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時の悪戯 〜序章〜 第二話11月25日更新
日時: 2012/10/27 19:52
名前:
銀
どうも初めまして。
ひなたのゆめというサイトで少しの間、このサイトで初めて投稿する銀というものです
知っている人もいるでしょうが竜神さんという作者さんの弟子をやらせていただいていました!
ひなたのあゆめが消滅してしまい私もリメイクしようかなーと考えてはいたんですけどいろいろあいまいなところがあったので思い切って登場人物の家族構成やつながりをリセットして名前だけ同じにいて新しい作品を書くことにしました。
ちなみにこの作品のジャンルは
・シリアス
・バトル
・コメディ
という感じです
オリキャラも出ます
基本的にシリアスとバトルですかねー
では、プロローグをどうぞ!
_______________________________________________________
この世界は狂ってる
そう思い始めたのいつごろだっただろう
ここの時は狂っていると感じ始めたのはいつだっただろう
この世界の空は何時も赤くただただ紅いつきがあるだけだった
太陽が昇ったことなど一度も無い
時を確認するには月の紅がどれくらい濃いかで判別する
少なくとも自分が生きてきた時には
気付いたら何百年も何千年もたっていて人もいなくなった
いるのはひたすら襲い掛かってくるいろいろな形をした化物だけだった
そこに身長130cmもいかない少年はいた
少年は背に自分の背丈以上もある大剣を背負っていた
少年はその剣を抜く
いつの間にか前にいた化物に向かってただ何も思わず剣を振り下ろした
化物は一撃で消えた
倒れたではく、消えたのだ
少年は空を見上げ、思い出す
最初は人もたくさんいた
世界中の人類の数くらいいた
だが・・・そんなにたくさんいた人間も少年一人をのぞいて皆いなくなってしまった
この世界に来て半年くらいたったころ人が30数人まとめて消えた
しかし少年意外は誰も探そうとはしなかった
むしろ喜んでいた
これで自分達の食料が増える
少年はそれを聞いて驚愕し
逃げた
どこへともなく逃げた
ただあいつらから離れたくて
しかし一人で生き抜くには限界があった
だから少年は最初の所へ戻った
たとえ追い払われても食べ物を盗んでくるつもりでいた
しかし幸か不幸かそれは出来なかった。否、する必要が無かった
食料はあった。
しかし人が、いなかったのだ。何億何兆といた人々が、一人も。
あの人々が何ももたずいなくなるはずが無い
そう思ったが取り合えず少年は食料を全てもってその場を離れた
数年たったある日
少年は何か胸騒ぎがして目を覚ました
良く耳を澄ませば
大人数の足音がする
少年はあいつらが来たと思い隠れた
そこで少年が目にしたものは幼い彼にはあまりにも残酷な風景だった
あいつらが化物になっていたのだ
化物になった彼らの視線の先には数人の大人がいた
驚愕はまだあった
あいつらは数人の人を喰らったのだ
躊躇なく殺し、喰らう
それが終わったら歩き出す
ただそれだけを繰り返し、気付いたら人がいなくなっていた
少年は視線を空から前へと戻す
グルルゥ
獣のうなり声がする
少年は横を見て
「分かってる。そう急かすなよレイディオ」
隣のドラゴンへ笑いかけた
「早く出なきゃ行けねえな」
少年は前を見据え剣を化物の首に刺す
そしてその剣を肩に置く
「この、時の狂った世界からよ」
少年は思う
これは時の悪戯なのだ
自分が時で遊んだから
お返しに時が彼に悪戯をしたのだ
彼が自分と同じように狂うようにと
_________________________________________________________
最初から訳分かんないことになってしまいました
頑張って続けていくのでよろしくおねがいします!
[メンテ]
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Re: 時の悪戯 〜序章〜
( No.1 )
日時: 2012/10/28 14:53
名前:
銀
よく分からないプロローグから第一話をどうぞ!
