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Breath〜君と息衝く日々〜
日時: 2010/08/21 11:30
名前: 道草

はじめまして!
道草と申します。

新参者でわからないことだらけですが、
宜しくお願いします!


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第一話 亡い男を想っても妄想


―暖かな風が舞う、5月。

ゴールデンウィークも終わり、環境が変わった人もそうでない人も本格的に日常生活に戻るこの季節。

ある意味ものすごく環境を変えた人々が集うアパートがあった。

「環境の変化で疲れたので今日は休む」

「流れにのって、不登校宣言するんじゃありません・・・」

いきなり白昼堂々と問題発言する、金髪ツインテールの少女。

笑えないほどの大富豪・三千院家の後継者であり、超がつくほどのお嬢様!・・・

というのも過去の話。

このゴールデンウィークで遺産の相続権を失い、いまやニート街道まっしぐらのマンガバカのHIKIKOMORI、三千院ナギである!

「誰がニートでマンガバカでHIKIKOMORIだぁぁぁぁぁっ!!!」

「違うんですか?」

「なっ!!マリアお前までぇぇ!!」

ナギと親しく(?)会話するエプロンドレスのこの女性。

三千院家のメイドであり、ナギのお姉さん役。

完璧超人でピチピチの17歳(自称)、マリアである。

「・・・カッコ内にちょっとイラッときましたわ」

「だろ!?ハヤテも何とか言ってやれ!・・・あれハヤテ?ハヤテー!」

「はい、なんですかお嬢様?」

「うおっ!早いな」

「執事ですから♪」

ナギの呼び声に対して即座に現れた執事服の少年。

ご存じ我らが主人公、一億五千万の借金を持つ男、女顔で不幸体質、鈍感で天然ジゴロ、

まわり女の子ばかりでなんか妬ましくて多くの男子の怒りを買ってそうな少年、綾崎ハヤテ!!!

「・・・・・・」

「な?むかつくだろ」

「というか後半は作者の個人的意見ではないかしら?」

そんなこんなでこの三人、今はここムラサキノヤカタとよばれるアパートで生活中なのである。

「・・・まぁそんなことよりお嬢様、今日は学校は?」

「うむ!五月病のため休みだ」

「いやいや・・・そんな胸張って言われましても」

「そうですよ、あなたのは年中仮病でしょう?つべこべいわずにいきなさい!」

「断固拒否する」

「ハァ、しかたありません・・・では」

「ひゃああっ!?」

ため息をつくとハヤテはナギをいきなり抱きあげ、お姫様だっこした。

「主を良い方向へ導くのが執事の役目ですから、このまま学校へお連れしましょう♪」

「////ばっ!!このままってお前!それに私まだ着替えてないぞ!」

ナギの言うとおり、彼女はまだ寝巻姿のままだ。

「あ、それもそうでしたね」

ハヤテは今気付いたようだった。鈍感恐るべし。

ちなみにまだナギを抱いたままだ。

「・・・わかった!わかったから早く下せ!!」

ついにナギがおれた。その言葉を聞いてハヤテはようやくナギを解放した。

「よかった、自分から行く気になってくれたんですね!ではここで待ってますね♪」

ハヤテは満面の笑みをナギにむける。

「////う、うっさい!!ハヤテのバーカ、バーカ!」

ナギは顔を真っ赤にして自分の部屋に戻った。

一応学校に行く準備をするらしい。

「いや〜、よかったですねマリアさん、やはり新しい環境でお嬢様も変わってきてるんですかね」

「・・・天然ジゴロ、岩をも動かすですわね」

「え?」

「なんでもありませんわ、では私は皆さんが帰るまでに買い物とお掃除を済ませておきます」

「はい、よろしくおねがいします」

ハヤテの返事に軽くうなずくと、メイドさんはこの勘違い二人組に頭を悩ませつつ、廊下を歩いて行った。















―ナギの部屋。

「まったく!ハヤテはほんとにまったく!」

ナギはまだ顔を赤らめつつ、制服に着替えていた。

「どんだけ私にラブラブなら気がすむのだ!・・・まあ、それはいいけど////」

着替え終わると、先ほどハヤテに抱きかかえられた肩に手を添える。

「ハヤテの手、温かかったな・・・」

先ほどの温もりと、胸の高鳴りがよみがえってくる。

「このまま二人で愛の逃避行と行きましょうかお嬢様・・・いえ、ナギ♪」※ナギの脳内ハヤテです。

「//////むはぁぁぁぁぁっ!!!」

ゴロゴロゴロ。

自分の妄想で悶えて、畳を転がるナギ。

そのまましばらくこっちの世界に戻ってこなかった。













―かれこれ42分37秒後、廊下。

「お嬢様まだかな・・・」

結局この日は遅刻した二人であった……





第一話 END
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少し短いでしょうか?
未熟者なのでアドバイスや間違いがあれば教えてください。

基本こんなほのぼのとした日常を書いていきたいと思います。
感想などもらえるとうれしいです。

よろしくお願いします♪


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Re: Breath ( No.1 )
日時: 2010/08/22 21:35
名前: 道草

どーも、道草です!

よく考えてみたら、ここから先すこしネタばれしてます……すみません。
なので単行本派の方はご注意ください。














では本編です。

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第二話 春一番


―白皇学院。

広大な敷地を誇り、お金持ちの家柄の子供が多く通う屈指の名門校である。

ナギとハヤテもこの学校に通っている。

ちなみにナギは飛び級でハヤテと同じクラスの高校二年生だ。

今は、1時限目の授業が終わった頃。

「すっかり遅刻してしまいましたね……」

「うっさい!元はといえばお前のせいだろうが!」

「ええ!僕ですか!?」

ハヤテとナギはようやく自分たちのクラスに到着した。

そんな二人に気付いて一人の少女が声をかけてきた。

「ああ、おはよう。ていうかずいぶん遅かったな」

「おはようございます、千桜さん」

「ふん、おはよう。お前の方こそずいぶん早くきてたみたいじゃないか」

「まあ、生徒会だしな」

そう、千桜と呼ばれた真面目そうな眼鏡の少女。

彼女はこの学校の生徒会書記であり、ハヤテ達のクラスメート。

しかしその実態はナギに劣らず、ゲーム・マンガ・ラノベ好き。

さらには周りに秘密でメイd「うわぁぁぁ!!何バラそうとしてんだぁぁぁっ!!」をしている春風千桜である。

「どうしたんですか?」

「秘密ってなんなのだ?」

「ええい、わすれろ!ていうか説明文を読むなよ!こういうネタの多用は作品の崩壊をまねくぞ!」

「安心しろ、最初から崩れまくってるから」

「開き直るな!」

それからしばらくナギと千桜は妙な口論を続けていた。

そんな二人をハヤテは微笑みながら眺めていた。

「(仲がいいですね〜二人とも。少し前までは想像できなかった光景ですね)」

千桜はちょっと残念な両親との事情で、ハヤテ達のアパートを借りに来た最初の入居者である。

趣味が通じるところもあって、いまやずいぶんとナギとうちとけていた。

「お二人の笑顔のためにもこれからも頑張らないと!」






一方、その二人。

「だからアニメ3期は主人公の女装を増やしてだなー!!」

「ヒロインあってこその主人公だろうが!まずは各キャラの可愛さをアピールして……」









「……が、頑張らないと」

何か先行きに不安を感じるハヤテ(主人公)であった。















―2時限目、世界史。

担任の世界史教師がムダに高いテンションで教室に入ってきた。

「いよーし!はりきって授業始めるわよー!お酒……もといお金のために!!」

某飲んだくれ教師の紹介と授業は必要もなさそうなので省略します。

「ちょっ、まてぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!」
















―放課後

「早かったな……」

「つっこんだらいけませんよ」

さすがに同情したのか、ハヤテが苦笑する。

「まぁ、日ごろの行いが悪いからたまにはいいだろ」

「今後出番があればいいんですけど……」

残念ですがそんな予定はありません。

「・・・・・・」

「ま、まぁあれだ……え〜とその……と、とにかく今日は帰ろうハヤテ!」

「そ、そうですね!そっとしておくのが優しさだということもありますし!」

そそくさと帰りじたくを始めるナギ。

「そういえば、アイツはどうした?授業が終わってすぐいなくなったが…」

「あ、千桜さんのことですか?確かにいませんね」

ハヤテは周りを見渡したが、千桜の姿はない。

それにしてもナギがそんなことを気にするのも珍しい。

「もしかして一緒に帰りたかったんですか?」

「ば、バカをいうな!だれがあんな隠れオタクなんかと……」

ナギは強く抗議するが、顔を赤らめていてどうみても照れ隠しである。

「ははは、それじゃあ僕ちょっと探してきますよ。お嬢様はすこし待っててください!」

「だから違うって!コラ、ハヤテ―――――!!」













―職員室前。

「ふぅ……」

千桜は両手に大量のプリントを抱えて、職員室からでてきた。

そこにちょうどいいタイミングでハヤテがやってきた。

「あ、千桜さん!よかった、ここにいたんですね」

「綾崎君?どうしたんだいったい」

「え〜とですね、とその前に」

言葉を区切るとハヤテは千桜の抱えていたプリントを持ちあげた。

「え?」

「すごい書類の数ですね〜、僕が代わりに持ちますよ」

ハヤテはそう言って、笑顔をむける。

きゅん。

「あ、ありがとう……/////」

千桜は少し顔をそむけながらお礼を言った。

「そ、それで私に何か用か?」

「ええ、よかったら一緒に帰りませんか?」

「ええ!?」

なんだこの展開?

一緒にって二人きりで??

綾崎君ってこんな積極的な男だったっけ!?

突然の言葉に千桜は動揺していた。

しかし次の瞬間、一気にクールダウンした。

「そのほうがお嬢様も喜びますし♪」

ああ、そういうことか。

ふぅ、と千桜は安心したような、がっかりしたようなため息をもらした。

「悪いけど見てのとおり生徒会の仕事が残っていてな……愛歌さんもしばらく学校にきてないし、三人組は相変わらずだし、担任はいじけてるし……」

「た、大変ですね……」

するとハヤテはなにかを思いついた表情になった。

「でしたら僕も生徒会の仕事お手伝いさせてください!」

「ええ!?いや、いいよそこまでしてくれなくても……」

「いえ、千桜さんはお嬢様のお友達で、うちのアパートの住人。執事として全力でお力になります!!」

ハヤテはすっかり張り切っている。

まあ、ここまで言われると断るのも悪い。

「じゃあ、お言葉に甘えようかな?」

「はい!ありがとうございます」

そう言って、ハヤテはまた笑顔をむけてくる。

「/////…お礼をいうのはこっちのほうだ」

まったく、あの笑顔は反則だと思う千桜であった。







その後、ナギの説得にだいぶ時間がかかったという……


第二話 END


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雪路先生には悪いことしたかな〜……

もしアニメ3期が始まるとしたら、過去編がみたいです!(しらんがな)

引き続き、感想・アドバイス・間違い等ありましたらよろしくお願いします!

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Re: Breath ( No.2 )
日時: 2010/08/27 22:36
名前: 道草

どーも!道草です。

名前のように踏まれても雑草のごとくたくましく生きていきたいです。

では本編です。


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第三話 生徒会の葛藤


―白皇学院、時計塔最上階。

学校で最も高いこの場所に生徒会室は存在した。

「悪いわね、ハヤテ君。手伝ってもらっちゃって」

桃色の髪の少女がハヤテに話しかける。

ハヤテは千桜の手伝いでここにきていた。

「いえ、皆さんのお役に立てて何よりです♪」

ハヤテが返事をすると少女はふふっと笑った。

彼女の名は桂ヒナギク。

ハヤテ達のクラスメートであり、この白皇学院の生徒会長。

完全無欠、文武両道、才色兼備の完璧超人!…………ひんにゅー。

「ちょっ、なによ最後のは――――――!!」

「ま、まぁまぁ。ヒナギクさん…」

怒るヒナギクをハヤテがなだめる。

みればヒナギクは正義の剣、白桜を構えている。

このままでは作者といえど無事ではすまない!……HELP!!!

「…なに?ハヤテ君もそう思うわけ?」

「え?」

「だから!ハヤテ君もそんな目で私のこと見てるわけ!?」

「ええええええええええええ!?」

だが、さいわいにもヒナギクの怒りはハヤテに矛先を変えた。

グッジョブ、ハヤテ!お前のことは忘れない……

「ちょぉぉぉぉぉっ!?作者さぁぁぁぁぁん!!!」

「いいから答えなさい!!なによ男の子ってみんなそう…」

なおも、ヒナギクは真っ赤になって怒っている。しかも若干涙目だ。

「(どうする!?ここで回答を間違えればデッドエンド直行だ!考えろハヤテ…)」

必死に考えるハヤテ、そして出した答えは……!











「プテラノドンは……恐竜ではないんですよ」

「・・・・・・・・・」

ブチッ。

シュッ!

ガシィ!!

ヒナギクが振り下ろした白桜を白刃取りで受け止めるハヤテ。

つっこみとはいえ、真剣をくらったらシャレにならない。

「どんだけムダ知識をひろうしたいの?それとも何、私が恐竜並みに凶暴だとでも言いたいの?」

「すみません!すみません!どうにか場を和ませようとですね…」

どんな和ませ方だよ。

「ふぅ…あきれた」

そういうとヒナギクは剣をおさめる。

一応効果があったのか?さっきよりは落ち着いた様子だ。

「それにヒナギクさん色々気にしてるみたいですけど、いいじゃないですかべつに」

「どういう意味よ」

「誰だって悩みはありますし、うまくいかないことも、どうしようもないこともあるかもしれません。でもだからこそ人は努力するでしょ?」

「・・・・・・・・・」

ヒナギクはハヤテの言葉を黙って聞いていた。

「ヒナギクさんもそうやって努力してきたから今の自分があるでしょう?だからもっと自信を持っていいんです。誰よりも頑張ってるヒナギクさん、とても素敵ですよ」

「ハヤテ君……」

ヒナギクは赤面する。







「……あー、コホン。二人ともあと少しなので仕事に戻ってくれませんか?」

千桜が見るに堪えなくなって、二人に声をかける。

「えっ!あ、そ、そうね!早く終わらせましょ!!/////」

その声で我に返ったように、ヒナギクはあわてて仕事に戻った。

「す、すみません……」

ハヤテも自分の持ち場へ戻る。







―数分後。

ヒナギクと千桜、そこにハヤテが加わったおかげで、すでにほとんどの仕事が片付いていた。

「まぁ、ハヤテ君はいいとして…」

そう言うと、ヒナギクは部屋のソファーに目を向ける。

「ナギはここで何をやっているのかしら?」

そこにはP○Pを持って、ソファーでくつろぐナギの姿があった。

「あ?見てわからんのか、ゲームだ」

ナギはさも当然のように返事をする。

「そういうこと言ってんじゃない!ここは生徒会室よ、私たちが仕事してるのになにゲームやってるのよ!」

「うっさい、ハヤテを貸してやってるだけありがたいと思え!」

前回、ハヤテは千桜を見つけたあとナギと合流し、生徒会を手伝うと伝えた。

それに対し、最初は反対していたナギであったが、ハヤテの説得でしぶしぶ生徒会室についてきたのであった。







「まったく、ハヤテ君も大変ね……」

そう言うと、ヒナギクは少し背伸びをして、ふぅと息をついた。

コトッ。

「え?」

ヒナギクの前にティーカップを置かれた。

「ミルクティーです。疲れた時にはおすすめですよ♪」

「あ、ありがとう…」

ハヤテの気遣いにヒナギクはお礼を言う。

ハヤテは手際よくナギと千桜にもミルクティーをいれる。

「相変わらずおいしいわね、さすがハヤテ君」

「ふふん、当然なのだ」

ヒナギクの称賛になぜか、ナギが胸を張る。

「まったく、どこかの三人に見習わせたいわ」

ヒナギクは本来ここにいるべきである生徒会メンバーに頭を悩ませる。

ちなみに、もちろんその三人はサボリである。

千桜もヒナギクに同感だとうなずくと、ふとこんな発言をした。

「いっそのこと、綾崎君を生徒会にいれたらどうですか、会長?」

この発言に三人は少し驚いた顔をする。

「な、なにをいっているのだ!ハヤテにそんなことさせるか!!」

ナギが千桜に猛抗議する。

「そ、そうね〜。は、ハヤテ君さえよければ考えてもいいわよ」

少し顔を赤らめながらヒナギクが言った。

「私の話は無視か、コラー!!」

それに対してハヤテは、『う〜ん…』と少し考えた後。

「すみません…せっかくですけど、遠慮しておきます。僕にはお嬢様をお守りする使命がありますから!」

「…ハヤテ」

ハヤテの言葉に、ナギは赤面する。

「そ、そう。それなら仕方ないわね…」

そう言いつつも、しゅんとするヒナギク。

「・・・・・・(天然ジゴロめ)」

ナギとヒナギクをみて、そう思う千桜。

一方、そのハヤテはというと。

「(お嬢様から目を離すとなにが起こるかわからないからな〜、ちゃんと僕が付いていないと。)」

乙女心のわからない、真面目で鈍感な執事であった。







―校門。

「じゃあ、また明日ね〜」

ヒナギクは手を振って三人に言った。

「ええ、では失礼します、会長」

「さようなら、ヒナギクさん」

「まぁ、明日は来ないけどな」

ナギが早々と不登校宣言する。

「ちょっと、明日もちゃんと来なさい!」

「大丈夫です、ヒナギクさん。いざとなったら僕が抱えてきますので♪」

「やめんか、バカもの――――!!/////」

朝のできごとを思い出し赤面するナギ。

「やれやれ……」

千桜はあきれながらナギとハヤテをみていた。







そして三人もアパートへ帰宅していった。

だが、そこに待ち受けるものをまだ誰も知る由もなかった……



第三話 END

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ヒナギクのキャラ壊れてますね…すみません。
いいトリビアが思いつかんかった……

感想・指摘などありましたらお待ちしております!

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Re: Breath ( No.3 )
日時: 2010/09/01 23:45
名前: 道草

どーも!KYこと道草です。

最悪なタイミングでの更新になってしまった……
いろいろとごめんなさい(超土下座)

それでもよろしければ本編をどうぞ……


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第四話 新たな風


―ムラサキノヤカタ。

ハヤテが生徒会を手伝っていた頃。

「う〜ん、ハヤテ君たち遅いですね……」

マリアはアパートで暇を持て余していた。

「買い出しもしましたし、お屋敷ほど広くないのでお掃除も終わっちゃいましたしね〜」

そんなわけで、いまはペットのシラヌイや屋敷に住み着いている他の猫たちと戯れていた。

タマ?そこらへんにいんじゃね?

「ヒデーな、このヤロー!!」

「あれ?いまどこからか声が……」

「にゃ、ニャー」

「…気のせいですかね?」

この白いトラ。

しゃべれることはハヤテしか知らないのである。

「それにしても…やることもなく一人というのは少しさびしいですね…こういうときにこそ誰か部屋を借りに来てくれればいいんですけど、そう簡単にはいきませんよね…」

「あのー……」

すると玄関の方から声が聞こえてきた。

「え、まさかお客様…?は〜い、少々お待ちください」

マリアは急いで玄関へ向かった。

そこには黒髪で高校生ぐらいの人物が立っていた。

「(ずいぶん若い子ですね。ハヤテ君と同じ歳くらいかしら?)」

ちなみにマリアともそんなに違いはないはずなのだが…

「あの〜、広告をみてきたんですけど……(なぜにメイドさん?)」

「はい、入居希望の方ですね。わたくし、ここの家主の付き人をしております、マリアと申します。」

そう言ってマリアはお辞儀をした。

「え?…あ、ええと。じ、自分はイブキ……紫藤(しどう)イブキです…」

イブキはこういった対応に慣れていないのか、少し緊張した声で言った。

「紫藤さんですか。ではアパートの説明をさせていただきますが、ただいま家主の方、留守にしているので私がご案内いたしますね」

「はぁ……(変なとこ来ちゃったかな〜?)」

そしてマリアはイブキを連れてアパートの各場所を案内し、説明をした。

イブキはマリアの説明を聞きながら、キョロキョロと周りを見ていた。

「(ふ〜ん、少し古いけど結構しっかりしたアパートだな……)」

その様子を見ていたマリアはというと。

「(よかった。あの様子ですと、もしかしたら部屋を借りてくれるかもしれませんわ)」

と、そこまで考えてからマリアは気になったことをイブキに質問した。

「あの失礼ですが、見たところ学生さんのようですが、ご両親は?」

すると、イブキの顔つきが険しくなった。

「(しまった!余計なこと訊いてしまったかしら?)」

それを見てマリアは不安になった。

しかし、イブキは。

「親はいない。学校にもいってません」

そう短く答えるだけだった。

「そうでしたか……ごめんなさい、失礼なこと訊いて」

「いや、別に……」

いろいろ気になることもあったがマリアはそれ以上触れないことにした。

もしかしたらこの子もハヤテ君のように何か訳ありなのかもしれない。

だとしたら、下手に詮索して傷付けたくはなかった。

少し気まずい雰囲気になったところ、口を開いたのはイブキの方だった。

「ああ、それで広告をみて気付いたんですけど、この『執事付き』ってなんですか?」

「ああ、実は私と同じくここの家主につかえている執事がいるんですが、その子がいろいろ皆さんのお手伝いをすることになっているんです」

「(メイドに執事ってここの家主なにもんだよ!?ていうかそんな奴がなぜアパート貸してんだ?)」

イブキは心のなかで突っ込んでいた。

「ですが、その執事も主と一緒に学校に行っていてまだ帰ってきていないんですよ」

「学校?」

「ええ、二人とも高校生なんですけど…そろそろ帰ってきてもいい頃なんですが…」

そう言ってマリアは時計に目を向ける。

「高校生がなんで家主とか執事とかやってんだよ!?」

イブキは心のなかで突っ込み……したつもりがしっかり声に出していた。

イブキははっとして手で口をふさいだがすでに遅い。

それにたいしてマリアは少し驚いた後。

「まぁ、いろいろ事情がありまして……」

そう言って苦笑していた。

「すみません……」

イブキは自分の突っ込みに反省していた。







一方、帰りの遅い家主と執事はというと。

「ぬぉぉぉ!!わたしのマリ○がぁぁぁぁ!!」

「ふん、ひきこもりのゲーマーも大したことないな!」

「おのれ眼鏡!これでも食らえ!!」

「うわぁぁぁ!!私の○ッシー!!なにをするんだお前ぇぇぇ!」

「ふん、お返しをしたまでだ。トップは渡さん!」

「なんだとこの配管工!お前なんか亀の甲羅に当たって、バナナで滑れ!」

「うっさいハ虫類!卵産むならメスなのかオスなのかはっきりしろよ!!」

「そういう常識にとらわれてはクリエイティブな作品は作れないんだよ!」

「何様だお前はぁぁぁっ!!」

練馬のゲーセン。

ナギと千桜はマ○カで激戦中だった。

「大体お前、家火事になったのに無駄遣いしていいのかよ!」

「こっちはちゃんとバイトしてるからいいんだよ!そっちこそ金持ちじゃなくなったのにこんなことしてていいのか!」

「バイトぐらい私だってしとるわ!それにお金ならちゃんとお前から家賃を徴収する!」

「私の金でゲームをするなぁぁぁ!!」

「お前がいうなぁぁぁぁ!!!」

そんなこんなで三人(二人?)は寄り道中だった。

「帰りましょうよ〜、二人とも」

ハヤテの声は二人の口論によってかき消された。

結局、よそ見をしまくっていた二人はコンピュータに負けた…







―ムラサキノヤカタ。

「そういうわけで今このアパートで生活してるわけです。」

「へぇ〜、マンガみたいな話っすね」

マリアとイブキはお茶をのみながら談笑していた。

あのあとマリアはイブキに自分たちの状況を説明していた。

三千院家のこと、遺産相続権を失ったこと、アパートを始めたこと。

イブキは驚いたり、感心したり、呆れたりしながら熱心にその話を聞いていた。

わくわくしながら話を聞いているイブキをみて、マリアもつい長く話し込んでしまったのである。

そうしているうちに二人はずいぶんうちとけていた。

「ふぅ、結構長く話してしまいましたね」

「いや、とても興味深かったっすよ」

マリアは一息つくとお茶をすする。

「それで、紫藤くん…」

「イブキでいいっすよ、マリアさん」

マリアの言葉をさえぎってイブキが言う。

「ではイブキ君、どうしますか?正直あなたが部屋を借りてくれれば私たちも助かるんですが…」

マリアの問いに、イブキは笑って答える。

「ええ、ここに決めました。これからよろしくお願いします、マリアさん」

それをきいてマリアは喜ぶ。

「よかった、これでナギもよろこびますわ。こちらこそよろしくお願いします、イブキ君。
ナギ達とも仲好くしてあげてくださいね」

「はい!……それにしても遅いっすねそのナギっていう子とその執事って人」

「そうですね……また厄介なことに巻き込まれてなければいいんですけど……」

そう言ってマリアは遠い空を見上げた。







そのとき、どこからかパトカーと救急車の音がしたが、マリアは聞かなかったことにした……



第四話 END

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四話目にして生意気にもオリジナルキャラ出してしまいました……
詳細は後ほど。

それにしても今回は本当にタイミングが悪すぎた……

感想・ご意見ありましたらぜひよろしくお願いします♪


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Re: Breath ( No.4 )
日時: 2010/09/05 16:39
名前: 道草

俺はあきらめない!どーも道草です。
意味不明な決意はさておき、以下本編です。


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第五話 哀れなる漢たち


―ムラサキノヤカタに新たな住人がふえた頃。

いまだ下校中のハヤテ達は。

「銀行強盗だ――――!!!!」

「・・・・・・」

途中通りかかった銀行の中から黒い覆面をかぶった五人の男たちが出てきた。

「はぁ……」

ハヤテはため息をついた。

「やるのかハヤテ?」

ナギはとりあえず訊いてみた。

「ええ、ほっとくのもアレですし……」

「まったく大変だな……」

千桜が同情したようにつぶやく。ハヤテに対してか強盗犯に対してかはわからないが…

「それじゃちょっと行ってきます」

買い物にでも行くかのようにそう言うと、ハヤテは目にも止まらぬ速さで走りだした。





「へっへ〜!うまくいったぜ♪」

「あまりにうまくいきすぎて怖いくらいだ!」

「天は我に味方せり!」

強盗犯のうち三人は仕事の成功を確信し、浮かれていた。

「あまり調子に乗るなよお前ら。いいか、家に帰るまでが強盗だ!」

「遠足かよ!」

冷静(?)なリーダーに突っ込みがはいる。

「最後まで気を抜くなってことだ。マンガとかだとこういうとき主人公が現れてだな…」

そのとき、突風が吹き荒れた。

次の瞬間強盗犯たちが見たのは。

「こういう風に敵を蹴散らすんですよね♪」

倒れたリーダーと水色の髪の少年だった。

「な、なんだこのガキ!」

「リーダーになにをした!!」

そういって二人がハヤテに殴りかかる。

ハヤテはそれをあっさりかわし、一人目の脇腹に蹴りを、二人目のみぞおちに肘鉄をいれる。

「ごべふっ!」

「ぐぼはっ!」

二人はあっさりと倒れた。

その様子を見ていた残りの二人は力では敵わないと悟り、大急ぎで逃走用の車に飛び乗った。

「ひぃぃっ!!なんだあいつ!」

「きっと主人公だ!このままだと俺らやられ役だ!!」

二人は大急ぎで車を発進させる。

「あ、待て――――!!」

ハヤテが車を追おうとすると…

ドガァッ!!!

「・・・・・・」

いきなり猛スピードで車がバックしてきて、ハヤテをひき飛ばした。

「……え、何?まさかの反撃…?」

助手席に座る男が、おそるおそる運転席を見る。

運転していた男はだらだらと汗をながしていた。

「……お前免許は?」

「……持ってない」

「何してんだぁぁぁっ!!さすがに人殺しはまずいって!」

「うるせぇぇっ!!今のはほんとに事故だって!!」

二人が言い争っていると後ろからガタンと音がした。

振り返ってみると。

「ふふふ…やってくれるじゃないですか……」

後ろの窓に幽霊…否、血みどろのハヤテが張り付いていた。

どっかのホラーだ。

「ぎぃぃやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

二人は絶叫すると、ハヤテを乗せたまま車を発進させた。(今度はちゃんと前に進んだ)





―その頃、千桜とナギは。

「遅いな綾崎君……苦戦しているのか?」

「まったく、何をやっているのだ」

ナギがイライラしながら言った。

「…心配じゃないのか?」

「ハヤテがあんな連中にまけるか!」

「けど、あの人不幸だからな〜」

「うぐっ……」

そう言われると言い返せない。

ナギも少し不安になってきた。

するとそこへ一台の車がやってきた。

「ハヤテ!?」

ナギと千桜は驚いた。

その車の屋根にハヤテが乗っていたからである。

……その水色の髪を真っ赤に染めて。

そして車は電柱にぶつかり、その衝撃でハヤテは振り落とされた。

「ハヤテ―――――――!!!」

ナギは急いでハヤテに駆け寄ろうとする。

ハヤテは起き上がると、ナギに気付いた。

「お嬢様!?ここは危険です!離れてください!!」

そのとき、車から強盗犯の二人組がよろよろと出てきた。

二人組は今の現状をみる。

ボロボロな強盗犯二人(自分たち)。

それ以上にボロボロなくせに勝てる気がしない少年(敵?)。

制服姿のか弱そうな少女二人。

この状況で導き出される答えは一つである。

「うごくな!それ以上動いたらこいつらの命はないぞ!!」

強盗犯二人は即座にナギと千桜を人質にとり、お決まりのセリフを叫んだ。

「なっ!」

「くっ!!」

突然の事にナギも千桜も抵抗できなかった。

「お嬢様!千桜さん!」

ハヤテは叫ぶ。

「うごくなと言ったろう!これが見えないのか!」

強盗犯の手には拳銃が握られていた。

ナギは「ハヤテ…」とつぶやきながら涙をこらえていた。

千桜もいつものクールな表情はなく、青ざめていた。

勝った!と強盗犯二人は思っていた。

たしかに彼らの判断は正しかった。

だがそれは、最もやってはいけないことだった。

「お嬢様たちに……」

ハヤテはわなわなと震えると、次の瞬間消えた。

「え?」

「手を出すなぁぁぁぁぁっ!!!!」

そのあと何が起こったのか強盗犯二人が知ることはなかった。





「申し訳ありません、お嬢様、千桜さん」

ハヤテは落ち込んだ様子で、ナギと千桜に謝っていた。

「なにを謝っているのだ?悪いのはあいつらだろう」

「そうだよ、こっちは助けてもらったんだし…」

あの後、パトカーがやってきて強盗犯五人は逮捕された。

なぜかそのうちの二名は壁にめりこんでいて救急車で運ばれていたが……

「ですが、元はと言えば僕が原因ですし……お嬢様と千桜さんまで危険な目にあわせてしまって……執事失格です」

そう言うとハヤテはますます落ち込んだ。

「だ――――!!もう、ウジウジするな!そんなんじゃ礼の一つも言えないではないか!」

「え?」

ナギの言葉にハヤテはきょとんとする。

すると千桜も続けて言う。

「綾崎君はなんでも悪い方へ考えすぎなんだよ。私たちは君が悪いとは思っていないし、
君に感謝しているんだからそんな顔はしてほしくない。だから…」

そこまで言うと千桜はナギと一緒にハヤテの方を向いて。

「「ありがとう」」

声をそろえてそう言った。

それを聞くとハヤテは涙がでそうになった。

その言葉が胸の奥まで響いて、嬉しかった。

だからハヤテは満面の笑みで二人の気持ちに応えた。

「…どういたしまして♪」

そして三人は笑いあった。





「それにしてもあの強盗犯たちも災難だったな……ハヤテと出くわすとは」

「ああ、それにあの銃もモデルガンだったらしいし」

「そうだったんですか?」

さすがのハヤテ達もあの状況では気付けなかった。

警察の調べでは強盗犯たちは武器らしい武器を何も持っていなかったらしい。

それでよく強盗ができたなとむしろ感心されていた。

「じゃあ少しやりすぎましたかね〜…」

「・・・・・・」

ハヤテの言葉にナギと千桜は黙る。

壁にめりこんだ強盗犯二人を思い出していた。

「ま、まぁ悪いことはするなということだな!」

「そ、それより綾崎君!ケガは大丈夫か?」

とりあえず話題を変えようとするナギと千桜。

「ええ、一応手当てしてもらいましたし。まぁ、あと一発ひざ蹴りでもくらったらやばいかもしれませんが…」

そう言ってハヤテは苦笑する。

「基準がよくわからないけど…あ、アパートがみえてきたな」

「ふぅ、長かったな…明日は絶対学校行かない」

そう言ってナギはため息をついた。

「またまた、お嬢様ったら……マリアさんただ今戻りました!」

ハヤテはアパートの前に着くと玄関にいたマリアに声をかけた。

「皆さんおかえりなさい。今日はずいぶん遅かったですね」

「ああ、いろいろあってな……明日は休みになった」

「そうそうハヤテ君。今、入居希望の方がいらしてるんですよ」

「ほんとですか!?よかったですねお嬢様」

「私の話はスルーか!?まあいいどんな奴だ?」

「(新しい人か…)」

マリアの報告を聞いて三人は新しい住人に興味を持つ。

「とってもいい子ですよ、さっきまでそこで話していたんですけど…」

マリアがそう言うとタイミングを計っていたかのようにイブキが現れた。

「はじめまして!イブキで〜す!よろし…」

そこでイブキの言葉が止まる。

周りはどうしたのだろう?と不思議な顔でイブキを見つめている。

しかし、様子がおかしいのはイブキだけではなかった。

「……イブキ…さん?」

沈黙をやぶったのはハヤテだった。

みんなはハヤテのほうに振りむく。

「ハヤテ!」

そう叫ぶとイブキはハヤテの胸にとびこんだ……



第五話 END

===============================================================================

やっとここまで来た……
強盗五人組は基本にくめないやつらです。また出そうかな?

感想・ご意見おまちしてま〜す♪
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Re: Breath ( No.5 )
日時: 2010/09/06 22:03
名前: 満月

 道草さん、初めまして(私の小説で会っていますが)満月です!!
 
 早速ですが…すごいです!!私は原作キャラを使うのが下手なのですが、道草さんは上手ですね!!

 おもしろくて笑ってしまうところもありました。特にナギと千桜の場面が…。

 そしてイブキ!!ハヤテとはいったいどんな関係なのでしょうか…。
 ハヤテが『さん』づけならバイトの上司だったとか…でしょうかね?

 これからの更新、楽しみにしています♪
 お互いに頑張りましょう!!
 ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.6 )
日時: 2010/09/06 22:48
名前: 風羅

風羅さん!初めまして(この小説では)
とりあえず第一話ですがナギ・・・


『無い胸張っても見苦しいですよ?』


そしてGW後の話をしてる小説は初めてだったのでとても楽しく読めました♪
ナギと千桜は面白いですね!

あとナギの五月病発言は面白かったです

次回の更新楽しみです!

ではまた♪
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Re: Breath ( No.7 )
日時: 2010/09/08 00:22
名前: 道草

どーも!道草です。

感想がきたぁぁぁぁぁっ!!
…すみません取り乱しました。本当にありがとうございます!!!!
嬉しくてもう未練はありません……
ですがもう少し頑張ります!

では返信させていただきます。

満月さんへ
>道草さん、初めまして(私の小説で会っていますが)満月です!!

こんにちは満月さん!わざわざ来てくださってありがとうございます。(超土下座)

>早速ですが…すごいです!!私は原作キャラを使うのが下手なのですが、道草さんは上手ですね!!

そんな滅相もない!!原作のイメージ崩さないようにするので精一杯です…(十分崩れてるけど)
満月さんのようにオリキャラをたくさん動かせるほうがすごいですよ?

>そしてイブキ!!ハヤテとはいったいどんな関係なのでしょうか…。
ハヤテが『さん』づけならバイトの上司だったとか…でしょうかね?

それは今回の話で♪

>これからの更新、楽しみにしています♪
お互いに頑張りましょう!!

ありがとうございます!皆さんと違って更新がカタツムリ並の速度ですがよろしくお願いします。


風羅さんへ
>風羅さん!初めまして(この小説では)

先日はお邪魔しました!風羅さんまで来てくださって嬉しいです。

>とりあえず第一話ですがナギ・・・
『無い胸張っても見苦しいですよ?』

ですよね〜、胸はないのに態度はでかいという……
ナギ「うるさいわ―――――――!!!」

>そしてGW後の話をしてる小説は初めてだったのでとても楽しく読めました♪
ナギと千桜は面白いですね!

自分も妙なところからスタートしてしまったなぁと思ってます……
舞台がこれなので千桜の出番が予想以上に多いですが意外と使いやすいです♪

>次回の更新楽しみです!

本当にナメクジ並の更新スピードで申し訳ありません……お二人を見習わねば!
これからよろしくおねがいします!


感想ありがとうございました!
では本編ですが…先に土下座しときます。


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第六話 綾崎ハヤテよ永遠に


「ハヤテ!」

そう叫ぶとイブキはハヤテの胸にとびこんだ……

そして……







「何しとんじゃ、お前はぁぁぁぁっ!!!」

ハヤテのみぞおちにひざ蹴りをかました。

「ぐっふぉああああああああああ!!」

「ハヤテ―――――――!!!」

5メートルほど吹っ飛び、ドサッと倒れるハヤテ。

すかさずナギが駆け寄った。

「お前、どんだけ探したと思ってんだ!今更ひょっこり現れやがって……ってハヤテ、聞いてる?」

イブキの問いにハヤテは答えない。

なんか体がピクピク痙攣している。

「えええ!?そこまで強く蹴ったつもりないよ!?オーイ、ハヤテ――――!!」

イブキもさすがに異常を感じてあせる。

「なにをするのだお前はぁぁぁ!!ハヤテはさっき車にひかれたり、電柱に正面衝突したり、自分の必殺技の反動うけたりでズタボロなんだぞ!!!」

ナギがハヤテのそばで涙目で叫ぶ。

「そういえば前回『あと一発ひざ蹴りでもくらったらやばいかも』って言ってたような…」

「……それって死亡フラグでは?」

千桜とマリアも心配そうにみつめる。

「だったら病院行けよ!なに平然と帰ってきてんだよ!!」

「うっさい、バカ!ハヤテだいじょぶか?ハヤテ〜!!」

ナギが必死にハヤテに呼びかける。

その声にハヤテは。

「……ピュー……………ピュー………」

「マリアぁぁぁぁぁぁっ!!ハヤテの呼吸がおかしいぃぃぃっ!!!死ぬなハヤテぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

「おいぃぃぃぃ!!マジでだいじょぶかぁぁぁっ!!!」




そして綾崎ハヤテは安らかに眠った……

―完。

ご愛読ありがとうございました。次回作にご期待ください!




































「させるかぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

ハヤテの絶叫が轟く。

え、何?生きてたの?

「生きとるわぁぁぁっ!!こんな終わり方認めるか――――――!!!!」

ちっ、しぶとい。

「舌打ち!?」

いいからはよ本編戻れ、死にぞこないの天然ジゴロ。

「ひどっ!?え、作者さん僕の事嫌い?」







―そんなわけで一命を取りとめたハヤテ。

「どうなるかと思いましたよ……」

「まったく……心配かけやがって……」

他人事のように言う殺人未遂犯。

「誰が殺人未遂犯だ!ほぼ作者の悪ふざけじゃねえか!!」

「でも再会していきなりひざ蹴りはちょっと……」

「うぐっ……」

イブキもさすがにやりすぎたと反省していた。

「……それで?なんなのだハヤテ、こいつは?」

ナギが不機嫌な声で言った。

イブキをすごい睨みつけている。

その様子にイブキはたじろいでいた。

「ああ、彼女は紫藤イブキさんといって僕の中学時代の同級生だった方です。」

「中学時代?」

ハヤテの言葉にナギをはじめ、マリアと千桜も意外そうな顔をした。

「親友とよべ、親友と!」

イブキはハヤテの紹介に訂正を要求していた。

「いきなり親友にひざ蹴りをかましますか……」

「ええい、掘り返すな!親愛の証というか、スキンシップだ。スキンシップ!」

それで殺されかけてもなぁ……とハヤテは思っていた。

「……ところでハヤテ、少し気になったんだけど」

そこでナギが口をはさんだ。

「はい、なんですかお嬢様?」

「いや、たぶん他の奴も同じこと考えていると思うけど……」

そう言ってナギはマリアと千桜をみる。

「お前さっき『彼女』っていったか!?」

そして、全員の気持ちを代弁するかのようにそういった。

「?ええ言いましたけど……あ、違いますよ!『彼女』っていっても別に付き合ってたとかそういうわけでは……」

ハヤテがあわてて訂正する。

「違う!…たしかにそこも重要だがそうじゃない!!そいつ女なのか!?」

マリアと千桜も驚いていた。

イブキはたしかに中性的な顔立ちというか、すこし童顔だった。

しかし男口調な上、先ほどの言動から女性らしさはまるでなかった。

「…やはり、だれも気づいてなかったか。まぁ、いつものことだけど……」

「イブキさんはもう少し女の子らしくした方がいいですよ」

「女顔のお前に言われたかねーよ」

「ハハハ……言われてみると確かに僕らよくカップルに間違われましたよね」

「ああ、ハヤテが『彼女』であたしが『彼氏』に間違われてたな……」

まぁ、実際男女二人なのであながち間違いでもないのだが……

ハヤテとイブキは懐かしそうに談笑していた。

それを見ていたナギはますます不機嫌になった。

「それで、お前イブキとかいったな!ほんとに部屋借りる気か?」

「え…あ、ああ、もちろんだとも。え〜と、ナギちゃんだったよね?マリアさんから話は聞いてるよ。よろしく♪」

イブキの返事にナギはふんっとそっぽを向いた。

「こら、ナギ!」

それをマリアがたしなめる。

「私は春風千桜といいます。宜しくお願いします。」

「あ、はい。よろしく」

千桜はクールな表情でイブキに自己紹介した。

「…ではハヤテ君、イブキく……イブキさんを部屋に案内してあげてください。」

「はい、わかりました。ではイブキさん、こちらです」

「お、おう」

ハヤテはイブキを連れて空いている部屋へと案内した。







―空き部屋

「ここがイブキさんの部屋になります。自由に使ってください」

「おう、あんがと」

イブキは畳の上に座った。

「しかし、みんなに嫌われちゃったかな〜……」

そう言うとイブキはため息をついた。

「ハハハ、大丈夫ですよ。お嬢様も千桜さんもいつもあんな感じですし」

「…それはそれで大変だな」

イブキは呆れたように言った。

「では、何かあれば言ってください。執事としてお手伝いします♪」

「ああそう言えばここ『執事付きアパート』だったな……」

イブキはすこし考えたあと口を開いた。

「マリアさんから聞いたよ。いろいろ大変だったんだろ?まさかお前の事だったとは……」

「ハハハ……でも、今は幸せですよ」

「そっか……」

ハヤテの言葉にイブキは微笑んだ。

「イブキさんの方こそお母さんはどうしました?」

「……おかげさまでピンピンしてるよ。もう会うこともないだろうけど」

「それって……」

ハヤテは何か言いかけたが、イブキは声を明るくしていった。

「そんなことより!よかったよ、こうして再会できるとは思ってなかったから」

「…僕もですよ。あのときはすみません……」

「それはまぁ、今日のひざ蹴りでチャラにしといてやるよ!」

「あ、ありがとうございます……」

ハヤテは生死の境で見た光景を思い出していた。

きれいなお花畑に流れる川。

向こう岸にたって手をふっているクラウスさん。

……いや、まて。

まだクラウスさん死んでねーし。

とにかくもう見たくない光景だった。

「で、では、僕は失礼します。これからよろしくお願いしますね、イブキさん♪」

「ああ、こちらこそ、よろしくなハヤテ!」

そしてハヤテは部屋から出て行こうとする。

だが、そこで袖を引っ張られる。

「え?」

ハヤテが振り返るとイブキが今まで見たことのない穏やかな表情で立っていた。

「ありがとう……」

イブキは静かな声でそう言った。

突然の言葉に、不思議がるハヤテ。

だが、次の瞬間イブキはいつもの表情に戻った。

「…イブキさん?」

「気にすんな!…さぁ行った、行った」

イブキはそういってハヤテを部屋から押し出した。







―廊下。

「なんだったんだろう?」

ハヤテはまだ不思議がっていた。

そこにナギの声が聞こえてくる。

「ハヤテ〜、ちょっとこーい!ハヤテ〜!」

「は〜い、お嬢様!」

そういってハヤテはナギのもとへ向かった。







こうして新たな住人を迎えての一日が終わった……



第六話 END

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別にハヤテが嫌いなわけではないです、むしろ好きです。
けどうらやましいというか妬ましいというか……

イブキのプロフィールは次回載せますね。
では失礼します。

感想・アドバイスお待ちしております♪


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Re: Breath ( No.8 )
日時: 2010/09/08 00:38
名前: 風羅

風羅です!!

ハヤテえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
よく生きてますね

あと道草さんの会話表現がとても上手です!
とりあえずイブキが新入居者に!

ますますにぎやかになりますね☆

ハヤテはお疲れさま♪これからも頑張って!

『愛と流血の執事コメディー』の主人公!
次回の更新楽しみにしてます〜

ではまた♪
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Re: Breath ( No.9 )
日時: 2010/09/09 20:59
名前: 道草

どぅも!道草です。

風羅さん感想ありがとうございます!では返信を。

>ハヤテえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
よく生きてますね

ハヤテ「なれてますから♪」
イブキ「それもどうよ……」

>とりあえずイブキが新入居者に!
ますますにぎやかになりますね☆

ぶっちゃけイブキの立ち位置をどうするか悩んでます……


風羅さんありがとうございました!
では本編です。だんだんサブタイトルてきとうになってますが……


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第七話 そういう展開期待しちゃうよね?


―白皇学院、中庭。

「はぁ〜、やっと終わったか……帰るぞハヤテ」

「いやいや、まだお昼休みですよ?」

相変わらずのナギとハヤテ。

毎回マイナス発言をしないと気が済まないのだろうか?

「うっさい!昨日遅くまで残ってたのにわざわざ今日も学校に来てやったのだぞ!」

ちなみに今朝もナギVSハヤテ・マリアの激戦(?)がおこなわれ、なんとかハヤテが学校に連れてきたのである。

その様子をイブキは大爆笑で見守っていたが……

「まったく、相変わらずね」

ナギとハヤテの後ろから声がかかった。

振り返るとヒナギクがやれやれといった顔で歩いてきた。

「だいたいあなたは昨日ゲームやってただけでしょ?ナギ」

ヒナギクの言葉にナギはふんっとそっぽを向いた。

「ハハハ…ところでヒナギクさんもこれからお昼ご飯ですか?」

「ええ、よかったらご一緒してもいいかしら?」

「もちろんですよ。ね、お嬢様?」

「・・・・・・」

ナギはまだそっぽを向いたままだ。

だが、否定の言葉はでなかった。

「じゃあ、むこうのベンチで食べましょうか」

「ええ、そうね」

そういってハヤテ達はベンチに座り、弁当箱を広げた。

「わぁ、さすがハヤテ君ね。おいしそうなお弁当」

「ふん、あたりまえなのだ」

「ハハ、マリアさんと一緒に作ったんですけどね」

ハヤテとナギの弁当箱には質素ながらも色とりどりのおかずが入っていた。

「ふふ、でも私だって負けてないわよ。今日早起きして作ったんだから」

そういってヒナギクは自分の弁当箱を開けた。

しかし次の瞬間目が点になった。

ナギとハヤテはどうしたのかと思い、ヒナギクの弁当箱をのぞいてみた。

だがその中はからっぽ……いや、正確には一枚の紙がはいっていた。

ヒナギクは戸惑いながらもその紙を手に取った。

そこにはこう書かれていた。





ゴメーン、ヒナ。

今月お金ピンチでさ。

ごちそうさまでした、てへっ♪

byお姉ちゃん

P.S.お金かして〜





「「「・・・・・・・」」」

ヒナギクはその紙をクシャっと握りつぶすとすさまじいオーラとともに立ち上がった。

その右手には白桜が握られている。

「ちょ、ヒナギクさん何する気ですか!?」

「生徒会長としてこの学園の悪をひとつ滅ぼしてくるわ♪」

超スマイルで言い放つヒナギク。

うん…マジで怖い。

「ま、まってください!桂先生もこのまま出番もなく消えてはさすがに浮かばれないというか……」

「ならどうすればいいのよ、もー!」

「えーと……、では僕のお弁当でよければお分けしますよ」

「え、でもそんな…」

おもわぬ提案に動揺するヒナギク。

「いいから、いいから。はい、あ〜ん♪」

「////あ、あ〜ん……って!なにやってるのよ美希!?」

ヒナギクの口元に箸を持ってきていたのはハヤテではなく、一人の少女だった。

「くっ、あとすこしで貴重なシーンがとれたのに!」

「にはは〜、残念♪」

さらにベンチの後ろからビデオカメラを回している少女二人があらわれた。

この三人は生徒会メンバーにして、サボリの常習犯。

『いいんちょさんレッド』瀬川泉。(M疑惑あり)

『副委員長ブルー』花菱美希。(ヒナギクLOVE)

『風紀委員ブラック』朝風理沙。(出番少なめ)

以上、生徒会三バカトリオである。

「「「誰が三バカだ―――――――――!!!」」」

「まったく、あなたたち仕事もしないでなにやってるのよ」

ヒナギクが昨日生徒会室に来なかった三人に詰め寄る。

「い、いや〜外せない用事が出来て……」

「そ、そうそう!」

美希と泉が言い訳をする。

「と、ところでハヤ太君!最近なにか面白いことはあったかい?」

追い詰められた理沙は話題を変えようとハヤテに話をふった。

「え?そうですね〜……面白いかはわかりませんが昨日強盗に遭いましたね」

「おお、さすがハヤ太君。不幸のできが違うな」

美希が感心したように言う。

「あとは僕の友人がアパートを借りにきてくれたんですけど……」

その言葉に三人組だけでなくヒナギクまで反応した。

一方ナギは不機嫌そうな顔になった。

「…ほほう、ハヤ太君の友人か。どんな人なんだいその彼女は?」

理沙がなにやらニヤニヤしながらハヤテに訊いた。

「ええ、イブキさんといって中学時代の同級生で…ってあれ?女の人って言いましたっけ?」

なぜ女性だとわかったのか不思議がるハヤテに理沙は当然のように答えた。

「そりゃあハヤ太君に男友達がいるはずないからな」

グサッ。

本当の事を言われて凹むハヤテ。

「ふっ、しかし昔の女友達とひとつ屋根の下か」

「たしかにそれは興味深いな」

理沙と美希がたくらみ顔でうなずく。







―深夜、アパート。

「ひさしぶりだね、こんなにきれいになって」

「あたしもずっと会いたかった、ハヤテ」

「今夜はふたりきり……失われた時間を取り戻そう♪」

「ハヤテ……」

「イブキさん……」

そして二人は一つに……







「「ってなかんじに」」

「「「「なるかぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」」」

理沙(ハヤテ役)と美希(イブキ役)のアテレコにハヤテ・ナギ・ヒナギク・泉の怒号がとぶ。

「なに勝手な想像してんですか!そんなんじゃありませんよ」

「えー、でも同じ家に住んでたら『着替えにバッタリ』とか『お風呂でウッカリ』とか『夜這いでドッキリ』とか当たり前だろ?」

美希がありがちなラブコメ展開を述べる。

「ハヤテ…お前そんなことを!!」

「ハヤ太君のエッチ〜!!」

「見損なったわ、綾崎君!!」

美希の言葉を真に受けてナギ・泉・ヒナギクがハヤテを責める。

「いやいや、だからしてませんて!ていうかヒナギクさんの好感度が下がった!?」

「とにかく、変な真似をしたら…わかってるだろうな?」

ナギがギロリとハヤテを睨む。

「はい……」

ハヤテは力なく頷いた。

「しかし、確かに面白そうだな。今度紹介してくれたまえハヤ太君」

「えー……」

「なんだその不満そうな声は!」

理沙の言葉に露骨に嫌そうな顔をするハヤテ。

生徒会三人娘+イブキ……嫌な予感しかしない組み合わせである。

「ま、まぁそのうち紹介しますよ」

苦笑して答えるハヤテ。

ヒナギクはそんなハヤテをただじっと見つめていた。


第七話 END

===============================================================================


人数多いと文章にするの難しいです……
では前回予告したイブキのプロフィールをどうぞ。


紫藤(しどう) イブキ

【性別】 女
【年齢】 16歳
【身長】 160cm
【好き】 親友 甘いもの 忍術
【嫌い】 両親 自分 雷

ハヤテの中学時代の親友。
黒髪のショートヘアで瞳は紅、やや童顔。体型はヒナギク並み。
男口調と男勝りな性格のため、たいてい女性だとは気付かれない。
ハヤテ同様さまざまなバイト経験があり、基本なんでもできる。


とりあえずこんなとこですかね?
次回はさらに遅くなります、すみません……

感想・アドバイス等お待ちしてます♪
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Re: Breath ( No.10 )
日時: 2010/09/10 14:41
名前: 風羅

風羅でーす

さあヒナギク・・・雪路をクビに!あれなら普通の先生のほうがましです!
薫先生もかわいそうに・・・

そしてイブキ・・・体型がヒナギク並みってことは!・・・・
とりあえず次回!も楽しみにしています

ではまた
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Re: Breath ( No.11 )
日時: 2010/09/10 20:45
名前: 満月

 どうも、満月です♪では一言…こほん。
 
 イブキって女の子だったんですかぁぁぁ!!!!!男の子だと思っていたので…。びっくりです。
 
 そして再開してからのひざ蹴り…面白かったです!パソコンの前で大爆笑してしまいました。

 でも…雪路をクビ…にした方がいいですね。風羅さんも言っていましたが、普通の先生が言いと思います!

