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常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話【完結】
日時: 2014/01/04 17:08
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

昔ひなゆめで小説を書いていたのですが
仕事が忙しくエターになってしまいました
再開したいのですが勘を取り戻す為、パロディですが一つ書いてみる事にしました
リハビリなのでキャラクターの口調、設定、文章など可笑しい点がありますが
如何かよろしくお願いします






それからこの話は暴力的、反社会的的表現を含み
作中人物の死亡の描写が有ります







昨夜のカリフェルニア州サンペドロ、物語はここで終わる
サンペドロの港に寄港している船上で気だるそうに座った東宮康太郎はマッチに火を点ける
東宮の脇には穴が開いたドラム缶から流れた灯油が流れていた

東宮「お前も道連れだ・・・」

灯油に火が点いたマッチを落とす康太郎
灯油に火が点り、ドラム缶へと向かう
だがバケツに入った水を掛けられ火は直ぐに消される

東宮「・・・・・」

東宮は火を消した人物を見る、火を消した人物は階段を降り
東宮の前に立つ、彼は金のライターを持ちながら煙草に火を点ける

「やぁ東宮」
東宮「足の感覚が無いよ・・・帝」
「覚悟は?」

帝と呼ばれた男はライターをしまい銜えた煙草を手に持ち懐から拳銃を取り出す

東宮「今、何時だ?」

帝と呼ばれた男は左手に嵌めた金の腕時計を見る

「12時半」

帝と呼ばれた男は左手に拳銃を構え、東宮に向かい拳銃を撃つ
二度の銃声が鳴り響いた後、帝は流れていた灯油に火が点いた煙草を放った
火は灯油に引火して根元のドラム缶へと続く
帝は船から降りた、そして火はドラム缶へと引火し大爆発を起こした




―あとがき―

すこしずづ分割で投下します、まず話の触りの部分を
この話はとある映画のパロで今投下した分はほぼ映画のままですが
元作品を崩さない様に少し手を加えながら進めます
それから原作映画を知っている方はネタバレをしないで下さい
ご意見ご感想お待ちしております
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.1 )
日時: 2014/01/04 23:08
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

閲覧数が増えてて嬉しいですね、やはり原作が有ると結構進むのが早いです
では投下を始めます、次の投下は明日になります





物語の始まりは6週間前のニューヨーク
銃を積んだトラックのハイジャック、運転手は犯人達を見ずに声だけを聞いた
その声だけを手掛かりに5人の男が面通しに連れて来られた

―綾崎"ヴァーバル"ハヤテの証言―

ニューヨーク市警に連れられた僕は良く有る・・・何だっけ?
囚人が名前入りのプラカード持って写真撮るときの身長のラインが入ってるアレの前に並ばされたんだよ
何で僕が呼ばれたかは分からなかった、けど思い当たる事無いし全然怖くなかった
寧ろ僕がプロのハイジャッカーと共に並ぶのは野球少年がプロ球団の選手と並ぶみたいでワクワクしたね
僕ら5人は身長ライン入り背景の前に並ぶとバッと光を当てられた

東宮「眩し・・・」

別室の警官が指示を出す

警官『手順は知ってるな?番号を呼ばれたら前に出て紙の文句を言え、1番前に出ろ』

ギルバートが前に出て、紙に書いてあった台詞を言う

ギルバート「"鍵寄越せ、糞野郎"」
警官『2番前に出ろ』

柏木がギルバートから紙を受け取る

柏木「"キー寄越しやがれクソヤロー!!"」
警官『2番ふざけるな、3番前に出ろ』

柏木から紙を受け取るヒムロ

ヒムロ「・・・く・・・くくく・・・」
ギルバート「ププ・・・」
東宮「ふふふ」
柏木「くく・・・」
ヒムロ「Uma chave pode ser enviada」
警官『英語で言え』
ヒムロ「は?」
警官『英語だよ』
ヒムロ「さっきから日本語だろ・・・"鍵寄越せ、糞野郎"」
警官『一応アメリカの話だから英語喋ってるって設定なんだよ、4番前に出ろ』

東宮が紙をヒムロから渡される

東宮「"鍵寄越せ、糞野郎"」

下らない茶番だった
こういう連中を一緒にするのが間違いだった

ハヤテ「"鍵寄越せ、糞野郎"」

大間違いだ





―あとがき―

ハヤテ達の登場です、彼等の配役には結構気を使って
最初に書いてた時はギルバートの所にはワタル君がやってました
ヒムロさんの所にギルバート使えば良かったかなとも思っています
やはりワタル君がワルのポジションなのはちょっと・・・
区切りが良くする為に次回は長くなります、次回はヒナギクさんが顔見せ程度にでます
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.2 )
日時: 2014/01/05 17:23
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

閲覧数が増えるって居るのは良いですね
書いていた頃を思い出します、ですが明日から正月休みは終わって
また忙しくなるんですよね・・・更新速度も遅くなると思いますが
とりあえず遅くても2月中には完結させたいなと思います





手掛かりが無くなった警察は締め上げにかかった
"誰かが口を滑らすだろう"相手のミスを狙う下の下の策
そんな下策を用いる警察はスネに傷を持つ僕らの人権に気が回るほどの知性なんて無かった様だ

―柏木の尋問―

柏木は忍び込みのプロ

柏木「トラック?」
警官「積荷は銃だ、ファッコ」
柏木「ファッコ?ぶるぶるぶる、くくく」

良い奴だがクレイジー

警官「ヒムロから聞いたぞ」

―ヒムロの尋問―

警官「柏木から聞いたぞ」
ヒムロ「彼の出番が本編に殆ど無い話ですか?」

柏木とヒムロはチーム、腕が良くて頭も良かった

―ギルバートの尋問―

ギルバート「弁護士を呼びなサイ、そしたら貴方方直ぐに免職デス」

爆薬のプロ、ギルバート・ケント
開き直りでこの世を生きてる男

ギルバート「証拠が何処に有る?」
警官「事件の有った夜、現場のクイーンズにいたろ?」
ギルバート「住んでるからね、良く調べてから物は良いなサイ」
警官「また刑務所にぶち込まれたいのか」

―東宮の尋問―

ヒナギク「刑務所にぶち込んでやる」
東宮「容疑は」
ヒナギク「しらばくれないで」

警察の狙いの目玉は東宮だった
ご丁寧にもエリート捜査官が態々身柄を確保したらしい

東宮「思い違いだ、僕が何をした?
僕はこの顔と名前で街を堂々と歩いている只のビジネスマンだ」
ヒナギク「レストランビジネス?ふざけないでよ警察に捕まって何がビジネスよ
有名人にして二度と街を歩けない様にしてあげるわ」
東宮「もう一度言っておく、君等の思い違いだ、僕を告訴してみろ、泣きを見るぞ」
ヒナギク「っ!!」
東宮「トラックを探しなよ」

ヒナギクが東宮を殴る

警官「ちょ、捜査官不味いですって!!」

―ハヤテの尋問―

ハヤテ「僕何で呼ばれたの?」
警官「トラックのハイジャック容疑だ」
ハヤテ「左半身不随でそんな大事出来る訳無いでしょ?
僕は前科は詐欺でそんな荒事出来ないよ」
警官「銃を突きつけて脅す位出来るだろ・・・」
ハヤテ「脅した後に右手だけで運転出来ないだろ」
警官「・・・・・」

その後、僕は何か拘留部屋へ連れられた東宮が後から警官に連れられた

ヒムロ「友達に頼まれて5分間ヤク持ってただけ刑務所行き
事件起る度にこれじゃあ前科者はまた犯罪犯さなきゃ生けてけないぞ」
ギルバート「ヒムロ、落ち着いて、警察のハッタリデス」
ヒムロ「その通り、証拠無しだ、だけど前科有るだけで犯罪者扱いだ
こんな事許せるか」

東宮は着ているジャケットを脱いで羽織って椅子に座った

ギルバート「実際そうでしょ」
ヒムロ「・・・許せるかって・・・聞いてんです」
東宮「言いたい事は分かった、静かにしてくれ」
柏木「・・・お前死んだって聞いたぞ」
東宮「そうだ」
ギルバート「引退したとも聞いたぞ?」
柏木「引退?」
ギルバート「堅気になったと、歩とくっついてな」
柏木「誰?」
ギルバート「腕の良い刑事弁護士で東宮を養ってる」
柏木「マジで?」
ヒムロ「ヒュー」
東宮「一応これでも僕はビジネスマンだ」
柏木「東宮康太郎、お前が堅気になったなんて嘘だろ?
それともお前がトラックを?」
ヒムロ「よせよせお前は弁護士と話したか?」
東宮「この一件はヤバい」
柏木「何で?」
東宮「面通しを知ってるか?」
柏木「さっきやったよ、もう俺等常連だろ」
ヒムロ「そーそー呼ばれる度に金貰ったら今頃豪邸建ってるレベルですよ」
東宮「金貰って来る奴も居るぞ、街のホームレスとかな
今回みたいにワル5人呼んだりしない、第一声が証拠になる訳無い」
ヒムロ「身体検査をされましよ」
東宮「FBIがらみなんだよ、大量の銃が蒸発
溺れる者は藁をも掴むでここの馬鹿警官は僕等を挙げた」
ヒムロ「・・・ったく誰かがトラック盗んだせいで時間喰われたわー
一体誰がトラック盗んだよ」
東宮「知りたくもないね」
柏木「お前に言ったか?」
ギルバート「それよりそこの奴は?」

話を急に振られた

ハヤテ「あ、あぁ手足の事は気にしないで」
ギルバート「黙れ、誰だ?」
東宮「ヴァーバルだ、ヴァーバル・ハヤテ」
ギルバート「ヴァーバル?」
ハヤテ「本当にヴァーバル(おしゃべり)でね」
ギルバート「静かデスけど」
東宮「1,2回会ったな」
ハヤテ「群刑務所でね、詐欺で捕まって90日の執行猶予で出所した」
ギルバート「トラックを?」
柏木「もういい加減にしろ、カッカするのは止めて―」

柏木が部屋の外を伺う

柏木「理性有る大人らしく振舞おう、実はちょいとしたヤマが有る」
東宮「黙れ」
ギルバート「お前が黙れ」
柏木「心配すんな話してるだけだ、ギルバートとヒムロは話に乗った君等二人も如何だ?」
ハヤテ「話を伺いましょう」
柏木「集会の自由って言葉も有る」
東宮「黙ったら如何だ」
柏木「・・・」

柏木は黙って東宮の前に立つ

柏木「メンドくせぇ奴だな」
東宮「こっちの台詞だ、お前のヤマにもお前にも後他の連中も興味無い
言葉は悪いが地獄に落ちろ」
柏木「・・・お前にそんな事言われちゃオシマイだ、世も末だな」

東宮が顔を伏せる

柏木「ほっとこう」

これが発端、警察にでっちあげ容疑でしょっぱかれた5人

柏木「詳しい話は外で」
ヒムロ「分かった」

警察には分かってなかった、こいつらは筋金入りの曲者で
曲がっていても決して折れない事を、そして―





―あとがき―

ヒナギクさん登場回です、実は容疑者のワル達を捕まえに行くシーンが
面通しのシーンの前に有ってヒナギクさんポジの人が東宮君ポジの人を
捕まえに行くシーンで登場して、尋問には参加しなかったんですが
ワル達を捕まえるシーンはワル達は抵抗せず
淡々と捕まるので省いても良いかなと思ったのが一つ
そしてヒナギクさんは正義感が強い暴走キャラに設定したので捕まえるシーンで
胸糞悪くなる独善を振り回して書いていて気が滅入りそうだな、省くかと思ったのが一つ
でも出番が無くなるのは・・・と思ったので無理矢理入れました
因みに東宮がジャケットを脱いで羽織って椅子に座ったのは
原作の映画の再現です、原作映画知っている人にはクスリときて貰えれば幸いです
次回は一旦、現在に話は戻ります
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.3 )
日時: 2014/01/05 23:18
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

