・」

「そんな技、撃てなきゃ意味ないわ。飛影(ヒエイ)!」

刀、“生ヲ断ツ影”を二回振った。
すると漆黒の斬撃が二発飛んだ。影により斬撃を飛ばす技なのだろう。狙い通り、相手の腕を両断した。

「!?ガァアアアアアアア!!!!!!」

「・・・鎌・影(カマ・カゲ)」

鎖は一直線上に伸び、固定され、黒い柄となった。鎌の方も黒く、大きくなっていく。最終的に大鎌となった。和也の鎌、“死へ誘ウ者”を強化する技のようだ。
和也は鬼の頭上へと飛びそして、

ザシュッ!!

断った。
鬼は光となり四散する。


「終わったわね」

「そうだね。帰ろう。綾崎!」

「・・・あ、ハイ!」

ハヤテは痛感した。自分の無力さを。心の何処かで、『自分なら何とかできる』と思ってたのかもしれない。
・・・どうにもならなかった。
ナギがギルバートに誘拐された時とも違う、地下ダンジョンの時とも違う、英霊と戦った時とも違う。なにも出来ない無力感。
ハヤテは本当に自分が役立つのか不安になっていった。

ーーーーーーーーーー
「何か、シリアス」
「あんた、バトルとギャグメインの作品じゃなかったけ?」
めんご。
「まぁ、いいわ。技紹介いきましょ」
そうだね!
「それでは下をご覧ください」

輝雪編
一式 飛影(ヒエイ)・・・影の斬撃を飛ばす。
二式 黒騎士(クロキシ)・影の騎士を作り出す。防御用や攻撃用がある。
三式 影刺し(カゲザシ)・小太刀を敵に刺し、影で固定する。

和也編
一式 影鎖(エイサ)・・・鎖を敵に絡めて動きを封じる。影で強化する。
二式 鎌・影(カマ・カゲ)・鎖が伸びた状態で固定され、刃は影で巨大化し、大鎌に変わる。
三式 防影(ボウエイ)・・鎖を自分の前で星型に広げ影を展開し防御する。


まだ、技はあるのですが、残ってるのは奥技なので当分使わないのです。
今のとこ出る技はこれで全部です。いずれ出そうと思ってる技もあるので、
楽しみにしてて下さい♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.6 )
日時: 2012/05/25 21:11
名前: 匿名

第七話!
「何かシリアス」
「よね〜」
「ギャグからシリアスに変えたら?」
とりあえずこのレスはこのままで行こうかなと・・・。当分続くし。
「ほら、さっさと行きましょ♪」
「そうだね。では・・・」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー

第七話   疾風の思い
〜ムラサキノヤカタ〜
日曜日 現在午前五時
ハヤテは料理の仕込みをしていた。

「・・・は〜」

ハヤテは昨日の事で悩んでいた。
和也と輝雪は自分がいくら考えても分からなかった鬼の能力をすぐに理解し、自分が避けられなかった攻撃を一回で避け、さらには遠くから黒騎士を作り出し自分を守ってくれた。
本当に自分が役立つのか、それだけが気がかりだった。

「助かりましたわ、和也さん」

「いえいえ、こちらこそいつも家事を任せてるし、これぐらい大丈夫ですよ」

「まだ三日目ですよ」

「金、土、日、確かに」

和也とマリアがきた。マリアは本来はハヤテと一緒に料理の仕込みをするのだが、舌が壊れてるので正確な味見ができないと断念。和也と一緒に買い出しをしていた。

「あ、ハヤテくん、そちらはどうですか」

「いい感じですよ♪」

無理して笑顔を作る。だが、表情に出やすいため、

「無理、しないで下さいね」

すぐにばれてしまった。和也からも、

「気軽にね」

気を使わせてしまったようだ。そんな少し重い雰囲気がで始めたところで、
・・・あり得ないものを見た。

「お兄ちゃ〜〜ん!!」(泣)

「!?輝雪!」

ドス!

「グフ!?」

和也は輝雪の抱きつき(タックル)をくらい押し倒されてしまった。

「えぐ・・え・えぐ・・・え・・ぐ」

「泣くな!頼むから!」

輝雪は号泣していた。ハヤテとマリアはまったく状況を把握出来ない。

「・・・何・・年」

「え、なに?」

「何年一緒に暮らしてると思ってるのよーーー!!!このバカ兄ーーー!!!」

「!!ストップ、ストーーップ!」

「何があったの?」

ヒナギクが起きてきて、一時中断となった。


「すいません。あんな醜態を///」

「俺も忘れてたな〜」

「えと、とりあえずどうゆう事かだけは教えてもらえますか?」

「え〜と、その///」

「輝雪は一人でいられないんです」

「さらっと言わないでよーー!?///」

ハヤテ、マリア、ヒナギクの三人はビックリした。だが、“一人”というのがどうゆう状況を指して言ってるのかがよく分からない。

「詳しく言うと、学校では周りに友達以上の人がいない状態、着替えと風呂では扉越しに信頼できる人がいない状態、睡眠では家族以上のひとが同じ布団の中にいない状態等です。・・・他にもいろいろありますが」

「・・・厄介ね」

「そう思います」

「・・・うぅ///」

よほど恥ずかしいようだ。顔が真っ赤だ。

「和也も大変ですね」

「何時の間にか日常の風景となってて忘れてたよ」

「忘れないでよ〜」

笑う四人に、ぷぅ、と頬を膨らます輝雪。だが、このいい雰囲気を壊すのがハヤテなのだ。

「でも、どうしてそうなったんですか?」

ピシャーン!!
一気に冷たい空気が漂う。まるで、自分の首元に氷の刃を突きつけられてるような・・・。
次の瞬間・・・


・・・・・・トッ。


ハヤテの首元には本当の刃が突きつけられていた。

「・・・あの〜、輝雪?この包丁は?」

「綾崎くんに一つだけ忠告。人の過去を聞くのはなるべくやめた方がいいわよ★」

「・・・・・・ハイ」

弱々しくそう言うのが限界だった。ヒナギクが話題を変えるようにしゃべり出す。

「き、輝雪!そのぐらいにしたら?ハヤテくんも悪気があった訳じゃないし!!」

「あったら切ってるわよ★」

(素に戻りかけてるな〜)

和也だけが冷静だった。マリアはちょっと困っているようだ。

「そのぐらいにしていただけませんか?輝雪さん」

「む〜。はあ、綾崎くん。ヒナとマリアさんに免じて許してあげる。でも、次があったら・・・」

黒いオーラが輝雪を包んだ。影だろうか?それとも殺気だろうか?

「き、輝雪!その包丁だしから出したの!」

半ばヤケのヒナギク。

「私にはデフォルトで包丁が何処からともなく出てくるのよ★」

サラッと危険な発言をする輝雪。

「「なんでーーー!?」」

叫ぶヒナギクとハヤテ。
朝の喧騒はまだまだ収まりそうにない・・・。


「綾崎くん」

ビグッ!!
朝のことがあり反射的に緊張してしまうハヤテ。

「な、なんでしょうか?」

「朝のことはもういいから!一つだけ、聞きたいことがあって」

「?何ですか」

「あなた、昨日の戦いの時なに考えてた?」

「え?」

ハヤテは少し考えると、

「二人の足を引っ張らないようにと考えてました」

案の定、と言った感じだ。

「えっと、ダメでしょうか?」

「全然ダメ。そんな義務感じゃこの先戦えないわよ」

「じゃあ、どうすれば・・・?」

「自分で考えなさい」

ピシャリ!と言い放った。

「無茶言ってるのは分かってる。でも、協力することになった以上、自分の原動力となる“何か”が無いと、あなたは死ぬわ」

「・・・」

何も言えなかった。

「別にやめてもいいわ。これはお願いであって命令ではないから。足でまといもいらないし。まず今日一日、考えてみて」

「・・・ハイ」

『輝雪ー!ちょっといいー!』

「うん!いいよー!じゃ、私は行くから」

タッタッタ

ハヤテは立ち尽くしていた。


時間はあっとゆう間に経っていった。すでに午後の十時だ。
皆は各々の部屋でゆっくりしている。そして、ハヤテたちは、

「ではお嬢様、行ってまいります」

「いってきま〜す♪」

「いってきます」

普通に出かける感じでムラサキノヤカタを出ていた。
理由としては暗いところが好きな輝雪が毎日の日課としてランニングをしたいのだが、変態に襲われた(第三話の嘘)時、助けてくれたハヤテに道案内も兼ねてついてきて欲しいとのこと。
他の皆はすぐにOK。だが、ナギだけは一筋縄では行かなかった。しかし、双子の巧みな話術によって丸め込まれた。そのおかげでこれからの移動も大丈夫そうだった。
なのだが、

「・・・・・・・」

ハヤテはいつになく気を落としていた。

(大丈夫なの?これ)

(さあ?)

さすがの双子もお手上げだった。

(輝雪、お前慰めろよ)

(なんで私が!?)

(自分の言葉には責任もてよ)

(・・・その言い方ずるい)

(なんとでも。アドバイスとしては、思ったことをそのまま言え。お前の考えたセリフは演技が入る。ただ言ってるだけじゃ心には届かない)

(ハイハイ、注文の多いことで)

そして、輝雪はハヤテに近づき・・・

「綾崎くん♪」

「うわあ!?」

後ろから肩を叩いた。

「ど、どうしました、輝雪?」

動揺しているのがバレバレである。

「一つだけね♪」

「あ、はい」

朝の言葉を思い出し不安になっていく。が・・・

「無理、しないでね」

「え?」

予想に反し、気遣いの言葉をかけられ戸惑う。だが、その一言はハヤテの心を満たしていった。

「・・・ハイ♪」

「よし♪」

若干まだ暗い気もするが、ハヤテの心の不安は消えつつあった。
そしてハヤテ自身、今回の戦いで答えが見つかるかもしれない、という気持ちは確信へと変わりつつあった。


・・・日はまだ登らない。


ーーーーーーーーーー
・・・・・。
「即刻ギャグからシリアスに変えなさい」
タンマ!マジで!
「まあまあ輝雪」
「・・・まあ、いいわ。ギャグだと思って見る読者ががっかりするだけだし。
う・・・。
「今回はここまで、読んでくださりありがとうございました」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.7 )
日時: 2012/05/26 20:02
名前: キー

 初めまして。キーです。
まず、一言。輝雪さん、そのマリアさんを壊した料理、泉以上に辛い物好きの僕にください。ふっふっふ、和也、おそらく僕は平気です。よし、和也さんに勝てる。
そ・し・て、鬼ィィィィィィ。まさかの鬼ィィィィィ。
 ナオ「私も鬼を倒したいィィィ。」
やめてくれ。ナオだと周り一帯が滅びる。
 ナオ「じゃぁ、サラは?」
もっとひどくなる、それに初の感想で人の小説に乗り込むなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

 次回以降も楽しみにしています。それではまた。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.8 )
日時: 2012/05/28 18:16
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!」」」
イエーー!
「ついに始まりました、“ラジオの一族”」
「このコーナーは読者からの感想に答える、つまりはレス返しを私たち三人でやって行こうというコーナーです」
では、早速やりましょう。記念すべき第一回の一枚目!
「一枚しか無いけどね♪」
そうゆうこと言うなーーー!
「・・・てことでキーさんからの感想です」
「ありがとうございます♪」
ありがとうございます!!本当、本当に・・・ありがとうございます(泣)
「ふむ・・・輝雪の料理が食べたいそうだ。輝雪」
「は〜い♪」(クッキーin→キー)
「後、一応言いますが、辛さは味覚ではなく痛覚で感じます。さらに、すごく辛いものを食べると細胞が壊れ、どんなものも甘く感じるらしいです。ですが、輝雪の料理はすごく不思議で、食べると舌は一、二時間くらい激痛が走ります。そして、それから一週間食べ物の味が甘い、だけでなく苦くなったり酸っぱくなったりします。なのに、味覚障害にはならずちゃんと治ります。心配せずに逝って下さい」
読者に何言ってるの!?
「次は〜・・・なるほど、鬼を倒したいですか〜♪無理です♪諦めてください♪」
うん、事実だから何も言えない。
最後に!キーさん。オリキャラは別にオッケーですよ♪こちらとしてはいろんなキャラに会えて嬉しいです♪
「じゃあ、そろそろ」
「「「キーさん、感想ありがとうございました!」」」



「じゃ、本編ね」
そだね♪
「それではこちらもお楽しみください」
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーー

第八話   大切な日常
〜白皇学院〜
「頼むわよ」

「・・・ハイ!」

現在、午後十時三十分
鬼がそろそろ出る時間だ。ハヤテたちは昨日と同じようにそれぞれの場所へと移動した。

(大丈夫、僕はいつもそうだったじゃないか。どんな逆境だって乗り越えて来たじゃないか)

自分の力を過信するわけではない。だが信じる。自分の実力を理解し、自分にできる事を模索する。

(出来ないことをするんじゃなく、出来ることをするんだ)

そして、ハヤテは神父の言葉を思い出していた。

(あれは確か、神父さんが僕に取り憑いてる事が発覚した時の事だったな)

《だがそれをなんとかしてそまうのも・・・君にしかない特徴だよ。執事君》

(僕の特徴・・・)

ハヤテの心は少し落ち着いた。神父の言葉のおかげだろう。ハヤテは神父に心の中でお礼した。

そして、時は来た。

バギ!ベギ!

「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

(来た!)

今度こそ、と意気込むハヤテ。だが、鬼は周りを眺めており、こちらを襲う様子は無い。

「?」

ハヤテも何が起きてるのかが分からなかった。
不意に鬼の視線はある一点に集中した。

(何だ?)

その方向は・・・

「!!」

・・・和也と輝雪がいる裏庭。

「逃げて下さい!!!和也!輝雪!」

鬼が思いっきり手を振り下ろした。そして、

ドゴォオオオオオオオオオオオオン!!!!!

校舎が潰れた。

「・・・和也・・輝雪・・・」

自分の声とは思えないしが割れた声。和也と輝雪が出てくる気配が無い。ハヤテの膝が地面についたとき、
・・・本のわずかに闇が濃くなった。

「・・・!!(バ!)」

ハヤテは咄嗟に上を向いた。
月に小さな穴が空いていた。いや、穴ではない。影だ。何かが月の光を遮っているのだ。そして、その影は二つ。ハヤテは確信した。
・・・あの二人だ。

「・・・ゼェアアアアアアアアアアアアアア!!!」

「鎌・影」

二人は攻撃体制に入る。だが、地面に到達するまでまだ数秒ある。

「・・・ガァ!」

「!」

鬼が二撃目を放とうとする。だが、ハヤテたちのターンはまだ終わっていない。

「させません!!」

ドン!!
疾風が駆け抜けた。
するとハヤテは不思議な感覚に陥った。自分の周りが遅くなるような・・・そんな感覚。

(え?)

鬼の手に黒い物が集まっていく。影ではない。サラサラとした、砂のような・・・、

(砂・・・?まさか!)

そこまで認識したところで周りに景色が加速し始めた。だが、それで十分だった。

「ハァアアアアアア!」

「!?ングァ!」

鬼が手に持った“何か”を投げる前にハヤテは鬼にタックルし鬼がひるんだところで“何か”を取りその場から離脱した。

「セイ!」

「・・・フッ!」

「!!?」

鬼は一瞬戸惑うが、その反応は凄まじかった。体をひねり、全身のバネを使ってその場から離脱する。
はたして・・・

ドッシャァアアアアアアアアアアアアアン!!!

間欠泉のように飛び上がる砂。その中から二つの影がこちらに、もう一つの影が奥えと下がって行った。

「大丈夫!?輝雪、和也!」

ハヤテは心配そうに二人に立ち寄る。

「危なかったわ。綾崎くんの声が聞こえなかったら今頃あの世ね」

「同意。綾崎、ありがとう」

「ありがとう♪」

「え?」

ハヤテは驚いた。自分はそんなにすごいことをしたのだろうか?その思考だけが頭の中で渦巻く。だが、輝雪が言ったのはもっとシンプルで、単純で、そして、大切なことだった。

「あなたはちゃんと動けた。声を出せた。私たちに危険を知らせてくれた。前回ならできなかったわよ。
・・・やればできるじゃない♪

「・・・あ」

ハヤテは思い出した。

《ハヤテ》

自分を初めて褒めてくれた少女を。

《やればできるじゃない》

そして、その少女に鍛え上げられたスキルによってもたらされた、

《だったらこの家で・・・》

新たな出会いを。

《私の執事をやらないか!?》

そして始まる出会いと再開と別れのストーリー。

ハヤテにとっては飛躍した話ではない。全てが繋がっていて、絡み合って、混ざって行く、自分の、そして皆の道。自分はそれを進んで来た。そして今も・・・

「・・・ハイ!!!」

その道は続いている。

(そうか。ぼくは・・・!)

ハヤテは自分の答えを見つける。

「さて、あいつの能力はなんだろう?」

「ちょっと分からないわね」

「輝雪!和也!」

そしてハヤテは話す。自信を持って。

「どうしたの、綾崎くん」

「何か分かったの」

「ハイ。これを見てください」

鬼は重症を負っている。まだ話す時間はある。

「・・・砂鉄?」

「そうです。鬼はこれを手の中に集めて放とうとしていました。なので、鬼の能力は“磁力”だと思われます」

「ほぅ」

「じゃあ、学校の倒壊は?」

「それは強力な磁力にで学校の基礎となる部分に使われている鉄骨などを抜かれたからだと思います」

「じゃあ、私たちのところで起きた爆発は?」

「磁力により一点に集められた砂鉄を反発させて起こったものだと思います」

「そんな事が出来るの?」

その質問には和也が答えた。

「鬼の能力が磁力だとすれば可能だ。例えば、スプーンに磁石をこすれば微弱だが、磁力がスプーン自体から発せられる。とすれば、能力が“磁力”の鬼だ。磁石にくっつく物質であれば自由に極の変更や、磁力の上げ下げができると思う。
・・・綾崎の考えは正しいと思うよ」

「・・・」

輝雪は絶句した。ハヤテは急激に成長していく。誰もが驚くほどに。

「なら、後は簡単だ」

「・・・そうね」

輝雪は気持ちを切り替えて鬼の方を向く。

「いくぞ」

勝負は呆気なく終わった。


〜道路〜
「輝雪、和也、ちょっといいですか?」

ハヤテは伝えようと思った。自分の思っていることを。自分の大切な事を。

「なに」

「早く言っちゃいなさい」

二人も理解していた。だから聞く。ハヤテの覚悟を。

「輝雪に言われてずっと考えてました。自分にとって大切なことを」

「「・・・」」

二人とも静かにハヤテの言葉に耳を傾ける。

「僕の答えは・・・“日常”です」

「・・・」

「・・・うん」

「僕はずっと誰かに支えられていました。楽しい時間も、嬉しい時間も、悲しい時間も、苦しい時間も、誰かと共有してきました。僕は親がすごく酷い人でしたから、余計に強く感じました。喜びとか、哀しみとかを」

ハヤテは空を見上げる。

「だから守りたいんです。今を、みんなを、そして」

ハヤテは今度は輝雪と和也を見る。

「輝雪と和也を」

「「・・・」」

「もちろん、輝雪と和也は僕よりずっと強いですから出来る範囲で、ですけど」

「ふふ」

「ははは」

輝雪と和也は笑った。

「ダメでしょうか?」

「ダメ」

ハヤテは一瞬震えるが、

「何て、言う訳ないでしょ♪」

すぐに微笑みを取り戻す。
そして、

「これからもよろしくね♪“ハヤテ”くん♪」

「よろしく、“ハヤテ”」

「え?」

すぐには反応できなかったが、すぐに理解しハヤテはも笑顔で答えた。

「・・・ハイ!」

ハヤテが二人に認められた瞬間だった。


ーーーーーーーーーー
「終わったわね〜♪」
新たな決意と共にハヤテはまた歩き出します♪これからも応援よろしくです♪
「俺たちの活躍も」
「見逃さないでね♪」
次回もお楽しみに!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.9 )
日時: 2012/05/28 19:51
名前: キー

 やったァァァァァァァァ。キーです。
 何故喜んでいたか。それは……感想1番乗り達成!!
さて、輝雪さんのクッキー、大変おいしくいただきました(とある番組風)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふっふっふ。味は・・・・・・・・・・・・フッ、・・・・・・輝雪さん、舐めないでいただきたい。この程度で僕を倒せるとでも?
 サラ「いや、作った本人は普通の料理のつもりですけどね。申し遅れました、サラです。」
 調「作者代理(作者コピー)の鍵音調。つまりほぼすべて作者と同じ。よって僕がムラサキノヤカタでお世話になるときは輝雪さんに作ってもらうのがいいかもしれないな。」
 ナオ「サラの姉です。ハヤテくんの守りたいものは「日常」ですか。でも……ハヤテくんの日常って・・・hikikomoriとの学校をかけた奮闘、ダメ教師との不毛な争い、「ヒナっち達と話しててナギりんが嫉妬して怒られ鈍感発言でクビ、また執事復活、そしてthe不幸!」
 サラ「待って、何かおかしなものが……」
 調「今回の鬼は頭が悪いのかな?和也君のいうことが本当なら「磁力」を自由に扱える、だったら地球・土星の環(磁力を帯びてます)・赤血球のヘモグロビンなどなど応用できるはず。だったら普通3人では勝てません。ある人の小説の最強メイドやとある情報屋ぐらいです(笑)

 まァ、終わらなくなる前に此処までにしておきます。ではじかいも。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.10 )
日時: 2012/05/31 19:02
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」」
「て、ちょっと待てーーーーーーーーーーー!!!」
「うるさいよ、輝雪」
キーさん♪今回も感想ありがとうございます♪
「違うでしょ!?倒すってなによ!私の料理を何だと思ってるのよ!!」
「「劇物」」
「むきーーーーーーーー!!!」
体調におかわり内容で良かったです♪・・・本当に。
「良かったですねキーさん。・・・本当に」
「あんたら〜」(怒)
そして・・・
「作者の代わりですか」
・・・ブラック○ターの○闇?
「「違うだろ(でしょ)」
それで、ハヤテの日常ですが、今回で揺らぎます♪
「早!?」
「さらに、あの鬼は雑魚なのでそんなに世界規模で能力を使うことは無理です」
「出来るとしても鬼が」
ストーップ!ネタバレ禁止!
「まあ、あれじゃ無理です」
あと、最強のメイドさんというとあの人ですよね。・・・僕の作品終わっちゃうよ。
「・・・」
「否定出来ないところがすでに怖いわよ」
まあ、いいや。輝雪、キーさん気に入ったみたいだしまたあげたら?
「まあ、いいけど」(クッキーin→キー)
「「「感想ありがとうございました!」」」

てことで本編!一応ギャグ一色です。
「面白いといいわね。笑えなかったら・・・」
「ギャグ×バトルにした意味が」
頑張りました!本当に頑張りました!
「それじゃ♪」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第九話   幸せだと信じたい
〜ムラサキノヤカタ〜
六月九日(月)
現在時間午前五時

「行ってきまーす」

「行ってらっしゃい、ヒナギクさん♪」

昨日の戦闘を終えて、いつもより心が軽い気がした。

「ふあぁ〜」

「あぁ〜、眠い」

ヒナギクが朝の走り込みに行った後、和也と輝雪が降りて来た。一応言うが、上の台詞が和也で、下が輝雪である。

「あ、ハヤテくん。ハイヨ〜」

「馬にでも乗ってるんですか!?」

「羊が一匹、羊が二匹」

「夢の中?」

「羊が惨殺、羊がお陀仏」

「グロテスク!」

「執事が回収、羊の料理」

「ジンギスカンでしょうか?」

「うわ、まず!生肉のまま出さないでよ!」

「料理したんじゃなかったんですか!?」

「お前なんて馬に蹴られてしまえばいいのよー!」

「理不尽!そして本当に蹴りが!?グフォ!?」

馬ではないが、輝雪の蹴りをくらってうずくまるハヤテ。

「あ、ハヤテくん。おはよう」(←和也を見ながら)

「ハヤテはそっち」

「あ、ハヤテくん。おはよう」

「お、おはようございます」

「悪いな。輝雪は平日の朝が苦手なんだ」

「お嬢様みたいですね」

「誰がHIKIKOMORIだ!」

「グフォ!?」

「ナギちゃん風に言ってみたわ」

「攻撃はいらないんじゃ」

「ノリよ!!」

「えぇ!?」

理不尽すぎる言い訳だった。

「あ、輝雪さん、和也さん。おはようございます」

「あ、マリアさん。おはようございます♪」

(切り替え早!!)

これが出来なきゃ今の輝雪はいない。

(ハヤテ)

(和也。どうしました?)

(・・・頑張れ)

涙が出そうでした。byハヤテ

時間は過ぎて行く。

午前八時
ヒナギクはすでに学校に居る時間。

「では、行ってくるよ」

「行ってきま〜す♪」

「逝ってきます」

「行ってらっしゃい♪そして和也は生きて下さいね!?」

「果てしなくダルイ」

「そんな事言わないで!?」

「どっかのお嬢様よりマシ」

「・・・・・・」

そう、“三人”である。千桜、輝雪、和也。三人は学校に向かった。
ここから始まる主従対決。

〜ナギVSハヤテ〜
「お嬢様、学校に行きましょう」

「ハヤテ」

「ハイ」

「今日の天気はなんだ?」

ザーーーー

「雨、ですね」

「雨、か」

「そうですね」

「雨の日は、休みだ!」

「毎回毎回、同じ事を言って休もうとしないで下さい、お嬢様!!」

「うるさい!ハヤテのバーカバーカ!!」

「痛!物を投げないで下さい、お嬢様!!」

「雨の日は・・・休むのだーーーーーーー!!!」

ハヤテは結局一人で学校に向かったとさ。

〜勝者・三千院ナギ〜


〜白皇学院〜
『そうなのよ』

『え〜、ほんとに〜』

『いやいやほんとに。○○って、○○が好きなんだって』

『へぇ〜///』

『何であんたが照れるのよ』

『こうゆう話面白いけど、聞いてて恥ずかしくならない?///』

『あんただけよ』

『えぇ〜///』


「輝雪、馴染んでますね」

「そうだな」

「それに比べて僕らは」

「・・・そうだな」

「「「「「・・・・・(キッ!)」」」」」

輝雪は巧みな話術によってすでにクラスに馴染んでいた。ハヤテと和也は女子からの人気が絶大なため、男子には殺意のこもった視線を向けられていた。今やこの二人に話しかけてくる男子は変態(虎鉄)と東宮だけである。
だが、変態に限っては・・・

「綾崎〜♡」

「・・・!」

ドガ、バギ、ドス、ガス、ベシャ、ドン、ガッ、ドドドドド!!

ハヤテが拒否してるので、実質東宮だけである。尚、橘ワタルは白皇をやめてるため論外。

「女子は女子で話しかけにくいですし」

「本当にな」

「「「「「・・・・・・(熱のこもった視線)」」」」」

ハヤテは前にクラスメートの女子に日直の仕事を手伝ってもらおうとしたらデートを条件に出された事もあった。その時はナギが追っ払ったのだが、それ以来女子には話しかけづらい状況になってる事を悟った。和也もこの話を聞き、女子とはあまり話さなかった。なので、ハヤテと和也の話す相手はかなり限られていた。
・・・余談だが、白皇では一部の女子生徒の間でハヤテと和也の同人誌が流行っている。BL本やら、自分ヒロインの本やら色々あったりする。ハヤテと和也はともかく、生徒会長のヒナギクすら知らない。

「「は〜」」

二人の心労は溜まるばかりだ。


午後十二時三十五分
昼食の時間だった。

「「・・・・・(ず〜ん)」」

ヒナギクと千桜のテンションはかなり下がっていた。理由は、

「・・・まずい」

「・・・ (カパ)」(無言で弁当のフタをしめる。一口しか食べていない)

輝雪の料理の副作用、舌が完全に壊れてるため、食欲が出ないのである。

「生徒会長も書記も、そんな事言わずに食べた方がいいぞ」

「だがな、和也くん」

「これは無理よ」

「知っている。だが、経験者が言うんだ。・・・食べた方がいい」

「何でよ!」

つい声を荒げるヒナギク。だが和也は冷静に体験談を話した。

「・・・輝雪の料理を食べてから三日間は舌がマイナスの状態。つまりは正確な味の情報を受け取れない状態。だが、そんなものは序の口だ。その後の三日間はマイナスからプラスへと移行する期間。この時、舌の感覚は限りなく零に近づく。そう、味がなくなるんだ。砂を食ってるのと大差ない。・・・お前らはそれに耐えられるか?俺は軽く絶食状態になった」

「「・・・(モグモグ)」」

二人の食事が再開した。

「・・・」

ハヤテは思った。

(あれ?僕の日常って本当に幸せなのかな?)と。

ーーーーーーーーーー

いや〜、終わったね〜。
「・・・笑ってくれるといいわね」
「・・・終わろうか」
次回もお楽しみに♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.11 )
日時: 2012/06/01 20:07
名前: キー

 キーに御座いまし。
 では早速、もらったクッキーを……………………あれ?クッキーがなくなってる。
 ナオ「あぁ、クッキーなら……」
 奏「…………………………………………………………………………………………」(気絶中)
 ナオ「奏っちにあげちゃいました。」
 調「いや、何やってんだよ。…あれ?もう一つは?」
 ハヤテ「……………………………………………………………………」(気絶中)
 ナオ「ハヤテっちにあげました。」
 調「何故?」
 ナオ「いや、部長のつぎはコンマスかなって。」


 まぁいいや。
 さて、生のヒツジの肉料理…ローストビーフならぬローストラム?
 ナオ「いや違うでしょ。」
 調「僕的には輝雪さんみたいなキャラ好きですよ。」
どうせ僕の小説なんていじられ部長みたいなキャラしかいませんよ。
そして輝雪の料理、ここまで・・・・・あ、待て輝雪、そんな物騒なものをもってくるな。……追いかけてくるなぁぁぁぁ嗚呼亜ぁあ。

 輝雪が怖いのでこれで、じかいも楽しみにしています。……………………………………捕まった亜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。輝雪様、許してくださ・・・ぎゃあぁ亜ぁぁぁぁぁぁぁぁ。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.12 )
日時: 2012/06/03 06:32
名前: 匿名

匿名と〜♪
『輝雪と〜♪』(音声テープ)
「和也の」
『「「ラジオの一族ーー!!」」』

・・・(大量の汗)
「・・・」(目を瞑りこめかみをおさえる)
・・・え〜、訳あって今回輝雪はいません。と言うのも・・・キーさんの所に報復・・・これ以上無理!和也頼む!
「まったく。え〜と、説明すると・・・」
『飛影!』
「・・・奏さんとハヤテ、ご冥福お祈りします」
諦めんなよ!!
『逃がさない。影刺し!』
生きて・・・帰って下さい。
・・・じゃあ、キーさんがいないので作者代行の調さんに。
「そだね」
「「調さん。感想ありがとうございました」」
・・・いつになくてんしょ低い。
「奏さんとハヤテは一週間の地獄か・・・」

輝雪どうする?
「そうだな〜、輝雪には悪いけど甘いものを無理矢理食べさせれば輝雪は戦闘不能になるぞ」
甘いものを食べると吐くってプロフィールにも書いたしな。
「キーさん、頑張ってください」
てことで第十話!
「お楽しみください」

ーーーーーーーーーー

第十話   いつか番外編やるかも
〜白皇学院〜
現在午後十時三十分

「ハヤテくん!そっち!」

「ハイ!」

鬼と戦闘中だった。
輝雪により追い詰められた鬼は逃げようとする。だが、その先にはハヤテがいた。

「ガァアアアア!」

「・・・く!」

鬼が吠える。前のハヤテならば動けなかったろう。それだけの威圧感があった。だが、それはあくまで“前までの話”だ。

(僕では鬼に明確なダメージを与えれない。だったら・・・!)

鬼をギリギリまで引きつける。そして・・・

「・・・ハッ!」

鬼は進行方向にいるハヤテに拳を放つ。ハヤテはそれを上手く受け流し逆にその勢いを使って相手の鳩尾に思いっきり自分の肘を当てた。さらに、鬼が怯んだところを狙って鬼の両足を払った。その瞬間、鬼は空中に浮いてるので、そこにタックルをして押し返した。

「グルア!?」

鬼はなにがおこったか分かってないようだ。輝雪と和也はすぐそこに迫っている。

「終わりよ」

ザンッ!!

鬼の体は四散した。


〜道路〜
「さっきの動きは良かったわよ♪」

「ありがとうございます♪」

対鬼戦にも大分慣れたようだ。

「そういえば」

「?どうしたの、ハヤテ」

「あ、いえ。明日から文化祭の準備が始まるな〜、と」

「文化祭ね〜」

「輝雪と和也はやった事無いんですか?」

「あるよ。一応、ね」

「えぇ、そうね。あの頃は楽しかったわ♪」

「そうなんですか?」

「喫茶店をやったの。料理をいっぱい作れて楽しかったわ♪」

「・・・病院に搬送された人もいた」

「・・・」

ハヤテは身震いしたが、輝雪には聞こえてないようだ。

「でもね、それからみんな私に料理作らせてきてないのよ。あー、料理作りたいわ〜」

「「・・・」」

何も、言えなかった。


〜ムラサキノヤカタ〜
六月十日(火)午前八時
「では、ヒナギクさんと千桜さんは休みでいいんですね?」

「はい。二人とも少しでも体力を温存したいと・・・」

「・・・分かりました」

「懸命だな。だけど、マリアさんは大丈夫なんですか?」

「はい。私は大丈」

グゥ〜〜。

「///」

「無理せず休んでくださいね」

「・・・はい。お気遣いありがとうございます///」

気まずい雰囲気が流れ始めたところで、

「じゃ、行きましょう♪」

「逝ってきます」

「もしかして和也、いつもそう言ってるんですか?」

和也、輝雪、ハヤテは学校に向かった。ナギは無論休みだ。


〜白皇学院〜
白皇では、生徒会長と書記が抜けたため、大忙しだ。副会長の愛歌を筆頭に普段仕事をしない三人も愛歌に脅され

「♪」

あ、いや。違いました。ゴホン。
ヒナギクの抜けた穴を埋めるために自主的に頑張っていた。

「「誰が自主的にやるかーー!」」

「ふぇ〜ん」(泣)

「♪」

「・・・!ガ、ガンバロー」

「ソウダナ。ヒナノブンマデガンバロー」

「二人とも大丈夫!?」

「♪」

「「「ガンバルゾー」」」

生徒会は今日も大忙し。


その頃、ハヤテたちのクラスでは

「綾崎〜、ご飯食おうぜ〜」

昼休みで昼食タイムだった。

「あ、東宮さん。いいですよ♪」

「俺も一緒にいいかな?」

「う、うん」

「大丈夫ですよ♪和也は優しいですから♪」

東宮と和也とハヤテは近くの机をくっつけ始める。男友達の少ないハヤテにとってはこの二人は心の支えになっていた。
そこに、

「でわ、私もご一緒によろしいでしょうか?」

「なら私も」

「伊澄さん、愛歌さん」

「じゃ、私も♪」

「輝雪もですか」

輝雪はともかく、伊澄と愛歌が来るのは珍しかった。
ついでにクラス内

「「「「「あの野郎ッ!!」」」」」

「「「「「綾崎くんたちと昼食、いいな〜」」」」」

まともな奴らはいなかった。

「綾崎〜♡」

「・・・!!」

Pーーーーーーーーーーーーーー

すいません。ノイズが入りました。後ろの塊?はっはっは、それは幻覚です。忘れてください。
とにかく、まともな奴はもうこのクラスにはいなかった。

「さ、いただきましょう♪」

(((((容赦ない)))))


ガヤガヤ

「そういえば、愛歌さんは生徒会の方は大丈夫なんですか?いつもの三人がいらっしゃいませんけど」

「あの子達なら泣なが・・・自主的に頑張っているわ★」

「「「・・・・・・」」」

男性陣→沈黙

「そうですか。なんだかんだで優しいのですね」

「へ〜、そうなんだ〜★」

女性陣→天然&黒い

「い、伊澄さんはどうして僕らと?」

舵取りを頑張るハヤテ。どんな事でもスルーするのだ!

「先ほどホワイトハウスから来たらちょうどハヤテさま方がお食事を」

「「「ちょっと待て!」」」

「もう、おっちょこちょいね♪伊澄ちゃんは♪」

「次はせめて日本国内にとどまれるよう気おつけて下さいね」

「ハヤテ、東宮、これはもう日常なのか?」

「まあ、一種の特殊能力になってるけど」

「ホワイトハウスに行くとは思いませんでした」

「うぅ、綾崎・・・」

「!!!」

ズガガガガガガガガガガッ!!!

「・・・これも日常か?東宮」

「・・・うん」

力なく答えることしか出来なかった。


五、六時間目はLHRで文化祭で、何をやるか話し合うことになった。

「それじゃ、二週間後の文化祭に向けて、それぞれのクラスがくじ引きで決定した出し物の役割を決めてね。クラス内でも出店することになってるから。委員長の指示に従ってね」

「ど、どうしたのだ雪路。気持ち悪いぐらい真面目ではないか」

「悪い冗談ならそこまでにしないか?」

生徒会から開放された三人。だが、教室に戻っても休まる暇はなかった。
なぜなら・・・

「なによ。私が真面目だと悪いの?そんなこと言ってないでさっさとやっちゃってよね」

((((((((まともだ!!!)))))))

雪路に何があったのか?「ヒナのためのもね」と呟いたように見えたのは気のせいだろうか?

「そ、それじゃ〜始めるよ〜」

泉が進行しようとしているが皆の頭の中は雪路の事でいっぱいだった。結局まともな話し合いになったのは六時間目からだった。

ーーーーーーーーーー
「雪路がまとも、ね〜」
もう構成はできてるよ。だから次回終わったら載せようかなっと。
「次回は作者の好きなものが出ます」
消されても文句言えない感じ?でも全面的に出してる訳じゃないし、どうだろうね。
「それでは今回はこれで終わりです」
また次回!
「お楽しみください」
キーさんも
「頑張ってください」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.13 )
日時: 2012/06/03 17:29
名前: キー

 どぉぉぉもぉぉぉ。輝雪さんと戦闘中のキーに御座いまし。
さて、甘いものは僕もにがて。そろそろ反撃ィィィィィィィ。
行け、ナオ・サラ・調・奏…は壊れてるから、そろそろ使う予定のオリキャラのリン(一足先にここであいさつ)。ナオサラ姉妹+リン+調・・・・・・やりすぎだぁぁぁぁぁぁ。輝雪がぁぁぁぁぁ、すみません匿名さん。輝雪さんが気を失って戦闘不能に。いくら輝雪でもこの面子は無理ですね。調につれて行かせます。調(=作者)はこの小説では輝雪が最も好きですよ。次はクッキーではなく、ほかのもぜひ。
 ところで……ダメじゃないですか、雪路をまともにしては。雪路からダメ人間を取ったら残った「物」は唯の人ですよ。出る価値なしですよ。
 ナオ「だから言ったではないですか。ハヤっちくんの日常はthe不幸中心。むしろそのものです。守る必要は・・・・・・・・・・・」
 リン「どうも、そのうち出てくるリンです。こんなのでも「一応」守りたいもの。守ればいいんじゃない?」
 サラ「よくホワイトハウスで捕まらなかったです。」

 そういえば・・・こちらに来ていただいたようで。書くとき以外はmy小説を無視しているに等しい作者(ワード検索でいろいろ小説をあさってます)ってどうでしょうね。リクエストは自由にどうぞ。詳しくは「♪リクエスト♪コーナー」にて。


 では次回も楽しみにしています。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.14 )
日時: 2012/06/04 19:33
名前: コサッキー

初めまして、コサッキーです!

ふっ、気になって読んだら面白かったというね…。

なんで私は読まなかったんだろうねー…。

まぁ、それはともかく感想に移りますー。

輝雪さんや…。あんたが文化祭で料理を作るのはやめたげて?

たぶん、沢山の人が病院行きになるよ?

そして、生徒会の人達や。……ガンバ♪

てか、もう日常からかけ離れてるよね?ってツッコミは入れない入れない。

雪路がまともだと…!?天変地異の前触れですか!?

さて、今回はここまでにしますかね。

では〜。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.15 )
日時: 2012/06/06 22:31
名前: 匿名

匿名と〜♪
「・・・輝雪と」
「和也の」
「「ラジオの一族ー!」」
「コロス」
怖いよ!?片言が超怖いよ!?
「後、言っておきますが、輝雪は強いですよ。本来そちらのキャラが束になってかかってこようとも負けませんよ」
ええ、言っちゃ悪いですが音楽メインのそちらのキャラには本来輝雪は負けません。たとえナオさんでも!
「まあ、甘いものが、ね〜」
「あんたが言ったんでしょ!!」
輝雪の甘いもの嫌いは筋金入り。好きなお菓子はせんべいだし。
「まあ、調さん。輝雪を運んでいただきありがとうございました」
「次は覚えてなさい」
あと雪路ですが、番外編あるので後々出しますが、こんだけやって治らなかったら、人としてダメでしょ!て感じになってるのでそちらを見ていただければいいと思います。
「匿名曰く、雪路は他作品でバカばっかりやってるから、感動するのを書いてみたい、とのことです。次の話でやりつもりです」
「・・・」
「輝雪もそろそろ機嫌直せ」
「・・・伊澄さんはもう特殊能力だから心配ないわ。瞬きする間に消えるからさっきいたからと言ってどの位いたかもわからないし。捕まることはないでしょ」
まあ、ここら辺で終わろうか。
「そうだな」
「キーさん♪感想ありがとうございました♪でも次またふざけたことぬかしたら・・・殺s」
アウトーーーー!!
「キーさん、ありがとうございました」 

「お、今回は感想がもう一つあるぞ」
マジで!?
「え〜と、コサッキーさんからね」
来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
「うわ」
「どうしたのよ?」
コサッキーさんだよ!僕と同じ初挑戦の人なのにすでに参照回数が千近いんだよ!
「キーさんもそうじゃない」
「つまりお前だけで遅れてると」
・・・。
「あ・と★料理を作るなってどういう事ですか★」
喫茶店をやることが見破られてる!
「凄いな・・・」
「こらー!違うでしょ!」
「「何が?」」
「こういう時だけ息があうのよね、この二人は!」
あと雪路がまともになった理由は近々やるつもりです♪楽しみにしてください♪
「「「コサッキーさん。ありがとうございました!」」」

おまけコーナーです!
「さっきは参照回数が少ないとか言ってたけど、やっぱり嬉しいわね♪」
「ついに五百回突破」
我々一同、これからも頑張って書き、
「戦い、」
「生活していきたいと思います♪」
「「「これからも応援よろしくお願いします!!!」」」

本編!
「あんた、本当にやる気?」
「グダグダになるぞ。劇が」
それでも好きなんだ!
「まあ、いいわ。それじゃ本編です♪」
「劇の内容が決まる」
それじゃあ、
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーー
第十一話   演劇を決めよう
〜白皇学院〜
現在七時間目
六時間目は雪路のいつもとのギャップにどうしても浪費せずにはいられなかった。

「それじゃあみんな〜、さっさと決めちゃお〜♪」

こういう時、泉の存在は結構重要で皆の心を癒していった。

「じゃあ、演目名言うね。え〜と、


“響き合う少年少女の物語〜魔王の騎士編〜”

だよ。」

「「「「「ちょっと待て!!!」」」」」

「ふぇ!?」

一部の人は気づいたろうか?

「これはダメでしょう!」

明確な名出してないし、大丈夫だって。

「消されたらどうするんですか!?」

書き直す!!!

「なんて無駄に硬い決意!?」

ぶっちゃけこれ選んだのもキスシーンがあったからで・・・。

「バカですか!?」

「キスシーン!?///」

「輝雪!?」

まあ、後はお決まりの展開だから。気を楽にして・・・

「十中八九僕被害者ですよね!?」

女の子とキスできて嬉しくないの!?

「やっぱり僕ですか!」

まあ、それを何とかしてしまうのも君にしかない特徴だよ♪

「神父さんのセリフ使わないで下さい!!」

「ハヤ太く〜ん、くじ引き始めるよ〜」

「皆さんはそれでいいんですか!?」

『まあ、いいんじゃないか』

『もしかしたら桂さんと・・・』

『ヒャッハーー!』

「クッ!」

女子を見るハヤテ。

『ハヤテくんとやりたいな〜』

『和也くんも捨てがたいよ』

『早く引きた〜い』

「・・・」

ポン。
ハヤテの両肩には和也と愛歌の手が置かれていた。

「それじゃあ、ヒナと千桜ちゃんの役はしょうがないから余った役をやらせておいてね。綾崎くん、連絡よろしくね」

「・・・ハイ」

無情にも始まったくじ引き。うなだれるハヤテ。もはやなす術もない。

「あんたのせいでしょう!!」

そして、配役は決まった!

気弱だけど戦闘時は豹変する主人公
綾崎ハヤテ(主人公ですか!?)

過去に助けられた記憶から主人公にゾッコンのヒロイン
木崎輝雪(ふぇ!?///)

主人公に昔の友を重ねるハーフエルフ
木崎和也(・・・ラスボスって)

ドSな魔物使いの少女
霞愛歌(クスクス★ドSね〜)

↑の子LOVEな青年
薫京ノ介(は!?)

ふぅ、これで一応主要メンバーかな・・・。

「一部無理があるでしょう!?」

るっさいな〜。

「待て〜!」

「あ、先生」

「なぜ俺が入ってる!?」

「許可証ならあるわよ」

「なぜだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

「ふぇ///ハヤテくんとキス?///」

「輝雪!?やり直しましょう!輝雪が限界です!」

『『『『『綾崎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!』』』』』

「ぎゃ〜!?」

あ〜あ、グダグダだ。てことで、その他配役は【ラジオの一族】で紹介!カオスだぜ〜。

そして六時間目が終わった。その後、ハヤテは迫り来る恐怖(男子生徒)から逃げる羽目になった。七時にムラサキノヤカタに着いたハヤテはボロボロだった。ヒナギクと千桜は何故か何も追求してこなかった。

ーーーーーーーーーー
「//////」
「輝雪が使い物にならん」
しょうがないか。さて!次回は番外編です!
「雪路がまともになった理由をお送りします」
その他配役も紹介!
「楽しみに・・・どうだろ?」
口ごもるなー!!
「まあ、楽しんでいただけたら幸いです」
それでは、ばいび〜♪

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Re: 鬼狩りの一族 ( No.16 )
日時: 2012/06/08 16:37
名前: キー

 キーでし。
輝雪さんに何を食べさせたのかというと、………単なる砂糖の塊(200g程)です。
 ナオ「糖尿病にならないように気をつけて。」
 サラ「何故教師が演劇に参加!?」
 奏「それ以前に……モブキャラがうるさい。立場をわきまえよ。」
 ナオ「まぁ好きにモブになったわけじゃないから(笑)」
 調「やっぱハヤテ×輝雪にフラグが…」
 ナオ「個人的には愛りん(愛歌)に期待。」

 また来ます。それでは次回。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.17 )
日時: 2012/06/08 18:24
名前: コサッキー

ども、コサッキーです。

ふむ、まさか劇とは…。

まあ、それはいいとして。

劇といったらそうなりますよね♪

最早輝雪出来そうにないですけどね♪

さて、ハヤテさんや。輝雪も落とすのかい?

そして、何故教師が劇にいるのか…。

では、次も楽しみにしてます〜。

ではでは〜。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.18 )
日時: 2012/06/09 21:36
名前: RIDE

はじめまして。
RIDEと申すものです。

小説読ませていただきました。
感想記しますね。

双子の妹、輝雪がいいですね。
料理であったり、包丁出したりと、いい性格していますね。

鬼との戦いも、迫力があります。
戦闘、楽しみにして読んでいます。

そして、今回の文化祭。
果たして劇はどうなるのでしょうか。
気になります。

更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.19 )
日時: 2012/06/10 10:13
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!」」」
「さあ!今日は凄いわよ♪」
感想が三つも・・・やったーーーーー!!
「感想ありがとうございます」

「一つ目はキーさんよ♪」
「常連だな」
いつもいつもありがとうございます!!
「へ〜★」(←キーさん嫌い)
「砂糖二百グラム・・・」
もしかして・・・吐いた?
「ええ!そうよ吐きましたよ!悪い!?私甘いものが苦手でチョコ食ったら吐いたこともあるって紹介もしてるのに容赦なく砂糖を口の中に放り込むのよ!!あっちの方が悪いじゃない!!今度会ったらあんたの口の中にゴキブリ突っ込んでやるからなこんちくしょーーー!!」
せっかく感想に来てるのに何てことを!?来なくなったらどうするのさ!?
「輝雪落ち着け」
「ふん!」
「あと、まだ輝雪にはフラグはたってません。“キス”という単語に過剰反応してるだけです」
まあ、文化祭中にたつけどね。
「でも、自分の気持ちに気づくのに時間がかかるため実際はもっと先です」
そして愛歌さんか・・・この期待ってどういうこと?劇のこと?それとも物語に干渉するかってこと?
「さあ?」
まあ、愛歌さんはドS要員として白皇内ではちょくちょく出るかも。
「それでは、キーさんありがとうございました」

「続いてはコサッキーさんです♪」(←機嫌なおった)
やっぱ感想って嬉しい(泣)
「それで・・・ハイ、劇といったらそうなります」
ならない方が不思議です♪
「///////////////」
何と!?コサッキーさんの感想でも使い物にならないだと!?
「はあ〜」
それで上でも言いましたが輝雪はまだ落ちません。恥ずかしがってるだけです。
「文化祭中に落ちるけど・・・もうちょい先だね」
さらに自覚するのにも時間がかかるという。
「厄介な」
まあ、いいじゃん♪コサッキーさん、感想ありがとうございました♪

「三人目はRIDEさん」
・・・なんやと?
「匿名は今流れ星さんの作品見てるからまだRIDEさんの作品見てないのよね」
「他作品の作者をまだ一回も感想来てないのに出していいのか?」
どうだろう?
何にしても初めまして♪感想に来てくださりありがとうございます♪
本当に・・・本当にありがとうございます!
「そして輝雪のこと褒めてるぞ」
「ほんと?ありがとう♪」
料理はまずいいとして、包丁ですか・・・これはもう輝雪の宝みたいなものですね。小学から使ってます。強いて言うならRPGの主人公の初期装備みたいな。
「本当にね〜。同じ包丁でもやっぱり普段使うMY包丁の方がしっくりくるのよね〜」
そして迫力ありますか!良かったです!最高の褒め言葉です!ですが、次の戦闘シーンは番外編含めて四話先なんです。すみませんです。
「文化祭まで二週間。長いようで短い時間。匿名がどれだけうまく使えるかだな」
が、頑張ります。
「RIDEさん、ありがとうございました♪

さてやって来ました、ラジオの一族特別企画。
「「劇の配役だ〜れだ」」
スタートだぜ。
「だっさい企画名」
「やらされる方の身にもなってくれ」
「ていうか、これ紹介したら後戻りできないわよ。わかったる?」
・・・わかってるよ!
「ならいいけど」
「ではこちらが配役です」
「「「どうぞ!」」」

正義感の強い赤服の少年
桂ヒナギク(私女よ!?)

赤服の少年の永遠の友達にして天才少年
生徒A(俺の時代きたーーー!)

心やさしきドジっ子神子
春風千桜(キャラ違いすぎないか!?)

遺跡マニアの天才教師
瀬川泉(ふぇ〜ん!無理だよ〜!)

見た目によらず力持ち、木こりの少女
生徒B(はぁ、だるい)

足技使いの社長
朝風理沙(む、よかろう!本気を見せてやろう!)

女たらしの二枚目神子
生徒C(・・・・・・・・・・・)

ドジっ子暗殺者
鷺ノ宮伊澄(ここはどこでしょう?)

その他住人
一般生徒+ミキ(地味だな!)

全敵キャラ
東宮康太郎(イジメかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)


こんな感じ?
「知るか」
「ていうか一般生徒使うの?」
うん。まあ、数合わせ。でも不安なんだよね。
「何が?」
いや〜、感想に来てくださった三人の誰もが演目内容に突っ込まないから知らないのかなって。
「知ってたから書かなかっただけじゃない?」
まあ、いいか。配役はこんな感じで行きます。劇の方も楽しみにしてて下さい♪
「イジメが入ってるけどね」
気にしない♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.20 )
日時: 2012/06/10 10:20
名前: 匿名

いや〜、ラジオの一族長引いちゃった。
「まあ、いいんじゃい?他のところでもこうやってる人いるし」
まあ、気楽に行こう♪
「今回は番外編」
「主役は何と雪路先生!」
少しでも感動していただければと思います♪
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーー
番外編   スノーロードに舞う桜
〜白皇学院〜
「お姉ちゃんたらーーーーーーーーーーー!!!!!」

「ストップ、ストーップ!ヒナ待って!」

すでに日常と化してる姉妹のケンカ。やはり、今回の原因も雪路にあった。と言うのも・・・


遡ること三十分前。

「ちょっとあんた、給料日前なのに何でそんなに持ってるのよ!そんなにあるならつかわなって事よね!私によこしなさい!」

「はあ!?ちょっと待て雪路!給料日前って、まだ給料日から十日しか経ってないぞ!?」

「そんなの関係ない!とにかく金をよこしなさい!」

「関係あるだろ!てか、俺が先週貸した三万円はどうした!?」

「金をよこせーーー!」

「人の話を聞けーーーーーーーーーーーー!!」

毎度被害者Kさん。他職員も雪路にはなす術もなく(((Kさんのために皆で援助しよう)))としか思うことが出来なかった。

「く、こうなったら・・・!」

「待て!雪路、その木刀どっから出した!?」

「問答無用!魔○剣!」

「反則だーーー!」

私作者は・・・テ○ルズ大好きです♪

(こういうのは間違ってると思うが・・・背に腹はかえられない!)

