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アルカイザーハヤテ(サガフロンティアクロス)更新停止
日時: 2012/05/30 21:03
名前: 氷結アイスブリザード

ハヤテのごとくとサガフロンティアのクロス作品です
物語はハヤテよりなのでサガフロ知らなくても大丈夫です
あと私のSSに珍しくオリキャラでます(少しだけですが)ハヤテは両親と縁を切ってます
この話にはハヤテの妹がいます
鈴音さん死んでませんしかも少女の姿です
戦闘書くの苦手ですができるだけがんばります
あと第一話のハヤテは14才の設定です



第一話「ブラッククロス」



田舎に続く道路を一台の車が走る
乗っているのは綾崎ハヤテとその兄、綾崎イクサである
彼らは祖母の家に向かっていた

「わたしたちの両親がブラッククロスの幹部と取引している証拠だ。これを警視庁へ持っていけば両親の悪事もそれで終わる」

「イクサ兄さんあの人たちはまだそんなことを…いったい何をしようと?

「ああ、あいつらはおまえを売ろうとしたのさ、人体実験のモルモットとしてな」

「ちょっ、なんでぼくが人体実験されなけばいけないんだ!もうあいつらとは縁を切ったんだよイクサ兄さん!」

大声をあげてハヤテは驚く
それも無理はない。ブラッククロスがなんなのか名前すら聞いたことがないハヤテだが、なんで売られなけばいけないんだ

「ああ、それはもちろんわたしも知っている。ヤクザとかマフィアとかならもう取引しないだろう
 だが、ブラッククロスは違ったあの両親はおまえの強靭な肉体の事を奴らに話し、奴らはそれに興味を抱いた」

「なんて親だ…」

アテネの件などでとっくの昔に見損なっていたハヤテだが、イクサの話を聞いてますます両親のクズぷりに呆れた

「ああ、ほんとに最低だな…だが、あんなんでもいちおうは両親だ。これ以上あいつらに悪事を重ねさせたくない」

「でも兄さんなんで警視庁に行かないでこんなとこ来てるの?たしかおばあちゃんの実家の近くだよね。それにレンタカーなんて借りてほんと大丈夫なの」

「奴らがおまえを狙っているからな。おまえを匿ってくれる安心できる人に預ける必要があったからだ
 レンタカーについては一刻も早く避難させるためだ。レンタル料金については気にするな!おまえの身の安全のためだ安いもんだーははは…」

乾いた笑いをするイクサ。相当無理してお金を使ったようだ
高いスペックを持つイクサもお金だけはそうもいかないのだ

そのとき激しい轟音が鳴り響いた
ロボットのような物体が車に急降下してきたのだ




「う……」

気がつくとハヤテは道路に横たわっていた
車がどこかに衝突した後、わずかな時間気を失っていたらしい

「イクサ兄さん!」

姿の見えない兄の名を呼び、周囲を見回すがイクサは姿は見あたらない

(車の運転中だったイクサ兄さんはほぼ無防備だった…それにぼくが一緒に乗っていたからハンドルを手放すわけにはいかず兄さんはあいつに…)

「くそっ、ブラッククロスのやつらめ…」

ハヤテは携帯で警察に電話しようとするが携帯は故障していた
ここにいても連絡もとれないためハヤテは鈴音の家に向かった



着いた懐かしの鈴音の家

「うわああああああーーーー!!!!」

だがそこは見る影もなかった
家は炎の海に呑まれ激しく燃えている
窓もドアもすべて炎に包まれいた
もう出ることも入ることさえできないだろう
悲しみと絶望でハヤテは叫んだ

「キサマ綾崎イクサの弟だな」

目の前に2mを越す大男が現れた
その周りには怪しい戦闘服を着た奴らがいた。ハヤテの声に聞きつけてきたのだろう

「死ね。祖母と妹の後をおわせてやる」

大男はハヤテに死の宣告を言う
ハヤテはその言葉で我を失い殴りかかる

「よくも!!おばあちゃんを!!玲奈を!!」

ハヤテの怒りの拳は大男に命中したが、全く効いてなかった
大男は両腕に装備している巨大な爪で斬りかかる

「うあっ!」

ハヤテは慌ててよけたが間に合わず左腕を深く斬りつけられた

「ほう…なかなか素早いな。なら、これはどうだ」

そのとき大男の両腕がはずれ、そして飛来する
奴の攻撃技『クロービット』だ
360゚からハヤテを切り刻む
奴はもただの人間ではない。肉体は改造され強化されている。さっきのハヤテの攻撃効かなったのもそのせいだ