短めですが投下します




現在のカリフェルニア州サンペドロ
警察は昨日起こった港の船で起った爆発の後処理に明け暮れていた

「こりゃ酷いな・・・」

港から桟橋に並べられた死体を眺める顔を顰める男

警官「誰だアンタ?」
「FBIのリィン・レジオスターだ、何人だ」
警官「アメリカ人です」
リィン「・・・何人死んだ?」
警官「見つかってるだけで15人です、海中にまだ・・・」
リィン「生存者は?」
警官「2人で、1人は昏睡して病院へもう一人は障害者です
ここは立ち入り禁止にします、連絡は署の方へお願いします!」
リィン「分かった」

リィンは立ち去った

リィン「桂に連絡入れるか、電話、電話と・・・」

携帯電話を取り出し桂に電話するリィン

『桂です』
リィン「あ、桂か」
『火曜までロスに出張します
急用の際はサンペドロ警察の朝風刑事に連絡を内線112番です
良い一日を』





―あとがき―

明日から仕事です・・・気が滅入る・・・
書き溜めは有るのですが毎日投下は無理そうです
分かり難い所が有ったらどんどんご指摘下さい、ご意見ご感想待っています
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.4 )
日時: 2014/01/08 22:53
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

投下しなかったら忘れ去られそうなので投下します





―サンペドロ警察署―

ヒナギク「ちょっと如何いう事、理沙!!」

歩きながら喋る二人

理沙「良いか地方検事は彼の罪状認否を取るところだった
そこへ彼の弁護士がやって来たんだ
弁護士と話して検事は豹変して取引に応じてしまった」
ヒナギク「じゃあ起訴は!?」
理沙「軽い銃器不法所持」
ヒナギク「それだけ!?」
理沙「これでも大手柄だよ、昨夜は市長自らお出まし
更に今朝は知事から電話、彼には何処かの大黒幕がくっついてんだよ」
ヒナギク「漫画やゲームじゃあるまいしそんなの居るわけないでしょ
一体何時保釈されるの?」
理沙「二時間後」
ヒナギク「会いたい」
理沙「駄目」
ヒナギク「お願い!!」
理沙「私が困るって」
ヒナギク「ニューヨークから来たんだよ!!」

理沙の襟首を掴むヒナギク

理沙「わ、分かったよ、私の部屋で話そう」

理沙の部屋に入る二人

理沙「彼は何も話さないよ・・・」

椅子に座る理沙とヒナギク

理沙「盗聴されて発言が記録されると思ってる」
ヒナギク「ただの世間話をするんだよ」
理沙「取調べ室にすら入らないよ」
ヒナギク「じゃあ別の部屋で」
理沙「何処で?」
ヒナギク「・・・こことか」
理沙「よしてくれよ」
ヒナギク「薬も殺人犯も見つかってないんだよ」
理沙「推理するのは君の勝手だ」
ヒナギク「調べたい」
理沙「時間の無駄だよ、彼は身柄を保障されてる話の裏も取った」
ヒナギク「まだ聞き足りない、奴は何か知ってる
いい?あの桟橋で27人が死んだ、何処かに消えた9100万ドルの薬物の為に
それに東宮の死を確かめたい」
理沙「奴は死んだよ」
ヒナギク「保釈までの二時間をくれ」
理沙「皆死んだよ、東宮って言うのがどんな奴だが知らないけど」
ヒナギク「・・・・・彼は死んだ事なら前にも有ったよ」




―あとがき―

見直すと台詞の多い事多い事・・・
原作も台詞中心の作品でしたから仕方ないですね・・・・・
もっと文章力が欲しい・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.5 )
日時: 2014/01/12 17:14
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

昨日と今日とでもっと進めるつもりが刀語全話見ていたら
昨日終了していた・・・無念・・・とりあえず更新します





病院に辿り着いたリィンはすぐさま昏睡状態で運ばれた患者の元に向かった

リィン「意識は?」
医師「一時間前に良く分からない外国語でうわ言を言ってました」
リィン「日本語?」
医師「分かりませんって」
リィン「大体日本人だ、入るぞ」

病室の中に入るリィン、ベットに横たわる患者は
顔の半分を包帯で覆われ、もう半分は酷い火傷だった、うわ言を物々言っている
患者に触れようとするリィンを制す看護師

リィン「怪我の具合は?」
医師「体の60%が火傷、肋骨骨折」
リィン「警護を部屋の前に」
看護師「え?この人が危険?」
リィン「ああ、早く頼む!!」

足早に部屋を出る看護師、リィンは携帯電話は取り出し通話した

リィン「ソニアか?レジオスターだ、生き残りの一人は野々原 楓だ」
楓「〜〜〜〜〜〜〜!!」

楓のうわ言が大きくなる

リィン「何だって?聞こえない、ちょっと五月蝿いから黙れ電話中だぞ」
楓「〜〜!!!〜!!!」

更に楓のうわ言が大きくなる

リィン「日本語の通訳を呼んでくれ、滅茶苦茶に喚」
楓「三千院帝!!」

リィンが驚いて楓を見る

リィン「今何て?」
楓「三千院帝!!三千院帝!!ゴホッ・・・三千院帝!!」
リィン「・・・ソニア、直ぐに関税局の桂捜査官
・・・妹のヒナギクの方だ、そいつの居所を探して連絡させろ」





―あとがき―

書き溜めが少なくなってしまいました、非常に不味い
明日から忙しくなるかもしれないのに・・・とりあえず今夜頑張ってみます
ご意見ご感想お待ちしております
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.6 )
日時: 2014/01/19 22:09
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

お久しぶりです・・・・・
本格的に不味い・・・書く暇が無い・・・
どうにか暇を捻出出来ない物か・・・



サンペドロ警察署の理沙の部屋、連れられたハヤテは椅子に座って居た

ハヤテ「・・・・・」

ハヤテは黙って部屋の中を見ていた、壁のコルクボードには張り紙がビッシリ
ゴミ箱も溢れ、煙草の吸殻も灰皿から毀れそうになっている

ヒナギクと理沙が部屋に入りドアを閉める

理沙「ヴァーバル、桂捜査官だ」
ハヤテ「ども・・・」
理沙「幾つか質問がしたい」
ハヤテ「何です?」

ヒナギクはハヤテに向かい合う様に机に座った

ヒナギク「東宮康太郎について、まずはニューヨークでの面通」
ハヤテ「珈琲を」
ヒナギク「まずは面通しの話を聞こう」
ハヤテ「脱水症状を起こしてぶっ倒れるのは互いに困るだろ、第一僕はとっとと」
理沙「あー、分かった分かった、コーヒー位出してやるよ」
ヒナギク「じゃあ私も」
理沙「あいよー」

部屋から出る理沙

ハヤテ「ピリピリしてるね、もうちょい落ち着きなよ
昔イリノイ州でカルテットでバンド組んでた時にボーカルのツインテールのチビ娘が酷いストレス症で」
ヒナギク「君の力になりたい」
ハヤテ「僕も力になってあげたい、僕は君みたいな可愛い子が好きでね」
ヒナギク「からかわn」
ハヤテ「女の子になりたかった」
ヒナギク「え・・・・・」



―あとがき―

ハヤテとヒナギクの邂逅のシーン、因みにツインテールのチビ娘はナギの事です
ナギは話の本筋には殆ど出て来ません、殺される役で出そうかとも思いましたが
別の人にやって貰う事にします、書き溜めがどんどん減ってる上に
まだ来週からもっと忙しくなります・・・多分また来週の日曜投下になるでしょうね・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.7 )
日時: 2014/01/27 22:03
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

余りの忙しさに投稿忘れてました
1日後れですが投下します





部屋から出た理沙は別室に移動した

理沙「ヒナギクが隠し持ってるマイクの調子は?」
警官「バッチリ盗聴出来てますよ、ヘッドホンをどうぞ」


理沙はヘッドホンを付けたヘッドホンから声が流れる

ヒナギク『・・・君は何か隠している、全部話して』
ハヤテ『検事に全部話したよ』
ヒナギク『君は東宮が好きで奴を信用している』
ハヤテ『良い人ですよ』
ヒナギク『汚職警官だよ』
ハヤテ『5年前は、今は良い盗人です、恋人の為に堅気になる努力を』
ヒナギク『そんな事は無い!!アイツは汚らわしいゲスよ!!』
ハヤテ『・・・僕を怒らせたいんですか?』
ヒナギク『話を聞きたいだけよ!!』
ハヤテ『調書を読めば良いじゃないですか』
ヒナギク『おま』
ハヤテ『煙草を』
ヒナギク『・・・・・』
ハヤテ『ありがとう』
理沙「あれ・・・ヒナは確か煙草を吸わない筈・・・」
警官「机に置いてある煙草を渡したんじゃないんですか?」
理沙「私のかよ・・・アレ高いんだぞ・・・」
ヒナギク『調書では』
ハヤテ『火を』
ヒナギク『・・・・・』
ハヤテ『・・・・・』
ヒナギク『・・・何』
ハヤテ『点けて』
ヒナギク『キャバ嬢とでも勘違いしてるの』
ハヤテ『半身不随だからジッポーは使えないんだよ』
ヒナギク『・・・・・』

カチャ、ジ

ハヤテ『有難う、キャバ嬢でもやってけるよ』
ヒナギク『嬉しくない褒め言葉を有難う、詐欺師やってると口も上手いね』
ハヤテ『詐欺?詐欺なんてした事無いですよ、前科有りませんし』
ヒナギク『そう・・・免罪措置で君の前科は消えた、凄い取引をしたわね』
ハヤテ『だけど今度の武器不法所持で半年は塀の中ですよ
所でこの警察署は虎が出るんですか?』
ヒナギク『虎?何それ』
ハヤテ『コーヒーが来ないじゃないですか、虎に襲われたかなと』
理沙「そろそろコーヒー持って行くか、じゃあ後は任せた」
警官「分かりました」



―あとがき―

最近の忙しさは目に余る・・・何か気がきいたことを書きたいのですが
忙しいので失礼します、来週か再来週の日曜日に投下します

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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.8 )
日時: 2014/02/02 21:12
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

今週分の投下を始めます





煙草の煙が曇る理沙の部屋で二人が言葉を交わしていた

ヒナギク「武器密売の霞 愛歌を知ってる?」
ハヤテ「・・・漫画家の畑 健二郎を知ってます?」
ヒナギク「彼女は刑務所の中だ」
ハヤテ「腕の悪い弁護士に頼んだからね」
ヒナギク「彼女は私の友人でね」
ハヤテ「彼女に警官の友達が居るなんて初耳ですねぇ」
ヒナギク「信じられない?だけどさ私が彼女に
『ハヤテがお前の名を検事に吐いた』って言ったら如何?」
ハヤテ「吐いて無い」
ヒナギク「皆そう言うのよ、殺しの犯人の見分け方を教えてあげるよ
容疑者3人を一緒にぶち込んで翌朝グッスリ眠ってるのが犯人
捕まってホッとしている、分かる?」
ハヤテ「いいえ」
ヒナギク「私を」

