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女神と共に2nd (7月12日更新) そして次スレ移行へ
日時: 2012/09/02 14:03
名前: masa

こんにちはmasaです。

2回目となる2スレ目に入りました。

では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは毎度おなじみ平和な天王州家。の朝。
ハヤテは支度を終え、アテネの部屋に向かった。

すると、

「ハヤテ、今日は私は休みますわ」
「へ!?何で?」
「そ、それは」
「???」
「な、何ででもですわよー」

そう言うと、アテネは部屋に入って鍵をかけた。

「ちょ、ちょっとアーたん。どうしたのさ」

ハヤテはアテネの部屋のドアを叩きながら聞いたが、

「うっさいですわ!!!!!早く学校へ行きなさい!!!!」
「ええ!?」

何度か押し問答は続いたが、アテネが一向に折れないので、ハヤテは諦めて一人で登校することにした。


                     × ×


「やれやれ。なんかしたかな?」

ハヤテはアテネを怒らせた原因を考えていたが、あそこまで怒られる理由は思い当たらなかった。

ハヤテがしばらく1人で歩いていると、

「よう、ハヤテ」

振り返ると、悠太が1人でいた。

「おはよ悠太。あれ?1人?」
「ん?まあな」

ハヤテと悠太は並んで歩きだした。

「珍しいね。ナギさん風邪でも引いたの?」
「そういうわけじゃねえんだが」
「じゃ何で?」
「分かんねえよ。いつものように起こしに行ったら「今日は休みだ!!!何が何でも休みだ!!!」って言われて。ハヤテの名前も出したんだが、駄目だった」
「ふ〜ん」

ハヤテはなぜ、ナギが自分の名前を出せば学校へ行く気になるのか分からなかった。

「んで、そっちの主はどうしたんだよ」
「同じような理由だよ」


                      × ×


ハヤテ達は教室に着いても話をしていた。
少しすると、ハヤテが辺りを見渡し始めた。

「どうした?」
「え!?いやね」

ハヤテは辺りを見渡すのをやめ、

「いつもなら、神尾崎さんが抱きついてくるのになって」
「そう言えば」

最近は朝の習慣とも言える、綾子がハヤテに抱きつき、アテネ、ナギ、麗がそれを怒って喧嘩になるという光景があるのだが、綾子も麗も教室に見当たらなかった。

「まあ、今日はちょっと遅れてるだけだろ」
「そうだね」

しかし、授業が始まっても、昼休みになっても綾子も麗も教室に姿を見せなかった。

そこで、

「ん!?ハヤテ、どこに行くんだ?」

昼食に誘いに来た悠太がどこかに行こうとしているハヤテに尋ねた。

「ちょっと中等部に」
「何でまた」
「勝君のとこにだよ」
「勝?ああ、時任の弟か」

悠太も暇だったので、ハヤテに同行することにした。


                    × ×


ハヤテと悠太が、中等部の教室に着くと、1番近くにいた女子生徒に声をかけた。

「時任勝君いるかな?」
「と、時任君ですね/////////////////////呼んできます////////////////////」

その女子生徒は教室の奥にいる勝を呼びに行った。
すると、すぐにでも勝がハヤテ達の元に来た。

「どうしたの?お兄ちゃん」

悠太は誰の事か一瞬分からなかったが、すぐにでもハヤテだと分かった。
ハヤテはお兄ちゃんと呼ばれ、少し躊躇したが、

「あのさ、麗さんどうしたのかなって聞きに来たんだけど」
「お姉ちゃん?休みだよ」
「どうして?」
「さあ?朝、学校へ行こうって言ったら、「今日は休みよ」って言われて、理由を聞いても「私には大事な使命があるからよ」としか言わないんだ」
「そう。ありがと」

そう言うと、ハヤテも悠太も出て行った。

勝が教室を振り返ると、さっきハヤテに声をかけられた女子生徒が

「キャーー。綾崎先輩に声をかけられたわー」
「ずるいわよ。私だって話しかけられたいのにー」
「そうよそうよ」

と、もめていた。


                      × ×


ハヤテと悠太は昼食のため、庭に来ていた。

「それで、何で時任の弟にお兄ちゃんだなんて呼ばれてたんだ?」

着いて早々悠太はハヤテに問い詰めた。
ハヤテは特に隠す理由もなかったので、詳しく説明した。

「なるほどな」

悠太は弁当を食べながら、そう呟いた。

「まあ、いいじゃねえか。別に不純な理由ってわけじゃねえんだし」
「そうなんだけど」

ハヤテは煮え切らなかったが、これに関しては諦める以外にはないようだ。


                       × ×


放課後。結局、綾子は登校してこなかった。
ハヤテはきっとアテネ達と同じ理由ではないかと推論した。

ハヤテと悠太は一緒に下校していた。

「結局、アーたんやナギさんが学校を休んだ理由って何なんだろうね?」
「さあな。ま、帰ったら聞けばいいじゃねえか」
「そうだね」

会話していると、分かれ道に来たので、別れた。


ハヤテが家に着くと、玄関にメイド長がいた。

「おかえりなさいませ、ハヤテ坊っちゃん」
「うん、ただいま」
「ハヤテ坊っちゃん、アテネお嬢様から伝言です」
「何?」
「「ハヤテ、今日は台所に入る事は禁じますわ!!入ったらただではすみませんわよ。よって、夕食は私が作りますわ」とのことです」
「あ、はい」

メイド長は伝言を伝えると、去って行った。

「何でまた台所に?」

ハヤテはアテネの伝言の意味を理解できなかった。
仕方ないので、自室に戻ると、何時もより多めの修行をする事にした。


                       × ×


夜、何時ものようにベッドに横になると、ハヤテはアテネに話しかけた。

「ねえアーたん。今日は1日中何してたの?」
「内緒ですわ」
「ええ!?じゃあ、あの伝言はなんだったの?」
「それも内緒ですわ」

ハヤテは口をとがらせた。

「そんな顔しないの。まあ、明日になったら教えてあげますわ」

そう言うと、アテネは寝息を立て始めた。

「もう。まあいいや、明日になれば分かるから」

そう言うと、ハヤテも寝息を立て始めた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。



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Re: 女神と共に2nd ( No.1 )
日時: 2012/09/02 15:24
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9051

 サラ「サラです。リクエストありがとうです。感想1番乗りです。」

 ナオ「ナオっちです。リクエストありがとう。」

 奏「奏です。リクエスト感謝します。…つまりこの初期オリキャラ3人でしゃべるという
ことだな。……ハヤテは中学生にももてるんだな。」

 サラ「理由は想像つきますからね。本人は把握していないでしょうが。」

 ナオ「私たちにも3人が休んだ理由がわからないんだよね。…この小説での時間は…まだ
ハヤテの誕生日でもなさそうだし。」

 サラ「…まぁ、これは考えても無駄そう。アテネさんや綾子さんはともかくナギちゃんは
何かに挑戦しても失敗で終わると思うんですよ。」

 奏「大丈夫よ。何のためにあの『ブラックマリアさん』が居ると思ってるの?」

 ナオ「何か黒と灰色が混ざったような視線をかんじるね。」

 サラ「いや、其れは黒といっても問題ない……」

 奏「共通点は『ハヤ堕ち』であること。」

 ナオ「つまりハヤテくんに関係が?」

 サラ「まぁ、次回わかるでしょう。そろそろですね。」

 奏「また来るので、リクエストとかあればどうぞ。」
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Re: 女神と共に2nd ( No.2 )
日時: 2012/09/02 20:10
名前: ユウさたん

どうも、ユウさたんです。

まずは新スレおめでとうございます。

アテネとナギと綾子の三人が休みですか〜

ナギは分かりますが、綾子とアテネが休むのは珍しですね。

前回までの展開から考えると想像がつきますが…ここでは伏せておきますね。

何にしても、翌日の展開が楽しみです。


それでは、また。
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Re: 女神と共に2nd (9月5日更新) ( No.3 )
日時: 2012/09/05 17:25
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しから。

 ●キーさん

 >>サラ「サラです。リクエストありがとうです。感想1番乗りです。」

  ナオ「ナオっちです。リクエストありがとう。」

 麗「ようこそ♪感想ありがとうね♪」

 >>奏「奏です。リクエスト感謝します。…つまりこの初期オリキャラ3人でしゃべるという
ことだな。……ハヤテは中学生にももてるんだな。」

 もててるというか。憧れてるというか。まあ、両方ですね。
 ハヤテ「???」

 >>サラ「理由は想像つきますからね。本人は把握していないでしょうが。」

 ハヤテ「え!?何の事なんですか?僕が好かれているわけないでしょ」
 アテネ「鈍感」←呆れた目

 >>ナオ「私たちにも3人が休んだ理由がわからないんだよね。…この小説での時間は…まだ
ハヤテの誕生日でもなさそうだし。」

 ええ。ハヤテの誕生ではありませんよ。今回で休んだ理由が分かります。

 >>サラ「…まぁ、これは考えても無駄そう。アテネさんや綾子さんはともかくナギちゃんは
何かに挑戦しても失敗で終わると思うんですよ。」

 マリア「ですよね〜♪」
 ナギ「うるさい」

 >>奏「大丈夫よ。何のためにあの『ブラックマリアさん』が居ると思ってるの?」

 マリア「あらあら♪どういう意味なのかしら♪」
 ナギ「(怖いよ!!!!その笑顔が怖いよ)」

 >>ナオ「何か黒と灰色が混ざったような視線をかんじるね。」

 マリア「フフフフフフフフフフフフフフ♪気のせいじゃないかしら」

 >>サラ「いや、其れは黒といっても問題ない……」

 マリア「あらあら♪失礼な方ね〜♪」
 ナギ・悠太・クラウス「・・・」

 >>奏「共通点は『ハヤ堕ち』であること。」

 そうです。その共通点が大事なのです。

 >>ナオ「つまりハヤテくんに関係が?」

 そうですよ。でないと説明がつきませんから。

 >>サラ「まぁ、次回わかるでしょう。そろそろですね。」

 はい、今回できっちり説明してます。

 >>奏「また来るので、リクエストとかあればどうぞ。」

 じゃあ、ベルアさんとリンさんと調さんで。

 感想ありがとうです〜♪





 ●ユウさたんさん

 >>どうも、ユウさたんです。

 崎山「感想ありがとうございます」

 >>まずは新スレおめでとうございます。

 ありがとうございます。ここまで来れてうれしいです。

 >>アテネとナギと綾子の三人が休みですか〜

 麗「あの、私もいるのよ。私も休んだのよ。忘れないでね」

 >>ナギは分かりますが、綾子とアテネが休むのは珍しですね。

 そうですね。もちろんれっきとした理由がありますよ。
 アテネ・綾子「なければ休みませんわよ!!!」

 >>前回までの展開から考えると想像がつきますが…ここでは伏せておきますね。

 はい、お願いします。一応今回の主軸なので。

 >>何にしても、翌日の展開が楽しみです。

 ご期待に添えるかわかりませんが、がんばります。

 >>それでは、また。

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪











では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、なぜか学校を休んだアテネ達。


朝、ハヤテはいつも通りであり、学校へ行く時間になった。

「アーたん、今日はどうするの?」
「もちろん行きますわ」

いつも通り、アテネは着替えていた。


いつものように、2人で登校していると、

「よう、ハヤテ、天王州」
「悠太、ナギさん。おはよ」

今日はナギは登校していた。

「あ、ああ」

ナギはなぜか緊張していた。

「ナギさん?どうかしました?」
「な、何がだ!?」
「いえ、様子がおかしいような気がして」
「そ、それは」

ナギがモジモジしていると

「まあ、触れてやるな。色んな意味でな」

悠太が代わりに答えたので、ハヤテはこれ以上の言及をやめた。


                     × ×


学校へ着き、教室に入ると、なぜだか異様な雰囲気に包まれていた。

「ど、どうしたんだろ」
「お前なあ」

悠太は少し呆れていた。

ハヤテはこの雰囲気が分からないまま、自分の席に着いた。
すると、

「ハヤテ様♪」

いつものように綾子が抱きついてきた。

「神尾崎さん?昨日はどうしたんですか?」

アテネとナギから発せられている殺気を無視してハヤテが聞いた。

「昨日はとても大事な用事があったんですわ」
「そうだったんですか」
「フフ♪心配してくれるなんて嬉しいですわ♪」

ハヤテがふと見ると、いつの間にか麗がいて麗までも殺気を放っていた。

「(やれやれ。今日は荒れるな。ハヤテとは今日だけは距離を置くか)」

人知れず、悠太はそう決心した。


昼食、何時ものようにハヤテ、アテネ、綾子、ナギ、麗は一緒だった。

「そう言えば、今日は学校中が異様な雰囲気に包まれてますよね?何でだと思います?」

ハヤテの問いかけに答えるものは誰もいなかったが、ハヤテ以外の全員が考えている事は全く一緒であった。

目の前の女性陣から急に放たれた異様な雰囲気にハヤテはただただ怯え

「(く、口は災いのもとってこういう事かな?発言しない方がいいな)」

そう思うしかなかった。


                       × ×


放課後、ハヤテとアテネは理事長の仕事をし、帰路に就くことにした。

すると、

「綾崎先輩、これを貰ってください」

大量の女子生徒が校門で待ち伏せしていた。

「え!?これって」

次々と受け取っていく中で、ハヤテは今日がバレンタインデーだと思いだした。

「(そうか、だからか)」

結構な時間をかけて受け取り終わると、ハヤテには大型トラックが必要なほどのチョコレートが集まった。

「まったく、毎年毎年」
「あははは。すっかり忘れてたよ」

そう、ハヤテは毎年大量の本命チョコを貰っていた。
ただし、ハヤテはそれが本命チョコだとは気付いていないが。

「じゃあ、もしかして」
「そうですわよ」

アテネは鞄から綺麗にラッピングされた小箱を取り出した。

「手作りですからね。もちろん本命ですわよ」
「うん、ありがと」
「まったく。毎年あげているというのに気付かないとは」
「ごめんごめん。謝るから許してよ」
「まあ、それも毎年なんですけど」

ハヤテは色々あるせいか、毎年のようにバレンタインデーを忘れているのである。

ハヤテは貰ったチョコを運ぼうとした時、

「ハ〜ヤ〜テ〜様♪」

綾子がハヤテに抱きついた。

「神尾崎さん?」

アテネは慌ててハヤテを連れ出そうとしたが、間に合わず

「はい♪私からの手作りの本命チョコですわ♪」

アテネより一回り大きい箱を綾子はハヤテに手渡した。

「ありがとうございます」

ハヤテの笑顔に綾子は赤面した。

「じゃあ、昨日休んだのは、これを作るためだったんですか?」
「もちろんそうですわ///////////////ハヤテ様、一生懸命作りましたから」
「はい♪大切に食べさせてもらいますね」

綾子はうれしそうに帰って行った。

さらに

「ハヤテ君♪」

今度は麗だ。

「はい♪これ」

ハヤテは麗が差し出したアテネと綾子の間位の大きさの小箱を受け取ると

「これって」
「もちろんチョコよ。私手作りの本命よ」
「ありがとうございます。態々学校を休んでまで作ってくれて」
「フフ♪いいのよ。当然の事よ」

麗もうれしそうに帰って行った。
少しすると、勝がやってきて

「お兄ちゃん、ちゃんと食べてあげてね。お姉ちゃんがあんなに頑張って作ってるところ初めてだから」
「もちろんだよ」

勝も麗を追うように帰って行った。

「えっと、どうしよう」

流石のハヤテも量が量なので、手で持って帰るのは不可能だった。

「毎年の事ですからね、迎えをよこしましたわ」
「うんありがと」

ハヤテが待っていると、

「あ、あのハヤテ////////////////////////////////」

真っ赤のナギが来た。

「なんですか?ナギさん」
「こ、これを/////////////////」

ナギは小さめの箱を取り出した。

「これって」
「今日はバレンタインだろ?////////////////////////だから持ってきたんだ/////////////////////」
「ありがとうございますナギさん」

ハヤテの笑顔にナギは照れて全速力で駆けて行った。

「(あの三千院さんまで。今年は特にひどいですわね)」

アテネは毎年のバレンタインは嫉妬してるのだが、今年は特に強く嫉妬していた。

そんなアテネの気持を尻目に

「ハヤテ」

悠太が来た。

「どうしたの?」
「それ、ちゃんと食べてやってくれよ」
「え!?ってことは」
「ああ。お嬢様の手作りだよ」

悠太は思い出すように空を仰ぎながら

「初めてらしいぜ。あのお嬢様がマリアさんに頭を下げて教えてもらったらしいぜ。「ハヤテにおいしいチョコを食べてもらいたいんだ。だから頼む、マリア、教えてくれ」こう言ったらしいぜ。何度も何度も失敗しながらようやく完成した本命チョコだ。だからちゃんと食べろよ」
「もちろんだよ。あれ?悠太のは?」
「俺か?俺も貰ったよ。と言っても余った奴だがな」
「そう」
「構わないさ。たとえ余った奴でも手作りだしな」

悠太は満足そうだった。

ちなみに、アテネは嫉妬の炎が燃えたぎっていた。


                      × ×


夜、ハヤテは大量のチョコの山と向き合っていた。

「毎年大変なんだよね」

ハヤテはすごい量のチョコを全て1人で食べているのである。

「まずは、神尾崎さんのからにしようかな」

ハヤテは綾子からもらった箱を開封し、開けると大きなハート型のチョコが入っていた。
もちろん「愛しのハヤテ様へ」と、ホワイトチョコで書かれていた。

ハヤテは1口かじると

「あ、おいしい。甘さ控えめだし」

食べ終わると、次は麗の箱を開けた。
中には小さめのハート形のチョコがたくさん入っていた。

「あれ?これって生チョコじゃ」

1つ食べたハヤテがそう呟いた。

「すごいな。生チョコって大変なのに」

食べ終わり、次はナギのに手をかけた。
中には不格好ながらもハート形のチョコが入っていた。

「うん、おいしい。油分も分解してないし」

どうやら、ナギの手作りチョコは成功したようだ。
そして、

「さてと、アーたんのを食べようかな」

アテネは毎年のようにハート形のチョコを贈っていた。
最初のころは形にも凝っていたが、ここ最近は味に凝り、形はハートにしていた。

「やっぱりおいしい」

ハヤテは幸せそうに食べていた。

「さてと」

アテネのも食べ終わると、ハヤテは目の前の山と積まれたチョコに手を出し始めた。


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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (9月5日更新) ( No.4 )
日時: 2012/09/05 20:44
名前: 疾球




どうも〜疾球ですっ。
最近忙しすぎて全然来れなくてすみません!!!
まあ感想に〜


ああ・・・なるほど・・・
バレンタインデーだったんですかーー
だからみんな休んだり異様な空気を出してたんですね〜


にしても流石ハヤテですね〜
よっ!!リア王!!!



毎年のことだからこそ
アテネは嫉妬してしまいますよね〜
アテネがんばれ笑笑


なんかみんな凄いですね。
レベルが・・・クオリティが・・・


やっぱりハヤテは毎年
アテネのを食べてるんですね。
やっぱりおいしいってセリフなんか良かったです。


最後に・・・(久々だな・・・)
へ〜・・・ナギ・・・
マリアさんに・・・教わったんだって?
頭下げてまで←ここ大事
あのプライドの高いナギが!!!
頭下げてまで←ここ大事
必死だね〜★★★★★★
まあがんばれば?★★★



masaさん最後に新スレおめでとうございます。

デハマタ〜
ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャたんのっすぅいいいいいいいい
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女神と共に ( No.5 )
日時: 2012/09/07 10:55
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view&no=8668

こんにちはmasaさん
感想遅れてすいません
ハヤテモテモテですね
チョコたくさんでほんと天然ジゴロですね
しかもみんな本命なのにハヤテほとんど気づいてない
まあ全員本命だとわかってしまったら悩むでしょうね
ナギめっちゃくちゃがんばっている、うん意地とか捨てて人からちゃんと教わるとは偉い
そういえばハヤテとヒナギクどっちが多くチョコもらったのでしょう?
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (9月5日更新) ( No.6 )
日時: 2012/09/09 12:25
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しから。

 ●疾球さん

 >>どうも〜疾球ですっ。

 悠太「感想ありがとな」

 >>最近忙しすぎて全然来れなくてすみません!!!
  まあ感想に〜

 いえいえ。感想をいただけるだけでうれしんですよ。お暇のあるときで構いませんよ。

 >>ああ・・・なるほど・・・
  バレンタインデーだったんですかーー
  だからみんな休んだり異様な空気を出してたんですね〜

 アテネ「まあ、主にハヤテにうまく渡せるかという緊張でしょうね」

 >>にしても流石ハヤテですね〜
  よっ!!リア王!!!

 ハヤテ「な、何ですか。そのリア王って。そんなわけないじゃないですか」
 アテネ「ハ〜ヤ〜テ〜」

 >>毎年のことだからこそ
  アテネは嫉妬してしまいますよね〜
  アテネがんばれ笑笑

 アテネ「フンッ。うっさいですわよ」
 ハヤテ「まあまあ、落ち着いて。しょうがないでしょ」

 >>なんかみんな凄いですね。
  レベルが・・・クオリティが・・・

 綾子「それは当然ですわ。態々学校を休んだんですからね」
 麗「それなりのレベルを目指さないと勝てないもんね」

 >>やっぱりハヤテは毎年
  アテネのを食べてるんですね。
  やっぱりおいしいってセリフなんか良かったです。

 ハヤテ「ええ、アーたんは毎年くれるんですよ。うれしいですし、とってもおいしんですよ」
 アテネ「ハヤテのバカ////////////////////////」

 >>最後に・・・(久々だな・・・)

 ナギ「!!!」←嫌な予感
 マリア「!!!」←楽しそうな予感

 >>へ〜・・・ナギ・・・
  マリアさんに・・・教わったんだって?

 ナギ「そ、それは。次、自分1人だと自信なかったし」
 マリア「フフフ。まさかあのナギがと思いましたよ〜♪」

 >>頭下げてまで←ここ大事

 ナギ「ひ、人に頼みごとをするときはそれが礼儀だ!!///////////////////////」

 >>あのプライドの高いナギが!!!
  頭下げてまで←ここ大事

 ナギ「き、貴様あ」
 悠太「落ち着いて落ち着いて」

 >>必死だね〜★★★★★★
  まあがんばれば?★★★

 ナギ「フンッ。言われんでもがんばるわ」
 マリア「(まあ、無駄に終わりそうですけどね〜♪)」

 >>masaさん最後に新スレおめでとうございます。

 ありがとうございます。このスレでもがんばります。

 >>デハマタ〜
  ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャたんのっすぅいいいいいいいい

 マリア「フフフフフフ。本当に気が合うみたいですね〜」
 クラウス「(マリアって分からん)」←震えてる

 感想ありがとうです〜♪





 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんにちはmasaさん

 アテネ「こんにちは。感想ありがとうございます」

 >>感想遅れてすいません

 いえいえ。感想をいただけるだけでうれしいです。

 >>ハヤテモテモテですね

 ハヤテ「そんなことありませんよ。もう」
 アテネ「もうはこっちのセリフですわよ」

 >>チョコたくさんでほんと天然ジゴロですね

 ハヤテ「単純にあげる人がいなかっただけだと思いますよ」
 アテネ「・・・」

 >>しかもみんな本命なのにハヤテほとんど気づいてない

 ハヤテ「何言ってるんですか。全部義理ですよ」
 アテネ「・・・」←呆れと嫉妬が混じった表情をしている

 >>まあ全員本命だとわかってしまったら悩むでしょうね

 女子たち「ほ、本命だと気づいてくれたらもっと嬉しいです/////////////////だって/////////////」

 >>ナギめっちゃくちゃがんばっている、うん意地とか捨てて人からちゃんと教わるとは偉い

 ナギ「だ、だろ?ハヤテのために頑張りたかったんだ/////////////////////」

 >>そういえばハヤテとヒナギクどっちが多くチョコもらったのでしょう?

 アテネ「まあ、ハヤテでしょうね。実際にトラックを呼びましたし」

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪









では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは三千院家。いつものように悠太は執事の仕事をしていた。

すると、ナギが来た。

「なあ悠太」
「何だ〜?」
「私、思ったんだ」

悠太は嫌な予感がした。またナギの変な思いつきではないかと。

「あ、用事を思い出した」

立ち去ろうとしたが、

「待てい!!」

止められた。

「何だよ」
「ハヤテへのチョコを作ってて感じたんだ。私は家事が下手だと」
「だから?」
「練習しようと思ってな」
「何で?」

ナギは急に赤くなり

「だって、ほら/////////////////嫁入りするときに、何にもできないと困るだろ?だからだ」
「なるほどな。ハヤテのためか」
「う、うるさい/////////////////////////」

悠太はため息をつくと、

「で、何でそれを俺に言うんだよ」
「教えてほしいんだ」
「へ!?」
「だって、悠太は家事とか上手いだろ?だから頼みに来たんだ」

悠太は頭を2、3回掻き

「何で俺なの?マリアさんがいるじゃねえか」
「だって、マリアだと弄られそうで。悠太だったら真面目かつ丁寧に教えてくれそうだから」

悠太はまたため息をつき。

「分かったよ。できる限りでよければ教えるよ」
「ほんとか!?すまないな」


                    × ×


ナギはメイド服に着替え、箒をもっていた。

「よし、まずは掃除だ」

悠太は嫌な予感以外しなかった。

「そりゃ」

ナギはいきなり箒を振り回した。
すると、当然のように壺が宙を舞った。

「おわ」

悠太は間一髪で割れるのを回避した。

「おい」
「お、怒るなよ」

悠太は壺を元の位置に戻し

「あのなあ、箒は振り回すものじゃないの。床を掃くものなの」
「そ、そうか」

悠太はナギから箒を受け取ると、手本を見せた。
ナギもその通りにやり始めた。
だが、少しすると、

「箒ってめんどくさい」
「そういうものなの」
「うう〜」

その後は、多少は物は壊したものの、無事に一部屋を掃き終わった。

「よし、次は窓ふきだ」

ナギは水入りのバケツに雑巾を入れ

「よし」

そのままはじめようとした。

「待て待て」
「何だよ!!」
「絞れよ。雑巾をよ」
「絞る?」
「こうだよ」

悠太は手本を見せた。

「なんで態々」
「こうしないと、窓枠に水が垂れるだろうが。それに窓に水の染みができるの」
「なるほど」

ナギは言われたとおりに拭き、窓ガラスが割れるなんてことはなく無事に終えた。

「よし、掃除はもういいな」

ナギは生き生きとしていたが、悠太はもう疲れていた。

「次は洗濯だ」
「洗濯!?洗うものねえぞ」

ナギはしばらく考え込むと、

「知ってるか?」
「何を?」
「猫は洗濯機で洗えって」

悠太は呆れ、

「あのなあ、アメリカの都市伝説じゃねえんだからよ。そんなわけねえだろ」

ちなみに、猫を電子レンジで乾かそうとしたというあれです。

「仕方ない。この練習は明日だ」
「猫は洗うなよ」


                     × ×


悠太とナギはキッチンに来ていた。

「で、今度は料理かい」
「ああ、そうだ」

悠太は「怪我とか火傷とか注意しねえと」と、決意していた。

「よし、ここは一つ独創的な料理を」
「待てい」
「何だよ」
「あのなあ、そんなことできるのは、ハヤテみたいな一握りの本当に上手い奴だけだよ」

ナギはショックを受けた

「じゃ、じゃあ」
「それにだ、天王州も神尾崎も時任も十分に料理は上手なんだ。いきなり追いつこうとするのは無理だよ」
「じゃあ、どうすればいいんだよ」
「普通でいいんだよ」
「そんなつまらん事を」
「いいんだよ」

悠太はナギの両肩に手を置き、

「普通でいいんだ。それで、上手くなったら違う事に挑戦すればいいんだよ」
「で、でも」
「焦るな。焦ったって何も生まれねえよ。それにプロ級を目指そうとしても無駄かもしれねえぜ」
「何でだよ」
「さっきも言った通り、他の奴らはもうすでにプロ級だ。今からじゃ追いつけねえよ」

ナギは俯いてしまった。

「どうすればいいんだよ」
「家庭的な味を目指したらどうだ?」
「家庭的?」
「ああ、シンプルだが難しい。これなら今から始めても他の奴に勝てるかもしれねえぜ」
「そうか。よし、分かった」

その後は悠太に教わりながら料理を作った。

そして、実食の時になった。

「どうだ?」
「初めてにしては上手いぜ」

ナギも自分の作った料理を食べ、

「あんまりうまくないな」
「まあ、最初はこんなもんだよ」
「そうか」
「焦るなよ。こう言うのは一朝一夕で身につくものじゃねえよ。日々の積み重ねが大切なんだよ」

その後は黙々と食べ進めた。

そして食べ終わり、

「なあ悠太」
「ん〜!?」

流石に洗い物は悠太がやっていた。

「明日の朝も教えてほしんだ」
「朝?何でまた」
「ハヤテに食べてもらいたいんだ」
「なるほど、弁当か。分かったよ」


                     × ×


翌日の昼間。いつものようにいつものメンバーで昼食を食べていた。

すると、

「な、なあハヤテ」
「何ですか?ナギさん」
「こ、これ食べてみてくれないか?」

ハヤテは差し出されたものを食べた。

「どうだ?」
「そうですね」
「正直に言ってくれ」
「分かりました。まあまあですね」
「そ、そうか」

ナギは少し落ち込んでしまったが

「それ、私が作ったんだ」
「そうだったんですか。すみません」
「いや、いいさ。正直に言ってくれてよかったよ」

少しの沈黙の後

「なあハヤテ、私も料理がうまくなれるかな?」
「大丈夫ですよ。ナギさんならきっと上手くなれますよ」
「そ、そうか////////////////ありがとう////////////////////////」

中々の甘い雰囲気を出していたが、他の女性陣は殺気を放っていた。

もちろんハヤテは気が付いていない。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (9月9日更新) ( No.7 )
日時: 2012/09/09 12:38
名前: ユウさたん

どうも、ユウさたんです。

悠太が丁寧に教えたおかげで、ナギも少し料理の腕が上達したかな。

ハヤテとナギが甘い雰囲気の中で他のアテネ達はかなり嫉妬してたんでしょうね。

何にしても、ナギが少しづつ進歩していく物語が好きの私としてはけっこう満足できました。

これからも頑張れ! ナギ!

では、更新頑張って下さい。

それでは、また。
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Re: 女神と共に2nd (9月9日更新) ( No.8 )
日時: 2012/09/09 12:56
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9051

 調「まず、すみませんでした。……いや、更新されていたのに気付かず、感想が開いてし
まいまして。」

 リン「χによると、『以後気を付けます』との事です。」

 鈴ア「さ〜て、感想〜いっち〜ゃお〜♪」

 調「鈴アは相変わらずの話し方なのは放っておいて、ナギが遂に家事をやろうとしたか。
まぁ今のままだと、ナギはハム沢以下のスペックだからな。」

 リン「今まで失敗してたみたいだけど、…実は普通の料理べたな人だったらどうにかなる
物なんだけどもね。」

 調「というより、ナギも教えてもらうのだからまず動く前に聞けよ。…なぜいきなり箒を
振り回す。」

 鈴ア「まぁ、そ〜れがナ〜ギちゃん〜クオリ〜ティ♪」

 リン「教える方が真面目でも教わる方がダメだったら意味ないのよ。…やっぱりマリアに
教わる方がいいと思うわよ。」

 調「マリアを呼び捨てにするキャラって、あまりいないよな。」

 鈴ア「独〜創的…まぁ、これっ〜て、料理が〜上手いか下〜手ってい〜うより、頭が〜い
かに応〜用できる〜かだね〜♪」

 リン「まぁ、健気な様子がどれだけ続くやら。」

 鈴ア「次回〜も来るよ〜♪…絶〜対に〜来る〜よ♪」

 調「リクエストが有ればどうぞ。」
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女神と共に ( No.9 )
日時: 2012/09/11 23:02
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view&no=8668

こんばんは
氷結です
ナギ素直ですね♪家事が苦手なの自分で認めて
なるほどハヤテを婿にとるつもりではなく自分が嫁に行くつもりなんですね
ナギ箒を振り回すとは…いくらクロノトリガーで主人公がモップを装備して切りかかるとはいえ…
ナギ悠太の教えの会があってなんとか失敗せずできてよかったですね
料理って何を作ったんでしょうか?
私の経験上シチューやカレーは簡単ですよね
肉じゃがは時間がかかって、しかも疲れるから初心者向けではないですね
昼食ってことは持ってきたから卵焼きとかでしょうか?
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (9月13日更新) ( No.10 )
日時: 2012/09/13 13:14
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しから。

 ●ユウさたんさん

 >>どうも、ユウさたんです。

 勝「感想ありがとうございます」

 >>悠太が丁寧に教えたおかげで、ナギも少し料理の腕が上達したかな。

 悠太「まあ、少しはな。少なくても原作みたいなゲテモノ料理は作らんよ」

 >>ハヤテとナギが甘い雰囲気の中で他のアテネ達はかなり嫉妬してたんでしょうね。

 アテネ「当然ですわ」
 綾子「ハヤテ様といい雰囲気を出すなんて」
 麗「許せるわけないでしょ」

 >>何にしても、ナギが少しづつ進歩していく物語が好きの私としてはけっこう満足できました。

 ありがとうございます。この小説では、ナギはハヤテには素直にしているので、これからも成長させるつもりですよ。

 >>これからも頑張れ! ナギ!

 ナギ「ああ、ありがとな。がんばるさ。そして////////」
 ハヤテ「???」

 >>では、更新頑張って下さい。

 ありがとうございます。がんばります。

 >>それでは、また。

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪





 ●キーさん

 >>調「まず、すみませんでした。……いや、更新されていたのに気付かず、感想が開いてし
まいまして。」

 いえいえ。感想をいただけるだけでうれしいんですよ。

 >>リン「χによると、『以後気を付けます』との事です。」

 いえ、そんなこと言われても、此方が申し訳ないです


 >>鈴ア「さ〜て、感想〜いっち〜ゃお〜♪」

 悠太「ああ、感想ありがとな」

 >>調「鈴アは相変わらずの話し方なのは放っておいて、ナギが遂に家事をやろうとしたか。
まぁ今のままだと、ナギはハム沢以下のスペックだからな。」

 ナギ「そのハム沢がだれかは知らんが、少なくても理事長達には遥かに劣ってるの事実だよ」

 >>リン「今まで失敗してたみたいだけど、…実は普通の料理べたな人だったらどうにかなる
物なんだけどもね。」

 悠太「お嬢様は思い込みもあるからな。それに教わろうとしないし。それがあるから進歩しねえんだろうな」

 >>調「というより、ナギも教えてもらうのだからまず動く前に聞けよ。…なぜいきなり箒を
振り回す。」

 ナギ「だ、だって箒ってそういうものだと」
 悠太「どこから得たんだよ。言われても仕方ねえぞ」

 >>鈴ア「まぁ、そ〜れがナ〜ギちゃん〜クオリ〜ティ♪」

 ナギ「おい、なんかむかつくんだが」
 悠太「気にするな。普段からそんな口調みたいだしな」

 >>リン「教える方が真面目でも教わる方がダメだったら意味ないのよ。…やっぱりマリアに
教わる方がいいと思うわよ。」

 ナギ「だ、だって」
 悠太「そう言えば、何でなんだ?」
 ナギ「チョコ作ってるとき、さんざん嫌味言われたし。内容は聞こえなかったけど」

 >>調「マリアを呼び捨てにするキャラって、あまりいないよな。」

 マリア「そうですよね〜♪まあ、怒ってませんよ〜♪」
 悠太「(寒気がするのは俺だけか?)」

 >>鈴ア「独〜創的…まぁ、これっ〜て、料理が〜上手いか下〜手ってい〜うより、頭が〜い
かに応〜用できる〜かだね〜♪」

 悠太「お嬢様は頭はいいけどな。基礎がまるでなってねえからな。まずはそこからだよ」

 >>リン「まぁ、健気な様子がどれだけ続くやら。」

 ナギ「ふん。見てろ!!!絶対に見返してやる」
 悠太「一応言うと、今でも続いてるぜ。三日坊主にならずにな」

 >>鈴ア「次回〜も来るよ〜♪…絶〜対に〜来る〜よ♪」

 ありがとうございます。素人小説なのに。

 >>調「リクエストが有ればどうぞ。」

 じゃあ、サラさんとナオさんで。

 感想ありがとうです〜♪





 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんばんは
  氷結です

 ハヤテ「感想ありがとうございます」

 >>ナギ素直ですね♪家事が苦手なの自分で認めて

 ナギ「フンッ。私はもとから素直だ」
 悠太「よく言うよ。ハヤテと関わる前はゲテモノ作ってたくせに」

 >>なるほどハヤテを婿にとるつもりではなく自分が嫁に行くつもりなんですね

 ナギ「い、いやそれは////////////////////////////////////」
 マリア「違うんですか〜♪」
 ナギ「ち、違わないけど//////////////////////////////////」

 >>ナギ箒を振り回すとは…いくらクロノトリガーで主人公がモップを装備して切りかかるとはいえ…

 ナギ「だから、あれは」
 悠太「被害が少なくてよかったよ」
 ナギ「うるさい」

 >>ナギ悠太の教えの会があってなんとか失敗せずできてよかったですね

 ナギ「まあな。悠太は少し口は悪いが、教え方が上手だったからな」
 悠太「惨劇を避けるためだったかな。口も悪くなるよ」

 >>料理って何を作ったんでしょうか?
  私の経験上シチューやカレーは簡単ですよね

 ナギ「ああ、シチューだよ。固形の奴を使ってな」
 マリア「ちなみに、私も食べましたけど、悪くはなかったですよ」

 >>肉じゃがは時間がかかって、しかも疲れるから初心者向けではないですね

 悠太「まあな。お嬢様は挑戦したがったが、なんとかして引き止めたよ」

 >>昼食ってことは持ってきたから卵焼きとかでしょうか?

 ナギ「そうだ。作者が唯一作れる卵焼きだ」
 悠太「まあ、お嬢様の場合、失敗も結構あったけどな」

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪














では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは毎度おなじみ天王州家。


ハヤテはいつものように起きて着替えると、朝の修行を終え、朝食の支度を終えると、アテネを起こしに行った。

「アーたん。朝だよ起きてー」
「ううーん」

ハヤテはたまにやる目覚めのキスをしようかと思ってした時、

「ああ、ハヤテ」
「あ、起きたね。朝ご飯できてるよ」
「ええ」

起き上がったアテネにハヤテは違和感を感じた。

「アーたん、なんだか様子がおかしいよ。体調でも悪いの?」
「そ、そんな事ありませんわよ」

アテネは元気である事を証明しようとしていたが、不意にハヤテはアテネの額に手を当てた。

「ひゃあ//////////////////」
「あー。やっぱり。ちょっと熱っぽいよ」
「だ、大丈夫ですわ----------ゴホッゴホッ」
「ほら。咳も出てるよ。こりゃ風邪だね」

ハヤテはアテネを再度寝かせた。

「ハヤテ?」
「おとなしく寝てて。お粥作ってくるから」

ハヤテは部屋を出て行き、しばらくすると、お粥を持って戻ってきた。

アテネは上半身を起こした。

「じゃあ、ちゃんと食べてね」

ハヤテは出て行こうとしたが、

「ハヤテ」
「何?」
「食べさせてくれないの?」

アテネの上目使いに断れなくなり、

「わ、わかったよ/////////」

ハヤテは全部食べさせてあげた。フーフーするというおまけも付けて。

「今日はお休みだね。僕も」
「それは駄目ですわ」
「え!?」
「ハヤテは何でもないんですから、学校へ行きなさい」

ハヤテは少し悩んだが

「分かったよ。なるべく早く帰ってくるから、ちゃんと寝ててよ」
「了解ですわ」


                      × ×

ハヤテは1人で登校していた。
すると、

「よう、ハヤテ」
「あ、悠太にナギさん。おはよ」

3人は並んで歩きだした。

「ん!?天王州はどうしたんだ?」
「ああ、風邪だよ。悪化するといけないから休みだよ」
「ふ〜ん。いいのか?執事が風邪ひき主を置いて」
「僕もそう思ったんだけど、アーたんは学校へ行けって言うから」
「あ、そう」

しばらく無言で歩いていたが、

「あ、忘れ物した」

悠太が突然言い出した。

「忘れ物?悠太、そんなものあったのか?」
「ああ。今思い出したんだよ。悪いけど、お嬢様もハヤテも先に行っててくれ」

そう言うと、悠太は走って行ってしまった。

「あ、あのハヤテ?//////////////////」
「先に行っててって言ってましたし、行きましょ」
「あ、ああ//////////////////////」

ハヤテは気が付いていないが、2人きりという状況にナギは照れていた。
そのため、ナギの頭の中は真っ白になり、話しかける内容が一切浮かばなかった。

「あの、ナギさん?」
「ひゃあ/////////////////////////な、何だ?//////////////////」

突然話しかけられて、ナギは間の抜けた声を出した。

「大丈夫ですか?何時もと比べて静かですけど」
「だ、大丈夫だ////////////////////////」

その後は気を使ったハヤテが話しかけた。

悠太は校門ギリギリで合流してきた。


                    × ×


時間は飛び、放課後。

ちなみに、アテネが休みなのをいい事に綾子と麗はハヤテにかなり迫りました。

「さてと」

帰り支度を終え、帰ろうとしたハヤテに泉が

「はい、これ今日のプリントだよ」

アテネへのプリントを手渡した。

「すみません」
「いいんちょさんだから、気にしなくていいのだ」

ハヤテは泉が委員長である事は知っています。ちなみに、理由も。

「委員長って大変ですね」
「そうだよ♪だから、逆らったら大変なことになるのだ」
「大変なことって?」

泉はしばらく悩み、

「にははは」

ハヤテは理事長の執事なので、笑ってごまかすという手段に出た。

「それより、ハヤテ君」
「はい?」
「報告書を手伝ってよ」
「えっと、花菱さんか、朝風さんに」

そう言いながら教室を見たが、さっきまでいた美希と理沙はいなかった。

「え〜と。お手伝いします」
「ほんと?うれしい」

机を迎え合わせて、考えていたが、

「報告書、何を書いたらいいんだろ?」

1文字も書いていなかった。

「このクラスって問題ないんだよね。今日は理事長さんが休んだ事以外」
「じゃあ、「何もありません」って書けばいいんじゃないんですか?」
「ほえ?」
「だって、このクラスに問題はないんですよね?だったら、「私達のクラスは特別報告することはなく、いたってまじめなクラスでした」って、書いておけばいいんですよ。それならヒナギクさんも納得すると思いますよ」
「なるほど〜」

泉は言われたとおりに書いた。

「えへへ。ハヤテ君ありがとうね」
「いえいえ」
「ご主人様が風邪ひいてるのに放課後の教室で2人きりで---------」

泉は言葉の途中で急に黙り込み、真っ赤になった。

「気にしないでください。困っている女の子をほおっておけませんからね」

ハヤテの笑顔がとどめになったのか。泉は気絶した。

「瀬川さん!?しっかりしてください」

泉を抱きあげ、呼びかけたが、反応はなく、ハヤテは泉を保健室に寝かせると、生徒会室に向かった。


「あら?ハヤテ君、どうしたの?」
「これを持ってきたんですよ」

ハヤテは報告書を渡した。

「ありがと。でも、何でハヤテ君が?」
「瀬川さん気絶しちゃって。何でかは分からないんですけど」
「そ、そう」

ヒナギクは呆れていた。

「じゃあ、僕は忙しいので」

そう言うと、ハヤテは帰って行った。


                   × ×


ハヤテは家に帰ると、真っ先にアテネの部屋に向かった。

「ああ、ハヤテおかえりなさい」
「うん、ただいま」

ハヤテはベッドわきの椅子に腰かけた。

「それで、今日は学校はどうでしたか?」
「うん、いつも通りだったよ」
「そうですか」

アテネは少し黙りこむと、

「ハヤテ、さっそくで悪いんですけど」
「な、何!?」

ハヤテには嫌な予感がした。

「私、汗かいてパジャマが濡れてしまっているんですわ」
「だ、だから?」
「着替えさせてくれません?」

アテネの爆弾発言にハヤテは一瞬固まり、

「え!?えええええええ」
「何を驚いているんですの?」
「だ、だって」
「あら?ハヤテは私が濡れたパジャマをそのまま着て、風邪を悪化させろとそう言うんですの?」
「そ、そうじゃないけど」
「それとも、嫌なんですの?」

風邪で赤みを帯びた顔に、上目使いが加わり

「わ、わかったよ//////////////////////」
「フフ♪」

ハヤテはアテネの新しいパジャマを取り出した。

「あ、ちゃんと体も拭いてね」
「えええええ」
「だって、そのままパジャマを着たんじゃ無駄になりますわよ」

ハヤテは覚悟を決め、アテネの体をふき、新しいパジャマを着せた。


                     × ×


夜。

ハヤテはいつも通り、アテネの隣で寝ようとした。

「ハヤテ、私の風邪がうつりますわよ」
「別に平気だよ」
「な、何でですのよ」
「だって、風邪って人にうつせば治るって言うでしょ?だからだよ」
「で、ですが」
「それに、そうすれば、アーたんが風邪で苦しむ事はないでしょ?風邪をうつされるより、我慢できないよ」
「ハ、ハヤテ///////////////////////」

アテネはいつも通り、怒鳴ろうとしたが、ハヤテの寝息が聞こえてきたので、できなかった。

「まったくハヤテは/////////////////////」

そう言うと、アテネはハヤテにキスした。

「そう言う事をいう子はお仕置きですわ//////////////////////」

そう言うと、アテネも寝息を立て始めた。



翌日、アテネは無事に風邪を治した。ハヤテにうつすことなく。

ちなみに、登校してきたアテネを見た綾子、ナギ、麗が悔しがったのは言うまでもない。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (9月16日更新) ( No.11 )
日時: 2012/09/16 12:20
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは何の変哲もないごく普通の商店街。

そこに、不釣り合いとも思える和服の少女が歩いていた。

「(ここはどこでしょう?)」

少女は鷺ノ宮伊澄。ナギの家に遊びに行こうとしたら迷子になったのである。

「失礼な作者さんですね。今回の私は違いますよ」

どう違うのやら

「私は今は携帯を持っています」

伊澄は携帯を取り出し、かっこよく決めた。

しかし、携帯をあちこち見渡し

「この携帯は壊れています」

そう呟いた。
すると、

「あの、伊澄さん!?」

伊澄が慌てて振り返ると、そこにはハヤテがいた。

「ハ、ハヤテ様!?//////////////////////////」
「その携帯は開いて使うんですよ」

ハヤテは伊澄から携帯を借りると、開いてから伊澄に渡した。

「す、すみません/////////////////////////」
「いえいえ」
「で、では私はこれで//////////////////////////」

伊澄は歩き出したが、

「あの、ナギさんの家はこっちですよ」

ハヤテは伊澄が向かおうとしたのとは反対の道を指差した。

「///////////////////////」
「ご案内させてもらいますね」

伊澄はおとなしく、ハヤテと手を繋いで歩き出した。


                     × ×


しばらく歩き、林道みたいなところを歩いていると、

「助けてください!!!」

2人とも声のした方をみると、擬人化した鯉みたいのが立っていた。

「あの、あなたは?」
「私の事はともかく、助けてほしいんです」
「はあ」

ハヤテが困っていると、

「(マスター。この方は土地神です)」
「(なるほど)」

白桜に教えられ、ようやく納得した。

「それで、どうされたのですか」

仕事スイッチが入った伊澄が訪ねた。

「妖怪退治をお願いしたいんです」
「何で神様が!?」

ハヤテが疑問をぶつけると、伊澄が代わりに

「恐らく、この方の土地をその妖怪が荒らしているせいではないでしょうか」
「おお。流石は噂に名高い伊澄様。お話が早い」
「では、行きましょうか」
「あ、僕もお手伝いしますよ」

伊澄は立ち止まると、

「あ、あのそれは/////////////////////////」
「女性を1人で危険な目に合わせるわけにはいきませんからね」
「は、はあ//////////////////////////じゃあ、お願いします//////////////////////////」


                   × ×


土地神に連れられ、2人は小さな神社にやってきた。

「そう言えば、伊澄さんっていつもこういう土地神とかにお願いされる事ってあるんですか?」
「ええ、たまに」
「そうですか。それより、気になる事が」
「何ですか?」
「妖怪って本来はどういう存在なんですか?」

伊澄はいつものように着物で口元を隠すと

「妖怪と言うのは不可思議な力を手に入れたものです」
「不可思議な力!?」
「ええ。たとえば、普通の猫でも夜に灯油をなめづつけると、妖怪になります」

ハヤテは何となく聞いた事があった。

「人間もそう言う不可思議な力を得れば、妖怪になります」
「なるほど。では、今回の妖怪ってどんな妖怪なんですか?」
「恐らく、先ほど言った不可思議な力を得た、鯉ヘルペスの妖怪です」

ハヤテは一瞬言葉を失い

「ざ、斬新な妖怪ですね」
「ええ。ですが、鯉であるあの方にとっては厄介な存在なのです」
「そう言えば、そうでしょうね」

2人はしばらく歩いていたが、

「そう言えば、ナギさんって伊澄さんの力を知っているんですよね?」
「ええ」
「どうして、ナギさんはそういう漫画を書かないんですか?」

伊澄は少し沈黙したが

「ハヤテ様、ナギが闇を恐れているのは知っていますか?」
「え!?ええ。ナギさん本人が暗所恐怖症だって言ってました」
「そうですか。ナギは昔は闇を恐れる子ではありませんでした」
「だったら、どうして」
「私のせいなんです。私が未熟だったせいで失敗してしまったのです。そのせいでナギは闇を恐れるようになってしまったのです」
「そうだったんですか」

ハヤテは軽く笑うと、

「なんだか、ナギさんが益々かわいらしく見えてきました」

伊澄は自分の中に不思議な感情が湧きあがってくるのを感じた。


すると、

「ふはははは。よくぞ来たな小娘よ」

パクリ丸出しの妖怪があらわれた。

「我こそは-------------------」

ちゅどーーーーん。

名乗ろうとした瞬間に爆発が起き、妖怪は消滅した。

「今のは?」
「今のが、鯉ヘルペスの妖怪です」

伊澄がそう言った瞬間、さっきより大きい大量の妖怪があらわれた。

「なるほど、ウイルスだから大量にいると」
「ええ」

2人の会話の最中にも妖怪はまだまだ出続けていた。

「これは共闘したほうがいいですね」

ハヤテは白桜を召喚すると、次々と妖怪を消滅させていった。

「(流石ですね。私も)」

伊澄は大きな力を使おうとしたが、発動できなかった。

「(ど、どうして!?力がなくなったわけではないのに)」

何度やっても、技は発動しなかった。

「(何で!?何でなの!?)」

伊澄は必死で頭の中を整理した。
すると、先ほど湧きあがった感情が自分の中で強くなっているのに気がついた。

「ふん。来ねえんならこっちから行くぜ」

妖怪が攻撃を仕掛けてきたが、伊澄は反撃できそうになかった。

「(くっ。こんなときまで)」

伊澄は攻撃されるのを覚悟し、目を瞑った。

しかし、いつまでたっても攻撃は来ず、目をあけると、金色のオーラに包まれたハヤテが立っていた。

「大丈夫ですか?伊澄さん」
「ハヤテ様!?その力は!?」
「これですか?これは僕の必殺技・守護光速拳です」
「そうですか」

ハヤテの金色のオーラを見ていると、自分の中に湧きあがっている感情が少しは和らぐのを感じた。

そして、辺りを見渡すと、いつの間にか、妖怪は全滅していた。

「さ、行きましょうか。三千院家へ」

ハヤテはオーラを消すと、伊澄に手を差し出した。

「は、はい//////////////////////////」

伊澄はハヤテの手を取ると、歩き出した。


                    × ×


「そうか。遅いと思ったらそんな事が」
「ええ。ごめんなさいね。心配掛けて」
「いや何。伊澄の力は信用しているからな。そんなに心配はしてなかったさ」

改めて言います。ナギは伊澄の力を知っています。

「では、僕はこれで。心配かけちゃうんで」

ハヤテはお茶を飲み終えると、立ち上がり、そう言った。

「何だ、もう帰っちゃうのか?」
「ええ。買い物の途中だったので。あんまり遅くなると、怒られちゃうんですよ」



伊澄はハヤテとナギが会話しているのを見て、先ほどの感情が再び湧きあがってくるのを感じた。

「(また。さっきもハヤテ様がナギの事を褒めたときにも湧きあがったこの感情)」

しばらく、2人を見つめていると、

「(まさか、嫉妬しているの?ナギに。そんなはずはない)」

伊澄がこの感情の正体に気づくのはまた先の話だろう。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はいよいよ。
では。
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女神と共に ( No.12 )
日時: 2012/09/17 10:11
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view&no=7360

こんにちは
氷結です
久しぶりに伊澄の登場ですね
土地神って あの魚のような奴ですね そういえば今どうしているんでしょう
なぜか最後マリアさんと一緒にいた記憶がありますが
伊澄が力を使えなくなって危ないところをハヤテが助けましたね
この状態になったハヤテにはヘルペスはもはや敵ではありませんね
伊澄が力を取り戻すイベントはどう変化するのでしょう
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (9月16日更新) ( No.13 )
日時: 2012/09/17 18:16
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 ナオ「さてさて、リクサンキュッ。」

 サラ「さて、今回は桜姉妹ですね。…伊澄さん、残念。」

 ナオ「いやぁぁぁぁぁ、ハヤテくんが原因で力が使えなくてハヤテくんに助けられるって
いうのは、…本人としてはふくざつだよねぇ。」

 サラ「ウイルスだったら…一帯を燃やすなり凍らせるなり効率的な手段があったんですけ
どね。…まぁ、ハヤテくんだったら関係ないですね。」

 ナオ「いやいや、周囲への被害を考えると燃やす選択肢はないよね。」

 サラ「そして、陰ながら…昨夜さん、ドンマイです。」

 ナオ「見事にハヤテくんに出番をとられちゃいましたねぇ。」

 サラ「まぁ、今後も出ないかもしれませんしねぇ。」

 ナオ「妖怪=不思議な力を手にした者…だったら…普通の人から見たらハヤテくんも伊澄
さんも妖怪…じゃないかな。」

 サラ「突っ込んではいけませんよ。」

 ナオ「また来ますので、リクあればどうぞっ。」
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Re: 女神と共に2nd (9月20日更新) ( No.14 )
日時: 2012/09/20 13:11
名前: masa