「くっ……うっ…」

クロービットにより徐々に傷つけれ、ついにハヤテは血まみれになって倒れてしまった
大男は自らとどめを刺そうとクロービットを戻し、その鮮血に染まった巨大な爪を振り下ろした


「シャイニングキック!」

何者かが大男の懐に飛び込み、蹴り飛ばした
さっきまで平然としていた大男から始めて苦痛の声が漏れた

「ぐぅ……!?」

死に損ないの小僧に振り下ろされた巨大な爪は漆黒の何者かによって阻止された

「おそかったか」

「貴様…何者だ!?」

一人の少年の命を奪おうとする凶悪な大男の前に全身漆黒の鎧におおわれ、赤いマントを身につけた男が立ちふさがった
頭部には仮面が装着されていて顔はわからない
いまもなお激しく燃える家屋がその仮面を照らしていた

「ショウザー私が相手だ!」

「ふざけやがってー!先に始末してやる!!」

大男の名はショウザーという名前らしい
ショウザーは突如現れた謎の男に明確な怒りと憎しみを抱き、殺気を放つ
そして、その巨大な鋼鉄の両腕の爪で切り刻むため突撃する
巨体とは思えないスピードでだ
ほぼ一瞬で距離を詰めるとその鋭利な爪を振りまわす
漆黒の男はそれをかわした
鋼鉄の爪はマントを少し切り裂いただけだ
かわすと同時に漆黒の男は手から青く輝く刃を出しショウザーの腹を斬りつけた

「がぁ…キサマ!!」

苦痛と怒りで顔を歪ませながら爪を横に大振りする
だが、漆黒の男はショウザーよりスピードが上だ。当然そんな力任せの攻撃はかすりもせずそのままカウンターで殴りつけた

「ブライトナックル!」

拳が打ち込まれると同時に閃光がまきおこる

「ぬうう…おのれー!これでもくらえー!!」

ショウザーはハヤテの時同様巨大な鋼鉄の爪のついた両腕がはずれ、その両腕が空中を自在に飛び回り漆黒の男を狙う
クロービットだ

「厄介な攻撃だ。だが」

男はその場に留まらずショウザーに接近した
クロービットは男を狙うが俊敏な動きでそれを避ける
回避できなかったものはさきほどと同じ青く輝く刃を出現させはじいた
ショウザーは慌て距離をとろうとするが間に合わず回避も防御もできぬまま技を腹にかけられる

「スパークリングロール!」

半回転しながら連続で打ち込まれる裏拳
左、右と半回転を一撃を与えるごとに交互にする
ショウザーもやられぱなしになるわけにもいかず戻した腕で再度振り下ろす
漆黒の男をそれを回避するとショウザーは飛び上がり空に舞い逃走した

「アルブラスター!」

複数のエネルギー弾を生み出し放つがすでに距離がひらいており放った内の2〜3発は命中したがショウザーは墜落せずそのまま飛行し逃げていた

「逃がしたか」

漆黒の男はつぶやいた
あれだけ攻撃受けて気を失わないショウザー
やはりもう普通ではない。そして人でありながら飛行
両腕だけでなく全身改造しているようだ
もう人間とはほど遠い。倒すとしたら全身をぶっとばすか脳を破壊するぐらいしないと倒せないかもしれない