ハヤテに顔を近づけるヒナギク

ヒナギク「甘く見ない方が良い、何が何でも知りたい事を吐かせる」
ハヤテ「チクリはしないよ」

コーヒーカップを持った理沙が部屋に戻る

理沙「お待たせーヒナは砂糖ミルクアリアリだったね」
ヒナギク「ありがとう」

理沙からコーヒーを受け取るハヤテとヒナギク

ハヤテ「グアテマラのコーヒー園で働いてた時に豆を擦ってお湯を注いでコーヒーを飲んでたけど
こっちじゃ下水の事をコーヒーって言うのかい」
理沙「旨いコーヒーを買おうとすると税金の無駄遣いって色々五月蝿いのよ
でもカップは結構良いとこの使ってるぞ、これは」
ハヤテ「常連の僕から言わせれば税金払ってるんだから旨いコーヒー位出して欲しいね
出来れば捜査官みたいな美人なウェイトレスも」
理沙「言うね〜私が持って来たのじゃ不満?」
ハヤテ「美形だけどウェイターはヤダ」
理沙「・・・話を聞こうか」
ヒナギク「面通しの後の話を」
ハヤテ「・・・このコーヒー増えてない?」
理沙「無限に呑めるのがウリのコーヒーだ」
ハヤテ「なるほど」



―あとがき―

原作映画でコーヒーを飲んでも減らない現象が発生したので
無理矢理理屈を付けてみました
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.9 )
日時: 2014/02/10 05:51
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

遅くなってすいません、投稿を始めます




―綾崎ハヤテの証言―

ニューヨークの面通しの後、僕等はすんなり帰れた
東宮の彼女さんが真面目に仕事をしたらしい
ニューヨーク市警の前で彼女と二人で居るのを見・・・ってちょっと待って

―現在、理沙の部屋―

ハヤテ「あの時、確か口論してなかったっけ」
理沙「口論?」
ヒナギク「ああ、ちょっとね・・・」

―桂ヒナギクの回想、6週間前、ニューヨーク市警の前―

市警の前の階段で話し込む二人

西沢「酷いよ!!本当に!!起訴もしてないのに釈放は無理って滅茶苦茶だよ!!」
東宮「・・・・・」
西沢「殴られた顔の写真を検事の所へ持ってくよ、誰にやられたの」
東宮「いいよ」
西沢「大陪審にも訴える!!」
東宮「やめてくれ歩、そんな事より僕のレストランへの投資してくれるうって話はどうなった」
西沢「・・・『投資の話は考えたい』って」
東宮「ヒナギクの奴め・・・行き送れたからってここまで僻む事無いだろ
考えたいって調べた途端に前科持ちだってバレるじゃないかっ!!」

ドアを開け市警の外へ出て二人の近くに行くヒナギク

ヒナギク「誰が行き送れだって」
西沢「ヒナさん・・・アレは無いでしょ!!あんな所で逮捕されたら信用台無しになるじゃない!!」
ヒナギク「信用?この悪党に騙される善良なる市民を助けてあげたんじゃない、歩も早く目を覚まして」
西沢「ヒナさん!!」
東宮「歩!!」
ハヤテ「うわあーあー退いて退いて!!」
東宮「え?」
西沢「え?」
ヒナギク「?」

ハヤテが階段ですっ転んで転んだ、その際にヒナギクのズボンに手を引っ掛けて摺り下ろした

―現在、理沙の部屋―

ヒナギク「思い出すだけでも恥ずかしいっ!!」
理沙「何が有ったんだ?」
ハヤテ「僕が転んで、彼女のズボンとパンツを摺り下ろしたんです」
ヒナギク「言うなっー!!・・・ってパンツ?」
ハヤテ「ええ、パンツも故意では無かったとは言え
穢れを知らぬ乙女の恥部を見れたのは非常に幸運」
ヒナギク「忘れろっー!!今すぐに忘れろっー!!」
ハヤテ「忘れるも何も嘘ですし」
ヒナギク「・・・嘘?」
ハヤテ「下ろしたのはズボンだけです」
ヒナギク「・・・・・あー吃驚した・・・」
理沙「いやいや、パンツ見られたからね!?」



―あとがき―

原作ではヒナギクの役は男性なのでこの展開はオリジナルです
そしてこのズボンが摺り降りてパンツ丸見えになるのも伏線です
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.10 )
日時: 2014/02/16 17:57
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

今週も投稿を始めます、ヤバイ・・・



―綾崎ハヤテの証言―

じゃあ僕が捜査官のズボンを下ろして
彼女のくまパンを世間に晒した所から ヒナギク「クマパンジャナイ!!」
捜査官は恥ずかしがって警察署に引っ込んで リサ「クマパンハイテルノ?」
僕が東宮に立たせて貰った所からですね ヒナギク「チガウ、ゴカイヨ!!イマハセクシーナクロノレース!!」
黒のレースねぇ・・・見せる相手いるの? リサ「イロボケヤガッテー(ニヤニヤ)」ヒナギク「ソ、ソレヨリショウゲンキクワヨ!!キミモハナシテ!!」

ハヤテ「すいませんね、じゃまた・・・」

僕は二人を見ながら離れた

西沢「諦めないで私が傍に居る、大丈夫、前科がバレ無い様に細工を」
東宮「小細工したって無駄さ・・・一生これだよ・・・」
西沢「愛してるんだよ」
東宮「全てオシマイだよ・・・」
西沢「愛してるんだよ、聞いてる?」
東宮「・・・・・」

東宮は彼女を抱きしめながら僕達悪党を見た

西沢「私の部屋に行こう、明日考えよう」

東宮は多分ここで腹を括ったんだと思う
彼だったら堅気でも充分やって行けた、でも捜査官、アンタが邪魔してフイにした
アンタは正義の味方面して堅気になろうと頑張ってた東宮をまた悪党にした、アンタこそ真の悪党だよ
・・・話が逸れたねその夜に僕は柏木とヒムロからヤマの内容を聞いた
柏木とヒムロのヤマはハイリスクハイリターンだった
殺しを避けて上手くやるには5人必要だった、頭数だけじゃなくて東宮も必要だった
彼は嫌がったけど・・・彼の部屋に行ってヤマの内容を説明した時
襟首掴まれて壁に押し付けられた

ハヤテ「と、特別のタクシーなんだよ」
東宮「嘘だ」
ハヤテ「い」
東宮「嘘だ、あれはもう無い」
ハヤテ「柏木が14分署の奴らから聞いた・・・離して」

東宮は手を離した

ハヤテ「南米の運び屋がエメラルド持って入国するって」
東宮「相手は?」
ハヤテ「ロスのマリアって女」
東宮「知らんな」
ハヤテ「アンタの助けが要る」
東宮「何でだ」
ハヤテ「僕はあの3人と信用無いけどアンタは信用されてる」
東宮「・・・・・」
ハヤテ「僕はヤマが欲しい、アンタだって金に困ってるんだろ?弁護士と組んでペテンを」
東宮「歩をお前等と一緒にするな!!」

東宮に腹を殴られた

ハヤテ「ゲッ・・・」
東宮「・・・・・・・すまん」
ハヤテ「良いよ・・・口が滑った・・・でも本気なのか」
東宮「何が」
ハヤテ「本当に堅気に?」
東宮「・・・・・」
ハヤテ「一度汚れたら・・・汚れは落ちない事は・・・分かってるだろ」
東宮「本当に大丈夫か?」
ハヤテ「・・・ちょっと座るよ」

段差に移動して僕は座った

ハヤテ「はぁ・・・はぁ・・・」
東宮「ついカッとなった」
ハヤテ「・・・今日は血尿が出る・・・」
東宮「くく・・・・・それで作戦は?」
ハヤテ「柏木は撃ちまくる気だ」
東宮「ギルバートとヒムロは?」
ハヤテ「似た様なもんさ・・・僕に案が有る、無血作戦だ
何とかアンタから説得を頼む」
東宮「・・・・・」

彼が僕の隣に座った

東宮「・・・300万?」
ハヤテ「それ以上」
東宮「殺しナシ?」
ハヤテ「僕の案なら」



―あとがき―

ヤバイ事になりました、仕事の時間が延びた・・・
仕方ないこととは言え書き溜めも無くなり書く時間も無い・・・
とりあえずこれは完結までには持って行く予定ですが・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.11 )
日時: 2014/02/23 22:59
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

何とか時間が出来たので書き溜めが多少出来ました
助かった・・・では投稿します





理沙「つーかちょっと良い?」

現在の理沙の部屋、理沙が証言の最中に口を挟む

ヒナギク「何よ」
理沙「最近タクシー強盗で300万ドル取られた事件って聞いた事無いんだけど・・・」
ヒナギク「本当のタクシーじゃないのよ」
理沙「?」
ハヤテ「ニューヨークの特別なタクシーサービスだよ
1マイルで数百ドルの超高額だけど護衛付き良く密輸業者がこっそり利用してるんだ」
理沙「目立つだろ、それ・・・」
ヒナギク「汚職警官がパトカーで送るのよ・・・」
理沙「・・・あー聞いた事有るな、密輸を手伝っていた警官が襲われて
密輸品を強奪された事件、確か・・・」

コルクボードから紙を一枚剥がして見せる記事の内容は

―密輸業者専用タクシー、強盗に襲われる
××日、パトカーで空港から密輸業者を輸送していたパトカーが
ストッキングを被った五人組の強盗に襲われる事件が発生
パトカーを運転していた汚職警官は「自分以外にも同じ事してる奴が大勢居る」と・・・―

理沙「これって確か後で50人は汚職警官首になったよな」
ヒナギク「嘆かわしいね・・・名刺まで作ってた熱心な奴も居てバレて
その後も内部捜査班が調べてたらしいんだけど・・・この強盗を仕組んだのが君?」
ハヤテ「ええ・・・・・」

―綾崎ハヤテの証言―

空港から来る密輸業者を襲う作戦は車はヒムロが、武器はギルバートが、そして僕が無血作戦を立案
仕上げは東宮、僕達からニューヨーク市警へのささやかな復讐だった
まずはワゴン車二台を汚職警官のパトカーの進行方向に予め待機させる
そしてパトカーが来たら車一台を出してパトカーが待機しているもう一台の車の左隣に止まるタイミングで道を塞ぐ
続けて空港からパトカーを追ってたワゴン車二台が後ろと右を塞ぐ
そして前と左右から銃で脅す、後ろの一人が車から出てハンマーでフロントガラスを滅茶苦茶に割って銃を突きつける
後はタクシー料金と密輸品を奪い取って、パトカーに油撒いて火を点けてトンズラ
そして東宮の電話で警察より早くマスコミがやって来た
上から下まで綺麗に警察の悪い奴が消え去った
その後、隠れ家で祝杯を揚げた

柏木「作戦立てたハヤテにかんぱーい」
東宮&ヒムロ&ギルバート「「「かんぱーい」」」
ハヤテ「か、かんぱーい・・・」
柏木「弾代が無駄にならずに済んで良かったぜ」
ギルバート「調達が無駄になったね、所でブツは如何するんだ?」
柏木「俺がマリアに渡す」
ハヤテ「カリフォルニアで?」
ヒムロ「私と柏木で」
ギルバート「おいおいおいおよしなサイ、お前等二人で?」
ヒムロ「じゃあ皆で行こう、但し飛行機のチケット代はお前等持ちだ」
ギルバート「・・・せけぇ・・・」
ヒムロ「酒代は私が持ってんだからそれ位持て下さいよ」
柏木「じゃあもう一度我等が軍師ハヤテにかんぱーい!!」