こんにちはmasaです。
私事ですが、この話の更新日が女神と共にが連載開始して1年たった日なのです。なんか嬉しいです。

ではレス返しです。

 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんにちは
  氷結です

 麗「感想ありがとうね♪」

 >>久しぶりに伊澄の登場ですね

 そう言えば、そうでしたね。久しぶりと言う事を忘れてました。

 >>土地神って あの魚のような奴ですね そういえば今どうしているんでしょう
  なぜか最後マリアさんと一緒にいた記憶がありますが

 マリアさんと一緒にいた理由は分かりませんけど、多分自分の土地に帰ったと思いますよ。この小説では自分の土地に帰った事にしますけど。

 >>伊澄が力を使えなくなって危ないところをハヤテが助けましたね

 伊澄「正確に言うのであれば、上手くコントロールができなくなっただけですよ」

 >>この状態になったハヤテにはヘルペスはもはや敵ではありませんね

 伊澄「元々あの妖怪はハヤテ様の敵ではありませんでしたけどね。あの必殺技のおかげでより早く倒せたんですよ」

 >>伊澄が力を取り戻すイベントはどう変化するのでしょう

 上でも言いましたが、伊澄はこの時点では力を失ってません。まあ、一応そのイベントは用意してますよ。

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪





 ●キーさん

 >>ナオ「さてさて、リクサンキュッ。」

 城山「ようこそ。感想ありがとうございます」

 >>サラ「さて、今回は桜姉妹ですね。…伊澄さん、残念。」

 伊澄「???何がですか?」

 >>ナオ「いやぁぁぁぁぁ、ハヤテくんが原因で力が使えなくてハヤテくんに助けられるって
いうのは、…本人としてはふくざつだよねぇ。」

 伊澄「そ、それは////////////////で、ですがハヤテ様はかっこよかったです////////////」

 ここでも補足すると、伊澄は力を失ったわけではありませんよ。

 >>サラ「ウイルスだったら…一帯を燃やすなり凍らせるなり効率的な手段があったんですけ
どね。…まぁ、ハヤテくんだったら関係ないですね。」

 伊澄「ウイルスではなく、ウイルスが力を得た妖怪なので、その手は通用しませんけどね」

 >>ナオ「いやいや、周囲への被害を考えると燃やす選択肢はないよね。」

 ハヤテ「それはそうですよ。あの辺は木が生い茂ったので、そんなことしたら消防車が何台も来ちゃいますよ」

 >>サラ「そして、陰ながら…昨夜さん、ドンマイです。」

  ナオ「見事にハヤテくんに出番をとられちゃいましたねぇ。」

 咲夜「まあなあ。作者はんは「一応出番は用意してるよ」とは言ってやんけどな。気分次第で変わるかもしれんしなあ」

 >>サラ「まぁ、今後も出ないかもしれませんしねぇ。」

 ハヤテ達を中心に話を考えてますからねえ。まあ、そのうちだしますよ。

 >>ナオ「妖怪=不思議な力を手にした者…だったら…普通の人から見たらハヤテくんも伊澄
さんも妖怪…じゃないかな。」

 伊澄「補足するなら、悪しき力を得たものが妖怪なのです。ですから私もハヤテ様の妖怪ではありませんよ」

 >>サラ「突っ込んではいけませんよ。」

 ははは。まあの辺は説明不足だったので、その辺はいいですよ。

 >>ナオ「また来ますので、リクあればどうぞっ。」

 じゃあ、奏さんとリンさんで。

 感想ありがとうです〜♪ 










では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは毎度おなじみ天王州家。今朝は何がか起こるようだ。


「失礼します」

アテネはハヤテが入れた紅茶を飲み、ハヤテも寛いでいたところに、メイド長が部屋に入ってきた。

「どうしたんですの?」
「実はですね、このたび新しい使用人が入ったんですよ」
「それで?」
「そこでですね、アテネお嬢様のそばに仕え、研修を積むことになったんですよ」
「え!?何でですの?」

アテネは若干混乱していた。

「その方が、より経験を積めるからです」
「えっと、じゃあ僕はどうするの?」
「その間、と言っても3日ほどですが、ハヤテ坊っちゃんにはお休みを取っていただくことになります」
「そ、そんな」

アテネはショックを受けていたが、ハヤテは少し考えた後。

「分かった。研修が終わるまで外泊してるよ」
「ハ、ハヤテ!?」

アテネは今にも泣きだしそうだった。

「そんな顔しないでよ。たった3日でしょ?ホテルに泊まるから安心して」
「で、でも」
「大丈夫だって。ね」

アテネも覚悟を決め、

「分かりましたよ。ただし、ホテル以外には泊らない事!!いいですわね」
「へ!?ああ、うん」

ハヤテは立ち上がり、部屋を出て行こうとしたが、

「あ、そうだ」

出る直前位に何かを思い出したように立ち止まった。

「アーたん。僕がいないからって、食事をとらないのは止めてね」
「へ!?」
「知ってるよ。前、留守にしてる間食事をとらなかった事」
「う」
「だから、それやめてね」
「わ、分かってますわよ。子供じゃないんだから」

ハヤテは軽く笑うと、部屋を出て行った。

少しし

「さて、アテネお嬢様。新しい使用人を紹介しますね」

メイド長が呼ぶと、執事服(ハヤテのとは違うデザイン)に身を包んだ青年が入ってきた。

「初めまして。新しく入ったものです」

ちなみに、名前などは出しません。

「そうですか。まあ、がんばりなさい」


                     × ×


一方のハヤテは自室で私服に着替えると銀行にやってきた。

「さて、どれくらいおろそうかな」

言ってなかったと思いますが、ハヤテは10年以上のアテネの執事をしていた事で、結構な貯金があるんです。

「さしあたり、10万ぐらい-----」

金額を打とうとした瞬間、ハヤテの中で何かがよぎり、30万円おろすことにした。

銀行強盗に出くわすなんてことはなく、銀行を出た。


「さて、早めにホテル見つけておかないとな」

ハヤテが歩いていると、偶然居酒屋の前を通りかかった。
すると、店の中で何やらもめているのが見えた。

関わらないほうがいいと警告を発していたがハヤテの性格上それはできず、店に向かった。


「だから、支払いを少しだけ待ってくれって言ってるじゃないか」
「ですから、できないと何度もお答えしています」
「偶々持ち合わせが足りなかったんだ。銀行でおろしたらすぐにでも戻ってきて、払うって言ってるじゃないか」
「そう言って、食い逃げするつもりですよね」

どうやら、支払いでもめているようだ。

「仕方ありません警察を呼びましょう」
「そ、それだけは」
「どうしたんですか?」

もめているところにハヤテが来た。

「君には関係ないよ」

店員は電話を取った。

「待ってくれって」
「事情は分かりかねますが、ここは僕が立て替えておきますよ」
「「え!?」」
「おいくらですか?」
「ちょうど10万円になります」

ハヤテは「多めにおろしておいてよかった」と思いつつ支払った。


店を出ると、困っていた男性に話しかけられた。

「いや〜悪いね。立て替えてもらって」
「いえ、いいんですよ」
「実はな。新年度へ向けての親睦会を開く事になってな。それをあの店でやっていたんだが、いざ支払いになったら持ち合わせが少したらなくてな。現金主義の私だからカードを持ってなくてな。困っていたところを君に助けられたんだ」

ハヤテは事情をようやく理解した。

「明日にも立て替えてもらった分に利子をつけて君に返すよ」
「いや、利子は」
「私の気持ちだ。受け取ってくれ」

ハヤテは折れた。


                     × ×


嫌な予感がしたハヤテは街中を離れ、住宅街に来ていた。

「(やれやれ。この辺で少し時間をつぶしてからホテルを探そう)」

そう考えながら歩いていると

「おらあ、早く金返さんかい」

逃げようとしたが、やっぱりできなかった。

「ま、待ってください。それは娘の治療費なんです」
「ふん。俺達には関係ねえな」
「せめて、明日まで待ってください。今日手術なんです」
「関係ないと」

「あの」

ハヤテが話しかけると、全員ハヤテの方を向いた。

「事情は分かりませんけど、その借金僕が立て替えておきますよ」
「「「はあ?」」」

ちなみに、借金取りの方々です。

「本当ですか?」
「ええ。それで金額は?」
「20万円だよ」

ハヤテは手持ちのお金を借金取りに渡した。

「ふん。邪魔したな」

借金取りは全員帰って行った。

「ありがとうございました。病気がちだった娘がようやくまともな生活を送れるようになる手術だったので」
「いえいえ。お役に立てて光栄です」

ちなみに補足すると、日比野文の家ではありません。


                     × ×


「はあ」

ハヤテは公園で困っていた。
遅くなってしまったので、銀行も閉まってしまい、お金をおろせなくなってしまっていた。

「どうしよう。こんなところで寝ていたら死んじゃうしな」

ハヤテはさんざん悩んだが

「しょうがない。三千院家に行こう。あそこならきっと泊めてくれるし」

ハヤテが立ち上がろうとした瞬間

「ハヤテ様♪」

綾子が後ろから抱きしめた。

「神尾崎さん?」
「何やらお困りの様ですわね。でしたら、家に来ません?」
「へ!?」


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (9月20日更新) ( No.15 )
日時: 2012/09/21 19:20
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 リン「リンです。…リクエスト感謝するわ。」

 奏「…奏です。リク有り難うございます。」

 リン「…あの執事…態度からしてマキナではないわね。」

 奏「…この作品でマキナ君が出るかは知りませんけどね。」

 リン「不幸なのがわかっているのだから…お金をおろしてすぐにホテルに行ってじっとし
てたらいいのに。そうすれば20万は残ったわけだし。」

 奏「…ホテル以外の場所に泊まることになりそうね。…アテネにあれだけ言われたに。」

 リン「此処から何が起こるやら……面白……凄いことになりそうね。」

 奏「今、面白いって言いかけた・・・・・」

 リン「気のせいよ。……ハヤテの場合、おろした額とまったく同じ金額を失うというなん
とも見てて面白・・・・・気の毒なケースね。」

 奏「明らかに言いかけましたね。……ていうか、冷静に考えれば、仕事をしなければ、天
皇州家に居ても問題はない・・・・」

 リン「それじゃ面白くない。……この後面白い展開が待っていそうね。」

 奏「とうとう面白いって言った。」

 リン「また来ます。……リクエストあればどうぞ。」
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女神と共に ( No.16 )
日時: 2012/09/22 20:41
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view&no=7360

こんばんわ氷結です
アテネかわいそうですね
最近いろいろあってハヤテが外泊する頻度増えて離れ離れになってしまうなんて
帰ってきたらハヤテアテネをたくさんかわいがってあげてください
コンビニでお金下ろせない銀行のカードなのかな?
コンビニも万能ではないですからね
綾子さん宅に訪問
あそこの両親も使用人たちもかなりハヤテのこと気にいってましたし大歓迎されるでしょう
綾子さんハヤテに誘惑するのでしょうか
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (9月23日更新) ( No.17 )
日時: 2012/09/23 12:19
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しから。

 ●キーさん

 >>リン「リンです。…リクエスト感謝するわ。」

  奏「…奏です。リク有り難うございます。」

 瑞希「ようこそ、感想ありがとうね」

 >>リン「…あの執事…態度からしてマキナではないわね。」

 ええ、マキナではありません。研修が終われば、その他大勢の使用人の皆さんの1人になる人です。

 >>奏「…この作品でマキナ君が出るかは知りませんけどね。」

 ああ、ファンでしたらごめんなさい。マキナはこの小説では一切出番はありません。削っちゃったキャラの1人なので。

 >>リン「不幸なのがわかっているのだから…お金をおろしてすぐにホテルに行ってじっとし
てたらいいのに。そうすれば20万は残ったわけだし。」

 ハヤテ「ま、まあそうなんですけどね」
 アテネ「困っている人は絶対に見捨てられないのがハヤテのよさでもありますからね。それは無理だと思いますわよ」

 >>奏「…ホテル以外の場所に泊まることになりそうね。…アテネにあれだけ言われたに。」

 ハヤテ「ええ。だからこそ、しょうがないと言ったんですよね」

 >>リン「此処から何が起こるやら……面白……凄いことになりそうね。」

 まあ、ハヤテにとっては大変な目が待っているとしか言えませんよ。現在では。

 >>奏「今、面白いって言いかけた・・・・・」

 悠太「まあ、気のせいじゃねえか」

 >>リン「気のせいよ。……ハヤテの場合、おろした額とまったく同じ金額を失うというなん
とも見てて面白・・・・・気の毒なケースね。」

 ハヤテ「ど、同情されてるんですよね?あ、ありがとうございます」
 悠太「(同情じゃなくて、楽しんでんじゃねえか?)」

 >>奏「明らかに言いかけましたね。……ていうか、冷静に考えれば、仕事をしなければ、天
皇州家に居ても問題はない・・・・」

 メイド長「それだったら、研修の意味がないんですよ。ハヤテ坊っちゃんがいれば、すぐそばに他の使用人がいてもハヤテ坊っちゃんを呼んじゃいますし」

 >>リン「それじゃ面白くない。……この後面白い展開が待っていそうね。」

 悠太「やっぱり楽しんでたのか」
 マリア「フフ♪なんだか気が合いそうな人ですね♪」

 >>奏「とうとう面白いって言った。」

 ナギ「触れるな。ハヤテが気の毒だ」

 >>リン「また来ます。……リクエストあればどうぞ。」

 じゃあ、調さんとベルアさんで。

 感想ありがとうです〜♪





 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんばんわ氷結です

 ナギ「うむ。感想ありがとうなのだ」

 >>アテネかわいそうですね

 アテネ「本当ですわ」
 ハヤテ「・・・」

 >>最近いろいろあってハヤテが外泊する頻度増えて離れ離れになってしまうなんて

 アテネ「まったくハヤテは。私から離れないと言っていたのに。まったく」
 ハヤテ「ぼ、僕のせいなのかな?そうとも言い切れない部分も多いと思うけど」

 >>帰ってきたらハヤテアテネをたくさんかわいがってあげてください

 ハヤテ「え!?ああ、はい」
 アテネ「ハヤテ、今かわいがってよ〜」←甘えてる

 >>コンビニでお金下ろせない銀行のカードなのかな?
  コンビニも万能ではないですからね

 ハヤテ「まあ、それもありますけど、なぜか近くのコンビニが改装中だったりATMが故障中だったりしたんですよ」

 >>綾子さん宅に訪問
  あそこの両親も使用人たちもかなりハヤテのこと気にいってましたし大歓迎されるでしょう

 綾子の父「まあね。ハヤテ君は将来義理の息子になるからね」
 綾子の母「歓迎なら当然のようにするわよ」

 >>綾子さんハヤテに誘惑するのでしょうか

 綾子「フフ♪」
 ま、まあ詳しい事は本編で。

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪











では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、諸事情により外泊することになったが、人助けで所持金を使い切ったハヤテに綾子が声をかけた。


ハヤテは現在、神尾崎家に来ていた。

「あの、やっぱり御迷惑じゃあ」
「フフ♪気にする必要はありませんわ。だって、将来住むところですもの♪」
「は、はあ」

補足すると、ハヤテは途中何度か迷惑ではないのかと断ろうとしましたが、半ば強引に近い形で綾子にここまで連れてこられたのです。

「さ、入りましょう」
「あ、はい」

ハヤテも諦め、広い庭を通って家の中に入った。

「おかえりなさいませ、お嬢様」

城山が出迎えた。

「ただ今ですわ」
「えっと、お邪魔します」

ハヤテは申し訳なさそうに挨拶した。

「おや?綾崎様、どうなさいました?」
「えっと」

ハヤテが説明しようとした瞬間

「ハヤテ様は今日からここに住むんですわ」
「なるほど、そうでしたか。では旦那様に」
「って、違いますよ。泊めていただく事になっただけですよ」
「そうでしたか」

城山は露骨にがっかりした。

「まあ、冗談はさておいて、ハヤテ様が寝泊まりするお部屋に案内しますわ」
「では、私はお茶を入れてきますね」

ちなみに、公園から現在進行形で、綾子はハヤテの腕に抱きついています。


                    × ×


「ここですわ」
「へえ〜広いんですね」

ちなみに、天王州家のハヤテの部屋と同じくらいの大きさです。

「ここはお客様をお泊めするときに使う部屋なのですわ」
「そうだったんですか」

2人はソファーに腰掛けた。

少しすると、城山がティーセットを持って来て、すぐにでも部屋を出て行った。

「それで、どうしてあんなところにいたんですの?」
「それはですね」

ハヤテはできるだけ詳しく説明した。

「そうだったんですか」
「ええまあ」
「フフ♪ハヤテ様らしくてなんだか嬉しいですわ」

綾子は喜んでいた。

「ではハヤテ様、私はちょっと用事があるので、失礼しますね」

綾子は残念そうにそう言うと、部屋を出て行った。

「ふう」

ハヤテは綾子が出て行って少しすると、溜息をついた。

「(せっかく泊めてもらうんだし、何かできないかな)」

ハヤテはしばらく考え、立ち上がった。


                    × ×


綾子は部屋で用事を済ませ、ハヤテのところに行こうかと考えていた。
すると、部屋に訪問者が来たので、入室を許可した。

「失礼します」
「ハヤテ様?その恰好は?」

さっきまで私服だったハヤテが執事服に着替えていた。

「ただで、お泊めいただくのも申し訳ないので、執事として、お手伝いする事にしました」
「ですから、気にする必要はないんですが」
「いえ、こうしないと僕の気が済まないんですよ」

ハヤテの強い決意に綾子も折れ、

「分かりましたわ」

そう言うと、綾子はベルを鳴らした。
次の瞬間、城山が部屋に来た。

「お呼びですか?」
「城山、ハヤテ様がお泊りの間、私の専属執事はハヤテ様にしますわ」
「了解しました」

城山はそう言うと、部屋を出て行った。

「えっと、僕はなんて呼べばいいんですか?」
「でしたら、綾子と呼んでください」
「分かりました綾子さん」

綾子はようやく名前を呼んでもらえた事に赤面した。
すると、何かに気づき

「フフ♪アーたんでもいいですわよ」

ハヤテは困ったように頭を2、3回掻き

「あの、そんなことしたら殺されちゃうと思いますけど」

綾子は少し考え

「そうですわね。「ハヤテにそうやって呼ばれていいのは私だけですわーー」とか言って、私が襲われちゃいますわね」

そう言うと、綾子は軽く笑った。


                    × ×


ハヤテは現在、1人で入浴していた。

あの後、綾子の夕食も作り、食後のお茶を出した。
ちなみに綾子はハヤテの作った食事をとてもうれしそうに食べていた。

そして、今日はもう仕事はいいと言われたので、入浴しているのである。

「それにしてもこの家のお風呂も広いなあ」

天王州家同様、旅館の大浴場より広かった。

ハヤテがのんびりしていると、誰かが入ってきた。
ハヤテは城山かと思い、入り口をみると、

「あ、綾子さん!?」

バスタオル1枚だけの綾子がいた。

「フフ♪私も一緒に入りたかったんですわ」

そう言うと、綾子はバスタオルを取り、お湯につかった。
そして、ハヤテに近づいた。

「ぼ、僕もうでます/////////////////////////」

ハヤテは出ようとしたが、綾子に止められた。

「あら?天王州さんとは一緒に入れるのに、私とは入れないんですの?」
「い、いやそういうわけでは///////////////////////////」

ハヤテも覚悟を決めるしかなく、湯船に戻った。
しばらくつかると、

「さて」

綾子のこのつぶやきに、ハヤテはすごく嫌な予感がした。

「ハヤテ様、私の体を洗ってもらいますわ」
「ええええ////////////////////」
「あら?ハヤテ様は私の執事ですよね?でしたら」
「で、でも////////////////////////」
「フフフ」

綾子の笑顔にハヤテは諦めるしかなかった。


                     × ×


ハヤテは割り当てられた部屋に寛いでいた。

「はあ」

ハヤテは色々とあったせいか疲れていた。

「今日は修行はお休みして、もう寝よう」

そう呟くと、ハヤテはベッドに寝転んだ。
すると、誰かが部屋に入って来るのを感じ取った。

慌てて入口の方を見ると、パジャマ姿の綾子が立っていた。

「流石ですわね。完全に気配は消していたつもりなんですが」
「そ、それより何してるんですか?」

綾子はベッドに座ると

「ハヤテ様と一緒に寝ようと思ったからここに来たんですわ」
「ええ!?」
「あら?確か、天王州さんとは毎日一緒に寝ているはずですよね」
「ええ、まあ」
「でしたら、私と一緒に寝ることに問題はないはずですわ」

ハヤテも正論?を言われ諦めた。

綾子は布団に入ると、ハヤテのすぐそばに来た。

「フフ。ハヤテ様っていい匂いですわね」
「は、はあ」

疲れているせいか、ハヤテはすぐにでも寝息を立て始めた。

「ハヤテ様は寝顔もかっこいいですわね」

そう言うと、綾子も寝息を立て始めた。


                  × ×


翌朝、ハヤテは目覚めると、綾子の寝顔が目に入った。

「あ、あれ?」

ハヤテは上半身を起こすと、何時もとは景色が違った。

「そうだった。昨日は神尾崎家に泊めてもらったんだった」

ハヤテはベッドから出ると、着替えようとした。
その瞬間位に綾子が目を覚ました。

「あ、起こしちゃいましたか?」
「いえいえ。ちょうど目が覚めただけですわ」

綾子は可愛らしい欠伸をすると、

「あ、ハヤテ様」
「はい?」
「ん♪」

目を閉じて、唇を差し出している綾子にハヤテはすぐにでも何をするかを悟った。

「ええ!?えっと」
「ハヤテ様、天王州さんとは毎日キスしているんですよね?」

綾子の問いかけにハヤテは色々と悟り、綾子にキスした。

「こ、これでいいんですよね?」
「あは♪」

ハヤテは照れ隠しで、頭を数回掻き、

「あ、今日は学校だった」

そう言った瞬間、綾子がベッドに座ったまま、ハヤテの服をつかんだ

「ハヤテ様、今日は学校へ行かせませんよ」
「え!?」


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以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (9月23日更新) ( No.18 )
日時: 2012/09/23 16:33
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 調「微妙に理由がわからない組み合わせだったな。」

 鈴ア「リ〜クエ〜ストあり〜〜がとね〜♪」

 調「綾子、やり過ぎだ。あとでアテネに酷い目にあわされるぞ。…ハヤテが」

 鈴ア「綾子〜ちゃんが〜やればや〜るほどア〜テネさ〜んが〜あいろいろ〜と……ハ〜ヤ
テ〜くんに♪」

 調「そして…城山さんはそこでがっかりしない。」

 鈴ア「…綾子〜ちゃ〜んがハ〜ヤテく〜んに夜這〜いに行っ〜たね♪」

 調「…なんか、ハヤテラバーズがこの場に居たら…ハヤテは生きていないだろうね。」

 鈴ア「最〜期に〜ハヤテ〜くんに〜言いたい〜ことが〜一つ♪」

 調「……ハヤテくん、いい加減に天然ジゴロを何とかしなさい。…無理だろうけど。」

 鈴ア「リ〜クエス〜トとかあ〜ればど〜ぞ♪」
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Re: 女神と共に2nd (9月26日更新) ( No.19 )
日時: 2012/09/26 15:39
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しから。

 ●キーさん

 >>調「微妙に理由がわからない組み合わせだったな。」

  鈴ア「リ〜クエ〜ストあり〜〜がとね〜♪」

 綾子「ようこそ♪感想ありがとうございます」

 >>調「綾子、やり過ぎだ。あとでアテネに酷い目にあわされるぞ。…ハヤテが」

 ハヤテ「いや、まあ。はい」
 綾子「ちなみに何されるんですの?」
 ハヤテ「大人のキスされたり//////////////////一緒にお風呂に入って体を洗わせられたり///////////////うう///////////////」
 綾子「羨ましい」

 >>鈴ア「綾子〜ちゃんが〜やればや〜るほどア〜テネさ〜んが〜あいろいろ〜と……ハ〜ヤ
テ〜くんに♪」

 アテネ「そうですわね〜何してもらおうかしらね〜」←何かを企んでいる顔
 ハヤテ「・・・」←怯えている顔

 >>調「そして…城山さんはそこでがっかりしない。」

 城山「だって、やっとお嬢様と綾崎様が結婚すると本気で思ったもので。がっかりもしますよ」
 崎山「ですよね〜」

 >>鈴ア「…綾子〜ちゃ〜んがハ〜ヤテく〜んに夜這〜いに行っ〜たね♪」

 綾子「あらいやだ♪夜這いではなく、ただ単に一緒に寝たかっただけですわよ♪まあ、ハヤテ様にそういう気があったら受け入れますけどね♪」

 >>調「…なんか、ハヤテラバーズがこの場に居たら…ハヤテは生きていないだろうね。」

 まあ、殺しはしないでしょうね。ハヤテは。まあ、だれがハヤテと一緒に寝るかで大喧嘩はするでしょうけど。

 >>鈴ア「最〜期に〜ハヤテ〜くんに〜言いたい〜ことが〜一つ♪」

 ハヤテ「はい、なんですか?」

 >>調「……ハヤテくん、いい加減に天然ジゴロを何とかしなさい。…無理だろうけど。」

 ハヤテ「な、何の事ですか?????????僕はそんなことした事ありませんよ」
 ハヤテ好き一同「・・・鈍感」

 >>鈴ア「リ〜クエス〜トとかあ〜ればど〜ぞ♪」

 じゃあ、リンさんとベルアさんで。

 感想ありがとうです〜♪













では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、神尾崎家に泊めてもらったハヤテ。しかし、朝になって綾子に意外な一言を言われた。


「えっと、それってどういう意味ですか?」

ハヤテは困惑しながらも綾子に尋ねた。
綾子は笑顔のまま

「今日は私の家でパーティをするのですわ」
「はあ」
「つまり、今日私は公休なんですの」
「そう言えば、そういう制度がありましたね」

補足すると、白皇はお金持ちの子息子女が通っているので、年に数回だけパーティを理由に公休が認められているんです。

「それで、僕が学校へ行けない理由と何の関係が?」
「ハヤテ様は今は私の執事ですよね?」
「ああ、手伝えと。そう言う事ですか」
「そうですわ」

ハヤテは変な事をされるのではないかと内心ひやひやしていたが、安心しため息が出た。

「綾子さん、まだ朝早いので、寝ててください」

綾子が時計を見ると、まだ3時であった。

「ハヤテ様はどうするんですの?」
「いつものように朝の修行です。僕の師匠は毎日しなさいって言ってたので」
「私もお付き合いしてもいいですか?」
「え!?別にかまいませんけど」


                      × ×


ハヤテは神尾崎家の庭に出ると、いつも通りの修行を開始した。

綾子はしばらくの間、見物し

「ハヤテ様の修行って特別な事はしないんですのね」
「ええまあ。ただ、今日は少し違うメニューでやってますけど」
「それってなんですの?」
「いつもは家にいる他の使用人の方々と実戦形式で修行してるんですけど、今日はいませんからね」
「へえ〜」

綾子はまたしばらくハヤテの修行をみて、

「ハヤテ様、ちょっと私と勝負しません?」
「え!?」
「と言っても実戦形式の修行ですけど」
「ああ、はい」

綾子も竹刀を取り出し、ハヤテと撃ち合いをした。

「(流石と言うべきですわね。お互いに手加減しているとはいえ、こうも実力の差を感じるとは)」

綾子も相当な実力者なので、ハヤテと自分の間にある差を感じる事が出来た。

「(久しぶりですわね。全力で戦ってみたいなどと感じるとは)」

綾子はハヤテと鍔迫り合いを行いながらそう思い、

「ハヤテ様、ちょっとタイムですわ」
「???なんですか?」

綾子は息を整えると

「ここからは全力で戦いません?」
「え!?」
「全力の実戦形式の修行ですわよ」

綾子の眼に宿る強き決意にハヤテも覚悟を決め

「いいんですか?」
「何がですの?」
「戦うとなれば、僕は手加減ができても情けをかける事ができませんよ」
「上等ですわ」

綾子は青龍と朱雀を召喚した。

「それは?」
「青龍と朱雀。四神剣と呼ばれる魔剣のうちの2本ですわ」

ハヤテは綾子の持つ剣から強い気配を感じた。すると

「(マスター。あの2本の剣、両方から強き気配を感じます)」
「(分かってるよ)」

ハヤテは白桜を召喚し

「(随分久しぶりに本気を出す必要があるかな?)」


                       × ×

数時間後、

「はあはあ。流石はハヤテ様ですわね。お強い」
「いえいえ。綾子さんも強かったですよ」
「ですが、実力の差は今回ではっきりしましたわ」

実際、綾子はかなり息切れしていたが、ハヤテは多少の息切れですんでいた。

「ハヤテ様、もしかしたら、手加減しませんでしたか?」
「そ、そんな事は」
「ごまかしても無駄ですわよ」

ハヤテは諦めて白状することにした。

「すみません。全力の半分ほどの力で相手してました」
「(半分!?私は100%以上の実力を出していたのに!?)」

綾子は軽くショックを受けていた。確かにハヤテが手加減しているのは戦いながら感じていた。だが、80%ぐらいは出しているだろうとも思っていたからだ。

「ハヤテ様って本当にお強いんですね。私や天王州さんがどう頑張っても追いつけないほどに」
「そ、そんな事は」
「謙遜はよしてください」

補足すると、アテネと綾子はほぼ互角で、ほんのわずかの差で綾子が負けている位です。


その後はシャワーで汗を流し(もちろん一緒に入った)、夜に開催するパーティの準備に取り掛かった。


                         × ×


夜。ハヤテは普段とは違う執事服に身を包んでいた。

「いいんでしょうかね?一時的な執事の僕が神尾崎家のパーティに出て」

ハヤテは綾子の髪をセットしながら聞いた。

「構いませんわ。むしろ、ハヤテ様がでないと困りますわ」
「へ!?何でですか???」
「フフフ。パーティが始まれば自然と分かりますわ」
「はあ。あ、終わりました」

綾子はハヤテにセットしてもらった自分の髪を鏡で見ると

「流石はハヤテ様ですわね。上手ですわ」
「まあ、慣れてるので」

ハヤテは毎日のようにアテネの髪を梳かしているので、女性の髪の扱いには慣れているのである。

「じゃあ、行きましょうか。もう皆さんお集まりですわ」
「あ、はい」


ハヤテは綾子に連れられ、パーティ会場に向かった。その間ハヤテは

「(何でしょう。なんだかものすごく嫌な予感がするんですが)」

そう思いながらパーティ会場に入ったのであった。


----------------------------------------------------------------------------------

  四神剣(しじんけん)

 神尾崎家が代々伝えてきた魔剣。全部で四本あり、青い刀身に龍が刻まれている「青龍」、赤い刀身に鳥が刻まれている「朱雀」、白い刀身に虎が刻まれている「白虎」、黒い刀身に尾が蛇の亀が刻まれた「玄武」がある。
神尾崎家の血筋のものはそのうちの選ばれた2本を武器として扱い、悪しきものを倒す宿命を背負っている。
魔剣はいかなるの(悪霊でも)切る事が出来る切れ味を誇っているため、使用は厳しく制限されている。
普段は主に選んだものと同化しており、呼ばれれば参上する。

----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きではなく、アテネ達に触れます。
では。
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女神と共に ( No.20 )
日時: 2012/09/27 12:39
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?mode=view&no=7360

こんにちは氷結アイスです
私がひなゆめに来てない間に二話更新されていた
お風呂イベントに添い寝イベント、キスイベントの幸せイベントが ハヤテにとってはドキドキハラハラでしたが
今度はパーティーイベントですね。パーティーといえばあのイベントがありそうです
と その前に朝の修業。青龍と朱雀とすごそうな剣を出しました綾子さん
しかしハヤテは半分の力で つまりフリー○とスーパーサ○ヤ人になったことがないゴ○ウの差があるんですね
シャワーも一緒にアーたんが知ったら悔しがりそうです
そしてパーティー会場。ハヤテにとっては嫌な予感でも読者にとってはいい予感がします
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (9月26日更新) ( No.21 )
日時: 2012/09/30 15:41
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 リン「どうも、リクエストありがとう。リンよ。」

 鈴ア「ど〜も♪鈴ア〜です♪」

 リン「四神が出たわね。」

 鈴ア「いやぁ、また〜このま〜ま面白そ〜うなこと〜に……」

 リン「そうね。次回はアテネ達だし……」

 鈴ア「綾子〜ちゃん〜はやり〜過ぎだね♪どの〜カップ〜ルで〜もあそこ〜まで〜はやら
ないね〜♪」

 リン「いや、どこかの『ハヤテラブ女神』とかだったらやりそうだけどね。」

 鈴ア「次回も〜面白〜い展開〜を期待し〜てるよ〜♪」

 リン「次回もリクエストとかあればどうぞ。」
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Re: 女神と共に2nd (10月1日更新) ( No.22 )
日時: 2012/10/01 14:43
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんにちは氷結アイスです

 勝「こんにちは。感想ありがとうございます」

 >>私がひなゆめに来てない間に二話更新されていた

 なんだかすみません。でも、感想をいただける事がうれしいんですよ。

 >>お風呂イベントに添い寝イベント、キスイベントの幸せイベントが ハヤテにとってはドキドキハラハラでしたが

 ハヤテ「ええまあ//////////////////綾子さんはスタイルがいいので、お風呂イベントは勘弁してほしかったです////////////////////」
 綾子「嫌ですわ♪」

 >>今度はパーティーイベントですね。パーティーといえばあのイベントがありそうです

 「あの」が分かりませんけど、ハヤテにとっては大変な目が待ってます。まあ、それは次回ですけどね。

 >>と その前に朝の修業。青龍と朱雀とすごそうな剣を出しました綾子さん

 綾子「おや?確か前にも出たはずですが」
 まあ、あのとき補足するの忘れちゃってましたからね〜。

 >>しかしハヤテは半分の力で つまりフリー○とスーパーサ○ヤ人になったことがないゴ○ウの差があるんですね

 綾子「ええまあ。ただ、ハヤテ様は全力を出していませんでしたし、守護光速拳も発動していませんでしたからね。その状態になれば、私でも足元にも及ばないでしょうね」

 >>シャワーも一緒にアーたんが知ったら悔しがりそうです

 まあ、正確に言うのであれば、ハヤテがシャワーを浴びているところに綾子が乱入したってだけなんですけどね。

 >>そしてパーティー会場。ハヤテにとっては嫌な予感でも読者にとってはいい予感がします

 そう言っていただけると、うれしいです。このパーティーではハヤテは本当に大変な目に会います。

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪





 ●キーさん

 >>リン「どうも、リクエストありがとう。リンよ。」

  鈴ア「ど〜も♪鈴ア〜です♪」

 麗「どうも♪感想ありがとうね♪」

 >>リン「四神が出たわね。」

 まあ、以前にも出しましたけどね。あのとき補足を忘れちゃったんですよね。

 >>鈴ア「いやぁ、また〜このま〜ま面白そ〜うなこと〜に……」

 綾子「フフフ。そうかもしれませんわね〜♪」

 >>リン「そうね。次回はアテネ達だし……」

 今回で、アテネのイメージが変わるかもしれません。あらかじめ謝ります。

 >>鈴ア「綾子〜ちゃん〜はやり〜過ぎだね♪どの〜カップ〜ルで〜もあそこ〜まで〜はやら
ないね〜♪」

 綾子「失礼な方ね〜。仲がいいカップルならやって当然ですわよ〜」
 ハヤテ「そ、そうであっても止めてほしいです//////////////」

 >>リン「いや、どこかの『ハヤテラブ女神』とかだったらやりそうだけどね。」

 アテネ「???誰の事ですの?」
 麗「・・・あんたよ。それ以外誰がいるのよ」

 >>鈴ア「次回も〜面白〜い展開〜を期待し〜てるよ〜♪」

 まあ、ご期待に添えるか分かりませんが、がんばります。

 >>リン「次回もリクエストとかあればどうぞ。」

 じゃあ、ベルアさんと奏さんで。

 感想ありがとうです〜♪










では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ハヤテが諸事情で外泊している間、天王州家では何が起こっているのであろうか。

時間を戻し、ハヤテが家を出た当日。


「アテネお嬢様、紅茶です」
「ありがとうですわ」

研修中の使用人が差し出したティーカップをアテネは受け取り、紅茶を飲んでいた。
しかし、アテネにはいつものような覇気がなく、まるで抜け殻のようになっていた。

そのため、昼食も機械的に食べていた。

「メイド長、アテネお嬢様っていつもあんな感じなんですか?」

自身の食事時間に使用人はメイド長に気になった事を聞いた。

「そうね〜」

メイド長は腕を組んでしばらく考えた後

「ハヤテ坊っちゃんがいないといつもあんな感じよ。まあ、ハヤテ坊っちゃんがいれば、威厳みたいのはあるけどね」
「へ〜。ハヤテ坊っちゃんってすごいんですね」
「まあね」

メイド長の言う通り、アテネは時間を追うごとにどんどん暗くなり生気も無くなりつつあった。


                      × ×


ハヤテが家を出た翌日。

メイド長がいつも通り、朝の庭掃除をしていると、2人の訪問者が来た。

「綾崎ハヤテさんいますか?」

訪問者の聞いてきた質問は2人とも同じで、メイド長がいないというと、封筒を渡し、「渡しといてください」と言い、去って行った。

メイド長が中身を確認すると、合計で40万円入っていた。

「(確か、ハヤテ坊っちゃんが銀行でおろしたのは30万円だったはず。恐らく利子を含めこれで全部。ハヤテ坊っちゃんはどこに泊まってるんでしょうね)」

メイド長はしばらく考え、

「(これは私から直接返した方がよさそうですね。アテネお嬢様に行ったら大変な事になりかねませんからね)」


ちなみに、メイド長がアテネを起こしに行ったら、アテネは起きていて、学校へ行く準備を整えていた。


                      × ×


アテネが一人で登校していると、いつも通り、悠太とナギに出会った。

「よう、天王州」
「おはようございます」

ナギが辺りを見渡しているのを悠太は気付き

「なあ、ハヤテはどうしたんだ?風邪か?」
「ハヤテ!?」

その瞬間、

「な、なんだよ。このお化けでも出そうな雰囲気は」
「ゆ、悠太〜」

まだ朝で、天気がいいのにもかかわらず、悠太達の一帯だけはお化け屋敷の中みたいに薄暗くなっていた。

「ハヤテ。どこにいるの?ハヤテ〜」

蚊が鳴くようなかすかな声だったが、悠太には聞こえ、悠太とナギは

「天王州の前じゃハヤテの名前は禁句だな」
「みたいだな。せっかくレベルアップした私の料理を食べてほしかったのにな」

そう相談した。


学校へ着くと、アテネはいつも通りであり、悠太が気を配ったおかげでだれもハヤテの名前を出さなかった。

そして放課後。悠太はナギの許可を得てアテネの仕事を手伝っていた。
もっとも、ハヤテほどの能率はないが。

しばらく仕事をしていると、ヒナギクが来た。

「生徒会の書類を持ってきました」
「ご苦労様」

ヒナギクは、アテネに持ってきた書類を渡し、部屋を出て行こうとしたが、

「あれ?ハヤテ君は?」
「な!!馬鹿!!」
「な、何よ」

「ハヤテ〜。どこに行っちゃったの!?会いたいよ〜」

理事長室は間違いなく日の光が入っているのだが、まるで夜中のように暗くなった。
さらにはテレビで聞くような、お化けが出てくるときの音楽も聞こえてくる始末だった。

「今の天王州の前じゃハヤテの名前は禁句なんだよ」
「そ、そうだったの。ごめんなさい知らなくて」

アテネに聞こえないように2人はそう話した。

「どうしたんですの?」

暗さ全開のアテネが聞いてきたが、

「な、なんでもねえよ」

悠太は適当にごまかした。

「じゃ、じゃあ私はもう帰るわね」

ヒナギクは今度こそ、部屋を出ようとしたが、

「そう言えば」

ヒナギクが何かを言いかけた瞬間、悠太は大急ぎで、ヒナギクを部屋の外に連れ出した。

「な、何よ」
「まさか、神尾崎がいないとでも言いたかったんじゃないだろうな?」

悠太の普段とは違う雰囲気にヒナギクは一瞬驚いたが、

「ええそうよ。あの綾が理由もなしに休むなんて珍しいなって思ったから聞きたかったのよ」
「あのなあ。そんなこと天王州の前で言ったらどうなると思う?」

ヒナギクはしばらく考え

「ま、まさか」
「可能性はゼロじゃねえよ。たとえ証拠がなくてもあいつなら神尾崎家に乗り込むだろうな。その先は想像は簡単だろ?」
「ええ」

ヒナギクは少し落ち込んだが、

「じゃあ帰るわね。これ以上いると、迷惑がかかるから」
「ああ」

悠太が理事長室に戻ると、

「ハヤテ。ハヤテ」

アテネが泣いていた。

「(ハヤテ、お前はどこにいるんだ?早く帰ってこないと天王州は変な行動を起こしかねねえぞ)」


                      × ×


時間は飛び、夜。

「ハヤテ〜」

アテネは普段通りベッドで寝ていたが、隣には誰もいなかった。

「ハヤテ。早く帰って来てよ。私を一人にしないでよハヤテ〜」

アテネの涙は止まることなく流れ続けていた。

「ハヤテ、貴方がいないとこんなに寂しいのよ。主にこんな思いをさせるなんて」

当然のように返事はない。

「もういいわ。何もしない。何もしないから帰って来てよ、ハヤテ〜」

アテネは涙を流しながら眠りに就いた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

なんだかアテネのキャラが違う!!とお思いでしょうが、この小説ではこういうキャラです。

次回は前回の続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (10月1日更新) ( No.23 )
日時: 2012/10/01 16:03
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 鈴ア「リク〜エス〜トあり〜がと〜♪鈴〜アだよ〜♪」

 奏「リクエスト感謝します。奏です。」

 鈴ア「アテネっちが………」

 奏「なんか、…これは一度どうにかしないと…」

 鈴ア「いけな〜い〜よね〜♪」

 奏「研修の執事さんもかわいそうだよね。…アテネがこんなキャラになったのはわかった
けど、驚いたのはナギがあんなに物わかりがいいなんて……」

 鈴ア「そ〜して、悠〜太君ナ〜イス♪時に〜は友人を〜売った〜りした〜(『女神』:前
スレ?83参照)り〜した〜けど、やっぱ〜りハヤテ〜くんのた〜めにこうい〜うことは…
………………其〜れか自〜分が面倒事〜に巻き〜込まれ〜ないよ〜うに…」

 奏「後者も否定は出来なさそうな気がするわ。……ハヤテ、何なら本当に……」

 鈴ア「本当に…の〜続きが〜気にな〜るねぇ〜♪…ていうか、何〜故メイド長〜さんは〜
ハヤテく〜んのお〜ろした金〜額を知〜ってい〜るのかな♪」

 奏「…思ったんだけどハヤテって、天皇州のほかの使用人とかって堕としてないのかな?
あの天然ジゴロなら堕としている可能性…ていうか多分堕としてるね。」

 鈴ア「まぁ、この〜後アテ〜ネっちがなに〜を〜やらかすの〜か楽しみ〜ですよ♪」

 奏「ではまた来ます。リクエストあればどうぞ。」
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女神と共に2nd (10月1日更新) ( No.24 )
日時: 2012/10/01 21:25
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=7360

こんばんわ
氷結です
アテネかわいそうですね。ハヤテへの純愛が高くてほんと魅力的な女性です
アテネどんどんハヤテ分が不足していって元気がなくなっています
朝弱いアテネが一人で起きていた!これは尋常ではないね
ハヤテがいなくて寂しがっているアテネかわいい
悠太がフォローしてアテネの精神ダメージを与えないようにしていたがヒナギクさんが地雷踏んで
暗く落ち込んでアテネ
ヒナギク自分の軽率な発言に反省
「ハヤテ」と泣いているアテネかわいそうだけどやっぱりかわいいです
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (10月1日更新) ( No.25 )
日時: 2012/10/06 15:32
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

 ●キーさん

 >>鈴ア「リク〜エス〜トあり〜がと〜♪鈴〜アだよ〜♪」

  奏「リクエスト感謝します。奏です。」

 崎山「ようこそ。感想ありがとうございます」

 >>鈴ア「アテネっちが………」

 アテネ「ハヤテ」
 あはは。なんかすみません。

 >>奏「なんか、…これは一度どうにかしないと…」

  鈴ア「いけな〜い〜よね〜♪」

 メイド長「まあ、無理だと思いますよ。アテネお嬢様はずっとこのままでしょうね」

 >>奏「研修の執事さんもかわいそうだよね。…アテネがこんなキャラになったのはわかった
けど、驚いたのはナギがあんなに物わかりがいいなんて……」

 使用人「ええまあ。まあ、あんな状態のおかげで研修は楽ですけど」

 ナギ「って待って。さりげなく悪口言ってないか?これでも物分かりがいいんだぞ」
 マリア「あらあら〜どこがでしょうね〜。フフフフフフフフ」

 >>鈴ア「そ〜して、悠〜太君ナ〜イス♪時に〜は友人を〜売った〜りした〜(『女神』:前
スレ?83参照)り〜した〜けど、やっぱ〜りハヤテ〜くんのた〜めにこうい〜うことは…
………………其〜れか自〜分が面倒事〜に巻き〜込まれ〜ないよ〜うに…」

 悠太「あん時は仕方がなかったんだよ。面倒事に巻き込まれてもハヤテの為なら平気だよ」

 >>奏「後者も否定は出来なさそうな気がするわ。……ハヤテ、何なら本当に……」

 ハヤテ「な、なんですか本当にって」
 悠太「良くない予感しかしねえな」

 >>鈴ア「本当に…の〜続きが〜気にな〜るねぇ〜♪…ていうか、何〜故メイド長〜さんは〜
ハヤテく〜んのお〜ろした金〜額を知〜ってい〜るのかな♪」

 メイド長「ああ、銀行から連絡があったんですよ。悪用されてないかと。だからハヤテ坊っちゃんがおろした金額を知ってたんです」

 >>奏「…思ったんだけどハヤテって、天皇州のほかの使用人とかって堕としてないのかな?
あの天然ジゴロなら堕としている可能性…ていうか多分堕としてるね。」

 実は言うと、メイド長を含む一部の人はハヤテに好意を持ってるんですよ。ただ、アテネの気持を知っているので、ファンクラブ制作とかで満足してます。
ハヤテにおとされていない人は、メイド長はかわいい弟子と言う気持ちが強いですし、それ以外の人は恋人持ちです。

 >>鈴ア「まぁ、この〜後アテ〜ネっちがなに〜を〜やらかすの〜か楽しみ〜ですよ♪」

 まあ、それは次回のお楽しみと言う事で。

 >>奏「ではまた来ます。リクエストあればどうぞ。」

 じゃあ、桜さんと椿さん。

 感想ありがとうです〜♪





 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんばんわ
  氷結です

 綾子「感想ありがとうございます♪」

 >>アテネかわいそうですね。ハヤテへの純愛が高くてほんと魅力的な女性です

 アテネ「そ、そうですかね? ハヤテ」←泣きだしそう

 >>アテネどんどんハヤテ分が不足していって元気がなくなっています

 アテネ「ハヤテ、ハヤテ〜」←泣きだした
 メイド長「まあ、放置するしかないですね」

 >>朝弱いアテネが一人で起きていた!これは尋常ではないね

 メイド長「ええ、起こしに行って驚きました。きっと、ハヤテ坊っちゃんに会いたいという気持ちで目覚めたんでしょうね」

 >>ハヤテがいなくて寂しがっているアテネかわいい

 メイド長「まあ、我々は大変ですけどね」

 >>悠太がフォローしてアテネの精神ダメージを与えないようにしていたがヒナギクさんが地雷踏んで
  暗く落ち込んでアテネ

 悠太「あん時は仕方なかったからな。流石に学年全部に気を回せるほど器用じゃねえからな」
 ヒナギク「あの時は本当にごめんなさい」

 >>ヒナギク自分の軽率な発言に反省

 ヒナギク「ええ。知らなかったとはいえ、軽はずみだったわ。ごめんなさいね」
 アテネ「気にしてませんわよ」←でも泣いてる

 >>「ハヤテ」と泣いているアテネかわいそうだけどやっぱりかわいいです

 アテネ「うう。ハヤテ〜」
 メイド長「昔はこんなではなかったんですけどね〜。ここ最近特にひどいんですよね」

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪











では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前々回、神尾崎家のパーティに参加することになったハヤテ。


パーティ会場に入ると、かなりの人数がおり、それぞれ話をしていた。

「ハヤテ様、私はやる事があるので失礼しますわ」
「えっと、僕はその間何をすればいいんでしょうか?」
「適当にその辺を回っててください」

そう言うと、綾子はどこかへ行ってしまった。

「さてと」

そう言うと、ハヤテは人混みを抜け、人気の少ない窓際の椅子に座った。

「やっぱりお金持ちのパーティってすごいんだね」

誰にも聞こえないようにそう呟いた。
ちなみに、ハヤテは天王州家のパーティに何度も参加しているので、慣れています。

ハヤテはしばらくパーティを見物していると、

「君が綾崎ハヤテ君だね?」
「あ、はい」

ハヤテは立ち上がった。

「僕はこういうものなんだ」

差し出された名刺を受取り、見たら「○○会社代表取締役」と書かれていた。

「え!?」
「今後ともよろしくね」

そう言うと、その男性はハヤテの肩を軽くたたくと、人混みに戻って行った。

「何で代表取締役の人が僕に!?」

ハヤテが混乱していると、次々に人がやってきてハヤテに名刺を渡し、「今後も良いお付き合いを」とか「覚えててくださいね」と言った。
ハヤテに名刺を渡した人たちはほとんどがどこかの会社の代表取締役であり、そうでない人は代表取締役の秘書の人だった。

しばらくすると、ハヤテの元には結構厚めの名刺の束ができていた。

ハヤテは何とか理由を考えていると、

「ここにいたのね」

今度は女性の人が来て、名刺を渡した。やはり「○○会社代表取締役」と書かれていた。

「これからもよろしくね」
「あ、ちょっと待ってください」
「あら、何かしら?」

立ち去ろうとした女性社長を慌てて止め、

「あの、皆さん何で僕に挨拶していくんですか?」

ハヤテが聞いた途端、女性社長はしばらく目をぱちくりさせ、

「聞いてないの?だってこのパーティは綾子お嬢様の将来の結婚相手のお披露目パーティだって聞いたけど」
「はい?」
「皆言ってたわよ。噂以上の好青年だって。我々の未来を託しても平気だって」
「え!?え!?」

ハヤテが益々混乱していると、

「あら、ここにいらしたんですのね」

綾子がやってきた。

「これはこれは綾子お嬢様」
「ハヤテ様には私から説明しますわ」
「了解しました」

そう言うと、女性社長は立ち去った。

「あ、あの。このパーティにお越しの皆さんはどんな方々なんですか?」
「参加者のほとんどは、私達神尾崎グループの傘下の企業なんですわ」
「な、なるほど」

ハヤテはようやく、代表取締役の人たちが参加している理由を理解した。

「それで、何でそんな大事な人たちが僕に挨拶したんですか?城山さんならともかく」
「フフフ。分からないんですの?」
「え!?あ、はい」

綾子は少し赤面すると

「皆様にハヤテ様を紹介したかったんですわ」
「も、もしかして」

ハヤテとしては自分が建てた仮説が外れてほしかったが

「ええ。ハヤテ様はいずれ私と結婚し、神尾崎家を継ぐお方ですからね。紹介するのが礼儀ですよね?」

ハヤテの仮説は見事に当たった。

「で、ですから」
「大丈夫ですわ。お父様もお母様もハヤテ様なら神尾崎家を任せてもいいと言ってますから♪」

ハヤテは頭を抱えるしかなかった。反論も山のように出てきたが、整理できず口にできなかった。
そして、パーティの前に綾子が自分がいないと困ると言った理由もようやく分かった。


その後は、ハヤテは壇上に挙げられて、改めて紹介された。
ハヤテも何とかして出席者を説得しようと試みたが、誰一人として耳を貸さず、ハヤテと綾子の関係を祝福していた。


                     × ×


「はあ」

ようやくパーティも終わり、ハヤテは居間で溜息をついた。

「お疲れみたいですわね」
「ああ、綾子さん」

綾子はハヤテの隣に座ると、ハヤテの腕に抱きついた。

「何で、あんなパーティを開いたんですか?」
「いいじゃないですか」
「良くないから聞いてるんですよ」

綾子は軽く笑うと、

「平気ですわ。だって、ハヤテ様は「結婚を考えている異性」として紹介しただけですから」
「そ、それって安心できないんじゃ」
「大丈夫ですって。万が一いえ、億が一私がハヤテ様以外の人と結婚したとしても、皆さんは納得しますわ」
「は、はあ」

ハヤテは不安を捨て切れなかったが、綾子がここまで言うので、とりあえずは安心した。

「ハヤテ様、お疲れみたいですし、今日はもうお風呂に入って休んでください」
「そうですね。お言葉に甘えてそうさせてもらいます」

ハヤテは風呂に向かうために立ち上がったが、綾子は離してくれず、綾子は立ち上がった。

「あ、あの」
「なんですの?」
「腕、離してくれませんか」
「ですから、何でですの?」
「いえ。ってまさか」
「お風呂なら一緒に入るに決まってるじゃないですか」

綾子は当然のように言った。

「で、でも」
「フフ。今日は私がハヤテ様の体を洗って差し上げますわ」
「そ、それは」
「遠慮は不要ですわ」

もちろん、入浴の模様はカットです。


                      × ×


そして、

「やっぱり、一緒に寝るんですね」
「当然ですわ」

ハヤテは風呂から上がった後綾子の部屋に連れてこられた。

「そう言えば、綾子さんの部屋って可愛らしいですよね」
「そ、そうですかね?」

意外かもしれませんが、綾子の部屋にはぬいぐるみがたくさんあります。

「ええ。女の子らしくて可愛らしい部屋だと思いますよ」
「ハヤテ様//////////////////////」

綾子は照れていたが、ハヤテは気にせず布団に入った。

「じゃあ、おやすみなさい」
「あ、ハヤテ様」
「はい?」

綾子はハヤテにキス(口に)した。

「お休みのキスですわ。忘れるところでしたわ」

そう言うと、綾子も布団に入った。

「ハヤテ様、明後日には帰っちゃうんですよね」
「ええ。明後日の夕方には帰ります」
「でしたら、明日はデートしてくださいね」
「え!?//////////////ああ、はい////////////////」
「約束ですわよ」

そう言うと、綾子は寝息を立て始めた。

「そう言えば、アーたん大丈夫かな?ま、師匠もいるし、大丈夫でしょ」

そう心の中で呟くと、ハヤテも寝息を立て始めた。



----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (10月6日更新) ( No.26 )
日時: 2012/10/06 21:47
名前: 氷結アイスブリザード

こんばんわ
氷結です
おおーやはりハヤテを婚約者と発表したんですね
ハヤテみんなにすかれてよかったですね
綾子積極的でいいですね!
ほんとハヤテにラブラブです
つぎはデートですか楽しみですね
アテネの精神力ははたしてもつのでしょうか
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (10月6日更新) ( No.27 )
日時: 2012/10/07 19:08
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 桜「どうも。桜です。」

 椿「椿です。リクエスト有賀利根っ(ありがとねっ)!」

 桜「…いや、感想の時くらいその『一部を全漢字の置き換える』しゃべり方やめよ。」

 椿「これは私の意思じゃないから無理。」

 桜「綾子さん、何やってるんですか。」

 椿「いくらなんでも結婚披露パーティは速すぎません?」

 桜「…こういう大きい会社って、結構相手を調べて見極めるような人多いから普通にハヤテ先輩の親の事も知られていて普通は疑うのだろうけど、そこは綾子さんが認めたからなの
かな?」

