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沈みゆく心(短編クロス(2話完結))少しハヤテ×ルカ完結
日時: 2013/05/07 03:17
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

ハヤテとルカが結ばれて六年。ナギは二十歳になっていた
ハヤテとルカが恋人同士になったばかりのころは塞ぎ込み何もせず部屋から一歩も出ることさえしなかった
だが、ある日自分から部屋を出たナギは別人のように変わっていた
夜更かしせず規則正しい生活、学校も休まず毎日通い、ゲームはおろかマンガすら見なくなり、さらにあの人嫌いのナギが、どんどん交友関係を広げていった
そして6年たった今はどこも欠点もない大富豪の令嬢へと成長していた

体も細い体系ながらDカップの胸を持つ美しい女性へと
大富豪の当主として文句のないパーフェクトな人物へと
はたから見たら立派な大人に成長してうれしいことだろうが、親しい人達から見てはそうは思えなかった

たしかにニート同然の生活から立派な三千院当主としてふさわしい生活に変わったのはいいことだが、今のナギにはどこか生気がないのだ
もちろん社交界などでは笑顔を出しているが、マリアなどから見るとあきらかに無理しているように見えるのだ

ちなみにハヤテはもういない。ハヤテは一生ナギに仕えてもいいと言っていた
ルカもナギを元気づけようとしたがナギは拒否した
別に激怒して拒絶したわけではない
ただそっとしておいてくれとか、かまわないで欲しいと言葉にし、人を寄せ付けないオーラをただよわせていた
マリアだけでなく伊澄や咲夜など様子のおかしいナギを元気づけとしていたがハヤテやルカのことを触れると表に出さないが
かなり沈んでいる感じでヘタに触れると壊れそうな感じでどこか行ってしまいそうでヘタに言えなかったのだ



ある日の夜、ナギが庭先にふらっと出て行った

「マリアさんナギはどこに言ったんですか?」

「庭ですよ。最近よく夜散歩するんですよ」

心配そうに窓からナギの後ろ姿を見つめながらマリアはヒナギクに答えた
ヒナギクは超大企業の超エリートでたまにナギと会社の取引などのやり取りしており、今日はその話で遅くなり泊まることになったのだ

「ナギ……やっぱりまだハヤテくんのこと完全には立ち直ってないんですね」

「ええ、本人は気にしない振りをしてますが、おそらく…」

「……そうですかそのことハヤテくんは?」

「知りません。知ってしまえば優しいハヤテくんのことです、きっと自分のせいだと思い詰めてしまうでしょう。それは私はもちろんナギも望みません」

「恋愛って難しいですね…マリアさん」

「そうですね…」

マリアとヒナギクはただ複雑そうに外を見つめるのだった



「ナギ遅いですわね」

「私見て来ましょうか?」

「いいえ、ヒナギクさんはお客様ですから私が行きますわ」

そういってマリアは外へと出て行った

「ナギも心配だけどマリアさんも心配だわ。ナギのこと一番大事にしていたから今のナギ見て不安なんでしょう」

一階のベランダから星を眺めていると白くて、何かぼやけた物体が4対森へと降りているではないか

「ケヒケヒケヒ」

「なにあれ」

あきらかに人間ではない白い物体と不気味な笑い声にヒナギクは動揺する

「いけない!SPの人たちには見えていないのだわ!ナギたちを早く助けにいかないと!」

白桜を持ってヒナギクは慌てて外に出た



三千院の庭

「ナギ!」

マリアの目の前にはナギを取り囲んでいる白い体に斜めに青い縞模様のついた不気味なぬいぐるみのような生物?が浮いていた
頭から伸びているしっぽのようなものは体より長かった

「ケケケケケケ」

「ナギ!」

ナギを取り囲んでいた4対の不気味な生物は笑い声をあげながらナギの姿を消した
そして自分たちも笑いながら消えていった
マリアはナギを救い出すため化け物が消えた方角に走り出した