 生徒会3人娘も楽しいです!!美希と理沙の劇場も楽しかったです!

 道草さんは『原作のイメージ崩さないようにするので精一杯です…』と言っていましたが、話のノリが原作そのもので、イメージが全く崩れません!!
 さすが道草さんです♪

 次回の更新も楽しみにしています♪
 では、また〜
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Re: Breath ( No.12 )
日時: 2010/09/12 23:50
名前: 道草

お久しぶりです!!
どぅも★道草です。

だいぶ遅くなってしまいましたが、返信を。

◆風羅さんへ

>さあヒナギク・・・雪路をクビに!あれなら普通の先生のほうがましです!

そうしましょうかね、どうせ大した出番ねぇし…
雪路「うをぉい!!」

>そしてイブキ・・・体型がヒナギク並みってことは!・・・・

はい!もちろんひんny…ごふぅっ!!
ヒナギク&イブキ「うるさ――――――い!!」


◆満月さんへ

>イブキって女の子だったんですかぁぁぁ!!!!!男の子だと思っていたので…。びっくりです。

はい!ひっかかってくれたのなら幸いです♪

>でも…雪路をクビ…にした方がいいですね。風羅さんも言っていましたが、普通の先生が言いと思います!

投票2票により雪路クビ決定♪
雪路「いやぁぁぁぁぁぁっ!!民主主義は数の暴力!!」



風羅さん、満月さんありがとうございました♪

では本編です。相変わらずシリアス0ですが楽しんでいただければ幸いです。


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第八話 すれ違い…それもまたディスティニー


―放課後の生徒会室。

一人の少女が物思いにふけっていた。

「どうしたんです、会長?浮かない顔をして……」

「え?ああ、ゴメン…ちょっと考え事をしていて」

千桜の声に少女…ヒナギクは我に返った。

「珍しいなヒナがぼーっとしてるなんて、それもまたいいが」

「べつに…ってだからカメラを回すんじゃない!」

今生徒会室にはヒナギクと千桜、そして珍しいことに美希がいた。

ヒナギクが気になっていること。

それはもちろん一人の少年…綾崎ハヤテのことである。

好きな人が知らない女の子と一緒に暮らしていると聞いては恋する乙女として気にならないはずがなかった。

「と、ところでハル子。ナギのアパートに新しい人が入ったって聞いたけど?」

「おお、私も訊きたかったところだ。ハヤ太君の友人なんだろ?」

「え、ええ。私も詳しくは知りませんけど……」

「やっぱアレか!運命の再会的な感じだったのか?」

「そんな感じではなかったが……どっちかっていうと『強敵』と書いて『とも』と読むみたいな?」

「なにそれ?」

千桜の答えにきょとんとするヒナギク。

まぁ再会シーンがあれではそういう印象になるのも無理はない。

「ほほう、さすがハヤ太君。いろんなジャンルの女に手を出してるな」

「ちょっと、美希!それじゃハヤテ君がナンパ男みたいじゃない」

「だが天然ジゴロだぞ?むしろナンパ男より性質が悪い。実際この学校でも何人もトキめかせているし……」

「…まぁ確かに」

「ちょ、ちょっとハル子まで……」

口ではそういうもののヒナギクも否定できない。

そういう誰にでも優しいところがハヤテの魅力であり、厄介なところでもあった。

「最近ハヤ太君ファンクラブもできたしな」

「「えええええええ!?」」

意外な情報に驚くヒナギクと千桜。

さすがにそれは初耳だった。

「まぁヒナのファンクラブにくらべたらまだまだだが……」

「私のもあるの!?」

「これだけ人気の生徒会長様だ、ないほうがおかしいだろ?」

当然のように美希が言う。

「で、でもなんていうか恥ずかしいっていうか……」

「安心しろ、ヒナファンクラブの会長は私だ♪」

「なにしてんのよ美希――――――――――!!!」

ヒナギクの怒号が飛ぶ。

それに対して美希は「はっはっは♪」と笑いながら生徒会室から逃げ出した。

それをみて千桜は呆れたようにため息を吐いた。

「まぁそれはともかく、話を戻しますけど……気になるならアパートに会いに来たらどうですか?」

「え?」

千桜の急な提案にヒナギクは驚く。

「え、遠慮するわ。べつに気になってるわけじゃないし……」

そういってごまかすヒナギク。

それを見た千桜は素直じゃないな…と思っていた。





―それから十分後。

「では私はそろそろ失礼しますね」

「ええ、ご苦労さま」

そういって千桜は帰り支度をする。

すると何を思ったのか予備の眼鏡を目につきやすいところに置くと、そのまま生徒会室を後にした。





―さらに数分後。

「さて、私も帰るかな」

そう言ってヒナギクも帰る用意をする。

そのとき千桜が置き忘れた(?)眼鏡が目に入った。

「あら、ハル子が忘れ物をするなんて珍しいわね……」

そしてどうしようかとヒナギクは考え込む。

まぁ結論は一つしかないわけだが……

「し、しかたないわね。困っているといけないし届けてあげないと!…べ、別にアパートに来た人が気になるとか、ハヤテ君の私生活が知りたいとかそんなんじゃないんだから!」

…誰に言い訳してるんだこの人?

「うるさい!と、とにかく善は急げよ!」

そしてヒナギクはムラサキノヤカタへと向かった…







―ムラサキノヤカタへと向かう道の途中。

道路工事で道がふさがっていた。

「すみませ〜ん、今工事中なのでこちらから迂回してくださ〜い!」

紅い瞳の交通整理員がヒナギクを誘導した。

「ありがとうございます。ご苦労様です」

ヒナギクは軽く頭をさげると迂回してアパートを目指した。







―ムラサキノヤカタ前。

「着いたわね……」

回り道をしながらも無事アパートに到着したヒナギク。

なぜかやや緊張している。

「わ、忘れ物を届けに来ただけだし、普通にしてればいいのよ、いくのよヒナギク!」

自分にそう言い聞かせてインターフォンを押すヒナギク。

『ピン「は〜い、どちらさまですか〜。ってあれ?」−ン』

…インターフォンが鳴り終わるよりも早く玄関をあけて出てきたハヤテ。

…どんな早さだよ。

しかしそこにヒナギクの姿はなかった。

その近くの草陰では。

「…び、ビックリした〜!ハヤテ君いきなり出てくるから思わず隠れちゃった……」

あの一瞬でとっさに隠れたお前もすげーよ……

てか生徒会長がピンポンダッシュかい!

「う、うるさいわね!ちょっと驚いただけよ!」

そしてヒナギクはハヤテが中に戻ったのを確認すると、もう一度インターフォンを押した。

『ピンポ―――ン』

今度は無事に役目を終えるインターフォン。

しかし誰も出てこない…と思ったその時。

「あれ?ヒナギクさんじゃないですか」

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

突然うしろから声をかけられて飛び上がるヒナギク。

見ると背後にハヤテが立っていた。

「は、ハヤテ君!?なんでうしろから出てくるのよ!!?」

「え〜と、さっきちょっとイタズラがあったので犯人を捕まえようとインターフォンが鳴ると同時に二階から飛び降りて背後に回り込んだんですけど……」

「忍者か、あなたは!!」

「その言葉は僕よりふさわしい人がいますけど……それよりどうしてここへ?」

そのとき玄関から千桜が出てきた。

「あ、会長……」

「ハル子!そ、そうそうあなたに忘れ物を届けに来たのよ。はいコレ」

「あ、ありがとうございます……」

千桜はヒナギクから予備の眼鏡を受け取った。

だがなぜか千桜は困ったような申し訳なさそうな顔をしていた。

「?…じゃあ確かにとどけたわよ。と、ところでハヤテ君、昼間新しい人が来たって言ってたけど……」

「あ、会長そのことですが……」

「イブキさんですか?彼女ならバイトに行っててまだ帰ってませんね。結構遅くなるっていってましたが…」

「あ、そうなの…」

それを聞いてヒナギクはガッカリしたようなほっとしたような顔をした。

「じゃ、じゃあ用事も済んだし私は帰るわね」

「え、よかったらあがってお茶でも飲んで行きませんか?」

「いいの、いいの。じゃあまたね、ハヤテ君、ハル子」

「はい、さようならヒナギクさん」

「…今日は本当にすみませんでした会長」

そしてヒナギクは二人に手を振ってアパートを後にした。







―帰宅中。

「ふぅ、結局なにがしたかったんだろ私…」

そういってため息をつくヒナギク。

「あ、そうだ!お義母さんに買い物してきてって頼まれてたんだった」

それを思い出したヒナギクはスーパーへ向かった。







―スーパー。

買い物を終え、レジで会計中のヒナギク。

「はい、六十二円のお返しとなります!ありがとうございました、またのご来店をおまちしております♪」

黒髪の店員からお釣りを受け取って、ヒナギクは家へと帰宅した。







―桂家。

今日両親は留守でヒナギク一人だけである。

『ピンポ―――ン』

「は〜い、どちら様ですか?」

そういってヒナギクはドアを開ける。

「あ、桂さんのお宅ですか?お届け者です、こちらにサインください!」

やや童顔の配達員がサインを求める。

ヒナギクは妙なデジャヴを感じながらもサインする。

「はい確かに。では失礼しま〜す♪」

配達員は荷物をヒナギクに渡して去って行った。

ヒナギクは荷物を確認した後、部屋に戻ろうとする。

『だーいすきなんてあーりがとー♪♪』

そのときケータイの着うたが響いた。

「誰からかしら…え?牧村先生!?」

牧村志織、白皇学院の教師にして学年主任。そしてマッドサイエンティスト……

意外な人物からの電話にヒナギクは戸惑いつつも電話に出た。

「はい、桂ですけど……」

『あ、桂さん!?大変なんです〜……桂先輩に付き合わされて居酒屋にいるんですけど、先輩酔いつぶれちゃって暴れだしたんです!!なんとかしてくださ〜い!!!』

『ヒック、うるへ〜!せんぱいらぞ〜!!妹の弁当食ってなにがわりぃ?クビにできるもんならしてみろ〜』

電話口から泥酔していると思われる姉の声が聞こえてくる。

「・・・・・・」

※現在のヒナギクの様子はとても描写できません……皆さんのご想像にお任せします♪







―居酒屋。

そこに一つの屍(?)が横たわっていた……

「すみません!すみません!姉が本当にご迷惑お掛けしました!!」

ヒナギクは店員に頭を下げていた。

「いや、いいっすよ。おもしろ…いや、酒の席でのことですし」

黒髪で紅い瞳のやや童顔な店員が笑いを堪えながら言う。

「『コレ』は責任もって処分しておきますので、本当に申し訳ありませんでした!!」

そういってヒナギクは元人間と思われる物体を引きずって家へと帰って行った……







―ムラサキノヤカタ。

「ハヤちゃん、ただいま〜!」

そういってイブキがアパートへ帰ってきた。

「おかえりなさいイブキさん、そして変なあだ名をつけないでください」

「おかえりなさい、ずいぶん遅かったですね」

ハヤテとマリアがイブキを出迎えた。

「いや〜、工事現場の交通整理にスーパーの店員、荷物の配達に居酒屋の店員と今日も働いたぜ♪」

「相変わらず働き者ですね〜」

「というか一人でこなせる量とは思えないのですが……」

「甘いですねマリ姉…分身を使えば楽勝ですよ♪」

「マリ姉って誰ですか…ていうか分身!?」

「さすがに今は三人が限界か、NARUT○を見習わねば…」

「何者なんですか、あなたは!?というか伏字になってません!!」

「…つっこんだらまけですよ、マリアさん」







―ヒナギクとイブキ…二人が出会うのはまだ少し先の話……


第八話 END

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…なにがしたかったんだこの話は?
もっと更新ペースあげねーとなぁ…
では、また次回。

感想・アドバイスいただけるとうれしいです♪

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Re: Breath ( No.13 )
日時: 2010/09/14 22:47
名前: 風羅

こんばんは風羅です!

ヒナギク・・・負けず嫌いというかなんというか・・・誰もいないのに・・・
それと前回の感想で「ヒナギクと同じ体型ってことは・・・?」で「うるさーーーい」
ということになりましたがイブキも気にしてるんですね!

ヒナギクはステータスだからいいとして。(あ、怒らないで・・・)

イブキもステータスでいいですか?(あ、2つの殺気・・・)
そしてファンクラブか〜・・・美希がトップか・・・

ヒナギクもファンクラブの男性と付き合えばいいんじゃ?(あ・・・・死んだな。)

じゃあ次回の更新も楽しみにしています(必死に逃げます。二つの影から。)

ではまた♪〜(逃げろーーーーーーーーーーーーーー!)

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Re: Breath ( No.14 )
日時: 2010/09/19 01:41
名前: 道草

ご無沙汰してます。
どぅも★道草です。

しばらく更新できず、すみませんでした!
では遅くなりましたが返信させていただきます。

◆風羅さんへ

道草「いつも感想ありがとうございます!」

>ヒナギクはステータスだからいいとして。(あ、怒らないで・・・)
イブキもステータスでいいですか?(あ、2つの殺気・・・)

ヒナギク&イブキ「・・・・・・」

>ヒナギクもファンクラブの男性と付き合えばいいんじゃ?(あ・・・・死んだな。)

美希「それは私が許さん!!ヒナファンクラブ心得その1『ヒナはみんなのもの!抜けがけ禁止』」

>じゃあ次回の更新も楽しみにしています(必死に逃げます。二つの影から。)

ヒナギク「いくわよイブキ!!」
イブキ 「了解、ヒナっち!!」
道草  「お前ら本編でまだ会ってねぇだろーが!!…この二人から逃げるのは不可能に近いですが頑張ってください」


では久々の本編です。


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第九話 普通って幸せじゃね?


―喫茶『どんぐり』。

今、ハヤテとナギはここにいた。

だが客としてではない、二人はここでバイトをしているのであった。

そしてここでバイトをしているのがもう一人。

西沢歩、高校生。







「ええええ!私の紹介それだけ!?」

通称『ハムスター』。

「だれがハムスターかな!?そう呼んでるのナギちゃんだけでしょ!」

ほかに何を書けと?

「だからもっとこうプロフィール的な……」

めんどいので自己紹介してください、画期的に。はいどうぞ!

「えええ!?…え、えっと西沢歩といいます。17歳です。牡牛座のA型です。よろしくお願いします!」

うわぁ……普通。

「うわぁぁぁん、ハードル上げすぎだよ〜!」

「さっきから一人で何を騒いでいるのだハムスター?」

「酷いんじゃないかな!ていうかわかってて言ってるよね!?」

「別にいいではないか、『特徴がないのが特徴』なんだし」

「なんですって――――――――!!!」

そんな感じでナギと歩の口げんかが始まった。

それを見ていたハヤテは止めに入る。

「ちょ、お嬢様、西沢さん落ち着いてください!」

そう言うと歩は頼るようにハヤテをみる。

「ハヤテく〜ん…ハヤテ君だけが味方だよ。みんなに私の長所をズバッと言っちゃてください!!」

「えええ、僕がですか!?」

急な無茶ぶりに戸惑うハヤテ。

これに答えなきゃ男じゃないぞ♪

「他人事のように…元はといえば作者さんのせいでしょ?」

ハヤテはう〜んと少し考えた後、口を開いた。

「そうですね…西沢さんはとても面倒見がよくて、優しい人ですよ♪」

「…ハヤテ君/////」

見つめあう二人。

「ふんっ!」

ハヤテの足が踏みつけられた。

「いたた!…どうしたんですお嬢様!?」

「ふんだ、ハヤテのバーカ、バーカ!!」

そういってナギはプンスカと怒っていた。







―それから二十分後。

「……あれ?」

「ん、どうしたのかなハヤテ君?」

「いえ、ちょっと材料が足りないみたいで……今から買いにいってくるので、すみませんがお店のほう頼んでも大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫だよ。この時間じゃめったに人こないし」

それは店としては大丈夫なのか?とも思うが、いつもの事なので三人は気にしないようにしていた。

「では、いってきます」

「いってらっしゃ〜い♪」

ナギは無言でハヤテを見送る。

そしてハヤテが出て行った後、店内は歩とナギ二人きりになった。

「?どうしたのかな、ナギちゃん。難しい顔して」

「いや、別に……」

イブキがアパートに越してきてからというもの、ナギは少し悩んでいた。

イブキがハヤテの昔の話をしたりすると、なんだか不安になる自分がいた。

自分はハヤテの事をどれだけ知っているのだろう?

イブキはハヤテの事をどれだけ知っているのだろう?

ふと顔をあげると歩がまだ不思議そうな顔で見ていた。

そう言えばこいつもハヤテとは元クラスメートだったな……

こいつも私の知らないハヤテを知っているのだろうか?

「なぁ、ハムスター」

「ん、なぁに?」

「お前の学校にいたときのハヤテってどんな感じだった?」

「え、ハヤテ君?」

歩はすこし考えてから答えた。

「別に今とそんなに変わらないけど?前から優しかったし……あ、そういえば不幸体質が強くなってるかも!」

「そ、そうか……」

「……でも今の方が幸せそうかな?」

「…矛盾してないか?」

「あはは、そうかもね。でもいまのハヤテ君を見てるとそれでいいんじゃないかって思うよ、ありがとうねナギちゃん♪」

「な、なんでお前が礼をいうのだ!?////」

「えへへ、なんとなく♪…けど懐かしいな〜」

そういって歩は過去の事を思い出していた。

「それじゃせっかくだし、私とハヤテ君のとっておきのエピソードを話してあげちゃおうかな!」







―ハヤテ潮見高校時代。

「だだいま〜ハヤテ君♪」

「おかえりなさい西沢さん♪」

笑顔で歩を迎えるハヤテ。

「あ…あのね、ハヤテ君に渡したいものがあるの//////」

「なんですか?」

歩はもじもじしながら一つの箱をハヤテに手渡した。

「!!西沢さん、もしかしてコレ……」

ハヤテが箱を開けるとそこには……











『生八つ橋』

「えへへ♪修学旅行のお土産!気に入ってくれると嬉しいかな」

「わー、ありがとうございます西沢さん。おいしくいただきますね♪」

「ハヤテ君////」

回想終了……







「普通じゃないかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ナギの怒りの声が店内に響く。

「なっ!?いいんじゃないかな!『だだいま〜』から『おかえりなさい』のところとか新婚さんぽいんじゃないかな!?」

「ぽくねーよ!どんだけ日常会話だよ!!」

「箱を渡すとこなんかもうプロポーズみたいじゃないかな!?」

「みたいじゃねーよ!そんで『生八つ橋』とかオチも微妙だわ!!」

ナギの酷評に歩は「むー」と頬をふくらませる。

「大体なんでハヤテは修学旅行に行ってないんだ?」

「…え〜と、ハヤテ君バイトで忙しかったし、お金もなかったから……」

「哀れな……」

「だからそんなハヤテ君のために旅行の話をいっぱいしてあげたの♪いや〜あれでだいぶ好感度あがったんじゃないかな?」

そういって歩は一人でうんうんと頷いていた。

「…いや、行けなかった奴に旅行の話をするって嫌味じゃないか?」

ガーンと歩は驚いた顔をした後、床に手をついた。

「そんな…私ハヤテ君になんてことを……」

歩はいまさらながらに後悔していた。

「まったく、お前は前からバカだったんだな」

ナギが呆れたように言った。

「なによーもう!大体なんで前のハヤテ君の事知りたいのかな?」

歩の質問にナギは頬をかきながら答える。

「いや、実は……」







―ナギはイブキの事を説明した。

「へ〜、ハヤテ君にそんな人が……」

「・・・・・・」

ナギは黙って歩を見ていた。

このことを知って歩はどう思うのだろう?と思っていたのだ。

「けど、別にいいんじゃないかな?」

「…え?」

歩の言った言葉を理解できずキョトンとするナギ。

「確かに昔のハヤテ君のことは知らないし、どう変わってきたのかも、これからどう変わっていくのかもわからない……世の中変わらないものなんてないんじゃないかな?」

「・・・・・・」

「…けど、信じることはできる。『私の想いは変わらない』って。だから私は信じて進むだけかな?」

「…お前」

ナギはただ歩をじっと見ていた。







「だから!!いつかハヤテ君と付き合えると信じてつき進むしかないんじゃないかな!?」

「…………………………お前」

ナギはただ歩を呆れた目でじっと見ていた。

なんかいろいろ台無しな気がした。

「ただいま戻りました〜」

ちょうどその時ハヤテが帰ってきた。

「あ、おかえり〜ハヤテ君……てあれ?」

「お〜、ここがハヤテのバイト先かぁ〜」

ハヤテの後からイブキが入ってきた。

「な、なんでお前がいるのだイブキ!!」

「え、この人が?」

突然のイブキ登場に驚くナギと歩。

「やっほ〜、ナギっぴ♪…とそっちの子は?」

「あ、はじめまして西沢歩っていいます」

「あたしはイブキ。よろしくね〜♪」

イブキはわらって挨拶をした。

「おいハヤテ、なんであいつがここに?」

「先ほどバッタリ会いまして、バイトが終わったそうなのでお誘いしたんです。にぎやかになると思って」

「・・・・・・」

「どうしました?お嬢様」

「ハヤテのバカ―――――――――――――――――――――!!!!」

「ぐほっ!!」

ハヤテに容赦なく攻撃するナギ。

だがなんとなくふっきれた気がしたナギであった。


第九話 END

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連休中になるべく更新したいと思います。
ではまた。


感想・ご意見ありましたらお待ちしております!
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Re: Breath ( No.15 )
日時: 2010/09/19 13:21
名前: 風羅

風羅です!!

いや〜・・・・なんとかお二人(ヒナ&イブキ)から逃げ切った・・・
現在地は・・・白亜紀!?でも電気があるので感想はかけます。(おい・・・)


歩は本当にいい子ですね〜。
ナギも癒されなさい。

ハヤテは相変わらず「鈍感で天然でジゴロで不死身でなんだかんだいって死にそうな執事」ですね。

ナギが怒っても不思議ではないですね。

では貧乳3人!に秘訣だ!
  
   『牛乳飲んでも効果はないぞ。』

3つの殺気と刃物から逃げます!

ではまた♪〜次回も待ってます
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Re: Breath ( No.16 )
日時: 2010/09/19 18:37
名前: 道草

まさかの連日投稿!?
どぅも★道草です。

では返信を。

◆風羅さんへ

ハヤテ「いつもありがとうございます♪」

>現在地は・・・白亜紀!?でも電気があるので感想はかけます。(おい・・・)

道草「電気あるの!?(そっちかい)ありがとうございます。私も見習わねば……」


>歩は本当にいい子ですね〜。
ナギも癒されなさい。

道草「この小説ではあんま出番ないかも……」
歩「ええええええ!?」


>では貧乳3人!に秘訣だ!
『牛乳飲んでも効果はないぞ。』

三人「どこが秘訣だ―――――――!!」


>3つの殺気と刃物から逃げます!

道草「……順調に敵増やしてますね〜♪また会えることを祈ってます」


では本編です。


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第十話 白皇潜入ミッション


―ある朝、ムラサキノヤカタ。

マリアはナギの部屋を掃除していた。

「あら?」

そこでマリアはあるものを見つける。

ナギの机の上に弁当箱が置かれていた。

「またあの子お弁当わすれて……ハヤテ君にもたせるべきでしたわ」

マリアはふぅとため息をつく。

「どうしたんすかマリ姉?」

「うわっ!イブキさん!?……音もなく背後から忍び寄らないでください!!」

「HAHAHA、それよりこれってナギっぴのお弁当っすか?」

イブキは弁当箱を指さす。

「ええ、そうなんですよ。見ての通り忘れて行ったみたいで……」

「あ、じゃあ、あたし届けてきますよ♪今日はバイトねーし」

「え?いえ、そんな悪いですよ……」

「ではいってきます、姉御!」

「人の話を聞いてください!あと姉御ってなんですか!?」

そう叫ぶマリアだが、イブキは既に影のように消えていた……



*    *



―白皇学院校門前。

「ここか……マジで広いな……」

イブキは初めてみる名門校に感心していた。

「さて、どこから侵入しようか?」

この女の辞書に『手続き』の文字はない。

「させるかぁぁぁぁ!!」

「うぉっ!?」

背後からの一撃をよけるイブキ。

ふりかえると一人の女性が立っていた。

「ふふふふ、でたわね不審者!我こそは白皇のマドンナ、麗しき世界史教師、救世主と呼ばれた女、桂雪路!!」

「……よくわかんねぇけど身分詐称っぽくね?」

「うるさい、作者が出番くれないから自分から名乗ったのよ!」

まぁ、裏ではいろいろ騒動を起こしていたが……

「とにかく、このままでは私の存在意義が危うい!ってことであんたを倒し私がこの小説のヒロインとなる!!」

「もはや職務関係ねーじゃん!?」

「とにかく、覚悟しなさい不審者!!」

「ふっ、おもしれぇ。捕まえられるものなら捕まえてみやがれ!!」

そういうとイブキは懐から何かを取り出す。

それを地面にたたきつけると煙幕が広がった。

「げほっげほっ!ちょ、何コレ!?」

そのすきにイブキは校門をダッシュでくぐり抜けた。



*    *



―ハヤテ達の教室。

ハヤテはマリアとケータイで話していた。

「え゙!?イブキさんが白皇に?」

『ええ。けど『え゙!?』ってなんですかハヤテ君?』

「い、いや〜、イブキさんめんどくさいこと嫌いだから騒ぎを起こしていなければいいんですが……」

『まさかそこまでは……』

そのときハヤテの耳にクラスメートたちの会話が聞こえてきた。

「ねぇねぇ、聞いた?さっき不審者が入ってきたんだって」

「そうそう、なんでもSP六人を一瞬で倒したとか!いま桂先生が追ってるんだって」

「・・・・・・」

『どうしました、ハヤテ君?』

「すみませんマリアさん、イブキさんを探してきます!!」

ハヤテは電話を切ると一目散に駈け出した。



*    *



―旧校舎付近。

「ふぅ、まいたか……」

雪路の追跡をなんとか振り切ったイブキは一息ついていた。

だが休息は長くは続かなかった。

「そこまでよ!」

後から凛とした声が響いた。

振り向くと一人の少女が立っていた。

「……あんたは?」

「私は白皇学院生徒会長、桂ヒナギク」

桂?ひょっとしてさっきの人の妹?…あれ、そういえばどっかでみたことあるような……

イブキがそう考えているとヒナギクが口を開いた。

「生徒の安全のため、速やかにお引き取り願います」

「……嫌って言ったら?」

イブキはいたずらっぽい顔でそう答える。

「……なら力ずくでも出て行ってもらいます!」

そう言ってヒナギクは竹刀を構えてイブキに向かっていった。

ヒュンヒュン!!

ヒナギクはものすごい速さで攻撃を繰り出す。

しかしイブキはそれを無駄な動きなくかわし続けていた。

「(……当たらない!?)」

「う〜ん、女の子相手に手荒な真似はしたくないけど……」

ヒナギクの視界からイブキが消える。

「これで眠って♪」

ヒナギクの背後をとったイブキはチョップを振り下ろす。

「っく!!」

ヒナギクはとっさに身をひるがえして何とかかわした。

「ヒュ〜♪やるね!」

「(……この人強い!こうなったら)」

ヒナギクは竹刀を捨てる。

「白桜!!」

そう叫ぶとヒナギクの手に白桜が現れた。

「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

そしてヒナギクは反撃を開始した。

「えええ!?ちょ、タンマ!!」

突然の事態に驚くイブキ。

段違いにスピードが上がったヒナギクに対し、先ほどまでの余裕はなくなっていた。

アクロバティックな動きで必死に剣をかわす。

「そこっ!!」

ついにヒナギクの剣がイブキを捉え、イブキの胸を貫く。(※一応死なない程度に手加減してる……はずです……)

しかし貫いたはずのイブキは木片へと変わった。

「!?……これは変わり身!?本物はどこへ?」

するとヒナギクの頭上に影が差す。

見上げると上空にイブキがいた。

その右手にはなんか球状ものがみえる。

「うををををっ!!螺旋○!!!」

そう叫びながらそのままヒナギクへと落下する。

ドゴォォォォォン!!!

それを難なくかわしたヒナギク。

地面にはドリルで掘ったような穴があいていた。

「くっ、よけられたってばよ!!」

「なにその語尾!?ていうかなによ今の技!!?」

穴からイブキが這い出てくる。

「ふ、本気で戦うのはお前で二人目だ……だが次で決着をつける!!」

「望むところよ!!」

そしてにらみ合う二人。

「奥義・黒影演武(くろかげえんぶ)!!」

なんか黒いオーラっぽいものを纏って突進するイブキ。

「はあああああああ!!」

それに対しヒナギクは白桜を構え、真っ向からぶつかる。

カッ!!

そして真っ赤な血しぶきが飛んだ……











……綾崎ハヤテの。

「「ハヤテ(君)―――――――――――――――――――!?」」

この小説で二度目の死の危機を迎えるハヤテであった……


第十話 END

===============================================================================


…バトルうまく書けないうえに、無駄に長い!
イブキの技はノリで放っているのであんま気にしないでください。

では、また。

感想・ご意見もらえると泣いて喜びます!
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Re: Breath ( No.17 )
日時: 2010/09/19 18:54
名前: 風羅

元・風羅です!

風羅に戻らなければ!
現在地は・・・たたみを抜けて異星に!

三人の小悪魔のせいで・・・
とりあえずヒナギクとイブキ・・・互角ですね・・・

そしてラストの血しぶきがとんだのはハヤテですか!驚きですね。
雪路はもうクビになったんじゃ!?第12スレで・・・

ではにげます!三人+元教師+血しぶきがとんだ借金執事から♪

ではまた〜
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Re: Breath ( No.18 )
日時: 2010/09/20 03:03
名前: 道草

深夜更新!
どぅも★道草です!

では返信を。

◆風羅さんへ

イブキ「感想ありがとう♪いつか滅ぼす」
道草「なにいってんだぁぁぁ!!恩をあだで返す気か!?」

>元・風羅です!
風羅に戻らなければ!

道草「なにがあった!?」


>現在地は・・・たたみを抜けて異星に!

道草「ドラ○もん!?映画でそういうのがあったような……」


>とりあえずヒナギクとイブキ・・・互角ですね・・・

道草「イブキは無駄に強いです!ほんとに無駄です……」


>ではにげます!三人+元教師+血しぶきがとんだ借金執事から♪

道草「どんどん増えてるような……まぁ無事でいてください」


では本編です。
サブタイトルはあれですが、別にシリアスではないです。


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第十一話 過去からの弾丸


―前回のシーンリプレイ。

ハヤテはイブキを探して走り回っていた。

すると旧校舎の近くで何かすごい音がした。

ハヤテが駆け付けると予想通りイブキがいた。

……ヒナギクと一緒に。

「奥義・黒影演武(くろかげえんぶ)!!」

なんか黒いオーラっぽいものを纏って突進するイブキ。

「はあああああああ!!」

それに対しヒナギクは白桜を構え、真っ向からぶつかる。

「まずい!!!」

ハヤテは二人を止めようと間に割って入った。



*    *



―結果。

二人の攻撃の板挟みとなり、肉片と化したハヤテ。

「肉片いうな!まだ生きてます!!」

なんとか蘇る不死身の借金執事。

「ハヤテ君大丈夫!?」

「おい、大丈夫かハヤテ!?」

ハヤテに駆け寄るヒナギクとイブキ。

「ええ、なんとか……ていうか探しましたよイブキさん」

ハヤテが呆れた目でイブキを見る。

「一体何やってるんですかイブキさん」

「え?え〜と……あ、そうだナギっぴにお弁当届けにきたんだった。いや〜すっかりわすれてたよ、はっはっは」

「笑いごとじゃありませんよ!なんでこんな騒ぎになってるんですか!!…とにかく後で皆さんにちゃんと謝ってくださいよ」

「え〜、めんど「イブキさん?」はい、すいませんごめんなさい……」

ハヤテに怒られてさすがに反省するイブキ。

それを見ていたヒナギクが声をかける。

「あの、ハヤテ君。もしかしてその人が……」

「あ、ヒナギクさん。ご迷惑おかけしてすみません。彼女が以前言っていたイブキさんです」

「ハヤテのBestFriendイブキです♪」

イブキが元気よく挨拶する。

立ち直りが早すぎる……

「まぁ、不審者じゃないならいいんだけど……」

ヒナギクはふぅとため息をついた。

イブキはハヤテとヒナギクを見比べるとニヤリと笑った。

「いや〜、それにしても水臭いぞハヤテ。こんなキレーで強い彼女がいるなんて聞いてないぞ」

そう言ってイブキはハヤテの背中をバンバンと叩く。

それを聞いてヒナギクとハヤテは赤面する。

「か、彼女って……////」

「な、なにいってんですかイブキさん!////」

「……あれ、違うの?」

「「違います!!」」

そう言ったものの、お互い相手の言葉にちょっと落ち込んでいた。

イブキはそんな二人をじっと見つめている。

「ふ〜ん…お似合いだと思うんだけどなぁ。…ヒナギクさんだっけ、今からでもハヤテを彼氏にどうですか?今ならもれなく『ハヤテ中学時代写真集』が付いてきます!!」

そう言ってイブキは懐から一冊の本を取り出す。

そこには中学時代のハヤテの初々しい写真がそろっていた。

「//////」

「わー、懐かしい……じゃなくて、なんですかコレ!?こんな写真いつの間に?」

「無論、あたしが撮った」

「盗撮じゃん!?それにこんなのでヒナギクさんがつられる訳ないでしょ!」

「……そうかな?」

イブキはヒナギクの方を見て、ぼそっと呟く。

ヒナギクは顔を真っ赤にして写真集をみつめている。

もちろんハヤテは気付いていない。

「とにかく、お嬢様にお弁当届けに来たんでしょ?早く行きますよ!」

そう言ってハヤテはイブキを引きずっていく。

「ひっぱんなって!じゃあね、ヒナっち、気が向いたら声掛けてね〜♪」

去っていくハヤテとイブキをヒナギクはぽかんと見つめていた。



*    *



―昼休み、中庭。

「で、なんでまだこいつがいるのだ?」

ナギがジト目でイブキをにらんでいた。

「酷いなナギっぴ!せっかくお弁当届けてあげたのに!」

「目的忘れて暴れてた人が何言ってんですか……」

ハヤテが呆れたように言う。

あれからハヤテはイブキを連れ、いろんな人に謝って回った。

ちなみに雪路はまだイブキを探しているらしく、行方不明だった。

「「「ハーヤー太君♪」」」

うしろから声がかかる。

「行きましょうかお嬢様」

「うぉい!せめて振り向けよ!」

生徒会三人娘がハヤテ達の前に回り込む。

「はぁ、今度はなんですか?」

ハヤテがあきらめた口調で訊く。

「なにって面白そうなところに集結するのが我ら動画研究部の使命だろ?」

理沙が胸を張って答える。

「ところで、そこにいるのが噂の?」

美希がイブキの方を見て言う。

「ええ、彼女がイブキさんです」

「にはは〜♪私、瀬川泉。よろしくね!」

「花菱美希だ」

「ふっ、朝風理沙だ。よろしくイブキ君」

三人がイブキに自己紹介する。

「こちらこそよろしく〜!……みんなハヤテの友達?」

「うむ、ハヤ太君もナギ君も我が動画研究部の同士だ」

イブキの問いに理沙が答える。

「そっか……よかった……」

イブキはそういって穏やかな笑顔をうかべた。

「イブキさん?」

違和感を感じ、ハヤテがイブキに声をかける。

しかし、イブキはすぐに元の表情に戻った。

「いや〜、しかし動画研究部かぁ〜。そうだ、お近づきの印にとっておきの動画を進呈しよう!」

そういってイブキは懐から古いビデオテープを取り出した。

ラベルにはこう書かれていた。

『綾崎ハヤテ(13)の一日【爆笑編】』

「ぬぉぉぉぉぉ―――――――――――!!」

ベキッ!

叫び声をあげてビデオを破壊するハヤテ。

「あ――――!!あたしのコレクションが!?……ダビングしてあるからいいけど」

「するな―――!!ていうかなんですかこのビデオは!?」

「無論、あたしが撮った」

「デジャヴ!?じゃなくて何してんだ―――――!!」

「あと【不幸編】と【女装編】、さらに十四歳バージョンもある!」

「やめろぉぉぉぉぉっ!!!!」

「おい、イブキ」

ナギがイブキを睨む。

「お嬢様……お嬢様からもなにか言ってください!!」

「いまそのテープ、アパートにあるのか?」

「……は?」

「おう、あるぞ♪」

「私もみた〜い♪」

「確かに面白そうだな」

「うむ、動画研究部として見逃せないな」

「…いや、ちょっと…」

「じゃあ、放課後あたしの部屋で一緒にみよーぜ♪」

「「「「お〜〜〜〜〜〜〜♪」」」」

「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ハヤテの叫びがむなしくこだました……


第十一話 END

===============================================================================


とりあえず主要キャラとイブキの顔合わせ終了。
次回は久々にあの人登場!

ではまた。

感想・アドバイスありましたらよろしくお願いします♪

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Re: Breath ( No.19 )
日時: 2010/09/20 11:16
名前: 風羅

こんにちは風羅です!

ドラ○もんに復○ライトをあてられ復活!です。
現在地は地底世界で恐竜と鬼5人組から逃走中♪

イブキ・・・凄い・・・わずか短時間で仲良くなるとは・・・
3人組と性質が似てるのかも。

ヒナギクは・・・・だめですね。・・・残念なことに・・・はなるなよ!?

いくら貧乳でペッタンコで男らしいといえども女の子なんですね〜。(1つの殺気)

次回イブキ+その他vsハヤテ ハヤテは奪還できるのか?(多分無理。)

ではまた! 現在2人から逃げてます(貧乳ペア)
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Re: Breath ( No.20 )
日時: 2010/09/20 15:10
名前: 満月

 お久しぶりです、満月です!!感想をしばらく書けませんでした…。

 『綾崎ハヤテ(13)の一日【爆笑編】』…見たいです!!爆笑編も不幸編も女装編も十四歳バージョンも見たいです!!
 そのとき思ったのですが、ハヤテ君…その時から女装させられてたんだ…。もう、女装への抵抗意識なくしちゃえ☆
 君、女装すると可愛いから!!女の子と言ってもだまされる人が居るから!!大丈夫!!

 そしてイブキ。『無論、あたしが撮った』…ハヤテ君に気づかれずに撮ったなんてすごいですね。
 だって、ドアの前に人が居るとか居ないとかが分かる人を盗撮ですよ…?尊敬します。

 次回、ハヤテ君のビデオが見られることを祈っています!!

 では、満月でした〜♪
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Re: Breath ( No.21 )
日時: 2010/09/20 20:28
名前: 道草

どぅも★道草です!
今日もまじめに引きこもって更新します!(いいのかそれで…)

では返信を。

◆風羅さんへ

ナギ「感想、いつも感謝だぞ!」

>現在地は地底世界で恐竜と鬼5人組から逃走中♪

道草「竜の騎士!?」

>イブキ・・・凄い・・・わずか短時間で仲良くなるとは・・・
3人組と性質が似てるのかも。

道草「ハヤテにとっては最悪の組み合わせです♪」

>ヒナギクは・・・・だめですね。・・・残念なことに・・・はなるなよ!?

ヒナギク「なっ…!どういう意味よ―――――!!」

>次回イブキ+その他vsハヤテ ハヤテは奪還できるのか?(多分無理。)

ハヤテ「無理でした……」


◆満月さんへ

ハヤテ「お久しぶりです!感想ありがとうございます」

>そのとき思ったのですが、ハヤテ君…その時から女装させられてたんだ…。もう、女装への抵抗意識なくしちゃえ☆

ハヤテ「今回も最悪です……」

>そしてイブキ。『無論、あたしが撮った』…ハヤテ君に気づかれずに撮ったなんてすごいですね。

イブキ「忍だから♪」

>次回、ハヤテ君のビデオが見られることを祈っています!!

道草「期待を裏切りすみません……」


風羅さん、満月さんありがとうございました!!
では本編です。


===============================================================================


第十二話 メイドインアパート


―ある休日の朝、ムラサキノヤカタ。

千桜は部屋の中で考え事をしていた。

「う〜ん、最近咲夜さんのところに顔をだしてないな〜」

何を隠そう千桜は愛沢家でメイドのバイトをしているのである。

むろん周りには内緒だが。

「体がなまっているとアレだし、少しイメージトレーニングでもするかな」

そういって千桜はタンスの奥にしまってあったメイド服を取りして、着替え始める。

「よし!あとは髪をほどいて、眼鏡を外せば……」

愛沢家メイドのハルの完成!…となるはずがそこで思わぬ邪魔が入った。

ガチャ。

「あ、千桜さ〜ん!朝ごはんの用意ができましたけど……」

ノックもせずにハヤテが入ってきた。

「「・・・・・・」」

訪れる沈黙。

メイド・ハルは未完成のままだ。

「……い」

沈黙を破ったのは千桜だった。

「いらっしゃいませ、ご主人さま〜〜〜♪」

きゃる〜ん♪(効果音)

とびっきりの作り笑顔で明るい声を響かせる千桜。

「…え〜と、ハルさん?ていうか千桜さん?」

当然ごまかせるはずもなかった。

次に千桜がとった行動は。

「……な」

「?」

「なにノックもせず人の部屋はいってきてんだ――――――――!!!!」

「すみませ…ごふぅ!」

キレた。まぁ当然。







―十分後。

土下座するハヤテと落ち込む千桜。

二人の人間が頭を下げているという妙な光景だった。

ちなみに千桜はメイド服を脱いで、私服に戻っていた。

「いや〜、それにしてもまさか千桜さんがハルさんだったとは……」

沈黙に耐えかねてハヤテが口を開いた。

「……笑わないのか?」

「え?」

「おかしいだろう?普段クールぶっている生徒会書記がメイド服着てこんなことしてたら!」

もういっそ笑ってくれと言わんばかりに怒鳴る千桜。

それに対しハヤテは。

「笑ったりしませんよ」

「……え?」

「千桜さんは仕事が好きでやっているんでしょう?誇りを持ってやってるんですから、恥ずかしがることなんてないですよ」

そう言ってハヤテは千桜に微笑みかける。

「綾崎君……」

「それに、生徒会の千桜さんもメイドのハルさんもどちらも素敵ですよ♪」

「ばっ……なにを言ってるんだ////」

千桜は真っ赤になって顔をそむける。

でも秘密をうちあけたことで少し心が軽くなった気がした。

「……でも綾崎君、やっぱり他の人には内緒にしておいてくれないか?」

「ええ、千桜さんがそう言うなら」

「ありがとう」

そういって千桜は微笑んだ。

そのときドアをノックする音がした。

「千桜さん入りますよ」

「あ、はいどうぞ」

そしてドアをあけてマリアが入ってきた。

「ハヤテ君、千桜さん、どうしたんですか二人で?もう朝ごはんの支度はできてますけど」

「あ、すみませんマリアさん今行きます」

そう言って立ち上がるハヤテ。

千桜もそれに続こうとする。

その時、あるものがマリアの目に止まった。

「あら、なにかしらこのメイド服?」

「「(しまった―――――――――!!)」」

マリアはしまい忘れていた千桜のメイド服を広げる。

「私のではないですし……一体誰の?」

「あ、いや、それはですね!」

必死にごまかそうとする千桜だがうまい言い訳が見つからない。

そこでハヤテがとっさに言った。

「僕のです!!」

……しーん。

ハヤテは言ってから後悔したが時すでに遅し……

気まずい沈黙がおとずれた。

「……ハヤテ君、やっぱりそっちの趣味が」

若干引くマリア。

「いやいや、違いますよ!ていうか『やっぱり』ってなんですか!?」

ハヤテがあわてて否定する。

「え〜と、これは……あ、アレですよ!前にメイド服着る約束してたじゃないですか(原作11巻参照)。そのために用意しておいたんですよ〜」

なんとかうまくごまかそうとするハヤテ。

だがそれが悲劇を生んだ。

「あ、そうだったんですか〜♪じゃあせっかくですし、今ここで着てもらいましょうか♪」

「え゙!?」

「ハヤテ君?」

「……綾崎君」

マリアの期待の視線と千桜の不安そうな視線を浴びるハヤテ。

「………………はい……」

もはや、後に引けないハヤテであった。







―数分後。

「あっはっはっはっはっはっは!!くくく、ははははは…げほっげほっ!あっはっはっはっは!!!」

腹をかかえて大爆笑するイブキ。

目の前には千桜のメイド服に身を包んだハヤテ…もとい、綾崎ハーマイオニーがいた。

「笑いすぎです!イブキさん」

涙目で訴えるハヤテ。

当然今のイブキには聞こえていない。

「う〜む、しかしさすがハヤテだな!」

「うう、お嬢様まで……」

ナギは感心したようにハヤテを眺めていた。

千桜はそんなハヤテを申し訳なさそうに見ていた。

「じゃあハヤテ君、お掃除始めましょうか♪」

笑顔でほうきを手渡すマリア。

「はぁ………ん?」

そのとき、玄関の方からドタドタと足音が聞こえた。

「あ――――――――や――――――――さ――――――――き――――――――!!」

叫び声とともに一人の男が乱入してきた。

そしてハヤテに抱きつこうとする。

「うわぁぁぁぁぁっ!!どっから湧いたこの変態!!」

「ははは♪綾崎のいるところどこでも現れるさ!」

「消えろ、ゴキブリ!」

ハヤテが抱きついてきた男を一蹴する。

この男は瀬川泉の兄にして、ハヤテに恋する変態という名の執事、瀬川虎鉄である。

「にはは〜♪さっそくやってるね虎鉄君」

「それにしてもハヤ太君のメイド姿は相変わらず見事だな」

「うむ、さすがハヤ太君だ」

泉・美希・理沙がビデオカメラを回しながら、部屋に入ってきた。

「うわぁああああ!!なんで皆さんまで!?」

突然の来訪者たちに困惑するハヤテ。

するとイブキが当然のように答えた。

「無論、あたしが呼んだ♪」

「イブキさぁぁぁぁぁん!!なにやってるんですか!?」

「心配すな!ヒナっち(ヒナギク)とハムさん(歩)も呼んでおいた、後で来るよ♪」

「おい―――――――――――!!」

ハヤテの叫びもむなしく、皆楽しんでいる。

「それはそうと虎鉄君」

そんな中マリアが虎鉄に話しかける。

「虎鉄君とも約束してましたよね、メイド服着てくれるって♪(原作11巻参照)」

「え゙!?」

虎鉄の顔が引きつる。

「ちゃんと虎鉄君の分も用意しておきました、はいどうぞ♪」

そういってマリアは虎鉄にメイド服を手渡した。

「・・・・・・」







―数分後。

メイド服に身を包んだ虎鉄がでてきた。※ご想像にお任せします♪

「うわぁ……」と泉。

「これは……」と美希。

「ないな……」と理沙。

「キモイ……」とナギ。

「消えろ」とイブキ。

「死んで♪」とハヤテ。

「うをぉぉぉい!!酷いなお前ら!ていうか綾崎、『死んで♪』ってなんだよ!?」

虎鉄の叫びは全員スルーした。

そしてマリアが笑顔でハヤテと虎鉄に言う。

「では、ハヤテ君に虎鉄君、約束通り今日一日頑張ってくださいね♪」

「「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

その日、ムラサキノヤカタには三人のメイドが務めることとなった……







一方、ハヤテをずっと見ていた千桜は。

「(やれやれ、あの人の不幸に比べたら、私の秘密なんて大したことないな……)」

そう思いながら微笑んでいた。

「ありがとう、綾崎君……」

千桜のその言葉はイブキにだけ聞こえていた。


第十二話 END

===============================================================================


道草「最近イブキのせいでギャグになってきた気がするので、ほのぼの(?)とした話にしました。」
イブキ「あたしのせいかよ!!」
道草「次回、どーしよ?」
イブキ「考えてねーのかよ!?」


感想・ご意見、お待ちしております♪

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Re: Breath ( No.22 )
日時: 2010/09/20 21:07
名前: 風羅

どうも風羅です

天然ロリコン不幸借金執事め・・・
ハヤテの場合事故なのにもうわざとにしか見えません・・・

現在は海底で人魚のお姫様に匿ってもらってます。

そして・・・虎鉄・・・キモイ・・・
選んでください。地獄に落ちるか。まともに異性を好きになるか。水矢と斎牙の必殺技くらうか・・・。

そしてヒナギクが狂わないことを祈って・・・

と思ったらヒナギクが・・・追いかけてきますね。海底なのに・・・

ではまた♪〜
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Re: Breath ( No.23 )
日時: 2010/09/20 21:27
名前: 満月
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=5810

 満月です♪

 道草さん、「期待を裏切りすみません……」なんて…別に平気ですよ!!ハヤテの女装姿が出てきて嬉しいですから☆想像したら、本当に可愛かったですよ!!
 原作で出てこないかな〜…。あ、虎鉄のメイド姿はなしで!!

 虎鉄…メイド服はやめましょう。でも、私のオリキャラである、由菜なら嬉しそうに写真を撮るでしょうね…。
「いい脅迫材料になるな〜」とか言いながら。

 イブキ大好きです♪なんかノリがいい子、好きなんですよね〜。
 イブキとハヤテの話テンポが良くて大好きです!!

 次回も楽しみにしてます!!では、満月でした〜♪
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Re: Breath ( No.24 )
日時: 2010/09/22 20:13
名前: 天照


どうもはじめまして天照と申します♪

タイトルにどことなくひかれて一気に読ませていただきました♪


まずは・・・・オリキャラのイブキがいいですね♪
さっぱりしてるというか、面白い子なので♪


文章もかなりのレベルですし、キャラの心情もよくつかんでますね・・・・羨ましいです♪


しかし、相変わらずハヤテは不幸ですね〜虎鉄のメイド姿・・・・・・・・ちょっと想像したくないですね・・・・


虎鉄のメイド姿を見て、マリアさんは何を思ったんでしょうね・・・・


では、これからも頑張ってください♪


ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.25 )
日時: 2010/09/23 17:28
名前: 道草

どぅも★道草です!

感想が三人もきている!?感激です!!
では返信させていただきます。


◆風羅さんへ

ヒナギク「いつも感想ありがとう。ちょっと体育館裏まで来なさい♪」
道草「何する気!?」

>ハヤテの場合事故なのにもうわざとにしか見えません・・・

道草「それが天然ジゴロ・不幸体質の能力ですから♪」

>現在は海底で人魚のお姫様に匿ってもらってます。

道草「人魚大海戦!?」

千桜「……何これ、恒例?」

>そして・・・虎鉄・・・キモイ・・・
選んでください。地獄に落ちるか。まともに異性を好きになるか。水矢と斎牙の必殺技くらうか・・・。

ハヤテ「じゃあ、最後ので♪」

虎鉄「綾崎ぃぃぃぃぃっ!!」

>そしてヒナギクが狂わないことを祈って・・・

ヒナギク「だからどういう意味よ―――!!」


◆満月さんへ

イブキ「いつもありがとう!!」

>虎鉄…メイド服はやめましょう。でも、私のオリキャラである、由菜なら嬉しそうに写真を撮るでしょうね…。

イブキ「そんな由菜さんにはあたしが撮った写真をあげよう!ついでにハヤテのも」

ハヤテ&虎鉄「やめろぉぉぉぉぉ!!」

ハヤテ「ハモるな!!」

虎鉄「理不尽!?」

>イブキ大好きです♪なんかノリがいい子、好きなんですよね〜。

イブキ「告られた!?だが断る!!」

道草「黙れお前ぇぇぇぇぇっ!!作者権限で消すぞぉぉぉぉぉっ!!」


◆天照さんへ

道草「はじめまして!来てくださってありがとうございます!!」(スライディング土下座)

>タイトルにどことなくひかれて一気に読ませていただきました♪

道草「ありがとうございます!このタイトルじゃ内容が分かりませんよね……」

>まずは・・・・オリキャラのイブキがいいですね♪
さっぱりしてるというか、面白い子なので♪

イブキ「なんか最近ほめられてる♪」

道草「そこ、調子に乗らない!皆さん受け入れてくれてうれしいです。こんなキャラでいいのかと不安だったので」

>文章もかなりのレベルですし、キャラの心情もよくつかんでますね・・・・羨ましいです♪

道草「滅相もない!小説書くの初めてなので四苦八苦しております!!」

>しかし、相変わらずハヤテは不幸ですね〜虎鉄のメイド姿・・・・・・・・ちょっと想像したくないですね・・・・

道草「虎鉄が予想以上に大不評でよかったです♪」

>虎鉄のメイド姿を見て、マリアさんは何を思ったんでしょうね・・・・

マリア「ノーコメントで♪」


風羅さん、満月さん、天照さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!