 椿「ま、一回会えばハヤテ先輩みたいな人は信用できますから。……ハヤテ先輩なら親の
影響で学んだ(学ばされた)スキルで会社の経営も頼めそうだし。」

 桜「さて、指揮者さん(アテネ)がこれを知って暴走しないことを願っています。」

 椿「さて、また来ます。リクエストあればどうぞ。」
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Re: 女神と共に2nd (10月10日更新) ( No.28 )
日時: 2012/10/10 15:29
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんばんわ
  氷結です

 ハヤテ「感想ありがとうございます」

 >>おおーやはりハヤテを婚約者と発表したんですね

 綾子「正確に言うのであれば、好きな異性として紹介したんですわ♪」
 ハヤテ「あんまり変わらない気が」

 >>ハヤテみんなにすかれてよかったですね

 ハヤテ「ええ。皆さん僕の事褒めてくれましたしね」

 >>綾子積極的でいいですね!
  ほんとハヤテにラブラブです

 綾子「フフ、当然ですわ。天王州さんには負けてられませんものね」
 アテネ「・・・」

 >>つぎはデートですか楽しみですね

 意外とべたな展開です。

 >>アテネの精神力ははたしてもつのでしょうか

 メイド長「まあ、ギリギリでしょうね」

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪





 ●キーさん

 >>桜「どうも。桜です。」

 悠太「ようこそ。感想ありがとうな」

 >>椿「椿です。リクエスト有賀利根っ(ありがとねっ)!」

 ナギ「なんだその変なしゃべり方は」
 悠太「さあ?」

 >>桜「…いや、感想の時くらいその『一部を全漢字の置き換える』しゃべり方やめよ。」

 ナギ「なんだもとからか」
 マリア「面白そうな方ですね♪」

 >>椿「これは私の意思じゃないから無理。」

 悠太「まあ、個性でもあるしな。いいんじゃねえか」

 >>桜「綾子さん、何やってるんですか。」

 綾子「あら?何がですの?」

 >>椿「いくらなんでも結婚披露パーティは速すぎません?」

 綾子「違いますわ。ただ単純にハヤテ様を紹介しただけですわ。結婚はまだですわ」

 >>桜「…こういう大きい会社って、結構相手を調べて見極めるような人多いから普通にハヤテ先輩の親の事も知られていて普通は疑うのだろうけど、そこは綾子さんが認めたからなの
かな?」

 それはですね、実は綾子はハヤテと出会う前はかなりとがってたんですよ。でも、ハヤテとであった事で、デレデレになり丸くなった。綾子をそんな風にできたハヤテだから信頼できた。これが正確な理由なんですよ。設定はしたものの、出すチャンスがなかったので、ここで補足しておきますね。

 >>椿「ま、一回会えばハヤテ先輩みたいな人は信用できますから。……ハヤテ先輩なら親の
影響で学んだ(学ばされた)スキルで会社の経営も頼めそうだし。」

 あの、ハヤテは10年前、ロイヤル・ガーデンでアテネと出会って以来ずっと執事をし続けているという設定を忘れてませんか?それにハヤテはあの親を一切信頼していない事も。
つまり、アテネを救い出したのはハヤテです。だから、アテネとの別れはないんですよ。
まあ、天王州家で学んだ事を生かせば、会社の経営もできますけど。

 綾子「傘下の企業の方々は、ハヤテ様に絶大な信頼をおくそうですよ♪」

 >>桜「さて、指揮者さん(アテネ)がこれを知って暴走しないことを願っています。」

 ハヤテ「まあ、知ったら暴走どころか戦争を起こしかねませんよね」

 >>椿「さて、また来ます。リクエストあればどうぞ。」

 じゃあ、椿さんとベルアさんで。

 感想ありがとうです〜♪











では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、神尾崎家に泊まっているハヤテは綾子とのデートを約束した。


翌日、ハヤテはいつも通り朝の修行をし、綾子の朝食を作った。
ちなみに、綾子はハヤテの修行には付き合わず、実戦練習の相手は城山が務めた。

そして、朝食の時間。
ちなみに、ハヤテと綾子は一緒に食べてます。

「それで、今日はどこに連れて行ってくださるんですか?♪」
「その時まで内緒です。今知ったら楽しみが無くちゃいますよね?」
「フフ♪そうですわね♪」

その後、2人は一緒に家を出た。

ハヤテは待ち合わせの方がデートらしいのではないかと提案したが、綾子はこっちの方がいいと言い張ったのである。


                      × ×


ハヤテと綾子は腕を組んでしばらく歩いていた。

「ハヤテ様、どこに行くんですの?」
「遊園地です」
「遊園地」

綾子の顔が一瞬輝いた。

「あれ?行った事がないんですか?」
「ええ。お父様もお母様も忙しかったですし、私自身命を狙われる立場にありましたから」
「そうだったんですか」

ハヤテは心の中で決意を固め、

「でしたら、今日はとても楽しい1日にしてあげますよ♪もちろんお守りしつつね♪」
「ハヤテ様/////////////////////////」

しばらく歩くと、駅に着いた。

「電車移動ですのね」
「ええ。乗った事ないんですか?」
「流石に乗り方は知ってますが、乗るのは初めてですわ。基本は車移動ですから」

ちなみに、ナギみたいなことはなく無事に電車移動を終えた。


                      × ×


「へえ〜ここが遊園地ですか」

綾子は子供のようにはしゃいでいた。

「さ、1日乗り放題券を買ってきたので、入りましょ」
「ええ♪」

遊園地に来た事がない綾子にとってはまさに夢のような場所であった。

「じゃあ、まずはこれに乗りましょう」
「でも、随分並んでいるみたいですね」
「待つのも楽しみなんですよ」

ハヤテ達が乗ったのはジャングルの中を乗り物に乗って回るというもので、人気のアトラクションである。

「♪♪♪」

乗り終わった綾子はとても楽しそうだった。

「じゃあ、次に行きましょう」
「はい♪」

次に乗ったのは童話の世界の住人が次々に出てくる夢のアトラクションで、初体験の綾子にとってはまさに夢が現実になったような場所だった。

「遊園地ってこんなに楽しいところだったんですね♪」
「喜んでいただいてるみたいで良かったです」

綾子はずっと笑顔だった。

「僕、飲み物買ってくるので、待っててください」
「ええ」

綾子はベンチに腰掛けた。

すると、

「へいお嬢ちゃん、俺達と一緒に回ろうぜ」
「結構ですわ。私には連れがいますから」
「そんなこと言わずにさあ」
「しつこい殿方は嫌いですわ」
「いいから---」

ナンパ男の一人の肩に誰かが手を置いた。

「何してるんですか?」
「ああん。見りゃわかるだろ。ナンパだよ」
「止めてもらえません?夢の国で」
「なんだと?」

ハヤテとナンパ男はしばらく睨み合っていたが、ハヤテの内なる気にビビったのか、ナンパ男は慌てて逃げ出した。

「さ、次行きましょうか」
「はい♪」

ちょうどお昼時だったので、レストランに入り昼食を済ませた。

「じゃあ、次はこの遊園地の目玉アトラクションに乗りましょうか」
「なんですの?それ」
「ジェットコースターです。大丈夫ですか?」
「ええ。私はヒナと違って高所恐怖症ではありませんから」


列に並び、順番がきた。

「さ、流石に緊張しますわね」
「大丈夫ですよ。僕が守りますから」
「ハヤテ様//////////////////////」

守られている安心感からか、綾子は悲鳴を上げた。

「どうでしたか?」
「確かに怖かったですが、それ以上に面白かったですわ♪」
「良かったです♪」
「お次はどうしますか?」

ハヤテは時計に目をやり

「乗り物は次で最後にしましょう」
「何に乗るんですの?」
「観覧車ですよ」


2人は観覧車に乗った。
そして頂上付近。

「いい景色ですわね」
「ええ」

すると、綾子はハヤテの前に立つと、ハヤテにキスした。

「ハヤテ様、今日はとても楽しかったですわ」
「いえ、まだですよ」
「はい?」
「夜のパレードがありますから。それが最大のイベントですよ」


当然のごとく、パレードを見た綾子の眼は輝いていた。


                   × ×


そして神尾崎家。

「ハヤテ様、今日は本当に楽しかったですわ」
「良かったです。そう言っていただけると、エスコートしたかいがありました」
「ハヤテ様、本当に明日帰っちゃうんですの?」
「心配かけちゃってるでしょうから」
「ハヤテ様、ここに住んでくださいな。歓迎しますわよ」

ハヤテは少し間を置き

「すみません。それはできません。僕はアーたんの執事ですから」
「残念ですわ」

そう言うと、綾子は寝息を立て始めた。
それにつられ、ハヤテも寝息を立て始めた。


                    × ×


その頃、天王州家。

「ハヤテ」

アテネはもはや完全な抜け殻状態であり、口は半びらきで窓から空を眺めていた。さらには5分に一回「ハヤテ」と呟いていた。

それを見ていたメイド長は

「(ハヤテ坊っちゃん、早めに帰ってきてください。でないと、アテネお嬢様の心が壊れてしまいます)」


こんな事になっていた。

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以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (10月10日更新) ( No.29 )
日時: 2012/10/10 19:33
名前: キー
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=9486

 椿「リクありがと!椿です。」

 鈴ア「ど〜も、鈴アで〜す♪」

 椿「今回は平和にのほほ〜んとしたデートの場面だったね。」

 鈴ア「まぁ、反〜面アテネ〜っちはも〜う決壊し〜そうなダ〜ムみたい〜だった〜けど〜
ねぇ♪メ〜イド長〜さん、ガ〜ンバ〜です♪」

 椿「鈴アっちがいうと、楽しんでいるようにしか見えないけどね。」

 鈴ア「自販〜機にジュース〜を買い〜に行くと〜か、どう〜考えても〜ナンパの〜フリ〜
だよね。」

 椿「『押すなよ!…押すなよ!・・・・』的なノリだね。…アテネさんは…まぁ、鈍魔伊
(ドンマイ)ということで。」

 鈴ア「そして、ハヤ〜テ君〜は速く〜戻った〜方がい〜いよ♪」

 椿「アテネさんが壊れる前にネ。…手遅れだけど。てことで、また来るのでリクエストあ
れば、度雨反(どうぞ)。」
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Re: 女神と共に2nd (10月10日更新) ( No.30 )
日時: 2012/10/22 14:57
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

●キーさん

 >>椿「リクありがと!椿です。」

  鈴ア「ど〜も、鈴アで〜す♪」

 悠太「感想ありがとな」

 >>椿「今回は平和にのほほ〜んとしたデートの場面だったね。」

 綾子「作者さん曰く、「これが書きたかった」だそうですわ。まあ、デートなんてこんな感じだと思いますわよ」

 >>鈴ア「まぁ、反〜面アテネ〜っちはも〜う決壊し〜そうなダ〜ムみたい〜だった〜けど〜
ねぇ♪メ〜イド長〜さん、ガ〜ンバ〜です♪」

 メイド長「ありがとうございます。ただ、私ではどうにもなりませんね。あの状態のアテネお嬢様を治せるのはハヤテ坊っちゃんだけですよ」

 >>椿「鈴アっちがいうと、楽しんでいるようにしか見えないけどね。」

 ハヤテ「気のせいですよ。気にしたら負けですよ」

 >>鈴ア「自販〜機にジュース〜を買い〜に行くと〜か、どう〜考えても〜ナンパの〜フリ〜
だよね。」

 まあ、定番イベントなので。

 >>椿「『押すなよ!…押すなよ!・・・・』的なノリだね。…アテネさんは…まぁ、鈍魔伊
(ドンマイ)ということで。」

 アテネ「まあ、はい」←少し持ち直した

 >>鈴ア「そして、ハヤ〜テ君〜は速く〜戻った〜方がい〜いよ♪」

 ハヤテ「あ、はい。詳しくは本編でふれてますが、予定を大幅に早めました」

 >>椿「アテネさんが壊れる前にネ。…手遅れだけど。てことで、また来るのでリクエストあ
れば、度雨反(どうぞ)。」

 麗「まあ、ほとんど壊れてたみたいだけどね。手遅れではないわ」

 リクエストは桜さんと奏さんで。
 感想ありがとうです〜♪










では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、神尾崎家に泊まっているハヤテは綾子とデートした。


その翌朝。

ハヤテはいつも通り目覚め、朝の修行を終え、朝食の準備も終えた。

「相変わらず、ハヤテ様の作るご飯はおいしいですわね」
「ありがとうございます」

ちなみに、ハヤテと綾子は一緒に食事をしています。

「ハヤテ様、本当に今日帰っちゃうんですの?」
「ええまあ」
「本格的に私の専属執事になりません?大歓迎ですわよ」
「ですから」
「城山と崎山はどう思ってるんですの」

城山と崎山はしばらく考え、

「歓迎しますよ。むしろ、婿になってほしいですね」
「そうですよ。婿兼執事。そんな立場になってほしいですね」
「もう////////////////」

綾子は照れていたが、ハヤテは困ってしまった。

朝食も終わり、しばらくして

「あれ?ハヤテ様、どこに行くんですの?」
「ああ、買い物です。色々と切らしてしまったので」
「私もご一緒しますわ」


                    × ×


2人は近所のスーパーに来た。
もちろん、綾子はハヤテの腕に抱きついてます。

「何を買うんですの?」
「まあ、食材だけですよ」

ハヤテは色々と、食材を買っていた。
その光景を見ていた綾子は

「(流石と言うべきですわね。安くて、質のいいものを選んでいますわね)」

買い物を終え、会計を済ませ、持ってきたエコバックに詰めた。
すると、

「ハヤテ様、ちょっといいですか」
「え!?ああ、はい」

綾子はどこかに行き、ハヤテは近くのベンチの腰をかけた。

すると、

「ハヤテ坊っちゃん」

声がした方へ向くと、メイド長がいた。

「ああ、どうも。偶然ですね」
「それはともかく、今までどこに泊っていたんですか?」
「え?」
「ハヤテ坊っちゃんが銀行でおろしたお金が、翌日に返ってきたので、気になったんですよ」
「ま、まさか」
「ああ。アテネお嬢様は知りませんよ」

ハヤテは内心安心し、メイド長にはすべてを打ち明けた方がいいと悟り、今までの事を説明した。

「なるほど、お金を使った経緯とどこにいたかを理解しました」

メイド長はしばらく考え

「この事はアテネお嬢様には言わないほうがいいですね」
「ですよね〜」
「あ、それより、今日は早めに帰ってきてください」
「はい?」
「実は」

メイド長はアテネの現在の状況を説明した。

「そ、そんな馬鹿な」
「実際にそうなってるから困ってるんですよ」

にわかには信じ難かった。なんせ、アテネは自分の前では威厳があったからだ。

「分かりました。できるだけ早く帰ります」
「お願いしますね」

そう言うと、メイド長は帰って行った。
それと入れ違いに綾子も戻ってきた。

「じゃ、帰りましょうか」
「はい」


                    × ×


神尾崎家へ戻ったハヤテは買った食材を仕舞い、綾子の部屋に向かった。

そして、許可を得て入室した。

「どうしたんですの?」
「実は、もう帰ろうかと思ってるんです」
「な、何でですの?」
「早く帰って来いって言われちゃいまして」

綾子は残念そうな顔になり

「まあ、主の命令じゃしょうがないですわね」
「すみません。お世話になってたのに」
「気にしなくていいですわ」


ハヤテは身支度を済ませると、玄関に出た。
そこには綾子、城山、崎山が見送りに来ていた。

「お世話になりました」
「いえいえ。またいつでも来てくださいね」
「まあ、いずれはここが家になりますけどね」
「そうですわね」

ハヤテは崎山と綾子の発言を無視することにした。

「もう帰りますね。あ、昼食は作っておきました」

そう言うと、ハヤテは帰ろうとしたが、綾子に呼び止められ、振り返ると、キスされた。

「フフ。行ってらっしゃいのキスですわ」
「は、はあ////////////////////」

ハヤテは照れながら、神尾崎家を後にした。


                   × ×


ハヤテは少し駆け足で天王州家に戻ってきた。

「たった3日だけど、久しぶりな気がするな」

門を開け、広い庭を歩きながらそう呟いた。

そして、玄関に着き扉を開けた。その瞬間、誰かに押し倒された。

「いたっ。一体」

誰が押し倒したか、すぐにも分かった。

「ハヤテ、ハヤテ〜」

アテネは泣きながら、ただひたすらにハヤテの名前を言っていた。

「アーたん!?どうしたの?」

しかし、相変わらず「ハヤテ」と連呼するだけだった。
ハヤテは頭を2,3回掻くと

「寂しかったんだね。ごめんね」

ハヤテはアテネの頭を優しく撫でた。

「ハヤテ」

アテネはハヤテの胸に埋めていた顔を上げると、ハヤテに大人のキスをした。

「ちょ、ちょっと、アーたん」

アテネは一向に大人のキスを止めようとしなかった。

「ア・・アーたん・・れ・・冷静に・・なって・・ってば」

キスされながらそう言ったが、アテネは聞く耳を持たなかった。
もはや、ハヤテは諦める以外に方法はなかった。


アテネが冷静さを取り戻したのは1時間ぐらいたってからだったという。

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以上です。
次回はあのキャラが出ます。
では。
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Re: 女神と共に2nd (11月24日更新再開) ( No.31 )
日時: 2012/11/24 13:41
名前: masa

こんにちはmasaです。

色々あって遅くなりましたが、更新再開です。

では本編どうぞ。
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前回、神尾崎家での外泊を終え、天王州家に戻ってきたハヤテ。


翌日、ハヤテは買い物を終え、何気なく公園に入った。
すると、人気のない林の入り口付近で段ボールが置かれていた。

ハヤテは気になって近づくと、中には黒い子猫がいて段ボールには拾ってくださいと書かれていた。

「可哀想に捨てられちゃったんだね」

そう言ってハヤテは子猫に手を伸ばした。
しかし、子猫はハヤテの事を強く威嚇した。

ハヤテは手を引っ込めると

「人間に捨てられて人間が信じられなくなってるんだね。大丈夫、僕は君を見捨てないよ。人間と猫の一生は違うけど、僕は君の一生を見守る。だから、僕を信用して」

ハヤテがそう言うと、子猫は威嚇を止めた。
そしてハヤテが子猫の頭を撫でると、甘え声を出した。

ハヤテは買い物かごを置き、子猫を抱きあげると、子猫は心底安心した表情を見せ、ハヤテの腕の中で寝息を立て始めた。

「ずっと寝られなかったんだね。もう安心していいよ」

優しく声をかけ、子猫を段ボールに戻すと買い物かごを腕にかけ段ボールごと子猫を運び出した。


                     × ×


家に戻ると買い物したものをキッチンに置き、片づけているとアテネがキッチンにやって来た。

「あらハヤテ、おかえりなさい」
「うん、ただいま」

するとアテネは床に置かれた段ボールに気が付き

「ハヤテ、この子猫はどうしたんですの?」
「捨てられてたんだ。可哀想だから拾ってきたんだよ」
「そう」

ハヤテは片づけを済ませ、

「じゃあ僕はミルクとか買ってくるからその子猫見ててね」
「分かりましたわ」

ハヤテがミルクなどを買ってくる間、猫は目を覚まさなかった。

そして、ハヤテが再度帰ってくるころに猫は目を覚ました。

「あ、起きたね?おなか空いてるでしょ?」

ハヤテは急いで猫のミルクを作り、飲ませると勢いよく飲みほした。

「よっぽどお腹が空いてたんですのね」
「まあ、しょうがないよ」

ハヤテが猫をだっこしているのを見てアテネは

「ハヤテ、私もだっこしたいですわ」
「ん?ああ、いいよ」

ハヤテがアテネに猫を渡そうとした時、威嚇はしなかったが嫌そうな顔になっていた。

「フフ。可愛いですわ」
「良かった。アーたんも気に入ってくれて」

アテネは猫を床に置くと、猫は一目散にハヤテに駆け寄りハヤテの足に頬ずりしながら甘え声を出していた。

「随分なつかれたみたいですわね」
「そうみたいだね」


                      × ×


翌日、いつものようにハヤテとアテネは一緒に登校し、途中から悠太とナギも加わった。
いつものように世間話をしていると

「あ、そうだ。昨日猫を拾ったんだ」
「へえ猫を」
「うん。それが可愛くて」

その言葉に反応したナギが

「な、なあハヤテ。その猫、学校が終わった後見に行ってもいいか?」
「別にかまいませんよ。ね」
「ええ、それくらいなら」


                      × ×


何事もなく学校は終わり、鞄を置いて着替えたナギと悠太は天王州家に行き、ハヤテに猫を見せてもらった。

「へえ、可愛いもんだな」
「確かにな」

悠太とナギはかわりばんこに猫をだっこした。やはり猫は威嚇はしなかったが、嫌そうな顔だった。
そして、ナギが猫を下ろすとやっぱりハヤテの元に行った。

すると、

「あ、そうだ。ナギさん、この子猫の名付け親になってくれませんか?」
「え?私がか?」
「ええ。まだ名前を付けてなかったので」

ナギはしばらく考えると

「そうだなシラヌイなんてどうだ?」
「あのなあ。子猫は黒ネコだぞ。しかもメスみたいだし」
「大丈夫、首元と尻尾の先が白いから」

ハヤテは少し間を置き

「そうですね。よし、今日からお前はシラヌイだ」

ハヤテは子猫にそう言うと、猫は鳴いて反応し、ナギと悠太のときには出さなかった甘え声を出した。

その光景を見ていた悠太とナギは

「随分ハヤテになついてるな」
「ああ」

ナギはシラヌイを羨ましそうに見ていた。


                      × ×


そして夕方。

「へえハヤテ様が猫を」
「ああ、私が名付けたんだ。これがまた可愛いんだ」

ナギは遊びに来ていた伊澄に自慢していた。

「でもナギにはタマがいるじゃない」
「まあ、そうだが。でも、子猫は格別じゃないか」
「そうね」


翌日伊澄は天王州家を訪問した。

「珍しいですね、伊澄さんが家に来るなんて」
「そ、そうですかね?//////////////////////////////」
「それで、今日はどうされたんですか?」
「ハヤテ様が猫を拾ったと聞きまして。それで、見に来たんです」
「そうですか。では少々お待ちを」

そう言ってハヤテは客間を出て行き、しばらくするとシラヌイを抱いて戻ってきた。

「この子がシラヌイです」
「まあ、可愛らしい」

伊澄が抱っこしようと近づいた瞬間、シラヌイは伊澄に威嚇した。

「え!?え!?」
「こ、こらシラヌイ」

ハヤテが必死で宥めたが、シラヌイは一向に落ち着かなかった。

「す、すみません」

そう言ってハヤテはシラヌイを連れて行った。


                      × ×


伊澄は自宅に戻ると、自室の隅で座り込んでいた。

「どうしたんだ?」
「いじけておられるんだ」

伊澄はしばらくいじけると、愛沢家に向かった。


「で、その子猫に嫌われて相談に来たわけか?」
「ええ。咲夜ならなんとかできると思って」

咲夜はしばらく考えると

「たぶん、その和服があかんやろうな」
「この服が?」
「せや。ここは一変洋服着てみたらどうや?」
「で、でも」
「猫に好かれるためやで」
 
伊澄は仕方なく、咲夜に手伝ってもらって着替えた。

「咲夜このスカート」
「今はそんなもんや」

結構なミニスカートだった。

「さ、いこか」
「え!?/////////////////////////」
「何のために着替えたんや?」
「で、でも//////////////////////////////」

咲夜はため息をつくと

「ほら行くで」

そう言って伊澄を引っ張って行こうとしたが、普段の伊澄からは想像できないほどの力で抵抗された。

「なんやねん。いこうや」

しかし伊澄は頑なに顔を真っ赤にしたまま抵抗していた。

「ったく。巻田、国枝」

流石の伊澄も2人の執事には敵わず、連れて行かれた。


                       × ×


「それで、和服じゃないんですのね」
「え、ええ///////////////////////////////////」

洋服で現れた伊澄にアテネもハヤテも驚いたが、説明されて納得していた。

「でも、伊澄さん洋服も似合いますね」
「そ、そうですか//////////////////////////////////////」
「ええ。とってもお似合いですよ」
「////////////////////////////////////」

アテネは不服そうな顔つきになり

「それより、服装は関係ないんじゃないんですの?」
「まあ、それもうそうなんやけどな」

伊澄は咲夜を睨みつけた。

「じゃあ、こうしましょう」

そう言うと、ハヤテは伊澄の服に何かをスプレーした。
すると、今までとは打って変わってシラヌイは伊澄になつき始めた。

「ハヤテ、それは?」
「またたびのエキスを薄めたものだよ。きっと伊澄さんの和服に嫌いな匂いでも付いてたのかなって思ったから」

伊澄は驚き

「そ、それくらいで好かれたり嫌われたりするんですか?」
「まあ、まだ子猫ですからね」
「ま、無駄な努力やったってことやな」

その言葉を聞いた伊澄はシラヌイをハヤテに渡すと咲夜を追いかけた。

「仲いいね」
「ええ」


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

と言うのは嘘でおまけどうぞ。



おまけ

ハヤテがいつものようにシラヌイにミルクをあげていると

「ハヤテ」
「なあに、アー・・・たん?」

ハヤテが振り向くと、猫耳に猫の尻尾を付けたアテネがいた。

「何、してるの?」
「ハヤテ、私も可愛がって」

そう言うと、アテネはハヤテにくっついて頬ずりした。

「え!?」
「ハヤテ〜」

ハヤテはめんどくさそうに溜息をつくと、アテネの頭を撫でた。

「ごろにゃ〜ん」
「はあ」







「あらナギ、何してるの?」
「え!?い、いやそ、それは」

ナギは色々な猫耳を試着していたところだった。

「まさか、自分も猫みたいに甘えてハヤテ君に可愛がってもらおうとしてたんじゃないでしょ?」
「と、当然だ////////////////////////」
「(フフフフフフフフフフフフフフ。真っ赤な顔で否定しても説得力が無い事は黙っておきましょう)」



----------------------------------------------------------------------------------
今度こそ以上です。
次回はあの人が再登場!!
では。
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Re: 女神と共に2nd (11月24日更新再開) ( No.32 )
日時: 2012/11/28 15:43
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

現在、天王州家の門の前で悩みながら立ちつくしている人がいた。

その人はソニア・シャフルナーズ。俗にシスターである。

彼女がここに来たのはもちろん理由がある。


皆さん覚えてるだろうか?彼女は私怨で三千院家に復讐を誓っており、それを果たすために執事とらの穴の地下迷宮で巨大ロボでハヤテ達に襲いかかった。
しかし、覚醒したハヤテに負かされ、さらにはハヤテに惚れた事を。


つまり、彼女が天王州家に来たのはハヤテに会うためである。


シスターは覚悟を決め、呼び鈴を鳴らした。すると、使用人が出て少しの応対の後招かれ、客間に通された。

そして、出された紅茶を飲みながら待っていると、ハヤテがやってきた。

「あれ?お客さんってシスターだったんですか?」
「ええ。野暮用があったので」

ハヤテはシスターの向かいに座ると

「それで、用と言うのはなんでしょう?」
「それは」

シスターが要件を言おうとした瞬間、アテネが客間に入ってきて

「貴方、何でここにいるんですの?」

殺意の籠った目つきでシスターを睨んだ。

「別に貴方には関係ないでしょ」
「何ですって」

睨み合っている2人を見てハヤテは

「まあまあ、落ち着いて。シスターの目的を聞かせてください」
「そうだったわね。目的は貴方よ」

シスターはハヤテを指差しながらそう言った。

「えっと、何で僕なんですか?」
「前に迷惑かけちゃったでしょ?そのお詫びをしに来たのよ」

ハヤテは納得行ったが、アテネは納得いかず

「でしたら、悠太さんか三千院さんにお詫びをすればいいじゃないですか」
「確かにね。でも、恨みに捕らわれていた私を救ったのは綾崎君。そのお礼も兼ねているのよ」
「はあ。具体的に何をしてくれるのですか?」
「貴方も執事とはいえ、年頃なんだから色々とほしいものあるでしょ?それを私がプレゼントするわ。もちろん支払いは私よ」

アテネはさらに不機嫌になり

「貴方、それは」
「アーたん。落ち着いて」

ハヤテに宥められて少しは落ち着き

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」
「ハヤテ!?」
「ただのお買いものじゃん。別にいいでしょ?」
「うう〜」

アテネは納得いかなかったが、仕方なく了承した。


                        × ×


ハヤテとシスターは大きめのスーパーにやってきた。

「それで、何がほしいの?」
「そうですね〜」

ハヤテはしばらく悩むと

「洋服ですかね。僕、私服をあんまり持ってないので」
「じゃあ、洋服売り場ね」


2人は洋服売り場に移動した。

「それで、どれ買うの?いざとなったら全部でもいいけど」
「それはできませんよ。じゃあ、選んできます」

ハヤテは売り場の中に入って行った。
シスターは入り口近くのベンチに座った。

「なんだか緊張するわね。噂通り、これがデートだと気づいていないみたいだし、私、見込みがあるのかな?」

シスターは思わずそう呟き、しばらく座っていると

「おい姉ちゃん、君中々いけてるね」
「俺達と遊ばな〜い?」
「結構です。連れがいますから」

しかし、ナンパ組はしつこく、

「いいじゃん。嫌な思いはさせないぜ」
「ああ。リーダーは金回りがいいからな」
「しつこい人は嫌いです」
「ほら、行こうぜ」

リーダー格の男がシスターに手を伸ばし、それを振り払うより早く誰かがその手を掴んだ。

「何してるんですか?」
「あん?なんだてめえは」
「質問に答えてくれませんか?」
「分からねえか?ナンパだよナンパ」

ハヤテは呆れると

「嫌がっているのが分からないんですか?」
「チッ。邪魔すると」

そう言うより早くハヤテが関節を締め上げた。

「立ち去ってくれません?でないと」
「おい、ずらかるぞ」

そう言って逃げて行った。

「大丈夫でしたか?」
「え、ええ」
「それは良かった」
「それより、決まったの?」
「ああ、そうでした。ちょっと来てもらえませんか」

シスターはとりあえず、従った。

「で、どうしたの?」
「ちょっと、これ見てくれません?」

ハヤテの手には中々可愛らしい服が握られていた。

「え!?これって」
「シスターに似合いそうだったので」
「も、もしかして」
「ええ。自分の服を探しつつ、シスターに似合いそうな服も選んでました」
「でも私は」
「シスターも可愛らしい女性なんですからお洒落に気を使った方がいいと思いますよ」

褒められてシスターは赤面した

「じゃ、じゃあ試着するわ/////////////////」

シスターはハヤテが選んだ服を持って試着室に入り、着替えた。

「どう?///////////////////////」
「良かった、お似合いですよ」
「そ、そう?」

結局、ハヤテの洋服は買わず、シスターの洋服を買った(ハヤテの支払いで)。


「それで、この後はどうします?」
「悪いけど、買い物に付き合って。買い出し頼まれてるの」

あの後はシスターの頼まれた買い物を済ませ(荷物はハヤテが率先して持った)、スーパーを後にした。


                         × ×


「なんだかごめんね。お礼のつもりが荷物持ちさせちゃって」
「いえいえ。慣れてますから」

ほとんどの荷物はハヤテが持っていた。
しばらく歩き

「そろそろ帰った方がいいんじゃない?ご主人様怒ってるんじゃないの?」
「大丈夫ですよ。それより、女性に重い荷物は持たせられませんから」
「そう、ありがと」

シスターはハヤテの優しさに

「ねえ、どうしてそんなに優しくしてくれるの?まだ出会ったばかりなのに」
「どうしてと言われても。昔からなんですよ」
「そう」
「でも、誰にでも優しいわけじゃありませんよ」
「じゃあ、私は何で?」
「前にも言ったと思いますが、シスターは悪い人には見えません。それにあなたほどお美しいお方がどうしようもない人には見えませんからね」

シスターはここまで言われるのは初めてだった。


そうこうしている内に教会に着き、ハヤテは荷物を置いて、教会を出た。

「今日はありがとうございました」
「何もしてあげられなかったわよ?」
「いえいえ。楽しかったですよ」

ハヤテの笑顔にシスターは

「ねえ、ハヤテ君って呼んでいい?」
「かまいませんよ」
「じゃあ、私もシスターじゃなくて、ソニアって呼んで」
「分かりました、ソニアさん」

名前を呼ばれ、シスターは笑顔になった。

「では、僕はこれで」

ハヤテは帰ろうとしたが、呼び止められ、振り向くと、頬にキスされた。

「え!?」
「改めてお礼よ」
「は、はあ///////////////////////」

ハヤテは照れもあり、急いで立ち去った。

「やっぱり私はハヤテ君が好き。そのためには」


                      × ×


天王州家に戻ると、妙に笑顔なアテネが出迎えた。

「ど、どうしたの?」
「別に。それで、どうだったんですか?」
「と、特別何もなかったけど」

すると、アテネの笑顔がまし、

「そうですか。では、今日は入浴は一緒。さらに私の体を洗いなさい」
「ええ!!!!!!!!!!!!!!」
「あら?出来ないんですの?」

アテネの妙な笑顔にハヤテは覚悟を決めるしかなかった。



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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (11月28日更新) ( No.33 )
日時: 2012/11/29 19:59
名前: キー

奏「リクエストありがとー♪」

桜「いや、本編で大変な状況なのにやけにテンション高いなぁ。」

奏「いや、だからだよ。」

桜「はぁ、さて、シスターですか。久々だなぁ。」

奏「アテネがまた大分笑顔なことで。」(´◇`)

桜「なにその顔。……さて、次話はここからどう繋がっていくのか、繋がらないのか。」

奏「リクエストあればどーぞ。」(⌒◇⌒)/~~
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Re: 女神と共に2nd (12月1日更新) ( No.34 )
日時: 2012/12/01 13:35
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿から。

 ●キーさん

 >>奏「リクエストありがとー♪」

 瑞希「感想ありがとうね」

 >>桜「いや、本編で大変な状況なのにやけにテンション高いなぁ。」

 ハヤテ「た、確かに。結構シリアスな展開ですよね」

 >>奏「いや、だからだよ。」

 アテネ「せ、説明になって無い気が。まあいいですわ」

 >>桜「はぁ、さて、シスターですか。久々だなぁ。」

 ええ。地下迷宮編以来ですね。

 >>奏「アテネがまた大分笑顔なことで。」(´◇`)

 アテネ「な、何ですのよ。その顔は!!!」

 ちなみに妙な笑顔だった理由は嫉妬からです。

 >>桜「なにその顔。……さて、次話はここからどう繋がっていくのか、繋がらないのか。」

 ええ、次話には繋がりません。でも、あのシスターの言葉にはきちんと意味があります。

 >>奏「リクエストあればどーぞ。」(⌒◇⌒)/~~

 じゃあ、サラさんとベルアさんで。

 感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (12月1日更新) ( No.35 )
日時: 2012/12/01 13:35
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、シスターとお詫びとお礼を兼ねた買い物をしたハヤテ。


ある日の三千院家。

「ふう。疲れた」
「始まって早々何言ってるんですか?」
「学校が疲れるのだ。毎日毎日」
「せっかく試験前で早く帰ってきたのに文句言うなよ」

ナギは着替えもせず椅子に座り

「試験前だろうと学校が疲れるのは事実だ」
「じゃあ、行かなきゃいいんじゃないの?」
「そ、それは/////////////////////////」

マリアさんは黒い笑みを浮かべたが、これ以上は言及しなかった。

「ともかく、退屈だ。だから、漫画を読む」
「勉強しろよ。もうすぐ試験だぞ」

しかしナギは無視して漫画を読み始めた。


                       × ×


「じゃあマリアさん、あとはよろしくお願いします」
「ええ。気をつけて行ってらっしゃい」

悠太が家を出ようとした瞬間、ナギが

「おい悠太、釣りに行くぞ」
「へ!?」
「釣りだよ釣り。大物を釣り上げるんだよ」

悠太は「また、漫画の影響だな」と呆れつつ

「悪いんだけど、俺出かけなきゃいけないんだ」
「何!?主の命令だぞ」
「こっちも大事な用事なんだよ」
「そうか」

落ち込んだナギを見て悠太は困ってしまった。すると、来客が来た。
応対すると、来客はハヤテだった。

「おおハヤテ。丁度良かった」
「え!?何が?」
「俺は用事があって出かけるからお嬢様の相手を頼む。じゃあな」

そう言って悠太はハヤテの横を抜けて出て行った。

「あの、ナギさん?」
「な、何だ?」
「悠太の言ってた意味は一体?」
「ああ、釣りだよ。私が釣りしたいと言ってたところだったんだ」

ハヤテはようやく状況を飲み込んだ。

「それで、どこかの釣り堀にでも行くんですか?」
「いや、三千院湖に行く」
「なんですかそれ」
「敷地内にある直径2kmの小さい湖だ」

ハヤテは改めて三千院家の規模を思い知らされた。

「でも釣れるんですか?敷地内の湖で」
「釣れますよ。何せ誰も入ってこない上に湧水を引いてて水の質は良好。さらにはお爺様が放した様々な魚が独自の生態系を築いている、夕飯に優しい湖なんです」
「え!?三千院家の魚は自給自足なんですか?」
「海の魚以外は」


                      × ×


一行は三千院湖にやってきた。

「それで、どんな釣りをするんですか?」
「決まっている。釣りと言ったらフライフィッシングだ」
「あの、釣りの経験は?」
「無い!!!」

ハヤテは呆れて溜息をつき

「いきなりレベルが高すぎますよ。ここはミミズ等の餌釣りから」
「大丈夫だ!!漫画の主人公に出来て私にできないわけがない」
「ナギさん、漫画と現実を一緒にしないほうがいいですよ」
「う。だ、第一ミミズなんて怖いではないか」

ハヤテは軽く笑顔になると

「そう言うと思って練餌を用意しました」
「なるほど、釣りはヘラに始まりヘラに終わる。そう言う事ですね」

蚊帳の外だったマリアさんが急に入ってきてナギは驚いたが

「マリア、お前釣りやってたのか?」
「ええ。久々に楽しもうと思ってますよ」

ナギは納得がいかない顔をしていた。

「でも、それじゃあかっこよくないし」
「釣りはかっこよさで決めるものじゃありませんよ。まあとりあえず、色々とお教えします」
「そうか」

そしてハヤテの説明も一通り終わり

「よし、使い方は大体分かった。では早速釣るぞ」

ナギはやる気満々だったが、ハヤテは「悠太に頼まれた以上怪我させないようにしないと」と思っていた。
すると

スポッ

「(なんだ今の効果音)」
「ハヤテ、竿が飛んでいくぞ」
「しっかり持っててくださいよ」

すると、ハヤテの竿に当たりが来て引き上げると、結構な大物だった。

「へえ、中々釣れるみたいですね」
「よし私も」

スポッ

「何で飛んでいくんだ?」

ハヤテはため息をついた。

「よし今度こそ」

ナギが投げようとした瞬間、ハヤテがナギの手を優しく包んだ。

「ハ、ハヤテ?///////////////////////////////」
「僕が支えてますから、投げてください」
「あ、ああ///////////////////////////」

ハヤテに支えられたおかげで竿を飛ばさずに釣りができるようになった。

「お、結構釣れるな」
「流石ですね。飲み込みが早んですね」
「まあな/////////////////////でも、小物ばかりだな」

ナギ達が釣り上げたのは10cm単位の小さいものばかりだった。

ハヤテはしばらく考え、

「でしたら、ボートで沖に出てみますか?そしたら大物も釣れると思いますよ」
「ボ、ボートってお前//////////////////////////////」
「大物を釣り上げたいんですよね?」
「そ、そうだけど///////////////////////////////////」

結局、ナギはボートに乗る事にした。


                      × ×


「中々釣れませんね」
「あ、ああ///////////////////////////////////////」

ハヤテとしてはナギが落ちないように支えてるつもりだが、ナギは

「(い、いきなり抱きついてくるなんて///////////////////////////////////い、いや違う。ハヤテは私を支えてくれてるだけだ/////////////////////////////そうなんだろ///////////////)」

と、1人で悶えていた。
一方のハヤテは

「(ナギさん、小さくて可愛らしいですね。まるでシラヌイを抱いているみたいですね)」

と、冷静だった。

しばらく竿を垂らしていると、大きくしなった。

「あ、釣れてます」
「あ、ああ////////////////////////////////」

かなり大きな引きに

「こ、これは大物だぞ」

ハヤテに支えられているのを忘れて興奮していた。
しかしハヤテは

「(あの魚影の大きさはまずい)」

焦っていた。

「ナギさん、竿を離してください」

支える力を強めながらそう言った。

「な、何でだ?」
「大きすぎます。このままじゃボートが転覆しちゃいます」
「え!?釣りあげられないのか?」
「出来なくもないですけど、こんなボートじゃ引っくり返っちゃいますよ」

何だかんだもめている内に、釣り糸が切れて逃げられてしまった。

「ああ、残念だったな」
「いえ、幸いだったと思いますよ」
「え!?」
「僕の見た感じじゃ今のはナギさんや僕より大きな魚でした。そんな魚を釣りあげたらこんな小さなボートじゃ転覆して2人ともずぶ濡れでしたからね」
「で、でも」

納得がいかなそうなナギに

「僕が濡れるのはいいとして、かよわいナギさんが濡れたら風邪ひいちゃいますからね。僕はそれが嫌なんですよ。ここは僕の我儘を聞いてください」
「わ、分かったよ//////////////////////////////////」

ナギは褒められてまた真っ赤になった。

結局これ以上のボートでの釣りは諦めた。


                       × ×


陸地に戻るとマリアさんが大量に釣り上げていた。

「随分釣り上げたな」
「ええ。家の分とハヤテ君へのお土産様です。あ、ノッキングも済ませてありますよ」

どうやってノッキングしたかは内緒です。

帰り支度しているハヤテを尻目に、マリアさんはナギに近づき

「それで、ハヤテ君に支えられた心地はどうでしたか?」
「な、何でそれを」
「さあ〜」


補足すると、ナギはこの日、手を洗わなかった。

そしてマリアさんは

「(フフフフフフフフフフフフフフフ。ハヤテ君の手に包まれながら竿を持ったり、ボートで抱かれながら釣りをするナギ可愛かったですね〜。また私のコレクションが増えました)」

などと黒い事を考えていた。



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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月1日更新) ( No.36 )
日時: 2012/12/04 14:39
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

最初は些細な興味からだった。かなりきつめにツンとした幼馴染をあそこまで陥落させた男に興味が出た。

そこで人を使って調べさせ、自らもその調査に加わった。

そして、調査を重ねている内に自分自身もその人間の魅力に気づき、幼馴染同様恋に落ちた。



アテネの幼馴染・時任麗はハヤテとの結婚式の夢を見て目覚めた。

「ふう、我ながらいい夢を見たわ」

朝の支度をしながらそう呟いた。

「ハヤテ君、今何してるのかしら?」


                       × ×


場所は変わって天王州家。

「メイド長って何を貰ったら喜ぶんですか?」
「ハヤテ坊っちゃん、いきなり何なんですか?」
「いえ、ちょっと聞きたかっただけですよ」

メイド長はしばらく考え

「やっぱ洋服ですかね。そろそろ衣替えの時期ですし」
「やっぱり女性は洋服なんですね」

すると、メイド長はハヤテを怪しみ

「まさか、アテネお嬢様ではない女性を好きになったとか言わないですよね」
「そんなこと言いませんよ。じゃあ僕は買い物に行ってきます」

走って行ったハヤテを見てメイド長は

「(アテネお嬢様には内緒にしておいた方がいいですね)」

と、思っていた。


                        × ×


家を出たハヤテは商店街に来ていた。

「(3月3日はヒナギクさんの誕生日。何かと世話になってるし、気のきいた誕生日プレゼントを贈りたいですよね)」

そう、ハヤテがメイド長に聞いたのはヒナギクへのプレゼントを考えていたからである。

「(洋服か。とりあえず見てみるか)」

女性服専門店に入り周りを見渡し

「(ヒナギクさんの家もお金持ちだし、何よりヒナギクさんの洋服の趣味が分からないからな)」

結局、ハヤテは買わずに店を出た。

「(いくらプレゼントでも、自分の趣味じゃ無い服を貰ってもうれしくないよな)」

ハヤテは女性らしい趣味を考えていたが

「(やれやれ。アーたんの趣味ならすぐにでも分かるんだけどな)」

やっぱりハヤテにはアテネ以外の女性の趣味は分からないようだ。

「(誰かアドバイスをくれる人がいないかな)」

そう考えながら別の女性服専門店から出ると

「あれ?ハヤテ君?」

麗と出くわした。

「何してるの?ここで」
「僕は、ヒナギクさんへの誕生日プレゼントを探してたんですよ。ただ、情けない事に女性心と言うのが全く分からなくて。それで、アドバイスをくれる人を探そうかなと思ってたんですよ」
「あ、だったら、私なんてどう?」

確かに麗はハヤテやヒナギクと同年代であり、アドバイスを求める人間としては適任だった。
そう考えていると、麗が

「こんなとこで会うなんて運命感じない?」
「偶然ですよ」

すると、

「泉、こんな街中でラブ臭を漂わせているカップルがいるぞ」
「青春だね〜」

ハヤテは突然現れた生徒会三人娘に驚かず

「あれ?皆さんはここで何を?」
「と言うか、女性服専門店にいるハヤテ君の方が違和感があるよ」

ハヤテは確かにと思った。

「それで、麗ちゃんと何してるの?デ、デートじゃないよね」

不安そうにしている泉に麗は

「フフ。そうよ、デートしてるのよ」

より不安そうになった泉に対し、ハヤテは冷静に

「違いますよ。ヒナギクさんへのプレゼントを探していたら偶然会っただけですよ」

と、返した。

「ヒナへのプレゼント?そう言えばそろそろ誕生日だな」

すると、三人は

「ちなみに私は9月9日だ」
「6月21日だよ♪」
「7月13日だ」
「あ、一応知ってます」

すると麗が

「あれ?私は?」
「6月7日ですよね」
「良かった。覚えててくれたんだ」

麗は安心した。

するとハヤテが

「しかし、ここで固まっててもしょうがないですね。ここは1つ手分けしません?」

その言葉を聞いた瞬間麗が

「確かにね。じゃあ、ヒナと付き合いが長い貴方達3人と私とハヤテ君で分かれない?」
「お、名案だな」

補足すると、麗とヒナギクは友達になってます。

「じゃあ、そっちはよろしくね。じゃ、行こうかハヤテ君♪」

麗はハヤテの腕に抱きつき、引っ張って行った。

「じゃあ、我々も行くか」

美希が見ると、泉がとても不安そうな顔をしていた。

「大丈夫だよ。あのハヤテ君が何かを起こすわけ無いって」
「そ、そうだよね」

3人はハヤテ達とは別方向へ歩き出した。


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ちょっと短めですが、以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月7日更新) ( No.37 )
日時: 2012/12/07 14:14
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、ハヤテはヒナギクへの誕生日プレゼントを探していたところに麗と生徒会三人娘と出会って協力することになった。


3人は少し歩くと泉が

「やっぱハヤテ君の所に行く」
「いや、だから」
「だ、だってハヤテ君が何買うか聞き忘れたもん」

美希も理沙も誤魔化している事に気がついたが、あえて触れず、ハヤテを追いかけた泉の後を追った。


                       × ×


時間は少し戻り白皇。

「本日はここまでにします。分からなかった所があったら、私に聞きにきてください」

すると、数人がヒナギクの元にやって来た。ヒナギクは丁寧に教えた。

「悪いな桂、補習授業手伝ってもらって」
「いえ、これくらいいいですよ」

ヒナギクは薫先生の補習授業の手伝いをしていた。

「ほんと、助かるよ。雪路だといつの間にか遊びになってるし」
「いっそクビにしたらいいんじゃないですか?」

ヒナギクは若干怒っていた。

「あ、もう1つ頼めるか?」
「何ですか?」
「一応瀬川たちも呼んだんだが、すぐにでも逃げてしまってな。落第させるわけにもいかないから、見つけたら勉強を教えてやってくれ」
「は、はあ」


                         × ×


時間は戻り、現在。

ヒナギクは結局見捨てられず、泉達を探していた。

「(全くあの子たちは。説教したほうがいいかしら)」

などと考えながら歩いていると、ハヤテ達を見つけ、思わず隠れてしまった。

「(何してるのかしら?)」

ヒナギクは聞き耳を立てた。

「ヒナギクさんへのプレゼントですか?」

「(私へのプレゼント?もしかして誕生日の?)」

「僕はぬいぐるみがいいかなって思ってるんですよ」

「(え?ぬいぐるみ?ちょっと嬉しいかも)」

「だって、ヒナギクさんってそう言う可愛いものを貰って喜ぶ女の子らしい一面があるじゃないですか」

ヒナギクが照れていると

「あ〜、無い無い。ヒナにそんな一面は一切ない」

美希のその言葉を聞き、一気に怒りが込み上げてきた。

「それより、花がいいんじゃないか?」
「そうだな、薔薇か?」
「刺で怪我しちゃんじゃない?意外とうっかり者だし♪」

3人の発言でヒナギクはどんどん怒りが強くなっていった。

「ゲームはどうだ?」
「すぐに壊すだろ。「何でうまく動かないのよー」とか八つ当たりして」

3人のあまりの発言に麗は

「あのねえ。ヒナだったらやっぱり服とか貴金属なんじゃないの?」
「なるほど。じゃあ迷彩服とかメリケンサックか」
「い、いやだから」

ヒナギクは怒りを抑えるのが限界になってきた。

「ま、ハヤテ君の意見も聞けたし、やっぱ二手に分かれるか」

そう言って再度別れた。

「で、ヒナへのプレゼントはどうするんだ?」
「意外とサッカーボールがいいんじゃないか?中身は実質男だし」

「誰が中身は実質男なのかしら?」

「何言ってるんだ?ヒナに決まってるだろ。それ以外にだれがいるってんだ」
「「「!?」」」

3人は慌てて振り返ると、ダークオーラ全開のヒナギクが立っていた。


                     × ×


一方のハヤテと麗。

「それで、ハヤテ君はどうするの?やっぱ服とか貴金属にするの?」

ハヤテはしばらく悩むと

「でも、僕はヒナギクさんの趣味が分からなくて」
「ヒナの趣味?あんま関係なと思うけど。貰ったら大体喜ぶと思うわよ」
「じゃあ時任さんに聞きますけど」
「何?」
「いくら貰ったものとはいえ、全然自分の趣味じゃない洋服や貴金属を貰ったらどう思います?」

麗はしばらく考え

「確かにそうね。貰ったものとはいえ微妙ね」
「ですよね。洋服は色々なデザインがありますから趣味が大きく分かれますし、貴金属なんて洋服以上にセンスや趣味が出るものなんですよ」

麗は感心していた。

「だからこそ、悩んでたんですよ」
「ふ〜ん。まあ気楽に考えた方がいいんじゃない?」
「ですよね」

2人は会話をやめ、しばらく歩いていると

「あ、ソフトクリーム食べます?」
「奢ってくれるの?」
「ええ」

2人はしばらく会話が無いまま歩いていた。
すると、麗が

「ねえハヤテ君、ちょっと聞いていい?」
「なんですか?」
「ハヤテ君はどう思ってるの?私を含め、色々な人に好意をもたれてる事に関して」

ハヤテはしばらく考えていた。その間にヒナギクと3人娘がハヤテ達の近くに来ていた。

「正直、好意を持たれてるかどうかは分からないんですよ。神尾崎さんと時任さん、ナギさんが好意を持ってくれてる事には何となくで気がついてるんですが」

聞き耳を立てていた泉は少しショックを受けた。

「ただ、僕はその好意に応えられる分からないんです」
「何で?」
「そ、それはその」

答えを言いかねているハヤテに麗は

「そう。そう言う事なのね」

理由が分かった様だ。
しかし、泉は分からず、思わず飛び出してしまった。

「教えてよ麗ちゃん」
「え!?」
「盗み聞きしたのは謝るよ。でも」

麗は泉を制すると

「ハヤテ君、貴方の中の優先順位の1番はアテネなのね」
「ええ。そうなんです」
「ハヤテ君の中ではアテネが一番大切。だからこそ色々な人に好意を持たれても、応えられるか分からないこれが答えよ」

泉はかなり動揺し

「麗ちゃんはいいの?そんなこと言われて」
「私?別に平気よ。だって、その優先順位の1番になればいいだけの話よ。そうすれば好意は報われるし」
「そ、そうなんだ」

泉は麗の強さに感心した。


                        × ×


そして時間は飛び、夕方。

「ただいま」
「ああ、おかえりなさい。遅かったですわね」
「まあね。ヒナギクさんのプレゼントを探してたからだよ」
「ふーん。----------------------------------------------------------って何ですって」

アテネは一気にダークオーラを全開にした。

「ど、どうしたの?」
「どうしたじゃありませんわ。何で貴方が桂さんのプレゼントを探しているんですの?」
「い、いやだって。そろそろヒナギクさんの誕生日だし、何かと世話になってるし」

アテネはハヤテに一気に迫ると

「だからって私以外の女にプレゼントなんて許されると----」
「はいこれ」
「な、何ですのこれは」

ハヤテから渡された包みを受け取りながら聞いた

「リボンだよ。アーたんに似合いそうな可愛いリボンがあったから買ってきたんだよ」

包みを開くと、アテネも気にいる可愛いリボンが入っていた。

「どう?」
「そうですわね。では早速」

そう言うと、アテネは結んでいたリボンをほどき、

「ハヤテ、早速付けて♪」
「え!?ああ、うん」

ハヤテは丁寧にアテネの髪を束ねると、買ってきたリボンで結んだ。

「どう?」
「フフ♪気にいりましたわ」

アテネは鏡を見ながら嬉しそうにそう言った。

「それはそうと、桂さんへのプレゼントですが」

結局誤魔化しきれず、その日はアテネにさんざん甘えられて苦労したそうだ。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月10日更新) ( No.38 )
日時: 2012/12/10 15:13
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ヒナギクへのプレゼントを探したハヤテ。


その翌日。

「ハヤテ、何してるんですの?」

楽しそうに本を読んでいるハヤテにアテネは聞いていた。

「いやね、ヒナギクさんへの誕生日プレゼントは何がいいか結局決まらなくて。それで、手作りのクッキーにする事にしたんだ」
「ふ〜ん」

アテネはハヤテがヒナギクへプレゼントを渡す事にいまだに納得してなかった。

「それより大丈夫なんですの?」
「何が?」
「何って、そろそろ学期末試験ですのよ」
「ああその事。大丈夫、毎日ちゃんと勉強してるから」
「まあ、貴方の事だからそこまで心配はしてませんけど」

そう、ハヤテは学校で3位の学力を持っている秀才である。ちなみに、1位はアテネ。2位は綾子である。
さらに補足すると、ヒナギクは4位です。

そんな会話をしていると

「失礼します」

メイド長が部屋に入ってきた。

「どうしたんですの?」
「ハヤテ坊っちゃんに御客様です」
「僕に?」

メイド長が通すと、客はワタルだった。

「あ、ワタル君いらっしゃい」
「あ、ああ」

「ではごゆっくり」

そう言ってメイド長は部屋を出て行った。

「それで、どうしたんですか?」
「い、いやあのな」

言いずらそうにしているワタルにハヤテが

「ちょっと僕の部屋に行きません?」
「え!?あ、ああ」

ハヤテはワタルを連れ自室に向かった。


                       × ×


「それで、どうしました?」
「実はな、勉強を教えてほしんだ」
「え!?」
「いやな。俺一応飛び級生何だけど、勉強苦手なんだ。だから、頭がいいハヤテにお願いしに来たんだ」