ダッ!
体育教師は走り出す。自分の給料のために、ガンプラのために。

「待てーーーー!○空斬!」

「本当にギリギリだな!?」

さすがは体育教師。雪路の攻撃を避けながら職員室を出る。そして、この争いを終わらせるために次の一手にでる。

「・・・よし!」

雪路から逃げながら携帯を取り出しある人物にかける。

(頼む!)

プルルルル!プルルルル!
ガチャ。

『はい。もしも』

「助けてくれ!」

『はい?』

「事情を説明する暇はないが了解してくれないか!」

『ですが・・・』

相手は迷っているようだ。確かにいきなり助けを求められても困るだろう。だが・・・

「観念しなさい!魔○剣・○牙!」

『事情はわかりました。何とか時計塔まで連れてきて下さい』

「助かる!」


「ハッハッ」

「待ちなさい!」

「・・・クッソ!」

もうそこまで雪路は来ている。体力も付きかけもう時間がない。その時!

「薫先生!こちらです!」

名前出しちゃった!?
まあ、いいか。時計塔の前には東宮がいた。エレベーターも空いており、準備は整っていた。

「よし!」

薫は雪路の方を向き直り、臨戦体制をとった。

「ウオーー!」

「獣かよ!」

薫は突っ込んでくる雪路の両手を掴み背中から倒れるようにして雪路の腹を自分の足で思いっきり蹴るように上げた。その瞬間手を放し思いっきり飛ばす。巴投げという技だ。

「んな!?」

雪路は見事にエレベーターの中えと入った。そしてドアが閉まり上階へ上がって行く。

「覚えてなさ〜い!」


時計塔最上階に止まるエレベーター。雪路は早く薫を追いかけようとするが、ドアが開いた瞬間、

「セイッ!!」

「うわあ!?」

裂帛の気合と共に振られた木刀。雪路はとっさに避けてエレベーターの外へと出てしまう。顔をあげると、

「ヒ、ヒナ」

「・・・」

鬼の形相のヒナギクがいた。

「ヒナ・・・さん?」

完全に怖気付いた雪路。

「お・・・」

「お?」

「お姉ちゃんたらーーーーーーーーーーー!!!!!」

そして、最初に戻る。


「どうしてそう毎度毎度!」

「違うのよヒナ!」

「何が!どう!違うの!かしら!」

「ちょ、ヒナ!」

「うるさいうるさいうるさい!」

ヒナギクの目尻に光るものがあったことに雪路は気づかなかった。

「ハァアアアアア!」

「ぎゃー!」

ラストに無数の刃が四方八方から雪路を襲う。例えるなら“斬光○影刃”かな。

『どこまでも好きだなー!作者は!』(ツッコミ役がいなかったのでエレベーター前の鎧につっこんでもらいました)


「うぅ、ヒナのバカ・・・」

三十近い教師が実に妹、しかも生徒に負けて泣きながら悪口を言うのは、はたから見てどうなんだろうか?

「ダメよ雪路!こういう時こそ人望を使うのよ!」

お前に人望があったことにびっくりだよ。

「うっさいわね!
とりあえずキリカ理事長に・・・」

Wikipediaにキリカは雪路にたくさんお金を貸し出してると書いてました。大変なんだな、キリカ。

そして、本当に理事長室前まで来た雪路。

「よし・・・いざ!」

ドアに手をかける瞬間・・・

『待って下さい理事長!」

(え?)

ヒナギクの声が聞こえた。

『あと一ヶ月、一ヶ月だけお願いします!』

『そのセリフを何回聞いたと思いますか?ヒナギクさん」

(何の話を?)

次の言葉が雪路にさらなる衝撃を与えた。

『だいたい、雪路さんは本来“三ヶ月前にはクビ”だったんですよ。それをあなたってのお願いだからと我慢したものの、何も変わらないではありませんか』

(え?クビ?私が・・・クビ?)

雪路のクビは三ヶ月前に決まっていたという事実だった。

『・・・ですが、お姉ちゃ、雪路先生は生徒と同じ立場で接してくれて授業もわかりやすく仕事もなんだかんだでやっています。クビにするのは少しばかり早計かと・・・』

『生徒に酒を買わしに行き、授業中も脱線ばかり、職員全員に借金を作り、校内で平気で暴力を振るう。さらに登山の時生徒一人を遭難状態にし、至る所に酒瓶を放置、宿直室に入り浸りまともに掃除もしない。補習をすると野球になって、三千院家の執事を不審者扱いした事もあったわね。職務中にも酒を飲み、自分の不利益があればすぐ悪巧み、金のためなら暴走し、警察沙汰にもなった。他作品では誘拐やらバスジャックやらシャレにならないこともしてるわよ』

(泣きたい)

だが、全部事実であった。

『これだけの事をしておいて今だに雪路さんが普通の日常を送れてるのもひとえに金の力。雪路さんだけに白皇学院がどれだけの金額を重ねていると思ってるの?酷いことかもしれないけど、ただの姉妹愛だけで雪路さんをここにいさせるにはいささか事が大きすぎるのよ』

(・・・・・・・・・)

沈黙。雪路の頭の中は真っ白だった。

『ですが・・・』

凛とした声。雪路を現実えと引き戻す。

『雪路先生は私を支えてくれました。親がいなくなった時、借金返済のために一生懸命頑張りました。追い詰められた時だって暗くなった事なんてありません。前だけを見てました』

(・・・ヒナ)

『今はただ疲れてるだけなんです!絶対にまともになれます。お願いします!おね・・・雪路先生に後一ヶ月だけ下さい!』

『・・・私も甘くなりましたね』

『じゃあ』

『今月でまともにならなければあなたが来る前にこの書類にサインし雪路さんをクビにします。よろしいですね』

『ハイ!ありがとうございます!!』

足音が近づいてきた。

(やば!)

雪路はその場をあとにした。


「あんなことがあったなんて・・・」

雪路は空を眺めていた。そこに、

「お姉ちゃん」

「うわぁ!?」

「そんな驚かなくても」

ヒナギクが来た。うっすらとだが涙のあとが見えた。

(・・・よし!)

それが雪路のかくごをきめた。

「ヒナ!」

「え、何?」

「お姉ちゃん頑張るからね!」

「急にどうしたのよ!?」

「さ〜てね〜♪」

何故か不安が全然なかった。歩調も軽い。羽が生えた気分だった。

「あ、ちょっと待ってよお姉ちゃん!本当に何があったの!」

「何もないわよ」

「じゃあ、何で?」

「決まってるじゃない」

それは確信に満ちた答え。

「私はあなたのお姉ちゃん何だから♪」

雪路の心には桜が舞っていた。

ーーーーーーーーーー

終わったーーーーーーーーーー!!!
「こんだけやってまともにならなかったら本当にダメ先生よね」
「今回はこれで終わりです」
次回もお楽しみに?
「何で疑問系なのよ・・・」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.21 )
日時: 2012/06/10 11:01
名前: ゆめみん

どうも〜どうも〜
はじめまして!ゆめみんであります!
いや〜以前からずーとみていたのですが今回初めて感想かきました
それはなぜか…
テイルズネタがでたからですよ!!
まじんけんにだんくうけんが出てきてうれしくて興奮しました
テイルズネタは氷結アイスブリザードさんのハヤヒナ以来だったので、もううれしくて
自分は書かないでいろんな人の小説を読みあさるだけの傍観者ですが
テイルズネタがある作品はあまりなくて寂しかったんですよ
これからもがんばってください
ユキジほんといい暴走ですな
やっぱりハヤごとは他作品のゲームやマンガを話にからんでいるとほんといいです
5年以上いる有名な充電池さんとかそんな感じだし
ハヤごとらしさがあるんですよ
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.22 )
日時: 2012/06/10 14:31
名前: キー

 キーでし。
早速・・・ごめんに。輝雪♪(かなりふざけた言葉に見えますが、反省してますよ。)
というわけで、お詫びにクッキー(リンが輝雪のをまねて作った。辛さは輝雪さん作の3倍)を・・・

 さて、感想にいきますか。
・・・・・・なるほど、雪路がまともになったのはこういうことですか。だったら、しばらくは続きそうですね。ちっ、クビになればよかったのに(長く続けばいいなぁ)・・・・・・あ、間違えた。長く続けばいいなぁ(ちっ、クビになればよかったのに)でした。うっかりしました。

 でも・・・キリカさんもまともではないか。2人でクビに成れ(2人とも頑張って)・・・あ、また間違えた。2人とも頑張って(2人でクビに成れ)でしたね。またまたうっかり♪

 リン「次ダメだったら私が出向いて2人の首を・・・へし折る。」
はねるの間違いでは?・・その前に人の小説に割り込むのはやめなs・・・
 リン「まともだったら割り込まないわよ。生徒に迷惑をかけないこと。」

 では、次回も楽しみにしてます?
 
 リン「何故疑問形?」

 疑問を疑問でかえしてみました。では・・・また。

 リン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(二ヤッ)」←雪路を見る
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.23 )
日時: 2012/06/10 16:24
名前: コサッキー

どもども〜コサッキーです♪

早速感想へGO♪

なるほど、雪路がまともになったのはこういう訳か…。

まぁ、これでまともにならなかったらもうダメですよね♪

ま、もしまた復活したら……零司か六花さんにやってもらいましょう♪

零司「いや、あの様子じゃ大丈夫だと思うんだがな…」←(こっちで雪路を一発KOした子)

六花「ですよね〜♪」←(ぶっちゃけ敵には回したくない人)

ま、それはともかく。

雪路ファイト〜。

では!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.24 )
日時: 2012/06/13 12:30
名前: 匿名

『匿名と〜♪』(音声テープ)
「輝雪と〜♪」
「和也の」
『「「ラジオの一族ーー!!」」』
「・・・匿名、ホ◯ウ化したわね〜」
「ああ」
「と!いうことで、本当はもう一人オリキャラが出てからやるつもりだった“ゲストに来てもらってレス返し”を、やりたいと思いま〜す♪」
「最初のゲストは・・・こいつです」
「綾崎ハヤテです♪」
「初回で主人公・・・普通すぎて面白くないわね」
「・・・嬉しいくせに」
「んな!?///」
「???」
「・・・はぁ」

「最初の感想者はゆめみんさんです」
「初めてですね♪ありがとうございます♪」
「そうですね♪ありがとうございます♪」
「・・・輝雪とハヤテのキャラがかぶってわかりにくい」
『そうだね』
「「「・・・・・・は?」」」
『匿名で〜す♪中継使って来ちゃいました〜♪』
「病人は寝てろ」
『ゆめみんさんのターンが終わったら寝るって♪』
「匿名もテ◯ルズ好きだもんね」
『ウン!アレ?声がって、治った。あ、後一応だんくうけんではなくれっくうざんです』
「それに、“ハヤテのごとく!”って、確かに多いわよね。他作品ネタ」
「お嬢様に何が欲しいか聞いたらロボット動かせるドリル欲しいって言われたことも・・・」
「九巻第六話ではハ◯ヒ、ナデ◯コ、結◯師、匿名が大好きなEV◯ネタ一気に大放出だからな」
「ネタというより例えだけどね」
『そして、ハイ!!頑張ります!!最低でもこの作品完結までは!!ついでに、今回劇で使うのはラタト◯クですが、僕はア◯スがテイ◯ズで一番好きです♪』
「懐の都合上、やったことがあるのは八作品、クリアは四作品だけという体たらく」
『ウルサイ!って、また声が』
「ついでに、一番好きな秘奥技は?」
『レイディアント・ハ◯ル♪』
「何にしても、応援してくれるのは嬉しいわね♪」
『これからも隙あらばネタを使います!』
「ほどほどにして下さいね」
『「「「ゆめみんさんありがとうございました!」」」』

「お次は常連♪キーさんからよ♪・・・チッ」
「き、輝雪?」
「ほら、反省してるってよ」
「どうだか・・・」
「え〜と、てあれ?そこ逆なんですか?」
「反省絶対してないわよね!?」
「あ、また本心とセリフが逆に」
「こいつ絶対反省してないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「読者に失礼だぞ」
「読み返せばお兄ちゃんにも原因あるんからね!?」
「・・・ついでに作者は部活の都合などもあり、中学生時代アニメの方を見れなかったので、というか、インターネットも繋いでないので携帯がなかったら、アニメどころかひなゆめの存在も知らなかったですね。・・・結局アニメの方は見れませんでしたが」
「逃げるな!・・・そのため匿名はキリカのキャラを知りません。まともなのはそこも原因であると思います」
「あの〜、リンさんが怖いんですが・・・」
「奇遇だな、俺もだ」
「私もよ。だから触れなかったのに」
「う、すいません」
「まあ、何にしてもあの二人はあとがなくなったわね。・・・キリカはもう出ないけど」
「そうなんですか!?」
「当たり前じゃない。使いどころ無いんだから」
「そしてあの雪路を見る目・・・ターゲットの急所を狙うスナイパーのような・・・」
「今頃雪路は訳のわからない悪寒に襲われてるわね・・・」
「「「キーさんありがとうございました!」」」

「最後はコサッキーさんですね♪」
「そうね♪」
「感想ありがとうございます」
「雪路がまともになった理由、わかってもらえたようですね♪」
「確かにこれでダメだったら雪路先生は終わりですね」
「まあ、これでダメだったら大神と志姫さんがくるらしいから・・・」
「なんか命拾いした感じですね」
「感じじゃなくて事実でしょ」
「・・・・・・」
「それにしても本当に雪路をまろもなままにしとくの?雪路絡みのイベントって、結構貴重よ?」
「体育祭では合法的に暴れさせるらしいぞ」
「・・・結局暴れるんですね」
「怪我人でないだけましだよ」
「そうよハヤテくん」
「・・・はぁ」
「「「コサッキーさんありがとうございました!」」」

「匿名いつ帰ってくるかね?」
「さあ?」
「まあいいや。では本編です」
「「スタート!」」

ーーーーーーーーーー
第十ニ話   ある日ある時ある朝
〜白皇学院〜
現在午後十一時
鬼と戦闘中だった。

「セイッ!」

ズシャッ!
鬼の肩に刀がはいる。一気に断ち切るために力を込める。だが、輝雪の頭の中は別の事で埋め尽くされていた。

劇のヒロイン。

しかも、主人公はハヤテでキスシーンまであるという。女子でしかもファーストキスともなれば気が散ってもしょうがない。だが、今は“殺し合い”の最中だ。どんなに力の差があろうともその行為は命取りとなる。

「ッ!」

「ガァ!」

刀が肩を切り落とす前に鬼が掴み力任せに投げる。

「キャア!?」

「輝雪!」

すかさずハヤテのフォローが入るが、今の輝雪には逆効果だ。

(ハヤテくんの唇柔らかそう・・・て、何考えてんの私!?)

思考のほとんどがダメな方向に行きつつある輝雪。全然戦いに集中できていなかった。
この日はほとんど和也がやっていた。

〜道路〜
「輝雪、何考えてんの?」

「何って何よ」

「戦闘に集中できてなかったじゃん」

「それは・・・」

「確かにいつもと違いましたね。調子でも悪いんですか?」

輝雪の顔を覗き込むハヤテ。

「!!///(ボフッ!)」

「・・・なるほどね」

「何が、なるほどね、なのよ!///」

「・・・輝雪にも春が来たか」

「どういう意味よーー!///」

「??」

一人、全くわかっていなかった。さすが〈キング.おぶ.DONKAN〉
の称号を持つ男。

「今、すっごく失礼なこと言われた気がします」

気のせいだよ♪


〜ムラサキノヤカタ〜
六月十一日(水)午前四時

(何か、目が覚めちゃった)

輝雪は目が覚めてしまった。
輝雪はいつも早起きなのだが、四時に起きることは珍しかった。
というのも、

(夢が・・・///」

輝雪が見た夢がハヤテとキスする夢だった。王子様風の格好をしたハヤテがドレスを着た自分をお姫様抱っこで持ち上げながら顔を近づけて来て・・・

《大好きだよ、輝雪》

と一言。そして唇を重ね・・・

(恥ずかしいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!//////////)

その瞬間起きたのだ。
和也が起きてなかったのが幸いと言えただろう。確実に気づかれて弱みとして覚えておくだろうし。
まず、現状の問題としては・・・

(この後どうしよう?)

流石に四時に起きてる人が他の住人の中にいるとは思えない。ふと迷った時音が聞こえてきた。

(油の音?)

何かを揚げている音。誰かおきているのか?そう思った輝雪は下に行こうと思うが一人で行くことに恐怖がでる。和也を起こすわけにもいかず、考えていると

「ニャー♪」

「ヒッ!?」

シラヌイがいた。

「びっくりした」

「にゃ?」

「あ、そうだ」

「??」


輝雪はシラヌイを抱えて下に降りてきた。

(猫でも大丈夫なのね、私って)

新しい発見をしたと覚えておくことにした輝雪。

「ん、ここね」

明かりがついていたのは台所だった。まあ、油使うとしたらここだけなのだが。

(さてと・・・)

無意識のうちに気配を消し、台所を覗き込む輝雪。そこには

「今日は何にしようか、コロッケは?いやでも・・・」

ハヤテがいた。うんまあ、予想通りだね。

「ハヤテくん?」

「!?!?!?」

「驚きすぎじゃない?」

「あ、あぁ、すいません」

「で、何やってるの?こんな早い時間から朝食作り?早すぎないかしら?」

「え〜と」

状況説明中。わからない人は三十巻を見てね♪

「あんた、何気に凄いわね」

「あはは・・・」

力なく笑うハヤテ。そこに、

「輝雪!!!」

「うわ!お兄ちゃん!」

和也がものすごい勢いで降りてきた。

「落ち着いて和也」

「お兄ちゃん、私はここにいるから」

「あぁ、悪い。つい、な」

「まあ、輝雪が一人でいられないことを知ってれば慌てますよね」

「前に本気で誘拐されたからな」

「本当ですか!?」

「叩き潰したけどね」

「・・・」

誘拐されて誘拐犯を返り討ち。もはや常識となりつつある現実。普通はそう簡単なものじゃないはずなのに。


〜主従対決 ハヤテvsナギ〜
(今日こそは!)

決意を胸にハヤテはナギのところえと向かう。現在七時半。

「お嬢様!」

「出てけ!」

(ひど!?けど、まだだ!)

「今日は演劇の練習があります!学校に行きましょう!」

「ふん!そんな誰かが無理矢理押し付けたような仕事、誰がやるか!」

「ですが!・・・」

「いいですよハヤテくん。後は私がやります」

「マリアさん」

マリアがハヤテのサポートにはいった!

「ナギ」

「ふん!学校には行かんぞ!」

「〈働かざる者食うべからず〉」

「む・・・」

「ナギ、あなたはいつも何をしていますか?」

「それは・・・」

「食べては寝て、食べては寝て、暇があればゲームして、あなたは何か人のためになることをしてますか?」

「ぐぅ」

「そんな人にはハヤテくんが作ったお弁当はいりませんね」

「んな・・・!」

「このお弁当は頑張った人のためにハヤテくんが作ったものです。学生でありながら勉学を怠っている人に食べさせるためにあるのではありません」

「う〜」

「今日からヒナギクさんたちも復帰するらしいですわよ」

「・・・」

「このようじゃ、晩御飯も抜きですわよ」

「!!!!!」

「じゃあ、ハヤテくん。他の皆さんと」

「行くよ!行けばいいのだろ!」

「ナギも行くようですわ♪」

「あ、ハイ」

今回はハヤテ(マリア)が勝利をおさめた。

〜勝者・マリア〜

「あ、ハヤテくん。遅かったわね」

「えぇ、まあ」

「・・・(ムス)」

「ナギちゃんも行くんだ」

「悪いかよ」

「ううん♪すっごく嬉しいな♪ムラサキノヤカタに来てから一度も一緒に行ってないもん」

「お、おお、そうか」

「うん♪」

玄関には千桜と和也もいた。こうして五人での登校になった。


〜白皇学院〜
「綾崎〜〜!!」

「うわあ!?」

木刀で叩かれそうになったハヤテ。目の前には

「え〜」

白皇男子生徒が総勢百人ぐらいいた。今も増え続けている。

「てめえ、見せつけてくれんじゃねえか。春風さんに木崎さんと一緒に登校なんてよ!!」

「私は含まれてないのか!?」

ナギの精神に百のダメージ。

「それは」

「私は先に行ってるわね、ハヤテくん」

「私も行くぞ」

「ふん!不愉快だ!私も行く!」

通りゆく女子。

「じゃあ、俺も」

「「「「「行かせるかーーーーーー!!」」」」」

「うわ」

出入り口を塞がれた!

「「「「「貴様らは・・・ここで潰す!!!」」」」」

「何て無駄に高い決意!」

そこに、

『『『『『綾崎く〜ん!頑張って〜!』』』』』

「「「「「ファアアアアアーーーーーーーーック!!!」」」」」

「・・・もうダメだ」

「お終いですね。やるしかないって事ですか」

「「「「「生きて帰れると思うなーーー!!!」」」」」

平穏な
日常欲しいと
マジ願う
byハヤテ・和也

ーーーーーーーーーー
「・・・・・・」
「大変ね、お兄ちゃんも」
「開放されたい」
「はあ、今回はこれで終わりです♪」
「次回もお楽しみに」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.25 )
日時: 2012/06/13 18:58
名前: キー

 キーでし。
悪いですが、訂正・・・

 「確かに(いつの)と違いましたね。調子でも悪いんですか?」
          ↓
 「確かに(いつも)と違いましたね。調子でも悪いんですか?」

 ではないですか?間違ってたらすみません。


 そして・・・とうとう輝雪のフラグが・・・。

 リン「ハヤテ、ナギなんかに負けるようでは・・・(キラァァァァァァン)・・・だめよ。しっかり毎日「ダメでhikikomoriでぐうたらで我儘で・・・」あぁきりがないわ。この辺にしといてあげましょう。つぶれられてもこまるし。」

 奏「いやいや、もうすでに精神的ダメージでつぶれているかと・・・」

 リン「にしても・・・「モブキャラ」がうるさいわね。「モブキャラ」はでしゃばらない方がいいわよ。・・・・・・死にたくなければ。」

 奏「いやいや、勝手に殺さないでください。唯の「モブキャラ」とはいえ、人なんですよ、「モブキャラ」とはいえ。どうせ唯の「モブキャラ」だから放っておいてもハヤテくんが殺s・・・まちがえました♪、抹殺し・・・また間違えました♪、どうにかしますって。」


 あぁ、それと、キリカについては僕も知りませんが、おそらく「ダメキャラ」でしょうね。

 もうひとつ・・・疑問・・・何故ここの更新より僕の方への感想の方が頻度が高いんでしょう。僕も人の事いえませんが。まぁお互い初投稿同志頑張りましょう。


 PS:輝雪さん、・・・・・ごめんに♪(反省してます。・・・かも)
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.26 )
日時: 2012/06/15 21:14
名前: RIDE

どうも、RIDEです。

今回も感想書きますね。

雪路の背景にはあんなことがあったんですね。
妙に納得できました。

輝雪はキスについて葛藤していますね。
夢にまで出てくるとは、もう重症ですね。

ナギはハヤテには勝てますけど、マリアには勝てませんね。
まあ、マリアさんに勝てる人なんてそうはいませんけど。

そして朝から騒動がよく置きますね。
美少女と一緒だからうらやましいのもわかりますけど。
本当、賑やかな所ですね白皇って。

続きはどうなるのか。
楽しみです。

私の作品を読むのはいつでもいいですよ。
読んでくれると嬉しく思います。

更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.27 )
日時: 2012/06/16 11:42
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」」
こんにちは♪復活しました匿名です♪
「“キーさん滅べ”がモットーの輝雪です♪」
「I love 平穏。和也です」
何か失礼だよ!?そうゆうことあまり言わないでね!?それでは今回のゲストいってみよー!
「この方です!」
シャーーーーーー(カーテンが開く音)
「こ、こんにちは!大空ル・・」
待てーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!
シャーーーーーー(カーテンが閉まる音)
何まだ出てないオリキャラ出そうとしてんの!?
「ノリで♪」
ドアホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「おふざけは置いていてこっちが本物です。原作キャラだけど」
「こんにちは、霞愛歌です」
みんなの弱みを握ってて、命令されたら断れない。知らない人は優しい人と思うけど、知ってる人は知っている。彼女こそ真のドSだと。天下無双の腹黒キャラ、霞愛歌さんです!
「へ〜★」
・・・・・・(激汗)
「レ、レス返し行きましょ」

「ということで最早常連。キーさんからです」
「「「感想ありがとうございます」」」
あ、誤字修正しときました。報告ありがとうございます♪
「よし!では次に」
早いよ輝雪!?
「チッ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そして、確かに綾崎くんもダメよね〜。・・・脅せば簡単なのに」
「「「・・・・・・what?」」」
「クスクス★冗談よ★」
「「「・・・」」」
き、きっと今ハヤテは謎の悪寒に襲われてるだろうな〜。前回の雪路同様。
「そうね〜。そしてモブキャラは命知らずね〜。かたや不本意ながらも親のせいで無駄に足腰、腕力、体力、危機察知能力が鍛えられてる執事、かたや鬼狩りの一族で幼い頃から私と一緒に千体を超えあるほどの鬼を狩ってるのよ?勝てる訳無いじゃない」
そしてキーさんもキリカをしりませんか〜♪良かった。僕以外にもいて。
「あんたこそ失礼じゃない」
グハッ!?
「クスクス★」
「(怖)」
「そしてこいつ絶対反省してないーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「落ち着けって」
キーさんありがとうございました!

「続いてはRIDEさんですね。感想ありがとうございます」
そしてまあ、輝雪は重症ですね。意識しまくりです。
「///」
「またか」
「〜〜〜♪」(弱点帳にメモ)
「(終わったな)」
(そうだね)
そしてハイ!!絶対読みます!読んでみせます!!!
「さらにこっちのオリキャラのコンセプトは“原作キャラと同等”ですからね。強ければ弱いところがあるって感じで。例えば輝雪は生徒会長より強いですが甘いもの、一人でいることが出てくると極端に弱くなります」
だからマリアさんがムラサキノヤカタ内で最強になってしまうのは必然なんですよね〜。
「そして白皇は騒がしいわね。副会長としてはそこらへんどうなんですか愛歌さん?」
「そうね〜、極刑・・・かしら★」
「「「!!!」」」(ゾクゥウウウウウウ!!!)
「冗談よ★」
「冗談に聞こえない」
「同意」
同じく。
「「「「RIDEさんありがとうございました!!」」」」

てことで本編です♪
「今回は・・・あれね〜」
「はぁ」
テンション上げてこーぜ!
「そうだな」
「それでは」
「「「スタート!」」」
ーーーーーーーーーー
第十三話   「どうして僕ばっかり」by東宮
〜白皇学院〜
「つか・・れ・・・た」

「同じく」

机に突っ伏しているハヤテと和也。流石に銃刀法に引っかかるような物は出してないがそれでもギリギリな武器が多かった。
・木刀・模擬刀・竹刀・改造エアガン・スタンガン・花火・トンカチ・鎖・メリケンサック・分厚い参考書・砂を詰めた靴下・けん玉・フライパン・ホウキ・シャーペン・バット・爪切り・コンパス・存在そのもの(ハヤテのみ)・杖・机・椅子・マフラー・接着剤・ハンペン・コイン・鉄扇・縄・牛乳を含んだ雑巾・鞭・ボウガン・ペーパーナイフ・・・etc
銃刀法に引っかかってない・・よね?

「知りませんよ・・・」

「同じく」

憔悴仕切っていた。

「お兄ちゃん♪ハヤテくん♪一緒に食〜べよ♪て、何があったの?」

「やつれすぎじゃない」

「朝は壮絶だったが・・・そんなにか」

「あぁ、輝雪、ヒナギクさん、千桜さん」

力なく笑うハヤテ。ついでにナギは伊澄とテラスで食べている。

「綾崎〜。一緒食おうぜ〜」

「東宮さん。いいですよ」

和也もいれて五人で弁当を広げるハヤテたち。

「今日から劇の練習ですね」

「私は何故男役なのかしら?」

「私は自分のイメージとかけ離れてる気が」

「でも千桜って、演技うまそうよね」

「輝雪はヒロインか」

「///!な、ななななな!」

「動揺しすぎ」

「//////」

「・・・ハヤテもな」

「・・・(ムッ)」(膨れるヒナギク)

「みんなまだいいじゃないか。僕なんて・・・」

「「「「・・・・・・」」」」

「何だよ全敵役って!いじめかよ!愛歌さんの使う魔物も僕だしさ!出ては倒され出ては倒され!惨めだよ!!」

「お、俺もラスボスだし。倒されるのは同じだから・・・な?」

「重要性が違いすぎるよ!」

「味方になる魔物もいますし・・・」

「ただいうこと聞くだけじゃないか!魔物の気持ちになったことある!?経験値のために犠牲になり、金のために犠牲になり、アイテムのために犠牲になり、暇つぶしのために犠牲になり、中には子供を守りたかっただけの魔物もいるだろうに!無理矢理従わされている魔物もいるだろうに!こっちの事情なんてお構いなしにただ理不尽に倒される!それなのに・・・」

昼休みは東宮の講演会となった。


五時間目
「「「「「ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい・・・」」」」」

昼休みの東宮の講演(?)で聞いた人のほとんどが呪文のように“ゴメンなさい”を繰り返していた。
数少ない無事な人の一人であるナギはこの状況を理解しきれてないようだ。

「ハヤテ、どうしたのだ?」

「そっとしておいて下さいお嬢様。所詮僕たちは正義を語ったクズだったんですよ・・・」

「・・・」

もうダメそうだ!

「ヒナギク〜」

「蠅さんゴメンなさい蚊さんゴメンなさい蜘蛛さんゴメンなさいゴキブリさんゴメンなさい虻さんゴメンなさい・・・」

「・・・」

害虫に対して謝るヒナギク。異様な光景だ。

「千桜〜」

「憂さ晴らしの為に倒してゴメンなさいエンカウント数稼ぐために倒してゴメンなさい弱すぎって文句言ってゴメンなさい・・・」

「・・・」(泣きそう)

ナギの精神が限界に近づく。

「輝雪、和也〜」

「「生まれてきてゴメンなさい生まれてきてゴメンなさい生まれてきてゴメンなさい生まれてきてゴメンなさい生まれてきてゴメンなさい生まれてきてゴメンなさい」」

「一体何なのだーーーーーーーーーーー!!!」

今まで何度も鬼を屠ってきた木崎兄妹。東宮の講演(?)はとても心に響いたようで。ナギも対に叫んだ。涙を隠すために。

この後、演劇の練習をするが、まともにはできなかったそうだ。東宮が一人誰よりもダークサイドに近づいていた。元気を取り戻す事ができたのは今から三日後であった。
ーーーーーーーーーー
「この時は本気で病むとこだったわ」
「本当にね」
めんご。
それでは今回はこれで終了です!
「次回もお楽しみに♪」
「それでは」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.28 )
日時: 2012/06/16 15:48
名前: キー

 いぇぇぇぇぇぇぇい。キーでし。

 未発表オリキャラだと!いつかのリンみたいですね。

 リン「そうねぇ。なんなら思い切って出せば?」
出す出さないは匿名さんが決めること。リン、割り込むな。
 リン「だったら連れてこなけりゃ良いのに。」
リンがいると面白いから・・・

そして、東宮は・・・
 リン「馬鹿じゃないの?雑魚敵というのはそういうものなの。原作のアンタみたいに。・・・・・・・・・・そ★し★て、それに感化される周りも周りね。」

 まぁ、見ている分にはそうかもしれないけど実際リンがあの場にいたらどうなっていた?

 リン「周りを一括して・・・・一喝して・・・東宮を・・・」

 ストォォォォォォォォォォォォップ!終わらないからきる。

 ではまた次回も楽しみにしています。

 ps:輝雪が許してくれない。和也、どうにかしてくれ。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.29 )
日時: 2012/06/20 21:38
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」」
いや〜、オリキャラいつ出せるだろ?
「あんたが決めることでしょ」
「まあ、今回はゲスト無しで行くか。その方が慣れてる」
と!いうことでレス返し行っちゃおー!

「今回はキーさんだけね♪ということは・・・これで終了!」
待て待て。
「ちゃんとやれ」
「わかったわよ〜。んで、東宮ね〜。油断したわ。心に響くものがあって・・・」
「まあ、切り替えは得意」
「まあね♪」
そしてリンさん。何をやるつもりですか!?
「怖い」
「私の本能が危険信号を出してるわ」
それって正確なの?
「あら?疑うの?この千の鬼を狩ってきた私を」
すみません。
ん?和也。お前に伝言あるぞ?
「なになに。“ ps:輝雪が許してくれない。和也、どうにかしてくれ。”?」
・・・・・・切実だね。
「どこが★」
「すみません。無理です」
諦めた!?
「事実。だが最低限、輝雪の動きを止めることは出来ると思う」
・・・それで頼む。
「キーさんありがとうございました」
「ふん!!」
はあ〜。

ふう。
「・・・どうした?」
オリキャラ早く出したいな〜って。
「出せばいいじゃない」
いや、ここは我慢だ。小説内で日曜日には出る。残り数話だし。
「だったら最初からグダグダ言わないの!」
わかったよ。
「はあ。それでは本編です」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第十四話   奥の手は最後までとっておく!何故ならそっちの方がカッコいいから!!
〜ムラサキノヤカタ〜
「では行ってきま〜す♪」

「逝ってきます」

「・・・行ってきます」

明らかに元気がないハヤテ。昼の東宮の言葉が効いているようだ。

〜道路〜
「ていうか二人とも元気ですね」

「そりゃそうよ。私たちの使命にもう命がどうのとか言ってられないの。生きるか死ぬか、それだけよ」

「ですが・・・」

「あっちにも大切な奴らがいるかもしれない・・・とか?」

「・・・」

「冗談じゃないわよ。あっちは殺しOKでこっちはダメなんて卑怯すぎて反吐がでるわ。それにこっちだって大切なものを守るためにやってるの。一言二言言われたぐらいで迷ってられないの。気持ちの切り替えぐらいすぐできるようになんなきゃ何も守れず死ぬだけよ。いいハヤテくん、種族ってのは他の種族を犠牲にして成り立ってんの。今更鬼一匹でがたがた言わないで」

「そう・・ですよね」

だがハヤテの中のモヤモヤはなかなか消えない。そこに、

「くくっ」

「な、何笑ってるの?お兄ちゃん」

「昔まで同じこと言ってたくせに」

「///!?」

「ハヤテ知ってるか。輝雪も小学生の頃はお前と同じこと思ってたんだぜ。今みたいに思えるようになったのは実は中二の頃ってうわ!」

「何言ってるのよ!///」

「おっ、まあ、言いた、い事、は、それだけ、だ!すぐ、にとは、言わんが、おま、えも気持ち、を切、り替え、できる、よ、うに、は、なっとけ!」

輝雪の刀を避けながら和也は言った。少し気持ちが軽くなったハヤテだった。


〜白皇学院〜
ビギ!バギ!

「グルォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

「来た!」

「行くぞ」

「ハイ!」

「グルォ、貴様ラガ鬼狩リカ」

「今回の鬼さんは随分お喋りなようね」

「ククク、今マデ貴様ラヲ相手シテイタ鬼ハタダノ“鬼級”ダカラナ」

「どういう意味かしら?」

「イイダロウ、教エテヤル。俺タチ鬼ハソレゾレ階級ガツケラレテイル。貴様ラガ倒シテキタ鬼ハ最下級ノ鬼、我ラ“大鬼(オオオニ)”ト比ベレバソノ戦闘力ハ著シク低イ」

「随分とお喋りな鬼だね」

「ドウセ貴様ラハココデ死ヌ。仮ニ生キラレタトシテモ我ラヨリモ上ノ“鬼ノ王(オニノオウ)”ヤ“鬼神(オニガミ)”級ニハ勝テン」

「冥土の土産ってことか・・・」

「でも、私たちを甘く見ないでね。これでも千の鬼を狩ってきたんだから」

「そうなんですか!?」

輝雪と和也は幸か不幸かよくよく亀裂のポイントへとたどり着く。そのため、幼い頃から見て学び実際に戦ってきた。倒した鬼の数は千を超えている。

「ククク、ソレデ“鬼裂キ”やら“鬼切リ”ヤラ言ワレテルワケダ」

「・・・何で知ってるのかしら?」

「鬼裂き、鬼切り・・・それって確か」

「私の名前。本来鬼狩りの一族には名前なんてないんだけど必要な時困るから、小さい頃に周りから言われてた二つ名からとって、以来、木崎輝雪でずっと通しているわ」

「俺の名前は苗字を同じにして適当にありそうな名前をつけただけ。まあ、ずっと同じ名前で通してるから慣れたけどね」

「全鬼ハアル方法デ地ニ情報ヲ流シテイル。貴様ラダケガ経験スルワケデハナイ」

「なるほどね〜、それで磁力の使う鬼が私たちの居場所に気付いたってわけね」

「ソウイウワケダ。ソロソロ行クゾ」

鬼が構えるとこちらも臨戦体制をとる。

「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」

風が吹き木から葉っぱが落ちる。そして

・・・パサ

「!」

「ハァ!」

「・・・ッ!」

「来イ小童!」

ハヤテは常に鬼と一定の距離を保ちいつでも援護にはいれるように立ち回る。
輝雪は回避、防御に気を使いながら懐に入ろうとする。
和也は分銅で相手の手足を狙い動きを阻害する。
鬼は右で攻撃、左で防御を繰り返している。

「かったいわね〜」

「確かに今までの鬼とは違うな」

「グハハハハハッ!!」

鬼が攻撃するとこちらが防御に専念しないといけないため、武器を振れない。

「だったら!」

バックダッシュで輝雪は一気に距離を取る。

「これでどう、飛影!!」

「フンッ!」

鬼が大地を踏み地面を盛り上げた。

「そんなんじゃ・・・」

防げない。そう言おうと思ったのに言えなかった。何故なら
・・・防がれたから。

「イツマデホウケテオル!」

盛り上げた地面を殴りこちらに飛ばしてくる。

「ッ!やば!」

「ハヤテ!!」

「ハイ!!」

和也は近くにいたハヤテの方へ全力で飛んだ。空中で方向転換し輝雪の方向を向く。ハヤテは和也を足でキャッチし思いっきり蹴った。

「セェエエエエイ!!」

蹴るタイミングに合わせて和也も思いっきり飛び何とか輝雪と飛んでくる地面の間えと入った。

「防影」

空中に鎖で星を描く。

ガキィイイイイイイイイン!!!

「・・・く!」

何とか弾くが鬼はまだ全力を出していない。

「ソノ程度カ!鬼狩リノ一族!」

確かに戦況は厳しい。ハヤテは何かできないかと考える。だがこの状況で自分にできることはほとんどない。だが、双子は違った。

「お兄ちゃん♪」

「わかってる。“あれ”、使うんだろ」

「当たり♪さすがお兄ちゃんね」

二人は鬼に向き合うと叫んだ。

「よく聞きなさい!あなたは私たちには勝てない!これは決定事項よ!」

一息ついてまた叫ぶ。

「私たちの奥の手、見せてやるわ!!」

ーーーーーーーーーー

「ついに出るわね」
「あれか〜、神経使うんだよな〜」
でもその分強力だから♪
「まあ、次回もお楽しみに♪って感じでOK?」
OK♪
「それでは今回はこれで終わりです」
「見てくれてありがとう♪」
それではまた♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.30 )
日時: 2012/06/22 19:48
名前: RIDE

どうも、RIDEです。


今回も感想書きますね。


東宮の叫び、切実ですね。
こっちも少しその思いが伝わりましたよ。


敵役って確かにつらいですからね。
そして、落ち込んでいるヒナギクたちが面白い。
トラウマになりそうな気持ちがよかったです。


そして鬼たちとの戦闘。
鬼たちにもランクがあるというのは初めて知りました。
どれぐらいのランクが存在するのでしょうか?


今回の鬼は少々厄介ですね。
いつもの鬼よりもどのくらい強いのでしょうかね?


そして、和也たちの切り札とは?
どのようなものか気になります。


更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.31 )
日時: 2012/06/24 16:52
名前: キー

 調「調だ。ちょっとキーは・・・リンにやられてもう少しかかるかもだから代理ってこと
で。」

 リン「リンよ。もう奥の手を使うの?輝雪。」←最近輝雪を妹感覚でかわいがっている。

 調「…なんか最近のリンって輝雪の姉みたいになってきてるよな。…輝雪はリンに気に入
られているな。やっぱ・・・クッキーからなのかなぁ?」

 リン「“大鬼(オオオニ)”やら“鬼ノ王(オニノオウ)”やら“鬼神(オニガミ)”とか言っ
ているけど・・・所詮鬼でしょ。輝雪が負けるわけないわ。ねぇ、輝雪。」

 調「輝雪、リンに期待されているぞ。裏切るなよ。・・・裏切るとどうなるか……和也と
ハヤテが。」

 ナオ「和っちはともかく輝雪の好きなハヤテくんまでどうなるかわからないわよ。」

 サラ「…というより輝雪さんは安全なんだ。」

 調「輝雪はリンのお気に入りだからな。軽い注意ぐらいはあるかも知れないけど、大した
ことはないよ。」

 調「まぁ、これぐらいにして、また次回な。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.32 )
日時: 2012/06/24 20:24
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」
フ、奥の手やっとか出せる。
「あれで勝つとスッキリするのよね〜♪」
「タイミングが難しいがな」

「最初の感想者はRIDEさんです♪」
「感想、ありがとうございます」
ありがとうございます♪
「あ〜、東宮の叫びね〜。でも切り替えは得意よ♪」
「ていうかそれできなきゃやってられない」
殺し合いだもんね〜。何かがあってもすぐ気持ちを切り替えなきゃ、ね〜?
「まあ、敵役が辛いのは認めるわ。でも、もう決まったことなんだから!男ならはっきりする!」
「微妙に使いどころが違う上に口調が自分の役からうつってるぞ」
役に成りきるのは得意分野だもんね♪
「そして鬼の階級の事ですね」
まあ、それがなきゃずっと雑魚を倒す話だもんね〜。この設定はこの話を作る段階で決まってました。
「強さの度合いか。鬼級が県を一日で潰せる。大鬼級が日本を一日で潰せる。鬼の王級の鬼は大陸を一日で潰せる。最後の鬼神級の鬼は十分で地球を壊せる」
「最後だけ時間が違う気がするけど・・・倒せるの?」
ノープロブレム!
「そして奥の手!楽しみだわ〜♪」
「お前も好きだな。めんどくさいのに・・・」
まあ、期待に添えるかわかりませんが頑張って書きました♪
「「「RIDEさん、ありがとうございました!!!」」」

「続いてはリンさんたちです♪」
対にキーさんではなくなったか。
「・・・政権交代」
・・・。
「リンさん♪来てくれてありがとうございます♪よっしゃー!やる気出てきた!」
リンさんが輝雪のやる気スイッチ!?
「実の兄の俺より好かれてるんじゃないか?」
「私はどっちも大好きだけど?それより奥の手は出しちゃうわね。出し惜しみして負けたらそれこそ最悪だもの」
「まあな。奥の手って言ってもまだ四式があるし。・・・最強もいるし」
あいつね。文化祭後出る奴。
「そして、ええ!負けないわ!これでも千の鬼を狩ってきたんだから!」
負けるけどね。それ無いとストーリーの展開上つまらんし。
「そして責められるのは俺とハヤテ。はぁー」
「リンさん♪また来てね♪」
「ナオさん、サラさん、調さん、また来て下さい。奏さんもいつでもどうぞ」
キーさんも来て下さいね♪・・・輝雪に気をつけて。
「「「ありがとうございました」」

本編だね。
「よーし、がんばるぞー!」
「張り切ってるね」
「リンさんの前でかっこ悪い事は出来ないわ」
てことで本編です♪
「「「スタート!」」」

ーーーーーーーーーーーー
第十五話   俺たちの戦いはこれからだ!!・・・最終回じゃありませんよ?
〜白皇学院〜
「私たちの奥の手、見せてやるわ!!」

奥の手ーー!?
ハヤテはかなり驚いていた。当たり前だ。何故ならそうゆう話はハヤテに一切していないからだ。

「ハヤテくん。ここは短期決戦よ。一気に決めるわ」

「あ、ハイ!」

「作戦は・・・」

輝雪がハヤテに作戦を説明してる最中、和也と鬼は

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

そろそろ喋ろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

「うわ!」

「貴様・・・集中力ヲ高メテイタトコロヲ」

いや、喋ろよ!?無言ってのは一番やっちゃいけない行為だよ!?

「誰ガ決メタ」

「戦闘中は無言になる奴結構いるよ」

うるせーーーーーー!!!

「うわぁ〜、ギャグ切れだよ」

「最近ノ若者ハ」

ちくしょーーーーーーー!!!

「お兄ちゃん、終わったわよ」

「いつでも行けます!」

「それじゃ・・・行きますか」

「我ガ能力モ分カラズ来ルカ。イイ度胸ダ」

「“硬質倍加”・・・だろ」

「・・・ホウ」

「だがそこまで強力じゃない。対象となるのは自分と動植物以外か」

「ソウダ。確カニソコマデ強力デハナイ。ダガ見タダロウ?ソノ小娘ノ攻撃ガ効カナカッタノヲ」

「奥の手って言ったでしょう?あんたの防御なんて眼中にないわ」

「ホウ、言ウデハナオカ。ナラ、証明シテミセロ!」

鬼は地面を盛り上げその盛り上げた地面を殴り輝雪たちの方へと飛ばした。

「お兄ちゃん!」

「わかってる。防影」

すかさず防御。

(フン。今マデト変ワラ・・・ン!?)

防影が解けた瞬間、今までと違う事が起こった。

「ハア!!」

輝雪が物凄い勢いで飛んで来たのだ。これが作戦の第一段階。輝雪と和也が鬼を挟むように位置をとる、だ。移動方としてはハヤテが和也を輝雪の方へと飛ばした時と同じだ。思いっきり蹴り飛ばす。

「フン!!」

「グルア!?」

輝雪は鬼の足元を崩す。これが作戦第二段階。相手に防御する暇をあたえあない、だ。鬼は足元を攻撃されやむなく横へと飛んだ。だが、それこそ輝雪たちの狙いだった。

「お兄ちゃん!」

「・・・ッ!」

和也は輝雪と鬼を直線で繋いださいに出来るライン上へと移動した。

「飛影!」

「鎌・影」

「!」

鬼はさらに横へと飛んだ。飛影は鬼を通り過ぎ和也へと向かった。

「・・・ぐ」

和也は“死へ誘ウ者”を構えた。そして、

ドォオオン!

ぶち当たった。

「・・・・・・・・・」

鬼は唖然と言った表情だ。だが、すぐ気づく。あれは当たったのではない。“受け止めた”のだ。

「ナ・・ニ・・・」

ギュルルルル!!

「ハァアアアアアアア」

和也の鎌は回転していた。物凄い勢いで。そして、放つ。

「合成連撃攻撃ノ型・二ノ一式・牙輪(ガリン)」

「!!」

ザァアアアアアアア!!!
漆黒の車輪は唸りながら進んで行く。鬼も地面を盛り上げ能力を使い地面と自分自身も硬化した。が・・・

ズシャァアアアア!!!

「バカ・・ナ」

鬼の体はかなり深い傷を負っていた。

「今ノハ・・・一体?」

「すまないな。情報が伝わるとわかった以上、無闇に話すわけにはいかないんだ」

「クックック。ソレモヨカロウ。戦士トシテ潔ク負ケヲ認メヨウ」

「・・・そうか」

「ダガ覚エテオケ。我ハ所詮“大鬼級”ナノダ。上ノ者ハ・・・」

と、喋っている途中でセリフは遮られた。

「知らないわよそんなこと」

「ナ・・・・ニ?」

「私たちの使命は鬼を狩ること。牙を剥くなら誰であろうと・・・倒す」

「・・・ソウカ」

穏やかな声だった。ハヤテはこの鬼は実際そこまで悪い鬼ではないことを直感した。

「ソノ覚悟、シカト見届ケタ。我ハ輪廻ニテ世界ノ行ク末ヲ見守ルトシヨウ」

鬼の体が光の粒となり夜空を舞う。

「サラバダ、鬼狩リノ戦士タチヨ」

鬼の体は四散した。

「・・・悪い鬼ではなかったですね」

「戦闘が好きって感じだったわよね」

「疲れた」

「あ!それよりあの技は何なんですか!?」

「“合成連撃”。俺の技を主体とした合計九個の合体技だ」

「特殊ノ型、攻撃ノ型、防御ノ型。それぞれ三つに別れた用途別の技。けど、使うの難しいのよね〜、タイミングとか」

「そうなんですか」

「まあ、何にしても良かった。俺たちの技が通用する事がわかったからな」

「そうね」

「そう・・・ですよめ。これからが本番、何ですよね」

「そうね」

「長い長い戦いだしな」

「ハイ。僕たちの戦いはこれからです!!!」

こうして夜は明けていく。

「あ、ついでに最終回じゃないわよ」

まだまだ続きます!!

ーーーーーーーーーー

ついに“合成連撃”出せたーーー!!!
「気分爽快♪」
「“合成連撃”は俺の技を主体とした合体技です。影鎖を主体とした主に敵の足止め用の特殊ノ型。鎌・影を主体とした攻撃に特化した攻撃ノ型。防影を主体とした防御、逃走用の防御ノ型。それぞれの型に三つずつあり使い分けます」
「これからもどんどん出るわよ〜♪・・・多分」
「まあ、次回もお楽しみに?」
バイ〜♪

今回出た牙輪の説明です♪
合成連撃・攻撃ノ型・二ノ一式・牙輪(ガリン)
鎌・影と飛影の合体技。飛影を鎌・影で強化した死へ誘ウ者に撃ち、そして鎌・影の影ごと飛影に乗せて放つ技。

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Re: 鬼狩りの一族 ( No.33 )
日時: 2012/06/26 18:57
名前: キー

 調「調だ。きーは、治った直後にそっちに引き渡されてこの時点ではそっちにいるけぇま
た僕が代理だから。」

 リン「奥の手、要は連携ね。ナオ達の連携技もそのうちね。まぁ、輝雪たちの技は悪くは
ないわね。でも、結構使い時は考えなきゃそのうちあたあらなくなりかねないわね。という
ことでいろいろ加味して・・・74点ってとこね。」

 調「いや、確かに鬼が相手だからそうかもしれないけど・・・ふつうならよけられないと
思うのは僕だけか?」

 リン「こっちのハヤテやナオ達はよけれるわよ。・・・貴方は・・・言うまでもないでし
ょう。」

 調「まあね。そのうち使うときが来るかもね。」←作者代理

 リン「あなたは作者代理なのだから『調はよけた』と書くだけでよけれるからね。」

 調「では・・・・」

 調・リン「頑張ってくださいね。次回も楽しみにしています。」

 リン「輝雪、ハヤテにデレるのも良いけど、しっかりしなさいよ。」(もはや完全に姉的
状態になりつつある。)

 調「では、また次回。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.34 )
日時: 2012/06/26 19:29
名前: RIDE

どうも、RIDEです。


今回も感想書きますね。


奥の手、格好良かったです。
合成連撃、響きが良いです。
他にどんな技が出てくるか、楽しみにしています。


今回の鬼は今までとは違った印象が持てましたね。
ああいう鬼もいるってことですかね。
他にはどんな鬼がいるんでしょうか。
気になったりしています。


次回も楽しみにしていますよ。
更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.35 )
日時: 2012/06/27 20:40
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」
「♪〜♫〜」
「機嫌いいな」
輝雪、合成連撃好きだもんな。
「あんな面倒な技、どこがいいんだ?」
でも、ここから先、合成連撃が無いときついよ?
「・・・さ〜、レス返しだ」

「最初の感想者はリンさんと調さんです♪リンさ〜ん♪」(←満面の笑み)
「感想ありがとうございます」
ありがとうございます♪
「早速のアドバイスね♪・・・厳しいわね。でも、いつかリンさんが認めるぐらい・・・いいえ、更なる高みに辿り着いて見せるわ!」
「まあ、牙輪は比較的使いやすい技ですね。でも、確かに以外と簡単に避けれる技です。だからこそ、相手の体制を崩すなり、いろいろ手を打ったんです」
一直線に飛ぶ車輪だからね。しかもそれほど早い訳では無い。使うまでの段階で苦労する技だね。
「七十四点ね・・・いつか百点、いや、それ以上を・・・」
「もういいから」
ていうかナオさんたちにも連携技あったんですか!?びっくりです!
「ちょっと気になる」
「そうね〜♪」
でも、ちょっと気になるとすれば、もともと音楽メインの作品。バトルっていいのだろうか?
「あんたが決めることじゃないでしょ。それにあらすじにも『バトル+その他』ってあるし」
そだね。ていうか輝雪?キーさんに何したの?
「・・・調さんは作者代理という立場からある意味での最強は調さんっぽいわね♪でもリンさんの方が強いわ!」
「わかったから」
キーさんに何やったのさーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!?
「そしてリンさん!?///何言ってるんですか!?///なんでハヤテくんに!?///」
「・・・前にも言った気がしますが輝雪はまだ落ちてません。・・・近々落ちますが」
聞いてる!?
「・・・世の中、知らない方がいいこともある」
・・・
「リンさん、調さん、ありがとうございました♪」

続いてはRIDEさん♪感想ありがとうございます♪
「褒めてくれてありがとう♪合成連撃は個人的に凄く好きなのよね♪」
「・・・どうしてそこまで」
「何かね〜、スッキリするの♪」
「・・・はぁー」
そして、そうですね。今回の鬼はいつもと違いました。鬼も世界が違うだけで同じ知的生命体というところを出しました。上手く表現されていれば幸いです。
・・・まあ、ああいう鬼がいるということは最悪な鬼もいるということですが。
「合成連撃はあと八個あります♪楽しみにしてて下さい♪」
「RIDEさん、ありがとうございました」

「♪〜♫〜」
「輝雪、どうした?」
「リンさんから貰ったクッキーを食べてたの♪」
・・・それ、大丈夫なの?
「体がポカポカするぐらいでそれ以外は何も?」
「「((化け物か!!!))」」
「♪〜♫〜」
始めようか。
「・・・うん」
「「スタート!!」」

ーーーーーーーーーー
第十六話   「今日は厄日でした(泣)byハヤテ
〜ムラサキノヤカタ〜
六月十二日(木)
「では、いって来ますねマリアさん」

「気をつけて行って下さいね」

今日は生徒会が朝からあるということで千桜とヒナギクは先に学校に行っている。ナギは頑なに部屋から出ようとしないため休みだ。

「結局お嬢様は休みか・・・はぁー」

「こーらハヤテくん♪ため息ついてたら幸福が逃げちゃうぞ♪ただでさえ不幸なのに♪」

「そう言われても・・・にしてもテンション高いですね」

「久しぶりに合成連撃で鬼を倒せたからね♪鬼もいいやつそうだったし、後味がいいみたいな?」

「確かに呪われるよりはいいですね」

たわいもない話。だからだろうか?ハヤテは忘れていた。自分が不幸だということに。

チリンチリン

「え?」

バシュッ!


