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疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
日時: 2014/09/17 09:42
名前: ハヤヒナ

ドウモ、ハヤヒナです。
20作目もCPはハヤヒナです。今回は、
1作目の「風と桜、想うメモリー」、9作目の「『過去』・『現在』・『未来』……………五人の出逢い」
と同じく、ハヤテとヒナギクは幼い頃に出会っている設定です。

では、次から始まります。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.1 )
日時: 2014/09/18 10:42
名前: ハヤヒナ



プロローグ 幼き出会いの始まり


時は十年前。場所はとある公園。公園の名前は勝ち猫公園。
負け犬公園と同じぐらいの広さである。その勝ち猫公園に幼き少年少女の二人がいた。
男の子は綾崎ハヤテ。女の子は春花ヒナギク。
ヒナギク 「私は春花ヒナギクって言うの。君の名前は?」
ハヤテ 「僕は綾崎ハヤテだよ。宜しくねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。宜しくねハヤテ君。それじゃあ一緒に遊ばないハヤテ君。」
ハヤテ 「うん。遊ぼうかヒナちゃん。」
出会って直ぐに友達になったハヤテとヒナギクは、仲良く一緒に遊び始めた。
とても出会ったばかりとは思えないほどの嬉しさをしながら。





そう。幼き頃、ハヤテとヒナギクは出会っていた。





幼い頃に出会い、お互いにす気になった。初恋である。





そんな二人は十年の時を経て、再開する。出会った頃の記憶を忘れた状態で。





白皇学院のあの木の場所で。お互いに恋していた事も忘れて再会するのである。





十年経って起こる事を幼きハヤテとヒナギクは知る由もなく、今日も仲良く一緒に遊ぶのであった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プロローグはこれで終わりです。
設定としては、ハヤテはアテネと出会っていない設定です。
アテネは別の形で登場させる予定です。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.2 )
日時: 2014/09/21 10:45
名前: ハヤヒナ


第一章 記憶の始まり

〇一 夢から

「「はぁぁーーーー」」

ある朝、二つの場所からため息が同時に出た。

一つは三千院家の執事、綾崎ハヤテ。
「あの女の子、誰だったんだろう?」

もう一つは白皇学院の生徒会長、桂ヒナギク。
「あの男の子、誰だったのかしら?」

二人はそれぞれ起き、朝支度するのであった。











そして、白皇学院でハヤテとヒナギクは出会った。
ハヤテ 「お早う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギク 「お早うハヤテ君。 ナギは今日もなの?」
ハヤテ 「ええ。説得したんですか駄目でした。」
三千院家の主であるナギは、HIKIKOMORIのネトゲーなのである。
理由は漫画を描いたり読んだり、ゲームをしたり、1番の理由は仮病などである。
ヒナギク 「ハヤテ君も大変ね。毎日じゃつかれるでしょ。」
ハヤテ 「ええ。大変ですよ毎日。」
ヒナギク 「本当にナギには困ったわね。
いつもながらの会話をしながら、ハヤテとヒナギクは自分達の教室に向かうのであった。










時間は流れていて、放課後。
美希 「すまないがハヤ太君。」
理沙 「この書類を」
泉 「ヒナちゃんに渡しておいてね。後、日誌も♪」
と三人組はハヤテに書類と日誌を渡した途端、その場から消えていた。
ハヤテ 「またですか。」
とため息をしながら雨が降る中、時計塔の中にある生徒会室に向かうのであった。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.3 )
日時: 2014/09/23 16:09
名前: ハヤヒナ


0二 雨の生徒会室

ヒナギク 「美希達、何時なったら来るのかしら。雨が降ってるから来ないわね・・・・・きっと。」
実際、雨が降ろうが降るまいが来ないわと呟くのであった。
すると、エレベーターのドアが開く音がし、誰かやって来た。
ヒナギク 「誰かしら。ハヤテ君だといいな・・・・・・・。」
 トントン。ドアをノックする音がした。
ヒナギク 「どうぞ。」
やって来たのは・・・・・・、
ハヤテ 「失礼します。」
ヒナギク 「ハ、ハヤテ君!!?」
今の今まで思っていた、想い人であるハヤテであった。
ハヤテ 「失礼しますヒナギクさん。」
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君。・・・・・って聞くまでもないわね。美希達でしょ。」
ハヤテ 「ええ。頼まれた書類と日誌です。」
ヒナギク 「やはりね。美希達ときたら。ご免ねハヤテ君。」
ハヤテ 「別にいいですよ。慣れますから。」
ヒナギク 「お礼に紅茶を入れてあげるわ。名飲んでいかない?」
ハヤテ 「じゃあお願いします。」





数分後。
ハヤテ 「とても美味しいですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「良かったわ。ハヤテ君に喜んで貰えて。」
ハヤテに喜んで貰えて、ヒナギクは顔を紅くした。
ヒナギク 「そうだわハヤテ君。今度の日曜日空いてる?」
ハヤテ 「空いてます。お嬢様とマリアさんは土日出かけると言ってましたから?」
ヒナギク 「ハヤテ君も付いて行くの?」
ハヤテ 「いいえ。その日は休みを貰いましたので。」
ヒナギク 「じゃあ暇なのね。」
ハヤテ 「ええ。用事もありませんから?」
ヒナギク 「じゃあ買い物に付き合ってくれない?」
ハヤテ 「買い物ですか。何時からなんですか。」
ヒナギク 「朝の九時からなの。沢山あるから夕方までかかると思うけど。」
ハヤテ 「いいですよ。では途中で昼食を挟まないといけませんね。」
ヒナギク 「そうね。で、待ち合わせ場所は負け犬公園でいいかしら?」
ハヤテ 「いいですよ。日曜日に九時に負け犬公園に集合ですね。」
ヒナギク 「うん。」








30分後。
ハヤテ 「では僕は帰りますね。」
ヒナギク 「待ってハヤテ君。私も帰るわ。」
ハヤテ 「仕事は大丈夫なんですか?」
ヒナギク 「大丈夫よ。前にハヤテ君が手伝ってくれたから。」
ハヤテ 「そうなんですか。では一緒に帰りませんか。家まで送って行きますよ。」
ヒナギク 「えっ!!ハヤテ君、いいの?」
ハヤテ 「いいですよ。」
ヒナギク 「じゃあお願いねハヤテ君。」
ハヤテ 「任せて下さいヒナギクさん。」
こうして、ハヤテとヒナギクは生徒会室を後にしたのであった。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.4 )
日時: 2014/09/27 10:09
名前: ハヤヒナ


0三 帰り道と夢

ハヤテ 「物凄い雨ですね。」
ヒナギク 「そうね。」
白皇学院からの帰り道。ハヤテとヒナギクは土砂降りの中を歩いていた。
ハヤテ 「所でヒナギクさん、日曜日ですけど何を買うんですか?」
ヒナギク 「生徒会の用品や後、個人的なものもあるけどね。」
ハヤテ 「そうなんですか。」
ヒナギク 「ハヤテ君も買いたいのがあったら手伝ってあげるわ。」
ハヤテ 「そうですか。ではお願いしますね。」
ヒナギク 「分かったわ。」
そんなこんなで桂家に着いた。
ハヤテ 「丁度、雨も上がって良かったですね。」
ヒナギク 「そうね。ハヤテ君、送ってくれて有難うね。」
ハヤテ 「大したことはしてないですよ。それでは僕はこれで帰りますね。」
ヒナギク 「じゃあハヤテ君。日曜日、負け犬公園に午前九時にね。」
ハヤテ 「分かっていますよヒナギクさん。」
ヒナギクを家まで送り、ハヤテも屋敷へ帰っていた。






ヒナギク (日曜日にハヤテ君を買い物に誘ったけど、これって・・・・・・・・・・・・で、デート・・・・・・・・・じゃないの!!?)
と顔を紅くし、パニックになっていた。




ハヤテ (日曜日にヒナギクさんの買い物に付き合うことになったけど、デートになるんじゃあ?)
とヒナギクと同じような事がハヤテにも起こっていた。







そして、土曜日の夜。ハヤテもヒナギクも同じ夢を見ていた。
ヒナギク 「ハヤテ君お待たせ。」
ハヤテ 「あ、ヒナちゃん♪」
ヒナギク 「今日は何して遊ぶ?」
ハヤテ 「ヒナちゃんは何して遊びたいの?」
ヒナギク 「ハヤテ君となら何しても楽しいよ。」
ハヤテ 「ヒナちゃん・・・。それじゃあ、鬼ごっこしようか。」
ヒナギク 「うん。その後はおままごとしよう。」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「じゃあじゃんけんして、鬼を決めようハヤテ君。」
ハヤテ 「うんヒナちゃん。」
と幼きハヤテとヒナギクは、今日も仲良く楽しく遊ぶのであった。






そして、日曜日となった。



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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.5 )
日時: 2014/09/30 10:34
名前: ハヤヒナ


0四 買い物でデート!??