サイコーだった、あのワル達が僕を認めてくれた
何というか転校した学校の野球チームに入った球児がギスギスしながらも
チームの一員として認められたかの様に嬉しかった
だが反対に東宮の顔は暗い、後で知ったが東宮は西沢との縁を切ったそうだ





―あとがき―

もっと書き溜めが出来ると思ったのですがネットを見ている時に
ワンクリック詐欺に引っ掛かりそうになったので時間を食われ書き溜め出来ませんでした
幸い被害は無かったのですが皆さんもワンクリック詐欺にはお気をつけ下さい
怪しいと思ったらワンクリック詐欺に関わらずまず落ち着く事をお勧めします
調べた結果ワンクリック詐欺は無視が良いそうです
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.12 )
日時: 2014/03/02 22:50
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

最近妙に腹が減る・・・仕事が忙しいからでしょうか



理沙「良い話だねぇ涙が出るよ」
ヒナギク「理沙、ちょっと外して」
理沙「あいよ」

理沙が部屋から出た

ハヤテ「今のが面通し後の話です」
ヒナギク「私を誰だと思ってるの?あの東宮が女に惚れて改心?絶対有り得ない」
ハヤテ「惚れてるよ」
ヒナギク「なるほど・・・汚職タクシー襲撃作戦は誰が?」
ハヤテ「柏木が」
ヒナギク「東宮は4年警察に居た、内部を知ってる奴の作戦よ」
ハヤテ「何度も言う様だけど東宮は女に惚れてた、それは無いよ」
ヒナギク「如何かな、私は君よりも東宮を良く知ってるよ
3年かけて調べ上げたが彼は情け知らずの悪人、いや鬼畜よ
警察を首になる前に殺しの容疑が3件、根っからの悪よ」
ハヤテ「それは違うよ」
ヒナギク「違う?在職中に7件の罪状で告訴され、法廷に出ると証人が証言を撤回するか死ぬ
だけど詐欺で5年刑務所行き、そこでも囚人3人殺した」
ハヤテ「随分と雑な監視体制の刑務所だね、証拠は有るの?」
ヒナギク「証拠は無いよ、証拠を残さない奴だから」
ハヤテ「・・・君の妄想じゃないの?」
ヒナギク「いやいや、もっと凄い事やってるよ東宮はね
実は1度死んでるんだよ」
ハヤテ「あ、君本当に頭可笑しいんだ」
ヒナギク「2年前に殺人事件の証人が奴に不利な証言をする直前
東宮は自分の所有倉庫の爆発事故で死んだ、ガス漏れを調べるとかでね
彼が入った途端に倉庫がヒーローショー顔負けの大爆発
それで3ヵ月後に証人が死んだ、証人は2人で1人は車で自殺
もう1人はエレベーターで墜落死」
ハヤテ「何も証拠が無いなら疑うべきじゃないんじゃないの?
色眼鏡で人を悪く見るのは問題ですよ、そんな態度されたら更正した犯罪者は生活出来ませんよ?」
ヒナギク「良いのよ、悪人は苦しみ続けるべきよ」
ハヤテ「ふーん・・・」



―あとがき―

本当に最近忙しく腕がいかれそうになってます何か痛いし
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.13 )
日時: 2014/03/17 21:05
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

病気で更新出来ませんでした、すいません





リィンの元に日本語の通訳と似顔絵捜査官の春風千春が来た

看護師「困りますよ!!」
リィン「すまない、意識の有る内に話を聞きたい
港で何があったか通訳してくれ」
楓「(同時通訳)ヤクの取引が」
リィン「そこは知ってる」
楓「(同時通訳)だがヤクの取引は無く襲われた」
リィン「え?」
楓「(同時通訳)保護してくれ、命を狙われてる、あの悪魔と目が合っちまったんだ、殺されちまう!!」
春風「悪魔って誰?変な話なら帰るけど」
楓「(同時通訳)あの三千院帝に!!アイツが港で大勢殺した!!」
春風「さ、三千院帝!?顔を見たの!?」
楓「(同時通訳)顔を見た!!」
リィン「彼女が似顔絵を書く、人相を話してくれ」

一方その頃ヒナギク達は

ヒナギク「6週間前に電話のタレコミが有ってね
東宮をレストランで捕まえた、でも事故死を装った殺しは片がついてて
彼は直ぐに釈放、死んだと思わせて罪から逃げたんだよ」
ハヤテ「君が勝手に死んだと思い込んでたのを彼のせいにしている風にしか思えないけど?
本当に事故死だったんじゃないの?まぁそんな話は彼から聞いてないから知らないけどね」
ヒナギク「だろうね、それで私は今回も死んだと思わせて生き延びてるんじゃないかと思ってるんだよ
港の事件を仕組んで君を騙しているんじゃない?彼が死んだなんて私は信じないよ」

ヒナギクに詰め寄られ顔を背けるハヤテ

ハヤテ「仕組んだのは弁護士だよ」
ヒナギク「弁護士?誰の事?」

ハヤテは右手のコーヒーを飲んだ

ハヤテ「イノリイで歌ってた頃」
ヒナギク「はぐらかさないで!!知っている事を吐け!!」

ヒナギクはハヤテの胸倉を掴む

ハヤテ「ちょ、ちょっと落ち着いて善良な一市民に詰め寄らないでよ」

ハヤテはヒナギクの手を払った

ヒナギク「アンタの何処が善良な一市民だ!!」
ハヤテ「僕は免罪身分」
ヒナギク「認めるかそんなモン!!私に恩義が有る悪人と刑事に貴方の名を広めて狙わせてやる!!
何が免罪だ、素直に吐かないと貴方は刺されて一巻の終わりだ」
ハヤテ「・・・・・弁護士の名はクラウスだよ」
ヒナギク「クラウス・・・何人?」
ハヤテ「日本人」
ヒナギク「日本人の名前じゃないでしょ」
ハヤテ「蔵臼って名前らしい」
ヒナギク「・・・そいつが東宮を?」
ハヤテ「いいや、だが東宮は死んだ」
ヒナギク「信じられないね、詳しく話して」



―あとがき―

1週間仕事休みました、38度位熱が出まして
今夜熱が出たらインフルエンザですと診断を受けた夜に発熱しまして
インフルエンザだったようです、皆さんもインフルエンザにお気をつけ下さい
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.14 )
日時: 2014/03/23 23:51
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

書き溜めが進みません・・・自分の怠惰さが嫌になる・・・





―綾崎ハヤテの証言―

僕達はロスに飛びマリアに会った、思ったより若い女で評判は良く信用できそうだった
そう思った過去の自分を打ん殴ってやりたい
僕達はとある公園で出会った

マリア「柏木さん、お久しぶりです」
柏木「ああ、久しぶり」
マリア「ヒムロさんも」
ヒムロ「ええ」
柏木「コイツがブツだ」

柏木がブツを渡しマリアが確認しスーツケースを渡す
恐ろしい位すんなり行った

マリア「新聞見たよ、1人も殺さなかったんだって?
作戦立てたのは確か・・・綾崎さん?」
ハヤテ「ええ・・・まぁ・・・」
マリア「そして有名な東宮さん」
東宮「・・・・・取引は終わりだ、さっさと行こう」
マリア「まぁまぁ実はもう1つヤマが有りましてねぇ」
東宮「休暇中だ」
マリア「あらそう・・・プロに頼みたいんですが・・・」
柏木「どんなヤマ?」
マリア「テキサスの宝石屋がロスのホテルに泊まってる
宝石を鑑定して売買するから何時も大金を持っている
奴を襲って宝石は私に、現金は貴方達に」
ギルバート「警護は?」
マリア「用心棒が2人」
東宮「・・・考えても」
マリア「もちろんですとも」

柏木とマリアが握手する

柏木「よし、連絡する」
マリア「是非」

マリアが帰ろうとする

東宮「あ、ちょっと待て」
マリア「?」
東宮「葛葉 キリカを知ってるようだな」
マリア「刑務所仲間だったとか、良い奴でしたよ
色々と儲け話をくれて・・・刺されたんでしたっけ」
東宮「ああ・・・僕が刺した」
マリア「・・・・・」
東宮「人から聞く前に直接言っておく」
マリア「分かりました、所で何で刺したんですか?
商売の恨みですか?それとも個人的な?」
東宮「両方」
マリア「へぇ・・・仕事に興味が有ったら連絡下さい」

今度こそマリアは帰った

柏木「何か問題でも?」
東宮「ヤマは一つって約束だろ?」
柏木「『ヤマは一つ』?クク・・・笑わせるなよ」

東宮は渋ったが無駄だった、人は本性を変えられない僅か1日で抵抗を諦めた





―あとがき―

何だか病気は治ったのですが後遺症の様な物が発生してます
うーん・・・これってあとがきに書く事なのか・・・?
もっと物書きが上手くなりたいです
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.15 )
日時: 2014/03/30 23:36
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

リハビリと称してきましたが相当執筆が難航している・・・
1年位リハビリ延長しようか・・・



僕達はその後、宝石屋が泊まったホテルの地下駐車場に向かった
宝石屋は用心棒二人と車に歩いていた

宝石屋「いやぁ本当に驚いたよ、まさかまっ裸の女が車のバッグシートに乗ってるなんてさ
死ぬほど笑ったよホントに」
用心棒「ボス、車に」

作戦はこうだ、柏木が待ち伏せて、ヒムロとギルバートが通行人を装って近づく
僕と東宮が乗っていた車で突っ込んで一斉に銃を突きつける

キィイイイ!!

用心棒「ボス早く車に!!」
ヒムロ「動くな!!」
用心棒「糞ッ!!」

僕達は用心棒達に銃を突きつける所までは上手く行った
だが車の中に逃げ込んだ宝石屋が中々鞄を渡さなかった
東宮がバールの様な物で車の窓ガラスを割り銃を突きつける

東宮「鞄を寄越せ」
宝石屋「・・・・・」
柏木「おい、早くしろ!!」
東宮「分かってる」

その一瞬だった東宮に向けて宝石屋が銃を撃った

パン!!

東宮「!?」

東宮に銃弾は当たらなかったが車に当たった
車からけたたましくなる防犯ブザー
用心棒達は不意を付いてヒムロとギルバートに組み付いた
柏木が用心棒達を撃ち殺した
東宮は銃を再び宝石屋に向けた

東宮「鞄を寄越せ」
宝石屋「あ・・・あ・・・うわ」

宝石屋は再び銃を構えた

パン!!



―あとがき―

タクシー強盗の時みたいに省略しようと思いましたが
それなりに重要な部分なので流しました
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.16 )
日時: 2014/04/06 23:30
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

エイプリルフールは驚きましたね
あんな事出来たのかと、皆さんはエイプリルフール嘘吐きました?