ひったくられた・・・


自分の鞄を。


「盗られてるわよ?」

「だな」

「うわわーーーー!?」

ひったくり犯は猛スピードで逃げる。
・・・まあ、ハヤテの出す速度に比べれば話にならないのだが。

「待って下さい!」

ハヤテは犯人を追いかける。無慈悲にも「先に行くわよ〜」「頑張れ〜」木崎兄妹においてかれるハヤテ。犯人は叫びながら逃げる。

「はん!お前みたいな貧相なガキが使ってるものを俺様が使ってやるんだ!感謝しやがれ!!」

「感謝も何も、盗人が何を言ってるんですか!?」

「うるせー!どうせお前あれなんだろ!モテモテなんだろ!自分の周りの男女比が一対九何だろ!複数人同時攻略中なんだろ!てめーにはわかんねーよモテない男の悲しみはな!!!」

「確かにわかりませんが・・・僕はモテてません!!!」

どの口が言うんだ。

「ああ!お前あれだろ!天然ジゴロだろ!気づかないうちにフラグ建ててるんだろ!お前なんか・・・地獄に落ちればいいんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

「何て事言うんですかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

鬼ごっこは数分後にケリがついた。そして学校に行く途中・・・

キキィイイイイイイイイイーーーーーーーーー!!!!

「ハイ?」

ガキィイイイイイン!!!

「ぶべら!?」

ハヤテはトラックにひかれた。更に

ドパァアアアアアン!!!

川に落ちる。



その後も色々事故にあった。その勢いはハヤテの中の不幸が爆発したかの様だった。
結果、ハヤテが学校に着いたのは午後の授業が始まる五分前だった。


〜白皇学院〜
「それでは、私たちのクラスでは何を出店するか決めま〜す♪」

「やりたい物がある人はどんどん言ってね!どうせやるなら自分たちも楽しめる物をやりなさい!」

すっかりまともになった雪路の指示にしたがって、みんなが話し合い意見を出す。

『お化け屋敷何てどう?』

『いやいや、このクラスの長所を使うべきだ』

『クラスの長所?』

『何たってこのクラスには美少女がいっぱいいるんだからな!』

『なら、喫茶店なんてどう?』

『いいかも♪』

このクラスでは喫茶店をやることになった。

 「じゃあ、具体的にはどうする?」

泉が問いかける。

「ヒナ喫茶」

「ちょっと待ちなさい美希!私の負担が大き過ぎるわ」

「執事喫茶はどうだ?」

「今度は僕の負担が大き過ぎます!」

「なら・・・」

「女装喫茶なんてのは嫌ですよ」

「何故だハヤ太くん!!?」

「何でもですよ!!今度ばかりは絶対着ませんからね!!」

「じゃあ、雪太くんと和太くんを全面に」

「ねえ、“雪太くん”って私の事?」

「“和太”?」

「他に誰がいる?」

「やめてくれない?」

「同じく」

「何故だ雪太くん、和太く・・・」

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」(無言の圧力)

「「「・・・う」」」(たじろぐ動画研究部の三人)

「じゃ、じゃあ、くじ引きで決めよ!みんなが同じ大きさの紙にやりたいテーマを書いてこの箱に全部入れて引いた物をテーマにします!」

クラスのみんなが頷く。

「じゃ、配るね〜♪」

泉が全員に配り、みんなが書き始める。

数分後

「出来たー?出来た人はこの中に入れてね〜♪」

みんなが各々やりたいことを書き入れる。

「じゃ、引くよ〜♪」

ガサゴソガサゴソ・・・

「これなのだ〜♪」

泉が引いた紙の内容を読み上げる。

「テーマは・・・“童話”なのだ〜♪」

「「「「「「・・・は?」」」」」」

「衣装は、そうね〜・・・演劇部から借りれるかヒナ、後で確認とってみて」

「わかったわお姉ちゃん」

「ほら、みんなも内容が決まったなら体育館に移動!劇の練習するわよ!」

その発言からはもう、昔の雪路ではないことがわかる。・・・自分でやっといてあれだけど、寂しいな。

この日は特に何もなく終了した。そしてハヤテはこの日最大の失敗を犯す。それはまた次回。

ーーーーーーーーーー
「何やらかすの?」
それはまた次回。
「嫌な予感しかしないわ」
あ、戻ってきた。
「まあ、いう感じはしないね」
まあ、そろそろ終わろう。
「次回もお楽しみに♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.36 )
日時: 2012/06/28 17:54
名前: RIDE

どうも、RIDEです。


毎回しつこいようですが今回も感想を書きます。


ハヤテは相変わらず不幸ですね。
思わず手を合わせてしまいますよ。


クラスでの出し物についての会議。
喫茶店は定番ですけど、執事喫茶とかもそんな風に考えられてきましたね。
少し凝ったものも当たり前となってきましたけど、秋葉の影響でしょうか?


出し物は童話、ですか。
どんなお話をやるつもりなんでしょうか。
そういえば、演劇の話はどうなったんですか。
気になります。


次回も楽しみにしています。
更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.37 )
日時: 2012/07/01 14:44
名前: キー

 キーです。
 リン「リンよ。ハヤテは相変わらずね。まぁ、だからハヤテ何だろうけど。」

 奏「奏です。…そういえば雪路だけではなかったわね、迷惑キャラ。ヒナ喫茶・執事喫
茶・女装喫茶ねぇ、3人が一番負担を被るべきだと思ったのだけど。」

 リン「そして、輝雪、あまり圧力をかけるとハヤテが怯えるわよ。フラグがどうなっても
いいの?」

 奏「いや、まだ落ちていないって…」

 リン「どうせ落ちるって匿名さんも言っているのだから良いのよ。少しずつ兆しがみえて
きたし。」

 奏「高校生の多数決で童話って、いろいろどうなんでしょう。確かに話にもよりますけ
ど。」

 リン「まぁ、がんばりなさい。…輝雪もね。」

 奏「では、また次回。」

 
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.38 )
日時: 2012/07/01 22:38
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」」

早速感想行くか〜。
「最初はRIDEさんです♪」
「感想ありがとうございます」
ああ、いつも感想が来てくれる。こっちもやり甲斐がでる。おっしゃー!皆さんの期待に答えるためにもいつも日々精進じゃー!!
「頑張れよ・・・マジで」
そして、しつこくなんかありません!!もしこれをしつこいと言うなら毎回しつこく来ちゃって下さい♪
「そして、え〜と・・・?勘違いしてますか??」
「今回決めたのは喫茶店のテーマでそれが童話だったんですけど・・・例えばAさんが金太郎の格好したり、Bさんが裸の王様の格好したり」
「こちらの勘違いであればすいません」
本当にすいません!
「次回ということは今回ですね♪結構今回は自信あり♪」
「相談者のお気に入りだからな」
まあ、気にいるかどうかは自分次第だけど・・・。
「RIDEさん、ありがとうございました」

次はキー「リンさんと奏さんです♪」・・・キーさんです(←小声)
「感想ありがとうございます」
「そして、疑問なんだけど、リンさんたちも勘違いしてる?」
・・・かな?
「お前・・・」
すいません!もし勘違いしてるのであればすいません!
童話は喫茶店のテーマでつまりは“童話喫茶”!説明は上でRIDEに言った通りです!劇の方は十一話で予告した通りです!
「まあ、私たちの方が一方的な勘違いしてる可能性もありけど」
「ほとんど確率無いよな。完全に匿名の書き方が悪いとしか」
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「そしてリンさん!?///何で私がハヤテくんを///」
「(完全に落ちてる時の反応だよな〜)」
「え?匿名が言ってた?・・・・おい」(←急に声が低くなる)
・・・。(←激汗)
和也!あとよろ!!
「待ちなさい!!」
「は〜。キーさん、ありがとうございました」


・・・(←原型が無い。ただの肉塊のようだ)
「・・・やり過ぎじゃね?」
「当然の報いよ。作者権限ですぐ復活するでしょ」
「・・・今回はみんなが不幸になります」
「あれは・・・恐怖よ」
「まあ、ギャグ一点張りです」
「それじゃあ♪」
「「スタート!」」

ーーーーーーーーーー
第十七話   ナギのやる気スイッチは皆の絶望スイッチ
〜ムラサキノヤカタ〜
事件は起こる。

「ただいま帰りました」

「おお!ハヤテ!学校ではどんなことがあったのだ?」

「そう思うならナギもちゃんと学校に行きなさい!」

「いいではないか!で、何があったのだ?」

「ははは、学校では文化祭について話し合いました」

「?劇の練習か?」

「いいえ、違います。それは・・・」

ここでやめておけばよかった。そうすれば二次被害は確実に防げた。だが、ハヤテも未来がわかるわけではない。迂闊にもハヤテは話し合いの内容を言ってしまった。

「クラスで何をやるか話し合ってました」

「ほう、何をやることになったのだ?」

「喫茶店です」

「喫茶店・・・だと?」

「はい」

ククク・・・
ナギはそう低く笑だし高らかに言った。

「よかろう!!!この三千院ナギ!皆のために存分に腕を振るってやろう!!!」

現在にの場に居るのはハヤテ、輝雪、和也、マリア、アリス、神父、タマ。全員がこのとき、時が止まったような錯覚に陥ったと証言している。
そして、皆のとるべき行動は一つ。皆の心が一つとなった。


ナギに料理を作らせない。


これはもう・・・戦争だ。


皆の明日を守るための。


「お嬢様、どうしてそのような事を?お嬢様のお手を煩わせるわけにはいきません。この三千院家執事綾崎ハヤテ、お嬢様のためならどんな暇つぶしにも全力でお相手します」

〜ハヤテ〜
一つ目の手段。ナギに料理以外の事を促す。最悪、ハヤテが手伝う事も出来るので死の危険は低くなる。

「ど、どうしたハヤテ?いつもと何か雰囲気が違うぞ?」

違うとしたらそれは皆の命を救うことになったからじゃね?

「まあ、だが、心配には及ばん。料理は個人的にも好きだしな。それに普段やらないことをやった方が漫画のレベルアップに繋がるかもしれん。ハヤテの手伝いもいらないぞ」

何でそういう時だけ真面目何だーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

「それじゃあ、文化祭でいきなりやるのは大変でしょ?だから無理して文化祭でやらなくても家でたまに手伝うぐらいでいいんじゃ?」

〜輝雪〜
次の手段。被害の範囲を狭める。とにかく大量の被害者を出さないため、肉を切らせて骨を断つ、自己犠牲の作戦。

「何を言う輝雪。私はいつでも準備万端だ!!!」

いつもの日常生活でも生かせればいいのに・・・。

「それに客から感想を聞くのは次の自信へと繋がるからな。こういうイベントならたくさんの客から感想が聞けるだろう」

食べる→失神→「あまりのうまさに気絶したぞハヤテ!」勘違いで大喜び→また料理を作る
最悪の悪循環だ。せめて味見・・・。

「・・・明日から雨が続くぞ」

〜和也〜
次の作戦はナギのやる気を無くす事。雨の日には学校に行きたがらないナギの特性を生かした作戦。後は文化祭手前まで引っ張り今更変更出来ないようにすればいいだけだ。

「大丈夫だ。絶対に晴れる!」

何故にそこまで自信が!?

「私が晴れと言ったら晴れ、雨と言ったら雨なのだ!!」

お前は神か!?

「どっちにしても明日一日だけ行けばいいだけだ。早退すればいい」

何がお前にそこまでさせるんだよーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

「ナギ。文化祭の日は少し秋葉に行く用事があるのですが一緒にどうですか?何なら何か好きなもの買ってあげますわよ♪」

〜マリア〜
次の作戦はナギの目的を変えること。注意をこちらに向けさせナギの中の優先度をすり替える。

「大丈夫だ。これが上手く行き、漫画の方も面白くなれば金はいくらでも入る。今だけでなく未来も見通して動く。どうだ!」

今だけでなく、未来だけでなく、お前の料理は不味いという現実も直視しろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

「な、ナギ?一体どういう心境の変化ですか?」

「ふ、気まぐれだ」

その気まぐれは文化祭終わったら消滅するんだろうな〜。

「ならまず、自分の料理を自分で食べてみては?」

〜アリス〜
最後の作戦は自分に自覚させること。ナギは普段(と言ってもほとんど無いが)自分の料理は味見もしなければ食べない。さらに自分の行動にかなりの自信があるため人がどんなリアクションをとろうとも前向きに解釈してしまう。ならいっそ本人に食べさせて自信を無くせばいいという作戦。
だが、ナギは以前、漫画の自信がなくなったらかなり精神的に追い詰められた。壊れやすいナギを気遣って残して置いたが、もはやこれしかない!
だが・・・

「私の料理が不味いわけなかろう」

簡単に破られた。ティッシュを切り裂くが如く。

「な、なら今更誰かに感想をもとめなくても?」

「ふっふっふ。実際に作り、食べてもらい、感想を直に聞くからいいのだろう?」

「じゃあ、せめて味見を・・・!」

「さっきも言ったが私の料理はうまういのだからそんな面倒な工程飛ばしてよかろう」

絶望感
それがこの空間に漂った。

「明日は学校に行くぞ!!!」

嬉しいはずの言葉。だけど、今はとても悲しい言葉。
神父とタマも気の毒そうにその状況を眺めていた。

ーーーーーーーーーー
「ふと思ったんだけど」
「何?」
「ギャグとコメディーの違いって?」
「わからん」
「わからん・・・て」
「わかってない作者に作られたんだぞ?設定で頭いいとかいろいろつけられてもわからん物はわからん」
「・・・わかる人は教えて下さ〜い♪」
「それでは」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.39 )
日時: 2012/07/03 18:51
名前: キー

 ・・・・・・・・・キーっでし。

 リン「リンよ。・・・・・輝雪、もっと楽な方法があるじゃない。」

 調「?・・・何をするの?」

 リン「ムラサキノヤカタの住民全員で『ナギの料理は毒だからダメだ。』といえば・・・
間違いなく拗ねて料理を投げ出して絶望するか意地でもやるかの2択。」

 調「地味にきついなぁ。」

 リン「きつい?・・・甘いわね。自分の境遇を嘆く人間は甘ちゃんの三流のクズだってこ
とよ。本当に一流の人間ならば嘆く前に覆そうと動くわ。…その点ではハヤテはまぎれもな
く一流よ、・・・人間としては・・・ね。」

 調「だったら意地でも料理しようとしたら?」

 リン「その料理を無理やり食べさせるかナギを鎮める。輝雪ならできるでしょ。あと、和
也の方法だったら・・・・・モン●ンの『ア●ツマガツチ』を呼べばいいのよ。」

 調「いや、それはリンさんや僕や某メイド神にしかできないし、・・・・・それ以前にそ
んなことしたら文化祭は中止になるだろう。」

 リン「大丈夫よ。白皇だから。」←最近白皇の教師も副業としてやっている。…本職は情報屋

 調「納得できそうな理由だが納得できるか!」

 リン「納得してもらう。……あぁ、あと輝雪、ハヤテに積極的にアプローチしていきなさ
い。そして逆にハヤテを落としなさい。・・・大丈夫よ。ハヤテはほとんど私の弟(妹かも)
だし貴女も妹のように思っているから、ハヤテの事はよく知っているし。」

 調「いや、リンの弟は姫がm・・・」

 リン「それに、この小説は見たところ完全にハヤ×輝雪だし、・・・匿名さんの書き方か
らして。」

 調「言葉を切るな。それと(妹かも)の部分が・・・」

 リン「そのうちわかるでしょ。じゃぁ、また来るからハヤテとの距離を1光年でも縮めと
きなさい。」

 調「いや、1光年って。ふつう1ミリだろ。」

 リン「あぁ、あとこれ。…これは少しピリ辛よ。」←激辛クッキー(50倍)を渡す。…と
いうよりこれを『ピリ辛』と言っている!

 リン「ではまた来るわ。……(匿名さん、また次回来ます。輝雪の恥ずかしがっているか
わいい顔を見に。)←(小声)」

 ではまた。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.40 )
日時: 2012/07/03 23:29
名前: 道草

どぅも★道草です!

こちらでは初めまして!

せんえつながら感想書かせていただきます。



バトル描写がとてもうまくて羨ましいです!

鬼との戦いがリアルに書かれていてよかったです♪

今後、戦いがどうなるのか気になります!



そして、ギャグ(?)でもあるんですね。

文化祭……もはや嫌な予感しかしませんね(笑)

ナギの登校で白皇の平和が脅かされることになろうとは……

何にしてもクラスメートの皆さん、いろんな意味でガンバってください★

演劇の方も楽しみにしてます♪



では、これにて失礼します♪

これからも頑張ってください!



P.S.

コメディとギャグの違いは自分も気になって調べたことがあります。

それによると……

1.短絡的で手数の多い笑いがギャグ。ストーリー性を重視した笑いがコメディ。

2.非日常を描いたものがギャグ。日常を描いたものがコメディ。

と、いうのを聞いたことがあります。

もっとも考え方は人それぞれですし、どっちが良い悪いというものでもないのであまり気にしなくていいと思いますよ?
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.41 )
日時: 2012/07/04 19:08
名前: RIDE

どうも、RIDEです。


今回も感想を書きます。


喫茶店と聞いて、ナギが俄然やる気となりました。
腕をふるったその日は、まさに地獄ですね。
輝雪もいるというのに…。


その輝雪がナギを説得したシーンは何故だか滑稽に思えました。
トンデモ料理作る人が同じような人を諭す。
なんか、説得力がないように思えます…。


結局ナギの気は変わらないことで、このまま続けるつもりなのでしょうか?
もう、文化祭が終わる気がしますけど…。
続きが気になります。


更新頑張ってください。
それでは。




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Re: 鬼狩りの一族 ( No.42 )
日時: 2012/07/04 22:07
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

最初はキーさ「リンさんと調さんです♪」・・・キーさんです!
「感想ありがとうございます」
「リンさん・・・甘いわ。ナギちゃんがそんなことを言われて認めるわけ無いじゃない」
「奴は・・・悪魔だ」
二人とも何があったの?外伝はやらないよ?
「ナギちゃんは無駄に前向きだし、セリフ程度で曲がる心じゃないわ。実験・立証しなきゃ」
「問題はあいつが自分の料理に自信を持ちすぎて頑なにムラサキノヤカタで料理をしないことだ。これじゃ何もできん」
「そして雨を降らすね〜。あの子にできるかしら?」
「無理だろ。あいつが作るのはあくまで影絵だしな」
サラッとネタバレやめい!!
「そしてリンさん///だから私は「まだ」惚れてないって、今吹き込んだのだれ!!!!」
むむ、リンさんは鋭いですね!確かにCPはハヤ×輝雪です!けど、当初の予定では鬼狩りはバトルでその後次回作でも作ってやろうかなって思ってて・・・どうしよ?
「俺が知るか」
「あんたらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
和也!!
「ほい、クッキー」
「んぐんぐ・・・ほわ〜〜」
パシャ!さて、これをリンさんにっと。
「(バカの極み)キーさん、ありがとうございました」

次は・・・道草さんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
「長い!」
「感想ありがとうございます」
どうも!こっちでははじめましてです!嬉しい〜♪
「じゃ、早速レス返しを」
「戦闘シーンがリアルですって♪」
最高の褒め言葉ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
ありがとうございますーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
「そして文化祭。はい。悪い予感しかしません」
「今クラス内で救護班作ろうって話まで進んでるしね」
無事に・・・・終わる?
「「お前次第!」」
・・・はい。
「あ!コメディーとギャグの違いも書いてくれてるわよ」
ほんと!?
「なるほど。マシンガンがギャグでライフルがコメディーか」
「・・・何?それ」
「匿名の解釈」
自分の中では納得してるから!
「「道草さん、ありがとうございました」」

「次はキーさんに続く常連さん、RIDEさんよ♪」
ありがとうございますーーーーーーーー!!!!!
「でも、輝雪は今回料理作りませんよ。クラスのみんなが説得しましたから。物分りはいいです」
「あそこまで言われたらしょうがないじゃない。作りたかったな〜」
そしてまあ、はい。そうですよね。輝雪が言っても、ね〜。
「な〜」
「納得してる二人がムカつく!」
食べれれば、食べれれば超美味しいのに!!
「美味しいのに食べれない。嫌だな」
「失礼過ぎるのよーーーーーーー!!!」
「「妥当だろ」」
「・・・・・・・(ゴゴゴ)」
RIDEさん♪ご期待に添えるよう頑張ります♪

参照回数千回突破ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
「やった♪」
「やり甲斐でる」
うんうん♪これからも鬼狩りは精一杯頑張ります♪
「私たちの成長、これからも見守ってください♪」
「それでは今回も始まります」
せーの、
「「「スタート!!!」」」

ーーーーーーーーーー
第十八話     敗北の夢、絶望の日常
〜?〜
ダダダダダ!
銃声が鳴り響く。硝煙の匂いが充満する。皆の血が、死体が戦場を染め上げる。

「ハヤテくん!」

数少ない女性兵士、輝雪。彼女の実力を疑うわけでは無いがここまで生き残れたのは奇跡だろう。

「輝雪!どうしたの!」

「こっちの第八部隊は全滅。前衛の第一、第二部隊は逃走するものも出て混乱状態。後方の医療隊も怪我人の数が多すぎて薬もだいぶ減ってしまってもうほとんど機能してないわ」

「クソ!」

思わず毒ついてしまう。だが、それだけ戦況は不利だった。

『・・・テ・・ヤテ・・・ハヤテ!』

「和也!?」

「お兄ちゃん!?」

通信機から和也の声が入ってきた。銃撃の音はしない。逃げ切れたのか?

「和也!そっちは大丈夫なの!?」

『・・・ドジった。今は洞窟の奥でヒナギクと一緒にいる。・・・ヒナギクに変わるぞ』

『・・・ハヤテくん?』

「ヒナギクさん!」

ヒナギクの声にはいつもの張りがなかった。かなり弱っている。

「待ってて!今そっちに助けを・・・」

『ダメよ!』

「どうして!!」

『今複数の足音が聞こえる。多分ここを嗅ぎつけられたんだわ。こっちに助けが来た時はもう私たちはもうこの世にいない。無駄に兵士を死なすだけよ』

「でも!・・・それじゃあ二人が!」

『大丈夫。無駄に死ぬ気はないわ。どうせ死ぬなら何人か道連れにしてやるわ』

その声には弱々しくも強い意思があった。

『だからハヤテくん?生き延びて。逃げてもいい。輝雪もいるんでしょう?今から少しでも多く生きてる人を集めてこの戦場から引きなさい』

「・・・ッ!」

確かにそれは正しい判断だ。兵士としては。だが人としては?ハヤテは揺れ動く。

ガサガサ

通信機からそんな音が聞こえる。

『!あなたは・・・!』

ギリギリ
口を強く噛みしめる音が聞こえる。

『久しぶりだな、ヒナギク』

『第六六六部隊、国王の懐刀と呼ばれるほど名高いいわば最終兵器。
通称“ケルベロス”!
そして、それをまとめる総隊長、三千院ナギ・・・どうしてここにいるのかしら?』

「な!?」

第六六六部隊。それは数々の戦場の裏で動いてきた裏の組織。その実力は一人で百人にも勝てると言う。

『何、お前らは昔からの馴染みだからな。少し顔を見に来ただけだ』

『何をぬけぬけと!この裏切り者!』

『そうだ。だからどうした?人間とは己の欲望に忠実なもの。そうだろう?』

『何が・・・』

言葉はそこで遮られた。

『まあいい。お前らは新しい兵器の実験体だ。感謝するがいい」

『くそ!放せ!ヒナギク!!』

遠くから和也の声が聞こえる。

『さらばだヒナギク。この新たな兵器、“ナギ’sクッキングフード”を喰らうがいい!』

『・・・!・・!!!・・・・!!』

声にならない叫びがヒナギクの必死の抵抗を表している。だが・・・

『どうだ?味は?』

『ん・・が!・・・んぐ・・あ!!!』

ヒナギクが苦しそうに声をあげる。

『ハ・・ヤテ・くん?・・・生き延び・・て。幸せに・・・・暮らして』

「ヒナギクさん!ヒナギクさん!」

もうこちらの声は届いていない・・・いや、届かなくなった。

「う、うそ・・・いや、イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「くそ!くそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

二人が叫ぶ。

『その声は・・・ハヤテか?』

通信機から声が漏れたようだ。

『フッフッフ、面白い。和也を処理したらそちらに向かうとしよう』

「!!・・・何・・だと・・!」

『待っているがいい。お前にも新兵器の味を味合わせてやる』

「貴様、貴様ーーーーーーーーーー!!!!!」

『待っているがいい』

グシャ!・・・ザ、ザーーーーーーーー
通信機を壊されたらしい。
そして、ハヤテたちの心には負の感情だけが残されていた。

「僕たちは・・・負けたんだ」

隣で泣く輝雪の目には光が灯っておらず、濁った色合いをしていた。ハヤテも。

いつしか、戦場には銃声はなくなり乾いた風だけが吹いていた。
・・・
・・



〜ムラサキノヤカタ〜
六月十三日(金)
「「「「「「「うわーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」」

ナギ以外の住人は全員四時に叫びながら起きた。


朝の食卓では(ナギ、虎、幽霊は除外する)全員が疲れきった表情だった。

「・・・どうました?」

「凄くリアルな夢を見たわ」

「私もだ」

ヒナギクと千桜にも昨夜の事は伝えている。

「・・・ハル子はどんな夢を見たの?」

「戦争の夢だ。私は雇われたスナイパーとして戦場に駆り出され、和也と一緒に順調に敵を倒してるところにナギが現れこの世のものとは思えないものを食べさせされた。和也は逃がしたがそこで途切れた」

「え?」

「どうした?」

「俺も同じ夢を見ている。俺目線でその後の続きまで見た」

「・・・そうだったのか」

「俺のは最初のところは書記と一緒だ。その後、生徒会長と合流し、怪我を大分負ってたから近くの洞窟まで逃げたんだ。そこでハヤテと連絡をとりその時にナギに襲撃され目の前で生徒会長がゲテモノを食べさせられやられるところを見せさせられ今度は俺の方にも来て同じのを食べさせられた。・・・そこで終わりだ」

「わ、私も!戦場でマリアさんと一緒に敵の拠点を潰してたの。そして、最後の拠点を潰そうとしたら突然爆発が起きてマリアさんに助けられた私は助けを呼びに行ったの。後は和也と一緒。」

「私もですわ。最初のところはヒナギクさんと一緒です。その後はナギの部下と思われる人にさらわれてその後は敵の本拠地のような場所でアリスさんと会い、逃げようとするのですが敵に捕まってしまい・・・その後は多分皆さんと同じです」

「私は、最初は輝雪と一緒に行動を共にしてたのですが、途中はぐれてしまい、敵に人質兼情報源として連れてかれてマリアと出会いましたわ。その後はマリアのやられるところを見て私も同じ運命を・・・」

「私も。最初アリスちゃんと行動してたんだけど、爆発ではぐれたの。私の部隊も全滅して、途中ハヤテくんと合流したわ」

「ハイ。僕も見ました。確かに輝雪と合流しました。その後、和也から通信が来て途中ヒナギクさんと変わって、そしたらお嬢様が・・・。後は和也たちと同じだと思います。そして絶望感だけが漂ったところで終わりました。幸い、僕と輝雪は新兵器を味合わずにすみましたが・・・最後まで残ってしまった身としてはかなり悲しかったです・・・」

皆は同じ夢を見てストーリーも繋がっていた。ナギの料理を作る発言は皆の心が夢の中でも繋がるぐらいの危機感を与えていた。
・・・いや、

「これはただの夢か?」

「どういうこと?お兄ちゃん」

「正夢ってこともあり得る」

「いやいや、ありえんだろう」

戦争の夢、それは正夢になるはずがない。だが和也は、

「別に戦争そのものじゃない。状況だ。つまり、輝雪とハヤテ以外が何らかの事情でナギの料理を食べる羽目になる」

「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」

否定する者はいなかった。

「皆!準備は出来たか!学校に行くぞ!」

一応言うと、天気は雨。


〜白皇学院〜
話し合いは午前中に行われた。ナギは有無を言わせぬ勢いで自分がキッチン担当になったら休み時間になってすぐ早退した。

「・・・来たんなら最後までいればいいのに。・・・ナギに期待した私が馬鹿だったわ」

「しょうがないですよ、ヒナギクさん。お嬢様ですよ?」

若干失礼な事を言う執事。でもまるで大げさに聞こえない。むしろ足りないぐらいだ。

「その程度の表現じゃ、ナギちゃんのこと、一ミリも表現出来てないわ。・・・やつは悪魔よ」

「輝雪、料理に関してだけはナギに厳しいな。何かあったのか?」

「・・・聞かないで」

番外編やろうかな〜?

「衣装合わせやるよ〜♪」

ビグッ!
ハヤテが危機を感じとる。

「・・・女物は着ませんよ」

「ハヤ太くん、今回は本気の本気でくじ引きなんだって」

「タネも仕掛けもないぞ」

「本当ですか?」

「何なら一回中を見てみるがいい。入れ物を変えてもいいぞ」

「今回はお姉ちゃんが『皆が楽しい祭りにしろ』って強制的な女装は禁止されたわ。・・・まあ、くじ引きで引いたら着なきゃいけないけど皆同じリスクがあるから」

「・・・わかりました。ですが箱はこちらに変えさせてもらいます。三人もくじを引く順番は最後で」

「いいよ〜♪」

「わかった」

「よかろう」

ーくじ引き中ー
「・・・(ずーん)」

ハヤテがダークオーラをまとう。

「ハヤテくん、残念ね」

「シンデレラ、頑張って」

輝雪とヒナギクがハヤテを励ます。

「いいんですよ。何となく予感してましたから。それ以前に僕は不幸だから十中八九ハズレを引くに決まってるようなもんですよ」

「校内での撮影は禁止だから!」

「お姉ちゃんも動画研究部の隠しカメラ回収して回ってるらしいし!」

「「「な、何だってーーーー!?」」」

どうやら知らなかったらしい。
まとまな雪路はほんと違和感ある。

「ハヤテは大変だな」

「お兄ちゃんは狼だったよね」

「・・・イメージにピッタリね」

「お前の中の俺のイメージは孤独なのか?」

「一人でいるの好きそうだし」

「ヒナギク、違うわよ。好きそうじゃなくて、好きなの♪」

「うるさいぞ。上から長靴をはいた猫に魔女」

「うるさいわよ!」

「ヒナギクの猫耳と猫しっぽ。今からワクワクだよ〜♪」

「しなくていい!」

和也は狼、ヒナギクは長靴をはいた猫、輝雪は魔女だ。

「そういえば理沙ちゃんなに引いたの?」

「私か?私は・・・一寸法師の姫だ」

「・・・イメージと合わないね」

「そうゆうお前こそどうなんだー!泉ー!」

「そうだー!見せろー!」

「うわー!?美希ちゃんまで!?」

「よっと。・・・人魚姫?」

「そうか〜、最後は泡になるのか」

「で、だれを誘惑する気だ?ハヤ太くんか?」

「もう!二人共!///」

「全く、美希のはなによ」

「あ!こら!ヒナ!」

「えーと、なになに。・・・白雪姫?」

「///////////」

「(ニヤニヤ)」

「(笑)」

「二人共笑うなーーーー!//////」

泉は人魚姫、理沙は一寸法師の姫、美希は、白雪姫になった。

「・・・東宮?」

「ああ、和也か」

「大丈夫か?」

「もう、死にたい」

「何があった!?」

「これ」

一枚の紙を和也に渡す。くじ引きの役が書かれた紙だろう。

<キリギリス>

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(滝汗)

「僕はきっと世界に必要とされてないんだ。神様に見捨てられたんだよ。もう、生きていく希望が無い。ああ、行きたい。川の向こう側にある綺麗な大地に」

「それを目指したら本当にアウトだ!?」

「さよなら皆。僕が死んだら人が近づかないような樹海の奥地に捨ててくれ」

「東宮!?」

もう、いろいろアウトだ。
そんな時、ハヤテは愛歌と伊澄と話していた。

「まあ、綾崎くん、元気を出して下さいね」

「ハヤテ様、気を強く持って下さい」

「ありがとうございます。少し元気が出ました。ところで二人は何の役になったんですか?」

「私は魔女ですね」

「愛歌さんもですか?僕はてっきり同じ役はないものだと・・・」

「輝雪さんのはシンデレラの魔女。私は白雪姫の魔女ですわ」

「ああ、なるほど。伊澄さんは?」

「私は桃太郎です」

「はあ。何かイメージとかけ離れてますね。くじ引きの怖いところですね」

愛歌は魔女(白雪姫ver.)、伊澄は桃太郎だ。ひとまずこれで全員の役は決まった。

「ほらー、皆座って」

「あ、先生」

雪路が入ってきた。

「皆何やるか決まった?くじ引きだったんだからどんなの引いても文句言わないように。来週から準備が始まるけど一人一人が自分の役目に責任を持ってやるように」

((((((((((やっぱり真面目だ!!))))))))))

こうして今日も過ぎて行く。

ーーーーーーーーーー
「前半の夢・・・あれ以上の悪夢は無いわ。断言できる」
「ああ」
考えんの大変だった。
「まあ、ひとまず今回はおしまい。読んでくれてありがとうございます♪」
「また次回」
それでは♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.43 )
日時: 2012/07/05 16:45
名前: キー

 調「どうも、キーは来週の月曜日から始まる期末試験の勉強をしている……フリをしてい
ます。なので、今回はキャラのみです。」

 リン「さて、50倍がダメなら次は123倍のクッキーをわたしておくわ。」(クッキー
to 匿名)

 調「何故そんなに微妙?そして前回のリンの意見、完全に否定されたな。」

 リン「そうね。それなら彼を使って洗脳するのもいいかもね。」

 樹「どうも。しばらく箱猫に出てない樹だ。まぁ、確かに洗脳すればどうにかなるが、ど
うしようか。俺はやってもいいぞ。」

 調「いや、だから小説に影響するようなことはするな。」

 リン「はいはい。あと、夢ね。現実にしてあげようか?」

 調「リンが怖ぇぇぇぇぇぇぇぇ。」

 リン「冗談よ。」

 奏「ですよね。さすがにそんなことは出来・・・」

 リン「できるわよ。あぁ、ナギを表わすのに悪魔ではぬるいわ。彼女は…ナギよ。」

 奏「どこが表現できているの?」

 リン「ナギを言葉で表すなら今意味を持って存在する言葉では表せない。だから『ナギ』
という表現をつくるのよ。

 調「こんな感じ。」

 ・ナギ…?三千院ナギ
     ?三千院ナギほどの料理を作るダメなHIKIKОMОRIを表わす名詞

 リン「そう、そんな感じ。私はその料理平気だけど。」

 調「ほとんどの衣装はミスマッチだな。」

 リン「キリギリスねぇ。何故そんなものがあるのか謎ね。」

 奏「にしても文化祭楽しみね。私も行こうかしら。『鬼狩り』の文化祭。」

 リン「そうね。サラ達も誘ってみんなで行こうかしら。」

 奏「よし、皆で行きましょう。リンさん、ほかのお客さんのためにナギの料理食べてあげ
て。」

 調「だから影響を与えるな。というわけで文化祭楽しみにしています。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.44 )
日時: 2012/07/08 17:07
名前: コサッキー

どうも!久しぶりのコサッキーです!

零司「連れてこられた大神零司」

いや〜、テストがあってしばらく感想かけませんでしたよ〜♪

零司「んなこと知るか」

ひどい!?

零司「んじゃ、感想な」

夢が怖いね…。

零司「そうか?」

……流石修羅場をいくつも通った主人公…。

零司「まぁ、な…。因みに夢の通りにする事は出来るけどさ♪」

何を楽しそうに言ってんの!?

零司「え?結構楽じゃね?」

君の実力考えたらそうなるけどねぇ!?

零司「はっはっはっは♪」

……わっらえねー…。

零司「ま、それはどうでもいいとして。まあ、チビ嬢を黙らす方法なんて沢山あるだろ?」

零司の場合は?

零司「威圧」

……えー…。

零司「それが一番傷つかなくて簡単だからな」

うん、まあ、そうだけどさ…。

零司「まぁ、諦めろ。んで、衣装…」

みんな面白いねー。因みに零司だったら……吸血鬼とかどう?童話じゃないけど。

零司「やめて?本当にやめて?」

まぁ、そこは考えておくや…。

零司「だからやめろよ!!」

では!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.45 )
日時: 2012/07/08 22:32
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

「キーさんのとことで修行して復活!輝雪で〜す♪」
今思ったんだけど、箱猫と鬼狩りって、若干リンクしてるよね。
「確かに」
「そして最初の感想者は今話題に上がったキーさんたちです♪」
そういえば輝雪、キーさんのこと嫌いじゃなかった?
「いつまでも恨んでたら人生楽しくないわよ♪」
「では早速」
「「「感想ありがとうございます!」」」
ん?輝雪。お前宛に荷物あるぞ。
「なになにー?」
<クッキー・辛さ百二十三倍>
「リンさん、どうやったらこんなの作れるんだ?」
輝雪の料理が基本だから、普通の人が食べたら単純計算で七×百二十三=八百六十一!?一年以上も味覚がおかしいままになる代物だよ!?
「わあ〜リンさんありがとう♪」
「普通に受け取るし」
怖くなってきた。
「リンさんの意見は確かに否定したわ。事実だもの」
「結構ズバズバ言うなお前」
「いくら好きでも・・・いや、好きだからこそズバズバ言えるのよ」
「まあ、そうだな。多分。で、リンさんは怖いこと言ってるぞ」
「樹さんってたしかハヤテくんを治療した研究者よね、そんなこともできるんだ」
ねえねえ。夢、現実にしてもらう?
「「マジでご勘弁」」(←土下座)
そしてナギを表現する単語は<ナギ>と。
「理由に納得♪」
「理解」
つまりナギは結局のところ悪魔でも破壊神でもなく<ナギ>と。
あと、キリギリスは童話・・・というよりも絵本でアリとキリギリスってのがあったような記憶があったので。
「たしか働き者のアリが冬に向けて準備してる時に遊び人のキリギリスはずっと歌とか歌ってて冬になってから大変になるという」
「限りなく哀れなキリギリスの話だろう。それが東宮になったと」
・・・運命って残酷だね。
「「決めたのお前だろ!」」
う・・・。
「文化祭にがぜひ来て下さい♪本編にお出しすることはできませんが楽しんで行って下さい♪」
それでは、感想ありがとうございました♪

続いてはコサッキーさん!お久しぶりですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「前回が六月十日だから、約一ヶ月ね。でも、来てくれてありがとう♪」
「夢が怖くないか。どんな壮絶な人生を生きてきたんだ?」
わからん。でも、凄かったんだろうな〜。
「そして夢を現実に変えるのはマジでやめて!鬼がどうこう以前にナギちゃんの料理が一番の恐怖だから!」
「戦いはどうでもいい。三千院の料理の方が怖い」
相当だね〜。
「ナギちゃんを止める方法、威圧?・・・!!」
「その手があったか・・・!」
どんだけテンパってたんだよ・・・。
「「・・・」」(←意気消沈)
あらら。零司の衣装はドラキュラか。似合いそうですね♪僕個人では和也と同じ狼が似合いそう。でも、子豚の家は鉄拳で壊せそうだし、母ヤギが近づいても気づきそう。狩人も返り討ちにしそう。
ま、ガンバ♪
感想ありがとうございました♪

さーて、本編だ。
「♪〜♪〜」
輝雪、機嫌がいいね。
「クッキーが美味しくてね♪」
「ああ、リンさんが渡したやつ」
大丈夫なの?
「ん〜とね、ちょっと体が熱い。水も少し欲しいかな」
!!
「ついに輝雪が」
辛いもの食べて水飲みたいって言った。
「生まれて初めてだぞ」
「もう!気分がいい時にちゃちゃいれないでよ!」
はいはい。そんじゃ本編行きますか!
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第十九話     変わった休みの過ごし方〜前編〜
〜ムラサキノヤカタ〜
六月十四日(土)

「ご飯が美味しい(泣)」

「ああ、凄く美味い(泣)」

「とても美味しいですわ(泣)」

ついに味覚が復活した三人。いままでで一番美味しかったらしい。

「私たちはたくさんの命を食べてきたのね」

「今まで食べてきた命にも、これから食べる命にも」

「精一杯の感謝を込めて」

「「「いただきます!!」」」

もはや悟りを開けるレベルに達していた。

「よかったですね、皆さん♪」

ちょっとした朝の出来事。


「ハヤテくん♪」

「輝雪、どうしたの?」

「今日ちょっと付き合って」

「どこかに行くんですか?和也を誘えばいいんじゃ?」

「私も最初そう思ってお兄ちゃんに声をかけたら『ハヤテに頼め』の一点張りで」

「そうですか。別にいいですけど、どんな用事ですか?」

「来てからのお楽しみ♪」


〜何処ぞの店〜
「ここですか?」

「ええ♪ここの“超激辛・天元突破カレーライス”っていうのを食べてみたくて」

凄い店もあったもんだ。

「そしてね!十分いないに食べた量によって賞金が貰えるの!カレーの量は普通で一皿一万円!」

「何か、輝雪のための料理みたいですね」

店側から立ち入り禁止にされそうだ。

「まあまあ、ということで、レッツゴー♪」

ガラララ・・・

「へいラッシャイ!」

熱のこもった厨房から声が聞こえる。カウンターの前に座ると臆することなく輝雪は言う。

「超激辛・天元突破カレーライスお願いします!」

「「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」」

店内の全員が驚いた。

「嬢ちゃん・・・本気かい?」

「本気です。そっちこそ、カレー出すの遅れないで下さいね」

「いうじゃねーか。・・・いいぜ。十分待ってな。わりーが注文は一時中断だ!おめえら、全力でかかれ!嬢ちゃんも今更無理です何て言わせねーぞ」

「望むところです(ニヤリ)」

戦いの火蓋が切って落とされた!


〜輝雪vs店〜
一分経過

「おかわり!!」

「「「「「何だとーーーーーーーーーー!?!?!?」」」」」

一万円獲得。

一分三十秒経過

「次お願い!!」

「「「「「おらぁああああああああああああああ!!!!!」」」」」

「お待ちぃいいいいーーーーー!」

更に一万円獲得。

二分経過

「ちょっと遅いんじゃ無くて?」


「へ!次からはもう遅れはとらねえ!!」

「あ、そう。ごちそうさま♪」

「てめえらぁああああああーーーーーーー!!!」

「「「「「アイサーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」」」」」

更に一万円獲得。

二分二十秒経過

「「「「「早くなってるぅうううううううう!?!?!?」」」」」

「食べれば食べるほど私は強くなるの!ゴチ!!」

更に一万円獲得。

二分四十五秒経過

「もっとちょ〜だい♪」

「「「「「負けて・・・たまるかーーーーーーーーー!!!!!」」」」」

「限界を超えろーーーーーーーーーーー!!!!!」

「もう五万円獲得してますけど・・・」

更に一万円獲得。合計五万円

三分五秒経過

「てめえらぁああああああああ!」

「「「「「うっす!親分!」」」」」

「わかってるな!合言葉だ!!!」

「「「「「できるかできないかじゃねえ!やるかやらないかだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」」」」

「おかわり♪」

更に一万円獲得。




こんな調子で食べ進める輝雪。作者の都合上はしょりますがあの後、さらにペースを上げて結果的に三十二万円獲得したのであった。


「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」

「・・・・・・・・・・輝雪?」

「・・・・やり過ぎたかしら?」

屍の山ができていた。

数分後、何とか全員が復帰して店は持ち直した。

「やられたよ嬢ちゃん。ほら、賞金の三十二万だ。持って行きな」

「ありがと♪また来るわね♪」

フッ
店長は笑い、店員を集め一列に並ばせた。そして、

「「「「「「勘弁して下さい!!!!!!」」」」」」

「「・・・は?」」

晴れて出入り禁止となった。
ーーーーーーーーーー

大変だった。
「輝雪、何してるの?」
「いやね。結構美味しくてね。つい・・・」
店のブラックリストに載りました♪
「「はぁ〜」」
まあまあ。それでは!今回はこれで!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.46 )
日時: 2012/07/09 14:29
名前: キー

 キーでし。

 まず、そうですね。リンクしかけていますね。鬼狩りが面白いからですよ。面白いものを
書く匿名さんのせいです。<(`^´)>

 調「それはただの八つ当たりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。匿名さんは悪くないだろう。どう
せ輝雪たちの事だからまた匿名さんが弄られるぞ。」

 面白いのは本当だし…

 調「それは否定しない。」

 だからついつい乱にゅ…

 調「それはダメだぁぁぁぁぁ。匿名さんに迷惑だぁぁぁぁぁ。」

 じゃあ、介にゅ…

 調「変わらねぇぇぇぇぇぇ。…まあいいや、感想いくぞ。」

 “超激辛・天元突破カレーライス”って、『天元突破・グレン●ガン』が浮かんだ
のは僕だけですかね。……まぁ、いいや。

 リン「123倍でこれだったら限界は125倍くらいかな。」

 調「輝雪って……人間だよな。」

 リン「別に普通でしょ。」

 調「リン、一ついっておくとな、……リンと人間を比べんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ。お前
は半分人間じゃないだろ。」

 リン「裏返せば半分人間よ。」

 調「というより、普通の量のカレーって、辛くなくても32杯はつらいぞ。」

 リン「そして、マリア達3人は治ったか。ずいぶん壊れてたわね。……だらしない。」

 調「いや、箱猫でも輝雪の料理を平気で食えるのは僕とリンだけだろ。」

 リン「そして、ブラックリスト入りか。…輝雪、こういうものは一回で32杯じゃなく
て、1回当たり4・5杯くらいにして何度もこればいいのよ。」

 調「ていうか、カレー屋は大損害だな。32万+32杯分のカレーの大損だ。よくつぶれ
なかったもんだ。」

 奏「そして、新キャラが出るのはこの小説内での日曜日とどこかで聞きましたね。匿名さ
んは覚えていますかねぇ。」

 調「つーか、キーって今日から試験が金曜日まであるのだが、こんなところにいて大丈夫
なのか?」

 あっはっは。今日は生物の試験中に寝ちゃってね〜。終わったね。そして、2つある英語
の片方は……全問題を鉛筆を転がすという方法でやったから……赤点必須だね。……勉強せ
ずに頭がよくなる方法ってどこかに堕ちて無いかな〜(ToT)/~~~

 調「すとーっぷ。では匿名さん、次回も楽しみにしています。」

 リン「輝雪も、サボらずにしっかり鍛錬しておきなさいよ。…次来たらもう少し別のもの
を教えてあげるから。……わz…」

 調「すとーっぷ。それは間違いなく影響が出るからだめだぁぁぁぁ。いや、前回のも多分
影響出かねないけど。」

 では本当にここまでです。次回も楽s…

 リン「楽しみにしています。」

 ………………(ToT)/~~~
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.47 )
日時: 2012/07/09 17:54
名前: コサッキー

コサッキーです♪

六花「天皇州家メイドの志姫六花です♪」

という訳で、今回は六花さんを連れてきました♪

六花「といっても、今出てるオリキャラは私と大神君くらいですけどね〜♪」

まぁね〜。黒ローブも含められるけどさ。敵だしさ。

まぁ、それはそれとして。

六花「感想にいきましょうか♪」

まず、三人は味覚が戻ってたんだ…。

六花「まぁ、食べ物への感謝の再確認はいい事ですよね〜♪」

……六花さんそういうの忘れると怖そうだよね。

六花「別にそういうわけじゃありませんよ?」

……うっそだー。

六花「塵にされたいんですか?」

ごめんなさい!!