すぐ後を追い、とどめをさしたいところだが、血を流し倒れているこの少年を放ってはいけない

「しっかりしろ!」

漆黒の男は血溜まり倒れているハヤテに駆け寄る
死んでいてもおかしくないほど出血量である
普通なら少なくとも意識不明の状態だ

「うう……」

「いかん、このままでは助からない」

ハヤテの体が光る
その直後さっきまで死にかけだったハヤテは立ち上がった

「おいしっかりしろ」

「助けていただいてありがとうございます。でもあなたは一体何者ですか?ぼくにもこんな格好着せてこんなときにコスプレですか?」

今のハヤテの姿は全身が黄金色の鎧に覆われて青いマントがついている
顔全体は仮面で隠れており額には一本の角が生えていた
ふざけているのかと少しいってやりたいハヤテだが目の前にいるこの男のおかげで自分は助かったのだからわけを聞いてみた

「自己紹介をしよう私はサントアリオのヒーロー協会のアルカールだ」

「いいか君の命を救うにはこれしか方法がなかった」

「君をヒーローにするしかなかったのだ」

(そういえばさっきまで間違いなくぼくは死にかけていたのに今はなんとも)

血を流し倒れていたハヤテは体が光ったあと今の格好に変えられたがケガは治っていた

「君にその資格があるかどうか細かく調べる余裕がなかった」

「だが今日から君はヒーロー『アルカイザー』だ」

「ぼ、ぼくがヒーローですか」

信じらんないと顔をするハヤテ
それに自分なんかよりイクサ兄さんの方がヒーローにぴったりだと思うのだ

「ヒーローになってしまったからにはヒーローの掟に従わなければならない」

「掟ですか」

「ヒーローにふさわしくないと判断されれば消去される」

「消去!?」

ハヤテは驚く。相手が冗談を言ってないことが雰囲気でわかったからだ

「一般人に正体を知られた場合は全ての記憶を消去される」

「ヒーローは強いんですか!?ぼくを強くしてくれたんですか!?」

「ヒーローは正義のために力を使わなければならん」

「兄さんたちの敵をとってやる!!」

家族を失ったばかりのハヤテは怒りや憎しみを抑えず感情をむき出しにして言う

「復讐心はいかん!正義の戦い以外に力を使えば君は消去されるぞ」

「どのみち死んでいたんでしょう。ブラッククロスだけは絶対許せない!」





あとがき
サガフロンティアのレッド編をクロスさせました
アセルス編やブルー編にしようとも思ったけど妖魔とか魔術とか説明しないといけなくなるし
レッド編が一番ハヤテにクロスしやすかっので
ヒナギクたちももちろん出ます。それに原作ですっかり出番なくなったキャラ出ます
あとゲームでクロービットをレイブレード(青い刃みたいなやつ)でふせぐことはできません
それは二次小説てことで








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アルカイザーハヤテ(クロス) ( No.1 )
日時: 2012/05/31 18:28
名前: 氷結アイスブリザード

最近投稿した後エラーがよく出るんですよ…アーたん病だけでなくこの長編でも…まだ半年も使ってない携帯がおかしくなるわけないし一体…

あと前回の話書き忘れありました
あの漆黒の男はアルカールというヒーローです
一話は夜に修正します



第2話「怨敵との再会」



「綾崎、お嬢様が呼んでいるすぐに部屋に向かうのだ」

「はいわかりましたクラウスさん」

「おそらくマンガかゲームに関係した用事だろう気楽にな」

「ええ、ぼくもそう思います」

ハヤテはそういうとお嬢様がいる部屋に向かった

ここは練馬区のとあるお屋敷
ぼくは兄さんの知り合いだったクラウスさんという人に拾われて三千院家の執事として働き始めた
なんでもクラウスさんの前の主だった三千院紫子さんが困っているところをイクサ兄さんが助けたことがあるそうです
その弟であるぼくのことを知り、この屋敷に引き取ってくれたんです
クラウスさんは三千院家の執事長でぼくは見習いだ
クラウスさんはブラッククロスを倒すため修行しているぼくを手伝ってくれたり、技を教えてくれたりしてくれてほんといくら感謝しても足りない
その恩人であるクラウスさんが最初の日に言った約束は一つ
どんな時でも仕事を最優先にすること
ブラッククロスをことを調べたり倒そうとするのはいいが執事として主である三千院ナギの用事とか命令を第一にすることだ
ぼくはその約束を受け入れた。もし、あのあと一人でいたら、ぼくはそのうち暗殺されていただろう。みんなの敵も討てず
だが、さすがのブラッククロスも三千院家相手では暗殺しずらい
おかげで力をつける前にやられる心配はなくなったのだ