ハヤテは軽く笑顔になると

「分かりました。僕でよければ力になります」
「頼むよ」


その会話を外で聞いていたアテネは

「何だ、そうでしたか。あとでお茶を差し入れますか」

そう言って、静かに部屋の前から立ち去った。


                       × ×

「それで、そこは連立方程式で」
「あ、なるほど」

どうやら、ハヤテの教え方は上手の様だ。
しばらく勉強し

「なあ、ちょっと聞いていいか?」
「何ですか?」
「執事として忙しそうなのに、何でそんなに色んな事が出来るんだ?」

ハヤテは少し考えると

「そうですね。常に色々な努力をしているからですね」
「そうか」
「大丈夫ですよ。ワタル君も努力でなんとでも出来ますよ」
「そ、そうだよな」

少しだけ元気になったワタルにハヤテは

「でも、どうしてそんな事を聞くんですか?」

ワタルは少し間を置き

「理事長の執事であるあんたなら知ってるだろ?俺の飛び級は少し無理やりだった事を」
「え、えっと」
「隠さないでくれよ。本当ならナギ、伊澄、咲夜が飛び級するはずだったんだ」

ハヤテは正直この話題を知っていた。しかし、あえて黙っておく事にした。

「でも、咲夜は俺に飛び級の席を譲ってくれた。俺が飛び級したい理由を察して」

ハヤテは悠太からワタルが飛び級したかった理由を聞いていた。

「だから、俺が赤点取って落第だなんてなったら咲夜に申し訳ねえし、何より俺自身が許せねえ。だからこそ頑張りたい。恥を捨てて教わりに来たのも、こんな事を告白したり聞いたりしたんだ」

ハヤテは感心し

「大丈夫ですよ。形はどうあれワタル君は飛び級ができたんです。つまりそこまでの潜在能力を持ってるという事ですよ」
「そ、そうかな?」
「僕は師匠から教わったこの言葉を常に自分に言い聞かせ続けてるんです」
「???」
「「努力は裏切らない。努力こそが勝利の味方である」と」

ワタルはいい言葉だと思い、ワタル自身にも響いた。

「ですから、僕自身も何事においても後悔しないように努力してるんです」

ワタルはハヤテがかっこよく見えた。

「ワタル君も努力すれば負けないと思いますよ。少なくても僕はそう思います」
「そうか。ありがとうな」
「いえいえ」

ワタルは心の中で

「(やっぱり、俺の最大の目標はこの綾崎ハヤテだ。超えることは不可能でも少しでも近付きてえ)」

そう思った。


男同士なのに、何やらいい雰囲気を出してると

「お茶の差し入れですわ」

アテネが部屋に入ってきた。

そして、謎のいい雰囲気に驚き

「あ、貴方達、男同士なのに何いい雰囲気を出しているんですの」

2人は慌てて

「ち、違うよ。そんな雰囲気出してないよ」
「そ、そうだぜ」

アテネはワタルをジト目で見た。

「た、確かに俺はこいつの事が好きだ。だけどよそれは人間として、最大の目標としてという意味で俺にそっちの趣味はねえ」

アテネはジト目で見るのをやめ

「ですよね。まあ、頑張ってください」

そう言って、ティーセットを置き、部屋を出て行こうとしたが

「念の為に言いますわ」
「な、何だよ」
「ハヤテに手を出したらそれ相応の報いを受けてもらいますからね」

そう言い残して部屋を出て行った。

「な、何なんだ」
「ま、まあ気にせず勉強しましょ」
「そうだな」

この日は結構遅くまで勉強会が行われた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月18日更新) ( No.39 )
日時: 2012/12/18 13:38
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

「ヒナギクさん、お誕生日おめでとうございます」

花束を持ち、かっこいい雰囲気でハヤテはそう言った。

「ハ、ハヤテ君?」
「ヒナギクさんの16歳の誕生日に何をあげようかずっと悩んでました」
「は、はあ」

ヒナギクは花束を受け取り、若干期待していた。

「それで、悩んだ結果」
「え!?」

ハヤテはヒナギクに近寄り、どんどん顔を近づけて行き、キスされるまでほんの数cmまで迫ったその時

ピピピピピ

「はっ」

まあ、夢オチです。

「(全く我ながらなんて情けない夢を)」

ヒナギクはここ最近ずっと同じ夢を見ていた。


                      × ×


場所は代わり白皇生徒会室。

「(ここ最近の私は変だ。1人の男の子が気になり、夢にまで出てくる。そればかりか上の空にまでなる始末だ)」

まあ、俗に言う恋と言うやつですよね。

「ちょっと待ちなさいよ!!!鯉の料理は好きだけど、断じて恋などでは」
「さっきから何1人で叫んでんだ?」
「ひゃあ」

いつの間にか美希が生徒会室に来ていた。

「何でもないわよ」
「あっそ」

ヒナギクは椅子に座りなおし

「ところで美希」
「何?」
「貴方と同じクラスの綾崎ハヤテ君ってどんな人なの?」
「そうだな」

美希は小さなメモ帳を取り出し

「綾崎ハヤテ。11月11日生まれの16歳。10年ほど前から現白皇理事長である天王州アテネさんの執事を務める。学業はこの学校で3位に入る秀才で、強さも屈指の実力者である理事長や神尾崎さんを遥かに凌ぐ。さらには優しくてかっこいい事から非公式のファンクラブが存在している」

ここまで一気に言うと、メモ帳を閉じ

「まあ、こんなところだ」
「そんな細かいところまで。噂を聞きたかっただけなんだけど」
「政治家の娘だからな。調べ物は得意だ」

まあ、その情熱を学業に向けてもらいたいものだ。

「それより、あやふやな部分も多かったけど、天王州さんの執事にはどうやってなったの?」
「それが分からないんだ」
「え!?」
「情報がガードされててな、私でも調べられなかった」

ヒナギクは少し考え

「あれ?10年ほど前って言ったわよね」
「ああ」
「じゃあハヤテ君6歳じゃない。ハヤテ君のご両親はどうしてるの?」

美希は少し暗くなると

「ヒナ、正直言うと、ヒナは知らないほうがいいかもしれないぞ。ハヤテ君本人も知らない可能性もあるし」
「だ、大丈夫よ。だから教えて」

美希は一呼吸置き

「-------------」
「えっ!?」

美希の一言でヒナギクは頭の中が真っ白になりそれ以降の美希の言葉が聞こえなくなった。


                      × ×


ヒナギクは生徒会室を出て白皇の敷地内にある林道を歩いていた。

そして先ほどの美希の言葉を頭の中で反芻していた。
すると

「あれ?ヒナギクさん」

後ろから聞こえた声に慌てて振り向くと、ハヤテがいた。

「な、何でここに」
「いや、ちょっと用事で」

ヒナギクは美希の言葉が気になり

「ねえハヤテ君」
「はい?」
「あ、ううん何でもないわ」

美希の「ハヤテ本人は知らないかもしれない」という言葉で聞きづらかった。

「それより、勉強は大丈夫?」
「ええ。ヒナギクさんへのプレゼントを探しながらきちんとしてます」
「そう。がんばってね」

そう言うと、ヒナギクは再び歩き出した。

「ヒナギクさん?」


                       × ×


ヒナギクは敷地内の湖のほとりに来ていた。
そしてやはり美希の言葉が気になっていた。

正直、聞かなかった方が良かったかなとも思っていた。

すると

「ヒナギクさん」
「ハヤテ君?」

ハヤテは心配そうな顔をしていた。

「どうしたの?」
「なんだかヒナギクさんの様子がおかしかったので」
「そう」

すると、

「ヒナギクさん」
「何?」
「何があったかは分かりませんけど、元気出してください。落ち込んでいる貴方は似合いませんよ」
「え!?」
「皆さん、貴方の元気な姿や威厳のある貴方が好きなんですよ。だから落ち込まないでください」

ヒナギクはハヤテの笑顔を見ていると、なんだか安らいでいく気がした。

「そうね。ありがと」
「いえいえ。では僕はこれで」

ハヤテが立ち去った後ヒナギクは

「(正直、何でここまでハヤテ君が気になっているのかは分からないけど、そのうち分かると思う。だから今は悩んでてもしょうがないわね)」

そう思い、少しだけ元気を取り戻した。


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以上です。
次回よりひな祭り祭り編スタートです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月22日更新) ( No.40 )
日時: 2012/12/22 19:27
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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ここは鷺ノ宮家の倉庫。ここには様々な場所から除霊を依頼されたいわくつきの物品が数多く保管されていた。

「ん?なんやこれ」
「むやみに触らないほうがいいわよ」

現在咲夜と伊澄がいた。

「明日は雛祭りやからお雛様を飾るのは分かるけど、何でお雛様が2つもあるんや?」
「それは呪いのひな人形。下手に触れば封印が解けて大変な事になるわ」

しかし、咲夜は伊澄の言葉を無視してお雛様を弄っていた。

「本来ならさっさと除霊して処分したいんだけど、力が強すぎて難しいの」
「ふ〜ん」

すると、咲夜が持っていた人形の首をもいでしまった。

「特に首をもぐなんてしては駄目よ。そんな事をすれば封印が解けてこの辺で一番不幸な人に呪いが-----」

そう言いながら振り向くと、首がもげた人形を持った咲夜がいた。

「もーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
「ご、ごめーーーーーーん」


                       × ×


場所は変わって天王州家。

「あれ?アーたんこの時計は?」
「桂さんへのプレゼントですわ」

アテネが不機嫌全開の声でそう言い、

「執事である貴方がプレゼントを渡すのに主である私が渡さないのは不自然ですわ。ですから、ブルガリの時計を用意したんですわ」
「あ、なんかごめん。ブルガリって高いのに」
「まったくですわ」

そう言うと、アテネは立ち上がってハヤテに詰め寄り

「貴方のせいで大した額ではないにしろ本当に痛い出費ですわ」

アテネはしばらくハヤテを睨んだ後離れ、

「フンだ。ただでさえ貴方は不幸なんですから気をつけなさいよ」

カッ

「ん!?何今の音」
「さあ?作者のミスでしょ」
「じゃあ僕は掃除に戻るね」
「えっ!?」

一瞬の事で見間違いかと思ったが、ハヤテはメイド服を着ていた。


                       × ×


アテネが部屋をのぞくと、ハヤテはいつも通り掃除をしていた、メイド服で。

「見、見間違いじゃなかったみたいですわね」

ハヤテはかっこいい顔つきで、メイド服は一切似合いそうではないのに、なぜか似合うと錯覚するほどであった。

「ハ、ハヤテにああいう趣味が無い事は十分に承知のはずですが、何であんな恰好を?」

アテネは覚悟を決め、部屋に入ってハヤテに話しかけた。

「ハヤテ、あの貴方の趣味の事なんですが」
「へ!?僕の趣味?何言ってるの?アーたんも良く知ってるはずでしょ?」
「そ、そうですよね。じゃあ、何でそんな恰好をしているんですの?」
「え!?」

ハヤテは慌てて自分の格好をみると、さっきまで執事服だったのにメイド服に変わっていた。

「ええ!?何で僕がこんな格好に?」
「で、ですからそれを聞いているんですよ」

2人が混乱していると

「お、遅かったみたいですね」
「せやな」

ハヤテの格好を見て顔を真っ赤にしている咲夜と伊澄がいた。

そして、伊澄は詳しく事情を説明した。

「ひな人形の呪いですか?」
「ええ」

伊澄は呪いが生まれるきっかけの説明を始めた。

「昔、優れた技術を持った女性の人形職人がいました。その職人は心と体の性別が違う、今で言う性同一性障害でした。そんな職人も恋に落ち、相手の女性もその事情を理解し全てを受け入れ両思いでした。そんなある日、職人の相手の女性がその国の将軍に求婚を迫られたのです。当然相手も断ったのですが、将軍は良く思わず、相手が女性と知ると、将軍は謂れのない罪で女性職人を捕え処刑したのです。死の間際職人は「覚えておけ。我が恨みは永遠に消えぬ。我と同じ境遇のものを呪い続けてやる」そう言い残し絶命したのです」

説明を受けたハヤテとアテネは強く同情していた。

「その職人も何かと不幸だったので、ハヤテ様に呪いがかかったんでしょう」
「じゃあ、その呪いは不幸な人を女装させる呪いなんですの?」
「いいえ。女装だけならまだいいかもしれません」

伊澄以外全員が首をかしげた。

「ハヤテ様、ご自分の体を触ってみてください」

ハヤテは言われたとおり自分の体を触ると、膨らむはずの無い場所が膨らんでいて、無ければならないものが無かった。

「ま、まさか」
「ええ。呪いは性転換させる呪い。今ハヤテ様は女性の体なのです」

言われてみれば、ハヤテの胸はアテネ並みに膨らんでおり、さらには声も落ち着いて聞けば女性独特の高い声だった。

「この呪い、どうやって解くんですか?」
「方法は二つ」
「二つも?」
「一つ目は身近にいるとても綺麗な水色の髪を持った女性を攫ってどこかに縛り付け、その状態でその女性に大人のキスをする事です」

伊澄以外は静かになり

「な、何でそんな方法なんですの?」
「職人と恋仲だった女性がとても綺麗な水色の髪を持つ女性だったからです。なぜ、攫ったうえに、縛り付けてキスするのかは不明ですが、それが一番簡単な方法なんですよ」

一応は納得した。

「えっと、僕の身近にいる水色の髪の女性って」
「神尾崎綾子さんでしょうね」

一瞬の沈黙の後

「って待ってくださいよ。いくら相手が神尾崎さんでもそんな事すれば、僕殺されちゃいますよ」
「大丈夫ですわ多分」
「ええ、多分」
「多分って。それよかもう一つの方法は何なんですか?」

ハヤテがきくと、伊澄は表情を暗くし、

「もう一つの方法、それは」
「「それは」」
「この辺で一番高い建物の主をその場所で殺害する事です」

この発言にハヤテ、アテネ、咲夜は衝撃を受けた。

「な、何でそんな方法が」
「呪いを作った職人を処刑した将軍の城はその辺一帯で一番高い建物でした。元々はその将軍への恨みが物で生まれた呪いですから、当然と言えば当然なんです」

ハヤテ達は納得するしかなかった。

「じゃ、じゃあこの呪いを解かないとどうなるんですの?」
「一生そのままになります」
「「「え!?」」」
「今でこそ呪いで体だけ女性になってますが、3月3日までに呪いを解かないと、呪いが心まで浸食して心も女性になります。そうなれば、当然異性である男性に惹かれるようになり、女性は恋愛対象にはなりません」

この言葉はアテネには一番効果的だった。

「そ、そんな」
「まあ、どちらの解除法を実践するかはお任せします」

かなり長い事沈黙が辺りを包み

「ま、まあどちらを実践するにしろ、夜に学校に行きますよ」
「ハヤテ?忘れてませんか?」
「何を?」
「今日はひな祭り祭りが実施される日ですから、夜も白皇は人でいっぱいですわよ」
「あ」


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月22日更新) ( No.41 )
日時: 2012/12/24 17:27
名前: 疾球




どうも
はじめましてor久し振りです
疾球です

まあ感想に

ひな祭りの話ですね
まさかアテネがヒナにあんな感情を
抱くとは……


なんか呪いが強烈になってますね
しかも2択の条件が……


そうかーハヤテ女かー
(コテツに電話してみよーかな…)


呪い解かないとそりゃ困るよね!
アテネさん!!


大事なハヤテだもんね!!
ねえアテネさん!!
(重度のハヤアテ好き)


まあハヤテ頑張れ(笑)


masaさん次回も頑張ってください
感想はあまり書けませんが応援しています!

ではまたーーー
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Re: 女神と共に2nd (12月25日更新) ( No.42 )
日時: 2012/12/25 14:53
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●疾球さん

 >>どうも
  はじめましてor久し振りです
  疾球です

 アテネ「お久しぶりですわね。感想ありがとうございます」

 >>まあ感想に

 麗「ええ。ありがとね」

 >>ひな祭りの話ですね
  まさかアテネがヒナにあんな感情を
  抱くとは……

 アテネ「だ、だって。ここ最近ライバルが増えてきてますし。だ、だからその」
 メイド長「嫉妬。ですね」
 アテネ「うう//////////////」

 >>なんか呪いが強烈になってますね
  しかも2択の条件が……

 まあ、原作が微妙な呪いだったので。ここでは厳しくしました。

 >>そうかーハヤテ女かー
 (コテツに電話してみよーかな…)

 アテネ「止めなさい!!!止めないと・・・」

 >>呪い解かないとそりゃ困るよね!
  アテネさん!!

 アテネ「当然ですわ!!!でないと色々とその」

 >>大事なハヤテだもんね!!
  ねえアテネさん!!
 (重度のハヤアテ好き)

 アテネ「そうですわ!!!!ま、まあ、ハヤテがそのままでも私は・・・」
 ハヤテ「止めてよ。そんな不吉な事は」

 >>まあハヤテ頑張れ(笑)

 ハヤテ「はい。頑張ります」
 メイド長「(まあ、(笑)が付いているのが気になりますが)」

 >>masaさん次回も頑張ってください
  感想はあまり書けませんが応援しています!

 ありがとうございます。素人小説なのに。

 >>ではまたーーー

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪
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Re: 女神と共に2nd (12月25日更新) ( No.43 )
日時: 2012/12/25 14:54
名前: masa

こんにちはmasaです。

本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ハヤテは雛人形の呪いのせいで女性の体でメイド服を着る羽目になった。


「と、ともかく、いつまでもこんな恰好をしている訳にもいきませんし、早く元に戻れるようにします」
「でもなあ」
「な、何ですか」

咲夜はハヤテの全身をしばらく見た後

「別にいいんとちゃう?恐ろしいほどに似合ってるんやし」
「良くないですよ」
「そうですわ!!!いい要素など一切ありませんわ」

反論する2人を尻目に咲夜は

「ところで、自分のスカートの中はどうなってるんや?」
「な、何が言いたいんですか?」
「いや、だから」

そう言いながらハヤテに近づき

「ちょっとでええから」
「な、何やってるんですかー」

スカートをめくろうとしたが、ハヤテは慌てて離れて

「そ、そんなことしたら」

涙目で白桜を召喚し、震えていた。

「ごめんごめん。ウチが悪かったって」

とりあえずは、この場は治まった。

「まあ、この一件はウチのせいやし最大限協力させてもらうわ」
「では会長さんには私が説明しておきますね」

そう言って2人は帰って行った。

そして

「まったく、貴方はどんだけ不幸なんですの」
「ぼ、僕に言われても」

アテネはしばらくふくれた後

「まあ、貴方がどっちの解除法を実践するにしろ、私は我慢しますわ」
「あ、ありがとう」
「そ、それに」

アテネは若干顔を赤くし

「たとえ解除に失敗したとしても、私は受け入れられますから、安心なさい」

アテネはこう言ったが、ハヤテは「絶対に呪いを解こう」と、決意した。


                     × ×


一方のヒナギクは。

「はあ」

溜息をつきながら下校していた。

「悩んでいるようだな」
「えっと、確かあの迷宮であった神父さん?」
「ああそうだ。こんなのでも一応神の使いだ。相談に位乗るぞ」

ヒナギクは悩んだ

「まあ、君の悩みは皆目見当もつかんが、自分に正直になる事だ。目を瞑って考えてみるといいさ」

そう言って神父はいなくなった

「自分に正直にか」

言われたとおり目を瞑って考えたが、一切分からなかった。

すると、

「あ、あの」
「鷺ノ宮さん?何かしら?」
「え、えっと、とりあえずこれを」

ヒナギクは手紙を受け取り

「い、色々と事情を説明するとややこしくなるので、抜粋しました」

内容は「夜の九時に白皇時計塔の最上階で勝負してほしい(武器持参)」であった。

「まあ、色々と悩むより、勝負したほうがよさそうね」

ヒナギクは胸のモヤモヤを抱えたまま夜に1人で時計塔に行く事にした。


                      × ×


そして夜。

「やっぱり人が多いですね」
「せやな」

ハヤテは恥ずかしいので、全身を覆うローブを着ていた。

「ともかく、この中から神尾崎さんを見つけないと」
「何やら事情がありそうだが、手伝おうか?」

ワタルが提案したが

「あ、いえ。自分で解決できますので」
「あ、そ」

事情が事情なので、協力は仰げなかった。

「ところで、伊澄はどうしたんだ?一応招待された身なんだけど」
「ああ、一文字も一緒にいる事無く迷子や」
「やれやれ」

ワタルは溜息をついた。

「じゃあ僕は急いでますので」

そう言うと、ハヤテはあっという間にいなくなった。

「で、自分はどうするんや?」
「ま、1人で回るのもあれだし、一緒に行こうぜ。案内するよ。なんだったら色々と奢ってやるよ」
「おお。太っ腹やな」


                       × ×


一方の綾子はというと、自身の専属の使用人である城山と崎山と一緒に会場に来ていた。

「珍しいですね、お嬢様が率先してここに来るなんて」
「ですね。面白そうじゃないと理由で来ませんでしたからね」

使用人2人は珍しがっていたが、もちろん理由があり

「私が理由もなしにこんなところには来ませんわよ」
「はあ。それでその理由というのは」

綾子は少し笑みを浮かべると

「当然、ハヤテ様と2人きりでお祭りを楽しむためですわ。天王州さんの邪魔も無しに」

城山は「やっぱり」と思っていた。

「と、言う訳で貴方達」
「「あ、はい」」
「ハヤテ様を見つけてここに連れてきなさい」
「「え!?」」
「天王州さんと一緒なら当然ハヤテ様だけ連れてくること。いいですわね」

2人とも溜息をついた。

「分かったらさっさと行きなさい」

一応主の命令なので、城山も崎山も別々に探しに出かけた。

「さて、私は私でハヤテ様を探しますか」

歩き出したその時だった

「神尾崎綾子だな」

後ろから凄みのある声がしたので、振り向くとサングラスなどで変装した男が立っていた。

「何ですの貴方は」
「別に俺の事はいい。お前が神尾崎綾子で間違いないな」
「そうですけど。それがどうしたんですの?」

綾子がそう返事すると、男は目にも止まらぬ速度で綾子の後ろに回ると、ハンカチで綾子の口をふさいだ。

「(こ、これはクロロホルム)」

綾子はそう感じて抵抗しようとしたが、力が強くて振り払えず、クロロホルムの効果で意識を失った。

男は綾子が気を失ったのを確認し連れ去った。


                        × ×


その一方

「珍しいな、お嬢様が率先してこんな人混みに来るなんて」
「い、いいではないか////////////////////////////////」

ナギと悠太が2人で祭りに来ていた。

「で、何でまた祭りに来る気になったんだ?」
「そ、それは//////////////////////////////」

悠太は分からなかったが、マリアさんは

「フフフフフフフフフ。あのナギが苦手な人混みに行くのはハヤテ君絡みしかありませんよねえ。撮れないのは残念ですが、まあ、我慢しますか」

と、黒い笑みを浮かべながらそう呟いていた。もちろんマリアさんの読みは的中しています。


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以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月28日更新) ( No.44 )
日時: 2012/12/28 14:46
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、ハヤテは呪いを解くために祭り会場に向かった。その一方で綾子は何者かに連れ去られてしまった。


ハヤテはあまり人がいない場所を選んで綾子を探していた。

「う〜ん、いないな。神尾崎さんなら人気が少なそうな場所にいると思ったんだけどな」

一応ハヤテの心の声なので、周りには聞こえてません。

「校舎の方かな?」


                     × ×


その頃、校舎内。

「やれやれ何が祭りだ。くだらない」
「そうですか?僕は結構好きですよ」

2人の執事服の男性が話していた。野々原と虎鉄である。

「ところで、貴方の主は?」
「さあ?どこかで走り回ってるんじゃないのか?」

野々原は時計を見ると、

「じゃあ、私はこれで。そろそろふられた坊っちゃんを慰めないといけないので」
「そっちの主は人を誘えるのか。誘える勇気のない人を差し置いて」

野々原は苦笑いをすると、立ち去った。

「やれやれ。運命というやつはどうしてこうも意地悪なのだろうか」

すると、鬱憤を晴らすかのように

「運命よ。我を導けーー」

そう叫んだ瞬間、誰かにぶつかった。

「ああ、すみません」

虎鉄が振り向くと、ローブが脱げて涙目になっているハヤテがいた。
すると虎鉄は

「(運命よ感謝するぞ)」

そう感謝し

「おおおお、お嬢さん。あの、お名前は?」
「ええ!?えっと、その」

ハヤテは名乗るか悩んでいると

「ああ失礼。自分から名乗るのが礼儀ですよね。私は虎鉄。貴方は」
「え、えっとその」

ハヤテはしばらく悩み

「な、内緒です」
「う」

出来る限り可愛くそう言うと虎鉄は気絶しかけた。

「じゃあ、急いでいるので」

そう言って、ローブを持って走り去った。

「フ、フフフ。運命よ今日という日を感謝しよう。あのボーイッシュな女性が何処の誰かを探り当てよう。そして」

しばらく虎鉄の不気味な笑い声が周囲に響いていた。


                       × ×


そんな事は知らない咲夜とワタル。

「よっしゃ的中や」

射的をやっていた(ワタルの奢りで)。

「ほう。お嬢ちゃん上手じゃねえか」
「せやろ?」
「じゃあ、可愛らしいお嬢ちゃんにおまけだ」
「おお。サンキューな」

戦利品を持ってワタルの元に戻り、

「ほらウチが可愛いからおまけ貰ったで。ウチが可愛いから」
「そこを強調すんなよ。それよりなんか食べるか?奢るぞ」
「なんや?今日はやけに気前がええな」

たこ焼きを買い、咲夜が

「で、何で今日は気前がええんや?」
「いやな、本当ならこの学校に通うのはお前だったはずだろ?」
「確かになあ」
「つまり、本当なら立場が逆だったんだよ。だから今日は出来るだけ楽しんでほしいんだ。まあ、俺の経済状況次第だけどな」

咲夜はワタルをしばらく見つめ

「なんか、自分変わったなあ」
「そうか?」
「せや。なんか男らしくなってるで」
「俺には目標がいるからな。そいつには勝つとか同じくらいになるのは不可能でも、少しでも近付きたいんだ。だからかもしれねえな」

咲夜は笑顔になり

「じゃあ、今日はめいいっぱい楽しもうか。自分の財布ギリギリまでな」
「よし、任せな」


                        × ×


その一方、ナギと悠太。

ナギは先ほどから落ち着かない様子であたりを見渡していた。

「なあ、お嬢様」
「な、何だよ」
「誰か探してんのか?さっきからキョロキョロしっぱなしじゃねえか」
「う、うるさい!!!!!!///////////////////////」

悠太はまたため息をついた。すると

「あら、ナギに悠太君。来てたのね」

ヒナギクが声をかけてきた。

「む?それはどういう意味だ?」
「人混みが苦手な貴方の事だから来ないと思ってたんだけど」
「ひ、人を引きこもりみたいに言うな!!」
「違ったのか?」

悠太は呆れながらつっこんだ。

「もういい。帰るぞ悠太」
「え!?ああ、分かったよ。あ、忘れるところだった」

悠太はポケットから細長い小箱を取り出し

「ほい、天王州からプレゼントだ」
「え!?あ、ありがとう」

ヒナギクは受け取った

「あ、ヒナギク」
「何?」
「お前の誕生日会、私は出席しないからな」
「誕生日会?何それ」
「聞いてねえのか?あの3人が言ってたぜ」

ヒナギクは思い返しても、心当たりが無かった。

「まあいいわ。後で、時計塔に行くから」

会話が終わると、ナギと悠太は帰って行った。


                       × ×


そして

「う、う〜ん」

連れ去られた綾子は目を覚ました。

「こ、ここは一体」

辺りを見渡すと、どこかの林の様な場所だった。

「そうですわ。あの男、私をこんなところに攫ってどうするつもりなんでしょう」

綾子は自分が誘拐される理由が山ほどあってどれが当てはまるか分からなかった。

「まあいいですわ。あの男を問い詰めれば-------」
「目を覚ましたようだなお嬢さん」


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以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月31日更新) ( No.45 )
日時: 2012/12/31 13:01
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、それぞれ祭りを楽しむ中、ヒナギクは自身の誕生パーティがあると聞かされ、綾子はどこかの林の様な場所で目を覚ました。


ヒナギクが時計塔に行く途中、桂ヒナギク誕生日会と書かれた看板がある建物に入ると、入ってすぐクラッカーが鳴らされた。

「お誕生日おめでとうございまーす」

突然の事で少しの間頭が真っ白になったが、すぐに立て直し

「え!?な、何これ」
「何って、ヒナの誕生日会だよ」

ヒナギクの疑問に美希が答えた。

「そ、それは分かったけど、何でこんなに派手なの?」
「ふっ、愚問だな」

美希は意地悪そうに笑い

「だって前に言ってただろ?誕生日会はどうしたいと聞いた時」

「そうね、あんまり派手なのは苦手だし。家族でこじんまりしたものがいいかしら」

「って言ったろ?だから、可能な限り派手にしたんだ」
「どこまで天の邪鬼なのよ」

ヒナギクは呆れるしかなかった。すると、雪路が

「まあいいじゃない。私はこっちの方が楽しいわ」

そう言うと、ポケットから綺麗に包装されたものを取り出し

「はい、私からのプレゼントよ」

ヒナギクは受け取ると、

「ありがとう。お姉ちゃんからプレゼント貰えるなんて感動だわ」

そう言って包装を剥がすと、中身は肩叩き券だった。

「大丈夫、肩叩きは自信があるから」

ケチくさい事に有効期限は3月4日までだった。

「と、ともかく。いきなりこんな派手なことして大丈夫なの?」
「そこは問題ない。政治家の娘だからな」

すると泉が不安そうな顔で

「一番の問題はハヤテ君と2人きりになる事だよ」
「え!?」
「だって、いつもみたいに一方的な好意なら平気だよでも、今回は」

ヒナギクは泉がなぜこんなにも不安そうな顔なのか分からなかった。

「それより、ハヤテ君からのプレゼントは?」
「そう言えば、まだ」

すると、手紙の内容を思い出し

「(もしかして、あの手紙は遠回しに2人きりになりたいっていう事だったのかしら)」

ヒナギクが赤面していると、

「さて、主役も登場した事だし、早速歌ってもらおう」
「え!?」

「改行の間に着替えも済んだ事だし、では生徒会長で「残酷な天使のテーゼ」ですどうぞ」

ヒナギクは歌の内容を詳しく知らなかったが、もうやけくそで歌いきった。

「流石はヒナだな」
「あまり知らない歌でもこうもうまく歌いきるとは」

すると

「という訳で、続いては生徒会メンバー3人による「時をかける少女」です」
「「「ええ!?」」」


                     × ×


結局、何だかんだあって誕生日会はカラオケパーティになってしまった。

「ま、たまにはいいんじゃない?こういう派手な事も」

ヒナママがそう言ったが、ヒナギクはまだ赤面しており

「そうだけど、恥ずかしかったわ。何曲歌わされたか分からないし」
「フフ。可愛かったわよ。きっとこの事を知ったらパパは悔しがるでしょうね」

ヒナギクは手紙の内容は再度思い出し

「(あの手紙、果たし状なの?それとも遠回しに2人きりになりたいという事なの?)」

どちらを指しているかヒナギクは分からなかったが、イスから立ち上がり

「あれ?ヒナちゃんどこに行くの?」
「答えを探しに行ってくるわ」
「???」


                      × ×


そんな事は知らない綾子の方は。

「目を覚ましたようだな」
「クッ。一体あなたの目的は何ですの?」
「ふん。態々言う必要はない」

サングラスで分かりにくかったが、強い覇気を感じた。

「目的はどうあれ私に手を出してただではすみませんわよ」
「フン。縛られて身動きができない状況で凄んでも迫力に欠けてるぞ」

そう、綾子はあまり太くない木に縛り付けられており、手を後ろに回されているため、青龍と朱雀を召喚できなかった。

「さてと、お嬢さんをどうするかな」
「わ、私をどうするつもりなんですの?言っておきますけど、私はハヤテ様のものですわよ」
「威勢がいいな。まあそんなお嬢さんも嫌いではないな」

そう言うと、男は綾子に近寄り

「ま、まさか」
「せっかくだ。キスしておくか」

そう言ってさらに綾子に近寄った。

「止めなさい!!!私にキスしていいのはハヤテ様だけですのよ」
「うるさいお嬢さんだ。静かにしてもらおう」

男は一気に綾子に顔を近づけ

「止めなさいと言ってますのよ!!!!!!!貴方ただでは--------」

そう言いかけたが、男の口が綾子の唇を奪った。

「んー、んー、んー、んー」

男は綾子に大人のキスをしていた。しかもかなり長めに。

「ぷは」
「ごちそうさま。悪くなかったよ」
「ううハヤテ様」

綾子が泣いていると、男が懐をいじりだし

「おっと、ボスからの電話かな?大人しくしてな。すぐに戻ってくるからな」

そう言って林の奥に消えて行った。

「ハヤテ様、ハヤテ様ぁ」

綾子はハヤテの名前を呼びながらしばらく泣いていた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (12月31日更新) ( No.46 )
日時: 2013/01/04 12:21
名前: 氷結アイスブリザード


こんにちは氷結です
あけましておめでとうございます

ハヤテもかなり強力な呪いをうけましたね
あと、いまハヤテがつけてるマントは原作同様、ffのしろまどうしのマントですか?
綾子かわいそう…ハヤテその男をやちゃてください
そして綾子を清めてあげてください
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (1月5日更新) ( No.47 )
日時: 2013/01/05 16:24
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんにちは氷結です

 瑞希「こんにちは。感想ありがとうね」

 >>あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね♪

 >>ハヤテもかなり強力な呪いをうけましたね

アテネ「まあ、原作では微妙な呪いでしたからね」

 >>あと、いまハヤテがつけてるマントは原作同様、ffのしろまどうしのマントですか?

 ああ、はい。原作同様しろまどうしのマントです。

 >>綾子かわいそう…ハヤテその男をやちゃてください

 ハヤテ「も、もちろんですよ」
 綾子「フフフ♪」

 >>そして綾子を清めてあげてください

 ハヤテ「え!?清めるってどうやって?」
 そりゃキスしかないでしょ
 ハヤテ「そ、それは/////////////////////////」

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (1月5日更新) ( No.48 )
日時: 2013/01/05 16:24
名前: masa

こんにちはmasaです。

では本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、綾子は自身を誘拐した男にキスされてしまった。


綾子はしばらくすると泣き止み、待っていた。
すると、慌てた足音が聞こえ、

「神尾崎さん、大丈夫ですか?」
「ハヤテ様」

やってきたハヤテは綾子に近寄ると、白桜を召喚して綾子を縛っていたロープを切った。

「怪我とかしてませんか?」
「ええ。それより、どうしてここが分かったんですの?」
「え、えっと」

ハヤテはしばらく悩んだ後

「城山さんに聞いたんですよ。神尾崎さんが急にいなくなったって。誘拐された可能性もあるって」
「なるほど」
「それで、その犯人は?」
「ああ。何かボスからの電話とかでどこかに行きましたわ」

すると、ハヤテは綾子の手を取り、

「でしたら、早く逃げましょう。誘拐犯とか戻ってくる前に」

そう言って綾子の手を握ったまま走り出した。

「あ、そうだ。ハヤテ様」
「何でしょう?」

ハヤテが振り返ると、綾子は最上級の笑顔になっていた。

「結婚式はいつになさいますか?」

突然の質問にハヤテは立ち止まり

「け、結婚式?なぜ急に?」
「あらいやだハヤテ様ったら。私が愛しい殿方の唇の感触が分からないとでも?」
「え!?」
「あの男、少し違和感があったとはいえ、唇の感触は間違いなくハヤテ様のものでしたわ」

ハヤテは冷や汗を流しつつ少しずつ綾子から離れて行った。

「私を攫ったうえ、あんなとこに縛り付け、大人のキスするなんて、私と結婚する意志を固めたという事ですわ。で・す・か・ら、聞いたんですわ。結婚式はいつにするかと」
「い、いや。そ、その」
「大丈夫ですわ。年齢的な問題は外国に移り住めば解決ですわ。それか、お父様にお願いして日本の法律を変えてもらいますから」

ハヤテの冷や汗はもはや止まらなかった。

「さあハヤテ様。結婚式に向かいましょうか」

笑顔のまま綾子はハヤテに近寄り、ハヤテは後ずさっていた。
そして、

「う、うわあああああ」
「もう、照れて。待ってくださいなー」

逃げたハヤテを笑顔のまま、追いかけて行った。

では、真相をお話ししよう


                      × ×


白いローブを着たままハヤテは会場内を探したが、綾子は見つからなかった。

そして校舎内に入ると、虎鉄にメイド服姿を見られ、慌てて白いローブを着なおして会場に戻った。

少し探すと、綾子を見つけた。

「(神尾崎さんだ。都合のいい事にあの御二人も離れたぞ。よし、ここは変装して、と)」

ハヤテは脱げないメイド服の上からサイズの大きい黒服を着て、サングラスをかけた。
そして、声を変えて綾子に声をかけた。

「貴方は誰ですの?」
「(ハヤテです。と馬鹿正直には名乗れないよな)」

ハヤテは仕方なく、クロロホルムを染み込ませたハンカチで綾子の意識を奪い攫った。
そして、誰にも見られない様に近くの人気のない林に運んだ。


「貴方の目的は何ですの?」
「(呪いを解くためです。とはいえないよな)」

そう思って適当に濁して綾子に顔を近づけた。

「止めさない」
「(すみません、神尾崎さん。後でどんな罰でも受けます)」

そう思いながらハヤテは綾子にキスした。

そして綾子はキスされながら

「(こ、この唇の感触はハヤテ様?何で私にこんな事を?)」

長くキスされる事で目的の事などどうでもよくなり

「(もうどうでもいいですわ。ハヤテ様、私にキスするなんてしかも)」

そう思っていると、ハヤテが唇を離した。

「ごちそうさま。悪くなかったよ」
「ううハヤテ様」

ハヤテは罪悪感でいっぱいだったが、綾子は

「(ハヤテ様にキスされた。しかもこんなに長く大人のキスを。感動ですわ)」

あの涙はうれし涙だった。

そしてハヤテはどこかに行き

「ハヤテ様ったら。ついに私と結婚する気になりましたか。結婚式には何人呼ぼうかしら」


「うう。いくら呪いを解くためとはいえ、神尾崎さんにキスするなんて//////////////////////」

ハヤテは照れていたが、呪いは解けた。

「と、ともかく。急いで神尾崎さんの元に戻らないと」

ハヤテは変装を解いて綾子の元に戻った。


と、言うのが真相です。


                       × ×


「ふう。中々良いものが見れた」

「見つけましたよ」

伊澄は目の前に浮遊しているお雛様を睨みつけていた。

「そんな怖い顔をするな。光の巫女だね」
「ええ。大人しく」
「ああ、消えるとしよう。もう未練はない」

伊澄は驚いて仕事モードの目つきが消えた。

「今までの者は殺す方を選んできた。だがあの者は接吻する方を選んだ。あの2人は中々いい組み合わせじゃ」
「で、では」
「うむ。厄介物は消えるとしよう」

そう言って、雛人形は消えた。

「よく分かりませんが良かったです」


                       × ×


ハヤテは天王州家に戻ると、すぐにベッドに寝転んだ。

「はあ、疲れた」

あの後、ハヤテは綾子にかなり長い事追いかけられていた。

「もう寝ちゃおう。やり残したこともないし」

目の前には待ちくたびれたアテネが眠っており、その寝顔を見ているとハヤテもまどろみ始めたが

「あ。忘れてた」

慌てて執事服に着替えなおした。


そして白皇時計塔に着くと、動かないと思っていたエレベーターが動いた

「ま、まさかいないよな。約束は9時。でも今は11時」

そう呟きながら生徒会室のドアの取っ手を回すと

「あ、開いてる」

ハヤテは物音をたてないようにドアを開けると、ヒナギクがソファーで眠っていた。
そしてハヤテが近づくと

「ん?」

目を覚ました。

「あ、あの。ヒナギクさん?」
「ハヤテ君」


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (1月5日更新) ( No.49 )
日時: 2013/01/05 19:20
名前: 疾球



どうもあけましておめでとうございます!
疾球ですまあ感想にー


なるほどハヤテは犯罪を犯し
その上アテネ以外の女性に手を出したと………
死刑確定ですね


神尾崎さんは嬉しいですよね
大人のキスですもんね
(アテネに言っておくか)


で追いかけられて
ヒナギクとの約束ん忘れたと… 


何人同時攻略すりゃ
気がすむんですか?


まあ何にせよ頑張ってください!


ではまたー
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Re: 女神と共に2nd (1月8日更新) ( No.50 )
日時: 2013/01/08 15:03
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しです。

 ●疾球さん

 >>どうもあけましておめでとうございます!

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 >>疾球ですまあ感想にー

 悠太「おう。ありがとな」

 >>なるほどハヤテは犯罪を犯し
  その上アテネ以外の女性に手を出したと………
  死刑確定ですね

 アテネ「フフ♪そうですわね♪」
 ハヤテ「・・・」

 >>神尾崎さんは嬉しいですよね
  大人のキスですもんね
 (アテネに言っておくか)

 綾子「フフフ♪本当に嬉しかったですわ♪」
 ちなみにその日はうがいなどはしませんでした。

 アテネ「フフ。言われなくてもハヤテがした行動は報告が来てますから♪」

 >>で追いかけられて
  ヒナギクとの約束ん忘れたと…

 ハヤテ「だ、だって捕まったら何されるか分からなくて。約束の事まで気が回らなかったんですよ」

 >>何人同時攻略すりゃ
  気がすむんですか?

 ハヤテ「待ってくださいよ。僕そんな事してませんよ」
 アテネ「ハ〜ヤ〜テ〜」ゴゴゴゴゴ

 >>まあ何にせよ頑張ってください!

 ありがとうございます。頑張ります。

 >>ではまたー

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (1月8日更新) ( No.51 )
日時: 2013/01/08 15:03
名前: masa

こんにちはmasaです。

本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ハヤテは色々あってヒナギクとの約束に大きく遅れてしまった。


ハヤテが厄介事に巻き込まれているころヒナギクはというと。

「何で来ないのよ。約束したなら少し前に来るのが常識でしょ」

現在、時刻は10時であり、約束の9時から1時間たっていた。

「全く、後できつく言わなきゃ」

怒りでソファーに座っていられずうろうろしていた。

しかし、それから1時間ほど経つと怒りは消え、寂しさが募っていた。

「はあ。本当に来ないのかしら」

そして天井を見上げ

「お互い、携帯の番号も知らないし、連絡が取れないのよね。天王州家の番号も知らないし」

ヒナギクはハヤテがプレゼントをくれると言っていた事を思い出し

「何よ。あんなこと言っておきながら来ないじゃない。でも、仕方ないと言えば仕方ないのよね。女の子らしい一面なんて見せた事無いし」

いやいや。ハヤテはちゃんと見抜いてますよ。

「ハヤテ君」

そう呟くと、襲ってきた睡魔に負け眠ってしまった。


                       × ×


そして現在。

「あの、ヒナギクさん」
「あれ?ハヤテ君?いつの間にか寝ちゃってたのか」

ヒナギクは近くの時計を見ると

「11時半?」

その瞬間、村正でハヤテに斬りかかり

「随分な重役出勤ね」
「す、すみません」

ちなみに、白刃取りしてるので無事です。

「要するに宮本武蔵作戦なのね」
「へ!?」
「態と遅れて敵の冷静さを失わせる気なのね」
「そ、そう言う訳じゃ」

ハヤテは迷ったが、ある程度事実を伝える事にし

「い、色々と厄介事に巻き込まれてたんですよ」
「ふ〜ん。まあ、遅れた事はもういいわ」

そう言うと、ハヤテから離れて村正を構えなおし

「早く武器をとりなさい。勝負してほしんでしょ?」
「あ、や。その勝負なら僕の負けでいいですよ」
「貴方がそれでよくても私の気が済まないのよ」

そう言ってハヤテに襲いかかった。

しかし、ハヤテを捉えることはできず、避けらた。
すると、白桜が

「(マスター。このままではまずいです。私を召喚して戦ってください)」
「(そうはいかないよ。今回は全面的に僕が悪いんだ。だから戦う訳には)」
「(しかし、あの木刀からはかなりの霊気が発せられています)」

そう、綾子がヒナギクに譲り渡した木刀・村正は持ち主の身体能力を限界以上にまで引き上げる名品なのである。もちろん持ち主への影響は一切ない。
ただし、感情のコントロールが難しくなるという欠点が存在する。

「(分かってるよ。戦わずに何とかしてみせるよ)」
「(了解しました。ですが、もうダメなときは召喚してくださいよ)」

「全くもう。貴方のご主人さまはきちんと覚えててくれたのに、何で貴方は忘れちゃったのよ」
「すみません。本当にすみません」

ちなみに、今までのヒナギクの攻撃は全てかわしています。

「何なのよ。プレゼントをくれると言ったのは貴方じゃない」

ヒナギクはなぜ自分がこの言葉を発しているのか分からなくなっていた。

「私が、私がこの数日どれだけ悩んだと思ってるのよ」
「(な、何なの。何でこんな事を)」

「確かに私には女の子らしい一面なんてないかもしれないわ」
「(感情が、噴出してきて止められない)」

「でも、約束位覚えておきなさいよ」
「(ダメ。このままじゃ)」


「すみません。本当にすみません」

するとヒナギクは攻撃をやめ

「1年で1回しかない大事な日なんだから、覚えててよ」

そう言ってハヤテの胸に顔をうずめて泣きだした。

「すみませんでした」

ハヤテは優しくヒナギクを抱きしめた。


                       × ×


「ハヤテ!?」

眠っていたアテネは急に起き上がった。そして隣にはまだ誰もいない事を確認し

「ハヤテ。貴方、大丈夫よね。私以外の者にならないわよね」

不安そうな顔のまま再び眠りについた。


----------------------------------------------------------------------------------
少し短いですが以上です。
次回はこの続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (1月11日更新) ( No.52 )
日時: 2013/01/11 15:24
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ヒナギクとごたごたがあったハヤテ。


時間を少し巻き戻し、

「それで、大丈夫なんですの?」
「何が?」
「何って」

アテネは少し悩んだ後

「桂さんへプレゼントを渡したりして、惚れられるなんて事が無いとも限りませんし」
「大丈夫だよ。そんな可能性はゼロだって」
「で、ですが」
「ヒナギクさんみたいにすごい人が僕なんかを好きになるわけないでしょ」

ハヤテはこう言っていたが、アテネは

「(ハヤテ、貴方のかっこよさなら十分すぎるぐらいにあり得る事なんですのよ)」

と、思っていた。


                      × ×


時間を戻し現在。

「はい、紅茶が入りましたよ」

ヒナギクはあの後しばらくハヤテに抱きついてて、ようやく落ち着き、イスに座っている。

「(私とした事が一生の不覚だわ。あ、あんな大胆な事を)」

ヒナギクは悔しがっていたが、

「でも、安心しました」
「え!?」
「だって、ヒナギクさんにはやっぱり可愛らしい一面があったってことを再確認できて」
「そ、そう?////////////////////」

先ほどの悔しさは消えたが、なんだかいい雰囲気になりそうなので、ヒナギクは

「そ、それより、プレゼントは?くれるって言ってたでしょ?」
「え!?ああ、はい」
「貴方のご主人様はえっと」

悠太に手渡された細長い箱をしばらく見つめ

「よ、読めないけど、高そうな時計をくれたわ。あ、貴方のは」
「はい、どうぞ」

ハヤテは小袋を取り出し、ヒナギクに手渡した。

「こ、これは?」
「僕の手作りクッキーです。精一杯真心を込めました」

受け取ったヒナギクは何やら神妙な顔をしていた。

「あの、気にいりませんでしたか?」
「ううん。とっても嬉しいわ」

しばらくクッキーの包みを見た後、何かを思い出したかのように

「ねえハヤテ君」
「はい?」
「貴方のご両親の事なんだけど」
「僕の両親ですか?」

ヒナギクが切り出すか悩んでいると

「知っているんですね。僕の両親はもうすでに死んでいる事を」
「え!?」
「正確に言うなら、殺されているという事実に」

ヒナギクは少し混乱していた。

「恐らく、花菱さんでしょうね。あの人情報通ですからね」
「知ってたの?美希は知らないかもしれないって言ってたけど」

ハヤテは少し黙りこんだ後

「ええ。アーたんの祖母である瑞希さんに聞きました。最初は教えてくれませんでしたけど、無理やり聞きだしました」
「そ、そう」
「正直、自業自得だと思ってます。働かない癖にさんざん借金して、その借金取りに殺されたんですから」
「・・・」
「瑞希さんが色々と手をまわしてくれなかったら僕もどうなってたか分かりません。だから、この事実を聞かされた時、なんとも思いませんでした」
「そ、そう」

ヒナギクが悲しそうな表情をしているのをハヤテは見逃さず、

「ヒナギクさん、ちょっとテラスに出ませんか?」
「え!?ちょっと」

反論しようとするヒナギクを無視してハヤテはヒナギクをテラスに連れ出した。

「し、知ってるはずよ。私が高いところ駄目だって」
「大丈夫です。僕が支えてますから」

そう言われ、ヒナギクは勇気を持って目を開けた。

「す、すごい」
「でしょ?」

景色に見とれていたヒナギクにハヤテは

「ヒナギクさん、実は僕知ってるんですよ」
「何を?」
「貴方の本当の、いえこういうと語弊があるかもしれないので、前のご両親が貴方と桂先生に8000万もの借金を押しつけていなくなってしまった事を」

黙り込んでしまったヒナギクにハヤテはさらに続け

「借金は桂先生が何とかして、その後今のご両親に引き取られたって事もね」
「ど、どうして」
「それは内緒ですよ」

また黙ってしまったヒナギクにハヤテは

「ヒナギクさん、前のご両親に愛された記憶ってあります?」
「そ、それはあるけど」
「だったら、十分に幸せかもしれません。僕は両親はもちろんアーたんに出会うまで誰かに愛された記憶なんて一切ありませんでした」
「そ、そうなんだ」
「きっと、アーたんに出会わなければヒナギクさん達と同じ状況になったでしょうね」

ヒナギクがハヤテをみると、とても寂しそうな表情をしていた。

「でも平気です。過去がどうあれ、今が幸せなんですから」
「そ、そうよね」

ヒナギクはハヤテの強さに感心していた。
すると

「ヒナギクさん、これは僕の勝手な思い込みかもしれませんが」
「何?」
「もしかしたら、貴方は誰かを好きになるという事が怖いんじゃないですか?」
「え!?」
「何となくですけど、そんな気がして。心は許してるけど、僅かだけ距離を置いているような気がして」
「そ、それは」

ヒナギクは図星をつかれた気がして黙り込んでしまった。

「それは自分勝手な思い込みだと思いますよ」
「え!?」
「ヒナギクさんは桂先生の事をどう思ってます?」
「好きよ。あんなんだけど、好きよ」
「じゃあ、桂先生が貴方の前からいなくなった事ってありましたか?」

ヒナギクはしばらく考え込んだ後

「無いわ」
「それが証拠です。それに今の貴方の周りには理由も無しに急にいなくなる人なんていませんよ」
「・・・」
「いなくなるにしろ、それなりの理由を説明してからいなくなると思いますよ」

ヒナギクは自分の気持ちがどんどん高揚していくのが分かった。

「もし、それでも怖いというなら僕は誓います」
「何を?」
「僕は貴方の前からいなくなりません。その事を誓いますよ」

ハヤテにそう言われ、ハヤテの笑顔を見ていると胸が高まり、

「(そうだったんだ。やっと分かった。私、この人の事が好きだったんだ。ハヤテ君の言う通り、好きになるのが怖くて素直になれなかったんだ)」

そう自覚し、ハヤテに抱きついた

「ヒナギクさん?」
「ごめん。少しこうさせて」

ハヤテは黙って受け入れた。
そして抱きついたままヒナギクが

「ありがと。なんだか色々とすっきりしたわ」
「いえいえ」


                       × ×


そして翌朝。

「昨日は桂さんと本当に何もなかったんでしょうね」
「何もないって。信じてよ」

アテネは信じたかったが、不安は付きまとった。
すると

「おはよ、ハヤテ君、天王州さん」
「あ、ヒナギクさん」
「じゃあ私、生徒会室に用があるから」

そう言って駆けて行った。

「ね。何もないでしょ?」
「そ、そうですわね」

アテネはこう言ったが、警戒すべき人物にヒナギクを追加する事にした。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

は嘘でおまけです。



ハヤテとアテネが教室に着くと、いつものように綾子がハヤテに抱きついた。

「おはようございます、ハヤテ様」

綾子はそう言うと、ハヤテの頬にキスした。

「な。貴方」
「何ですのよ」
「ハヤテに何してる。離れろ!!!!」

怒鳴り声が聞こえ、振り向くと、ナギが不機嫌全開の顔で立っていた。

「別にいいじゃありませんか」
「「良くない!!!」」

すると、綾子は勝ち誇ったかのような顔になり

「私はハヤテ様に大人のキスをされた身ですのよ。こういう事は自由のはずですわ」
「な、何!?そんなうらやm・・・けしからん事されたのか」

するとハヤテが

「あ、あれには事情があったんですよ」

ハヤテは理由を説明した。

「な、何だそんな理由が」

ナギといつの間にかいた麗は安心したが、綾子はつまらなさそうだった。

すると、

「おい、綾崎ハヤテだな」

虎鉄がハヤテ達の元に来た

「昨日は良くも騙してくれたな」
「「「「え!?」」」」
「いや、もうその事はどうでもいい」

すると虎鉄が気持ち悪い顔になり

「正直、お前の正体を知ったとき、殺してやろうかと思った。だが、ふと思い返したんだ。男だと知って手のひらを返すのは良くないのではないかと」

アテネ、綾子、麗、ナギはだんだんと怒りが込み上げてきた。

「そして、こうも思った。そんな表面しか見ないから私は一切もてないんだと。だからここで宣言しよう」

そばで聞いていた悠太は何があってもいい様に準備した。

「綾崎、私はお前が好きだ。同性婚が認められているオランダに移住して結婚してほしい」
「はあ!?そんな事嫌に決まってるでしょ」
「フッ。そう言うと思ったさ。だが諦めん」

ハヤテがさらに言い返そうとしたその瞬間、ハヤテは誰かに引っ張られた。

「悠太!?」
「シッ。黙ってろ」
「え!?」

「貴方、気持ち悪いですわね」
「そうですわね。そう言う害虫は」
「駆除するに限るわ」
「辞世の句を詠むがいい」

ダークオーラに包まれているアテネ、綾子、麗、ナギを見てハヤテは悠太が引っ張った理由を理解した。

そしてその瞬間声にならない断末魔が教室に響いた。

----------------------------------------------------------------------------------
今度こそ以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (1月11日更新) 2/14更新再開予定 ( No.53 )
日時: 2013/02/14 15:58
名前: masa