「う、うそ…ナギが消えた…そんな…」

ヒナギクは見たのだ。助けに行こうと駆けつける前にナギがさっきの幽霊みたいなのと一緒に消えたのを
とりあえずヒナギクはかなり遠くのマリアを追いながらこういうことに詳しそうな人物に電話をかけた

「大変よ鷺ノ宮さん!ナギが幽霊か妖怪かよくわからないなんかにさらわれたのよ!」

「なんですって!生徒会長さん…いえ桂さんその特徴わかりますか?」

ヒナギクは伊澄に説明した

「これは相当まずいですね…ナギを連れ去ったのはおそらくシャドール」

「シャドール?」

「シャドール。奈落の住人で、あらゆる存在の影
夢や希望を失った者がシャドールとなり、互いの知識と経験を共有する。その役割は、生きる気力を失った者を死すべき魂の持ち主と判断し、地上から奈落へと案内すること」

「なんですって!?」

「とにかく桂さんはマリアさんを追ってください。私も大おばあさまに協力を頼んでからすぐ行きます」

「わかったわ。できるだけはやくお願いね」

携帯をきり、ヒナギクはマリアを探すのだった



ナギが連れて来られたのはどこかの謎の大きな墓石
ナギはシャドールたちに囲まれながらそこへととぼとぼ向かう

「ナギ!」

なんとか追いついたマリアが息を乱しながらナギを呼び止める

そんなマリアにナギは振り向き弱々しい声で答える

「マリア。私はもういいんだ……イヤになっちゃったから」

「ちょっと待ちなさい!何がもういいですか!何がイヤになったの!」

「いやになっちまったんだろ?生きるのが
今日からオレたちの友達さ」

シャドールたちはそういうとナギと共に消えた

「戻ってナギ!!」

すると一匹だけシャドールが再び現れ

「ついでにオマエも奈落へご案内〜」

マリアも消した
自分も消えて

「マ、マリアさん!?」

そのときようやく追いついたヒナギクだったが
目の前で消えたマリアを見て驚いた
その声にまたさっきのシャドールが現れ

「まだいたか奈落の底へ直行だー!」

ヒナギクさえも消して 奈落へ送り込んでしまった




あとがき
次回で最終回です。なんのクロスかはそのとき答えるぜ
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Re: 沈みゆく心(短編クロス)少しハヤテ×ルカ ( No.1 )
日時: 2013/05/07 03:35
名前: masa

どうもmasaです。

ナギが、あのナギが引き籠り脱却だけでなく、オタク度まで治るとは。
多分でしかないですけど、ハヤテを忘れたい一心でそうなったんでしょうね。

ナギがハヤテを傍に置かなかったのは、立ち直るのが難しい状況で、その元凶がいれば辛いだけですからね。だからこその判断だったんでしょうね。


ヒナギクさんが発した「恋愛は難しい」に何やら意味がありそうな。恐らく、ヒナギクさん自身もハヤテの事を諦め切れてない感じがしましたね。違かったらすみません。

やっぱりナギは立ち直れなかったんですね。普段のナギなら不気味な物体に対して興味こそ持てど、引き込まれるなんてことは無いですからね。


さて、奈落に引き込まれてしまったナギ、マリアさん、ヒナギクさんがどうなってしまうのか気になります。
そして何とクロスなのかも。

次回を楽しみにしてますね。

では。
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Re: 沈みゆく心(短編クロス)少しハヤテ×ルカ ( No.2 )
日時: 2013/05/10 22:46
名前:

  どうも帝です。



 いやぁー、マジ面白いです。




 闇に堕ちたナギを助けるのは、やっぱり名前を呼べばくるあいつかな(笑)



 ハヤルカ好きの私にとってはすごく良いです。





 次回も楽しみです。
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沈みゆく心(短編クロス)少しハヤテ×ルカ ( No.3 )
日時: 2013/05/16 07:15
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