では本編です。今回は人物少ないです。


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第十三話 思い出は美化されるためにある


―いつもの朝、ムラサキノヤカタ。

「大変だ!ハヤテ―――――――!!」

ナギの叫びがアパートに轟いた。

「どうしました、お嬢様!?」

主の一大事に急いで駆け付けるハヤテ。

部屋に入るとナギがわなわなと震えていた。

「大丈夫ですかお嬢様!一体何が!?」

ナギのただならぬ様子に、心配するハヤテ。

そしてナギは重い口を開いた。

「……ハヤテ、私はとんでもないことに気づいてしまった。我々はとんでもない過ちを犯していたんだ!」

「過ち?一体どういうことですか、お嬢様!?」

「ああ、それはな……」

ナギの言葉を待ち、ごくりと唾を飲むハヤテ。

そしてナギは衝撃の事実を告げる!











「この小説が始まってから、まだ一回も学校さぼってな―――――――い!!!!」

「・・・・・・」

ナギの声がアパートに響いた。

「……え〜と、それはいいことなのでは?」

「よくない!私が真面目に学校にいくなどあり得ないだろ!これは明らかにキャラ崩壊だ!!」

ナギの力説が始まる。

「HIKIKOMORIという私のアイデンティティーが失われていては、ハヤテ小説として失格だ!この危機的状況を打破するために、今一度おのれを見つめなおし原点に返らなければならないのだぁぁぁぁっ!!」

「……はぁ」

ナギの熱い思いはハヤテの心を揺さぶる……はずもなかった。

「というわけで今日は休む」

「さんざん語っといて要点それだけ!?ダメですよお嬢様、ちゃんと学校へ行きましょう!!」

「今日の私をいつもの私だと思うなよ!誰がなんと言おうと学校へはいかん!!」

そういってナギは布団をかぶる。

「お嬢様〜……」

「まったく、呆れた子ですね……」

騒ぎを聞きつけマリアが部屋に入ってきた。

「とりあえず遅刻するといけないので、ハヤテ君は学校にいってらっしゃい」

「え、でもマリアさん……」

「この子はこうなったらきかないんですよ。ナギはあとで私から説教…じゃなかった説得しておきますので♪」

曇りのない笑顔をむけるマリア。

なぜか寒気がした……

「そ、そうですか……では行ってきます」

別の意味でナギが心配になったハヤテであったが、ここはおとなしく学校へと向かうことにした。



*    *



―白皇学院、放課後。

「……あっという間でしたね」

そこは見逃してくれ……

「ハ〜ヤ〜太君♪」

うしろから声がかかる。

振り向くと泉がいつもの笑顔で立っていた。

「あ、瀬川さん、どうしたんですか?」

「きいてよ〜ハヤ太君!ミキちゃん達ひどいんだよ〜、また私一人に仕事押し付けて帰っちゃたの〜……」

「はぁ……」

自分も普段ヒナギクさんに押し付けているのに、とハヤテは思ったが口にしないことにした。

「だから二人で力を合わせて頑張るのだ、黄土色♪」

「またですか?ていうかまだその称号残ってたんですか!?」

結局、承諾して手伝うこととなったハヤテであった。







―数時間後。

教室に残っているのはハヤテと泉の二人だけ。

ほぼハヤテ一人の活躍により、仕事はすべて片付いていた。

「ありがと〜ハヤ太君。やっぱりハヤ太君は頼りになるね♪」

「いや〜、大したことはありませんよ」

泉にほめられて、まんざらでもないハヤテ。

「けど、ハヤ太君も毎日大変だね」

「……ま、まぁ最近は特に」

ここしばらくのことをふりかえるハヤテ。

なんかもう散々な目に遭っている気がする。

「それにイブちゃんがきてからますます賑やかになったし♪」

「イブキさんにはもうすこし自重してほしいんですけどね……」

はぁ、とため息をはくハヤテ

実際、二回ほど殺されかけている。

「にはは、けどなんだかんだいって仲いいよね♪」

「ええ、イブキさんとは一番長い付き合いですからね」

「ふ〜ん、いいよね昔の思い出って♪」

そう言って泉はいつもの笑顔を向ける。

「そういえば瀬川さん、小さい頃好きな子がいたっていってましたね」

「ふぇ!?なに言いだすのかなハヤ太君!!////」

「いえ、ふと思ったので。どんな子だったんですか?」

ハヤテは以前泉からファーストキスをした男の子の話を聞いていた。

実はその男の子とはハヤテのことであった。

ハヤテと泉は幼いころに会っているのだが、お互いそのことに気づいていなかった。

「////え、え〜と小さいときのことだからよく覚えてないんだけどね……」

そういって泉は幼いころの出来事を話し始めた。

「私が森の中を歩いていると突然狼が現れたの!」※犬です。

「ええ、狼!?」

「そしてその狼が私のお友達を食べちゃったの!」※人形のことです。

「えええ!?」

「そのとき私の助けを聞きつけて、その子がさっそうと現れたの!」※偶然通りかかっただけです。

「どこのヒーロー!?」

「そしてその子が狼を一刀両断!!」※してねーよ。

「おお!!」

「かくして私とお友達は救われたのでした〜、めでたしめでたし♪」

「へ、へ〜……」

とりあえずハヤテはパチパチと拍手をした。

幼き日の出来事は泉の中でだいぶ改ざんされていた。

「なんというか、すごい子だったんですね〜……」

どこまでホントの事かわからなかったハヤテはただそう言うしかなかった。

「うん♪あ、でもアレだよ!好きって言っても小さい頃の話だし、今は……」

そう言って泉はハヤテの顔をみる。

すると顔を真っ赤にして目をそらした。

「どうしたんです?」

「ふぇ!?な、なんでもないよ////……それよりヒナちゃんに報告して帰ろう!」

そう言って泉は慌てたように帰りじたくを始める。

「あ、はい」

ハヤテも帰る準備をするが、ふと窓の外をみる。

黄昏時、夕日が空を染めていた。

「思い出……か」

その景色はかつてみた、幼き日の黄金の記憶と重なった……



*    *



―深夜、白皇学院。

カツン。

誰もいない校内に一つの足音が響いた……


第十三話 END

===============================================================================


今まで一話完結っぽく進めてきましたけど、今後どうしよう?
シリーズっぽいものでも始めようかな?

では、また!

感想・指摘などありましたらよろしくお願いします♪
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Re: Breath ( No.26 )
日時: 2010/09/23 17:57
名前: 風羅

こんにちはです!風羅です

ヒナギク怖いなぁ・・・ついには魔界まで行っちゃったよ。(恒例のネタですけど)
体育館裏にいかなくても追いかけてきますし・・・

そして虎鉄の発言(ハヤテ)により少しお借りしましたのでお返しします。
ついでなので水矢と斎牙を全力かつ最強の技をぶつけ・・・花蘭にビデオをとってもらいました!ハヤテにプレゼントです(ビデオを。)虎鉄はお好きに。

深夜の学校に誰が??よもや不審者??(それはないでしょうけど)

泉は改ざんしすぎです。幻想ですね。

とりあえず不審者みたいのは誰か楽しみです!

ではまた♪
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Re: Breath ( No.27 )
日時: 2010/09/23 19:36
名前: 満月

 小テストの勉強中にやってきてしまった、満月です♪

 え〜、自分の方の感想の返事は、勉強が1区切りついたらするつもりですので、今日中に出来なかったらすみません!!

 深夜の白皇に鳴り響く足音…。誰なんでしょう…?とても気になります!!

 泉…。もう少しちゃんと覚えときましょうよ。これじゃハヤテだって気づかないですよ…。まあ、そのまま言っても気づかないと思いますが♪

 あ、由菜が「ハヤテのメイド写真ありがと♪あの変態のは脅迫材料としてしっかり使うね〜★」と言っていました。しばらく虎鉄は由菜に逆らえなさそうです…。

 次回も楽しみにしています!! では☆
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Re: Breath ( No.28 )
日時: 2010/09/28 03:30
名前: 道草

精神と○の部屋がほしい……いや、ハヤテ的には王族の庭城といったほうがいいのか?
どぅも☆道草です……

☆が白くなるほど久々の更新です。
遅れてしまいましたが返信です。

◆風羅さんへ

千桜「いつも感想ありがとうございます」

>ヒナギク怖いなぁ・・・ついには魔界まで行っちゃったよ。(恒例のネタですけど)

道草「チンカラホイって何語だろう?」

>そして虎鉄の発言(ハヤテ)により少しお借りしましたのでお返しします。
ついでなので水矢と斎牙を全力かつ最強の技をぶつけ・・・花蘭にビデオをとってもらいました!ハヤテにプレゼントです(ビデオを。)虎鉄はお好きに。

ハヤテ「ありがとうございます♪変態はいりません」

>泉は改ざんしすぎです。幻想ですね。

道草「けど子供のころだと、それぐらいの恐怖だと思うんですよねぇ……」

>とりあえず不審者みたいのは誰か楽しみです!

道草「思わせぶりでしたが登場はもう少し後になります」


◆満月さんへ

ナギ「いつもありがとう!勉強がんばるのだぞ!」

マリア「あなたにだけは言われたくないと思いますが……」

>深夜の白皇に鳴り響く足音…。誰なんでしょう…?とても気になります!!

道草「登場はまだ先になりますが、覚えていてくれるとうれしいです」

>泉…。もう少しちゃんと覚えときましょうよ。これじゃハヤテだって気づかないですよ…。まあ、そのまま言っても気づかないと思いますが♪

道草「ですよね〜、泉がハヤテのことを思い出す展開にしようとも思ったんですがあえてこうしました」

>あ、由菜が「ハヤテのメイド写真ありがと♪あの変態のは脅迫材料としてしっかり使うね〜★」と言っていました。しばらく虎鉄は由菜に逆らえなさそうです…。

イブキ「どういたしまして〜♪由菜さんもがんばって!」


風羅さん、満月さん、ありがとうございました!
では本編です。


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第十四話 ハヤテ補完計画〜ヒナギク編〜


―ある休日の朝、桂家。

ヒナギクが郵便受けをのぞくと一通の手紙が入っていた。

「あら、なにかしらこれ?」

見ると宛先は自分になっているが、切手は見当たらない。

おそらく直接郵便受けに入れられたものだろう。

ヒナギクは封筒を開き、内容を確認した。







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『果たし状』

ヒナっちへ。

本日10時、負け犬公園、自動販売機前にこられたし。

BY イブキ

PS オシャレしてきてね♪

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







「……なにこれ?」

ヒナギクは意味がわからないといった様子で手紙を眺めていた。

「果たし状なのにオシャレして来いって……どういうこと?」

ヒナギクはしばらく考え込んでいたがイブキ相手では考えても無駄だと思い、とりあえず公園へむかうことにした。



*    *



―負け犬公園、自動販売機前。

「ここね……」

ヒナギクが着いたとき、周りには人はいなかった。

時計をみると9:45を指していた。

少し早かったかな?とヒナギクが思っていると、後ろから聞きなれた声が届いた。

「あ、ヒナギクさん。もうきていたんですね!」

「ハヤテ君!?」

驚くヒナギクのもとにハヤテが駆け足でやってきた。

「すみません、お待たせして」

「いや、ていうかなんでハヤテ君がここに?私イブキに呼ばれてきたんだけど?」

ヒナギクの疑問にハヤテは苦笑いしながら答える。

「そのことなんですけど……なんでも急に外せない用事ができたとかで、代わりにいってこいって頼まれまして」

「え、じゃあハヤテ君と戦うの?」

「え?イブキさんと遊ぶ約束だったんでしょ?」

そういってハヤテは2枚のチケットを取り出した。

それは近くの遊園地への入場券だった。

「え?これって……」

「イブキさんがバイト先でもらったそうです。もったいないから二人でいってこいって」

「え、二人で!?////」

「ええ、お詫びもかねて。それにヒナギクさんにはいつも感謝してますし。……ご迷惑でしたか?」

「ま、まぁ別にいいけど……////」

そっけなく返事をするヒナギクだが、内心動揺していた。

え?なに?ハヤテ君と二人で遊園地?

そりゃ前にも行ったことあるけど、これじゃまるでデー……

「どうしましたヒナギクさん?」

「な、なんでもないわ!早く行きましょ!」

そして二人は遊園地へと向かった。







―そんな二人を尾行する怪しい影。

「ふふふ、計画通り……」

それは帽子にサングラス、マスクという逆に目立つんじゃね?と思うような変装をしたイブキだった。

用事ができたというのは当然ウソである。

「まってろハヤテ!この恋のルシファー(堕天使)イブキ様がお前の独身(?)人生を終わらせてやる!」

「ちょっとそこの君、名前と職業を……ごふっ!」

職務質問をかけてきたお巡りさんを一蹴し、使命に燃えるイブキであった……



*    *



―遊園地。

「へ〜、結構人がいるわね」

休日ともあって遊園地はにぎわっていた。

「そうですね。それにしても思い出しますね、前に遊園地にきたときのこと」

「////ばっ、バカ!それよりせっかく来たんだから何か乗るわよ!」

そういってヒナギクはあたりを見回す。

「あ、アレなんかどうですかヒナギクさん!ジェットコ「却下よ」……はい」

高所恐怖症であるヒナギクにとってジェットコースターにのるなど自殺行為に等しかった。

しかしそうなると乗れるアトラクションは限られてくる。

なぜかこの遊園地は高いところから落ちる絶叫系が多かった。

「なんなのよ、も〜!高いとこから落ちてなにが楽しいの!?」

「ははは……じゃあ、あそこなんかどうですか?」

ハヤテが指さしたのは不気味な建物。

そう、お化け屋敷だった。

「・・・・・・」

ヒナギクの顔が若干青ざめる。

「あの、怖かったらやめましょうか?」

「なっ、誰が怖がってるのよ!?高いところじゃなきゃ平気なんだから、いくわよハヤテ君!」

「あ、はい……」

こういうところで負けず嫌いを発揮する損な性格のヒナギクであった。







―お化け屋敷内。

うすぐらい通路を歩いていくハヤテとヒナギク。

やはり怖いのかヒナギクとハヤテの距離は近かった。

「(よっしゃあああ!いい雰囲気だ)」

忘れてはいけないこの女、イブキも二人の後を追ってお化け屋敷に入っていた。

「……ヒナギクさん大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫よ!みんな作りものだし……」

そう言いつつも、ヒナギクの声はやや震えていた。

ガタンッ!

そのとき天井からゾンビの人形が落ちてきた。

「きゃあ!?」

「うわっ!?」

ヒナギクは驚いたひょうしに、ハヤテに抱きついてしまった。

「「……あ////」」

暗闇の中、目が合う二人。

「(そこだハヤテぇぇぇぇぇ!!押し倒せぇぇぇぇっ!!)」

女とは思えない心の叫びを放つイブキ。

そんなイブキの期待とは裏腹にハヤテは。

「////と、とにかく早く出ましょうか!手を引いていきますので、怖かったら目を閉じていてください」

「……うん」

実に紳士的であった。

「(あの根性なしがぁぁぁぁぁっ!!!)」

奥手なハヤテにいらだつイブキ。

ハヤテの後頭部に手裏剣でも投げつけてやろうかと思っていた。

「ぎゃおおおおお!!」

そんなイブキの背後からお化け役の人が脅かしに出てきた。

「やかましい―――――――!!」

「え?…ぎゃああああああああああ!!」

イブキの八つ当たりを食らい、断末魔をあげるお化け役。(哀れ)

「は、ハヤテ君、今すごい悲鳴聞こえなかった!?」

「ええ、ずいぶんリアルでしたね……」

こうしてハヤテ達はお化け屋敷を後にした……







「ふぅ、やっとでてきましたね」

「う、うん////」

ヒナギクはさっきまでハヤテと手をつないでいたため顔が赤くなっていた。

「ところでのど渇きません?僕何か買ってきますよ」

「あ、ありがと」

そしてハヤテは売店の方へ走って行った。







―その頃、イブキは。

「うむぅ、意外と押しが弱いなヒナっち……こうなれば武力介入だ!!」

〜イブキ脳内シミュレーション〜

まず男装したイブキがヒナギクにからむ。

「おう、そこの彼女カワイイね〜、♪ちょっとお茶しな〜い?」

「け、結構です」

「そんなこと言わずにさ〜、ちょっとだけ♪」

「ちょ、は、離して」

抵抗するヒナギクの手を強引に引っ張る。

そのときハヤテが登場。

「ちょっと、何してるんですか!やめてください」

「あん、なんだテメェは!?お前この子のなんなんだよ?」

「僕はこの人の……彼氏です!」

「ハヤテ君!?////」

「彼氏がなんぼのもんじゃい!くらえ……ぐはっ!?」

そこでイブキがわざと負けて退場。

「大丈夫でしたか、ヒナギクさん?」

「ええ、ありがとハヤテ君……」

「さっきはすみません、とっさに『彼氏』だなんて言ってしまって……」

「ううん、いいの。その…うれしかったし////」

「それって……」

見つめあう二人。

「ハヤテ君……」

「ヒナギクさん……」

〜シミュレーション終了〜

「完璧だぁぁぁぁぁっ!!」

イブキは自分の計画を自画自賛していた。

「そうと決まればさっそく実行!!」

そして、イブキはヒナギクへと近づいた。

大きな誤算があることにも気付かずに……







「おう、そこの彼女カワイイね〜、♪ちょっとお茶しな〜い?」

シミュレーション通りにヒナギクに話しかけるイブキ。

「結構です」

きっぱりと断るヒナギク、イブキの変装には気付いていなかった。

「そんなこと言わずにさ〜、ちょっとだけ♪」

そう言ってヒナギクの腕をつかむイブキ。

「(よし、後はハヤテがくれば……)」

作戦の成功を確信したイブキ。

しかし次の瞬間、イブキの体は宙に浮いていた。

「……へ?」

ドサッと地面に倒れるイブキ。

そう、ヒナギクに投げ飛ばされたのであった。

そこでようやくイブキはこの作戦の穴に気が付いた。

「(しまったぁぁぁぁっ!!ヒナっち一人で十分強かった!!!)」

立ち上がったイブキはヒナギクを見る。

「まだ懲りないのでしたらお相手しますけど?」

「(空気読んでヒナっち!!これじゃ作戦が!!)」

そのときハヤテが戻ってきた。

「ヒナギクさん、どうしたんですか!?」

「(こうなりゃヤケだ!!) なんだテメェは!?お前この子のなんなんだよ?」

「え?僕はこの人の……ってアレ、イブキさん?」

「・・・・・・」

変装を見破られ硬直するイブキ。

「そんな恰好でなにしてるんです、イブキさん?」

「なんでそういうとこだけ鋭いんだお前はぁぁぁぁぁっ!!!」

イブキの飛びひざ蹴りが炸裂する。

「ごっふぅぅぅぅぅっ!!」

「この野郎!誰のためにこんなことしてると思ってんだゴラァァァァ!!」

イブキの攻撃はなおも続く。

「イブキさん、ギブ!ギブ!」

「うるせぇぇぇっ!!いっぺん生まれ変わってこい!!」

「ぎゃあああああああ!!」







こうしてハヤテはその短い人生に幕を閉じた。

イブキは『ハヤテの独身(?)人生を終わらせる』という目的を別の意味で達成したのだった……


第十四話 END

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デートって何?一度もしたことねーのに書けねーよ!!
う〜ん、もうちょいイチャイチャさせたかったなぁ……

また更新ペース遅くなりますが見捨てないでもらえると助かります……

次回、イブキに最大の危機が!?
では、また♪

感想・指摘等ありましたらよろしくお願いします!
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Re: Breath ( No.29 )
日時: 2010/09/28 15:06
名前: 風羅

どうも〜風羅です〜〜

ハヤテ・・・死んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・?

イブキも本気で殺しにかかったんじゃないですかね・・・

まあ僕の作品でもハヤテは既に1回死に2回未遂?ですから・・・

そして次回イブキに最大の危機とは?・・・

とりあえずハヤテ・・・蘇ることを待ってます。

そしてやっぱりヒナギクは強かったですね・・・

久しぶりに狂ってなさそうです。(あ、殺気・・・)

次回の更新楽しみにしてます!

ちなみに現在地は・・・犬と猫しかいないワン○ャン国とやらにいます。

あれ?隕石?それに犬も猫もいない・・・そしてネコ○ジャラ○ドもない??

あ、終盤にきたらしいです。あ、死んだ・・・・・・・・・・・

ではまた♪

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Re: Breath ( No.30 )
日時: 2010/09/28 19:30
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 ハヤテ………………死んじゃった?イブキも……容赦なさすぎでは…?

 ハヤテの変なところでの鋭さ!!気づいて欲しい時に気づかず、気づいて欲しくない時に気づく…。
 反対ならよかったね…。そうすれば死ななくてすんだのに…。

 ヒナギクは強いな〜。男装イブキに容赦なくやるとは…ハヤテに助けを求めるのは考えなかったのでしょうか…?

 次回、イブキに最大の危機?一体どんなものなのでしょうか…。

 ハヤテが蘇る事を祈りながら、次回の更新を楽しみにしています☆

 では、また〜♪
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Re: Breath ( No.31 )
日時: 2010/10/02 15:10
名前: 道草

どぅも★道草です!

では返信を。

◆風羅さんへ

ハル「いらっしゃいませ〜♪いつもありがとうございます♪」(きゃる〜ん)

道草「……なんか違う」

>ハヤテ・・・死んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・?
イブキも本気で殺しにかかったんじゃないですかね・・・
まあ僕の作品でもハヤテは既に1回死に2回未遂?ですから・・・

道草「どの作品でもハヤテは死ぬのが運命ですから♪」

ハヤテ「ひどっ!?」

>そしてやっぱりヒナギクは強かったですね・・・
久しぶりに狂ってなさそうです。(あ、殺気・・・)

ヒナギク「私がいつ狂ったのよ―――――!!」

>ちなみに現在地は・・・犬と猫しかいないワン○ャン国とやらにいます。

道草「時空すら超えますか……とりあえず無事でいてください!」


◆満月さんへ

ヒナギク「いつも感想ありがとう♪」

>ハヤテ………………死んじゃった?イブキも……容赦なさすぎでは…?

道草「イブキの暴走=ハヤテの死、これテストにでます!」

雪路「でねーよ」

>ハヤテの変なところでの鋭さ!!気づいて欲しい時に気づかず、気づいて欲しくない時に気づく…。
反対ならよかったね…。そうすれば死ななくてすんだのに…。

女子一同「まったくです!!」

>ヒナギクは強いな〜。男装イブキに容赦なくやるとは…ハヤテに助けを求めるのは考えなかったのでしょうか…?

ヒナギク「しまった!その手が!?」

イブキ「おせーよ、ヒナっち……」

風羅さん、満月さんありがとうございました!


では本編です。
イブキのキャラが壊れます、いや元々壊れたキャラですけどね……


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第十五話 あらたな戦い


目を覚ますとそこは異様な光景だった。

見渡す限り何もない。

木も建物も人も道も、空や地面さえ存在しない。

文字通り空白の世界……

「どこだここは……」

誰に向けたわけでもなく一人つぶやく。

すると意外にも返事がかえってきた。

「ここは始まりにして終わりの地、最も近くて最も遠い場所、生と死の交差点、輪廻の輪、人があの世とよぶ世界……」

淡々と語りながら現れたのは、翼をもった女性であった。

「あなたは死んだのですよ」

女性は当たり前のようにそう告げた。

その声には悲しみも同情も感じられなかった。

「そ、そんな!」

突如つきつけられた現実に愕然とする。

しかしさらに非情な未来が待っていた。

「てなわけで地獄にご案内します♪」

「軽っ!てか地獄行きですか!?」

「独断と偏見と気まぐれで決めましたがなにか文句でも?」

「ありまくりですよ!!なんですかそれ!?」

「だって、いちいち前世の行い調べるのめんどいし……」

「いいかげんですね!?第一まだ死にたくありませんよ!」

あまりにも理不尽な決定に抗議する。

すると女性はしばらく考えた後に言った。

「んじゃ、生き返り決定ね」

「軽いいいいいいっ!!いいんですかそれで!?」

「ぶっちゃけ案内もめんどくさいからね、ただし条件がある」

「条件?」

「ええ、この星はいま謎の宇宙人マチュピチュの魔の手が迫っている!奴らは日本中のニートを洗脳しまじめに働かせることで、アニメ・マンガ・ゲーム業界に大打撃を与え、日本の経済を悪化させ、地道に世界征服をするつもりよ!」

「それは大変だ!」

「あなたの使命はニート達と力をあわせマチュピチュの野望を阻止することよ!」

「はい、わかりました!」

「ではいくのよ三途ノ川先輩!日本のニートと私の暇つぶしのために!!」

「うぉおおおお!僕の戦いはここからだぁぁぁぁっ!!」

つづく。


第十五話 END

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「というマンガを描いてみたのだが」

「「「・・・・・・」」」

ナギの最高傑作(?)を読んでコメントに悩む一同がいた。

「どうかな!?」

自信満々の顔で意見を訊くナギ。

「いやぁ、なんと言いますか……」

前回かろうじて生き延びたハヤテが言葉を濁す。

「前半はともかく後半がカオスだな……」

千桜が率直な感想を述べる。

「そもそもニートを後押ししてどうするんですか、まったく……」

マリアが呆れたように言った。

「いいではないか!このあと三途ノ河先輩はマンガ家を目指し、伝説のGペンで魔物をバッサバッサとなぎ倒し……」

熱く語りだしたナギを千桜が制止する。

「余興はここまでにして、今度こそ本編いくぞ」

「私は余興かよ!!」

ではこんどこそ……


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第十五話 プロフィール参照


―ムラサキノヤカタ。

ハヤテ達は夕食をとっていた。

千桜とイブキも一緒だった。

「いや〜、こうやって大勢で食事するのも賑やかでいいですね♪」

マリアが笑顔で言う。

「ふん、うるさいの間違いだろう?(ハヤテと二人きりの方がいいのに)」

ナギは今日も不機嫌だった。

「ははは、それにしてもハヤテの料理はうまいな。さすが女顔」

「一言余計ですがありがとうございます」

イブキとハヤテはそんな会話をしている。

千桜はそんな二人をみると話をきりだした。

「そういえば綾崎君とイブキさんってどういう経緯で親友になったんだ?」

「え、どうしたんです急に?」

「いや、あんまり接点なさそうだなと思って……」

千桜の言葉にナギとマリアもうなずいた。

三人とも気になっている様子だ。

「う〜ん……話してもいいんだけど」

イブキは少し考えたあと三人をみて言った。

「あんたらの出番なくなるよ?」

「「「ゔっ!!!……」」」

それは少し嫌な三人だった。

「ま、まぁ、またの機会ということで♪」

「うむ、そうだな♪」

「そうですわね♪」

笑いあう三人。

「ひよりましたね……」

三人をみてそうつぶやくハヤテであった。







―夕食後。

食事を終え、片づけを始めようとしたとき事件は起こった。

ズガァアアアアン!!ゴロゴロゴロ……

「「「「きゃあああああああああ!!!」」」」

「うわぁっ!!」

突然雷が鳴り、アパートが停電した。

真っ暗な部屋に四人の悲鳴が響く。

そしてハヤテは暗闇の中で誰かにしがみつかれる。

「うう、ハヤテぇ……」

ナギの涙声がする。

ナギは暗闇が大の苦手であった。

「大丈夫ですかお嬢様!?……ってあれ?」

違和感を感じるハヤテ。

ハヤテの右腕にしがみついているのは確かにナギであった。

だがハヤテの左腕にもう一人誰かがつかまっていた。

ハヤテはその『誰か』に声をかける。

「え〜と、マリアさん?」

「はい、どうしましたハヤテ君?」

すこし離れたところからマリアの声がした。

「え?じゃあ千桜さんですか?」

「私はここだが」

またしても、すこし離れたところから千桜の声がする。

「あれ?じゃあ一体誰が?」

ハヤテが不思議がっていると、マリアの声がした。

「あ、ありました懐中電灯!」

そしてマリアは懐中電灯をつけて、ハヤテに光をあてた。

「・・・・・・」

そこにはハヤテにしがみついているナギと……イブキの姿があった。

「……え〜と、イブキさん?」

ハヤテが声をかけるが、イブキは震えながら黙っていた。

「ハヤテ君、イブキさんも暗いのが苦手なんですか?」

「いえ、そんなことなかったとおもいますけど……」

マリアの質問にハヤテが答える。

そのとき、また雷が鳴った。

ピシャア!ゴロゴロゴロ……

「きゃああああああああ!!」

イブキが普段からは考えられないような女の子らしい悲鳴をあげる。

「もしかして雷がダメなんじゃないか?」

イブキの様子をみて千桜が言った。

「そうなんですか?」

「・・・・・・」

ハヤテが確認すると、イブキはコクンとうなずいた。

「そうでしたか……でもこれからどうしましょう?」

ハヤテは困っていた。

ナギとイブキにはさまれるようにつかまれていて身動きが取れない。

「とりあえず電線の確認をしてきますので、マリアさん二人を頼めますか?」

「はい、わかりました」

マリアはナギをなだめてハヤテから引き離す。

「さぁ、イブキさんも」

イブキがマリアの手を取ろうとしたとき、また雷鳴がとどろいた。

カッ!ゴロゴロゴロ……

「きゃあああああああ!!」

「うわっ!」

イブキはそのままハヤテを押し倒した。

「////ちょ、イブキさん、大丈夫ですか?」

「うう……怖いよハヤテぇ……」

イブキは涙目でハヤテを見上げる。

「「「(誰だコレ――――――――!!!?)」」」

イブキの豹変ぶりに驚きを隠せないハヤテ・マリア・千桜。

結局、雷が止み、電気が復旧するまでこのままであった……



*    *



―イブキの部屋。

そこにはハヤテと、机にうつぶせになったイブキがいた。

「終わった……なにもかも……」

燃え尽きたような様子でつぶやくイブキ。

例えて言うなら明日のジ○ー。

「そこまで落ち込まなくても」

「うるせぇ!いままで積み重ねてきたあたしのキャラが……」

「積み重ねてたんですか!?」

「うう、穴があったら埋まりたい……」

意外と重症なイブキであった。

「それにしてもどうしてあそこまで雷が苦手なんですか?」

ハヤテがそう訊くと、イブキは思い出すように口を開いた。

「……ガキの頃、あのバカどもに嵐の夜、外に追い出されたことがあってな」



*    *



―10年前、当時イブキ7歳。

ひどい嵐の夜、めったに家に帰ってこないイブキの両親が帰ってきた。

そしてイブキは家の外にしめ出された。

『目障りだから』

そんな理由で。

実の娘にかける言葉とは思えなかった。

イブキは行くあてもなく、大きな樹の下で雨宿りをしていた。

当然、その程度で雨風を防げるはずもなく、濡れながら寒さに震えるイブキ。

そのとき。

ドガァアアアアアアアン!!!

激しい轟音とともにイブキは吹き飛ばされた。

イブキが休んでいた樹に雷が落ちたのだ。

そのままイブキは意識を失った。

「!……あれは」

そこへ一人の青年が通りかかった。

青年はイブキを抱き上げる。

「いそいで病院につれていかねば!」

そして青年はいそいでイブキを病院まで連れて行った。

その青年の額には十字傷があった……

翌日、イブキが病院で目覚めたとき、青年はもういなかった。

イブキは誰が自分を助けてくれたのか知ることはできなかった。



*    *



「てなことがあってな」

「そうですか、大変でしたね……」

「……それ以来、雷の音を聞くだけで冷静でいられなくなってな。ウマシカってやつ?」

「トラウマです」

馬鹿なイブキにハヤテがつっこむ。

「しかし、あんな醜態をさらしては生きていけない……」

「そんなことありませんよ。今日のイブキさんかわいかったですよ♪」

「イブキィ―――――――ック!!」

「がふぅ!」

イブキ必殺の飛びひざ蹴りが炸裂する。

「この天然ジゴロが!そんなんで誰でもおとせると思うなよ!!」

「え、どういう意味ですか?……ってギャ―――――!!」

こうして今日もハヤテの絶叫が轟いた。


第十五話 END

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イブキの過去がちらっとでましたね。
ハヤテとの出会いは書くか未定です。
原作キャラ出てこないうえに、おもしろいのかわからないので……

では、また次回♪

感想・アドバイスお待ちしております!
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Re: Breath ( No.32 )
日時: 2010/10/02 15:22
名前: 風羅

どうも〜〜風羅です〜〜

なんとか時空間に戻りましたが時空迷宮で現在ロボッ○王国にいます。

なので機械は多いです♪

イブキ・・・そうだ。女でしたね。すっかり忘れてました。

雷であそこまで怖がるとは・・・

まあこれでからかうネタも・・・by愛歌。

とりあえず次回も楽しみに待っています!

ハヤテ!イブキを無意識に落とそうとするな!

ではまた♪

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Re: Breath ( No.33 )
日時: 2010/10/02 16:42
名前: 天照


どうも天照です♪

イブキって雷が苦手だったんですね・・・・確かに今までのキャラでは想像出来ませんでした・・・・


でも、そんな一面があったほうが可愛いですよ♪読んでいて思わず微笑んでしまいました


しかし、あっさりとトラウマを話すとは・・・・ハヤテといいイブキといいつらい過去を過ごした人って強いですね・・・・


まあ、ハヤテは残念でしたね、イブキをおとせなくて♪(オイ)


それにしてもイブキを助けた青年って・・・・まあ、あまり深く考えませんけどね♪


これからも頑張ってください♪


ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.34 )
日時: 2010/10/03 21:46
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 イブキ…雷怖かったんだね。…大丈夫だよ、私も怖いから…。そして、女の子だと改めて認識しました。やっぱ、怖いものは1つくらいあるよね。

 ハヤテ、残念でしたね。イブキを落とせなくて♪でも、本人は無意識で言ってるんだから…すごいですよね。

 そしてイブキを助けた青年って…あの、コミックスで最近顔が出…げふん!!…あまり深く考えないようにします。

 次回も楽しみにしています♪

 では、また〜☆
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Re: Breath ( No.35 )
日時: 2010/10/07 01:38
名前: 道草

どぅも★道草です!
やっと戻ってこれたと思ったら三人も感想が!ありがとうございます!!

では返信させていただきます。


◆風羅さんへ

泉「にはは♪いつも感想ありがとうなのだ♪」

>なんとか時空間に戻りましたが時空迷宮で現在ロボッ○王国にいます。

道草「うおい!いつ戻ってくるんですか!?」

>イブキ・・・そうだ。女でしたね。すっかり忘れてました。

イブキ「忘れんな――――!!」

>雷であそこまで怖がるとは・・・
まあこれでからかうネタも・・・by愛歌。

愛歌「そうですね♪それではさっそく……」

イブキ「やめてぇぇぇ!!いいこと教えるから!」

>ハヤテ!イブキを無意識に落とそうとするな!

ハヤテ「////え、そんなつもりは……」

イブキ「無意識なのが性質わりぃ……」


◆天照さんへ

ハヤテ「また感想いただき、ありがとうございます♪」

>イブキって雷が苦手だったんですね・・・・確かに今までのキャラでは想像出来ませんでした・・・・

道草「実は第七話のプロフィールで載ってたけどね」

イブキ「だれも覚えてねぇよ、そんな設定!」

>しかし、あっさりとトラウマを話すとは・・・・ハヤテといいイブキといいつらい過去を過ごした人って強いですね・・・

イブキ「まぁ、ハヤテは親友だからね」

>まあ、ハヤテは残念でしたね、イブキをおとせなくて♪(オイ)

イブキ「あたしはハヤテにだけはおとされない!」

>それにしてもイブキを助けた青年って・・・・まあ、あまり深く考えませんけどね♪

神父「実は私だ!」

道草「んな訳あるかぁぁぁぁ!!あんた生前はじいさんだろ!」


◆満月さんへ

千桜「いつも感想いただき、誠にありがとうございます」

>イブキ…雷怖かったんだね。…大丈夫だよ、私も怖いから…。そして、女の子だと改めて認識しました。やっぱ、怖いものは1つくらいあるよね。

イブキ「よろこんでいいのか複雑……」

道草「まさかここまで女らしくないキャラになるとはね……」

>ハヤテ、残念でしたね。イブキを落とせなくて♪でも、本人は無意識で言ってるんだから…すごいですよね。

イブキ「何度も言うけどハヤテには絶対におちない!」

>そしてイブキを助けた青年って…あの、コミックスで最近顔が出…げふん!!…あまり深く考えないようにします。

大和「実は俺だ!」

道草「だから違うわぁぁぁ!!あんたは作品すら違うだろライフセイバー!!!」


風羅さん、天照さん、満月さんありがとうございました!

では本編です。
ついにあのキャラが登場します!


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第十六話 女神降臨


―平日の朝、ムラサキノヤカタ。

玄関先で学校へ向かおうとしているハヤテにナギが声をかける。

「まて、ハヤテ」

「どうしましたお嬢様?」

ナギの方を振り返るハヤテ。

ナギはなにやら落ち着かない表情をしていた。

「いや、大したことではないのだが……気をつけて行ってこいよ」

「え、どういうことですか?」

ハヤテが不思議そうな顔でたずねる。

「なにか妙な胸騒ぎがしてな。なにも起きなければいいのだが……」

「そういう前振りすると大抵なにか起きますよね……」

ハヤテもだんだん不安になってきた。

「とにかく生きて帰ってくるのだぞ!」

「どんだけ死亡フラグ立てる気ですか!?……そ、それでは行ってきます……」

ナギはハヤテの後ろ姿を笑って見送った。

それがハヤテの最後の姿になるとは、このときの私は思いもしなかった……







「てきとうな妄想してないであなたも学校へ行きなさい!」

マリアがナギにつっこむ。

「え〜、せっかくそれっぽい雰囲気だしてたのに……」

嫌そうな顔をするナギ。

そのときハヤテが戻ってきた。

「危なかった……危うく僕まで話に流されるところでした……」

「ちっ、ごまかせなかったか……」

ナギが残念そうに舌打ちした。

「さあ、お嬢様。学校へ行きましょう」

「だから今日は嫌な予感がするんだって!私の女の勘がそう告げている!」

「そんな役に立たない第六感は捨てて、さっさと行きなさい」

「では、今度こそ行ってきますマリアさん」

「む〜、離せハヤテ―――――――!」

こうしてハヤテはなんとかナギを学校へ連行した。

しかし、ナギの『女の勘』はある意味であたることとなる……



*    *



―白皇学院、授業中。

ナギ達は雪路の授業を受けていた。

とはいえナギは飛び級で、無駄に頭がいいので授業の内容は聞かなくてもわかる。

そのうえ昨夜遅くまでゲームをしていたため、強い睡魔に襲われていた。

そのままナギは深き夢へと誘われた……



*    *



「こんにちは☆みんなのアイドル、オルムズト・ナジャです♪」

「まてぇぇぇぇい!!」

夢の中に突拍子もなく現れた人物に叫ぶナギ。

ナギの目の前にはダボダボな服を着た黒髪の女性が立っていた。

肩にはなんか羽衣?っぽいものがかかっている。

彼女は知る人ぞ知る(知らない人は知らない)、カバー裏でおなじみの神さま(一応)、オルムズト・ナジャである。

「なんでお前がこんなところにでてくるのだ!?」

ナギの質問に神さまはあっけらかんと答える。

「やだな〜、ちゃんとサブタイトル読んでくださいよ!『女神降臨』て書いてあるじゃないですか♪」

「お前のことかよ!?読者さん全員ガッカリだよ!!」

ナギが代弁するかのように叫んだ。

「な!?そんなことないですよ!みんなの期待に応えての登場ですよ!?」

「期待どころか誰も登場を予想すらしてなかったわ!!」

神さまに事実をつきつけるナギ。

「まったく相変わらず神さまにむかって失礼な子ですね……」

やれやれといった様子でしゃべる神さま。

ナギの言うことなんか聞いちゃいなかった。

「ハァ……それで一体何しにきたのだ?」

あきらめたようにナギは訊いた。

「よくぞ訊いてくれました!いや〜私のデビュー作もコミックス化し、さらにはこの小説にまでだしていただいて私の人気急上昇ですよ♪こんどこそアニメ化も夢ではない!」

「いや、それはねーよ……ていうかこれ夢だし」

「というわけで私の野望の第一歩としてこの小説のヒロインの座をのっとります!」

「……は?」

「というわけで次回作『神様にRocket頭突き☆』乞うご期待♪」

「アホかぁああああああああ!!!」

「しゃらべっぽう!!」

神さまにナギの右アッパーが炸裂した……



*    *



「――さま。お嬢様、起きてください!」

「……んぅ?」

ハヤテの声でナギは目を覚ました。

ナギはしばらくの間ぼーっとしていたかと思うと、大きな欠伸をした。

「ふわぁあああ……嫌な夢をみた」

そういって寝ぼけ眼をこする。

「もう、授業中に居眠りなんてダメですよ」

ハヤテが注意する。

もう授業は終わって放課後だった。

「お、もう終わったのか。じゃあ帰るか」

そういって立ち上がろうとするナギ。

そのときナギの頭がノートで軽く叩かれた。

「いたっ!……なにをするのだお前は!」

「まったく、ホントあきれた奴だなお前は……」

ナギがふりかえると千桜が立っていた。

「もうすこしまじめに生きようとは思わないのか?」

「うるさい、だいたい起こしてくれなかったお前らも悪いだろ!」

ちなみにハヤテも千桜も何度も起こそうと試みたがナギが目を覚まさなかっただけである。

「それにしても、桂先生も注意してくれればいいのに……」

「あの担任がそんな教育熱心なわけないだろ。大体あんないい加減な人に注意されても説得力ないし」

「それは……まぁ確かに」

千桜のもっともな意見にハヤテは苦笑する。

三人がそんな会話をしていると、一人の少女が近づいてきた。

「あらずいぶん楽しそうね♪」

「あ、愛歌さん」

千桜が少女に返事をする。

彼女の名は霞愛歌。

彼女もハヤテ達のクラスメートであり、生徒会副会長。

病弱だが、多くの人の弱みを握るドS 少女……

「作者さんは小学生の頃……」

ごめんなさい!やめて!こんなとこで暴露話とかシャレにならんから!!!

「わかればいいんです♪」

命びろいした……

「ははは……。ところで愛歌さんなにかご用ですか?」

ハヤテが苦笑しながら愛歌にたずねる。

「ああ、そうだったわ。実は綾崎君に頼みがあって、この後すこし残ってほしいんだけど」

「え?僕はかまいませんけどお嬢様が……」

ハヤテはナギの方をみる。

「待ってくださいラブ師匠!ハヤテには私を家に連れて帰るという使命が……」

ナギが抗議すると千桜がやれやれといった様子で。

「仕方ない、こいつは私が連れて帰るよ」

「うおい!勝手に決めるな!」

「じゃあ、愛歌さん。私たちはこれで」

「だから離せって!ハヤテ――――――!!」

千桜はそのままナギを連れて教室から出て行った。

「ではお気をつけて。お嬢様、千桜さん」

ハヤテはそんな二人を笑顔で見送った。

「ではいいかしら綾崎君?」

「あ、はい。頼みってなんですか?」

ハヤテは愛歌の方に向き直った。

「まぁ、ほんとは私からの頼みではないんだけどね」

「え?」

「旧校舎で待ってると思うから、話はその人から聞いて」

「いやいや、誰が待っているんですか?」

「行けば分かるわよ」

「でも気になりますし……」

すると愛歌は懐から『ジャプニカ弱点帳』と書かれたノートを取り出し。

「綾崎君は中学二年のとき女子更衣室で……」

「////のおおおおおっ!!ストップ愛歌さん!ていうかどこでその話を!?」

「ある人からの情報で♪」

そのとき瞬間的にハヤテの脳裏にある人物が浮かぶ。

「イブキさんかあああああああ!!!」

ハヤテは床に手をついてうなだれる。

「じゃあ、つべこべ言わずいってきなさい♪」

「……はい」

ハヤテは力なく頷き、旧校舎へと向かった。



*    *



―旧校舎付近。

「ここか……」

ハヤテはあたりを見回すが誰もいない。

「それにしても僕に用がある人って誰だろ?」

ハヤテが考えていると後ろから声がかかった。

「久しぶりね、ハヤテ」

「……え?」

ハヤテはふりかえると、驚きのあまり声を失った。

時が止まったかのように立ちすくみ、目の前の人物をただ見つめている。











漆黒のドレス。

長い金髪に縦ロール。

この星で最も偉大な女神の名前。

かつて永遠を誓った少女。

「アー……たん?」







ここに真の女神が舞い降りた……


第十六話 END

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道草「あえて次回にひっぱってみる」

神さま「ていうか私は前座!?なにこの扱い!」

道草「まぁ、真の女神には勝てないってことで」

神さま「私のほうが本物なんだけど!?」

道草「ではまた次回〜♪」

神さま「ひどっ!」


感想・ご意見おまちしてます♪
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Re: Breath ( No.36 )
日時: 2010/10/07 18:12
名前: 風羅

どうも〜〜風羅でぇぇす・・・

やっと地球に戻ってきました♪(ただし風の世界でした)次回は日本にいるかと・・・

そして残念でしたね女神さま。てっきり第一の女神で終わりかと・・・

「女神」の称号はアテネにしか許されないんですよ♪あなたは・・・女神もどきで。

そしてイブキは前回の仕返しか・・・それともいつものノリか・・・

ハヤテが何をしたかイブキ!こっそり教えてください。

次回も楽しみにしています

ではまた♪
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Re: Breath ( No.37 )
日時: 2010/10/07 18:54
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 女神降臨とあったので、「あ、アテネだ♪」と思っていたのですが…「うぉい!!カバー裏の方かよ!?」と思いました。

 やっぱり、女神の称号はアテネだけですよね♪

 カバー裏の人が女神を名乗っちゃいけませんよね♪


 イブキ…愛歌さんに何情報を教えてるんですか…?あの人には絶対に教えてはならないのに…。

 あ、でも中学校の時にハヤテに何があったのか、風羅さんと私にこっそり教えてください☆

 次回も楽しみにしています♪

 では、また〜☆
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Re: Breath ( No.38 )
日時: 2010/10/13 02:58
名前: 道草

どぅも★道草です!

最近時間がない上にうまく書けない……

それはともかく返信です!

◆風羅さんへ

神さま「いつもありがとうございま〜す☆」

道草「ついにここにまで来たか……」

>やっと地球に戻ってきました♪(ただし風の世界でした)次回は日本にいるかと・・・

道草「変なのに体乗っ取られないように気を付けてください♪」

>そして残念でしたね女神さま。てっきり第一の女神で終わりかと・・・

道草「あのまま終わってたら詐欺ですからね……」

>「女神」の称号はアテネにしか許されないんですよ♪あなたは・・・女神もどきで。

女神もどき「私のほうが本物なのに〜!て名前がぁぁぁぁっ!!」

>ハヤテが何をしたかイブキ!こっそり教えてください。

イブキ「ではこっそりと。ハヤテが女子と間違われて女子更衣室につれこまれ……」

ハヤテ「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!こっそりじゃないし!!」


◆満月さんへ

ハル「おかえりなさいませ、ご主人様〜♪(きゃる〜ん)」

道草「だから違―――――――う!!」

>やっぱり、女神の称号はアテネだけですよね♪
カバー裏の人が女神を名乗っちゃいけませんよね♪

カバー裏の人「せめて名前でよんで!?」

道草「だってあんた名前長いし……」

>イブキ…愛歌さんに何情報を教えてるんですか…?あの人には絶対に教えてはならないのに…。
あ、でも中学校の時にハヤテに何があったのか、風羅さんと私にこっそり教えてください☆

イブキ「さらに不審者がハヤテの制服を盗み、そしてハヤテは……」

ハヤテ「続けるな―――――――!!」


風羅さん、満月さんありがとうございました。

では本編です。


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第十七話 修羅場


ハヤテの目の前にいる少女。

それはハヤテの初恋の人、天王州アテネその人だった。

「アーたん!どうしてここに!?」

突然の再会に困惑するハヤテ。

それに対してアテネは当然のように答えた。

「私は白皇の理事長なのですから当然でしょ?」

「……いやそうかもしれないけど、いつ帰ってきたの?」

「第十三話のラストですわ」

「いや知らないよ!?」

驚いているハヤテを見ながら、アテネはくすりと笑う。

「でもどうして急に?『日本には帰らない』って言ってたのに……」

ハヤテはゴールデンウィークでのアテネとの別れを思い出す。

「甘いですわねハヤテ。女心と秋の空というじゃありませんか♪」

「はぁ……」

アテネはいたずらっぽい笑みをハヤテに向ける。

「ハヤテは私に会いたくなかったのかしら?」

「え!?いや、ぼ、僕はその……会えてうれしいけど/////」

「ふふ、私もですわ♪」

アテネは機嫌よさそうに微笑んだ。

「と、ところで僕に話がある人ってアーたんの事?」

「ええ、そうですわ。実はハヤテに大事な話があって……」

アテネの口調が真剣なものへと変わる。

それを聞いたハヤテはとてつもない不安に駆られた。

「え、まさか僕退学とか……」

「違いますわよ!どうしてあなたはいつもそうやって悪い方にばかり考えるの!……そうではなくて、今住むところを探しているの」

「え?でもアーたんお金持ちだし、高級ホテルとかに泊まれば……」

「お金があるからですわ。いつ財産目当ての輩に狙われるかわかりませんし……」

「そっか……」

ハヤテは納得する。

アテネはそんじょそこらのお金持ちとは比べ物にならないほどの財産を持っている。

命を狙われていてもおかしくない、となるとホテルとかでは安心できないのかもしれない。

「それにマキナはいま入院中ですし……」

「入院?」

アテネの執事マキナは帰国早々、体調を崩して倒れてしまった。

原因『ハンバーガー食いすぎ』

毎日、朝昼晩とハンバーガー百個ずつ食べていれば、無理もなかった……

「まあ、そういうわけで信頼できる人がいる安全な場所を探しているの」

「安全な場所?」

「あー、どこかに『築三十年木造・執事付きアパート』とかないかしらねー(棒読み)」

「・・・・・・」

ハヤテは考えていた。

どうしよう、まるで狙っているかのようにうちのアパートの条件にあっている。

たしかに、お嬢様のためにも入居者は増やした方がいい。

それに僕もまたアーたんと暮らせたら……ってそんな場合じゃなくて/////

でもなんだろう、なんていうか……







なぜか、死の予感がする!なぜか!!

「・・・・・・」

葛藤するハヤテをアテネはじっと見つめている。

「(ええい、悩んでいても仕方ない!!)」

ハヤテはアテネの両手をがっしりと握った。

「ふぇ!?ハ、ハヤテ?////」

「アーたん、それじゃあ……」

ハヤテはアテネの眼を見つめながら言った。

「僕と……一緒に暮さない?」

その言葉にアテネは顔を染めながらコクンと頷く。

はたから見ればまるでプロポーズだった。

そう、はたからみれば……

ドサッ!

そのとき、うしろから何かが落ちる音がした。

ハヤテが振り向くとそこには。

「・・・・・・」

ヒナギクが硬直したように立っていた。

足元にはカバンが落ちている。

「ヒナギクさん?」

「あら、桂さん?」

ハヤテとアテネが声をかける。

「あ、あの……えっと……」

ヒナギクは気まずそうに口を開くと。

ダッ!

ハヤテ達に背をむけて走り出した。

「ちょ、どうしたんですかヒナギクさん!?」

「私の事はいいから!どうかお幸せに!」

そのまま涙目で逃走するヒナギクであった。

「ヒナギクさんどうしたんだろう?」

「・・・・・・・」

アテネはヒナギクの後ろ姿をじっと見つめていた。



*    *



―ムラサキノヤカタ。

「というわけで今日からお世話になります天王州アテネと申します」

アテネが丁寧に挨拶をする。

「「「(なぜ理事長が――――――――!?)」」」

ナギ・マリア・千桜の心が一つとなった。

白皇の理事長が突然やってきてこんなことを言うのだから当然である。

イブキもハヤテがこんな美人を連れ込んだことに驚いていた。

「ハヤテ、一体どういうことだ!?」

ナギがハヤテをひっぱってきて問い詰める。

「え〜と、アー……天王州さんが住む場所を探しているというのでお連れしたんですが……」

「だからなんでお前が理事長を連れてくるんだよ!?」

「ハヤテ君、天王州さんとお知り合いだったんですか?」

マリアも疑問に思ってハヤテに尋ねる。

「ええ、小さい頃本当にお世話になりまして……」

ハヤテがそう答える。

それを聞いたイブキは前にハヤテから聞いた話を思いだしていた。

「(なるほど、あれがハヤテの元カノか……)」

イブキはアテネをじっと見つめる。

するとアテネが視線に気づいて目があった。

イブキは慌てて目をそらしたが、アテネはなおもイブキを見つめていた。

「それじゃアーたん、荷物が届いたら部屋に運んでおくよ」

「ええ、ありがとうハヤテ」

「「「(アーたん!?しかも敬語じゃない!?)」」」

無意識に幼い頃の口調で話すハヤテに驚愕するナギ・マリア・千桜。

一方イブキは。

「ハーヤーテー君♪」

不自然なほどの笑顔を向け、ハヤテの肩をぽんとたたく。

その様子にハヤテは若干たじろぐ。

「……イブキさん、あのなんか怒ってます?」

「べつに♪なんで中学からの親友に敬語使ってんの?とか思ってないよ♪」

「え?いや、それはその……」

「……ま、いいけど」

イブキは馬鹿馬鹿しくなって手を離した。

「ふふ、にぎやかですね♪それはそうと三千院さん」

アテネはそんなハヤテたちをみて微笑むと、ナギのほうに向き直った。

「あ、あのなにか?」

アテネの強い眼差しに押されるナギ。

するとアテネは聞こえるか聞こえないかぐらい小さく、しかし確かにこうつぶやいた。

「まけませんよ」

それを聞いたナギとアテネの視線がぶつかり火花がとぶ。

こうして穏やかな日々に修羅場が生まれたが、とうの鈍感野郎は知る由もなかった。


第十七話 END

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アテネ難しい!!