こんにちはmasaです。

遅くなりましたが、更新再開です。

では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

さて、今回は脇役だったあの人にスポットを当てます。

「面白くないでしょうがお付き合いください」

という訳で、作中の説明文もほとんど彼女に任せます。


                     × ×


皆さんこんにちは。天王州家のメイド長です。
メイド長というのは天王州家にいる全てのメイドの中で一番偉い存在と共に、メイド達を統括する立場なのです。

あ、補足させていただくと、私はまだ30代です。

「あ、師匠。おはようございます」
「おはようございます、ハヤテ坊っちゃん」

この方はアテネお嬢様の執事であるハヤテ坊っちゃんです。
皆さんご存知のように、天王州家にとっては大恩あるお方で、アテネお嬢様の意中のお方です。

「あの、この解説は何ですか?」
「触れないでください」
「あ、はい」

どうやら、ハヤテ坊っちゃんは朝の修行に向かうようですね。あ、アテネお嬢様ですか?まだ寝てますよ。
一応補足すると、ハヤテ坊っちゃんは「天王州家使用人長」という全ての使用人の中で一番偉いお方です。つまり私より立場は上です。

ハヤテ坊っちゃんのお仕事は基本的にアテネお嬢様の身の回りのお世話です。お食事を作り、アテネお嬢様の部屋の掃除、洋服の洗濯なのです。
私達他の使用人はそれ以外が主な仕事です。



「ハヤテ坊っちゃんって本当にかっこいいわね」
「そうね。私たちみたいに出番が無い人たちや誰に対しても平等に優しいし、かっこいいし、色んな事が万能だもんね」
「ああ〜あんな人が彼氏だったらな〜」

やれやれ私の同僚がまたですか。

「コラ貴方達」
「わっ、メイド長」
「いらしたんですか?」
「いましたよ。ハヤテ坊っちゃんの修行を覗いてないで、仕事に戻りなさい」

「ええ〜いいじゃないですか」
「そうですよ〜かっこいいハヤテ坊っちゃんを見たって」

全くこの人達は。

「分かってると思うけど」
「ハヤテ坊っちゃんはアテネお嬢様の物、ですよね」
「分かってますけど、かっこいいハヤテ坊っちゃんにはやっぱ憧れますよ〜」

補足しますと、この家にいるメイド達は私を含む一部のメイド以外はハヤテ坊っちゃんに好意を抱いています。まあ、ファンクラブ結成で満足してますから黙認はしてますけどね。
あ、好意をもってない人は、私は可愛い弟子という気持ちが強いですし、それ以外は彼氏持ちです。


                        × ×


「今日から試験ですか」
「そうだね。頑張らないと」
「まあ、ハヤテは大丈夫ですわ。いつも通りの実力を出せば赤点になりようがありませんから」
「そうでもないよ。日々の努力が必要だよ」

そう、白皇は今日からテストなのです。まあ、ハヤテ坊っちゃんもアテネお嬢様も頭がいいので、問題はないでしょう。

「行ってらっしゃいませ」

アテネお嬢様とハヤテ坊っちゃんが出かけるときは我々使用人が総出でお見送りです。恒例行事なので、我々にとっては普通なんですよ。


さて、ここからは読者の方々には未知の領域かもしれませんね。

お2人が出かけた後は我々はアテネお嬢様のお部屋とハヤテ坊っちゃんのお部屋以外の掃除です。天気がいい時は庭も掃除します。

ちなみに食事は我々メイドの仕事です。もちろん買い物もですよ。


                        × ×


さて、お昼時も過ぎましたし、買い物に行きますか。
ちなみに、買い物は当番制です。今日は私の当番なので、私が出かけます。

まあ、書く事が無いので、割愛ですね。


おや?あれは確か、アテネお嬢様の幼馴染の時任麗さんですね。

「こんにちは」
「ああ、こんにちは」
「どうなさったんですか?こんな公園で」
「いえ、今日のテストで白皇のレベルを改めて知りましてね、勉強中です。家ではあんまりできませんし」
「おや?時任様も頭がよろしかったはずでは?」
「私はそこまでではありませんよ。第一、海外暮らしが長いせいで日本の勉強にはブランクがあるんです」

そう、時任様は海外で暮らしていたのです。ちなみに、アテネお嬢様とは色々な意味でライバルです。

「じゃあ、頑張ってくださいね」
「もちろんですよ。ハヤテ君を手に入れるのに、赤点なんて取ってられませんからね」

「ヘイヘイお嬢さんたち」
「勉強なんてほっておいて」
「俺達と遊ばな〜い」

「「結構です」」

「そう言わずにさ〜」

そう言って肩に手を置いた不良の手を時任様は締め上げました。

「しつこいのは嫌いよ。私には意中の人がいるんだから」
「てめえ離さないと」
「危ない目に会うのはそっちだと思うけど」

そう言うと、時任家のSPの方々が現れ、

「うわああああ」
「やりすぎないようにね」

「すごいんですね」
「まあ、私も一応財閥の当主ですから」


                        × ×


そして夜、

「あの、ハヤテ坊っちゃん」
「あ、何ですか?」
「ハヤテ坊っちゃんってアテネお嬢様以外の女性には興味ありませんよね?」
「え!?な、何でいきなり?////////////////////」

こうやって照れている以上は無い訳ではないんでしょうね。

「ぼ、僕はアーたんがいますから、他の女性には心変わりしないと思いますよ」
「では安心です」

まあ、ハヤテ坊っちゃんがアテネお嬢様以外の物になる可能性は低いでしょうが、こればかりは分かりませんからね。
アテネお嬢様のハヤテ坊っちゃんに対する態度などを見れば、それは避けていただきたいですね。
でないと、アテネお嬢様は戦争でも平気で起こしそうですから。



「あの、私達の出番ってこれだけですの?」
「まあ、作者さんもこういう何気ない日常を描きたかったんだろうね」
「ですが、主役は私達ですのよ」
「まあまあ。次回以降は平気だって」



----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

久々の更新でなんか微妙ですね。すみません。

次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (2月14日更新再開) ( No.54 )
日時: 2013/02/14 18:27
名前: 疾球
参照: http:/ 



どうもです
疾球ですー
更新再開お疲れさまです
とりあえず感想にー


今回は
天王州家メイド長のお話ですか
あらためて読むと
ハヤテのスペックの高さに驚きます


ハヤテは執事とは言え
学生なのにアテネの面倒を見て…
しかもそのアテネはアテネで
理事長ですもんね…
どこぞのニートは…やれやれ(笑)


ハヤテファンクラブとはwww
まさか天王州家のメイドをもジゴロってたとは…
恐ろしや…


最後のところ
よくぞ言った!ハヤテ!!
これで物騒なものを用意しなくてすむかな


次回も楽しみにしています!
ではまたー
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Re: 女神と共に2nd (2月14日更新再開) ( No.55 )
日時: 2013/02/17 13:20
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●疾球さん

 >>どうもです
  疾球ですー
  更新再開お疲れさまです
  とりあえず感想にー

 瑞希「感想ありがとうね。そして休んでて申し訳なかったと作者が言っておったよ」

 >>今回は
  天王州家メイド長のお話ですか

 ええ。こういう何気ない話が書きたかったので。

 >>あらためて読むと
  ハヤテのスペックの高さに驚きます

 ハヤテ「そうですかね?普通だと思いますよ」
 悠太「お前のレベルが普通だったら、俺の立場がねえぞ」

 >>ハヤテは執事とは言え
  学生なのにアテネの面倒を見て…
  しかもそのアテネはアテネで
  理事長ですもんね…
  どこぞのニートは…やれやれ(笑)

 ハヤテ「いえ、アーたんの執事としてはそんなに大変じゃないですよ。慣れてますし」
 アテネ「まあ、私も理事長兼学生は慣れてますから」

 ナギ「おい、どこぞのニートって誰の事だ!?これでも毎日学校に行ってるし、家事力を鍛えてるんだぞ」
 悠太「良く言うよ。ハヤテがいなきゃ引きこもるくせに」

 >>ハヤテファンクラブとはwww
  まさか天王州家のメイドをもジゴロってたとは…
  恐ろしや…

 ハヤテ「え!?何の事ですか?それにファンクラブって、そんなのあるんですか?」
 メイド長「ハヤテ坊っちゃんもアテネお嬢様もファンクラブの存在は知りませんからね。それに、沢山いるメイド達の名前と顔を全員覚えてますし、それが要因の一つですね」

 >>最後のところ
  よくぞ言った!ハヤテ!!
  これで物騒なものを用意しなくてすむかな

 メイド長「ですね。そうでないと、アテネお嬢様は人殺しになっちゃいますし」

 >>次回も楽しみにしています!
  ではまたー

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (2月17日更新再開) ( No.56 )
日時: 2013/02/17 13:21
名前: masa

こんにちはmasaです。

本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

白皇学院。名門校と言うだけあってテストはかなりの高レベル。しかも期間も長めと来てるから作る方も受ける方も大変なのである。

そんなテストも終わり。


「ま、まずいわ。給料日まであと10日もあるのに全財産がたったの12円。これはまずいわ」

白皇の世界史の教師、雪路が途方に暮れていた。

「何でこんなに早くお金が無くなるのよ。私が何かしたの?」

お酒です。飲まなきゃそんなに早くは無くなりません。

「よしっ、こうなったら」


                      × ×


翌日。

「なぜかお金が消えたので、お金を貸してください」
「・・・」

雪路は無言のヒナギクに生徒会室から追い出された。

「な、何するのよ!!」
「お金が無くなったのは自業自得でしょ。つまり、お金は貸さないわ」
「な、何でよ。肉親にお金を貸せないって言うの?」
「だったら、私からの借金・15万円を返してもらえるかしら?」

この言葉に雪路は黙りこんだ。

「第一、年の離れた妹からお金を借りる事に抵抗は無いの?」
「え!?抵抗?何でここで、理科の実験の話するの?」

雪路のボケにヒナギクは雪路を睨みつけた。

すると、

「そうね。私が間違ってたわ」
「お姉ちゃん」

ヒナギクが少しは雪路を見直そうとした瞬間、

「ヒナ、お金ちょうだい」
「え!?」
「お金を借りようとしたのがおかしかったのよ。だから貰う事にしたわ」

その瞬間、ヒナギクは雪路を殴った。

「分かったわよ。だったら街金とかから」

雪路がそう言おうとした瞬間、ヒナギクは村正をつきつけた。

「そんな事したら殺すわよ」
「わ、分かったから。借りないから仕舞って」

ヒナギクは村正を仕舞い

「ともかく、お金に関しては自業自得なんだから、誰にも借りない事ね」


                    × ×


借金交渉に失敗した雪路は町を流離っていた。

「はあ。12円じゃろくな物買えないし、お腹もすいたし、どうしよう」

ふと見ると、ハヤテがいた。

そして雪路は何かを企み


「で、きつくなくて、たくさん稼げる仕事ない?」
「無いですよ。あまり大変じゃないものは時給はそんなに高くありませんし、高かったら過酷な肉体労働ですよ」

ハヤテは雪路に半ば無理やり「相談がある」と言われファミレスに連れてこられた。

「第一、白皇の給料はかなりいいはずですよ。それこそ先生の理想通りの職業でしょ」
「まあ、そうなんだけどね」

「それより、随分食べますね」
「お腹すいちゃって」

雪路はテレビなどで見る大食い選手並みに食べていた。

「まあ、如いて言うなら無駄遣いしない事ですね。そうすれば貯金ができるぐらいになりますから」

そう言って帰ろうとしたハヤテに

「あ、伝票忘れているわよ」
「は!?」
「私、12円しか持ってないもん」

ハヤテは大いに呆れ

「おかしくないですか?普通は教師が生徒に奢るものでしょ?」
「あ、そうなの?ってか、お金持ってないの?」
「一応ありますけど、奢る気は一切ありませんよ」

雪路は少し黙った後

「何で?」
「僕からもアーたんからも借金している人に奢るものはありません」
「ケチねえ」

ハヤテは溜息をつき

「だったら、誰かに電話したらどうです?お金を貸してくれそうな人に」
「そんなのいないわよ。第一電話番号は自宅と学校ぐらいしか知らないわ」

ハヤテは雪路の人脈の無さに呆れた。

「あ、じゃあさ、貴方のご主人様である理事長さん呼べばいいんじゃない?」
「そんな事したらどうなると思います?」

雪路は少し考え

「そ、そんなことしたらクビか」

ハヤテがまた呆れていると

「あ、ちょっとトイレに」

そう言って立とうとした雪路を座らせ、

「逃げる気でしょ?そう言って」
「そ、そんな訳」
「執事をなめないでください」
「そ、そうじゃないわよ。やーねー」

雪路が逃げ道を潰され、違う逃げ道を考えていると

「中々盛り上がってきたわね」
「これは興味深い展開だ」

「って、ソニアさんにヒムロさん?何でここに?」
「食事に決まっている。お金が無いけどね」

威張っているヒムロと無言で食べているシスターにハヤテは呆れた。
ちなみに、シスターは

「(まさか、ハヤテ君を見かけたからつい来ちゃったとはいえないわね)」

が、真実である。

「えっと、じゃあ私は」
「知ってるかい?「ゴチになります」と言うコーナーはもう14シーズンに入ったそうだよ」

雪路の逃げ道はほぼ完全に無くなった。

そして、誰が会計をするか雪路、ハヤテ、ヒムロが睨み合っている一方

「(フフフ。ハヤテ君は困っているみたいね。このままじゃ何だかんだでハヤテ君が払う確率はかなり高いわ。お金が無くて困っているところを私が支払うと言えば、ハヤテ君の中の私の評価は急上昇ね。「ソニアさんって優しんですね」とか言われて)」

そう、シスターは空腹を満たすのはもちろん、困っているハヤテを助けて自分の評価をあげようという魂胆もあった。

そしてハヤテは

「(困ったな。一応持ち合わせは足りそうだけど、駄目教師とお金に異常に執着している執事に奢るのは嫌だな)」

そんな風にシスターの思惑通り困っていると

「静かにしろ!!!!この店は俺が乗っ取った!!!」

顔を隠し、武装した明らかに強盗と分かる男が立っていた。

「騒ぐと殺す!!」

興奮している強盗を見てシスターは

「(チャンスよ。ここでかっこよく強盗を説得して自首させればハヤテ君の中の私の評価はもううなぎのぼりね)」

と、計画を練り始めた。


                      × ×


そんな事を知らない三千院家。

「なあ悠太」
「ん〜?」
「私も強くなれるかな?」

突然の質問に悠太は少し沈黙し

「何でまた」
「だ、だって/////////////////////////強くなって、かっこいい一面をもってればハヤテに見直されるかも知れないだろ?だ、だからその//////////////////////////////」

悠太が少し困ったいると

「無理でしょうね〜。1日23時間鍛えても天王州さんや神尾崎さんには勝てないでしょ〜」

黒い笑みを浮かべながらそう言うマリアさんにナギは俯いたが悠太は

「いいんじゃねえの?守りたい程か弱い人間ならハヤテも」
「そ、そうだよな/////////////////////////////よし、現状維持だ//////////////////////」

「果たしてナギはか弱いんでしょうかね〜」

マリアさんは誰にも聞こえない位小さい声でそう呟いた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (2月17日更新) ( No.57 )
日時: 2013/02/20 16:33
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、雪路に食事を奢らされそうになったところ、ヒムロとシスターが現れ、強盗まで出てきた。


その一方、ファミレスの外では警官隊が出入り口を固めていた。

「やれやれ。年度末の忙しい時に強盗とは」

ベテランの刑事がそう呟いた。

「店内の監視カメラと接続できました」
「よしっ見せろ」
「犯人は単独ですが、銃を所持し、少々興奮しています」

若い刑事にそう言われ、ベテラン刑事は映像を覗きこんだ。

「どれが犯人でしょうか?」
「そんなの見れば---」

映像を見たベテラン刑事は

「犯人どれだ?」
「さあ?」


                       × ×


で、その店内。

「お前ら大人しくしろ。でないと」

犯人がそう言った瞬間、雪路が犯人を席に引きずり込んだ。

「な、何を」
「いいから座って何か注文しなさい」

雪路の脅しに犯人は

「こ、これは本物の銃だぞ。怖くは無いのか!!」
「なるほど、本物の様だね。薔薇が刺さらないもの」

ヒムロがいつの間にか銃に薔薇を刺していた。

「と、ともかく落ち着きましょ。こんな危ない人は置いておいて」
「だ、誰が危ない人よ!!!」
「先生以外にはいないでしょ」

その意見に全員(雪路以外。犯人含む)が頷きながら肯定していた。

「全く。先生は黙っててくれます?どうせ馬鹿げた魂胆でもあるんでしょ?」
「し、失礼ね。そんな物無いわよ」
「普通なら銃を持った犯人に何かしらの反応を見せますよ。それが無いという事は、犯人に奪った金で払わせようという企みがあるからでしょ?」

図星なのか雪路は黙り込んだ。

「ね。こういう最低教師なんですよ」
「お、おれは中卒だが、こういう人が教師なら高校行かなくてよかったと思うよ」

犯人とハヤテはヒソヒソ話で雪路の悪口を言った。

「コラそこ、何を」
ピリリリリ
「おっと電話だ」
「こらー先生を無視するなー」

当然ヒムロは雪路を無視して電話に出た。
ちなみに内容は

「おや坊っちゃん」
『ヒムロ〜補習終わったよ〜』
「早かったですね」
『うん。褒めてほしくて頑張ったんだ〜』
「そうですか。では、お迎えにあがります」

で、ある。

「ちょっと貴方、支払いは」

雪路が文句を言った瞬間、ヒムロはもうおらず、花弁が残されていただけだった。

「く、一人消えたわね。だったらこの4人の中でだれが支払うか決めないとね」
「な、何で俺まで入ってるんだよ!!!」

雪路と犯人がもめている中シスターは

「(ここまでは理想通りの展開ね。あの駄目教師が支払うとは考えられない。それにあの強盗には何やら事情があるみたいだし、私が説得し、支払いまで済ませればハヤテ君の中の私の評価は急上昇ね。そうすれば///////////////)」

と、考えていた。

「だ、第一だ。俺にはこの金が必要なんだ!!」
「え!?」
「(やっぱりね。ここはチャンスよ)」
「俺には病気の妹がいるんだ。しかもとても重い病気でとても難しい手術しないと助からないんだ」

犯人の話に駄目教師の雪路でさえ真面目に聞いていた。

「でも、日本にはその手術を行える医者はいない。と言うより、世界で見てもたった1人しかいないんだ。当然外国だから保険は効かないし、治療費も莫大だ。だから俺にはこの金が」
「本当にそれでいいと思ってるんですか?」

今まで沈黙を守っていたシスターが突然しゃべったことで驚いて全員がシスターを見た。

「そんな汚れたお金で治療を受けて妹さんは満足すると思うのですか?」
「お、俺には手段を選んでいる時間が」
「それに、そんなに難しい手術ならその医者さえも成功するかは神任せな所もあるのでしょう?」
「そ、それは」
「そんな汚れたお金で手術を受けさせたら、神は見放し、手術は失敗します。神に仕える身としてこれだけは断言できます」

犯人は黙り込んだ。

「貴方にできる事は自首してお金を返し、反省する事です。そうすれば、神は必ず貴方と貴方の妹さんに味方をしてくれますよ」

シスターにそこまで言われ、

「わ、分かった。俺は間違ってたんだな。確かにこんな汚れた金じゃ妹は助からないよな。万が一助かっても、「汚れた金で救われた命」というレッテルが一生付きまとうもんな」

そう言うと、犯人は店から出て

「自首します。抵抗はしません」

そう言って警官隊に逮捕された。

そしてベテランの刑事がシスターに

「犯人からの伝言だ。「お嬢さんのおかげで目が覚めた。妹は綺麗な金で助けてみせる」だそうだ」

そう言って立ち去った。

「流石はソニアさんですね。すごかったです」
「そ、そう?///////////////」

ハヤテに褒められて赤面していた。

「あの興奮状態だった犯人を見事に自首させて心を入れ替えさせる。まさにシスターの鏡と思いました」
「////////////////////////」

嬉しさで言葉がでなくなっていた。

そして少し間を置き

「そ、それより//////////////////////////////支払いはどうします?どさくさに紛れてあの駄目教師はいませんけど」
「え!?ああ」

ハヤテは雪路に大いに呆れていた。

「よかったら、私が支払いましょうか?」
「え!?」
「幸い、持ち合わせは足りますし」

シスターは計画通りと心の中でほくそ笑んでいたが、

「いえ、ソニアさんに支払わせる訳にはいきませんよ」
「え!?」
「女性であるソニアさんに支払わせるのは男がすたるってもんですよ」
「で、でも」
「男は女性の前ではかっこよくいたい生き物なんですよ」

ハヤテのかっこいい笑顔をみると、シスターは赤面して何も言い返せなくなった。

結局支払いはハヤテが済ませた。


                       × ×


「でも、良かったの?あんな駄目教師の支払いまでしちゃって」
「平気ですよ。手は打ちますし」
「そう。それより、あの犯人の妹さん、大丈夫かしら?」
「それに関しても僕が手を打ちます」
「え!?」

シスターは驚いて、立ち止まった。

「僕のご主人様にお願いしますよ。きっと無償で力になってくれますよ。優しい人ですから」
「そう。なら安心ね」

ちなみに、別れ際シスターはハヤテの頬にキスした。


当然、ハヤテにお願いされたアテネが医者を手配し、犯人の妹が助かったのは言うまでもないだろう。


                       × ×


ちなみに、

「あ、あの理事長?」
「なんですの?」
「何で私の今月の給料がこんなに少ないんですか?」

雪路は今までより少ない金額が書かれている給料明細を見せながら恐る恐る聞いた。

「貴方、ハヤテに無理やり食事を奢らせたらしいじゃない」
「あ、あれは」
「お金が無いのは自業自得なのに、それを理由に付けてハヤテにたかるのは言語道断!!!なので、その食事代と落とし前分を引かせてもらいましたわ」
「そ、そんな」

文句を言いう雪路にアテネは

「そうですか。では、桂先生のお給料は来月から無しと言う事で」
「そ、そんな。餓死しろと?」
「必要最低限の食材は支給します。それで、死にはしませんわ」

アテネの主張に雪路は少し黙りこみ

「も、もう文句は言いませんし、たかったりしないので、給料無しは勘弁を」
「分かりました。私も鬼ではないので、給料無しは撤回します」

雪路は安心したが

「ただし、ハヤテと私に対しては一生敬語。ハヤテは「綾崎様」私は今まで通り「理事長」か「天王州様」と呼ぶ事。これが絶対条件ですわ」
「え!?」
「何か?」

アテネの怖い笑顔に従うしかないと思った雪路であった。



----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (2月20日更新) ( No.58 )
日時: 2013/02/20 20:37
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 キーなりやー!新しいオリキャラを引き連れて!

 亜乃「初めまして、氷緋 亜乃と申します。コントラバスターです。よろしくお願いします。」

 詩歌「初めまして!琴提 詩歌ですっ!よろしくお願いします!」

 亜乃「さて、シスターさんがいい人ですね。恋愛事は人を必死にさせる。シスターがあれだけ変わるから侮れないですね。」

 詩歌「そして、雪路さんはどうしようもないね……もう手遅れか。」

 亜乃「……強行手段でも取りましょうか。……コントラバスを偶然倒してしまえば……」

 詩歌「いや、楽器は大切に扱おうね。……ヒナギクさんの出番消えてたねぇ。」

 亜乃「まぁ、次回から雪路さんはハヤテ君を『綾崎様』と呼ぶのでしょうかね。」

 詩歌「楽しみね。……リクエストがあればどうぞ。では次回です!」
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Re: 女神と共に2nd (2月23日更新) ( No.59 )
日時: 2013/02/23 13:38
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●キーstさん

 >>キーなりやー!新しいオリキャラを引き連れて!

 悠太「おう。感想ありがとうな」

 >>亜乃「初めまして、氷緋 亜乃と申します。コントラバスターです。よろしくお願いします。」

 ハヤテ「ようこそ。よろしくお願いしますね♪」

 >>詩歌「初めまして!琴提 詩歌ですっ!よろしくお願いします!」

 瑞希「こちらもお願いするよ」

 >>亜乃「さて、シスターさんがいい人ですね。恋愛事は人を必死にさせる。シスターがあれだけ変わるから侮れないですね。」

 ええ。シスターは純粋な恋する乙女、という感じにしてますからね。ちなみに、シスターは第2部で結構重要な出番が待ってます。

 >>詩歌「そして、雪路さんはどうしようもないね……もう手遅れか。」

 ヒナギク「ええそうね。天王州さんにお願いしてクビにしてもらおうかしら」
 雪路「ヒナ〜」

 >>亜乃「……強行手段でも取りましょうか。……コントラバスを偶然倒してしまえば……」

 アテネ「あら、いい案ですわね」
 ハヤテ「いやいや。楽器でそんなことしちゃダメでしょ」

 >>詩歌「いや、楽器は大切に扱おうね。……ヒナギクさんの出番消えてたねぇ。」

 まあ、シスターのかっこいい場面を作ったら自然とヒナギクさんの出番を削る結果になったちゃったんですよ。

 >>亜乃「まぁ、次回から雪路さんはハヤテ君を『綾崎様』と呼ぶのでしょうかね。」

 いえ、元々呼んでましたよ。あの弁当の一件以来。そろそろアテネも許そうかなと思ってたところにこの一件が起こったので、アテネもあそこまで怒ってたんですよ。

 >>詩歌「楽しみね。……リクエストがあればどうぞ。では次回です!」

 じゃあ、イリスさんと亜乃さんで。

 感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (2月23日更新) ( No.60 )
日時: 2013/02/23 13:39
名前: masa

こんにちはmasaです。

では本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここはとある寂れた神社。

「キシャアアア」

断末魔をあげながら何かが爆発した。

「ふう、なんとか片付きましたね」
「ええ。すみませんハヤテ様。手伝ってもらったばかりか、苦戦してしまって」
「いえ、気にしないでください。誰だって調子の悪い時はありますよ」

そう、ハヤテと伊澄は妖怪退治をしていた。

「それで、今の妖怪はどんな妖怪なんですか?」
「夢魔と呼ばれ、人を自分の夢の中に閉じ込めて食べてしまう妖怪です」
「夢の中に」
「ええ。まあ幸い閉じ込められた人はいましたが、食べられた人はいませんでしたけど」

ハヤテは安心した。

「今頃、閉じ込められたナギ達は目覚めてる頃だと思いますよ」
「そうですか。ナギさん達が無事でよかったです」

ハヤテがそう言うと、伊澄は反応し

「ハヤテ様、ナギが心配ですか?」
「そりゃあまあ。大切な人ですし」
「そ、そうですか」

ハヤテとしては友人として、と言う意味で言ったが、伊澄は違う意味で受け取ったようだった。

すると、

「キイイイ」

声が聞こえてハヤテも伊澄も振り返ると、

「あ、あれ。先ほどの妖怪の残党じゃないですか?」
「お任せください。あれは私が」

伊澄がそう言って飛び出したが、御札が霊力を失った。

「え!?」

伊澄が驚いている隙に妖怪は逃げてしまった。

「えっと、大丈夫ですか?」
「え、ええ。私は」


                          × ×


翌日。

「じゃあ悠太君、お願いしますね」
「了解しました」

伊澄が不調だと知らせを受けて悠太が見舞う事になった。

「じゃあ悠太頼むな。伊澄は見舞いはいいと言ってたが、やっぱり心配だからな」
「分かったよ」

悠太が部屋を出ようとした時、

「こんにちは〜。遊びに来ましたよ〜」

ハヤテが遊びに来た。
その瞬間、ナギはあり得ない速度で起き上がった。

「(あらあら。さっきまではしたない恰好でゲームしてたのに、ハヤテ君が来た途端これですか)」

マリアさんは心の中で黒い笑みを浮かべた。

「おうハヤテ。丁度良かった」
「な、何が?」
「伊澄が調子悪いらしいんだ。お前が見舞ってやれ」
「何で僕なの?」
「そ、そうだぞ。せっかく遊びに来てくれたハヤテに申し訳ないじゃないか」

ナギは寂しそうな表情で反論したが、

「ハヤテが行けば伊澄も喜ぶだろうからな。だからだ」
「あ、そう。じゃあ、行くよ」
「じゃあ、地図書くな」

悠太は鷺ノ宮家への地図を描くとハヤテに渡した。受け取ったハヤテは部屋を出て行った。

「おい悠太!!!」
「睨むなよ。たまには親友に譲ってやれよ」
「うう〜」

「(フフフフフフフフフフフフフ。嫉妬で悠太君をあんなに睨んで。可愛いわね〜)」

またしてもマリアさんは黒い笑みを浮かべていた。


                        × ×


一方のハヤテは地図に従って鷺ノ宮家に着いていた。

「うわ〜。伊澄さんの家も大きいな〜」

ハヤテは純和風の豪邸に少し驚いてから玄関に行ってインターホンを鳴らそうとした。
その瞬間、玄関の扉が開き、和服の女性が出てきた。

「あら、お客さん?」
「あ、はい。伊澄さんに用がありまして」
「まあ伊澄ちゃんに。じゃあ入って」

ハヤテは敷地内に招かれた。

そして、広い庭を歩いている最中

「ところで、貴方はどなた?」
「え!?僕が誰か知らないで招いたんですか?」
「そう言えば、私は貴方が誰か知らなかったわ」

ハヤテは溜息をつき、

「僕は綾崎ハヤテ。天王州家の執事です」
「まあ。貴方がハヤテ君?伊澄ちゃんがいつも世話になってるわね」
「は、はあ」
「私は鷺ノ宮初穂。伊澄ちゃんの母よ」
「あ、伊澄さんのお母様でしたか」
「ええ」

そんな会話をしている内に屋敷に着いた。

「まあまあ。貴方がいつも伊澄が話している執事さんね。初穂にそっくり」
「お婆様、そっちは初穂お母様ですよ」
「そうよ。私が執事なわけ無いでしょ」

まるで漫才みたいなやりとりを見てハヤテは伊澄が自分はしっかり者だと思い込むのもうなずけた。

「ところで、伊澄さん調子が悪いって聞きましたけど、元気そうですね」
「え、ええ。体調は問題ないんですけど」

伊澄がそう言うと、昨日逃した妖怪が現れた。そして伊澄をからかい始めた。

「こ、このように力がですね」

からかわれる事で、流石の伊澄も怒って妖怪を追いかけ始めた。

「あんな風に力を失う事ってあるんですね」
「そうじゃないわ。確かにあの子には若さゆえのムラがあるけど、私の身立てではあの子の力は無くなって無いわ」
「え!?じゃあなんで?」

初穂さんは少し間を置き、

「今、あの子は力のコントロールが出来なくなってるだけ。理由は分からないけどね」
「じゃあ、どうすれば以前の様に自由にコントロールができるようになるんですか?」
「それが分からないのよ。私の占いでもね。正直こんな事初めてだから対処法が分からないの」

ハヤテは妖怪を追いかけるのを辞めた伊澄の元に行った。

「伊澄さん」
「大丈夫です。自分の力で何とかして見せますから」

ハヤテが伊澄の強さに感心していると先ほどの妖怪が巨大化した。
そして、触手の様なもので、伊澄を捉えた。

「伊澄さん」

ハヤテは素早く白桜を召喚し、守護光速拳を発動して伊澄を捉えていた触手を切断して伊澄を助けた。

「大丈夫ですか?」
「え、ええ///////////////////////////////」

ハヤテが見ると、切ったはずの触手が再生していた。

「そ、そんな」

ハヤテが困っていると白桜が

「(マスター、あれは幻覚の類です。ですからいくら私で切りつけても無駄です)」
「(じゃあどうすればいいの?)」
「(本体を倒す事です。マスターなら見つけられるはずです)」

そう言われ、ハヤテが意識を集中させると、後ろから気配を感じ、振り向くと巨大化していない妖怪が高みの見物をしていた。

そしてハヤテは素早く妖怪本体を白桜で切りつけて消滅させた。

「すみませんでした。何から何まで」
「いえいえ。力になれて良かったです」
「そ、そうですか//////////////////////////////////」
「それより、伊澄さんの力に関して何か分かったら言ってください。協力させてもらいますよ」
「あ、あの////////////////////////じゃあその時はお願いします//////////////////////」

その光景を見ていた初穂さんは

「(ふ〜ん、そう言う事ね。伊澄ちゃんもついにか)」

と、思っていた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (2月26日更新) ( No.61 )
日時: 2013/02/26 14:02
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、伊澄の見舞いに行った際、鷺ノ宮家で色々あったハヤテ。


その帰り道。

「(伊澄さん、力が使えなくて苦労してそうだな。何とか出来ないかな)」

そう考えたが、初穂さんには対処法が分からないと言われてたので、手の打ちようが無かった。

「(ねえ白桜、君だったら何か分かるんじゃないかな?)」
「(無理ですよ。私でも対処法は分かりません。妖怪が原因だったら私が何とかできたかもしれませんが)」
「(そっか)」

そんな風に悩んでいると、段ボールいっぱいに猫が捨てられていた。

「(ど、どうしよう。シラヌイだけならまだしもこんなにいっぱいは)」

先ほどとは違う悩みで頭を抱えていると、殺気に似た気配を感じ、ハヤテは急襲を避けた。

「チッ。避けたか」
「あ、貴方は一体」

急襲してきたのはかなり小柄な子供のようだったが、奇妙な仮面を着けた和服の人物だった。

「ふん。ほら皆行くよ」

そう言うと、先ほどの猫達を連れて行ってしまった。

「な、何だったんだ?」

訳が分からず呆然としていると

「ハ〜ヤ〜テ〜様♪」
「あ、神尾崎さん」

綾子は何時ものようにハヤテの腕に抱きついた。

「こんな住宅地で何してたんですの?」
「伊澄さん家の帰りです。それより、神尾崎さんは何でここに?」
「内緒ですわ♪」

ハヤテは少し呆れたが、これ以上言及する理由が無かったので、止めた。
すると、

グニッ。

「あ、あらハヤテ様ったら。意外と大胆ですわね♪」
「へ!?何がですか?」

急に綾子にそんな事を言われ、ハヤテはキョトンとした。

「何って。私のお尻を触ったではありませんか」
「え!?」
「まあ、ハヤテ様でしたらお尻に限らず、どこを触られても平気ですわ♪もちろん胸でもね♪」
「え!?え!?」

身に覚えのない事で綾子にそう言われ、混乱しているハヤテを尻目に

「触りたいのであれば、いくらでもどうぞ♪何でしたら直接」
「って、違いますよ。僕は触って無いですよ」

幸い、綾子は怒っては無いようだったが、どうやって誤解を解こうか悩んでいると、先ほど同じ殺気に似た気配を感じ、急襲を紙一重でかわした。

「チイまたしても。まあいい」

そう言うと、仮面の人物は綾子のお尻を触ると去って行った。

「あ、あの今ので分かってもらえたと」
「もうハヤテ様ったら♪あんな変なのをだしに使わずとも、触らせてあげると----」

埒が明かなそうだったので、ハヤテは逃げるように仮面の人物を追いかけ始めた。


                       × ×


一方鷺ノ宮家。

「お母様、銀華大お婆様が見当たらないのですか」
「大お婆様だったら出かけたわよ」
「な、何でですか?」
「さあ?ハヤテ君がどうと言ってたけど」

伊澄は嫌な予感がして慌てて家を飛び出した。


                       × ×


そしてハヤテ。

「待てー」
「ム。追ってきたか。ってか見かけによらず速い!!」

ハヤテはあっという間に銀華に追いついた。

「クッ。これでも食らえ!!」

銀貨は木製のハンマーでハヤテを攻撃したが、ハヤテは表情を一切変えずにハンマーを粉々にした。

「だったら、これはどうだ!!!」

今度は猫がコントロールするクナイを投げてきたが、ハヤテはまるで舞いでも舞うように全ての攻撃を華麗にかわした。

「貰った!!!」

すぐそばまで迫ってきたが、ハヤテは表情を変えないまま、銀華を仮面ごと掴んで攻撃を止めた。

そして、仮面が外れ、

「え!?子供?」
「フン。流石にいつも伊澄の仕事を手伝ってるだけあるな」

そう言うと、銀華は距離を取り

「こうなったら仕方無い。ワシも久しぶりに本気で戦うとしよう!!」

そう言うと、大量の鎖が現れ、周囲を巻き込みながらハヤテに迫ってきた。
ハヤテも仕方なく白桜を召喚し、迎撃態勢を取った。

しかし

「グッ。こんな時に」

突然しゃがみこんだ銀華を心配し、ハヤテは駆け寄った。

「大丈夫ですか?」

すると、ハヤテが見たのは先ほどまで子供の様な人物が老人になっていた。

「ええ!?本当に大丈夫なんですか」
「だ、大丈夫じゃ。だから血を」

突然の連発にハヤテが混乱していると

「大お婆様は追いつめられた時の人の血を飲んで若さを保ってるんです」
「あ、伊澄さん」

伊澄は銀華に近寄った。

「え!?若さを保っているという事は、その姿が本来の姿って事ですよね?」
「ええそうです。さ、帰りますよ大お婆様」
「じゃ、じゃが血が」

ハヤテが声をかけようとしたが、白桜に止められた。

そして、半ば引きずるように伊澄は銀華を連れて帰って行った。

「(よかったのかな?僕の血でよければあげるつもりだったんだけど)」
「(いいんですよ。口が悪いかもしれませんけど、自業自得と言うやつです)」
「(で、でも)」
「(駄目ですよ。マスターは優しすぎますからね。時には厳しさも必要です。そう習ったはずですよ)」
「(分かったよ。じゃあ改めて三千院家に遊びに行くとするよ)」


しかし、いまだに誤解が解けてなかった綾子に散々追いかけられ、三千院家には遊びに行けず、天王州家に帰ってきたのも夜になってからだった。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回からは下田編をスタートさせます。
では。
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Re: 女神と共に2nd (2月26日更新) ( No.62 )
日時: 2013/02/27 07:48
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 イリス「リクエストありがとう。イリス・アイリスです。因みに書くと『Iris ・Iris 』です。」

 亜乃「リクエストに感謝します。氷緋 亜乃です。ハヤテ君強いですね。」

 イリス「あぁなるともはやチートだよね。妖怪を切り落とし、周囲の人を落とし、。天然ジコロの割に強い。弱点ないかなぁ。」

 亜乃「コントローラースラッシュも見れなかったですね。白桜が解決してくれる。」

 イリス「銀華さんは……いいや。」

 亜乃「いや、……まぁ、いいですね。……さて、伊澄さんはどう回復するのか、楽しみですね。」

 イリス「さて、また来ます。リクエストあればどうぞ、」

 亜乃「では。」
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Re: 女神と共に2nd (3月1日更新) ( No.63 )
日時: 2013/03/01 15:28
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●キーstさん

 >>イリス「リクエストありがとう。イリス・アイリスです。因みに書くと『Iris ・Iris 』です。」

 悠太「そうだったのか。感想ありがとうな」
 マリア「(スペルは一緒だというツッコミはしない方がいいんでしょうね〜、フフ)

 >>亜乃「リクエストに感謝します。氷緋 亜乃です。ハヤテ君強いですね。」

 ハヤテ「まあ、毎日鍛えてますからね」

 ちなみに、この小説最強です。

 >>イリス「あぁなるともはやチートだよね。妖怪を切り落とし、周囲の人を落とし、。天然ジコロの割に強い。弱点ないかなぁ。」

 ハヤテ「いやいや。妖怪はともかく、周囲をおとすって何ですか?それに天然ジゴロって。そんな訳ないでしょ」

 ハヤテ好き一同「・・・・鈍感」

 >>亜乃「コントローラースラッシュも見れなかったですね。白桜が解決してくれる。」

 そこについてはすみません。ですが、ハヤテには白桜がいるので、武器を借りなくても戦えるから、無かったんですよね。

 >>イリス「銀華さんは……いいや。」

 銀華「こらこら。このオババをのけものにするな!!」

 >>亜乃「いや、……まぁ、いいですね。……さて、伊澄さんはどう回復するのか、楽しみですね。」

 銀華「だから!!!」

 ともかく、伊澄が力をコントロールできなくなった理由、および解決法は今回からの下田編内で明らかにします。

 >>イリス「さて、また来ます。リクエストあればどうぞ、」

 じゃあ、津亜人さんと詩歌さんで。

 >>亜乃「では。」

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (3月1日更新) ( No.64 )
日時: 2013/03/01 15:28
名前: masa

こんにちはmasaです。

本編の更新です。そして、今回から下田編です。

では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

とある日の天王州家。

「ハヤテ、明日から旅行に行きますわよ」
「ふ〜ん。って明日から!?随分急だね」
「急も何も」
「ああ、そうだったね。ゴメンゴメン」

そう言い、アテネに紅茶を渡した。

「それで、今回はどうするの?いつも通り車?」
「いえ、今回は電車ですわ。えっと、ス、スー」
「ああ、スーパービュー踊り子号?」
「ええ、それですわ」

するとハヤテは首をかしげ、

「でも、何で電車で行くの?」
「そ、それは///////////////////」

アテネは誤魔化したが、本当は

「(で、電車なら2人きりでいけるというのは流石に言い辛いですわ///////////////)」

が、真相である。

ハヤテはこれ以上言及しても無駄だと悟り、話題を変えた。

「で、今回はいつも通りの日程?」
「いいえ。今回はちょっと温泉でのんびりしますわ」
「温泉?何でまた。いつもは---」

ハヤテが言いかけると、テレビの温泉特集が流れ始め、

「さて、私は今話題の温泉に来ています。早速お話を伺いましょう」

アナウンサーは地元の人にマイクを向け、

「この温泉は神秘的な効能があるんですよね?」
「ええそうです。この温泉は、好きな異性と混浴することで、必ずその好意が実を結び、恋仲になれるんですよ。これは迷信でも何でもなく、私は実際に多くのカップル成立を見ました。それだけでなく、女性は体にコンプレックスを持っている人はそれが解消され、理想の体型が手に入るんですよ。まあこっちに関しては迷信だという意見が多いですけどね」

ハヤテはこの特集を見て

「まさかアーたん」
「ち、違いますわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!///////////////////////////そ、そんな効能になんか頼りませんわよ//////////////////////////////」

真っ赤な顔のアテネの反論は説得力が皆無だった。


                       × ×


時を同じくして、三千院家。

「おい悠太。明日から旅行に行くぞ」
「明日?そう言えば、テストが終わったら旅行に行くとか言ってたな」
「ああ。だから明日からだ。丁度春休みだしな」

そう白皇は補習組を除けばもう春休みなのだ。

「で、どこに行くんだ?海外か?」
「伊豆だよ」
「伊豆?随分近場だな。何でまた」
「それはだな」

ナギが説明しようとしたその時、ハヤテ達も見てた温泉の特集が流れ、

「まさか、こんなくだらない迷信を信じてるんじゃないだろうな?」
「ち、違う!!!!!!!!!!!!!!!//////////////////////////」
「(あらあら。真っ赤になったという事は頼るつもりだったんでしょうね〜♪その迷信に)」

マリアさんは悠太とナギにはばれない様に黒い笑みを浮かべた。

「も、目的は別だわ!!!!!!」
「分かったよ」
「なんだその信じていない口調は!!!!!!!!」

実際、悠太は半分疑っていた。


                       × ×


翌日。東京駅

「アーたん、電車とか分かる?」
「ええ。乗った事が少ないだけで、乗り方とかはばっちりですわ」

とかいいつつ

「ねえアーたん?」
「何ですのよ?」
「ホームはあっちだよ」

ハヤテが指さしたのはアテネが向かおうとしたのとは反対方向だった。

「/////////////////////」
「はいはい。手を繋いで行こうね」
「うう////////////////////////」

アテネはハヤテと手を繋いでホームに向かった。


一方東京駅構内別の場所。

「なあ悠太、踊り子号ってどこに来るんだ?」
「え!?知らないで踊り子に乗るって言ったのか?」
「大丈夫ですよナギ、きっとあっちですから」

マリアさんが指さしたのは見当違いの方向だった。

「(まずい。俺がしっかりとエスコートしねえと永遠に伊豆に着けないなんてこともあり得る)」

悠太はしっかりとナギとマリアさんを案内した。

「へえ、これが踊り子号か」
「中々いい外見ですね」

一方

「これが踊り子号なんですのね」
「ああ、初めてだっけ?」
「ええ。では、私達が乗る車両に行きますわよ」

ハヤテとアテネが歩き出した。
すると

「あれ?ハヤテ?何でここにいるんだ?」
「悠太こそ何でいるの?」
「ああ。俺達は踊り子に乗って伊豆に行くんだ」
「へえ偶然だね。僕達も踊り子で伊豆に行くんだよ」

すると、ハヤテの言葉にナギが反応し

「ま、まさか運命ってやつか?///////////////////////////////」
「さあ?ただ、もしそうなら運命に感謝しないといけませんね」
「そ、そうか?//////////////////////////」
「ええ。こうしてナギさん達と会ったんですから」
「/////////////////////////////」

ハヤテの言葉にナギは真っ赤になったが、アテネは

「ハヤテ!!!!!!!さっさと乗りますわよ!!!!!!!!!!!」
「え!?まだ時間あるけど」
「行くと言ったら行きますわよ!!!!!!!」

アテネは早足で歩きだした。

「すみませんナギさん。また後で」
「ああ」

ナギは残念そうにアテネを追いかけて行ったハヤテを見つめた。

「(フフフフフフフフフフフフフフ。ハヤテ君にあんな事言われて照れるナギも怒る天王州さんも残念そうにしているナギも可愛いわね〜♪)」

マリアさんはこんな事を考え、武者震いしていた。


                         × ×


そして、電車も出発し

「おお〜これはなかなか快適だな」
「ええ。電車内も景色も快適ですね」

満足そうにしているナギとマリアさんを見て、悠太は安堵した。

「よし、探検でも行くか」
「迷子にならないでよ」
「大丈夫っすよ。魔法でも使わない限り、車内では迷子になりようがないですよ」
「そうですね」

しかし、マリアさんはなぜか期待しているような口調だった(悠太、ナギは気付いてない)。

「それより悠太、それは何だ?」
「ああこれか?駅弁だよ。電車内で食べられるように作られた弁当だ」
「駅で売ってるのか?」
「まあ、大体の駅では売ってるな。時々駅弁大会ってのが開かれるぐらいだし」

するとナギはその言葉を聞き

「よし、買ってくる」

そう言ったナギはいつの間にか電車から降り、ホームに降りていた。

「って待て!!!何で降りてんだ!!!!!ってか財布はここだろうが!!!!!」
「何を慌ててるんだ?別に慌てなくてもいいだろう?」

ナギは至って冷静だった。

「は、早く戻ってこい!!!」
「分かったよ。うるさい奴だな」

ナギが再び電車に乗ろうとしたが、扉が閉まり、電車は発車してしまった。

「え!?え!?」

ナギはただただホームで呆然としていた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (3月4日更新) ( No.65 )
日時: 2013/03/04 16:30
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、伊豆に旅行に行こうとしたが、ナギは途中の駅で勝手に降りて取り残されてしまった。


その一方悠太達。

「ま、まずいっすよ。お嬢様をあのまま1人にしておくのは」
「だからってどうするつもりなんですか?」
「飛び下りるなり何なりしますよ。お嬢様は危険に巻き込まれる天才と言ってもおかしくは無いんですから」

悠太の正論にマリアさんは少し黙り

「だったら、電車を止めてもらえば」
「そんなことしたら何千万もの補償金を取られちゃいますよ。仮に払えたとしても色んな人に迷惑がかかります」

流石のマリアさんも不特定多数の人を巻き込むのは悩むところだった。

そして悠太も痺れを切らして出口に向かおうとした。が、その瞬間悠太の携帯が鳴り、悠太は慌てて見て、少しすると息を整え、冷静になった。

「どうしたんですか?」
「お嬢様ならもう安心っすよ。ハヤテが何とかしてくれるそうですから」
「え!?」
「じゃあ俺は天王州のところに行ってきます」

そう言って、車両を出て行った。

そして、車両と車両の間に出ると、

「あれ?ヒナギク、こんなとこで何してるんだ?」
「え!?や、わ、私はその」

ヒナギクは少し考え、

「か、家族旅行よ。べ、別に温泉の効能とかそう言うのが目的じゃないんだから!!」
「(まさか、本当に信じてねえだろうな?)」

悠太は敢て口にしなかった。

「それより、悠太君は何してるの?」
「旅行だよ。まあ、お嬢様はさっきの駅に置き去りだけどな」
「え!?大丈夫なの?」
「ハヤテがいるから平気だ」

ヒナギクはハヤテの名前を聞いて一瞬だけ反応した。

「それより、俺はちょっと天王州に用があるから、もういいか?」
「あ、うん」

立ち去ろうとした悠太をヒナギクは呼び止め、

「ねえ、ナギ達と旅行ってことはマリアさんもいるってこと?」
「ああいるよ。そこの車両にいるよ」

そう言うと、悠太は立ち去った。
そして、ヒナギクは少し悩んでマリアさんがいる車両に入って行った。


                      × ×


一方のナギ。ちなみに、ちょっとだけ時間を巻き戻そう。

「ど、どうしよう。お金もないし、携帯もない。知らない場所で1人きりの迷子!?」

ナギが不安に押しつぶされそうになっていた所、

「ナギさん」

声をかけられ、振り向くと、ハヤテがいた。

「ハヤテ?」
「やっぱり降りてましたか。不安は的中しちゃいましたね」

そう言うと、ハヤテは不安そうにしているナギの頭を撫でた。

「どうしてここに?」
「ナギさんだったら、悠太から駅弁の話を聞いて興味を持って、停車駅に降りてしまうと思って、準備してたらまさか的中しちゃうとは」
「わ、私の事を心配してくれてたのか?//////////////////////」
「ええまあ」

ハヤテにとっては普段通りの何気ない気遣いだったが、ナギにとってはこの上ない喜びだった。なので、ナギの顔は真っ赤だった。

「とりあえず、ここにいても埒が明きませんし、駅から出ましょ」
「出てどうするんだ?」
「自転車でも買って、悠太達に追いつきますよ」

すると、ナギは少し悩み

「で、でも私乗れないし」
「大丈夫ですよ。ナギさんは僕の後ろに乗ってればいいだけですから」

その光景を想像したナギはまた真っ赤になった。

「じゃ、出ますよ」

ナギはハヤテに教えてもらいながら駅から出た。


                      × ×


そして、駅から出ると、歩き始め

「さてと、自転車屋を探さないと」
「な、なあハヤテ。それよりお腹空かないか?」

ナギがそう言った瞬間、ナギのお腹が鳴った。

「//////////////////////////」
「そうですね。じゃあそこにあるラーメン屋で食事にしましょう」
「で、でも私お金が」
「大丈夫ですよ。僕が払いますから」

そう言って店のドアを開けようとした瞬間、中から店員らしき人が出てきた。

「お2人さん、客だな」
「「え!?は、はい」」
「じゃあさっさと入れ!!」

半ば無理やり中に通された。

「悪いが家は塩ラーメンしかねえ。そこに書いてあるそのほかのメニューはすべてフェイクだ!!」

ナギもハヤテも少し呆れたが、別に塩ラーメンは嫌いではないので、塩ラーメンを注文した。

そして、注文したラーメンは数十秒後には出てきた。
2人はすぐにでも食べ始め、

「「お、おいしい」」
「そうかい?嬉しいねえ」
「濃厚だけど、しつこくないこのスープ」
「それに絡む麺もつるつるしつつもコシがあります」

まるでグルメリポートみたいにほめながら食べていた。

「すごいですね。僕も料理は得意な方ですけど、これは見習いたいですね」
「そうか?だが、レシピは秘密だ」

そしてハヤテもナギもあっという間に食べ終わり、

「では、お勘定を」
「要らねえよ」
「「へ!?」」
「2人は俺のラーメンをあんなに褒めてくれた。それに気持ちいい位の食べっぷりだった。作った方にとってはこの上ない褒美だ。だからただでいいよ」
「しかし」
「ここは素直に厚意を受けるべきだぜ」

そう言われ、ハヤテもナギもお礼を言って店を出た。

「いいお店だったな」
「そうですね。今度は、悠太もマリアさんもアーたんも誘って、皆で来ましょうよ」
「そうだな。今度は金を払ってな」

そう言って、近くの自転車屋に向かった。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (3月4日更新) ( No.67 )
日時: 2013/03/05 17:14
名前: キーst
参照: http://ncode.syosetu.com/n3966bl/

 詩歌「どうもねぇ!リクエスト感謝しますよ!」

 津亜人「リクエストどうも。下田ね。」

 詩歌「相変わらずの電車ネタ。あれはお約束よね。ドジって……」

 津亜人「アンタが人にドジと言うか。アンタならもっと悲惨なドジやるだろ。ナギに言える立場じゃぁねぇな。」

 詩歌「うぅ、しょ、しょうがないよ!……さて、……らーめんろしあだね、多分。」

 津亜人「つーか、メニュー置くなよ。フェイクとか要らんだろ。」

 詩歌「ご愛嬌ご愛嬌。ハヤテ君の未来予測かぁ。」

 津亜人「何故に予測できるのか疑問でしょうがないけどな。」

 詩歌「まぁ、またナギちゃんがやらかしてくれるよ。」

 津亜人「その前にアンタがやらかすなよ。」

 詩歌「や、やらかさないよ!?……また来るのでリクエストあればどうぞ!」ピュー

 津亜人(逃げたな……)
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Re: 女神と共に2nd (3月7日更新) ( No.68 )
日時: 2013/03/07 13:36
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●キーstさん

 >>詩歌「どうもねぇ!リクエスト感謝しますよ!」

 悠太「ようこそ。感想ありがとうな」

 >>津亜人「リクエストどうも。下田ね。」

 ええ。時期的な物と、書きたい事もあるので、下田編に入りました。

 >>詩歌「相変わらずの電車ネタ。あれはお約束よね。ドジって……」

 ナギ「う、うるさい。電車なんか乗った事無いんだから仕方ないではないか!!」

 >>津亜人「アンタが人にドジと言うか。アンタならもっと悲惨なドジやるだろ。ナギに言える立場じゃぁねぇな。」

 マリア「あら、詩歌さんはドジっ娘キャラですか。可愛い事、フフ」
 悠太「い、弄らないでくださいよ」

 >>詩歌「うぅ、しょ、しょうがないよ!……さて、……らーめんろしあだね、多分。」

 ええそうですよ。ただ、店員はちょっと違いますけど。

 >>津亜人「つーか、メニュー置くなよ。フェイクとか要らんだろ。」

 ナギ「まあ、店員の意地だろ。少しでもマシに見せるためのな」

 >>詩歌「ご愛嬌ご愛嬌。ハヤテ君の未来予測かぁ。」

  津亜人「何故に予測できるのか疑問でしょうがないけどな。」

 ハヤテ「まあ、執事ですから」
 悠太「いや、単純にお嬢様が分かりやすかったってだけだろ?」

 >>詩歌「まぁ、またナギちゃんがやらかしてくれるよ。」

 まあ、期待通りの事は起こりませんよ。マヤ出ないので。

 >>津亜人「その前にアンタがやらかすなよ。」

 マリア「私としては何か起こった方が面白いんですけどねえ。フフフ♪」

 >>詩歌「や、やらかさないよ!?……また来るのでリクエストあればどうぞ!」ピュー

  津亜人(逃げたな……)