六花「というか、若干デートっぽいですよね〜♪」

そだよね〜。

六花「そして、カレー屋さんのメニュー…。それを食べられるのは輝雪さんぐらいでしょうね…」

因みに零司は辛い食べ物が嫌いだったりします♪

六花「意外ですね〜」

まぁねー。

六花「まぁ、それはそれとして。カレー屋さんもよく潰れませんね…」

ねー…。というか、輝雪食いすぎ。

六花「太らないといいですね♪」

……太らないと思うけどさ、多分。

六花「では、ここらへんで」

ではでは〜。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.48 )
日時: 2012/07/10 20:06
名前: RIDE

どうも、RIDEです。


間が空きましたが感想書きたいと思います。


ハヤテたちが見た戦場の夢。
あれは面白かったです。
全員が同じ夢を見るなんて滑稽でした。
それだけナギが恐ろしいのでしょうか。


クラスの配役はまあ妥当と言ったところでしょうか。
東宮も、合っていると思います。
賑やかになりそうな感じがします。


輝雪の食べっぷりはすごいですね。
エンゲル係数がただならぬことになっています。
もう暴食ととらえてもいいですかね…


次回はどんな話になるのか楽しみです。
更新頑張ってください。
それでは。


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Re: 鬼狩りの一族 ( No.49 )
日時: 2012/07/11 21:38
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

はぁー。
「どうしたの?」
学校で夏の勉強合宿が夏休みにあるんだけど・・・それ自由参加なのに部活入ってないからという理由で強制参加に。反論したら『お前は進学するんだろ』って言われて・・・行きたくもないのに行かられ終いには一万五千円払えだー!?ふざけてんじゃねーぞこらー!!
「ストップストーップ。終わりそうにないから」
「レス返しやるぞ」
勉強のストレスをこっちで発散だ!
「いや、勉強家でやってないでしょ」
「やれよ」
・・・・・・・・・・・・・・。
さあ、行きましょうか♪
「「おい!」」

最初の感想はキーワードさんです♪
「ここまで来たらやるしかないか。感想ありがとう♪」
「いつもいつも本当にな」
あはは。で、キーさん!?そんなこと言っちゃったら・・・
「へ〜♪(ニヤニヤ)」
「ほ〜。・・・偉くなったもんだな」
違ーう!からかうな!
「はいはい♪で、あんたはキーさんのとこのキャラを書けるの?」
ん〜、ちょい無理。
「いやいやいや、何でキーさんのキャラを出そうとしてるの?」
何となく♪
それでカレーライスは〜ハイ。グレン◯ガンから取りました♪
「『何か辛そうな名前!』tれ考えたら頭に浮かんだのよね」
「んでまあ、輝雪の限界は多分そのくらいです。あと、三十二杯は結構食べますよ、輝雪は」
あれだよね。まだ食えるけどこんぐらいでやめときます、って感じだよね、輝雪。
「私って燃費悪いのよ。あと、リンさんの言うとおりね。抑えれば良かったわ」
「あの三人もついに戻ったさ。悟りを開きそうだったが・・・食べ物に感謝するのは悪いことじゃ無い」
輝雪の料理、優位つの利点、物えの感謝を覚える。
あと、新キャラは最後の方でチラッと出ます!
「ネタバレ!?まあ、入れ方がかなり無理矢理だけどね」
そこは大目に見てよ。
「そして鍛練も忘れないわ!せっかくリンさんたちに協力してもらったんだから!」
「それでは、感想ありがとうございました」

続いてはコサッキーさん♪
「感想ありがとう♪」
「そしてメイド。度々思うが、メイドってなに?」
気にしたら負け♪六花さんもどうも♪
「あの三人は味覚がやっとか戻った。やっとかな。これも全て無自覚必殺料理人のせい」
「誰が無自覚必殺料理人よ!失礼ね!」
でもたしかに六花さんが感謝の気持ちも忘れたりしたら怖そうだよね。
「あんた、死にたいの?」
「・・・自殺志願者」
違う!そして六花さん!これは言葉のあやで・・・。
「さよなら匿名。あんたの後はお兄ちゃんが引き継ぐわ」
「俺かよ。やだよ面倒だし」
俺が死ぬことは決定事項なの!?
「「うん」」
・・・逃げ切ってやる!
「「無理」」
うわーーーーーーーーーーーーーー!!!(泣)
「ん?輝雪」
「何?・・・!?///デデデ、デート!?/////////」
「無自覚か。まあ、あの料理店であれを食べれるのはこの世界では輝雪だけだろうな。・・・他作品は知らんが」
あと輝雪は太りません♪不思議ですね〜♪
「作ったのはお前だろ。というか復活はや」
気にすんな♪
で、零司は辛いのが駄目なんですね。輝雪は甘いのが無理です♪
「前にチョコ食べたら大惨事に・・・」
ハハハ。コサッキーさん♪感想ありがとうございました♪

「最後はRIDEさん♪ありがとう♪」
夢面白かったですか♪ありがとうございます!めっちゃ力いれました!
「三千院は・・・怖いです」
「・・・・(ガタガタ)」
どんだけだよ・・・。
「配役か」
「お兄ちゃんは狼ね♪」
「はっきり言って、東宮があわれだった」
しょうがない♪
「決めたのお前だろ」
・・・。
「今度は輝雪の話題か」
「食べ過ぎじゃないもん(プク)」
頬を膨らましても変わらないぞ。
「全くだ。RIDEさん、ありがとうございました」

本編だー!
「もはや現実逃避に近いよな。お前の場合」
ふん!
「全く。他にやることないの?」
テイ◯ズのゲーム。
「「それだけ?」」
Yes。
「・・・本編行くか」
「そうね♪」
憐れむなーーーー!
「「スタート!」」

ーーーーーーーーーー
第二十話     変わった休みの過ごし方〜後編〜
〜商店街〜
「♪〜♪〜」

「輝雪、ご機嫌だね」

そう、輝雪は前回賞金で三十二万円を獲得しており機嫌がすこぶるいいのだ。

「何に使おうかな〜三十二万円♪」

「そんな計画なしに使ったら・・・」

「そういえば私服が小さくなってたような。下着もきついし。と、なると三万円は服代。鬼狩りの使命でしばらくここの滞在するし、三ヶ月分の家賃として十五万円。あとお兄ちゃんが新しいバックって言ってたっけ。私のもボロボロだし、三千円はこっちに回す。差額がめんどいから今日の遊び代金は七千円。残り十三万円は私とお兄ちゃんで分けると」

「凄い計画的!?」

「どうしたのハヤテくん?」

輝雪たちの家、というよりも鬼狩りの一族は基本的にお金持ちなのだが、二人は幼い頃から鬼と戦っているため、“限られた時間、使える物、全てを無駄なく使う”精神が日常生活にも反映されており、無駄なものは一切切り捨てるように生きてきた。そのため、もはやこの行動は本能に近い。余った金もいつか使うかもしれないからと貯金。実際のところ、輝雪と和也の貯金額は百万近くある。まだ学生の身でありながらこれだけの額を自分たちだけで集めるのはなかなかのものだ。

「え、いや。えと、この後どうする?」

今更だが自分も今まで似たような生活をしてきたのでハヤテは話題を変えてはぐらかす。

「ん〜、特にないなら帰るのがいいかもしれないけど、帰ってもやること無いのよね」

「たしかに。じゃあ、あ!あそこなんてどう?」

ハヤテが指差した先には、

「ゲームセンター?」

ゲームセンターがあった。ゲームよりも試合(ゲーム)が好きな輝雪(と和也)はこういったところに余り立ち入らないため、どういうものか全く知らないのだ。

「でも、どんなのかわからないし」

「どれもやり方は簡単だから大丈夫だよ♪できるかどうかは人次第だけど」

ハヤテは昔、クレーンゲームで格安で手に入れた商品を人に売って儲けたり、金をかけて勝負したりなど、ゲームセンターの事は知り尽くしている。

「さ、入ろう♪」

「まあ、時間もあるし、いいか♪」


〜ゲームセンタ〜
「うわ〜、いろいろあるのね〜」

「そうだね。さ、何からやる?」

「ん〜・・・ん?これ何?」

「ああ、これはガンゲームの一つで、この銃を使って仮想の敵を撃つ・・・」

言葉はそこでとぎれた。何故ならそのゲームのタイトルが

〜勇者残滅隊〜

何かシンプルにやばそうだった。

「えい♪」

チャリーン
軽快な音と共にお金が投入される。

「ささ、ハヤテくんも♪」

「・・・ハイ」

もう引くに引けない状況だった。

ちなみに、武器の形は禍々しい銃だった。

あらすじ

昔々あるところに悪魔がいました。

ですが、悪魔だからと言って、人を襲うわけではありません。

人里離れた場所で静かに暮らしていました。

そんな悪魔たちの平穏を壊す者が現れました。

勇者です。

勇者は己が名声の為に人々に『悪魔は悪い奴』という知識を埋め込み悪魔たちを滅ぼす理由を作りました。

勇者たちにしてみればただの遊びですが悪魔たちは大迷惑です。

悪魔たちはしょうがなく別の場所で暮らします。

ですが勇者は必要に追いかけます。

逃げども逃げども追いかけてくる勇者に悪魔たちは疲れてきました。

そんな時、事件が起こりました。

魔王様が死んだのです。

悪魔たちは泣きました。どうしてこんなことに?それは誰もわかりません。

そしてついに、悪魔たちは溜まりに溜まった怒りを爆発させました。

勇者を殺す。

悪魔たちは人間に化け、人間の街えと行き、勇者の本部えと向かいます。

悪魔たちの戦いはスタートしました。

「初っ端から面白み無くサラッと重いんですけど・・・」

「気にしない気にしない♪」

『勇者に復讐だーーー!』

『おおーーーー!』

1stステージ
兵隊
『潰せーーーーー!!!』

『『『おおーーーーー!!!』』

「うわ!!始まった!」

「なるほど。撃つのは実弾じゃなくてエネルギー弾ね」

「え?待って、これ無駄に難易度高くない?」

ハヤテはすでにHPを三割ほど削られていた。
それに対し、

「・・・・・・!!」

バンバンバンバン!
ガシュ!
バンバンバンバン!・・・

輝雪は連射、リロードを全部で約一秒でこなし、次から次えと葬っていった。

ステージクリア

「第一ステージクリアね♪」

「・・・凄いね輝雪」

「お、イベントよ♪」

『よし!あらかた片付いたな。皆!行く』

『!!リーダー危ない!』

バーン!!

『何・・だと』

『生きて・・・お願い』

『おい・・・死ぬな。・・・モブ子ーーーーーーー!!!』

「何ですか!?モブ子って!?」

「モブキャラじゃない?」

「捨てキャラ!?」

2ndステージ
魔物

「相手は勇者ですよね!?」

「使い魔じゃない?」

『クワセロ・・クワ・・・セロ・・・・・・クワセローーーーーーー!!!』

「腹すかしてますよ!?」

「これは少しきついわね〜。・・・現実なら負けないけど」

アハハ
ハヤテが乾いた笑いを漏らしてると、

「あれは!」

輝雪はステージにほぼ同化して普通なら見つけることができなさそうなアイテムを見つけ獲得する。

「・・・何か喰いたきゃこれを喰らえ!」

輝雪は銃を撃つ。すると、

ズシャァアアアアアアアア!!!

極太ビームが放たれた。

「・・・(呆然)」

「ふむ、五発まで装填されてて一発チャージするのに三秒かかるか・・・(ニヤリ)」

そこからの輝雪は鬼神のごとき強さだった。・・・何かこの小説でこの表現は違和感あるな。

ステージクリア

「やった♪」

「またイベントですか・・・」

はっきり言って嫌な気しかしないハヤテであった。

『はあ、はあ。勇者め。魔物を出してくるとは。だがこれで、勇者ももう手はないはずだ』

ゴゴゴ

ドアが開く。次の瞬間、

『危ない!避けて!!』

ドガァアアアアアアアン!!!

『嘘、だろ。・・・モブ江・・・モブ江ーーーーーーーーーーーーー!!!』

「またこの展開ですかーーーー!!!」

『貴様・・・裏切ったのか・・・邪神ベルゼ!!!』

『裏切った覚えなどない。我が望むは戦い。ゆえに、我は誰の味方でもない』

『許さねぇ。絶対に許さねーぞ!お前は・・・殺す!!』

『やれるものならやってみろ!!!』

3rdステージ
邪神ベルゼ

「ボス戦ね」

「ここまで来たらやりますよ!・・・何か勇者には負けたくないです」

バンバン!ドーン!バンバンバンバン!ドーン!

「く・・・!!」

「強すぎですよ」

攻撃は何とか避けるもこちらの攻撃は殆どくらわない。しかも相手は回復までする。それに、ゲームの中でキャラの動きが制限されてるため輝雪も全部除け切ることはできず、ハヤテの残りHPは三割を切り輝雪も五割を切った。

「(どうすれば)」

必死に考える。何かヒントは無いか、ハヤテに話しかける。

「ハヤテくん!こういう大型モンスターって、ゲームだとどう倒す!?」

「ええ!?それは毒をかけたり麻痺にしたり、あと相手の技を避けてディレイさせたり!」

「他には!?」

「背後から攻撃かな!」

「背後・・・それだ!」

「え!?」

「さっきからこのボス、ずっとまん前しか見せないのよ!きっと背後には弱点が・・・!ハヤテくん!二手に別れて挟むわよ!」

「了解!」

二人はベルゼを挟むように動き、ハヤテがベルゼを引きつけ輝雪が背中に回った。そこには、

<自爆スイッチ>

「「アホかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」」

ドーン!
輝雪が引き金をひき、自爆スイッチに当たる。そして、

『グワァアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?!?』

残り九分九厘残ってたHPは一瞬で消え去った。

「・・・あまりの驚きに叫ばずにはいられなかったわ」

「・・・僕もです」

『く!何故だ。我が負ける要素など・・・』

『何と言おうとお前の負けだ!大人しく道を開けてもらうぞ』

『・・・よか』

『そうはいかないよベルゼ』

『!?避けろ!』

ドン!

『え?』

悪魔はベルゼに押されてその場から飛ばされ、ベルゼは、

ズガァアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

巨大なビームによって消滅した。

『そんなベルゼ・・・嘘だ・・嘘だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!』

『くくく、裏切るからだよ。正義の味方に裏切りは厳禁だよ?』

『・・・・・ま』

『?』

『・・・貴様ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』

『そうか、怒ったか。だが駄目だ。君たちのゴールはこの先だ』

『!待て!』

タッタッタ
ガチャ

ゾァアアアアアアアアアアアアサアアア!!!

『何だ!?この邪悪な気は!?』

そこには大量の武装した兵士がいた。

『気に入ってくれたかな?君たちのために用意したんだ。これで終わりにしよう。希望も、光も、願いも、プライドも、仲間も、家族も、全て消し去ってくれよう!』

「この人本当に勇者ですか!?」

「ちょっとイラついてきた★・・・ちょっとマジになるわよ」

ゾクゥウウウウウウウウウウ!!
悪寒が走った。

『・・・いいだろう。やってやる。だが、貴様は一つ間違えている。この戦いが終わった時すべてを失うのは・・・貴様だ!』

『せいぜい楽しませろ!』

4thステージ
勇者軍団

「何か魔物がいっぱい混じってるんですけど!?」

「流石にきついわね」

と、言いながらも上手くかわしながら攻撃を加えて行く二人。

「(何かないか。何か・・・)」

「輝雪!あれ!」

「!!」

ハヤテが見つけた物、それは、

「取ったーーーー!」

ピコーン
アイテムの入手音

ガシャ

輝雪が引き金を引く。すると、

「ロケット!?」

ミサイルが発車された。武器がミサイルランチャーになるパワーアップアイテムのようだ。そして何時の間にか敵は全滅していた。

「・・・勝った?」

「まだよ」

『ほう、やるな』

『これで終わりだ勇者!』

『そうかな?この姿を見てまだそんなことが言えるかな?』

『これは魔力?貴様!まさか』

『そのまさかだよ!君たちの魔王様から貰ったこの力、試させてもらうよ!』

「第二形態ってラスボスの特権ですよね?」

「というか、勇者が魔王の力を使っていいの?」

『ハァアアアアアアア』

『グッ!』

『これが魔王形態(イビルモード)だーーーーーーー!!!』

『たしかに、その力は強い。だが覚えておけ。強い力にはそれ相応の弱点があることを!!最終決戦だ!!!』

Fainalsステージ
勇者

『喰らえ!闇より誘われし地獄の番犬!ケルベロスファング!』

「何かすっごい大きい口が飛んで来ましたよ!」

「なら!」

ガシャ
ロケランを発車した。

ドガァアアアアアアアン!!
相殺に成功した。

『やるな!ならこれでどうだ!全てを飲み込み無えと還す刃、秘奥技!常闇・光殺刃!』

漆黒の刃が周りを消滅させながらこちらえと向かってくる。

「こいつは本当に勇者ですか!?」

「あ、これは無理」

あっさり諦めた輝雪。主人公に致死の刃が迫る。その時、

ズシャァアアアアア!

『な・・・』

『小さい時から言ってるだろ?気をつけろって』

「嫌だ・・・死ぬな・・・ザコ助ーーーーーーーーー!!!』

「またこの展開!?」

「それ以前にキャラの名前が・・・」

『許さない・・・絶対に許さない!』

『まあいい。これで決りをつけよう。こい、エクスカリバー』

勇者の手には禍々しいオーラを放つ漆黒の剣がでた。

「絶対に聖剣じゃなくて魔剣の類いだよね・・・」

「てかこれ、勝てるの?」

『クソ・・・クソ!』

『クックック・・・クハハハ・・・ハーハッハ!!!』

「クソーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!』

『負けないで』

「「へ?」」

予想外の展開に声を上げる二人。そこには、

『モブ子?』

「は?」

「最初に死んだ子?」

『モブ江、ザコ助、かませ犬、負けキャラ、で落ち、一発屋、不発・・・皆!!!』

「もう少しマシな名前は無いんですか!?」

「でもこの展開は・・・」

『何だその光は!?やめろ!グ、グワァアアアアアアアア!!!』

「・・・勇者、ですよね?」

「そろそろ気にしちゃ駄目よ」

『勇者、貴様にはわからないだろう。だけど、俺には仲間がいる。仲間たちが俺の心で生き続ける限り、俺は絶対に負けない!!』

「何か凄くカッコいいこと言ってますよ」

「さすが主人公」

『グゥゥ!大切なのは力!我が力の前にひれ伏せ!邪神剣・滅!』

『違う!大切なのは仲間だ!それを証明してみせる!シャイニング・サン!』

<トリガーを連射しろ!>

「あ、何か押しまくるみたいですよ」

「OK♪」

下にゲージがあり、赤と青が押したり押されたりしている。このゲージで押し負けたらゲームオーバーなのだろう。
だが、これはあくまで一般人の能力にあわせている。つまり、この超人二人がやると、

「ゲージが溜まりました♪」

「楽勝♪」

このように、一瞬でケリがつく。

『何だと!?我が、負ける?認めん、認めんぞーーーーー!!!』

『全て終わりだ、勇者。もう、お前には何も残らない』

『嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!』

『さらばだ』

バーン!

画面がブラックアウトした。そして、

<ゲームクリア>

の文字が浮かび上がった。
・・・
・・




「疲れました〜」

「そうね〜」

あの後、しばらくふらついて輝雪が興味を持ったものをやり続けた。そして時間が五時を回った頃・・・

「ハヤテくん、これ何?」

「これはクレーンゲームです。このボタンでクレーンを動かし、物を取るんです」

「ふ〜ん、じゃ、やってみるね」

だが、十回やるもなかなか上手くいかない。

「なかなか難しいわね」

「まだやります?」

「ん〜、やめとくわ。そろそろ帰らなきゃ」

「そうですか」

そして二人はゲームセンターをでた。そこで、

「あ!ちょっと忘れ物取ってきます!」

「え?ハヤテくん!?」

荷物は最初から持っていないはずなのに・・・、そう思いながら輝雪は五分ほど待った。すると、

「すいません!」

「遅いわよ!」

「本当にすいません!」

「全く、何を取りに行ってたのよ」

「ああ、これです♪」

「・・・え?」

それは、先ほど輝雪が欲しがっていたクレーンゲームの商品である。

「輝雪が欲しそうだったので」

「・・・はぁ〜」

「え?あの・・えと・・・・気に入りませんでしたか?」

そのハヤテの言葉に輝雪は満面の笑みを浮かべて答えた。

「ううん。すっごく嬉しい」

「そうですか」

「ふふ、ありがと♪」

「あ・・その、えと、//////」

輝雪の笑顔に思わずドギマギすりハヤテ。その顔は夕日と同じぐらい真っ赤だ。

「さ、帰りましょ♪」

「あ、ちょっと待ってくださいよ〜」

輝雪はハヤテをおいてとっとと行ってしまい、ハヤテはそれを追いかけた。

「ハヤテくん」

「ハイ?」

「今夜もこれからもよろしくね♪」

「・・・ハイ!」

そして日は過ぎて行く。






六月十五日(日)
早朝

ある駅のホームでは一人の少女が立っていた。
その子はまるで誰かと話すように喋っていた。だが、実際は少女の話を聞くものなどいない。なのに少女は話続ける。

「うんここで間違いないよ。・・・・・・いや、何処かまでは・・・・・・・・・・私だって精一杯やってるよ。・・・・・・本当にわかってる?・・・・・・・ならいいけど」

一人喋り続ける少女。そしてポツリと言った。

「今回の鬼は・・・ここにいるはず」

ーーーーーーーーーー

オリキャラ出せた〜。
「二、三話先じゃなかったの?」
予定変更♪次回からメインに昇格♪
「そうか」
頑張れよ。
「?何をだ」
いずれ気づくって。それでは♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.50 )
日時: 2012/07/14 19:40
名前: キー

 キーでし。

 調「調だ。…さて、お金の『ご利用は計画的に』だな。」

 リン「さて、ゲームについてはツッコミどころ満載で終わらなくなるので一部だけで。」

 調「さて、勇者をどうしようか。」

 リン「勇者といっても…悪役ね。『悪に染まりきる』勇気を持つ者で勇者かな。」

 調・リン「はい、じゃあ次。」

 早いよ。もっとつっこもうよ。

 調「終わらくなるから却下。」

 リン「さて、新キャラは…ここで出す意味があったのか?」

 調「さぁ?何かの伏線か…匿名さんの気まぐれか………テ●ルズのやり過ぎで判断力が低
下したか。」

 リン「ま、輝雪は絶対に堕ちていると思うけど。…描写的に。」



 あ、僕はテ●ルズが戦場のヴァ●キュリア3になっただけでほぼ同じです。

 調「いや、ヴァイオリンもやっているだろ。今日も『サマーセミナー』で演奏したし。」

 だからつかれたんだよね〜。

 調「……前言撤回しようかな。くれーんげーむで10回分もやるとは。」

 リン「アレにはコツがあるのよ。」

 今日は疲れてダメな感想で終わってしまう。だから次回の感想で取り戻して見せます。

 では、また。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.51 )
日時: 2012/07/15 20:17
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

さあ、今回も始まりました!ラジオの一族!
「今回も本編までの余興として皆さんを楽しませて行きたいと思います♪」
「・・・何だこの始まりは?」
「「気分♪」」
「・・・はぁ」

「さて、今回感想をくれたのはキーさんです♪」
「そういえばお前はキーさんのとこで特訓してたんじゃ?」
「竜神さんとこでやった感想をいつまで引きずるのよ♪まあ、ちゃんと許可はもらったから大丈夫よ♪」
「というより、お前は鬼狩りを書いてまだ一ヶ月くらいだろう。そんなに他作品・・・まあ、感想だが、そんなに絡めてもいいのか?」
・・・ささ♪レス返しを♪
「・・・こいつは」
ゲームについては・・・まあ、頑張って書きました♪
「補足するとこの作者はガンゲームなんて一回もやったことはありません」
「だから、大分適当よね。ストーリーに力をいれてるのよね」
そんぐらい許してよ。
「はぁー。まあ、いいや。勇者に関してはアンチ勇者をテーマに書いてたからね」
うん、僕も大分酷い勇者ができてしまったな〜って、思ってる。
「・・・新キャラについてはどうなんだ?」
ああ、それはあれだよ。今出しておけば次回も気になって見なきゃ!って思ってくれるかもしれないじゃん?
「・・・この作者の考え通りになった人〜、今すぐ戻るを選択だ〜」
やめてーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「こいつは・・・。で、作者は休みのほとんどはテイルズで終わってるよな」
「勉強やりなさいよ」
・・・・・・・・・・・・・・。
「そして毎度のことながら私は落ちてません!!//////」
「何でお前は誤解される書き方しかできないんだ?」
ごめん。
「クレーンゲームは以外と難しかったわ///十回も失敗するとは///」(←熱がまだ冷めない)
「まあ、こんな感じか」
「そうね♪」
キーさん、感想ありがとうございました♪

輝雪はキーさんのとこに戻ったか。
「じゃあ、本編行くか」
それでは、
「「スタート!」」

ーーーーーーーーーー
第二十一話 やっとか出せた。
〜ムラサキノヤカタ〜
六月十五日(日)午前九時

「ちょっとナギちゃん!勝手にリンク解かないでよ!」

「うるさい!この敵は水属性が弱点だからロー◯ンとのリンクア◯ツの方が効果的なのだ!」

「周りに敵がいっぱいいるんだからミ◯との気刃◯旋襲の方がいいの!」

輝雪とナギはテイ◯ズオ◯エ◯シリアをやっていた。

「あの〜、二人とも?難易度アンノウンでそんな話してたら・・・」

「ああ!ジュー◯!」

「ミ◯が、ミ◯が!!」

まあ、ゲームオーバー。そりゃなるわ。あんだけ話してたら。

午後一時

「ハヤテくん」

「ハイ、何ですかマリアさん」

「今週分の食材を買ってきて欲しいのですが、よろしいですか?」

「わかりました。すぐに行ってまいります」

「お願いしますね」

「マリアさんも無理しないでくださいね」

「わかってます」

マリアの仕事、ナギたちの相手。

「マリアさ〜ん、将棋しよ〜」

「マリア〜、ご飯はまだか〜」

「さっき食べたばっかだろ」

「ふん!私はこれからゲームをやるから長期戦になるため食糧は必要なのだ!」

「・・・一生引きこもって朽ち果てろ」

「何だと!?」

「マリアさん、頼みたいことがあるのだが」

「ハハハ」

「はぁー」

頑張れ!ハイスペックメイドさん!



〜商店街〜
「よし、これで全部かな」

ハヤテは無事買い物を済ましてムラサキノヤカタへと向かっていた。

「ふぅ、久しぶりに何事もなく買い物を済ませることができたぞ♪」

今まではよく無駄に重そうな荷物を持ってるおばさんや、無駄に遠い目的地に行く途中で迷ってる子どもがよくハヤテの前に現れ、ハヤテの無駄に高い人助け精神が刺激され助けてるうちに自分の目的が遠ざかることが多かった。
だが、これだけならまだいい。何故なら人のやくにたってるからだ。
しかし、当然ながらハヤテの不幸が呼ぶのはそんな事だけではない。例えば、自分を女と間違えて絡んでくる奴(問答無用で半殺し)。例えば、ひったくりに会ったり(捕まえて警察に送還)。例えば、暴走トラックが自分に猛スピードで突っ込んできたり(避ける事もできるが周りが巻き込まれないように抑え込む)。
今まではそんな事が日常茶飯事だった。

「(でも、こういう時って大抵厄介ごとに巻き込まれるんだよな〜)」

いやいやいや。自分から突っ込むんだろ?

「うるさいですよ作者」

まあ、そんな怒るなって。ていうかあれ、助けなくていいの?

「え?あ、女の子がいかにも不良ですよ。何か?的な奴らに絡まれてる!」

ハヤテは女の子の元えと走って行く。
・・・やっぱり自分から突っ込んでるじゃん。まあ、俺が誘導したんだが。

「奴ら、裏路地に」

不良たちは女の子を連れ裏路地に入ったようだ。ハヤテもそれを追いかけるが、

ズンッ

「!!!」

今まで感じたことのない重いプレッシャーが襲ってきた。いや、ハヤテはこれと同じぐらいのものをすでに感じたことがある。

「(何だ、このプレッシャーは。でも、これに似たものを前にも・・・。あの、どう見ても自分より弱そうな奴を見繕って絡むタイプの不良が出せるものとは思えない。ということは・・・あの女の子が?)」

ハヤテはとっさの事に頭が働かずつい盗み聞きしてしまう。

「ねえねえ、お兄さんたち今お金が無くて困ってるのよ。貸してくんない?」

「そうそう、とりあえず十万でいいからさ」

「まあ、持ってなくても財布の中身全部渡せばいいよ」

「・・う・・・うぇ」

少女は今にも泣きそうだった。

「いやさ、泣いたって始まらないから」

「だからさ、財布の中身全部ちょうだい」

「そうすれば解放してあげるから♪」

ハヤテはかなり腹が立った。あの不良たちではなく、原因を確かめるために行動を止めた自分に。

「(僕はバカだ!あんな小さい子が絡まれてるのに!)あの!君た・・・」

ハヤテが不良三人に注意しようとした瞬間、空気が変わった。
全体的に重く、鋭く、息苦しい。だが、ハヤテの脳にはスパークリングに似た衝撃が走る。

「(この感じ、何処かで・・・!あれはたしか・・・」










輝雪が放った殺気









「!!!!!」

ハヤテに衝撃が走る。だが、これだけでは終わらない。

「気安く話しかけるな、クズ」

「「「「・・・・・・・は?」」」」

先程まですごくビクビクしていた子が胸の前で腕を組み言ったセリフも相手を完全にバカにするものだった。
簡潔に言えば、性格が豹変したのだ。

「・・・おい、今何て言った?」

「『気安く話しかけるな、クズ』と、言ったんだ」

「今なら土下座で許してやるよ」

「は、誰が」

「そうか・・・てめーら!やっちまえ!」

「そうかい(ニヤリ)」

少女は地面に手を置く。

「(あの動作は!)」

間違えるはずがない。ハヤテは毎夜あの動きを見ているのだ。
輝雪と和也が武器を出す動作で。

「!!!まずい・・・!」

ハヤテはとっさに動いた。何故ならこれでは怪我ではすまない!と、思ったからだ。もちろん、少女の方ではなく、不良たちに方が。

「ん?・・ガッ!?」

「どうし・・・たべあ!?」

「へ!ゴフ!」

ハヤテは最初の敵を手のひらで顎を撃ち抜き、次は肘で鳩尾を、最後はかかと落としをお見舞いした。

「ふう」

「あんたは?」

少女も突然のことに頭が混乱してるようだった。

「初めまして、綾崎ハヤテです♪」

「何で私を助けたの?今の時代、無償の助けなんて、もうからんぞ」

「う・・・!でもまあ、君を助けたというよりは不良たちを助けたんですよね」

「はあ?何で?」

「君、鬼狩りの一族でしょ?」

「(ピクッ)・・・なるほど、関係者か」

「はい、そうなります」

少女は納得したようだった。

「じゃあ、あんたが協力してる他の鬼狩りは誰だ?」

ハヤテはハッキリと言う。

「輝雪と和也です」

次の瞬間!

「へ?//////////////////(ボフッ!)」

まるで爆発物したかのように真っ赤になる少女。

「ほほほ、本当にユキ姉とカズ兄が?///」

「え?う、うん」

どうも少女の様子が変だ。だが、和也たちと同じく鬼狩りの関係者のため大丈夫だろうとハヤテは考えた。

「わ、私も付いて行っていいか?」

「はい、大丈夫だと思いますけど」

「そうか、ありがとな。お、自己紹介してなかったな。“私は”大空陽(オオゾラソル)だ。よろしくな」

「はい、こちらこそ♪」

少女の謎は多い。

ーーーーーーーーーー

出せた〜。
「まだ何一つ解明されてないが・・・」
失礼な。キーさんの作品を読んでれば少しはわかるよ。
「他力本願!?」
まあ、今回はこれで♪
「こんな作品にお付き合いいただきありがとうございます」
若干俺に失礼じゃないか?
「お前はいいんだよ、この作品の作者なんだから」
ひでー!
「ではこれで」
おーーーい!!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.52 )
日時: 2012/07/16 18:17
名前: キー

 調「どうも、調です。キーはソル(?)の爆発で笑っていて、感想に手が出せない状態で
す。」

 リン「どうも。輝雪は帰しておいたわ。鬼狩り頑張ってね。」←日々、魔物の討伐をして
いる半人

 椿「初めまして。黒宮椿(くろみや つばき)です。……宜しくお願いします。」

 調「いやぁ、本編に出せたなぁ。『和也の妹みたいなキャラ』で作り始めたキャラ。…和
也、宜しく。」

 リン「箱猫でも言ってるけど、作者あってのキャラなんだからもうちょっと匿名さんを大
事にしなさいよ。」

 調「さて、感想の前に…間違い直しです。

  ハヤテは無事買い物を済ましてムラサキノヤカタ『え』と向かっていた。
              ↓
  ハヤテは無事買い物を済ましてムラサキノヤカタ『へ』と向かっていた。

 ではないですか?」

 リン「さて、『自分を女と間違えて絡んでくる奴(問答無用で半殺し)』って、これは間違
いなく変態の●鉄ね。」

 調「何故伏字?」

 リン「名前を言うまでも無いのと名前も言いたくないから。」

 椿「『・・・一生引きこもって朽ち果てろ』の部分、かっこよかったです。」(キラキラ)

 調「目がいつかの輝雪みたいに輝いているな。」

 リン「さて、輝雪とハヤテの距離は近づくのか。」

 調「あぁ、匿名さんと和也だけに教えとくと、リンがこう言うのは半分は『輝雪の面白い
反応が見たいから』らしい。…輝雪には言わないでな。」

 椿「ソルルナさん(ソルとルナ)と和雪(和也と輝雪)兄妹の関係はどうなんでしょうね。」

 調「次回かその次でわかるでしょ。では、」

 リン「次回も、」

 椿「楽しみにしています。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.53 )
日時: 2012/07/17 17:42
名前: コサッキー

どうもコサッキーです!

零司「……大神零司。てか、なんでまた俺?」

今出てるオリキャラ少ないからさ♪

零司「……あっそ。ところで、匿名。六花さんがそっちに行ったからなー」

……死ぬな、うん。

零司「だよなぁ…」

ぶっちゃけ六花さんを止められるのって全くいないんだよね…。和也と輝雪でも無理だろうし…。

零司「……イコール匿名の命はここで消えると」

………………否定できないのが悲しいね☆

零司「……ま、俺にとってはどうでもいいことだしな。じゃ、感想な」

まずナギは引きこもるのやめない?

零司「無理だな。つーわけで腐り果ててろ」

朽ち果てるより酷い!?

零司「てか、ハヤテは不幸ってより単に巻き込まれてるの多くね?」

その言い方は若干違う気するけどねー。

零司「まぁ、そのお人よしをどうにかしないとさっさと死ぬぞ」

……否定材料は無いね♪

零司「んで、女の子に関しては……二重人格の気でもあんの?」

二重人格ねー…。……まぁ、こっちでも出るからなんとも言えないね。

零司「関係ねっつの。というか、殺気ぐらい自由に出せるし驚くことでもなくね?」

いや、そんな訳ないからね!?

零司「そうか?つか、名前が独特だな…」

……まぁねぇ…。

零司「ま、関係性に期待かね」

では!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.54 )
日時: 2012/07/18 22:53
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

さーて、今回のラジオの一族は一味違うぜ。
「何と何と!ゲストが来ています!誰だと思います?皆が気になってるあの人ですよ♪」
「もうみんな分かってるだろ」
「「空気を壊すな!」」
「はいはい、てことでゲストはこの方です。どうぞ」
「大空月(オオゾラルナ)です♪よろしくお願いします♪」
「お、だいぶ慣れてきたわね♪」
「まだちょっと緊張してます」
大丈夫大丈夫♪じゃ、レス返しに行きますか♪

「さ、最初はKーさんです!」
「キーさん、ね」
「ま、間違えたです!すいません!(ゴツン!)・・・頭、痛いです」(←涙目)
「勢いよく頭を下げるからよ。リンさんと調さん、椿ちゃんもようこそ♪」
あちらの新キャラだね♪ルナ(ソル)のライバルになるのか♪
「キーさんは・・・笑途中と」
「(この・・・!///)
ソル、余り怒っちゃだめだよ」
「「匿名の接し方はなるべく気をつけます」」
ははは、こいつらは。誤字情報ありがとうございました♪
「ハヤテくんを女と間違えるのはあの変態だけじゃないのよ」
「ハヤテは女顔だし初対面では間違えられることもしばしば」
「相手は大抵不良さんですから、そこも合わさってフルボッコに」
おお、和也のセリフが意外に好評。
「思いのまま言っただけだが・・・」
じゃ、これから口癖に採用しようか♪
「・・・いいか」
「いいんですか!?」
「特に気にしないし」
「・・・ていうか私はあそこまで目が輝いたことあった?」
心の何処かでそうだったんじゃない?
「嫌ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「そこまで嫌か」
「いや、ノリだけど。て、また私!?ハヤテくんとってどういうこと!?///」
そのままの意味だろ。
あと、ソルルナはお互いをパートナーとして認めており、信頼しきっています。お互いにお互いの足りないところを埋め合わせる感じ。
和雪は兄妹よりも親しみやすい友人みたいな感じです♪。
「感想、ありがとうございました!」

続いてはコサッキーさん!
「感想ありがとう♪」
てことで、俺は逃げる!(←ダッシュ!)
「あ、ちょ・・・」
捕まってたまるかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!
「行ったわね」
「六花さんが何処からともなく現れた」
「・・・連れてかれちゃいました」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」
「さ、行こうか」
「そうね♪って、いきなり零司くんはぶっ込んでくるわね」
「カズ兄よりさらに酷いです」
「ハヤテくんに関してはどうとも言えないわね。ある意味で人助けはハヤテくんの存在証明みたいなものだし」
「逆に困ってる人を見逃したらハヤテでなくなる気が・・・」
「ハヤテさんには会って間もないですけど、凄く優しい人でした」
「まあ、そういうことね。で、ルナに関しては、まあ、今回で出るわね」
「サラリとな」
「あはは。でも、そちらでも出るんですか。意外にいるんですね」
「そこまで多いわけでは.・・・まあ、いいか。あと、この時ハヤテは輝雪と似ている殺気だから驚いた部分も・・・二割ぐらい」
「ほとんど素で驚いてるじゃない。大差ないわ」
「あ、あの、私の名前って変、でしょうか?」
「まあ、珍しくはあるわね」
「そうだな」
「そう、です、か」(←落ち込む)
「べ、別にそういう名前があってもいいじゃない!私は好きよあなた達の名前!」
「ありがとね、ユキ姉」
「関係性はどうなるかね」
「ソルルナの関係と私とお兄ちゃんの関係はキーさんのところでやった通り。それ以外となると、匿名がちゃんろ書けるかが鍵ね」
「コサッキーさん、感想ありがとうございました♪」

「今回は話すこともないので本編!」
「私が匿名さんの代わりにやってもいいのでしょうか?」
「いいんだよ。今あいついないし」
「そゆこと♪いくわよ、せーの」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第二十二話・明かりが照らすころ
〜ムラサキノヤカタ〜
「なかなかやるわね」

「お前もな」

ナギと輝雪は絶賛将棋で勝負中だった。

「王手!」

「甘い!」

「「・・・・・・・・・・」」

二人の間に緊張が走る。その時、

『ただいま帰りました』

玄関から声が聞こえた。

「おお!ハヤテか!」

「勝負は一時中断ね」

二人は玄関えと向かう。

「ハヤテ!」

「お嬢様、輝雪も」

「私は別にいいのよ」

「それでね輝雪、今日は輝雪にお客さんがいて」

「私に?」

「うん。入ってきて(あれ?)」

ハヤテがなぜ(あれ?)と思ったのか。それはソル、と名乗った少女は先程までの男勝りの雰囲気とは違いオドオドした、最初に見たような状態に戻ったからだ。

「え〜とユキ姉?私のこと、覚えてる?」

「覚えてるに決まってるじゃない!久しぶりね、月(ルナ)♪」

「ええ!?」

「どうしたのだ?ハヤテ」

「その子、さっきまで自分のことソルって」

たしかに、さっき本人から教えられた名前と違うと驚くだろう。

「ああ、すいません。ちゃんと説明しなくて。大空月(オオゾラルナ)と言います。“こちらでは”初めましてですね」

「「???????????」」

ハヤテもナギも混乱してるようだった。

「喋ってもいいかしら?」

「うん、いいよ」

「じゃあ、簡単に言うわね。この子、二重人格なのよ」

「「・・・・・は?」」

何かあっさり言ったね。いっそ清々しいほどに。

「「・・・・・えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?」」

二人の叫びが街中に響いた。



「そこまで驚かなくても」

「す、すいません」

「いや、だがな?私は何の事情も知らんのだぞ?いきなり二重人格と言われてもな・・・」

何て話してると、

「そういえばカズ兄はいないのですか?」

「ああ、ごめんね。お兄ちゃんは『一人を満喫して来る』何て言ってどこか出かけちゃったの」

「そうですか」

露骨にがっかりしてるのがわかる。

「何だったら呼びましょうか?」

「ふぇ?」

「何か大事な話もあるそうですし」

「いいい、いえ!///ただ、その、ちょっと残念なだけせ///」

ハヤテの無神経は終わらない。

「いえいえ、大事なようなら今すぐやった方がいいですよ♪あ、かかりました♪」

「ええ!?///」

『もしもし?』

「ああ、和也?少し用があって・・・」

ハヤテのセリフは最後まで続かなかった。なぜなら・・・




輝雪がマイ包丁をハヤテの首に触れるか触れないかぐらいまで近づけたからだ。




『用?』

「ちょっと待ってね」

ハヤテは一回携帯を放して輝雪との会話による平和的解決を試みる。

「え〜と、輝雪?」

「一回死のうか★」

どうやら話し合いの余地はないようだ。

「チャンスを!チャンスを下さい!」

「ハヤテ」

「お嬢様!HELP!HELP!」

「輪廻転生するか?」

「NOーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

『ハヤテ〜、早く用件言ってくんない?』

「ゆ、ユキ姉、やめてあげよ。ね?」

「・・・しょうがないわね」

シブシブと言った感じで包丁を収める輝雪。

「・・・和也?」

『どうしたの?』

「うんうん。お嬢様から呼ばれてちょっとね」

『大変だな』

「ははは。でも、僕が悪いから」

『で、用件は?』

「(あ)」

全く考えていなかったのかよ!?
すかさず輝雪からのフォローが入る。

「(これ読んで!)」

「(カンペ!ありがとう!)えーと、今買い物から帰って来て輝雪たちと話してたら今晩誰が料理を作るか、ていう話になって、担当が輝雪になったから(あれ???)どんなものが食べたいか和也にも意見を聞こうかなと」

『・・・血迷ったかハヤテ』

「ち、違うんだ和也!」

『どう違うんだ?』

「えーと、それは・・・(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう・・・カンペ!今度はお嬢様から!)お嬢様も一緒に作るんだ!って、違う!」

『・・・ハヤテ』

「やめて和也!その人を哀れむかのような声はやめて!」

『・・・ああ、わかってる。わかってるさ』

「絶対わかってないでしょ!?」

『腕のいい脳外科医を知ってるんだが行くか?それとも精神科か?』

「お願い和也。僕をどんどん異常者という枠組みにいれようとしないで」

『・・・わかった』

ほっ、と一息つくハヤテ。
だが、

『お前は精神破綻者だったな』

「酷くなってる!かなり酷くなってるよ和也!」

『・・・お前とは、友達でいたかったな』

「和也?友達だよ?僕たちは友達だよ?何で別れ際に言うそうな言葉をここで言うの?このままだと僕らは殺し合うフラグが立っちゃうよ?ほら、早く『冗談だ』って言ってよ。・・・言ってよ和也!!」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめん』

プツッ。ツーツーツー

「和也ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ハヤテは部屋の隅で闇となっていた。少し油断すると視認するのが難しいくらいに。

「あ、あの。謝った方がいいのでしょうか?」

ルナがナギと輝雪に言う。二人は、

「「・・・・・・・・・・・・・どうしようか?」」

「二人とも!?」

元凶二人がこの体たらく。あれ?でもハヤテが和也に電話したのが悪いんだし・・・どっちが悪いんだ?

『ただいま』

「お兄ちゃんだわ!」

「かかかかか、カズ兄!?///」

「おーい、ハヤテ元気かって、ルナ?」

「え?///あの、その、えと、あと////////」

「・・・なるほど、謎は全てとk」

「それ以上はだめよお兄ちゃん」

「まあ、だいたい理解した」

恐るべき洞察力。

「大方、ルナが突然やってきてルナたちのこと説明してるうちに俺の話題になって、ハヤテがデリカシーない行動をとり、輝雪あたりにでも包丁突きつけられてさっきの電話に至る、と」

「「「「・・・・・・・・・・」」」」

和也の説明はほとんどあっていた。

「全く、お前らは・・・」

「「「「・・・う」」」」

呆れる和也。

「“ルナたちが来てる事ぐらい、とっくに分かってるに決まってるだろ”」

「「「「・・・・・・・・へ?」」」」

呆然とする四人。

ドサ

和也が買ってきた袋をテーブルに置く。

「これ、オードブル?」

「この量、ムラサキノヤカタの住人分ぐらい、いえ、それよりも少し多いぐらいあるわよ」

「悪いな三千院。ここで軽くパーティーみたいなことをやりたくてな。先に物を買ってきてしまったが、ここでやってもいいか?」

「ふん、何を言ってる。先に買ってる時点でここでやる気まんまんではないか。どうせこのまま、断るに断れない状況にするつもりだったのだろう?」

「ばれてたか」

「当たりまえだ。・・・まあ、別に許してやらんこともない」

「悪いな」

ここまできて、ルナが皆の疑問を聞く。

「あの、いつから私が来てる事を?」

「早朝だよ。知り合いの気配が近くに来た気がしたから探ってんだ。すぐにお前だって気づいたよ」

「・・・忘れてたわ。お兄ちゃんは気配を消したり探ったり、つまるところ、気配のスペシャリストだったこと」

「ふえぇぇ////////////」

ルナの顔は真っ赤だ。

「それに、俺は好きな奴の気配は絶対間違えない」

「すすすすす、好き!?/////////」

「ああ、俺はお前のことが好きだぞ。妹みたいで」

「((ガーーーーーーーーーーーン!!!!!))」

「何かしら?目の奥から込み上げてくるものが・・・」

「?????まあ、ささやかだがルナたちをお祝いしようと思ってな」

「あ、ああ」

ナギもルナが和也に抱いている思いに気づいたようだ。この場で気づいてないのは本人と鈍感執事ぐらいだ。

「あ、和也くん」

「マリアさん。ちょっとお願いが」

「いいですよ♪」

「・・・俺はあなたが何なのか疑問に思っています」

「ナギに仕えているメイド、それだけですよ♪」

「はあ」

皆がキッチンへと移動する。

「(カズ兄は私のことを妹としか見てくれない。でも、いつかは)
(ああ、いつかはカズ兄の隣に)
(うん。その時はソルも一緒だよ)
(ありがとな、ルナ)」

こうして、今夜はパーティーが行われた。だが、いつまでも楽しんではいられない。
今夜も鬼が現れる。そして戦う。この、大切な日常を守るために。

ーーーーーーーーーー
「最後の終わり方、どうなのかしら?」
「そこは読者の判断だな」
「二人とも厳しいです」
「このぐらい言っても足りないが?」
「そうそう♪」
「は、はあ」
「まあ、そろそろ終わりますか♪」
「それでは」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.55 )
日時: 2012/07/19 16:26
名前: キー

 椿「輪――――――――伊。椿です。和也ニィとソルルナ姉だ。」

 調「ソルルナには漢字なんだな。わーーーいが漢字だし。」

 椿「カタカナにすると、『ソルルナネェ』になってわかりずらいから。」

 リン「『わかりづらい』ね。輝雪、しっかりやってる?」

 調「ソルルナに一つ言うと、椿は『義妹』だからな。ソルルナみたいに『妹のような位置
の片思い(今は)』ではないから、恋愛感情はないぞ。」

 椿「ソルルナ姉は和也ニィと将来結ばれるから姉なんだよ。」

 調「いや、まだ結ばれると決まったわけでは……」

 椿「と★く★め★い★さ★ん♪」←ライフルを取り出す

 調「やめろぉぉぉ大ぉぉ。まだ決まっていないだけで可能性はあるから。」

 椿「はーーーーーーい。わかりました。♪」←ライフルを納めて無邪気な笑顔

 調「なんか、本当に15歳かと思うぐらいに無邪気だな。さて、ソルルナの想いが通じる
ように箱猫のキャラ一同、」

 全員「応援しています。」

 リン「さて、かんそうね。(何故ひらがな?)…和也、絶対最初からすべてに気づいている
ような話し方だったわよ。……悪乗りは止めなさい。…輝雪が困ることになるわよ。……将
来的に。…未来の弟(妹になるかもね。)を壊してどうするの?」

 調「……これ、輝雪が真っ赤になりそうだな。」

 椿「でも、これを読んでいると、和也ニィは自分の事に関しては鈍感ってことなのかな?
ソルルナ姉かわいそう。」

 調「というより、原作をよむと、ハヤテが鈍感になった理由って……アテネとのけんか別
れっぽいんだよね。多分好意に気づくと同じようなことになるからこうなっているとおもう
んだよね。……ハヤテ、逃げずにすべてにむかっていけ。お前はもとは鈍感ではない………
のかな?」

 椿「和也ニィもソルルナ姉も…」

 リン「輝雪もハヤテも」

 2人「頑張って(ください)ね。」





 PS

 調「突然ですが、キーは明日7月20日から7月23日までオケ部の合宿でひなゆめにこ
れません。故に、ここへの感想や、箱猫の更新などができないので先に言っておきます。
 次回の感想が書けるかどうかわかりません。ご了承ください。

 ……いま、合宿編をやって現実(リアル)でも合宿です。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.56 )
日時: 2012/07/19 17:03
名前: コサッキー

どうも、コサッキーです!

六花「天皇州家メイドの志姫六花です♪」

……あのー、六花さん?

六花「なんですか?」

……匿名さん死んでないよね?

六花「別に殺してもよかったんですけどね〜…。まあ、殺してはいませんよ?」

殺しては無い…。つまり、別のことはやったんだね?

六花「えぇ♪両手両足を消したくらいですけどね♪」

……それだけでも結構笑えないからね!?

六花「まぁ、そうですけどね〜。大丈夫ですって♪ちゃんと元には戻してありますから♪」

……いや、どこに安心しろと?

六花「まぁまぁ。それでは感想行きましょうか♪」

……何かもう、六花さんには勝てない気がする…。

こほん。えっとまずは……人格で名前まで違うんだね…。

六花「最初の内は混乱しそうですね〜」

ま、慣れればいいんだろうけどさ。

六花「ところでこっちで出る予定の方々はどうなんですか?」

え?あぁ…。名前は変えないよ?めんどっちいしさ。でも性格はかなり変えるけどねー。

六花「へぇ…。まぁ、置いといて。というかハヤテ君、鈍感すぎますね…」

それがハヤテ!……性質悪いね。

六花「まぁ、今更ですけどね〜。そしてハヤテ君?フォローくらいちゃんとできるようになりましょうね?」

……無理じゃね?

六花「断定するのもどうかと思うんですけどね…」

それで和也は相変わらず鋭いね…。

六花「……まぁ、鈍感なところもあるようですけどね」

……なんでかなぁ…。

六花「では今回はこの辺で」

では!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.57 )
日時: 2012/07/22 23:58
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

「♪〜♪〜」
輝雪、なにやってるの?
「ちょっと荷造り。今回でバトルパートが終わるからね。まあ、パートって言っても一話で終わるけど。まあ、そういうことでリンさんのとこに修行に行こうと思ってね」
余り迷惑かけるなよ。
「業はちゃんとマスターしなきゃ危険だからな。使えるようになったのならちゃんと極めてこい」
「ハーイ♪その前にレス返しと本編ね♪さっさとやりましょ♪」
「今回もルナに来てもらってる」
「こ、こんにちわです!」

最初はキーさんです♪
「来たか、黒椿」
「なぜ『わーーーーい』が漢字?」
「私は〈ソルルナ〉で統一なんですね」
まあ、感想ありがとうございます♪」
「ソル、ルナ。椿ちゃんは恋愛感情なんて無いから。前に言った失礼な発言に対して謝りなさい」
「はい・・・。えと、椿ちゃん、ごめんね」
「俺は何のことだかさっぱりだが、この黒椿が言ってるセリフは一体?」
「わーわー/////////////」
「お兄ちゃん、気にしちゃだめよ♪」
「?わかった」
そして僕が狙われている。
「?あんた、意外と動揺しないわね」
六花さんお仕打ちに比べれば軽いもんさ♪
「そ、そうなんですか」
「にしても黒椿は無邪気な笑顔だな」
「ルナ、ソル、応援されてるわよ」
「あ、ありがとうございます!」
「?言ってる事が理解できないんだが」
無理して理解しようとすんな♪」
「そうか?あとリンさん、買いかぶりすぎですよ。俺は途中から気づいてハヤテの反応が面白くて笑いそうになったから電話を切っただけですよ」
・・・嘘つけ。ルナの気配を常に探知しながら買い物してたくせに。
「何か言ったか」
別に。
「あとリンさん!!!だから私はハヤテくんのことは意識してません!!!いくらリンさんでも怒りますよ!!!」
「勝てないだろうがな」
「うぅ///」
ハヤテは実際どうなんだろうね。元は鈍感なのか、普通なのか。
「知らん。そしてまたよくわからんが応援されてる」
「何で私まで///」
「いつか、絶対カズ兄の隣に!」
キーさん、感想ありがとうございました♪現実のほうも頑張ってください♪」

続いてはコサッキーさん♪
「感想ありがとう♪」
あと、僕は生きてます♪
「あの〜、両手両足を消されたというのは?」
ア、ウンウン。ソレネ。ダイジョウブダヨ。ホラ。
「本当に大丈夫か!?」
「これ、どう見てもアウトでしょ」
「あはは。えと、はい。私はルナで、活発な方がソルです。最初のうちは面倒だとは思いますがよろしくお願いします」
「面倒にした張本人は今現在壊れてるから当たることもできない。残念」
「ユキ姉?私は大丈夫だからね?」
「ハヤテに関しては、まあ、しょうがない。それがハヤテだ」
「(あんたの人の事言えないでしょ!)」
「あはは。でも、たしかにあれは焦りました。いきなりカズ兄と何を話せばいいのかすっごく焦りました」
「いつも通りでよかったのにな。お前の声が聞ければそれで十分なんだから」
「ふぇ//////」
「どうした?」
「あんたのせいでしょ!」
「俺が鈍化?」
「気づけ!」
「うぅ///」
「???まあ、コサッキーさん、感想ありがとうございました」

「本編ね」
「今回はルナとソルが戦うぞ」
「よ、よろしくお願いします!」
「それじゃあ」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第二十三話・宇宙(ソラ)
〜ムラサキノヤカタ〜
「今日はその、ありがとうございました」

「いいんですよ♪」

「また、いつでも来てね」

「歓迎するぞ」

「おい、家主の許可なく何話を進めておるのだ?」

「・・・ルナ、三千院はお前にもう来てほしくないらしい。今日でお別れだな」

「ええ!?」(←涙目)

「そ、そんなこと一言も言ってないだろう!・・・よかろう、またいつでも来るがいい」

「本当ですか!ありがとうございます!」

「ぐ・・・調子狂うな」

「では俺たちも」

「行きますか♪」

「いつもの日課ですね」

「早く戻って来るのだぞ」




〜道路〜
「あのー、ちょっといいですか?」

「何ハヤテくん?」

「ルナさんとソルさんはどう戦うんですか?」

ハヤテはどうやらソルはともかく戦いのイメージが無いルナがどう戦うか気になるようだ。

「えと、それは」

「見てからのお楽しみ♪」

輝雪が割り込んだ!

「ユキ姉〜」

「ごめんね。でも、実際に見た方が早いから」

「は、はぁ?」

結局教えてもらえなかった。


〜白皇学院〜
「!・・・来たわね」

ビキ!バキ!

「グルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!」

「ルナ、行ける?」

「・・・・はい!」

「俺たちはルナとソルをカバーする形で。今回はルナとソルのオンステージだ」

「頑張ってください!」

「が、頑張ります!」

少しテンパってるようだ。

「(まずは鬼の闇を)」

鬼の闇、つまりは能力を見定める。鬼狩りの一族基本中の基本。

「グルア!」

鬼は手から炎を出した。

「「「「(((((わかりやす!!)))))」」」」

全員の見解だった。

「散れ!」

和也の合図で四人はそれぞれ動き始める。

「グロォオオオオオ!!」

鬼は和也に向かって火を放つ。

「カズ兄!」

「平気だ」

和也は動いた直後に死ヘ誘ウ者を地面から出しており、防影で難なく防いだ。

「ルナもそろそろ始めなさい」

「ユキ姉。う、うん」

輝雪もすでに生ヲ断ツ影と忍ビ寄ル死を装備していた。
ルナも地面に手をつける。

「来て、“冥界ノ運ビ手(メイカイノハコビテ)”」

シャン

地面から杖のようなものが出てくる。
先端は輪っかになっており複数のリングが通っている。錫杖なるものだ。

「い、行きます!」

鬼は手から火球を打ち出す。

「“二式・無機物召喚”!」

シャン

地面を叩き、錫杖が鳴る。すると、

ザン!ザザザザン!!!

