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1111は疾風〔一話完結〕
日時: 2013/11/06 10:37
名前: ハヤヒナ

長編小説を執筆中ですが、ハヤテの誕生日が近いので記念小説をやります。
11作目となります小説もハヤヒナです。ではドウゾ。






(ハヤテ君の事、好きなんだ……………。)
此処は桂家。ヒナギクの部屋。
ヒナギクは自分の誕生日の三月三日にハヤテが好きな事に気付いた。
思いを伝えられないまま八ヶ月が経ち、十一月となった。
ヒナギク 「ハヤテ君の誕生日、何を上げようかな……。」
そう、明日はハヤテの誕生日。ヒナギクはハヤテの誕生日に何をあげるか迷っていた。
ヒナギク 「今からだと手編みは難しいわね…………。
      ハヤテ君は私の誕生日に手作りのクッキーをくれたのよね……。
      ホワイトデーの時も手作りのクッキーをくれた事だし……。」
ヒナギクは机の中に入ったある物を見ながら言った。
そのある物は…………、ハヤテから貰ったクッキーが入っていた袋を大事そうにしまっていた。
ヒナギク 「何をあげればハヤテ君は喜んでくれるかしら…………?」
そして…………悩んだ結果、ハヤテに誕生日プレゼントを決めたのであった。










次の日。ハヤテの誕生日パーティーは開かれた。
ヒナギク、ナギ、マリア、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、歩、伊澄、咲夜、ワタル、サキが祝ってくれた。
数時間後。誕生日パーティーも終わり、ヒナギク以外の皆は帰っていた。
ヒナギク 「ハヤテ君、改めて誕生日おめでとう。」
ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」
ヒナギク 「それじゃあプレゼントをあげる前に、少し移動しましょ。」


そして…………白皇学院。
ヒナギク 「誕生日プレゼントあげる前に、此処がどう言う所か覚えているかしら?」
ハヤテ 「ええ。覚えていますよ。此処はヒナギクさんと初めて出会った場所ですね。」
ヒナギク 「覚えててくれていたの?」
ハヤテ 「ええ。あの時は僕にとって、運命でしたから。」
ヒナギク 「(それって…………)それじゃあその運命を現実的にしてあげるね。」
ハヤテ 「それって…………。」
ヒナギク 「じゃあ誕生日プレゼントをあげるね。」
ハヤテ 「あ…………はい。」
ヒナギクは…………昨日決めていた思いを実現しようとハヤテと向かい合った。
そして…………。
ヒナギク 「ハヤテ君が好きです。私と付き合って下さい!!」
ハヤテ 「え…………。」










一年後。ハヤテとヒナギクはデートしていた。
ヒナギク 「ハヤテ君、お誕生日おめでとう。」
ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」
一年前のハヤテの誕生日に、ヒナギクはハヤテに愛の告白をプレゼントしたのであった。
ハヤテはその思いを受け入れたのであった。
実は…………ハヤテもヒナギクが好きであった。
そして…………一年が経ったのであった。
ハヤテ 「ヒナギクさん、これからもお願いしますね。」
ヒナギク 「私の方こそ宜しくね。」
ハヤテとヒナギクはお互いに抱き締め合い、キスをしたのであった。




1111は疾風 〔完〕



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