あの二年の前の日のことは一瞬たりとも忘れたことはない…


「ハヤテくん」

「あっマリアさん」

ハヤテが廊下を歩いているとこの屋敷でハヤテ同様働いているメイドのマリアに声をかけられた

「ナギに呼ばれたのですか?」

「はいそんなんですよ。なんか用があるみたいで」

「もうナギたら用事があるなら自分から行けばいいのに。ごめんなさいねハヤテくん」

「いえいえこれも仕事ですから」

「あっ、そうだ。このあと一緒にティータイムにしませんか?いい茶葉が手にはいたんですよ」

「ほんとですか。じゃあ、お嬢様の用事が済みしだいすぐいきます」

「ええ、おまちしてますわ」

ぼくとマリアさんは年も近いこともあってすぐ仲良くなった
よく一緒にティータイムをし談笑する
たまにマリアさんの顔が赤くなるのが気になるけど熱を計ろうとおでこを触ったらますます赤くなるから不思議だ
お茶の時クラウスさんを誘って連れてきた時もあったんですけどなんだかテンション下がってましたし
お嬢様が途中に乱入したときは少し不機嫌になるし疲れているのかな

小声でつぶやいていた「せっかく2人っきりだったのに」とは一体どういう意味なんでしょう?



「お嬢様入りますよ」

「おお、来たかハヤテ」

ハヤテが部屋に入るとそこには一心不乱でマリオカートしているナギがいた

「何かご用ですか?」

「ああ、今日クロノトリガーの発売日だったの忘れていたんだ。今すぐ秋葉に行って買ってきて欲しいのだ」

「ええー!なんで秋葉にまで行って買わないといけないのですか!近くにいくらでも売っている店あるのに」

「う〜んなんとなく」

「なんとなくですか…」

「うるさい!うるさい!と、とにかく今すぐ買ってこい!買ってこなければ明日絶対学校にいかん!!」

「わ、わかりましたそれでは行ってきます」

そうなってしまってはクラウスに怒られてしまうのでハヤテは慌てて返事を返した

「おお、気をつけていけよ。最近なんかあっちこっち不穏な動きがあるからな」

最初のころぼくはナギお嬢様にあまり好かれていなかった
ナギお嬢様の人見知りや疑い深い性格もだけど

「こんな女顔で気弱そうな奴で大丈夫か」と頼りなく見られていたからだ
まあそれは一緒に暮らしていくうち少しずつなくなり今は普通の執事と主の関係だ



秋葉原

「さてとお嬢様が行っていたゲームは買ったし帰るか」

ハヤテが店を出て駅に向かう途中通りかかったパチンコ屋で店内に見覚えある姿が見えた

(あれはブラッククロスの戦闘員!)

そうあの二年前鈴音の家をやられたときショウザーの周りにいた戦闘服の奴らだ
もっともあの時の奴らは紫色の戦闘服で今パチンコしている奴らは青色の戦闘服だが

「よし!いってみよう」

ハヤテはパチンコ屋に入った

「ブラッククロスの戦闘員がなにをしているんだ」

「キー」

「うるさいといっています」

それだけいうと再びパチンコ打つブラッククロスの戦闘員
店の店員がなぜか通訳してくれた
少し離れたところに並んでパチンコしている奴らがいるのでそっちにも話しかける

「ブラッククロスもパチンコするのか」
「そんなに真剣にやるなよ」
「おい綾崎イクサの弟だぞ」

完全無視だ
「キー」という返事すら返さない

ハヤテは普通に言っても効果ないと思っいカマをかけてみた

「あっショウザーだ」

その言葉に戦闘員たちは反応し慌てて裏口から出て行った
ハヤテはこっそりそのあとをつけてみる


戦闘員たちはどんどん裏路地の奥の方へと向かっていく
そして少し開けた場所につくと

「バカどもが!パチンコしにきたわけではないぞ」

あの憎むべき相手ショウザーがいた
怒りを抑え、ハヤテは状況を観察する

(ブラッククロスが秋葉原に観光か?)