午前八時二十分。負け犬公園。此処に二人の男女がいた。
ハヤテ 「お早う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギク 「お早うハヤテ君。約束の時間まで四十分はあるのに早いのね。」
ハヤテ 「ええ。早いですが出発しませんか?」
ヒナギク 「そうね。」
ハヤテとヒナギクは出発した。




ハヤテとヒナギクは駅に着き、電車へ乗った。
ハヤテ 「ヒナギクさん、最初は何を買うんですか?」
ヒナギク 「生徒会などで使う物よ。」
ハヤテ 「そうなんですが。では午後は個人的な物ですね。」
ヒナギク 「そうよ。」
三十分後。目的の駅へ着いた。










そして、一時間かけて買い物を終えた。
ヒナギク 「取り合えずこんな物かしら?」
ハヤテ 「生徒会で使う物はこれで終わりですか?」
ヒナギク 「終わりよハヤテ君。」
ハヤテ 「では少し早いですが、食事にしませんか?」
ヒナギク 「そうね。おなかも空いた事だしね。」
そして、歩いて数分後にあったファミレスに入った。
店員A 「いらっしゃいませ。何にしますか。」
ハヤテ 「ではハンバーグ定食のAで。」
ヒナギク 「私はそのBで。」
店員A 「畏まりました。ハンバーグ定食のAとBをお一つずつね。少々お持ち下さい。」
十分後。注文したハンバーグ定食が来て、ハヤテとヒナギクは食べ始めた。






しかし、食べ始めて数分後。事件は起きた。
覆面を被った強盗がやってきて、店員や他の客と一緒にハヤテとヒナギクは人質にされてしまったのであった。






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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.6 )
日時: 2014/10/04 09:38
名前: ハヤヒナ

〇五 ハヤテとヒナギクと事件と・・・・・・

ハヤテ 「(大丈夫ですかヒナギクさん。)」
ヒナギク 「(大丈夫よハヤテ君。)」
ハヤテとヒナギクは休憩の為に立ち寄ったファミレスで強盗事件に巻き込まれてしまった。
強盗の人数は五人。全員、黒の覆面を被っていた。








事件発生から十分後。事件は解決した。
事件解決となった要は強盗が持っていたピストルは、・・・・・・・水鉄砲だった。
どうやら強盗達は、水鉄砲をピストルと思い込んでのであった。
ピストル(水鉄砲)から水が噴射したのを見て、警官達が突入して強盗達は逮捕されたのであった。
人質になっていた店員や客達も釈放され、客達はそれぞれ帰っていた。






ハヤテ 「助かって良かったですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうねハヤテ君。本当に良かったね助かって。」
ハヤテ 「そうですね。それよりも買い物の続きどうしましょうか?」
ヒナギク 「そうね・・・・。また今度にしない?」
ハヤテ 「それがいいですね。では家までお送りいたしますねヒナギクさん。」
ヒナギク 「有難うハヤテ君。」
ハヤテはヒナギクを家まで送り、自分も屋敷に戻っていた。
幸いもハヤテとヒナギクはホッと下のであった。同じ人質の中に知り合いが居なかった事に。











そして、夜。ハヤテとヒナギクは夢を見るのであった。幼いときに出会っていた頃の思い出を。
ハヤテ 「ヒナちゃん、今日は何して遊ぶ?」
ヒナギク 「かくれんぼにしない?」
ハヤテ 「うん。いいよヒナちゃん。」
ヒナギク 「じゃあ鬼を決めようハヤテ君。」



ハヤテとヒナギクは、幼い頃に出会っていたのは誰かはいまだに思い出せずに、今日も夢を見るのであった。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.7 )
日時: 2014/10/08 10:32
名前: ハヤヒナ

〇六 幼き思い出の約束

ヒナギク 「ねぇハヤ君。本当にもう少ししたら引っ越すの?」
ハヤテ 「うん。来週にね。」
ヒナギク 「寂しくなるよ私。」
ハヤテ 「僕もだよヒナちゃん。ヒナちゃんとずっとお友達でいたいよ。」
ヒナギク 「私もよ。ずっとハヤ君と一緒にいたいよ。」
ハヤテ 「・・・・・・そうだヒナちゃん。なんか思い出残さない?」
ヒナギク 「思い出?」
ハヤテ 「うん。僕とヒナちゃんの二人だけの思い出を。」
ヒナギク 「いいねハヤ君。思い出を残そう。」
ハヤテ 「思い出と言っても何にするヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうね。・・・・・・・・・・タイムカプセルはどうかなハヤ君。」
ハヤテ 「タイムカプセルを埋めるの?」
ヒナギク 「うん。何年かして再会したら、掘り出すの。」
ハヤテ 「いいねヒナちゃん。でも何処に埋める?」
ヒナギク 「この勝ち猫公園にしない。」
ハヤテ 「そうだね。僕とヒナちゃんの思い出の場所だしね。」









そして、ハヤテが引越しする前日。ハヤテとヒナギクはタイムカプセルを埋めた。
ヒナギク 「これでいいわねハヤ君。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
タイムカプセルを勝ち猫公園のとある場所に、ハヤテとヒナギクは埋めたのであった。


・・・・・・・・そして、


ヒナギク 「ハヤ君。本当に明日、引越しするのね。」
ハヤテ 「うん。だから今日でヒナちゃんと遊べるのが最後になるけど。」
ヒナギク 「寂しくなるね。」 
ハヤテ 「・・・・・・だから今日は思い切り遊ぼうねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。大好きだよハヤ君。」
ハヤテ 「僕もヒナちゃんが大好きだよ。」
幼き頃にお互いに恋したハヤテとヒナギクは、思い切り抱きしめあった。










現在。

ハヤテ 「僕が引越しする前日、その子と何かしたんだけど、何をしたんだろう?」



ヒナギク 「それにその子が引っ越していく日に、その子と何か約束もした気がするわ。」


タイムカプセルを埋めた事や、引越しする時の約束が何か思い出せないハヤテとヒナギクであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.8 )
日時: 2014/10/11 16:57
名前: ハヤヒナ


〇七 二人きりでのバイト!?

北斗 「じゃあハヤテ君にヒナギクちゃん、後は頼むわね。」
ハヤテ 「分かりました。」
ヒナギク 「任せて下さい。」
喫茶どんぐりでバイトをしていたハヤテとヒナギクは、二人きりで店番する事となった。
因みに同じバイトをしている三千院ナギはサボり、西沢歩は補修で休んでいた。
ヒナギク 「暇ねハヤテ君。」
ハヤテ 「そうですね。暇ですし、コーヒーでも飲んでひと息しましょうか。」
ヒナギク 「そうね。」
バイトを開始してから一時間が経ったが、客は一人も来ないでいた。
ハヤテ 「・・・・そうだヒナギクさん。今度一緒に買い物に行きませんか?」
ヒナギク 「買い物!!?」
ハヤテ 「ええ。この間は駄目になりましたから。どうでしょうか?」
ヒナギク 「・・・そうね。・・・・・ってハヤテ君、良いの?」
ハヤテ 「ええ。勿論ですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうね。ハヤテ君は何時が良いの?」
ハヤテ 「大体、土曜日か日曜日ですね。」
ヒナギク 「それだったら、十一月の最初の日曜日にしましょ。」
ハヤテ 「分かりました。十一月の最初の日曜日ですね。」
十一月の最初の日曜日に、ハヤテとヒナギクは買い物する事となった。










ハヤテ (何だかんだでヒナギクさんを誘ったけど、デートになるんじゃあ・・・・。)









ヒナギク (ハヤテ君の誘いをOKしたけど、デート・・・・・じゃあ。)










ハヤテもヒナギクもデートと言う事に反応し、顔を紅くしたのであった。









その頃、三千院家では。
ナギ 「マリア、あの準備は出来てるのか?」
マリア 「出来てますよナギ。それで誰を呼ぶんですかナギ。」
ナギ 「あいつらしかいないだろ?」
マリア 「そうですわね。」
と怪しい会話をしていたのであった。