 悠太「あ、行っちまった。まあ、来てくれてありがとな」

 リクエストですか。じゃあ、イリスさんと詩歌さんで。

 感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (3月7日更新) ( No.69 )
日時: 2013/03/07 13:37
名前: masa

こんにちはmasaです。

では本編の投稿です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、電車に乗り遅れたナギはハヤテと共にラーメン屋で食事をし、自転車屋に向かった。


ハヤテとナギはラーメン屋の店員に教えてもらった自転車屋に着き、2人乗りができそうで、できるだけ安い自転車を購入した。ちなみに、レンタルじゃないのは返しに来れないからである。

「ではナギさん、後ろに乗って、僕にしっかり捕まってください」
「うえ!?/////////////////////////////////」
「捕まっていただかないと危ないですし」

ナギは色々と悩んだが、安全面の為、と自分に言い聞かしハヤテの背中に捕まった。

「では出発しますね」

ハヤテはナギが自分に捕まったのを確認し、走り出した。

少し走ると、ナギは

「(ハヤテの背中って大きくて温かいな。それになんだかいい匂いがするし)」

と、照れながらそう思っていた。


                      × ×


一方のアテネ。

「そうでしたか。ハヤテが見当たらないのはそう言う理由でしたか」

アテネは悠太に事情を聞かされ、状況を理解した。

すると、悠太はアテネが不安そうな顔になったのを見て、

「大丈夫だって。あのハヤテがお嬢様に何かする訳ないだろ?」
「そ、そうですわね」
「まあ、仮にハヤテが手を出してもお嬢様は受け入れちまうだろうけど」
「!!!」
「いや、冗談だから立ち上がるなよ」

悠太に宥められ、アテネは座りなおした。

「大丈夫だよ。ハヤテが何かしたら、俺がぶっ飛ばすから」
「そ、そうですわよね」

そうは言いながら、アテネの顔からは不安そうな表情は消えなかった。


                      × ×


一方のヒナギク、マリアさん。

「なんだか、こうやって話をするのは久しぶりですね」
「ええ。お互い何だかんだで忙しいですからね」

2人は話をするために向かい合っていた。

「ところで、何で家族旅行で温泉なんですか?」
「パパに誕生日祝いをできなかったからって誘われたからですよ。まあ、お姉ちゃんは興味無いって断っちゃいましたけどね」

ちなみに雪路はいつも通り宿直室で1人宴会中です。

「そ、それよりちょっと悩みがあって、マリアさんと話がしたかったんですよ」
「悩みですか?」

すると、マリアさんはヒナギクの胸を見て

「あらあら。温泉の効能だなんてくだらない迷信を信じているんですか〜?」
「ち、違いますよ!!!////////」
「(フフフフフフフフフ。赤くなったと言う事は、信じてたんでしょうね〜)」

マリアさんは心の中で黒い笑みを浮かべながら武者震いしていた。

「そ、そうじゃなくて、恋愛絡みの話ですよ」
「(フフフ。何とか話を変えようと、必死ですね)」
「ま、まあ友達の話なんですけどね」

ヒナギクは少し悩んで話を切り出した。

「その友達は親友と呼べる間柄の人が強い好意を抱く相手を、その友達自身も好きになっちゃったんですよ。しかも、その友達は親友が強い好意を抱いていると知りながら」
「へ〜。つまり裏切りですよね〜。親友なのに」

グサッ

「あら?友達の話なんですよね?」
「え、ええ」

「その友達の方は、親友の方に「この裏切り者!!!!!」と罵られても文句言えませんよね〜」

グサッ

「散々罵られた揚句、「貴方との友情はこれまでだ!!!」と言われても仕方ないですよね〜」

グサッ

「そ、そうでしょうか?」
「その可能性は高そうですけどね〜」

マリアさんにそう言われ、ヒナギクは落ち込んだ。
しかし、マリアさんは

「(フフフフフフフフフフフフフフフフフフ。友達の話と言いつつヒナギクさん自身の話なんでしょうね。あらあら少しいじっただけであんな顔して。ああ)」

と言う怖い事を考えていた。


                       × ×


一方のハヤテとナギ。

「あの、ナギさん」
「な、なんだ?//////////////////////////」
「先ほどから静かですけど、気分でも悪いんですか?」
「そ、そんな事は無い///////////////////////十分快適だ/////////////////////////////」

そう言われ、ハヤテは安心した。

すると、2人の傍で車が止まり、窓があいて

「我々殺し屋なんですけど、そちらの金髪の女性は三千院ナギさんでよろしかったですよね?」
「そうだと言ったらどうするんだ?」

ナギがそう聞いた途端、殺し屋達は銃を取り出し、

「殺しますよ。そう言う依頼何で」

そう言った途端、ハヤテはものすごいスピードで走り去った。
そして、距離を結構とってから自転車を止め、

「ナギさん、ここにいてください」
「え!?ハヤテは?」
「ちょっと、懲らしめてきます」
「そ、そんな危険だ!!」
「大丈夫ですよ」

そう言うと、ハヤテは守護光速拳を発動して、来た道を走って戻って行った。


                       × ×


ハヤテはナギから離れたところで殺し屋集団を待ち伏せた。
すると、先ほどの車が追いかけてきた。

「てめえはさっきの。あのお嬢ちゃんをどうした?」
「応える義理は無いですよ」
「まあいい。そこどかないと轢き殺すぜ」

ハヤテは道路の真ん中で仁王立ちしていた。

「この先へ行きたいなら、まず僕を殺しなさい。もしかして、できないと言う臆病ごとを言うつもりじゃないですよね?」

ハヤテの挑発に殺し屋集団は

「そうか。じゃあ殺してやるよ」

そう言って、銃を構えたが、撃つより早くハヤテがフロントガラスを叩き割った。

「ふん、こっちとしては撃ちやすく-------」

そう言いかけたが、ハヤテのあまりの殺気に言えなくなった。

「ま、まさかてめえ」
「ご安心を。殺しはしません。ただ、殺し屋なんかになった事を一生後悔し続ける事になりますけどね」
「ま、待てよ。見たところ執事だろ?執事がそんな事」
「僕はね、守りたい物の為ならどこまででも非情になれるんですよ」

その後、殺し屋集団は全員捕まり、ものすごい真面目になったそうだ。


                        × ×


ナギはハヤテが行ってから不安そうな顔で待っていたが、ハヤテが無傷で戻ってきた事で安心した。

「さ、行きましょうか」
「あ、ああ」

再び走り出そうとしたが、今度は電柱が数本落ちてきて、慌てて避けた。

「ちい。またしても」
「な、何だ貴様は」
「伊澄さんの大お婆様ですよ」

銀華が若さを取り戻して、再びハヤテを狙った。

「ん?お前は帝のガキの孫か。お前は関係ない。死にたくなかったらどいてろ」
「なんだと!!!!」
「落ち着いてください。貴方の目的は何なんですか?」

ナギを宥め、銀華に尋ねると

「フン。ワシのカンが正しければ、伊澄が力を取り戻すカギはお前にあるんじゃ。じゃから、来てもらうぞ。伊澄がいる下田温泉へ」

飛びかかろうとした銀華にハヤテは

「あの、僕達今そこに向かってるんですけど」
「へ?」
「それに、貴方に言われなくても僕は伊澄さんの力になると約束してるんで、力になりますよ」
「なんじゃ。なら無理やり連れて行くこともないか」

そう言うと、銀華は武器を仕舞った。

「それより、お優しんですね貴方は」
「「は!?」」
「いくら曾孫のためとはいえ、以前と言い今回と言い、そんなに必死にはなりませんよ」
「そうか?」
「優しくないと、できないと思いますよ」

ハヤテの笑顔に銀華は

「フ、フン。どうせ下田に行くなら私も連れてけ!!」

そう言って、自転車の前かごに乗った。

「あ、はい」

そう言って、ハヤテは銀華とナギを乗せて走りだした。

「(なんじゃこ奴の笑顔は。ふ、不覚にもときめいてしまったではないか)」

そう思っていた銀華の顔は少し赤かった。


                      × ×


その後は何事もなく熱海駅に着き、悠太達と合流できた。

「やれやれ。無事みたいだな」
「まあな」
「済まねえな、ハヤテ。お嬢様を守って貰って」
「気にしないで。僕にとっては当然の事をしただけだし」

悠太と会話しているハヤテを見て、ナギも銀華もなんだか名残惜しそうだった。
すると、

「ところでナギ、この後どうするの?」
「どうするって?」
「電車で下田に行くの?それともこのまま自転車でハヤテ君に送って貰う?」
「え!?///////////////////////////////」

マリアさんに聞かれ、ナギは顔を赤くしてモジモジし始めた。

「ま、まあその。で、できる事ならその/////////////////////////////」
「と言う訳でハヤテ君、このままナギを送ってください」
「へ!?ま、まあ僕は構いませんけど」

ハヤテがそう言うと、ナギは再び自転車の後ろに乗った。ちなみに銀華はかごに乗ったままである。

「じゃあ、僕らはこれで」

そう言って、ハヤテはナギと銀華を乗せて走りだした。

「じゃあ悠太君、私達も電車に戻りますよ」

改札に向かったマリアさんに悠太は

「あの、切符買わないと中に入れないですよ」

そう言われ、踵を返して切符売り場に向かった。

その悠太は

「(さてと、天王州の機嫌をどうやって直すかな)」

と考えていた。


その後は何事もなく、両組は下田に着いた。

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以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (3月10日更新) ( No.70 )
日時: 2013/03/10 12:39
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、色々あったが無事?に下田駅に着いたハヤテ達。


悠太とマリアさんが駅から出てくると、ほぼ同時にハヤテ達が到着した。

「ハヤテ、どんだけのスピード出したんだ?電車の俺達とほぼ一緒って」
「まあいいじゃん」

銀華は自転車の前かごから降りると、走って行ってしまった。そしてナギも名残惜しそうに自転車から降りた。

「ハヤテ、自転車の代金は後で送っておくな」
「え!?いいですよ」
「いや、支払わせてくれ。せめてものお礼だ」
「分かりました。受け取らせていただきますね」

ナギは照れてるのかまだ顔に赤みが残っていた。

「それよりハヤテ、早く天王州の所に行った方がいいぜ。あいつ、ものすごい機嫌が悪いから」
「え!?あ、うん。分かった。ではナギさん、悠太、マリアさん、また後で」

そう言うと、ハヤテは走って行ってしまった。

「さてと、我々も行くぞ悠太」
「ああ」

すると、

「ところでナギ、ハヤテ君の背中はどうでしたか?」
「ふえ!?////////////////////////////////」
「ハヤテ君の背中に捕まって、顔を真っ赤にしてたじゃありませんか」
「な、何でそれを?////////////////////////」
「さあ〜?」

混乱しているナギを尻目にマリアさんは

「(フフフフフフフフフフフフフ♪ナギったらあんなに照れ倒して。また私のコレクションが増えましたね♪)」

と言う事を考えていた。


                       × ×


一方のハヤテはアテネを見つけると、慌てて駆け寄った。

「あ、アーたん」

アテネはハヤテを見つけると、ほんの一瞬嬉しそうになった後、不機嫌になり

「フンッ」

そっぽを向いてしまった。

「え!?アーたん?」
「なんですのよ」

アテネの不機嫌全開の声にハヤテは少しビビった。

「ど、どうしたの?」
「何でもありませんわよ!!!!早く行きますわよ!!!!!!!!!!!」

不機嫌のままのアテネを見てハヤテは

「(機嫌を直すのとか大変そうだな)」

と思っていた。


                       × ×


一方少し遅れて下田駅に到着した人間がいた。変態の異名を持つ虎鉄である。
到着した虎鉄は逆ナンしようとした女性を引かせるほど電車の写真を撮り、

「クフフフ。私のカンが正しければ、綾崎は間違いなくこの下田にいるはずだ。ロマンスの予感じゃないか」

と言う気持ち悪い事を考えていた。


ちなみに、虎鉄の出番はもう終わりです。


                       × ×


一方のハヤテとアテネは下田にある天王州家の別荘に来ていた。

「ねえアーたん」
「なんですの」
「いつもながら、この別荘に来ると思うんだよね」
「何をですの?」
「いやね、旅行に来た感が薄れるなあって」
「まあ、外観をそっくりに作らせましたからね」

ハヤテとアテネはこの別荘に来る時にいつも使っている部屋に荷物を置き、

「さてハヤテ。せっかく温泉地に来たんですから、温泉に行きますわよ」
「あ、うん」

ハヤテは荷物の中から着替えを取り出した。

「当然、混浴ですわよ」
「え!?」
「あら何か?」

まだ機嫌が直って無いアテネの笑顔を見て、ハヤテは混浴するしかないと思った。


                        × ×


ハヤテとアテネは「天王州の湯」と言う温泉施設につき、当然混浴した。

「アーたん。湯加減どうだった?」
「いい具合でしたわ」

ハヤテは少し顔が赤かった。なぜなら、アテネに自分の体を洗えと命令されたからだ。
ちなみに、アテネの機嫌は温泉に入ったことで少しは良くなった。

「それよりハヤテ、これは何ですの?」
「ああ、卓球台だね。温泉地ならおなじみの」
「なるほど、これが」

アテネは少し興味を持っていた。

「あれ?やった事無かったっけ?」
「まあ、ルールを知っている程度ですわ」
「じゃあやる?」

アテネがどうしようか考えていたところ

「ハ〜ヤ〜テ〜様♪」

浴衣姿の綾子がハヤテに抱きついた。

「な、何してるんですのよ貴方は!!!!!!!!!!!!!!!!」

綾子が現れたことで、アテネの機嫌はまた一気に悪くなった。

「うるさい人ですこと。ハヤテ様、無視して一緒に温泉入りませんか?」
「え!?///////////////////////////////」
「そんなの許す訳ありませんわーーーーー」

すると、綾子は機嫌悪そうにアテネを睨み、

「貴方には聞いてませんわ。私はハヤテ様に聞いたんですのよ」
「私はハヤテの主人ですわ。執事だったら主の許可が必要ですわ」

言い合いをしているアテネと綾子を尻目に、ハヤテはただただ嵐が過ぎ去るのを待つしかなかった。

「フンッ。このまま言い合いをしてても埒が明きませんわ。そこでハヤテ様、私と卓球で勝負してもらいますわ」
「「へ!?」」
「私が勝ったら、ハヤテ様と私は混浴してもらいますわ」
「でしたら、ハヤテが勝ったら、死んでもらいますわよ」
「いや、アーたん」
「冗談なんか言ってませんわよ」

アテネの顔を見ると、明らかに本気だった。

「いや、駄目だって。じゃあさ、僕が勝ったら何かおいしいものでも奢ってください」
「まあ、それならいいですわ」

条件も決まり、卓球対決が開始された。

ハヤテも綾子も超人的な運動神経を持っている。その2人の戦いはすごいものだった。
ラリーは高速で、まるで卓球ラリーの世界記録を狙っているかのようなものすごい早さだった。

この対決、綾子にとっては意地でも勝ちたい理由があったが、ハヤテには無い。しかし、ハヤテは戦いながら、

「(負けたら大変だろうな。僕としては恥ずかしいのを我慢すればいいだけだけど、アーたんの機嫌を直すのに時間がかかっちゃうだろうし)」

実際、試合を観戦していたアテネからは殺気ににも似た気迫が出ていた。

「(流石はハヤテ様ですわね。このままでは負けてしまいそうですわね)」

綾子はここに来る前に、こんなこともあろうかと卓球の猛特訓を積んでいた。しかし、ハヤテとの点差は僅差だった。
そこで、

「ハヤテ様、噂で聞いたんですけど」
「なんですか?」
「ハヤテ様、ここに三千院さんと自転車で来たんですよね?」
「え!?ああ、はい」
「その時、キスとかしませんでしたよね?」

ハヤテはズッコケた事で、甘い球を空振りしてしまった。

「そ、そんな事しませんでしたよ」
「本当ですの?」

綾子の精神的攻撃にハヤテは動揺してしまい、僅差ながら負けてしまった。

「私の勝ちですわね。約束通り、私と混浴し、私の体を洗って貰いますわよ」

綾子は嬉しそうだったが、アテネは温泉に入る前より不機嫌になった。
すると、

「中々面白そうね。その条件」

声がした方を向くと

「麗」
「時任さん?なぜここに」
「偶々よ。それよりハヤテ君、私とも卓球対決しない?神尾崎さんの時と同じ条件で」

アテネはさらに不機嫌になり、反論しようとしたが、

「あら?執事なのに、依怙贔屓するの?」

そう言われてはハヤテも言い返せず、麗とも卓球対決する事になった。

勝負に関しては、麗は猛特訓を積んだ上、綾子と同じように精神的に揺さぶったおかげで、麗が勝利した。

そして、ハヤテは綾子と麗と混浴する事になり、2人の体も洗わされた。

ちなみにアテネはハヤテに何かしないか監視していた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

誤解を与えたかもしれませんが、ハヤテは本当は精神的にも強いです。しかし、勝ち負けに自分は大して影響が無い上に、誰かの生死も関わらず、女の子に関する揺さぶりがあったので、動揺しただけです。
もちろんアテネからの脅迫にも似た圧力も要因ですが。

次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (3月13日更新) ( No.71 )
日時: 2013/03/13 18:42
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、綾子達と色々あったハヤテ。


一方、同じタイミングで下田にやってきたナギ。


                       × ×


過去。ナギとナギの母・紫子はテラスで星を眺めていた。

「見てナギ。この夜空に輝く星々は死んでしまった人がなっているという伝説があるのよ」
「いや母よ。そんなつまらない迷信を信じているのか?」

紫子はナギの子供らしくない発言に呆れ。

「全く。少しは子供らしいロマンが無いの?」
「いや、そう言う訳では」
「でもね。たとえ迷信であろうと嘘であってもいいじゃない。もし、私が死んだら空の上からナギを見守り続けるわ」


                       × ×


現在。ナギはベッドの上で目を覚ました。

「随分懐かしい夢を見たな」

ナギは夢の内容を再度思い出し。

「母よ、貴方が無くなって早8年。私は13歳になった」

ナギはベッドから起き上がると外の景色を見て

「きっと母は星になってるだろうな。迷信の可能性もあるだろうがな」

ナギは景色を見ながらしばらく物思いに耽っていた。

「さてと、マリアも悠太も帰ってきてないみたいだし、私も温泉に行くか」

そう思って振り向くと、いつの間にか部屋の入口に咲夜が来ていた。

「温泉行くのはええけど、着替えとかどうするんや?」
「馬鹿にするな。浴衣とか代えの下着の場所ぐらい分かるわ」

そう言って、ナギは箪笥から浴衣と下着を取り出した。

「なんや知ってるんか」
「当り前だ。これでも毎日家事力鍛えてるんだからな」

そう言ったナギの顔を咲夜はしばらく見つめ

「自分、変わったな」
「そうか?」
「せやせや。前までは負けず嫌いで意地っ張りで、絶対に人に教えを請うたりせえへんかったけど、今は悠太はんやマリアさんに教わってるやないか」
「独学じゃ限界があるからな。さ、つまらない話はもう終わりだ。温泉行くぞ」

そう言ってナギは歩いて行った。その後ろ姿を見て咲夜は

「(ゆっきゅん。あんさんの娘はここ最近になって随分変わったで。きっともう心配の要らんほどに)」

そう思ってからナギの後を追った。


                       × ×


ナギと咲夜が街中に出ると、観光客で賑わっていた。

「随分人がいるな」
「まあなあ。テレビであんなに宣伝しとったからな。迷信でもいいから頼りたい人は山ほどおるってことや」

咲夜は少し間を置き、

「で、自分はどうなんや?」
「何が?」
「何って温泉の迷信や」
「ば、馬鹿言うな/////////////////////////////ハヤテと混浴なんてそ、その//////////////////////」
「おんや〜。ハヤテはんなんて一言も言ってないで?」

咲夜の罠にまんまと嵌ってしまったナギはさらに赤くなった。

「まあええわ。で、実際はどうなんや?」
「ま、まあその///////////////////////ハヤテが混浴したいって言えば、私は平気だぞ//////////////////////////」

咲夜はまたしても感心していた。

「ま、せっかくや。秘湯っぽいところに行こうか」
「そうだな」

2人は山の中へ続く道を看板に従って歩き出そうとしたが、老婆に止められ

「この先は危険じゃぞ。温泉は変な効能が出るらしいからな。道も平坦ではないしな」
「いいではないか。変な効能上等だ」
「そうか。では入浴料1人500円払ってもらおう」

ナギと咲夜はそれぞれ支払い、秘湯へ向かった。


                     × ×


2人は温泉施設にたどり着き、中々良さそうな温泉を見て、ここに入る事にし、脱衣所に入った。

「しかし、相変わらず自分の発育は悪いなあ」
「うるさい!!!!!発育の良さ悪さは恋愛には関係ない。要は中身だ中身」

しかし咲夜は

「(いや、ナギのライバルは皆発育がええで。勝ち目はうすそうやけどな)」

と思ったが、口にはしなかった。

そして、2人は体を洗ってお湯につかった。

「おお〜。極楽や〜」

咲夜は顔を綻ばせていた。

「しかし、変な効能があるっていうてたけど、何やったんろ?」

咲夜が疑問に思いながらナギを見ると

「にょほほほほ。心地いいのだ〜」
「な、ナギ?」
「咲夜〜、いつの間に分身の術覚えたんだ〜」
「は!?」
「だって咲夜が5人もいるぞ〜」

ナギの様子が可笑しい事に疑問を持ち、立て札を探して見ると
「人によっては、お酒に酔っ払ったような症状が出る事もあります。その場合、直ちに入浴を辞め、安静にしてください」
と言う薬の説明書みたいな説明書きが書かれていた。

「な、なるほどな。ナギは酔っ払ってるんかいな」

そう思ったが、咲夜に疑問が浮かび

「じゃあなんでウチは平気なんや?」
「酒に強いからだろ〜」
「あ、なるほど」

納得はしたが、咲夜はそんな場合じゃないと思い

「って、違うわ。待っててなナギ。今人を」

呼びに行こうとしたが、

「あ〜ナギさん効能の影響を受けちゃったんですね」
「ってハヤテはん!?何でここにおるんや?」
「何となくですよ。それにここ、混浴ですよ」

確かに、脱衣所は別だが、湯船自体は男女共同だった。

「あ、ご安心を目は瞑ってますから」

咲夜が見ると、確かにハヤテの目は閉じられていた。

「では僕はナギさんを介抱しますから、咲夜さんも早く出た方がいいですよ」

そう言って、ハヤテは目を瞑ったままナギを湯船から引き揚げた。

「あ、あれ?ハヤテが見える。幻覚か?」
「幻覚じゃないですよ」

そう言われ、ナギはだんだん意識がはっきりしてきたのか、顔が赤くなった。

「あ、大丈夫ですよ。目は閉じてますし、なるべく体に触らない様にしますから」
「い、いや。そこまで気を遣わなくても。だ、第一ハヤテにだったら見られたり触られてもだ、大丈夫だぞ////////////////////////////////////」
「へ!?何か言いました?」

ナギの声はかなり小さかったので、聞こえなかったようだ。

「な、何でも無い//////////////////////////そ、それより、早く介抱してくれ。風邪をひいてしまう///////////////////////////////////」
「あ、はい」

ハヤテは目を瞑ったままナギを脱衣所に連れて行った。
その光景を見ていた咲夜は

「恋は人を変えるってよく言うけど、ホンマやな。あのナギが裸見られても平気そうにしとるからな」

そう思っていた。


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以上です。
次回は続きです。

あ、ちなみに、マヤは出ません。

では。
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Re: 女神と共に2nd (3月16日更新) ( No.72 )
日時: 2013/03/16 15:31
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、ナギとの絡みがあったハヤテ。


色々あったが、夜になり、何とかアテネの機嫌も直り、ハヤテは伊澄と銀華との約束を果たすため鷺ノ宮家の別荘に向かった。



一方。

「裏切り者か」

ヒナギクは1人で温泉につかり悩んでいた。
それはマリアさんの軽い意地悪を真面目に受け取っていたためであった。

「確かに大切な親友の綾が大好きで何とかして自分のものにしようとしているハヤテ君を私も好きになっちゃったのよね」

考えれば考えるほど纏まらなかった。

「こうなったら正直に言うしかないわね」

そう決意すると、綾子が入ってきた。

「あ、綾」
「あら偶然ですわね」
「そ、そうね」

綾子は体を洗うため、体を洗うための場所に行った。

「あ、あの綾」
「何ですの?」
「あ、あのね話が」
「その前に、早く上がった方がいいですわよ。出ないとのぼせますわよ」

ヒナギクは悩んでて気がつかなかったが、頭がぼんやりしている事に気がついた。

「あ、うん」

ヒナギクが上がると、綾子が入れ違いにお湯に浸かった。

そしてヒナギクは脱衣所で体を拭いていると、綾子も上がってきた。

「あ、綾。話が」
「ここで、ですの?」

周りは観光客のおばちゃん集団がいっぱいいた。

「とりあえず、外に出ましょ」

2人は外に出て人気のない場所に行った。

「そ、それでね話がね」
「ヒナ、別に無理して話す必要はありませんわ」
「え!?」

突然の事でヒナギクは驚いて言葉を失った。

「今の貴方は話すこと自体悩んでいるように見えますわ」

図星をつかれ、ヒナギクはさらに黙り込んだ。

「そんな状態で話をしても平行線にしかなりませんわ。ですから、話す覚悟ができたら話してくださいな。それまで私は待ちますわ」
「そ、そうね。ありがと」
「いえいえ」

ヒナギクは気になっていた事を聞く事にした。

「ねえ綾、何で綾は温泉に来たの?」
「もちろん大切な理由がありますわ。それについては内緒ですわ」
「ああそう」
「では私は用事がありますから」

そう言って、綾子はヒナギクを置いてどこかに行った。

「そうよね。今はまだ話すべきタイミングじゃないわよね」

ヒナギクの悩みも少しは晴れたようだ。


                      × ×


一方のハヤテ。

「そうですか。私の力を再びコントロールできるようにするために」
「ええ。伊澄さんと銀華さんと約束しましたからね」

伊澄は自分の中で嬉しさが込み上げてくるのを感じたが、押し殺した。

「いえ、今回の一件は私自身の未熟さが原因です。お帰りください」
「しかし」
「帰ってください」

伊澄はハヤテの協力を頑なに拒否していた。

「伊澄、今はそんな事言ってる場合ではないんではないのか?」
「大お婆様」
「オババの勘じゃそ奴の協力が無ければお前は一生力が使えなくなったままじゃぞ」
「しかし」
「問答無用じゃ。このままでは埒が明かん。今はお前が折れるべきじゃ」

伊澄はまだ悩んでいた。

「まあいい。ワシからはそれだけじゃ。念のため初穂に準備させておくからな」

そう言うと、銀華はハヤテの顔を見ると、若干顔を赤くして出て行った。

「伊澄さん」
「いいんです。このままでも----」
「そんなに僕が頼りないんですか?」
「え!?」

伊澄がハヤテの顔を見ると、ハヤテはかなり真剣な顔をしていた。

「そんなに僕に頼りたくないんですか?以前言いましたよね、力になるって。その約束を僕は果たしたいんです」
「で、ですが」
「でしたら、僕の我儘を聞き入れてください。貴方の力になりたい、貴方の為に何かをしたいって言う僕の我儘を」
「・・・」

少しの間沈黙が辺りを支配した。

「駄目ですか?」
「わ、分かりました。では準備してきます」

そう言って伊澄も部屋を出て行った。
その瞬間

「やっと2人きりですわね」
「うわ」

浴衣姿の綾子がいつの間にかいた。

「な、何やってるんですか」
「フフフ。温泉地、夜、2人きり。以上の言葉で分かりませんか?」

ハヤテの中にとても嫌な予感が生まれた。

「答えは「大人の階段を昇る」ですわ。さ、ハヤテ様2人でその大人の階段を」
「ま、待ってくださいよ。そ、そんな事」
「大丈夫ですわ。先ほど体は清めてきましたから」

そう、綾子は昼間温泉に入ったのに先ほども入ったのはそのためである。

「さあハヤテ様、大人の階段を」

そう言うと、綾子はハヤテを押し倒した。

「駄目ですってば。女の子が軽々しく」
「ハヤテ様でしたら何されても平気ですわ」

綾子が迫ってきたその時、誰かが戻ってくる気配を感じ、ハヤテは慌てて手刀で綾子は気絶させた。

「ハヤテ様、準備が-----って何してたんですか?」

流石に本当の事を言う訳にはいかないので、

「疲れてたみたいですね。話してたら急に寝ちゃったんですよ」
「そうですか。では神尾崎さんは使用人の方に任せて、こちらに来てください」


                      × ×

ハヤテが庭に出ると、大きな魔法陣が描かれていた。

「これは?」
「これはね、儀式みたいなものよ。この中にハヤテ君と伊澄ちゃんが2人で入って、その中心で抱き合ってれば伊澄ちゃんは以前の様に力を自在に使えるようになるわ」

初穂さんに説明され、2人は魔法陣の中心に立った。

「では、失礼します」
「は、はい////////////////////////////////」

ハヤテは伊澄を抱きしめた。すると、周りの魔法陣が光った。

「(お膳立てはここまでね。後は伊澄ちゃん自身にかかっているわ)」

そう、この大掛かりな魔法陣はあまり関係ないのである。

「(温かい。ハヤテ様に抱きしめられていると、体だけでなく心まで温まるようです)」

伊澄はどんどん気分が高揚して行った。

「(不思議。ずっとこうしていたい。こんな我儘が私の中で生まれてる。何でかしら)」

伊澄は頭の中を整理し、ようやく答えに行きついた。

「(そうか。私はハヤテ様が好きなんだ。それはどうしようもないほどに。きっと、これが原因だったのね。ハヤテ様が好きなのに素直にならなかったり、変に押し殺したり。それにハヤテ様がナギの話題を出すと私が抱えていたのは嫉妬だった。それを認めなかったり、ナギへの遠慮があった。そのせいで心が乱れて、その心の乱れが力の乱れにも繋がったんだわ。だから力のコントロールが利かなくなった。そうだったのね)」

伊澄がようやく素直になると、伊澄自身が光を放ち始めた。
それに気がついたハヤテは慌てて伊澄から離れた。

「伊澄さん?」
「ハヤテ様、ありがとうございました。おかげで再び力が使えるようになりました」

伊澄からは以前の様な神々しい力を感じた。

「お役に立ててよかったです」
「ハヤテ様」

伊澄は突然、ハヤテにキス(口に)した。

「え!?////////////////////」
「お礼です。一応私のファーストキスです」
「は、はあ//////////////////////////」

その光景を見ていた初穂さんは

「(良かった。これで伊澄ちゃんはもう大丈夫ね。でもこれからよ、競争率の高いハヤテ君を手に入れられるかは伊澄ちゃん次第ね)」

我が娘の青春を喜んでいた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (3月19日更新) ( No.73 )
日時: 2013/03/19 16:33
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、伊澄はハヤテの協力で力が再び使えるようになり、ハヤテへの強い好意も自覚した。


ハヤテは鷺ノ宮家を後にし、天王州家に戻ってきた。

「お帰りなさい、ハヤテ」
「うんただいま」

機嫌が直ったアテネが出迎えた。

「それで、鷺ノ宮さんの力はどうなったんですの?」
「うん、今までどおり使えるようになったよ」
「そうでしたか。ではハヤテ、もう寝ますわよ」

2人は寝室に移動し、寝間着に着替えてベッドに寝転んだ。

「ねえアーたん」
「何ですの?」
「今日は色々とごめんね」
「もういいですわ。ハヤテらしい行動でしたし、それは治しようが無いですから」

ハヤテもこの言葉には反論できなかった。

そして、2人は寝入った。


                     × ×


「ハヤテ君、ハヤテ君」
「(誰かに呼ばれてる?でも、この声は知らない声だ)」
「起きてくれ」

ハヤテは目を開けると、何も無い真っ白い空間に立っていた。
そして、声がした方を見ると、髪の色は違うものの、大人になったアテネと言う感じの女性と、すぐ隣に男性が立っていた。

「あの、貴方達は?」

ハヤテが尋ねると、2人は

「そうね。初めましてだったわね。私は天王州静葉、アテネの母親よ」
「初めまして。俺は天王州龍輝、アテネの父親だ」

そう名乗られ、ハヤテはアテネに見せてもらったアルバムで見た顔だと思いだした。

「それで、アー、アテネお嬢様のご両親が僕に何の用でしょうか?」
「フフ。無理してあの子をお嬢様なんて呼ばなくていいわ。いつも通り、渾名で呼んでいいわよ」
「あ、はい」

静葉ママは一呼吸置くと語りだした。

「貴方をここに呼んだのは大事な話があるからなの」
「僕に、ですか?」
「ああ。俺達の娘、アテネの事だ」

アテネの名前を出され、ハヤテは気を引き締めた。

「お母様にもお願いされたでしょうけど、私からもお願いがあるの」
「え!?」
「俺達はまだあの子が小さい時に死んじまってあの子の傍にいる事が出来なくなってしまった」
「・・・」
「だから、あの子の傍にいてあの子を支えてあげて」

ハヤテはアテネの両親の顔に強い真剣さを感じた。

「今の貴方達にはお互いが必要なの。アテネにはハヤテ君が、ハヤテ君にはアテネが必要なのよ」

ハヤテは軽く笑顔になると、

「大丈夫ですよ。瑞希さんにも言いましたけど、僕はアーたんの傍を離れませんし、支え続けますよ。アーたんは天王州家の当主として、まだまだ大変な事が待ってるんですからね。ですから、生活面でも精神面でも支え続けます。お願いなんてされなくても」

ハヤテがそう言うと、アテネの両親は安心したようだった。

「そうか。じゃあ頼むな。これから先、困難が待っていると思うから」
「それはきっと世界のバランスを崩しかねないほどの困難かもしれないけど、頼むわね」
「ええ、必ず」

そう言うと、ハヤテの意識は途切れ、白い空間からハヤテは消えた。

しばらくすると、静葉ママが

「あの子、大丈夫かしら」
「大丈夫さ。俺達の娘が選んだ子だ。きっと、きっと大丈夫さ」

龍輝パパが静葉ママを抱き寄せながら諭した。


                       × ×


ハヤテが目を開けると、いつも通りアテネの寝顔が目に入った。

「(夢?違う、今のは間違いなく現実だった。アーたんの両親が出てきたのはきっと、夢と現実の間かもね)」

そう思ったハヤテはアテネを起こさない様に着替えて、部屋を出て行った。
その直後

「ハヤテ?」

アテネはゆっくり起きだし、ハヤテの後を追った。


                       × ×


ハヤテは天王州家の別荘の裏庭に出てきた。そこにはたった1つだけお墓が建っており、そこには「TENNOUSU RYUKI  TENNOUSU SHIZUHA」と刻まれていた。

ハヤテはお墓の前に跪くと

「毎年の事ですが、お墓参りに来ました。今はちょっと時間が早いですが」

今は空が明るくなり始めた時間だった。

ハヤテより少し距離を開けて木に隠れたアテネがいた。

「(ハヤテ?何でこんな朝早くにお父様とお母様のお墓に来たんですの?)」

アテネは何となくで隠れて聞き耳を立てた。

「先ほども約束しましたが、今一度約束いたします。不肖綾崎ハヤテ、貴方がたの娘・アテネは僕が支えます。執事として、男として、そして愛する者として」
「ハ、ハヤテ/////////////////////////////////////」

「愛する者」と言う言葉にアテネは顔が一気に真っ赤になった。

「この先、どんな困難が待っていようとも、どんな妨害があろうとも、僕はアテネを守ります、支えます、そして愛しますよ。絶対に」

アテネは気絶寸前だった。

「ですから、お2人は空の上から見守っててください。僕たちは大丈夫ですから」

アテネの意識は辛うじてもっていた。
その時、誰かが来る気配がして別の場所に隠れた。

「ハヤテ君」

ハヤテが後ろを振り向くと、瑞希が立っていた。

「瑞希さんどうしたんですか?こんなに朝早く」
「年のせいか朝が早くてのお。散歩しておったら君が息子夫婦の墓にいた所が目に入ったから来たんじゃ」

瑞希はゆっくり天王州夫婦のお墓の前に移動しながらハヤテに説明した。

「ハヤテ君、君の様子から察するに龍輝達が君の前に現れたんじゃな?」

ハヤテは悩んだが隠す必要は無いと思い、打ち明ける事にした。

「ええ。龍輝さんも静葉さんも僕の前に」

ハヤテがさらに説明しようとした時、

「アテネや、そんなとこに隠れてないで出ておいで」

アテネはバツが悪そうに木の陰から出てきた。

「あ、やっぱりいたんだ。何となく人の気配は感じてたけど、アーたんだったんだ」
「ご、ごめんなさい。盗み聞きするつもりは無かったんですけど」
「まあよい。それよりハヤテ君、息子夫婦は君になんと言ったんじゃ?」

ハヤテは少し間を開け

「「私達の娘をよろしく頼む」そう言われました」
「そうかい。して?」
「そんなの当然ですよ。そう伝えたら、満足されました」

アテネは恥ずかしいのか、顔を逸らしていた。

そして瑞希は天王州夫婦のお墓の方へ向き

「龍輝、静葉。お前さん達の娘はこの通り幸せを見つけておる。じゃから安心せえ」

そう言い、瑞希の合図で3人は黙祷してから屋敷内に戻った。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

アテネの両親に関しては詳しいプロフィールはありませんが、簡単なのを。



天王州龍輝 (てんのうす りゅうき)

アテネの父親で、瑞希の息子。髪はアテネ同様金髪。生前は優しさと、そのルックスの良さでもてていた。
静葉とは白皇で出会い、恋愛結婚。



天王州静葉 (てんのうす しずは)

アテネの母親で、瑞希の義理の娘。アテネが大人になったような顔つきで、髪の色は茶色。生前はあまり恵まれていない家庭で育ったものの、両親の愛は受けていた。
龍輝とは白皇で出会い、恋愛結婚。





次回で下田編は終了です。

では。
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Re: 女神と共に2nd (3月19日更新) ( No.74 )
日時: 2013/03/21 16:43
名前: 氷結アイスブリザード

こんにちは!
アテネの両親ついにでました!やはり我が子が心配なんですね。ハヤテもちゃんと答えていいですね
アテネほんとよかったね!ハヤテの愛の言葉聞くことができた
うんうんやはりハヤアテはいいのう〜
それではまた
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Re: 女神と共に2nd (3月22日更新) ( No.75 )
日時: 2013/03/22 16:28
名前: masa

こんにちはmasaです。

まずはレス返しの投稿です。

 ●氷結アイスブリザードさん

 >>こんにちは!

 綾子「こんにちは。感想ありがとうございます」

 >>アテネの両親ついにでました!

 ええ。結構大切な役割があったので、登場してもらいました。

 >>やはり我が子が心配なんですね。

 龍輝「それはそうさ」
 静葉「たとえ死んでても、親だから」

 >>ハヤテもちゃんと答えていいですね

 ハヤテ「まあ、僕としてはごく当然の事を言っただけなんですけどね」

 >>アテネほんとよかったね!ハヤテの愛の言葉聞くことができた

 アテネ「////////////////////////////////////」←思い出してオーバーヒートした。

 >>うんうんやはりハヤアテはいいのう〜

 ですよね〜。ハヤアテ推進派の自分にはそれが望ましんですよね〜。

 >>それではまた

 はい〜♪感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (3月22日更新) ( No.76 )
日時: 2013/03/22 16:29
名前: masa

こんにちはmasaです。

では本編の更新です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ハヤテは夢と現実の間でアテネの両親に色々とお願いされた。


その一方三千院家。

悠太はいつも通り朝早めに起きて仕事をし、廊下で掃除をしていた。
そして、昼ごろ

「悠太」

呼ばれて振り向くと、花束を持ったナギとマリアさんがいた。

「お嬢様、何だその花束は」
「いいから黙ってついてこい」
「あ、ああ」

悠太は黙ったままナギとマリアさんについて行くと、別荘に裏庭に連れてこられ、そこにはたった1つだけお墓が建っていた

「なあお嬢様、この墓は?」
「私の母と父の墓だ」

ナギは花束を墓前に置いた。

「なるほど、下田に来たのは墓参りの為か」
「ああ。この下田が思い出の地らしからな」
「やっぱり、温泉のくだらない迷信が目的じゃなかったんだな」
「ああ、そうだよ」

悠太は少し安心した。
そしてナギが少し間をおいて語りだした。

「今日来たのは母の命日だからだ。今から8年前、母は亡くなった。その当時は私には母しかいなかった。なのに、亡くなる少し前、些細な切っ掛けで喧嘩してしまった。そして仲直りする前に母は亡くなった。正直後悔した。それは後追い自殺を考えたほどに後悔したんだ」

「お嬢様」

その瞬間、人の気配を感じ、悠太は慌てて咲夜が仕掛けたハリセンを止めた。
そして、咲夜とは言葉を交わさずにナギに優しく語りかけた。

「今でも、後悔してるのか?」
「ああ。少しな」
「今でも謝りたいのか?」
「ああ」

再度ハリセンで叩こうとした咲夜を悠太は止めた。

「俺から言えるのはたった1つさ」
「なんだ?」

「いつまでも後悔し続けてもしょうがねえさ。今はただひたすら前を向いて生きるしかないさ。そしていつの日か、お嬢様が死んで、向こうでお嬢様のお母様に会ったとき、謝ればいいじゃねえか。今謝りに行っても、怒られるだけさ。へたすりゃぶたれるかもな」

悠太のこの言葉に咲夜もマリアさんも感心し、ナギは

「ああ、分かってるよ。今の私には確かに母はいない。でも、悠太もマリアもいる。寂しくはないさ。ま、後悔は抱え続けるけどな」

ナギの成長を伺えるこの言葉に

「感心したわ。ナギも成長してるのね」
「ヒナギク。何でお前ここに?」
「さあ?ここに来た方がいい気がして」

ナギが少し混乱していると、

「我々も」
「いるぞ」
「いるよ〜♪」

生徒会三人娘もやってきた。

「私も忘れないでくださいね」
「私もいるわ」

伊澄と初穂さんもやってきた。

そして、初穂さんは持っていた花束を紫子の墓の墓前に添えた。

「さて、せっかくこれだけ人が集まってるんだ」
「花見としゃれこもうじゃないか」
「虎鉄君〜お弁当」

虎鉄が大量の弁当とジュースを取り出した。

「私は綾崎の為に作ったんだがな」
「いいじゃん。あ、来たみたいだよ」

その声を聞いた途端、虎鉄はハヤテの方へ走り出したが、アテネと綾子に攻撃されて海に落とされた。

「こんにちはナギさん。僕らも来ましたよ」

ハヤテは挨拶したが、アテネと綾子はハヤテの腕に抱きついたまま睨み合い、麗は後ろで苦笑いしてた。

「ハヤテ、来てくれたのか////////////////////////////」
「ええ。せっかくですから、皆さんでお花見しましょ」


こうしてかなり騒がしいお花見が始まった。

「やれやれ騒がしくなっちまったな」
「ですね。アーたんまで騒いじゃってますし」

正確に言うのであれば、綾子、麗と競争していると言った方が正しい。

「いいさ。元々騒がしいのが好きな人だったし」

悠太とハヤテはここで、墓に「SANZENIN YUKARIKO  SHIN HAIEKKU」と刻まれている文字を見た。

「紫子さん、って言うですね。ナギさんのお母様は」
「ああそうさ」

ナギはハヤテの顔を見た後、紫子の墓に向かい

「(母よ、紹介する。こいつが綾崎ハヤテ。私が好きな人だ。競争率が高いが、なんとかして手に入れて見せるさ。だから見守ってくれ)」

そう報告した。


                     × ×


そして花見大会もお開きになり、悠太は夕方にもう一度紫子の墓前に立った。

「紫子さん、お嬢様はここ最近随分変わりました。それは恋と言う名の魔法のおかげです。その魔法のおかげでお嬢様は引き籠りが治り、積極的に家事に取り組んでます。正直、心配は以前より少なくなったと思います。ですが、まだまだお嬢様は子供です。だから、俺やマリアさんができるだけ支えます。まあ、俺に関してはいずれ真山物産社長としてお嬢様の元を離れちまいますけど。けど、それまで支えます。だから、紫子様は空の上の星として見守っててくださいね」

そう報告して立ち去った。


「(悠太の奴。まあ嬉しかったけど、私としてはハヤテに傍にいて欲しかったけどな)」

しばらくすると、伊澄が来た。

「ナギ、話があるの」
「今か?」
「ええ、今よ」

2人は向き合った。

「ナギ、まずは謝るわ」
「何をだ?」
「私はハヤテ様の事が好きになったの。ナギが好きな事を知りながら」

伊澄の告白にナギは少し驚いていた。

「正直な事言うと、ナギを含めて誰にも負けたくないの。それ位ハヤテ様が好きな事にようやく気がついたの。だから謝ると言ったのよ」

ナギは少し間を開け

「そんな事で私は怒らないよ。それに、前に言ったろ?私達はライバルだと」
「ナギ」
「だが、はっきり言うぞ。いくら親友とはいえ、伊澄にも負けんさ。そこだけははっきりさせて置くぞ」
「望むところよ。私だってナギにも他の方々にも負けないわ」

そう言うと、伊澄もナギも握手した。

そして伊澄は屋敷に、ナギは紫子の墓前に行き

「母よ、また強力なライバルが生まれた。だが、私は負けない。母はただ見守っててくれ。この勝負だけは私自身の力で勝ちたいんだ。だから、母は安心してくれ」

ナギのこの報告に密かに聞いていたマリアさんは、優しく微笑んだ。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。

今回で、下田編は終了し、次回以降から普段の日常に戻ります。

と言っても、書きたい短編があるので、しばらく更新はお休みしますが。

では。
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Re: 女神と共に2nd (5月3日更新再開) ( No.77 )
日時: 2013/05/03 13:26
名前: masa

こんにちはmasaです。

遅くなりましたが、更新再開です。

では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは毎度おなじみ平和な天王州家。の朝。

「アテネお嬢様、アテネお嬢様!!」
「うう〜ん」

アテネは起こされて目を開けると、いつもはハヤテがいるのだが、今朝はメイド長がいた。

「アテネお嬢様、今日は理事会の会議があるんですから、早く起きてください」
「ああ、そうでしたわね」

アテネは欠伸をして目をこすると、気になっていた事を聞く事にした。

「ハヤテはどうしたんですの?」
「ハヤテ坊っちゃんならいませんよ」
「え!?どこに行ったんですの!!!!!」

アテネは慌てていたが、メイド長は至って冷静に

「さあ?今朝早く出かけるときに、聞きましたが、教えてくれませんでした」
「そ、そうでしたか」

メイド長は寝室を出て行き、アテネはしばらく落ち込んだ後、着替えて寝室を出た。

そして

「あれ?アテネお嬢様、どこに行くんですか?」
「ど、どこって理事会に」
「アテネお嬢様、朝食がまだですよ。時間は少しは余裕があるんですから食べて行ってください」
「で、ですが」

すると、メイド長はアテネに詰め寄り

「まさか、ハヤテ坊っちゃんが作ったものじゃないからって食べないつもりじゃないですよね?」
「そ、そんな事は」
「以前ハヤテ坊っちゃんに言われましたよね?それは止めてと」
「わ、分かってますわよ。いただきますわ」

アテネはメイド長が作った朝食を食べると、白皇へ向かった。
その道中

「(ハヤテ、どうして貴方は今朝から出かけてるんですの?今日は大事な日なのに)」

知らない人が見れば、「あの人、身内に何か不幸が起こったのかな?」と、思うほど、アテネは暗かった。


                       × ×


一方、時を同じくして、神尾崎家。

「♪、♪、♪」
「お嬢様、今日は朝からご機嫌ですね」

城山が綾子に食後の紅茶を出しながら、そう言った。

「それはそうですわ♪だって今日は----ですから」
「ああ、そうでしたね」
「フフフ♪楽しみでしょうがありませんわ♪」

とても楽しそうな綾子を見て城山は

「(まあの人の事ですから、間違いなくお嬢様の期待を裏切りませんよね。来た時の事を踏まえて色々と準備をしておいた方がよさそうですね)」

そう思っていた。

そして、

「城山さん、今日はどうしますか?」

廊下で崎山に出会い、

「色々と準備が必要そうだから、早めに準備しておいた方がいいだろう。だから、もう取り掛かろう」
「了解です」


                         × ×


一方の時任家。

今朝から仕事をしつつ機嫌がいい麗に弟の勝は

「お姉ちゃん、今日はまた妙に機嫌がいいね」
「まあね♪だって今日は」
「ああ、そうだったね」

副社長として仕事をしつつ、姉の様子を見ると

「(今日はいつも以上に手際がいいな。早目に片付けて待っていたいんだろうね)」

そう思い、自分も出来るだけついて行くために急ぎ始めた。

「(早く片付けないと。来た時に仕事中で応対出来ないとか嫌だもんね。楽しみだわ)」

とか思いつつ、仕事の手を早めた。


                          × ×


そして、三千院家。

ナギは今朝早くから目覚め、身だしなみを整え、楽しみの様な落ち着かないような状態だった。

「は、早く来ないかな」
「待ってりゃ来るって。変に慌てても仕方ねえだろ」
「そ、そうだけどさ」
「何だよ。信じてねえ口調だな」
「ち、違う!!!!!落ち着かないだけだ!!!!」

そんなナギをを見てマリアさんは

「(フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ♪あんなにそわそわして。しかも朝早くからお化粧したりして。裏切られて悲しむ顔も、期待通りになって喜ぶ顔見見たいわね。ああ、どっちにしようか悩むわ〜。まあ、コレクションが増える事には変わりませんけどね〜)」

とか怖い事を考えていた。

「ともかく、お嬢様は待つしかないんだ。紅茶でも飲んで落ち着いてろ」
「そ、そうだよな」

ナギは悠太に出された紅茶を飲んで一息入れる事にした。

「(まああいつの事だ、お嬢様の期待を裏切るなんて真似はしねえだろうし、大丈夫か。問題はいつごろ来るかってだけだな。まあ、少し位遅くなりそうだな)」

悠太は心配はしてなかったが、ナギが待ちくたびれないかだけ心配していた。


                        × ×


一方のアテネ。

アテネは理事長として理事会に出席し、議会を無事に終え、理事長室で仕事をしていた。

しかし、理事会に出ている時はいつも通りの威厳があったものの、いざ理事長室で1人になると、途端に暗くなり、威厳が無くなった。

「ハヤテ、貴方はどこにいるんですの?携帯にかけても繋がらないし、見当たらないですし」

アテネは今朝から何回もハヤテの携帯に電話やメールを送ってるのだが、電話は「電波が届かない所にいるか、電源が入っていません」と、繋がらず、メールも返信が無かった。

「まさか、貴方は忘れているんですの?今日が何の日か」

その可能性を考えると、アテネの目からは涙が出始めた。

「そ、そんな事無いですわよね。ハヤテ〜」

そんな事は無いと信じたかったが、今のアテネはネガティブな考えがどんどん浮かび、

「まさか、私の事が嫌いになったんですの?だからいないんですの?だから今日と言う日を忘れているんですの?ハヤテ〜」

ハヤテの携帯につながらない事や、折り返しの電話が無い事、メールの返信が無い事がアテネの不安をより一層駆り立て、アテネはどんどんマイナス思考に陥って行った。

「まさか、貴方の身に何か起こったんですの?だから忘れてなくても音信不通になってるんですの?ハヤテ〜」

今のアテネにはマイナスなことしか浮かばなかった。


                          × ×


一方のハヤテは。

「よしっ。全部の準備完了だ」

ハヤテが時計を見ると、随分時間が経っていた。

「やれやれ遅くなりそうだな。よし、早くしよう」

そう決意し、急ぎ始めた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月6日更新) ( No.78 )
日時: 2013/05/06 13:27
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、それぞれの女性陣は何かを楽しみにし、ハヤテはハヤテで何かの準備を整えていた。


アテネは理事長の仕事を終え、帰宅した。

「あ、お帰りなさいませアテネお嬢、様?」

メイド長はいつも通り挨拶したのだが、アテネから発せられる暗いオーラに言葉を失いそうになった。

「あの、どうされました?」
「な、何がですの?」
「何って、どうしてそんなに暗くなってるんですか?」
「そ、それは」

アテネは答えなかったが、メイド長はすぐにでもその理由が分かった。

「大丈夫ですよ。ハヤテ坊っちゃんならすぐにでも帰ってきますって」
「そ、そうですわよね」

そう言うと、アテネは自室に戻って行った」
それを見送ったメイド長は

「(やれやれ。いい加減ハヤテ坊っちゃんへの依存を治してほしいですね)」

そう思い、仕事に戻った。


                      × ×


時間は流れ夕方。

「やれやれずいぶん遅くなっちゃったな。急がないと」

ハヤテは腕時計を見ると、元々早歩きだったのを少し早めた。

そしてハヤテは時任家にやってきた。

「そう言えば、ここに来るのは初めてだな」

時任家は財閥とはいえ、流石に天王州家ほどは無いが、それでも十分すぎるほど敷地は広かった。

「よし、急がないと」

ハヤテが呼び鈴を押すより早く時任家のSPが来て、屋敷に案内された。

「い、いらっしゃいハヤテ君。よく来てくれたわね」

麗は初めて家に来てくれたハヤテに対して緊張していた。

「すみません。急いでいるので、用件だけを済ませちゃいますね」

そう言うと、ハヤテは小袋を取り出し、麗に手渡した。

「これってやっぱり」
「ええ。今日はホワイトデーですからね。僕手作りのクッキーです」

そう、今日はホワイトデーなのだ。
ハヤテはバレンタインデーを忘れているくせに、ホワイトデーだけはきっちり覚えているのだ。

「ありがとねハヤテ君。そうだ、折角来てくれたんだし、お茶でもしてってよ」
「すみません。急いでいるので、失礼させてもらいます」
「そ、そうなんだ。まあいいわ。また遊びに来てよ」
「はい。そうさせてもらいますね」

そう言って、ハヤテは時任家を後にした。

ハヤテが帰って少しすると、勝が玄関に来た。

「あれ?お兄ちゃんが来てたの?」

嬉しそうな姉を見て、察したようだった。

「ええそうよ。フフ♪これは大切に食べないと」

クッキーが入った小袋を大事そうに抱えて麗は自室に引き上げて行った。

「流石だね、お兄ちゃん。こう言う気配りが大切なんだね」


                     × ×


一方三千院家。

「な、なあ悠太、ハヤテはまだかな?」
「何回目だ?その質問。待ってろっての」

実に50回目ぐらいだったりする。

「で、でもさあ。もう夕方だし」
「あいつも色々と忙しんだから仕方ねえだろ?ハヤテの事だ、きちんと今日の事は覚えてるって」
「そ、そうだよな」

このやりとりも50回目位だったりする。

すると、

「ナギ、ハヤテ君がいらっしゃいましたよ」

マリアさんの後にハヤテが部屋に入ってきた。

「ハ、ハヤテ。来てくれてありがとうな」
「いえいえ。それより、これをお渡ししないと」

そう言うと、小袋を取り出してナギに手渡した。

「これってやっぱり」
「僕の手作りクッキーです。今日はホワイトデーなので」
「そ、そうか/////////////////////////////////////」