感想ありがとうmasaさん
はいハヤテのことを忘れたい一心です
足橋先生の原稿見た時以上ショックでかかったですから
ヒナギクさんはあきらめてます
最初はきつかったけど雪路やハムスターによって立ち直りました
はいナギは立ち直れてなかったです
平気なふりしていただけです(親しい人達には見破らていたけど)
元気なころだったらシャドールたちが来たとたん「なんなのだ゛!おまえたちは!」とか
連れていかれた直後「ハヤテー!」と呼びますね

帝さん感想ありがとう
楽しんでもらえてうれしいです
この話ほんとは一話完結にするつもりでしたが
下書きが三割程度しかできてなかったので二月ごろ書いてそのまま放置したままだったので
シャドールに奈落に連れて行かれたナギを救うのはあの人です(グロスホッパーじゃないよ)
今のナギはハヤテに失恋して以来生きる希望というものを失ってますからね
今回ハヤルカ出ますよ
それでは



「奈落の底へごとうちゃ〜く」

ヒナギクがシャドールに引き込まれた場所はなんとも不気味な場所だった
薄暗く、壁はまるでドクロが浮き上がっているかのようになっていて、怪しく不気味に光る緑色の燭台。まるでこの世とは思えない地下洞窟のようだった

「ここは…」

少しこういう場所が苦手なヒナギクがキョロキョロと周りを見ていると近くにいた人?が話かけてきた

「ようこそ、ここは奈落」

「奈落…?」

「奈落は死者がくるところだと思われているけど、本当は死にきれない者たちが来る所さ。もし君が、喜びや悲しみを感じとる心があるなら、影たちの波動に触れてはいけない」

「えっ」

さっき自分をここに引きずり込んだシャドールが近くにいて警戒するヒナギク

「シャドールたちは容赦なく君をこの奈落の底まで連れ戻すだろう」

ヒナギクはなんとなくこの人?なら大丈夫と思い聞いてみた

「ねえナギたちを知らない?私と同じようにここにひきずりこまれたんだけど」

「君の友人ならたぶんもっと上層の方にいるよ。君は人より強い力を持つからシャドールたちが警戒して最下層にまで引きずり込んだのだろう」

「そ、そんな…」

「亡者達の沈んだ気分に飲まれないでいることができれば、ここも他の温かな地底と同じさ」

「大地は常に温かい」

「………」

「地上に戻ってもいいよ」

「そんな!ナギたちを残して私だけ戻るわけにはいかないじゃない!」

「セーブなんかもできたりして」

「セーブ?いや別にいいです」

ヒナギクはナギたちを助けにいくため上層目指して進んだ
部屋を出たらシャドールがたくさんうろついていてヒナギクはさっきの人?に言われたとおり触れないように通り過ぎた
次の部屋には今まで見たシャドールとは対称的に赤い縞模様のシャドールがいた
そいつらはヒナギク目掛けて迫ってきまがヒナギクは一気にに走り去り通り過ぎて行った

「全くいったいどれだけいるのよ!シャドールってやつは!」

ヒナギクが愚痴りながら歩いていると剣を持ったモンスターと黒い人型の陰のようなモンスターが現れヒナギクに襲いかかった

「白桜!」

ヒナギクは白桜を呼び、それを使い撃破した
なんかアイテムを落としたので確認したら「変な肉」だった

「いらないわよ!こんなもの!」


途中ミニドラゴンやカコデーモンなどにも襲われたが無事進み、少し道に迷いそうになりながらもヒナギクはナギたちを助けに向かう
すると

「またシャドールがこんなに…」

そこには黄土色の縞模様のシャドールたちがいた
ただし周りをうろつきながら、消えたり現れたりして厄介だ

「よし、今ね!消えている今なら通り抜けられるはず」

ダッシュで通り抜けようとしたヒナギクだったが

「え?」

誰もいないはずなのに何かにぶつかった感触がした
そんな戸惑うヒナギクの前にいなかったはずのシャドールが姿を現し、

「奈落の底へいきな〜」

その瞬間、ヒナギクはどこかに転移されてしまった



そして、そこは

「奈落の底へごとうちゃ〜く」

最初自分がいた場所だった

「なんなのよ!!もうー!!」

今まで苦労が水の泡。振り出しに戻されたヒナギクはキレた

「とにかく今後こそナギたちを助けにいかなきゃ!」

ヒナギクはくじけず、再び上層目指して同じ道を通り、シャドールを避け、モンスターを撃退して進んだ
そして、ついさっきシャドールによって連れ戻された場所はシャドールの行動パターンと場所を把握し、見事突破した