地面から漆黒の針が伸びる。この技は影を無機物の性質に変える事ができ、デフォルトはダイアモンドで形状は針のようだ。

ゴオオオオオオオォォォォォォ

火球は漆黒の針に遮られ消滅した。

「次いきます!“一式・獣召喚”!」

地面から影が溢れ形を作っていく。

「「「ガオーーーー!!!」」」

影は虎の形を作り実際に生きているようだった。数は三体。

「行って!」

ザザザ!
虎が鬼を相手に立ち回る。

「グルア!」

鬼は火を撒きながら後退する。

「ガオ!」

鬼は前方に火を放つ。虎は右、左、上へと移動する。鬼は素早く上に飛んだ虎に火を放とうとするが虎は予想以上に動きが早く左右によけた虎が一気に近づいて漆黒の爪で相手を切り裂く。

「!?」

「ガア!」

「二式・無機物召喚!」

シャン
鬼が一瞬怯んだタイミングに地面から鉄柱が伸び虎をさらに上へと上げる。鬼は回転しながら火を放ち虎を迎撃する。二体の虎は火をくらい地面へと消える。だが、残りの一体が鬼へと向かう。

「ガアアアアアア!」

「ゴオオオオオオ!」

「行っけ!無機物召喚!」

地面から大量の鉄柱が生える。虎はその鉄柱を足場に右、左と飛びながら鬼へと近づく。鬼も火を連発するも当たらずに焦りつつあった。そして、

「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

「!?ゴブア!」

虎の爪は鬼を深々と切り裂いた。

「グ・・ガアアアアアアアア!!!」

だが、鬼は諦めず雄叫びを上げるとそこらから火柱が吹き出た。最後の虎は火柱をくらい地面へと戻った。鬼は怒りの目線でルナを見ると巨大な火球を放つ。

「カアッ!」

「きゃあ!」

「しまった!」

ハヤテはとっさに危ないと思い走り出す。だが、ハヤテは火柱を避けていたためルナからかなり離れている。もう間に合わないだろう。

ドガアアアアアアアアン!!!

「間に・・合わなかった」

ハヤテは両膝をつく。
そこに和也がやって来た。

「ハヤテ、大丈夫」

「何がですか?ルナさんはもう!」

ハヤテは声を荒げる。そこにさらに輝雪が来る。

「大丈夫よハヤテくん。“ソル”はあのぐらいじゃ死なない」

「え?・・・ソル?」

火球の着火点の煙が晴れていく。そこには
・・・小さな人影があった。

「全く。ルナ、大丈夫か?・・・・・・・ならいい。あとは任せろ。ユキ姉!」

「何?」

「こいつ、倒してもいいんだよね」

「存分にやりなさい!」

「OK。“一式・纏イ・鬼鉄(マトイ・キテツ)”!」

影が冥界ノ運ビ手に集中していく。やがてそれは剣へと形を変えていく」

「行くぜ!」

鬼は火を連発していく。だが、ソルはそれを自分に当たるものだけを剣で切り裂いていく。振るスピードが早過ぎて刃が見えない。

「らあ!」

神速の勢いで鬼の懐に入ったソルは剣を一閃。鬼がとっさにバックしていなければそこでこの戦闘は終わっていたろう。傷は深いがまだ生きている。
だが、それをみすみす見逃すソルではない。

「させるか!“二式・纏イ・鮫牙(マトイ・コウガ)”!」

冥界ノ運ビ手の形状が変化して、その形は槍となる。

「行っけえええええええええ!!!」

ソルは思いっきり槍を投げる。鬼は必死に体をそらす、が、

ザシュッ!

「グ、ガァアアアアアアアアアアアア!!!」

冥界ノ運ビ手は鬼の腹に深々と刺さった。鬼の体は四散した。

「・・・凄い」

ハヤテは無意識の内にそう言葉を発していた。

「あれが“逆転”の二つ名の持ち主、ルナとソルの実力よ」

「逆転?」

「片や、様々なものを影で作り出し具現、召喚する者。片や、技を使わず武器だけで戦う者。その余りにもかけ離れた戦闘スタイルを持つ一人の人間。そのギャップから付けられたものだ」

「さあ、これからの戦闘は凄く楽になるわよ。強力なスケットのおかげでね♪」

月と太陽は同じ場所にはいられない。だけど、月と太陽はずっと同じ宇宙(そら)に浮かんでいる。
ーーーーーーーーーー
「終わり方ふぁ下手だな、匿名は」
「張本人は今現在壊れてるけどね」
「凄く疲れました〜」
「お疲れさま。ソルにも言っておいて」
「はい〜」
「さーて、キャラ紹介ね♪」



大空月・陽(オオゾラルナ・ソル)
年齢=16歳
誕生日=4月4日
血液型=A型
家族構成=父・母
身長=140cm
体重=秘密
好き、得意・・・和也(恋愛感情)輝雪(お姉さん的立ち位置)ハヤテ(優しい)ムラサキノヤカタ住人(友達)
嫌い、苦手・・・自分の力を見せつける人
使用武器=錫杖・冥界ノ運ビ手
容姿=黒髪のショート。黒目。体格はナギに近い。

特徴
・二重人格。好みなどは全く一緒だが性格は真逆。両方和也が好き。
・戦闘スタイルはルナが召喚師系、ソルは近接系。
・和也に対して恋愛感情がある。表面だけの付き合いは嫌いで積極的に好みを聞いたりするが、いざ二人になった時ルナもソルもオーバーヒートする。


ルナ編
一式・獣召喚(ジュウショウカン)・・・動物類を出す。得意なのは虎。
二式・無機物召喚(ムキブツショウカン)・・・無機物の性質を反映させて針などを作り出す。
ソル編
一式・纏イ・鬼鉄(マトイ・キテツ)・・・冥界ノ運ビ手に影を纏わせて剣にする。
二式・纏イ・鮫牙(コウガ)・・・冥界ノ運ビ手に影を纏わせて槍にする。





「技はまだあるけどね」
「まだ出してないので出しだい、紹介します」
「まあ、今回はこれで終わりか」
「じゃあ、リンさんのとこに行って来るわね♪」
「おう、頑張ってっこい」
「それでは♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.58 )
日時: 2012/07/23 18:14
名前: キー

 お久〜。気ーでし。合宿終わりで疲れまし〜。…なので

 調「代理ってことで。」

 リン「召喚術ね。私は8年前に1度やったことがあるくらいで召喚術はあまり使えない
わ。」

 調「まさかのリンが使えない?しかも若干ネタバレ?」

 椿「黒椿です。……でも本編で剣の黒椿が出るので、それが出た後は椿の方がわかりやす
くていいです。…さて、あとがきで、和也ニィも少し疲れてるよね。『終わり方ふぁ下手だ
な、匿名は』じゃなくて『終わり方は下手だな、匿名は』じゃないの?ルナ姉のところでゆ
っくり休んでたら?」

 調「ソルは入らないのか?」

 椿「ソル姉は……オーバーヒートして武器で攻撃しかねないし。」

 調「ルナは?」

 椿「ルナ姉は召喚術師だから昼はさして攻撃できないでしょ。」

 調「今回のは大鬼ですらないな。普通の鬼だね。……今更思ったんだけど、鬼神って、デ
スさんの『死神』の鬼神と同じだよね。ねらっているわけではなさそうだが。」

 椿「わかりやすいよね。ソル姉や和也ニィはも勿論、油断していなければルナ姉も負けな
いね。火といえば…」

 奏「はいはい、奏です。あの鬼の火力は大したことなさそうにみえるわ。」

 サラ「私は属性的に優位にたてそうね。火ごと凍らせるわ。」


 …箱猫って、大丈夫なのかなぁ?


 調「バトル小説って言っても通りそうだな。」

 ところで、輝雪は本当にこっちに来るのかなぁ?

 調「さぁ?…ところで、ナギは鬼狩りの事を知っているような書き方でしたが、どうなん
でしょうね。」

 ま、次も楽しみですよ。…では、また来る予定です。


 
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.59 )
日時: 2012/07/25 22:04
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

というわけで、今回もルナに来てもらってます♪
「何が『というわけで』だ。次のオリキャラ出るまでずっと出す気だろ」
まね♪
「まあまあ、早くやりましょ♪」
「が、頑張ります!」

今回もキーさんです!
「常連ね♪感想ありがとう♪」
「最近キーさんのとことクロスしてる」
「もしかしたら、キーさんの箱猫を読まなきゃわからないところもあるかも」
無問題!基本ストーリーに干渉はしない!するとすればバトルシーンだね。輝雪、あっちで業を覚えたし。
「いつ出るのかしらね」
・・・さあ?
「全く。というより、リンさん召喚出来ないんだ」
「意外だわ」
・・・言っておくと、作者の都合でルナの技は○○召喚となっておりますが、実際は具現化と言った方が正しいかもしれません。
「作者のネーミングセンスの無さという都合でつけられた名前だ」
うるさいぞ和也。
「ほう、誰かさんが俺の文字をタイプミスしたせいで俺が疲れてる事になってるのはどういうわけだ?しかも直さないとか、黒椿の発言に乗っかる気満々じゃないか」
すんませんしたーーーー!!でも、感想もそういう感じで来てるし、間違って面白くなるならま、いいか♪って、思うじゃん!
「あんた、それでも作者?」
・・・ごめん。
「//////////」
「あんたのせいでルナがオーバーヒートしちゃったわよ?」
え?うわ!本当だ!おーい!戻ってこーい!
「たしかに、ソルは武器で襲うでしょうね。ルナは召喚できないと、普通の女の子だし。・・・実際は運動能力高いのにね」
「・・・ふむ、じゃあルナ、今夜はお前のところで休まれてくれ」(←悪ノリ)
「ふみゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!///////////////////」
「お兄ちゃん!」
「冗談だ。あと、デスさんのとこの鬼神は何の関係もない。偶然かぶっただけだ」
そしてあの鬼は雑魚です♪鬼ノ王級ぐらいになれば、元○玉みたいのが撃てますし。あと、ナギは鬼のことは全く知りません♪
「お前の書き方が悪くて誤解してる事に対してなにかコメントを」
ごめんなさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!
「ふみゅ、キーさん、感想ありがとうございました♪///」(←まだ赤い)


本編です。
「今日のストーリーはグダグダよ〜♪」
一生懸命書いてるんだからそんな言い方すな!!!
「でもグダグダだし、ってソルが言ってます」
ぐふぉあ!
「ノックアウト。おい、やるぞ」
「ルナ、匿名の変わりよろしくね」
「は、はい!」
「それじゃ」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第二十四話・『この世に無駄な物なんてない!』って言うけど、実際あるよね。
〜ムラサキノヤカタ〜
六月十七日(火)午後五時三十分

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(注意・輝雪です)

「えーと、輝雪?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(注意・輝雪です)

「無駄だハヤテ。ルナとソルが来るまで使い物にならん」

「そもそも、どうしてこうなったのだ?」

「お嬢様。それは」

そう、どうして輝雪がこうなったのか。時は二日前に遡る。
・・・
・・




〜白皇学院〜
六月十五日(日)午後十一時
この時、ハヤテたちは前回の話を見てわかるように鬼を倒した後だった。

「お疲れ様です」

「おう、お疲れ♪」

「えーと、」

「どうしたハヤテさん?」

「いえ、その、ソルさんは二重人格なんですよね?でもルナさんの意識もちゃんとあって、ねぎらいの言葉をかける時とかはどう呼べばいいのかと思い・・・」

「ああ、そういう時か。適当に〈ソルナ〉とでも言ってくれ。キーさんのとこでもソルルナで定着しつつあるしな」

「はあ」

ついでに、ハヤテがソルとルナを名前で呼んでいるか。それはソルが普通に名前で呼ぶことを頼んだから。
さらに言うと、ソルも元は“ルナ”と呼ばれてたのだがルナ自身が会話する時に名前が一つしかないのが不便に思ったためソルに名をつけた。つまり、ソルの名付け親はルナという事になる。そしてソルも何だかんだ言って自分の名前を気に入っている。

「まあ、これでこれからの鬼戦も快適だな。最近になって鬼の階級の事がわかったからな」

「鬼の階級?何だそれ」

「ああ、ソルナには言ってなかったな。それは」

第十四話参照。

「へ〜」

「最近になってようやく知った事だな」

「本来なら学校の昼休みでも使って作戦会議みたいなのが出来ればいいのだけれど・・・」

ソルとルナが毎日ムラサキノヤカタに来れるわけではない。だからこそ学校の休み時間を使いたいのだが、ソルとルナは白皇には入っていない・・・のだが

「ああ、それなら多分大丈夫だ」

「え?なんで?」

「明日、白皇の転入テストがあるんだ。私」

「へ〜♪そうなんですか♪」

「おお♪そうなんだ♪」

「そうですか♪頑張って下さいね♪」

「おう!必ず入ってやる!」

「って、ええぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?」

「遅い!遅いわよハヤテくん!そんなんじゃ鬼に百回は殺されちゃうわよ!」

「う、すいません」

ついつい謝ってしまうハヤテ。

「まあ、そういう事だか・・・」

「あれ?ソルさん?」

「あ、すいません。交代のようです」

「ああ、ルナさん」

慣れないな〜、と思うハヤテ。だが、話は進む。

「えーと、明日試験をやるということは言いましたよね?それで合格発表が明後日で、合格すれば文化祭もあるので早い内に転入させちゃおう、との事で」

相変わらず適当何だかどうなんだか。文化祭直前で転入させるってどういう神経してんだ?

「大丈夫ですよ、白皇は基本可愛い女の子は歓迎ですから」

あ、そうか。

「誰と話してるんですか?」

「気にしなくていいですよ♪」

「地の文に話しかけるのはやめなさいよ」

「いや、つい」

「?とにかく、明後日に合格の通知が来れば三日後から白皇に通えます♪」

「そう。頑張ってね、ルナ」


・・
・・・




「ということがありまして」

ハヤテは一昨日あったことを説明した。もちろん鬼の事は伏せ、あくまで移動中に聞いたということにしている。

「なるほど、それであんなに心配そうに祈ってるわけか」

ナギも納得した様だった。
そんな時

「ハヤテ様」

「うわ!って、伊澄さん」

「毎度のことながら、お前はどこから現れるのだ?」

「もはや怪奇現象だな」

海を渡るぐらいだからね。

「えーと、どうしました伊澄さん」

「いえ、ただ少しだけハヤテ様から妖気のようなものを感じたので」

「!!」

伊澄はハヤテの耳元でハヤテにしか聞こえないようにいった。ナギは?を頭の上に浮かべている。

「少し忠告をと思い」

「・・・ありがとうございます」

ハヤテは笑顔で言い返した。どうやら学校に鬼が出ることは知られてないようだ。

「それでは、失礼しました」

「おい、待て伊澄、ってもういないか」

ナギは伊澄が迷子になることを危惧した様だが案の定といった感じで早速目の前から消えた。
和也は小声で、

「これからは気をつけた方がいいな」

どうやら伊澄の言った事は和也にが聞こえてたようだ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

輝雪は相変わらずだった。

「・・・ふむ」

「和也?」

和也は何を思ったか台所へ行きあるものを持ってきた。それは

「氷?」

「投下五秒前、四、三、二」

「!?和也!さすがにやばいよ!」

「一、零、投下ー」

ガラガラ
氷が輝雪の服の中へと吸い込まれる。

「ぴゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

輝雪は飛び上がった。うん、予想通り。

「何するのよ!」

「氷を入れた」

「そうでしょうね!!」

「騒がしい」

「誰のせいよ!!!」 

いつもの兄弟喧嘩が始まる。

「だいたいお兄ちゃんは人が物思いにふけてる時に邪魔しすぎなのよ!」

「そうだろうな。狙ってるし」

「何で!?」

「ダメなのか?」

「ダメ・・・なのかな?」

「俺はシリアスな雰囲気は必要な時だけで十分だ」

「今はルナとソルの合格がかかってるのよ!」

「お前はあいつらを信じられないのか?」

「それは・・・」

「あいつらが頭いいのは知ってるだろう」

「そうだけど」

「なら、お前はいつものお前で迎えられるようにいつものようにしてろ。こっちまで調子狂う」

「・・・わかったわよ」




そして時は過ぎる。




午後八時

「ユキ姉!」

「ルナ!遅かったじゃない!」

「道に迷っちゃって」

どうやらかなり前から合格通知は来てたようだ。

「中身は?」

「まだです」

「じゃあ早く確かめましょ」

封を開け中身を確認する。そこには、

「封、ですね」

「封、ね」

「「「・・・・・・・・」」」

ルナと輝雪は混乱。和也・ハヤテ・ナギはこの後の展開が読めてきた。

ビリ、カサ(←封を開ける音)

「また封」

「・・・」

「「「・・・・・・・」」」

困惑のルナ。イラつく輝雪。案の定といった感じの三人。

この後も続けるが出てくるのは封、封、封。九回も続いた。そして十回目で、

「!紙です!」

「本当!見せて!」

中身には

〈一枚目の封筒を墨に浸せ〉

「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」

五人(六人)の思考は止まり、動き出す。

「何なの、これ?」

「さ、さあ?とりあえず墨に浸しましょう」

墨を用意し、浸す。すると文字が浮かび上がってきた。そこには、

〈合格。翌日からの登校を許可する。生徒証は後日渡す〉

「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」

沈黙。

「・・・良かったわねルナ♪合格おめでとう♪」

「あ、ありがとうユキ姉♪明日から頑張るね!」

「おめでとうございます♪」

「よろしくな」

「まあ、せいぜい頑張れ」

HAHAHA・・・
そして、

「「「最初から素直にやれ(やって下さい)よーーーーーーーーーーー!!!!!」」」

「ふえ!?」

「やれやれ、騒がしい奴らだ」

こうして今日も過ぎてゆく。

ーーーーーーーーーー

笑えよ!笑いたきゃ笑えよ!笑えばいいだろ!
「自暴自棄になるな」
「落ち着いて下さい、匿名さん」
うるせえよ!お前らに俺の気持ちガハーーーー!!!
「とりあえず黙らせたわ★」
「「・・・・・・・・・・・・」」
「では、今回はこれで終わりです♪ありがとうございました♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.60 )
日時: 2012/07/26 14:10
名前: キー

 調「調だ。キーは箱猫でいろいろ困ってて使い物にならんからおいてきた。早速だが、今
後はソルナにしておきますよ。キーの奴が『急いでソルルナと打つとよくミスってソルヌア
になる』とか言っていたし。…Rを撃ち損ねるんだよね。」

 椿「いや、調君、撃っちゃだめだよ。討たないと。」

 桜「椿、それも違う。打たないと。」

 リン「はいはい、文字でしかわからないコントやってないで。輝雪、元気にしてる?」

 調「伊澄に関しては……ツッコミ待ちの文章だな。……だがしかぁぁぁぁぁし、突っ込ま
ぬぞ。伊澄は突っ込んだら負けだ。」

 桜「…いつも思うけど、匿名さんの方は驚いたときとかって、『ぴゃーーーーーーーー』
なんだよね。キーは『ひゃーーーーーーーーーーー』なんだけど。」

 椿「それは、普通に場所が違うからね。…どっちが一般的かは知らないけど。」

 リン「なんかマトリョーシカ人形のくだりね。…また懐かしいものを。…でも、このタイ
ミングで使う発想はキーにはないわね。」

 調「わかるぞ、ハヤテ・カズ。これだけやらされて。これでもし不合格だったらハヤテと
輝雪とカズで学校に押し掛けるだろうな。その時は……」

 リン・椿「私も言ってたわね。★★」

 調「うまく三ツ星を回避したものだ。」

 桜「ね〜。」

 調「匿名さんも落ち着いて。作者なんだからうまくキャラを使えばいつもの仕返しだって
できるぞ。」

 リン「それと、何度も言うけど、作者あってのキャラなんだからもう少しでいいから作者
を丁重に扱いなさい。」

 椿「いや、リンさん。扱えって。表現が。」

 調「ではまた来る。」

 椿「和也ニィ・ソルナ姉、頑張ってね〜。」←満面の笑み

 リン「輝雪も頑張りなさいね。」←笑顔だと自動で威圧が出てしまうので、表面的には無表情


 ではまた。


 追伸:

 調「そうそう、輝雪の魔拿ですが、勝手に考えるのもなんなので、作るか作らないかと、
作るとしたときの魔拿の名前・ジャンル・特徴などは匿名さんに任せます。別に輝雪には武
器がもうあるし、無理して作る必要もないです。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.61 )
日時: 2012/07/29 17:36
名前: コサッキー

どうも!旅行から帰ってきたコサッキーです!

零司「大神零司」

六花「天皇州家メイドの志姫六花です♪」

今回は二人とも連れてきました!

零司「何故に?」

気分♪

六花「……正直はた迷惑ですね〜」

ゴメンナサイ←(土下座)

零司「……弱いな」

六花さんには勝てるわけが無い…!

零司「……まぁ、同感だがな…」

六花「ゴチャゴチャ言ってないで感想行きますよ?」

ういー。何か初っ端から輝雪が使いもんにならない感じに…。

零司「その原因は二日前に遡って、ソルルナが白皇に転入することが原因だと」

六花「それで鷺ノ宮さんは……つっこんだら負けなのでつっこみませんが…」

うん、毎度の事だもんね…。

零司「んで、輝雪を起動させるために和也は氷を……冷たいだろうなぁ…」

六花「でしょうね♪そして、校門前でルナさんが来て封を開けると…」

その下にも封があって、更にその下までも…。

零司「まどろっこしいわ!とっとと合否教えたれや!!」

六花「まぁ、白皇らしいですけどね〜♪」

確かに…。ま、何はともあれ無事に合格!

零司「ま、よかったな」

六花「では、ここら辺で終わりますね♪」

ではでは!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.62 )
日時: 2012/07/29 20:38
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

いや〜、キーさん二スレ目いっちゃったね。
「近い時期に始めたはずなのにどうしてこんなに違うのかしら?」
俺が一週間のうち、日曜日と水曜日の時しか更新しないから!早く更新するとネタが・・・。
「まあ、いいがな。今回もソルナに来てもらっている」
「どうも、ルナと(ソルだ!)」
こらこら、心の中で言わない。まあ、いいか。では、いつものように
「感想よ♪」

「最初の感想者はキーさんだ」
「えと、感想ありがとうございます♪」
文字のコントですか♪・・・なるほど。そういうやり方も。
「感想から学んでるんじゃ、この先危ないわね」
そーだね♪あーはっは♪
「開き直ったか」
「リンさん♪私は元気ですよ♪・・・本編の方で一時的でも何でも敵になってるのよね。リンさん」
「き、気にしたら負けですよ。伊澄さんは・・・気にしたら負けですよ」
・・・ぴゃーーーーーー!!!って、変なの?
「「「さあ?」」」
うわ〜、なにこの不安。・・・これからは女子が『きゃーーー!!!』で男子が『うわーーー!!!』にしよ。
「マトリョーシカのくだりはマジでイラっときたわ」
「まさかの一枚目に封筒に答えが・・・」
「あれで不合格ならヤってたな」
怒るなよ!?って、リンさんと椿も怖い。
「三ツ星だったらどうなってたのかしら?」
キリカ、謎の暗殺事件。
「シャレにならんぞ。あと、俺は匿名に直接手を下した覚えはないぞ」
「私もです。ソルもやってないって」
ということは・・・。
「「・・・・・・・・・」」
「何で私を見るの!?」
だって、和也は無視ぐらいしかしないし、結構俺のこと救ってるし。ソルナはまだ一回も無視も攻撃もしてないし。必然的にお前が対象に。
「うぐ。・・・やっぱり匿名を裏から操ろうかしら?」
怖いこと言わないで!?リンさんも!?
「じゃあな、黒椿」
「また会おうね♪」
「リンさんも♪それじゃ♪」
魔拿に関しては武器があるから作りません。というより、作るのがダルかったです♪
「・・・あんた」
「・・・お前」
「・・・匿名さん」
そんな軽蔑の目で見ないで!キーさんありがとうございました!

お次はコサッキーさん♪お帰りなさいです♪
「旅行か〜、楽しそうね♪」
「感想ありがとうございます♪」
「三千院家執事に天王州家メイド。・・・恐ろしいな」
本当だ〜♪六カサンダ〜♪
「匿名さん!?大丈夫ですか!?」
「放っておけ。まあ、うちの作者もかなり気分屋だが。感情を隠せないんだよな」
「六花さん・・・本当にどんな存在なのかしら?」
「あはは。・・・ユキ姉の状態を最初に聞いた時はびっくりしました」
「氷を入れて再起動させたがな」
「もうちょっと他にやり方無かったのかしら!?」
「無い」
「あるでしょうがーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「ユキ姉落ち着いて!あと、今更ですが、伊澄さんはいつもああなんですか?」
「ああ。呼んでも登場せずに迷子になってる時もあるし。海を渡るのも神出鬼没なのも毎度の事だ」
「不思議な人ですね」
「・・・まあ、実力については結構あると聞くし、仕事の邪魔されても厄介だ。これからは気をつけなきゃな」
「何か言ったお兄ちゃん?」
「いや、何でもない。・・・封筒はまどろっこしいかったな」
「普通にやりなさいっての」
「白皇って不思議です」
「ま、合格してよかったな」
「おめでとう♪」
「皆さん・・・ありがとうございます!!!」
「コサッキーさん、ありがとうございます」

う〜ん。
「匿名、終わったわよ」
ええ!?本当に?本当に終わったの?
「どうしたんですか?」
ははは・・・。明日から二泊三日の勉強合宿さ。学校側も何であんなの企画したんだが。しかも一部の進学路線にの人は強制。俺もその一人。ふざけてるよ。
「あんたはバカなんだからそれで少しはまともになってきなさいよ」
「やることになった以上、いやいややっても時間の無駄。ポジティブに捉えろ」
「その、頑張って下さい!」
・・・うん。とりあえず明日からの三日間頑張れば俺は自由!そうさ!どうせもう変更できないんだ!頑張ってやるさ!
「ま、その意気で本編に行きましょ♪」
おう!行くぜ!
「「「「スタート!!!」」」」

ーーーーーーーーーー
第二十五話・人間は我慢の限界だけは越えられない
六月十八日(水)午前七時三十分
〜とあるアパート〜
「(今日も調子が良さそうだな)
ソルおはよう♪そうだね。でも今日はもっと特別♪」

ソルナはすでに準備を済ませて白皇学院の制服に着替えていた。

「(白皇学院の転入か)
うん♪これでカズ兄と毎日会えるね♪あ、あとユキ姉」

どうやら輝雪はオマケらしい。

「ち、違うよう!
(誤解だ!・・・ユキ姉に言ったら)」

この匿名、命に替えても絶対に他言いたしません。

「(よし)
あはは。・・・あ!もうこんな時間!カズ兄たちと待ち合わせだった!」

急いで待ち合わせ場所へと向かう。

〜待ち合わせ場所〜
「お待たせしました!って、カズ兄だけ?」

「ルナか。まあ、いろいろあってな」
・・・
・・


午前七時二十分
「おーい、輝雪、三千院、書記、ハヤテ。そろそろ待ち合わせ時間だぞ」

「あ!ごめーんお兄ちゃん。用事があるから私たちは遅れて行くね」

「ああ、ルナと二人で行ってきてくれ」

「悪いな」

「ん?まあ、いいんだが」

和也は意図的な意思を感じたが特には気にしなかった。

「?お嬢様たちは用事があるんですか?僕は先に和也と行きますね」

ハヤテは喋った瞬間、一瞬悪寒が走ったと後に証言する。

「ハヤテ。お前は私の執事だろう?久しぶりに学校に行こうと意欲を出している主を置いて行くつもりか?」

ハヤテは悟った。

ああ、また自分は何かをやらかしたんだな

と。

「じゃ、じゃあ和也、先に行ってて。学校でね」

「ああ。何か知らんが、頑張れよ」


・・
・・・

「ということがあってだな」

「はあ」

ルナは直感した。ユキ姉の仕業だと。

「カズ兄、ごめんね?ちょっと電話してくるね」

「ああ。時間はあるが、あまり遅くならないようにな」




ルナは少し離れた場所で携帯を操作し、ある人物にコールしていた。

がちゃ

『もしもs』

「ユキ姉!どういうつもり!」

『やっぱり気づいたか』

「当たり前だよ!カズ兄と二人なんて・・・う、嬉しいけど恥ずかしいよ〜////////」

『ルナ、安心なさい』

「何を?」

『どこぞの三人組とは違って私たちは後をつける何て最低行為なんてしてないから!』

「そ、そんな心配してないよ〜/////」

『とりあえずお膳立てはしたからね。上手くやりなさいよ♪」

「///・・・そういうのを余計なお世話って言うんだよ///」

『・・・私たちは用事で家を出るのが遅れた。ルナを一人待たせる訳にもいかないので用事の無いお兄ちゃんを先に行かせた。そういう事よ』

「そうやって屁理屈。・・・ユキ姉は応援してくれるし過干渉もしないから好きだけど、しないにしてもこういう事は控えてね」

『わかってるわよ♪ソルナは自分の力でお兄ちゃんと付き合いたいのよね♪』

「うん」

『それじゃ頑張りなさいよ♪』

「・・・ありがとね、ユキ姉」

ルナはそう言うと通話を終了した。





「カズ兄、お待たせ」

「ん、じゃあ行くか」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

喋りたいけど軽くパニック状態のソルナ。特に喋る事も無いので喋らない和也。はっきり言って二人にした意味無い。

「(あわわ!どうしよう、話題が無いよ〜)
(まず落ち着け!無理に話題引っ張っても続かないだろうからまずゆっくり考えよう!)
(そうは言っても、好きな人と二人きりでこの沈黙はきついよ〜)」

軽く泣き出しそうなルナ。ソルは何とか落ち着かせようとする。そこに


ぽん


頭の上に手が置かれた。

「ふえ?」

その手を辿ると

「か、カズ兄?」

まだ状況が把握できてないルナ。

「いや、お前が切羽詰ったような顔してたからさ、前からこうしてたら落ち着いてたろ?だからさ」

「えと、あの」

そして、やっとか状況を把握する。

「!!・・・ふにゃ〜///」

猫化現象。

「よしよし」

撫でる和也。はたから見たら兄妹にしか見えないだろう。

「(うぅ、カズ兄優しいけど、私の気持ちにはちっとも気づいてくれない///)
(いっそ告白できればいいんだけど・・・///)
((無理〜〜〜//////////))」

こうやって、妹キャラへとなっていく。

「あ、悪い。ちょっと飲み物買ってくる」

「あ、うん///ここで待ってるね///」

和也が遠ざかったところで、

「はふぅ。落ち着いた。
(ずっと撫でられたら羞恥でこっちが死んじまうよ)
人はそう簡単には・・・いや、まあ死ぬけど、羞恥じゃ死なないと思うよ?
(そうか?でも恥ずかしくてしばらく顔が見れなくなるぐらいならありそうじゃないか?)
否定はできないけど・・・」

そんな風にソルと喋ってたら、

「お、君可愛いね♪俺たちと遊ばない♪」

「え?」

不良が五人現れた。

「い、いえ、学校がありますし」

「学校なんてかったりーじゃん♪俺たちと遊んだ方が絶対楽しいって♪」

「人を待ってて・・・」

「女の子を待たせるなんて最低じゃん♪そんな男より」

「最低じゃありません!あなたたちみたいにフラフラ遊んでるだけの人より何倍もかっこいいです!」

和也のことを最低と言われ、大声でそのことを否定するルナ。だが、その言葉は短気な不良を怒らすには十分だった。

「下手に出てりゃテメェ、ずいぶん生意気な口聞くじゃねえか、コラ!」

「いいから黙ってついて来いよ!」

「い、嫌です!」

「いいから来いって、言ってんだろ!」

ルナの腕を力任せに引っ張る不良。ルナの方もスイッチが入る。

バシッ!

ルナ、いやソルが不良の手を払った。

「嫌だって言ってんだろ」

「ああ?調子乗ってっと殺すぞ?」

「いいご身分だな。殺すなんて言葉、チャラチャラ言えるなんて。そんな勇気も無いくせに」

「(ピキピキ)テメエ。言ってくれるじゃねえか。何なら、死n」

「何してるの?」

不良が拳を振り上げた瞬間第三者の声がかかった。

「・・・カズ兄」

「ああ?んだお前?」

「その子の友達」

和也だ。その手にはコーラが握られている。

「悪い。遅くなった」

「ううん、大丈夫」

ソルが和也の元へと行こうとするが、

「おい待てよ。まだこっちの気が済まねえんだ。一発殴らせとや」

「・・・」

和也の頭の中がスパークする。思い出したくない記憶が刺激されてるような気がした。

「だいたいお前らなんなんだよ」

『だいたいさ、お前らなんなの』

こいつらの言ってることは昔にも似たような事を言われた気がする。

「ここら辺じゃ見かけねえ顔って事は転校生だろ」

『転校生のくせに』

「そんな奴らが白皇とか生意気なんだよ」

『俺たちより目立ってさ、目障りなんだよ』

一言一言が癪に障る。

「土下座しろよ。そうすりゃ許して」

「黙れ」

和也は無意識にそう言った。

「今なら見逃してやるよ」

「ああ?テメエ立場わかって」

ブシュ

コーラが不良どもにかかった。

「いいから行けよ」

「テメエ・・・!!!」

ついにキレた不良は和也に襲いかかる・・・事はできなかった。

「いいから行けって言ってるのが、ワカラナイノカ」

ゾクッ!

周囲が凍ったかのように冷たい。重くのしかかる“殺気”。不良たちは動けなくなってしまった。

「う・・・あ」

和也が一歩進むと殺気は消えていた。

「さっさと行け」

「う、うわああああ!!」

不良は逃げて行った。

「・・・カズ兄」

「怖いか?」

「そんな事ないぞ!絶対!」

「ありがとな、ソル」

きっちり入れ替わりにも気づいてるとこが流石だ。

「行くか」

「あ、ああ」

二人は学校へと向かった。

「ところでカズ兄。飲み物はいいのか?」

「・・・・あ」

意外と抜けてる和也であった。









そのころ、遅れ組は

〜ムラサキノヤカタ〜
午前八時
「お嬢様。そろそろ学校に行った方が」

「うるさい!私は今、ディス○イア4のレベル上げをしておるのだ!邪魔するでない!」

「ですがすでに輝雪と千春さんは行きましたよ?」

「周りの人間に流されて行動するなど弱い人間がすることだ。私はいつでも私のペースに合わせる!」

「ですが!」

「お、レベル9999達成!」

「!それでは」

「うむ・・・睡眠の準備をしろハヤテ!」

「・・・・・・・は?」

「私はもう疲れた。これでは体がもたん。なので寝る。・・・おいハヤテ。どこに行くのだ?」

「え?学校へ」

「なぜだ?」

「僕は成績がギリギリなので毎日行かなければやばいんです」

「主を置いて行くつもりか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「おい、なぜ黙々と準備をする?ハヤテ?ハヤテ!」

結局ナギは休んだとさ。

ーーーーーーーーーー
終わった。これでしばらくお別れか。
「たかが三日、いや、二日でしょ」
「うじうじうるさいぞ」
すんませんでしたね!
「まあまあ。今回はこれで終わりです♪それではまた♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.63 )
日時: 2012/07/31 19:40
名前: キー

 キーです。…勉強合宿ですか。…僕も来年か再来年にあるかもな。高1の今のうちにひな
ゆめに来まくって、遊びまくる。

 調「何感想きていきなり決意してんだよ。」

 桜「『周りの人間に流されて行動するなど弱い人間がすることだ。私はいつでも私のペー
スに合わせる!』ね。将来大物に成る、もしくは完全にダメになる人ってこんな人ね。…ナ
ギは間違いなく後者ね。」

 椿「屋穂ーーーーーーーーーーー。和也ニィ・ソルナ姉、元気?…なんか『箱猫』が緊迫
して疲れるからこっちでは元気にやっちゃうよ〜。うん、キーは間違いなく後者になりそう
だね。」

 ・・・・・・・・・・・・・・

 調「なんか、輝雪が若干落ち込んでる?」

 椿「リンさんがいないからね。…その分も私が頑張るからね。」

 調「…………………和むわ〜。!(^ω^)!…………後は頼んだ。今回はしばらく和んでく
る。」

 椿「あぁぁぁ。調さんってなんでいつもソルナ姉の猫化現象であぁなっちゃうだろ。確か
にソルナ姉の猫化現象は私も好きだけど。……今回は桜と2人で感想か。」

 桜「輝雪っちに光の応用を今回も教えちゃいます。」

 椿「……あぁ、桜も輝雪姉のとこに行っちゃった。…1人で感想です。」

 椿「…和也ニィ、怖いです。笑顔ですよ。(*^。^*)」

 椿「ソルナ姉ももっと頑張って。地道にやるのも良いけど、大胆に行くのも必要だよ。…
告白するときには和也ニィみたいなタイプは、『好きです』よりも、『貴方の事が『一人の
男性として』好きです。』って言った方がいいよ。」←ソルナにしか聞こえない小声

 椿「もうそろそろおわりますが、早くリンさんに復帰してもらわないと。」




 桜「輝雪っち、紫外線には殺菌作用だけじゃなくて、物質の変性作用もあるんですよ。…
日焼けは紫外線で皮膚が変性して黒くなるんですよ。じゃあ、また次回にほかの応用法を用
意しときますよ。」
[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください
Re: 鬼狩りの一族 ( No.64 )
日時: 2012/08/01 18:03
名前: コサッキー

ども、コサッキーです!

零司「大神零司ー」

……いつも思うけど、零司ってかなり適当だよね…。

零司「まぁな。だって疲れるし」

あのさぁ…。

零司「俺の事はどうでもいいっての。んじゃ、感想な」

思ったけどソルとルナの会話って傍から見るとあれだよね…。

零司「ま、しょうがないんだけどな」

そうなんだけどね…。んで、ハヤテさんや。少しは空気読めや。

零司「無理無理。ハヤテだし。んで、待ち合わせには和也一人でGO?」

そして、現れた和也にルナは輝雪へと電話をかける。

零司「まぁ、わかりやすいけどな。誰がやったかなんて。ま、過干渉じゃなくてお節介程度のものだからいいんじゃね?」

確かにね。どこぞの三人組よりかは遥かにいいね。

零司「んで、歩き出したはいいが……話題は無し、と」

見事にソルナ達テンぱってるからね…。

零司「そだな。ま、追々慣れろ」

慣れるものなの…?それで、和也が飲み物を買って来ると離れた瞬間にナンパ男の登場!

零司「結構馬鹿だよなー。自分と相手の絶対的な差ぐらいわかれって」

いや、普通の人には無理だからね!?

零司「そうか?まぁ、いいや」

それで、男達が手をあげようとした瞬間に和也が登場。

零司「タイミングいいな。それで……和也は何を思い出してる…?」

というか、殺気こわっ!?

零司「え?そうか?まだ弱い方な気がするが…」

君と比べたらねぇ!?

零司「別に殺気なんて訓練すればいいだけだろ…。まぁ、それは置いといて、チビ嬢は学校行けや!」

三千院家執事としての意見!

零司「よし、感想終わり!」

では!合宿お疲れしたー!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.65 )
日時: 2012/08/01 23:20
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

勉強合宿疲れたーーーーーーーーー!!!!
「お疲れ様」
「対した事でもないだろう」
うるさい!携帯はともかくゲームも漫画も無いなんて・・・。
「お前の精神力の問題だ」
そうだけどさ。一日中勉強だよ?七、八時間は普通にやるよ?地獄だよ?
「もう現実の話題はいいだろう。そろそろやるぞ」
急に投げやりだね。まあ、そうだね♪いつまでも暗い雰囲気でいるなんてもったいない!テンションあげてくぜ!ヤッホーー!!
「うるさい!」
・・・はい。今回のゲストはお馴染みルナです。
「何かすっごく気まずいんですけど」
「気にしちゃダメよ♪では早速行きましょ♪」

「最初はキーさんだ」
「リンさん、どうして裏切ちゃったの?」
「ユキ姉、元気出して」
「うん、ありがとね」
キーさん♪そうですよ♪遊べるうちに遊んだ方がいいです!なぜなら学生割のおかげで四六時中遊べますが高校を卒業すると通話料、メール代金、通信料いろいろかかりますからね。
「あんたは人が落ち込んでる時に遊びの話しばかりするなーーー!!!」
げふぅ!
「全く。黒椿もありがとな」
「調さんもこんばんわ♪」
「桜さん。ありがとう。じゃあ、私ちょっと行ってくるわね」(←シラヌイを連れて)
「ふむ。たしかにルナの猫化現象は和む」
「ふえ?」
「ん?」(←撫でる)
「ふみゃ!?・・・にゃ〜///って感想中だよ!///」
「あ、悪い悪い」
「もう///」
「笑顔か・・・もう何年もやってないな」
「カズ兄・・・じゃ、じゃあ私とソルがカズ兄の分まで笑顔になる!」
「・・・ありがとな」
「うん♪・・・?椿ちゃん何?・・・・ななな////////」
「どうした?」
「な、何でもにゃいよ///」
「なぜ猫化?まあいいが」
「ただいま♪」
「お、来たか」
「うん♪いろいろ教わっちゃった。自分の方でも調べなきゃね」
「それでは、キーさん、ありがとうございました♪」

痛た。お次はコサッキーさんです♪
「ち、もう起きたか」
酷くない?その扱いは酷いよね?
「・・・ではやりましょ♪」
・・・もういいや。
「たしかに私たちの会話は他の人にしてみたら普通ではないですね」
「まあ、今更気にする必要もないでしょ♪」
「はい♪」
「いいのかそれで?」
「あとハヤテくんね〜。もうちょっと空気読みなさいって感じよね〜」
「それは無理だろう。ハヤテだし。そしていつの話だ?」
「気にしなくてよし!!!」
「うぅ///」
「???」
あと輝雪って意外と世話焼きだよね。
「いいじゃない♪可愛い妹には協力してあげたくなるのよ♪」
「俺も同感だが・・・だからいつの話だ?」
「私、大丈夫なんですか?」
・・・頑張るよ。
「あと慣れろと言われてもちょっと難しいです。だって・・その///初恋の人と二人で歩けるだけでも幸せだし//////」
「????????」
和也、鈍い。
「全く。お兄ちゃんは」
不良どもはかませ犬ですね。所詮、相手の力量もわからない雑魚です。ハッキリ言えばルナもこんな性格じゃなければ瞬殺です。
「あう、すいません」
「そんなこと・・」
「そんなことないぞ。それがルナのいいところであり、長所だ。お前はお前のままでいたらいい」
早い。
「言いたいこと、全部言われた」
「ソルが私はどうなんだ!って言ってます」
「お前もその元気で活発な性格が一番いいと思うぞ。その性格には何度も元気をもらった」
「/////////////」
ありゃりゃ、二人ともオーバーヒートだ。
「しばらくそっとしときましょ。で、お兄ちゃんが思い出したのはあの記憶ね」
お前“ら”だしね。輝雪も当事者。
「あの記憶はもう二度と思い出さないと思ってたのだが、そうはいかなくなった」
お前らの過去もいろんな意味で悲惨だよな。
「殺気にかんしてだが、あんなの序の口だ。だいぶ抑えたぞ?」
「お兄ちゃんの本気はマジで底が見えない」
同意。で、ナギは学校サボりと。
「結局ね」
「今に始まったことじゃない・・・から困ってるんだったな。すまん」
別に和也のせいじゃないよ。
「もう!何暗い雰囲気になってるのよ!コサッキーさん、ありがとうございました♪」


本編!
「今回はサクッと行きましょー♪」
「ルナも復活したな。行けるか?」
「ふぁい!」
「ルナ、そこで噛んじゃダメよ。まあ、いいけどね」
それじゃあ♪
「「「「スタート!!!」」」」


ーーーーーーーーーー
第二十六話・友達、下僕、姫
〜白皇学院〜
六月十八日(水)午後十二時四十五分
「四時間目しゅうりょ〜う♪」

「嬉しそうですね」

「当たり前よハヤテくん!勉強ができる人がいても、勉強が好きな人はもはや珍獣並みに珍しいのよ!」

勉強ができるが好きではない。そんな輝雪が言うと説得力が違う。

「ねえ、天気がいいしテラスで食べない♪」

「いいですよ♪」

「綾さ」

ズドドドドdodododo!!!!

「和也と東宮さんも行きませんか♪」

「「あ、うん」」

普段ならクラスの男子は輝雪がハヤテを誘った時点で殺意の目線を送るのだが目の前の惨劇に何も言えなかった。

「じゃあ、私も一緒にいいかしら」

「私も邪魔させてもらおう」

だがそれもつかの間。ヒナギクと千桜が参加した瞬間殺意は膨れ上がった。

「「「「「「一斉攻撃ーーーーーーーーーーー!!!!!」」」」」」

「「「へ?」」」

最近、東宮をまともにしたせいで死の危険が迫ってる気がする。




〜廊下〜
「危ない所でした」

「毎度毎度懲りない奴らだ」

「僕は本気でいつか死ぬんじゃないかって心配だよ」

逃げ切った一同はテラスへと向かっていた。

「東宮くんはもうちょっと体力を鍛えたほうがいいわよ。・・・いつか死ぬわよ」

「皆といて死ぬか、孤独になって生きるか、選んだ方がいいぞ」

「・・・後悔しないようにね」

「何でそんな不吉な事を言うのさ!?桂さんまで!?」

一歩死が近づいた気もしなくもない。

「まあまあ。あ、テラスよ♪」

「ん?先客がいるよ・う・だが?」

そこには

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

小柄でショートにカットされた黒髪の女の子がいた。

「ルナ、か?」

ピク

少女はゆっくりとこちらを向きそして

「か、カズ兄〜〜(泣)」

和也に抱きつくルナ。

「何があった?」

「じ、実は」

ルナが事情を説明しようとすると、

ドドドドドドド

大量の足音が近づいて来た。

「き、来た!」

「お兄ちゃん!ひとまずルナ連れてどっかで気配消して!」

「あ、ああ」

和也はルナを連れて少し離れた所で気配を消した。
直後に大量の足音の正体、白皇の生徒が現れた。代表なのか一人の男子生徒が一人前に出て、

「こんにちは!一年三組小野大輔と言います!こちらに大空ルナさんは来ませんでしたか!」

自己紹介をした。どうやらソルナを探しているらしい。ついでにメインキャラではありません。

「え〜と、私は二年二組木崎輝雪。ルナとは昔からの知り合いだし大切な友達でもあるから、どうして探しているか理由を教えてもらっていいかな?」

事情を知らなきゃ始まらない。輝雪は小野大輔に聞いてみた。ついでに一年三組と二年二組というのは今この場で適当に決めました(笑)

「だってほら、可愛いじゃないですか!!」

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・は?」」」」」

説明求むみたいな雰囲気を流していると一年三組の皆さん(男女問わず)口を開いた。

「凄く可愛いのよね♪」

「こう、小動物オーラが」

「守ってあげたくなる」

「ふもふもしたーい♪」

「撫でたい」

「ルナさんどこですかーーーーーーーー!!!付き合ってくださーーーーーい!!!」

「あ、ズリーぞ!」

「ダメよ!あんたと付き合ったらお先真っ暗よ」

「んだと!」

などなど、いろいろ言っていた。

「あ、すいません。それであの、ルナさんは?」

「あっちよ♪」

輝雪は自分たちが来た道を指差した。

「ありがとうございます!」

ダダダダダダダダダダダ・・・・
後ろにいるとも気づかず過ぎ去って行く。

「・・・・・お兄ちゃん」

足音が聞こえなくなったところで和也を呼ぶ。

「ああ」

「ありがとうございます。はふぅ」

どうやら落ち着いたようだ。

「で、ルナ。何があったの?」

「・・・それは」



・・・
・・


〜一年三組教室〜
「おーい、今日は転校生がいるぞー」

それは朝の出来事だ。

「(う〜、緊張する〜)
(まあ、気楽にやれって)
(う、うん。だけど・・・)
(ああもう。覚悟を決める!)」

二人(?)で言葉ではなく心のキャッチボールをしていた。

「おーい、入ってくれ!」

「(ビグゥ!)
(おいおい)」

ガララ

教室に入る。

「お、おはようございまひゅ!」

・・・噛んだよね。

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」

「///////おはようございます」

ついでに、この沈黙はクラス全員がルナの事を(((((可愛い///)))))と思ってる状態です。

「じゃ、自己紹介して」

「は、はい!」

自分の名前を黒板に書こうとチョークを持つ。

カッカッ

「あ」

焦ったのか“ル”の間を開け過ぎ
大空ルナ



大空ノレナ

という感じになった。

「(治さなきゃ)」

黒板消しを手に取り直そうとする。が、

「きゃ!」

誤って黒板消しを落としてしまう。

ボフッ

「けほけほ・・・うぅ」

若干涙目。クラスはもちろん

「「「「「(((((可愛い///)))))」」」」」

と思うわけだ。
この後も何もない所で転んだり、少し助けたり(消しゴムを拾うなど)した時満面の笑みで感謝したりなど、その容姿のせいもあり本人の知らぬ所で人気を獲得していた。(後日、ファンクラブが作られたのは言うまでもない)
その状態でルナがやってしまう。

午後十二時四十五分
授業が終わり、皆が昼食の準備をしてる時。

「・・・あ」

「どうしたのルナちゃ?」

隣の席のまともなクラスメート吉田さん。もちろん、あのソルナを追いかけ回してた大群には入っておりません。

「実は・・その・・・・お弁当忘れて来ちゃって」

ピクッ

クラス全体の雰囲気が変わった。

「そうなの?だったら私のお弁当分け」

ようか?
吉田さんがそう言い終える前に皆は動いていた。

「俺の弁当いる!?今日は牛丼だぜ!」

「このお弁当私が作ったの!よかったらどうぞ!」

「今日は奮発して高い弁当なんだ!よかったら食べない!」

「ふぇ!?」

クラスメートたちの怒涛の勢いに教室の隅へと追いやられてしまった。

「あの・・・えと・・・・」

涙目のルナ。そしてスイッチが入れ替わる。

バシュ

「あれ?」

クラスメートの一人がとぼけた声を出す。ルナが消えたからだ。

「上だ!」

運動部の一人が声を上げる。ルナ、いや“ソル”はジャンプしてその場を抜け出した。もともと運動神経は一般と比べるとかなり高いのだ。このくらい、どうってことない。
ソルは吉田さんの前で着地する。

「ルナ、ちゃん?」

「悪い、あんたには後で説明する」

ルナとは似ても似つかない喋り方で話す。吉田さんも混乱を隠せないようだ。

「つーことで、さらば!」

「「「「「な!?」」」」」

ソルは窓から飛び降りた。


・・
・・・

「なるほど。そしてテラスに来たとこでまたルナに入れ替わったということね」

「はい」

弱々しく返事をするルナ。輝雪は

「それでいいの?」

「え?」

「それでいいのかって聞いてるの」

「それは・・・」

「白皇は、あなたが望んでいた場所でしょ?」

「え?」

「わからない?ここの生徒ならあなたを受け入れてくれるわ。普通よりも高い身体能力を持ち、二重人格という普通の人なら受け入れるのに結構時間がいる事実。でも、ここの生徒はよくも悪くも受け入れてくれるわ」

「・・・・・・」

「ちゃんと説明しなさい。そして嫌なことははっきり言う。そうすればソルナの“欲しかったもの”が手に入るわ」

「ユキ姉」

その時

「・ナ・・・・・ん」

え?」

遠くから声が聞こえた。

「ルナちゃーーーーん」

「吉田さん!?」

吉田さんはルナが心配で追いかけて来たのだ。
さらに

「「「「「ルナちゃーーーーーーーーん!!!!!」」」」」

あの集団も帰ってきたらしい。校内を一周したようだ。

「ほら、行きなさい」

「・・・うん!」

ルナが走って行く。

「輝雪。あなた」

「どうしたのヒナギク?」

「ううん。凄いなーって、思っただけよ」

「ソルナさん、友達ができればいいですね」

「そうね」

だが、そう上手くもいかないらしい。

「ん?戻って来たぞ」

「ユキ姉〜」

「どうしたのルナ?って」

輝雪は一年三組の皆さんを見た。そこには










ひざまつく生徒がいた。(吉田さん除く)

「・・・何があったの?」

「えと、私が二重人格という事を教えてあと追いかけて来ないで下さい!って言ったら『じゃあ、愛でてもいいですか!』と言われたので、反省してるんですか!?と言ったら『・・・そうか!』と何かを思いついた瞬間に全員があんな感じに」

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

どうやらルナの怒っているとこを見て反省→忠誠を誓うになったらしい。どうしてこうなった。

「えと、ルナちゃん?」

「ふえ!?吉田さん?」

「こんな人たちだけど仲良くしてあげてね?もちろん私とも」

「いいの?私、二重人格だよ?」

何処かから「可愛いければOKーーーーーーーーー!!!!」と叫んでるやつがいますが無視の方向で。

「いいよ!ルナちゃんはルナちゃんだもん!それに、もう一人との方も友達になりたいな」

「吉田さん」

「ほら、ルナも何か言いなさい」

「うん!よろしくね吉田さん!」

「こちらこそ♪」

そして二年生陣。

「いう光景ね」

「友達いっぱい。いいな〜」

「これで一安心ですね」

「だがな〜」

「どうした和也くん」

「書記か。・・・時間がな〜」

「「「「「え?」」」」」

キーンコーンカーンコーン

「「「「「・・・あ」」」」」

昼食抜きで午後の授業に挑んだとさ。

ーーーーーーーーーー
「疲れました」
「お疲れ」
「頑張ったわね」
これでソルナはクラス内で女王になったわけだ。吉田さんという友達もできたし。めでたしめでたし。
「そうね♪その吉田さんがあんたが適当に作ったキャラじゃなければハッピーエンドだったわね♪」
すんませんでしたねー!ルナもそんな泣きそうな顔しなでよ!
「だってー」
うう、今回はこれ終わりです!それでは!
「あ!逃げた」
「・・こいつらは静かにできんのか?」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.66 )
日時: 2012/08/03 13:06
名前: キー

 調「よかったな、輝雪、とりあえず、久々のリン復活。」

 リン「輝雪、久々ね。ま、今回の主役は輝雪でなくてソルナだけど。」

 椿「矢穂ーーーーーーーーーー。ソルナ姉大人気だね。1年3組の人に行っちゃったら?
『私はカズ兄が好きです。』って。」

 調「椿の奴、絶対ソルナの反応を楽しみにしているな。僕も楽しみだけど、………和むか
ら。」

 奏「吉田さん、いい人ね。……最初の1段落はスルーしていいのかしら?」

 調「僕としては、ヒナギクと女装ハヤテとルナで誰が一番人気か気になるね。…良い勝負
になりそう。」

 奏「『ふもふもしたい』には、どう突っ込めばいいのかしら?」

 リン「輝雪はルナに教えたけど、今回は……ねぇ。」

 奏「時間無くて昼食抜きだし。……ハヤテはともかく、大丈夫なの?」

 調「ハヤテはともかくって……」

 奏「ハヤテは慣れてそうだし。」

 調「まぁソルナ、カズとの仲を応援してるぞ。」

 椿「私も。」

 リン「そして、そのうち輝雪も…ね。」 




 突然ですが、匿名さんって高2?