僕は宝石屋を撃ち殺した
東宮が殺したがっていないのは分かるが殺されてはオシマイだった

東宮「・・・・・」

東宮が僕を一度見て、車を開けて鞄を奪った

柏木「ツイてねぇ日だ・・・」
ヒムロ「おい、早く乗れ!!」

僕達は車に乗って駐車場から脱出した
そして安全な所で鞄を壊して中身を取り出した・・・が
中身は煌びやかな宝石でも見慣れた札束でも無い
白い粉だった

ギルバート「Fack・・・」
ヒムロ「何が宝石だヘロじゃねぇか!!」
東宮「どうなってる柏木・・・てめぇの知り合いのヤマだろ・・・」
柏木「・・・・・」

その日の夜にマリアと出会った公園で再びマリアと会った

ハヤテ「奴らが来た」
柏木「おう」

柏木は銃に弾を込めた

東宮「どうする気だ?」
柏木「殺す」
東宮「前お前の仕切りでこんな目になった」
柏木「んだt」
東宮「今回は俺が仕切る」
柏木「ドジるなよ」
東宮「黙れ」

マリアと手下が車から降りる

柏木「何だこれは!!」

ヘロをマリアに投げマリアが受け取る

マリア「ヘロインですねぇ、彼の痛み止めにでもどーぞ」

僕にヘロを投げるマリア

柏木「説明しろ」
マリア「弁護士の方が持って来たヤマでしてね」
東宮「誰だよ」
マリア「日本人の方で背後に大物がいるらしい、正体は分かりません」
柏木「嘘付けこの野郎!!」
東宮「黙れ、そしてそいつに会わせろ」
マリア「面白いですね、丁度彼も君達に会いたいそうです」
東宮「・・・良し、会おう」
柏木「待てよ、俺は気に入らねぇ、良いか今度約束を違えたらぶっ殺すぞ」
マリア「凄むな柏木、てめぇみたいな三下に私がビビる訳ねーだろカス」
柏木「んだと若作り!!」

柏木が銃を向ける、僕達も銃を向けるが
マリアの手下も銃を向ける、しかもこちらより明らかに強そうな銃を

マリア「下手に動くなよ、宝石屋を殺したのは不味かったよ
サツは犯人を追って私ンとこに聞き込みに来る」

僕達は銃を下ろしマリア達は車に乗る

マリア「じゃあおやすみ」
柏木「くたばりやがれ」





―あとがき―

嘘吐く事も吐かれる事も無かった、強いて言うならゲームのイベントで
そう言う事が有った程度・・・少し寂しいかも
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.17 )
日時: 2014/04/13 21:57
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

土日はパソコンの前で寝オチするんですが
体調が悪かったのでベッドで寝たら余計に体調が・・・
如何言う事なの・・・



ヒナギク「その弁護士・・・」
ハヤテ「倉薄」
ヒナギク「彼と会った?」
ハヤテ「うん」
ヒナギク「なぜ検事にその事を?」

理沙がドアから顔を出す

理沙「ヒナ、お客さんだよ」
ヒナギク「・・・ちょっと待ってて」

ヒナギクは部屋から出た

ヒナギク「リィン?」
リィン「探したぞ・・・港から消えたヤクの行方を?」
ヒナギク「ええ、今」
リィン「無駄だよ、ヤクは無い、火傷を負った生存者が船から救い出されて
そいつが証言した、アルゼンチンと繋がりが有る日本のヤクザって奴だ」
ヒナギク「そんな馬鹿な・・・」
リィン「ヤクは積んでなく目的地のトルコへ出航する前に
"ちょっと寄港しただけ"だそうだ」
理沙「船の金は?」
リィン「さぁね、そいつは下っ端だから何も分からん
上は何かコソコソやってたみたいだが」
ヒナギク「複雑だな」
リィン「所でここにも港の生き残りが居るんだって?」
ヒナギク「ええ、障害者の奴が」
リィン「そいつは三千院帝の名前出した?」
ヒナギク「誰?」
リィン「聞きたい?」

ヒナギクはリィンとの話を終えて部屋に戻る

ヒナギク「三千院帝って?」
ハヤテ「ああ!!糞!!」

ハヤテは思い切り机を叩いた



―あとがき―

またしても書き貯めが消え失せた、書かないと不味いのに
目の奥が何故か痛い、過労なのだろうか?
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.18 )
日時: 2014/04/20 23:44
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

何故か最近やたら空腹になって仕方ないです何故だ・・・





―綾崎ハヤテの証言―

ギルバート「もう1時間半も待ちぼうけですヨ
マリア消して逃げましょう」

案内された場所で僕達は待ち惚けしていた

東宮「待て待て慎重に思い返してみよう・・・
まず誰かが監視してた、ニューヨーク俺達の動きを・・・」
ギルバート「さっさと逃げた方が良い」

痺れを切らしたギルバートが立ち上がる

東宮「座って待とう」
ギルバート「嫌ですネ待ち飽きマシタ」
「ギルバート君そのまま、東宮君、ヒムロ君と柏木君も
宝石屋を殺したのは君だねハヤテ君
私のボスは彼が消されて感謝してるよ」

何時の間にか現れた初老の男がこっちを見ていた

東宮「アンタは?」
クラウス「私はクラウス・セイシロウ
私のボスからの提案を君らに伝えに来た」
東宮「提案?」
クラウス「仕事をして貰いたい、1日で済むが危険だ
命を落とす者も居るだろう、但し生き残ったら9100万ドルを山分けだ」
東宮「そのボスって誰だ?」
クラウス「三千院帝だ」
東宮「!?」
ヒムロ「!!」
柏木「嘘だろ・・・」
ギルバート「・・・・・」

一気に周りの空気が変わった

ハヤテ「あの・・・誰?」
クラウス「他の連中から聞くと良い、みなご存知の様だ
まぁ知っていて貰って助かるよ、今回は提案と言うより帝氏からの命令だ」
東宮「命令?」
クラウス「あんたは1981年、ニューヨークでトラックの強奪事件に関与した
そのトラックの積荷の持ち主は帝氏」
東宮「なっ!?」
クラウス「ヒムロ、柏木両君もニューアーク空港発の貨物便をハイジャック
そちらの積荷も持ち主も帝氏
そして2ヶ月前、ギルバード君はニューヨークで銃を積んだトラックを強奪」
ギルバード「う・・・」
東宮「面通しの奴か、犯人がこの中にいたとは・・・
だけどその積荷は州政府が廃棄処分にする物だった筈だが?」
クラウス「残念だがその銃の持ち主も帝氏だ
そして最後にハヤテ君、9ヶ月前に帝氏に雇われたドジな運び屋が
体の不自由な詐欺師に騙され62000ドルを奪われた
やっと諸君を一堂に集められた、本当はニューヨークで接触する筈だった」
東宮「あの面通し?」
クラウス「そう、我々が膳立てしたのに東宮君の恋人の優秀な弁護士が素早く立ち回り
東宮君が釈放されたしまった」
東宮「あの年増女は?」
クラウス「マリアの事か?彼女は何も知らない帝氏は同じ相手と長く付き合わない
縁が浅けりゃ裏切りも無い」
ヒムロ「それで・・・話の要点は?」
クラウス「ここにいる諸君は帝氏の物を盗んだ、だが知らずにやったから
生き延びている、帝氏への借りを清算して欲しい」
ギルバート「何が借りデス!!本当に帝の使いか?」

ギルバートが蔵臼に銃を向ける、だが蔵臼は平然と言い放つ

クラウス「そんなことが重要かね?諸君は宝石屋とボディガード殺しの犯人だ
マリア氏が証言したら諸君は如何なる?」
ギルバート「っ」
柏木「だから?」
クラウス「帝氏の重要な商売はヤクだ、だが何処の世界にも商売敵は居てね
その商売敵が3日後に9100万のブツを買い付ける
帝氏に押され気味の組織にはカンフル剤となるブツだ
これで勢力挽回するつもりなんだろう、この取引を阻止して貰いたい
作戦は諸君に任せる、奪った金は諸君にやる、積荷のコカインは船と共に焼き捨ててくれ
帝氏への借りはこれでチャラだ」
東宮「・・・あんたをここで殺したら?」
クラウス「・・・・・」

蔵臼は持っていたスーツケースを置いた

クラウス「帝氏からの贈り物だ、これを見て判断してくれ、では失礼する」

蔵臼は立ち去った





―あとがき―

やっとクラウスが登場しました、これから面白くなって来ます
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.19 )
日時: 2014/04/28 00:05
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

寝ていたら半日過ぎていた、意味が分からない・・・





倉臼が立ち去った後、僕達は残されたスーツケースを見た

東宮「・・・・・」

東宮は恐る恐るスーツケースを開けた

東宮「・・・ギルバート」
ギルバート「ハイ?」

東宮はギルバートの前にスーツケースの中身を投げた
それは1つの封筒でギルバートと書かれていた
東宮は次々と封筒を皆に配った
スーツケースの中身は僕達の名前が書かれた5つの封筒だった
僕達は封筒を開いて中身を見た

柏木「・・・・・18歳からの俺の全記録だ・・・」
ギルバート「私の記録も」
ヒムロ「今までのヤマと仲間の名」
東宮「・・・・・」

僕達のこれまでの記録・・・
そして東宮の封筒の中身は恋人との自分の写真だった

東宮「何てこった・・・気に入らん」
ヒムロ「誰かから帝の噂を聞いた」
柏木「大河内か?」
ヒムロ「"帝の仕事を請け負って普通の5倍の礼を貰った"と」
東宮「さっきの爺さんがでっち上げた架空の人間だよ」
ヒムロ「とにかく不気味だ」
ギルバート「あいつはデカで罠かもしれないデスヨ」
ヒムロ「帝は殺し屋だって噂もイカれたサイコ野郎さ」
東宮「んなモン実在するわけねーだろ!!」
ハヤテ「・・・だが何者だ?」

―現在、理沙の部屋―

ハヤテ「トルコ人で父親がドイツ人って話も・・・
彼を直接知っていたり会った人間は1人もいない
倉臼の話を聞くと実在している様に思えた
だが帝が凄いのは自分の存在を謎にした事だ」
ヒナギク「自分の存在を謎にした?」
ハヤテ「彼の昔の話を聞いた事が有る、ハンガリー人の組織が暗黒街を牛耳ろうとした
その為に必要なのは銃でも金でもなく鉄の意志だった、ハンガリー人組織にとっては
ヤクの売人だった帝が邪魔だった、奴等は家を襲った
帝は留守で妻と3人の子供が家にいた帰宅した帝に対しハンガリーの連中は
子供を1人首を掻っ切って殺して見せた」
ヒナギク「酷い話ね」
ハヤテ「"縄張りを渡せ"と帝を脅した、帝は家族の顔を見やって
鉄の意志がどんな物かを見せた」
ヒナギク「?」
ハヤテ「帝は次々とハンガリー人を撃ち殺し、自身の妻と子供も殺した」
ヒナギク「!?」
ハヤテ「彼は言った"君達の様な連中に襲われたならいっそ殺す方が妻と子の救いになる"と」
ヒナギク「身勝手過ぎる奴ね」
ハヤテ「そして彼は敵を1人だけ逃がして、妻子の葬式の後
お礼参りに出かけた、襲った奴の妻子と両親、そしてその友達を殺し
彼らの家と彼らが働いていた店を焼き払い、更に彼等に金を借りていた奴まで殺して」

ハヤテは手にパッと開きこう言った

ハヤテ「フッと消えた」





―あとがき―

今回の帝の件は結構悩みました、回想の様な場面にして
次回に持ち越そうと思いましたが長くなり過ぎると思ったので
簡潔にしました、もっと書き溜めようと思いましたが無理でした
自分の怠惰さが嫌になる・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.20 )
日時: 2014/05/04 23:39
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