「やったー!抜けられたわ!」

ヒナギクはホッとしたが、それもつかのま、次の部屋には

「そ、そんな……」

紫の縞模様のシャドールたちが道をはばかるかのようにバラバラに待機しており、姿も完全に消えた

「ここでまた触れたらさっきのとこに戻されちゃう」

もう二度と同じ道を走ったり、シャドールに追われたり、モンスターと戦うのが勘弁だと思ったヒナギクは慎重に考え、シャドールがいなそうな場所を特定し、そーと、くぐり抜けるかのように不規則に歩き、見事通った

そのころナギたちは



「ナギ!暗闇に引っ込んでないで!日の当たる地上に帰りましょう」

「イヤだ!だって何もおもしろくない!」

「ハヤテたちが楽しそうに生きてて、みんなも楽しく人生送っているのに、私だけつまらないのだ!」

ナギとマリアが言い合いをしてるなか、どこからかシャドールが現れ、実に愉快そうに笑う

「ケケケ…いい感じだぜ、嬢ちゃん…いいシャドールになれるぜ」

それにかまわずマリアはナギの説得を続ける

「私だって楽しいから笑っているわけじゃありませんよ!」

「だったらなんで笑っているのだ!」

「そんなこと……私の勝手です!」

「マリアはいつもろくに考えもせずに適当な言葉を返すだけなんだ!」

「違いますよ…フッ……」

「やめろ!なんで笑うのだ!」

「だって……おかしいですよ…なんとなく」

「おかしいことなんて何もない。辛いことばかりなのだ」

「ケガしたり、ケンカしたり、人と別れたり、悲しいことだらけなのにマリアの花なんか見たってしょうがないのだ」

「私の顔色うかがって笑いかけてくるヤツらって、私は好きになれないのだ!」

「ケヒケヒケヒ…」

ナギの苦悩をあざ笑うかのようにさらにもう一匹シャドールが笑いながら姿を現す
そしてマリアは何かを悟ったのか静かにナギに語り始めた

「わかった、ナギ。全部わかるわ」

「………」

「つまらなくて、嫌なことばかり起きて…ギスギスした世の中よ…だけど、それでも私は世の中が好き……だから……さようなら…
 私が上の世界を、もうちょっと楽しくて住みやすい世界にするから…そしたら帰ってきて。それまで待ってますわ」