ハヤテはアルカイザーに変身した
ハヤテは一瞬で黄金色の鎧を全身を覆い青いマントをつけ、角が一本生えた仮面姿に変わった
はたから見たらコスプレそのものだが
間違いなくハヤテは変身後戦闘力が大幅に上がっているのだ

「ショウザーおまえがここにいるとはな」

「だれだキサマは!」

「正義の使者、アルカイザー!ブラッククロスの悪党共覚悟しろ」

「キサマのようなイカれたやつにかまっているほどヒマではない」

たしかに今時そんな格好して現れたら、誰でもただの変人に思うかもしれない

「しまつしろ!」

「キー」
「キー」
「キー」

ショウザーの周りにいた青い戦闘服の戦闘員たちがハヤテに襲いかかってきた
油断なく相手を迎撃するハヤテだが
そいつらはてんで弱かった
キックやフェイントをかましてくるが技を使うまでもなくパンチやレイブレードで斬りつけるだけで一撃で倒せた
これならたとえ変身してなくても楽に倒せそうだ

「ええい!情けない奴らめ!」

ショウザーが立ち去ったあと一番奥にいる緑色の虫型の怪人がこいつらのリーダーなのか残った二人の戦闘員に命令し襲いかかってきた

「シャー」

糸を吐き束縛しようとする
それをかわしアル・ブラスターを放つ

「グギャ!」

紫色の血を吹き出し、悲鳴をあげるが戦闘員たちと違ってタフなようだ

「キー」

一人の戦闘員が後ろから飛びかかり蹴りをかますが

「ブライトナックル!」

顔面に拳をぶち込み閃光がまきおこる

「うおらー」

虫型怪人がその頭部の尖った角で攻撃する少し肩に当たったがたいしたダメージはない
変身している間は普段より防御力も上がっているのだ

「シャイニングキック!」

蹴り飛ばされた怪人は壁に強く打たれ苦しそうだ

「ブ、ブラッククロスさま……お力を…」

そのとき周りの空間が一変する
周りは漆黒の闇に包まれ地面には不気味な巨大な目がぼんやりと浮かび上がった
「なんだこれは」

「ここは不思議空間トワイライトゾーン怪人たちの能力はここでは三倍になるのだ」

「なんだと」

「キイ」

「くっ」

最後の一人の戦闘員に殴りつけられた
とっさにガードはしたがたしかにさきと比べてスピードもパワーも上がっていた

「スパイダーネット」

最初の時同様糸を吐く怪人
アルカイザーはそれかわす

「さきにこいつを倒す!アル・ブラスター」

「キイー!」

いくら戦闘力が上がろうと元々たいした力を持っていなかった戦闘員

基礎能力が上がろうが単調な攻撃パターンだし、たいしたことなかった
たがあの虫怪人はそうもいかない

「どて腹に穴空けてやんぜ」

「うわっ」

かろうじて避けたが後ろのコンクリートの壁が粉々になった

「あれをまともにくらうとまずい」

「アル・ブラスター」

左側から狙い打つ

「甘い」

怪人は大きく右に避けるが

「よんでましたよ」

すでにアルカイザーは右後ろに回り込みレイブレードで突き刺した

「げぎゃあああー!」

怪人を倒すとさっきの不気味な空間は消え元の寂れた裏路地に戻った
周り見回すがもうショウザーのとっくの昔にいないだろう
そのとき携帯なる

「ハヤテ!なにをしているのだ!早く帰ってこい!私のゲー魂がうずいて仕方ないのだ!」

プツプープー

ナギからの電話だったが言いたいことだけ言って切れた

「人がくる前にさっさとここを離れよう」

「ショウザー次は逃さん!!」

このあとハヤテはナギに「遅い」と怒鳴られマリアはすねっていてクラウスはやれやれとため息をしてた
次回は白皇学院です

あとがき
このハヤテは潮見高校行ったことありません白皇に一年から行ってます
ナギは原作のような出会いをハヤテとしてないため恋愛感情ありません。信頼はしてますが
他のアルカイザーの技何があったか忘れちゃいました(オイ)アル・フェニクスは覚えてますが他のが
このゲーム買ったの三年前ですし
サガフロは1997のソフトだけど2006年にアルティメットヒッツでFFやドラクエと一緒に復刻したゲームです
虫の怪人はゲームで二回ぐらいしかセリフないのであとは私が
あとカジノないのでパチンコ屋にしました