GWになっても特に予定が無い、この内に書き溜めたいなぁ





ヒナギク「消えた?」
ハヤテ「地下に潜って姿を消し、伝説になった
ギャングは子供にこう言う"いい子にしろ帝が来るぞ"
あいつは幻みたいなモンだ」
ヒナギク「そう思うの?」
ヒナギク「東宮はこう言ってた『神は信じないが神が怖い』と
僕は神を信じる、だが僕が怖いのは三千院帝だ」

―別室―

別室でリィンと理沙が二人の会話を聞いていた

理沙「如何思う?」
リィン「司法省のシャフルナーズが帝を追ってる
仲間は"妄想にとりつかれてる"と言ってるがね」
理沙「噂とかは有るの?」
リィン「おぼろげな物なら街で耳にしたよ
帝に雇われた男に雇われた男がいるとね」
理沙「人を怖がらせる為のただの魔除けの名前じゃない?」
リィン「かもな」
理沙「何で追うの?」
リィン「全身火傷の男が正に死ぬほど怖がってるからね
調べる価値は有るだろ?」

―理沙の部屋―

ハヤテ「船であった事は隠さず話しました
その他の事もこれで全部です、まだ何か?」
ヒナギク「なぜ隠した?」
ハヤテ「"鯉ヘルペスの大妖怪に雇われた"と言って誰が信用するんですか?」
ヒナギク「検察側の証人になりなさいよ」
ハヤテ「僕に何の得が有るんですか?」
ヒナギク「帝が探しに来るぞ」

ハヤテは苦笑した

ハヤテ「何も分からない人ですね、奴は僕の居場所なんてお見通しですよ
僕は釈放された途端奴に捕まえられるでしょう
一難去ってまた一難ですよ」
ヒナギク「警察が保護するよ」
ハヤテ「それはそれはありがたくて涙が出るよ
脅しの後は強要かい、次は君の○○○にキスかい」

ヒナギクは噴出した

ヒナギク「ちょ!!18禁にする気か!!」
ハヤテ「しょっ引いといて今度は助けて下さる訳か」

何事も無く喋り続けるハヤテ、そして軽く前に出る

ハヤテ「帝の尻尾を掴む?帝が君如きに如何にかなると思ってるの?
僕を殺したらまた姿を消してそれきりだよ」
ヒナギク「・・・話の続きして貰って良い?」
ハヤテ「翌朝帝の名にビビッたヒムロが消えた
"幸運を"ってメモを残して金を持ち逃げした」
ヒナギク「それで?」
ハヤテ「柏木は怒り狂って"奴を捕まえ八つ裂きにする"と
その夜電話が来たんだ」
ヒナギク「誰から?」
ハヤテ「鞍薄がヒムロの居場所を・・・」





―あとがき―
GW中に書き溜め様としたのに既に半分経過している・・・
不味い、非常に不味い、リハビリなのに筆が遅過ぎる
これでは再エターになるのが目に見えてる・・・明日こそは書こう
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.21 )
日時: 2014/05/11 23:21
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

自分の怠惰さにマジで嫌気が射す、まさかGWから今まで殆ど書かなかったとは・・・




―綾崎ハヤテの証言―

倉臼から言われた砂浜の洞窟にヒムロの亡骸が横たわっていた

柏木「・・・・・」
ギルバート「早くずらがりまショウ」
柏木「埋めよう」
ギルバート「どうやって?」
柏木「砂浜だから手で掘れる」

柏木は手で穴を掘り始めた

ギルバート「馬鹿はよしなサイ、砂だから直ぐに腐って匂って
サーファー辺りが見つける」
ハヤテ「僕達も殺される」
ギルバート「お前は走れねぇからヤバいな」
東宮「あの爺は僕達を逃がさない」

東宮はヒムロの傍に行く

柏木「その時はお前の墓も掘ってやるよ」

立ち上がりギルバートに言う柏木

ギルバート「私はこいつに何の義理も無い!!くたばれ!!」
柏木「5年間の相棒だ、良いヤマを踏みベラボウに稼いだ、文句あっか!!
これが礼だ!!」
東宮「礼じゃない!!」

東宮が叫ぶ

東宮「用心の為だ、降りたい奴は降りろ」

ヒムロの亡骸に目を落とす東宮

東宮「柏木の為でもお前の為でもない、我が身の為だ
片を付けてやるぞ、アイツの言いなりにはならん!!」

東宮も手で穴を掘り始めた、柏木も穴を掘り始めた
僕も這いずって近付いて穴を掘ってヒムロを埋葬した

―現在、理沙の部屋―

ヒナギク「誰も逃げなかった?」
ハヤテ「正直、僕は逃げたかった」
ヒナギク「何で残ったの?」
ハヤテ「東宮が動かなかった、彼は元刑事だから考え方が現実的だ
物事を複雑に考えずに簡単に割り切る
"黒幕の大悪党なんて御伽噺"
"死体は死体、犯人は犯人"東宮は蔵薄を殺すと決めた」



―あとがき―
最近YOUTUBE見てるんですが、色々動画見過ぎてサボり過ぎている・・・
明日から忙しくなるのにこれは酷い・・・
ほんの少ししか書けていない・・・ヤバイ・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.22 )
日時: 2014/05/18 23:51
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

体調が木っ端微塵になりました
うわあああああああああああああ





―綾崎ハヤテの証言―

蔵臼の弁護士事務所が有るビルに僕達は行った
そのビルの20階で僕と東宮と柏木は仕込みを行い
ギルバートは倉臼が来るのを1階を見張っていた
僕達の仕込みが済んだ頃に見張りのギルバートから連絡が来た

ギルバート(通信機)『来たぞ、ボディーガード2人連れて、エレベーターに乗るぞ』
ハヤテ「分かった、こっちも仕込みは出来た」

筋はこうだ、銃を持った柏木が1階に向かうエレベーターに乗った
その際に柏木はエレベーターの天井上に乗り蔵薄が乗るのを待つ
1階で蔵薄とボディガードがエレベーターに乗り天井上の柏木がボディーガードを殺し
僕と東宮が待つ20階へ行かせる

すんなりと事は運び2人のボディーガードの死体と
蔵薄が乗ったエレベーターが20階に到達した

柏木「出ろ」

天井上から降りた柏木がかなり強めに倉臼の背を叩く
ギルバートも1階から戻って来た

東宮「覚悟しろ」

エレベーターから出た蔵臼をフロアに出す東宮

クラウス「帝氏は」
東宮「そんな奴はいない、その名を言うと殺すぞ」
クラウス「言おうというまいが私を殺す気なんだろ?」

フロアの中央にクラウスを連れ出した東宮

東宮「そっちのやり方も見事だか、こっちも見事だろ?
例の話は忘れて貰おう」
クラウス「帝・・・私の雇い主は決めた事を変えない」
東宮「こっちもだ」
柏木「ヒムロは殺られたが今度はそっちの番だ」
クラウス「だろうね、あんたを信じる、雇い主はあんたを見込んで選んだのだ
雇い主の命令を実行に移さねば私も恐ろしい制裁を受けるんだ」
柏木「・・・・・」

柏木はクラウスのほほに銃を付ける、そして囁く

柏木「俺が殺してやる、それを言っておく」
クラウス「残念だクラウス君、東宮君信じてくれ
帝氏は実在してる彼の命令だ」
東宮「どうかな」

柏木が引き金を引こうとする
この爺さんは1秒後に確実に死ぬ、それこそ三千院帝の様なトンデモ存在が
助けに来ない限り確実な事だった、だがまさかあんな手を残しているとは・・・



―あとがき―

ここのシーンも原作と比べ省いている所が多いです
台詞が無いと描写に苦しいですね
そして書き溜め出来なかったのは痛いです
来週分の書き溜めしかない・・・ヤバイ・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.23 )
日時: 2014/05/26 00:03
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

いよいよ終わりが見えてきました
ラストスパートに入ります





クラウス「私を撃つ前に柏木君」
柏木「命乞いか?」
クラウス「西沢さんと話がしたい」

僕は我が耳を疑ったよ、東宮も似た様な顔をして柏木の銃を下ろさせた

東宮「何だと?」
クラウス「西沢歩だよ、上の私のオフィスに
外国犯の引渡し処理を彼女に処理を依頼し昨日ロスに着いた
まぁいいか、殺せよ柏木君」
東宮「・・・・・大嘘だ」
クラウス「そう思うか?」

僕達は蔵臼のオフィスへ向かった、ガラス越しに西沢の姿が見えた
西沢の後ろには色黒の若い男が立っていた

クラウス「彼女にはボディーガードを付けた
一瞬も彼女から目を離さない、安心しただろう?」
東宮「何がボディーガードだ・・・殺し屋のマキナじゃねぇか」
クラウス「・・・少し休め船は金曜に入る、勝手な動きを見せたら・・・」
東宮「・・・・・」
ギルバート「東宮には悪いが私はあの女に」
クラウス「それならギルバート君の父上も西沢さんと同じ運命を辿る事になるな」
ギルバート「っ!!」
クラウス「もちろん綾崎君のおじさんもな、あぁ柏木君の甥っ子は可哀想だから去勢で済ませてあげよう」
柏木「・・・要らん配慮だ」
クラウス「お分かりか?階下の2つの死体は君等が始末しろよ、では失礼する」

蔵薄はオフィスに入り西沢の隣に座りこちらを見た

東宮「・・・・・」

僕達はビルから出て外に置いた車の中に入った

東宮「・・・・・条件は最悪だ、狭い船室に10人か20人、甲板の下にも船室・・・」
ギルバート「忍び込みマス?」
東宮「ヤクが有るから警戒は厳重だろうし・・・全く頭に来る仕事だ
危険を冒して船を焼いて何の得が有るんだよ・・・」
柏木「金をパクろう」
東宮「オマケがもれなく10人付いてくるぞ
とにかく船に乗り込んだら、生きては戻れない」
柏木「金をパクろう」
ギルバート「賛成デスね」
ハヤテ「殺されるんじゃあ・・・」
ギルバート「ヤクも頂きましょう」
柏木「良いな、それ・・・」

達観した様な顔で僕を見る柏木

柏木「やりゃなんとかなるだろ」
ハヤテ「死ぬと分かってて?」
ギルバート「・・・・・」
東宮「・・・・・」
柏木「・・・・・ニューヨークは雨だってさ」

雨天中止になれば良いのに、と僕は思った





―あとがき―

誤字指摘ありがとうございます
ですが色々とアレなのでこのままにしておきますね
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.24 )
日時: 2014/06/02 00:13
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

遅れましたが更新を始めます



そして作戦決行当日、場所は闇夜のカリフェルニア州サンペドロの港
柏木とギルバートは配置に着いて僕と東宮も身を潜めていた

ギルバート『ズズキのワゴン車に乗って金のご到着デス』

隠れているギルバートから通信が入る

ギルバート『準備は?』
柏木『一々邪魔すんな』
東宮「こっちは準備OK、柏木10秒前」
ギルバート『・・・OKだ、屋根の上に着いた』
東宮「さてとハヤテ」
ハヤテ「何?」
東宮「ここにいろ」
ハヤテ「・・・え?」
東宮「生き残ったら金持って逃げろ」
ハヤテ「いや、でも」
東宮「歩に全部話せ、後は彼女がやってくれる
彼女があの爺を葬ってくれる」
ハヤテ「だけど」
東宮「頼む」
ハヤテ「・・・・・」
東宮「彼女に・・・"努力はした"と伝えてくれ」
ハヤテ「・・・・・それは自分で言った方が良いよ」
東宮「・・・・・」

東宮は目を伏せ立ち上がった

ハヤテ「・・・・・」

僕はただ見守る事しか出来なかった

ハヤテ「柏木、いいか?」
柏木『OKだ』

東宮が船に向かっていく



―あとがき―

今回からアクションシーンが多発するのですがアクションは映像では
結構時間使いますが文字にすると少ないのでどうやって文字量を増やすか
悩みます
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.25 )
日時: 2014/06/08 23:50
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

更新を始めます





柏木『数は1,2・・・3,4・・・567・・・お前等地獄行きだ』

恐らく狙撃銃のスコープを覗きながら言っているのだろうか
ここから見える東宮は早速桟橋に降りてきた船員達に周囲を囲まれている

東宮「やぁ、何かあったのかい?」

船員達が良く分からない言葉を話していた

ギルバート『行くぞ』

ギルバートの仕込みが終わった、彼の仕掛けた爆弾が爆発したら合図だ
彼も船の近くに移動する

柏木『気の良い農夫のマクドナルド♪マクドナルド爺さん人を撃った♪
ドカーン!パチパチ!』

柏木が物騒な替え歌を歌い、そして次の瞬間

ドガァアアアアアアアア!!!!