そのマリアの慈愛のこもった言葉を否定するかのようにさらにシャドールが出現し、二人の末路を告げる

「戻れねぇんだよ!一度奈落の虜になった者は二度と日の光をおがめぇさ」

「じきに立派なシャドールになってしまうだろうさ
 未来までずーっとな」

「マリア…私は、シャドールにはならないよ
 私は私のまま ずっとここにいるから安心して上に戻るのだ」

ようやくマリアの気持ちが伝わったのか前向きな思考を取り戻したナギ
その目は生気に満ちていて、ここ数年演じていた偽りの目ではなく、七年前のあのころのナギの目だった

「ケーッケッケ!私は私のままだってよ!そうはいきゃしないさ!」

「寝ボケてるぜ、コイツ!ユカイなお友達ができたよ!ケーッケッケッケッケ!!」

新たに一匹、二匹と続けて出て、そんなナギをあざ笑うシャドールたち

「ナギ 私はあなたを笑ったりしない」

「あなたが今、シャドールたちを振り切って、私の後をついて来ても、私は勝ち誇って笑ったりしないですわ」

ナギPSPを取り出しBGMを流し始めた
シャドールたちはナギの行動にキョロキョロする
その内の一匹が語りかけてきた

「戻れねぇんだよ!一度奈落の虜になった者は二度と日の光をおがめぇさ」

「じきに立派なシャドールになってしまうだろうさ
 未来までずーっとな」

「マリア…私は、シャドールにはならないよ
 私は私のまま ずっとここにいるから安心して上に戻るのだ」

ようやくマリアの気持ちが伝わったのか前向きな思考を取り戻したナギ
その目は生気に満ちていて、ここ数年演じていた偽りの目ではなく、七年前のあのころのナギの目だった

「ケーッケッケ!私は私のままだってよ!そうはいきゃしないさ!」

「寝ボケてるぜ、コイツ!ユカイなお友達ができたよ!ケーッケッケッケッケ!!」

新たに一匹、二匹と続けて出て、そんなナギをあざ笑うシャドールたち

「ナギ 私はあなたを笑ったりしない」

「あなたが今、シャドールたちを振り切って、私の後をついて来ても、私は勝ち誇って笑ったりしないですわ」

ナギPSPを取り出しBGMを流し始めた
シャドールたちはナギの行動にキョロキョロする
その内の一匹が語りかけてきた

「ナギとか言ったな…
 ここの掟教えておくよ」

「追手から逃げ切れば それで解放だ
逃げ切れなければ食われちまうだけさ」

すると別のシャドールが口笛を吹き、何かを呼び出した

「いうまでもねえが…逃げ切れた奴なんていやしねえぜ」

ナギたちを残し、消えるシャドールたち
ナギとマリアのピンチの時

「ナギ!マリアさん!」

今まで下層にいたヒナギクがようやく追いついた

「ヒナギク!」

「ナギ、マリアさんこいつは私に任せて、二人は先に上に行って!」

「で、でも…」

「わかりましたわ。ヒナギクさんも気をつけて」

戦闘力の低い二人に先に逃げてもらい、化け物は自分が引き受けることにしたヒナギク
白桜を構え警戒する

そして現れたのはマミーエイプだった
見るからに力強く、近接攻撃をし、肉弾戦をしかけてきそうだった

捕まったら危険と判断したヒナギクは素早い動きで攻撃と回避を続け、最後は

『大地噴出剣』でとどめをさした



マミーエイプを倒し、奈落を脱出したヒナギクを待っていたのはナギとマリアだった

「あっ大丈夫だ、戻ってきた!」

「ナギたら、ヒナギクさんのことを心配して、奈落に戻ると言ってたんですよ。私みたいに、人を信用して待ってなさいって!フフフ!」

「そう、ナギ心配してくれていたのね。ありがとう」

「べ、べつに心配してなんか…」

「素直じゃありませんね」

以前のナギに戻ってうれしそうなマリア

「なあマリア、もう少し星を眺めていようよ」

「ええ、でもちょっとだけにしましょう」

「どうしてだ?」

「私、すごくうれしくって笑わない約束破ってしまいそうだからですよ」

「いいよ、笑っても」

「息を切らしたあと、目まいが終わるまでの星はまわりながら落ちるんだ」

「なんですかそれ?」

「内緒だ」

「あなたってヘンな子 ハハハハハハ」



後日

「ナギいつまでゲームしているんですか!いい加減働きなさい!」

「別にいいではないか。この六年間やらなかったゲームやマンガを楽しむくらい」

「今日の夜、社交界でしょう!その用意も…」

「そんなもん、もう私はいかん。いや、行く必要ない」

「えっ?」

「三千院家の当主はジェニーにゆずった。私はもう自由の身なのだ」

「ええーーー!!」

「人間贅沢さえしなければ1〜2億あれば一生生きていけるからな。それに念のため銀行に百億預けてある〜それにしても六年ぶりのししゃもうまいな♪」

「………」(いったいいつの間にそんな大事な事を決めて…それにそのししゃもどこから…)

