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ぶっちゃけありえない展開(一話完結)
日時: 2014/04/29 11:46
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

過去作です
三年以上前の奴なので、わりと地の文しっかりしてると思います
文章は書けば書くほど上達するらしいけど私の場合は退化したね
それではどうぞ
この話ではアリス(ちびアテネ)の正体がアテネということをムラサキヤカタの住人は知っています。



ムラサキノヤカタ
ここはいつも平和な日々が送られている。
しかし、その平和な日常は今日壊された。
一人の女がこのアパートの住人であるアリス(チビアテネ)に剣で斬りつけたのだ。
その女の名は仙千夜空
どうやら誰かの依頼でアリスを殺害しようとしたのだ。
冷徹で無慈悲な行為にこのアパートの主のナギはキレた。

「きさま…よくも!」
ナギはアリスの正体がかつてハヤテの恋人でファーストキスの相手だったことを知っても嫉妬して追い出すような愚行はしなかった。
最初聞いたときはショックだったし、そのあとも複雑な気持ちになりはしたものの
今は同じアパートの住人で仲間だと思っているし、家族同然のように思っているのだ。
それはアリスの記憶が戻り元の体に戻り、たとえムラサキノヤカタで暮らした日々を忘れてしまったとしても、その気持ちは変わらない。
そう、記憶がなくなっても絆は消えないのだから
だからこそナギは夜空の事が許せない
自分の家族…大切な者を傷つけた夜空を怒りと憎しみの篭った目で夜空を睨む

「おい!大丈夫か!傷は?」

斬られた腕を手で抑えてつらそうにしているアリスを心配して駆け寄ったのは同じくムラサキノヤカタの住人。春風千桜

「ええ…心配ありません。かすり傷ですわ」

千桜はハンカチを取り出しアリスの腕の止血をした。
さいわいアリスは幼女のわりには高い反射神経と勘の良さのおかげで急所はまねがれたようだ。
その様子を見ていた夜空が

「ちっ!浅かったか…」

何の罪悪感もなく小さい女の子を剣で斬りつけていながら
舌打ちをし、炎すら一瞬で凍りそうな冷たい目でアリスを見ている夜空








プチン

「「「プチン?」」」

「うわああーーーー!!!」

声がする方を見てみるとそこには誰も見た事がない怒りの形相をしたハヤテの姿があった。
そうかつて永遠を誓い合った女の子を傷つけられて、この男が
綾崎ハヤテが怒らずにいられるわけがない。
怒らないのだったらそれはハヤテの偽者だ!
見る見るうちにハヤテの筋肉が膨れ上がり水色の髪は一瞬で金髪に変わり髪は逆立ち 
女顔だった顔は強面になり、どんどん目は鋭くなり体中からは金色のオーラが出ている。
そう日本中、いや世界中でも多くの人が知っているあのスーパーサ○ヤ人のようだった。

「ハ、ハヤテ…」

味方のはずのナギさえも少しおびえた感じに言葉をつぶやく
それだけハヤテの怒りがすさまじいのだろう

「オレは怒ったぞー!法仙夜空――!!」

普段の丁寧語はすっかりなくなり、かなり怒気のこもった声で夜空に激しい怒りをぶつけるハヤテ

「な、なによ…この異常な気の圧力は…やばいってもんじゃないわ!」

ハヤテの怒りと憎しみを目の前にした夜空は完全に怯んでしまった。
ナギと千桜はあまりの展開に呆然としている









「ねあああーー!」

ボウ

「「「え?」」」

「おまえ〜よくもーアテネをーー!!」

そこにいたのはアテネの執事のマキナであった。
ハヤテに匹敵するほどの怒りを見せ殺気バリバリの雰囲気を出している。
こっちもハヤテ同様スーパーサ○ヤ人だ
後ろの背景に大蛇が浮かび上がっていた。
ミドガルズオルムやヨルムンガンドのような強烈さを感じる。

「ちょっ…あんたまで…」

夜空はあまりの状況の悪さに怯え無意識に後ずさりしていた。







「はああーー!!」

ゴオオー

「こ、今度はなにぃ!」

そこにはピンクの髪の少女ではなくハヤテ、マキナ動揺スーパーサ○ヤ人状態になった金髪のヒナギクがいた。

「ちょっと!いい加減にしてよ!」

ハヤテ、マキナだけでもどうしようもないのにさらにもう一人同じくらいの力の持ち主が現れ夜空はもう泣きたくなってきた。
アリスの正体がアテネと知っているヒナギクは目の前でその友達が傷つけられ心優しいヒナギクが当然怒らずにはいられなかった。
そして