第一話「始まり」
_____________________________________________________
クリスマスイブから数ヶ月
ハヤテは夢を見た
月と空が紅い世界を
そこで少年が一人でいる夢を
『おもしろいでしょう?』
声が聞こえた
夢の少年の口は動いていない
では誰がと思ったところに何も見えなくなった
少年も、紅い世界も、何も無い真っ暗な場所にハヤテは立っていた
そしてまたあの声が聞こえる
『あの子には他の人間とは違って私の思い通りにならなかったからちょっと悪戯しちゃった♪』
ハヤテは何も無い場所に問いかける
「きみはいったい・・・?」
『・・・・・・知りたい・・・?』
そこでなぜかハヤテは黙ってしまう
『ウフフ・・・でもおしえてあげな〜い』
「なっ・・・」
自分で聞いといて・・・とハヤテは思う
『でも一つだけ教えてあげる♪』
ハヤテの前に一つの時計がゆっくりと落ちてくる
ハヤテはその時計を手に取って開いた
その時計は開くとオルゴールがなる仕組みになっていてその曲は何故かとても懐かしく思えた
『その時計は私を呼ぶためのもの』
『時計に強く願えばその願いをかなえてあげる』
「そんな事が・・・」
出来るわけないといおうとしたところで『できる』とキッパリ言われてしまった
『その願いの代償は私が勝手にあなたから奪っていくわ♪あなたの大切ななにかをね・・・♪』
『さて、次に私とあえるのはいつになるのかしら?楽しみよ・・・綾崎ハヤテ♪』
『あの子みたいにならないと良いわね・・・・・・ウフフ・・・』
それから声は聞こえなくなってしまった
そしてハヤテは目覚める
そこはハヤテの部屋で静まり返っていた
ハヤテの体は汗ビッショリだがそれも構わず時計を見た
何時もの時間。何時もと同じ朝
けれどハヤテには分かった
何かが違うと・・・
「・・・・・・・・朝食の準備をしなくちゃ」
執事服に着替えるために起き上がったときに気付く
自分の右手にあの時計が握られているのを
「あれは夢だったはずだ・・・!何で!」
ドアがノックされる
「ハヤテ君?おきていますか?」
三千院家メイドのマリアさんだった
「あ、はい!今行きます!」
ハヤテは急いで執事服に着替え時計をベッドにおいて部屋を出る
『やっと・・・やっと見つけた♪私の遊び相手・・・♪』
部屋を出る時にそんな声が聞こえた気がした
___________________________________________________
第一話終了です!
こんなに早く更新できたのはいつ振りだろーとおもいましたー
予定では今週中にはあと一回更新出来たらなーと思っております!
では、また次回に!
[メンテ]
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Re: 時の悪戯 〜序章〜 第一話10月28日更新
( No.2 )
日時: 2012/11/25 14:39
名前:
銀
何が近いうちのもう一度だ!もうすぐ一ヶ月だよ!
と自分で自分に文句を言っている銀です!
何故か宿題が減るどころか増えてるんですよー
ハヤテ「それは作者さんがやらないからでしょう!?」
なるほど!