過去に一回財産を失い、ムラサキノヤカタで庶民の生活を体験したナギには十分だった
練馬の屋敷とマリア以外ジェニーに全て譲った

「あっそうだ新しく執事を雇ったんだ。おい入ってこい」

「こんにちは〜」

「あなたはたしかナギと同じクラスだった切利貴座無くん」

「はいゲーマ執事の切利貴座無です。ナギさんの快適なゲームライフを支えるためやってまいりました」

「というわけだ。早速だが切利貴座無。このDVD返してきてくれ。私はレベル上げで忙しいから」

「かしこまりましたナギお嬢様」シュタ

「………」(あのししゃもは切利貴座無が作ったものだったんですね)

切利貴座無の去った方も見てマリアは思う
たしかにハヤテの次くらいには信用できる執事だ(クラウスは定年退職)
ナギを理想の主だと思っているし、ゲーマお嬢様としてかなり尊敬している
現にナギがゲームする邪魔になるうっとうしいギルバートをフルボコにし、再起不能にしてしまうほどだ。
ナギがゲーマじゃなくならない限り、命がけで一生尽くすことだろう

「…ところでナギあなた今何をやっているんですか」

「ああポ○モンだ」

「ポ○モン……」

「今度ハヤテとルカの子供と対戦するからな、そのためのパーティーを育てているんだ
トリプルバトルってやつだ。しかし六年の間ポケモンもここまで進歩しているとはな。
くっそー私はゲームやマンガやらないで六年間何をしていたのだ!」

「……」

「う〜む…相手のおいかぜやトリックルーム使ってきたことも考え、ちょうはつやトリックルームを使えるポケモン用意しないとな…
バンギラス対策のため、けたぐり…ガブリアス等に有効な氷系の技も…ダークホールドーブルや水パーや砂パーにも対応を…ブツブツ……」

以前のような明るい笑顔を見せ、生き生きとしているのはとてもいいことでマリアもすごくうれしい
さらに以前は何かと理由つけてハヤテやルカに会わないで避けていたナギが堂々会い、親しく接しようとしている
とてもいいことだ
むしろ望んでいた未来だ
なのに

「あー!くっそー!また納得がいく能力値のポケモンが生まれなかった!百匹も生ませたのに!
ええーい!ならば二百だろうが三百だろうが生まれてくるまで私はあきらめないぞ!」

なぜだろう…なんだか涙が出てきちゃう
これでよかったのだろうか っと複雑な気持ちになるマリアだった



「ルカ、明日ナギさんが家に来るんだって」

「ほんとに?何年ぶりかしらナギに会うの」

「どうやら、ウチのハルカとポケモンバトルするそうなんだ」

「そうなんだ楽しみね♪」

「うん、でも心配ごとが…」

「えっ?」

「ウチのハルカがナギさんに中二病にされないかどうか…」

「………」

「今は年齢的に問題ないけど…、もし将来ハルカがそのまま中二病のままになったらと思うと…」

「…だ、大丈夫よハヤテ。私達がちゃんとそばにいて気をつけていれば…」

「そ、そうだよね…ははは…」

「ねえあなた…ハルカも風華も寝たし…そろそろ……」

「そうだねルカ。これからはぼくたちの時間だ」

「ふふ…ハヤテ愛してる」

「ぼくもだよルカ…」

いつまでもハヤテとルカは仲良くて幸せに人生をおくりましたとさ




あとがき
聖剣伝説レジェントオブマナとのクロスでした
このゲームの「ディドル嫌になる」のイベントを使いました
役は
主人公=ヒナギク カペラ=マリア ディドル=ナギ でした
このゲームの主人公しゃべらないからヒナギクのセリフは全部自分でやったから大変だった
ナギやマリアはゲームのキャラのセリフを元に口調とか変えて使いました
シャドールは全部ゲームのセリフ
賢人は一つ除いてゲームのセリフ
ゲームではナギやマリアが言い合いしている最初の時から主人公いるけど、ヒナギクがそんな状況の中、何も語らないのはあり得ないので後から来るようにしました
ゲームの流れとほとんど同じにしてるけど(後日はのぞく)都合上少し変更してます
カペラの芸なんか を
マリアの芸なんか にしたら、矛盾するので(マリアは芸なんかしない)花にしました
ちなみに去年書いた「もうひとりの自分」も聖剣伝説をネタにした話です