 調「いきなり何を聞いてんだよ。」

 いやだって、匿名さんが年上に見えてきたからさ。なんか、いろいろ言ってるけど、物理
って、この程度の事知っててもおかしくないんだよね。まだ、中学で習った物理範囲しか書
いた覚えないし。

 調「いや、お前高1だから高校物理あまり説明できないだろ。」

 大丈夫だ。物理にはそれなりに…………な。

 それと、いつか言っていた、更新速度だけど、

 調「キーって、最初から終わりまで考えてから書きはじめて、途中で思いついたこととか
を適当に加工してネタにしてるんだよな。」

 だからネタがなければ話を進めればいい…的な?

 これって、もはや感想といえるのか謎です。

 ナオ「ちょっとソルナっちと輝雪っちのいろんな写真を撮ってくる。」

 調「ソルナの猫化もとってきて。」

 おい、お前ら、……あぁナオが行ってしまった。……追い返しても構いませんので。

 では。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.67 )
日時: 2012/08/04 15:13
名前: コサッキー

どうも、コサッキーです!

零司「三千院家執事の大神零司」

六花「天皇州家メイドの志姫六花です♪どうも、匿名さん♪」←(匿名さんに含みのある笑顔を向ける)

六花さーん!?匿名さんが発狂するからやめようか!?

六花「うふふ♪作者さんに言われたので、やめときましょうかね♪」

零司(……怖い)

零司「つか、いつになったら俺と六花さん以外のキャラを出してくれる訳?」

いや、別にフライングとかしてもいいんだけどさ…。それはつまらないんだよねー。

六花「そんな理由で私達の負担が増えるんですね…」

いや、別に菊花とかも出していいんだけどね?

零司「じゃあ、出せよ」

……その判断は匿名さんに任せようかなっ。

六花「結局そうなるんですか…」

うん。という訳で、来て欲しいオリキャラいたら言ってくださいー。

六花「では、感想に行きましょうか♪」

零司「まずはハヤテ……もう、殺せば?」

いきなり物騒なこと言わないで!?

零司「いや、だってさぁ…」

いいから物騒なことを言うなぁ!!

六花「まあまあ。それで、テラスにいったら弱ったソルナさんが…」

そして、事情を話そうとしたら変な集団がやってきたぁ!?

零司「なんかソルナを追ってきた同じクラスのようだがな…。つか、追ってきてる理由が…」

六花「そこは白皇ですからね♪」

納得の理由だ!

零司「いや、それで納得するのはどうなんだか…。んで、転校初日にドジやってクラス中を手中に…」

……何か凄い才能と言えるね…。

六花「一種のカリスマとも言えるんでしょうかね〜♪……まぁ、実際は違うんでしょうけど」

零司「んで、二重人格の事も正直に話すも、普通に受け入れられると…」

白皇が凄いのかどうかすらわからない…!

六花「両極端ですからね〜…」

零司「ま、ここで感想は終わり」

では!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.68 )
日時: 2012/08/05 20:19
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

最初の感想者はキーさんです♪
「「「感想ありがとうございます!」」」
リンさん復活おめでとうございます♪
「リンさーん♪また修行つけてねー♪」パシャ!
「それよりも、私の紹介シーンは飛ばすんですね」
だるい♪
「こいつは・・・」
おーい、椿が解決策を言ってるぞ。
「え?・・・!?//////ふみゃ!?/////む、無理・・・にゃう〜//////」パシャ!
おーい、ルナー。えーと、話題話題話題・・・吉田さん、いう人だな。(奏ナイス!)
ルナ「ふえ?////そうですね♪吉田さんはいい人です♪」パシャ!
「匿名が適当に作ったキャラだけどね」
へいへい!悪うござんした!
「ヒナギク、女装ハヤテ、ルナか。ヒナギクは男女から、ハヤテは男子から、ルナは女子からの票が多そうだ」
「案外、同票数になったりね」
「ふえ?」
もふもふしたい、か。スルーの方向で♪
「今回はたしかに教えたわね。ここなら良くも悪くも美少女のルナは受け入れてくれるし。あとはそこから本当の友人関係を作れるかはルナ次第」パシャ!
「が、頑張ります!」パシャ!
「昼飯抜きはまずかった。かなり腹鳴った」
「・・・ご飯」パシャ!
「ユキ姉!元気出して!」
「?なあ、このソルナと俺の仲を応援するってどういう・・・?」
「ひゃううぅぅぅ///////何でも無いんですぅぅぅぅ//////」パシャ!
「私・・・誰と?」
いずれわかるよ♪
「で、匿名。何か言われてるわよ」
え?あ、本当だ。僕は高一ですよ。
「アッサリだな。キーさんは投稿する時いろいろ付け加えたりしてるんだな」
「匿名さんはiPhoneにメモ機能であらかじめストックしとくんですよね?」
そうだよ♪こっちの方がかなり楽だったし♪・・・最初の頃は直接書き込んでたから途中で消えたり大変だったよ。
「感想と言えるかどうか、ね。まだセーフだと思うわ。前半はちゃんと本編の内容に関係ある事だし」
でも、後半だけだとただの雑談だと思うので気を付けた方がいいですよ。
「あれ?ナオさんがこっちに来てるらしいですよ?」
「「今さら?」」
ええ!?気づいてたの!?
「そうなんですか!?」
「いや、シャッター音とか普通に聞こえてたじゃない」
「気づくのが普通」
「「・・・・・・・・・・・・・・・」」(←唖然)
「では、キーさんありがとうございました♪」

続いてはコサッキーさんです!
「「「感想ありがとうございます!」」」
そして・・・うん?・・あtjcっdshkhfzvkljてうkyrc!?!?!?
「どうしたんですか!?」
hahaha.daijoubudayo.
「大丈夫に聞こえないです!」
「はーい、無視して進めるわよー」
「すぐに治るだろう」
「あとオリキャラを出すか出さないか匿名さんに決めてもらいたいと」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」(←匿名を見る)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(←絶賛気絶中)
「ラストの方で聞くとして、殺す、か。変態ならともかく他のクラスメートを殺すかな、あいつ」
「さあ?殺さないんじゃない?」
「まあ、いいか。んで、逃げてテラスに行ったら」
「ソルナがいたのよね〜」
「はい・・・」
「事情を聞こうとしたらクラスの奴らが来たな」
「怖かったです」
「追ってくる理由は・・・」
「まあ、六花さんの言う通り、白皇だから、言うののが一番しっくり来る理由なのよね」
「不思議です」
「まあ、一番不思議なのはドジやりまくってクラスを手中に収めたルナ打よな」
「ある意味、魔性の女ね」
「ほえ?」
「二重人格もあっさり受け入れる白皇も凄いけどね」
「驚いた」
「でも良かったです♪」
う〜ん。
「お、起きたか」
「じゃあ匿名。聞きたい事が」
ん?何・・・を?(←六花さんを見る)
・・・きゅ〜。
「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」
「・・・投げやりですみませんが好きなキャラでいいです」
「ははは。コサッキーさんありがとうございました♪」

「本編!だけど・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
「どうする?」
「放置で」
「ええ!?いいんですか!?」
「大丈夫大丈夫♪何とかなるって♪」
「??は、はあ」
「それじゃあ、いつもの行くわよ♪」
「せーの」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第二十七話・かませ犬は所詮やられ役
六月二十日(金)九時三十分
〜白皇学院〜
「A班!早くテーブル持って来い!」

「ちょっとー!注文したのと違うじゃない!」

「こんなペースじゃ間に合わないぞ!まだ動ける奴はその身朽ちるまで動き続けろ!」

「「「「「「まずはお前が動け!!!!」」」」」」

「あ、はい」

ここはハヤテたちのクラス。文化祭間近ということで朝っぱらから準備をしている。ハヤテたちはというと、

「頼まれてた木材、ノコギリ、トンカチ、釘、その他諸々買ってきました!」

「こっちも糊、ボンド、瞬間接着剤、画鋲、画用紙、その他諸々買ってきたわよ」

「こっちも飾り付けの折り紙、ハサミ、モールなどなど、そこら辺から買える飾り付けの品と準備用の品、いろいろ買ってきたぞ」

買い出しだった。生徒会の方も総動員でヒナギク、千桜やヒナギク、この機に応じてサボっている三馬鹿もいないため、準備が難航している。

「綾崎か!助かる!こっちの準備も手伝ってくれ!」

「輝雪ちゃん!こっちもお願い!」

「木崎兄!こっちも頼む!」

「はい!わかりました!」

「よーし♪頑張っちゃうぞー♪」

「変な呼び方を付けるなよ、全く」

こうして午前は終わった。


午後十二時四十五分

「疲れましたね」

「流石にな。午後もあるんだろ?今日中に終わればいいが、終わらなければ休み中もだろ?」

「鬼の被害も闇払いの宝珠を使ったとしても百パーセント直すことはできませんからね」

「昨日も隣のクラスで物が紛失したって騒いでたろ?あれも鬼狩りの被害だしな」

鬼の攻撃には闇という特殊能力がほぼ確実に付加されている。闇払いの宝珠はその闇を払い、元の状態に戻す物なのだが、流石に吹き飛ばされて効果範囲外に出てしまった物までには意味が無いようだ。

「・・・さらに鷺ノ宮まで勘付いてるとなると動きにくくなる。どうにかしなきゃな」

「和也、どうかしましたか?」

「いや、こっちの話だ」

自分たちの使う力は闇の力。噂では意外と頑固な一面を持つ鷺ノ宮伊澄にばれると後々厄介になる。

「(俺なら気配を読めるが鬼の戦闘中に来られてもな。それに前に鷺ノ宮の気配探ったら移動スピードが異常だし。どうする?)」

考え込む和也。そこに、

「・・・鷺ノ宮か」

「え?」

「どうかしましたか?」

「おわあ!?」

流石和也だ。和也曰く、函館から猛スピードで急接近したらしい。どうやったらそうなるんだ?

「い、伊澄さんでしたか」

「?それ以外に見えます?」

「い、いえ」

「・・・・・・・・」

「ん?何だ?」

「いえ。ではハヤテ様」

「あ、伊澄さん!・・・もう消えちゃいました」

「今頃、海でも渡ってるんじゃないか」

本当にどうやったら無意識の内に海渡れるんだろう?
そして和也は、

「(何だ?今鷺ノ宮に睨まれたような?そういえばあいつはハヤテから妖気のようなものを感じたと言っていたな。もしかして目星はつけてるのか?そして俺も候補の一人。多分、輝雪も)」

ソルナは最近来たためまだ疑われてはいないだろう。それにソルナは一年生だ。安全圏と言ってもいい。

「(もしバレれば真っ先に攻撃して来そうだ。これからとれる行動は二つ。全てを打ち明けるか、隠し通すか)」

だが、すでに答えは決まっていた。

「(隠し通すしかないだろうな。鷺ノ宮はハヤテが大事そうだし。話した時点でハヤテを戦線から離脱させるだろう)」

和也はハヤテをチラリと見ながら

「(ハヤテには“何か”がある。今や貴重な戦力となりつつあるし身勝手な話だが失うわけにはいかない)」

和也自身気づいてないかもしれないが、ハヤテは和也や輝雪の中で大きな存在となりつつある。本来、ソルナも来てる時点でハヤテがいなくとも何とかなるのだが、それでも、一般人であるハヤテと一緒に戦ってるのはハヤテとの絆を保つ為かもしれない。



昼食を食べ終わり何となく歩き回るハヤテと和也。廊下には所狭しと数々の物が置かれている。

「こうして見ると、クラスの個性がわかるな」

「そうですか?」

「ああ。ここのクラス、今も手が空いてる奴は準備をしてるだろ?活気があるいいクラスだよ」

「なるほど。たしかにそういうところでも個性が出ますね」

他のクラスを見ながら移動していると

「おい、お前ら。木崎和也と綾崎ハヤテだな」

後ろから声が聞こえた。

「そろそろ戻るか」

「そうですね」

あくまでスルーの二人。クラスに戻ろうとする。

「おい!綾崎!木崎!」

先程とは違う声が聞こえた。複数人いるようだ。

「う〜ん。少し遠回りですけどこっちのルートを通りましょうか」

「わかった」

この二人はよく白皇生徒に襲われるため、危機感値能力(和也は元々)とスルースキルは無駄に高い。まあ、今回は危機というより“めんどくさい事”に分類されるだろう。

「「無視すんなーー!!!」」

「あ♪ここ面白そうですね♪」

「文化祭で休憩入ったら行ってみるか」

「「ここは『しょうがない』って感じで振り向くのが普通だろ!?」」

現実じゃそんな理屈は通らない!

「「いいから話を聞け!!!」」

ガシ
バキッ

「「ぐふぉ!?」」

「今何かぶつかりました?」

「気のせいじゃないか?」

謎の二人が肩をつかむ→振りほどくフリして裏拳で顔面を殴る→知らんぷり

ハヤテもやるって、余程めんどくさい雰囲気を感じ取ってんだな。

「「・・・くそ!」」

ガシ
ブン
バシッ

肩をつかむ→裏拳をかます→キャッチ!
意外と学習するらしい。

「「((何度も同じ手に乗))」」

だが、この二人に対しての行動ならば、まだ甘い。
ハヤテと和也はもう片方の手で相手の手首をつかむ。

「「な!?」」

相手も動くがハヤテと和也はバックステップで相手の懐に入り思いっきりぶん投げる。

ドンッ!

「「ガハァ!?」」

受け身を取れずそのまま投げ飛ばされたため、結構なダメージが入ってるだろう。

「で、何なんですか?僕にはあなたたちにような知り合いはいませんよ」

「俺も覚えがないな」

「「いまさらかよ」」

先ほどのダメージが残ってるらしく、かすれた声しか出ない。少しして、やっとか声が出るようになった。容姿は片方がツンツン頭。もう片方は坊主頭だ。

「おい!綾崎、木崎!」

「お前ら最近調子に乗りすぎなんだ」

「今もこれからも調子に乗る予定は無いのでご安心を」

「それでは失礼します」

「待てやコルァアアアア!!!」

「せめてセリフ最後まで言わせろやーーーーーー!!!!」

「たしかに先輩に対してこの対応は失礼だったな。・・・だが断る」

「断んなーーーーー!!!」

「てか、先輩って気づいてたのかよ!?」

「気づくに決まってるでしょう。科学的に考えて」

「「科学の要素はどこにも無かったろ!?」」

ダメだ。俺の頭の成長随分と前に終了してる。ネタが古い。

「後輩なら後輩らしく先輩の言う事を聞け!」

「お前らの決めた道に意味どころか価値すら無い」

「ていうかいい加減話を聞け!お前らの遊びに付き合うのはうんざりだ!」

「何を言ってるんですか先輩?ここは現実であって遊びでは無いんですよ?」

「うるさいうるさいうるさい!」

「うわ〜、そのネタは男がやったら嫌悪感しか出ませんよ」

「ドン引き」

「うがぁああああああああああああああ!!!」

「・・・すまん。俺も悪い意味で鳥肌立ったわ」

「味方だろお前は!」

「「まあ、こんな茶番は置いていて」」

「「ふざけんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」

「「・・・じゃあ忘れておきます」」

「「・・・・・・・((グギギ))」」(←怒りで震えております)

「で、話は何ですか?」

「今更だが、ハヤテ普段より黒くないか?」

「いえ、この二人からは変態臭がするのであまり関わりたくないだけです」

「そうか」

「く、何かムカつくがいいだろう。話と言うのはな!」

「おま」

キーンコーンカーンコーン

「あ♪時間ですので帰りますね♪」

「送れるのはマズイな」

「な!ちょ」

そこにいた二人はもうすでにその場から消えていた。

「だから最後まで言わせろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

「ていうか、俺たちが間に合わねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

その後、この謎のかませ・・・二人は結局広大な白皇学院をすぐに移動することはできず授業(文化祭の準備)に遅れクラスメートにこっぴどく怒られた(笑)ハヤテと和也は普通に間に合った。

何かよくわからないけど。次回も続く!

ーーーーーーーーーー
う〜ん。ん?
「起きたか」
・・・は!
「もう本編終わったわよ?」
マジで!?ああ!俺の楽しみが〜。
「全く。いつでも楽しめるだろ」
そうは言うけど・・・いやそうなんだけど。
「どっちよ!・・・全く。じゃあ、今回はこれで終わりです」
「ありがとうございました♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.69 )
日時: 2012/08/06 13:15
名前: キー

 調「…感想です。」

 キー「瞬接と糊とボンドって、どれか一つでよくない?」←基本的に瞬接を持ち歩いている。

 調「いや、……」

 キー「ハサミに至っては持ち歩いて当然と思っていたが。」

 調「お前がおかしいだろ。」

 ナオ「やほーーー。調、残念だったね。猫化は撮れなかったよ。」

 調「まぁいっか。気長に待つ。」←カメラを構える。

 リン「先輩だから言うこと聞けって、…大丈夫かしらこの人たち?」

 調「良いんじゃない?もう出てこないだろうし。」

 χ「いや、容姿が一応書かれているからまた出るんじゃない?」

 調「そうか。………っておい、名前がおかしいぞ。確かに『χ』はギリシャ文字で『カ
イ・キー』って読むが。」

 χ「良いんじゃない?っていうか、高1で勉強合宿って、どんな学校だ。……乗り込んで
やる。…何処だぁぁぁぁ。」

 調「やめとけ。近いとは限らんぞ。それにリアル割れし(身元がばれ)たら…大事だぞ。」

 リン「『ハヤテには何かがある』って、ハヤテにあるのは…不幸体質や呪い業(箱猫限定)
や、風の力(とある人の作品)や…………強力な味方(基本全小説)ね。」

 χ「あの鐘の音って、予鈴か?…本鈴だったら遅刻だよな。…10秒ほどの。」




 『真剣ゼミ 〜光講座〜』

 桜「はいはい。ここでは輝雪っちに光の応用を一部紹介しちゃうぞ♪」

 χ「タイトルがおかしいし、お前そのノリはゆっきゅんだぞ。」

 桜「良いじゃん。…今回は………

 ・赤外線の応用

 ………はい、というわけで、基本的に人間は赤外線を出しています。赤外線は光です。つ
まり、人から出る赤外線で、どこに何人いるかわかっちゃうわけですね。」

 桜「はい、今回はここまで。どうだった?……さして参考にならないけど。…っていう
か、輝雪っちって、光の業を使い『こなせた』っけ?」

 リン「……8割くらいかな?」

 桜「ねぇ、リンリン、輝雪に『双花の花弁』を喰らわせたら……dounarukana?」←途中
で殴られて涙目

 リン「無事で済むわけないわね。……それとパンダじゃないんだから。」

 χ「ではまた来ます。」

 調「こいつはいつまで『χ』何だ?
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.70 )
日時: 2012/08/06 18:45
名前: コサッキー

どうもコサッキーです!

零司「三千院家執事大神零司。……俺これで何回目?」

菊花「まだ両手で数えるほどしかないわよ、大神。あ、大神と綾崎のクラスメイトの蓑実早菊花」

零司「……何故に蓑実早!?」

いや、気分なのと六花さんの代わり。

菊花「……あの人の代わりにはならないと思うんだけど…」

大丈夫。匿名さんが発狂するかしないかの違いだから。

菊花「……何をやったのよ六花さん…」

零司「それは匿名しか知らないだろうな…」

菊花「というか、私を出していいわけ?私ってあっちで殆ど出てないんだけど…」

まぁ、大丈夫だって。つか、菊花は後々ちゃんと出るから大丈夫!

零司「今は謎の立ち位置だがな…。ま、感想行くか」

菊花「そうね。いきなり文化祭の準備ね…。忙しそうね…」

準備ってそんなものだよね。

零司「それを言ったら実も蓋もないがな。つか、木材くらい手刀で斬れよ」

菊花「字違わない?それ。というか、普通の人は無理だって」

零司はできるんだろうね…。それで、和也は伊澄の事を警戒してるね…。

零司「そりゃ当たり前だろ。警戒はしすぎることなんて無い。警戒してた方がいざって時に動きやすいからな」

菊花「経験者っぽい言い方ね…「いや、経験者だし」あっそ…」

そしてここでもハヤテが心に居座ってるよ…。

零司「こりゃもう、一種の才能だな。てか、ハヤテには一体何があるわけ?」

菊花「別に何が来ても驚かないけどね。「お前一般人だよな」ええ、そうよ。『白皇』に通ってる一般人よ」

零司「……白皇ってだけで説得力ってあるな…」

そだね…。んで、二人で歩いてるとモブキャラが絡んできたと。

菊花「……逆恨みっぽい台詞ばっかね。みっともない…」

零司「そう言ってやんなよ、蓑実早。ああいう奴はそうするしかないんだから」

かなり喧嘩売ってるねぇ!?

零司「別に来ても負けねぇがな」

……そうだったよ。

菊花「納得するのね…。じゃ、今回もこれくらいで終わります」

来てもらいたいオリキャラいたらどうぞー。

零司「んじゃ」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.71 )
日時: 2012/08/08 22:09
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

さあ、始まりましたラジオの一族!
「今回はゲストをお呼びしてます♪張り切ってどうぞ!」
「今回も、だろ」
「「乗れよ!!!」」
「・・・はぁ」
「大空ルナです」

最初の感想者はキーさんです♪
「感想感謝する」
「キーさんは基本そういうの持ち歩いてるんですね」
「持ち歩いてる人もいるにはいるけど、私はあまり見たことないわね」
俺も。あとソルナ出番って意外と取りにくい。
「ふみゅぅ」
そんな顔しないで!お願いだから!・・・今回も出番無いけど。
「ええ!?」
だからごめんって!あと、先輩だから言うこと聞けって完全に人権侵害ですよね〜。
「あんたが作ったキャラでしょうが」
ははは。そう言われると耳が痛い。まあ、この二人は時たま出てきますよ。噛ませ犬として。
「絡まれる身にもなれ」
大丈夫♪所詮噛ませ犬だから♪そしてキーさんは名前が・・・。軽い豆知識ですな。
「しょうがないわよね。あんた馬鹿だから」
酷い!
「しょうがないだろう。事実馬鹿何だし」
和也まで!?
「匿名さんは馬鹿ですし」
ルナにまで言われたーーーーーーーーーーー!!!
「何よ、その言い方。ルナは頭いいわよ」
違うよ。ルナって基本癒しキャラだから余計に傷付くんだよ・・・。
「あと、あの鐘の音は予鈴だぞ」
白皇って無駄に広いイメージがあるからあの二人は間に合わなかったことにしました。
「でも、十秒で移動できるカズ兄とハヤテさんも凄いです」
で、最後は
「桜さん、ありがとう♪助かるわ♪うちの作者、調べるだけ調べて、『はっはっは♪わからねえや♪』で済ますもんだから」
すんませんした!!
「うわ、投げやり。・・・なるほど。相手を見つけ出すには打って付けってことね」
和也がいるから二手に別れるような状況に何なきゃ使わないけどね♪
「うっさいわね。わかってるわよ。八割か。もっと頑張らなきゃ」
まあ、業じゃこちらの鬼は倒せないので基本防御・補助が主な使い道でしょうね。
「いつかは双花の花弁をくらっても立っていられるぐらいまで!」
無理だと思う。
ゴス
いったーーーー!?
「キーさん、ありがとうございました♪」
「((ユキ姉が怖い))」
「(いつものことか)」

続いてはコサッキーさんです♪
「感想ありがとうございます♪」
「今回はオリキャラ連れて来てるわね」
本編ではもう出てるけどあまり絡みがないので一応こちらも自己紹介。
「木崎和也」
「木崎輝雪です♪蓑実早菊花さん、初めまして♪」
「大空ルナです♪二重人格で、もう一つの人格はソルって言います♪」
六花さんは・・・・いないみたいだ。よかった。
「また連れてかれるぞ」
・・・。(←冷や汗ダラダラ)
「というより、六花さんはあんたに何をやったのよ」
ああ、それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「?匿名」
嫌だ・・許して・・・ごめんなさい・・死にたくない・・・・楽にして・・・嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
「「「何があった(の)(んですか)!?」」」
「・・・とりあえず置いとけ。いずれ治るだろ」
「そうね。文化祭の準備だけど、意外と楽しかったわ♪やっぱりこういう雰囲気っていいわね♪」
「私たちのクラスは何をやるかも明かされて無いんですけど」
「まあ、当日になればわかるんじゃないか?あと、普通は手刀じゃ斬れんぞ。別に俺たちは人外じゃないし」
「まあ、そうよね。でもお兄ちゃん。どうして伊澄ちゃんを?」
「いや、何でもない。・・・人を疑うのは俺だけで十分だ」
「「???」」
「ハヤテはたしかに大きな存在となりつつあるな」
「何か不思議よね〜。一緒にいると楽しいし♪」
「(無自覚で落ちてるのか?)」
「(さあ?でもハヤテさんに対して特別な感情があることは確かですよね)」
「そしてハヤテくんには何があるのかしら?」
「わからない。だけど特別な“何か”は確実にある」
「カズ兄がそれだけ言うことってあまり無いですよね」
「気長に待ちましょう♪」
「でも・・・白皇って本当に何なんですか?」
「「さあ?」
「ははは。そしてあの人たちは何が目的何ですかね?」
「今回でわかるんじゃないかしら?」
「匿名は噛ませ犬として考えたキャラだからこれからもたまに出すらしいぞ。厄介な」
「あちら二人は喧嘩を売ると。まあ、負けないでしょ」
「瞬殺だろ。と、ソルが言ってます」
「たしかにな。・・・ふむ、来てもらいたいオリキャラか。ならば六花さんのお知り合いの三人を」
「いいの?」
「出てるから大丈夫だろ。では、コサッキーさん、ありがとうございました」

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ・・・・・・・・・・・
「いつまで言ってるのかしら?」
「ほっといて本編にいかないか?怠い」
「ええ!?いいんですか!?」
「そんなやわじゃないだろう。多分。それじゃ行くぞ」
「せーの♪」
「「「スタート!!」」

ーーーーーーーーーー
第二十八話・名前を考えるの意外と時間が掛かった
〜白皇学院〜
六月二十日(金)午後三時三十分
「今日はお疲れ様。残念だけど、まだかかりそうだから続きは明日ね」

雪路はクラス全体に終了の合図を送った。クラスのみんなは少し残念そうに作業をやめていった。

「ハヤテくーん♪かーえろ♪」

「いいですよ」

「私たちも一緒にいいかしら」

「生徒会は今日なくてな」

「千桜さん、ヒナギクさん。そうですね。和也もどうですか?」

「別にいいが、俺は先に行くぞ」

和也は鞄から外ズックを出し履き替えていた。

「・・・何をやってるのかしら?」

「逃げるんだよ。ハヤテも急いだ方がいいぞ」

和也はそう言うと窓から躊躇なく外へ出た。

「いや、出たって和也くん!?」

ヒナギクが窓から下を見ようとすると

♪〜♪〜

ハヤテの携帯にメールが来た。

「あ、和也からメールです」

「内容は何だ?」

「えーと」

〈捕まった〉

「「「・・・は?」」」

輝雪、千桜、ハヤテは意味がわからないと言った感じだ。そこに

「ねえ、和也くんが三年生に絡まれてるようだけど」

三人は外を見ると

「・・・あ」

ハヤテが見覚えのある顔がいた。

「知ってるのか?」

「いえ、名前までは。ですが、昼間に絡んできたので。ヒナギクさん知ってますか?」

「たしか、ツンツン頭の方が榎木竹(エノキタケ)。坊主頭の方が鳳輦宗(ホウレンソウ)だったわね」

「食べ物みたいですね」

「結構有名よ。一年の頃から連んでるって話で学校一迷惑な人に選ばれてるわ。・・・裏アンケートでね」

「何!?その裏アンケートって!?」

「表立って公表できないようなアンケートの事だ。投票者は主に生徒会や委員長、あと教師だな」

「解説ありがとうございます千桜さん」

「まあ、迷惑な奴らに絡まれたな、綾崎くんも」

「ははは」

そう話していると、

「綾崎ーーーー!!いるんだろーーーーー!!!」

「さっさと降りて来いよーーーー!!」

「はー。ではちょっと行って来ます」

ハヤテも和也の元へと向かった。
・・・窓から。

「・・・ん?」

窓から来るとは予想していなかったらしく、影が掛かったところで上を向く。その時にはハヤテはもうすでに目の前に迫っていた。

「くたばれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ドシャァアアアアアアアア!!!

「ソーーーーーーーーーーウ!」

鳳輦宗は倒れた。

「あ♪すいません♪下にいたのに気づきませんでした♪」

「嘘つけ!くたばれって言ってたろ!」

「うるさいぞ常夏かぶれ」

「和也。それはバ○テスに失礼だよ」

「黙れーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「ていうかお前らに常識があるのか!?」

「起きたな」

「頑丈ですね。本当に人間ですか?」

「窓から降りて来た奴に言われる筋合いはねえ!」

「窓から降りてはいけない?まずはそのふざけた幻想を」

「「アウトだーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」」

「で、要件は何ですか」

「帰りたい」

「ここまで遅れたのは十中八九お前らのせいだと思うが・・・まあいい」

「お前ら。かなり女子にもててるみたいじゃねえか」

「そんなことありませんよ」(←鈍感)

「だからどうした」(←恋愛方面興味なし)

「さらに学校一と名高い美少女桂ヒナギク、和服美人の鷺ノ宮伊澄に霞愛歌、笑顔が可愛い瀬川泉とも仲がいいみたいじゃねえか!」

「え?まあ、仲はいいと思いますよ」

「お前らに関係無い」

「「特に、最近噂の木崎輝雪とよくいるのが気に食わねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」

「いやいや、仲がいいだけですって」

「しかも俺の場合妹だし。というかお前らの狙いは輝雪か」

その頃教室

「何か輝雪が原因みたいよ」

「そうなんだ」

「まあ、あの二人なら何とかできるだろう」


グラウンドでは

「で、何が望みだ」

「どうせ何か賭けるんでしょう?」

「わかってんじゃなえか」

「俺たちの望みはただ一つ」

「木崎輝雪とのキスだ!」
「木崎輝雪とのキスだ!」(注・和也です)

「って、真似すんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「和也、今どうやったんですか?」

「気配を読んで相手の口が動くと同時にそれに合わせて喋っただけだが?」

それが?とでも言いそうな目。普通の人はできないからね?

「じゃあこっちかも条件だ」

「お、何だ?」

「言ってみろよ」

「僕たちが勝ったら、死んでくださいね」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」」

「じゃ、勝負内容だが」

「ちょっと待て!」

「賭けの内容を変更しろ!」

「それでは、僕たちが勝ったら、白皇の時計塔から公開ダイブをお願いします」

「「だから死んじまうだろうがーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」」

「面倒だ。もうちょいソフトなのにしてやれ」

「では、文化祭の日を全力の女装をした状態で過ごしてください」

「・・・いーぜ(途中から着替えればいい)」

「受けてやるよ(途中から着替えればいい)」

「ではこちらの紙にサインを」

カキカキ

「ほらよ」

「できたぜ」

「それじゃ、契約の内容を確認するぞ。俺たちが負けた場合、輝雪がお前らとキスをする。本人からの了承も得た」

教室

「いいの?」

「だってあの二人が負けるはずないじゃん♪」

グラウンド

「俺たちが勝った場合、お前らは“本気の女装をしてステージの司会を務める”」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・what?」」

「残念だったな。途中で着替えればいいとでも思ってたようだがそれはさせん」

「というより、契約書にサインをするさい、どんなにわかりきってても内容を確認するのは常識ですよ」

「ついでに、動画とか写真もOKだから」

「んだと!?」

「ふざけんな!?」

「ふざけるな、だと?人を勝手に妬み、輝雪に手を出し、こっちはその条件を組んでやってるんだぞ?これだけ破格の条件は無いと思うが?」

「「・・・ぐ」」

和也の殺気(超抑えてます!)に怯む二人。

「ちょうど生徒会長も来たようだし、聞いてみるか」

輝雪とヒナギクと千桜はすでにグラウンドまで移動していた。

「話はわかってるよな」

「だいたいわね。まず、金銭の賭けは無しだけど今回は両方が了承済みだし」

「「俺たちは了承してないぞ!?」」

「じゃあ、見張りつけるか。着替えた時点でヒナギクに通報してもらってさらに酷い罰ゲームを要求する」

「見張りってのは誰だよ!」

「動画研究部」

「我々を呼んだか?」

「・・・いつからいたんですか?」

「フッ。面白い所に我らあり」

「協力するよー♪」

「助かる。報酬は先輩の恥ずかしい動画と写真だ。好きなだけ撮るがいい」

「「承知した!」」

「OKだよ〜♪」


「「ぬぐぐ・・・」」

「さあ選んでもらおうか。たしかあんたらのクラスはお化け屋敷だったな。女装した状態で客寄せしたら女装趣味の変態に見えるな」

「逆に、ステージ司会ならまだ使用という事で誤魔化せるかもしれませんね。たくさんの人に知られるでしょうが」

「・・・いいぜ。最初からビビる必要無かったんだ。俺たちが勝てばいいんだからな!」

「いいぜ。乗ってやるよ!」

「勝負は明日って事で」

「じゃあ、今日はこのぐらいで」

「「後でほえ面かくなよ!」」

「それでじゃまた明日」

「じゃあな菌先輩。葉っぱ先輩」

こうして四人は別れ

「ちょっと待て!菌って何だ菌って!」

「葉っぱって俺のことか!?」

振り向くがそこにはもうハヤテと和也はいなかった。

ーーーーーーーーーー
復活!
「おー、戻った戻った」
「よかったです」
「ていうか、引っ張ったわね〜」
「それよりもいいんですかユキ姉?」
「何が?」
「あんな契約して」
「大丈夫よ♪お兄ちゃんたちがあんな雑魚に負けるはずないし、負けても光の業を使って上手く自分の本来の位置と相手から見える位置をズラして誤認させるから」
まあ、あいつらとの決着は意外な形で終わるんだけどね。
「?そうなんですか」
まあ、今回はこれまでです。見てくださった方には全員に感謝いたします♪ありがとうございました♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.72 )
日時: 2012/08/09 16:14
名前: キー

 キーです。

 奏「奏です。……ハヤテとカズって、センス無いの?」

 調「いきなり何を言ってんだよ。」

 奏「だってさ、菌と葉っぱに女装が似合うと思ってるの?……それともそんな趣味なの?
女装はハヤテの専売特許よ。」

 調「だったらお前だったらどうする?」

 奏「リンさんに『消して』もらう。」

 調「…………なるほど。『死んでは』無いな。……『死にたくない』らしいからな。」

 ナオ「だったら調だったらどうする?」

 調「作者代理権限で死を超えた絶望を与える。ナオは?」

 ナオ「もち。死のワルツ♪」

 調「死んでるぞ。」

 ナオ「だったら絶望の交響曲♪…………そうだ。ソルナっちの写真ね。…猫化と、…カズ
っちと2人でいるときの真っ赤なかわいいソルナっちを……輝雪っちとカズっちと匿名さん
に。」←3人に写真を渡す。

 調「なぁ、感想といっても今回はさっきみたいな菌と葉っぱの悪口しか書けんぞ。」

 というわけで…次回も楽しみにしています。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.73 )
日時: 2012/08/09 17:54
名前: コサッキー

どうも、コサッキーです!

空「六花さんの知り合いその1!清糸空!(すがし そら)」

氷「同じく、知り合いその二、青野氷(あおの ひょう)」

影「……同じく、知り合いその三、日野影(ひの えい)」

いやー…。当初はもう少し後に出す予定だったキャラがここでもフライングするとはね…。

空「無計画なのが悪いー♪さってさて、ルナちゃんの胸でも揉んで大きくしていい?」←(胸はまぁ……アテネレベル?)

氷「いいわけあるか」←(空へ拳骨)

空「いったぁあああああああああ!!!」

影「……なぁ、作者」

……なんだい、影。

影「……空じゃなくてもう一人の知り合いの方連れて来いよ…」

うん、今後悔してるよ…。

氷「後悔するならさっさと終わらせろ。んじゃ感想な」

空「うー……感想終わったら絶対に揉んでやる…!」

影「……何をお前は妙な決意をしてるんだろうなぁ!?」

いや、もうほっとこうよ…。

氷「そうだな。それで、二人は三年生に絡まれたと…」

空「いやー、にしても本当にバカだよねー♪勝ち目ない勝負挑んじゃってさー♪」

影「……そういう事でしか近づけないから色々かませ犬なんだろ」

何かもうボコボコに言ってるねぇ!?

三人『だって本当のことだし』

確かにそうだねぇ!!

氷「ま、女装して司会でもして面白く文化祭の華でも……飾れなかったな、悪い」

空「いやいや、本当のこと言っちゃダメでしょ!」

影「……お前も大概だがな。……まぁ、ここで感想終わり」

好き放題だなぁ…。

空「んじゃ、ちょっくら揉んできまーす!!」←(何故か残像が残るスピードでソルナの後ろに回り、揉み始める)

影「……本当にフリーダムだなぁ…」

氷「ま、堪能したら戻ってくるだろ。あ、放っておいてやってくれ。邪魔すると体ぐちゃぐちゃになるから」

怖いねぇ!?で、では!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.74 )
日時: 2012/08/12 23:12
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

イエーイ!
「ワーイ!」
「・・・・・・・・・」
Hey you!テンション低いな!
「高くする理由がどこにある」
たしかに今回は高くする理由が無いけどさ!
「私も疲れた。演技やめる」
裏切りーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
「うっさいわね〜。元々今回テンションが高くする理由何て無いでしょ」
く〜、流れを変えてくれ!ゲストのルナさーーーん!!!
「どうも〜。出番の無いルナです。はぁ〜」
こんちきしょーーーーーーーーーーーーー!!!

「最初はキーさんです♪感想ありがとう♪」
「「「((((切り替え早!))))」」」
で、初っ端から和也たちのセンスについて疑われてるぞ。
「あれはあいつらの心に大ダメージを与え二度と俺たちに近づかないように仕向けただけだ」
「そうよ!ハヤテ君の女装は似合うけど・・・可哀想じゃない」
「「「((((あれ?落ちてる?))))」」」
「(どういう事だ匿名すでに落ちてないか?)」
(気のせいだよ!多分・・・あれだ。無意識に落ちてる。自覚が無い厄介な状態だ)
「(ユキ姉が落ちたらどうなるんですか?)」
(それは見てからのお楽しみさ♪)
あとリンさん。無理です。こちらの現在出てるキャラで塵一つなく消滅させれるのは一人だけです。
「たしかに死ぬ訳ではないが・・・俺たちには無理だ」
「厳しいわね」
「流石にちょっと」
そして僕はあくまで物語中ではナレーターですので。作者権限もちょっと。
「それにあの菌と葉っぱがいなくなったら、労働力が減るだろ?」
「たしかに♪」
「二人とも〜?怖いですよ〜?」
「あ♪写真できたのね♪」
「ふみゃ!!!////////」
お♪可愛い〜♪
「和むわ〜♪」
「見みゃいで下さい!!!/////////」
「ふ〜ん。可愛いな」
「!!!!!!///////////////////」
「ルナ、戦闘不能」
休ませなきゃね。ルナ離脱と。
「ふみゅ〜/////////」
「?????」
一人状況理解してねーし。
「は〜」
「???わからん。まず、キーさん、ありがとうございました」

続いてはコサッキーさんです!
「感想どうも」
「うんうん♪中々に個性的なメンバーね♪」
「よろしくな清糸、青野、日野」
私のような者のリクエストを受けていただき、真にありがとうございます!!!
「そして」
「!!!!!!!!」
「起きたか、ルナ」
「悪寒を感じて」
「空さんが爆弾ね。氷さんがストッパーかしら。影さんは・・・まだ情報不足ね」
「また悪寒が・・・」
・・・さっさとレス返し行こうか♪
「本当にバカよね。あの二人に勝てるわけ無いじゃん♪」
「本当、あういう人たちが何故人の上にいられるのでしょう」
「人の上にいられるからあういう性格になったんだ」
ま♪所詮噛ませ犬だし♪
「絡まれる身にもなれ」
「ボロボロに言われてるけど、ま♪事実だししょうがないわよね♪」
「皆さんが黒く・・・」
・・・和也のに対して酷いこと言ってたよ。
「一回地獄見て来させましょうか」
一番怖い!
「あいつらの場合、文化祭の華というより、文化祭の汚れだろ」
「「そう(です)ね」」
うん、怖い。で、感想が終わったという事は、だ。
「ふえ?」(←背後に空さんが)
ムニュ
「・・・ふええええええ!?!?!?////////////////」
「な!?/////ちょ!?////」
なななななな!/////////何やってんの!?///////
「ふむ。邪魔すると体がぐちょぐちょになるか。人外か?俺たちじゃ勝てんな」
「・・ふわ///・ちょ///・・・ん///・・はぁ///・・・・」
「く/////とにかく男子は・・・」
へ?
「おっと」
「出てけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
ぐふうう!?!?!?
「よっと」(←退避)
ぐふ・・・コサッキーさん、ありがとう・・・ござい・・ま・・・・した。(ガク)

いたた。酷い目に会った。
「全く」
まあ、今回は史上始まって以来の手抜きパートだけど。
「・・・それでいいのか?作者」
ネタが思いつかないんだよ!許してよそんぐらい!
「もういい。始めるぞ」
くそ!わかったよ。では、
「「スタート!」」

ーーーーーーーーーー

第二十九話・遠吠え

前回までのあらすじ!!!
文化祭があと四日と迫ってきている白皇学院!ハヤテたちは準備に追われていた!
昼休み、食事をした後他のクラスを見回っていたハヤテと和也!
そんな時!背後から突然人が現れる!
二人は所詮噛ませ犬をボコボコにしたのち、事情を聞こうとするがここで休み時間が終わってしまう!
放課後、和也は逃げようとするがこの噛ませ犬は無駄に活動的だった!
《和也は逃げようとした!》
《しかし回り込まれてしまった!》
その後ハヤテも合流し噛ませ犬二人の目的を聞く!
「木崎輝雪とのキスだ!」
下心の総結集だったーーーーーーーーーーー!!!
噛ませ犬二人はハヤテと和也に勝負を挑む!
「じゃあこっちかも条件だ」
ハヤテたちは条件を出すが噛ませ犬はそれを断り続けやっとか決まったのが
「では、文化祭の日を全力の女装をした状態で過ごしてください」
噛ませ犬二人は口車に乗せられ契約書にサインする!
そして勝負は土曜日へと持ち越された!
「じゃあな菌先輩。葉っぱ先輩」

〜白皇学院〜
六月二十一日(土)午前九時三十分
ドシャドシャ
空中から二つの物体が落下し音が響く。

「ぐ・・・がぁ」

「ち・・・・くしょぉ」

菌先輩に葉っぱ先輩だ。

「これで終わりですね」

「俺たちの勝ちだ」

ハヤテと和也の二人もいる。菌先輩と葉っぱ先輩との勝負はすでに決したようだ。

「これで先輩方は女装ですね。せいぜい頑張って醜態を晒して下さい」

「大丈夫だ。会場でもしも泣く人が出ればすぐに退場させるらしいから」

「クソが!バトルシーンがたったの一行も無い状態で終わりだと!?」

「いくら何でも酷すぎんだろ!」

噛ませ犬は負け犬の遠吠えよろしく喚き叫ぶ。

「何と言おうとあなたたちの負けです」

「勝者に従え。安心しろ。お前らのステージ上の勇姿はちゃんと動画に撮ってYOUTU○Eにアップするから」

「「安心できるか!!!」」

「それでは。僕たちも仕事があるので。もう僕たちに関わらないで下さいね」

「そこで這いつくばってろ」

「「先輩の扱いが酷すぎんだろおがあああああああああああああああ!!!!」」

「失礼ですね。あなたたち限定ですよ」

「他の先輩方はちゃんと礼儀を持って対応してるぞ」

「「オイコラアアアアアアアアアアアアア!!!」」

「「それでは」」

「「クッソーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」

街中に雑音が響いたと言う。
ーーーーーーーーーー
次回は頑張ります!本当に頑張ります!許して下さい!
「こんな不甲斐ない作者をどうか見捨ててやらんでくれ」
次回はソルナパートです!頑張りますので応援よろしくです!
「今回もこんな作者の小説を見てくれてありがとな」
ありがとうございました!!!次回もお楽しみに!
「・・・ハードル上げていいのか?」
いいの!・・・多分。
「・・・はぁ」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.75 )
日時: 2012/08/14 21:39
名前: キー

 仲間♪仲間♪

 調「おいχ、どうした?」

 いや、今回はさ、匿名さんも仲間だね〜♪っていうか、もう『χ』で固定か?

 調「いや、何がだ。」

 1話の長さだよ。……匿名さんは今回は症もない先輩2人の話だからしょうがないけど、
僕は毎回なんだよね。↓↓(TωT)

 調「χって、よく顔文字使うけど、意味あるのか?」

 うん、感想に行こうか。

 調「むしするなアアアアアアア。」

 さて、せめて1文字ぐらいはかいてあげようよ。

 調「あぁ、バトル描写か。って、1文字でどうやって書くんだよ。」

 だって、鬱陶しいだけだよ。最近の竜神さんの『螺旋』に出てきてた○○みたいな奴とは
違って、唯の鬱陶しいキャラじゃん。…モブとはいえ、かわいそうじゃない?

 リン「まぁ、良いでしょ。……この小説では結構出てくるかませ犬だけど、今回は『噛ま
せ葉っぱ』と『噛ませ菌』ね。」

 調「……今回の感想はχと僕の2人の筈だったんだが……」

 ナオ「いいじゃん。…そうだ。ソルナっち、これあげる。……気配のスペシャリストに頼
んだんだ。カズ君って、気配読みがいいから椿じゃないとできないんだよね。」←和也の隠
し撮り写真を渡す。

 椿「えへへ♪和也ニィの写真♪苦労して撮ったかいがあったよ。」

 ちょっと待てぇぇぇ何時撮った?

 椿「箱猫の文化祭で1楽章と2楽章の間。……そういえば、最近のソルナ姉の扱いが酷く
ないの?to・ku・me・i・sa・n?」←珍しく不機嫌

 調「…戦闘モード並みに怖いんだが……まぁいいや。……yout○beは止めとけ。カズ、苦
情が殺到してもいいのか?」

 ……ねぇ、さっきからモブ2人の悪口しか言ってなくない?

 調「今回は良いんじゃない?」

 椿「toiuwakede,imakaratokumeisannisorunaneenoatukainokaizenwoyoukyuusitekima 
su.」(というわけで、今から匿名さんにソルナ姉の扱いの改善を要求してきます。)

 調「こえぇぇぇぇ。……輝雪・カズ、せめて匿名さんを守ろうとはしてくれよ。……もし
くは守るフリくらいはしてあげてよ。……ソルナの待遇のために。」

 …この書き込み、けされるかもなぁ。
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.76 )
日時: 2012/08/15 15:52
名前: コサッキー

どうも、コサッキーです!

氷「前回に引き続いて青野氷」

影「……同じく日野影」

恵「六花さんの知り合いその四、千貝恵(ちかい めぐみ)」

……このメンバーが一番安定するね。

影「……そりゃそうだろ。……常識はちゃんと持ってるし」

恵「空はわざとやってる節があるけどね…」

空「あいつのキャラ的にはそれが普通だからな。あ、後俺らの年齢言ってなかったな」

そういやそうだったね。ていうか、本編でももう少し……いや、結構後だしね、四人とも。

影「……そりゃそうだ。……元々出す予定じゃなかったからな」

恵「無計画すぎ」

すいません…。

氷「んでだ。俺、影、空は十九歳。恵だけが十六歳だ」

んじゃ、感想行こうか。

影「……つっても、一言で終わるけどな…」

恵「先輩方、無様すぎ」

氷「バトルシーンすら出されないんだからな。哀れすぎるな。同情する気なんて一切無いけどな」

……三人とも一人で先輩と戦っても勝てるだろうしね。

影「……俺らは人外だが、人外じゃないからな」

恵「意味は……もうそろそろ綾崎とかでわかるのかしら?」

それはもう少し後だけど……まぁ、ハヤテも仲間入りしてもらうしね。

氷「イコール、今はプロローグみたいな感じか」

そうだねー。つっても、もう第一章みたいな感じ?