ちなみにイブキは中学時代にハヤテからアテネのことを聞いています。

そしてマキナの出番は今のところ考えていない……



最近文章がうまく書けないな〜、頑張らないと……

ではまた♪

感想・アドバイスよろしくお願いします!
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Re: Breath ( No.39 )
日時: 2010/10/14 22:23
名前: 風羅

どうも!風羅です!

やっと長い旅が終わりました・・・

そしてヒナギクは勘違い・・・

さらにアテネもムラサキノヤカタへ・・・あれ?これってハヤテ・・・家でも学校でもハーレムですね・・・

これだから天然ジゴロ借金執事は・・・

そしてアテネvsナギという構図が。危険な感じですかね。

まあハヤテはこれまで以上に頑張ることは決定ですね。

次回の更新も楽しみにしています

ではまた♪
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Re: Breath ( No.40 )
日時: 2010/10/15 21:25
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 アテネが…ハヤテと1つ屋根の下…。うん、波乱が毎日起きそうです★

 というか、風羅さんも言っていますが…ハーレム…君、家でもハーレム状態だよ!!

 学校でもハーレムの癖に…!!家までハーレム化しやがって…!!

 鈍感天然ジゴロ借金執事め…!!…お仕置きが必要ですね★

 お〜い、由菜〜。ハヤテがハーレム作ってるよ〜。

由「なにっ!?…ふふふ、ハヤテ…。私の思いに気づかないくせにハーレム化して…。よし、そこで待ってなさい★調教しなおすからね★」

 …あーあ。行っちゃった。私は止めようとしましたよ?ただ、由菜の足が速くって…。(棒読み)

 次回も楽しみにしています♪では、また〜☆
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Re: Breath ( No.41 )
日時: 2010/10/15 21:30
名前: 迅風

初めまして! 迅風です♪


うにゅう……いやぁ〜……初めて投稿された時から文章力高いな〜と思いながら読んでたのですが……感想書こう書こうと思ってたら、なんか書きにくい感じになってしまいまして……。

なんかある種、区切りみたいな感じの話になったので……感想を書こうかな、と。

それにアテネ出たしね!(←本音)

それにしてもハヤテ……一緒に暮さないって……ほんと、プロポーズですよ……。

ヒナギク――――――! 何故、そんなタイミングでそこにいるんだ、ヒナギク――――!

アレ、絶対失恋したとか思ってますよ……。原作からのなら、持ち上げて落として、持ち上げて堕として……みたいな非道さですよ……。

それにしても本当に家でも学校でもハーレムなのですね……。流石ハヤテ!

まぁ……家の方ではナギVSアテネ……という明らかな修羅場が……。

ハヤテは今後どうなるのやら……。

後、今さらですが、雷の時のイブキは可愛かったのです♪

これから先の話も楽しみにしているのです♪ では、バイね〜♪

……しかし良いな、ほのぼの……。私には書けないジャンルだな……ほのぼの……。
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Re: Breath ( No.42 )
日時: 2010/10/15 22:24
名前: 道草

どぅも★道草です!

せめて時間があるときに更新せねば……

ってまさか感想が三人からも!?さっそく返信です!


◆風羅さんへ

愛歌「いつも感想ありがとうございます、ふふふ♪」

道草「……なんか怖い」

>やっと長い旅が終わりました・・・

ヒナギク「やっと帰ってきたわね、待ってたわよ♪」

道草「待ち伏せ!?」

>そしてヒナギクは勘違い・・・

道草「ヒナギクはとことん損な役だな〜」

ヒナギク「誰のせいだと思ってるのよ!」

>さらにアテネもムラサキノヤカタへ・・・あれ?これってハヤテ・・・家でも学校でもハーレムですね・・・
これだから天然ジゴロ借金執事は・・・

???「あの野郎、許さん!!」

ハヤテ「誰ですかあなた!?」

道草「それは本編で♪」

>そしてアテネvsナギという構図が。危険な感じですかね。

アテネ「ふふ、負けませんわ♪」

ナギ「なっ、私だって負けるか―――――!!」

>まあハヤテはこれまで以上に頑張ることは決定ですね。

ハヤテ「え、なにをですか?」

ナギ・アテネ「・・・・・・」


◆満月さんへ

泉「にはは〜♪いつも感想ありがとう!」

>アテネが…ハヤテと1つ屋根の下…。うん、波乱が毎日起きそうです★

道草「アテネはいろいろひっかきまわしてくれる予定です♪」

>というか、風羅さんも言っていますが…ハーレム…君、家でもハーレム状態だよ!!
学校でもハーレムの癖に…!!家までハーレム化しやがって…!!
鈍感天然ジゴロ借金執事め…!!…お仕置きが必要ですね★

???「ふふふ、まかせたまえ」

ハヤテ「だから誰!?」

>お〜い、由菜〜。ハヤテがハーレム作ってるよ〜。

由菜「ハヤテみっけ★」

ハヤテ「え、由菜なんでここに!?ちょ、いろいろとマズイって!!ってキャ――――――!!」

道草「満月さんすみません……」


◆迅風さんへ

>初めまして! 迅風です♪

道草「スゲー人から感想きた――――――――!!!はじめまして!ありがとうございます!!(ローリング土下座)」

>うにゅう……いやぁ〜……初めて投稿された時から文章力高いな〜と思いながら読んでたのですが……感想書こう書こうと思ってたら、なんか書きにくい感じになってしまいまして……。
なんかある種、区切りみたいな感じの話になったので……感想を書こうかな、と。

道草「ありがとうございます!私こそ迅風さんの小説いつも楽しく読ませていただいてます!!ですが感想書くのが恐れ多くて……」

>それにアテネ出たしね!(←本音)

道草「やっぱそれが本音っすか!?」

>それにしてもハヤテ……一緒に暮さないって……ほんと、プロポーズですよ……。

アテネ「まったく、ハヤテったら////」

ハヤテ「?」

>ヒナギク――――――! 何故、そんなタイミングでそこにいるんだ、ヒナギク――――!
アレ、絶対失恋したとか思ってますよ……。原作からのなら、持ち上げて落として、持ち上げて堕として……みたいな非道さですよ……。

道草「さすがにやりすぎたかな?」

ヒナギク「なんで私ばっかり……」

>それにしても本当に家でも学校でもハーレムなのですね……。流石ハヤテ!

???「死ねばいいのに」

道草「まったくですな」

ハヤテ「ちょ、作者さんまで!?」

>後、今さらですが、雷の時のイブキは可愛かったのです♪

イブキ「うう……あれはもうゴメンだ……」

道草「・・・・・・」

イブキ「なにその沈黙!?」


風羅さん・満月さん・迅風さん、マジでありがとうございました!
では本編どうぞ!


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第十八話 もしくは作者の恨みとも言う


―ムラサキノヤカタ。

今は夕食時。

多くの家庭がそうであるように、このアパートでも穏やかな一家団欒が……

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

……あるはずもなかった。

大勢がテーブルを囲み、本来なら賑やかであるはずの食卓に異様なオーラが立ち込めている。

原因は主に二人。

向かい合わせに座っているナギとアテネからだった。

ナギが一方的に不機嫌オーラを放ち。

アテネは余裕の表情でそれを受け流していた。

その空気の中、他のメンツはなかなか箸が進まない。

「(え〜と……なんでこんな空気になったんだろ?)」

「(いや、明らかにお前のせいだけどな……)」

ハヤテの心情を察したイブキが心のなかでつっこむ。

そして長い沈黙を破ったのはアテネだった。

「それにしてもハヤテ、本当に料理が上手なのね。見違えたわ♪」

「そう?アーたんにそう言ってもらえるとうれしいな♪」

アテネに笑顔を向けるハヤテ。

ハヤテとしてはすこしでもこの場を和ませたいという思いもあったが……

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

状況は悪化する一方だった。

「(アホめ……)」

イブキはあきれたようにため息をついた。

とそのとき。

フッ……

「「「きゃああああああああ!!!」」」

突然部屋の電気が消えた。

「え、また停電?」

ハヤテがまわりを見渡す。

「うう…ハヤテぇ……」

ナギはやはりハヤテに抱きついていた。

アテネもどさくさにまぎれてハヤテと腕を組んでいる。

そして三つの明かりがついた。

マリア・千桜・イブキがそれぞれ懐中電灯をつけたのである。

それは前回の停電のあと、マリアが用意しておいたものだった。

「ふう、まさかこんなに早く役に立つとは……」

マリアが複雑な心境で言った。

「それにしてもなんで停電したんだ?今日は雷でもないのに……」

千桜が疑問を口にする。

そう、今日は星空のきれいな晴天。

よって前回豹変したイブキも正常だった。

「とりあえず確認にいこーぜ、あたしブレーカー見てくるよ」

ナギ達につかまれて動けないハヤテの代わりにイブキがそう言った。

「すみませんイブキさん、よろしくお願いします」

「おう、まかせな♪」

ハヤテの言葉に力強くうなずくイブキ。

それを見てハヤテは安堵した。

こういうときのイブキは頼りになる。







ゴロゴロゴロ……ピシャア!!

「きゃあああああああああああああ!!」

「・・・・・・」

……前言撤回。

完全にイブキは無力化した。

先ほどまで晴れていた空が突如くもり、雷鳴がとどろく。

そのままイブキはハヤテに抱きついた。

「////ちょ、だからなんで皆さん僕に抱きつくんですか!?」

ナギ・アテネ・イブキ、三人の女の子に抱きつかれているハヤテ。

……うん、死ねばいいのに。

「なんか酷いこと言われた!!」

「それより、ほんとにおかしいぞ!さっきまで晴れていたのに!」

千桜が叫ぶ。

外は先ほどまでの晴天とはうってかわって、まるで嵐だった。

天気予報でもこんな天気になるとは言っておらず、まさしく異常だった。

「きゃあ!ハ、ハヤテ君!!」

マリアが悲鳴を上げる。

みると食器が宙に浮いていた。

さらに部屋中から足音のようなものや、パンと何かがはじけるような音が鳴り始める。

部屋のドアはひとりでに開いたり閉ったりしている。

いわゆるポルターガイスト現象である。

「「「「きゃあああああああああああ!!!!」」」」

女性陣の悲鳴がとぶ。

もはやパニックと化していた。

「くっ、一体何がどうなって……」

困惑するハヤテにアテネが耳打ちする。

「……ハヤテ、このアパートにいま不吉な何かが集まってきてますわ」

「え、それって一体?」

「専門ではないので詳しくはわかりませんが、このままではマズイですわ」

アテネは周りの状況を見ながら言った。

「とにかくこの場は私がなんとかしますから、あなたは原因を調べてきて。ただし無茶はしないでね」

アテネは最後に心配そうな顔をしてハヤテに言った。

「うん、わかった。ありがとうアーたん!」

ハヤテはそう言うと、ナギとイブキをアテネに託して部屋からでようとする。

「ハヤテ!?どこに行くのだ、危ないぞ!!」

ナギがあわてて呼び止める。

「ひっく、ぐすん……行かないでハヤテぇ……お願いそばにいて……」

イブキは泣きながらハヤテにすがりつく。

だいぶ精神的にヤバい。

「大丈夫です、僕がなんとかしますから待っていてください!!」

ハヤテは真剣な声でそう言うと、部屋をあとにした。







―廊下。

「とは言ったものの……」

ハヤテは悩んでいた。

こんな状況なにをどうすればいいのかもわからない。

「とりあえずアパートを調べてみよう」

とりあえずハヤテは空き部屋になっている部屋の扉をあける。

するとそこには……







「ふはははははは!!神よ、あのハーレム野郎に天罰を!!全国のもてない男たちと読者の恨みを思い知れぇぇぇぇぇ!!」

そこには神に祈り(呪い?)を捧げる、幽霊神父の姿があった。

「お前のせいか――――――――――!!」

「あべしっ!!」

ハヤテのかかと落としがきまった……


第十八話 END

===============================================================================

前と似たような展開ですが、今回は続きます!

ではまた次回。

感想・ご意見お待ちしてます♪
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Re: Breath ( No.43 )
日時: 2010/10/16 09:03
名前: 風羅

どうも!風羅です!

ちょっと再びヒナギクにおわれたので今回はコ○ーンを使い100年前のロンドンへ行ってみました♪

それにしても・・・・・イブキ・・・・笑える・・・・・・・・

まあでも女の子なので一つぐらい苦手があってもいいですよね。

そしてみんなハヤテに抱きつく・・・と。うん。死ねばいいですね。

最終的には幽霊神父のせいですか・・・というか神に仕える者としては破門ですよ!

次回も楽しみにしています

ではまた♪

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Re: Breath ( No.44 )
日時: 2010/10/16 09:50
名前: 満月

 どうも〜、満月です〜☆

 イブキ…雷のビビリ復活おめでとう!!おもしろかったよ〜☆

 でも、女子に抱きつかれるハヤテ…あ〜あ…もう1度行ってらっしゃい!!由菜!!

由「あはは〜★待っててよ、ハヤテ♪今度は手加減しないから★」

 うん、手には金属バット…ガンバ!!由菜は君を殺す勢いで逝っちゃってるから!!

 あと、由菜とかのオリキャラは返事の時に出しても平気ですよ!!

 神父…あなた、神に仕えている人がやる事ではないですよ〜…。まあ、面白いから良いけど♪

 次回も楽しみにしています!!では、また〜☆
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Re: Breath ( No.45 )
日時: 2010/10/17 12:59
名前: 迅風

うにゃ、迅風です♪


むむむ! 失礼ですね! なんか『アテネ出る=私ホイホイ』みたいじゃないですか!

まぁ、九十九割そのとおり事実ですけど。(←パーセントですらない)

さて、感想……。

ナギは相変わらずの暗所恐怖症。

イブキも相変わらずの雷恐怖症。相変わらずギャップが凄いですね! この時のイブキはやはり可愛いです!

アテネは……どさくさ紛れに抱きつく以上に腕を組む……やるますにゃ♪

しかしおしい……。後は突如ゴキ○リ出現すればマリアさんが抱きついて、完全ハーレムが達成されたというのに……。

して神父さ―――――――――ん! 元凶あなたかぁああああああああああ!

ったく……神様に仕える者がそれでいいんですか! ですがグッジョブ!(結果的にハヤテが良い思いしただけですし)

では、次回楽しみにまっております。バイね〜♪
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Re: Breath ( No.46 )
日時: 2010/10/17 13:35
名前: 天照


ひゃっほい♪天照です♪
今回もイブキのあの一面を・・・・・やっぱり見ていて和みますね、可愛いです♪


それにしてもハヤテは相変わらず・・・・・例え不幸でも女運だけはずば抜けてますね・・・・・


それにしてもよかった・・・・・てっきりあのポルターガイストは僕の所の死神がイタズラしたのかと思っていたので・・・・・


とりあえず神父は死神に狩って貰います♪
安心してくださいイブキ♪


次回も楽しみです♪


ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.47 )
日時: 2010/10/17 18:34
名前: 水色
参照: http://skyblue.01/

はじめまして!水色と申します。
初めから読んでましたが、初めて感想書きます!

それにしても・・・・ハヤテはすごいですね・・・・
相変わらずのハーレム状態・・・とてもおもしろいです!
そしてイブキの豹変ぶりはすごいですね。
まさか全ての原因は幽霊神父とは・・・呪うどころかハヤテはすごくいい思いをしたんですね・・・
次回も楽しみにしてます!それでは〜♪
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Re: Breath ( No.48 )
日時: 2010/10/20 23:32
名前: 道草

どぅも★道草です!

???感想が……5件!?

そんなバナナ――――――!!!

ありがとうございます!!(スカイダイビング土下座)

では返信させていただきます!


◆風羅さんへ

アテネ「感想ありがとうございますわ♪」

>ちょっと再びヒナギクにおわれたので今回はコ○ーンを使い100年前のロンドンへ行ってみました♪

道草「ヒナギクがジャック・ザ・○ッパーにならないことを祈ります……」

>それにしても・・・・・イブキ・・・・笑える・・・・・・・・
まあでも女の子なので一つぐらい苦手があってもいいですよね。

イブキ「笑うな―――――――!!」

>そしてみんなハヤテに抱きつく・・・と。うん。死ねばいいですね。

男子一同「まったくですな」

ハヤテ「ちょ、見知らぬ人たちの心が一つに!?」

>最終的には幽霊神父のせいですか・・・というか神に仕える者としては破門ですよ!

神父「漢にはどうしてもやらねばならぬときがあるのだよ……」

ハヤテ「かっこよさげに言うな――――!!」


◆満月さんへ

神さま「いつもありがとーう♪みんなのアイドル、オルムズ……」

道草「言わせねーよ」

>イブキ…雷のビビリ復活おめでとう!!おもしろかったよ〜☆

イブキ「     」

道草「ついに沈んだか……」

>でも、女子に抱きつかれるハヤテ…あ〜あ…もう1度行ってらっしゃい!!由菜!!
由「あはは〜★待っててよ、ハヤテ♪今度は手加減しないから★」

ハヤテ「また来た――――――!?ちょっとタンマ、由菜!!」

由菜「ふふふ★覚悟はできてる?」

>あと、由菜とかのオリキャラは返事の時に出しても平気ですよ!!

道草「ありがとうございます!キャラ壊さないようほどほどにします」

>神父…あなた、神に仕えている人がやる事ではないですよ〜…。まあ、面白いから良いけど♪

神父「これは天罰だ」

ハヤテ「適当なこと言うな―――――ー!!」


◆迅風さんへ

ハヤテ「またもや感想いただきありがとうございます♪」

>ナギは相変わらずの暗所恐怖症。
イブキも相変わらずの雷恐怖症。相変わらずギャップが凄いですね! この時のイブキはやはり可愛いです!

イブキ「……もう……イヤ……」

>アテネは……どさくさ紛れに抱きつく以上に腕を組む……やるますにゃ♪

アテネ「す、すこし驚いただけですわ////」

>しかしおしい……。後は突如ゴキ○リ出現すればマリアさんが抱きついて、完全ハーレムが達成されたというのに……。

千桜「……私忘れられてる?」

道草「すまん……最近空気だわ……」

>して神父さ―――――――――ん! 元凶あなたかぁああああああああああ!
ったく……神様に仕える者がそれでいいんですか! ですがグッジョブ!(結果的にハヤテが良い思いしただけですし)

神父「しまったぁぁぁぁ!!逆効果かぁぁぁっ!?」


◆天照さんへ

イブキ「……感想……ありがとうございます……うう」

>今回もイブキのあの一面を・・・・・やっぱり見ていて和みますね、可愛いです♪

イブキ「……もう……旅に出ます……」

道草「そこまで落ち込む!?」

>それにしてもハヤテは相変わらず・・・・・例え不幸でも女運だけはずば抜けてますね・・・・・

道草「ほんとに、不幸体質がなきゃどんだけもてるのか……」

>それにしてもよかった・・・・・てっきりあのポルターガイストは僕の所の死神がイタズラしたのかと思っていたので・・・・・

道草「確かにシャルならこんな状況ゆるさないでしょうね……」

>とりあえず神父は死神に狩って貰います♪
安心してくださいイブキ♪

イブキ「うう、頼む……」

道草「まぁ、彼女あいてなら神父も本望でしょう」


◆水色さんへ

>はじめまして!水色と申します。
初めから読んでましたが、初めて感想書きます!

道草「初めまして!感想本当にありがとうございます!読んでくださって嬉しいです♪」

>それにしても・・・・ハヤテはすごいですね・・・・
相変わらずのハーレム状態・・・とてもおもしろいです!

道草「まぁハヤテですからね、ほんと妬ましい……」

ハヤテ「だから作者さんまでそんなこと言わないでください!」

>そしてイブキの豹変ぶりはすごいですね。

イブキ「あたしのイメージがどんどん崩れていく……」

道草「いや、むしろ人気あがってね?」

>まさか全ての原因は幽霊神父とは・・・呪うどころかハヤテはすごくいい思いをしたんですね・・・

神父「おのれ、あの野郎!!私の呪いを利用するとは許さん!!」

>次回も楽しみにしてます!それでは〜♪

道草「ありがとうございました、これからもよろしくお願いします♪」


皆さん本当にありがとうございました!!ほんと感激です!!!

では自分でも引くほどテンションあがってますが、本編にいきます。


===============================================================================


第十九話 『書く側としてもややこしい』


「平穏なアパートに起きた原因不明の停電。さらに異常な天候の荒れ。次々と起こる怪奇現象……。はたして少年たちは無事に生き残れるのか!?」

「他人事のように前回のあらすじをしゃべるな―――――――――――!!」

「ぴでぶっ!!」

ハヤテの回し蹴りが炸裂する。

それによって倒れる幽霊神父、リィン・レジオスター(享年82歳)。

「なにをするんだ君は!!」

「それはこっちのセリフですよ!なに人のアパートで呪いふりまいてるんですか!!」

「うるさい!大勢の女の子と一つ屋根の下なんて、どこのギャルゲの主人公だお前は!!」

「なっ!そんなんじゃありませんよ!!////」

口論を続けるハヤテと神父。

「とにかく僕のことはいいですけど、皆さんが怖がっているので早くもとに戻してください!」

ハヤテがそう言うと神父はやれやれと首を振った。

「君は勘違いしているな。これは私のせいではない」

「え?」

「私がやったのはアパートを停電させたぐらいだ。あとは私の怨念にみちびかれて集まってきた、ハーレムを夢見て死んだ霊や全国のもてない男たちの生霊の仕業だ!!」

「どっちにしろあんたが原因じゃないですか!!」

ハヤテがつっこむ。

とはいえこのままではラチがあかない。

このまま口論を続けても状況は変わらないのだ。

「くっ……こんなときに伊澄さんがいてくれたら……」

「そうですね、私はどこにいるんでしょう?」

「・・・・・・」

ハヤテの隣にはいつの間にか和服を着た長い黒髪の少女が立っていた。

「伊澄さん!?」

「あら、こんばんはハヤテ様」

驚くハヤテに少女は丁寧にお辞儀をする。

このワンテンポずれた少女こそナギの親友であり、実は最強のゴーストスイーパーでもある光の巫女、鷺ノ宮伊澄である。

「伊澄さん、一体どうしてここに!?」

「?」

ハヤテの質問に伊澄はきょとんと首をかしげる。

その様子をみて、ハヤテは愚問だったと気づく。

おおかた、また迷子にでもなったのだろう……

「……それにしても伊澄さん、お久しぶりですね。いままで一体どこにいたんです?」

「宇宙ステーションから『はや○さ』が地球に帰ってくるのを見てました」

「宇宙ステーション!?」

もはや迷子のレベルじゃねぇ……

「使命を終え、燃え尽きる『はや○さ』。切なくも感動しました……」

「いやいや、今はそんな壮大な宇宙ロマンに思いを馳せている場合ではなくてですね……」

しみじみと語る伊澄にハヤテがつっこむ。

「とにかくいいところにきてくれました。伊澄さんにお願いが……」

ハヤテの言葉をさえぎり、伊澄が口を開く。

「ええ、状況は大体わかっています。このアパートに蠢く負の怨念を取り除けばいいのですね?」

先ほどまでのボーっとした雰囲気とは一変して、キリッと真剣な口調で言う伊澄。

普段とのギャップが激しいが、こういうときには頼りになる。

「ありがとうございます。では早速こいつを地獄に送って……」

「まてまてまて、私を差し出すな!!」

ハヤテがいやがる神父をつかまえる。

「まぁ、それは決定事項としまして、ひとつ問題があります……」

「私の地獄逝きは決定なのか!?」

神父の言葉を無視して伊澄が続ける。

「今アパートに集まっている悪霊、生霊の数があまりに多すぎます。一体ずつ相手にしていては時間がかかってしまいます」

「え、それではどうすれば……」

「そこで実に言いづらいのですが、ハヤテ様にお願いがあります……」

「ええ、僕にできることでしたらなんでもしますよ♪」

「ではハヤテ様には……生贄になってもらいます」

「・・・・・・」







ハヤテが伊澄の言葉を理解するのにかかった時間、約五秒。

「ええええええええええええええ!?い、生贄っすか……」

伊澄の提案に驚愕するハヤテ。

「いえ、あの、そうではなくてですね!」

伊澄が言い方が悪かったことに気付き、慌てて訂正する。

「生贄といっても悪霊たちをおびき寄せる囮になっていただくだけです。ハヤテ様には指一本触れさせません!そして一箇所に集まったところをまとめて滅します」

「な、なるほど……」

伊澄の説明に安堵するハヤテ。

「あの、ハヤテ様が嫌でしたら別の方法も考えますが……」

伊澄がオロオロと心配そうにハヤテを見上げる。

それを見たハヤテは笑顔をむけて言った。

「大丈夫です!伊澄さんのこと信じていますから♪」

「……ハヤテ様/////」

顔を真っ赤にして着物の袖で顔を隠す伊澄。

そのまましばらく見つめ合う二人……







「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ少年!!」

神父の叫びに呼応して、アパート内の悪霊倍増!

「なにさらに状況悪化させてんですか――――――――!!」

「うるさい、滅びろリア充!!」

ともあれ、アパート除霊作戦は開始された……



*    *



「これで準備完了です」

伊澄は部屋の四隅にお札をはるとそう言った。

そして手に持ったお札をかざすと、ハヤテたちのまわりに光の壁ができた。

「この結界の中なら安全です。ハヤテ様はくれぐれも外に出ないでくださいね」

「わかりました」

「頑張れ少年」

結界の中にはちゃっかりと神父も入っていた。

「なんであなたも中にいるんですか……」

「いいじゃないか、私と君の仲だろ?」

どんな仲だよ、とハヤテはつっこみたかったが言っても無駄なのであきらめた。

「では今から悪霊たちを引き寄せます。念のためハヤテ様は下がっていてください」

そう言うと、伊澄はお札を片手に念じ始める。

するとアパート内に立ち込めた不穏な空気が渦を巻くように集まってくるのが、ハヤテにも肌で感じ取れた。

やがて怨念が集中し、目に見えるまでになっていた。

悪霊たちは我先にとハヤテに取り憑こうとするが、伊澄の結界で弾かれていた。

「うおおおお!伊澄さん結構集まってきましたよ!!」

おびただしい数の悪霊たちを前にさすがのハヤテも身構える。

「大丈夫です。あともう少しだけ待ってください」

その間にも悪霊たちはどんどん集まってくる。

いまにも結界を破って入ってきそうだった。

「……今です!!『八葉六式・撃破滅却』」

伊澄がそう唱えると、激しい閃光とともに次々と悪霊たちが消滅していく。

「おお、さすが伊澄さん」

「同志たちよ、哀れな……」

「そう思うならあなたも一緒にきえてくださいよ……」

そのとき、術の衝撃で部屋の押し入れが開き、中から大量の美少女フィギュアがこぼれ落ちる。

そしてそのまま悪霊たちとともに消滅していくフィギュアたち……

「のおおおおおおお!!私のコレクションが―――――――――!!」

「ちょ、神父さんダメですって!今出たらほんとに消されちゃいますよ!!」

結界の外に出ようとする神父を押さえるハヤテ。

二人はもみあいになり、体勢を崩して伊澄にぶつかってしまった。

「きゃっ!?」

突然のハプニングに伊澄の力は統率を失い暴発した。

結界は破れ、ハヤテ達は激しい閃光と轟音に包まれる。

「「うわぁあああああああああ!!」」







―数分後。

アパートは不吉な気配が消え、本来の姿を取り戻した。

そしてハヤテ達は……

「いたた、なんとか除霊は成功したようです……。大丈夫ですかハヤテさ……」

伊澄がふりかえるとそこには……







二人のハヤテがいた。

一人は床にぐったりと倒れていて、もう一人はなぜか半透明で、しかも浮いていた……

「「・・・・・・」」

伊澄とハヤテ(半透明)の目が合う。

次にハヤテ(浮遊中)は床に倒れている自分の姿を見た。

そして……







「でえええええええええ!?僕死んだ――――――――!?」

大絶叫するハヤテ(幽霊?)。

あまりの事態に完全にパニクっていた。

そんなハヤテ(ご愁傷様★)に伊澄はオロオロと声をかける。

「落ち着いてくださいハヤテ様!ハヤテ様はまだ生きてます」

「え?」

よく見ると床に倒れているハヤテの体は確かに呼吸していた。

それを見てほっと胸をなでおろすハヤテ(ちっ、生きてたか)。

「さっきからカッコ内ひどくありません!?……まぁ、それはともかくどうしてこんなことに……」

そのとき、床に倒れていたハヤテが目を覚ました。

「私のコレクションは無事か――――――――――!!」

「「・・・・・・」」

突然奇声を発するハヤテ(肉体)に唖然とする二人。

「ま、まさかあなたは……」

「ん?私は秋葉のロード・ブリティッシュこと、リィン・レジオスターだが?」

「やっぱ、お前か―――――――――!!」







―状況確認。

「どうやら先ほどのショックで神父さんとハヤテ様の魂が入れ替わってしまったようです……」

つまり現在、ハヤテの体に神父が入っていて、ハヤテの魂は幽体離脱状態ということである。

伊澄は申し訳なさそうな顔をする。

「すみませんハヤテ様。私のせいでこんなことに……」

「いや、伊澄さんのせいじゃありませんよ。むしろ僕の責任です……」

「まったく、大変なことをしてしまったな少年」

「あんたが一番の元凶でしょうが!!」

ハヤテは神父に蹴りをいれようとするが、今は霊体なのでむなしくすり抜ける。

「くっ……。とにかくこれからどうしましょう……」

「落ち着け少年。こうなった以上やることはひとつ……」

神父は胸を張って高らかに宣言した。

「せっかく体を手に入れたのだから、あ〜んなことやこ〜んなことをするしかない!!」

「まてぇぇぇぇぇぇい!!」

「ふははははは!私の欲望を満たすとともに少年の好感度も落とせて一石二鳥!!」

「僕の体で何する気ですか!?ちょ、ほんとにまって――――――――!!」

ハヤテの叫びもむなしく、神父はダッシュで部屋を出て行った。

はたしてハヤテの運命やいかに!?


第十九話 END

===============================================================================


てなわけで続きます!

次回は……ちょっと……限界に挑戦しようかと……うん……

感想・ご意見待ってます♪

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Re: Breath ( No.49 )
日時: 2010/10/20 23:52
名前: 龍神
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6014

 初めまして、道草さん。

 龍神と申します。

 さて、感想ですが・・・・

 イブキ、可愛いですねぇ〜〜〜〜〜♪

 最初は・・・・言っちゃ悪いですけど、女の子らしさの欠片もないキャラだったのに・・・・

 雷が怖くて、ハヤテに抱きつく・・・・・

 やっぱ可愛い♪

 ポールターガイストは神父さんの仕業ですか・・・・

 まぁ、確かにもはやハヤテはハーレム状態ですからね・・・・

 気持ちはまあ、分からんでもないですが・・・・

 あ〜あ、ハヤテと神父が入れ替わっちゃった・・・・

 何というか、真逆の二人が入れ替わっちゃいましたね(笑)

 ハヤテが欲望のままに動くのか〜(爆)

 う〜ん、見たいような見たくないような・・・・

 アレ? でも、ハヤテの体の中にいるって事は、神父さんにも当然肉体的なダメージは行くわけですよね?

 ・・・・・マズイな・・・・

 変な事やらかして、ナギやらイブキやらに殴られ蹴られ・・・・

 こうして神父は無事地獄へと送られたが、ハヤテの体はボロボロになってしまい、結局戻れず幽霊のまま過ごしたとさ、めでたしめでたし♪

 ・・・・・なんてね♪

 次回も楽しみにしてます♪
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Re: Breath ( No.50 )
日時: 2010/10/21 19:25
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 神父さんとハヤテが入れ替わりましたか〜…。元とは正反対になりそうですね。

 というか、神父さんが…もしハヤテに好意を寄せている女子を知っているなら…その女子に対して…いろいろな事をするんでしょうね…。

 ヤバイ…中にはすごく強い人もいるのに…。

 あ…由菜が「ちっ…。ハヤテを殺れなかったよ…」て言いながら帰ってきました。まあ、もし神父さんがハヤテの体で変な事したら…逝かせる可能性もありますが…。

 次回も楽しみにしています♪では、また〜☆
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Re: Breath ( No.51 )
日時: 2010/10/21 21:55
名前: 風羅

どうも!風羅です!

厄介なことをやりましたね幽霊神父め・・・

アテネが一番危ない気が。

通常状態のイブキなら何の問題もないんですけどね。

一応これ以上アホなことを神父がやり出すようならこちらからハヤテを呼びますか。

マリアとナギは何とかしてあげて下さい

次回の更新も楽しみにしています!

ではまた♪
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Re: Breath ( No.52 )
日時: 2010/11/01 11:50
名前: 道草

忘れたころにやってくる!
どぅも★道草です!

すみません、本当に久々ですね……
ちょっといろいろたてこんでしまいまして、申し訳ありません。

すっかり遅くなってしまいましたが返信です。


◆龍神さんへ

道草「はじめまして!感想いただき本当にありがとうございます!!」

>イブキ、可愛いですねぇ〜〜〜〜〜♪
最初は・・・・言っちゃ悪いですけど、女の子らしさの欠片もないキャラだったのに・・・・

道草「ですよね〜、自分でもまさかここまで女の子らしくないキャラになろうとは……」

>雷が怖くて、ハヤテに抱きつく・・・・・
やっぱ可愛い♪

道草「乙女イブキ予想以上に大反響だな……またやろっか?」

イブキ「やめんか――――――!!」

>あ〜あ、ハヤテと神父が入れ替わっちゃった・・・・
何というか、真逆の二人が入れ替わっちゃいましたね(笑)

神父「ははは、少年の人生もここまでだ!社会的に!」

ハヤテ「社会的に!?」

>アレ? でも、ハヤテの体の中にいるって事は、神父さんにも当然肉体的なダメージは行くわけですよね?

道草「ふっ……」

神父「なに、その笑い!?」

>変な事やらかして、ナギやらイブキやらに殴られ蹴られ・・・・
こうして神父は無事地獄へと送られたが、ハヤテの体はボロボロになってしまい、結局戻れず幽霊のまま過ごしたとさ、めでたしめでたし♪

道草「じゃあその展開で逝きますか♪」

ハヤテ&神父「やめろ―――――――!!」


◆満月さんへ

アテネ「いつもありがとうございますわ♪」

>父さんとハヤテが入れ替わりましたか〜…。元とは正反対になりそうですね。
というか、神父さんが…もしハヤテに好意を寄せている女子を知っているなら…その女子に対して…いろいろな事をするんでしょうね…。

ハヤテ「僕なんかに好意をもってくれている人なんているんですかね?」

神父「・・・・・・」

>ヤバイ…中にはすごく強い人もいるのに…。

ヒナギク「誰の事かしら?」

イブキ「さぁ?」

ナギ「・・・・・・」

>あ…由菜が「ちっ…。ハヤテを殺れなかったよ…」て言いながら帰ってきました。まあ、もし神父さんがハヤテの体で変な事したら…逝かせる可能性もありますが…。

道草「じゃあ、間違いなくハヤテ死にますね」

ハヤテ「なんで!?」


◆風羅さんへ

マリア「いつも感想ありがとうございますね♪」

>厄介なことをやりましたね幽霊神父め・・・
アテネが一番危ない気が。

アテネ「なぜ私が!?」

>通常状態のイブキなら何の問題もないんですけどね。

イブキ「雷さえなきゃ、幽霊だろうが神さまだろうが殴って見せる!」

ハヤテ「いや、神さま殴るのはやめましょうよ……」

神さま「オルムズト・ナジャで〜す★よんだ〜?」

道草「呼んでねぇ!!」



龍神さん、満月さん、風羅さんありがとうございました!!

では本編ですが、引き返すことをお勧めします……


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第二十話 『こうなったら書けるとこまで書く!』


ハヤテの制止もむなしく神父はそのまま部屋を飛び出していった。

そしてとりのこされたハヤテと伊澄。

「このままでは僕の身があぶない、社会的に!!早く追いかけないと!!」

「お待ちくださいハヤテ様」

あわてて神父の後を追おうとするハヤテを伊澄が止める。

「どうしたんですか伊澄さん?」

「ハヤテ様はあまりその状態で動かない方がいいでしょう」

「え、どうしてですか?」

「いまのハヤテ様には『器』である肉体がありません。ですから他の悪霊たちの邪気の影響を直に受けてしまいます」

「そうなんですか……」

「ですから神父さんは私が連れ戻します。ハヤテ様はここでお待ちください」

「わかりました……って伊澄さんが!?ちょ、ちょっと待ってください、ってもういない!?」

時すでに遅く、伊澄の姿は影も形もなかった……

あの方向音痴の伊澄が神父を見つけて戻ってくるのは至難の業であろう。

「ど、どうしよう……伊澄さんを待っていたら正直いつになるかわからない。かといってこの状態でうごくのは危険だし……」

ハヤテが困り果てていると、部屋のドアから何かが入ってきた。

それは一匹の黒ネコ。三千院家のペット、シラヌイである。

シラヌイはのんきにあくびをすると、そのまま部屋の真ん中で眠ってしまった。

「・・・・・・」

それを見ていたハヤテはしばらく考え込むと、何かを決意したように言った。

「ええい、一か八かだ!ゴメン、シラヌイ!!」

「にゃ!?」



*    *



一方、ナギ達はというと。

「ふう、おさまりましたね……一体なんだったんでしょう?」

異変がおさまったことに安堵するマリア。

アパートは普段の静けさを取り戻していた。

「(ハヤテはうまくやったのかしら?)」

アテネは一人ハヤテの身を案じる。

するとそこにシラヌイが入ってきた。

「にゃ、にゃ〜……」

なんともわざとらしい鳴き声を上げるシラヌイ。

実はこのシラヌイ、現在ハヤテがはいっていた!

幽体状態では何もできないと判断したハヤテが、苦肉の策としてシラヌイの体を借りたのだ。

「(さて一体神父さんはどこに?)」

ハヤテは周りをきょろきょろ見回すが神父の姿はどこにもなかった。

とそのとき、ハヤテの体がひょいと持ち上げられた。

「あら、かわいい子猫ですわね♪」

アテネはハヤテを抱き上げる。

むにゅ。

ハヤテの体はやわらかく包み込まれる。

「にゃにゃ!?(ちょ、ちょっと!?////)」

ハヤテはなんとか抜け出そうともがく。

むにゅ、むにゅ。

「あん、もう暴れんぼうですわね♪」

だがアテネは抱いたまま離さなかった。

さらにほおずりされるハヤテ。

「///////」

そのまましばらくして、満足したのかようやく解放されるハヤテ。

「(/////ってこんなことしてる場合じゃなくて!神父さんを探さないと)」

なんとか理性を取り戻すハヤテ。

「ところで、ハヤテは一体どこにいったのだ?」

ナギの疑問に千桜が答える。

「さっき『まずはコレクションを買いなおすぞ―――!!』と奇声を発して出て行ったのを見た気がするが……別人であると信じたい」

「(何やってんだあのバカ神父!!)」

「……いろいろあって壊れてしまったのでしょうか?」

マリアがため息をつく。

「まさか、あいつじゃあるまいし」

そういってナギは部屋の隅を指差す。

「・・・・・・」

そこには体育座りで沈んでいるイブキの姿があった。

「にゃー……(イブキさん……またしても重症だな……)」

「あの、イブキさん大丈夫ですか?」

マリアが心配して声をかける。

「大丈夫じゃねぇです……。部屋もどって休みます」

イブキはよろよろと立ちあがって自分の部屋へ戻っていった。

「……まぁ、そっとしておいてやろう。それよりハヤテはどうしたんだろう?」

「まぁ、ハヤテ君のことですから心配ないでしょう。あなたもお風呂に入ってもう寝なさい」

ナギは「えー」、と不満そうな顔をしたが、さすがに今日は疲れたのでマリアの言うことを聞くことにした。

「それにしてもシラヌイもすこし汚れてきたな。よし、私がお風呂で洗ってやろう♪」

「にゃにゃ!?(お風呂!?)」

「あ、じゃあ私も一緒に入ろうかな」

千桜もそういって立ち上がる。

「にゃんにゃん!!(いや、ちょっと!!)」

「よし、ではいくぞ!!」

「いにゃ―――――――――!!」

こうしてナギと千桜にお風呂場に連行されるハヤテであった。



*    *



一方、神父は。

「ぜぇ……ぜぇ……」

ある時は居眠り運転のトラックに轢かれ。

ある時は工事現場から鉄骨が落下し。

また、ある時はヒナギクから平手打ちを食らい。

ハヤテの不幸体質を絶賛満喫中だった。

「なんでこんな体質で生きてるんだあの少年は!?」



*    *



戻ってムラサキノヤカタ。

「にゃにゃ……(うう、のぼせた……////)」

ハヤテお風呂から帰還。

「(もう今日はなんかおかしい……。ここは部屋でおとなしくしてよう)」

ハヤテはそう思い、部屋へと入って行った。

だが普段と目線が違うせいか、部屋を間違えて入ってしまったことに気付かなかった。

「んにゃ?(あれ、イブキさん?)」

ハヤテが部屋に入るとイブキが畳の上に座っていた。

「ん?こいつは……」

イブキはハヤテをみると、そのままじぃっと見つめていた。

「(イブキさん、もしかしたら僕に気付いて!?やっぱり持つべきものは親友……)」

「猫って、おいしいのかな?」

「(前言撤回!!総員退避―――――――――!!)」

ハヤテは全力で逃げ出そうとするが、その前にドアを閉められてしまった。

「……冗談だよ、冗談」

イブキは笑いながらハヤテをつまみあげる。

「はぁ、猫はいいな〜。何の悩みもなさそうで」

「にゃうん……(いま悩みド真ん中なんですけど……)」

「まぁいいや、今日はもう寝よ」

そう言うとイブキは服を着替え始めた。

「にゃ!?(いや、ちょっと!?////)」

ハヤテは慌てて出て行こうとするが、ドアを閉められて出ることもできなかった……









―数分後。

ようやくイブキの部屋から脱出したハヤテ。

だが、一難去ってまた一難。

ナギに捕まってしまった。

「おお、シラヌイ。ここにいたのか!さぁ、もう寝るぞ!」

「にゃにゃにゃにゃ〜〜〜!!(もう勘弁して〜〜〜!!)」



*    *



その頃、神父サイド。

「うおおおおおお、なんだアイツはぁぁぁぁぁぁ!!?」

「待ってくれ、マイハニ―――――――――♪」

どこぞの変態執事に追われて全力疾走中だった。



*    *



―翌朝、ムラサキノヤカタ。

「にゃにゃ〜……(結局一睡もできなかった……)」

隣にナギとマリアの寝顔があるなか、夜を明かしたハヤテは寝不足だった。

「にゃんにゃん!!(とにかく、今日こそ神父さんを探さないと!)」

そう決意するハヤテの前に伊澄が現れた。

「あら、ハヤテ様?」

「にゃんにゃ!?(伊澄さん!?僕の事わかるんですか?)」

伊澄はコクンとうなづくと、お札をかざす。

するとシラヌイの体からハヤテの魂が抜け出た。

「うおっ!!戻った……」

「ハヤテ様、どうしてシラヌイの中に?」

「いや、入ったはいいけど戻れなくなりまして……。それより神父さんは見つかったんですか?」

「いえ、気が付いたらなぜかここに戻ってきてまして。不思議ですね〜」

どうやらあれからずっとさまよった挙句、なぜかここにもどってきたようだった……

「はぁ、では神父さんは今どこに……」

そのとき玄関がガラッと開いて、満身創意の神父がはいってきた。

「神父さん!!いままでどこにいってたんですか!?」

ハヤテがつめよる。

「うるさ――――――い!!こんな体二度とゴメンだ!!」

逆ギレする神父。

なにはともあれハヤテのアパート生活はまだまだ続く。


第二十話 END

===============================================================================



あっはっは!笑うしかねぇ!!

久々の更新がこんなんですみません……エロスはほどほどに……

てなわけでアパートハーレム編は終了。……まぁ、これからもこんな毎日が続くんですけどね。

では、また次回!

感想・ご指摘ありましたらよろしくお願いします。
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Re: Breath ( No.53 )
日時: 2010/11/01 20:23
名前: 水色
参照: http://skyblue.01/

どうも〜水色です♪

神父はハヤテの不幸をもろにくらいましたか!!

逆にハヤテは超ラッキー!!!・・・なのか?

・・・まぁばれたら殺されますが・・・

神父もこれにこりたら二度と変な気は起こさないでしょう!

次回も楽しみにしてます♪

それでは〜♪
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Re: Breath ( No.54 )
日時: 2010/11/01 21:17
名前: 龍神
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6014


 どうも、龍神です♪

 神父さんは災難でしたね〜♪(笑)

 それにしても、ハヤテの体は凄いですね♪

 歩くだけで不幸を呼び寄せるのか・・・・・

 ハヤテの性格のせいだけだは無かったようですね♪

 ま、神父さんの日頃の行いが悪かったせいだと思って、あきらめなさい♪(爆)

 一方で、ハヤテはまた・・・・・・

 逆に幸せの絶頂ですね♪

 でもさ、多分バレたら刑務所逝き・・・・・・かな?(爆)

 ま、何にせよ、無事に元に戻れて良かったね♪

 (もう少し神父に暴れてもらったら、面白い物が見れたかもしれないけど・・・・それはちょっと残念かな♪)

 次回も楽しみにしてます♪


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Re: Breath ( No.55 )
日時: 2010/11/01 21:36
名前: 迅風

うにゃ、迅風です♪


にゃはは♪ ハヤテは幸せですね〜♪

アテネに体をまさぐられたり。

泉のケータイを奪った時のシラヌイのようにアテネのドレスの中に侵入したり(←捏造)

さて? アテネに抱きしめられた時の感触をハヤテ君。二言でどうぞ!

そして千桜とナギの裸を見て、イブキの着替えを覗くとは……!

更にマリアさんの胸に頬ずりとは……(←捏造)

で、神父さんは逆に大変な目にあってるにゃ〜。

うにゃ〜、ハヤテの体そのものに不幸の力が宿っているという事ですかにゃ。

……つまり、シラヌイの体に入った事で幸運が果てしなく舞い込んだ、と。

しかしハヤテ……。

何が不幸かって、そんな体を持って生まれてきた事事態が不幸だよね。その体が神様からの加護を打ち消しているんだろうね(←インなんとかさん風に)

ではでは、次回も楽しみなのです♪ バイね〜♪
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Re: Breath ( No.56 )
日時: 2010/11/01 22:38
名前: 風羅

どうも!風羅です!

そうですか。やっとわかりましたよ。ハヤテの魂が不幸なのではなくて体が不幸なんですね。

まあ神父に呪いがかかった感じで面白かったです!

多分もう二度とハヤテと入れ替わりはしたくないと思ったでしょう。

だがハヤテめ。みんなの布団に潜り込んだり着替えを見るとは・・・変態め。

すこしねつ造した写真を製造中なので楽しみにしていて下さいね♪

次回の更新も楽しみにしています

ではまた♪
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Re: Breath ( No.57 )
日時: 2010/11/01 22:40
名前: 天照


どうも天照です♪

ハヤテの不幸スキル・・・・・言われてみれば何かの呪われたアイテムみたいですね・・・・・


それを装備すると女の子にフラグが立ちまくるかわりに幸福をすべて失う・・・・・みたいな感じで、最もそれだったらハヤテは無意識に装備したことになりますけどね♪


しかし、神父が入れ替わってからハヤテの不幸スキルが爆発した気が・・・・・多分、日頃の行いの差ですね♪


それにしてもハヤテはアテネの胸に顔を押しつけるわ、千桜と一緒に風呂に入るわ、挙げ句にはイブキの着替えを覗く・・・・・やりたいほうだいですな・・・・・


ていうか最初から見てみればハヤテが分裂(というか幽退離脱)した原因は神父ですから、因果応報ですね・・・・・


それでは、次回も楽しみです♪


ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.58 )
日時: 2010/11/01 22:50
名前: 満月

 満月です♪

 ハヤテ…珍しく幸福な…。

由菜「どこが?どこが幸福なの?唯ハヤテがセクハラしただけじゃん!!」

 でもさ〜…。いつもと比べたらいい事になってない?

由菜「いやいや…全然良くないって。…ちょっと、逝かせてくる★」

 あ〜あ…。行っちゃった…。もう、止める気が全く起きませんよ…。まあ…手にあった白桜には気をつけたほうがいいかもです…。

 神父さんは…うん…いつもの行動の所為でこうなったんですから、自業自得ですね…。

 というか、ハヤテって体自体が不幸なんですね…。つまり、ハヤテに乗り移ったらいい事が1つもないと…。

 次回も楽しみにしています♪ではまた〜☆
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Re: Breath ( No.59 )
日時: 2010/11/14 23:48
名前: 道草

忙しさと風邪のダブルパンチ!!
どぅも★道草です!

最近どんどん更新ペース落ちてて、本当にすみません……

しかし、まさか今まで感想くださった全員から感想くるとは思わなかったよ!!
とにかく返信です!

◆水色さんへ

ハヤテ「感想ありがとうございます♪」

>神父はハヤテの不幸をもろにくらいましたか!!
逆にハヤテは超ラッキー!!!・・・なのか?

神父「なぜ私がこんな目に……」

ハヤテ「自業自得でしょうが……」

>・・・まぁばれたら殺されますが・・・

ハヤテ「うぐっ!気をつけないと……」

>神父もこれにこりたら二度と変な気は起こさないでしょう!

神父「私はあきらめない!」

ハヤテ「懲りろよ!」


◆龍神さんへ

ハヤテ「また感想いただきありがとうございます♪」

>それにしても、ハヤテの体は凄いですね♪
歩くだけで不幸を呼び寄せるのか・・・・・
ハヤテの性格のせいだけだは無かったようですね♪

道草「実際はハヤテの性格が原因だと思いますが……。今回はこういう設定にしました」

>ま、神父さんの日頃の行いが悪かったせいだと思って、あきらめなさい♪(爆)

神父「天は我を見放したのか!?」

>一方で、ハヤテはまた・・・・・・
逆に幸せの絶頂ですね♪
でもさ、多分バレたら刑務所逝き・・・・・・かな?(爆)

ハヤテ「ひぃぃぃっ!警察沙汰はご勘弁を!!」

>ま、何にせよ、無事に元に戻れて良かったね♪
(もう少し神父に暴れてもらったら、面白い物が見れたかもしれないけど・・・・それはちょっと残念かな♪)

神父「おお、貴重な意見が!!」

道草「すみません……。暴れさせたら収拾がつきそうになかったので」


◆迅風さんへ

イブキ「感想サンクス〜♪」

>にゃはは♪ ハヤテは幸せですね〜♪
アテネに体をまさぐられたり。
泉のケータイを奪った時のシラヌイのようにアテネのドレスの中に侵入したり(←捏造)

ハヤテ「ちょ、捏造しないでください!!/////」

>さて? アテネに抱きしめられた時の感触をハヤテ君。二言でどうぞ!