ハヤテ「なるほどじゃないですから!早く終わらせてください!」
まぁ、終わったから今ここにいるんだけどねー
前置きもここら辺にしてそろそろ本編へ
第二話「変化」
___________________________________________________
ハヤテは朝食の準備をするためにキッチンへきていた
そこにはすでに先客がいた
ナギがテーブルに座ってコーヒーを飲んでいたのだ
「あれ?お嬢様随分と早いですね」
ナギはハヤテに気付いて不思議そうに首を傾けた
「何を言っているハヤテ、私は何時もこのくらいの時間に起きているぞ」
「え?」
そんなはずがないとハヤテは思った
「(ナギお嬢様は学校のある日でもギリギリに起きて今日は学校休むーとか言って最終的にはマリアさんに起こされる人で夜遅くまでゲームやって漫画読んで爆睡ゲームやって漫画読んで爆睡の繰り返しで次の日のお昼すぎまでおきてこない駄目人間の象徴である人のはずだ!!)」
「おいハヤテお前ものすごく失礼な事考えてないか?」
「へ!?イヤイヤ考えてませんよ!」
ナギはまだ疑うような視線でハヤテを見ていたが納得したらしくハヤテから視線を戻した
そしてもう一度ハヤテをみて目を見開いた
「お前・・・誰だ!?」
いきなりナギは椅子から立ち上がってハヤテから距離をとる
その行動にハヤテも驚きナギに一歩近づく
「それ以上近寄るな!SPを呼ぶぞ!!」
携帯を出して身構えるナギ
どうやら冗談ではないようだ
「お、お嬢様・・・?」
「お前にお嬢様呼ばわりさせる覚えは無い!!」
「(どういうことだ?お嬢様は僕の事が分かっていない!?)」
さっきまで僕の事をハヤテと言っていたはずなのにとハヤテは慌てる
本当にSPを呼ぶのかナギは携帯でどこかに電話をかけている
ハヤテは視界が歪んでいることに気付いた
良く見るとナギの身長も少し縮んでいる
「(いったいどうなってるんだよ!!)」
ハヤテは目をつぶり頭を抱え込んだ
もうハヤテはパニック寸前だった
そして静かになったことが分かるともうそこは三千院家のキッチンではなかった
森のようなところだが辺り一面紅く木も草も空もそして月も紅かった
「ここは確か夢で・・・」
そのときハヤテの背後から草を踏む音がした
その音に反応して振り向くとそこには夢で見た少年がいた
「不幸だな、お前」
突然少年は意味の分からないことを言い出した
「・・・僕が不幸なのは最初からだよ」
ハヤテは状況が分からないがとりあえず返してみた
「そうか」
少年はそっけなくこたえる
「状況説明は・・・必要らしいな」
少年はハヤテをじっと見てから口を開いた
「・・・うん」
今は少しでも情報が欲しい
そう思ってハヤテは少年の話を聞くことにした
「まずこの世界のことだが」
少年が説明を始めたころ近くで物音がした
少年は音をしたほうをじっと見つめた
「ちっ・・・・・・少しは空気を読めよな」
少年はハヤテの手をとり走り出した
ハヤテは少年に引張られるようにして走っていたが後方から来るものを見た瞬間全速力で走り出した
後ろから来たのは見たことも無い化け物だった
それも一匹ならず四匹
「ねえちょっと君!あの化物は何なの!?」
「いいから走れ!そんな速度じゃ追いつかれるぞ!!」
ハヤテはスピードを上げる
「くっそ・・・スピード型か・・・厄介だな・・・。おいお前!」
少年はハヤテに呼びかける
「このまま真っ直ぐ行った所に洞窟がある!そこに入ったら泉が見えるからそこでじっとしてろ!!」
呼びかけるというより一方的に言っているだけだが
「でも君は・・・!?」
「俺の事は心配するな、こいつらの相手はなれている」
「でも・・・!」
「うるさいな・・・つべこべ言わず早く行け。近くにいられると戦闘の邪魔だ」
少年は静かだがはっきりと聞こえる声で言った
ハヤテはうなずいてもっとスピードを上げた
「分かった。死なないでね」
「はっ!こいつら相手に死ぬとかありえねぇよ!!」
ハヤテは真っ直ぐ進むのに対し少年は左へ曲がった
* *
走っているうちに広い場所へ出た
少年は止まり後ろを振り向く
化物はまだ追ってきている
「・・・人の言葉なんていつ振りだろうな」
少年は言葉をはきながら背の剣を抜き頭の真上にもってきた
もうあと数メートルの所まで化物が迫っている
少年は地を蹴り一気に剣を振り下ろす
「(一匹)」
そして勢いを殺さずもう一匹の前で右上へなぎ払う
「(二匹)」
更に前へ進み左下へ降り下ろす
「(三匹)」
最後に体を左へ回転させ剣を真横に振る
「四匹目っと・・・」
少年は剣を背の鞘に収める
化物は倒れたまま消える
少年はそれを見届け歩き出す
「・・・あいつに説明するのメンドそうだな・・・」
少年はため息をつきながらもと来た道を戻っていく
_____________________________________________________
少年の名前を次回だそうかなーと思っています
まぁ、ひなたのゆめで書いていた私の小説を見ていただいていた方には分かると思います
では、また次回に。
[メンテ]
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