ナギは照れながら喜んでいたが、マリアさんは誰にも気付かれない様に少しだけがっかりしていた。

「ハヤテ、お茶でもしてったらどうだ?せっかく来たんだしよ」
「あ、ごめん悠太。今日は急いでいるからもう帰るよ」
「そうか?まあいいか。また遊びに来いよ。な、お嬢様」
「そ、そうだな/////////////////////////////また来いよ/////////////////////////////」
「ええ。ではこれで」

ハヤテは帰って行った。

その少し後、ナギは小袋の中身を見て、なお嬉しそうにいしていた。

「へえ、ハヤテのクッキーか旨そうだな」

悠太のこの言葉に、ナギは人が殺せそうなほどの目つきで悠太を睨みつけ。

「食べたら殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「食べねえって。ただ単に旨そうだって言っただけだろ。信用しろよ」

そう言われ、ナギは睨むのを止めた。

それを見ていたマリアさんは

「(フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ♪ナギったらあんな目つきで悠太君を睨んで、ああ。これはまた私のコレクションが増えてしまいましたね♪)」

と言う怖い事を考えていた。


                      × ×


ハヤテは三千院家を出ると、腕時計を見て、少し駆け足になった。


その一方神尾崎家。

「城山、準備は?」
「整ってますよ」

綾子はナギみたいにそわそわはしてなかったが、楽しみにしてる感はかなり出ていた。
するとそこに

「こんにちは。お邪魔します」
「ハヤテ様♪」

ハヤテが来た事で、綾子は一気に笑顔になった。

「今日はホワイトデーなので、これをお渡しに来ました」

そう言うと、麗、ナギの時同様クッキーの小袋を綾子に手渡した。

「フフ♪ありがとうですわ」
「いえいえ。では僕はこれで」
「待ってくださいな」
「はい?」
「折角来てくれたんですし、お茶でもしてってくださいな」
「で、ですが」

反論しようとしたハヤテだったが、

「ハヤテ様が来てくれた時の事に備えて、色々と準備しておいたんですのよ。無駄になってしまいますわ」
「は、はあ。分かりました」

ここまで言われては厚意を無駄にすると思い、ハヤテは従う事にした。


                       × ×


時間は飛び、夜の天王州家。

「ハヤテ、ハヤテ〜」

アテネは現在、ベッドに寝転びながら泣いていた。

「ハヤテ、何でいないんですの?いつもはいの一番に私にホワイトデーのお返しをくれると言うのに」

アテネの涙はどんどん流れて行った。

「まさか、飽きられたんですの?渡す必要なんかないと思ってるんですの?ハヤテ〜」

自らのネガディブな考えで涙はより一層流れた。

「ハヤテ、ハヤテ〜。帰って来てよハヤテ〜」

アテネが泣いていると

「泣かないでください、お姫様」

耳元でそんな囁き声が聞こえ、アテネは慌てて声のした方へ向いた。

「ハ、ハヤテ?」
「泣かないでよ、アーたん」

ハヤテのかを確認したアテネはハヤテに飛びついた。ハヤテも想定していたのか、よろめいたりしなかった。

「ハヤテ、ハヤテ〜」
「どうしたの?そんなに泣いて」
「う、うっさいですわ」

アテネはしばらくハヤテに抱きついたまま泣くと、落ち着いたのか離れた。

「それで、ハヤテ」
「はいこれ」

ハヤテはナギ達の時とは違い、小瓶を取り出してアテネに手渡した。

「こ、これは?」
「僕手作りのキャンディーだよ。いつもはクッキーだから思考を凝らしてみたんだ」
「でも、だから遅くなったってわけではないんですのよね?」
「うん」
「まさか、あれだけ大量に貰ったチョコのお礼を全員に手渡したとかいうんじゃないんでしょうね」
「い、いや〜。そのまさかなんだ」

そう、ハヤテはチョコをくれた人達を全員覚えており、毎年そのお返しをしているのだ。

ちなみに、アテネに渡すのがこんな夜になってしまったのは、綾子に結構遅くまで神尾崎家にいさせられ、夕食までごちそうになってたのだ。もちろんアテネにはその事は言えない。

「そ、それより、折角作ったんだから食べてみてよ」
「では、いただきますわ」

アテネはキャンディーを1つ取り出すと舐め始めた。

「どう?一応は味見しておいしいと思ったんだけど」
「・・・」
「あ、あれ?不味かった?」

一向に返事をしないアテネにハヤテは不安になり

「1つ貰っていいかな?味見をしたいんだ」
「じゃあハヤテ、口を開けて」
「へ!?あ、うん」

言われたとおり口を開けると、その途端アテネがキスしてきた。
その瞬間、口の中に何かが入ってくるのを感じた。

「ま、まさかアーたん」
「どうですの?貴方手作りの飴は」
「お、おいしいけど。ってまさか」

先ほどまで飴を舐めていたはずのアテネが口を動かしていないので、まさかと思い聞くと

「まあおいしいでしょうね。なんせ私の味も加わっているんですから」
「な、何でこんな事を///////////////////////////」
「私を心配させた罰ですわ」

流石に勿体無いのか、口から出すことはしなかった。



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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月9日更新) ( No.79 )
日時: 2013/05/09 13:16
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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ある日の平和な三千院家。


「この絵が2億ねえ」

ナギは目の前のなんだかよく分からない絵を見ながらそう呟いた。

「どうするんだ?こんなよく分からん絵を」
「どうって。私にもよさが分からんしな。普段使う部屋に飾るのも嫌だしな」
「じゃあ、客間にでも飾ったらどうだ?そこなら特別目立たねえし」
「そうだな」

話が纏まったので、ナギは絵を傍に置き、悠太が出した紅茶を飲んだ。

「そう言えば、そろそろハヤテが遊びに来るころじゃないか?」
「あっ、そう言えば//////////////////////////////////」

すると、そのすぐ後に

「こんにちは。遊びに来ましたよ」

ハヤテが来た。

「ハ、ハヤテよく来たな//////////////////////////////////////」

ハヤテが来た事で、ナギは出来る限り身だしなみを整え始めた。

「(あらあら♪ハヤテ君が来た途端これですか♪可愛い事♪)」

マリアさんはナギのそんな様子を見て黒い事を考えていた。

そんな事には気付かず、ハヤテはナギの傍の絵を見て

「ナギさんって美術品に興味があったんですか?」
「いや別にないさ。これは貰いものだよ」

すると、絵をよく見たハヤテが

「あの、不躾かもしれませんけど」
「「何だ?」」
「その絵、偽物ですよ」

ハヤテのその言葉にナギも悠太もしばらく黙りこみ

「何って言ってんだよ。2億もするこの絵が偽物なわけねえだろ」
「そうだぞ。悠太の言う通りだ」
「すみませんが、その絵は間違いなく偽物です。価値は1万円位ですよ」

普段こんな事を言わないハヤテにナギ達は驚いていたが、ハヤテの執事力の高さを知っているので、真実ではないかと思い始めたその時、

「失礼します」
「ん?クラウス、何の用だ?来客中だぞ」

部屋に入ってきたクラウスさんにナギは文句を言ったが、

「承知の上です。ですが、この絵が偽物だと言う重大な事実が判明したもので。お知らせしたほうがいいと思い、来客中なのを承知で来たのです」
「そ、そうか」
「では、失礼します」

そう言うと、クラウスさんは偽物と判明した絵を持って部屋を出て行った。
そして、ナギと悠太には当然のように疑問をハヤテにぶつけた。

「なあハヤテ、何であの絵が偽物ってすぐに分かったのだ?」
「あのクラウスさんも一時的にとはいえ、分からなかったのに」
「あ、いえ。鍛えられたからですよ」

ハヤテのその言葉にナギも悠太も首をかしげた。

「師匠に言われたんですよ。「もし主が美術品をご所望の場合、その美術品が偽物か否か、すぐにでも見分けられなければなりません。一流の執事になりたいのであれば、それは当然必要になってくる能力です」そう言われて、色々な美術品の本物と偽物を用意されて、完璧に見分けられるようになるまで鍛えられたんです」

ハヤテの執事力の高さにナギも悠太も改めて感心していた。

「なるほどな。だからすぐに分かったってわけか」
「ええまあ。それより、折角遊びに来たんですから、遊びましょ。こんな話はもう終わりにして」

ハヤテの提案に従い、夕方になるまで遊んだ。


                       × ×


ハヤテが帰り、ナギが気になってきた事を悠太にぶつけ始めた。

「なあ悠太、ハヤテに弱点って無いのかな?」
「ハヤテの弱点?何でまた急に」
「だってハヤテって、かっこいいし、優しいし、色々な事が万能だし、頭だっていいだろ?」
「まあ学校3位の頭脳だしな。色々な事が万能なのは執事力が高いからだろ?」

悠太にそう言われ、ナギは少し考え、

「だからこそ、弱点が無いのかなって思ったんだよ。漫画とかだと、そいつにとって決定的な弱点があったりするだろ?蛙が怖かったり、犬が苦手だったり」
「う〜ん。ハヤテにそんな物は無いと思うぞ。あの伊澄の仕事を平気で手伝えるほどだしな」
「確かになあ」

2人して腕を組んで考えたが、ハヤテが怖がりそうな物や苦手そうな物を考えたが

「思いつかねえな。ハヤテの苦手な教科って聞いた事がねえし」
「だよな。学校3位なのは、圧倒的な秀才が2人もいるからってだけだし」

ちなみに、アテネと綾子の事です。

「ま、ここで悩んでても仕方ねえし、ここはハヤテの事を一番よく知っている人間に聞くのが早いだろ」
「だな」


                        × ×


「ハヤテの弱点、ですか?」

ナギと悠太は天王州家に来て、アテネにいきなり話を切り出した。

「そ、ハヤテの弱点。天王州なら知ってるだろ?ハヤテの弱点」

ナギにそう言われ、アテネはしばらく腕を組んで考えていたが、

「難しい相談ですわね。昔はあったみたいですが、克服したみたいですし、常に努力してますしね」

10年以上の付き合いのあるアテネにそう言われてはもうお手上げだった。

「でも、どうしてそんな事を聞いてきたんですの?」
「い、いやな/////////////////////////ハヤテって宇宙一かっこいいだろ?////////////////弱点があればさらに魅力的になるかなって思ったからだ//////////////」

ナギのこの言葉にアテネも

「そう、ですわね。ですが、あるかしら?ハヤテの弱点って」

3人とも色々と考えたが、やっぱり答えは見つからず、

「こうなったら、定番で攻めるしかねえんじゃねえか?」
「定番か。よし」


                        × ×


「これなら完璧だろ」

ナギは死神が来ているようなフードを着ていた。段ボール製の大鎌を持って。

「定番と言えば、暗い所。暗い所にこんなのが出ればいくらハヤテでも怖がるだろ」

ナギは嬉々としていたが、悠太は

「(それはお嬢様の弱点だろ。第一、ハヤテは伊澄の仕事を手伝ってるし、あの白い剣もあるんだから通用しねえだろ)」

そう思ったものの、意見した所で無駄だと思い、何も言わなかった。

「よし、早速電気を消してくれ」
「無駄だと思いますが、やってみますか」

そう言うと、アテネは部屋の電気を消し、真っ暗にした。
そうすると、やっぱり

「ま、待てよいきなり電気消すなよ」
「そうですか?こうしないとハヤテは怖がらないと思いますよ」

アテネが懐中電灯を自分の顔に当てナギを軽く脅かしたが、今のナギには効果が絶大だったようで、蹲りながら震えていた。

「いやいや。軽く脅かしただけですのに、そんなに驚かなくていいじゃないですか」

すると、そこにハヤテが来て

「ねえアーたん。何やってるの?さっきから」

ハヤテが来た事に気付いたナギが、痺れを切らし

「ハヤテ、お前の怖い物って何なのだ!!!!」
「えっと、ここらで一杯お茶が怖い。ですか?」

ハヤテがそう言った事で、悠太は

「(落語じゃねえんだからよ、そのオチはねえだろ)」

と、突っ込んでいた。

ちなみに、饅頭怖いと言う落語です。


                       × ×


そして夜中。

「私の怖いもの、ですか?」
「ええ。ナギさん達が、怖いもの探しみたいな事をしていたので」

伊澄の仕事の手伝いを終えたハヤテがそう切り出した。

「う〜ん。特にはありませんね。嫌いな虫とかもいませんし」
「そうですか」

しかし、伊澄は

「(まさか、ハヤテ様が他の方に取られるのが怖いだなんて、口が裂けても言えませんね///////////////////////////)」

と、考えていたそうだ。


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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月12日更新) ( No.80 )
日時: 2013/05/12 13:13
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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ここは毎度おなじみの平和な三千院家。


「ん?何だこのマイクは」

悠太は箪笥の上に置いてあったマイクを手にとって思わずそう呟いた。

「どうしたのだ悠太」
「いやな。こんな所にマイクがあってな。誰のかなって思ってたんだ」
「マリアのじゃないか?趣味のカラオケ用とか」

すると

「フフフ♪ナギったら人の趣味を勝手に増やして。さて」

その一言にナギは恐怖し

「じょ、冗談はともかく、多分それは動画研究部の誰かのじゃないか?前に不法侵入した時に忘れて行ったんだろ」
「いやいや、不法侵入って。確かにあのときは壮大に時間を無駄にしたが、その言いぐさは無いだろ」

ふつバナ選手権の事です。

「ん!?よく見れば、朝風って名前が書いてあったな」
「じゃあ返してこいよ。また不法侵入されたら敵わん」
「いや、だから。まあいいや。じゃあ行ってくるぜ」

悠太は部屋を出て行った。

「さてナギ、さっきの話ですが」


                        × ×


「へえ。噂には聞いていたが、朝風の家って神社だったんだな」

結構規模の大きい神社に悠太は驚いていた。

「折角だ。マイク返すついでに参拝でもしていくか」

そう思って賽銭箱に近づいた。
すると

「賽銭泥棒じゃーーー」

変な爺さんが現れ、悠太にそんな事を言い放った。

「いやいや、待て待て。俺はただの参拝客」

しかし、悠太の弁解を一切無視し

「皆の集、賽銭泥棒じゃぞー」

変な爺さんがそう言うと、般若の面をかぶった屈強な男が2人現れた。
そして悠太を捕まえようとしていた。

「だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺は朝風理沙の同級生で、この忘れ物のマイクを届けるついでに神社に参拝しようとしてただけだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

悠太の意見はまたしても無視し、

「理沙のマイクまで盗んだのかー」
「だからー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

議論になっていない無駄な掛け合いをしていると

「まあ待ちたまえ」
「朝風」

巫女服の理沙がやってきた。

「お前からも説明してくれ!!!!!!このマイクは忘れ物で、全部無駄な討論だってことをよー!!!!!!!!!!!!!!!!」
「・・・」
「黙るなーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

悠太の怒りが頂点に達しようとしていた。

「いやはや。実は私も忙しい身。留年を避けるための勉強や家の手伝い、それに宿題もあるのでな。手伝ってほしい人間を探すので忙しいのだよ」
「脅迫するなーーーー!!!!!!!!!一言で済むだろうがーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」

ここでも無駄な討論をしていると

「ええいこの泥棒が!!!!大人しく捕まれー!!!!」
「何でだー!!!!!!!!!」


                      × ×


悠太は敷地内にある地下牢に閉じ込められていた。

「ったく。あのくそ爺が」

悠太はまだ怒りが収まらず悪態をつきまくっていた。

「まあいい。こんな所自分で」

そう言いながらポケットを探し、針金を探していた。
するとそこに

「いやあ悪かったな」
「朝風」
「面白そうな事になると思って放置したらこんな事になるとは」
「その性格、治した方がいいぜ。いつか恨みを買って殺される羽目になるぞ」

悠太のその正論に理沙は少し黙り

「と、ともかくここから出たくはないのか?」
「出す出さない以前に俺が捕まる理由が無いだろ!!!!!第一、何であそこで説明しなかったんだよ」
「宿題を手伝うと言わなかったからだ」
「宿題は自分でやるもんだろうが!!!!!!!!!」

その言葉に理沙はまたしても黙りこみ

「ほう、出たくないのか」
「あーもう。いいよ自分で出る」

悠太が針金を取り出そうとした時、

「まあ待ちたまえ。せっかく鍵を持ってきたんだ。出してやろうじゃないか」
「だったら早くしてくれ」
「その前に質問に答えてもらおう」

悠太は「面倒な事に巻き込まれたな」と思いつつ、質問に答える事にした。

「君はあの時、抵抗するなり般若男を倒すことはできたはずだ。なぜやらなかった?」
「あの場でそんな事すればさらにめんどくさい事態になっただろうが!!!それが理由だ」
「なるほど。ではもう1問」

悠太は「まだあるのか」と悪態をつきながら答える羽目になった。

「ぶっちゃけ、ナギちゃんの遺産が目当てだ!!」

その質問に悠太は大いに呆れた。

「何でそんなぶっ飛んだ展開になるんだ?」
「いやな。君がナギちゃんを好きだという噂は聞いている。つまり、ナギちゃんの莫大な遺産が目当てで好きになったと思ったのさ」

悠太は溜息を洩らすと

「あのなあ、俺の実家も金持ちなのを忘れてないか?」
「あ、そう言えば」
「俺が真山物産の次期社長なのはもう決まってるんだ。確かに三千院家ほどの財力は無いけど、それでも十分な財力はあるんだよ」

悠太が結構真面目に質問に答えた事で、理沙は牢の鍵を開け、悠太を解放した。

「悪かったな。うちのお爺ちゃんは少しボケててな。神社の参拝客をこうやって捕まえてしまう事はよくある事なんだ」

その言葉に悠太はまた呆れ、

「爺さん家に閉じ込めておいた方がいいんじゃねえか?そんなことしてたらこの神社つぶれるぞ」
「そうか?」
「「あの神社に参拝したら、変な爺さんに捕まる」なんて噂が蔓延したら、あの神社に行くのは止めようなんて事になって、神社の参拝客がゼロになるぞ」
「あ、なるほど」

理沙は今更になって事実に気付いた様だった。

「さて、最後の質問に行こうか、真山君」
「何だよ。まだあるのかよ」
「これで終わりだ」
「ったく。で、なんだよ」
「出口ってどこにあるんだ?」

理沙の質問に悠太は今まで以上に呆れ

「はあ!?ここは朝風の家だろ?自分の家なのに分からんのか?」
「まあな」
「ったく自分の家ぐらい把握してろよ」
「ふっ。愚問だな。そんな事出来るぐらいなら留年しそうにはならんさ」

威張って言う理沙に

「威張る事じゃねえだろ。全く」

悠太は呆れながらも、目を瞑って意識を集中させた。

「風の音は向こうへ抜けている。つまり、そっちに出口があるってことさ」
「ほう。だてに執事をやっている訳ではないようだな」

悠太の有能さに感心し、悠太が指さした方角へ歩き出そうとしたが、

「お、おいあれなんだよ」
「分からんのか?鰐だよ鰐」

2人の目の前には背の高い悠太よりもはるかに大きい鰐がいた。

「そんな事は分かってるよ。何でいるのかってことだよ」
「さあ?」
「いやさあって」

悠太と理沙が話している内に、狙いを定めたのか、2人に襲いかかってきた。

「ちゃんと餌やってんのかよ!!!!!!襲いかかって来たぞ!!!!!」
「さあ?」
「だからー!!!!!」

2人が逃げていると

「うろたえるな2人とも」

大ボケ爺さんがやってきた。

「こんな怪物、ワシが叩き斬ってやるわ」

勇ましく刀を抜きながら鰐に向かっていたが、悠太には嫌な予感以外はせず、慌てて飛んで理沙の祖父を食べられる直前で助けた。

「ったく、年寄りが無理するもんじゃねえぜ」
「全くだ」

そう言って、理沙は銃で鰐を撃った。

「そんなもんがあるなら最初から使えよ」
「いや、これ麻酔銃だし、効かない事もあるかなって思ったし」

悠太は何度目になるか分からない溜息をついた。

「若者よ、助かったぞ。お礼にこの刀を受け取ってくれ」
「い、いやいいよ。そんな物騒な物」
「いいじゃないか。お爺ちゃんの折角の気持ちだ。受け取れよ」
「そうか?じゃあお言葉に甘えて」

悠太は刀を受け取った瞬間、何かに気づいた。

「じゃあ、俺は帰るな」

そう言うと、あっという間にいなくなった。

「(別にあんな急いで帰る必要はないと思うんだが)」

理沙がそう思った矢先、

「ワシの刀が盗まれとるー。どこのどいつじゃ盗人は」
「落ち着きたまえ、お爺様」

理沙はハリセンで突っ込みながらそう言った。

「お爺様が自分の意思で刀をあげたんじゃないか。しっかりしろ」
「そ、そうじゃったな」

この言動に理沙は

「(真山君の言ってた通り、お爺ちゃんを家に閉じ込める事を考えておいた方がいいかもしれない)」

そう思った。


                        × ×


一方の悠太は朝風神社から離れた人気のない場所に行くと、刀を鞘から抜いてみた。

「やっぱりこの刀は」

そう思い、急いで鷺ノ宮家に行った。

「悠太さん、この刀は?」
「貰いもの何だが、気になる事があってな」

伊澄は悠太が持ってきた刀をよく見ると、仕事モードの顔つきになった。

「やっぱり、その刀は妖刀なんだろ?」
「ええそうです。かなり強い気を放ってます」

伊澄の眼は妖刀に向けられていた。

「悠太さん、よくこの刀を触ったり、抜いたりできましたね。この手の妖刀は刀自身が主と認めない限り触る事すらできないはずです」
「やっぱりか。その刀を握った瞬間そう感じたよ」
「どうやら、悠太さんはこの刀に選ばれたみたいですね」

伊澄は刀をよく見ようと刀に触れようとしたが、やはり触れることはできなかった。
そこで悠太が鞘から抜いて刀を伊澄に見せた。

「その刀の名前は「叢雲」有名な妖刀です」
「聞いた事はあるな」

伊澄は仕事モードの顔を止めると、お茶を1口飲んだ。

「しかし、元の持ち主はよく触ったり鞘から抜く事が出来ましたね。私の身立てでは、悠太さん以外には武器として扱う事は出来ないはずです」
「ま、まあ多分だけど、拒否されてるのに気付かなかったんじゃねえか?大ボケ爺さんだったし」
「なるほど」

伊澄はまたお茶を飲み、

「その刀は悠太さんが管理した方がよさそうですね。主に選ばれたのもありますしね」
「でも、どうやって?ハヤテの白桜みたいに普段は同化してて、呼べば参上する刀じゃなさそうだし」
「そこは大丈夫です。確かに同化することはできませんが異空間に仕舞い、悠太さんの意思で呼び出すことも出来るはずですよ」

悠太はそう言われ、

「戻れ、叢雲」

そう言うと、叢雲は消え、

「来い、叢雲」

そう言うと再び現れた。

「なるほどな」
「悠太さん、その刀を扱うに至って注意しておきます」
「な、何だよ」

悠太は叢雲を仕舞うと、少し緊張して伊澄に向き合った。

「その刀の威力は抜群です。白桜ほどは無いにしろ、十分すぎるぐらいの切れ味と威力があります。武器として扱う際は細心の注意を払ってください」
「分かってるよ。この刀を握っているとそんな感じがしてたしな」
「それならばいいのですが」

伊澄は安心したようだった。


こうして、悠太に強力な力を持つ、叢雲という相棒が誕生した。



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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月22日更新再開) ( No.81 )
日時: 2013/05/22 17:28
名前: masa

こんにちはmasaです。

パソコンの故障で更新不能になったので、遅くなりました。

では本編どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

ここは、どこにでもありそうな公園。


そこのベンチで昼間から酒を飲んでる駄目な大人がいた。そう、雪路である。

「ったく、なんで金がないのよ。給料日は一昨日だったのに」

まあ、無くなった理由は分かりますよね。

「あ〜あ。これじゃあ安いカップ酒と安いスルメしか買えないわね」

飲まなきゃいいじゃんというツッコミは通用しない。

「ヒナに言えば怒られるし、親もどうせ無理だし、理事長に言えば今度こそ給料無しの処分を食らうし。はあ、どっかに何もしないでも大金が転がり込んでくる話はないのかしら」

まあ、こんなダメ人間はほおっておいてっと。


                        × ×


一方そのころ悠太は。

「(買い物も終わったし、帰るか)」

すると、宝くじ売り場が目に入り。

「(へえ。あんな所に宝くじ売り場なんて出来たんだ。ここは一つ、景気付けに久々に買ってみるか)」

悠太は宝くじを購入し

「ま、当たらないだろうけど、こういうのは楽しみだな」
「だったらその楽しみを分けやがれー」

突然の襲撃に悠太は驚いたものの、避けた。

「な、何すんだよ暴力教師が」
「チッ、ただの宝くじか。金じゃないのね」

雪路が襲っておいて目茶苦茶な言いがかりを言っていた。

「全くそんな当たりもしない物を持ってないで大金を持ってなさいよ」

そう捨て台詞をはいて立ち去って行った。

「(全くあの駄目人間が。比較的温厚な天王州が怒るのも無理はないよな。ああいうのをなんだかんだで雇ってるんだから、心は太平洋より広いってことだよな)」

悠太は雪路に呆れつつ、アテネに感心していた。


                        × ×


そして少し時間を飛ばし。

「ん!?悠太、なんで新聞のそんな端のほうなんか見てるんだ」
「ああ。この前久しぶりに宝くじを買ったんだ。その当選発表が今日なんだよ」
「ふ〜ん」

ナギはあまり興味なさそうだった。

「ま、宝くじの1等が当たる確率なんて5千万分の1なんだ。下手な期待はしないほうがいいぞ」
「分かってるよ。こういうのは買うのが楽しみの1つなんだよ」

ちなみに、5千万分の1というのは10kgの米から当たりの1粒を取り出す確率です。

「あ、あれ?」
「ま、まさか」
「当たってる。10万円の当選だ」

悠太の強運にナギが感心していると

「大金はここかー」

雪路が不法侵入してきた。

「な、なんだよいきなり」
「悠太、警察に電話を」
「待てーーー。先生を無視するなー」

流石に警察を呼ぶのは申し訳ないので、止めた。

「で、なんだよ」
「あんたがこの前持ってた宝くじ、あれ当選してるんでしょ!!」
「な、なんで知ってるんだよ」
「フン。金にまつわる数字は忘れた試しがないのよ」

悠太もナギも雪路を軽蔑していた。

「幾らかは分からないけど、よこしなさいよ」
「な、なんでだよ!!!!!!」
「金持ちなんだから、貧乏人に施しぐらいしなさいよ」
「あんたは違うだろうが。第一、あんたへの施しは死んでも御免だ」

ナギはこのやり取りを見てて「ああいう大人にはならない様にしよう。ハヤテに嫌われる」と、強い決意をした。

「全く。このままじゃ無駄なやり取りにしかならないわね」
「(それ俺の台詞だぞ)」
「だったら、勝負しなさい。私が勝ったらその当たりクジは貰うわ」

悠太はあまりにもめんどくさいので、受けてあげることにした。
すると、ずっと蚊帳の外だったマリアさんが

「でしたら、こういう勝負はどうです?」

そういうと、拳銃を取り出した。

「ロシアンルーレット。一番単純な勝負ですよ」
「いやいや。この拳銃じゃ勝負にならないですよ。一回引き金を引けば弾切れになるまで連続で発射される代物ですし、こんなの少年誌じゃ出来ないですって」

「あら、やらないんですか」
「やらせるつもりだったんですか?」
「冗談ですよ♪」

そうは言ったものの実際は

「(本当に残念ですわね。実際にやって凄惨な光景になるのも、その光景をじかに見てナギがトラウマになるのも見てみたかったんですけどね〜♪残念)」

という黒いことを考えていたのは誰も知らない。

「ったくしょうがねえなあ。じゃあちゃんとした勝負をしてやるよ」


                     × ×


場所は変わりキッチン。

「で、ここで何の勝負をしようというのよ」
「簡単さ。ここにある多くの食器などを先に片付け、庭掃除を終えた者が勝者。宝くじが貰えるって単純な勝負さ」
「よ〜し受けてやろうじゃないの」

雪路は意気込んで始めた。

「フン。偉そうなこと言っておきながら、大したことないじゃないの」

雪路はかなりのペースで洗い物をしていたが、悠太は敢えてゆっくりやっていた。

「このままじゃ当選した宝くじは私のものよ」
「やばいな〜負けそうだな〜」

悠太は素人が見ても分かるほどの適当な演技だった。

「あ、それまだ油汚れが落ちてねえぞ」
「あ、ほんとだ」

指摘されたところを雪路は完ぺきに洗った。

「フン。このまま一気に勝利をつかみ取ってやるわ」


「って待てい!!!!!!!!これっていいように働かされてるだけじゃないの!!!!!!!!!」
「チッ、気づいたか」

それを見ていたナギは「今更かよ」と、突っ込みを入れていた。
ちなみに、洗い物は半分以上終わっていた。

「私は楽して金を手に入れたいの!!!!これじゃあ意味がないの!!!!!」
「うるせえ大人だ」

すると雪路が近くにあった剣を手に取り

「だったら、実力行使だーー」

悠太に襲いかかったが、悠太は叢雲を召喚し、鞘に納めたまま雪路の攻撃を受け止めた。

「フン。大人しく渡しなさい。でないと痛い目にあうわよ」

悠太の戦闘力を知っているナギは

「(痛い目に会うのはあんただろ)」

と突っ込んでいた。

「さ、渡せーーー!!!!!」

雪路は何度も攻撃を仕掛けたが、悠太は叢雲を抜くことなく、すべてかわしていた。
そして

「ったく。分かったよ、やるよ」

悠太は懐から宝くじを取り出し、雪路に渡した。

「ま、まさか。実はハズレです。なんてオチじゃないでしょうね」
「違えよ。ちゃんと当たってるって」

悠太がそう言うや否や雪路は瞬間移動でもしたかのようにいなくなった。

「よかったのか?あれ、10万円の当たりくじだろ?」
「ああ、10万円のクジね。それならここだぜ」

悠太はもう1枚宝くじを取り出した。

「え!?あれ?じゃあさっき、当たりだと言ったのは嘘だったのか?」
「俺は嘘は言ってねえぞ」

状況を分かりかねているナギに悠太は

「あれも一応当たってるのさ。ただ、額が違うだけさ」
「なんだ。で、あれはいくら当たってたんだ?」
「100円だよ」

額の低さにナギは呆れていた。

「また怒鳴り込んでくるんじゃないのか?」
「だって、当たりくじはあげたわけだろ?問題ないさ。第一、今回のことは一応天王州に報告しておくよ。それで万事解決さ」
「あ、そうか」




実際、雪路は半分騙された事に怒ったが、アテネの怒りはそれ以上で、「今月の給料はその100円の当たりくじだ」という処分を受ける羽目になった。




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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月25日更新) ( No.82 )
日時: 2013/05/25 17:20
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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ここは三千院家の庭。悠太はここで掃除をしていた。


「成仏しようと思うんだ」

掃除をしていた悠太にあの幽霊神父がいきなりそんなことを言い出した。
ちなみに、この幽霊神父はあの地下迷宮の地縛霊のはずなのですが、なぜか地下迷宮から自由に出入りしているのです。

「なんで俺にそんなことを言うんだよ」
「まあ気分だ」

幽霊神父がそう言うと、悠太は携帯を取り出した。

「待て待て。どこに掛け様としている!!」
「どこってハヤテにだよ。大丈夫だ。あいつなら例の剣で痛くない様に成仏させてくれるって」

その言葉に幽霊神父は一瞬身震いし

「い、いいか?死してなおこの世に留まってるって事は未練があるという事だ」
「そうか?」
「なんでも力尽くで解決させようとするな。未練を晴らしてやって、除霊するのも1つの手なんだよ」

我儘にしか聞こえない幽霊神父の物言いに悠太は呆れてため息をついた。

「ったく。で、その未練ってなんだよ」
「それはだな、メイドさんとイチャイチャしたいんだ」

幽霊神父がそう言うと

「そうか、すぐ来てくれるのか。じゃあ、変な被害とか出る前に急いできてくれよな」
「待て!!!どこに掛けた!!!」
「安心しろ。すぐにでもハヤテが来て、除霊してくれるから」
「安心できるかー!!!!」

悠太はまたしても溜息をつき

「ったく、我儘だな。第一、メイドさんとイチャイチャしたいと言っても、マリアさんとそんな事すれば、いくら見えないとはいえただではすまないと思うぞ」
「見えない?」

悠太の言葉に幽霊神父は

「ちょっと用事を思い出した」
「待てい!!!」

悠太は幽霊神父をあわてて止めた。

「何するつもりだ?」
「何って着替えをだな」

幽霊神父がそういった瞬間、幽霊神父の首元に剣が突き付けられ

「そうですか、そんなに痛い目にあいながら除霊されたいんですか」
「ハヤテ、思ったより早かったな」
「悠太が急げって言ったんでしょ」

ハヤテは白桜をしまいながらそう呟いた。

「で、この馬鹿・・・幽霊神父がどうしたの?」
「ああ、この馬鹿・・・幽霊神父がメイドさんとイチャイチャしなきゃ成仏したくないって言ったんだよ」

2人の罵倒に幽霊神父は若干怒りながらも

「ともかく、何とかしてくれ」
「力尽くが嫌なら、専門家に相談するのが一番だね」
「仕方ねえか」

2人は幽霊神父を無視して話を進めていた。


                      × ×


場所は変わり、鷺ノ宮家。

伊澄はハヤテと悠太から事情を聴き、

「事情は概ね、理解しました」
「いいんですか、伊澄さん。こんなのの言うこと聞いてて」
「ま、まあ彷徨える霊をあの世に導くのも仕事ですから」
「流石伊澄さんですね」

伊澄はハヤテに褒められて、顔が赤くなった。

「で、どうするんだ?なんか方法はあんのか?」
「まあ、一番手っ取り早いのは、誰かの体に神父さんが乗り移って、イチャイチャすることですね」

伊澄がそう言うと、視線は悠太に集まった。

「俺は勘弁してくれよ。そんなことばれたら親父に勘当される」

悠太がそう言うと、今度はハヤテに視線が集まり、

「僕も勘弁してくださいよ。そんな事したら、アーたんに何されるか分かんないですよ」
「「確かに」」

アテネのハヤテへの態度を知っている悠太と伊澄は頷いていた。

「第一、僕や悠太に乗り移ったとしたら、何するつもりだったんですか?」
「う〜んそうだな」

幽霊神父はしばらく考え込んだ後

少年誌やこの小説ではできない様な事かな」

幽霊神父がそう言った瞬間、ハヤテが白桜を思いっきり振り下ろした。

「危ないな!!!!!成仏するところだったぞ!!!」
「チッ、避けたか」

ハヤテは舌打ちし

「別の案を考えましょう」

そう提案すると悠太が

「なあハヤテ、天王州家のメイドの中に霊感がある人いないのか?それだったらちょうどいいと思うんだけど」
「う〜ん。いないと思うよ」
「なら、万策果てたか」

悠太とハヤテが悩んでいると

「フン。だったら私に名案がある」



数分後、伊澄はメイド服に身を包んでいた。

「あ、あのこれは////////////////////////////////////」
「まさか、普通に人には触れられないから、触れられる人にメイド服を着せて我慢しようって魂胆じゃねえだろうな?」
「多分、そのまさかだと思うよ」

しかし、幽霊神父は伊澄を見て

「違う!!!!こんなのメイドさんじゃない!!!!」
「何が違うんだよ」
「メイド魂がこもってない!!!!」

当たり前のことを言い、幽霊神父は拗ね始めた。

「全く」
「あはは。でも」
「はい?」
「伊澄さん、メイド服が似合いますね」

恥ずかしい恰好を好意を寄せるハヤテに見られて、更には褒められて伊澄はもう真っ赤だった。

「こうなったら、やっぱり力尽くで」
「いいでしょう。こうなったらメイド魂を手に入れて神父さんを成仏させて見せます」

そう言いきった伊澄に

「変なスイッチが入っちまったみたいだな」
「だね。こうなったら何とかするまでどうにもならないね」


                      × ×


場所は三千院家に戻り

「メイド魂を身につけたいねえ」

ナギはしばらく考え

「私に言ってもなあ。詳しい奴は---------あっ、いる」

ナギは伊澄に

「とりあえず、ここに隠れてろ。詳しい奴を呼ぶから」



そして数分後

「で、大事なようってなんだよ」

ナギはワタルを呼び出していた。

「なあに、メイド喫茶でも開こうと思ってな。ブームの再燃を狙って」
「あ、そう」
「で、詳しそうなお前に聞こうと思ったわけだ」
「言っとくけどな、サキのメイド服はあいつの趣味だぞ」

しかし、そうは言ったが

「まあ、敢えて言うならスカートだな。ターンしたときに舞うロングスカートこれがマニアにはたまらんらしい」
「ふ〜ん。他は?」
「う〜ん。高いものをとる際のつま先立ちとか、ピンとした姿勢かな。これもマニアにはたまらない仕草見たいだぞ」

以上のことを語ったワタルに

「だ、そうだぞ伊澄」

伊澄が隠れていた箪笥から出てきて

「そうだったのですか」
「なんだ、いたのか」
「(あれ?)」
「ワタル君って詳しいのね」
「まあな。そういう趣味の客もいることはいるからな。そういう客にあわせてこっちも知識を得といたんだよ」

平然としているワタルにナギは疑問に思っていた。

「まあ、なんで伊澄が知りたがってたかは知らないけど、もういいか?店があるんだ」
「ええもういいわ。ありがと」

伊澄が礼を言うと、ワタルは帰って行った。

「あいつ、なんであんな平然としてたんだ?」
「さあ?」
「(ワタル君、もしかして)」

ナギと悠太は気付かなかったが、ハヤテは気付いたようだった。

ちなみに、ワタルは伊澄がハヤテに強い好意を寄せていることを知り、自分ではどう足掻いても勝てないと悟り、諦めたのです。

「まあともかく、メイド魂は回ったときに舞うスカートだそうだ」
「分かったわ」


                      × ×


そして場所は鷺ノ宮家。

「神父さん、用意はいいですか?」
「ああ」
「これで、成仏してください」

伊澄は言われたとおり、ターンしてスカートを舞わそうとしたが

「あっ」

慣れないスカートに、スカートの裾を踏んで思いっきり転んでしまった。

「(回れてねえぞ)」
「(不慣れなスカートだからね〜)」
「(だが、これはこれでドジっ娘メイドとしていいかもしれん)」


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以上です。
次回は、あの人が・・・。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月28日更新) ( No.83 )
日時: 2013/05/28 16:22
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、幽霊神父を成仏させるため、メイド魂を得ようとした伊澄。


その頃伊澄に間接的にアドバイスをしたワタルは・・・

「あの、何か?」

自分をジッと見つめるワタルにサキさんは疑問をぶつけた。

「い、いや別に特別な用はないんだけどさ」
「???」
「サキ、ちょっとそこでターンしてくれねえか?」

そう言われたサキさんは少し考えた後、

「えっと、何でですか?」
「べ、別に特別な理由はねえよ。別にいいだろ?1回ぐらい」
「なんだか猥褻臭がしますが」
「気のせいだ」

サキさんは再度少し考え。

「1回だけですよ」

ちなみに、伊澄みたいに転んだのは言うまでもない。


                      × ×


話を三千院家に戻し。

「なるほどなあ。事情は概ね理解したわ」

連絡を受け、駆けつけた咲夜が事情を説明されていた。

「ま、ともかく、メイド魂を身につけたいんやな?」
「ええそうよ」
「よしっ、ウチがメイド魂のなんたるかを教えたるわ」

そう言われたハヤテ達は当然疑問を持ち

「咲夜さんがですか?どうやって?」
「最近家のグループが開いたメイド喫茶があってな」
「えっ!?ブームが去ってるのに?」
「まあええやないか。ともかく、そのメイド喫茶でバイトしてた子やなんやけど、あまりにパーフェクトなメイドさんやから、休日とかにウチのメイドさんをやってもらってるんや」

愛沢家の規模にハヤテと悠太は改めて驚いていた。

「と、言うわけで、ハルさん入ってきてや」

咲夜がそう言うと、1人のメイドさんが部屋に入ってきた。

「どうも初めまして。咲夜さんのメイドのハルです」

その完璧なたち振る舞いに

「おお〜」
「これはまたすごいメイドさんなのだ」
「(あれ?この人って確か)」

ハヤテだけは何かに気付いた様だった。

「ずいぶん若く見えるな」
「年はいくつぐらいなのだ?」

ナギの質問にハルさんはナギを睨むかのように見つめ

「秘密もメイドの嗜みですよ」
「まあ、そうか」
「さ、ハルさんにメイド魂の真骨頂を見せてもらおうやないか」

話が盛り上がり始め、悠太は

「ところで、ハルさんはなんでメイドになったんすか?」
「そうですね〜。一言で言うのなら、かわいくてすごい人をサポートするのが好きだからですかね」
「ふ〜ん」
「私は真山君みたいにすごくはありませんから」

すると悠太は

「(あれ?俺って名乗ったっけ?ま、いいか)」

そしてハヤテは

「(悠太を知ってるってことは、やっぱりこの人)」

疑惑が確信に変わった様だった。

そして

「ふ〜む。確かにレベルが高いようだな」
「ってお前、今までどこにいたんだ?少しの間姿を見なかったが」
「着なれないメイド服を着た伊澄君が転ぶ姿をつないで延々ループする姿を見てたら、危うく成仏するところだったんだ」
「そのまま成仏すりゃよかったのに」

毒づく悠太を無視して幽霊神父は

「彼女は確かにレベルが高い。さて、どんなメイド魂が見れるんだ?」


「あの、それでどうすれば私にメイド魂が宿るんでしょうか?」
「はい?」
「私の友人に詳しい方がいて、その方が言うにはロングスカートが舞う姿がメイドさんらしいと言われたのですが、私では裾を踏んでしまって回れないのです」

伊澄のこの疑問にハルさんは

「だったら、短いスカートを穿けば万事解決ですよ」
「(確かにそうだが)」
「(それはそれでいいのか?)」

ナギと悠太は疑問に思ったが、伊澄はミニスカートのメイド服に着替えた。

「それで、後はどうすればいいんでしょうか?」
「そうですね〜。後は作り笑顔ですね。メイドには必要なことです」

その発言に悠太とハヤテは

「おいおい。すごい事ぶっちゃけたな」
「まあ、僕の師匠も後輩のメイドたちにそうやって教えてるけどね」
「いいのか?それで」
「さあ?」

当然の疑問を伊澄も持っていて

「作り笑顔なんですか?」
「自然な作り笑顔が出来れば客の8割以上は騙せますよ」

伊澄には無理そうなミッションにハヤテは

「伊澄さん、無理はしないほうが」
「いいえ、ハヤテ様、迷える霊を冥界に導くのも私の定め。やりきって見せます」

伊澄は合図を受けてメイドさんらしさを発揮し始めた。っと言ってもやっぱり無理やり感ははあったが。

「なんだか、ずいぶん無理してるな」
「だが、それがいい」

そう言うと、幽霊神父は伊澄に近寄り

「ありがとう伊澄君。私は満足したよ」
「では、安らかに成仏できますね」

伊澄のその言葉に幽霊神父はきょとんとし

「ああ、それはエイプリルフールの嘘だ」

その言葉にハヤテは白桜を伊澄はお札を取り出し

「私の未練はメイドさんだけじゃないしな。やりたいことはまだまだたくさんある。そう簡単には成仏せんよ」

ハヤテも伊澄も幽霊神父に襲いかかろうとしたが、気配を察知した幽霊神父は逃げ出した。

「全くあの駄目幽霊は」
「力尽くの方がよかったんじゃねえか?」

ハルさんは状況を飲み込めない様で

「よく分かりませんけど、私は失礼しますね」
「おお。ご苦労さん」

そして帰り際

「真山君、綾崎君、今後とも主とともによろしくお願いしますね」
「おお」


                        × ×


翌日、白皇。

「こんにちは。生徒会への書類を持ってきました」

ハヤテは生徒会室に書類を持ってきた。

「あ、御苦労さま」

そこには女子生徒1人だけだった。

「確か、書記の春風さんでしたよね」
「ああ、そうだよ」
「ヒナギクさんはいないんですか?」
「副会長とちょっと用事があってな。書類なら私が渡しておくよ」
「じゃあお願いしますね」

ハヤテは書類を手渡した。
そして、何かを思い出したかのように

「あっ、そう言えば」
「ん〜?」
「咲夜さんのメイドのハルさんって、春風さんですよね?」

当然のハヤテの発言に、千桜は飲んでた紅茶を盛大に噴き出した。

「な、何を」
「雰囲気とか違いましたけど、あれは間違いなく春風さんですよ」
「こ、根拠は?」
「う〜ん。色々ですね。春風さんに似ている部分は雰囲気以外は全部一緒でしたよ。それに、名乗ってないはずの悠太を真山君って呼んでましたし。咲夜さんは悠太を悠太はんって呼んでるはずですし、知ってるはずがないと思ったので、確信したんです」

隠せない、そう悟った千桜は

「な、なんで分かったんだ?面識とかは殆どないのに、あの場でメイドの正体が私だと」
「「執事たるもの人を見る目を養わなければなりません」って師匠に言われて鍛えられたからですよ。僕はこれでも人を見る目には自信があるんです」

ハヤテが超一流の執事だと千桜は知っていたので、納得したようだった。

「でも、なんでメイドを?確か春風さんの家もお金持だったはずじゃ」
「そ、それは」

悩んでいる千桜にハヤテは

「言えないなら結構ですよ」
「す、すまん」
「いえいえ」

千桜は少しの沈黙の後

「な、なあ綾崎君」
「はい?」
「悪いんだけど、このことは皆には内緒にしててほしんだ」
「いいですけど、何でですか?」

千桜は少し間を空けて

「い、いやな。君も知ってのとおり、学校でのキャラとあまりに違いすぎるだろ?だから、その、恥ずかしくて」
「そうだったんですか。内緒にするのはいいですよ」
「そ、そうか」
「あっ、でも」

ハヤテのこの言葉に千桜は一瞬身構えた。

「別に恥ずかしがる必要はないと思いますよ」
「な、なんでだ?」
「だって、メイド姿の春風さん、とっても可愛いと思いましたからね」
「か、可愛い!?私がか?」

ハヤテの褒め言葉に千桜は少し驚いていた。

「ええ。普段の春風さんも可愛らしいと思いますけど、メイド姿の春風さんはより一層可愛らしさが際立って見えましたよ」
「そ、そうか?/////////////////////////////////////////」

褒め言葉プラスハヤテの笑顔に千桜は赤面し始めた。
それに気付かないのか、ハヤテはさらに

「それに、僕はギャップのある女性って結構好きですよ」
「そ、そうなんだ//////////////////////////////////////」

もはや千桜は爆発寸前だった。

すると

「あっ、僕もう戻らないと」

生徒会室を出て行こうとしたハヤテを千桜は呼びとめ

「す、すまないけど、さっきの件は頼むな////////////////////////////////////////」
「はい、絶対に口外はしません。約束は守ります」

そう言ってハヤテは生徒会室を出て行った。

そして千桜は

「(綾崎、ハヤテ君。か)」

先ほどの言葉、笑顔を思い出すと、

「(なんだろうこの感覚は。顔が火照って胸がドキドキしてる。これってまさか)」

しかし、自分の仮説が信じられず

「(い、いやありえないこの私が)」

しかし、そう考えれば考えるほどハヤテのことを考えてしまい、顔の火照りと胸のドキドキは高まった。

「(綾崎君か。もしそうなら競争率が高すぎる)」

千桜は自分の仮説を信じることができなさそうだった。

そしてしばらく考えた後、ヒナギクと愛歌さんが戻ってくる直前に顔の赤みはとることができた。


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以上です。
次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (5月31日更新) ( No.84 )
日時: 2013/05/31 15:33
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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皆さん覚えていますか?捨てられていた所をハヤテが拾い、ナギが名付け親になったメスの黒猫・シラヌイを。
今回はそんなシラヌイにスポットを当てます。


シラヌイの朝は専用のベッドから起きると、軽く毛繕いをした後、キッチンで朝食を作っているハヤテの元へ行くところから始まる。

そしてハヤテを見つけると

「ん?ああ、シラヌイ、おはよ」
「ニャ〜ン」

ハヤテに頬擦りして、自分が来たことを知らせるのである。

「よいしょ。ん?また大きくなったね」
「ニャ〜ン♪」

シラヌイはこうやってハヤテに抱っこしてもらうのが大好きなのである。

「もうちょっと待っててね。朝食ができたらシラヌイのも作るから」

そう言ってハヤテはシラヌイを下した。

ちなみに、シラヌイは最初は市販のキャットフードを食べていましたが、あまり食べなくなったので、試しにハヤテが作ったところ、以前の様な食欲に戻ったので、ハヤテがシラヌイの食事も作っています。

「はい、出来たよシラヌイ」

シラヌイはハヤテに出してもらった食事をおいしそうに食べ始めた。

「フフ♪シラヌイは本当においしそうに食べてくれるよね」

ハヤテはそう言って、シラヌイの頭をなでると、アテネを起こしに行った。


                     × ×


ハヤテとアテネが学校へ行く際はシラヌイも見送りに来る。

「じゃあ行ってくるね、シラヌイ。いい子にしてるんだよ」
「ニャ〜」

ハヤテはシラヌイの頭を撫でながらいつもそうやって挨拶しているのだ。
ちなみにアテネは

「う〜。(う、羨ましいですわ。私もハヤテにいいこいいこしてもらいたいですわ)」

という感情がこもった眼でシラヌイを見ているのです。

そして、ハヤテへの見送りがすむと、まるで見回りでもするかのように天王州家を歩き回るのである。

ちなみに、トイレと爪とぎは、ハヤテが躾けたため、専用に用意された場所でしかしないのである。

「あ、シラヌイ。いい子いい子」
「ホント、可愛いわね〜」

シラヌイは天王州家の住人に愛されてはいるものの、

「アッ、また行っちゃった」
「抱っこしたかったのにね〜」

噛みついたり、引っ掻いたりはしないものの、ハヤテ以外には素っ気ない態度をとるのである。

「ハヤテ坊ちゃん以外にはあんまり懐かないわね」
「私たちはまだいいわよね。頭を撫でさせてくれるし、偶にだけど抱っこもさせてくれるしね」
「そうよね〜。アテネお嬢様には触られること自体嫌がってるみたいだし」

そうなのである。シラヌイはアテネには一番懐いていないのである。まあ、理由はお分かりだと思いますが。


                    × ×


昼食時になると、シラヌイはほぼ正確な時間にキッチンにやってくるのだ。
そして、

「シラヌイ、ハヤテ坊ちゃんからの昼食ですよ」

メイド長に出された昼食を食べ始めたものの、メイド長に背を向ける形で食べているのだ。

「ホント。ハヤテ坊ちゃんがいないときは私が世話係なのに、そんな私にすらあまり懐きませんね」

そう、シラヌイはメイド長にもあまり懐いている様子は無い。食事も、ハヤテが予め作っておいたもの以外は食べないのだ。
以前ハヤテが忘れてしまい、レシピを教えてもらったメイド長が作って出したところ、1口で止めてしまった。ちなみに、帰ってきたハヤテが全く同じ作り方で出したところ、完食したのである。

「シラヌイはハヤテ坊ちゃんが大好きなんですね。拾ってもらったことがよほど嬉しかったんでしょうね」

思わずそう呟くと、メイド長は仕事に戻った。


                     × ×


シラヌイはハヤテが帰ってくるのがわかるのか、門の所にハヤテとアテネがつくよりも前に玄関でハヤテを出迎えるため、座って待っているのだ。
その精度は百発百中で、最近ではシラヌイが玄関で待ちだしたらハヤテ達が帰ってくる頃合いだ。という使用人達の目安になっていた。


「ニャ〜ン」
「ただいま、シラヌイ」

ハヤテは自分に甘えてくるシラヌイを抱き上げ、挨拶をし、

「さ、部屋に行こうね」
「ニャ〜ン♪」

そんな光景を見てアテネは

「ハヤテ、あんまりシラヌイを甘やかすんじゃありませんわよ」
「シラヌイはまだ子供じゃない。それに甘やかしてないって」
「う〜」
「まさか、シラヌイに嫉妬してないよね?」
「ね、猫に嫉妬なんかしませんわよ」

そうは言っているが、誰が見てもアテネはシラヌイに嫉妬しているのである。

「と、ともかく、早く着替えてティーブレイクにしますわよ」
「はいはい。準備します」

アテネは自分の部屋へ、ハヤテはシラヌイを下すとキッチンに向かった。

そして、いつもの居間でアテネに紅茶を出し、ハヤテも自分の紅茶を自分で淹れ、ソファーに座った。
すると、

「ニャ〜♪」

シラヌイがハヤテの膝の上に乗った。ここ最近のシラヌイはハヤテの膝の上が一番のお気に入りなのだ。

「こらシラヌイ。降りてよ」
「ニャ〜ン」
「もう、仕事とか出来なくなっちゃうでしょ」

しかし、シラヌイは根性でハヤテの膝の上に乗り続けていた。

「もう、しょうがないな」

諦めたハヤテに対し、アテネはシラヌイをしばらく睨みつけた後

「シラヌイ!!!ハヤテの膝に乗るんじゃありませんわよ!!!ハヤテは私のですわよ。私に無断で乗るんじゃありません!!!」

しかし、シラヌイはアテネを無視し、ハヤテに甘え声を出し始めた。

「もう、アーたん。大人げないよ。猫に対して声を荒げなくても」
「うっさいですわ!!!!ハヤテのその甘い態度がシラヌイをいい気にさせるんですわ!!!」
「ええ〜!?」

ほぼ理不尽な理由で叱られたハヤテは

「シラヌイ〜」
「ニャ〜ン♪」

頭を撫で、顎のあたりをなでると、シラヌイはハヤテの指を甘噛みし始めた。

「コラ、僕の指を吸ってもミルクとかでないよ」

シラヌイはこうやってハヤテの指を甘噛みするのも好きなのである。

「シ〜ラ〜ヌ〜イ〜」

ダークオーラを出すアテネにハヤテは

「シ、シラヌイ逃げて」

ハヤテにそう言われ、シラヌイはようやく甘噛みを止め、ハヤテの膝から降りて、部屋から出て行った。

「もう、大人げないよ」
「う、うっさいですわ!!!!!!!!!!」


                      × ×


夜。

「さ、シラヌイ。ブラッシングの時間だよ」
「ニャ〜ン♪」

シラヌイは夜になると、シラヌイ用のブラシでハヤテに毛並みを整えてもらっているのだ。

「シラヌイは女の子なんだから綺麗にしないとね」
「ニャ〜ン♪」

ちなみに、シラヌイはハヤテ以外にブラッシングしてもらうのは嫌がるのである。というより、ハヤテ以外がしようとすると、威嚇するのだ。

「ハヤテ〜」

シラヌイをブラッシングしているハヤテを羨ましそうに見ているアテネを見てハヤテは

「もう、順番だよ。いっぺんには出来ないよ」
「むう〜」

アテネは風呂上りにハヤテに髪を梳かして貰ってるのだが、ここ最近ではシラヌイの後が増えてきているのだ。

「はい、終わり。もういいよシラヌイ」
「ニャ〜ン♪」
「ホント、ハヤテはブラッシングが上手いですわね。シラヌイが綺麗になりましたわ」
「まあね。じゃ、次はアーたんの番だよ」

