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彦星借金執事と織姫無敵会長〔一話完結〕
日時: 2013/07/04 10:01
名前: ハヤヒナ



今日は7月7日。七夕である。


「今日は七夕ですね。」


「そうね。晴れて良かったわ。天の川も綺麗に見えるわね。」


「そうですね。」


「織姫と彦星、逢えたかな?」


「きっと逢えたと思いますよ。僕とヒナギクさんみたいに。」


その言葉に、ヒナギクは顔を赤くした。


「そ、そうよね。私とハヤテ君みたいに出逢っているわよね。」


「ええ。そうに違いませんよ。でないと僕とヒナギクさんも出会っていませんから。」


「そうよね。織姫と彦星も私達と一緒よね。」


現在、ハヤテとヒナギクは同棲している。三千院家敷地内に立てて貰った家で。


半年前の3月。ハヤテとヒナギク達は白皇学院を卒業した。


そして、初めて会った場所で結婚の約束をした。


「そうだヒナギクさん。僕達結婚しますし、何か決めませんか?」


「それじゃあハヤテ君、お互いに呼び捨てで呼ぶ事にしましょ。後、敬語なしで。」


「それいいですね。」


「早速今から始めましょ。」


「そ、そうだな。ヒ、ヒナギク。」


「う、うん。ハ、ハヤテ。」


「何かしっくり来ませんが。」


「そうね。しっくり来ないわ。」


「でも徐々に慣れていくと思うよヒナギク。」


「慣れていきましょハヤテ。」


「ではそろそろ帰ろうか。」


「風邪引いたら困るし。」


「例え風邪をひいても、僕が見てあげるからヒナギク。」


「私もよ。ハヤテが風邪引いても見てあげるよ。」


「有難うヒナギク。」


「有難うねハヤテ。」


ハヤテとヒナギクは手を繋いで天の川の下を帰っていた。


自分達の家に向かって。


そして、1年後にハヤテとヒナギクは結婚。


幸せな新婚生活を送るのである。



〔終〕

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