ハヤテ「ふぇ!?ふ、二言?/////」

道草「この際、ぶっちゃけなさい」

ハヤテ「/////うう……。………………おっきくて………………やわらかかったです………………/////」

道草「最低だな、このムッツリ!!」

ハヤテ「あんたが言えって言ったんでしょうが!!」

>そして千桜とナギの裸を見て、イブキの着替えを覗くとは……!
更にマリアさんの胸に頬ずりとは……(←捏造)

ハヤテ「また捏造が!?……確かに抱き枕がわりにはされてましたが」

道草「されてたんかい!!」

>で、神父さんは逆に大変な目にあってるにゃ〜。
うにゃ〜、ハヤテの体そのものに不幸の力が宿っているという事ですかにゃ。
……つまり、シラヌイの体に入った事で幸運が果てしなく舞い込んだ、と。

道草「『不幸体質』ということなので、今回はそういうことにしました」


◆風羅さんへ

歩「いつもありがとう!嬉しいんじゃないかな♪」

>そうですか。やっとわかりましたよ。ハヤテの魂が不幸なのではなくて体が不幸なんですね。

道草「あくまで僕の……というか今回のみの解釈です。そもそも魂と体が離れるなんて普通ありませんからね」

>まあ神父に呪いがかかった感じで面白かったです!
多分もう二度とハヤテと入れ替わりはしたくないと思ったでしょう。

神父「私のかけた呪いより性質が悪かった……」

>だがハヤテめ。みんなの布団に潜り込んだり着替えを見るとは・・・変態め。

ハヤテ「あれは事故というか、不可抗力ですって/////」

道草「言い訳は見苦しいぞ」

>すこしねつ造した写真を製造中なので楽しみにしていて下さいね♪

道草「それは楽しみにしてます♪」

ハヤテ「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」


◆天照さんへ

ナギ「うむ、感想ありがとうなのだ!」

>ハヤテの不幸スキル・・・・・言われてみれば何かの呪われたアイテムみたいですね・・・・・
それを装備すると女の子にフラグが立ちまくるかわりに幸福をすべて失う・・・・・みたいな感じで、最もそれだったらハヤテは無意識に装備したことになりますけどね♪

道草「『呪われた天然ジゴロの腕輪』みたいな感じですかね?ほしいようなほしくないような……」

神父「ていうか私は全然モテなかったんだが……」

>しかし、神父が入れ替わってからハヤテの不幸スキルが爆発した気が・・・・・多分、日頃の行いの差ですね♪

神父「私はどれだけ日頃の行いが悪いと思われているのだ!?」

>それにしてもハヤテはアテネの胸に顔を押しつけるわ、千桜と一緒に風呂に入るわ、挙げ句にはイブキの着替えを覗く・・・・・やりたいほうだいですな・・・・・

ハヤテ「だからわざとじゃないですって!!/////」

道草「その割にはエンジョイしてたよね」

>ていうか最初から見てみればハヤテが分裂(というか幽退離脱)した原因は神父ですから、因果応報ですね・・・・・

神父「運命は残酷だ……」

ハヤテ「いやいや……」


◆満月さんへ

愛歌「ふふ、いつもありがとうございます★」

> ハヤテ…珍しく幸福な…。
由菜「どこが?どこが幸福なの?唯ハヤテがセクハラしただけじゃん!!」

ハヤテ「ひどい言われよう!!」

道草「由菜のうちのハヤテに対する好感度急降下だね」

>でもさ〜…。いつもと比べたらいい事になってない?
由菜「いやいや…全然良くないって。…ちょっと、逝かせてくる★」
あ〜あ…。行っちゃった…。もう、止める気が全く起きませんよ…。まあ…手にあった白桜には気をつけたほうがいいかもです…。

ハヤテ「いや止めてくださいよ満月さん!!ってきた――――――――!!」

由菜「ハヤテ、ずいぶん楽しそうだったね★」

ハヤテ「いやいや、今回は仕方なかったんだって由菜!!」

由菜「いっぺん死んでみる?」

ハヤテ「○獄少女!?ちょ、ぎゃああああああああああ!!」

道草「合掌」

>神父さんは…うん…いつもの行動の所為でこうなったんですから、自業自得ですね…。

神父「私の扱いが酷すぎる……」


皆さん、ありがとうございました!
ていうか今回ハヤテと神父しか返信に出ていない……

それはともかく本編へまいります。


===============================================================================


第二十一話 『夢から覚めて』


―それは十年前の記憶。

世界を赤く彩る夕日。

花が咲き乱れる美しい風景。

広大な城に、何不自由ない生活。

永遠と思えるような尽きることのない時間。

だけど私はそのどれもが好きではなかった。

この時の止まったような世界で私の心を救ってくれたのはたった一つ……

「ハヤテ―――――?」

私はその名を呼ぶ。

何もしらずここへ迷い込んできた少年。

私の執事。

自分を二人だけの名前で呼んでくれる愛しい人。

彼の純真さに、私の心も洗われた。

……ちょっと泣き虫なところがたまに傷だけど。

「ハヤテ―――――!どこにいるんですの?」

私はなおも彼の名を呼ぶ。

そして、白い花が咲き乱れる花畑で彼の姿を見つけた。

「アーたんはね♪アテネっていうんだ♪ほんとはね♪」

妙なメロディでそう口ずさむハヤテ。

なにかの替え歌らしい。

「♪だけどちっちゃいから……ごふっ!!」

ハヤテの後頭部に私の愛用の傘が直撃する。

「うう……痛いよアーたん」

「ちょっと手が滑っただけですわ」

今度からすべり止めをつけておかないといけませんね、うん。

「それより、こんな所で何をしていましたの?」

「あ、そうそうアーたんにこれを渡そうと思って」

そういってハヤテは何かを私の頭に乗せた。

「はい♪」

「これ……」

それは花のかんむりだった。

ちょっと不器用だけど、一生懸命作られているのが見てとれた。

「似合うよアーたん♪」

「あ、ありがとうございます/////」

お礼を言うと、ハヤテは嬉しそうに顔を輝かせた。

その笑顔を見ていると私の心も弾む。

だけど、彼がいなくなってしまったらという不安もあった。

「けどハヤテ、あんまり私を一人にしないでね……」

「うん、僕とアーたんはずっと一緒だからね♪」

「!……そうね、私とあなたはずっと一緒よ」

本当はわかっていた。

きっとこんな日々にもいつか終わりが来るということを。

あなたまでこんな城に縛り付けるわけにはいかない。

だけど私は……?

あなたと一緒の未来を歩めるのだろうか?

わからない。

今はただそんな未来から目をそむけて、この夢のような日々に溺れるだけ。

いつか夢から覚めたとき。

あなたは私の前にいるのかしら?



*    *



―現在、ムラサキノヤカタ。

「アーたん、起きてる?」

ハヤテはドアをノックする。

部屋の中からは物音ひとつ聞こえない。

「しかたない……アーたん入るよ?」

ドアを開けて部屋へと入る。

アテネは布団をかぶって熟睡していた。

「アーたん、もう朝だよ?」

正確にはもう昼近くであるが。

ハヤテの声を聞いて、ようやくアテネは起き上がった。

「うぅん……ハヤテ?」

アテネは目を開いたがボーっとしている。

どうやらまだ覚醒しきっていないようだ。

「おはよう。相変わらず朝は弱いんだねアーたん……」

ハヤテは苦笑する。

するとアテネはハヤテに顔を向けてきた。

「ハヤテ、おはようのキスは?」

「ぶふぉっ!!な、なに言ってんの、アーたん!?/////」

真っ赤になるハヤテ。

どうやら寝ぼけて、幼いころチュッチュしまくってた記憶に戻っているらしい。

アテネはなおも唇をむけてくる。

「ん……」※アテネは寝ぼけています。

「いやいや、アーたん目を覚まして……」

「ハヤテぇ……」※アテネは超寝ぼけてます。

「・・・・・・」

「はやくぅ♪」※実はもう起きています。

「……アーたん」

ハヤテはゆっくりと顔を近づけ……







『ジ――――――――――――――』

「・・・・・・」

……ようとしたが、何者かの視線を感じて思いとどまる。

そしてどこからか箒を取り出し。

「クセモノ――――――――――!!」

ドガァッ!!

箒で天井を貫いた。

「うおっ!!」

天井から落下するイブキ。

「いてて、何すんだよハヤテ」

腰をさすりながら立ち上がるイブキ。

「それはこっちのセリフですよ、何やってんですか一体!!」

「いや〜、天井裏は涼しくて昼寝には最適かな〜と……」

「……その手に持っているのは?」

「知らないのか?Video Cameraだよ」

妙に発音よく言い放つイブキ。

「そうじゃなくて、一体何撮ってんですか!」

「いやー、『綾崎ハヤテ(16)の一日【女たらし編】』でも作成しようかと……」

「そのシリーズ続いてたんですか!?てか人聞きが悪いタイトル!!」

今日も騒がしいハヤテとイブキであった。

「……仲がよろしいのね」

さきほどから放置されていたアテネが口を開いた。

「あ、アーたん。やっと目を覚ましたんだね!」

「おはようございます、アテ姉♪」

「……おはようございます」

ちょっと不機嫌そうに挨拶をかえすアテネ。

「じゃあ、今度はお嬢様を起こしに行かないと……」

ハヤテは部屋を出て行こうとする。

しかし、アテネに呼び止められた。

「待ちなさいハヤテ。頼みがあるのですが」

「ん、なにアーたん?」

「私もまだ帰国したばかりですし、すこしこの近くを案内してほしいのですが」

「え?いいけど……お嬢様がなんていうか」

「ふふふ、ナギっぴのことならあたしに任せろ!」

「え、イブキさんに?」

「おおよ!だから二人とも安心して行ってこい」

「はぁ……」

「では支度しますので、少し待っててください」

そしてハヤテとイブキは部屋から出て行った。



*    *



―ナギの部屋。

ナギはいまだに爆睡中だった。

『ジリリリリリリリリリリリ!!』

枕元で目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。

「うぅん、うるさい……。あと五分……」

ナギはもぞもぞと手をのばし、目覚まし時計をとめる。

プシュッ!

すると、何かが目覚まし時計から噴出し、ナギの額に命中した。

「ふにゃ!?へれれれれれれ〜……ぐ〜」

ナギは変な声をだすと、また深い眠りへと落ちて行った。

「ふふふ、計画通り!」

天井裏からイブキが下りてきた。

「あたしの開発した『目覚まし時計型麻酔銃』の威力は完璧だな!!」

『目覚まし時計型麻酔銃』。

それは目覚まし時計なのに麻酔針がでて第二の眠りへと誘うという、文字通り悪夢の兵器である!

「さて、あとは……」



*    *





―銀杏商店街。

ハヤテはアテネと並んで歩いていた。

道行く人たちはみなアテネに見とれて振り返っている。

そしてようやく現状に気付く男が一人。

「(ちょ――――!これってデートっていうんじゃ!?/////)」

「何してるのハヤテ?ちゃんとエスコートなさい/////」

アテネは若干顔を赤らめつつ、ハヤテの手を握る。

「ふぇ!?う、うん」

ハヤテはどぎまぎしながらもアテネの手をひいて歩き出した。



*    *



そしてやはりというべきか、二人を尾けるこの女。

「アテ姉、積極的だなぁ……。どっかの生徒会長に見習わせたい……」

イブキは一人つぶやく。

「とにかく、これは大チャンスだ!待ってろハヤテ、この恋のサタン(魔王)イブキ様がお前らのよりを戻してやる!」

「ちょっとそこの君、名前と職業を……ごふっ!」

職務質問をかけてきたお巡りさんを一蹴し、使命に燃えるイブキであった……



*    *



「あら、この服かわいいですわね♪」

洋服店の前で、アテネが立ち止まる。

「え、ああ、そうだね!」

ハヤテは緊張しながらもうなずく。

「じゃあ、ハヤテちょっと着てみなさい♪」

「……は?いやいやアーたん、それ女物だよね?」

「細かいことはいいですから、早くしなさい♪」

「ちょ、きゃあ―――――――――――!!」

結局女装させられることになったハヤテ。

「もう、なんでまたこんな格好を……」

ハヤテが試着室からでてくると、アテネの姿はなかった。

「……あれ、アーたん?」

すると、隣の試着室からアテネが出てきた。

白地のティーシャツと、黒いスカートを着ている。

「あ、ハヤテ。へ、変じゃないかしら/////」

「え、あ、うん似合ってるよ/////」

顔を赤くして答えるハヤテ。

その後もしばらくいろんな服を試着する二人だった。



*    *



一方、イブキサイド。

「……あたしの出番がない。てかなんかムカついてきた」

目の前のバカップルにイライラしてきたイブキ。

「……帰ろうかな」

テンションの下がったイブキがふりかえると、意外な人物に出くわした。

「あれ、イブキちゃんじゃないかな?」

「ぬおっ!ハムさん、お久しぶり!!」

キング・オブ・普通の西沢歩の登場である。

「こんなところで、何をしてるのかな?」

「いや、ちょっと色々と……」

イブキは笑ってごまかそうとするが、ちょうどタイミング悪くハヤテとアテネが店からでてきた。

「あ、ハヤテ君!……とあの人は誰かな!?」

ハヤテと美人が歩いているのを見て驚く歩。

「いや、なんていうか……。ハヤテの元カノ?」

「なっ!?」

その言葉を聞いてさらに驚愕する歩。

「じゃ、あたしはこれで……」

そそくさと立ち去ろうとするイブキ。

だが、がしっと肩をつかまれる。

「待つのです!」

「え、あの、ハムさん?」

「このまま引き下がるほど私は賢くないのです!なので後を追いましょう!」

「はぁ……」

約一名を加え、尾行は続行された。



*    *


戻って、ハヤテサイド。

「あらハヤテ、あれは何かしら」

「ああ、あれはこの商店街のシンボルの銀杏大観覧車だよ」

アテネが指さした先には高さ100m以上の観覧車がそびえていた。

「ふ〜ん、結構大きいのね」

「じゃあ、乗ってみるアーたん?」

「え、そ、そうね」

ハヤテの提案で二人は観覧車に乗りこんだ。



*    *



時刻は夕方。

夕日が街を照らし、光と影の美しい風景を描いていた。

観覧車から見るこの風景はまさに絶景だった。

「この風景より、君の方がきれいだよ」

観覧車の中でそんな言葉が響く。

そして二人を包む静寂……











「いや、イブキちゃん。いきなり何を言い出すのかな」

「いや、一生に一度は言ってみたかったので」

イブキと歩はハヤテ達の一つ後ろの席に乗りこんでいた。

「それにしてもハヤテ君たち、なんかいい雰囲気……」

歩はハヤテ達の様子をみて少し落ち込む。

「……ハムさん、本当にハヤテの事好きなんだね〜」

「ふぇ!?いきなり何言い出すのかな!!/////」

はっきりと言われて赤面する歩。

「ハヤテもいろんな人に好かれて、幸せなのか不幸なのか……」

そこまで言うと、イブキはため息をついた。

「……なんにしても、一筋縄じゃいきそうにないな」

「え、イブキちゃん何か言った?」

「……なんでもない」



*    *


一方、ハヤテ達。

「きれいね……」

「そうだね……」

ハヤテとアテネはただ夕日を眺めていた。

「ハヤテ」

「なに?」

「これは夢じゃないのよね」

「え?うん」

「そう……」

二人はそれ以上何も語ることはなかった……

そして観覧車は終点へと着いた。







「ハヤテ、今日はありがとう」

「どういたしまして。さあ、アパートに帰ろう」

ハヤテはアテネの前を歩く。

アテネは自分のほっぺをつねる。

「……いたい」

その痛みにアテネは微笑む。

今この瞬間は夢じゃないと、確かに実感できたから……


第二十一話 END

===============================================================================


最後、ちょっとしんみりしてみた。

いやー、ハヤテとまともにイチャつけるのアテネぐらいですね!

さて、次回から季節は夏に移ります!

更新遅れて申し訳ありませんでした……

ではまた次回♪

感想・ご意見あればよろしくお願いいたします。
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Re: Breath ( No.60 )
日時: 2010/11/15 17:48
名前: 風羅

どうも♪風羅です♪

ストーカといえばイブキ君ですか。ストーカー暗所恐怖症女。そのまんまですね。

そしてハヤテとアテネのイチャイチャデート。

確かにヒナギクとかだったらデレデレでイチャイチャになりませんよね・・・

そして観覧車で終了ですか♪

ハヤテは良い思い出作れましたかね。

次回からは夏・・・祭りやら色々ありそう・・・

次回も楽しみにしています

ではまた♪

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Re: Breath ( No.61 )
日時: 2010/11/15 18:04
名前: 迅風

どうも♪ 恭介と暁文だ!


ふっ……。何故、俺たちかと言うと……迅風は後ろで「大好物にゃ〜……満足にゃ〜……♪」っと言ってハヤアテが見れたので昇天してる最中で書けないからだ!

まぁとりあえず感想だが……。

よう、イチャイチャバカップル。朝から熱烈な事で……。インモラル。

にしても……寝ぼけたフリしてハヤテにキスをねだるとは……、このムッツリハヤテッ!

え? なに? 何故、そこで天王州じゃないかだと? 無論、女子だからだ。女子と男子に引き起こる大きな違いだ。

あ、ちなみにコレ、朝のキス寸前の写真な。撮影者暁文。

暁文「…………上手く撮れた」

で、こっちが距離を縮めたやつな。

暁文「…………キスシーン」

それにしても……試着室という個室で天王州に迫ったり、観覧車という個室で迫ったり……大変忙しい奴だな、淫乱ボーイ綾崎。

捏造? ……それは誰にもわからない……。何故なら、小説にそこがはぶかれてしまっていたのだから……。

そして最後は自分の家にさりげなく誘うハヤテ……。そこで天王州とミダラッシュな行為を……、流石だ、熱愛ガーボールーイ綾崎だな♪

幼い頃に言われていた『Sっ子ハヤたん』のあだ名は伊達じゃないな。

さて……それじゃ俺は、今から暁文と盛大に捏造写真を作るんで、これでな♪

じゃあな〜♪ 次回も楽しみにしてるぜ〜♪
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Re: Breath ( No.62 )
日時: 2010/11/15 19:35
名前: 満月

 どうも、百合音よ。

 満月は…「ちょっと由菜!!今回は待って!!ハヤアテだから許してあげて!!」って叫びながら、保倉を止めているわ。…ヒイキよね…。ハヤアテだったら許すみたいよ…。

 ふ〜ん…。綾崎、天王州にキスを迫られたんだ〜…。ふ〜ん…。このムッツリスケベ。

 まあ、良かったんじゃないのかしら?初恋の人とデートできたんだもんね★←ナイフを構えつつ

 全く…。歩も歩よ!!私を呼んでくれれば、伊蘭と一緒にビデオを回しながらつけたのに!!←別名、ストーカーと言う

 綾崎は何をしているのかしら〜?色々と…。前回に引き続きね★

 …え?「ハヤテの事好きだから、怒ってるの?」……ば、バカじゃないの!?何で綾崎なんかに…好意を抱かなきゃいけないのよ!!/////

 は!?「顔を赤くして否定しても説得力がない?」赤くなってるわけないでしょうが!!ふざけないで!!だ、誰が綾崎に好意を持ってるって言うのよ!!それは保倉でしょう!?/////

 コ、コホン。と、とにかく!!次回も楽しみにしてるわね!!伊蘭と夢斗と一緒に合成写真を作りながら!!

 じゃ、またね!!/////
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Re: Breath ( No.63 )
日時: 2010/11/21 20:35
名前: 水色
参照: http://skyblue.01/

どうも〜水色です♪

ハヤテとアテネはラブラブですね♪

アテネはやりますね♪寝ぼけたふりしてキスを迫るなんて♪

ハヤテもあのままキスしちゃえば良かったのに・・・

そしてイチャイチャデートは・・・やっぱりハヤテは女装ですか♪最早お約束ですね♪

西沢さんは・・・うん、ドンマイ?

最早ハヤテはアテネにメロメロだからなぁ・・・

そして次回からは夏ですか・・・楽しみにしてますね♪

それでは〜♪
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Re: Breath ( No.64 )
日時: 2010/11/22 03:29
名前: 道草

どぅも★道草です!

最新刊が発売されましたね!おまけが素敵すぎた……

とにかく返信です。


◆風羅さんへ

伊澄「あの、いつもありがとうございます……」

>ストーカといえばイブキ君ですか。ストーカー暗所恐怖症女。そのまんまですね。

イブキ「誰がストーカーじゃあ!!そして別に暗いとこは平気だけど?」

>そしてハヤテとアテネのイチャイチャデート。
確かにヒナギクとかだったらデレデレでイチャイチャになりませんよね・・・

ヒナギク「どういう意味よ――――――!!/////」

>そして観覧車で終了ですか♪
ハヤテは良い思い出作れましたかね。

ハヤテ「まぁ、その……楽しかったです/////」

>次回からは夏・・・祭りやら色々ありそう・・・

道草「楽しそうだな〜……(遠い目)」

ナギ「何を現実逃避しているのだ?」

道草「ちょ、ちょっとプレッシャーを感じてしまって……」


◆迅風さんへ

ナギ「うむ、いつも感想ありがとうなのだ!」

>どうも♪ 恭介と暁文だ!

ナギ「すごい二人がきおった!?」

>ふっ……。何故、俺たちかと言うと……迅風は後ろで「大好物にゃ〜……満足にゃ〜……♪」っと言ってハヤアテが見れたので昇天してる最中で書けないからだ!

道草「マジですか!?喜んでもらえたならよかったです♪」

>よう、イチャイチャバカップル。朝から熱烈な事で……。インモラル。
にしても……寝ぼけたフリしてハヤテにキスをねだるとは……、このムッツリハヤテッ!

ハヤテ「なんで僕!?」

>え? なに? 何故、そこで天王州じゃないかだと? 無論、女子だからだ。女子と男子に引き起こる大きな違いだ。

ハヤテ「男女差別反対!!」

>あ、ちなみにコレ、朝のキス寸前の写真な。撮影者暁文。
暁文「…………上手く撮れた」

アテネ「きゅう……/////」

ハヤテ「撮るな――――!!どうして僕の親友はこんな人ばっかなんですか!!」

イブキ「大変だねー(棒読み)」

>で、こっちが距離を縮めたやつな。
暁文「…………キスシーン」

アテネ「にゃああああああ!?/////」

ハヤテ「だから捏造すな――――!!/////」

>それにしても……試着室という個室で天王州に迫ったり、観覧車という個室で迫ったり……大変忙しい奴だな、淫乱ボーイ綾崎。
捏造? ……それは誰にもわからない……。何故なら、小説にそこがはぶかれてしまっていたのだから……。

ハヤテ「なんという曲解!?」

>そして最後は自分の家にさりげなく誘うハヤテ……。そこで天王州とミダラッシュな行為を……、流石だ、熱愛ガーボールーイ綾崎だな♪

ハヤテ「いや、一緒に住んでますから!!」

道草「……それはそれで問題のある発言だな」

>幼い頃に言われていた『Sっ子ハヤたん』のあだ名は伊達じゃないな。

ハヤテ「誰が言ってたんですか!?」

>さて……それじゃ俺は、今から暁文と盛大に捏造写真を作るんで、これでな♪

ハヤテ「恭介さん、暁文君何してんですか――――!!」


◆満月さんへ

マリア「いつも感想ありがとうございます♪」

>どうも、百合音よ。

マリア「こちらは傘路さんですか、ありがとうございます」

>満月は…「ちょっと由菜!!今回は待って!!ハヤアテだから許してあげて!!」って叫びながら、保倉を止めているわ。…ヒイキよね…。ハヤアテだったら許すみたいよ…。

道草「ハヤアテ人気ですね!僕も好きだから書いたけど……」

>ふ〜ん…。綾崎、天王州にキスを迫られたんだ〜…。ふ〜ん…。このムッツリスケベ。

ハヤテ「だからなんで僕!?」

>まあ、良かったんじゃないのかしら?初恋の人とデートできたんだもんね★←ナイフを構えつつ

ハヤテ「傘路さん!ナイフしまって!!」

>全く…。歩も歩よ!!私を呼んでくれれば、伊蘭と一緒にビデオを回しながらつけたのに!!←別名、ストーカーと言う

歩「うん!一緒に頑張ろう百合音ちゃん♪」

道草「おお、歩と百合音が並んであるいて微笑ましい……ってまだ仲直りしてないでしょ二人とも!?」

>綾崎は何をしているのかしら〜?色々と…。前回に引き続きね★

ハヤテ「な、なんで怒ってるんでしょう?」

道草「……百合音も最近デレてきたからね」

>…え?「ハヤテの事好きだから、怒ってるの?」……ば、バカじゃないの!?何で綾崎なんかに…好意を抱かなきゃいけないのよ!!/////

道草「そんなに顔を赤くして言われてもねぇ……」

>は!?「顔を赤くして否定しても説得力がない?」赤くなってるわけないでしょうが!!ふざけないで!!だ、誰が綾崎に好意を持ってるって言うのよ!!それは保倉でしょう!?/////

イブキ「……ハヤテほんとモテるなー、まぁ当然か。はぁ、先が思いやられる……」

>コ、コホン。と、とにかく!!次回も楽しみにしてるわね!!伊蘭と夢斗と一緒に合成写真を作りながら!!
じゃ、またね!!/////

道草「捏造流行ってますね〜、楽しみにしてます♪」

ハヤテ「するな――――――――!!」


◆水色さんへ

イブキ「感想サンキュ〜♪」

>ハヤテとアテネはラブラブですね♪

ハヤテ「ぶふっ!?/////」

アテネ「ぷしゅ〜〜〜〜〜〜〜……/////」

>アテネはやりますね♪寝ぼけたふりしてキスを迫るなんて♪
ハヤテもあのままキスしちゃえば良かったのに・・・

ハヤテ「あれは危なかったです……」

イブキ「……根性無し」

>そしてイチャイチャデートは・・・やっぱりハヤテは女装ですか♪最早お約束ですね♪

ハヤテ「そんなことお約束にしないでください!!」

道草「いまさら?」

>西沢さんは・・・うん、ドンマイ?

歩「なんで疑問形なのかな!?」

>最早ハヤテはアテネにメロメロだからなぁ・・・

歩「ふえ〜ん……。ま、負けないもん!!」

>そして次回からは夏ですか・・・楽しみにしてますね♪

ナギ「だそうだが」

道草「・・・・・・(汗)」

ナギ「ちゃんと期待に答えろよ」

道草「ぜ、善処します……」


風羅さん、迅風さん、満月さん、水色さんありがとうございました。

では更新します!


===============================================================================


第二十二話 『さいさき不安……』


―7月中旬、ムラサキノヤカタ。

強い日差しが照りつけ、セミの鳴き声が響く。

これから夏本番といったところか。

「ちゅうわけで海へいくで!」

「初登場から何を理解不能なボケをかましているのだ」

うちわを仰ぎながら、だるそうにつっこむナギ。

「誰が理解不能じゃ!確かにつっこみ待ってたけども」

この暑さのなか、元気よく叫ぶ少女。

年齢に似合わない豊かなスタイルを持ち、笑いにうるさい。

ナギの親戚にして自称相方、愛沢咲夜である。

「せやからもうすぐ夏休みやん?ウチの別荘で避暑しようって誘いに来たんやないか」

「ああ、あの小さな別荘か……」

ナギが思い出したようにつぶやく。

「その別荘ってどこにあるんですか?」

ハヤテが咲夜に訊く。

「ある島に建っててな、海がきれいなんや♪」

「へ〜、それは素敵ですね♪」

「ふん、なんで暑い中わざわざ遠出しなくてはならないのだ。私はこの夏ゲーム三昧ときめているのだ!」

ハヤテとは対照的に、乗り気ではないナギ。

そんなナギを見てマリアが口をはさむ。

「こら、ナギ。せっかく咲夜さんが遺産を失ったナギのために誘ってくれているのですから、そんな言い方はダメですよ」

「な、別にそんなんじゃあらへんよ/////」

どうやらマリアにはお見通しだったようだ。

顔を赤くして、照れ隠しする咲夜。

そしてナギはチラリと咲夜をみて言った。

「……いつだ」

「え?」

「だからいつ出発するのだと訊いているのだ!」

「え、きてくれるん?」

「まぁ、たまには金持ち生活を思い出すのも悪くない。べ、別にお前のためじゃないんだからな/////」

顔を赤くして、そっぽを向くナギ。

それをみてハヤテ・マリア・咲夜は笑いあった。

そんななか、一部始終を見ていたイブキが口を開いた。

「いいなー、ハヤテ達は。楽しんでこいよー♪」

「なに言うとんねん?自分もいくんやで」

「……は?」

当たり前のように言った咲夜の発言に、驚くイブキ。

「えええ、マジッすか!?あたしもついてっていいの?」

「当たり前やん。それに面白いもんも見れそうやしな♪」

何かに期待するようにハヤテに目をむける咲夜。

「なんでそこで僕を見るんですか……」

咲夜の視線に不安を覚えるハヤテ。

イブキは旅行に行けるということで喜んでいた。

「ありがとう、ナニワちゃん!!」

「ナニワちゃんて誰やねん!?」

「しかし、随分なはしゃぎようだな」

イブキの反応に若干あきれるナギ。

「あたし今まで旅行とか行ったことなかったからな〜」

「そうだったんですか?」

マリアが意外そうな顔をする。

「中学の修学旅行でも、ハヤテと二人でバイト三昧だったからな〜(遠い目)」

「懐かしいですね〜(遠い目)」

「「「・・・・・・」」」

遠い苦い記憶に想いを馳せるハヤテとイブキ。

ナギ達はこれ以上この件については触れないでおくことにした……

なにはともあれ、こうして咲夜の別荘への旅行が決まった。



*    *



―港。

そこにはまるで映画に出てくるような……というかまんまあの映画にでてくる豪華客船が堂々とそびえたっていた。

「・・・・・・」

「ん、どうした借金執事?」

「・・・・・・咲夜さん、この船」

「ああ、前回の船を複製した、『タイタ○ック号2』や!!」

「なんでまたこの船なんですか!また沈みますよ!?」

「今度は大丈夫やっちゅーねん!!」

「……せめて名前は変えましょうよ、いろいろ問題があるので」

「しゃあないなぁ、ほんなら『泥船丸』で」

「沈む気満々じゃないですか!!」

この船で目的地へと向かうべく、ハヤテ達一行が集まっていた。

「ところでサク、伊澄は呼ばなかったのか?」

「訊くまでもなく迷子やっちゅーねん。ま、そのうちひょっこり現れるやろ」

問題ないといったように答える咲夜。

「ていうか、私たちまでお邪魔してホントによかったの?」

ヒナギクが咲夜に声をかける。

「かまへんよ、大勢の方が楽しいしな♪」

咲夜が笑って答える。

「にはは、ありがとね〜♪」

「これは楽しくなりそうだな!」

「うむ、動画研究部の合宿にはもってこいだ」

ヒナギクの後ろには泉、美希、理沙が並んでいた。

そしてさらに。

「ふふふ、楽しみだな綾崎」

「……いたんですか虎鉄さん」

虎鉄……もとい変態もいた。

「さあ、この船でハネムーンへ!」

「ひとりで逝ってろ―――――――!!」

バキッ!

ドボーン!!

回し蹴りをかまし海へと突き落とした。

一方、イブキと歩は。

「……すげぇ」

「……おっきいね〜」

唖然としながら、船を眺めていた。

※イブキはこんな性格ですが、一応一般人です。

「……いまの注釈いるか?」

「まぁまぁ、イブキちゃん」

とまぁ、各自これからの船出に想いを馳せる。

「いらっしゃいませ、お客様〜♪」

きゃる〜ん♪という効果音とともに咲夜のメイド、ハルが船から降りてきた。

「あ、ちは「わ―――――!!」もごっ!!」

『千桜さん』といいかけたハヤテの口を、後ろに回り込んでふさぐハル。

そして周りに聞こえないようにハヤテに耳打ちした。

「綾崎君!私が咲夜さんのメイドってことは秘密って言っただろ!!」

「す、すみません、つい……。それより、ちは……じゃなくてハルさん」

「ん、なんだ?」

「あの、そろそろ離れてもらえると助かるのですが……/////」

今ハルはハヤテの背中に密着している状態だった。

当然そうなると、いろいろとあたるわけで……

「え?……きゃあ!!////」

慌ててハヤテから離れるハル。

「す、すみません!!」

「いえ、僕の方こそすみません……////」

お互い赤くなる二人。

そして……











「何をイチャついてるのだ、お前は―――――――――!!」

「げふっ!!」

ドッボー―――ン!!

ナギの攻撃が炸裂し、海に落ちるハヤテ。

「……ぷはっ!!お嬢様、一体何を……」

「うっさい!ハヤテのばーか、ばーか!!」

文句を言いながらハヤテに背を向けるナギ。

見ると他の女性陣もハヤテに冷ややかな視線を浴びせていた。

「……ハヤテは放っておいて、船に乗りましょう」

「そうですわね〜★」

不機嫌そうなアテネと、笑顔のマリアが船に乗る。

それに続いて、他の女性陣も乗り込む。

「では、出発〜♪」

『お――――――!!!』

「ちょ、待って――――――――――!!」



*    *



参加メンバー。

綾崎ハヤテ。

三千院ナギ。

マリア。

愛沢咲夜。

鷺ノ宮伊澄。(迷子)

天王州アテネ。

紫藤イブキ。

西沢歩。

桂ヒナギク。

春風千桜。(ハル)

瀬川泉。

花菱美希。

朝風理沙。

変態。(瀬川虎鉄)

以上、14名による旅行が始まった……


第二十二話 END

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人数多っ!!早くもくじけそう……

というわけで夏が始まりました!!どうなることやら……

ではまた次回!

感想・間違いの指摘などあれば、よろしくお願いします♪
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Re: Breath ( No.65 )
日時: 2010/11/22 19:21
名前: 風羅

どうも♪風羅です♪

すまなかった・・・イブキ・・・なんかノリで暗所恐怖症って書いちゃったんですよね。

でもストーキングしてたのは事実だから否定しない。

そして今度はま〜〜〜〜〜〜た悪趣味な船を作りましたか。「タイタ○ック号2」って・・・

縁起悪すぎですよ!?多分業界的に縁起のもとで二度とタイタ○ック号はつくらないでしょうし。

アテネや女性陣・・・嫉妬しすぎですね。仮にも女ならしっかりしないと♪(女です。)

あ、別に男らしくなれとはいってませんよ?

とは・・・いったものの♪悪いのは鈍感なハヤテなんですけどね〜★<おい!

しかも誰ですか?変態連れてきたの・・・需要0なのに。

そしてすいません!始めて知りました!(プロフィールを見逃した!)イブキの苗字って・・・紫藤だったんですね。

次回も楽しみにしています!

ではまた♪
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Re: Breath ( No.66 )
日時: 2010/11/23 04:14
名前: 天照


どうも、天照です♪

イブキ修学旅行でもハヤテとバイトしてたんですか・・・・ある意味、思い出に残りますね・・・・


ていうか咲夜沈むために船作りましたよね、タ?Dタニックはともかく泥船なんて沈む以外何も出来なさそうな感じですからね・・・・


しかし、いきなりハルさんとイチャイチャするハヤテ・・・・まったく、天然ジゴロのスキルは相変わらずですな・・・・


イブキが一般人・・・・確かに色々凄い部分がありましたね・・・・雷の時とか


それでは、次回も楽しみです♪


ではまた〜♪
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Re: Breath ( No.67 )
日時: 2010/11/26 17:55
名前: 水色

どうも〜水色です♪

・・・あれ?イブキって一般人・・・だったの?

確かに忍術とか使ってたから注釈がないとわかりませんね♪

そしていきなりハヤテはハルさんとイチャイチャして嫉妬されて・・・

この旅行中に死ぬんじゃ・・・

・・・って船の名前・・・確かに沈む気満々ですね♪

ただでさえ・・・ハヤテの不幸があるのに・・・

次回も楽しみにしてますね♪

それでは〜♪



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Re: Breath ( No.68 )
日時: 2010/11/26 18:52
名前: 満月

 どうも、満月です♪

 捏造写真なんですけど…。あはは…葵が持ってちゃいましたよ…。

 めちゃくちゃ良い笑顔で…。何に使うのやら…。

 まあ、そんな事は置いておいて感想です!!

 咲夜…沈没しますよ?泥船って…。タイタニックだったらまだ救いようがあったんですが、泥船はないですね…。

 ハヤテはハルさんとラブラブですか〜。まあ、こっちの人達に気をつけてください!!

 しかも何で虎鉄を呼んだんですかね〜。全く理由が分かりません…。

 でも、良かったじゃん★由菜がそっちに居なくて★居たら絶対にボコボコにされてたもんね★

 そういえば〜…イブキって一般人でしたよね〜…。てっきり超人だと思ってましたよ…。

 次回も楽しみにしています♪ではまた〜☆
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Re: Breath ( No.69 )
日時: 2010/11/28 01:24
名前: 道草

どぅも★道草です!

最近、集中力が足りないなぁ……

まぁ、それはともかく返信します。


◆風羅さんへ

咲夜「まいどおおきに♪」

>すまなかった・・・イブキ・・・なんかノリで暗所恐怖症って書いちゃったんですよね。

イブキ「あたしに怖いものなんかないからな♪」

愛歌「ふふふ、それはどうでしょうね★」

イブキ「ぬおおおおっ!!ミス・ラブソングなぜここに!?」

愛歌「本編で出番がないので♪」

>でもストーキングしてたのは事実だから否定しない。

イブキ「否定しろよ!」

道草「いや、無理だろ……」

>そして今度はま〜〜〜〜〜〜た悪趣味な船を作りましたか。「タイタ○ック号2」って・・・

>縁起悪すぎですよ!?多分業界的に縁起のもとで二度とタイタ○ック号はつくらないでしょうし。

咲夜「誰が悪趣味やねん!自信作なんやで!」

>アテネや女性陣・・・嫉妬しすぎですね。仮にも女ならしっかりしないと♪(女です。)

アテネ「うるさいですわ!ハヤテのバーカ!」

ハヤテ「痛い、痛いよアーたん!なんでつっつくの!?」

>あ、別に男らしくなれとはいってませんよ?

イブキ「女の子はおしとやかにしないとな♪」

道草「お前がいうかね……」

>とは・・・いったものの♪悪いのは鈍感なハヤテなんですけどね〜★<おい!

ハヤテ「なんでこんなに皆さんに嫌われてるんでしょう……」

女子一同「(この鈍感男!!)」

>しかも誰ですか?変態連れてきたの・・・需要0なのに。

泉「にはは♪連れてきたというか、ついてきちゃたんだよね〜」

>そしてすいません!始めて知りました!(プロフィールを見逃した!)イブキの苗字って・・・紫藤だったんですね。

イブキ「別にあやまらなくていいよ?てか苗字なんか名乗りたくもないし……」


◆天照さんへ

ヒナギク「感想ありがとう♪」

>イブキ修学旅行でもハヤテとバイトしてたんですか・・・・ある意味、思い出に残りますね・・・・

イブキ「おもいだすな〜、冬の遠洋漁業……(遠い目)」

ハヤテ「寒かったですね〜……(遠い目)」

ナギ「……二人とも戻ってこ〜い」

>ていうか咲夜沈むために船作りましたよね、タ?Dタニックはともかく泥船なんて沈む以外何も出来なさそうな感じですからね・・・・

咲夜「沈めるために作るわけないやろ!大赤字やっちゅーねん!!」

>しかし、いきなりハルさんとイチャイチャするハヤテ・・・・まったく、天然ジゴロのスキルは相変わらずですな・・・・

ハル「まぁ、アレは私も悪かったですが……/////」

>イブキが一般人・・・・確かに色々凄い部分がありましたね・・・・雷の時とか

イブキ「それをいうな―――――――――!!」

愛歌「〜〜〜〜♪」

イブキ「鼻歌交じりに弱点帳を開かないで、ミス・ラブソング!!」


◆水色さんへ

ナギ「感想ありがとうなのだ!」

>・・・あれ?イブキって一般人・・・だったの?

イブキ「なんだと思ってたんだ!」

>確かに忍術とか使ってたから注釈がないとわかりませんね♪

ヒナギク「……ていうかなんで使えるの?」

イブキ「ノリ♪」

道草「別に忍者の末裔だとか、そんな設定はないです」

>そしていきなりハヤテはハルさんとイチャイチャして嫉妬されて・・・

ナギ「まったく、ハヤテのバーカ、バーカ」

ヒナギク「ホントにハヤテ君ときたら……」

>この旅行中に死ぬんじゃ・・・

ハヤテ「なにか嫌な予感が……」

イブキ「いつもの事だろ?」

>・・・って船の名前・・・確かに沈む気満々ですね♪

>ただでさえ・・・ハヤテの不幸があるのに・・・

咲夜「……あかん、流石に不安になってきた」


◆満月さんへ

歩「感想ありがとうなんじゃないかな♪」

>捏造写真なんですけど…。あはは…葵が持ってちゃいましたよ…。

道草「それは残念……」

ハヤテ「残念がるな!ていうかそれはそれで問題ですよ!?」

>めちゃくちゃ良い笑顔で…。何に使うのやら…。

ハヤテ「一番いけない人に渡ってしまった気が……」

>まあ、そんな事は置いておいて感想です!!

ハヤテ「話をそらされた!?」

>咲夜…沈没しますよ?泥船って…。タイタニックだったらまだ救いようがあったんですが、泥船はないですね…。

咲夜「ええと思うんやけどな〜……」

ヒナギク「ネーミングセンスないわね〜……」

理沙「……ヒナにだけは言われたくないとおもうぞ?」

ヒナギク「なんですって―――――――!!」

>ハヤテはハルさんとラブラブですか〜。まあ、こっちの人達に気をつけてください!!

ハル「ら、ラブラ……!?/////」

ハヤテ「/////何に言ってんですか!!……あれなんか殺気が……」

>しかも何で虎鉄を呼んだんですかね〜。全く理由が分かりません…。

ハヤテ「誰も呼んでないのに……」

虎鉄「HAHAHA、綾崎のいくところどこにでも現れるさ!」

ハヤテ「消えろ、ストーカー!!」

虎鉄「ごはっ!!」

>でも、良かったじゃん★由菜がそっちに居なくて★居たら絶対にボコボコにされてたもんね★

虎鉄「ふっ、もし居ても俺と綾崎の愛の力には敵わないさ!」

由菜「〜〜〜〜〜〜♪」

道草「……虎鉄、終わったな」

>そういえば〜…イブキって一般人でしたよね〜…。てっきり超人だと思ってましたよ…。

イブキ「読者にどういうふうに認識されてんだあたしは!?」

道草「そこは作者としてもちょっと気になるなぁ……」


風羅さん、天照さん、水色さん、満月さん感想ありがとうございました♪

てなわけで、本編ゴー♪


===============================================================================


第二十三話 『……やっぱ沈むん?』


―船上。

「うおおおお!!スゲ――――――――――♪」

あまりに豪華で広い船内に、イブキは目を輝かせていた。

あちこち走りって、ハヤテを連れまわしている。

「なぁなぁ、あっちには何があるのかな!?」

まるで子供のようにはしゃぐイブキ。

その様子を見てハヤテは微笑む。

「イブキさん楽しそうですね」

「そりゃそうだろうよ!こんな豪華な船、映画でしか見たことねーもん!映画観たことないけど」

「ないんかい!!」

咲夜がつっこみをいれる。

小さなボケも見逃さないあたりさすがだ。

「いや〜、金持ちはすげーな……」

「ほんとうだね〜」

金持ちの世界にイブキと歩は改めて感心していた。

周りを見回すときれいな大海原が広がっていた。

「あ、あそこなんか跳ねた!イルカじゃね?」

水平線を指さすイブキ。

そこには確かに、水しぶきをあげてジャンプするイルカの姿があった。

が、しかし……

「・・・・・・」

イブキは目をゴシゴシとこする。

そしてそんな訳ないと思いながらもう一度目を凝らす。

さきほどのイルカがまたジャンプしていた。

が、おかしいのはそのシルエットだった。

なにか……イルカの背中に人影のようなものが見えるのだ。

「イブキさん、どうしました?」

「いや……あたし疲れてんのかな?」

額に手をあて、う〜んと考え込むイブキ。

だが、すぐに気を取り直した。

「まぁ、いいや。それより船の中探検しよーぜハヤテ!」

「……嫌な予感がするので、僕は遠慮しときます」

前回、咲夜の船に乗った時に散々な目に遭ったことを思い出すハヤテ。

「んだよ、付き合いわりーな……。じゃあ、ハムさんいこーぜ♪」

「あ、まってよイブキちゃん!」

歩の手をとって、走り出すイブキ。

そんな二人を見送るハヤテ。

「爆弾テロに巻きこまれて、流血状態で海を泳ぐ羽目になって、サメに襲われたりしないでくださいよ〜?」

「するかボケ―――――――!!どんだけ不幸ならそんな目に遭うんだよ!?」

かつてそんな不幸に見舞われた人、約一名。

まぁ、そんなこんなで船旅は続く……



*    *



数時間後。

氷山にぶつかることもなく、船は順調に航海を続けていた。

そして、前方に島が見えてきた。

「野郎ども――――!!島がみえたぞ―――――――――!!」

船の先端にたち、テンションマックスで叫ぶイブキ。

「どこの海賊ですか、あなたは……」

イブキの声を聞いて集まる一同。

「やっと、着いたか」

ナギが待ちくたびれたように言った。

「素敵な島ですね。あの島に咲夜さんの別荘があるんですか〜」

ハヤテが感心していると、咲夜が訂正をいれる。

「というより、あの島全部がウチの別荘なんやけどな」

「「「……は?」」」

ハヤテをはじめ、歩とイブキも意味がわからないといった顔をする。

「せやからあの島全部、愛沢家の所有地やねん」

「「「ええええええええええええ!?」」」

驚愕する三人。

見えている島は、孤島とはいえそれなりの大きさはあった。

それを丸ごと愛沢グループが買い取ったということだ。

「……すげー……金持ちすげー……」

住む世界の違いに、さすがのイブキもショックを隠せなかった。

何はともあれ、到着までもう少しだった。

ここまで何事もなくて安堵するハヤテ。

「ははは、とにかく無事についてよかっ……」

チュド――――――――――ン!!

突然、船の後方から爆発音が轟き、船が大きく傾いた。

『きゃああああああああ!!』

女性陣が悲鳴を上げる。

愛沢家執事の巻田と国枝(一応乗ってました)が駆け付けてきた。

「咲夜お嬢様、大丈夫ですか!?」

「なんや、一体何があったんや!?」

「どうやら、積んでいた花火が引火してしまったようです!!」

「なんでやねん!!」

思わずつっこみを入れる咲夜だったが、この状況ではシャレにならなかった。

「ていうか、なんでそんなもの積んでたんですか咲夜さん!?」

ハヤテが訊くと、咲夜は頬をかきながら答えた。

「いや〜、せっかくやから派手に盛り上げようと思ってたんやけど、まさか爆発するとは……」

「ある意味、究極のサプライズだな」

「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ、イブキさん!!」

そうこうしている間にも、船は例のごとく沈んでいく。

「とにかく、救命ボートを出しますので皆さんこちらへ」

巻田と国枝が誘導する。

一同はそれにしたがって素早く移動する。

あとに続いて咲夜も走り出す。

そのとき、再び船が大きく傾いた。

「うわっ!!」

バランスを崩して転ぶ咲夜。

さらに積荷が崩れて咲夜に襲いかかる。

「咲夜さん、危ない!!」

ドガァッ!!

とっさに咲夜をかばい、積荷の下敷きになるハヤテ。

「ハヤテ!!」

咲夜が叫ぶと、ハヤテはなんとか立ち上がった。

しかし、頭から血を流している。

「ハヤテ、大丈夫か!?」

「僕は平気です、咲夜さんこそお怪我はありませんか?」

「おかげでウチは大丈夫やけど……」

「そうですか、咲夜さんが無事でよかった……」

そういって、ハヤテは咲夜の手を握る。

「さぁ、早く皆さんのところに行きましょう!」

「お、おう////」



*    *



「おそいぞ二人とも!ってどうしたのだハヤテその傷は!?」

遅れてきた二人をみて、ナギが驚く。

「まぁ、いろいろありまして……。そんなことより早く脱出しましょう!」

ハヤテがそう言うと、ヒナギクが困ったように口を開いた。

「それがさっきの爆発で救命ボートがいくつか壊れてしまったのよ……」

「え!?それじゃあ……」

「はっきり言って定員オーバーね……ギリギリあと一人乗れるかどうか……」

ボートは限界まで人が乗っていて、いまにも沈みそうだった。

さすがにあと二人は無理だろう。

「そんな……」

困惑する咲夜。

一方、ハヤテにはまったく迷いがなかった。

「では僕が泳いで引っ張っていくので、咲夜さんはボートに乗ってください!」

その言葉に全員驚く。

「なにいうてんねん、自分!?」と咲夜。

「お前、そんな傷で……」とナギ。

「島までまだ結構、距離がありますよ!?」とマリア。

「いくらなんでも無茶よハヤテ君!!」とヒナギク。

全員ハヤテの身を心配する。

「僕のことはいいですから、皆さん早く……」

「イブキィィィィィィック!!」

「ごふっ!!」

イブキの飛びひざ蹴りが炸裂し、気絶するハヤテ。

「ハヤテ―――――――!?」

ナギが叫んで文句を言おうとする。

だが、イブキはそのまま気絶したハヤテをボートに乗せた。

「たく……ケガ人はおとなしく寝てろ」

そう言うと今度は咲夜をボートに乗せ、自分は海に飛び込んだ。

「なっ、お前一体何を!?」

ナギが言うと、イブキは平然と答えた。

「あたしが代わりに泳げば、問題ないだろ?」

「けど……」

ナギは心配そうな顔をする。

「大丈夫、泳ぎには自信あるから♪女の子は日焼けの心配だけしてればいいんだよ」

「いや、お前も女だろ……」

「そんなことより、ハヤテのこと頼んだぞ!」

「では、綾崎の介抱は俺が……」

虎鉄が気絶しているハヤテに忍び寄る。

『お前も自力で泳いでろ――――――!!』

女性陣から海に突き落とされる虎鉄であった……



*    *



一時間後。

一行はなんとか岸にたどり着いた。

「あれ、ここは……?」

「おお、気付いたかハヤテ!」

「お嬢様……。はっ!そういえば船は!?皆さん無事ですか!?」

気絶する前の事を思い出し、跳ね起きるハヤテ。

「ああ、みんな無事だぞ。あいつのおかげでな」

そう言って、ナギは指をさす。

そこにはずぶ濡れになっているイブキの姿があった。

そしてハヤテはナギから気絶した後の事を聞いた。

「そうだったんですか……」

「お、ようやく目をさましたか」

イブキがハヤテに気付いて近づいてきた。

ハヤテは礼を言おうと立ち上がる。

「イブキさん、ありが「うおおおおおお!!あっちにビーチが!!」……」

イブキはハヤテの言葉をさえぎって、ビーチに向かって走って行った。

「おい、待てって!」

ナギが呼びとめるが、イブキは振り返らなかった。

「まったく、なんなのだあいつは?」

「ははは、相変わらずだな〜……」

その後ろ姿をみて、ハヤテは静かに微笑んでいた。


第二十三話 END

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最後のはイブキなりの照れ隠しです。

しかし、人数多くてとても全員は出せないなぁ〜……

とにかく次回も頑張んないと!

ではまた〜♪

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Re: Breath ( No.70 )
日時: 2010/11/28 14:08
名前: 風羅

どうも♪風羅です♪

イブキテンション高いですね。

そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっぱ沈没してるんじゃありませんかぁああああああああああああああああ!!!

愛沢グループの威信にかかわるのでもう建造するのはやめましょう。

おまけにハヤテ怪我してるし。

まあイブキが泳いでOKでしたけどヒナギクとかでも大丈夫な気は・・・

まだまだ続きそうです!

次回は小夜&翔で行きます!

ではまた♪
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Re: Breath ( No.71 )
日時: 2010/12/13 02:25
名前: 道草

どぅも★道草です!

気付けば師走……

忙しいよ!そりゃ師匠もダッシュするよ!!

そしてグダグダしてるうちに原作がいろいろとすごいことに!!

これからも楽しみです♪

ではすっかり遅くなりましたが返信です。


◆風羅さんへ

>どうも♪風羅です♪

理沙「ふっ、いつも感謝するぞ!」

>イブキテンション高いですね。

イブキ「はじめての旅行だからな!楽しみだ〜♪」

>そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>やっぱ沈没してるんじゃありませんかぁああああああああああああああああ!!!

道草「最初は沈める気なかったんですが、皆さんの期待に応えて沈めました♪」

ハヤテ「誰も期待してない!!」

>愛沢グループの威信にかかわるのでもう建造するのはやめましょう。

咲夜「愛沢家なめんな!こんなこともあろうかと3号と4号もあるわ!!」

ハヤテ「まだあるんですか!?ていうかやっぱり沈むこと想定してましたよね?」

>おまけにハヤテ怪我してるし。

ハヤテ「ご心配おかけしました……」

>まあイブキが泳いでOKでしたけどヒナギクとかでも大丈夫な気は・・・

ヒナギク「わ、私だってか弱い女の子なんだからね!!」

道草「へ〜……(棒読み)」

ヒナギク「なによその目は―――――――――!!」

>まだまだ続きそうです!

道草「続きます。けど基本思いつきで書いてるので果てしなく不安です……」

>次回は小夜&翔で行きます!

道草「マジっすか!?その二人が来てくれるとは!!けど、今回の話はちょっと……」

>ではまた♪

道草「ありがとうございました!」


では本編にまいります、遅くなってしまいすみません。


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第二十四話 『ぶっちゃけこの話のためだけに奴を呼んだ』


見渡す限りの水平線。

輝くような白い砂浜。

さんさんと照りつける夏の日差し。

このような絶好のスポット、普通なら観光客でひしめきあうはずだろう。

だが、そこは愛沢家のプライベートビーチ。

人間たちの喧騒もなく、海には波音だけが奏でていた……

「うおおおおおお、海のバカヤロ―――――――――――!!」

……そんな静けさをぶち壊す輩が約一名。

イブキが意味もなく、波に向かって吠えていた。

「……なにしとん、自分?」

「テンションあがってるのでほっといてあげてください」

あっけにとられる咲夜。

ハヤテはただ苦笑している。

「これが叫ばずにいられるか!いざ突撃―――――――――!!」

イブキは叫びながらビーチに向かって走っていく。

「よーし、我々もイブキ君に続くぞ―――――!!」

「「お―――――――♪」」

理沙の号令で、泉と美希もすぐに水着姿になる。

すでに服の下に水着を着こんでいたらしい。

そのまま三人はイブキを追ってビーチへ向かう。

「コラ――――――!!その前に荷物をホテルに運びなさーい!!」

ヒナギクの怒号がとぶ。

ホント苦労しますね……



*    *



だれもいないビーチに真っ先にたどりつくイブキ。

「よっしゃあ!白い砂浜一番乗り♪」

そして、まだ足跡ひとつないきれいな砂浜に華麗に着地……







「こんにちは、皆さん」

ズルッ、ベシャァァァァッ!!