第一章 記憶の始まり 〔終〕



 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第一章はこれで終わりです。
予告しますが、第二章は執事自習です。
分かっているとおおも居ますが、ハヤテが誰の所に執事自習に行くか楽しみにしていて下さい。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.9 )
日時: 2014/10/15 17:10
名前: ハヤヒナ


第二章 大変な!?執事自習

〇一 執事自習先は・・・・・・

十一月になり、三千院家には来客が集まっていた。
ハヤテ 「お嬢様、ヒナギクさんたちが来ましたよ。」
ナギ 「そうか。じゃあ入ってくれ。」
ハヤテとヒナギク達は、ナギがいる応接室に入っていた。
ナギ 「ヒナギク達、来たか。」
ヒナギク 「それでナギ、私達によじって何なの?」
歩 「何なのかな?」
ナギ 「それはだな、明日からハヤテの執事自習があるんだ。」
ハヤテ 「え!!聞いてないですお嬢様。」
ナギ 「当たり前だハヤテ。教えていたら意味がないからな。」
美希 「ほう。それじゃあナギ君は、」
理沙 「ハヤ太君の自習先を」
泉 「私達の中から選ぶんだね。」
ナギ 「感がいいな。その通りだ。」
マリア 「そう言う事なんですよ皆さん。」
ヒナギク達を呼んだのは、ハヤテの執事自習先を選ぶためだった。
ナギ 「早速決めるわけだが、ハムスターは駄目だからな。」
歩 「何故なのかなナギちゃん。」
ナギ 「白皇じゃないからな。同じ理由で咲も除外だな。」
咲夜 「そうやな。」
歩 「そんな〜〜。」
がっかりした歩であった。
ナギ 「咲に関しては、専属メイドが居るみたいだしな。。」
千桜 (ギクッ!!!)
ナギ 「後、いいんちょーと伊澄には執事、ワタルにはメイドが既に居るから除外だな。」
泉 「そうだね。」
伊澄 「そうですね。」
ワタル 「そうだな。」
ハヤテ 「それではお嬢様。ヒナギクさん、花微さん、朝風さん、千桜さん、愛歌さんの中から選ぶんですか?」
ナギ 「そう言うことだハヤテ。それに決めるとしてもその親もハヤテと見知ってるのがいいいよな?」
マリア 「そうですわねナギ。」
ナギ 「お前達の親でハヤ太君を知っているのは誰なんだ?」
美希 「写真では知っているが、会った事ないな。」
理沙 「私も同じだ。」
愛歌 「私も同じです。」
千桜 「同じく私も。」
ハヤテ 「そう言えばそうですね。」
ナギ 「じゃあ、残ったのは・・・・・・・・」












顔を真っ赤にして立っていた・・・・・・・・・・・・・・・・ヒナギクであった。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.10 )
日時: 2014/10/21 16:59
名前: ハヤヒナ


〇二 あの日の・・・・・・・・・

ハヤテの執事の自習先は、ヒナギクと決まったのであった。
ナギ 「と言う訳でヒナギク、明日からいいか?」
ヒナギク 「いいわ。」
ナギ 「そうか。ではハヤテ、明日からヒナギクの執事として頑張るのだぞ。」
ハヤテ 「分かりましたお嬢様。それで何日間なんですか?執事自習は。」
ナギ 「まだ言ってなかったな。期間は二週間だ。」
「「に、二週間!!!!!!」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
因みにヒナギクを除いて、三千院家に来ていた皆は用があって、美希以外は帰っていた。
美希 「ほう。二週間とは長いな。」
ハヤテ 「お嬢様、二週間は長すぎではありませんか?」
ヒナギク 「そうよ。二週間は長いわ。」
ナギ 「そんな事はないがな、マリア。」
マリア 「決まりなんですよ。三千院家の執事自習期間は二週間のは。」
ハヤテ 「そうなんですか。」
ヒナギク 「で、でも・・・・」
ナギ 「でも何なのだヒナギク。」
ヒナギク 「だってあの時はみ・・・・・!!!!」
言いかけたが、あの時の事を思い出し止めた。ハヤテの方を見ると、顔が紅くなっていた。
ナギ 「あの時はみ、って何のことだヒナギク。」
マリア 「何でハヤテ君、顔を紅くしてるんですか?」
ハヤテ 「それはですね・・・」
ナギ 「どう言う事なんだヒナギク。」
ヒナギク 「そ、それはねナギ、」
ハヤテとヒナギクは困り果てた。












が、あの日の事を話したのだった。
マリア 「じゃあハヤテ君、あの時はヒナギクさんの所へ泊まったんですか。」
ハヤテ 「ええ。離れの方に。」
ナギ 「何故黙っていたんだ。」
ハヤテ 「言える筈はありませんよ。」
ヒナギク 「言える筈はないでしょ。」
ナギ 「確かに言えないな。」
マリア 「花微さんは知っていたんですか?」
美希 「なんとなくだがな。ヒナとハヤ太君の様子がおかしかったからな。」
ヒナギク 「美希は分かっていたのね。」
美希 「ああ。それに安心していいからな。この事はほかの人には言っていないから。」
ハヤテ 「助かります花微さん。」
ヒナギク 「助かるわ美希。」
美希 「友達だからな。」
この後、ナギとマリアもだまっていてくれると言い、安心したハヤテとヒナギクであった。





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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.11 )
日時: 2014/10/24 10:36
名前: ハヤヒナ


〇三 執事自習スタート!!

次の日。十一月二日。ハヤテの執事自習が始まった。
ヒナギクの家で二週間、ハヤテはヒナギクの執事なのである。
その二週間には、色んなイベントがある。
一つは第二回執事バトル大会が開かれる。そして、今月は・・・ハヤテの誕生日でもあるのだ。
当の本人は気付いていないが。さらに執事バトル大会がある日は、ハヤテの誕生日でもあった。
ヒナママ 「じゃあ綾崎君。今日から二週間、ヒナちゃんの事宜しく頼むわね。」
ハヤテ 「任せて下さい御母様。ちゃんとヒナギクさんをお守りします。」
ヒナギク (ハヤテ君・・・・・。)
ハヤテの言葉に、ヒナギクは顔を紅くした。
そして、ヒナママは出張がある為に出かけていた。


ハヤテ 「あのヒナギクさん、先ずは何をすればいいですか。」
ヒナギク 「そうね。じゃあ喉が渇いたから、紅茶でも淹れてくれるかしら。」
ハヤテ 「分かりました。」

数分後。

ヒナギク 「美味しいわハヤテ君。」
ハヤテ 「それは良かったです。所でヒナギクさん。二週間、僕は何処で寝ればいいんですか?」
ヒナギク 「あの離れは今は使えないのよ。私の隣の部屋を使って。」
ハヤテ 「分かりました。」






そして、夜。入浴も済ませ晩御飯も食べ終え、リビングでのんびりしていた。
ヒナギク 「ねぇハヤテ君。今度の執事バトル大会、ハヤテ君は出るの?」
ハヤテ 「ええ。借金はなるべく早く返したいですから。今はヒナギクさんの執事ですから、
     ヒナギクさんの執事として出ますが、駄目ですかヒナギクさん。」
ヒナギク 「駄目じゃないわハヤテ君。頑張ってねハヤテ君。」
ハヤテ 「はいヒナギクさん。 あ、ヒナギクさん。何時行きます?」
ヒナギク 「何処へ?」
ハヤテ 「買い物の約束ですよ。確か十一月の最初の日曜日でしたが・・・・。」
ヒナギク 「そうだったわね。じゃあ予定通り、日曜日にしましょ。」
ハヤテ 「分かりましたヒナギクさん。何時にしますか。」
ヒナギク 「そうね。個人的な買い物だけだから、昼食を食べてからにしましょ。」
ハヤテ 「そうですね。」
こうして、日曜日に買い物に行く事にしたハヤテとヒナギクであった。
因みに今日は木曜日であった。




そして、十時過ぎ。ハヤテとヒナギクは眠ったのであった。



ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」
ヒナギク 「私もハヤテ君の事が大好きだよ。」
今日もハヤテとヒナギクはお互いに思い出せないまま、幼い頃に出会った夢を見るのであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.12 )
日時: 2014/10/26 18:16
名前: ハヤヒナ