「仲間だと…仲間だと思っていたのに!」

「ちょっと!いったい何の事よ!」

ヒナギクの視線は夜空の胸に集中している。
ヒナギクは密かにペッタンコ同盟というものを結成していた。
そのメンバーはヒナギク本人、花菱美希(ヒナギクが勝手に)、法仙夜空(こちらも同様)である。
ヒナギクと同年代で胸がペッタンコな人が同盟に入られる。
もちろん夜空も美希も同盟に入らされていることを知らない。
ヒナギクが勝手に心の中で思っているだけだから
ナギは3歳年下なので除外だそうだ。
ヒナギクは勝手に自分と同じぐらいの年齢で胸がない人には悪い人がいないのだ!と思っており
その心の友がこんな悪行をおこなったことに裏切られた気分になったのだ。

「ちょ、もうこんなのムリ…さっさとにげ……」

「逃がしませんよ」

「えっ!」

ムラサキノヤカタから聞こえた野太い声
その奥から何者かが近寄ってきている

コツコツコツ

そこから出てきたのは斜め下に伸びた金髪の長髪の悪人面の外国人?だった。

「だ、だれっ!!」

夜空は青ざめた顔で震えながら謎の外国人?に言った。
自分の調べではこんな人いなかったはずだ!
そう思った夜空はこの状況で現れた得体の知れない何者かに恐怖を感じずにはいられなかった。
その様子を見ていたナギが、一瞬はっとした顔をし

「もしかして…マリアか…」

「いきなり3かよ!」

「そうだった!この中で一番怒ったら怖いのはマリアだった!」

ナギと千桜が驚き騒いでいるのをマリアは気に留めず、夜空に近づいていく

「法仙夜空さん♪オイタがすぎたようですわね〜みんなと仲良くできない子は
 おしおきですよ〜〜〜〜〜〜〜〜ごら”−−−−−−!!!!」

法仙夜空はあまりの恐怖の前に声はおろか指一本すらうごかせずにいた。逃げようにも逃げられない…
正面にはマリア
左側にはハヤテ
右側にはヒナギク
後ろにはマキナ
まさにいま夜空は四面楚歌!さらにわかりやすく言うと絶体絶命!

(私の人生もう詰んだ…)

そう悟った夜空が最後に視界に入ったのは自分に向かって振り下ろされる黄金に輝くマリアさんのほうきだった。




あとがき
念のためもう一度いっておきます
これは三年以上前かかれたものです
なので当然矛盾している部分があります
他のをあげようと思いましたが、長くて携帯から張り付けるのがめんどくさかったからです
古い作品なのでひなゆめデータ消滅事件をまねがれているかもしれません
ひなゆめ内に残ってるかも
それではまた
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Re: ぶっちゃけありえない展開(一話完結) ( No.1 )
日時: 2014/04/29 18:40
名前: masa

どうもmasaです。


成程、皆がああやって怒るのは当然か。確か、「強い怒りをきっかけに覚醒する」でしたね、スーパーは。

ハヤテとマキナは当然として、ヒナギクは「理不尽そのもの」な気が。
だって、勝手に結成して、勝手にメンバーに入れて、勝手に味方だと思っていただけですからね。理由を知ったら「ふざけんじゃないわよ。そんなの勝手過ぎよ」と言われ、他のメンバーも「確かにその通りだ」って言われるでしょうね。

で、マリアさんはいきなり3ですか。自分としてはゴッドか4になってもおかしくない気が。
いや、ゴッドはともかく、4は無理か。確か、「純粋なサ○ヤ人が大猿状態で理性を失わない」と言う条件だったはずですから。

まあ、夜空には少しだけ同情ですよね。確か「軽い興奮状態になる」でしたね、鍛えたのらともかく。
多分ですが、死にましたね、夜空は。




では。

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ぶっちゃけありえない展開(一話完結) ( No.2 )
日時: 2014/04/29 21:49
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

感想ありがとうmasaさん
このお話は題名どおり原作ではぶっちゃけありえない展開になるように書いてあります
だからヒナギクも原作ではありえない思考してます
もちろん仲のいいアテネを傷つけられたことに対しての怒りはありますが
普段のハヤテならともかく今のハヤテは夜空を殺すかフルボコにしたいくらいブチ切れているので夜空の弁護はしないというか聞く耳すらもたないです
3にしたのはGT見たことない人にもピンと気安くするためと悪人面のためです
ゴッドは新しい映画版ですよね。一番上とあとがきにも書いてますが、この作品は『三年前の作品』なのでそのころはまだゴッドでていないのですよ
では
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