ハヤテは別のブラシを取り出すと、アテネの髪を梳かし始めた。


                       × ×


また別の日。

ハヤテとアテネが居間で寛いでいると、鈴の音が聞こえた。
その瞬間、

「え!?アーたん!?」

アテネがハヤテの膝に頭を乗せた。俗に言う膝枕である。

「フ〜」
「そういう事か。もう、アーたん退いて。シラヌイが膝に乗れないよ」
「い、嫌ですわ。ハヤテの膝は私のですわ」

ハヤテは溜息をつくと

「シラヌイ、おいで」

ハヤテはシラヌイを抱っこした。すると、シラヌイはハヤテの頬を舐め始めた。

「コラ、くすぐったいよ」

笑いながらも特に止めようとしないと

「はっ」

ものすごいダークオーラを感じ、自分の膝辺りを見ると、アテネが恨めしそうにシラヌイを見ていた。

「アーたん」
「う〜」

恨めしそうな声のアテネにハヤテはまた溜息をついた。






こんな風な日常がシラヌイが来て以来巻き起こっているのです。




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以上です。
なんだか微妙ですみません。

次回は未定です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (6月21日更新) ( No.85 )
日時: 2013/06/21 16:25
名前: masa

こんにちはmasaです。

色々あって遅くなりましたが、更新再開です。

では本編どうぞ。
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ここは平和な三千院家。


ナギは紅茶を飲みながら考え込んでいた。

「なあ悠太」
「ん〜?」
「お金ってなんなのかな?」
「なんだよ、藪から棒に」

ナギは紅茶を1口飲み、

「私は幼少の頃からお金に困ったことは無かった。欲しいものは金の力で大体はどうにかなってきた。だがな、最近になってお金ではどうにもならない価値を見出したんだ」

悠太は感心すると共に、「また漫画の影響か?」と呆れもし

「悪いな。俺の家も金持ちだ。お嬢様ほどではないにしろ、金に困ったことは無い。だから金の本当の意味なんて分かんないよ」
「そうか」

がっかりするナギに悠太は

「でも、どっかの漫画で言ってただろ?「お金はお金より大切なものを守るためにある」って」
「そうか。漫画からの知識とはいえ、いい言葉だな」

話が終わったようなので、悠太は当然の疑問をぶつけた。

「で、何で急にそんな話をしてきたんだ?」
「そ、それは////////////////////////」

赤面しだしたナギに悠太は何となくで理由を察した。

「ハヤテに自分の力で稼ぎ出したお金でプレゼントを買ってあげたいんだ。そうすれば、その//////////////////////////////////」

ちなみに、マリアさんが黒い笑みを浮かべていた事はナギも悠太も知らない。

「でも、何あげるんだ?ハヤテの事だから、天王州から色々と貰ってると思うぞ」
「う〜んそうだな」

ナギは少し考え

「腕時計、なんていいかなって思ってる」
「腕時計?なんでまた」
「ハヤテも執事だ。執事なら時間の管理も大切だろ?それに腕時計だったら、身につけててもらえるし///////////////////////」

ちなみにマリアさんは「無駄な事でしょうね〜」とかいう黒い事を考えていた。

「成程な。でもなあ、お嬢様はまだ13歳だろ?雇ってくれるところあんのか?」

悠太の質問にナギはしばらく黙りこみ

「なあ悠太、お前の親父さんに頼んで、私を雇ってくれるように頼めないかな?」

すると悠太は頭を2、3回掻き、

「多分大丈夫だと思うけど、お嬢様じゃ身が持たないと思うぞ」
「え!?」
「家の親父は厳しい事で有名なんだ。自分の息子、そして友人の主人だからって妥協はしないさ。お嬢様じゃ親父の厳しさに耐えきれないと思うぞ」

悠太の言葉にナギは落ち込んでしまった。

「(あいつに相談するか)」


                      × ×


場所は変わり、白皇生徒会室。

「へえ、あのナギがね」

ヒナギクは悠太に事情を説明され、感心していた。

「でも、何で私に相談したの?ハヤテ君か天王州さんに助力を仰げばよかったんじゃない?」
「事情が事情だからな。ハヤテに言えば感づかれる可能性はゼロじゃないし、天王州に相談すれば頑固なまでに反対されるだろうからな」

ヒナギクは普段のハヤテに対するアテネの態度を知っているので、反論しなかった。

「で、人脈が広そうなヒナギクに相談したのさ」
「う〜ん。人脈は広い方だと思うけど、ナギを雇ってくれるところは心当たり無いわね」
「何でもいいんだ。犯罪に係わらなきゃな」

ヒナギクはしばらく頭の中を整理し、

「あっ、あったわ」
「ホントか?どこだ?」


                       × ×


「へ〜。この子がナギちゃんね」
「あ、ああ。よろしくな」

ここは喫茶どんぐり。マスターとナギは向かい合っていた。

「ヒナちゃんの紹介だから大丈夫だと思うけど、平気?接客業だけど」

ナギは少し戸惑った後

「大丈夫さ。苦手は少しずつでも克服しないとな」
「そう、じゃ頑張ってね」

ちなみに、ヒナギクがここを紹介したのは、マスターが最近少し忙しいので、ヒナギクにバイトの日を増やしてほしいとお願いしたのだが、ヒナギク自身は忙しいので、断っていたためである。

「まあ、それはいいとして」
「「???」」
「なんで俺までバイトに入る事になってるんだ?」

悠太は事情を聞かされないまま、ここに連れてこられたのである。

「簡単さ。いくら私が毎日家事力を鍛えているとはいえ、まだまだ力不足。悠太は優秀だから、フォローしてほしいのさ」
「あ、そう」

悠太は納得がいったようだった。

「じゃ、私は着替えてくる」

ナギが更衣室に入ったのを見計らって、マスターが悠太に声をかけ

「接客業の経験ある?」
「ええまあ。俺の実家は不動産をやってますし、俺自身も跡取りとしてそれなりの教育も受けてますから」
「じゃあ、安心ね」

会話が終わったころにナギが着替え終わって出てきた。

「悠太、まずは何をしたらいいんだ?」
「お客さんが来たら挨拶をして、お水を出した後注文を聞くぐらいだよ。注文の品は俺が作るから」
「よしっ、分かった」

ちょうどいいタイミングでお客さんが来て

「いらっしゃいませー」

お客さんが座ったのを見計らってナギは水を出し、

「ご注文は?」
「ブレンドを1つ」
「かしこまりました」

ナギは悠太に注文を伝え、悠太はナギに注文の品をお盆に載せて渡した。

「お待たせしました」

きちんとできているナギを見て悠太は

「(へえ。流石はお嬢様だな)」

と感心していた。


また別のお客が来て、ナギが注文を取りに行った後、悠太に

「な、なあ。あの人、足橋先生だ」
「足橋先生って、あの「なんだかんだで憂鬱」の?」
「ああ間違いない。ネームを見たからな」
「へえ」

ナギは好奇心を押さえられなかったのか、後ろからこっそりネームを覗いた。
すると、

「こんなオチはどうだろう?」
「いい訳あるかー」

そのネームにはナギも顔負けのとんでも展開だったのである。

「そんな展開で読者が喜ぶかー。読者をなめんなー」
「お、おいおい。お客さんに向かってそれは」

悠太が慌ててナギを宥めた。

「わ、分かってるさ」
「「へ!?」」
「こんな展開じゃ読者の皆様は離れてしまう。だが、どうすればいいのか分かんないんだよ」

涙目で悩む足橋先生にナギは

「これは?」
「注文の品と違うが、カフェオレだ」
「なんでこれを?」
「悩んだときは甘いものを飲んで脳へ活力を入れる。そしてリラックスしながら飲めばきっと乗り越えられるさ」

足橋先生はナギに感謝し

「ありがとう、元気が出たよ」
「いいさ。私もファンの1人として我慢できなかっただけさ」

この光景を見ていた悠太は

「(やるな。無駄にオタク知識が豊富なだけはある)」

と、感心していた。




「あの、私たちの出番が無いんですけど」
「まあ、しょうがないでしょ」
「納得いきませんわ。メインヒロインは私ですわよ」
「ははは」

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以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (6月24日更新) ( No.86 )
日時: 2013/06/24 15:16
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、ナギはハヤテの誕生日に自分で稼ぎ出したお金でプレゼントを買うため、バイトを始めた。


「はあ。暇だ」

ナギは思わず愚痴り始めた。

「開店してはや2時間。その間の来客はたった2人」

最初のお客と足橋先生です。

「注文の品と我々の時給は明らかに割に合わない」
「確かにな。コーヒー2杯だもんな」
「大丈夫なのか?この喫茶店は」

悠太は同じことを思いつつ

「大丈夫なんだろ。マスターも「この店はしょっちゅう閑古鳥が鳴いてるから」って気軽に言うぐらいだ。なんだかんだで経営していけてるんだろ」

ナギも納得がいかないようだったが、マスターがそう言っている以上は雇ってもらってる立場の自分としては何も言えなかった。

「まあなんにせよ、ハヤテのプレゼントを買うお金がたまるまでつぶれなきゃいいんだけどな」
「まあ、俺としてはそれまでお嬢様がバイトを続けられるか心配だがな」

悠太の発言にナギは機嫌を損ね、

「私をなめるなよ。これでも毎日家事修行を続けられてるし、毎日学校にだって行ってるじゃないか」
「あ、そうだな。まあ、俺はサポートぐらいしかできないから頑張れよ」
「当たり前だ」


                     × ×


一方その頃。

「さて、買い物も終わったし、帰りますか」

彼女は天王州家のメイド。頼まれた買い物を済ませて帰路に就こうとしていた。

「折角だから、喫茶店で一息入れて行こうかな」

そう思って喫茶どんぐりに入った。


「いらっしゃいませー」

メイドは席に着くと荷物をそばに置いてカフェオレを注文した。


「なあ悠太、あの人メイド服着てるけど、この近くにメイド喫茶ってあったか?」
「無いと思ったけど。多分だが、天王州の家のメイドじゃないか?ここからあんま遠くないし」
「あ、そうか」

メイドはナギと悠太を見ると

「(あの2人、三千院様と真山様ですよね。なんでこんなところで働いてるんでしょうね)」

メイドは少し考え

「(まあおそらく、三千院様でしょうね。何かしらの理由で働き、真山様はそれをサポートしてる。そんな感じでしょうね)」

理由の大部分を見抜いた。

メイドがカフェオレを飲んでいると、別のお客が来店した。

「やあ君たち」
「あ、足橋先生」

先ほどナギが慰めた足橋先生が再び訪れた。

「君のおかげで今週は乗り切れた。ありがとう」
「いえいえ。私はただ、1人のファンとして当然のことをしたまでですよ」

すると足橋先生は色紙を取り出し、

「これはせめてものお礼だよ。僕のイラスト入りサイン色紙だ」
「わー。ありがとうございます」

ナギはとても嬉しそうに色紙を受け取った。

「あ、あとこれはサイン入りの新刊だ。これにもサインしておいたよ」

ナギの目は嬉しさで輝いていた。

ナギが喜び、悠太が感心していると、足橋先生はメイドに気付き、

「結婚してください!!」

突然メイドにプロポーズした。

「「って待てい」」
「な、なんだよ」
「なんだよじゃない。なんでいきなりプロポーズなんだ」
「そうだぞ。いろんな事を飛ばしすぎだろ!!!」

文句を言うナギと悠太に足橋先生は

「いいかい?これは運命なんだ。運命というのはいつ何時訪れるか分からない。だからこそ、そんな運命を逃してはいけないのさ」

結構な正論にナギも悠太も黙り込んだ。

「っというわけで」

足橋先生は改めてメイドの方へ向き

「返事を聞かせていただきたい」

メイドは冷静に

「すみませんがお断りします」

そう返事をした。
しかし足橋先生は納得がいかない様で

「な、なぜですか」

メイドはカフェオレを1口飲み

「私には好きな人がいるからです。おそらく、その方には私の好意は永遠に届かないでしょう。ですが、私はそれでもいいんです。その方はいつも傍にいます。私はその方の傍にいれるだけでいいんです。だからこそ、お断りしたんです」

その言葉に足橋先生も

「そうか。そこまで思われてる人は幸せだな」

そう言って諦めた。

ちなみにナギと悠太も

「人を好きになるってすごいな」
「ああ。私も見習わないとな」

と、感心していた。

「ん!?あの人が好きな人って誰なんだ?」
「さあ?多分だが、ハヤテじゃないか?あいつならあの家のメイドを全員おとしてても不思議はないだろ?」
「そ、そうじゃないといいが」

不安そうなナギに

「大丈夫さ。本人の口ぶりじゃ好意を伝える事をしなさそうだし、お嬢様のライバルにはならないって」
「そうだよな」



「って待ちなさい!!!私達の出番がまたありませんわ」
「こればっかりは作者さん次第だからね〜」
「む〜」


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回からは咲夜の誕生日会編に入ります。
では。
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Re: 女神と共に2nd (6月27日更新) ( No.87 )
日時: 2013/06/27 13:42
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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ここは愛沢家。現在盛大なパーティーが執り行われていた。


「今日はパーティーで人は沢山おるけど、幼馴染は自分らだけやな」

ちなみに、ワタルとナギです。

「まあ伊澄さんはどうせ迷子やろうし、来てくれて嬉しいわ」
「いいのか?伊澄をほおっておいて」
「ま、平気やろ」

そう言うと、咲夜はナギに

「それより、今日はバイトやったんやろ?疲れてないんか?」
「まあ、疲れてる事は疲れてるよ。でも、折角お前の誕生日なんだ。祝わないわけにはいかないだろ」

ナギのこの言葉に咲夜は

「そうか。ありがとな」
「別に礼を言われる事じゃないよ。ほれ、私からのプレゼントだ」

ナギは咲夜に持ってきたプレゼントを手渡した。

「おお、すまんな。それで」

咲夜のこの言葉に悠太とワタルは嫌な予感がした。

「自分らのプレゼント、期待してるで。ウチは笑いのプレゼントが一番やからな」

悠太もワタルもやっぱりと思いつつ溜息を吐いた。

「ってことで、ワタル頼んだで」

会場を見ると、大御所のお笑い芸人でもめったに上がれない様な大舞台が用意され、「橘ワタルの大爆笑ショー」という大弾幕まで出ていた。

「へ!?あ、いや」
「張り切ってどうぞ」

混乱するワタルをしり目に咲夜は目を輝かせていた。

「だ、だから、その」
「は・り・き・っ・て・ど・う・ぞ」

ワタルはほぼ無理やり舞台にあげられた。

「大丈夫か、あいつ」
「さあな。多分大丈夫じゃないと思うぞ」

ワタルは自分の中の勇気を総動員していた。そしてサキさんは心配していた。

「か、会場にお越しの皆様」

ワタルはやけくそ気味にそう言って手を動かした後

「あ、指が」

ちなみに、指が伸びて見えるというあれです。

「・・・」

会場には時が止まったかのような凄まじい静寂が訪れ、数秒後憐みの拍手が起こった。

「やっぱりな」
「こうなる事は大体で予想はついてたさ」

ナギ、悠太、咲夜は呆れて、会場の人には憐れまれている一方サキさんは

「(す、すごいです若。あんな技術いつの間に。後で教えて貰わないと)」

唯一感心していた。


                    × ×


「いやー御苦労やったな」
「もう殺してくれ」

ワタルは少し泣いていた。

「ま、まあなにはともあれ、少しはうけたんだからよかったじゃねえか」
「ワタルにしては精いっぱいやったって」

まだ落ち込むワタルに咲夜は

「落ち込む必要はないで。伊澄さんが見とったら間違いなくほれるで」
「もういいよ。その話題は」

伊澄の名前を出せば何かしらの反応があると思っていた3人は驚いていた。

「どうしたんや?自分、反応薄いで」
「そう言えば、前もこんな感じだったな」
「ああ。お嬢様がからかおうとメイドさんの知識を聞き出そうとした時だってこんな反応だったな」

ワタルは少し黙った後

「伊澄には好きなやつがいるからだよ。しかもそいつには俺がどう足掻いたって勝てるわけがない相手さ。だからだよ」
「なんや情けないなあ。そんなちっぽけな理由なんか?」

少しだけ感情的になってる咲夜にワタルは

「いや、あくまでもそれは切っ掛けの一つにすぎねえさ。元々あいつは俺を恋愛相手に見てねえし、振り向かせるのは不可能だと思っていた所にあいつが現れた。だから思いきれたのさ」

ワタルの告白に、3人とも暫く黙りこみ

「さよか」
「まあ、相手があまりにも悪いってのは仕方ねえ事だな」
「ま、元気出せ」

それぞれ慰めた。
と、そこへ

「あの、ワタル君」
「おお伊澄さん。これたんやな」
「ええまあ。それより、さっきの話は誰のことだったんですか?」

どうやら、ワタルの話を一部始終聞いていたようだ。

「なんでもねえよ。気にするな。伊澄には関係無い話だからな」
「そ、そうですか」

話が纏ったと思ったその時

「それよりワタル君、さっきの芸は駄目だと思うわ」
「「「「へ!?」」」」
「あれだけの大舞台だったらもっと大掛かりな動きが必要だと思うわ。あんな小さい動きだったら後ろの方の人が見えないわよ」

伊澄は真面目な顔をして言い放った。

「(駄目だしだ)」
「(しかも結構大真面目に)」
「(なんや。ウチより厳しいやないか)」

ナギ、悠太、咲夜は呆れたが

「く、くそーーー。もう一回やってやる」

そう叫んで会場の舞台に戻った。

「大変だな。あいつも」
「確かにな」

ナギと悠太がワタルを憐れんでいると

「さて、ワタルはあんなんやったし、頼んだで自分」

咲夜が悠太にそう言い放った。

「えっと、やっぱり俺もやるの?」
「あったり前やないか。期待してるで」

悠太は頭を2,3回掻き

「分かったよ。準備してくる」

そう言って控室に入って行った。

「ほほう。これは期待できるなあ」
「まあ、ワタルほどは酷くは無いと思うけどな」


ちなみに、会場の大弾幕は「真山悠太の大爆笑ショー」に切り替えられていた。
会場はワタルがワタルだっただけに少しは期待値が薄れていた。



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以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (6月30日更新) ( No.88 )
日時: 2013/06/30 12:13
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、咲夜の誕生日会が始まり、笑いのプレゼントはワタルは散々だったが、悠太は準備を始めた。


一方の千桜(メイド)は咲夜と共に廊下に出ていた。そして、周囲を見渡していた。
すると、それに気付いた咲夜が

「ん?どないしたんや、ハルさん」
「あ、いえ」

千桜は周囲を見渡すのを止め、

「綾崎君と、天王州さんが居ないなって思ったもので」
「まあ、一応は招待したんやけどな」

咲夜も少し辺りを見渡し

「時期的に忙しいらしいから、来れるかどうかは分からんらしいで。まあ、来てくれるとは言ってくれたんやけどな」

そう言うと、会場に戻って行った。
そして残された千桜は

「(ってことは私の正体を見抜いた綾崎君は居ないし、勘の鋭い理事長も居ないって事はいつも以上に仕事に専念出来るって事じゃなーい)」

そう喜び、

「あの」

「どうかなさいましたかー♪お客さまー」

と、「きゃるーん♪」という効果音がしそうなほどはっちゃけた。

「「・・・」」
「(あ、綾崎君。それに天王州理事長。なんでここにー)」

はっちゃけた相手が自分の正体を知るハヤテと勘の鋭いアテネという不運にあった。
しかし、千桜(メイド)はすぐに冷静になったが、

「あれ?貴方、何処かで見た事がありますわね」

アテネは千桜(メイド)に違和感を持ち始めた。千桜(メイド)はすぐに反論しようとしたところ

「何言ってんのアーたん。会った事あるわけ無いじゃん」
「そうですの?確か似た生徒がうちの学院にいたはずですが」

千桜(メイド)はアテネの勘の鋭さを恨めしく思っていた所

「気のせいだって。この人は咲夜さんのメイドのハルさん。アーたんとは初対面だよ」
「まあ、ハヤテがそう言う以上はそうなんでしょうね」

アテネは納得したようで、千桜(メイド)の方へ向き、

「初めまして。天王州アテネですわ。以後お見知りおきを」
「あ、はい。よろしくお願いします」

お互いに挨拶をし、

「ではハヤテ、会場に行きますわよ」
「うん」

千桜は会場に行こうとしたハヤテを呼びとめた。しかし、その瞬間に咲夜がやってきたが

「すみません咲夜さん。綾崎君と少し話をしてていいですか?」
「???ま、ええけど」

許可をもらった千桜はハヤテを庭の人気のない場所に連れだした。

「さっきはありがとうございました。天王州理事長に対して誤魔化してくれて」
「いえいえ。僕はただ、秘密にしてほしいという約束を守っただけですから」

ハヤテの笑顔に千桜は赤面した。

「それにしても、さっきのはっちゃけたハルさんとっても可愛かったですよ」
「か、可愛い、ですか?私が」
「ええ、とっても。それに前も言いましたよね、僕はギャップのある女性が結構好きだと」
「そ、そうですか///////////////////////////////」

照れる千桜にハヤテは

「でも、やっぱり気になるんですよね。確か春風さんの家もお金持だったはず。なのになんでメイドを?」

黙り込んだ千桜にハヤテは

「あ、すみません。デリカシーの無い発言を。やっぱり言いたくないですよね」

そう言うと、ハヤテは会場に行こうとしたが、千桜は呼びとめ、

「聞いて欲しんです。嫌でなければ」
「僕なんかでよければ、聞かせてもらえますか?」

ハヤテのその発言に千桜は安心し、話し始めた。


                     × ×


話は少しさかのぼり、春風家

「は!?父さんの会社が倒産?」
「そんなダジャレ言ってる場合じゃないのよ千桜ちゃん」

慌てた様子で言ってるのは千桜の母親です。

「本当に大変なのよ。このままじゃ本当にそうなっちゃうのよ」

慌てる母親に千桜は冷静に

「まあ、働くしかないですね。私もバイトを探すので、部屋を出て行ってください」
「酷いー。お母さん働いた事無いのにー」


場所は変わり秋葉。

「(働くっていたってなー。まあ、出来る事なら制服が可愛くてやりがいのある仕事がいいかな)」

そう思いながらユーフォーキャッチャーでぬいぐるみをとり、

「(ま、出来ればでいいんだけどな)」

ぬいぐるみの可愛さに少し笑顔になりながら周囲を見ると

「い、いらっしゃいませー。本日オープンのメイド喫茶でーす」

メイド喫茶が目に入った。

「(確かにあそこなら制服も可愛い。やりがいという意味でも十分だ)」

すると、メイドたちの仕事ぶりを見ていると

「(あれはなって無い。動きがぎこちなさすぎる。私がやればああはならない。くそ、私がやれば)」

そう思ってると、そのメイド喫茶の求人の告知を見つけ

「(募集してるのか。だ、だがメイド喫茶となれば学校の人たちにばれた後が色々と厄介だ)」

色々と考えたが

「(あれ?でも父さんの会社がなくなれば私は学校に行けなくなるし、平気なんじゃないか?)」

そう思い、求人に募集し、見事採用された。


                      × ×


「っと、言う訳だったんです」

千桜は話し終え、ハヤテの様子を窺った。

「大変だったんですね」

ハヤテは純粋に同情していた。

「まあ、父さんの会社は融資してくれる人が見付かったので、平気なんですが」
「そうだったんですか。じゃあ、咲夜さんの専属メイドになった訳はなんでなんですか?」
「あ、それはですね、咲夜さんにスカウトされたってのもあるんですが、お店に出て働くより正体ばれの危険性が減ると思ったからなんですよ」

ハヤテは納得がいったようだった。

「あ、それで綾崎君」
「内緒にしてほしいと、そう言う事ですよね?」
「あ、はい」
「大丈夫ですよ。内緒にします」

ハヤテに再度そう言われ、千桜は安心した。

「じゃあ僕はこれで」
「あ、はい」

するとハヤテは立ち去り際

「ハルさん。ご自分の可愛さに自信を持った方がいいですよ。メイドさんの時ほどではないにしろね」

そう言って、屋敷に入って行った。

言われた千桜は真っ赤になり

「綾崎ハヤテ君か」

千桜は自分の胸に手を置き

「やっぱり凄いドキドキしてる。この感情の正体ってやっぱり」

そうは思ったものの

「い、いや違う。断じてこの感情の正体はあれでは無い」

頑固に否定した。


                      × ×


一方のハヤテは会場に行き

「ハヤテ、あのメイドさんと何してたんですの?」
「ただ単に話をしてただけだよ。何も無いって」

アテネはハヤテの天然ジゴロがまた発動したんじゃないかと心配になっていた。

「もう、そんな顔しないでよ。信用してって」
「したいですが、貴方の事ですからいろんな意味で厄介事を持ってきますからね」

ハヤテは苦笑いをするしかなかった。
そして、ナギを見つけ

「あ、ナギさん。悠太はどこに行ったんですか?」
「あ、や。ゆ、悠太は//////////////////////////////////」

ハヤテに突然声をかけられたことでナギは顔を赤くしながら

「悠太なら控室だよ。咲夜に笑いのプレゼントをするためにな」
「そうだったんですか。じゃあアーたん、悠太の所に行ってくるからここにいて」

そう言うと、ハヤテは会場を出て悠太がいる控室に行った。


「悠太、大丈夫?」
「まあ、な。一応漫談のネタは用意してるし、練習もしてきたし」
「手伝おうか?漫談より漫才の方が負担は減ると思うよ」

ハヤテの提案に悠太は

「いや、いいよ。これ俺の問題だからな」

そう言って断った。

「そう言えば、ハヤテは咲夜に言われてないのか?爆笑をプレゼントしてくれって」
「え!?そう言えば、言われてないな。来てくれるだけでいいって咲夜さんは言ってたよ。まあ、流石にそう言う訳にはいかないからさっきプレゼントを渡してきたけど」

悠太はハヤテを羨ましく思いながら

「ま、俺への心配は無用だ。じゃ、行ってくるな」
「応援してるよ」

控室を出ると、悠太は舞台へ、ハヤテは会場に入った。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。

ちなみに、愛歌さんはもうしばらく出ません。

では。
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Re: 女神と共に2nd (7月3日更新) ( No.89 )
日時: 2013/07/03 15:47
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------

前回、ハヤテは千桜の事情を知り、悠太は舞台に上がった。


会場は悠太の漫談で終始笑いに包まれていた。

「あははは。流石は悠太だな」
「せやな。腹痛いわ」

ナギと咲夜は大笑いしていたが、マリアさんはなぜか黒い笑みで

「(これをネットに流せば面白い結末が得られそうですね。いえ、いっそのことネタを色々弄って真山さんに送るのもよさそうですね〜)」

という黒い考えをしていた(まあ、実行はさせませんが)。

「あははは。悠太ってお笑いの才能もあるんだね」
「そ、そうですわね」

ハヤテは笑っていたが、アテネはなぜか意地でも笑わない様に我慢していた。
ちなみに理由は

「(ハヤテ以外に私の笑い顔なんて見せたくありませんわ。あれはハヤテのためだけにある顔ですわ)」

である。


                     × ×


時を同じくして喫茶どんぐり。

「ごめんなさいね、ヒナちゃん。忙しそうだったのに後片付けとか頼んじゃって」
「いえ、いいんですよ。書類とかは理事長と理事長の執事さんが片付けてくれたので、生徒会の仕事はほとんどありませんでしたし」

そう、ヒナギクはナギと悠太が帰る少し前、マスターに後片付けの手伝いを頼まれていたのだ。

「そう言えば、聞きたい事が」
「あら、何かしら?」
「紹介しておいてなんですけど、何でナギと悠太君を雇ってくれたんですか?このお店しょっちゅう閑古鳥が鳴いてるのに」

マスターはヒナギクのちょっとした悪口を一切気にせず

「いいんじゃない?このお店は趣味みたいなものだから」

マスターがこういう以上はヒナギクもこれ以上の口出しは止める事にした。

「それで、ナギの仕事ぶりはどうだったんですか?」
「それが結構優秀だったのよね。お金持のお嬢様だから少し心配してたんだけど、要らない心配だったわ」

ヒナギクも紹介した手前気になっていたが、マスターの言葉で安心した。

「じゃあ私は伝票整理してくるから、後の掃除とかはよろしくね」
「了解です」

ヒナギクは頼まれたとおり掃除を始めた。

「(ナギが優秀か。悠太君やマリアさんのおかげなんでしょうね)」

ヒナギクもナギの成長ぶりに感心していた。

「(まあでも、一番の立役者はハヤテ君よね。ナギもハヤテ君に好かれたい一心で家事修行とか始めたって言ってたしね)」

ヒナギクはハヤテの事を考えると僅かだが心に引っかかりを感じた。
その時、来客を知らせる鐘が鳴り

「あ、すみません。もう閉店なんですよ」

ヒナギクが入り口を見ると

「あ、あれ?ヒナ?」
「あ、綾」

ヒナギクの親友、綾子が立っていた。


                      × ×


場所は戻り愛沢家。

「(まずいな。アーたんに紅茶でも出そうかと思ってキッチンを目指したら別の場所に来ちゃったな)」

ハヤテが困っていると、10歳ぐらいの女の子が周囲を見渡して困ってそうだった。

「どうしたの?」
「へ!?あ、いや/////////////////////////////////////」

ハヤテは笑顔で屈みながら少女に話しかけた。

「もしかして、君も迷ったの?」
「そ、そういう訳やないんやけど//////////////////////////////」

関西弁の少女にハヤテは

「(あれ?もしかしてこの子って)」

ある確信を持ち始めた。その一方で少女は

「(な、なんやねんこの執事の笑顔は。ふ、不覚にもときめきそうや)」

ハヤテの天然ジゴロが発動して赤面していた。
その瞬間、

「きもいわー」

突然10歳ぐらいの男の子が乱入して女の子をハリセンでたたいた。

「な、何すんねん朝斗」
「何すんねんやないわ。なにきもい雰囲気だしとんねん。ラブコメか!!!」
「ラ、ラブコメちゃうわ////////////////////////////」

漫才風な掛け合いを見てハヤテは

「(やっぱりこの2人って)」

確信を強めた。
しかし、

「なんや、まだいたんか」
「ま、まあ居たいんなら居てもいいで///////////////////////////////」

ハヤテが困っていると

「こらこら、あんまりお客様を困らせてはいけないよ」

スーツ姿の男性がやってきた。

「すまないね。子供達が迷惑かけたようで」
「そ、そんな事は」
「せやせや。迷惑かけたんは朝斗だけやで」
「なんでやー」

この掛け合いを見てハヤテはある確信を持ち始めた。

「そう言えば、さっきの漫談は素晴らしかったよ」
「え!?僕はやってませんけど」
「あ、別の執事君だった」

ぬけた発言にハヤテは呆れた。


                      × ×


場所は再び変わり喫茶どんぐり。

「まさか、綾に会うとはね」
「偶然って怖いですわね」
「でも、何で綾はこの喫茶店に?」
「ここは私のお気に入りの喫茶店なんですわ。物静かな雰囲気が好きなんですのよ」

綾子はここでヒナギクがバイトをしていた事は知らなかったようだ。

一方のヒナギクは

「(もう逃げるわけにはいかないわよね。こうして綾にもあった事だし)」

ヒナギクは覚悟を決め、

「ねえ綾」
「なんですの?」
「夜桜がきれいだし、見に行かない?」
「え!?」
「そこで、大事な話があるの」


                      × ×


場所は再びもどり、愛沢家。

「やっぱり、咲夜さんのお父様とご弟妹だったんですね」

ハヤテは咲夜に説明されて納得がいったようだった。

「なんや?知ってた風な口ぶりやな」
「あ、いや。何となく程度でそう思ってたんですよ」
「なんや。まあ、まだ乳母と妹2人がおるけど、奥で寝てるんや」
「あ、そうなんですか」

ハヤテはギルバートの事が気になったが、口にしない方がいいと悟り、黙っておく事にした。

すると咲夜は日向に

「で、どうや?ハヤテはんは」
「な、何がや?////////////////////////////////」
「ほう、赤くなったって事は脈ありか」
「無いわーーー///////////////////////////////」

すると咲夜は笑いながら

「赤くなって否定しても説得力無いでー」

咲夜のからかいに日向はポコポコと咲夜をたたいた。


----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回は続きです。

ちなみに、咲夜の誕生日会編は後3話位です。

では。
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Re: 女神と共に2nd (7月3日更新) ( No.90 )
日時: 2013/07/04 13:41
名前: 魔法

こんにちは魔法です!

最初から読ませていただいていたのですがmasaさんは小説を書くのが上手ですね。
お世辞じゃありませんよ?

私の小説なんて足元にもおよびません。



偶然って確かに怖いですね

咲夜と日向のやり取り、なんとも微笑ましいやり取りです。

では、これからも頑張ってください!
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Re: 女神と共に2nd (7月6日更新) ( No.91 )
日時: 2013/07/06 15:56
名前: masa

こんにちはmasaです。

レス返しの更新です。


 ●魔法さん

 >>こんにちは魔法です!

 こんにちは。そして初めまして。感想ありがとうございます。

 >>最初から読ませていただいていたのですがmasaさんは小説を書くのが上手ですね。
  お世辞じゃありませんよ?

 そ、そうですかね?嬉しいです。褒めていただきありがとうございます。

 >>私の小説なんて足元にもおよびません。

 そんな事は無いですよ。十分面白いと思いますよ。

 >>偶然って確かに怖いですね

 ヒナギク「ええそうね。ああいう形で綾と会うとは思わなかったわ」

 >>咲夜と日向のやり取り、なんとも微笑ましいやり取りです

 ありがとうございます。自分も気に行ってるんですよ。

 >>では、これからも頑張ってください!

 ありがとうございます。魔法さんも頑張ってください。

 感想ありがとうです〜♪

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Re: 女神と共に2nd (7月6日更新) ( No.92 )
日時: 2013/07/06 15:56
名前: masa

こんにちはmasaです。

では本編の更新です。

どうぞ。
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前回、ハヤテは咲夜の弟妹に出会い、ヒナギクは綾子に会って、話があると連れ出した。


ここは喫茶どんぐりがある銀何商店街の並木道。

「時期的にもう散っててもおかしくないのに、ここは桜が綺麗ですわね」
「ええ、そうね」

色々思いつめているヒナギクの反応は薄かった。

「そう言えば、下田でもお花見をしましたわね」
「ああ、そう言えば。あの時はなんだかんだで楽しかったわね」

ヒナギクは夜桜で更に決意が固まり

「ねえ綾、大事な話があるの」

綾子はヒナギクの様子が普段とは違う事に気付き

「ねえヒナ、この商店街にはシンボルがあるのをご存知でした?」
「え!?」
「話ならそこでしましょうよ。ここじゃあ誰に聞かれるか分かりませんわ」
「そ、そうね」

ヒナギクとしてはあまり人に聞かれたく無い話だったので、綾子にしたがった。

「ほら、ここですわ」

そこには見上げるほどの高さがある観覧車があった。

「だ、駄目よ綾。これは」
「大丈夫ですわ。私が付いてますから」

ヒナギクは「これは罰なんだ」という思いと、綾子を信頼できる気持ちで観覧車に乗る事にした。


                      × ×


一方の愛沢家。

咲夜はハヤテを人気のない庭に誘っていた。

「でも、咲夜さんも凄いですね。こんな盛大なパーティーを開えてもらえて」
「まあな。でも、ハヤテはんも盛大なパーティーが開かれるんとちゃうの?天王州はんの執事を10年以上やってるんやろ?」

咲夜の質問にハヤテは少し笑みを浮かべると

「僕はあくまでも使用人ですからね。そんな盛大なパーティーはしませんよ」
「さよか」

咲夜は少し黙った後

「気になってやんやけど、自分がもててる事はどう思ってるんや?ナギや天王州はんは勿論、他にもハヤテはんに好意を持ってる人がたくさんおるって噂で聞いてるで」

咲夜の質問にハヤテは少し沈黙し

「そんな事は無いと思いますよ。それに、僕には自分の全てを犠牲にしてまで守りたいとても大切な人がいるんです。もちろん僕はその人の事が好きなんです。だから、好意を持たれてる事自体は嬉しんですが、少し困っちゃうんですよね」

少し寂しそうなハヤテに、咲夜は嫌味などは感じなかった。

「(成程な。あのナギがメロメロになるのも、負けず嫌いのワタルが素直に負けを認め、憧れるんのも分かる気がするわ)」

咲夜は黙り込んだハヤテを見てそう思った。

「ハヤテはん、この後ウチが金持ちらしいことしたるわ。楽しみにしとき」
「あ、はい」
「それより、ご主人様はどうしたんや?ほったらかしにしててええんか?」
「大丈夫ですよ。アーたんはしっかり者ですから」

するとそこに

「おいハヤテ、お嬢様知らねえか?」

悠太がやってきた。

「え!?ナギさん?知らないけど」
「そうか。どこ行っちまったんだろうな。それに天王州も見当たらないし」

困ってる悠太にハヤテは

「大丈夫だよ。この屋敷にいる限り、ナギさんもアーたんも誘拐の可能性は無いって」
「まあ、そうだけどよ」
「きっとナギさんもアーたんも------」


                    × ×


場所は変わり観覧車内。

「商店街の観覧車にしては中々の景色ですわね」
「え、ええそうね」

ヒナギクは固く目をつぶっていた。

「やれやれ。相変わらずですのね、ヒナは」
「わ、私だって子供じゃないんだから高いところ怖くないわよ!!!!!!」
「(この際子供かどうかは関係ない気がしますわ)」

綾子は心の中でそう突っ込んだ。

「わ、私だってこれくらいの景色ぐらい」

しかし、外を見たヒナギクは固まった。

「ヒナ、無理は禁物ですわ。それに、人間1つぐらい弱点があった方が可愛げがありますわよ」
「そ、そうよね」

ヒナギクが無理やり納得した瞬間、観覧車が止まった。
そして

「ヒナ〜。泣かなくてもいいじゃありませんか」
「だ、だって〜」

声が震えているヒナギクに綾子は溜息をつき

「大丈夫ですわ。親友である私が居るじゃありませんか」
「・・・」
「そんなに私の事が信用できないんですの?」
「そ、そうよね。安心したわ」

落ち着いたヒナギクに、綾子は

「ヒナ、話というのを聞かせてもらえます?だからこそ、私を誘ったんですよね?」
「そ、そうね」


                      × ×


一方の愛沢家。

「さて、ナギお嬢さんを探さなければいかんのだが」

そう言って、咲夜の父親が集まったメンバーを見渡し

「今は我々しかいない」

ちなみに、ワタル、伊澄、サキさんです。

「とりあえず、私はこうやって罠を張っておいた」

そう言う咲夜の父親の足元には巨大なネズミ捕りみたいなものが置いてあった。

「こうやってナギお嬢さんが好きな漫画を取ると」

まあ、想像できますよね。
その光景を見たワタルは

「愛沢家の未来は暗そうだな」

っと、毒づいた。

「さて、こんなバカやってないでナギを探さないとな」
「ですが若、どうするんですか?こんな広い屋敷をしらみつぶしに探すのは骨が折れますよ」
「だよなあ」

そうやってワタルとサキさんが考え込んでいると

「とりあえず、ナギの携帯に掛けてみたらどうですか?それが手っ取り早いと思いますよ」

伊澄のまともな意見に

「あ、忘れてた」
「って、伊澄さんがまともな意見を言うなんて」
「どういう意味です?」

伊澄は納得がいかなさそうだったが、ワタルとサキさんは驚いていた。

ちなみに、携帯は圏外だったそうだ。

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以上です。
次回は続きです。
では。
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Re: 女神と共に2nd (7月9日更新) ( No.93 )
日時: 2013/07/09 16:08
名前: masa

こんにちはmasaです。

さっそく本編です。

どうぞ。
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前回、ヒナギクは綾子と共に観覧車に乗り、悠太達は何処かに言ったナギとアテネを探し始めた。


時間を少し戻し、悠太の漫談が終わり、ハヤテが日向と会う少し前。

「いやー。態々娘の誕生日に来てくれて感謝してますよ、ナギお嬢さん、天王州さん」

咲夜の父親がナギとアテネにお礼を言っていた。

「これ、つまらないものだが、天然の新巻鮭だ。イクラも詰まってておいしいよ」

厚意だったのだが、ナギとアテネは

「要りません。そんな生臭いもの」
「私も結構ですわ。生臭いですし」

断ったナギとアテネに咲夜父は

「あっははは。鮭だけに遠慮し鱒だってさ。中々冗談もご上手のようだ」

しかし、咲夜の弟の朝斗も妹の日向も呆れていた。

「よしっ。折角冗談を言ってもらえたんだ。父さんも得意の裸漫談を」
「させるかボケー」

咲夜が強めにツッコンだ。

「な、何すんだよー」
「何するやあらへんわ。どんだけ愛沢家の恥をさらせば気がすむねん。そのネタテッパンで滑るやないか」
「せやせや」
「咲ねーちゃんの言う通りやで」

自分の子供たちに言われて諦めたように見えたが、

「分かったよ。漫談はしないから裸になるよ」
「させるかー」
「もうやってまえー」

なんだかんだで楽しそうな光景だった。それを見ていたナギとアテネは

「ナギ、どこに行くんですか?」
「ちょっと、外の空気を吸いに」

そう言って部屋を出て行った。アテネは無言で部屋を出た。


                      × ×


時間を戻し、観覧車内。

「私ね、綾に謝りたい事があるの」
「私に、ですの?別にヒナは私に迷惑をかけたり掛けられたりしてませんわよ」

綾子の言葉にヒナギクは少し黙りこみ

「ハヤテ君の事、なのよ」
「ハヤテ様の、ですの?」

ハヤテの名前が出たことで綾子は身構えた。


                      × ×


一方のハヤテと咲夜。

「それにしても、ハヤテはん、よくナギの居場所が分かったな」
「まあ、悠太には悪いですけど、何となくで言ったんですよね」
「さよか」

咲夜はハヤテが何となくでナギの居場所を言い当てたハヤテに感心していた。

「なあ、ずっと聞きたかった事があるんやけど」
「なんですか?」
「自分、天王州はんの執事を10年以上やってるって聞いたんやけど、10年前と言ったら自分は6歳やろ?何でそんな頃から執事なんてやってたんや?」

咲夜の質問にハヤテは黙り込んでしまった。

「あ、すまん。デリカシーがなかったわ」
「いえ、いいんですよ。今から約10年前、色々あって僕は両親の元を飛び出したんです。その時に出会ったのが、アーたんだったんですよ。アーたんは僕に優しくしてくれたんです。そして自分の執事にならないかと誘ってくれて、それ以来ずっと執事をしてるんですよ」

咲夜はハヤテの色々な事情は気になったが、これ以上は言及しない方がいいと悟り、言及はしなかった。

「なあ、もしやで、もし自分の両親が現れて、「心を入れ替えるから自分達の元に戻ってきてくれ」なんて言われたらどうするんや?」

咲夜の質問にハヤテは少し上を見上げ

「そんな事、地球が1秒後に爆発するよりあり得ない事ですよ」
「な、なんや?ずいぶん冷たいなあ」
「僕の両親は究極の駄目人間なんですよ。もし「駄目人間の世界大会」なんてものがあったら、「強すぎて殿堂入り」なんて事もあり得るくらいですから」

普段は吐かないハヤテの毒に咲夜は驚いていた。

「で、でも」
「それに、僕の両親はもうすでに死んでますからね。僕の元に来るなんて絶対にあり得ません」
「そ、そうやったんか」

咲夜は少し悪いと思いつつも気になっていた事を聞くことにした。

「じゃ、じゃあなんで6歳になるまで両親のもとにおったんや?そんなに毒づくんやったらおらへん方が善かったんのちゃう?」
「ええそうですね。でも、あの頃の僕にはたとえ駄目人間だと分かってても、両親以外頼れる人はいなかったんですよ。だからこそ、両親のもとにいたんです」

ハヤテは少し寂しそうにした後

「でも、10年前、我慢できなくなって家を飛び出したんです。その時にアーたんと出会ったんですよ」
「そうやったんか。じゃあ天王州はんの執事をずっとやってきたのはその恩があるからやな?」
「それもありますけど、アーたんは初めて僕に「愛情」というものをくれたんです。それが1番の理由です」

ハヤテのその言葉を聞いた咲夜は違和感を感じ

「初めて?じゃあ、天王州はんと出会うまでは友達とかおらへんかったんか?」
「それはそうですよ。僕の両親の悪名のせいで友達とかはできませんでしたから」
「さよか。じゃあ、自分の兄妹とかはおらへんのか?」
「ええ。僕は一人っ子です」
「そうか。だから、ナギや天王州はんがどこにおるか見当がついたんやな」
「ええ。少しだけかもしれませんが、僕と似たような境遇がありますからね」

咲夜は少しモジモジした後

「な、なあハヤテはん」
「なんですか?」
「じ、実はな自分にだけ言いたい事があるんや」

様子の変わった咲夜にハヤテは首を傾げた。

「実はな、ウチ、お兄ちゃんというものに憧れてるんや」
「そう言えば、咲夜さんは一番上のお姉ちゃんでしたね」
「そ、それで、自分への呼び方を少し変えたいと思ってたんや」
「あ、そうだったんですか」

ハヤテの薄い反応に

「な、なんやねん。ウチの微妙な乙女心を察さんかい」
「あ、すみません。アーたん相手なら大丈夫なんですが、それ以外の女性に対してはそう言うの苦手で」

ハヤテの鈍感さに呆れつつも咲夜は

「そ、それでな、自分の事「ハヤテお兄ちゃん」って呼びたいと思ったんやけど、どうや?」
「え!?あ、いや」

ハヤテは照れ臭そうに頭を2,3回掻いた後

「まあ、咲夜さんがそう呼びたいなら、僕はいいですよ」
「ホンマか!?じゃあよろしくな、ハヤテお兄ちゃん」


                    × ×


ハヤテと咲夜がこんな風に微笑ましいやり取りをしている一方、ナギは愛沢家の敷地内の人気のない庭で1人で夜空を眺めていた。
そこに

「お嬢様」
「悠太」

悠太がやってきた。

「よく分かったな。私がここにいる事を」
「ハヤテが言ってたんだよ。お嬢様が居なくなったって言ったら、「ナギさんだったら、何処か人気の無い場所にいるんじゃない?」ってな」
「そ、そうか////////////////////////////////////////////」

自分の事を分かってくれたハヤテにナギは赤面していた。

「やっぱ、寂しいのか?ハヤテはお嬢様がここに来る少し前の事を話したら、寂しくなったんじゃないかとも言ってたぞ」

ナギは嬉しさで赤面しつつ

「まあ、な。咲夜の家族はなんだかんだ言いつつも仲がいいだろ?それを見てたら家族っていうものが羨ましくなってな」
「そう、か」
「母は居なくなってしまったし、マリアだっていつの日か好きなやつができて居なくなる時が来るだろう。そう思ったらなおさらな」

悠太は少し黙った後、ナギの頭に手を置き、

「確かに、人間はいつかは死を迎え、居なくなる時がやってくる。それは避ける事が出来ない事さ。でも、お嬢様は1人じゃねえだろ?」
「え!?」
「確かに、俺は修業が終われば執事は辞めちまう。でも、別に死に別れるわけじゃねえだろ?それに、マリアさんもそうさ。たとえ誰かと結婚したとしても、お嬢様の前からいなくなったり、メイドを辞めるなんてことはしないさ」

悠太の言葉は確実にナギの心に響いていた。

「俺やマリアさんだけじゃない。ハヤテだって居るし、他にもお嬢様を支えてくれる人はいっぱいいるだろ?特にハヤテに関しては結婚とかすればずっとそばにいてくれるよ」
「そ、そうだよな//////////////////////////////よし、ハヤテをメロメロにするため今まで以上に頑張るか」

ナギが元気になった瞬間、

「流石は悠太はんやな。かっこよかったで」
「まあな。それより、ハヤテはどうしたんだ?」
「ハヤテはんやったら、ご主人様の元や」

ナギは少し不機嫌そうになり、

「で、何の用だよ」
「あ、せや。これからとっときのもん見せたるわ。楽しみにしとき」
「言っとくが、思えの裸漫談なんか興味ないぞ」
「俺もだ」
「そんな事するかー」


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以上です。
次回で咲夜の誕生日編は終了です。
では。
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Re: 女神と共に2nd (7月12日更新) ( No.94 )
日時: 2013/07/12 16:53
名前: masa

こんにちはmasaです。

今回で、咲夜の誕生日会編は最終回です。

では本編どうぞ。
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前回、ナギは悠太に慰められた。一方のアテネは・・・。そしてヒナギクはついに綾子へ話し始めた。


ヒナギクと綾子が居る観覧車内。

「綾、これは「裏切り」と言える行為かもしれないの」
「ハヤテ様、に関してですの?」

綾子の問いかけに、ヒナギクは無言で頷いた。

「先月の私の誕生日の日、私はハヤテ君と生徒会室で2人きりになったの。その時、クッキーのプレゼントを貰ったわ。彼にとったらご主人様やほかの人たちにしているような何気ない行動だったかもしれないわね。でも、私は嬉しかった。まるで、何十年も欲しがってた物をプレゼントされたみたいに。そして、私はハヤテ君の強さ、優しさを知れた。そして、私の心の淀みを消し去ってくれたの。その時、私を支配していた感情の正体を知る事が出来たの」

ヒナギクはここまで一気に言うと、心を整理させ、

「私は、ハヤテ君が好きになっちゃったの!!!!!」

ヒナギクがそう宣言した後、時間にしてほんの数秒だったが、とても長く感じた静寂が訪れ

「そ、そんなくだらない事で悩んでたんですの?」

綾子は眼をパチクリさせながらそう言った。

「な、何よ!!!!くだらないって。私は真剣に」

綾子はヒナギクの真剣な表情に少し笑みを浮かべ

「私がそんなことで怒りだす様な心の狭い人間だと思ってたんですの?」
「えっ!?あ、いや」

ヒナギクは気まずそうに暫く考え込んだ後

「だ、だって綾はハヤテ君の事が凄い好きでしょ?」
「ええ。ハヤテ様は世界中、いえ宇宙中のだれよりも好きな殿方ですわ。当然、結婚もしたいと考えていますわ」
「だからよ。親友の貴方がそこまで好きなのを知っているのにも拘らず、ハヤテ君を好きになってしまったの。そ、それって」

ヒナギクが言葉を出し辛そうにしているのを見て、綾子は

「「裏切り」とでも思ったんですの?別に裏切りでも何でもないですわ」
「え!?」
「だって、ハヤテ様は別に誰かのものになった訳ではありませんわ。それに、恋愛というのは自由ですわ。ヒナがハヤテ様の事を好きになったとしても、「ライバルが増えた」としか思いませんわ」

俯いているヒナギクを尻目に、綾子は話を続けた。

「第一、私がハヤテ様の事を好きな女性陣に何かしますの?」
「そ、そう言えば、してないわね」
「ですわよね。私は、私自身の魅力だけでハヤテ様をメロメロにしたいんですわ。他にハヤテ様に好意を抱く女性が居ようと関係ありませんわ。ただ、勝負を正面から正々堂々受けるだけですわ」

綾子の言葉にヒナギクは申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「ヒナ、何で悩んでたんですの?何度も言うようですが、そんなくらだない事を」

ヒナギクは黙り込んだ。

ちなみに、理由に関しては下田編のヒナギクとマリアさんの件を見てください。

「まあ、いいですわ。それより、どうするんですの?」
「な、何が?」
「告白、ですわよ。しないんですの?」

ヒナギクは少しの沈黙の末

「だ、だって、自分から告白とかしたら、負けた気にならない?」

ヒナギクのこの言葉に綾子は溜息をつき、

「相変わらず、ですわね。まあ、ヒナらしいと言えば、らしいですが」
「な、何よ!!!大事なことでしょ!!!」

綾子は少し笑みを浮かべ

「別にいいですわ。でしたら、私はいつも通りハヤテ様を狙うだけですわ。ハヤテ様を私のものにするために」
「そうね。じゃあ私は、ハヤテ君に告白させて見せるわ」
「フフ。負けませんわよ」

こうして、ヒナギクの悩みは消えた。
っと言っても、ハヤテが告白するかは神がかった確率が必要かもしれないが。


                     × ×


時間を少し戻し、愛沢家。

アテネはナギとは別の場所の人気のない場所で佇んでいた。
するとそこに

「アーたん」
「ハヤテ」

ハヤテがやってきた。

「やっぱりここにいたんだね。どうしたの?」
「そ、それは」

アテネは言い出すかどうか悩んでいると

「大方、咲夜さんのご家族を見て、寂しくなった。こんなところでしょ?」
「・・・」

ハヤテはアテネの沈黙に、自分の予想が中ったと確信した。

「愛沢さん一家を見て、羨ましいと、そう思ったんですわ。なんだかんだでとても仲良くしている皆さんを見て」

アテネの言葉をハヤテは黙って聞いていた。

「私には、もうお父様もお母様も居ませんから。家族、というのが恋しくも羨ましくなることもあるんですわ。そして、時々寂しさも」

アテネがそう言いきると、ハヤテは少し黙った後、

「アーたん」
「何です !!!!!!!!」

ハヤテは突然アテネにキスした。

「何言ってんの。アーたんには僕が居るじゃん」
「・・・」
「それに、家族という意味では瑞希さんがいるでしょ?中々会えないとはいえ」
「そ、それは」

アテネは気まずさで少し黙ってしまった。

「それに、僕だけじゃない。天王州家にはほかにも使用人の人たちがいっぱいいるじゃん。寂しい、だなんて言わないでよ。それじゃあ僕がアーたんの傍にいる意味がなくなっちゃうよ」
「ハ、ハヤテ/////////////////////////////」

ハヤテはアテネの頭に手を置くと

「それでも、寂しいと思うなら、僕は誓うよ。アーたんの前から居なくならないって」
「で、ですが」
「ほんの少し、居なくなる時はあるかもしれない。でも、僕の居るべき場所、帰るべき場所はアーたんのいるところだよ。だから、寂しいって思う必要は一切ないでしょ?」

ハヤテの言葉にアテネは心からの笑顔になった。

「そうですわね。ハヤテの居場所は私が居る場所。私の居場所はハヤテが居る場所ですわよね」
「そうだよ。これからも、そしてこの先もね」

2人は両手をつなぎ、向かい合っていた。

すると、花火が上がった。

「愛沢さんも結構やりますわね」
「うん。誕生日に花火を上げちゃうんだもんね」
「綺麗、ですわね」
「うん」


2人は手をつなぎ、花火を見ていた。


その時、


ズキッ!!!!!!


「ッ!!!」

「ど、どうしたんですの?」
「アッ、何でもないよ」
「そ、そうですの?」
「(なんだろう今の。気のせい、かな?)」



----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
次回からは新しいスレを建てます。

名付けて「女神と共に3rd」

では。
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