〇四 執事自習、最初の休日

十一月四日。土曜日。ハヤテとヒナギクは、喫茶どんぐりでバイトをしていた。
前回は理由があったが、今回は違って、ナギと歩は、バイトはないのであった。
ハヤテ 「それにしても昨日は疲れましたよ。」
ヒナギク 「そうよね。」
何故、疲れているのかに理由があった。それは・・・・・・、
ハヤテが執事自習で、ヒナギクの執事をしているのが白皇学院中に知れ渡ったからである。
三千院家がこの時期に執事自習をやるのはわかっていたが、ヒナギクの執事と決まって広がりが早まったのであった。
当然、男子からは「綾崎〜〜、ぶっ殺す!!」と言った暴言が多かった。
女子からは「いいな桂(生徒会長)さん。私も綾崎君に執事をして貰いた〜〜い。」
と好意を寄せる発言が多かったのであった。










数時間後。バイトも終え、ハヤテとヒナギクは夕食の買い物を終え徒歩に着いていた。
ヒナギク 「ハヤテ君、今日は何にするの?」
ハヤテ 「今日は鯖の味噌煮と赤出汁の味噌汁ですよ。」
ヒナギク 「じゃあ私も手伝うね。」
ハヤテ 「ではお願いしますね。」
ハヤテは鯖の味噌煮を、ヒナギクは赤出汁の味噌汁を作る事にした。









そして、何事もなく時間は過ぎて行き、一日を終えたのであった。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇四話は短いですが、これで終わります。
〇五話はハヤテとヒナギクが買い物に行く話です。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.13 )
日時: 2014/10/30 18:10
名前: ハヤヒナ

〇五 幼き約束の想い

日曜日の午後。ハヤテとヒナギクは約束していた買い物に出かけ、夕方に戻っていた。
、いつものように時は流れ、二十二時過ぎにハヤテとヒナギクは眠りに着いたのであった。


そして、ハヤテとヒナギクは幼き頃の思い出を、見るのであった。




此処は勝ち猫公園。幼きハヤテとヒナギクは仲良く遊んでいた。
ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」
ヒナギク 「私もハヤ君が大好きだよ。」
幼きハヤテとヒナギクは、お互いにお互い、大好きなのであった。
ヒナギク 「ねぇハヤ君、私達結婚しない?」
ハヤテ 「け、結婚!?」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「でもヒナちゃん、僕達の歳では無理だよ。」
ヒナギク 「うん。パパとママが男の子は十八歳、女の子は十六歳にならないと出来ないって言ってたわ。」
ハヤテ 「だから無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「だったらハヤ君が十八歳になったら、結婚できるよ。」
ハヤテ 「それでも無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「どうして?」
ハヤテ 「その時は高校生と想うし、無理と思うよ。」
ヒナギク 「そうか。そうよねハヤ君。」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「だったら、私も十八歳になって二人とも高校を卒業すれば出来るよ。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
ヒナギク 「だから、高校を卒業したら結婚しようハヤ君。」
ハヤテ 「うん。十年以上先になるけどいいよ。約束だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「約束ねハヤ君。」
こうして、幼きハヤテとヒナギクは、嬉し恥ずかし約束をしたのであった。











ハヤテ 「また小さい頃の夢を見たけど、あの女の子は誰だったんだろう?」




ヒナギク 「小さい時の夢をまた見たけど、あの男の子、誰なのかしら?」




((それにその子と、大事な約束したけど・・・、何だったんだろう(かしら?)))


と不思議に思いながらも、一日が始まるのであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.14 )
日時: 2014/11/01 10:34
名前: ハヤヒナ


〇六 ・・・・ある相談

ハヤテとヒナギクが買い物をしている中、三千院家ではある相談が行われていた。
マリア 「ナギ。六日後のハヤテ君の誕生日どうしますか?」
ナギ 「そうか。そう言えばそうだったな。それにしても執事自習と重なるとはな。」
マリア 「それにその日は、シツジバトル大会もあるんでしたよね。」
ナギ 「ああ。バカな理事がまたも開くと言ってな。」
マリア 「ナギは良かったんですか?」
ナギ 「ああ。執事自習でハヤテは今、ヒナギクの執事だからヒナギクの執事として出るのは当然だからな。」
美希 「で、ハヤ太君の誕生日どうするんだ?」
ナギ 「それはだな。・・・・・・・って花微、何時の間に?」
理沙 「美希だけじゃなく、私もいるぞ。」
泉 「私も♪」
マリア 「花微さん達、、いらしていたんですか。」
美希 「ああ。で、ハヤ太君の誕生日どうするんだ?」
ナギ 「ハヤテに気付かれないようにするのは簡単だが、問題はヒナギクだな。」
泉 「ヒナちゃんなら問題ないんじゃないかな♪」
理沙 「泉の言うとおり、問題ないと尾思うぞ。」
ナギ 「確かに。取り合えずそうしとくか。」
マリア 「それそうと、ハヤテ君の誕生日の会場は此処にしますかナギ。」
ナギ 「ああ。」
六日後のハヤテの誕生日パーティーの会場は、三千院家で行う事にした。


因みにあの時の誤解は、既に解決済みなのであった。











そして、あっという間に時間は流れ、九日の木曜日となった。
今日もハヤテはヒナギクの執事として頑張っていたのであった。殺意の篭った視線を感じながら。
と言っても、普段とは変わらない日常を過ごしていくのであった。



その日の夜。
ヒナギク 「ハヤテ君、いよいよ執事バトル大会明後日だけど、体調は大丈夫かしら?」
ハヤテ 「大丈夫ですよヒナギクさん。」
そう言っても、ハヤテとヒナギクはあることで不安だった。
それは、夢であった。
ハヤテもヒナギクもまだ、あの時の子が誰なのか思い出せずにいた。
唯一思い出したのは、約束だけだった。と言っても内容までは覚えていないが。
それと判れる前日、タイムカプセルを埋めた事も思い出せていない。何かをしたのは覚えているが。
そして、一番重要なのは、お互いに恋していた事であった。お互い、大好きなのであった。
それらを思い出せずに、ハヤテとヒナギクは今に至るのであった。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.15 )
日時: 2014/11/04 10:42
名前: ハヤヒナ


〇七 明日への・・・・想い

ハヤテの執事自習でヒナギクの執事となって、今日で九日目。
そして、明日はハヤテの誕生日でもあった。執事バトル大会もあるが。
ヒナギクはハヤテに何をあげるか迷っていたが、先日の買い物で決めたのであった。
そんなヒナギクは悩んでいた。同じくハヤテも。



幼き頃に出会い、お互いに恋し、大好きになったハヤテとヒナギク。
ハヤテが引っ越す時って、前日に思い出としてタイムカプセルを埋めた事も・・・。
そして・・・・・あの約束も忘れた状態で・・・・・・ハヤテとヒナギクは再会した。




それから暫くして、その頃の事が夢に出てくるようになったが、思い出せずにいた。
日が経つ毎に段々と思い出していくが、完全と言えない。
そして、今日まで思い出したのは、



ハヤテ (確か僕は、その女の子の事が好きだったんだよな。)



ヒナギク 「その男の子の事が大好きだったのよね。私は。」



でも誰だったがは思い出せない。名前も顔も忘れているのであった。



ハヤテ (僕が引っ越す前日、その子と何かをしたんだけど、何だったんだろう?)



ヒナギク (その子が引越しする前日に何かをしたのよね。思い出として。)



それらも完全に思い出せていない。



そして、一番重要なのは・・・・・、



ハヤテ (何か大事な約束もした気がするけど・・・)



ヒナギク (大事な約束もしたのよね。何だったのかしら。)



当然のように、それも思い出せないでいた。





そして、夜。ヒナギクはある決心をした。それは・・・・・、
ヒナギク 「今は思い出よりも、ハヤテ君が好き。皆には悪いけど決めたわ。
      明日、ハヤテ君に告白するわ。
      ハヤテ君が『好き』です。私と付き合って下さいって!!」
ヒナギクは明日のハヤテの誕生日に、一大決心をしたのであった。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.16 )
日時: 2014/11/07 10:50
名前: ハヤヒナ


〇八 運命の当日!執事バトル大会!!