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アルカイザーハヤテ ( No.2 )
日時: 2012/11/06 12:48
名前: 氷結アイスブリザード

こんにちは氷結アイスブリザードです
予定では『アーたん病』の番外編や『救いたい過去』の番外編、『銀髪のヒナギク』の番外編を書くつもりでしたがキャッシュがなくなっていてできませんでした
文章が短い長い、作品が古い新しい関係なく、消えるのは運みたいです。わりと番外編書くつもりがない、もういいやという作品は生きていて複雑です
まあどれもバックアップはとっているのですが、せっかく感想くれたありがたい人達のコメントや参照数引き継ぎはできないのが残念で仕方ありません
あと時間が…私の家パソコン壊れているので昨日やっと両親と一緒に姉者の新築祝いに行き、わずかな時間パソコンを使わせてもらいローカル保存してアップデートしようとするまえに消えていたということです
それで消えてなかった『アルカイザーハヤテ』と『マリアの規制事実大作戦』をアップデードしました
もっと早く姉者の家に行きパソコンいじっていれば『アーたん病』などをアップデートできたかもと思うと悔しいです
まあお互いの時間の都合や家からの距離(2県)考えると仕方ないのですが
ひとまず『アルカイザーハヤテ』の長編の連載と『マリアの規制事実大作戦』の番外編を書くことにしました
ぼちぼちやっていこうと思います。携帯の無料通話量がなくならない程度に
まあとりあえずは『アーたん病』などの番外編は完全に準備ができ、時間が、ようするに暇ができてからですね

それでは本編どうぞ


第三話「桂ヒナギク」

裏路地でのブラッククロスの戦闘員との戦闘から3日。ハヤテは白皇学院に来ていた
まあ学生だから高校に行くのは当然のことだが、だがハヤテの主である三千院ナギは

「フン、くだらん…なぜわざわざ勉強するため学校など行かなければならないのだ
そんな無駄な時間を過ごすくらいなら家でゲームをした方が何百倍も有意義ではないか
そもそも私は学校行かなくても成績いいし、全くもって学校など無意味だ」

といって今日もヒッキーだ

(お嬢様…どうすれば学校来てくれるんだろう…)

ある意味東大に合格するより難しい難題に苦悩するハヤテ
そんな思い悩んでいるハヤテに声をかける者がいた

「おっはよ〜ハヤテくんどうしたの?朝からそんな難しそうな顔をして」

桂ヒナギク。この学園の生徒会長
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道のスーパー美少女だ

「あっ、ヒナギクさん」

そんな人物に声をかけられたにもかかわらずハヤテは弱々しい返事を返すハヤテ

「どうしたの?そんな疲れた顔をして、また戦闘訓練?」

ハヤテは普段兄たちの敵を討つため日々過酷な修行している
そのことをヒナギクは知っている。それはヒナギクもまた両親をブラッククロスに殺された過去があるからだ
そして自分を逃がすため雪路が犠牲になって、ひとりぼっちになったヒナギクを引き取ったのは桂家の人々だった
雪路の小学時代の先生である桂がヒナギクを引き取ってくれたのだ
ハヤテとヒナギクそんな似たような人生を経験したこともあり、すぐ友達になれた