着地の瞬間、予想外の先客に声をかけられ盛大にすっ転ぶイブキ。

そこには伊澄が静かにたたずんでいた。

「伊澄さん、なんでここにおるん!?」

イブキの後から走ってきた咲夜が驚きの声をあげる。

他の一同もあとからついてきた。

すると伊澄は不思議そうに首をかしげた。

「咲夜が海に行こうっていうから待ってたんですけど……。皆さんずいぶん遅かったですね」

「アホか――――――!!集合場所に迷って、先に目的地に到着するってどんなミラクル起こしとんねん!!」

もはや便利なのか不便なのかよくわからないスキルだった。

「というか、伊澄さん一体どうやってここまで来たんですか?」

流石に船なしでここまで来れないだろうと思ったハヤテが訊くと。

「親切なイルカに乗せてきてもらいました」

伊澄は海で跳ねるイルカを指さして言った。

「……あれ、あんただったのかよ」

イブキは前回、船で見た謎のイルカに乗った人影を思い出していた。

立ち上がって砂を払うイブキ。

「あ、イブキさん。大丈夫ですか?」

「おせーよ!!まぁ、気を取り直して……」

「せやな、役者も揃ったことやし……せっかくのバカンス楽しむで――――――!!」

『お――――――!!』

こうして咲夜の別荘(島)でのバカンスがスタートした。



*    *



「夏だ!」

「水着だ♪」

「海水浴だ―――――!!」

生徒会三人娘はすっかり海水浴をエンジョイしていた。

「まったく、あんまり遠くへいっちゃ駄目よ?」

ヒナギクは三人の保護者兼監視役として砂浜から見ていた。

一方、我らがひきこもりクイーンは……

「誰がひきこもりクイーンだ!!」

「そのかっこで言われても説得力ありませんよ?」

マリアが用意したビーチパラソルの下で、モ○ハンにいそしんでいた。

「外にでてるからいいのだ!!」

「まったくこの子は……」

相変わらずのナギに呆れるマリアであった。

ちなみに、咲夜・伊澄・アテネ・歩・ハルの5人は先に一度ホテルの方に向かっていった。

そして、ハヤテはというと。

他のみんなのために、ビーチパラソルを立てたりといろいろ準備をしていた。

そんなハヤテにイブキが声をかける。

「よっ、お疲れ!なんか手伝うか?」

「あっ、イブキさん。大丈夫ですよ、もう終わりましたし」

ハヤテは、ふぅと一息つく。

「ところでイブキさんは水着にならないんですか?」

イブキはTシャツ一枚に、ジーンズというラフな格好だった。

「……お前はそんなに女子の水着姿が見たいのか、ええ?」

イブキはジト目でハヤテの頬を引っ張る。

「いたたた!そんなんじゃないですって/////」

「……大体お前だって、執事服のままじゃないか」

この炎天下でも、ハヤテはいつもの執事服だった。

見ているこっちが暑苦しい。

しかしハヤテは涼しげな顔をしていた。

「執事ですから♪」

それは理由になっているのか?とイブキは思った。

「……じゃあ、あいつはどうなんだ?」

イブキはハヤテの後ろを指さす。

ハヤテが振り返るとそこには……

「ははは、そんなに見るなよマイハニー♪」

もう一人の執事。

海パン姿の虎鉄が仁王立ちしていた。※ご想像にお任せします♪

「・・・・・・」

ハヤテはすぐに目をそらす。

そして、嫌なものを見たなと思いながら、今見た光景を脳内からデリートする。

「照れなくてもいいだろ、綾崎♪」

虎鉄はなおもハヤテに絡んでくる。

「ええい、寄るな!大体あなたも執事でしょ、瀬川さんをほっといていいんですか!?」

「うちは放任主義だから問題ない。それに今はバカンス……職務を忘れて楽しもうじゃないか♪さぁ、お前も脱げ!」

虎鉄はハヤテににじり寄り、服を脱がせようと手をかける。

「いい加減にしろ――――――!!」

ハヤテはその手をつかんで、一本背負いを放った。

ドガァッ!!と、受け身もとらせず、背中からたたき落とす。

虎鉄はあまりの痛みに身動きもとれない。

その様子を見た後、ハヤテはイブキに目配せする。

「……イブキさん」

「まかせろ♪」

以心伝心のごとく、ハヤテの考えを悟ったイブキ。

手でなにやら印を結ぶ。

「土遁、『奈落道(ならくどう)』!!」

すると、砂浜に人一人がすっぽり納まりそうな深さの穴が開いた。

……深くつっこんではいけない。

ハヤテは虎鉄をその穴に押し込む。

そして、砂をかけて頭から下を埋めた。

こうして頭だけ出されて、生き埋めにされた虎鉄。

「お、おい、綾崎、一体何を……」

状況が分からず、疑問の声を上げる虎鉄。

一方、ハヤテはどこからか冷えたスイカを持ち出してきた。

「皆さ〜ん、今からスイカ割りをしますよ――――――★」

笑顔で大声を上げるハヤテ。

その声を聞いて、みんな集まってきた。

「スイカ割り〜?やるやる♪」と泉。

「夏の定番だな」と美希。

「準備がいいな、ハヤ太君」と理沙。

「そんなの楽しいのか?」とナギ。

「まぁ、試しにやってみたらいいじゃないですか」とマリア。

一同が揃ったところで、ハヤテがスイカを片手に説明をする。

「では、皆さん。目隠しをして他の人の声を頼りにスイカを割ってください。スイカはここに置きますね★」

ハヤテは、虎鉄の頭から30cmほど離れた場所にスイカを置く。

スイカと虎鉄の頭が並ぶ。

「ちょ、綾崎!近い、近いって!!」

虎鉄の声は無視してハヤテは続ける。

「じゃあ、まずはお嬢様からどうぞ★」

ハヤテはナギに棒をわたす。

「わ、私か?……よ、よし!」

ハヤテの指名を受け、やる気になったナギ。

さっそく目隠しをして、歩き出した。

「ナギちゃ〜ん、がんばれ―――!!」

「もっと、右だぞ―――――!!」

「そのまま、そのまま!」

ふらふらと歩くナギに声援がとぶ。

「お嬢様〜、もうすこし左ですよ★」

執事として主を導くため声を送るハヤテ。

「待て、綾崎!それ明らかに俺側じゃねぇか!」

なんか叫んでる虎鉄(的?)は無視。

「……ここらへんか?せりゃあ!!」

ビュン!!

勢いよく棒を振り落とすナギ。

その一閃は虎鉄の耳元をかすめ、砂を巻き上げた。

「・・・・・・」

だらだらと冷や汗を流す虎鉄。

「ちっ、外したか……」

ナギは悔しそうに目隠しを外す。

「惜しかったですね〜、お嬢様★」

「じゃあ、次は私ね!」

ヒナギクは張り切って白桜を構える。

「まてぇぇぇぇぇぇぇい!!それ真剣じゃねぇか!!」

「だって、このほうがきれいに切れるし……」

「何が!?スイカorマイヘッド!?」

「大丈夫よ。私、剣道やってるから位置ぐらい気配でわかるわ!」

「ほっ、それはよ……くねぇぇぇぇぇっ!!気配があるのって俺のほうじゃねぇか!!」

虎鉄の叫びをよそに、目隠しをして準備するヒナギク。

「それじゃ、いくわよ!」

白桜を構え、ダッと走り出すヒナギク。

その様子を感心して眺める観衆。

「おお、スイカ割りでまさかの全力疾走!?」と理沙。

「さすがだな、ヒナ!!」と美希。

「ヒナちゃん、すごーい♪」と泉。

ヒナギクは迷うことなく虎鉄へと向かっていく。

「ぎぃやぁああああああああああ!!!」

「せいっ!!」

ヒュン!!

ヒナギクの一閃が風を切る。

そして虎鉄の前髪がはらりと散った。

「・・・・・・」←虎鉄、失神寸前。

「くっ、不覚……。砂に足をとられてしまったわ……」

悔しそうな顔をしてヒナギクが戻ってくる。

「残念でしたね、ヒナギクさん。では、次は誰が殺りますか?★」

字が……字がおかしい……

「じゃあ、次はあたしが」

イブキが名乗りをあげる。

「今度こそ、あいつの息の根を止めてやるぜ!」

「もう、完全に趣旨変わってんじゃねーかぁぁぁぁぁぁ!!」







青い空。

白い砂浜。

照りつける太陽。

そこに虎鉄の断末魔が響いたとか響かなかったとか……


第二十四話 END

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ハヤテが黒い……

虎鉄ファンの皆さま、本当に申し訳ございません!!

流石にやりすぎたと反省してます……

でも、虎鉄をいじるのは楽しかったです♪(オイ)

次回は、海水浴と言えば……

ということで、使い古されたあの展開でいきます!

ではまた♪

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Re: Breath ( No.72 )
日時: 2010/12/13 19:37
名前: 風羅

どうも♪風羅代理の小夜&翔です。

小夜「故鉄は哀れね・・・」

翔「いや、虎鉄であって故鉄じゃないよ?というかそれじゃ故・鉄みたいじゃん。しかも俺ツッコミキャラじゃないし・・・」

小夜「いたわね。昔スイカの人形にされてボコボコ殴られていた奴・・・」

翔「危なく切り裂かれてばらばら殺人だったけどね。」

小夜「まあ話は戻して、虎鉄・・・白桜が当たんなくてよかったわね。」

翔「当たったらギャグじゃなかったら間違いなく入院だろうからね。」

小夜「とはいえ虎鉄だから別にいいっちゃいいんだけどね。」

翔「確かに。」

小夜「そして元気ね。皆・・・まあダメジョ除いて。」

(ダメなナギお嬢様→ダメなお嬢様→ダメなお嬢→ダメお嬢→ダメ嬢→ダメジョ)

翔「一人だけモン○ンか・・・」

小夜「まあもう伊澄さんは一々驚いていても疲れるだけだから気にしないのが一番よ。」

翔「散歩で海外行ける人だからね。」

小夜「次回誰が良いか教えてください♪」

翔「これからも頑張ってください。」

ではまた♪
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Re: Breath ( No.73 )
日時: 2010/12/14 22:45
名前: 満月

どうも★保倉由菜だよ★満月の代理で来ました〜!!

え?別に感想をジャックしたわけじゃないよ?田中葵っていう人じゃあるまいし★

まあ、私が来た理由は…。虎鉄がボッコボッコになってたからなんだけど★

★が怖い?そんな事ない、そんな事ない★…これ以上突っ込んだら、ハヤテも同じ目に遭わせようか?

まあ、感想に行くね★

虎鉄はざまーみろだね★ちぇっ…。白桜も当たればよかったのに〜。残念…。

いっその事全部当たればよかったのに〜。それで、入院すればよかったのに〜。

でも、ハヤテの考えは流石だよ〜!!いいね〜、よし!!私もやろっと★

ナギちゃんは…モン○ンか…。

皆と一緒に遊ぼうよ♪そっちの方が楽しいよ!!

だって、モン○ンは後でも出来るけど、皆と遊ぶのはその時しか出来ないよ♪←ナギと一発で仲良くなった人

だ・か・ら♪一緒に遊ぼうね!!

次回も楽しみにしてるね♪ついでに虎鉄がやられる事も★

じゃ、またね〜☆
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Breath (2/6 連載再開) ( No.74 )
日時: 2011/02/06 21:32
名前: 道草

道草「どぅも★既に忘れ去られたであろう道草です!更新停滞して申し訳ありませぇぇぇぇぇぇぇん!!(バンジージャンプ土下座【命綱なし】)」

イブキ「また変わった土下座を……。一か月以上も何してたんだ?」

道草「うう……年末年始はいろいろバタバタしてて……(落下中)」

イブキ「言い訳は見苦しいぞ」

道草「返す言葉もございません……(まだ落下中)」

イブキ「まったく読者様の事考えろよ……。あと、どうでもいいけど滞空時間ながくね?」

道草「すみません、これからは精進しま……(グシャ)」

イブキ「あ、潰れた……。まぁ、そんなことよりすっかり遅れましたが返信です」


◆風羅さんへ

>どうも♪風羅代理の小夜&翔です。

道草「遅くなってすみません……来てくれてありがと――――う!!」

イブキ「復活早っ!!」

>小夜「故鉄は哀れね・・・」

>翔「いや、虎鉄であって故鉄じゃないよ?というかそれじゃ故・鉄みたいじゃん。しかも俺ツッコミキャラじゃないし・・・」

虎鉄「誰がそんなうまいこと言えと!?」

>小夜「いたわね。昔スイカの人形にされてボコボコ殴られていた奴・・・」

>翔「危なく切り裂かれてばらばら殺人だったけどね。」

道草「いましたね、そう言えば。あれに比べたらまだましでよかったね虎鉄」

虎鉄「よくねぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

>小夜「まあ話は戻して、虎鉄・・・白桜が当たんなくてよかったわね。」

>翔「当たったらギャグじゃなかったら間違いなく入院だろうからね。」

ハヤテ「本当に入院でもすればよかったのに……」

ナギ「マリア、ハヤテが黒い……」

>小夜「とはいえ虎鉄だから別にいいっちゃいいんだけどね。」

>翔「確かに。」

虎鉄「なぜだぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

>小夜「そして元気ね。皆・・・まあダメジョ除いて。」

>(ダメなナギお嬢様→ダメなお嬢様→ダメなお嬢→ダメお嬢→ダメ嬢→ダメジョ)

>翔「一人だけモン○ンか・・・」

ナギ「誰がダメジョだぁぁぁぁぁぁっ!!」

イブキ「じゃあ、チビジョ?」

ナギ「それ迅風さんとこだから!ていうかだれがチビだぁぁぁぁぁっ!!」

>小夜「まあもう伊澄さんは一々驚いていても疲れるだけだから気にしないのが一番よ。」

>翔「散歩で海外行ける人だからね。」

伊澄「世界って不思議」

咲夜「お前のほうが、不思議じゃ――――!!」

>小夜「次回誰が良いか教えてください♪」

道草「どうしようかな、小夜とかリンネとか……とりあえずお任せします!」

>翔「これからも頑張ってください。」

道草「ガ、ガンバリマス……」

イブキ「おい、目をそらすな」

>ではまた♪

道草「ありがとうございました!」


◆満月さんへ

>どうも★保倉由菜だよ★満月の代理で来ました〜!!

道草「お久しぶりです!遅くなってしまいすみません……」

>え?別に感想をジャックしたわけじゃないよ?田中葵っていう人じゃあるまいし★

>まあ、私が来た理由は…。虎鉄がボッコボッコになってたからなんだけど★

ハヤテ「由菜らしい理由だね。★が怖い……」

>★が怖い?そんな事ない、そんな事ない★…これ以上突っ込んだら、ハヤテも同じ目に遭わせようか?

ハヤテ「やめてぇぇぇぇぇっ!!」

>まあ、感想に行くね★

>虎鉄はざまーみろだね★ちぇっ…。白桜も当たればよかったのに〜。残念…。

虎鉄「普通に死ぬわ!!」

>いっその事全部当たればよかったのに〜。それで、入院すればよかったのに〜。

イブキ「葵のアネゴの病院にでも送ってもいいかもな!!」

虎鉄「やめろぉぉぉぉぉっ!!」

>でも、ハヤテの考えは流石だよ〜!!いいね〜、よし!!私もやろっと★

道草「おお!白桜とバットの二刀流!?」

虎鉄「ギャ―――――――――!!」

>ナギちゃんは…モン○ンか…。

>皆と一緒に遊ぼうよ♪そっちの方が楽しいよ!!

>だって、モン○ンは後でも出来るけど、皆と遊ぶのはその時しか出来ないよ♪←ナギと一発で仲良くなった人

>だ・か・ら♪一緒に遊ぼうね!!

ナギ「ま、まぁ、そこまで言うなら遊んでやらないこともないけど//////」

理沙・美希「(ツンデレだ。ツンデレがいる……)」

>次回も楽しみにしてるね♪ついでに虎鉄がやられる事も★

虎鉄「やられてたまるか――――――!!」

>じゃ、またね〜☆

道草「どうもありがとうございました!!」


では本当に久々になってしまいましたが本編へまいります!


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第二十五話 『もはや使い古された王道展開』


スイカ(虎鉄)割りも終わり、一同はスイカの味を楽しんでいた。

そこへ先にホテルに荷物を置きに行っていた他のメンバーも合流してきた。

「おー、遅かったな咲夜に伊澄」

「よー、なんやしらんけど盛り上がってたみたいやな!」

「楽しそうね、ナギ」

無論、咲夜と伊澄は先ほどまで行われていた惨劇を知らない。

咲夜はどうやらホテルで着替えてきたようで、すでに水着姿だった。

14歳とは思えないほど発育の良いスタイルである。

一方の伊澄はこの真夏でも日本の伝統、和服を貫いていた。

「皆さんもスイカいかがですか、おいしいですよ?」

「おおきにマリアさん♪」

「ありがとうございます」

マリアはスイカをきれいに切りそろえる。

「あ、私もお手伝いします」

「ありがとうございますハルさん。ではそこの器を用意してくれます?」

「はい♪」

すすんでマリアの手伝いをする千桜もといハル。

ちなみにマリアもそうだが、ハルもメイド服のままだった。

理由は正体がばれるからである!

「ところで借金執事はどうしたん?」

「ああ、あっちで後始末してるよ」



*    *



「ふう、ようやく片付いた」

ハヤテはスイカ(虎鉄)割りの証拠隠滅……じゃなくて後片付けを終えていた。

虎鉄のその後は聞くな……

「ハ、ハヤテ君!」

後ろから声をかけられ、振り返るハヤテ。

「あ、西沢さん」

「ハ、ハヤテ君どうかな、この水着?変じゃないかな?/////」

歩は青いごくフツーの水着を着ていた。

まぁ、普通にかわいかった。

「ええ、とてもかわいいですよ♪」

「〜〜〜〜〜〜〜〜/////」

歩は沸騰したかのようにボッと赤くなるとそのまま駆けだしてしまった。

「(ハヤテ君にか、かわいいって言われちゃったよ〜〜〜〜〜〜!!////)」

「あ、西沢さん!!」

ハヤテの呼び声にも立ち止まらず、そのまま走り去って行った。

「一体どうしたんだろう?」

ハヤテがきょとんとしていると、後ろからビスビスと頭をつつかれた。

「いたたっ!!な、なんだ!?」

振り返るとそこにはアテネが立っていた。

「//////」

ハヤテは思わず顔を赤らめる。

それもそのはず、アテネは黒のビキニを着ておりその豊かな胸も強調されていた。

「や、やぁ、アーたん。あの何か怒ってる?」

「……ふん、ハヤテのバーカ」

アテネは再びそのアホ毛でハヤテをビスビスすると、背を向けて離れて行った。

「みんな一体どうしたんだろう?」

「……相変わらずだなテメーは」

イブキがやれやれといった様子で声をかけてきた。

「あ、イブキさん」

「お前はもう少しその性格どうにかした方がいいんじゃないか?」

「え、どういう意味です?」

「だから……いや、いい。もう、めんどくさい……」

イブキはあきらめたようにため息をつく。

「ところでイブキさんはやっぱり水着にならないんですか?」

「ま、需要がないからな」

イブキは自嘲ぎみに肩をすくめる。

だがそこへ忍び寄る魔の手が……

「そんなことないぞイブキ君!!」

「おわっ!?」

理沙がイブキの背後に回り込んで羽交い絞めにする。

さらに美希と泉もやってきた。

「せっかく、海にきたんだ。イブキ君の水着姿も動画に納めないとな!!」

「にはは〜♪覚悟はいいかなイブちゃん?」

そして泉と美希は大きな布をイブキに覆いかぶせた。

「お、お前ら何を……ひゃぁん!!////」

「ふふふ、我々がコーディネイトしてやろうではないか!!」

布の中でもぞもぞと動くイブキと理沙。

「ちょ、やめ……ん……あん////」

イブキの色っぽい声が響く。

ハヤテはどうすることもできず、顔を赤らめていた。



*    *



―数分後。

どうやらイブキの強制生着替えも終了したようだ。

「レディース・アンド・ジェントルメーン!それではお披露目です♪」

理沙がマジシャンのように叫び、泉と美希が布を取り払う。

そしてイブキの水着姿があらわに……







「バ○ス」

滅びの呪文(?)とともにハヤテの両目にイブキの指が突き刺さる。

「目が!!目が――――――――!!」

ハヤテは両目を押さえて砂浜を転げまわる。

「わー♪イブちゃん似合うねー!」

「うむ、なかなかの逸材だな!」

「さっそく、動画に納めねば!」

そんなハヤテのことはお構いなしに、感想を述べる泉・理沙・美希。

「くっ、このあたしがこんな目に遭うとは一生の不覚……」

イブキは三人組の恐ろしい手際のよさに悔しがっていた。

「じゃなくて!何するんですかイブキさん!!」

目をこすりながらハヤテが叫ぶ。

どうやら視力も回復したようだ。

「ちっ、もう回復したか……」

「舌打ちですか!?……それにしても」

ハヤテは改めてイブキの水着姿をまじまじと見つめる。

イブキは白い水着を着ていた。

普段は厚着でいることが多いのでわからないが、イブキの体つきは意外と華奢で女の子らしかった。

肌もきれいで美しいほど白い。

ただし、胸は貧に「それ以上書いたら、えぐる」……なんでもありません。

「水着姿、初めて見ましたけどとても素敵じゃないですか♪」

そう言って、満面の笑顔を向けるハヤテ。

普通の女の子(例:ハムスター)ならこの笑顔でコロッと落ちてしまうのだが……

「三連イブキィィィィィィック!!!」

「ぐはっ!ごふっ!がほっ!!!」

イブキの連続蹴りが炸裂する。

イブキはハヤテの天然ジゴロウィルス(勝手に命名)には耐性があるのだった。

「……バーカ」



*    *



まぁ、そんなこんなで一行はビーチで楽しい時間を過ごしていた。

「せりゃ!!」

「たあっ!!」

現在はどういうわけかヒナギク・ハヤテVSイブキ・アテネというビーチバレーが行われている。

ちなみに他のメンツは四人の動きについていけず……

というより、巻き添えを食わないように遠くから観戦していた。

なにせ四人の放つボールの威力が凄まじい。

死人がでるんじゃね?と思わせるほどだ。

その戦いぶりを見て美希と理沙が会話する。

「やっぱり、ビーチバレーってボールで相手を殺すスポーツだったんだな」

「まぁ、作者もビーチバレーのルールを知らないから仕方ないんじゃないか?」

スミマセン……

そうこうしてる間も試合は続き。

「食らえ、『必殺アタック』!!」

イブキが叫びながらボールを打つ。

それをブロックしようとハヤテが跳ぶが……

「ごふっ!!」

ボールのあまりの勢いに、顔面にクリーンヒット!!

そのまま10メートルほど吹っ飛び、海に落ちるハヤテ。

「ハヤテ――――――――――――!?」

ナギが絶叫する。

「しまった、力入れすぎたか……」

イブキがハハハと苦笑する。

「すごい威力だな……」

「文字通り『必殺アタック』だな」

美希と理沙が感心したようにつぶやく。

「言ってる場合か!!ハヤテが海に!!」

叫ぶナギに対し、一同は。

「まぁ、大丈夫だろ。ハヤテだし」とイブキ。

「そうね、心配ないわね。ハヤテ君だし」とヒナギク。

「無事なんじゃないかな?ハヤテ君だし」と歩。

「問題ありませんわね。ハヤテですし」とアテネ。

「安心ですね。ハヤテ君ですし」とマリア。

「ま、そうやろな。ハヤテやし」と咲夜。

「そうですね。ハヤテ様ですし」と伊澄。

「そうでしょうね。綾崎君ですし」とハル。

「だな。ハヤ太君だし」と美希。

「うむ。ハヤ太君だし」と理沙。

「だね〜♪ハヤ太君だし」と泉。

……まったく動じていなかった。

「そ、そうだよな!ハヤテだしな!」

『ハヤテだし』という根拠でナギも安堵する。

……妙な信頼のされ方だった。

三分経過。

五分経過。

十分経過。

『・・・・・・』

……一向にハヤテは浮いてこなかった。

『ハヤテ(それぞれの呼称)――――――――――――――――――!!!?』

全員の叫びが一つになる。

「……くそっ!!」

真っ先に海へ飛び込んだのは、イブキであった……



*    *



―数分後。

イブキが海からハヤテを引き上げてきた。

「このバカ!!いつも手間取らせやがって!!!」

イブキはハヤテの頭をバシッと叩く。

……しかしハヤテが目覚める様子はない。

「ハヤテ?」

イブキはハヤテの様子をみる。

「やべぇ!!こいつ、マジで息してねぇ!!」

『ええええええええええ!!?』

危機的状況に全員が叫ぶ。

と、同時に全員の脳裏にあるシチュエーションが浮かぶ。

『(こ、これは……ラブコメでは使い古された、人工呼吸イベント!?)』

女性陣の間に妙な緊張が走る。

「////し、仕方ないな!執事の危機を救うのは主の役目だ。まってろハヤテ!!」

「まちなさいナギ!ちゃんとした知識もなくやったら逆に危険よ!こ、ここは私が手本を……////」

「あ、ヒナさん!さりげなくズルいんじゃないかな!!」

ナギ・ヒナギク・歩がハヤテの唇をかけて争う。

「ハヤテ……」

そんななか、どさくさにまぎれてハヤテに唇を近づけるアテネ。

「コラそこ――――――!!ぬけがけするな―――――――――!!」

「この中では私が一番ハヤテとうまくキスできますわ!」

「ぶっちゃけたな、色々と……」

アテネの発言に呆れるイブキ。

「綾崎の唇は俺のものだ――――――――!!」

「わっ!虎鉄君、生きてたの?」

復活を果たした虎鉄に驚く泉。

状況はますます混沌としてきた。

そして残された手段は……

「ええい!こうなったら全員でジャンケンだ!!勝っても負けても恨みっこなしだ!!」

ナギが腕を振り上げ高らかに宣言する。

「ええ!?私もやるんですか?」とマリア。

「あたしもかよ!?」とイブキ。

なぜか強制的に全員参加となってしまった。

こうして死にかけのハヤテを放置して、壮絶なジャンケン大会が開催されたのであった。

……はやく助けてやれよ。

そしてこの死闘(?)を制したのは……



*   *



「う、ううん……?」

もう何度目かもわからない死の淵からの生還を果たしたハヤテ。

目を開くと上半身を起こし、現状を確認する。

「そうだ……僕、確か溺れて……」

ハヤテがあたりを見回すと、自分を囲むようにして皆が立っていた。

しかし、なにか様子がおかしい……

誰も自分と目を合わせようとしない。

それに皆なぜか顔が赤かった。

「……あの、皆さんどうしたんですか?」

ハヤテの問いに応える者はいない。

皆、ハヤテの事を横目でチラッと見るとすぐに顔をそむけてしまう。

「(……一体何が?)」

全く状況がつかめないハヤテ。

ただ薄れゆく意識のなかで、唇にやわらかい感触があったことしか覚えていない。

不思議に思いながら、まだ感触が残る唇を指でなぞるのであった……


第二十五話 END

===============================================================================


道草「というわけでまた次回♪」

イブキ「まてぇぇぇぇぇい!!結局、誰が勝ったんだ!?」

道草「さぁ?」

イブキ「『さぁ?』ってお前……」

道草「ここは皆さんの想像に任せようかと……」

イブキ「なんという無責任な……」

道草「では更新遅れて本当に申し訳ありませんでした!」

イブキ「次は早くしろよ?」

道草「はい……」

イブキ「感想・間違い・アドバイスあればお待ちしてます!」

道草「ではまた!」
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Re: Breath (2/6 連載再開) ( No.75 )
日時: 2011/02/07 18:21
名前: 迅風

恭介「迅風代理で鍵森恭介だ♪」

暁文「…………代理で瀬里沢暁文」

恭介「いやー……読み返すと、最後の感想を送った時と結構離れてたな……。いや、すまなかったな、道草」

暁文「…………さて、感想だが……。西沢は照れるだけ照れて走っていったな」

恭介「ああ、普通だな。相手に恋愛感情を起こさせる事も出来ないが、自分には好印象を与えるという悲しい現実はあるが」

暁文「…………しかし、天王州は怒ってたな」

恭介「そりゃあ骨の髄までベタ惚れな男が、他の女の水着姿を褒めたんだからな……嫉妬だろうな」

暁文「…………こっちの天王州とは偉い違いだな」

恭介「そうだな……、こちらのあいつは最早完全にハヤテに陥落して、キスも迫り、胸も押し付ける……ハヤテを誘惑するからな、完全に」

暁文「…………ハヤテも大変だな」

恭介「まぁ、天王州もそう嫉妬するな。なんなら……体を押し付けろ♪ 後は流れのままにムードに流されればハヤテも振り向くさ♪」

暁文「…………ハヤテにそういう感情を起こさせるには天王州くらいだな」

恭介「しかしそうか……イブキの奴は貧乳だったのか……」

暁文「…………殺されるぞ?」

恭介「まぁ、安心しろ♪ 俺の目測ではヒナギク程って感じじゃあなし♪ この目で旅行時に見たから間違いない!!」(←イブキィィックを躱しながら、かつてヒナギクの全裸を見た男は語るのであった、まる)

暁文「…………そしてビーチバレーか」

恭介「ハヤテとヒナギクのペアでビーチバレーをしながらハヤテはお約束のように天王州の揺れる胸を見ていたと」

暁文「…………ご執心か」

恭介「そんな中でハヤテが海に転落か♪ あっはっは♪ まぁ、そのくらいじゃハヤテは問題ないだろう♪」

暁文「…………だな」

恭介「……、」(←何時浮上してくるのかと思っている)

暁文「……、」(←遅いな、と思っている)

二人「「ハヤテぇえええええええええええええええええええ!!!!」」(←そしてハヤテ気絶の事を知る)

恭介「まさかハヤテがあの程度で……」

暁文「…………そして人工呼吸か」

恭介「天王州は大胆発言だな。ハヤテとのキスなら自分が一番知っているか。事実だな」

暁文「…………結局誰がしたんだろうな」

恭介「全員」

暁文「…………全員!?」

恭介「喧嘩も何もない……一番じゃね?」

暁文「…………今後が果てしなく気まずい!?」

恭介「では、次回……リクエストとかあれば言ってくれや♪」

暁文「…………道草さんの小説が読めるのは嬉しく思うぞ。では次回も楽しみにしている♪」
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Re: Breath (2/6 連載再開) ( No.76 )
日時: 2011/02/13 12:17
名前: 風羅
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6457

どうも♪風羅です♪

小夜「リクエストどうも♪小夜よ。」

リンネ「同じくリクエストされたリンネだ。」

リーラ「作者に連れてこられたリーラ。」

風「ではさっそく感想へ♪」

小夜「そういえば前回スイカ割りだったわね。」

リーラ「一人の命が犠牲になってたな。」

リンネ「なってねえぞ!?」

風「そしてイブキは貧乳だと・・・。」

リーラ「それは人それぞれ成長スピードが違うから。」←人間年齢10代前半だがそれなりのスタイル。

小夜「貴方がいってもフォローになってないと思う。」←胸はDぐらいでスタイルもいい。

リンネ「二人ともフォローにならないから。」

風「でもまあヒナギクよりマシだということですし♪」

小夜「恭介談ね。」

リーラ「最後は人工呼吸と。」

小夜「誰だったのかしらね〜。」

リンネ「さあ?だけどあの面子じゃジャンケンで決着つけても多分何回でもやる気がする。」

風「次回も楽しみにしています。」

小夜「誰がいいか教えてください。」

ではまた♪



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Breath (2/17 更新) ( No.77 )
日時: 2011/02/17 08:05
名前: 道草

どぅも★道草です!

では、返信します!


◆迅風さんへ

>恭介「迅風代理で鍵森恭介だ♪」

>暁文「…………代理で瀬里沢暁文」

道草「お二人ともお久しぶりです!感想ありがとうございます!!」

>恭介「いやー……読み返すと、最後の感想を送った時と結構離れてたな……。いや、すまなかったな、道草」

道草「いえ、僕の更新が遅すぎるのが悪いので……ほんとスイマセン……」

>暁文「…………さて、感想だが……。西沢は照れるだけ照れて走っていったな」

>恭介「ああ、普通だな。相手に恋愛感情を起こさせる事も出来ないが、自分には好印象を与えるという悲しい現実はあるが」

歩「あ、あれでも私なりの精一杯のアピールだったんじゃないかな!?」

>暁文「…………しかし、天王州は怒ってたな」

>恭介「そりゃあ骨の髄までベタ惚れな男が、他の女の水着姿を褒めたんだからな……嫉妬だろうな」

アテネ「だ、誰がベタ惚れですか!!/////」

>暁文「…………こっちの天王州とは偉い違いだな」

>恭介「そうだな……、こちらのあいつは最早完全にハヤテに陥落して、キスも迫り、胸も押し付ける……ハヤテを誘惑するからな、完全に」

>暁文「…………ハヤテも大変だな」

道草「そっちは……もうすごいよね……」

アテネ「そっちの私に一体何があったんですの!!?/////」

>恭介「まぁ、天王州もそう嫉妬するな。なんなら……体を押し付けろ♪ 後は流れのままにムードに流されればハヤテも振り向くさ♪」

>暁文「…………ハヤテにそういう感情を起こさせるには天王州くらいだな」

アテネ「/////さ、さすがにそこまでは……。でもハヤテが振り向くなら………」

道草「悩むの!?」

>恭介「しかしそうか……イブキの奴は貧乳だったのか……」

>暁文「…………殺されるぞ?」

イブキ「よーし……恭さん、そこへなおれぇぇぇぇ!!イブキィィィィィィック!!!」

>恭介「まぁ、安心しろ♪ 俺の目測ではヒナギク程って感じじゃあなし♪ この目で旅行時に見たから間違いない!!」(←イブキィィックを躱しながら、かつてヒナギクの全裸を見た男は語るのであった、まる)

ヒナギク「なっ!わ、私のほうがまだあるわよ……って何見てるのよ恭介君は!!/////」

イブキ「ヒナっちよりあたしのほうがあるわい!!って蹴りをよけるなぁぁぁぁ!!」

道草「……まぁ、五十歩百歩です」

>暁文「…………そしてビーチバレーか」

>恭介「ハヤテとヒナギクのペアでビーチバレーをしながらハヤテはお約束のように天王州の揺れる胸を見ていたと」

>暁文「…………ご執心か」

ハヤテ「ごぶほっ!!な、何言ってんですか二人とも!!/////」

道草「まぁ、他の二人があれでは自然とそっちに目が……」

ヒナギク&イブキ「〜〜〜〜〜〜〜♪(逆に怖い笑顔)」

道草「・・・・・・(滝汗)」

>恭介「そんな中でハヤテが海に転落か♪ あっはっは♪ まぁ、そのくらいじゃハヤテは問題ないだろう♪」

>暁文「…………だな」

3分経過。

>恭介「……、」(←何時浮上してくるのかと思っている)

5分経過。

>暁文「……、」(←遅いな、と思っている)

10分経過。

>二人「「ハヤテぇえええええええええええええええええええ!!!!」」(←そしてハヤテ気絶の事を知る)

ハヤテ「見てたんなら助けてくださいよ!!」

>恭介「まさかハヤテがあの程度で……」

道草「イブキはハヤテを半殺しにする能力に長けているのです!」

イブキ「ふっ、照れるぜ♪」

ハヤテ「なんですか、その嫌な設定!?」

>暁文「…………そして人工呼吸か」

>恭介「天王州は大胆発言だな。ハヤテとのキスなら自分が一番知っているか。事実だな」

アテネ「/////それはまぁ、幼いころは毎日してましたから……」

>暁文「…………結局誰がしたんだろうな」

>恭介「全員」

>暁文「…………全員!?」

道草「全員!?」

>恭介「喧嘩も何もない……一番じゃね?」

>暁文「…………今後が果てしなく気まずい!?」

道草「なるほど、その手があったか!!まさしくハーレムエンド♪……虎鉄も含まれるけど」

>恭介「では、次回……リクエストとかあれば言ってくれや♪」

道草「では、十六夜と海良で♪」

>暁文「…………道草さんの小説が読めるのは嬉しく思うぞ。では次回も楽しみにしている♪」

道草「ぬぉぉぉぉぉぉぉん!!(号泣)」

ハヤテ「マジ泣きですか!?」

道草「ありがとうございます……頑張ります!!」



◆風羅さんへ


>どうも♪風羅です♪

>小夜「リクエストどうも♪小夜よ。」

>リンネ「同じくリクエストされたリンネだ。」

>リーラ「作者に連れてこられたリーラ。」

道草「皆さん来てくれてありがとうございます♪」

>風「ではさっそく感想へ♪」

>小夜「そういえば前回スイカ割りだったわね。」

>リーラ「一人の命が犠牲になってたな。」

>リンネ「なってねえぞ!?」

虎鉄「勝手に殺すな――――――!!」

ハヤテ「ちっ、しぶとい……」

道草「ハヤテ黒っ!!」

>風「そしてイブキは貧乳だと・・・。」

イブキ「誰が洗濯板だ!!」

道草「いや、そこまで言ってないから……」

>リーラ「それは人それぞれ成長スピードが違うから。」←人間年齢10代前半だがそれなりのスタイル。

>小夜「貴方がいってもフォローになってないと思う。」←胸はDぐらいでスタイルもいい。

イブキ「嫌味かぁぁぁっ!?絶対嫌味だろお前ら――――――!!」

>リンネ「二人ともフォローにならないから。」

>風「でもまあヒナギクよりマシだということですし♪」

>小夜「恭介談ね。」

道草「いえ、どんぐりの背くらべです」

イブキ&ヒナギク「うるさ――――――い!!」

>リーラ「最後は人工呼吸と。」

>小夜「誰だったのかしらね〜。」

道草「誰だったんだろう?」

イブキ「お前作者だろうがぁぁぁぁぁっ!!」

>リンネ「さあ?だけどあの面子じゃジャンケンで決着つけても多分何回でもやる気がする。」

道草「実際、3回戦までやりました!もうすこしでハヤテ死ぬとこでした」

>風「次回も楽しみにしています。」

>小夜「誰がいいか教えてください。」

道草「では、小夜と葵と玲花で♪」

>ではまた♪

道草「風羅さん、ありがとうございました!」


では、本編です。今回は意外な人との話です。

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第二十六話 『肝試しって、おどかす役になった方が怖くね?』


水平線に夕日が沈む。

今日も夜の静けさが訪れようと……

「真夏恒例!!」

「肝試し大会〜〜〜〜〜〜!!」

「わー!ドンドンパフパフ♪」

理沙・美希・泉がホテルの一室で騒ぐ。

この三人の辞書に『静けさ』の文字はない。

まぁ他にもいろんな文字が抜け落ちていて、とんだ欠陥品であるが。

「まったくこんどは一体何なのだ?」

そんな三人にめんどくさそうに目を向けるナギ。

「なにって決まっているじゃないか!夏といったら肝試し、これ常識!」

当然といったように理沙が胸を張る。

「んなわけあるか!!そ、そんな子供じみたことやってられるか!!」

声を張り上げるナギだが、若干震えている。

そんなナギの様子を見抜いて咲夜がくすくすと笑う。

「なんや、やっぱり怖いんかナギ?」

「なっ、そんな訳あるか!!いいだろう、なにをするのか言ってみろ!!」

本当に乗せられやすい性格である。

「そうこなくてはな!ではルールの説明だ、泉あとよろしく!!」

「ふぇ、私!?」

堂々と細かい説明を丸投げする理沙。

泉の方が司会にふさわしいと判断したのだろう。

本当はめんどくさかっただけというのは言うまでもない!

「じゃあルールを説明しま〜す♪」

急な無茶ぶりにも関わらず、まんざらでもない様子で進行する泉。

これが三人組の見事なバランスといえる。

「さて皆さんにはペアでこの島の森の中にある祠に向かってもらいま〜す♪」

「祠……ですか?」

ハヤテが首をかしげる。

「そういえば、そんなんあったなぁ〜……なに祀ってんのか知らんけど」

咲夜がああ、と思い出したように言った。

なおも泉の説明は続く。

「そして、そこに置いてある『ハヤ太君の中学時代写真』を一枚とってきてもらいます♪」

それを聞いて女性陣の目がキラーンと光った。

どうやらやる気が上がったようだ。

「まてぇぇぇぇぇぇぇい!!そんなものをどこで手に入れたんですか!?」

予想しなかった賞品(?)の存在に叫ぶハヤテ。

だがまぁ答えは一つしかない。

「無論、あたしが撮った♪」

「やっぱりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

てへっ♪と舌を出すイブキの前にハヤテはズズーンと沈む。

そんなハヤテのことはお構いなしに話は進む。

「さて、問題のペア決めだが……」

美希はニヤッと笑うとあらかじめ用意していた箱を持ってくる。

くじ引きでよく使うアレだ。

中には名前を書いた紙が入っているのだろう。

「さぁ、ハヤ太君!この箱からパートナーを選ぶんだ!!」

「ええ、いきなり僕ですか!?」

「男は君だけなのだから、君から最初に決めた方がいいだろう?」

そう、実際女性陣はハヤテと誰がペアになるかが一番気になっている。

「はぁ、わかりました」

しぶしぶハヤテは箱に手をいれる。

その様子に全員が注目する。

そしてハヤテが引いた紙に書かれていた名は……







『瀬川虎鉄』

ビリッ、ビリッ!

ハヤテは引いた紙を読めないほど細かく破いた。

「綾崎――――――!?今なんで破ったんだ!?」

何かを感じ取ったのか虎鉄が叫ぶ。

「いえ、ゴミが混ざってたみたいなので★もう一度引いてもいいですか?」

「あ、ああ……」

ハヤテの黒い笑顔にそれ以上誰も突っ込めなかった……

そして再び箱に手をいれるハヤテ。

そしてハヤテが引いた紙に書かれていた名は……



*    *



不気味なまでに静まり返った夜の森。

今夜は新月のため月明かりもなく、闇を一層引き立てていた。

その中をハヤテと少女は歩いていた。

頼りはハヤテが手にする懐中電灯の光だけ。

「暗いですから足元に気を付けてください」

「ああ」

ハヤテが隣を歩く少女に気を配る。

「それにしても予想以上に不気味ですね……もしかしてホントに出るかも」

ハヤテがそう言うと、少女はクックッと笑いを洩らす。

「なんだ、意外と怖がりなんだな」

「いや〜、ハハハ……」

苦笑するハヤテ。

少女はそんなハヤテの肩にポンと手を置く。

「まぁ、仮にも男の子なんだからしっかりエスコートしたまえ」

「『仮にも』ってなんですか!」

「いや、女顔だし」

「うう……」

ハヤテはガクリと肩を落とす。

自分が女顔であることは否定できない。

だが言われ慣れてるとはいえ、やはり男としてはうれしくなかった。

「……ところで一ついいですか」

「ん、なんだ?」

「そろそろ名前を出してもよいのでは?」

ハヤテは先ほどからずっと『少女』で通している自分のペアに言った。

このままでは読者に不親切だし、なによりごまかすのも限界だ。

「ふっ、まぁ読者はすでに気付いているだろうがな!」

少女はやれやれと肩をすくめると今更な自己紹介を始めた。

「敵か味方か!『風紀委員ブラック』こと朝風理沙だ!!」

親指をびしっと自分の顔に向けて言い放つ理沙。

そう、ハヤテとペアとなったのは理沙であった。

この意外な組み合わせはハヤテ達はもちろん、理沙自身も驚いていたりする。

そんなわけでハヤテと理沙は今、夜の森を二人きりで歩いているのであった。

「それにしても、朝風さんはオバケとか怖くないんですか?」

ハヤテは隣を平然と歩く理沙に声をかける。

「ふっ、甘いなハヤ太君!この私を誰だと思っている?」

「え?遅刻サボリ常習犯、落第寸前、フェードアウト間近キャラですか?」

「違うわ―――――――!!せめて最後のは外せ――――――――!!」

ひどい言われように憤慨する。

そして、まったく……とため息をつくと言葉を続けた。

「私はこうみえて大神社の聖なる巫女なのだぞ!幽霊ごときにビビるか!」

そう、一見冗談に思えるが理沙は巫女なのである!……いやマジで!!

「そういえばそうでしたね。じゃあまさか霊を祓う力が?」

「あったらいいなと思っている!」

「あ、そうですか……」

期待した自分がバカだったと、ハヤテはガクッと肩を落とす。

しかし次の瞬間、悪寒を感じて振り返る。

「綾崎――――――――――――♪」

変態登場!

背後からの抱きつき攻撃をすんでのところでかわすハヤテ。

「虎鉄さん!なんであなたがここにいるんですか!!」

「ふっ、愚問だな綾崎。俺がおどかす役になったからここで待ち伏せていたに決まっているではないか!」

「それと抱きつくことに何の関係が?」

「もちろん、おどかすと称して合法的に綾崎に触りまくる為だ!!」

「・・・・・・(プチッ)」



*    *



『諸事情によりただいま描写を中止しております。しばらくお待ちください♪』



*    *



「さ、行きましょうか朝風さん★」

「お、おお……」

二人はその場を後にするのだった。



*    *



数分後。

「わー!虎鉄君、死んだふり上手だね〜♪」

「……ほんとに死んでないかコレ?」

後からやってきた泉・美希のそんな会話が聞こえたという……



*    *



第一の関門(?)、虎鉄を乗り越えたハヤテと理沙。

あれから何事もなく、すっかり世間話に花を咲かせていた。

「ところでハヤ太君、最近はどうだい?」

「え?何がですか?」

「何って決まっているじゃないか」

ニタニタしながら理沙が訊いてくる。

「大勢の美少女と一つ屋根の下。『着替えにバッタリ』とか『お風呂でウッカリ』とか『夜這いでドッキリ』とかしてるんじゃないのか?」







「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・してませんよ」

「なんだ今の間はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

第二十話参照。

「そ、そんなことより問題はイブキさんですよ!!」

「何!イブキ君と問題を起こしたのか!?」

「だからそうじゃなくて!!」

ハヤテはだーっと、叫びながらも言葉を続ける。

「イブキさんもおどかす役じゃないですか、それが不安で……」

ハヤテの言うとおり、おどかす役になったのは虎鉄とイブキであった。

「イブキさんのことだから何しでかすかわかりませんからね……気をつけないと」

「ふむ、そうか」

ハヤテは周りを警戒する。

理沙もキョロキョロと周りを見回す。

「さて、ハヤ太君。質問第二なのだが」

「なんですか?」

「祠はどっちだ?」

「……は?」

呆気にとられるハヤテ。

「いやいやいや、朝風さんたちが準備したんだから道覚えているでしょ!?」

「そんな記憶力があったら留年しそうになったりしないと、何度言ったらわかるんだ――――――!!」

「だから、いばって言うなぁ―――――――!!」

逆ギレする理沙に呆れるハヤテ。

「まぁ、とにかく進んでみましょ……」

仕方なくこのまま進むことにした二人。



*    *



数分後。

「あれ、なんか池が見えますよ?」

「ん?本当だ」

森の中を進んできたらと、小さな池にたどり着いた。

「しかし、昼間きたときにはこんな池見当たらなかったが……」

理沙がはてと首をかしげる。

「……つまり完全に迷ったってことですね」

ハァとため息をつく。

と、その時……

バシャ!

「うわっ!?」

「な、なんだ!?」

突然、水が跳ねる音がしてビクッとする二人。

音がした池の方を見る。

一見何もないように見えたが、しばらくして変化が起きた。

ぶくぶくと池の中から泡がわき出る。

するとザバッと水面に何かが浮かんできた。

……人の手である。

そして黒髪の女の姿が水の中から立ち上がった!

女はハヤテ達をみるとザバザバと池の中を歩いて近づいてくる。

「「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!」」

叫び声をあげると、二人は全力疾走で逃げ出した。



*    *



数分後。

ゼェゼェと息を切らしながら逃げ延びた二人。

「ハヤ太君……叫び声が『キャアアア!!』って……」

「そこにつっこむんですか!?」

二人ともなんとか落ち着きを取り戻したようだ。

「いや〜、それにしてもすごい迫力だったな……」

「ええ、イブキさんもやりすぎですね……」

イブキの迫真の演技に感想を述べる二人。

「さて、ずいぶん時間が経ってしまいましたし、少し急ぎましょうか?」

「ああ。……っつ!?」

歩き出そうとした瞬間、顔をしかめてうずくまる理沙。

「朝風さん!?」

すぐにハヤテが駆け寄る。

「どうしたんですか!?」

「いや、大したことないんだが、さっき足をひねってしまったみたいだ……」

理沙はハハハと苦笑しながら言った。

「ちょっと失礼します!」

「お、おい!?」

ハヤテは座っている理沙の右足をみる。

「これは……応急手当てが必要ですね。ちょっとまっててください」

そう言って、ハヤテは手当ての準備をする。

「いや、これくらい平気……」

「ダメです!!」

「!?」

いつになく強い口調のハヤテ。

その声に理沙はビクッとする。

「油断していると悪化しますよ?お願いですから無理はしないでください!」

「あ、ああ、スマン……」

真剣に心配しているハヤテの言葉に、理沙は素直にうなづいた。



*    *



「ひとまず、これでよしと……」

応急手当てを終えたハヤテ。

理沙の右足首はハヤテのハンカチでしっかり固定されていた。

「ありがとうな、ハヤ太君。しかし……これからどうする?」

困った声をだす理沙。

この足ではしばらく動けない。

「大丈夫です。僕が背負っていきますから」

ハヤテは背中を向けてしゃがみこむ。

「ばっ、子供じゃあるまいし、そんなかっこうできるか!/////」

思わず拒否する理沙であったが、この天然ジゴロの前ではその発言は逆効果である。

「そうですか?では……」

ハヤテはガバッと理沙をお姫様だっこする。

「ちょ―――――――!!/////」

「では行きます♪」

有無を言わさず、ハヤテはそのまま走りだした。



*    *



「やっと着きましたね……」

ハヤテと理沙はようやく森の奥の祠にたどり着いた。

「……ハヤ太君おろしてくれ。もう歩ける/////」

「そうですか?では」

ようやく解放される理沙。

そして二人は祠に近づいた。

「イブキさん一体いつの間にこんなものを……」

そこには中学時代のハヤテの初々しい写真が並んでいた。

制服姿。体操着姿。水着姿。寝顔。さらには身に覚えのない女装姿まであった。

しかも合成でないところが恐ろしかった。

本当にどうやって撮ったのか不明だ。

「……ふむ」

理沙はその中からハヤテが笑顔でピースをしている写真を手に取った。

「ま、記念にもらっておくよハヤ太君♪」

そう言って理沙はハヤテに笑顔を向けた。

「朝風さん……」

「それじゃあ、戻るとしようか」



*    *



森を出ると、他のメンバーは既にもどってきていた。

そして、ハヤテ達に気付いたイブキがなにやら怒った顔で近づいてきた。

「お前ら!あたしがいるコースを避けて行くなんてずるいぞ!!」

「え?」

怒っているイブキの言葉に、ハヤテは意味がわからないと言った顔をする。

「何言ってるんですか?池のところで会ったじゃないですか」

ハヤテと理沙は森の中で見た光景を思い出す。

思い出しただけでも鳥肌が立ってくるほどの迫力だった。

「池?そっちこそ何言ってんだ?」

今度はイブキが不思議そうな顔をする。

……どうも話がかみ合っていない。

「この森に池なんてないで?」

話を聞いていた咲夜が割り込んできた。

「それじゃあ……」

「僕たちが見たのって……」

理沙とハヤテは顔を見合わせる。

そして……







「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」」

こうして思い出とトラウマを残し、夜は更けるのであった……


第二十六話 END

===============================================================================


意外と長くなったなぁ……

もう少し、書き方工夫しないと……

ではまた次回!