そして、当日。運命の日となった。執事バトル大会の日でもあり、ハヤテの誕生日でもあった。
ハヤテの誕生日が執事バトル大会よりも重要なのである。・・・・・ヒナギクにとっては。
そんな中、執事バトル大会が始まった。
「綾崎君、カッコいい〜〜〜〜〜。」や「頑張って綾崎君!!」と言った応援が響いた。
女子生徒からである。男子生徒からは「負けろ綾崎」と言った非難ばっかりであった。
そんな中、ゴングが鳴り一回戦が始まった。最初の対戦相手は瀬川家執事の変態であった。
虚鉄 「いきなりお前と戦えるなんて、俺は運がいいんだ。勝って俺はお・・・・・」(バーーーン!!)
最後まで言えなかった。ハヤテが竹刀でネクタイを一瞬のうちに取ったからであった。開始七秒で勝負が決まったのであった。


二回戦は東宮の執事、野ノ原であったが。勝負は直ぐに着いた。それは・・・・、
東宮 「綾崎!俺の野ノ原が勝ったら、桂さんの執事を今すぐ辞めろ!。お前みたいなブタやろ・・・「坊ちゃま!」」
東宮 「野ノ原・・・」
野ノ原 「私、言いましたよね。男は紳士。紳士がそのような言葉は使うなと・・・・。」
東宮 「俺が悪かった。許してくれ。野ノ原。」
野ノ原 「いいえ許しません。徹底的に鍛え直す必要があります。と言うわけで綾崎君。」
ハヤテ 「何でしょうか。」
野ノ原 「私は坊ちゃんを鍛え直さないといけないので、勝負はまた今度って事で。」
ハヤテ 「分かりました。」
野ノ原 「では。」
そう言って野ノ原は怯える東宮を抱えて、会場を後にした。
二人が出ていた後、直ぐに「ぎゃああああぁぁぁぁーーーー」と言う叫び声が聞えたのであった。


三回戦は氷室であった。が、これも戦わずに勝利した。
何故かと言うと、応援していた大河坊ちゃんが転んでしまい、
氷室 「大丈夫ですか?大河坊ちゃん。」
大河 「大丈夫だよ氷室。転んだだけだから。」
氷室 「直ぐに手当てをしないといけませんね。と言う事で私は、これで失礼するよ綾崎君。」
と、大河坊ちゃんとともに、薔薇が作り出した花吹雪の中に消えていた。
四回戦も同じであった。対戦相手は伊澄の所の執事であった。
迷子になっていた伊澄がブラジルにいたと聞き、迎えに行 「そうよ」く為、棄権したのあった。
そんなこんなで後はザコ執事だけとなり、あっという間に勝負が決まっていくのであった。
そして、ハヤテは理事長の執事と戦う事になった。が、これも戦うことなく、勝負がついた。
理事長の執事、詩音が一歩踏み出した瞬間、躓いて転び、そのの影響でネクタイがとれ、ハヤテの手の上に落ちたのであった。
そんな訳で、第二回執事バトル大会もハヤテが優勝したのであった。






ハヤテ 「何か戦って優勝した気がするんですよね。」
ヒナギク 「気のせいよハヤテ君。
ハヤテ 「そうですか?」
ヒナギク 「そうよ。」
そんなこんなで、第二回執事バトル大会は、幕を閉じたのであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.17 )
日時: 2014/11/10 10:30
名前: ハヤヒナ

〇九 思い出すあの夢と想い!!

執事バトル大会も終わり、ハヤテとヒナギクは三千院家に向かっていた。
ハヤテ 「お嬢様は何て言ってたんですか?ヒナギクさん。」
ヒナギク 「着いてからの楽しみよハヤテ君。」
そして、数分後。三千院家に到着し、中に入ってハヤテは驚いた。

垂れ幕に『 ハヤテ 誕生日おめでとう』と書かれていたからであった。
ナギ 「ハヤテ、誕生日おめでとう。」
歩 「おめでとうハヤテ君。」
マリア 「おめでとう御座います。」
ナギと歩とマリア。
「「「おめでとうハヤ太君。」」」
「「おめでとう御座います綾崎君。」」
三人娘と千桜、愛歌。
他にも伊澄、咲夜、ワタル、サキ、一樹も来ていた。
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君?」
ハヤテ 「今日が自分の誕生日だと言う事を、すっかり忘れていました。」
美希 「ハヤ太君らしいな。」
そんなこんなで、ハヤテの誕生日パーティーが始まった。








始まって暫くして、ハヤテとヒナギクはそれぞれ、ある事を思っていた。それは、


ハヤテ (あの女の子って、ヒナギクさんなのかな?)


ヒナギク (あの男残って、ハヤテ君なのかしら?)


と思ったとき、みんなが歌っているカラオケの曲のある歌詞の単語で疑問を持った。その単語とは、


『タイムカプセル』、『約束』、『想い』、『好き』、「夢」・・・・・・等


その言葉で段々と思い出していくが、完全と行かなかったが、遂にその時がやって来た。


泉 「どうしたのヒナちゃん?」
歩 「ハヤテ君もどうしたのかな?」
ヒナギク 「なんでもないわよ泉。」
ハヤテ 「僕も何でもありませんよ西沢さん。」
ナギ 「そうなのか?」
理沙 「何か怪しいぞ?ヒナにハヤ太君。」
ヒナギク 「別に怪しくないわよ。ね、ハヤ君。」
ハヤテ 「そ、そうですねヒナちゃん。」
無意識に小さい頃の呼び名で言ったのであった。






「「「「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
ハヤテとヒナギク以外の全員が驚いた。


何故なら、ハヤテがヒナギクの事を「ヒナちゃん」と、


ヒナギクがハヤテの事を「ハヤ君」と読んだからであった。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.18 )
日時: 2014/11/10 12:16
名前: ゆめ

浮いてから

着いてから
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.19 )
日時: 2014/11/13 18:26
名前: ハヤヒナ


一〇 思い出した過去!蘇る記憶!!

ハヤテ 「・・・・・・・・!!」
ヒナギク 「・・・・・・・・!!」
ハヤテとヒナギクは、さっきの呼び方で思い出した。・・・・と、そこへナギ達が話しかけてきた。
美希 「なあハヤ太君、何故君は今、ヒナのことをちゃん付けで言ったんだ?」
泉 「私と同じ、『ヒナちゃん』って。」
ナギ 「ヒナギクも何故、ハヤテの事を、『ハヤ君』と言ったのだ?」
歩 「何時もだったら、ハヤテ君と言うのに何故なのかな?」
理沙 「何故なんだ?ヒナにハヤ太君。」
ハヤテ 「恐らく、無意識に出たんだと思います。」
ヒナギク 「私も無意識に打他と思うわ。」
愛歌 「何故、無意識に出たんですか?」
千桜 「教えてくれませんか?ヒナに綾崎君。」
マリア 「是非教えて下さい。」
ハヤテ 「・・・・良いですよ。でも、その前に・・・・」
ヒナギク 「確認したい事が・・・・。」
伊澄 「確認でですか?」
咲夜 「何やそれは」
ワタル 「気になるぜ。」
一樹 「僕も。」
サキ 「気になりますわ。」




そして・・・・・・・・、




ハヤテ 「ヒナギクさんは若しかして、」
ヒナギク 「ハヤテ君は若しかして、」


ハヤテ 「あの時の女の子では・・・・・・?」
ヒナギク 「あの時の男の子なの・・・・・・?」





「「「「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
ナギ達は驚いた。今日、二回目の。


ハヤテ 「実は僕とヒナギクさんは、」
ヒナギク 「小さい頃に出会ってたのよ。」



「「「「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
ナギ達は驚いた。三回目の。




第二章 大変な!?執事自習 〔終〕



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二章はこれで終りです。
第三章は、ハヤテとヒナギクの過去編です。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.20 )
日時: 2014/11/17 18:23
名前: ハヤヒナ


第三章 ハヤテとヒナギク、幼き想い!