ギルバートの仕替えた爆弾が炸裂した

その爆発に気を取られた周りの船員を銃で撃ち殺す東宮
柏木は狙撃銃で援護し、ギルバートは船に乗っている船員をマシンガンで撃ち殺す

柏木『乗り込むぞ』
ハヤテ「・・・・・」

柏木は屋根を伝って移動し船に繋がるロープを辿って移動する
東宮も船に付いてる梯子を使って舟に乗り込む
ギルバートは何処かに走り去った
何処に行ったのかはその時分からなかったが金の積まれたワゴンに走り去ったんだろう
何故なら彼は・・・

―現在、理沙の部屋―

ヒナギク「ズズキのワゴンの所で死んでいたから、でしょ?」
ハヤテ「はい・・・」
ヒナギク「でも解せないわね、逃げられたんじゃないの?」
ハヤテ「動けなかった・・・ヒムロの死に顔が浮かんでね・・・
それに計画は成功しかけてた」

ガチャ

警官「すいません、ヒナギクさん」
ヒナギク「・・・・・ちょっと失礼」



―あとがき―

書き溜めしようにも今週は忙しくなりそうで無理です
ですが後もう少しなので頑張りたいと思います
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.26 )
日時: 2014/06/16 00:06
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

書き溜めは無くなりましたがまだ忙しそうです・・・



―別室―

ヒナギクが部屋に入る

リィン「港で頭を撃たれた死体が見つかった、FBIが身元を割った」

ファイルを渡すリィン

ヒナギク「誰?」
理沙「花菱 美希、日本人のヤク業者、ニューヨークで挙げられたけど
脱走してロスに逃げた、逮捕され本国送還の手続き中にまた逃げた
で、その手続きをしてたのが西沢歩」
ヒナギク「・・・クラウスか」
理沙「更に言うと花菱は密告屋でね
刑務所に入りたくなくて50人の名前の名を吐いた」
ヒナギク「・・・三千院帝・・・」
リィン「まだ先がある」

―理沙の部屋―

ヒナギクが部屋に戻りハヤテの前の机に座る

ヒナギク「隠し事はいけないね」
ハヤテ「・・・・・」

ハヤテに顔を近付けこう囁いた

ヒナギク「船にヤクは無かった」





ここで物語の時間を巻き戻しカリフェルニア州サンペドロに寄航していた船内
花菱 美希は自身に割り振られた船室で震えていた
部屋の外では銃声が鳴り響き男達の足音が酷かった
そして船室のドアが開かれた

美希「ひっ!!」
船員「騒ぐなよ」

銃を持った船員が様子を見に来たのだった

美希「あ、あいつなの・・・奴が来たんでしょ?あいつなんでしょ?
この船に来てる!!やっぱりやって来た!!」
船員「黙って静かにしてろ!!」

乱暴に扉を閉める

美希「あいつだ!!三千院帝!!」

美希は気が狂いそうなりながら泣きながら部屋で待っていた
やがて外の物音が静かになり船室の扉が開く

美希「!!」
船員「・・・・・」

扉の前に立っていたのは船員

美希「ふー・・・・・驚か・・・!?」

船員の横顔が血に染まり床に倒れる

美希「・・・・・」

船員の後ろから1人の男が現れる、美希は目を見開き恐怖に体が震える

美希「く、口は割ってない・・・・・」

左手に銃を構えていた男がこちらに銃口を向ける

美希「誓うよ・・・・・あんたの事は何も・・・」

銃声が鳴り響き、美希の震えは止まった



―あとがき―

ちょっとした作品のアイデアが浮かびました
ですが今はこれを完結させなければならない
何とかして書き溜めないと・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.27 )
日時: 2014/06/23 00:07
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

短いですが投稿します





―綾崎ハヤテの証言―

船にヤクが無かったって言うのは知ってた
だけど僕は東宮に言われた通りに隠れていたから事情は良く知らない
無線機越しの会話からヤクが無いと言う話は聞こえていた
後ろでボイラーが五月蝿かったけど僕は確かに聞いた

柏木『ギルバートは?』
東宮『知らん』
柏木『ヤクは』
東宮『無い』
柏木『は?』ハヤテ「は?」

この時、僕と柏木はシンクロした

東宮『この船にヤクは無い!!』
柏木『んな訳ねぇだろ!!もっと良く探せ!!』

心が通じ合っているように僕が言いたい事を柏木が言ってくれる

東宮『全部探した!!何処にも無い!!ヤクなんか無いんだよ!!』
柏木『じょ、冗談だろ・・・』

僕もそう思った

東宮『コカインは無い!!何処にも無いんだよ!!』
柏木『・・・・・ズラがろう』

僕も無線でこの会話を聞いてジッとしてるのは不味いと思って
ズズキのワゴンまで逃げた、ギルバートの死体はそこで見つけた
何だか物凄い静かで気味が悪くなって船の上を見ると
東宮が居た、遅れて柏木も来た、距離はそれなりに離れていたけど静かだったから声が聞こえた

東宮「柏木、一体何がどうなってる?」
柏木「何だか変だ・・・」

柏木は一言言うと前のめりに倒れた、良く見ると首の後ろにナイフが刺さっている

東宮「柏木・・・」

東宮が柏木の元に駆け寄った、そして銃声が鳴り響いた
撃たれたのは東宮、撃ったのは背広姿の男



いや・・・アレは多分・・・三千院帝・・・



―あとがき―

映画を文字にする作業はとても難しいです
映画では長いシーンですが文字にすると短い
非常に不味いですね・・・
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.28 )
日時: 2014/06/29 02:03
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

忙しいので夜更かしして今投下します



―現在、理沙の部屋―

ヒナギク「で、その時に背広姿の男を見たのね?
それが帝?奴を知らないと証言したくせに?」
ハヤテ「撃たれた東宮が撃った奴の事を帝と呼んでいたし、それに」
ヒナギク「東宮が撃たれた・・・ね」

ヒナギクは立ち上がってハヤテの前に立つ

ハヤテ「・・・・・」
ヒナギク「嘘を吐け!!そんな事が有るか!!」

ハヤテの胸倉を掴み椅子から引き摺り下ろすヒナギク

ハヤテ「な、僕は免罪」
ヒナギク「嘘を吐くな!!有り得ない!!」
ハヤテ「い、いや本当だって!!」
ヒナギク「また白を切る気か!?」
ハヤテ「東宮は撃たれた!!見たんだよ!!」
ヒナギク「銃を持ってて友達を助けなかったのか!?」

床からヒナギクを見上げるハヤテ

ハヤテ「・・・怖かった、怖かったんだよ」
ヒナギク「何が?」
ハヤテ「三千院帝が」
ヒナギク「おま」
ハヤテ「アレは帝だった!!奴は悪魔だ!!僕に悪魔を撃てと?」

右手で動かない左手を持ち問いかけるハヤテ

ハヤテ「外したら?」
ヒナギク「・・・・・分かった、話の続きを聞かせて」

―綾崎ハヤテの証言―

僕はその後直ぐに隠れながら移動した
帝はゆっくりと東宮の前に立ち煙草に火をつけて2,3言葉を放った後
東宮に銃口を向けて2度引き金を引いた・・・
その後に煙草を甲板に落として彼は去って行った
そして甲板が炎に包まれた

―現在、理沙の部屋―

ハヤテ「以上で僕の話は終わりだよ」
ヒナギク「そう・・・所で」



―あとがき―

次回、遂に事件の真相が明らかになる回答編!!
になれば良いなぁ
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.29 )
日時: 2014/07/07 00:03
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

真実が明らかになる回答編スタートです





書類を弄りながら喋るヒナギク

ヒナギク「花菱 美希って知ってる?」
ハヤテ「誰?」
ヒナギク「警察にゲロった人だよ、帝に会った事が有って
奴を確認できると証言していた、この書類に"薬の密輸から殺しまで帝の仕事を知ってる"と」
ハヤテ「知らないね」
ヒナギク「さっき君が言ってたハンガリー人の組織の連中に売られる運命だった
船の積荷は薬じゃなくて帝の顔を知ってる人間だったんだよ」
ハヤテ「知らない・・・」
ヒナギク「だけど東宮は知ってて歩を付けた」
ハヤテ「・・・え?」
ヒナギク「薬は関係無い、君達の襲撃は奴を消す事だった
対帝用の証人をね、その為に君達が雇われたって訳だ」
ハヤテ「つまり・・・黒幕は帝だったと?」
ヒナギク「東宮だよ、奴は何で君が帝に追われると知ってて
君に金を持って逃げろと?」
ハヤテ「僕を助けた」
ヒナギク「節操の無い汚職デカが君みたいな体の悪い詐欺師を助ける?」
ハヤテ「西沢・・・」
ヒナギク「女の為に?そんな訳無いじゃない!!
彼女を守ってくれと君に頼んだと?」
ハヤテ「友達だから・・・」

涙声になりながら呟いた

ヒナギク「残念だけど君は彼の友達じゃない、いやそもそも彼には友達はいない
奴の意思で君を助けたんだよ、東宮が三千院帝だ!!」
ハヤテ「違う」
ヒナギク「お前達曲者を自在に操り」
ハヤテ「違う」
ヒナギク「サツのコネを使ってあの面通しを仕掛けた」
ハヤテ「違う」
ヒナギク「恋人さえ殺す奴だ!!」

ハヤテは静かになりヒナギクを見る

ヒナギク「彼女は昨日ホテルで頭を撃たれて死んでた」
ハヤテ「・・・・・」
ヒナギク「これが東宮の正体だよ」
ハヤテ「・・・西沢を?」
ヒナギク「船に乗り込んで自分の顔を知っているたった1人の証人を撃ち殺した」
ハヤテ「そんな馬鹿な・・・」
ヒナギク「彼が死ぬのを見た?本当に?君隠れてたんでしょ?爆発の前に銃声しったのは聞いたけど
死ぬのを見た訳じゃないでしょう?」
ハヤテ「彼がそんな・・・」
ヒナギク「君がそう言うのも彼の計算の内だよ、君の免罪措置だって彼の圧力なんだよ
アイツが君に与えた報酬なんだよ」
ハヤテ「何で僕に?柏木も居たのに・・・何で僕なんか役立たずに・・・」