影「……ふーん。ま、今回もこれで終わりだな」

恵「それじゃ」

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Re: 鬼狩りの一族 ( No.77 )
日時: 2012/08/15 21:36
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

禁断のソルナパート!予定では二話ほど使う予定。
「手抜きするなよ」
「したらぶった切るわよ」
へいへい。ではソルナも出て来いや!!
「は、はい!」

最初はキーさんです♪おお〜♪My friend♪
「残念ね。こんなのが友達だなんて」
失礼な!
「はいはい。キーさんも頑張ってくださいね」
バトル描写を一文字で!?お前らならどう表す?
「瞬」
「閃」
「光」
瞬間、一閃、光速、ね。でも、それで理解できる人はどれだけいるんだ?
「「「さあ?」」」
そうなるわな。あと、こいつらはメインキャラの引き立たせ役です。これからも思い出した時に現れます。ていうか、こいつらはもう葉っぱと菌でいいよね。
「俺はいいぞ」
「私も」
「私も大丈夫です」
ん?ソルナにプレゼントだって。和也の写真。
「ふえ!?///あ、ありがとうございます///」
「お兄ちゃんが・・・撮られた?」
「そうらしいな」
「気づかなかったの?」
「気づいてなかったとでも?」
和也は気配読めるといってもやる気になれば、だから。オケ聞く時ぐらいゆっくりするさ。それに相手が知り合いともなればなおさらさ。
「そういうことだ」
「ふーん」
「/////////」
そこー、後にしなさーい。
「ふえ!?///す、すいません」
「というか匿名。すっごい殺気が伝わってくるけど・・・いいの?」
六花さんの方が怖かったよ♪
「.・・・そう」
「キーさん、感想ありがとうございました」

「続いては♪」
「コサッキーさんです♪」
「「わーーーーーーー♪」」
何だこの空気。
「さあな」
「気分よ♪」
「気分です♪」
ルナまで・・・一体どんな気分だ。
「本当にな」
「千貝恵さんね♪こんにちは♪」
「コサッキーさんと青野さんと日野さんもこんにちは♪・・・清糸さんはいらっしゃいませんよね?」
「大丈夫だ。だからこっちに来い」
「はい♪」
「ふ、無計画さならこっちの作者も負けないわよ」
何を競ってるんだよ!!
「ダメさ加減」
酷くない?酷いよね?
「あんたに対しては大丈夫よ」
それが一番酷いわ!!
「何をやってるんだこいつらは」
「さ、さあ」
「ふむ、日野、青野、清糸は年上だったか。態度を改める気は無いが」
「ふう、戻ってきた。感想は・・・まあ、そうよね」
酷い目に会った。
「ご苦労さん。ついでに、俺とハヤテも一人で瞬殺できるぞ」
そんぐらい雑魚だからな。そして、人外であって人外じゃない?ハヤテも関わってくるんですか。
「あっちのハヤテは大変そうだな」
「大丈夫ですよ、ハヤテさんですから♪」
「何か納得した私がいた」
「「同意」」
「では、コサッキーさんありがとうございました♪」

今回からソルナをフルに使うぜ!
「頑張ります!」
「あまり頑張り過ぎるなよ」
「空回りするタイプなんだから」
「気をつけます・・・」
よし行くか!せ「せーの!」て、おい!
「「「スタート!!」」」
・・・勝手に始めやがった。

ーーーーーーーーーー
第三十話・Empty with which darkness is filled
〜白皇学院〜
六月二十一日(土)午前九時三十分
ハヤテと和也が噛ませ犬をボコボコにした頃

「これ間に合うの〜!?」

事情を知らないルナは準備に奔走していた。外で騒いでいてもハッキリ言えば気にしてはいられない状況だった。

「うちのクラス、サボり癖があるから。ゴメンね」

友人の吉田さんだ。いろんな物が入っている箱を抱えている。重そうだ。

「ううん。あの時に比べれば大丈夫だよ」

苦笑するルナ。あの時に何が起こったのか・・・

・・・
・・


〜白皇学院〜
六月十九日(木)午後一時三十分
それは五時間目の事だ。

ざわざわ

「・・・?なえ吉田さん。他のクラスは皆準備してるのに私たちのクラスはいいの?」

「あはは。先生がくればわかるよ」

「?」

そして数分後に先生が来た。

「では、私たちも“本格的に”クラス展示を考えましょう」

「え!?」

ルナたち所属の一年三組は何をやるか何も決まっていなかった。

「私たちの担任、真面目で優しくて授業もわかりやすいんだけど、少し押しに弱くて、こう、一人やる気があっても他の人がサボろうとするから。しかも堂々と。先生もそれを注意しようとするんですけど・・・」

「あぁ、理解しました」

押しに弱い先生。そんな先生が堂々とサボってる生徒に強気で行くには勇気がいるだろう。・・・あくまで俺のイメージですが。

「先生!」

その時、生徒の一人が声を上げた。

「何ですか?」

「怠いです」

ど真ん中のストレート勝負だった。

「決まってないのはこのクラスだけですよ」

「周りが皆やっているから、周りが皆終わってるから、そんな周りばっか気にしてたら人生つまらないですよ先生。俺は、俺たちは」

「「「「「「「「我が道を行く!!!!」」」」」」」」

「・・・・・・・・・・・・・」

一致団結とはこの事だろう。

「いろんな意味で凄いクラスですね」

「私もこの状況じゃ中々意見できなくて」

「何かやりたい事があるんですか?」

「いえ、特には。・・・でも、思い出を作りたくて」

「思い出?」

「はい。私、高校卒業後すぐに父の会社を継がなくてはならなくて。それに、私小さい頃からあまり友達多い方ではなくて皆で笑った記憶なんてほとんど無く。もしかしたら高校での思い出もこうなのかな?なんて思うと、まだ一年生なのに焦ってしまうと言うか」

「・・・・・・・・」

ルナはその気持ちが痛いほどにわかった。ルナもあまり友達が多い方ではない。さらに、亀裂が移動すればそれを追わなければならないため不定期で急に転校なんてのはよくあることだ。だから、今のうちに思い出を作りたいという気持ちは共感するところがある。

「・・・吉田さん」

「何?ルナちゃん」

そして、ルナは言った。

「喫茶店やらない?」

「え?」

「思い出作り。私もいつか転校するかもしれないから」

「・・・ルナちゃん」

少し目に涙を溜めていts。だけど、少女はしっかりと笑みをもらしていた。

「ありがとう」

「お互い様だよ♪」

そして、ルナは立ち上がり

「あの。私は喫茶店をやりたいんだけど、ダメでしょうか?」

「「「「「「「「OKだよ!!!!!!」」」」」」」」

一年三組→ルナの配下

こうして準備が始まった・・・のだが

六月二十日(金)午前九時
この日は全校一日準備日だった。そのため、今日のうちに半分は終わらせたい、と思っていたルナだったが、

ザワザワ

「(?クラスが騒がしいね)
(何があったんだ?)」

クラスがいつもより騒がしかった。怒声も聞こえてくる。ルナは嫌な予感がし、少し急ぎ目に教室へ駆け込んだ。
そこで見たのは

「・・・・・・・・え?」

無残にも壊され尽くした物の数々だった。それら全て一年三組で喫茶店をやるために準備された物だった。

「・・・何?これ」

ドクン
座り込む生徒、呆然とする生徒、怒る生徒、泣く生徒。
割れた花瓶、折れたテーブル、足が無い椅子、破かれたポスター。
それら全てがルナを精神的に圧迫する。

「(どうして?今度こそみんなで楽しい思い出が作れるはずだったのに。どうして?どうして?どうして?)」

ルナにとっては全てが初体験と言ってもいい。白皇に来るまで友達はできず、常に一人でいた過去に楽しめた行事など無く、ついにできた友達と楽しい思い出を作るために頑張って準備したのだ。たとえ数時間程の準備といえど、その頑張って準備した物がここまで壊され、ルナの精神は限界を迎える。

「・・・ルナ・・ちゃん」

「・・・吉田・・さん」

吉田さんも今にも泣きそうな目をしていた。
そこで、

グラッ

「ルナちゃん!」

ルナの意識は途絶えた。元々心はそこまで強くないため、精神的ショックでの気絶はよくあるのだが、今回は事が大きすぎた。
吉田さんは何とかルナのところまで駆け寄り体を支えた。

ドクン
そこでスイッチが切り替わった。

「ありがとな、吉田さん」

「ソルちゃん。ううん。・・・ルナちゃんは大丈夫?」

「ああ、心配ねえ。けど、期待してた分、ショックが大きかったみたいだ。・・・何があったか、教えてもらっていいか?」

「うん。実は・・・」

それは、くだらないプライドが生んだ事件。

ーーーーーーーーーー
次回は一気に解決編!
「ソルナが大活躍♪」
「皆で見てやってくれ」
「ちょっと!ユキ姉、カズ兄、恥ずかしいって///」
お父さんとお母さんみたいだな♪
「違います!」
じゃないと恋人同士になれないからな♪
「違・・・うくわないですけど////」
「(可愛いわ〜♪)」
(親父くさいぞ輝雪)
「では、今回はこれで」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.78 )
日時: 2012/08/17 19:15
名前: キー

 どうも…χでし。

 調「いつまでお前は『χ』なんだよ。」

 いやぁ、気に入っちゃって。

 調「まぁ、いい。それより…」

 シュワァァァァァァァァァァァァァァァ

 椿「・・・・・・・・」

 調「原因は大体わかるが…どうした?」

 椿「ソルナ姉があんなになってるのにわからない?」

 調「!!…匿名さん、にげろぉぉぉぉぉ。」

 カチャ

 椿「ソルナ姉は何故こんなに待遇が酷いのかしら?……匿名さん?」 ←銃口を匿名さんに

 調「おい、それは……まだ本編に出していないあの弾じゃないか?」

 椿「soudakedo……soregadousitano?(そうだけど……それがどうしたの?)」

 調「ネタバレする気かァァァァァ。」

 この際だから匿名さんとネタバレ合戦でもしない?

 ドドドドド度々度々度々度々

 殺斗「この際だから何をやるって?」

 調「そういうお前もネタバレになるだろう。……感想しろよ。」

 調、今回の感想は何より……椿を見れば感想になると思うぞ。

 カチッ

 椿「狙い良し。……犯人の登場を待つ。」

 調「……ダメだ。収集付かない。」

 というわけで、椿がスタンバイしているので、椿はそっちに置いときます。

 調「…匿名さん、どうかお気をつけて。……匿名さんはキャラに守ってもらえないし、キ
ャラより弱い感じなので。」

 ではまた。(;一ω一)
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.79 )
日時: 2012/08/19 15:02
名前: コサッキー

どうも、コサッキーです!

空「清糸空!」

氷「青野氷」

影「……日野影」

恵「千貝恵」

……何か六花さんとかと違って肩書き無いからつまんないね。

空「いやいや!?そんな事求められても困るんだけどぉ!?」

氷「まぁ、臨時メイドと執事って事でいいんじゃないか?」

影「……基本そういうことなくね?」

恵「あの時は特別だったものね…」

うん、確かにね…。

空「まっ、感想行こっか♪」

氷「一々ソルナにちょっかい出すなよ」

空「そうしたいのは山々何だけどねー……流石に空気は読むよ」

影「……それが普通だけどな」

恵「それで感想だけど……時間は二人がボコボコにした時で」

何か大変そうだね…。

空「ねー。準備って大変だよね♪」

影「……お前の場合自分からかき回すけどなぁ!?」

空「楽しーじゃん♪」

氷「被害者は楽しくない」

空「ごめんなさい」←(氷へ土下座)

恵「何やってるの…。それで、原因は数日前に遡って…」

良くも悪くも一直線なクラスのせいで…。

空「大変だねー…。まあ、ソルナちゃんのおかげで一発で決まったけど」

氷「絶対王政だな、これ」

影「だな…。ま、吉田さんの思い出作りのためって感じだからいい使い方だけどな」

恵「そうね。それで翌日…」

空「へー。ほー。ふーん?」←(零司に匹敵する殺気を放出)

(空キレタぁあああああああああああ!!?)

氷「(まあ、過去から予想は出来たけどな…)」

影「(……犯人出番終わったらグッチャグッチャになるな、絶対)」

恵「(同情とかは一切する気ないわよ、私…)」

(うん…。てか、どうしよっか…?)

氷「(犯人終わったら渡してもらうよう匿名さんに話しとけ。てか、渡さないと…)」

影「(……誰か別のやつがなるだろうなぁ…)」

恵「(愉快なオブジェなんて見たくないって…)」

空「それでショックからチェーンジ★ソルちゃん犯人見つかったら渡してくれる?」

(うん、これもう手遅れだわ)

氷「(だな)んじゃ、ここで終わるわ」

影「……んじゃ」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.80 )
日時: 2012/08/19 21:36
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

ソルナパート第二!
「いえー!」
「・・・・・・・・・」
「あはは・・・」
元気出せやーーーーーーー!!!
「こう、ほとばしる情熱を開放して!」
「・・・さ、レス返しだ」
「おー」
「「おい!」」

最初はキーさんです。
「感想ありがとう♪」
「椿ちゃん、怖いです」
「まあ、自業自得じゃないか?」
「ふえ?」
あっはっは♪俺か♪
「一応聞こうかしら。どうして大丈夫なの?」
六花さんの方が怖かったよ♪
「もはや決まり文句だな」
ソルナの待遇ね。物語の展開上しょうがない!
「うわ、言い切ったわ」
「でも、そこまで断言されると・・・」
いやいや、マジでそうだし。それにそろそろ輝雪が死にかける事件及び戦いが起きるし。
「そこで私が引き合いに出されるの!?というか初耳だけど!?」
気にするな♪
「するわよ!」
ネタバレですか〜♪肩の荷が下りそうですn
ドドドドド度々度々度々度々
「本当に撃たれた!?」
「「・・・・・・・・・」」
「え?あれ?」
「ルナ、そこ」
「はい?」
秘技、分身の術。
「匿名さん、何やってるんですか」
いやいや、ここは俺の小説で、相手は他作品のキャラだから。何でもありが当然。
「納得はするが・・・まあ、いいか」
殺斗の事はまだよくわからないからスルー。ふむ、椿が来るか。
和也、今回暇だろ。見つけ次第保護、及び送還頼むよ。
「はいはい」
「カズ兄頑張って」
「キーさんありがとうございました♪」

続いてはコサッキーさんです♪
「か、感想ありがとうございます♪」
肩書きかー、こっちにも二つ名はあるよね。和也明かされてないけど。
「いつになったらあかすのよ」
知るか!
「・・・これははるか遠くになりそうね」
・・・頑張るよ。
「・・・・・・・・・」
「警戒しなくていいぞ。空気が読める人だから」
「・・・はい」
ははは♪やはり空さんは氷さんから制裁受けてたんだね♪
「土下座・・・そこまでか」
「わたしもお兄ちゃんキレたら普段通りに接する自身無いわね」
「私もです」
いや、ルナは頑張れよ。
「ふにゅううぅぅぅ」
で、二日前に遡ると、
「ダラけた一年三組のクラスメートに弱気な先生」
「ま、そこはルナの人望(?)のおかげで一発で決まったな」
「でも、本当に良かったのでしょうか?皆の意見も聞かず勝手に」
いいのいいの♪誰かが決めなきゃ動かないクラスだから。主がお前になったのはある意味幸運な事だよ♪
「あ、主?まあ、大丈夫ならいいんですけど」
「ふむ、清糸がキレたな」
総員退避ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
「ちょ、ちょっと匿名!どこ行くのよ!」
うるさい!人外メイドに殺されるなんてごめんだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
「ルナ!捕獲!」
「はい!無機物召喚!」(←影で檻を作り出す)
のわあ!?
「まず落ち着け」
・・・わかったよ。
「で、どうしましょう?」
とりあえずこの談義は後書きでやろう。
「「「了解」」」
では、一先ず終了。
「コサッキーさんありがとうございました♪」

では、ソルナパート第二。スタートだな。
「ルナ、合図」
「わ、私ですか!?」
「早く早く♪」
「は、はい!せ、せーの!」
「「「「スタート!!!」」」」

ーーーーーーーーーー
第三十一話・Empty with which light is filled

六月十九日(木)午後五時
事件というほどでも無いが、きっかけは一年三組が文化祭準備を始めた日の放課後にあった。

「ルナちゃんもいるし、楽しい文化祭になりそうだな♪」

「なー♪」

一年三組の生徒が帰る途中だった。面倒くさいと言いながらも結構楽しそうだった。そんな帰り道に邪魔者が入る。

「おいテメーら」

「ん?」

「お、お前らは!!」

「「「ふっふっふ」」」

「・・・誰だ?」

「わからねえのかよ!?」

「顔ぐらいは覚えようぜ!?」

「一年二組だよ!!」

一年二組の生徒らしい。数は三人。

「あー、あの白皇でもかなり上のランクの金持ちが集まった組ね」

「で、その無駄に高いプライドをお持ちの一年二組様が僕たちに何の御用で?」

「ああ、いいだろう。聞きたいなら教えて」

「別に聞きたくないっす」

「無理して聞く内容でないんならこれで帰らせてもらいます」

素通りしようとする一年三組の生徒。一応言うと、二人。

「聞けって言ってんだろうが!!」

「最初から勿体ぶらずに言えよ」

「時間は貴重なんだ」

「俺たちもお前らごときに時間を費やしたくね」

「「同意見か。ならばこれにて」」

「オイコラァアアアアアアアア!!!」

「(面倒くさいな)」

「(そうだな)」

このやり取りに似たやり取りを俺は知っている。

「クソ・・・俺たちの要件はただ一つ」

「お前らが文化祭準備をやめることだ!」

「「・・・・・・・・」」

二人は可哀想な物を見るような目で三人を見た。

「んだよその目は」

「ん?ああ、悪い悪い。つい汚物を見るような目で見てしまったな」

「表面上謝罪しよう」

「「「許せるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」」

「ていうかそっちの条件がおかしいだろ」

「悪いがやめる気は無い」

「やめるんならうちの会社と関係を作れるぜ」

「魅力的だろ!」

「お前らの家がさらに上を目指せるんだぜ」

と、口々に言う三人に対し

「なあ、もう行こうぜ」

「そうだな」

軽くスルーの二人。

「「「ええ〜!?」」」

驚愕の三人。

「な、何故だ!?」

「魅力を感じない」

「どこがだ!」

「そもそも金に執着が無い。十分過ぎるほどにあるし」

「今より豪華な暮らしをしたいとは?」

「「思わない」」

拒否の一択。

「ぐぐぐ・・・こうなりゃ最後の手段だ」

「行くぞ」

「くらえーーーー!!」

一斉攻撃。

〜十秒後〜

「・・・でさー(笑)」

「マジで(笑)」

「「「・・・・・・・・」」」(ボロ)

二人は帰っていった。

・・・
・・


「それで、一年二組がやり返しの意味を込めてやったんじゃないかって」

「・・・・・・」

ソルはそれを静かに聞いていた。だが、腹の奥から出てくるような感情だけは止められない。

「許せねえ」

「ソル・・・ちゃん?」

「全て壊してやる」

ソルは体の向きを扉の方へと向ける。

「!だ、ダメだよソルちゃん!」

「だけど!」

何時の間にかクラスの全員が注目していた。

「だけど!やられっぱなしじゃダメだろ!私たちの思い出を作る機会を、奴らは壊そうとしてるんだぞ!?」

「それでも・・・」

強い口調についひるんでしまう。だが、吉田さんは引かなかった。

「それでもダメだよ!一年二組がやったていう証拠も無いのに、もし間違ってたら停学、最悪退学なんだよ!」

「けど!」

「まだやり直せるよ。お願いだから、まだやり直せるのにその機会を壊そうとしないで・・・」

「・・・ごめん。感情的になってた」

とりあえず踏みとどまった。が、

「でも、今からどうやったら間に合うんだよ」

たしかに、クラスで準備をした物は全部壊れている。治すにも時間が無い。その時、

「準備ははかどってる?」

「「「「「「え?」」」」」」

強気な目。透き通るような肌。そして、風にたなびく桃色の髪。
才色兼備の白皇生徒会長・桂ヒナギク
その姿がここのあった。

「ヒナギク・・・さん」

「ルナちゃん?いえ、今はソルちゃんよね。て、何よこの惨状は!?」

「あ、えと」

「良かったら、相談してもらえないかしら。もしかしたら力になれるかもしれないし」

「・・・皆、いい・・のか?」

「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」

状況を飲み込めないながらもクラスの全員が首を縦に振った。

「ええと、それじゃあ」

ソルは自分が聞いた説明をヒナギクにもした。

「・・・何よそれ。ふざけてる。同じ学園、同じ学年の生徒なのに仲良くすることもできないの?できないにしても・・・酷すぎるわ」

扉へと向かうヒナギク。

「だ、ダメですよ生徒会長さん!」

「あなたは・・・吉田さんよね」

「何で知ってるんですか!?」

「生徒会長何だから当然よ」

「なるほど・・・て、違います!一年二組に行ってはダメですよ!」

「どうしてよ!」

「行きたいのは皆そうなんです!ソルちゃんだって。証拠も無いのに生徒会長さんが行っても状況が悪くなるだけです!」

「ぐ・・・」

ソルたち一年三組が行けば証拠が無いので停学、最悪退学の危険性がある。さらにここに生徒会長を巻き込むと証拠も無いのに告げ口した。証拠も無いのに協力した。その後も証拠が見つからなければ?生徒会長の立場も危うくなるのは目に見えている。

「だとすると生徒会で動くわけにも・・・ハヤテくんや和也くんたちに協力を頼もうかしら」

それを言った瞬間。

「だ、ダメだ!カズ兄とユキ姉には言わないでくれ!」

「ど、どうして?」

「カズ兄やユキ姉にとっても友達がいる文化祭は初めてなんだ。楽しんでもらいたんだ。個人的な理由だけど、その楽しみを邪魔したくねえんだ」

ソルは弱々しく言った。

「・・・でも」

ヒナギクは迷う。
そこに、

「「「「「「「「お願いします!!!!」」」」」」」」

一年三組の全員が頭を下げた。

「・・・え?何で?」

ソルは戸惑う。

「俺たちが文化祭をやる気になったのはソルちゃんとルナちゃんのためだからな!」

「だったら、ソルちゃんとルナちゃんの考えを優先するのは当然!」

「それに綾崎先輩って噂に聞く通りの人物だとすぐ一年二組にバレそうだし」

クラスの全員が口々に言う。

「皆・・・」

「・・・わかったわ。この事は誰にも言わない」

「「「「「「「「ありがとうございます!!!!」」」」」」」」

「でも・・・この状況はどうするのかしら?」

「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」

そこまで考えてなかったらしい。

「・・・・・・・・・・・・・」

ヒナギクは何か考えて口を開いた。

「そうだ。人脈を使いましょう」

「「「「「「「「・・・・・・・・・・はい?」」」」」」」」

「人脈よ人脈。部活の先輩、中のいい友人、会社の繋がりなどを使えば、今からでも準備は間に合うんじゃない?」

「「「「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」」」」

皆はすぐに思案した後、

「俺は知り合いに家具を扱ってるところあるから机と椅子を注文してみる!」

「部活の先輩で準備終わったって人がいたから手伝い頼んでみる!」

「じゃあ、俺も友人当たってみる!

ヒナギクのアドバイスで皆がそれぞれ動き出した。

「凄い・・・」

「皆・・・凄いです」

吉田さんとソルは驚いている。

「・・・ん?」

「どうしたのソルちゃん?」

「・・・戻ったみたい」

「ルナちゃん!」

スイッチが切り替わったらしい。だが、どこかバツが悪そうな顔をしている。

「どうしたの?」

「ううん。私って、皆みたいに人脈無いから役立てないかなって思って」

ルナの家は鬼狩りの一族。全部の家が極端に言えば戦闘部族みたいなものだ。さらに、仲が良く、同じ学校に所属しているのは木崎兄妹。先ほど知らせないでと言ったばかりの相手だ。

「ルナちゃん・・・そんな事無い!もしルナちゃんに人脈が無いって言うなら、ルナちゃんが皆の人脈になればいい!」

「え?」

「ほら!壊れた椅子や机の片付け、教室の掃除、今だってやる事はいっぱいあるよ!」

吉田さんがルナの手を引く。

「もう一度頑張ろう。ね♪」

「・・・うん♪」

ルナはもう一度動き出す。


午後十二時三十分

「一旦休憩だ!今のうちに体力回復させとけ」

小野大輔がクラスに指示を出す。どうやら彼はクラスの中心人物のようだ。・・・覚えて人いるかな?

「疲れたね」

「でも、普段こういう事しないから結構楽しかったよ、私は♪」

吉田さんとルナは一緒に食べるようだ。そこに、

「ルナちゃん、私も一緒にいいかな?」

「私も私もー!」

「あ、私も一緒に」

クラスの女子が集まって来た。

「ふえ!?」

半ば混乱のルナ。その後は一緒に昼食をとったり、愛でられたり、お弁当の中身交換したり、愛でられたり、会話したり、愛でられたり、いろいろあった。

「(こんな事、今まで一回も無かったのに)
(白皇って不思議だ)
(でも、ここの皆といると心が暖かくなる)
(ああ。同感だ。・・・守ろう、この平和を)
(うん。絶対に)」

いつかは亀裂が動き自分もここから移動しなければならない。でも、今までの観測から最低一年間は白皇にとどまるだろう。だから、この一年を大切なものにするのだと、ソルナは心に決めた。
その時だった。

「(・・・!!)」

「?どうしたのルナちゃん」

扉の方から人の気配がした。いや、それだけならここまで反応する必要はない。ただ、“嫌な感じ”がしたのだ。直感だったため確信は無いがそれでも何かがある、そう思った。

「な、何でもないよ」

ルナは笑って受け流すが、多分笑顔は引きつっていて気づかれたのかもしれない。が、皆深くは追求してこなかった。

「(ソル、わかってるよね)
(ああ)」

心の中で短く話し合うのだった。



その日の放課後

「じゃあねー」

「またなー」

「明日頑張ろうねー」

一年三組の生徒はそれぞれ帰っていった。
教室に誰もいなくなってから数十分。複数の影が床に写る。

「チッ、もうここまで立て直してやがる。生意気な奴らだ」

「別にいいじゃん♪ストレス発散になるし♪」

「それもそうだ♪」

ぎゃはははは・・・
下品な笑いが教室に満ちる。一年二組の連中だ。だが、教室にはもう一つの影があった。

「そんなことはさせない!」

「んだよお前は」

「もう、あなた達には何一つ壊させやしない!」

短く整えられた黒髪に他の子より小さめな体格。そして、黒い目。
大空ルナ
普段であればその目の輝きには陰りがあったろう。だが、今のルナの目には強い意思の輝きがあった。

「こいつ、転校生だよ」

「ふーん。俺たちがまた壊しにくるって予想してたのか」

「ウザいな、こいつ」

敵の数は十。全員が男子生徒。内七人が運動部だ。現在は文化祭準備日のため部活が無い。

「ま、女一人じゃ何もできないだろ。そこどけよ」

「嫌」

「ああ?」

「嫌だって言ったの。あなた達の好きにはさせない」

「調子乗ってんじゃねえよこのアマ!」

「皆、やっちまえ!」

「・・・・!」

ルナは一息で一人の生徒の懐に入った。

「な!?」

「ハアアアアアア!!!」

ドス
ヒジで相手の鳩尾を思いっきり射抜いた。

「ガッ!」

「「「「「「「「「何!?」」」」」」」」」

一人がルナの一撃で崩れ他九人は驚いている。が、ルナの動きは止まらない。

バシュ
ルナは二人固まってる所の頭上にジャンプする。突然のことで敵はルナを見失う。

「セイッ!!」

「「!!!!!」」

まず一人を上から思い切り踏みつけ意識を奪う。そのままもう一人を足払いで体制を崩したらかかと落としで決める。
残り七人。

「くらえ!」

一人がルナに対してパンチを繰り出す。

「く!」

ルナは手のひらで相手の拳を受け上手く勢いを後方へ流しもう片方の手で相手の腕を掴み勢いを利用し投げる。後方には襲いかかる敵が一人おり、ルナの投げ飛ばした相手がそいつに当たる。そのまま教室の壁にぶつかり二人共伸びてしまう。
残り五人。

「あなた達は何故こんな事をするの?」

一人が口を開く。

「ふん。このクラスの連中が悪いんだよ!」

「・・・何でですか?」

「このクラスの連中は少しばかり金持ちってだけでこの白皇にいる。あいつらよりはるかに金持ちの俺たちと同じ白皇にな!」

「あんな金持ちのプライドも無いような奴らと同じ学校に通うなんて俺たちのプライドが許さねえ!」

「なのに教師はあいつらの方が優秀と見る!」

「おかしいだろ?俺たちの方が上なのに。だから、俺たちはあいつらに勝つためなら何でもやるんだよ!」

「・・・・・・」

くだらないプライド。そう思った。自分たちの優越感を満たすためのプライド。そして、ルナたちの思い出作りの場をそんなことのために

「そんなことのために、こんな事をやったんですか?」

「ああ?」

「そんなことのために、私たちの思い出を壊そうとしたんですか!」

「んなこと知らねえよ!俺たちはこいつらにお似合いの場所を作ってやってるだけだぜ!」

「むしろ感謝して欲しいぜ!あいつらの身の程を教えてやってるんだからな!」

「・・・・・・・・」

もう、口を開かなかった。何を言おうと無駄だと気づいたから。

「もう、何も言いません。あなた達は絶対に倒します」

ルナが構える。

「いいぜ。やってみろよ。だが、」

コツ、コツ、

「運は俺たちに向いてるみたいだ」

コツ、コツ、

「(この音は・・・誰かが来る!?)
(・・・まさか!?)」

普段から鬼と対峙し相手の呼吸から動きの予兆、足の動き、音、などなど動きに関する事を生き残るために覚えてきた鬼狩りの一族。ルナとて例外ではない。相手の足音で、見知ってる者であれば判断する事がルナにもできる。そして、この足音はルナの親友である

「え?ルナちゃん?何、この状況?」

吉田さんのものだった。

「吉田さん!逃げて!」

敵がまた下品な笑いを漏らすと、一気に間合いを詰めた。鬼狩りの一族でなければ運動部でも無い。しかも、ただの温厚な女子である吉田さんにはどうしようもできなかった。

「嫌!離して!」

「ハハハ。形成逆転だな!」

「動くなよ。動くいたらこいつがどうなるかわかるよなあ?」

「くっ!」

ルナも必死に追撃したのだが二人しか仕留める事ができなかった。
残り三人。

「構えを解け!反撃も防御も許さねえぞ!やって来い」

「へいへい。他の奴らを良くやってくれたな、このアマ!」

ガス

「・・・ッ!」

「オラよ!」

ガス

「クフッ!」

その後も攻撃が続いた。

「やめてよ!ルナちゃん、ルナちゃん!」

「大・・丈夫だよ、吉・・田さん」

「勝手に喋ってんじゃ、ねえよ!」

ゴス

「・・・!カハッ!」

ルナの肺から空気が抜ける感覚。ルナは苦しそうに喘ぐ。

「(く・・そ。負けられない、負けちゃいけない戦いだったのに)
(こんな奴らに負けるなんて)」

「嫌だ!嫌だよ!誰か助けてよ!」

「(誰も助けに何か来ない)
(そんな都合のいいことなんてこの世に無い)
(でも、本当に誰か助けてくれるなら)
(吉田さんを、皆を笑顔にしてくれるなら)」

ソルナは望む。明日を笑顔で迎えられるように、和也や輝雪に笑顔を向けれるように、皆の、クラスメートの笑顔を守れるように。

「・・・けて」

「ああ?」

「たす・・けて」

「バカが!誰も来ねえよ!」

「そんなくだらねえ事を考えれるならもっと痛めつけてやるよ!」

一人が蹴りを放つ。
ルナは叫ぶ。吉田さんも叫ぶ。強い願いをその言葉に込めて。

「「助けて!!!」」

「そこまでよ!」

凛とした声が教室に響く。

「な・・んで」

「どうして。帰ったの、確認したのに!」

「どうしているんですか!生徒会長!」

白皇生徒会長・桂ヒナギク

「ヒナギク・・・さん」

「ルナちゃん!吉田さん!」

吉田さんは敵に走った一瞬の動揺の隙に拘束から抜け出しルナに覆いかぶさるように抱いた。

「ルナちゃん!ルナちゃん!」

「吉田さん・・・よかった、平気で」

「ルナちゃんは自分の心配をしてよ・・・」

ルナの反応に安心する吉田さん。その二人の状況を見てヒナギクは一年二組の連中に目を向ける。

「ど、どうして?」

「実は、協力者に頼んでおいたの」

「な、何を?」

「この教室の監視」

「そんなこと出来るわけ・・」

「それが!」

「何と!」

「できたのだ♪」

ヒナギクの背後から出てきたのは
花菱美希、朝風理沙瀬川泉の三人。生徒会役員にして、日々盗撮をしている動画研究部。

「「「日々盗撮は余計だーーーーー!!」」」

「事実じゃない」

「酷いぞヒナ!我々は盗撮をしているのではない!」

「校舎に仕掛けた監視カメラで面白い事件を探しているのだ!」

「そうだよ♪」

「それを盗撮と言うのよ」

ヒナギクはおもむろに動き教室の隅からカメラを取り出した。

「本当に大変だったわ。この子達に無条件での協力要請、カメラ設置の許可証をもらってクラスの子にこっそり設置してもらったり。この事件を一年三組内で止めるのは大変だったわ」

「ヒナちゃんったら鬼の形相で凄く怖かったよ〜」

「条件出そうとしたら木刀で殴りかかる勢いだった」

「せっかくヒナのコスプレ写真のチャンスだったのに!」

若干震えてるようにも見える。

「・・・ま、とにかくあなた達のやろうとしてた事、会話内容は全部私たちの手にあるわ。私も美希たちからの報告を受けて白皇まで戻ってきたの。まだこの事を知るのは私たちだけ・・・」

「残念だがヒナ、私たちの他にもこの事を知る者はいるぞ」

「「「は?」」」

吉田さん、ルナ、ヒナギクは声を上げた。直後に大量の足音が聞こえる。

「「「「「「「「ルナちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」」」」」」」」

一年三組の皆だった。

「てめえら!よくもルナちゃんを!」

「この状況・・・吉田さんを人質にとったな!」

「ぉぉおおおお!俺のこの手が真っ赤に萌える!」

「字が違う!」

「一年二組許すまじ!」

「かかれーーーー!!!」

「「「ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!」」」

ヒナギクが止めに入ったのは言うまでもない。

「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」ボロッ

ボロボロになって這いつくばる一年二組。まるでゴミの

「それ以上はアウトだよ匿名さん」

すんません。
ルナはゆっくりと立ち上がると皆を見渡して言った。

「どうして来たの皆。皆を巻き込みたくなくて、誰にも言わず残ったのに」

皆は互いの顔を見て言った。

「やりたいから」

「え?」

「私たちって、あまり物事に対して真面目になれないからやりたい事って全然無かったの」

「皆無気力で楽に生きましょーて感じで」

「でもね、そんな私たちがやる気になれたのってルナちゃんのおかげなの」

「え?私?」

「そうだよ。ルナちゃんがやろうって言ってくれたから僕たちはやる気になった」

「ルナちゃんがいなきゃ多分あそこまで準備した物が壊された事に怒らなかった」

「ルナちゃんは僕たちにとって心臓なんだ」

「・・・皆」

胸からこみ上げる物がある事にルナは気づいた。

「ルナちゃん」

「吉田さん」

「ルナちゃんは自分には皆みたいな人脈は無いって言ってた。でもね、ルナちゃんにはルナちゃんの人脈があるんだよ」

「で、でも、私には」

「ううん。ほら見て。ここにいるクラスの皆。生徒会長さん。三人の先輩。皆ルナちゃんの人脈だよ」

「私の・・・人脈」

「うん♪だから、頼みたい事は頼んでいいし、悩みがあるなら相談すればいい。ルナちゃんは何でも一人で抱え込み過ぎなんだよ」

「・・・・・・・」

幼き頃からずっと欲しかった。人との関係。昔はだれも自分と関係を作ろうとする人物はいなかった。

「・・・・・・ありがとう」

無意識の内に出た言葉だった。そして、

「ルナちゃん・・・泣いてるの?」

「え?」

目尻に触れると透明な液体が指に触れた。

「ルナちゃん」

「違うの。悲しいとかじゃなくて、その」

「わかってる。だから、思い切り泣いてもいいんだよ」

「うん・・うぐ、えぐ、・・ぅぅ、うわあああああああああああああああああああああん!!!!!!」

少女の心の影が一つ、無くなった。

・・・
・・


お忘れかと思いますが現在

「いろいろ大変だったねー」

「二日だけのはずなのに一週間分のように感じるよ」

あの後、一年二組の事を先生に報告するか迷ったが言わなかった。ルナが拒否したからだ。誰もルナの意見に反対はしなかった。だが、帰るさいの一年二組の生徒の落ち込み様を見ればもうちょっかいを出してくることは無いだろう。・・・一応、一部始終を捉えた動画は保管されてるのだが。

「ルナちゃんは泣いたよねー」

「恥ずかしいからやめてよう///」

そしてルナは少し考えて、

「吉田さん」

「何?ルナちゃん」

「これからもよろしくね♪」

「・・・うん♪」

ーーーーーーーーーー
さて・・・一年二組どうする?引き渡す?止める?
「止める場合、俺たちにその方法は無いぞ?」
「ん〜」
「う〜」
じゃあさ、直接絡んで来た十三人を生贄に捧げよう。
「「賛成」」
「う〜、気は進みませんが、それで」
では、十三人送っときますねコサッキーさん♪どうにかそれで空さんのお怒りを沈めて下さい。
「では、今回はこれで」
「そうね♪」
「それでは♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.81 )
日時: 2012/08/20 14:44
名前: キー

 チュン  チュン  チュン

 χ「初だな。…いきなり銃声で始まるのも。」

 椿「ehehe,sorasan,hitorijimehayokunaiyo.(えへへ、空さん、独り占めはよくないよ。)」

 χ「空さん、すまない。最近ソルナの件で怒っている椿が3体持ってっちゃった。」

 調「10人分は防いだからコサッキーさんの分。」

 χ「でも……計13人が居なくなると、1年2組の文化祭は壊滅してもおかしくない
な。……どうするんだろ。」

 椿「ルナ姉が地の文に話しかけたな。……私の知るところでは初めてだ。」

 調「椿、『あの状態』から戻ったのに戦闘モードは維持するんだな。」

 χ「あれ?そういえば何時の間に椿は帰ってきたんだ?」

 椿「いくら『闇内』といえど、和也ニィは『闇』の類である『影』の力を持っているから
な。……闇内は闇の力が有れば探し出せる。…だから輝雪姉とソルナ姉と和也ニィにはきか
ないんだよな。」

 サラ「ここに来るのも久々ですか。……殺斗が来ていたので。」

 調「殺斗って、いわゆる『負サラ』だしな。」

 χ「プライドの高い奴って、いろんな意味でよわいよな。」

 調「今回のソルナも良かったけど……やっぱり猫化が一番だな。」!(^ω^)!

 サラ「1年3組の言動はスルーで、さて、ソルナちゃんの心の影はあといくつあるんでし
ょうね。」

 リン「そろそろ鬼狩りも文化祭。……匿名さんの許可次第で……何人か送り込んでみよう
かしら?」

 χ「ではまた次回ですね。」

 ズドドドドド度々度々ドドドドド

 χ「何時の間にやらさっき椿が撃った3人に殺斗がとどめを!?」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.82 )
日時: 2012/08/20 17:08
名前: コサッキー

空「いよーっし!やっちゃっていいよね!?やっていいんだよね!?」

何お前は先走ってんの!?

空「はっ!そうだったそうだった!自己紹介は大事だよね!というわけで清糸空!」

コサッキーです!

氷「青野氷」

影「……日野影」

空「今回は恵抜いたこのメンバーで感想だぁああああああああ!!!」

テンションうぜぇ!?

氷「通常運転だがな」

影「……だな」

えぇー…。

空「よっしやっちゃっていいよね!?もういいよね!?」

氷「落ち着け」←(空へ回し蹴り)

空「うげっ!?」←(横腹へクリーンヒットし、蹲る)

氷「感想やってからにしろ」

影「……結果は変わらないんだな…」

当たり前だと思うんだ…。

空「イ、イェッサー…」

影「……んじゃ、感想だな」

今回は解決編って感じだね。

氷「きっかけは、準備を始めた日のこと」

空「一々こういうキャラって地獄見ないとわからないのかしらねー…?ま、今回見せるけどさっ♪」

影「……軽く言うことじゃねえ!?」←(ぶっちゃけるとツッコミキャラ)

というか、二人とも中々強いね…。

氷「別に驚きもしないぞ?んで、それが原因と…。…………………へぇ」

影「(あ、やべ…!?)」

氷「…………おい、空」←(殺気放出)

空「はぃぃ!?」

氷「…………半分よこせ」

空「イェッサー!」

(氷もスイッチ入っちゃったぁ!?)

影「(……俺もう知らん)」

それで、ヒナギクが登場して色々あって一致団結!

空「いやぁー、こういうのいいわね!」

氷「その放課後……懲りないな、こいつらも」

影「……それしか能が無いんだ……言ってやんなよ…」

その言い方もどうかと思うよ?それで現れた男たちをボコボコにしている時…。

空「これはねぇ…。運が悪かったとしか言いようが無いんじゃない…?つか、あんたら女の子一人をよってたかって傷つけることに何も感じないわけ?あぁ?」

氷「空、キレルな。同じ事やっとけ、あいつらに」

空「りょーかい。人間の体って物凄く脆いんだよね★」

影「……星が黒いわ!」

それで、ヒナギクが登場して終了…。こんな時は役立つね、動画研究部。

空「それでソルナちゃん達の人脈も構築!ハッピーエンド!」

氷「そうだな…」

影「……さて、感想が終わったわけだが…」

うん…。

空「よっし、もって帰るね?あ、返したほうがいいなら言ってねー♪」

氷「……六花さんにも手伝ってもらうか」

影「……一瞬で怖さのレベルが跳ね上がった!?」

で、では!!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.83 )
日時: 2012/08/22 22:58
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」おさえる
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

今回も始まった。
「そうね〜」
「・・・動け」
「頑張りましょユキ姉、匿名さん♪」
では、始めるか!

最初はキーさんです♪
「感想どうも」
「あわわ・・・椿ちゃん。そこまで怒らないでください」
「まあ、私も現場にいたらぶん殴ってたわね」
「同じく」
「二人まで。・・・それより、一年二組はどうばるんですか?」
どうとでもするさ♪
「どうやって?」
作者権限。
「・・・ああ」
「椿ちゃんって戦闘モードになると敬語使わなくて違和感あるのよね。ていうか怖い」
「そうだな。そして、たしかにクロ椿の言うとおりルナが本編で匿名と話したのは初めてだろう」
「そうね〜。って、クロ椿て?」
「箱猫で黒椿という武器が出たからな。区別つけるためにクロ椿だ」
「なるほど」
あと、さすが和也。椿を見つけるとわ。
「造作も無い」
「簡単に言うわねー!」
「それがカズ兄ですから。しょうがないですよ」
殺斗・・・イマイチわからん。やはり本編に出るまで待たんと。
「プライド高い奴ってうざいですよねー。高いだけならまだいいですけど、それを見せつける人はもう何とも」
「ルナが怒ってる」
「よほどイラついたんだろうな」
猫化かー。次はいつだろ?
ソルナの影は今のところ友人関係、自分の体格、和也との恋愛ですね〜。で、一つ目は消え、二つ目は諦めてもらって、三つ目は今後の頑張り次第ですね。
「体格・・・もう無理何ですね」
「「「・・・・・・・・・」」」
さ、さあ、キーさんのキャラは良いんですけど・・・僕に技量が無いため、名前だけの使用か、出ないと思うのであしからず。
「それではキーさん、ありがとうございました♪」
・・・銃声が鳴り響く終わりって、何かシュールだ。

続いてはコサッキーさん♪
「感想ありがとうございます♪」
「・・・生き生きしてるわねー。空さん」
「清糸はイラついてたからな」
当然だね♪
「それに・・・凄くハイテンションです」
通常運転らしいけどね。
「青野がいなければ暴走だな」
「奴らへの制裁は変わらないけどね」
「ほ、程々に」
地獄見せるって言ってるけど?
「・・・殺さないでくださいね?」
何を言ってんの?生かさず殺さず飴と鞭を使い分けて地獄を見せる。当然でしょ?
「さも常識であるかのように言われた!?」
「で、あれ?氷さんもスイッチ入った?」
「氷さーーーーーーーーーーーーーーーーん!?!?」
「日野は・・・動きそうにないな」
ヒナギクも動いてくれました♪「ハヤテのごとく!の小説なのに原作キャラ出さないと不味いよなー」というのが諸々の理由ですが♪
「それに本当懲りない人たちでした。本当イラつきます」
・・・心配したり、怒ったり。どっちなんだ?
「それは・・・ただ、傷ついてる人を見たくないだけです。まだマシな方ですし」
複雑な感情、と言うわけか。
あと、吉田さんはマジで偶然ですね。忘れ物したという理由です。そしてあいつらには容赦という言葉は無いでしょう。ずっと人の上に立ち、力をふるい続けた奴らばっかですから。
「ルナがやられたことをあいつらにも?空さん。怖いです」
「あいつらならいとも簡単にできるだろうな。呼吸するのと同じレベルで」
マジで怖いな!
「動画研究部・・・役立ったわね〜、珍しく」
ヒナギクだけじゃ気づかないと思ったからね♪
「ソルナも良かったな」
「はい♪」
一年二組は文化祭前に生きてる状態で返していただければ煮るやり焼くなり臨死体験させるなり好きにしちゃって下さい♪
「最後がおかしいですよ!?」
「六花さんにも手伝ってもらうとは」
そうだね〜、六花さんは怖いよね〜。
「匿名?」
本当に・・・怖くて怖くて本当に・・・嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
「「「壊れた!?」」」
嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!助けて助けて助けて助けて助けて!うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
「沈まれーーーーーーー!!!」
ゴス
う!ぐ・・あ・・・
バタ
「輝雪。やり過ぎ」
「テヘペロ♪」
「・・・・・・」
「えと、簡単ありがとうございました♪」

・・・何とか落ち着いたよ。
「復活早!」
喜べよ!?
「「「・・・・・・」」」
そんな苦々しい顔すんな!もういい!始めるぞ!
「はいはい♪」
「それでは♪」
「行くぞ。せーの」
「「「「スタート!!!」」」」

ーーーーーーーーーー
第三十二話・需要はある!と、思う。
〜白皇学院・一年三組教室〜
六月二十二日(日)午前九時三十分
ルナは今日も白皇に来ていた。と言っても、今日は服のサイズを合わせに来ただけなのですぐに終わると思っていた。・・・のだが

「ごめんねルナちゃん。注文の手違いでルナちゃんのだけ○○○に・・・」

「何がどうなったらそんな事が起きるんですか!?」

「まずいいから着てみてって♪」

「い、嫌です!」

「ええーい!女性陣!ルナちゃんを着替えさせろーーーー!」

「「「「「「おーー!!!」」」」」

「いーーーーーやーーーーーーーーーーーーーー!!!」

この後、ルナは強制的に着替えさせられた。

ニャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・

白皇に叫び声が響いたという。

〜二年二組教室〜
俺が勝手に決めたハヤテたちのクラスでは、

「今の叫び声」

「ルナ・・よね〜」

「・・・生徒会長。少し用事だ」

「手早く済ましてね」

「「なら我々も」」

「いいかなヒナちゃん」

「あなた達は働きなさい!」

「「「ひ〜!」」」

いつもの三人はほっといて、和也と輝雪は出て行った。ハヤテもついて行こうとするが、輝雪に「そこまで一緒に行動するものじゃ無い」と言われ残った。たしかに、ただ同じアパートに住んでいるというだけで、常に一緒にいるのはおかしいだろう。だが、

「(大丈夫かな〜?)」

ハヤテの心境は変わらない。

〜廊下〜
タッタッタ
廊下を疾駆する二人。かなり速いスピードで走っている。
そこに、

「おお♪輝雪♪」

「I love you!」

葉っぱと菌がいた。

「「・・・・・・・・・・・」」

和也と輝雪は無言で勢いをつけたまま回転し、相手の顔面に裏拳をかました。

「「ごブルぁあ!?」」

「さーて、ルナは何処かしら?」

「何を言っている。どう感じてもこっちだろう」

「その『どう見ても』の感覚で言わないで。私は気配スキルそこまで高くないからこの人混みの中では感じ取れないからね。せいぜい超近くの敵の動きの予兆を感じ取るぐらいだから」

「そうか。とりあえずこっちだ」

和也は迷い無く進む。輝雪はそれを追いかけるので精一杯だった。


「いた!」

「ルナ!大じょ・・う・・・ぶ?」

本気で心配する輝雪。というのも、

「へ?カズ兄?ユキ姉?」

彼女の姿はあまりにも不自然だからだ。全身をタオルで巻いている。そう、言うなれば、

「プールにでも行ったの?」

小学生とかがプールの授業でよく体に巻いている、あれだ。

「・・・ぁぁああわわわわ!!///////////」

状況を理解しはじめ、なぜか赤面するルナ。

「だ、ダメ!///こっちには絶対に「ふむ、スク水か」カズ兄ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!/////////////」

和也は一発で言い当てた。

「ルナ。大丈夫?腕の良い脳外科知ってるけど、行く?それとも精神科?」

「私はノーマルだよ!///」

本気で心配する輝雪に自分は大丈夫と言い張るルナ。だが、

「学校をスク水で動く人を普通と捉えれる程、私の頭は柔軟じゃないわ」

「うぅ・・・///////」

ルナには勝ち目は無いだろう。

「で、結局のところ、何があった」

「それは」

・・・
・・


朝の出来事だ。

「ごめんねルナちゃん。注文の手違いでルナちゃんのだけスク水に・・・」

吸い込まれそうになる程の紺色、手触りの良い布地、装備された水抜き穴。
そう、そこにあったのは紛れもなく人類の失われし遺産、旧スクール水着であった。

「何がどうなったらそんな事が起きるんですか!?」

「まずいいから着てみてって♪」

「い、嫌です!」

「ええーい!女性陣!ルナちゃんを着替えさせろーーーー!」

「「「「「「おーー!!!」」」」」

「いーーーーーやーーーーーーーーーーーーーー!!!」

・・・
・・


「それで逃げ道も封鎖され、流石に多勢に無勢で着替えさせられて。タオルがあったので巻いて来ましたが」

「やっぱり恥ずかしくて人気のないここに来たと」

「・・・はい」

弱々しく肯定するルナ。

「まあ、その、なんだ。・・・頑張れ」

「応援してるわ」

「嫌ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!//////////////」

友達との楽しい思い出ができるはずが、全て羞恥で上塗りされそうなルナであった。

ーーーーーーーーーー
「・・・・・・」
「ルナ、機嫌戻して」
「どうしてスク水何ですか」
いや〜、最初はメイド服にしようち思ったんだよ。でも普通すぎて友人に相談したところスク水という返答が。
「それで決まったのか」
いや〜、何かね?俺も最初はインパクトでか!?って思ったんだけど、でも面白そうだったじゃん?それでね♪
「・・・・・・・・」
「・・・お兄ちゃん。ごにょごにょ」
「?わかった。ルナ」
「何ですかカズ兄」
「似合ってたぞ」
「!!!///////////」(ボフ!)
「これで問題は無くなったわね♪」
お主も悪よの〜♪
「いえいえ♪貴様程ではありませぬ♪」
それではまた次回!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.84 )
日時: 2012/08/23 10:39
名前: キー

 ドガ バキッ 愚シャ 

 リン「輝雪、こんにちは。」

 調「待て待て、↑の音は何なんだ。」

 リン「あぁ、葉っぱと菌を見かけてころ……つぶしてきたのよ。」

 桜「やほーーー。ルナちゃん、絡むのは初めてかな。……ルナちゃんほどの身体能力だと
逃げ切れる気がするけど……」

 椿「その前になんで手違いでスク水になるのかな?」

 調「それを言うと……もう成り立たない。」

 桜「輝雪ちゃん、こういう時に光の業でルナちゃんの発する赤外線を感知して……」

 調「赤外線って、人それぞれ違うのか?」

 桜「気配で人が特定できるのとあまり変わらないわよ。」

 椿「匿名さんの言っていた2つ目の影って、『スク水が似合う体型』ってこと?」

 調「さぁ?」

 桜「カズ君も鬼狩りだとずいぶん穏やかだね。」

 椿「箱猫の和ニィは怖かったよ。」 ガクガク ブルブル ウルウル

 調「椿が震えて目がうるんでいる。どれだけ怖かったかがよくわかる光景だな。」

 椿「ところでルナ姉って、結局何処にいたの?」

 桜「見落としてたけど……『小学生が』プールの授業で巻くタオル…とか書いてあったよ
ね。」

 全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 調「……ま、まぁ、また来るよ。」

 桜椿「バイバイ。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.85 )
日時: 2012/08/23 18:12
名前: コサッキー

コサッキーです!

空「清糸空!」

六花「天皇洲家メイドの志姫六花です♪」

氷「青野氷」

恵「千貝恵」

クール系二人いると落ち着くね。

恵「それとストッパーも二人だしね」

氷「そうだな」←(ストッパー1)

六花「そうですね♪」←(ストッパー2)

空「はっちゃけられない!?」

まず感想ははっちゃける場所じゃねえ!?

空「はっちゃける方が楽しい!」

六花「じゃあ、はっちゃけますか?」

空「ゴメンナサイ、まだ死にたくないです」

恵「……相変わらず六花さんに弱いね、空は」

氷「勝てる相手じゃないからな、六花さん」

だね。よし、感想だぁ!

空「うぉっしゃー!しょっぱなから何かソルナちゃんが何かなってるけどまぁ、いいよね!」

氷「適当か」

空「面白そうだからね!」

恵「それで輝雪と和也がその声を聞きつけいくと…」←(空「無視しないで!?」)

六花「途中誰かがいましたけど、気のせいですかね♪」

うん、葉っぱと猛禽類は気のせいだよ。

氷「んで、二人が到着すると」

空「タオル巻いてるソルナちゃん…。……どう考えても水着系のかっこしてるとしか思えないよ?」

恵「水着は水着でもスク水だけどね。しかも旧型」

六花「そのようですね〜♪」←(そして何故か持っているカメラ)

……六花さん?そのカメラは一体?

六花「何でもないですよ♪」←(そしてどこかへカメラは消える)

氷「(もう撮った後だな)」

空「(だね)それで思ったんだけど……似合っちゃってるね、スク水」

恵「その言い方やめない?」

空「ほえ?何で?露出少ないほうがよくない?」←(着れる水着の種類は少ない。……まぁ、胸大きいもんで…)

六花「まぁ、何も言わないでおきますけど…。それでは、返しますね★空さん?」

空「あいあいさー」←(指パッチンした瞬間、十人の男が現れる)

……絶対トラウマなってるよね、これ。

氷「物の見事に虚ろな目だしな」

恵「何をやったのかしらね…。……というか、氷もやったんでしょ?」

氷「まぁ、色々とな」

聞かないからね!?

空「それじゃ、終わるねー♪」

六花「では♪」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.86 )
日時: 2012/08/25 11:11
名前: アオヅキ

どうも!アオヅキです!

いや〜はじめまして!匿名さん

話の趣旨が分かりやすくてスラスラ読めました!面白いです!

輝雪もまあいろいろと分かりやすいですし…

これからも頑張ってください!更新頑張ってください!

