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『ハル』の正体〔一話完結〕
日時: 2014/02/24 15:41
名前: ハヤヒナ

ヒナギク 「折角ハヤテ君と二人きりなのに吐いてないわ。」
ハヤテ 「いいではありませんかヒナギクさん。形はどうあれ二人きりなんですから。」
ヒナギク 「でも恋人同士になっての二人きりがバイトなんて・・・・・・。」
ハヤテ 「確かにそうかもしれませんが、お嬢様も西沢さんもいませんからラッキーですよ。」
ヒナギク 「そう……よね。二人きりになれたのよね。」
ハヤテ 「ええ。本格的なデートは次って事で。」




この会話から分かるように、ヒナギクはハヤテと念願の恋人同士となったのであった。
それは昨日に遡る。
ヒナギク 「ハヤテ君、この場所が何か覚えているかしら?」
ハヤテ 「ええ。ヒナギクさんと初めて出会った場所ですよね。」
ヒナギク 「覚えててくれたんだハヤテ君。」
ハヤテ 「当たり前ですよ。あの日は僕にとって運命でしたから。」
ヒナギク 「(え・・・・・運命って!?)あの時は助けてくれて有難うね。」
ハヤテ 「そんな事はないですよ。所で話って何ですか?」
ヒナギク 「そ、それはね。(勇気を出すのよヒナギク!ハヤテ君に告白よ!!)」
その時、ハヤテとヒナギクの周りに花吹雪が舞った。
ヒナギク 「じゃあ言うわね。」
ハヤテ 「は、はい。」
ヒナギク 「............ハヤテ君の事が好きです。私と付き合って下さい。」
すると、ハヤテはヒナギクを抱きしめた。
ヒナギク 「ハ、ハハ、ハヤテ君!?」
ハヤテ 「僕もヒナギクさんの事が好きです。」
ヒナギク 「え!!?それ本当なの?」
ハヤテ 「ええ。こんな僕で宜しかったら付き合いますよ。」
ヒナギク 「ハヤテ君......。」
ハヤテ 「ヒナギクさん......。」
再び花吹雪が舞い、ハヤテとヒナギクは抱き締め合い、顔を口を近づけ、キスをした。
ハヤテ 「これからも宜しくお願いしますねヒナギクさん。」
ヒナギク 「私こそ宜しくねハヤテ君。」




と昨日、このような事があり、ハヤテとヒナギクは付き合い始めたのであった、
ハヤテ 「それにしても暇ですね。」
ヒナギク 「それはそれでいいんじゃない。二人きりの時間が増えるから。」
ハヤテ 「それもそうですね。......それはそうと、もう少ししたらマスターが言っていたメイドさんが来ますよ。」
ヒナギク 「そうだったわね。確かナギの親戚の専属メイドをしてるのよね。」
ハヤテ 「ええ。確かハルさんって言ってましたよ。」
ヒナギク 「ハヤテ君は会った事あるの?」
ハヤテ 「ありますけど、初めて会った時、何故か僕の名前を知ってたんですよ。」
ヒナギク 「それは不思議ね。」
すると、ドアが開き、ドアベルが鳴った。
ハヤテ 「来たみたいですね。」
ヒナギク 「そうね。」
ハル 「すいません、咲夜さんのメイドをしているハルと言いますが、マスターはいますか?」
ハヤテ 「マスターは用があって出掛けていませんよ。」
ヒナギク 「でも頼まれた物を渡すように頼まれてるわ。」
ハル 「そうですか。それは............綾崎君に会長!!???」
「「え!!?」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
ハル 「如何して綾崎くんと会長が此処に?」
ハヤテ 「ハルさんでしたよね。僕の事は兎も角、如何してヒナギクさんの事を知っているんですか?」
ヒナギク 「それに何処かであった事がするわ。」
ハル 「そ、それはですね............」
すると、二人の少女が店の中に入って来た。
愛歌 「千桜さん、頼まれた物ありましたか?」
咲夜 「あったかいなハルさん。」
霞愛歌と愛沢咲夜であった。
ハヤテ 「咲夜さん!?」
ヒナギク 「愛歌さん、如何して此処に?」
咲夜 「借金執事に会長はん、おったんかいな。」
愛歌 「これはこれで面白い事になりましたね。」
ハヤテ 「あの〜今、ハルさんの事を千桜さんっていてましたが...。」
ヒナギク 「ハルさんってハル子なの?」
ハル 「それはですね............。」
愛歌 「千桜さん、この二人にはバラした方がいいかもしれませんよ。」
咲夜 「そうやな。この二人でしたら安心やでハルさん。」
ハル 「............そうかも知れませんね。」
ハヤテ 「それじゃあやっぱり、」
ヒナギク 「ハルさんって、ハル子なの?」
千桜 「その通りですよ。綾崎君に会長。」
ハルこと千桜は、ハヤテとヒナギクに秘密をばらした。




ハヤテ 「そうだったんですか。」
ヒナギク 「そうだったのね。」
千桜 「綾崎君に会長、この事は内緒にして頂きませんか。」
ハヤテ 「勿論ですよ。」
ヒナギク 「黙っててあげるわ。」
千桜 「有難う御座います。」
愛歌 「私も綾崎君と会長が恋人同士になって、付き合い始めた事を黙ってあげますよ。」
「「え!!???」」
ハヤテとヒナギクは驚いた。
愛歌 「昨日、会長が綾崎君に告白した所を見てましたから。」
ハヤテ 「見てたんですか愛歌さん。」
ヒナギク 「キスをしてる所も見てたの?」
愛歌 「ええ。見てましたよバッチリ。最初から最後まで。」
ハヤテ 「あの愛歌さん、僕達が付き合ってる事は、」
ヒナギク 「皆に黙っていてくれるかしら?ハル子と愛沢さんも。」
愛歌 「分かっていますわ。」
千桜 「黙っていてあげますわ。」
咲夜 「内緒にしてやるから安心しいな。」
ハヤテ 「有難う御座います。」
ヒナギク 「あ、有難うね。」
ハヤテとヒナギクが付き合ってる事が千桜、愛歌、咲夜にもばれたのであった。


次の日。
何故か、ハヤテとヒナギクが付き合っているる事がばれ、千桜がメイドをしている事も白皇中にばれたのであった。




〔終〕





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