嗚咽を漏らしながら言の葉を紡ぐハヤテ

ヒナギク「君が役立たずだからだよ、君が弱いからだ
彼が本当に死んだというならそれで一件落着だ」

今にも泣きそうな顔で下を向くハヤテ

ヒナギク「・・・タクシーサービスを襲ったのは奴の案でしょ?」
ハヤテ「全部東宮だよ・・・彼が指図した・・・だけど彼が死ぬのをみた・・・
あそこで死んだと思ったのに・・・」
ヒナギク「彼に狙われるぞ」
ハヤテ「・・・本当に彼が?」
ヒナギク「三千院帝?それは分からないよ、誰かの隠れ蓑かあるいは幽霊
とにかく君は操られたんだよ、保護しよう」
ハヤテ「奴を誘き寄せる餌か?」
ヒナギク「出てくのか?保護を求めた方が安全だよ?」
ハヤテ「余計なお世話だ」
ヒナギク「命を狙われても良いの?検察側の証人なら安全だ」
ハヤテ「かもね、だけどさっきも言ったろ?チクリはしないよ」

ハヤテは椅子から立ち上がり部屋のドアを開けた
そして振り返り

ハヤテ「残念だよ・・・本当に・・・」




―あとがき―

今回は本当に時間が無くてギリギリでした
何とか投稿出来て良かったです
多分次で最終回です、お楽しみに
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Re: 常連のハヤテが初心なヒナギクへ告白する話 ( No.30 )
日時: 2014/07/13 01:27
名前: リハビリ中◆lfFIb5CHi8M

やっと完結です、思えばリハビリのつもりでパパっと仕上げるつもりが
この有様、まだまだ復帰は難しそうです





―病院―

春風「ファックスを送りたい」

病院のカウンターで春風が書き終えた似顔絵を渡して言った

―サンペドロ警察署―

ハヤテ「もう帰るから没収した私物返して」

受付の警官にぶっきらぼうに言うハヤテ

警官「じゃあ受け取りのサインを・・・あ、後確認を」

ハヤテの私物を渡す警官

警官「金のライター1つ、金の腕時計1つ、煙草が1箱」

―理沙の部屋―

理沙「何か分かった?」
ヒナギク「東宮の正体がね」
理沙「証拠は無いよ」
ヒナギク「法の手が迫っている事は彼も感じているでしょ」
理沙「東宮が生きていても地下に潜ってるよ」
ヒナギク「歩の為にも捕まえてやる、絶対に」
理沙「・・・親友だったっけ?」
ヒナギク「ええ、歩は昔から悪い男に惚れる悪癖が有ってね
その度に私が痴漢や盗みや性犯罪とかの冤罪をかけて引き離したよ」
理沙「・・・・・どんな悪い奴だったんだ?」
ヒナギク「親の職業が底辺とか成績が悪いとか見た目が不良っぽいとかね
歩は私が見守らないと駄目だから男とかもキチンと選別しないといけないから・・・」
理沙「それは流石に酷くないか?」
ヒナギク「今回は冤罪にかけるまでも無く悪人だったから工作しなくて良いと思ったから
何もしなかった・・・でも私がもっと無理に引き剥がせば良かった」
理沙「・・・・・」
ヒナギク「東宮は絶対に捕まえる、奴は幻じゃない・・・所で」

ヒナギクが書類を置く

ヒナギク「片付けたら?」
理沙「これでも何処に何が有るか私には分かるんだよ
ちょいと距離を置けば直ぐに分かる、内の車庫はもっと酷いよ
あんまり自分の基準で何もかも決めるのは如何かと思うよ?」
ヒナギク「考えとくね・・・」

ヒナギクがコーヒーを飲みながら、壁のコルクボードの張り紙を見ていた

ヒナギク「・・・・・」

コーヒーカップが床に落ちる

理沙「うわ!!如何したんだよ!!」
ヒナギク「・・・・・イノリイ」
理沙「は?」

ヒナギクがコルクボートの端を指差す
そこにはイノリイ州カルテットと言う文字が

理沙「・・・で?」
ヒナギク「くまパン」

コルクボードの写真の中で下着泥の証拠品としてくまパンが写っている写真を指差すヒナギク

ヒナギク「グアテマラ」

グアテマラと書かれた紙を指差すヒナギク

理沙「さっきから何を・・・」
ヒナギク「マリア」

記事の一説に書かれたマリアと言う文字を指差すヒナギク

理沙「・・・!!」
ヒナギク「ツインテールのチビ娘」

非行少女の写真を指差すヒナギク

ヒナギク「女の子になりたかったと証言する大河内」
理沙「・・・・・」

記事の一説を読み上げるヒナギク
呆然とする理沙

ハヤテ『彼女のくまパンを世間に晒した所から』
ハヤテ『グアテマラのコーヒー園で』
ハヤテ『イリノイ州でカルテットでバンド組んでた時にボーカルのツインテールのチビ娘が酷いストレス症で』
ハヤテ『女の子になりたかった』
ハヤテの証言の中での『大河内』『マリア』

理沙「え、じゃあクラウスは・・・あ」

転げ落ちて割れたコーヒーカップの底を見る理沙

コーヒーカップの底にはこう書かれていた

"クラウス陶器"

ヒナギク「っ!!」

理沙の部屋から飛び出すヒナギク

リィン「如何したんだアイツ?あ、ファックス来てる」

リィンは春風から来たファックスを見る
そこに書かれていたのは幸薄そうでお金に縁がなさそうな似顔絵だった

ヒナギクは走りながら思案する

ヒナギク(よくよく考えればアイツの話には矛盾が多かった!!
三千院帝の昔の話を聞いた事が有る!?その時点じゃアンタ帝の事知らない筈でしょ!!
って言うか右手のコーヒーを飲んでた時に
私が彼の胸倉を掴んだ時、私の手を払ったじゃない!!空いた左手で!!)

そうこうしてる内に受付までやってくる

ヒナギク「さっきの奴は!?」
警官「え?」
ヒナギク「体の不自由な奴!!」
警官「もう外に・・・」

―警察署の外―

ハヤテは足を引きずりながら歩いている

ハヤテ「・・・もう良いか」

普通に歩き始めるハヤテ
そして煙草を取り出し左手でライターを取り出す煙草に火をつける
ハヤテの隣に車が停まる

ハヤテ「お出迎えご苦労クラウス」
「クラウス?誰ですかそれ?」

運転してきた老紳士が返す

ハヤテ「いやさっきまで面白い娘と喋っててね。まぁ道中話すよ」

車に乗るハヤテ、そして車が出る
車の中から走ってきたヒナギクが見える
そして辺りを見渡し悔しがっている

ハヤテ「残念だよ、本当に・・・ここまでちょろいとは」

煙草から煙をふ、と噴出して呟いた






             END

原作:The Usual Suspects






          登場人物

ロジャー・"ヴァーバル"・キント役 綾崎ハヤテ
左半身不随の詐欺師と言う設定ですが
それがキチンと表現出来ていなかったのは残念
大物ポジなのでハヤテのキャラにも合ってなかった

デビット・クイヤン役      桂ヒナギク
私が書いてた話でもハヤテとヒナギクが対立してたので
詐欺師と対立する刑事役に配役しました
元々男性キャラだったのでやや無理が有る?
この物語はクイヤンがキントを屑だと見下しながら
キントの嘘話を延々と聞く話なので
ヒナギクをクイヤンより独善的で傲慢な人物にしてみました
それは良い改変だと思います

ディーン・キートン役      東宮康太郎
クイヤンに目の仇にされている男
クイヤンに堅気になろうと頑張っているのを邪魔された印象を受ける
嘘話の中で語られているのでまともな考察が出来ない
東宮はシンプルで動かし易そうなので中心的なキートン役に配置しました

マイケル・マクマナス役     柏木
かなり終盤まで生き残るポジションなので
柏木さんに、柏木さんは出番が少ないですが好きなキャラです

フレッド・フェンスター役    冴木 ヒムロ
ヒムロさんってどんな人だったか印象が薄いので
ボロが出る前に真っ先に死ぬフェンスター役に
フェンスターのキャラは好きです

トッド・ホックニー役      ギルバート・ケント
ヒムロさんとは正反対に濃いキャラですが口調が面倒なので
二番目に死ぬホックニーに、こんな理由で配役をするのは不味いでしょうね

ジャック・ベア役        リィン・レジオスター
最初の帽子を被って出てくるシーンが格好良かったので
イケメンのリィンさんに演じて頂きました
特に見た目以外に配役に意味は無いです

コバヤシ役           倉臼征史郎
謎の弁護士コバヤシ、名前が日本人っぽいのに
演じているのは日本人でも日系の顔でも無い
作中でも合ったとおりコップの底のコップ製造元がコバヤシだった為
同じくクラウスと言う呼び名が外国人っぽいのに日本人みたいな倉臼さんに演じて頂きました
名前表記が蔵薄などブレブレで一定じゃなかったのは
嘘なのであやふやにしていると言う演出です
それについて指摘して下さった方有難う御座います
お手数お掛けしてすいません

ジェフリー・レイビン役     朝風理沙
レイビンとクイヤンは仲良さそうなので配役しました
ものぐさそうなので机やコルクボードがごちゃついてると言うのも良いかと

イーディ・フィネラン役     西沢歩
東宮君は凡人だと私は考えていまして
ならば凡人の西沢さんとくっ付くのが道理だろうと
東宮の恋人役に西沢さんを起用しました
序盤に少し台詞ある位で終盤は人質にされた挙句
殺されると言う役回りですが

アーコシュ・コバッシュ役    野々原楓
何故チンピラの彼がカイザー・ソゼの正体を知っているのかは置いておいて
私は証言する事で東宮=三千院帝の方式を叩き潰す事が
東宮を助ける事だと思ったので、東宮を助けるのは野々原だろうと思ったので
彼を配役しました、全身火傷でぶっ倒れてる役ですけど

アルトゥーロ・マルケス役    花菱美希
ソゼに殺されたチクリ屋役、情けない役ですが
花菱さんにやって頂きました、ワタルさんでも良かったかも

レッドフット役         マリア
名前だけで性の無い人物なのでマリアさんにやって頂きました
だがキャラが合っていない

カイザー・ソゼ役        三千院帝
カイザーが皇帝と言う意味なので帝が付いている三千院帝と言う呼称で
出させて頂きました、名前だけのご出演です
因みにナギはツインテールのチビ娘として写真のみの出演です
小説だから意味分からんですね



―あとがき―

ようやく終わりました・・・予定では2月には終わる予定だったのに
もう7月、明らかにペースが遅過ぎる
仕事も大変になって来たし連載再開は無理が有るな・・・
また別の短い話でも書くべきか・・・
とりあえず短編の構想は有るのですが書くべきでしょうか?
オリジナルの短編とゲームのクロス短編が有るのですが
どちらを書くべきでしょうか?皆さんのご意見をお願いします
とは言っても全然コメント付かなかったなぁ・・・
閲覧数は有るのだけどやはり力不足ですね、精進します
とりあえず次回書くとしても書き溜め作ってから上げるようにするので少し間を空けます

今回の良い所、悪い所を上げると

今回の反省点:原作映画のアクションシーンなどの
激しく文字にし難い場面を文字に出来ず魅力を伝えられなかった
日本人名なので違和感が有る
キャラと人物が合っていない事が有る
今回の良い点:若干のアレンジを加えられた

と言った所でしょうか?
原作映画を見られた方が居たらご批評をお願いします

ではそろそろお暇します、では次回作で、また
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