〇一 ハヤテとヒナギクの出会い

ハヤテとヒナギクは幼い頃に出会っていた事を思い出し、皆に話すことにした。





十年も前に遡る。

此処は勝ち猫公園。此処に二人の幼き少年少女が居た。
???「キミ<大丈夫?」
???? 「う、うん。転んだだけよ。」
??? 「僕が手当てしてあげるね。」
???? 「本当?」
??? 「うん。」
???? 「じゃあお願いね。」
これがハヤテとヒナギクの出会いであった。





ヒナギク 「私は春花ヒナギクって言うの。君の名前は?」
ハヤテ 「僕は綾崎ハヤテだよ。宜しくねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。宜しくねハヤテ君。それじゃあ一緒に遊ばないハヤテ君。」
ハヤテ 「うん。遊ぼうかヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうだ。手当てのお礼がまだだったわね。有難うねハヤテ君。」
ハヤテ 「お礼なんていいよヒナちゃん。」
ヒナギク 「・・・・・そうだわ。ハヤテ君、私とお友達になってくれない?」
ハヤテ 「ヒナちゃんと!?・・・・・うん、良いよ。」
ヒナギク 「有難うハヤテ君。」(チュッ)
ハヤテ 「ヒ、ヒナちゃん!?」
ヒナギク 「手当てしてくれたから、お礼のチューよ。」
ハヤテ 「キ、キス!?」
ヒナギク 「嫌だった?」
ハヤテ 「そんな事はないよヒナちゃん。じゃあ僕もヒナちゃんにするね。」(チュッ)
ヒナギク「ハ、ハヤテ君。有難う。」
ハヤテ 「それじゃあ、思い切り遊ぼうかヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。いっぱい遊ぼうハヤテ君。」
出会って直ぐに友達になったハヤテとヒナギクは、仲良く一緒に遊び始めた。
とても出会ったばかりとは思えないほどの嬉しさをしながら。



そんなハヤテとヒナギクは、不思議な気持ちを抱いてる事に、出会ったばかりの二人は知る由もない。
その不思議な気持ちとは、『恋』である。
つまり、ハヤテはヒナギクの事が、ヒナギクはハヤテの事が好きになったのである。
それに気付くのは、数日後の事である事も知る由はないので会った。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.21 )
日時: 2014/11/21 17:36
名前: ハヤヒナ


〇二 幼き二人・・・・ハヤテとヒナギク

夕方。
ハヤテ 「もう夕方だから僕、帰るねヒナちゃん。」
ヒナギク 「ねぇハヤテ君。明日も一緒に遊べる?」
ハヤテ 「うん。いいよ。」
ヒナギク 「じゃあ明日、この公園に来てくれる?」
ハヤテ 「うん。ヒナちゃん。」
ヒナギク 「また明日ねハヤテ君。」
出会って直ぐ友達になったハヤテとヒナギクは、明日遊ぶ約束をして帰っていた。








春花家。
ヒナギク 「只今〜〜。」
春花母 「お帰りヒナちゃん。・・・あら、その足の怪我、どうしたの?」
ヒナギク 「転んだ所を、ハヤテ君が手当てしてくれたの。」
春花母 「ハヤテ君?・・・・・って、新しいお友達の男の子?」
ヒナギク 「うん。」
春花母 「それは良かったわね。」
ヒナギク 「明日も遊ぶ約束したの。」
春花母 「それなら明日、ウチに連れて来て一緒に遊んだら?」
ヒナギク 「良いのお母さん。」
春花母 「勿論、良いわよ。」
ヒナギク 「有難うお母さん。」









ヒナギク (ハヤテ君とお友達になれて、嬉しいな♪)




ハヤテ (ヒナちゃんとお友達になって僕、嬉しいよ♪)





二人とも同じ気持ちであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.22 )
日時: 2014/11/25 16:54
名前: ハヤヒナ


〇三 幼き想い・・・・

次の日。ハヤテとヒナギクは再びであった。
ハヤテ 「あ、ヒナちゃん!」
ヒナギク 「お待たせハヤテ君。待ったかな?」
ハヤテ 「ううん。大丈夫だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「ねぇハヤテ君。私の家で遊ばない?」
ハヤテ 「ヒナちゃんの家で?」
ヒナギク 「お母さんがハヤテ君を連れてきたら?、って言ったの。」
ハヤテ 「そうなんだ。」
ヒナギク 「行こうハヤテ君。」
ハヤテ 「うん。」





数分後。春花家に到着。
春花母 「貴方がハヤテ君ね。ヒナギクと仲良くしてあげてね。」
ハヤテ「はい。」
ヒナギク 「じゃあ遊ぼうハヤテ君。」




ヒナギク 「・・・・・・と言うわけなの。」
ハヤテ 「じゃあ、ヒナちゃん家は引っ越してきたばかりなんだ。」
ヒナギク 「うん。だから、ハヤテ君が最初の友達なの。」
ハヤテ 「そうだったんだ。・・実は僕も、友達はあんまり居ないんだ。」
ヒナギク 「本当なの?
ハヤテ 「うん。だから本当に友達と思えるのはヒナちゃんが初めてなんだ。」
ヒナギク 「そうなんだ。じゃあ友達記念に、ハヤテ君の事をハヤ君って言っても言いかな?」
ハヤテ 「いいよ。」
ヒナギク 「有難うハヤ君。」
そして、暗くなるまでハヤテとヒナギクは遊んだのであった。








ハヤテ (何かヒナちゃんといると、ドキドキする・・・・・・・。)




ヒナギク (ドキドキするわ。ハヤ君と一緒にいると・・・・・・。)




出会ったばかりのハヤテとヒナギクに、淡い恋心が見始めたのであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.23 )
日時: 2014/12/01 16:48
名前: ハヤヒナ


〇四 幼き恋の気持ち

出会って数日が経ち、ハヤテとヒナギクは今日も一緒に遊んでいた。その日の夕方。
ハヤテ 「また明日ねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。また明日遊ぼうねハヤ君。」
ハヤテ 「じゃあねヒナちゃん。」
ヒナギク 「またねハヤ君。」



その日の夜。


ハヤテ (僕・・・・・、ヒナちゃんが好きなんだな・・・・・)





ヒナギク (私、ハヤ君が好きみたい・・・・・・)




ハヤテとヒナギクはお互いに好きと気付いた瞬間であった。




次の日。
ハヤテ 「ねぇヒナちゃん。聞いて欲しい事があるんだ。」
ヒナギク 「何かなハヤ君。」
ハヤテ 「僕ね。ヒナちゃんの事が好きになったんだ・・・・。」
ヒナギク 「本当!?」
ハヤテ 「うん。本当だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「実はねハヤ君。私もハヤ君が好きになったの。」
ハヤテ 「本当なのヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。私も本当だよ。」
ハヤテ 「ヒナちゃん。僕、嬉しいよ。」
ヒナギク 「私も嬉しいよハヤ君。」
お互い、好きといったのであった。




それから数日後。
ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」
ヒナギク 「私もハヤ君が大好きだよ。」
幼きハヤテとヒナギクは、お互いにお互い、大好きなのであった。
ヒナギク 「ねぇハヤ君、私達結婚しない?」
ハヤテ 「け、結婚!?」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「でもヒナちゃん、僕達の歳では無理だよ。」
ヒナギク 「うん。パパとママが男の子は十八歳、女の子は十六歳にならないと出来ないって言ってたわ。」
ハヤテ 「だから無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「だったらハヤ君が十八歳になったら、結婚できるよ。」
ハヤテ 「それでも無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「どうして?」
ハヤテ 「その時は高校生と想うし、無理と思うよ。」
ヒナギク 「そうか。そうよねハヤ君。」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「だったら、私も十八歳になって二人とも高校を卒業すれば出来るよ。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
ヒナギク 「だから、高校を卒業したら結婚しようハヤ君。」
ハヤテ 「うん。十年以上先になるけどいいよ。約束だよヒナちゃん。」
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こうして、幼きハヤテとヒナギクは、嬉し恥ずかし約束をしたのであった。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.24 )
日時: 2014/12/08 16:11
名前: ハヤヒナ


〇五 幼き想いへの別れへ・・・

・・・数日後。
ハヤテ 「ヒナちゃん、聞いて欲しい事があるの。」
ヒナギク 「聞いて欲しい事?」
ハヤテ 「うん。実は引っ越しする事になったの。」
ヒナギク 「え!!?本当なのハヤ君。」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「いつ引越しするの?」
ハヤテ 「十日後なんだ。」
ヒナギク 「本当なんだね。私、寂しくなるよハヤ君。」
ハヤテ 「僕もだよヒナちゃん。」
ヒナギク 「ハヤ君、あの約束も無理なんだね。」
ハヤテ 「大丈夫だよヒナちゃん。約束は実現されると思うよ。」
ヒナギク 「本当!?」
ハヤテ 「今は離れ離れになるけど、お互いに信じあえば大丈夫だよ。」
ヒナギク 「・・・そうね。私、ハヤ君を信じるよ。」
ハヤテ 「僕もヒナちゃんを信じるからね。」
ヒナギク 「うん。そして、再会したら・・・・、」
ハヤテ 「あの『約束』を、」
ヒナギク 「実現ね♪」
そう言って、幼きハヤテとヒナギクは抱きしめ合った。