感想、間違いの指摘等あればお待ちしてます♪
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Re: Breath (2/17 更新) ( No.78 )
日時: 2011/02/18 20:21
名前: 迅風

十六夜「リクエスト感謝する。東雲十六夜だ♪」

ミラ「り」(←リクエストありがとな、竜胆ミラだ。っと言おうとしたがめんどくさいので止めた)

十六夜「さて、と……」(←ゆっくりと刀を引き抜く)

ミラ「キラーン」(←効果音をつけてあげた)

十六夜「……せ・ん・ぱ・い♪ 前回は結局誰とキスをしたんだろうな♪ どれ、おねーさんに言ってみたまえ。決して怒らないから♪ ……怒るがな(ボソッ)」

ミラ「ん? ハヤ兄様は誰かとちゅーしたのか? くんくん」(←犯人をかぎ分けだそうとしている子)

十六夜「まぁ、犯人が誰であろうと……結果的に死ぬのは先輩だろうから……安心だな♪」

ミラ「いざよはハヤ兄様とキスしたいなーってさっき呟いてたぞ」

十六夜「……//////」(←何故そこでバラすんだ海良君……。っと思っている人)

十六夜「え、ええぃ!/// と、ともかく感想だ!!/// 先輩のニブチンがっ!!」

ミラ「《ボェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!》」(←突然『角笛』を吹く子)

十六夜「……何をやっているんだ、ミラ君」

ミラ「わードンドンパフパフー(棒読み)」

十六夜「……それがしたかっただけか。……で、今回は肝試しか、怯えて抱きついてくる少女たち……。ふっ、おねーさんの興奮が止まらないよ」(←今現在ハヤテに憧れてはいますが結構な少女好き(※愛玩動物愛でる感じ))

ミラ「肝試し……、うちのガッコで昔確か突如消えたのが三〇名――……なんでもない」

十六夜「東棗も中々に神秘的な学校で通っているからな……。しかし景品は先輩の中学時代の写真か……。生憎と私はコレ(※ハヤテの学生服姿中学バージョン)しか持っていない」

ミラ「なんでいざよ、もってるんだ?」

十六夜「乙女の秘密だ」

ミラ「なんかハヤ兄様が突然紙をびりびりーって破いたぞ」

十六夜「そして紙に書かれてあった人物は不幸な最後を遂げる……」

ミラ「じゃーな、メタルタイガー(棒読み)」

十六夜「……そしてペアは……意外や意外……理沙君か」

ミラ「リーシャとハヤ兄様か」

十六夜「呼び方が外国人みたいになっているぞ、ミラ君? ……しかしここでも現れるか瀬川氏……」

ミラ「ミラの知る虎鉄と違うぞ?」(←こっちの虎鉄って常識人だよね☆)

十六夜「そして理沙君をお姫様抱っこした、と♪ あっはっは、先輩、そろそろ一回死んでみないか? どうしてもと言うなら何回でも私はこの手を血に染めよう……さて……」(←ゆらりと近づく鬼武者)

ミラ「キスか?」

十六夜「違う!!/// ……まったくミラ君といると調子が狂う……。……で、最後は何やら本物と思われる幽霊の登場か……」

ミラ「じゅるり」(←食への好奇心は揺るがない。何であれ……)

十六夜「ミラ君……あんなものを食べてはお腹を壊すぞ?」

ミラ「過去の人間たちは皆、腹を壊す覚悟と死ぬ覚悟で食物を食してきた。故にミラは食べるのだ。何であれ……」

十六夜「格好付けてないで、本当に止せ」

ミラ「……むぅ」

十六夜「……しかし先輩と理沙君も大変な目にあったものだ……。しかし明日は何がおこるのやら……」

ミラ「第四次世界大戦」

十六夜「絶対に起きないと思うから安心しろ、ミラ君」

ミラ「じゃ、次回もたの」(←楽しみにしているぞ、っと言いかけたが面倒なので止めた子)

十六夜「次回もリクエストがあればよろしくな♪」

ミラ「ばいばいー」
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Re: Breath (2/17 更新) ( No.79 )
日時: 2011/02/20 13:12
名前: 風羅
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6457

どうも♪風羅代理の葵です♪

小夜「同じく代理の小夜です♪」

玲花「リクエストどうも。玲花です。」

小夜「じゃあ早速感想へ。」

葵「前回キスときて今回は理沙さんとですか。」

小夜「綾崎=女の子と近くにいる。っていうことなのかしらねぇ?」

玲花「怖い!?何か小夜さんからダークオーラが!!」

葵「まあとりあえず肝試しで迷ったようですね。二人とも。」

小夜「そこで本来森にはないはずの池を見たと。心霊現象ね。」

玲花「あまり驚かないんですか?」

小夜「まあ家柄的に・・・。」←暗闇は苦手だが幽霊は問題ない人。

葵「まあ疲れていたと思って忘れたほうがいいですよ。きっと。」

玲花「果てしなく不安ですよね。」

小夜「というか池と幽霊のダブルセットはね。」

葵「基本不幸な綾崎君に幽霊が誘われたんじゃないですか?」

小夜「ありえるわね。綾崎だし。」

玲花「それはどうかと思いますが・・・。」

次回も楽しみにしています。

誰がいいか教えて下さい。

ではまた♪


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Re: Breath (2/17 更新) ( No.80 )
日時: 2011/02/21 18:10
名前: 竜神
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6486


 どうも〜♪ お久しぶりで〜す♪

 「ハヤテのごとく」の新刊を買って、ヒナギクと歩が2人同時に『鈍い男子との恋愛術』という雑誌に手を伸ばしているのを見て、思わず吹き出してしまった竜神です♪

 今まで感想をかけずに申し訳ありませんでした!!(←フライング土下座)

 テストとか宿題とか、テストとか宿題があった挙句に、親から部屋に監禁されてしまうという残酷な仕打ちのせいで、なかなか時間が取れませんでした・・・・

 それでは、感想に行きたいと思います♪

 やっぱり夏といえば肝試し♪ でも実際はそんな事をしたことも無い僕・・・・(←小学生レベルの幽霊恐怖症)

 というか賞品がハヤテの写真って・・・・完全に、ハヤテラブの女の子が多いメンツを釣る為の餌ですよね?

 イブキ(貧)も相変わらずというか・・・・

 そして、ハヤテとのペアか・・・・

 どの女とペアになるのかいろいろと想像しました♪ ここは王道として、ナギかアテネか♪ 意外にいけるヒナギクか歩か♪ 裏をかいてイブキとか♪

 そして引いたのが・・・・瀬川変態って・・・・

 変態から見たら、「赤い糸で結ばれてる」的な感じなんでしょうけど・・・・ハヤテから見たら、自分の不幸が招いた結果ですよね・・・・

 それをビリビリに破く辺りさすがハヤテ♪ やっぱり変態が絡むと黒くなりますね♪ 普段からその状態なら、みんなに弄られる事も無いだろうに♪

 そしてペアを組んだのは、意外にも理沙でしたか♪

 ハヤテの理沙に対する認識って・・・・まぁ、確かに原作の方でも出番がちょっと・・・・

 そういえば、理沙って巫女だったね♪ 忘れてたよ♪ 3バカという1セットのイメージが凄過ぎて♪

 巫女か〜・・・・そういえば、うちの小説に巫女服がよく似合う・・・・何か、殺気を感じたような・・・・

 そして相も変わらず不幸街道まっしぐらなハヤテ♪ 肝試しで迷うか普通・・・・

 ハヤテは相変わらず天然ジゴロを発揮させてますね♪

 皆さ〜ん♪ ここに『ハヤテが理沙をお姫様抱っこしてる写真』があるよ〜♪

 お〜♪ 殺気がビンビンだね〜♪

 そして、あの幽霊というかお化けは・・・・イブキじゃなかった?

 じゃあ・・・・・・・・・・・・・ひゃああああああああ!!!!!!!

 ・・・・スイマセン、取り乱しまして・・・・

 次回も楽しみにしてます♪ 一応小説を書いてますので、誰か呼びたいキャラがあればどうぞ♪

 それでは♪

 ・・・・って、イブキさん? 何でそんな殺気ビンビンで?

 ・・・・え? ↑で(貧)って付けた事ですか?

 いや〜・・・・別に悪意は・・・・さようなら!!(←全速力で逃走)

 くっ!! 絶対に逃げる!! それでは!!




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Breath (3/5 更新) ( No.81 )
日時: 2011/03/05 23:25
名前: 道草

どぅも★道草です!

では返信をば……


◆迅風さんへ

ヒナギク「いつも感想ありがとうね♪」

>十六夜「リクエスト感謝する。東雲十六夜だ♪」

>ミラ「り」(←リクエストありがとな、竜胆ミラだ。っと言おうとしたがめんどくさいので止めた)

道草「来てくれてありがとうございます!!」

ハヤテ「来てくださって嬉しいです、東雲さんにミラちゃん♪」

イブキ「けど、挫折が早すぎるぞミラっち……」

>十六夜「さて、と……」(←ゆっくりと刀を引き抜く)

>ミラ「キラーン」(←効果音をつけてあげた)

ハヤテ「な、なんでしょう東雲さんから殺気が……」

>十六夜「……せ・ん・ぱ・い♪ 前回は結局誰とキスをしたんだろうな♪ どれ、おねーさんに言ってみたまえ。決して怒らないから♪ ……怒るがな(ボソッ)」

ハヤテ「ふぇええ!?なんの事ですか!?キスなんてしてませんよ/////」

道草「まぁ、覚えてるのはキスの感触だけだしね」

>ミラ「ん? ハヤ兄様は誰かとちゅーしたのか? くんくん」(←犯人をかぎ分けだそうとしている子)

???「ぎくっ!!」

道草「バレたの!?」

>十六夜「まぁ、犯人が誰であろうと……結果的に死ぬのは先輩だろうから……安心だな♪」

ハヤテ「えええええ!!なんで僕が死ぬんですか!?」

イブキ「女の嫉妬は基本、男に向くからな」

>ミラ「いざよはハヤ兄様とキスしたいなーってさっき呟いてたぞ」

ハヤテ「/////何言ってるんですかミラちゃん!東雲さんが僕なんかとキスしたいわけないじゃないですか!!」

道草「・・・・・・」

>十六夜「……//////」(←何故そこでバラすんだ海良君……。っと思っている人)

イブキ「真っ赤だな〜♪」

道草「真っ赤ですね〜♪」

>十六夜「え、ええぃ!/// と、ともかく感想だ!!/// 先輩のニブチンがっ!!」

ハヤテ「ええ!?僕のどこが鈍いんでしょう……」

ヒナギク「・・・・・・」

>ミラ「《ボェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!》」(←突然『角笛』を吹く子)

イブキ「いきなり何!?」

>十六夜「……何をやっているんだ、ミラ君」

>ミラ「わードンドンパフパフー(棒読み)」

泉「わー!ドンドンパフパフ〜♪」

>十六夜「……それがしたかっただけか。……で、今回は肝試しか、怯えて抱きついてくる少女たち……。ふっ、おねーさんの興奮が止まらないよ」(←今現在ハヤテに憧れてはいますが結構な少女好き(※愛玩動物愛でる感じ))

ナギ「な、なんか悪寒が……」

>ミラ「肝試し……、うちのガッコで昔確か突如消えたのが三〇名――……なんでもない」

イブキ「なにがあった!?」

道草「神かくし!?」

>十六夜「東棗も中々に神秘的な学校で通っているからな……。しかし景品は先輩の中学時代の写真か……。生憎と私はコレ(※ハヤテの学生服姿中学バージョン)しか持っていない」

>ミラ「なんでいざよ、もってるんだ?」

>十六夜「乙女の秘密だ」

ハヤテ「本当になんで持ってんですか!!」

イブキ「だから秘密だってさ」

ハヤテ「ところでなんでイブキさんはそんなに僕の写真持ってんですか?」

イブキ「……親友だから」

>ミラ「なんかハヤ兄様が突然紙をびりびりーって破いたぞ」

>十六夜「そして紙に書かれてあった人物は不幸な最後を遂げる……」

道草「○スノート?」

イブキ「い○がみ?」

>ミラ「じゃーな、メタルタイガー(棒読み)」

虎鉄「殺すな――――――!!」

>十六夜「……そしてペアは……意外や意外……理沙君か」

道草「意外すぎる人にスポットを当ててみました!」

理沙「ふっ、たまには私も活躍したいさ!」

>ミラ「リーシャとハヤ兄様か」

理沙「リーシャて……画期的なあだ名だな」

道草「なんかルーシャにも似てるな」

>十六夜「呼び方が外国人みたいになっているぞ、ミラ君? ……しかしここでも現れるか瀬川氏……」

>ミラ「ミラの知る虎鉄と違うぞ?」(←こっちの虎鉄って常識人だよね☆)

道草「そちらの虎鉄はもはや別人ですよね……」

ハヤテ「こっちでもそうなってもらいたいですよ……」

>十六夜「そして理沙君をお姫様抱っこした、と♪ あっはっは、先輩、そろそろ一回死んでみないか? どうしてもと言うなら何回でも私はこの手を血に染めよう……さて……」(←ゆらりと近づく鬼武者)

ハヤテ「ええ!?どうしてそんなに怒ってるんですか!?」

理沙「あれはさすがの私も恥ずかしかったぞハヤ太君/////」

>ミラ「キスか?」

道草「お望みとあらば」

ハヤテ「なんでですか!!/////」

>十六夜「違う!!/// ……まったくミラ君といると調子が狂う……。……で、最後は何やら本物と思われる幽霊の登場か……」

>ミラ「じゅるり」(←食への好奇心は揺るがない。何であれ……)

道草「なんで!?」

理沙「アレを食うのか!?」

>十六夜「ミラ君……あんなものを食べてはお腹を壊すぞ?」

>ミラ「過去の人間たちは皆、腹を壊す覚悟と死ぬ覚悟で食物を食してきた。故にミラは食べるのだ。何であれ……」

>十六夜「格好付けてないで、本当に止せ」

>ミラ「……むぅ」

ハヤテ「そうだよミラちゃん。道に落ちてるものを食べちゃダメ」

道草「おお、ハヤテがお兄ちゃん的発言!!」

理沙「論点がずれてないか!?」

>十六夜「……しかし先輩と理沙君も大変な目にあったものだ……。しかし明日は何がおこるのやら……」

>ミラ「第四次世界大戦」

イブキ「第三次いつあった!?」

道草「そこ!?」

>十六夜「絶対に起きないと思うから安心しろ、ミラ君」

>ミラ「じゃ、次回もたの」(←楽しみにしているぞ、っと言いかけたが面倒なので止めた子)

ハヤテ「はい、ありがとうございました東雲さんにミラちゃん♪」

イブキ「だから挫折が早いってミラっち……」

>十六夜「次回もリクエストがあればよろしくな♪」

道草「じゃあ、イシュリナとネアチル……あとはお任せします♪」

>ミラ「ばいばいー」

道草「ありがとうございました♪」


◆風羅さんへ

美希「いつも感想ありがとう!」

>どうも♪風羅代理の葵です♪

>小夜「同じく代理の小夜です♪」

>玲花「リクエストどうも。玲花です。」

ハヤテ「皆さん来てくれてありがとうございます♪」

>小夜「じゃあ早速感想へ。」

>葵「前回キスときて今回は理沙さんとですか。」

>小夜「綾崎=女の子と近くにいる。っていうことなのかしらねぇ?」

道草「それが天然ジゴロの能力かと……」

ハヤテ「だれが天然ジゴロですか!!」

女性陣『・・・・・・』

>玲花「怖い!?何か小夜さんからダークオーラが!!」

イブキ「ここでも嫉妬の炎が!!」

ハヤテ「え、誰が誰にですか?」

イブキ「うん。お前はもう黙ってろ」

>葵「まあとりあえず肝試しで迷ったようですね。二人とも。」

>小夜「そこで本来森にはないはずの池を見たと。心霊現象ね。」

道草「まぁ、そこらへんの描写や説明はちょっと力不足でした……」

>玲花「あまり驚かないんですか?」

>小夜「まあ家柄的に・・・。」←暗闇は苦手だが幽霊は問題ない人。

イブキ「それはそれで大変そうだな……」

>葵「まあ疲れていたと思って忘れたほうがいいですよ。きっと。」

理沙「あんなの簡単に忘れられるか!!」

ハヤテ「しばらく夢にでてきましたから……」

>玲花「果てしなく不安ですよね。」

>小夜「というか池と幽霊のダブルセットはね。」

道草「イメージ的にはサ○コです」

>葵「基本不幸な綾崎君に幽霊が誘われたんじゃないですか?」

>小夜「ありえるわね。綾崎だし。」

>玲花「それはどうかと思いますが・・・。」

神父「まぁ、そのとおりだな。少年は引き寄せやすい性質なのだよ」

ハヤテ「すでに一名に取り憑かれてますしね……」

>次回も楽しみにしています。

>誰がいいか教えて下さい。

道草「では、翔に小夜に……あとはお任せします」

>ではまた♪

道草「ありがとうございました♪」

◆竜神さんへ

イブキ「感想サンクス〜♪」

> どうも〜♪ お久しぶりで〜す♪

道草「お久しぶりです!なかなか更新できずスミマセン……」

> 「ハヤテのごとく」の新刊を買って、ヒナギクと歩が2人同時に『鈍い男子との恋愛術』という雑誌に手を伸ばしているのを見て、思わず吹き出してしまった竜神です♪

道草「たぶんあの近くではその雑誌ベストセラーになりそうですよね♪」

ハヤテ「そんなに鈍い男の人多いんですか?」

道草「(お前のせいだよ!!)」

> 今まで感想をかけずに申し訳ありませんでした!!(←フライング土下座)

道草「いえいえ、僕の更新が遅くて本当に申し訳ありません!!」

イブキ「そして飛ぶの!?」

> テストとか宿題とか、テストとか宿題があった挙句に、親から部屋に監禁されてしまうという残酷な仕打ちのせいで、なかなか時間が取れませんでした・・・・

道草「わかります……みなさんも忙しいんですよね。一日ってなんで24時間しかないんだろ」

> それでは、感想に行きたいと思います♪

> やっぱり夏といえば肝試し♪ でも実際はそんな事をしたことも無い僕・・・・(←小学生レベルの幽霊恐怖症)

ナギ「まったく、情けないな」

マリア「あなたにだけは言われたくないと思いますよ……」

> というか賞品がハヤテの写真って・・・・完全に、ハヤテラブの女の子が多いメンツを釣る為の餌ですよね?

イブキ「それ以外になにがあると?」

> イブキ(貧)も相変わらずというか・・・・

イブキ「(貧)ってなんじゃコラ――――――――!!」

道草「落ち着け!もしかしたら貧乏って意味かも」

イブキ「どっちにしろ失礼だろうが!!」

> そして、ハヤテとのペアか・・・・

> どの女とペアになるのかいろいろと想像しました♪ ここは王道として、ナギかアテネか♪ 意外にいけるヒナギクか歩か♪ 裏をかいてイブキとか♪

イブキ「なんであたしまで入ってんだよ!!」

道草「それにしても、他のペアの様子も書きたかったな。歩とアテネの修羅場ペアとか、咲夜と伊澄の遭難ペアとか……」

> そして引いたのが・・・・瀬川変態って・・・・

> 変態から見たら、「赤い糸で結ばれてる」的な感じなんでしょうけど・・・・ハヤテから見たら、自分の不幸が招いた結果ですよね・・・・

> それをビリビリに破く辺りさすがハヤテ♪ やっぱり変態が絡むと黒くなりますね♪ 普段からその状態なら、みんなに弄られる事も無いだろうに♪

道草「虎鉄相手には容赦しないハヤテ」

ハヤテ「別に普通ですよ★」

> そしてペアを組んだのは、意外にも理沙でしたか♪

> ハヤテの理沙に対する認識って・・・・まぁ、確かに原作の方でも出番がちょっと・・・・

ハヤテ「さすがにちょっと言いすぎでした……」

理沙「原作でもメインが1話しかない……」

> そういえば、理沙って巫女だったね♪ 忘れてたよ♪ 3バカという1セットのイメージが凄過ぎて♪

3バカ「「「だれが3バカだ――――――――!!」」」

> 巫女か〜・・・・そういえば、うちの小説に巫女服がよく似合う・・・・何か、殺気を感じたような・・・・

道草「……ま、まぁお気をつけください(汗)」

> そして相も変わらず不幸街道まっしぐらなハヤテ♪ 肝試しで迷うか普通・・・・

理沙「まったく、やっちまったなハヤ太君」

ハヤテ「あれはどちらかというと朝風さんのせいでしょ!!」

> ハヤテは相変わらず天然ジゴロを発揮させてますね♪

理沙「さすがにお姫様だっこは/////」

> 皆さ〜ん♪ ここに『ハヤテが理沙をお姫様抱っこしてる写真』があるよ〜♪

女性陣『ギラッ!!』

ハヤテ「な、なんか悪寒が?」

> お〜♪ 殺気がビンビンだね〜♪

> そして、あの幽霊というかお化けは・・・・イブキじゃなかった?

> じゃあ・・・・・・・・・・・・・ひゃああああああああ!!!!!!!

> ・・・・スイマセン、取り乱しまして・・・・

理沙「あれはヤバかった……」

ハヤテ「イブキさんと信じたかった……」

> 次回も楽しみにしてます♪ 一応小説を書いてますので、誰か呼びたいキャラがあればどうぞ♪

道草「なかなか時間がとれず感想書けなくてスミマセン……では美零とヒカルで♪」

> それでは♪

道草「ありがとうございました♪」

イブキ「まてやコラ」

> ・・・・って、イブキさん? 何でそんな殺気ビンビンで?

イブキ「自分の胸に訊いてみろ」

> ・・・・え? ↑で(貧)って付けた事ですか?

> いや〜・・・・別に悪意は・・・・さようなら!!(←全速力で逃走)

イブキ「あたしから逃げられると思うな――――――!!」

> くっ!! 絶対に逃げる!! それでは!!

道草「ご、ご健闘をお祈りします……」


皆さんありがとうございました♪

最近、なかなか思うように書けませんが、以下から本編です。どうぞ!


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第二十七話 『天翔ける疾風』


旅行二日目。

それは一枚の紙切れから始まった……

「ん、なんやこれ?」

散歩がてら砂浜を歩いていた咲夜。

そこであるものが目に入った。

砂浜に埋まっていた古いボトル。

中には巻かれた紙が入っており、しっかりと栓がされていた。

「なんやろコレ?とりあえずもって帰ろか」

咲夜はボトルを片手に、ホテルへと戻って行った。



*    *



「あ、咲夜さんおかえりなさい♪」

「おー、ただいま♪」

戻ってきた咲夜をハヤテが出迎える。

「ん、なんだサク。ゴミでも拾ってきたのか?」

ナギが咲夜の持っているボトルを見て言った。

「いや、なんか中身が気になってな。でも栓が固いねん」

咲夜はボトルの栓を引き抜こうと力を入れるがビクともしない。

「あ、咲夜さん。僕にお任せください」

「おお、頼むわ」

ハヤテは咲夜からボトルを受け取ると、あっさりと栓を抜いた。

そして中に入っていた紙を取り出して、テーブルに広げた。

全員が集まって、テーブルを囲む。

「これって……地図かな?」

紙を見て歩がそう言った。

随分古い物のようでところどころ擦り切れて汚れているが、確かに紙には一つの島の全体図が描かれていた。

「せやな、たぶんこの島の地図に間違いないで」

咲夜が頷いて、懐から最新の地図を取り出して横に並べる。

二枚を見比べると、開発や埋め立てで一部変わったところがあるがほぼ一致していた。

そして古い地図の一点には×マークが印されていた。

「まさかこれ……」

「宝の地図か!?」

ヒナギクの言葉をさえぎって、ナギが叫んだ。

顔をぱぁああっと輝かせている。

それを引き金に周りも盛り上がる。

「おお、初めて見たな!」と美希。

「これは世紀の大発見だな!」と理沙。

「にはは〜、スゴーイ♪」と泉。

「ずいぶん興奮してますわね」とアテネ。

「そりゃそうだろうよ!宝探しは漢のロマン!!」とイブキ。

「……皆さん女性ですよね?」とハヤテ。

『宝の地図』という響きにみんな湧き上がっていた。

「それで、どうするんですか咲夜さん?」

ハルが咲夜に訊く。

「おもしろそうやな!とりあえずこの場所にいってみよか♪」

こうして、一枚の地図を頼りに宝探しが始まったのだった。



*    *



×マークが指していると思われる場所までやってきた一行。

そこにはいかにもな洞窟の入口があった。

「では行きましょうか皆さん」

伊澄がそう言って、洞窟に足を踏み入れようとする。

「待てい」

がしっと肩をつかんで制止する咲夜。

「どうしたの咲夜?」

「なんで伊澄さんが先頭やねん!完全に迷子フラグやっちゅーねん!!」

「どういう意味よ―――――――!!」

「まぁまぁ、二人とも」

口論になった二人にハヤテがフォローに入る。

「危ないですから僕が先頭に立ちますよ。伊澄さんは後ろからついてきてください♪」

「ハヤテさまがそういうなら/////」

「(ナイスフォローやハヤテ!!)」

こうして最悪の事態(遭難)だけは避けたハヤテ。

全員を引き連れ、洞窟に入っていく。

「それにしてもこの洞窟……随分人の手が入っているみたいですね」

周りを見てマリアがつぶやく。

マリアの言うとおり、洞窟内の道はしっかりしており階段まで作られていた。

「もしかしたら罠とか仕掛けてあるかも知れませんね。皆さん気を付けてください」

ハヤテの言葉に全員頷き、一行はさらに奥まで進んでいった。







三十分後。

彼らの道は壮絶を極めた。

ハヤテが言った通り、洞窟内には様々な罠が張り巡らされていた。

上から斧が降ってきたり、下から槍が飛び出してきたり。

動く壁に挟まれたり、坂道で巨大な玉が転がってきたり。

炎が噴きだしてきたり、鉄砲水が噴きだしてきたり……etc

「ぜぇ……ぜぇ……」

そしてその被害はすべてハヤテ一人が受けていた。

先頭を歩いているから……というわけではない。

後ろを歩いている女性陣が知らず知らずに罠のスイッチを入れてしまうのだが、どういう訳かスイッチをいれた人ではなくハヤテに罠が作動するのである。

そんなわけでハヤテは満身創痍だった。

「大丈夫か、ハヤテ?」

ナギが心配してかけ寄る。

ポチッ。

ガラガラガラ!!

「ごはっ!!」

ハヤテの上に岩が落下した。

「ちょ、大丈夫ハヤテ君!?」

ヒナギクが心配してかけ寄る。

ポチッ。

ザバァ――――!!

「冷たっ!!」

ハヤテの上から水が落ちてきた。

「だいじょぶかなハヤテ君!!」

歩が心配してかけ寄る。

ポチッ。

ヒュウウウウ、ガン!!

「いたっ!!」

ハヤテの頭にたらいが落ちてきた。

こんな感じで無限ループ状態だった。

「ちょ、お願いですから皆さんあまり動かないで……」

ハヤテは何とか立ち上がる。

そのときイブキが動いた。

「あ、こんなとこにもスイッチが……。ポチっとな♪」

「押すなぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

壁から飛んできた矢を上体をそらしてかわすハヤテ。

「16連打〜♪」

高○名人なみの速度でスイッチを連打するイブキ。

矢が雨のようにハヤテめがけて飛んでくる。

「ぎゃああああああああああ!!」

必死に矢をかわすハヤテ。

なんとか全部かわすあたりさすがである。

「イブキさん!僕を殺す気ですか!?」

「あたしは信じてる。ハヤテは……ハヤテは絶対に生きて帰ってくるって!!」

「名台詞っぽくごまかさないでください!!」

「ははは♪まぁ、それはともかく向こうのほう明るくね?」

イブキが指さした方を見ると確かに光が見えた。

「あそこが出口か。よし、行ってみよう!!」

ナギを先頭に一行は出口へと走りだした。







洞窟を抜けると広い空間が広がっていた。

いや正確にはこの場所も洞窟内なのだが、上部が開けていて青空が広がっていた。

そしてこの空間の中央に古びた大きな箱が置かれていた。

「おお、あれが宝箱か!?」

ナギが目をキラキラ輝かせて走りだす。

「あ、待ってくださいお嬢さま!」

ポチッ。

「……え?」

もはや聞きなれた音にハヤテの背筋が凍る。

察しの通り、ナギがまた罠のスイッチを踏んだのである。

ヒュバッ!!

「うわっ!!」

どこかから網が飛んできて、完全にハヤテを捕える。

さらにその網はロープで『あるもの』に繋がっていた。

「……は?」

ハヤテを始め全員が目を疑う。

ロープで繋がった『あるもの』……







それは小型のロケットであった。

『なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?』

全員の叫びが一つとなった。

そんなことはお構いなしに、ロケットは発射態勢をとる。

『発射まで10秒前……9……8……』

ロケットからそんな機械音声が流れてくる。

「ちょ、ちょっと待ってください!!」

ハヤテは必死に網を振りほどこうとする。

そんななかでも容赦なくカウントは進む。

『7……6……5……0!!』

「4・3・2・1はどこへ!?」

ドゴォォォォォォォッ!!

ハヤテのつっこみも空しく、大地に別れを告げるロケット。

人類の夢と希望とハヤテを乗せ、今大空へと飛び立った!!

「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

どんどん小さくなるハヤテの声。

こうしてハヤテは☆となった……

その世紀の瞬間を見届けた一同が心に思うことはただ一つ。







『ハヤテぇ――――――――――――――――!!?』


第二十七話 END

===============================================================================


道草「短いですが、きりがいいので今回はここまでです」

ハヤテ「どこがですか!?僕どうなるんですか!?」

道草「少なくとも次回は出番ない」

ハヤテ「えええええええええ!?」

道草「では感想・間違い・アドバイスありましたらお待ちしてます♪」

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Re: Breath (3/5 更新) ( No.82 )
日時: 2011/03/06 00:43
名前: Neptune
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6436

はじめまして♪Neptuneです!
道草さんの作品はいつも楽しみに読んでいますよ〜!!師匠候補の一人なのです♪
神雷「はじめまして、神雷だよ♪なんたって作者は道草さんの文章表現をかなり参考にしているからね〜♪」
……………///←バレたと思っている。
神雷「じゃ、感想といこっか〜♪」
相変わらずハヤテは不幸だな〜♪罠がすべて向かってくるとは…………
神雷「まぁ、ナギちゃん達も気をつけるべきだよね〜………僕の奴隷息子が死んでしまうじゃないか♪」
え?心配はそこなの!?
神雷「はっはっは♪当たり前じゃないか♪重要な資金源なんだから♪」
…………………←(あれ?なんでこういう風に設定したんだろう?)
神雷「ていうかイブキっち………わざわざ16連にしなくてもいいのに………」
押しすぎなんだよね〜♪これがまた♪どこかの美食屋を思いだされるよ♪
神雷「そして今度の罠はロケットか〜………僕の奴隷息子返せぇぇぇぇ!!(泣」
………………ていうか不幸というランクを超えているよね〜…………ご愁傷様★
それでは♪
「「See you♪」」
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Re: Breath (3/5 更新) ( No.83 )
日時: 2011/03/06 16:30
名前: 迅風

イシュリナ「イェーイ☆ リクエストありがとね、みっくん☆」

ネアチル「リクエストありがとうございます♪ 天使のネアチルです♪ さて、それでですがイシュリナさん?」

イシュリナ「ん? 何かね、ネアチル君?」

ネアチル「…………みっくんって誰ですか?」

イシュリナ「道草さん☆」

ネアチル「……なんであなたは容赦なく何名にも渾名を付けるんでしょうね……。とにかく感想にいきますよ……」

イシュリナ「……ふっ、なんたる展開……浜辺にまさかの秘宝の隠し場所の地図がとな!? すっげぇやー☆ ……よし、私も探すぜ!!」

ネアチル「いやいやもう、ハヤテさんたちが見つけちゃいましたからね!?」

イシュリナ「私の冒険家魂が無に帰したっていうの!?」

ネアチル「イシュリナさんは学者でしょうがっ!? 冒険家じゃないでしょうが!?」

イシュリナ「冗談冗談♪ あいにくと私は学者だからねー。こういう無理は出来る☆」

ネアチル「出来るの!?」

イシュリナ「あっはっは☆ 私は戦闘が嫌いなだけで体が弱いって子ではないからねー☆ にしても面白いね、綾崎君は♪ 数多のトラップにもめげずに突き進んだか☆」

ネアチル「というか初めは先頭が鷺ノ宮さんでしたか……、本当に迷子になりそうですね……」

イシュリナ「あー、流石にこういう場所での迷子はシャレにならないからねー……うん、咲ニャンの考えは正しいね☆」

ネアチル「咲ニャン!?」

イシュリナ「しっかしタライとは面白いものが降ってきたねー☆ 懐かしいよー☆」

ネアチル「懐かしいの!? タライが落っこちてくる光景が懐かしいの!?」

イシュリナ「ぷっちゃけ学院時代に私がタライのトラップ仕掛けちゃいました☆」

ネアチル「仕掛ける側かぁああああああああああああああ!!」

イシュリナ「そして喰らった相手は気絶したよ☆」

ネアチル「気絶させちゃったんですか!?」

イシュリナ「うん、メチャクチャ面白かったよー☆ ガォーンって鳴りましたよ☆ 計画通り☆」

ネアチル「傍迷惑ですねぇ!!」

イシュリナ「にゃははは☆ まっ、その子は今は私の無二の親友だけどね☆」

ネアチル「へ? ……それってまさか……?」

イシュリナ「って、ロケットだぁあああああああああああああああああああああ!!?」

ネアチル「唐突ですねぇ!!」

イシュリナ「いやー、だって見てみいネアチル☆ 綾崎君がロケットに乗っかって大空を不自由に飛びまわってるぜ☆」

ネアチル「確かに不自由ですね!! 綾崎さんが空に飛び立ってしまいましたよ!? なんですか、この展開!?」

イシュリナ「いやー、綺麗に飛んでったねー……。でも大丈夫。綾崎君は宇宙進出程度じゃ死なないから☆」

ネアチル「死にますよ!? 僕ら天使だって下手したら死にますからね!?」

イシュリナ「じゃー仕方ない。私がロケット作って助けにいくよー☆」

ネアチル「いやいや時間がないですから! っていうか作れるんですか!?」

イシュリナ「こねこねこね。ぺたぺたぺた。かっちゃーん。ぬりぬり。はい出来たー☆」

ネアチル「出来ちゃった!? しかも本格的!? 完成度果てしなく高い!!」

イシュリナ「天界の学者さんを舐めたらいかんぜよ☆」(←超一流の学者。しかし明らかに本分を超えている)

ネアチル「っていうか本当に助けに向かうつもりなんですか!? ダメですよ、他作品に影響与えちゃ!?」

イシュリナ「やだなー、私はそんな過ちは犯さないよ☆ ……ただ、傍観者決め込んでポテチ片手に見物天使さんさっ☆」(←乗り込んだ)

ネアチル「ちょー、イシュリナさん!?」

イシュリナ「アデュー☆」(←あっという間に飛んでった)

ネアチル「イシュリナさぁああああああああああああああああああん!!?」

ネアチル「……もう、何なんだろうか僕らのチームは……。と、ともかく次回も楽しみにしていますね♪ 次回もリクエストがありましたらどうぞ♪ それでは♪」
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Re: Breath (3/5 更新) ( No.84 )
日時: 2011/03/06 20:38
名前: RIDE

はじめまして。
RIDEと申す者です。

小説一話から一気に読ませていただきました。
面白かったので、感想を書きます。

ハヤテのごとく!のキャラの性格をうまく活かせていますね。
ハヤテの頑丈さと天然ジゴロなスキルは違和感なかったです。

そして、全体的にイブキさんがいいキャラ出してます!
あのはっちゃけた性格は最高です!雷に弱いというギャップもかわいいと思いました。

ストーリーは、神父が騒いだところと、イブキがヒナギクやアテネにハヤテとのデートを仕掛けるところが面白かったです。
それと、イブキが持っている綾崎ハヤテの一日って、何種類あるんですかね?
少しそれが気になりました。

次回、ハヤテが飛ばされて、それでナギたちはどうするのか。
気になります。


短い感想だなと怒りになられたのならたのならばすみません。

更新がんばってください。

では、失礼しました。
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Re: Breath (3/5 更新) ( No.85 )
日時: 2011/03/08 02:40
名前: 水色

お久しぶりです、水色です♪

まずは・・・すごいですねーハヤテの不幸・・・

まさか全ての罠にかかるとは♪

そしてイブキの16連打・・・全てかわすところは流石ハヤテ!!って感じですね♪

最後は・・・あれ?・・・ハヤテが飛んでった?

しかも・・・宇宙に?

・・・・・・・・・・

ま、まあ、ハヤテなら大丈夫だよ!!・・・きっと!・・・たぶん・・・

次回も楽しみにしてますね♪

それでは♪

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Breath (3/13 更新) ( No.86 )
日時: 2011/03/13 18:38
名前: 道草

どぅも★道草です!

地震でしばらく家に帰れませんでした……

皆さんは大丈夫でしたか?ご無事をお祈りいたします!

あ、あと皆さんに習って目次とか作成しました。

一番上にありますのでよろしければご利用ください!

では、返信です。


◆Neptuneさんへ

>はじめまして♪Neptuneです!

道草「こちらこそ、はじめまして♪感想ありがとうございます!」

>道草さんの作品はいつも楽しみに読んでいますよ〜!!師匠候補の一人なのです♪

道草「えええええ!!?自分なんかが師匠候補だなんて恐れ多い……でも嬉しいです、ありがとうございます♪」

>神雷「はじめまして、神雷だよ♪なんたって作者は道草さんの文章表現をかなり参考にしているからね〜♪」

>……………///←バレたと思っている。

道草「マジですか!?いや、僕もいまだに試行錯誤中ですが……お役に立ててるのなら幸いです!」

>神雷「じゃ、感想といこっか〜♪」

>相変わらずハヤテは不幸だな〜♪罠がすべて向かってくるとは…………

ハヤテ「ほんと大変でした……」

イブキ「洞窟内の罠、全部起動したんじゃね?」

>神雷「まぁ、ナギちゃん達も気をつけるべきだよね〜………僕の奴隷息子が死んでしまうじゃないか♪」

ハヤテ「誰が奴隷息子だ!!」

>え?心配はそこなの!?

>神雷「はっはっは♪当たり前じゃないか♪重要な資金源なんだから♪」

>…………………←(あれ?なんでこういう風に設定したんだろう?)

イブキ「……この野郎」

道草「落ち着けイブキ!!」

>神雷「ていうかイブキっち………わざわざ16連にしなくてもいいのに………」

イブキ「押すなと言われたら押したくなる……人間の心理を突いた恐ろしい罠だったぜ……」

ハヤテ「いやいやいや……」

>押しすぎなんだよね〜♪これがまた♪どこかの美食屋を思いだされるよ♪

道草「釘パ○チ!?」

イブキ「あたしの必殺技はあくまでイブキィィックだ」

>神雷「そして今度の罠はロケットか〜………僕の奴隷息子返せぇぇぇぇ!!(泣」

ハヤテ「ていうかなんでロケット!?」

道草「急に思いついたので」

>………………ていうか不幸というランクを超えているよね〜…………ご愁傷様★

ハヤテ「まだ死んでません!!」

道草「もう何度も死にかけてるけどね……」

>それでは♪

>「「See you♪」」

道草「ありがとうございました!!」


◆迅風さんへ

>イシュリナ「イェーイ☆ リクエストありがとね、みっくん☆」

>ネアチル「リクエストありがとうございます♪ 天使のネアチルです♪ さて、それでですがイシュリナさん?」

千桜「お二人とも来てくれてありがとうございます」

道草「ありがとうございます♪……けどみっくんて?」

>イシュリナ「ん? 何かね、ネアチル君?」

>ネアチル「…………みっくんって誰ですか?」

>イシュリナ「道草さん☆」

道草「僕ですか!?」

イブキ「斬新なあだ名をつけられたもんだね、みっち〜」

道草「お前も人の事言えない!!でもありがとうございますイシュリナさん♪」

>ネアチル「……なんであなたは容赦なく何名にも渾名を付けるんでしょうね……。とにかく感想にいきますよ……」

>イシュリナ「……ふっ、なんたる展開……浜辺にまさかの秘宝の隠し場所の地図がとな!? すっげぇやー☆ ……よし、私も探すぜ!!」

道草「ちょっと強引な展開でしたが……まぁもう少し続きます」

>ネアチル「いやいやもう、ハヤテさんたちが見つけちゃいましたからね!?」

道草「見つけはしたんですがねぇ……」

ナギ「ハヤテ吹っ飛んだからな、ひとまず後回しだ!!」

>イシュリナ「私の冒険家魂が無に帰したっていうの!?」

道草「冒険家だったの!?」

>ネアチル「イシュリナさんは学者でしょうがっ!? 冒険家じゃないでしょうが!?」

>イシュリナ「冗談冗談♪ あいにくと私は学者だからねー。こういう無理は出来る☆」

咲夜「できるんかいっ!!」

>ネアチル「出来るの!?」

>イシュリナ「あっはっは☆ 私は戦闘が嫌いなだけで体が弱いって子ではないからねー☆ にしても面白いね、綾崎君は♪ 数多のトラップにもめげずに突き進んだか☆」

ハヤテ「もう、ほんと散々でしたよ……」

イブキ「おつかれー(棒読み)」

>ネアチル「というか初めは先頭が鷺ノ宮さんでしたか……、本当に迷子になりそうですね……」

伊澄「?」

咲夜「いや、そこで不思議そうな顔されても……」

>イシュリナ「あー、流石にこういう場所での迷子はシャレにならないからねー……うん、咲ニャンの考えは正しいね☆」

>ネアチル「咲ニャン!?」

咲夜「……巻田と国枝が立てよったメイド喫茶を思い出すな……ムカつくから看板変えたったけど」

ハル「懐かしいですね〜♪」

>イシュリナ「しっかしタライとは面白いものが降ってきたねー☆ 懐かしいよー☆」

道草「あえてはさんだ小ネタでしたが……懐かしいとは?」

>ネアチル「懐かしいの!? タライが落っこちてくる光景が懐かしいの!?」

>イシュリナ「ぷっちゃけ学院時代に私がタライのトラップ仕掛けちゃいました☆」

道草「イシュリナさんお茶目ですね〜♪」

ハヤテ「けどアレ地味に痛いですよ!?」

>ネアチル「仕掛ける側かぁああああああああああああああ!!」

>イシュリナ「そして喰らった相手は気絶したよ☆」

>ネアチル「気絶させちゃったんですか!?」

ハヤテ「気絶したんですか!?」

ナギ「哀れな……」

>イシュリナ「うん、メチャクチャ面白かったよー☆ ガォーンって鳴りましたよ☆ 計画通り☆」

>ネアチル「傍迷惑ですねぇ!!」

イブキ「まったくだな!!」

ハヤテ「・・・・・・」

>イシュリナ「にゃははは☆ まっ、その子は今は私の無二の親友だけどね☆」

>ネアチル「へ? ……それってまさか……?」

道草「それはもしや……」

イブキ「ある死神さんの妹さんかな?」

>イシュリナ「って、ロケットだぁあああああああああああああああああああああ!!?」

>ネアチル「唐突ですねぇ!!」

道草「はっはっは」

ハヤテ「笑いごとじゃありませんよ!!ていうかホントになんでロケット!?」

>イシュリナ「いやー、だって見てみいネアチル☆ 綾崎君がロケットに乗っかって大空を不自由に飛びまわってるぜ☆」

>ネアチル「確かに不自由ですね!! 綾崎さんが空に飛び立ってしまいましたよ!? なんですか、この展開!?」

道草「ごめんなさぁぁぁぁい!!」

ハヤテ「謝るくらいなら最初からやめてください!!」

>イシュリナ「いやー、綺麗に飛んでったねー……。でも大丈夫。綾崎君は宇宙進出程度じゃ死なないから☆」

ハヤテ「いや死にますよ!!僕はフ○ーザですか!?」

>ネアチル「死にますよ!? 僕ら天使だって下手したら死にますからね!?」

>イシュリナ「じゃー仕方ない。私がロケット作って助けにいくよー☆」

道草「まさかのイシュリナさん出演!?」

ハヤテ「いやいやいや!!」

>ネアチル「いやいや時間がないですから! っていうか作れるんですか!?」

>イシュリナ「こねこねこね。ぺたぺたぺた。かっちゃーん。ぬりぬり。はい出来たー☆」

イブキ「擬音がおかしくね!?」

ハヤテ「そこですか!?」

>ネアチル「出来ちゃった!? しかも本格的!? 完成度果てしなく高い!!」

ハヤテ「イシュリナさんは何者なんですか!?」

道草「天使?」

ハヤテ「いや、そうですけど!!?」

>イシュリナ「天界の学者さんを舐めたらいかんぜよ☆」(←超一流の学者)

道草「だそうです」

ハヤテ「なんか凄いですね!!」

>ネアチル「っていうか本当に助けに向かうつもりなんですか!? ダメですよ、他作品に影響与えちゃ!?」

>イシュリナ「やだなー、私はそんな過ちは犯さないよ☆ ……ただ、傍観者決め込んでポテチ片手に見物天使さんさっ☆」(←乗り込んだ)

ハヤテ「そこまでするなら、むしろ助けてください!!」

>ネアチル「ちょー、イシュリナさん!?」

>イシュリナ「アデュー☆」(←あっという間に飛んでった)

>ネアチル「イシュリナさぁああああああああああああああああああん!!?」

イブキ「なんとフリーダム!!」

>ネアチル「……もう、何なんだろうか僕らのチームは……。と、ともかく次回も楽しみにしていますね♪ 次回もリクエストがありましたらどうぞ♪ それでは♪」

道草「では……青海さんにミラちゃんに鈴音ちゃんでお願いします♪ありがとうございました!!」


◆RIDEさんへ

>はじめまして。

>RIDEと申す者です。

道草「初めまして!感想ありがとうございます!!」

>小説一話から一気に読ませていただきました。

>面白かったので、感想を書きます。

道草「あ、ありがとうございます(涙)……面白いと言っていただけてホント嬉しいです!!」

>ハヤテのごとく!のキャラの性格をうまく活かせていますね。

>ハヤテの頑丈さと天然ジゴロなスキルは違和感なかったです。

ハヤテ「僕としては喜んでいいのか複雑ですけどね……」

道草「原作の雰囲気を崩さないように必死なのです!!」

>そして、全体的にイブキさんがいいキャラ出してます!

>あのはっちゃけた性格は最高です!雷に弱いというギャップもかわいいと思いました。

イブキ「忘れられた設定を持ち出すな――――――――!!」

道草「いや、また書くけどね」

イブキ「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

>ストーリーは、神父が騒いだところと、イブキがヒナギクやアテネにハヤテとのデートを仕掛けるところが面白かったです。

道草「『アパートハーレム編』と『ハヤテ補完計画編』ですね」

イブキ「ふっ、今度こそ絶対ハヤテと誰かをくっつけてみせる!!」

>それと、イブキが持っている綾崎ハヤテの一日って、何種類あるんですかね?

>少しそれが気になりました。

イブキ「【学校編】、【バイト編】、【コスプレ編】……あといくつだったっけな?多くて覚えてない……。けど16歳バージョンも現在、鋭意製作中♪」

ハヤテ「やめんかぁぁぁぁぁぁぁっ!!/////」

>次回、ハヤテが飛ばされて、それでナギたちはどうするのか。

>気になります。

道草「野郎がいなくなったのでガールズトークで盛り上がります」

ナギ「んな訳あるか―――――――!!」

>短い感想だなと怒りになられたのならたのならばすみません。

道草「滅相もない!!感想いただけて嬉しいです!!いつでもお待ちしております♪」

>更新がんばってください。

>では、失礼しました。

道草「ありがとうございました!!」


◆水色さんへ

>お久しぶりです、水色です♪

道草「わー♪お久しぶりです、水色さん!!」

ヒナギク「おひさしぶりね♪感想ありがとう!」

>まずは・・・すごいですねーハヤテの不幸・・・

>まさか全ての罠にかかるとは♪

道草「不幸でなければハヤテじゃない!!」

ハヤテ「なんですかそれ!?」

>そしてイブキの16連打・・・全てかわすところは流石ハヤテ!!って感じですね♪

道草「イブキはあれでもハヤテのスピードに合わせていたりします」

イブキ「まさに阿吽の呼吸」

ハヤテ「いや、十分必死でしたからね!?」

>最後は・・・あれ?・・・ハヤテが飛んでった?

ハヤテ「なんなんですかこの展開!?」

道草「退場させるために考えついた結論」

>しかも・・・宇宙に?

>・・・・・・・・・・

道草「さすがにそこまでは……逝くかな?」

ハヤテ「いきませんよ!!ていうか字がおかしい!!」

>ま、まあ、ハヤテなら大丈夫だよ!!・・・きっと!・・・たぶん・・・

道草「まぁ、今回出番ないですけど」

ハヤテ「ひどっ!!」

>次回も楽しみにしてますね♪

>それでは♪

道草「ありがとうございました!!」


皆さんありがとうございました♪

地震で大変だと思いますがお互い頑張りましょう!

では以下から本編です。


===============================================================================


第二十八話 『ない者の利点』


「あぢぃ――――――――……」

白皇学院、職員室。

名門校として、生徒たちを正しく導く使命をもった教師たちが集う場所。

その神聖な学び舎にそぐわないだらけきった声が響く。

声の主は桂雪路。

ヒナギクの実姉であり、白皇を代表する模範的ダメ人間である。

「くそー、何で夏休みに学校こなくちゃいけないのよ」

「まぁまぁ、仕事ですから」

机につっぷして愚痴をこぼす雪路に、一人の女性教師がなだめるように声をかける。

眼鏡に白衣、そしてどこか幼さの残る印象をうけるこの女性。

雪路の後輩にして、立場的には上司である牧村志織である。

「ところで先輩。前回の引きから考えて私たち最悪の出方になってると思うんですけど?」

「あー、いいの、いいの。私らみたいなのはこうやってスキをみて出番確保するしかないんだから。なんなら一話丸々、私の居酒屋トークでもいいわ!」

「それはさすがに読者さんから苦情が来るかと……」

「なんだとー、先輩だぞー。バカにすんなー!」

雪路はさらに不満を口にする。

「まったく、ヒナの奴はいま南の島でバカンスしてるってのに、こんなだるい仕事やってられるか!!」

教師の発言とは到底思えなかった。

「はぁ〜、いっそのことロケットにでも乗って大空に旅立ちたいわー……」



*    *



て事で、前回の続き。

「ハヤテぇ―――――――――!!」

ナギの絶叫が空にむなしく響く。

ハヤテを乗せたロケットは既に視界から消え失せていた。

「いや〜、きれいに飛んだなー」

「うむ、いい画が撮れたな」

「すごかったね〜」

生徒会三人娘はビデオカメラを片手に空を見上げていた。

一方、イブキは笑いを堪えている。

「あなたたち、そんなことしてる場合じゃないでしょ!」

ヒナギクが四人を怒鳴りつける。

「ハヤテ君だいじょうぶかな……」

歩は心配そうに空を見つめる。

「まぁハヤテ君のことですから、生きてるとは思いますが……」

「そうですわね。今はとにかく引き返してハヤテの後を追いましょう」

マリアとアテネがそう言うやいなや、ナギが走り出した。

「まってろハヤテ!!」

そう言ってすぐさま来た道を引き返そうとするナギ。

みんなもそれに続こうとするが……







ポチッ。

『あ……』

※もう説明する必要もないと思いますが、ナギが罠のスイッチを踏みました。

次の瞬間、全員が立っていた床が抜けた。

『にゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………』

叫び声を上げながら全員、落とし穴へと落ちて言った……



*    *



「いたた……なんやねんもう」

そう言いながら咲夜は腰をさする。

「大丈夫ですか咲夜さん?それに皆さんもご無事ですか?」

ハルがみんなに声をかける。

「ウチは平気や」と咲夜。

「なんとかな……」とナギ。

「落とし穴が坂になっていて助かりましたね」と伊澄。

急な坂道を滑り落ちてきたのだが、イブキをクッシュンがわりにして何とか全員無事だった。

「おのれら無事ならさっさとどけや!!」

全員の下敷きになっていたイブキが叫ぶ。

「あ、スマン」

ナギをはじめとして、全員がイブキの上からどく。

そしてイブキもまったく、と言って立ち上がった。

「……さて諸君。これからどうする?」

理沙がそう発言する。

周りを見渡すと壁に囲まれている。

出口らしいものは見つからない。

「くそっ、完全に閉じ込められたな……」とナギ。

「どうすればいいのかな?」と歩。

「落ちてきた坂も急すぎて上れませんし……」とマリア。

完全に道を断たれ困惑する一同。

「しっ、静かに!」

突然ヒナギクが唇に人差し指を当てて、周りを制止する。

「どうしたヒナ?」

美希がそう訊くとヒナギクは真剣な顔で答える。

「どこからか風が流れてきてるわ……」

「え?」

「もしかしてどこか外に繋がってるかも……」

ヒナギクは目をつぶって集中する。

わずかな音に耳を澄まし。

わずかな空気の流れを肌で感じ取っていた。

「……こっちね!」

ヒナギクはゴツゴツした岩の壁に近づく。

そして薄暗い中、目を凝らした。

「見つけたわ!」

そこには岩が裂けて、わずかな隙間ができていた。

「本当かヒナ!」

「でかしたぞ!」

「ヒナちゃんスゴーイ♪」

生徒会三人娘が褒めたたえる。

「よし、ではさっそく……」

ナギはすぐにでも通ろうとするが、ヒナギクが引きとめる。

「まってナギ。先がどうなってるかわからないし、まずは私が様子を見てくるわ」

「お、おお、頼む」

ヒナギクは体を横にして、隙間に入り込む。

「……ん、ちょっと狭いけど何とか通れそうね」

そして隙間を抜けて、壁の向こう側にたどり着いた。

そこは道が続いていて、ひとまずは安全そうだった。

「ふぅ……。よし、みんなも通ってきて大丈夫よ!」

ヒナギクは壁の向こうへと声をかける。

そして、ナギが難なく通り抜ける。

次に、伊澄、美希、イブキと続く。

そして、歩も通ろうとするが……

「……あ」

そこで歩の動きが止まる。

「どうしたのだ?」

ナギが訊くと、歩はなにやら恥ずかしそうに答える。

「……そ、その……胸がつっかえちゃって/////」

『・・・・・・』

問題なく通れた人、約五名。

ぷちっ!

ナギの中でなにかが切れた。

「貴様ァ!!当てつけか!?それは私たちへの当てつけかコラ!!」

ナギは歩の腕を無理やり引っ張る。

「痛い!!痛いよナギちゃん!!すり減っちゃう!!」

「いっそすり減れ!!」

なんかよくわからない女の戦い勃発!