「いいえ、ただどうしたらお嬢様が学校に来てくれるのか途方にくれていただけです」

「そうあの子にも困ったものね…」

ヒナギクは呆れながらため息を吐いた

「はい。それとヒナギクさん三日前奴らを見ました」

「!!?やつら…やつらってブラッククロスね!!どこよ!?どこにいるのよ!!?」

ハヤテの喉元を掴み激しく揺さぶる
さっきまでの凛とした雰囲気だったヒナギクがウソのように半狂乱になり取り乱している
その目には怒りと憎しみの炎が燃えていた

「お、落ち着いてくださいヒナギクさん!冷静になってください!ちゃんと話しますから!」

せき込みながらハヤテはヒナギクを落ち着かせ、引き剥がした

「あっ…ご、ごめんなさいハヤテくん…取り乱してしまって…」

「ごほっ、い、いえ…気持ちは痛いほどわかりますから」

「で、でも!なんですぐ言ってくれなかったの?そしたらすぐ調べにいけたのに」

「す、すいません…ですが、ここ最近瀬川さんたちがヒナギクさんの側にずーといたので言うタイミングが…」

「そう、まあいいわ。それでどこで見かけたの?」

ハヤテは三日前のことをヒナギクに話した
アルカイザーのことはもちろん隠して

「そうだったの…じゅあ最近白皇内の事件と関係あるかもしれないわね」

「えっ、どういうことですか?」

「最近白皇生徒が何人も行方不明になっているのよ。それなのに手がかり一つないのよ。それに一緒にいた執事も一緒に。こんなことができるのは」

「ブラッククロスでしょうね」

場の空気が陰悪になり二人の表情は普段と比べものにならないほど険しくただならぬオーラを発していた
家族を殺された憎悪が月日がどれだけ過ぎても二人の心から薄れることはなかった
普段は表に出さないが腸が煮えきるくらいだ
大事な家族を奪ったブラッククロスをハヤテとヒナギクは憎い

「おーいヒナ」

そんな空気をぶっ壊すのん気な声が聞こえてきた

「じゃあ、ヒナギクさんぼく先に教室に行ってますね」

「うんわかったわハヤテくん」

ハヤテがその場から離れた直後、先ほど声をかけていた花菱美希が現れた

「さっき話していたのは三千院家の執事くんだろ。なに話していたんだ?もしかして告白されたとか」

ニヤニヤしながらイタズラめいた顔で言う美希
からかう気満々だ

「ちょ!?なんでハヤテくんが私に!!こ、こ、告白すると思ってんのよ!!」

顔を赤くし、あたふたするヒナギク

「ふぅ〜ん…ヒナが男子を下の名前で呼ぶなんて珍しいな。やっぱり〜」

「なっ!?そ、そんなんじゃないてば!!」

結局ヒナギクは美希に弄られ、ツンデレ発言するのであった



その後、学校が終わり屋敷に戻ったハヤテはナギに同人誌買ってこいと言われお使いに
ハヤテはチャンスだと思い、買い物ついでに三日前行った秋葉原来ていた
そしてそこで聞き込みしていたがなかなか情報得られなかった

「はあ…だめだ…なかなか役にたつ情報が手に入らない…くそっ」

ハヤテは公園のベンチで愚痴をこぼしながら座っていると目にはいたのは公園の砂場にいる4人の子供
いちおう聞いておくかと近寄り話しかけた
そのときハヤテは思いもよらない言葉を聞くことになる



「ロイヤルガーデンの入口知りたくない?」

「?!!?!?」

その発言にハヤテ驚き、目をひんむいた
かつて永遠を誓い合い恋人だった天王州アテネと過ごしたあの場所
まさかこんな子供からそれを聞くことになるとは思いもよらなかった
そこにはどうしても会いたい、そして謝りたい存在天王州アテネがいるのだ
しかしどんなに会いたくても行けなかったロイヤルガーデン
その方法がわかるとは
それだけ幼女の発言はハヤテには衝撃的だった

「それを知りたいのはおれたちだ!」

そのとき緑色のタイツの戦闘服の5人が飛び降りて現れた
ハヤテにはそいつらの正体がわかった

「ブラッククロス!」




あとがき
ああー久しぶりだからで文がうまく書けない
いっそ文に気にせず書こうかな
銀髪のヒナギクの時のようにうまく文を書きたい
最近楽しんで文を書くことができないからかも
私のめんどくさがりな性格が
それではまた
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