ヒナギク 「ねぇハヤ君。本当に朝って、引っ越すの?」
ハヤテ 「うん。来週にね。」
ヒナギク 「寂しくなるよ私。」
ハヤテ 「僕もだよヒナちゃん。ヒナちゃんとずっとお友達でいたいよ。」
ヒナギク 「私もよ。ずっとハヤ君と一緒にいたいよ。」
ハヤテ 「・・・・・・そうだヒナちゃん。なんか思い出残さない?」
ヒナギク 「思い出?」
ハヤテ 「うん。僕とヒナちゃんの二人だけの思い出を。」
ヒナギク 「いいねハヤ君。思い出を残そう。」
ハヤテ 「思い出と言っても何にするヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうね。・・・・・・・・・・タイムカプセルはどうかなハヤ君。」
ハヤテ 「タイムカプセルを埋めるの?」
ヒナギク 「うん。何年かして再会したら、掘り出すの。」
ハヤテ 「いいねヒナちゃん。でも何処に埋める?」
ヒナギク 「この勝ち猫公園にしない。」
ハヤテ 「そうだね。僕とヒナちゃんの思い出の場所だしね。」









そして、ハヤテが引越しする前日。ハヤテとヒナギクはタイムカプセルを埋めた。
ヒナギク 「これでいいわねハヤ君。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
タイムカプセルを勝ち猫公園のとある場所に、ハヤテとヒナギクは埋めたのであった。


・・・・・・・・そして、


ヒナギク 「ハヤ君。本当に明日、引越しするのね。」
ハヤテ 「うん。だから今日でヒナちゃんと遊べるのが最後になるけど。」
ヒナギク 「寂しくなるね。」 
ハヤテ 「・・・・・・だから今日は思い切り遊ぼうねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。大好きだよハヤ君。」
ハヤテ 「僕もヒナちゃんが大好きだよ。」
幼き頃にお互いに恋したハヤテとヒナギクは、思い切り抱き締め合った。


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.25 )
日時: 2014/12/11 18:23
名前: ハヤヒナ

 
〇六 お別れはタイムカプセルに乗せて・・・・・

・・・・次の日。ハヤテが引越しする日。ヒナギクは見送りに来ていた。
ヒナギク 「ハヤ君、今日で本当にお別れなんだね。」
ハヤテ 「・・・・うん。」
今日で離れ離れになる事に、寂しくなるハヤテとヒナギクであった。
ハヤテ 「でも大丈夫だよヒナちゃん。前にも言ったように信じあえば大丈夫だよ。」
ヒナギク 「・・・。そうね。それにあの『約束』もあるしね。」
ハヤテ 「それに昨日、一緒に埋めたタイムカプセルもあるから大丈夫だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうね。今は寂しいけど、思い出もあるしね。」
・・・・・・と、ハヤテとヒナギクは時間ギリギリまで楽しく語り合った。







・・・・そして、いよいよお別れの時間がやって来た。
ハヤテ 「じゃあヒナちゃん。僕、行くね。」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「じゃあねヒナちゃん。」
引越しトラックに乗り込もうとしたその時、ヒナギクがハヤテを呼び止めた。
ヒナギク 「待ってハヤ君。」
ハヤテ 「何かなヒナちゃ・・・・・」(チュッ)
最後まで言えなかった。何故ならヒナギクがハヤテにキスをしたからであった。
しかも、したのは頬ではなく唇に、ヒナギクはハヤテの唇にキスをしたのであった。
ハヤテ 「ヒ、ヒナちゃん!!?」
当然のように、顔を真っ赤にするハヤテ。
ヒナギク 「ハヤ君、必ずまた会おうね。」
ハヤテ 「うん。必ず会おうねヒナちゃん。」







こうして、幼き恋するハヤテとヒナギクは別れた。
・・・・・また必ず会う約束をして。
・・・・・あの約束を果たすために。 
・・・・・信じ合う二人の想いを、タイムカプセルに乗せて。





ハヤテとヒナギク、二人の思いは必ず奇跡を起こすと信じて・・・・・・


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.26 )
日時: 2014/12/15 17:25
名前: ハヤヒナ

〇七 叶った幼き想い

・・・・・・と、ハヤテとヒナギクは皆に話したのだった。
ナギ 「成る程、そんな事があったのか。」
マリア 「はやてくんとヒナギクさんの出会いは。」
泉 「驚いたよ〜♪」
歩 「私も。」
咲夜 「ウチもや。」
と皆に言われ、ハヤテとヒナギクは顔を紅く染めるのであった。
美希 「所でヒナにハヤ太君。」
理沙 「約束って何のことなんだ?」
「「えっ!!??」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
千桜 「確かに気になりますわね。」
愛歌 「教えてくれませんか。ヒナに綾崎君。」
ハヤテ 「・・・・・えっ!!?」
ヒナギク 「どうしても言わないと駄目?」
ナギ 「ああ。気になるからな。」
ワタル 「俺も気になるぜ。」
伊澄 「私も。」
ハヤテ 「秘密ですよ。」
ヒナギク 「そうよ。秘密よ秘密。」




この後も皆はハヤテとヒナギクに迫ったが、何とか押し切ったのであった。
そして、ハヤテの誕生日パーティーは終わった。



 
ハヤテ 「何とかばれずにすみましたね。ヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうね。あの『約束』だけは恥ずかしくて言えないわねハヤテ君。」
ハヤテの誕生日パーティーも終わり、ハヤテとヒナギクは桂家へ戻った。
まだ、執事自習が後五日も残っているからである。
そんなハヤテの執事自習は続くのであった。







第三章 ハヤテとヒナギク、幼き想い! 〔終〕


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.27 )
日時: 2014/12/16 00:11
名前: ゆめ

ハヤテ 「何とかばれずにすみましたね。ヒナギククさん。」 

          ↓

ハヤテ 「何とかばれずにすみましたね。ヒナギクさん。」  


このように間違っていましたよ。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.28 )
日時: 2014/12/18 15:32
名前: ハヤヒナ

最終章 幼き過去から未来ある道へ!!

〇一 思い出のタイムカプセル

その日の夜。ハヤテとヒナギクはリビングに居た。
ヒナギク 「ねぇハヤテ君、明日行って見ない?」
ハヤテ 「そうですね。要って見ましょうか思い出の場所に。」
ヒナギク 「勝ち猫公園に。


次の日。ハヤテとヒナギクは、勝ち猫公園に来ていた。
ハヤテ 「懐かしいですねヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうね。十年ぶり以来ねハヤテ君。」
ハヤテ 「そうですね。あの時と変わっていませんね。」
ヒナギク 「私達は変わっているけどね。」
そして、歩いて直ぐにある場所に辿り着いた。
ハヤテ 「此処でしたね。」
ヒナギク 「此処で私達、出会ったのよね。」
そこは、幼きハヤテとヒナギクが初めて出会った木の下であった。
ハヤテ 「白皇学院で出会ったときも木でしたね。」
ヒナギク 「そうだったわね。」
ハヤテ 「では早速、彫ってみませんか?」
ヒナギク 「そうね。この木の根元だったわね。」




数分後。ハヤテとヒナギクは木の根元を掘り、タイムカプセルを掘り出した。
ヒナギク 「早速、あけてみない?」
ハヤテ 「そうですね。」
可愛いらしい箱を開けてみると、出てきたのは写真やビー玉など、思い出深いものが入っていた。
ハヤテ 「懐かしいですね。あの頃が最近のように感じますよ。」
ヒナギク 「私もよ。色んな所に伊って、色んな思い出を作ったわね。」
ハヤテ 「ええ。」
一緒にキャンプにいたり、花火をしたり、お祭りに行ったり、プールや海に泳ぎに行ったり等、沢山あった。
ハヤテ 「僕達、色んな所に行きましたね。」
ヒナギク 「そうね。あの時が一番の思い出だったかも知れないわ。」
ハヤテ 「僕もですよ。」



そして・・・・・、
ハヤテ 「寒くなった事ですし、続きは帰ってからにしませんか?」
ヒナギク 「そうね。温かいコーヒーでも飲みながら。」
ハヤテとヒナギクは思い出の品を抱え、桂家へ戻って行ったのであった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年中にこの小説はかんけつする予定となっています。
なので、最低でも二、三日に一回は更新します。
年が明けたら、新たな小説も始める予定となっていますので、応援宜しくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.29 )
日時: 2014/12/21 16:39
名前: ハヤヒナ


