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とある昼下がりのマリアさん
日時: 2013/05/20 20:06
名前:
唐笠
お久しぶりかもしれませんし、はじめましてかもしれません。こんばんは。
唐笠です。
最近はずっとGR●Eの方で、創作やら自作RPG(ハヤテキャラも出演)の公開をしていてまったく来ていませんでした←おい
さて、今回の拙作を読んでいただくにあたって気を付けてほしいことが一つあります。
それは「その通報、本当に正しいの?」という、どこぞのスローガンのようなものを念頭に置きお読みください。
最後まで読んだうえで(私の頭のいかれ度を)通報するとなれば文句は言えませんが…
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Re: とある昼下がりのマリアさん
( No.1 )
日時: 2013/05/20 20:06
名前:
唐笠
マリアSIDE
みなさん、こんにちは。もしくは、こんばんはです。
三千院家のメイドを勤めているマリアですわ。
今日は日差しもよい昼下がり。
思わず、お昼寝しちゃおうかなぁなんて考えてしまいますが、私が休んだらハヤテ君が困ってしまいますものね…
そんなことを考え、身体を伸ばしながら屋敷の長い廊下を歩いていると微かに声が聞こえてきました。
耳を澄ましてみれば、それはすぐ隣の部屋から聞こえてくるものだと気づく私。
声は全部でふたつ。
この屋敷に人語を解するのは私にナギ、ハヤテ君、クラウスさんの4人であり、声の高さから部屋の中で話している人物がハヤテ君とナギであると判別するのは容易なことでした。
あれ、なぜ皆さんは”人語を解する”の部分で苦笑しているのですか?
まぁ、この際そんな些細なことは置いておきましょう。
問題なのは、あの二人の関係なのですから…
ハヤテ君は両親が作った借金のかたに………って、いまさら説明するまでもありませんよね…
別にめんどくさかったとかなんてことはありませんからね。本当ですよ?
というわけで、勘違いの元成り立っている二人の間にある爆弾はいつ爆発してもおかしくないのです。
だからこそ、目を離せないというか、気になるというか…
そもそも、完璧にタイミングを逸してしまった今となっては、私自身切り出す勇気もないのですが……
そんなこんなで、話の内容が気になってしまった私は部屋の扉に耳を当て聞いてみることにしました。
えぇ、盗み聞きなんてのは犯罪一歩手前ですし、趣味の悪いことこの上ありませんよ?
でも、これは二人の保護者として、また屋敷内の”最年長者”としての務めであるんです。
へぇーくしゅん!
ん?
いま、どこからか声が聞こえたような…
おかしいですね。この屋敷内では私が”最年長者”のはずですのに……
まぁ、最年長者といっても、私自身まだピチピチの17歳ですから筋肉痛だって翌日にきますよ。
はい、今無駄なことを考えた人は後でゆっくりとお話ししましょうね♪
みっちり、きっちりと”礼儀”というものを教えて差し上げますから♪
って、こんなことしてる場合じゃありませんでしたね。
さて、二人はどんな話をしてるんでしょう?
「お嬢様、お次はなにをなされますか?」
言わずもがな。これはハヤテ君の声ですわね。
いつも通りの優しい声で、聞いているこちらも和みますわ。
「えっとだな…
じゃ、じゃぁ…………はダメか?」
対するのはナギの声。それ自体には問題はありません。
問題はないのですが、なぜかいつもと違ってしおらしい声で…
「昨日もやってあげたじゃないですか」
「むぅ…
いいではないか。あれはその……気持ちいいんだから……」
えっ…
いやいや、ありえませんよね?
あのハヤテ君ですよ。相手はナギですよ?
見た目は小学生のナギですよ?
ロリコンやTKDSならまだしも、”自称”ちっちゃな子は恋愛対象にならないハヤテ君がまさかそんなことを…
って、私の方こそ何を考えているのでしょう…
まだ、”ここでは言えないようなこと”とは限りませんし…
そ、そうです。きっと、よくある肩もみのパターンですね。
「どうですか、お嬢様?」
「ん………くぅ……気持ちいいのだ…」
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「どこら辺がいいですか?」
「も、もっと……奥…///」
ど、どうやら肩もみじゃないみたいですね…
というか、これはまずくないですか?
ナギはハヤテ君のことが好きですから、それは両想いになってくれるのは私としてもありがたいというか、嬉しいというか、そんなものがありますけどナギはまだ13歳。
ハヤテ君、もし私の心の叫びが聞こえているならばもう一度その意味を噛み締めてください。
13歳ですよ。見た目は小学生ですよ。もう少し待ってもよろしいんじゃないでしょうか…?
「ハヤテぇ……その…棒を……もっと奥にくれ…」
ナギっ!?
あなた、いつからそんなデレデレキャラになったんですか!?
ツンデレというあなたのアイデンティティはどうするつもりなんですか!?
「痛いかもしれませんが少し我慢してくださいね」
ハヤテ君もハヤテ君で意外と容赦ないですね!?
いつものいたわりがちっとも感じられませんよ!?
「いたっ!」
「あっ、すみません。
ですけど、やっぱりお嬢様の中は狭いですね」
………このままでは近い将来、私が面倒を見る人が一人増えますわ…
それ以前に、ひ弱なナギの身体がそれに耐えられるかどうか…
そう、これはナギの安全をまもるため。決して、二人の仲を引き裂くわけではないのです。
「な、なにをしてるんですか!」
その大義名分を得た私は勢いよく扉を開け、入室しました。
そこには予想した通り、突然の入室に固まる二人の姿。
しかし、私の予想とは違い二人はちゃんと服を着ていました…
「ん?
どうかしたのか、マリア?」
状況が読み込めないで固まっている私に、ハヤテ君の膝に寝転んでいるナギが尋ねてきました。
その声につられて焦点をナギに合わせれば、その耳にはハヤテ君の持つ綿棒が…
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「な、なんでも、ありませんわ…」
それでけを言い残すと、私は仕事へと戻っていきました。
今日も日本は平和ですわねぇ〜
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