なんか途中でモチベーション低下してしまった
後日が予定より長くなってしまった
もと軽くでよかったかも
ししゃもってスーパーで一匹十円で売ってますよね
ナギも原作で朝、ししゃも食ってたし
ナギはいつまでもダラダラして引きこもってダメ人間のままだったらいいな〜と思います
ずっとそうだったらいいのにな〜

なんか書き忘れあるかもしれん思い出せん
ナギがPSPするとこはほんとは手回しオルガンを演奏するシーンだけど、ナギがそんなもん持っている訳ないのでPSPにしました
ちなみに賢人に「戻るかい?」と聞かれた時、選択肢で戻るを選ぶと二人を二度と助けることはできなくなります

夜中に投稿するつもりが寝ていました
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Re: 沈みゆく心(短編 ( No.4 )
日時: 2013/05/16 11:50
名前: masa

どうもmasaです。

しかしヒナギクさんに話しかけた人?は意外と親切ですね。奈落について詳しく教えてくれたり、ナギ達のいる場所を教えてくれたり。

さすがヒナギクさんですね。なにかと文句を言いながらも困難を乗り越え、ナギ達を助けに向かうなんて。
しかも、最初の地点に戻されてもくじけない。某課長顔負けの根性です。

さすがマリアさん。ナギの悲しみや苦しみを理解し、受け止め、ナギが帰りたくなるまで待ち、無理矢理連れて帰ろうとしないなんて。だてに聖母の名前を持ってる訳ではありませんね。
まあ、なにはともあれ、みんな無事に出れてよかったです。

で、ナギはやっぱりオタク人生に逆戻りっと。
まあ、そういう扉は開いたら最後、もう二度と閉じることはありませんからね。
ってかわざわざ当主の座を譲らなくてもよかった気が。いや、そうじゃないと、忙しくてゲームとか出来ないか。
で、やっぱりな言動。マリアさん、良くはないよ。少しは止めないと。

ハヤテの心配は現実になる可能性はかなり高いと思いますよ。なんせ、母親がそうなんですからね。
ハヤテとルカはかなりラブラブなんですね。子供が2人もいるのにイチャイチャしてますし。

では。
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Re: 沈みゆく心(短編クロス)少しハヤテ×ルカ ( No.5 )
日時: 2013/05/16 18:13
名前:

   どうも帝です。!!!!



 やっぱ、共に奈落に落とされてヒナギクは強いですね!!!



 少しはお化けとかにもなれたのかな?





 ハルカちゃんは、氷結さんの作品で気になってたので出会えてよかったです。

 

 ナギの中二病はなめない方が.....................



 とっても面白かったです
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Re: 沈みゆく心(短編クロス(2話完結))少しハヤテ×ルカ完結 ( No.6 )
日時: 2013/05/27 17:38
名前: 氷結アイスブリザード

こんにちはMaSaさん感想ありがとう
ヒナギクに話しかけた人は賢人ポキールです。あっちこっちに出没します。ラスダンにも
ヒナギクさくは正義感も戦闘力も強いですね
マリアさんはほんとナギを理解してます
はい八ッピーエンドです
もしヒナギクがこなけれぱニ人ともいずれシャドールになってました.やっぱりナギはオタクでないと♪当主だと遊べるひまがへるのでしんせきにゆずりました
マリアもナギが6ねんぶりにげんきになったばかりでつよくいえないのです
ナギのかんせんりょくは高いですからね。夕マにFFやドラクエやらせるくらいですからw
八ヤルカなのでラブラブです。ほんとはもっとラブラブにしたかったけど私の気力が
子供の前ではひかえめで寝たら解放します
それでは

こんにちは帝さん感想ありがとう
ヒナギクほんとつよいですよね
いまも少し苦手ですが戦えないほどではないので
八ルカって八ヤテとルカの子供の名前に使いやすいので.ニ人の名前が組み合わさっているので違和感があまりなくて
ナギの中二病は強力ですよね!人間どころか虎まで…
楽しんでもらえてよかったです
それでは
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