〇二 あの時の約束へ・・・・

ハヤテの執事自習は終わり、ハヤテは屋敷へと戻っていた。
それからハヤテは、ヒナギクはいつもと変わらない生活を送っていた。
十二月になり、ナギの誕生日も終わり、今年も後二週間となった。
ハヤテ 「今年も後二週間ですね。」
ヒナギク 「そうね。来週はもうクリスマスね。」
ハヤテ 「そうですね。」
ヒナギク 「そう言えば、ハヤテ君は白皇学院に入ってからは、初めてのクリスマスよね。」
ハヤテ 「ええ。去年はのクリスマスイブにお嬢様とマリアさんに出会いましたから。
ヒナギク 「そして、年が明けてから私と出会ったのよね。」
ハヤテ 「ええ。仮の再会ですが。」
現在、ハヤテとヒナギクは喫茶どんぐりでバイトをしていた。


ハヤテとヒナギクの関係はどうなったかと言うと 、一週間前に遡る。
再び思い出の場所、勝ち猫公園にハヤテとヒナギクはやって来た。
ヒナギク 「今思うと不思議ね。此処で私達は出会ったのが。」
ハヤテ 「そうですね。」
ヒナギク 「あの時に出会っていなかったら、今も出会っていなかったわね。」
ハヤテ 「そうかもしれませんね。」


そして・・・・、


ヒナギク 「ハヤテ君、割った市はハヤテ君がすきです。私と付き合って下さい。」
ハヤテ 「・・・・ヒナギクさん。僕もヒナギクさんがす気です。僕の方こそお願いします。」
ヒナギク 「じゃあ、良いのね。」
ハヤテ 「勿論ですよ。あの時から思いは変わっていませんから。」
ヒナギク 「私もよ。」
ハヤテ 「ヒナギクさん・・・・。」
ヒナギク 「ハヤテ君・・・・。」
ハヤテとヒナギクは自然に歩み寄り、抱きしめ合った。そして、唇を重ね合わせたのだった。
そんな二人を祝福するかのように、雪が降り始めた。東京での初雪でもあった。




そして、現在。恋人同士となったハヤテとヒナギクはバイトを終え、帰路に付いていた。
ハヤテ 「ヒナギクさん、来週のクリスマスイブにデートしませんか?」
ヒナギク 「デートって、初デートになるのよね。」
ハヤテ 「そうなりますね。」
ヒナギク 「勿論良いわよ。」
ハヤテ 「では、来週のクリスマスイブは楽しみましょうね。」
ヒナギク 「そうね。」
ハヤテとヒナギクは、クリスマスイブにデートする事に決めたのであった。
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.30 )
日時: 2014/12/23 10:44
名前: ハヤヒナ


〇三 ホワイトクリスマスデート

今日は十二月二十四日。クリスマスイブである。しかも雪が降り、ホワイトクリスマスとなった。
そんな雪が降る中、ハヤテとヒナギクはデートしていた。
ヒナギク 「寒いわね。」
ハヤテ 「そうですね。それに雪が降っていますから、余計に寒いですよ。」
ヒナギク 「確かにね。それに只のクリスマスイブではないわ。ホワイトクリスマスよ。」
遊園地の中を、ハヤテとヒナギクはホワイトクリスマスデートを楽しんでいた。


他のメンバーは言うと、三千院家でクリスマスパーティーを開き楽しんでいた。



ハヤテとヒナギクが幼き頃に出会っていた事や付き合っている事が白皇中にばれた時は大変だった。
が、ハヤテとヒナギクの恋人関係を全員、認めたのだった。
しかし、一人だけ認めないヘタレがいたが、その執事によってお仕置きを受けたのだった。
もう一人、変体と言う名の執事もいるが、ハヤテによって成敗される毎日が続いていた。
そんなヒ日々が続く毎日を過ごしていたのであった。



そして、ハヤテとヒナギクは最後に観覧車に乗った。
ハヤテ 「好きですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「私も好きよハヤテ君。」
二人が乗ったゴンドラが真上に到着した瞬間、ハヤテとヒナギクは口付けを交わしたのであった。
しかも只のキスではない。大人のキス、ディープキスを。
未来ある幸せを願いながら、ハヤテとヒナギクはディープキスをするのであった。

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.31 )
日時: 2014/12/26 10:18
名前: ハヤヒナ


〇四 疾風と雛菊、叶え叶う未来

クリスマスも終わり、大晦日も終わって、新しい年となった。
ハヤテとヒナギク達は初詣に出掛けた。
ハヤテとヒナギクの願いは勿論、


「好きな人と幸せに過ごせますように。」


であった。




そして、三学期が始まっていろいろ会ったが、ハヤテ達は全員、三年生に進級した。
ハヤテ達は全員、同じクラスとなった。
白皇行事など、ハヤテ達は高校生の最後の一年を勉強しながら楽しく過ごした。
その間にハヤテの膨大な借金は全額返済できた。


そして、ハヤテ達は全員、白皇学院を卒業することが出来たのであった。
ハヤテとヒナギクは言うと、仮の再会をした木にいた。

ハヤテ 「此処で仮の再会をしたんですね。」
ヒナギク 「そうね。あの時は幼きときに出会っていたなんて分からなかったわね。」
ハヤテ 「ええ。それよりもあの『約束』、覚えていますか。」
ヒナギク 「勿論、覚えているわ。」


その約束とは・・・・・


ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」
ヒナギク 「私もハヤ君が大好きだよ。」
幼きハヤテとヒナギクは、お互いにお互い、大好きなのであった。
ヒナギク 「ねぇハヤ君、私達結婚しない?」
ハヤテ 「け、結婚!?」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「でもヒナちゃん、僕達の歳では無理だよ。」
ヒナギク 「うん。パパとママが男の子は十八歳、女の子は十六歳にならないと出来ないって言ってたわ。」
ハヤテ 「だから無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「だったらハヤ君が十八歳になったら、結婚できるよ。」
ハヤテ 「それでも無理だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「どうして?」
ハヤテ 「その時は高校生と想うし、無理と思うよ。」
ヒナギク 「そうか。そうよねハヤ君。」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「だったら、私も十八歳になって二人とも高校を卒業すれば出来るよ。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
ヒナギク 「だから、高校を卒業したら結婚しようハヤ君。」
ハヤテ 「うん。十年以上先になるけどいいよ。約束だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「約束ねハヤ君。」
こうして、幼きハヤテとヒナギクは、嬉し恥ずかし約束をしたのであった。


であった。

ハヤテ 「ヒナギクさん、この『約束』、実現させませんか。」
ヒナギク 「それって・・・・・、」
ハヤテ 「ヒナギクさん、この僕と結婚して下さい。」
ヒナギク 「私なんかで良いの?」
ハヤテ 「勿論ですよ。」
ヒナギク 「・・・・はい。」


そして、ハヤテとヒナギクは抱きしめ合い、大人のキスを、ディープキスをするのであった。
二人の幸せの未来を願って・・・。


最終章 幼き過去から未来ある道へ!! 〔終〕


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次でこの小説は完結致します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.32 )
日時: 2014/12/30 10:12
名前: ハヤヒナ


 最終話 幸せな未来へ・・・・・・・・!!



   幼き頃、ハヤテとヒナギクは出会った。



   そして、出会った二人はお互いに『恋』した。



   そんな二人は、ある『約束』をした。



   それは、将来。『結婚』する事だった。




   それから、ハヤテが引っ越す事となり、二人はお別れをした。






   そして、十年の時を経て、二人は再会した。『仮』の再会である。



   何故なら二人とも、出会っていた頃を忘れていたからであった。



   でも、数ヶ月以上経って、ハヤテとヒナギクは思い出した。



   そして、『恋人』になった。



   それから一年以上経って、白皇学院を卒業した。



   そして、幼き頃の『約束』、『結婚』したのであった。



  ハヤテとヒナギク、 幸せな未来が待つのであった。






疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 〔完〕


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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 ( No.33 )
日時: 2014/12/30 10:14
名前: ハヤヒナ

疾風と雛菊、幼き想い想う記憶、遂に完結いたしました。
新年過ぎてから始める新しい小説の方も、応援宜しくお願いいたします。
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