「よし、私も手伝おう♪」

「え、理沙さん?ひゃぁあん!!/////……ちょ、なんで胸揉むのかな!?」

「いや、なんとか押し込もうと思って♪」

ナギと反対側で、理沙が歩の胸を揉みほぐしていた。

「あんっ/////そんな激しく……あ」

歩の色っぽい声が響く。

ハヤテがいたら間違いなく赤面したであろう。

そんなこんなで、いろんな意味で板挟みになる歩であった……



*    *



数分後。

「はぁ……はぁ……/////」

ようやく拷問から解放された歩。

「ごめん、歩……今回は同情できないわ」

「ひどいんじゃないかな、ヒナさん!?」

友情より嫉妬をとったヒナギク。

結局、隙間を通れたのはヒナギク・ナギ・伊澄・美希・イブキの五人だけだった。

今なお閉じ込められているのはマリア・咲夜・アテネ・ハル・泉・理沙・歩の七人。

※基準は作者の独断と偏見です。

今は壁越しに会話をしている。

「まぁ、話を戻しますけど、ハヤテの事も心配なのであなたたちは一度脱出してください」

アテネがヒナギクたちに指示をだす。

「そしてハヤテと合流してから助けに来てください」

「……気が向いたらな」

「こら、ナギ!」

むすっとした顔で答えるナギを壁越しから叱るマリア。

「まぁ、それしかないわね。じゃあ行くわよ、みんな」

ヒナギクが先頭に立ち、ナギ達に指示をだす。

そんな彼女たちに、アテネたちから声がかかる。

「では頼みましたよ」とアテネ。

「気を付けてください」とマリア。

「がんばってね!」と歩。

「いってらっしゃいませ♪」とハル。

「気を落とすんやないで!」と咲夜。

「自分に自信をもって♪」と泉。

「女の魅力は胸だけじゃないぞ!」と理沙。

次々と声援が送られる。

それに対してヒナギクたちの反応は。

『・・・・・』

イブキが一人言葉を返す。

「……お前らあとで覚えとけよ」

そしてヒナギクたちはその場を出発した。

こうして夢のチーム、『ステータス』が結成された!!

『なんだその名前は――――――――!!』


第二十八話 END

===============================================================================


地震で大変なのにこんな話でいいんでしょうか?

ではまた次回に続きます。

……そろそろ頃合いでしょうかね?

感想・間違い・アドバイスお待ちしてます!!

みなさんこれからも地震や火事にはお気をつけください!!





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Re: Breath (3/13 更新) ( No.87 )
日時: 2011/03/14 16:33
名前: RIDE

RIDEです。
またまた感想を書き込みます。

罠にかかってしまうお約束。
原作でのミコノスの地下迷宮を思い出しました。
ヒナギクのリーダーシップは見事ですよね。
年上や偉そうなオーラがかかっているマリアやアテネが霞んでしまっている・・・・

そして、歩に対するセクハラは凄いですね。
ハヤテじゃなくても年頃の男子が見たら卒倒ものだ・・・・

そして何より、チーム名が「ステータス」
大笑いしてしまいそうでした。

さあ、果たして彼女たちはどうなるのでしょうか?
更新がんばってください。

では、失礼しました。
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Re: Breath (3/13 更新) ( No.88 )
日時: 2011/03/14 17:42
名前: 迅風

青海「……リクエストありがとう。柳原青海さんだよ……」

ミラ「……リクエスト殺してヤル。竜胆ミラ殺してヤル……」

鈴音「……ふ、二人が怖いですよぅ……。えっと鍵森鈴音です♪ リクエストありがとうです♪」

青海「……初のリクエストが明らかに喜べない……」

ミラ「……ともかく道草を嬲り殺すのはいいとして……感想だぞ」

鈴音「道草さんをそんな酷い事しちゃダメだからね、ミラちゃん!?」

青海「……皆は落とし穴に落ちてしまったのね……」

鈴音「大変なのです……!」

ミラ「そしてハムスターが壁の隙間を通れなかったわけか……」

鈴音「そ、そうみたいだね――」

二人「「当てつけか、貴様ら?」」ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

鈴音「……、」(←涙目)

青海「ハムちゃんったら……16歳ですり抜けられないなんて……。……ふふっ、いいザマしてるでよす……。ありんすねぇありんすかぁありんすなぁああああ!!」

鈴音「ありんす、という言葉が凄い怖い!!?」

ミラ「いっそハムの胸なんかもげてしまえ」

鈴音「怖いよミラちゃん!!?」

青海「その他ぁ!! 天王州さんを筆頭に皆が皆、出られませんでしたねぇ!! 嬉しいでしょうねぇ!! グラマラスでよかったじゃないねぇ!!」(←40代)

ミラ「……ミラだって何時かは……」(←作者曰く『可能性無し』)

青海「わ、私だって成長期がまだなだけだもんねー!!」(←作者曰く『君は成長期もう終わってるでしょうが』)

鈴音「ま、まぁ二人とも! 皆さん行ってますが女性の魅力は胸ばっかりってわけじゃないんですし落ち着いて――」

二名「「作者が後二年で李薇さんとこのエリカクラスになるって言ってる奴が何を言うか、裏切り者が!!」」

鈴音「ふにゃあ!!?」

ミラ「くっ……こんなもの……」(←歩の右胸をわしづかみ)

青海「おのれがぁぁぁぁ……」(←歩の左胸をわしづかみ)

ミラ「にゃろうにゃろうにゃろう……」(←一生懸命もみまくる)

青海「脂肪脂肪脂肪脂肪……」(←一心不乱にもみまくる)

鈴音「ふ、ふわぁあ……。で、では次回の『ステータス』の方たちの働きに期待しています!! 頑張ってください『ステータス』さ――って皆さんの目が怖いですぅ!!」

鈴音「は、はにゅう……次回もリクエストがあればどうぞです!!」(←後二年でグラマラス♪♪)

鈴音「う、うにゅあ!! そ、それでは次回も楽しみにしていますねー!!」
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Re: Breath (3/13 更新) ( No.89 )
日時: 2011/03/14 19:56
名前: Neptune
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6436

こんにちは♪ネプさんです!!
剛輝「熊田剛輝じゃ♪」
まさか死者が大量に出るとはね〜………炉心溶融しないことを祈るだけです!!
剛輝「なんか計画停電が起きるらしいがのぅ……実際どうなるんじゃろうなぁ〜……」
とりあえず被災者の無事を祈り……感想です♪
剛輝「ハヤテが飛び立ち、ナギ………ダメジョが罠を踏んだんじゃな、可哀想に……」
本当だよね〜………やっぱりダメジョだね♪
剛輝「それにしても……桂がおって助かったのう♪………他のダメ連中だけじゃ永遠に脱出出来なかったの……」
はっはっは♪剛輝は何を言っているんだい♪
マリアさんじゅうななさいがいるじゃないか♪
剛輝「………………なにやら無言で包丁を研いでおるぞ。」
…………で!!
ぺったんこにしか通ることのできない穴があったのか〜………ふん、所詮胸があるやつなんざ死ねばいいんだ……
剛輝「………………………」(←あえて無言を貫く人)
そしてハヤテを助けた後、その喜び取り残された人達は忘れられたのであった、まる。
剛輝「それは遠まわしに死ねと言っているようなもんじゃぞ!?」
胸だけが女性の魅力じゃないという奴は大概の人があるという…………
剛輝「……See youじゃ♪」
ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ………………
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Re: Breath (3/13 更新) ( No.90 )
日時: 2011/03/16 15:12
名前: 水色

純「どうも♪作者代理の舞原純と」

渚「同じく作者代理の妹の渚です♪」

純「まずは・・・落ちたな・・・」

渚「・・・落ちましたね・・・でもヒナギクさんのリーダーシップはすごいです♪」

純「次は・・・ドンマイ?」

渚「だ、大丈夫ですよ!!女性の魅力は胸だけじゃないですよ♪」←スタイル抜群♪

純「(・・・逆効果だと思うが)そしてチーム『ステータス』か・・・渚、これ『笑顔』で言ってみて」

渚「え?えっと・・・チーム『ステータス』の皆さん、頑張ってください♪・・・み、皆さんの目が怖いです!!」

純「あっはっは♪・・・まあ、次回も楽しみにしてるよ♪それじゃ♪」

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Breath (3/29 更新) 次スレに続く ( No.91 )
日時: 2011/03/29 00:53
名前: 道草

どぅも★道草です!

お久しぶりです。

地震から二週間以上経ちましたね。

まだ爪痕は深いと思いますが、少しでも気を紛らわせることができればなと思っています。

被災者の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

では返信です。


◆RIDEさんへ

>RIDEです。

>またまた感想を書き込みます。

ハヤテ「また感想いただきありがとうございます♪」

道草「ありがとうございます!ご無事で何よりです♪」

>罠にかかってしまうお約束。

>原作でのミコノスの地下迷宮を思い出しました。

道草「罠と言えばやっぱり落とし穴ですよね〜」

ナギ「そんな古典的なお約束いらんわ!!」

>ヒナギクのリーダーシップは見事ですよね。

>年上や偉そうなオーラがかかっているマリアやアテネが霞んでしまっている・・・・

アテネ「誰が偉そうですか!!」

マリア「それに一体誰が霞んでるというんでしょうね★」

道草「ぶっちゃけ、彼女たちが霞んでしまったのは僕の力不足です……」

>そして、歩に対するセクハラは凄いですね。

理沙「女の子同士だから合法だ!」

歩「いや、あれはやりすぎじゃないかな!?」

>ハヤテじゃなくても年頃の男子が見たら卒倒ものだ・・・・

道草「よかったね、ハヤテいなくて」

歩「ほんとだよ〜/////」

>そして何より、チーム名が「ステータス」

>大笑いしてしまいそうでした。

道草「チーム『ペタンコーズ』とどっちにするか悩みました!」

ナギ「いい加減にせんか―――――――!!」

>さあ、果たして彼女たちはどうなるのでしょうか?

道草「……自滅?」

ナギ「なんでだ―――――――!!」

>更新がんばってください。

>では、失礼しました。

道草「ありがとうございました!!」


◆迅風さんへ

>青海「……リクエストありがとう。柳原青海さんだよ……」

>ミラ「……リクエスト殺してヤル。竜胆ミラ殺してヤル……」

道草「ぬをおおおお!!?お二方から殺気が!?」

>鈴音「……ふ、二人が怖いですよぅ……。えっと鍵森鈴音です♪ リクエストありがとうです♪」

道草「おお、唯一の癒し鈴音ちゃん!!」

ハル「おかえりなさいませ〜♪みなさんおこしいただきありがとうございます!!」(きゃる〜ん)

>青海「……初のリクエストが明らかに喜べない……」

道草「魂胆バレてる!?」

イブキ「あたりまえだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

>ミラ「……ともかく道草を嬲り殺すのはいいとして……感想だぞ」

道草「なぶり殺しは決定事項ですか!?」

>鈴音「道草さんをそんな酷い事しちゃダメだからね、ミラちゃん!?」

イブキ「こんな奴かばう必要ねぇぞ?」

ヒナギク「そうね」

ナギ「まったくだな」

道草「味方がいない!?」

>青海「……皆は落とし穴に落ちてしまったのね……」

>鈴音「大変なのです……!」

道草「罠よけ(ハヤテ)がいなくなったのでこうなりました」

ハヤテ「罠よけってなんですか!?」

>ミラ「そしてハムスターが壁の隙間を通れなかったわけか……」

>鈴音「そ、そうみたいだね――」

歩「な、なにかな?ミラちゃんと青海さんから睨まれてるんだけど……」

>二人「「当てつけか、貴様ら?」」ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

>鈴音「……、」(←涙目)

歩「ひぃいいい!!私のせいじゃないよ〜〜〜〜!!」

道草「まぁ、ガンバレー(棒読み)」

歩「他人事じゃないんじゃないかな道草さん!?」

>青海「ハムちゃんったら……16歳ですり抜けられないなんて……。……ふふっ、いいザマしてるでよす……。ありんすねぇありんすかぁありんすなぁああああ!!」

>鈴音「ありんす、という言葉が凄い怖い!!?」

歩「ふぇぇん!!青海さんが怖いよ〜〜〜〜!!」

>ミラ「いっそハムの胸なんかもげてしまえ」

>鈴音「怖いよミラちゃん!!?」

歩「ひどい言われようじゃないかな!?ていうか私もそこまで大きくはないんだけど……」

道草「まぁ、普通を極めた人だからね」

ナギ「それは我々に対する嫌味か!?」

>青海「その他ぁ!! 天王州さんを筆頭に皆が皆、出られませんでしたねぇ!! 嬉しいでしょうねぇ!! グラマラスでよかったじゃないねぇ!!」(←40代)

アテナ「まぁ私はどう考えても出られませんわね」

道草「判断基準……僕の目測」

ナギ「みちくさぁぁぁぁぁぁっ!!」

>ミラ「……ミラだって何時かは……」(←作者曰く『可能性無し』)

ヒナギク「私だってまだこれからなんだから!!」

道草「……ヒナギクは可能性低い気がする」

ヒナギク「なんですって―――――――――!!」

>青海「わ、私だって成長期がまだなだけだもんねー!!」(←作者曰く『君は成長期もう終わってるでしょうが』)

イブキ「・・・・・・」

道草「……これからも幼児体型がんばってください」

>鈴音「ま、まぁ二人とも! 皆さん行ってますが女性の魅力は胸ばっかりってわけじゃないんですし落ち着いて――」

>二名「「作者が後二年で李薇さんとこのエリカクラスになるって言ってる奴が何を言うか、裏切り者が!!」」

>鈴音「ふにゃあ!!?」

道草「鈴音ちゃんは後二年で卒業か〜……」

イブキ「そんなしみじみしたもんじゃないだろ!!」

>ミラ「くっ……こんなもの……」(←歩の右胸をわしづかみ)

歩「ふにゃ!?/////」

>青海「おのれがぁぁぁぁ……」(←歩の左胸をわしづかみ)

歩「ひゃああん!!/////」

>ミラ「にゃろうにゃろうにゃろう……」(←一生懸命もみまくる)

歩「んっ……やっ!……ああん/////」

>青海「脂肪脂肪脂肪脂肪……」(←一心不乱にもみまくる)

歩「ちょ!……あっ……やん!!/////」

道草「……これなんてエロゲ?」

>鈴音「ふ、ふわぁあ……。で、では次回の『ステータス』の方たちの働きに期待しています!! 頑張ってください『ステータス』さ――って皆さんの目が怖いですぅ!!」

ステータス『その名で呼ぶな――――――――!!』

>鈴音「は、はにゅう……次回もリクエストがあればどうぞです!!」(←後二年でグラマラス♪♪)

ナギ「おのれ裏切り者……」

道草「まぁ、それはともかく……そうですね、迅風さんと筋肉さんとツンデレさんで♪」

イブキ「せめて名前でよべ!!」

>鈴音「う、うにゅあ!! そ、それでは次回も楽しみにしていますねー!!」

道草「ありがとうございました!!」


◆Neptuneさんへ

>こんにちは♪ネプさんです!!

>剛輝「熊田剛輝じゃ♪」

ハヤテ「感想いただき、ありがとうございます♪」

>まさか死者が大量に出るとはね〜………炉心溶融しないことを祈るだけです!!

道草「ご無事で何よりです!あちらも今大変ですからね〜……」

>剛輝「なんか計画停電が起きるらしいがのぅ……実際どうなるんじゃろうなぁ〜……」

>とりあえず被災者の無事を祈り……感想です♪

道草「電車とかも止まり大変でしたが……被災地も一刻も早く復旧できるといいですね」

>剛輝「ハヤテが飛び立ち、ナギ………ダメジョが罠を踏んだんじゃな、可哀想に……」

ナギ「誰がダメジョだぁぁぁぁっ!!」

>本当だよね〜………やっぱりダメジョだね♪

ナギ「肯定するなぁぁぁぁぁっ!!」

>剛輝「それにしても……桂がおって助かったのう♪………他のダメ連中だけじゃ永遠に脱出出来なかったの……」

イブキ「誰がダメ連中だ!!」

アテネ「なめないでほしいですわね」

道草「まぁ、アテネやイブキにもそれくらいの能力はあります」

>はっはっは♪剛輝は何を言っているんだい♪

>マリアさんじゅうななさいがいるじゃないか♪

マリア「……なんか気になる呼び方ですね。私はぴっちぴちですよ★」

>剛輝「………………なにやら無言で包丁を研いでおるぞ。」

道草「……夜道では背後にお気を付けください」

>…………で!!

>ぺったんこにしか通ることのできない穴があったのか〜………ふん、所詮胸があるやつなんざ死ねばいいんだ……

イブキ「なんかネプちーの触れてはいけないとこに触れた!?」

道草「なんかすいませぇぇぇぇん!!」

>剛輝「………………………」(←あえて無言を貫く人)

>そしてハヤテを助けた後、その喜び取り残された人達は忘れられたのであった、まる。

ナギ「それもいいかもな」

咲夜「やめんかボケェェェェェ!!」

>剛輝「それは遠まわしに死ねと言っているようなもんじゃぞ!?」

>胸だけが女性の魅力じゃないという奴は大概の人があるという…………

ハヤテ「女性の魅力は外見じゃありませんよ♪」

イブキ「うん、天然ジゴロは黙ってろ」

>剛輝「……See youじゃ♪」

道草「ありがとうございました!!」

>ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ………………

道草「Neptuneさん戻ってきて――――――!!」


◆水色さんへ

>純「どうも♪作者代理の舞原純と」

>渚「同じく作者代理の妹の渚です♪」

道草「どぅも★純さんに渚さん♪」

千桜「お二人ともおこしいただき、ありがとうございます」

>純「まずは・・・落ちたな・・・」

イブキ「渚がハヤテに……」

ハヤテ「違いますから!!/////」

>渚「・・・落ちましたね・・・でもヒナギクさんのリーダーシップはすごいです♪」

道草「今回はペッタンコの代表である彼女にがんばってもらいました!」

ヒナギク「ペッタンコじゃない!!」

>純「次は・・・ドンマイ?」

ナギ「なぐさめるな―――――――――――!!」

>渚「だ、大丈夫ですよ!!女性の魅力は胸だけじゃないですよ♪」←スタイル抜群♪

ステータス『・・・・・・』

>純「(・・・逆効果だと思うが)そしてチーム『ステータス』か・・・渚、これ『笑顔』で言ってみて」

>渚「え?えっと・・・チーム『ステータス』の皆さん、頑張ってください♪・・・み、皆さんの目が怖いです!!」

イブキ「……ケンカ売ってんのか?」

ナギ「嫌味かコラ!!」

ヒナギク「なによみんなして!!」

>純「あっはっは♪・・・まあ、次回も楽しみにしてるよ♪それじゃ♪」

イブキ「笑ってごまかせると思うなゴラァァァァァ!!」

道草「それはともかくありがとうございました!!」


皆さんありがとうございました!!

では遅くなってしまいましたが本編です。どぅぞ!


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第二十九話 『チャンスは誰にでもめぐってくる。……拾えないだけで』


さて、皆の命運を握るチーム『ステータス』はというと……

「まったく!ハムスターはまったく!!他の奴らもまったく!!」

ナギは不機嫌な顔をしながらずんずんと突き進んでいた。

「私より『ちょっとだけ』大きいからっていい気になりおって……」

『ちょっとだけ』を強調するナギ。

いや、誰がどうみてもその差は明らかだと思うが……

「……この小説未完で終わらせてやろうか作者?」

やめてください!!

「まったく!成長期がまだだからってバカにするな!!」

「同感ね」

いつもならストッパーとなるはずのヒナギクも今回はナギに賛同していた。

「まぁ、いいじゃないか。それもヒナの魅力の一つだし♪」

「……美希、それフォローしてるつもり?」

美希自身はそれほど気にしていないのか、ただヒナギクにくっついていた。

「……ところで伊澄はどうしたのだ?」

「イスミンなら一行も登場することなく姿を消した」

「早いな、おい!!」

イブキの言うとおり、伊澄は早々に迷子になっていた。

まぁ、いつもの事なので問題ないと一同は思った。

「まぁ、伊澄は大丈夫だとして……早く洞窟からでてハヤテを探さねば!」

「そうね!今動けるのは私たちだけだしね!」

使命に燃えるナギとヒナギクのペッタンコンビ。

「「誰がペッタンコンビだ!!」」

そんな二人をよそに、イブキがぼそっと呟く。

「まぁ、ハヤテも何気に巨乳好きだしな」※イブキの勝手な推察です。

「「えええええええええ!!?」」

ガーンとするナギとヒナギク。

現状でその情報はつらかった。

そして叫ぶ二人。

「私だっていつか母みたいなEカップになるのだ―――――――――!!」

「私だってお姉ちゃんぐらいにはなるんだから――――――――――!!」

洞窟内に二人の決意(?)がこだました。



*    *



みなさん、こんにちは!

綾崎ハヤテです。

今日もいい天気ですね♪

ちょっと今、物音を立てられないので心の声でお送りしています。

さて、前回大空へと(ロケットで)飛び立ち、その後母なる海へと帰還(墜落)した僕ですが……

お嬢さまたちの身を案じ、颯の如く戻ってきました!!

え、なんで無事なのかって?

執事ですから♪(超スマイル)

そして張り巡らされた罠をくぐり抜け……ることはできず全部ひっかかりましたが……

それでもなんとか突き進み、ようやくお嬢さまたちを見つけました!

今お嬢さまたちはガールズトーク(?)で盛り上がっています。

微笑ましい光景ですね♪

え、さっさと合流しろって?

・・・・・・

無理です!!(きっぱり)

今でていったら、果てしなく気まずいです!!

ていうか完全に死亡フラグですよコレ!?

なんで皆さんこんなとこでコンプレックス暴露してるんですか!?

洞窟内だから声が反響してめっちゃ響いてますよ!?

しかもイブキさんまで変なこと吹き込んでるし!!

ここはしばらく時間をおいて、後で何事もなかったように登場するしか……

ポン。

……えー、ただいま僕の肩に誰かの手が置かれました。

恐る恐る振り返ります。

「こんなところで何してんのかな、ハヤテ君★」

……イブキさんでした。

スゴク素敵ナ笑顔デスネー。

「は、ハヤテ君!?/////」

「ハヤテ、お前まさかさっきの聞いて……!?/////」

ヒナギクさんとお嬢さまもやってきました。

なにやら顔が真っ赤です。

これは相当怒ってます!!

「「聞いたこと全部墓場へ持っていけ―――――――!!」」

「キャ―――――――――――!!」

僕は今日も変わらず不幸です。



*    *



なにはともあれ、落とし穴のあった場所まで戻ってきたハヤテ達。

下に閉じ込められていた人達も、上からロープを下ろして救出された。

上ってきた咲夜がハヤテに話しかける。

「ところでなんでまたボロボロなん?借金執事」

「……まぁ、色々ありまして」

あの後、いろいろあって満身創痍なハヤテ。

なにがあったかはあえて書くまい。

咲夜もいつもの事なので深くは追求しなかった。

そんななか、マリアが思い出したかのように話題を変える。

「そういえばあの宝箱にはなにが入っていたのかしら?」

「おお、そうだ!すっかり忘れていた」

ナギもすっかりここに来た目的を忘れていたようだ。

見つけた宝箱はまだ未開封のままであった。

一同は宝箱の前に集まる。

「あれ、お嬢さま、フタに何か書いてありますよ?」

「ん?ホントだ。なになに……」

ナギは宝箱のフタに貼ってあった張り紙を読み上げる。

それはこんな内容だった……



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

このたびはお越しいただき、ありがとうございます♪

こちらに建設予定だったアトラクションは危険すぎるとの苦情が殺到したため建設中止となりました。

なお、そこらへんにまだトラップが残ってますので決して立ち入らないようにしてください(笑)

それでもなお、ここまで踏み込んできた貴方にとっておきのサプライズを用意しておきました!

なにが入っているかは開けてからの……お・た・の・し・み♪

それではさようなら!

提供:ミカド・ハイパー・エナジー

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



『・・・・・・』

全員無言。

子どものような字で書かれたその文章に完全にしらけていた。

沈黙を最初に破ったのはイブキであった。

「……開ける?」

「……遠慮しときます」

ハヤテがやんわりと拒否する。

他の皆も首を横に振った。

「どうせまたビックリ箱かなんかだろ?」

ナギがつまらなそうに言った。

今までのことを考えると十分にあり得る。

「……帰るか」

『はい』

ナギの一言に全員うなずく。

結局、一行は宝箱を開けずにその場を後にするのだった……



*    *



一方、白皇学院職員室。

桂雪路と牧村志織はまだ駄弁っていた。

「そう言えば私、前の仕事でアトラクションを作ったことがあるんですよ♪」

「アトラクション?」

思いだすように語りだす志織。

志織は教職に就く前は、とある企業でメカの開発を行っていた。

まぁ、開発したものがいろいろとアレなので現在に至るわけだが……

「頑張っていろんなトラップ作ったんですけど……。なぜか危険すぎるとか言われて途中で建設中止になったんですよね〜……」

「どんな魔王のダンジョンを作ったのよあんたは……」

天才というものはなんでこうズレているのか、とあきれる雪路。

「あ、そうそう、そのとき建設現場から財宝が発見されたんですよね〜」

「財宝!?ちょ、そこんとこ詳しく!!」

『財宝』という単語に食いつく雪路。

目が完全に¥マークになっていた。

「どうも昔の海賊が隠したものみたいだったんですが……。時価一億五千万円ぐらいだったかな〜?」

「一億五千万!?そんでそれどうしたのよ牧村ちゃん!!」

「別に興味もなかったので宝箱ごと建設現場に置いてきちゃいました♪」

「アホか――――――――!!なんてもったいないことを!!どこ?どこに置いてきたの!?答えなさい!答えろ―――――――!!」

雪路は志織の肩をつかんでガクガクとゆする。

激しく揺らされて志織は目を回していた。

「わわわ!!お、おぼえてないですよ〜〜〜!!」

「なんで肝心なとこだけ覚えてないのよ!?いいから思い出せ―――――!!」

「ふ、ふえ〜ん……」

結局、志織が場所を思い出すことはなかった……







そんなやりとりがあったとはつゆ知らず、千載一遇のチャンスを逃した借金執事であった。


第二十九話 END

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道草「さて、ここで大事なお知らせがあります」

イブキ「なに?ついに打ち切り?」

道草「違うわぁぁぁぁぁっ!!むしろ逆!!次スレ移行になりましたぁぁぁぁぁっ!!」

イブキ「やっとかよって気もするがな」

道草「うぐっ……更新遅くてスイマセン……」

イブキ「しかし三日坊主で定評のあるお前がここまで続くとはな」

道草「ここまで来れたのも、畑先生やハヤテ達、そしてなにより読者の皆様のおかげです!!
風羅さん、満月さん、天照さん、迅風さん、水色さん、龍神さん、RIDEさん、Neptuneさん、
そして読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!!」

イブキ「ありがとうございました!!ではいずれ次スレでお会いしましょう♪」




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Re: Breath (3/29 更新) 次スレに続く ( No.92 )
日時: 2011/03/29 17:19
名前: 迅風

うにゃ! 迅風です!!

九十九「リクエストありがとな!! 白凱筋肉だ!!」

いや、九十九だから。筋肉って名前ないから。

睡蓮「土御門睡蓮です♪ 誰がツンデレですか♪ そんなに死にたいんですか、道草さんは♪」

いや君は否定要素ないから。ツンデレキャラだから。

睡蓮「ありますよ!!///」

九十九脱げ!!

九十九「何で!? まぁ、いいけど。うりゃっ!!」(←何か上半身裸になって)

睡蓮「ば、バカ!?/// そんないきなり脱いでんじゃないわよ、バカ九十九!!/// あ、あぅぅぅ……////////////」(←真っ赤になって視線を逸らす)

いじらしいね……。見合い話を何度も断るメイドさんは。

睡蓮「何でいきなりそんな話!? 別に九十九の事が気になってるから見合い話ずっと断ってるわけじゃないんですからね!!///」

九十九「じゃあ結婚とかすりゃいいじゃん。子供とか作って家庭築けよ、睡蓮!! 俺は応援すっぜ!!」(←幼馴染に幸せを願う故の満面の笑み)

睡蓮「……、」(←若干泣きそうな表情)

いやー……。……何か何時の間にか睡蓮の恋愛って茨の道になってくよねー。

睡蓮「…………殺していいですか?」

物騒な事を言わないで!? そ、それよりも感想だよ♪ 感想♪

睡蓮「……まぁ、いいんですよ。……どうせ今更ですし……。……さて感想ですが……『ステータス』さんたちは物見事に怒っていますね……」

コンプレックスである胸部の事でねー。

九十九「胸なんて別にどうでもよくね? 睡蓮は……結構大きいか」(←容赦なく睡蓮の胸をわしづかみして大きさ確認する男)

睡蓮「…………。……人の胸を揉みながら判断してんじゃなぁああああああああいい!!!/////////」(←過去に何度もそんな事をされた人)

……いやー付き合えないのが若干おかしいコンビだねぇ……。

九十九「いてて。殴られた……。……で、『ステータス』の連中の中で三千院と桂のペッタンコンビは特に頑張ってるな」

頑張れー。ペッタンコンビのヒニュギクとナイ。

睡蓮「わざと名前をそっち関連に間違えてますよねぇ!?」(←スタイル良好)

九十九「……で、その頃ハヤテの奴は女たちのコスプレックスを訊いて気まずくて出れない……いやいや、さっさと出りゃいいじゃん!!」

コスプレックスって何? ってツッコミは置いといて……。大変だねぇ。ハヤテも。まぁ、仕方ないか……巨乳好きだそうだしね、ハヤテ……。ほら思いきってアテネを襲ってしまいなさい……。撮るから。

睡蓮「……まぁ、こちらではアテネ様に夜這いされてましたけどね、ハヤテ君」

必死の抵抗で無事だけどね!!

九十九「しかし最後……惜しいな、ハヤテ!! もう少しで……!!」

ある意味で不幸だなぁ……。

睡蓮「拾えば幸運が……いえ、ダメですね。きっと風や転んだり等で財宝はどこかへ消え去ってゆくでしょう……」

ハヤテだからね……。そして道草さんも次スレ移行ですか♪

睡蓮「次スレでも頑張ってくださいね♪」

九十九「これからも応援してるぜ『ステータス』!!!」

そこを応援すると死ぬよ!? とにかく頑張ってください、道草さんよ♪

睡蓮「それでは♪ 次回もリクエストがありましたらどうぞ♪」

九十九「んじゃあな!!」
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Re: Breath (3/29 更新) 次スレに続く ( No.93 )
日時: 2011/03/29 18:07
名前: 満月

満月です!!今まで感想書けずにすいませんでした!!

アリス「…アリス=スチュワードだ!!…で、何で自分がお前さんに呼ばれてんの?」

…………何となく…。

アリス「んな理由かよ!!」

という訳で、感想です♪

『ステータス』の皆さんは……うん……怒ってるね…。

アリス「…まあ、うん…胸の事だよなぁ…」

で、アリスは…。

アリス「おい待て。何故に自分を見る?」

いや、だって男子と毎回間違えられるんだし…ね?

アリス「うっさいわ!!何なんだよ!?こっちだって好きで男子に間違えられてる訳じゃねーんだぞ!?」

口調を直せばいいと思うんだ…。ちなみに、『メイド服と執事服のどちらかを着なければならない』としたらどっちを選ぶ?

アリス「執事」(←即答しました)

…そこでメイドという発想は来ないんだね…。

アリス「うっさいわ!!あの格好ケッコー恥ずかしいんだよ!!」

君に羞恥とかあったの!?

アリス「お前さんは自分のことどう思ってんだ!?」

羞恥知らずの男前キャラー。

アリス「よーし、そこに直ろうか」

……ごめんなさい…。土で武器を作らないで下さい…。

ま、まあ頑張ってねヒナギクにナギ!!

アリス「逃げやがった…。にしても、ハヤテは女子のコンプレックス話で出るに出れねーと…」

ハヤテらしいよねぇ…。

アリス「でも…ハヤテは巨乳好き…うん、それで妙に納得しちまう自分が居る…」

奇遇だね、私も思ってたよ…。

アリス「そしたら…ヒナギクとかナギとかあんま勝算なくね?」

言っちゃ駄目だよ!?言ったら駄目だからね!?しかも名前挙げちゃってるし!!

アリス「で、ハヤテが…珍しく幸福に直面したぁああああああああああああ!!」

すごい盛り上がり!!でも…止めたね…。ある意味で不幸だ…。

アリス「ま、幸福エンドはハヤテっぽくねーしな!!」

今すっごく失礼なことを言ったよねぇ!?

道草さんは次スレ移行ですか…。おめでとうございます!!応援してます♪

アリス「次スレも頑張ってな!!」

では、次回リクエストがあればどうぞ♪

アリス「じゃあな♪」
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Re: Breath (3/29 更新) 次スレに続く ( No.94 )
日時: 2011/03/30 15:02
名前: 竜神
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=6486


 竜神「どうも〜♪ リクエストはされてないけど、次スレ移行を記念しましてやって来ました♪ 竜神と♪」

 美零「こちらの世界での、メインヒロイン兼第2主人公の月影美零と・・・・」

 ヒカル「一応、第3の主人公って事になってる、風谷ヒカルだ♪ 御指名ありがとう♪」

 竜神「ちなみに、ヒカルのこの言い方の理由は、主人公格のくせに出番が全く貰えないという悲しい事情が・・・・」

 ヒカル「うるせーーーーーっ!!!!」

 美零「ちなみに、前回の感想で言ってた、巫女服が大変良く似合う奴というのはコイツの事です・・・・」

 ヒカル「お前も余計な事を言うなーーーーっ!!!!」

 竜神「それでは、感想に行きたいと思います♪」

 ヒカル「・・・・チーム『ステータス』の奴らは無事脱出か・・・・何か、良かったのか悪かったのか微妙な感じだな・・・・」

 竜神「ナギに関しては・・・・今のままの生活続けてたら、望みは無いんじゃない?」

 ヒカル「まぁ・・・・全く外に出ずに、運動らしい運動もしないような生活してたら・・・・成長するモノもしないだろうしな・・・・」

 美零「桂や紫藤さんや花菱に関しては・・・・もう諦めた方が良いんじゃない? もう成長期はとっくに過ぎてる気がするし・・・・」(←見た感じはヒナギクたちと同じくらい)

 ヒカル「えらくバッサリと切り捨てたな!?」

 美零「・・・・だけど、別にそんな事を気にする事も無いと思うけど・・・・胸なんか大きくても、どうせ誰かに見せびらかす訳でもあるまいし・・・・」

 ヒカル「・・・・何か、『ステータス』の連中の目が輝いてる気が・・・・」

 竜神「ちなみに、コイツは自分の胸をコルセットで潰してるから、今の状態に見えるだけです♪ コルセットの下は、EかFくらいありますから♪」

 ヒカル「・・・・あっ、連中の目が憎しみに変わった・・・・」

 竜神「ハヤテって巨乳が好きなの?」

 美零「いや、そもそも容姿で誰かを好きになるような奴じゃない・・・・というより、そんなのを目の前にしても、顔真っ赤にして卒倒するのがオチよ・・・・」

 2人「「・・・・確かに・・・・」」

 ヒカル「で、ハヤテはやっぱり殴られる運命なんだな・・・・」

 美零「・・・・思うんだけど・・・・三千院に桂はスタイル云々を気にする前に、感情を制御できずにすぐに暴力に走る、そのガキっぽい性格を何とかした方が良いんじゃない?」

 竜神「・・・・2人が怒鳴ってるよ? 誰がガキっぽいって!?って・・・・」

 美零「ガキって言われて怒るのはガキって証拠よ・・・・見た目も中身も胸も、全然ガキっぽいし・・・・」

 ヒカル「逆にお前の場合は、大人っぽいというより・・・・冷めてる感じだな・・・・」

 竜神「そして・・・・ハヤテ!! 何故宝箱を開けなかった!? 一獲千金の、一生に一度あるかないかの大チャンスをフイにするとは!!」

 美零「こういう所で幸運を逃すあたり、やっぱり不幸体質なのかしら・・・・」

 ヒカル「まぁ、仮に手に入れたとしても、まず三千院に借金を返すだろ? そして、その金は三千院のゲーム代やら、無駄金として消えるんだろうな・・・・」

 竜神「いや、そもそも帰り道で、風で飛んで行ったり、金の亡者(雪路)に襲われたりして、結局一銭も残らないでしょ♪」

 竜神「それでは、次回も楽しみにしてます♪ 次スレも頑張って下さい♪ ずっと応援してますので♪」

 2人「「応援してます」」

 竜神「それでは♪ あっ、リクエストがあればどうぞ♪」



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Re: Breath (3/29 更新) 次スレに続く ( No.95 )
日時: 2011/03/30 18:22
名前: RIDE

お久しぶりです。
感想を書き込みますね。

前回と同様のガールズトーク。
ナギとヒナギクの叫びは魂が込められていたと思います。

そして現場に居合わせ、なおかつイブキに妙な事を吹き込まれたハヤテ。
鈍感なだけでなく間が悪いとは・・・・
制裁されても仕方ないですね。

トラップは志織さんが考案されたものなのですね。
さすが、天才は考えることは違います。
それにしても、財宝は本当に惜しかったですね。

そして、伊澄はどうなったのでしょうか?
後で合流できるのかな?

次スレに移行するのですか!すごいですね!
私も2スレ目に続きそうなので、道草さんに続けていければいいと思っています。

2スレ目もがんばってください。
応援しています。

では、失礼しました。
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Breath 次スレに続く (4/4 レス返し) ( No.96 )
日時: 2011/04/04 00:55
名前: 道草

感想ありがとうございました!

今スレ最後のレス返しです!!

◆迅風さんへ

>うにゃ! 迅風です!!

泉「にはは〜♪感想ありがとう!!」

道草「ありがとうございます!!」

>九十九「リクエストありがとな!! 白凱筋肉だ!!」

>いや、九十九だから。筋肉って名前ないから。

イブキ「きたな筋肉センセーション……」

道草「ある意味革命をおこした人だからね……」

>睡蓮「土御門睡蓮です♪ 誰がツンデレですか♪ そんなに死にたいんですか、道草さんは♪」

道草「怖い!!ホントの事言っただけなのに睡蓮さんが怖いです!!」

イブキ「自業自得だ」

道草「けど『ツンデレ』だけで自分だとわかる睡蓮さんは流石です♪」

>いや君は否定要素ないから。ツンデレキャラだから。

>睡蓮「ありますよ!!///」

道草「迅風さん公認ですからね♪」

イブキ「顔真っ赤じゃ説得力皆無だな……」

>九十九脱げ!!

>九十九「何で!? まぁ、いいけど。うりゃっ!!」(←何か上半身裸になって)

>睡蓮「ば、バカ!?/// そんないきなり脱いでんじゃないわよ、バカ九十九!!/// あ、あぅぅぅ……////////////」(←真っ赤になって視線を逸らす)

イブキ「なに、この流れ!?」

道草「睡蓮さん、もはやデレデレですね♪ぜひ幸せになってほしいです!」

>いじらしいね……。見合い話を何度も断るメイドさんは。

>睡蓮「何でいきなりそんな話!? 別に九十九の事が気になってるから見合い話ずっと断ってるわけじゃないんですからね!!///」

道草「いじらしいなぁ……」

イブキ「ていうかほぼ自白しとるがな」

>九十九「じゃあ結婚とかすりゃいいじゃん。子供とか作って家庭築けよ、睡蓮!! 俺は応援すっぜ!!」(←幼馴染に幸せを願う故の満面の笑み)

>睡蓮「……、」(←若干泣きそうな表情)

イブキ「ツンデレさん不憫すぎる!!」

>いやー……。……何か何時の間にか睡蓮の恋愛って茨の道になってくよねー。

道草「従家の問題が重大ですからね〜……がんばってほしいです」

>睡蓮「…………殺していいですか?」

イブキ「あたしも手伝おう」

道草「どうしよう、止めるべきなのに後押ししてる自分がいる!?」

>物騒な事を言わないで!? そ、それよりも感想だよ♪ 感想♪

>睡蓮「……まぁ、いいんですよ。……どうせ今更ですし……。……さて感想ですが……『ステータス』さんたちは物見事に怒っていますね……」

>コンプレックスである胸部の事でねー。

ナギ・ヒナギク・イブキ「「「滅びろ巨乳」」」

道草「えええええええ!?」

>九十九「胸なんて別にどうでもよくね? 睡蓮は……結構大きいか」(←容赦なく睡蓮の胸をわしづかみして大きさ確認する男)

>睡蓮「…………。……人の胸を揉みながら判断してんじゃなぁああああああああいい!!!/////////」(←過去に何度もそんな事をされた人)

イブキ「何度も揉まれてるのか……。はっ!だから大きく!?」

ナギ&ヒナギク「・・・・・・/////」

>……いやー付き合えないのが若干おかしいコンビだねぇ……。

道草「駆け落ちしてください」

イブキ「何言ってんだ―――――!!」

>九十九「いてて。殴られた……。……で、『ステータス』の連中の中で三千院と桂のペッタンコンビは特に頑張ってるな」

>頑張れー。ペッタンコンビのヒニュギクとナイ。

ペッタンコンビ「「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!」」

道草「殺気がハンパないです……」

>睡蓮「わざと名前をそっち関連に間違えてますよねぇ!?」(←スタイル良好)

ナギ「当てつけか―――――――!!」

>九十九「……で、その頃ハヤテの奴は女たちのコスプレックスを訊いて気まずくて出れない……いやいや、さっさと出りゃいいじゃん!!」

ハヤテ「いやいや!流石に無理ですって!!ていうかコスプレックスてなんですか!?」

>コスプレックスって何? ってツッコミは置いといて……。大変だねぇ。ハヤテも。まぁ、仕方ないか……巨乳好きだそうだしね、ハヤテ……。ほら思いきってアテネを襲ってしまいなさい……。撮るから。

ハヤテ「襲うか――――――!!ていうか僕はそんなんじゃないですよ!!/////」

道草「あくまでイブキの勝手な想像だからね」

アテネ「・・・・・・」

ハヤテ「なんで残念そうなのアーたん!?」

>睡蓮「……まぁ、こちらではアテネ様に夜這いされてましたけどね、ハヤテ君」

>必死の抵抗で無事だけどね!!

ハヤテ「そっちの僕ファイト―――――――!!」

>九十九「しかし最後……惜しいな、ハヤテ!! もう少しで……!!」

>ある意味で不幸だなぁ……。

道草「それがハヤテクオリティ!!」

ハヤテ「なんですかそれ!?」

>睡蓮「拾えば幸運が……いえ、ダメですね。きっと風や転んだり等で財宝はどこかへ消え去ってゆくでしょう……」

全員『ですよね〜』

ハヤテ「皆さんの心が一つに!?」

>ハヤテだからね……。そして道草さんも次スレ移行ですか♪

>睡蓮「次スレでも頑張ってくださいね♪」

道草「ありがとうございます!更新遅いですががんばります!!」

>九十九「これからも応援してるぜ『ステータス』!!!」

道草「そっち!?」

ステータス『うっさいわ――――――――!!』

>そこを応援すると死ぬよ!? とにかく頑張ってください、道草さんよ♪

>睡蓮「それでは♪ 次回もリクエストがありましたらどうぞ♪」

>九十九「んじゃあな!!」

道草「では……ルーシャにローズさんに歌詠で。ありがとうございました!!」


◆満月さんへ

>満月です!!今まで感想書けずにすいませんでした!!

伊澄「感想ありがとうございます」

道草「ありがとうございます!!こちらこそ最近全然感想書けずスミマセン!!」

>アリス「…アリス=スチュワードだ!!…で、何で自分がお前さんに呼ばれてんの?」

>…………何となく…。

>アリス「んな理由かよ!!」

道草「ははは、なにはともあれアリス君!!来てくれてありがとうございます!!」

イブキ「『君』付けかよ!?」

>という訳で、感想です♪

>『ステータス』の皆さんは……うん……怒ってるね…。

>アリス「…まあ、うん…胸の事だよなぁ…」

ナギ&ヒナギク「「いつか成長する」」

道草「がんばってー(棒読み)」

>で、アリスは…。

>アリス「おい待て。何故に自分を見る?」

>いや、だって男子と毎回間違えられるんだし…ね?

イブキ「なんだろう……果てしなく親近感を覚える」

道草「君も男らしいキャラにしたからね」

>アリス「うっさいわ!!何なんだよ!?こっちだって好きで男子に間違えられてる訳じゃねーんだぞ!?」

イブキ「わかるわー……別に男装しているわけじゃないもんな」

道草「じゃあ女の子っぽい格好したら?」

イブキ「絶対イヤ」

>口調を直せばいいと思うんだ…。ちなみに、『メイド服と執事服のどちらかを着なければならない』としたらどっちを選ぶ?

>アリス「執事」(←即答しました)

イブキ「同じく」

道草「まぁ、アリス君には似合いそうだね」

>…そこでメイドという発想は来ないんだね…。

>アリス「うっさいわ!!あの格好ケッコー恥ずかしいんだよ!!」

イブキ「同意」

道草「……君たち気が合うね」

>君に羞恥とかあったの!?

>アリス「お前さんは自分のことどう思ってんだ!?」

>羞恥知らずの男前キャラー。

>アリス「よーし、そこに直ろうか」

>……ごめんなさい…。土で武器を作らないで下さい…。

イブキ「やったれアリス!!」

道草「煽るなぁぁぁぁっ!!」

>ま、まあ頑張ってねヒナギクにナギ!!

ナギ&ヒナギク「「はげますなぁぁぁぁぁっ!!」」

>アリス「逃げやがった…。にしても、ハヤテは女子のコンプレックス話で出るに出れねーと…」

>ハヤテらしいよねぇ…。

ハヤテ「流石にガールズトークにつっこんでいけませんよ」

道草「女顔なのに?」

ハヤテ「うるさ――――い!!」

>アリス「でも…ハヤテは巨乳好き…うん、それで妙に納得しちまう自分が居る…」

>奇遇だね、私も思ってたよ…。

ハヤテ「いや違いますよ!?」

道草「まぁ、イブキの意見だからね」

イブキ「でもマリ姉にアテ姉、ハヤテが気がある人はみな大きいという……」

ハヤテ「偶然ですよぉぉぉぉぉっ!!/////」

>アリス「そしたら…ヒナギクとかナギとかあんま勝算なくね?」

>言っちゃ駄目だよ!?言ったら駄目だからね!?しかも名前挙げちゃってるし!!

ナギ&ヒナギク「「成長するわ―――――――!!」」

>アリス「で、ハヤテが…珍しく幸福に直面したぁああああああああああああ!!」

>すごい盛り上がり!!でも…止めたね…。ある意味で不幸だ…。

道草「それがハヤテクオリティ!!」

ハヤテ「またそれですか!?」

>アリス「ま、幸福エンドはハヤテっぽくねーしな!!」

道草「ですよね〜」

ハヤテ「ひどいですね!!」

>今すっごく失礼なことを言ったよねぇ!?

道草「まぁ、本当のことですから」

全員『ですよね〜』

ハヤテ「・・・・・・」

>道草さんは次スレ移行ですか…。おめでとうございます!!応援してます♪

>アリス「次スレも頑張ってな!!」

道草「ありがとうございます!がんばります!!」

>では、次回リクエストがあればどうぞ♪

道草「では、由菜に百合音に伊蘭でお願いします♪」

>アリス「じゃあな♪」

道草「ありがとうございました!!」


◆竜神さんへ

>竜神「どうも〜♪ リクエストはされてないけど、次スレ移行を記念しましてやって来ました♪ 竜神と♪」

>美零「こちらの世界での、メインヒロイン兼第2主人公の月影美零と・・・・」

>ヒカル「一応、第3の主人公って事になってる、風谷ヒカルだ♪ 御指名ありがとう♪」

ナギ「感想ありがとうなのだ♪」

道草「来てくださってありがとうございます!!なかなか感想書く機会なくてスミマセン……」

>竜神「ちなみに、ヒカルのこの言い方の理由は、主人公格のくせに出番が全く貰えないという悲しい事情が・・・・」

>ヒカル「うるせーーーーーっ!!!!」

道草「……不憫ですね」

イブキ「ガンバレー(棒読み)」

道草「棒読み!?」

>美零「ちなみに、前回の感想で言ってた、巫女服が大変良く似合う奴というのはコイツの事です・・・・」

>ヒカル「お前も余計な事を言うなーーーーっ!!!!」

ハヤテ「……お互いがんばりましょう!!」

イブキ「お前の場合、他人事じゃないからな」

>竜神「それでは、感想に行きたいと思います♪」

>ヒカル「・・・・チーム『ステータス』の奴らは無事脱出か・・・・何か、良かったのか悪かったのか微妙な感じだな・・・・」

道草「大きさの差が戦力の決定的な差です」

ステータス『うっさいわ――――――!!』

>竜神「ナギに関しては・・・・今のままの生活続けてたら、望みは無いんじゃない?」

>ヒカル「まぁ・・・・全く外に出ずに、運動らしい運動もしないような生活してたら・・・・成長するモノもしないだろうしな・・・・」

道草「正論ですね」

ナギ「うぐぐ……」

>美零「桂や紫藤さんや花菱に関しては・・・・もう諦めた方が良いんじゃない? もう成長期はとっくに過ぎてる気がするし・・・・」(←見た感じはヒナギクたちと同じくらい)

ヒナギク「私の辞書に『諦め』という文字はないわ」

美希「さすがだなヒナ」

イブキ「……不良品やがな」

>ヒカル「えらくバッサリと切り捨てたな!?」

>美零「・・・・だけど、別にそんな事を気にする事も無いと思うけど・・・・胸なんか大きくても、どうせ誰かに見せびらかす訳でもあるまいし・・・・」

ステータス『そーですよね〜♪』

>ヒカル「・・・・何か、『ステータス』の連中の目が輝いてる気が・・・・」

>竜神「ちなみに、コイツは自分の胸をコルセットで潰してるから、今の状態に見えるだけです♪ コルセットの下は、EかFくらいありますから♪」

>ヒカル「・・・・あっ、連中の目が憎しみに変わった・・・・」

ステータス『裏切り者――――――――!!』

>竜神「ハヤテって巨乳が好きなの?」

道草「イブキの勝手なる推察です」

>美零「いや、そもそも容姿で誰かを好きになるような奴じゃない・・・・というより、そんなのを目の前にしても、顔真っ赤にして卒倒するのがオチよ・・・・」

>2人「「・・・・確かに・・・・」」

ハヤテ「なんかすごい理解されてますね!!」

道草「まぁ、確かにハヤテはそうですよね」

>ヒカル「で、ハヤテはやっぱり殴られる運命なんだな・・・・」

道草「まぁ、ハヤテからしたら理不尽な怒りですけどね」

>美零「・・・・思うんだけど・・・・三千院に桂はスタイル云々を気にする前に、感情を制御できずにすぐに暴力に走る、そのガキっぽい性格を何とかした方が良いんじゃない?」

ナギ「誰がガキだ―――――――!!」

ヒナギク「私だってそんな子供じゃないわよ!!」

>竜神「・・・・2人が怒鳴ってるよ? 誰がガキっぽいって!?って・・・・」

>美零「ガキって言われて怒るのはガキって証拠よ・・・・見た目も中身も胸も、全然ガキっぽいし・・・・」

ナギ&ヒナギク「「酷い言われよう!?」」

>ヒカル「逆にお前の場合は、大人っぽいというより・・・・冷めてる感じだな・・・・」

道草「さすがクールキャラですな!!」

>竜神「そして・・・・ハヤテ!! 何故宝箱を開けなかった!? 一獲千金の、一生に一度あるかないかの大チャンスをフイにするとは!!」

>美零「こういう所で幸運を逃すあたり、やっぱり不幸体質なのかしら・・・・」

道草「それがハヤテクオリティ!!」

ハヤテ「しつこい!!」

>ヒカル「まぁ、仮に手に入れたとしても、まず三千院に借金を返すだろ? そして、その金は三千院のゲーム代やら、無駄金として消えるんだろうな・・・・」

ナギ「私をそんなニート扱いするな――――!!」

マリア「……違うんですか?」

>竜神「いや、そもそも帰り道で、風で飛んで行ったり、金の亡者(雪路)に襲われたりして、結局一銭も残らないでしょ♪」

金の亡者「財宝はどこだ―――――――!!」

道草「……雪路が一番の障害な気がする」

>竜神「それでは、次回も楽しみにしてます♪ 次スレも頑張って下さい♪ ずっと応援してますので♪」

>2人「「応援してます」」

道草「ありがとうございます♪がんばります!!」

>竜神「それでは♪ あっ、リクエストがあればどうぞ♪」

道草「では、竜神さんにヒカルに美波で♪ありがとうございました!!」


◆RIDEさんへ

>お久しぶりです。
>感想を書き込みますね。

イブキ「いつもサンクス♪」

道草「ありがとうございます。遅くなってスミマセン!」

>前回と同様のガールズトーク。
>ナギとヒナギクの叫びは魂が込められていたと思います。

道草「ですね〜。まぁ成長する可能性低くそうですけど」

ナギ&ヒナギク「「黙れぇぇぇぇぇぇっ!!」」

>そして現場に居合わせ、なおかつイブキに妙な事を吹き込まれたハヤテ。

ハヤテ「ほんとに何吹き込んでるんですか!!」

イブキ「〜〜〜〜〜〜♪」(鼻歌)

ハヤテ「ごまかすなぁぁぁぁぁっ!!」

>鈍感なだけでなく間が悪いとは・・・・
>制裁されても仕方ないですね。

ハヤテ「えええええええええ!?」

>トラップは志織さんが考案されたものなのですね。
>さすが、天才は考えることは違います。

志織「いや〜、それほどでも♪」

雪路「私には理解できないわよ……」

>それにしても、財宝は本当に惜しかったですね。

道草「それがハヤテクオリ…」

ハヤテ「言わせませんよ★」

>そして、伊澄はどうなったのでしょうか?
>後で合流できるのかな?

咲夜「出口に着いたらすでにおったという……」

伊澄「皆さん遅かったですね」

咲夜「お前に言われたくないわ――――――!!」

>次スレに移行するのですか!すごいですね!
>私も2スレ目に続きそうなので、道草さんに続けていければいいと思っています。

道草「そうですか!!お互い頑張りましょう♪」

>2スレ目もがんばってください。
>応援しています。

道草「ありがとうございます♪がんばります!!」


皆さん本当にありがとうございました!!では2スレ目をお楽しみください♪



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