……頑張ってって二回言っちゃった
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.87 )
日時: 2012/08/26 22:34
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

ふう。ここまで来たか。
「なぜ三十二話でしかも一スレも終わってない状況でそれを言うのか全く理解できん」
いいじゃん!気分なんだよ!
「あ、あの」
「はいはーい。皆、さっさとやりましょー」
「えと、大空ルナです」

最初はキーさん♪
「感想ありがとね♪」
「葉っぱと菌は潰れたか。・・・ざまあ」
キャラが壊れる。
「あんたのせいでしょうが」
「匿名さんのせいですよ」
ごめん。で、ルナびついてですが、
「あ、こんにちはです。桜さん。逃げられなかったのは窓、扉を封鎖されたからです。最終的に力技でこじ開けましたが・・・」
「あと椿ちゃん。それは言ってはダメ。この男に理屈なんて存在しないから」
・・・おい。
「で、輝雪。お前は何で光の業を使わなかった?」
「う・・・まだ赤外線を感じとるのには凄く時間がかかって」
「まだ扱いきれてないわけだ」
「・・・・・・・・・・・」
和也!もうやめとけ!
「ユキ姉のライフはもう零ですよ!」
「あ、ああ。体型については」
ごめんなさい。
「いいですよ。どうせ私なんて」
ちょっと土下座してくる!二人で進めて!
「え、ええ」
「あ、ああ」
「お兄ちゃんの沸点ってどこに設定されてるかわからないのよね。音楽が邪魔されるとキレることは確認済みだけど」
「我ながらやり過ぎだと思ってるよ。反省はしている。後悔はしていない」
「椿ちゃんも涙目の殺気・・・もう感じたくないし、くらうなんて以ての外ね」
「ルナがいたのは・・・・聞くな」
「そうね」
「んで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「このセリフは聞かなかった事にするか」
「とりあえず匿名は後でお仕置きね」
「感想ありがとうございました」

「続いてはコサッキーさんです♪」
ふう。やっとか機嫌直った。感想ありがとうございます♪
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
え?何その目?
「別に」
「さっさと行きましょ♪」
冷た!?俺なんかやった?全く・・・六花さん?
「「「・・・・・・・・あ」」」
あ・・あ・・・・ぁああ・あぁぁ・・・ああああああああああああああああ!!!!
「いつまで根に持ってるのよこいつは!」
「トラウマというより拒絶反応に近いな」
「うわわわ!大丈夫ですか!?」
嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!死にたく無いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(←走り去る)
「・・・行ったわね」
「行ったな」
「行きました」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」
「え、えーと、流石の空さんも六花さんの前ではなす術無しね」
「あ、安全ですね!」
「ついでに匿名はトラウマより深い傷を負ったしな」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」
「さ、やるか」
「そうね」
「やりましょう」
「冒頭の部分はスルーか」
「そこ流されると少し悲しいです」
「理由が面白そうだから・・・スルーね」
「で、そん時の悲鳴で俺と輝雪が行くと」
「途中の誰かはいなかった事にしといてくださいね♪」
「着いたらタオル巻いたルナ。たしかにバレバレだな」
「うぅ///でも何も無しよりはマシです///」
「苦労したな」
「六花さん・・・カメラ何時の間に・・・」
「え?ちょ!?///」
「消えたな。もう取り返すのは無理だな」
「・・・・・・・・・」
「ルナー。戻って来ーい」
「にしても清糸。ストレート過ぎだ」
「露出が少ない方がいい。私もそう思います。でも!あなたに言われても嬉しくないですーーーーーーー!!!」
「落ち着け。で、六花さん。それはどこから出した?」
「ていうかこれ、使いもんになるの?」
「さあな。無理矢理酷使させるとは言っていたが・・・」
「こいつらも六花さん・・・いえ、さらに空さんに氷さんを見たら発狂ね。そんな日来ないと思うけど」
「そうだな。それではコサッキーさん。ありがとうございました」

ただいま!
「さっさとやる!」
わり!続いてはアオヅキさんです。初めての感想、ありがとうございます!!!本当に・・・本当にありがとうございます。
「応援ありがとね♪」
「ますます頑張らなきゃな」
「そうですね♪」
話の趣旨がわかりやすいですか!?よっしゃー!褒められた!
「面白い、ですか。それが最高の褒め言葉です♪」
「にしてもユキ姉。わかりやすって」
「何か初めての人によく言われるのは気のせいか?」
「気のせいじゃない?」
まあ、輝雪は比較的キャラ濃い目に作ってるから。わかりにくい言われたら軽く凹むね。
「たしかに輝雪はわかりやすい」
「・・・まあ」
「そこ!納得しない!」
そして、はい!頑張ります!更新も頑張ります!二回も言っていただきありがとうございます!
「アオヅキさん♪感想ありがとう♪」

今回も頑張るぞー!
「俺たちもな」
「まあ、今回私の出番は無いに等しいけど」
「ユキ姉は後々出番あると思います」
メインヒロインだから♪ルナも出るから大丈夫♪
「は、はあ」
「さあ!始めましょ♪」
せーの!
「「「「スタート!!!」」」」

ーーーーーーーーーー
第三十二話・不思議猫
〜白皇・校門〜
六月二十二日(日)午後十二時
こんにちは、ルナです。匿名さんが「たまにはキャラ目線で書きたい!」と思った結果、なぜか地の文に私の思考が書かれてるわけですね。
まあ、そんな事は置いていて、
・・・現在とてもまずい状況です。

「そういえば、ルナってどこに住んでるの?」

そう言ってくるのはユキ姉。多分鬼狩り関連などで連携しやすいように、ていうのと、・・・よからぬ事を考えていると思います。ですが、表情からは読めません。

「俺も気になるな」

「ふえ///そうですか?///」

突然の不意打ち。カズ兄はいつも気配を消して現れます。心臓に悪いのでやめて欲しいです。顔が赤いのは気にしないで下さい。

「う〜ん、まだ片付けが終わってないので後日じゃダメでしょうか?」

嘘です。終わってます。ですが、私の部屋には“あれ”がいるのです。カズ兄やユキ姉が言いふらすわけもありませんが、ここはやはり断っておいた方が身のためですね。

「もう一週間経ってるわよ?」

・・・もっとちゃんとした嘘をつくべきでした。

「ま、まだ、食器とか買い揃えて無いですし、今日もこれから買い物でして」

私は鞄を持つ手を変えながら言いました。それに事実でもあります。これで何とか乗り切れたかな?と思ったのもつかの間、

「どうしたのユキ姉?」

すっごい睨まれました。なぜでしょう?

「ルナ、何隠してるの?」

「え?な、何のことですか?」

簡単に見破られました!?なぜ!?

「あなたは何かを隠そうとする時、手に持ってる物を反対側の手に移す癖があるのよ」

「!!」

動揺しましたorz。

「あるのか」

カズ兄も言ってきます。ばれました。どうしよう!

「・・・ま、ルナが何かを隠しても人には誰しも秘密があるし、いいんだけど」

「いいんだけど?」

「お兄ちゃんなら信頼できるわよね♪」

はい来ました。最大級の笑顔です。最初の悪い予感も当たりました。

「えーと、じゃあ」

「いいのか?」

嬉しいことに代わりはないよね。その・・・好きな人が来るんだし///うん///大丈夫///

ついでに、カズ兄には驚異的な気配察知能力を持っているので、別に私が教えなくてもいい事に気づいた時には後の祭りでした。嬉しいけど、気持ちがモヤモヤしました。


〜路地〜
「ふ〜、こんな物かな〜」

「相変わらずイラスト付きなのが好きなんだな」

「う/////」

今回買ったのは皿を数枚です。全部に可愛い動物のイラストが書いてます。好きだから買ったにしても、ストレートに言われると少し恥ずかしいです///////
その時でした。

「ひっ!」

裏路地から女性の悲鳴が聞こえたのは。

「おい姉ちゃん。あんたがぶつかったせいでコーヒーが服についちまったよ。金出すんなら許してやるぜ」

三人ほどの大柄のいかにも不良っぽいのがいましたね。なぜ某熱血教師ドラマごく○んに出るような不良じゃないのか。現実って厳しいです。

「カズ兄。女の人が」

「・・・ちょっと待ってろ」

ー数秒後ー
「「「すんませんしたーーーーーーーーーーーー!!!!!」」」

何があったか気になります。

「カズ兄!」

「ああ、終わった。あんたも大丈夫か?」

「うん。助かったよ。ありがとう♪」

その人は可愛いという言葉が似合う人でした。黒髪でセミショート。ツインテールでまとまていました。

「私の名前は西沢歩。あなたたちの名前は何なのかな?」

「木崎和也」

「大空ルナです」

思わず言っちゃったけど・・・まあ、大丈夫だよね。ハムスターっぽい雰囲気でなんか和みます。

「木崎和也くんに大空ルナちゃん。うーん、どこかで聞いた気が・・・」

西沢歩という方は少し考えて、

「ああ!思い出したんじゃないかな!」

「え?何ですか?」

「ハヤテくんから聞いたの♪」

「何て?」

「いつも後ろから現れる人がいるって」

「・・・・・・・・・・・」

「私は?」

「二重人格の女の子って聞いてるよ」

「・・・・・・・・・・」

あまり簡単にバラさないでほしいんですけど。たしかにハヤテさんたちにはユキ姉がいとも簡単にバラしましたが・・・。

「ねえねえ、二人はどこに行くのかな♪」

「ああ、これかルナの部屋に」

「そうなんだ♪あ、そうだ♪私、喫茶どんぐりってところでバイトしてるの♪もっとお話したいから、いつか来てくれないかな♪」

「喫茶どんぐり・・・たしかハヤテと三千院がバイトしてるのもそこだよな」

「そうだよ♪」

「そうか。じゃあ、いつか行ってみることにするよ」

「私もお邪魔させていただきます」

「それでは、二人の邪魔をするのも悪いし私は行くね。それじゃあ♪」

西沢さんは走り去って行きました。何か、西沢さんといると和みます。

「じゃ、俺たちも行くか」

「・・・はい」

私の部屋の“あれ”は絶対死守です。


〜アパート・ルナの部屋〜
「ここか」

「うん。ちょっと散らかってるね。カズ兄はそこで座ってて」

「わかった」

“あれ”にはちゃんと私以外の人が来たら鳴かないように言い聞かせてます。よかった。ちゃんと守ってくれて。

「にしても・・・ぬいぐるみ多いな」

「む〜、別にいいじゃないですか」

「別に悪いと言ってるわけじゃない。女の子らしくなったな〜、とおもっただけだ」

「そ、そうですか?///・・・あれ?それって昔は女の子らしくなかった、て事ですか?」

「まあな」

「・・・・・・・」

流石に落ち込みます。

「初めて会った時は、私に関わるなオーラ全開だったからな。随分と丸くなったもんだ」

「う・・・あの時はいろいろあって」

「まあ、そうだな。でも、輝雪がお前を外の世界に連れ出したんだよな」

「・・・・・・・」

その、ユキ姉には悪いかもしれないけど、私を外の世界に連れ出したのはカズ兄なのに。覚えて無いんだろうな〜。

「うん。私にとってはユキ姉もカズ兄もヒーローだった」

「そう言われると、少し恥ずかしいな」

カズ兄が照れるのは気を許した相手の前のみってユキ姉が言ってました。この反応は嬉しいです♪

「で、ルナ。少し気になる事があるんだが」

「何?カズ兄」

「このアパート、ペット禁制だよな」

「・・・・・・・・・・」

バレました。バレてしまいました。でも、カズ兄の気配察知能力が高く、もう何言っても無駄だとしても、何もやらずに終わるのは嫌です。抵抗を試みます。

「う、うん。そうだけど。それがどうしたの?」

「生き物の気配を感じる」

「気のせいじゃない?」

「俺の気配察知能力を知ってるよな」

「・・・・・・」

「この感じ・・・猫か。でも少し不思議な力を感じるな」

不思議な力?私にはわかりませんが・・・でも、これ以上の誤魔化しはもう無駄ですね。元々無駄ですが。

「・・・わかりました。でも、誰にも言わないでくださいね」

「わかった。・・・だが、状況によっては」

ん?今よく聞こえませんでしらが・・・まあ、大丈夫でしょう。

「おいで、パズズ」

そう呼ぶと、一匹の黒猫が現れました。でも、普通の黒猫とは違い、目が緑色で、エメラルドのような輝きを纏っています。

「この猫、どこで拾ったんだ?」

「白皇のグラウンドです。鬼狩りの後、横たわっていて」

「名前はお前がつけたのか?」

「いえ、この子の首輪に書いてました」

PAZUZU-NO.06
そう書かれています。でも、NO.6とはどういう事でしょうか?

「・・・・・・」

「カズ兄?どうしました?」

「あ、いや。この猫、ちゃんと飼えるのかと思って」

「う・・・」

はっきり言って、猫の飼い方なんて知りません。お金だって、家からの仕送りで、そこまで多くありませんし。

「・・・なあ、物は相談何だが、この猫、ムラサキノヤカタで飼えないか?」

「・・・え?」

それってつまり、

「三千院の許可を取れれば、この猫はこっちで飼える。あくまで俺が興味を持ってるだけだ。だからお前がどうなのか知りたい」

「・・・・・・」

決めかねます。私は動物が好きなので数日、いや、会った瞬間から愛着が湧きます。そうやって考えていると・・・。

なー

パズズが鳴きました。

「パズズ、パズズは行きたいの?」

なー

と返ってきます。となれば答えは決まるでしょう。

「カズ兄、パズズの事、よろしくお願いします」

「ああ、わかった。三千院にも許可が取れた」

相変わらず早いです。
その後、しばらく会話したのちカズ兄はパズズを連れて行きました。

「じゃあな」

「はい」

「お前もいつでも様子見に来いよ。三千院も喜ぶだろうし」

「そうでしょうか?では、お言葉に甘えて、いつか行きますね」

「ああ」

ふう。照れ隠しって難しいですね。

「はうぅぅ〜〜〜//////////////////」

二人きりの時間は凄く嬉しかったです。恥ずかしかったけど。
この後も鬼狩りでカズ兄と会います。それまでにちゃんと気持ちを整えないと。

おまけ
〜路地〜
「ん?」

あれは・・・西沢とか言ったな。

「・・・・・・・・」

なぜあんなに落胆してるんだ?

「おい」

「あ、えーと、木崎くん、だよね」

「和也でいい。どうしたんだ?」

「いやその、焼き芋を追いかけてたら、どことも知れぬ場所に迷い込み・・・」

「迷子か」

「はぅ!」

はあ、全く。

「どこまで行けば帰れる」

「え?あ〜、えと、白皇までかな?」

「そうか。こっちだ」

「え?あ、案内してくれるのかな?ありがとう♪」

俺より地理がわからないとはどういう事だ?まあ、いいか。

「!その猫、どうしたのかな!?」

「ああ、ルナが拾ったみたいでな。三千院に許可が取れたから、代わりに飼ってやることにしたんだ。あいつの住んでるアパート、ペット禁制だからな」

「ルナ・・・て、たしか和也くんの隣にいた可愛い子だよね。へ〜」

そうやって会話しながら移動してると

焼き芋〜焼き芋〜

「あ!焼き芋屋さんだ!ちょっと買ってくるね!」

「あ、おい!」

帰るのは大幅に遅れた。

ーーーーーーーーーー
「お兄ちゃんは地理わかるでしょう」
「わかるがやる気がでん」
和也は自分の能力あまり使わないよね。前回したのは後にも先にも一回だけ。それ以来、戦闘時以外ではほとんど使わないし、戦闘でも、大抵手加減。
「そうなんですか?」
うん。
「くだらん話はいい。そろそろ終わりだ」
「ぶーぶー」
「豚かお前は」
「な!たとえ兄でも一女性を豚だなんて!酷い!」
「やるか?お前では勝てんぞ」
「く・・・!」
「手加減でも勝てるって・・・」
凄いよね〜。
「まあ、いいわ。匿名。あんたこの書き方やめなさい」
うん。すっごい失敗したなって思ってる。ハッハッハ。やっちまった。
「ここまで難しいとは思ってなかったようですね」
「というか、不向きなだけだろう」
次回からは元の書き方に戻すよ。さて、いつもより後書きが長引きましたが今回はこれにて♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.88 )
日時: 2012/08/27 01:02
名前: アオヅキ

どうも!アオヅキです!

今回はルナ視点のお話……あぁルナの和也に対する思いが丸見えだ!(笑)

それでハム沢がルナ達と会いましたね……

ルナが隠していたのはパズズという猫のようですね……♪

なんにせよ今後の活躍が期待できそうです!

更新頑張ってください!
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.89 )
日時: 2012/08/27 18:43
名前: キー

 椿「やほーー。」

 桜「最初に言うことは決まっている。……ルナちゃん、貴方が歩に『和む』なんて言えな
いと思うよ。多分ルナの方がもっと和むし。」

 鈴ア「わぁ〜ぁ♪パズりん〜かわ〜いいね〜♪あ、私は鈴アって〜言うんだ〜よぉ〜♪」

 桜「精神的に一番の子供キャラね。…パズズをパズりんと呼ぶのはどうかと思うけど。」

 鈴ア「いい〜じゃん♪パズり〜んかわ〜いいよ♪…ルナり〜ん〜にはそ〜んな癖〜があ〜
ったんだね♪」

 椿「『私に関わるなオーラ』か。…ハヤテ先輩『箱猫』の小学校4年生初期の『近づく者
は皆不幸にしてやるオーラ』みたいなものかな?」

 桜「……これがカズ君に惚れた理由かな?……ルナちゃん、多分だけど、カズ君を『カズ
兄』って呼んでるといつまでも妹扱いされると思うんだけど……そのうち、『兄』の部分を
外せるように頑張って。」

 椿「?6って……まさか!…それとも…」

 鈴ア「パズり〜んはか〜わいい〜からいい〜の♪……パ〜ズり〜んおい〜で〜♪」

 調「鈴アって、猫に好かれるような人なのかなぁ?…まぁ、パズズは特別そうだけど。」



 χ「まぁ、そのうちわかる。……ハズ。……最近どのキャラを連れて行くか迷うのでキャ
ラのリクエストあればどうぞ。」

 調「じゃぁな。ルナ、また和みに来るよ。」




 追伸

 χ「匿名さんもそろそろ次スレを考える時期じゃないですか?」

 調「いやぁ、鬼狩りも2スレ目突入。」

 χ「まぁ、お互い何スレまで続くかはわかりませんが頑張りましょう。」

 調「この調子だと鬼狩りは4か5スレくらいは軽くいきそうではあるが。」

 χ「まぁ、まだ鬼神とか出てないし。…というよりパズズの件もあるし。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.90 )
日時: 2012/08/27 21:34
名前: 竜神

……えっと、『初めまして』で良いんですかね?

鈴「いや、何で初めての感想の最初の一言が疑問形なんですか?」

……とりあえず、こちらでは初めまして♪ 僕の小説では何度もお会いしてるし、何度も感想を書いていただいていますが……竜神と申します♪

鈴「初めまして♪ 東雲鈴です♪ ルナちゃんとソルちゃんのお友達です♪ 作者さんと一緒にこれからも、どうかよろしくお願いします♪」

ちなみに、新スレの鈴のプロフィールには、ルナとソルの名前を本気で載せるつもりなんですけど、匿名さんがダメならやらない方向にするんで……

それでは、感想に入りたいと思います♪

今回はルナの視点で書かれてるんですね♪ 僕も視点で書こうとした記憶がありましたが、上手く書けずに断念して……それ以降は書く気が完全に失せました……

鈴「ああ、僕とヒカル兄の出会いのエピソードの話ですよね……」

そういえば、ルナはムラサキノヤカタには住んでないんだ? つまり一人暮らし? だけどルナもムラサキノヤカタに住めば、和也と同じ屋根の下だよ♪

鈴「いや、それはルナちゃんもソルちゃんも心臓がもたない気が……」

え? じゃあ、お前もヒカルと一緒に暮らしてたら心臓がもたない?

鈴「……たしかに恥ずかしいですけど……////// ヒカル兄も和也さんも、同じ建物に住んでても何も反応がなくて、ショックの意味で心臓に危ない気がします……」

……えっと、とりあえず……何かゴメン……

鈴「……良いんです……馴れてますから……」←ほとんど涙目

……んで、ルナは隠し事をしてるけど、輝雪に見破られて……またずいぶんと分かりやすい癖があるんだね……こっちの美零なんか全然分かんないのに……

鈴「ルナちゃんと和也さんがお買い物です♪ ちょっとしたデートみたいなのに、やっぱり和也さんにとっては妹とのお出かけなんでしょうね……ヒカル兄と同じですよ……」

……和也って性格的には美零に似てると思ってたけど、恋愛事情とあり得ないレベルの鈍さに関してはヒカルに似てるな……

そして二人が歩いてたら、またひなゆめでは定番の不良の典型例が……そして、コイツ等が結局は後でボコボコにされるのもまた定番ですよね♪

鈴「そして二人と西沢さんがお会いしましたね♪」

……『鬼狩り』でハムスターが出てきたの、これが初めてじゃない? まあ、バトルの小説だと出番が作りにくいキャラですよね……

こっちでも、基本的に飛鳥が絡んでこないと出番の作りようが……いや、やっぱり何でもないので気にしないでください……←歩から目を逸らしながら

鈴「ルナちゃん、和也さんたちに会うまでは一人ぼっちで……僕も、ヒカル兄と出会うまでは孤児院で一人ぼっちだったから、気持ちは分かるよ……」

ルナが隠してたのは猫だったのか……まあ、動物好きみたいだしね……

しかし、和也の気配に関する能力は本当に凄まじいですね……和也が護衛に付いたら、絶対に暗殺も何も関係無いでしょうね……

鈴「僕の場合、気配じゃなくて音ですからね……」

そして、猫の名前はパズズか……本当に非常にどうでも良い事でしょうけど、何年か前のウ○トラマンの宇宙怪獣に、同じ名前の奴がいたんですよ?

鈴「猫の怪獣さんですか?」

いや、どつらかというと馬鹿でかい角をした羊に近かったかな?

だけど、?6……という事は他の番号の奴もいる? しかも何かしらの不思議な力が宿っているような気配……まあ、あまり詮索はしないようにしますが……

そしてルナと和也のお別れ……ルナよ? それにソル? 二人きりになっただけでそんなに恥ずかしがってたら、告白など夢のまた夢だぞ? ここに良い見本がいるでしょ?

鈴「……放っておいてください……//////////// というか作者さん、僕とヒカル兄をくっ付ける気はないと思ってません?」←涙目

ストレートにくっ付くよりも、僕はドロドロの修羅場の方が好きだから♪

んで、おまけで和也と歩が再会して……何か歩、本当に出てくる時はほとんどが食べ物関連な気がします……

こっちでも、せっかくメインの話を何とか苦労して作ってあげたのに……結局アンマンから始まって焼き芋で終わりましたからね……

さて、初めての感想で長々と失礼しました。今後も時間があれば感想を書きたいと思っているのですが、キャラのリクエストがあればどうぞ♪

鈴「それにしても……前々回辺りに出てきた、ルナちゃんのクラスの想い出をメチャクチャにしようとした酷い人たち……」

ホント、どこの世界にもああいう馬鹿っているよね……こっちの世界にも、ていうかこっちの世界の方が明らかにああいう馬鹿が多いんだけど……

ヒカルがこの場にいなくて良かった……いたら間違いなく、手に入れたばかりの力でアイツ等全員を灰にしてただろうし……

鈴「……プライドがそんなに大事なんですか? 家柄がそんなに大事なんですか? そんな事の為に酷い事をして……何が楽しいんですか!?」

おおっ、珍しく本気で怒ってるよ……

鈴「……作者さん」

ん? 何?

鈴「……あの人たちに対して……?卍解?を使っても良いですか?」

ぶほっ!? いきなり何を言い出すわけ!? ていうかそれは、光の戦士の誰も知らないはずなのに何で知ってんの!?

鈴「え? 静香さんが教えてくれたんですけど……」

ていうかその技、まだ正式にその名前で決まったわけじゃないんだけど!? それ以前に人間相手に使ったら、マジでそいつ等死ぬぞ!?

※『螺旋』の?卍解?……光の宝珠による術者の動物化。それによっておよそ数十倍から数百倍まで力がパワーアップ

鈴「……何とか制御しますから大丈夫です……というわけでいきますよ? 卍解?紅海音姫(べにうみのおとひめ)?」←体が徐々に真っ赤な動物へと……

やめんかーーーーっ!!!! 作者権限、発動!! 強制退場!!←ギリギリのところで鈴の姿が消える

あ、危なかった……それでは次回も楽しみにしてますね♪ こっちの小説、部活で疲れ切って全然更新できないからな……頑張らないと……

あと、匿名さんがテ○ルズが好きと聞いたので、ユー○ューブで偶然見つけたお気に入りの動画を載せておこうと思うので、良かったら見てみてください♪(http://www.youtube.com/watch?v=7k5jbIkKxz4

それでは♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.91 )
日時: 2012/08/30 00:38
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「えと、ソルナの?」
「「「ラジオの一族ーー!!」

今回はルナ目線という事で、和也はちょっと駄目じゃね?と思い急遽和也とルナを交換しました♪
「お兄ちゃんがいないラジオの一族も新鮮ね」
「初めてのですからね」
では、早速始めましょう!

最初はアオヅキさんです♪
「Tank you!」
「何で英語何ですか?」
そうですね!なに考えてるか丸わかりですね♪
「やめて下さいよ〜/////」
「明一杯恥ずかしいがりなさい♪お兄ちゃん今日はいないんだから♪」
「う〜/////」
ハム沢さんはどうやって出すか凄い考えました。大変でした。パズズはいろいろと秘密があるんですよね〜。
「まあ、何にせよあの猫がどう絡んでくるかも見てて下さいね♪」
「いつ出るかわかりませんけどね」
そだね♪
「アオヅキさん、ありがとうございました♪」

続いてはキーさんです♪
「感想ありがとうございます♪」
「今度は英語じゃないんですね」
まあ、ルナは和みますね。
「そうですか?」
にしても、鈴アは謎だ。
「この場で言う事じゃないでしょ」
まあ、ね。
「癖に関しては気づきませんでしら」
「気づかないから癖なのよ」
「じゃね?自分の身体なのに知らない事が多いですね」
まあ、基本全員そうじゃね?
「そうよね。でも、全部わかるってのもつまらなそうじゃない?」
そこら辺は価値観の違いだけどね。
「『私に関わるなオーラ』に関しては、よく虐められたからですね。自分の殻に引きこもって、ずっと安全な場所に隠れて。そこから連れ出してくれたのが、カズ兄なんです♪///」
「で、ルナは恋に落ちた、と」
ルナはいつまでカズ“兄”と呼ぶのかね?
「///すぐには///無理です///」
そして椿ちゃんは何を思った?まあ、No.6とあれば、考えれるのは一つですよね。
「そうね」
「あと、パズズはそう簡単には人に懐かないんですよね」
そういう猫だから。リクエストですか。では、四桜の皆で!
「キーさん、ありがとうございました♪」
二スレ目かー。どこまで行くんだろ?
「でも、三スレで終わる感じもすでに無いし」
「パズズの件も、オリキャラだってまだ出るんですよね?大丈夫何ですか?」
多分・・・。
「「(((限り無く不安だ)))」」

次は竜神さんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
「うっさ!感想ありがとうございます♪」
「凄い切り替えです」
こちらでは初めまして!来ていただき真に光栄でございます!!!
「竜神さんは匿名さんの憧れですもんね」
うん!
「笑顔ねー。めっちゃ笑顔ねー」
「鈴ちゃんも来てくれてありがとう♪」
ソルナの事は載せちゃって下さい!変わりと言ってはなんですが、こちらでも載せちゃっていいでしょうか?
「いやー。交流凄いわね。まだ一スレ目なのに」
「まあ、いいじゃないですか♪」
「それもそうね♪」
いやー。今回ルナ目線で書いたものの、上手くいきませんでした(個人的には)。
「鈴ちゃんと光さんの出会いの時に書こうと思ったんですか。少し見て見たかった気も・・・」
「そうね♪」
そして、はい。ルナは一人暮らしですね。
「表向きの理由としては、もう荷物とかを届けられたからですけど・・・。たしかにカズ兄と一緒に暮らしたらいろいろ精神にダメージがくると思います。・・・意識されてませんから・・・」
「「・・・ファイト」」
ルナの癖に関しては思いつきでしたが、以外と使えそうなの採用しちゃいました♪
「そんな軽い気持ちで・・・」
しょうがないじゃん。俺だってストーリーの展開考えるのが大変なんだから。
「おーい。二人ともー」
和也はルナのこと全く意識してませんねー。妹としか見てません。
「一番身近な関係をくつがえすって大変よね・・・」
「うぅ・・・」
ヒカルと同じかー。どうしてこうなった。
意図せずこうなったのね。もう少し考えなさいよ」
ごめん。
不良はもう王道のかませ犬ですね。使いやすいです♪
「そして西沢さんの初登場♪」
「やっとかですかね?」
そうだね。こっちでも潮見高校にオリキャラ出すつもりですが、いつ出るか不明なんです(泣)
「何も考えずにストーリー作るから」
すんません。
「鈴ちゃん。ありがとう。私もカズ兄がいなかったら、きっと一人ぼっちだった」
「私は?」
「ユキ姉もだよ♪二人とも大好き♪」
和也は恋愛的な意味で。
「まあ、はい//////」
ルナは動物を隠してたんですねー。動物禁制ですから。和也が護衛につけば護れるかどうかはともかく、不意打ちの危険性はなく無くなります。便利♪
「鈴ちゃんは音ですからね。カズ兄の気配察知は知り合いであれば地球の裏側まで検索かけれますから」
「なぜか毒が入ってるかどうかまでわかるのよ?いったいどんな体してるのよ」
超人。
「そうね」
パズズについては、たしかにあまり詮索してもらわない方が助かります。すいません。
「うぅ〜。竜神さん。それでも恥ずかしいものは恥ずかしいんですよ〜///////」
「ストレートよりもドロドロの修羅場ねー。匿名は?」
う〜ん。やっぱりくっつかせるならサクッと行きたいけど、それまでの段階を長くしたいね。
「結局そう簡単にはくっつけないって事ね」
YES!
「いい返事ですねー」
ごめん。
西沢さんはやっぱり食べ物と直結しちゃうんですよね。悪いけど。何でだろ?
「不思議ね」
「不思議ですね」
キャラのリクエストですか。では、王道でメインキャラの美零、ヒカル、引き続き鈴で!
「竜神さんもよろしかったらどうぞ♪」
「それでは、ありがとうございました♪」
あれ?まだ終わらない?
「鈴ちゃん。怒ってるわね」
竜神さんもね。ヒカルがいたら黒炎で丸焼きだ。
「まあ、これで怒らない方が不思議ば気もしますが」
そして何か本編で使ってない技を出そうとしてるぞ!?人のこと言えないけど!
「私の三式、あっちで使いましたからね」
「卍解ね。BR○ACHでは五倍から十倍だったけど・・・」
数十倍から数百倍!?失礼承知で言いますけど、何てもの作ってるんですか!?
「竜神さんも全くの予想外のようね」
「鈴ちゃん?怒ってくれるのは嬉しいけど、もう少し穏便に・・・」
あ、使った。
「鈴ちゃーーーーーーーーーーーーーーん!?!?!?」
「落ち着いてルナ!作者権限のおかげで未遂だから!」
竜神さん。マジ感謝です。更新も頑張って下さい♪テイ○ズの動画もありがとうございました♪お気に入り追加です♪それでは♪

さ、今回も頑張ろう。
「ルナ、行くわよ♪」
「はい♪せーの」
「「「スタート!!」」」

ーーーーーーーーーー
第三十三話・あの日見た夢
六月二十三日(月)午前七時三十分

「ぐ・・・があ」

「・・ん・・くふ」

「・・・・・・ぅ」

「ヒュー・・・・・ヒュー」

「あ・・ああぁ・・」

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

「ヒナギクさん!千桜さん!マリアさん!アリスちゃん!・・・どうしてこんな事に・・・」

あの夢の現実。全てが再現されてはいないけど、そこに漂う絶望感は皆の心を削っていった。

・・・
・・

午前五時
〜玄関〜
時は遡る。

「じゃ、ハヤテくん。行ってくるわね」

「行ってらっしゃい。ヒナギクさん」

ヒナギクは日課のジョギングへ。ハヤテは朝食を調理しに台所へ向かう。いつも通りの日常風景だ。

午前五時三十分
〜台所〜
「♪〜♪〜」

ハヤテが調理している時だった。

「ハヤテくん。ちょっといいですか?」

「あ、はい。何でしょうかマリアさん」

「すいません。必要な物がありまして。買いに行ってもらってもいいでしょうか?料理はこちらで引き受けますので」

「わかりました」

「これ、メモです」

「ありがとうございます」

ハヤテは支度する。

午前五時四十五分
〜玄関〜
「こんなものか。それじゃあ行きますか」

「ハヤテくん。どこか行くの?」

声を掛けてきたのは輝雪だった。シラヌイを抱いている。

「少し買い物へ」

「ふーん。私も行っていい?」

「あ、大丈夫ですよ♪」

「ちょっと待ってて」

輝雪は着替えを数分で済ませ、ハヤテと共に買い物へ向かった。

〜台所〜
「♪〜♪〜」

マリアがハヤテの代わりに調理している時だった。

カサカサ

「!!!」

不吉な音にマリアの体が強張る。

・・・カサカサ

「ひ・・・!」

喉の奥から音が無意識のうちに出る。
そして、ついにそれは姿を表す。

カサカサ

長い触覚。黒い体。せわしなく動く足。楕円形の体。
そう、Gだ。

「〜〜〜〜!!!」

もはや声にならない叫び。自分の本能に突き動かされ、マリアは猛ダッシュで台所から出た。

カタ・・・

そこに忍び寄る黒い影。

午前五時五十分
〜廊下〜
「何だ?」

普段は意識的に気配察知をOFFにしているため、気づかないはずなのだが、何故か妙に嫌な予感を察知し、台所へ向かう和也。

「和也くんか」

「書記か」

その途中で会ったのは春風千桜だ。

「随分早いな。どうした?」

「それはお互い様だろう。・・・嫌な予感がしてな。すっかり目が覚めてしまった。

「・・・そうか。俺もだ」

「・・・さらに不安になるんだが」

二人は台所へ向かう。そして、二人はとんでもないものを見た。台所には人がいた。その人とは





















「おお♪どうしたのだ皆。随分と早いな♪」

三千院ナギ。

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はあ?」」

「いやな。今日は不思議と目が覚めてな。明日文化祭だし少し練習した方がいいと思ってな」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それじゃあ」」

「待て!」

とっさに危機を感じその場を退散しようとする。が、ナギに呼び止められた。

「チッ!済まん!」

和也は物陰に一瞬身を隠し、気配を周囲と同化させる。和也はこれを“周囲同化”と呼び、気配を消すのでは無く、違和感を無くす、という技だ。違和感が無いために、どれだけ注意力があろうと、気配察知に長けていようと、つい見逃してしなう。和也の奥の手の一つでもある。

「な!?どこに行った和也くん!」(←後ろ素通り中)

「む、和也め。どこかへ逃げたな。照れ屋さんめ」(目の前素通り中)

上手く和也は逃げきれた。が、千桜は・・・

「さ、食べてみてくれ♪」

「私は遠慮する」

「さあ♪」

「無理だ」

「さあ♪」

「む、無理だ!」

「さあ♪」

「・・・ク!」

観念して千桜は食べる。その瞬間、千桜の全意識と感覚が刈り取られ、力無く倒れた。

「おお!そんなにうまかったか!」

そしてまた、勘違いが進む。

午前六時
〜玄関〜
「ただ・・むぐ!?」

突然後ろから口を抑えられるヒナギク。冷静な判断ができず、とにかく暴れるが、

「・・・!?」

足を払われ、両手を後ろで握られ、動かせなくなる。頭を押さえつけられ、身動きがとれない。だが、衝撃が少ないように倒された感がある。

「・・・俺だ」

「和也くん?」

ヒナギクを押さえつけたのは和也だった。

「ちょ、放してよ!」

「シッ!声がでかい」

和也はヒナギクを起こすと、手を引き部屋へと逃げる。

「ど、どうしたのよ」

声をできるかけひそめて聞く。和也はひと呼吸いれて、

「ナギが料理を作った」

この時のヒナギクの絶望に満ちた表情は一生忘れないだろう。
そう思う和也だった。

午前六時十分
〜廊下〜
「(何でしょうか?この騒ぎは?)」

珍しく朝早起きのアリス。

「(でも、何だか嫌な予感がしますね)」

ナギの恐怖は伝染するらしい。
そして、移動してるとうずくまってるメイドがいた。

「・・・どうしたのですか?」

「アリスさん・・・ですか」

マリアの顔は死刑宣告を受けた受刑者よろしく真っ青だった。

「実は、台所にGが・・・」

「(ああ、なるほど)」

メイドさんにも苦手はある。

「そろそろ逃げているでしょう。後で、執事さんにでも頼んだらどうですか?」

「そう・・・ですわね」

よろよろと立ち上げるマリア。アリスと共に台所へ向かう。

〜台所〜
「逃げ・・・ろ。ふ・た・・・・りと・・・も」

「千桜さん!?大丈夫ですか!?」

「いったい中で何が・・・」

千桜が台所付近で力無く横たわってるのを発見したマリアとアリス。台所からは瘴気が出てる気がしなくもない。

「千桜さん。中で何が・・・」

「!!逃げろ!!!」

掠れていたが、口調は強くなり、逃げるよう促す。が、一歩遅い。

「おお♪マリアとアリスか♪丁度良い。料理を食べてみてくれ♪」

リョウリ?タベル?
二つの単語が二人の頭の中でリフレインされる。

「ナギ?いったい何を?」

「ああ。今日は早く起きたから明日の文化祭の練習も兼ねて、料理していたのだ。マリアに頼もうとしたが、疲れてるだろうから、私一人で作ることにしたのだ!

まるで、幼い子が自分の行った偉業を主張するかのように胸を張るナギ。そあいて、マリアは気づく。

「(Gはナギの仕業だったの!?)」

A.ナギがオモチャを使ってマリアを追い出した。

「さ♪食べてみてくれ♪」

主の期待に応える事・・・それがメイドのアイデンティティー。

「アリスもな♪」

オーナーの期待に応える事・・・それが住居人のアイデンティティー。

この後、どうなったかは皆様のご想像にお任せします。

午前七時
〜裏手〜
「逃げるぞ」

「皆、ごめん!」

軽いシャワー(三十秒で終わらせた)に学校の準備(昨日のうちに準備は済ませてたので、着替えのみ)を終わらせたヒナギク。流石に学校に行くには早いため、今の時間まで隠れていた。

ガチャ

扉を開けて外に出ようとする。その時

「おお♪探したぞ二人とも♪」

ナギとエンカウント。

「朝食は食べないのか?」

「ああ。別に腹は減ってないからな」

「ふむ。だがいけないぞ。朝ごはんは一日の活動を保つために必要なものだからな」

「(三千院が作ると活動が停止するんだが)」

「ナギ?私は生徒会の仕事があるし・・・文化祭も明日だから早めに行きたいの。和也くんも手伝ってくれるし」

ヒナギクは言葉を選びながら必死の説得。

「だが・・・そうだ!だったら一口だけ食べてくれ!そう時間も取らせん」

「「・・・・・・((ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ))」」

急速に体の熱が冷めている事を意識した。体は震え、考える事もできない。

「さ♪」

手を掴んでくるナギ。和也は周囲同化で逃げようとするも、絶対の条件として相手の視界から外れなければならない。この状況ではもう無理だ。
そして、二人の意識はもぎ取られた。

〜店〜
「中々ありませんねー」

「そうね」

マリアに頼まれたものを探していた二人。実際にはあったが、持ち前の不幸スキルで売り切れだったのだ。
その時だ。

プルルルルルル・プルルルルルル・

電話がかかってきた。

「お兄ちゃんだ」

「和也?」

ガチャ

電話に出る輝雪。

「あ、もしもしお兄ちゃん?」

『輝雪・・・か?』

どうも様子がおかしい。言葉に力がこもってない。

「大丈夫?具合悪いの?」

『・・・・・・・・・・・』

「お兄ちゃん?」

『・・・・・・・・・・・』

「もしもしお兄ちゃん?」

『・・・・・・・・・・・』

「ねえ!ちょっと!」

『・・・・・・・・・・・』

呼びかけに対して何の反応も示さない和也。流石に心配する。

「輝雪。何かあったんじゃ?」

「そうね。行きましょ」

輝雪は電話を切りムラサキノヤカタへハヤテと共に向かう。

午前七時三十分
〜ムラサキノヤカタ〜
「ぐ・・・があ」

「・・ん・・くふ」

「・・・・・・ぅ」

「ヒュー・・・・・ヒュー」

「あ・・ああぁ・・」

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

「ヒナギクさん!千桜さん!マリアさん!アリスちゃん!・・・どうしてこんな事に・・・」

あの夢の現実。全てが再現されてはいないけど、そこに漂う絶望感は皆の心を削っていった。

「おお♪ハヤテたちも戻って来たか♪だが、残念だが私の料理はもう無くなってしまってな。ハヤテたちにはまた今度食べさせてやる♪感謝しろよ♪」

ハヤテと輝雪は戦慄する。この状況でもまだ自分の料理は美味しいと勘違いするナギに。

この日、ハヤテと輝雪以外は学校を休んだ。ナギは「料理をした後では私の体が壊れてしまう!」と、お決まりのセリフを言い休んだ。和也の今夜の鬼狩りの参加は無理そうだった。ハヤテと輝雪は、白皇では終始魂の抜け殻と化していた。

ーーーーーーーーーー
今回は第十八話・敗北の夢、絶望の日常の夢の現実化ですね。
「悪夢よ、あれは」
「怖いです」
はっはっは。どうしてこうなった。
まあ、今回はこれで。それでは♪
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.92 )
日時: 2012/08/30 10:47
名前: キー

 サラ「どーも。サラです。リクエストありがとう。……マリアさんの苦手な『黒いツヤツ
ヤした奴』が……桜が同じく苦手としていましたけど……リクエストされてなくて良かった
ですね。」

 ナオ「どうもナオっちです。リクエストありがとね。…カズ君、最悪の場合はナギッピを
蹴っちゃえば?…一応正当防衛だよ。輝雪っちの料理とどっちがいいかなぁ。」

 奏「まぁ、ナオだったら普通に味の改良を加えればいいんじゃ……薬毒の業者なんだし。
毒は専門家でしょ。」

 呪桜「どうも。ハヤテだが…ナギは『あんなのでも一応は』三千院家のお嬢様だったんだ
から……英才教育を受けている。それなのに料理だけは全くできないんだな。マリアさんが
居ないと何もできないんだな。」

 サラ「味とかはどうでもいいけど…せめて毒にはならないように基本的なことくらいは教
えてあげようよ。…あの『何もできない漫画バカ』に。」

 奏「そうよね。食中毒ってレベルじゃないものね。…多分生の肉以上に危険よ。あの『何
もできない漫画バカ』の作る料理は。」

 呪桜「カズ、鬼狩りでは今のところ無双キャラなのに…ナギはそれを超えるか。…鬼狩り
にその料理を持っていけば楽になりそうだな。」

 ナオ「そうだ。輝雪、この薬を5個渡しておくわ。…みんなに飲ませて。効き目はあるから。…少し酸味が強いけど。」

 サラ「まぁ、お姉ちゃんの薬だったらよく効くから心配ないけど。まぁ、本番用にもう少
しいるかな?」

 奏「まぁ、根本的にどうにかしないと。」

 呪桜「鬼より厄介な敵だな。」

 ナオ「まぁ、これ以上此処にいても『何もできない漫画バカ』の悪口しか言えなくなるか
らもうそろそろ失礼しますか。」

 呪桜「何か対策を考えないといけないな。…では。」

 奏「リクエストとかあればどうぞ。」
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.93 )
日時: 2012/08/31 12:52
名前: 竜神

美零「銀氷の戦士、月影美零です。リクエストありがとうございます」

ヒカル「黒炎の戦士、風谷ヒカルだ♪ リクエストありがとうな♪」

鈴「紅音の戦士、東雲鈴です♪ リクエストありがとうございます」

美零「では、早速感想に入りますが……何だか初っ端から、地獄絵図のような光景が広がってるわね……前にも似たような光景を見たような……」

ヒカル「プロローグ的な感じか? それで時間を遡って……ハヤテは起きて朝食の準備、桂も起きてランニングか……この時間なら、作者は絶対にまだ夢の中だな……」

鈴「それで、綾崎先輩はマリアさんに言われてお買い物に……余計かもしれませんけど、朝の六時前に開いてるお店ってあるんでしょうか?」

美零「そんな時間だったら、コンビニくらいしか開いてないんじゃない? まあ、買うように言われた物にもよるだろうけど……」

ヒカル「ハヤテは買い物に出て、輝雪が付き添い……朝飯前の軽いデート?」

鈴「……輝雪さんが真っ赤になって否定してるよ? まだ自覚はしてないみたいだけど、少しは綾崎先輩の事を意識してるんですね♪」

美零「それで台所では……マリアさんが嫌いなGが出て、ほとんど発狂しかけてるわね……」←この人の場合、どんな虫だろうが全くの余裕で素早く処分します

鈴「まあ、基本的にアレが好きな女の人はいないと思いますし……」←基本的に虫は別に平気なのだが、八本足の糸を吐く虫だけは発狂する人

ヒカル「んで、和也と春風が揃って台所に向かうと……何で三千院? 普段はハヤテが起こしてもろくに起きやしねえくせに……明日は大地震だな……」

美零「文化祭の料理の練習って……練習くらいは普通にやりなさいよ……もしくは誰かに教えてもらいなさい……」

ヒカル「和也は危機を感じ取って気配を消して……いや、目の前を素通りしてても気付かないとか凄過ぎだろ? もはや忍者じゃね? もしくは幽霊みたいな……」

鈴「春風先輩、三千院さんの料理を食べさせられて……倒れましたね……それを見た三千院さんは、美味しくて倒れたと勘違い……」←一般的な料理くらいは普通に作れる

ヒカル「アイツは料理の作り方に関してもそうだけど、不味い料理を食った時の反応に関しても常識を知らな過ぎだろ……」←ハヤテにも負けない料理上手

美零「こうして負の連鎖が広がっていくのね……」←そこらの一流レストランのシェフも確実に真っ青になる料理上手

鈴「というかあのG、三千院さんの仕業だったんですか……」

ヒカル「何でこんな妙なところにやる気出してんだよ……そんなに料理に自信があるなら、毎日自分で作って自分で食えよ……」

美零「自信過剰の料理下手と天然ジゴロほど、この世で性質の悪い物はないわね……」

ヒカル「ていうかあれだけの地獄絵図を見て、まだ自分は料理が上手いと勘違い……今度アイツが料理をしたら、まず一番にアイツに食わそう……無理やり詰め込んでも……」

鈴「だけど漫画好きのはずなのに、料理漫画は読まないのかな? 読んでれば、自分の料理の仕方がおかしい事に気付くと思うのに……」

美零「あの手の人間は、自分が常に正しいと思ってて自分のやってる事の全てが上手く行くと思い込んでるから、気付いても認めないのよ……本当に馬鹿だから……」

ヒカル「頭は良いはずなのに、妙な部分で脳ミソの一分が抜け落ちてんだよな……」

鈴「……ところで、↑で言ってるように輝雪さんの料理とどちらが良いかな?」

ヒカル「……俺は輝雪の方がマシだと思う……味が最悪だけど、少なくとも三千院の毒物とは違って食えるし、少なくとも普通に腹に収まる……」

美零「代わりに、前のアンタみたいに数日は味覚が壊れるけどね……」

ヒカル「……とりあえず、文化祭でアイツが厨房に立ったら……気絶させるか、自分自身の料理を食わせて保健室送りにしようぜ?」

鈴「結果的には何も変わってない!? そ、それでは次回も楽しみにしてます♪ なかなか時間が取れないとは思いますけど……」

美零「あと、?卍解?に関して……匿名さんの言う通りにやり過ぎな気がしたので、五倍から十倍に直すそうです……」←?卍解?を使うと天候も支配する

ヒカル「本当にあの野郎は、行き当たりばったりの無計画な部分が全然成長しないんだよな……」←?卍解?を使うと、ほぼ不死身で全てを焼き尽くす

鈴「あはは……次回もリクエストがあればどうぞ♪ それでは♪」←ちなみに一番最初に?卍解?を使うのはクイーンです




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Re: 鬼狩りの一族 ( No.94 )
日時: 2012/08/31 21:12
名前: アオヅキ

どうも!アオヅキでーーす!よろしくおねがいしまーーす♪

今日8月31日は「ブルームーン」という1ヶ月に2回月が満月になる素敵な日なのです♪

いいですよね……月や星って………おっと…すいません。感想にいきます。

ナギの料理……ナギって本当はバカなんじゃないの?IQいくつ?

それにしても和也をも倒すとは……輝雪といい勝負かな?

なんだかやば……い臭い…がしてきたの…で………バタッ

コウシ…ンガ…ンバッテ……クダサ…イ………
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Re: 鬼狩りの一族 ( No.95 )
日時: 2012/09/02 21:26
名前: 匿名

匿名と〜♪
「輝雪と〜♪」
「和也の」
「「「ラジオの一族ーー!!」

ルナも出て来てー!
「はい!どうも!ルナです♪」
フッフッフ。今回はテンションが高い。なぜなら!
「今回で!」
「この鬼狩りが」
「二スレ目に移行します♪」
これからも頑張っていきますので、これからもこの鬼狩りの一族をよろしくお願いします!
「「「よろしくお願いします!」」」
ではレス返し!

最初はキーさんです♪
「ありがとうございます♪」
「四桜の皆さんもいらっしゃい♪」
「三千院を蹴るか。一応、こちらは住ませてもらってる身だからな。簡単には手は出せんさ」
ナギは気分屋だからね。機嫌そこねたらどうなることやら。
「というか、ナオちゃんで治せるって・・・本格的に毒料理なのね」
「いったい、どうやったら作れるんですかね?」
にしてもあっちのハヤテはきついな。やっぱり作者によってキャラの個性も変わってくるね。
「三千院を普通に呼び捨てだからな」
「マリアさんがいないと何もできないか。・・・事実よね」
「もはや何も言えませんね。人並み程度に作ってもらうにはどうしたいいのでしょう?」
「謎過ぎる。基本を教えようとしても断固として拒否するからな」
でも、和也を倒したこの料理には闇の力がありませんから効かないんですよね。真の意味で世界に不要な物ですね。
「あ、ナオちゃん薬ありがとう。ありがたく使わせてもらうわね♪」
よかった。どうやって治すか本気で悩んだよ。
「ちょ!?作者さん、考えなしにやったんですか!?」
・・・ごめんなさい!
「「「((((プライドが無いのか!?))))」」」
リクエストですか〜。・・・調さんとキーさんの作者コンビで♪
「感想ありがとうございました」

続いては竜神さんです♪
「ありがとうございます」
「美零、ヒカルくん、鈴ちゃん、来てくれてありがとう♪」
「最初は地獄絵図。凄く怖かったです」
時間帯的には、俺も寝てるな。たまに徹夜で起きてっけど。
「なぜ徹夜?」
遊びたいざかりなのさ・・・。
「お前は高校生だろ。少しは自重しろ」
へいへい。あと鈴ちゃん、突っ込まないでくれると嬉しかったな。誰かは言うと思ってたけど・・・。
「あんた、もう少し考えて書きなさいよ」
・・・・・・。
「そしてヒカルくん!///私はハヤテくんの事は好きだけどLOVEじゃなくてLIKEだから!///デートとかそんなんじゃ無い!///」
「「「・・・え?」」」
「なんで皆そんな『何言ってんの?』て顔で私を見るの!?鈴ちゃんまで何言ってんの!?」
「理解していないのは輝雪だけみたいだな」
「嫌ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
「マリアさんの方はGが出たな。やはり苦手なのか?女子は」
「・・・私は平気だけど」(←どんな性格にでもなれるので、虫が好きな人の性格を作り余裕です)
「私も大体は平気です」(←足が異常に多い細長い虫が苦手です)
そしてヒカル。災害はすでに起きてるんだよ。食中毒がな。
「しかもただの食中毒じゃない。最悪な食中毒だ」
「悪夢・・・いえ、災害その物よ」
「頭いい人=何でもできる人という方程式は遥か昔に葬り去られました」
そして、ナギが誰かに教えをこうわけが無い!
「「「その通り」」」そしてヒカル。甘いな。うちの和也はそれすら超える。最大のステルス兵器だ。
「最強ではない。ここ重要な」
弱点としては、相手の視界から外れなければならない、範囲攻撃で十分対応できるとこだね。そう簡単にはくらわないけど。
「まあな」
「私たちからしたら」
「十分凄いですけど・・・」
そしてナギは勘違いスパイラル。
「あれはどうにかならんのか」(←料理は凄く上手)
「無理じゃないですか?」(←基本的なところは一通りできる)
「負は連鎖する・・・どうやって断ち切ればいいのかしら?」(←腕前は美零並。だが、劇物)
あのGはナギの仕業です。料理をしたかったので。
「こう言っては失礼すけど・・・自覚が無い人って恐ろしいですよね」
「ハヤテと三千院・・・はあ」
苦労するね、お前らも。ヒカル、是非そうしてくれ。あれだね。ナギと輝雪の料理の違いは自分で食べれるかどうかだね。
「なんか納得いかない」
「ナギちゃんもどうしてあんな勘違いするのかな?」
「案外、漫画を見てるからこそ、オーバーリアクションと受け取り勘違いするんじゃないか?」
どっちにしても、どこかネジが抜けていることには変わりないよ。
「輝雪と三千院の料理・・・どちらかというと輝雪か。死の危険が無い」
「ナギちゃんの料理は死の危険があるんですか!?」
「「「ある!!!」」」
「断言!?」
とりあえず、文化祭の日はナギをどうするか。
「常套手段は気絶させる事だけど・・・」
「俺なら気づかれずにできる」
「「その手があった!」」
「満場一致!?」
「ルナ、いい加減慣れろ」
「・・・努力します」
竜神さんも、無理しないでくださいね♪
「卍解の方は流石に修正されたようね」
ははは。それでも美零とか使ったら強いよ。天候操るって氷○丸かよ。ヒカルの方も強そう。
「最初に使うのはクイーンですか。大変そうですね」
それでは、リクエストは美零とランと竜神さん本人で!
「感想ありがとうございました♪」

続いてはアオヅキさん♪
「あざーす!」
「ユキ姉!?」
ブルームーン・・・知らなかった。
「月や星か。まあ、綺麗だな」
「ナギちゃんのIQは高い・・・はずなんだけど」
「やはり精神の方が追いついてないんですかね?」
「俺を倒した料理人は輝雪に続き二人目だ」
というか二人レベルの料理を作れる人はいないから。いろんな意味で。
「なんか・・・物凄く不快だわ」
て、あれ?アオヅキさんが苦しそう?
「!おい!あれやばいぞ!」
「ちょ!?アオヅキさん!?」
「119番ーーーーーーー!!!」
しっかりアオヅキさん!
「死ぬ前に一言、感想ありがとうございました」
不吉な事言うなーーーーーーーーーーーーーー!!!




じゃ、二スレ目いくか。
「さーて、頑張りますか♪」
「ですね♪」
「それではまた二スレ目でお会いしましょう」
それでは♪
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