この作品のあらすじ
トップページ > 記事閲覧
水連寺ルカの痛恨のミス(一話完結)
日時: 2013/04/25 21:33
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

ある日、ハヤテは泉にいつもどおり放課後勉強を教え、帰宅する途中人気のない公園でブランコをこいでいるルカを見つけました
彼女はいつもの明るさがなく、ひどく落ち込んだ様子でした
「ルカさんどうしたんですか?こんな所で何かあったんですか?」

心配そうな顔をしながら優しく声をかけるハヤテ

「……ハヤテくん」
ルカは覇気のない沈んだ声で返事をする。顔を上げたその目には涙がにじみ出ていた

「いったい何があったんですか?どこかケガでもしたんですか?それとも原稿にインクぶちまけてしまったんですか」

「私の…私の……」
震えながら同じ言葉を連呼するルカの様子を見て、ただごとではないと思うハヤテ








「私のポ○モンがいなくなっちゃったの!」

「………………えっ?」

両目から涙を流しながらルカはそう言った。ある意味予想外のルカの言葉にハヤテ呆然となり目が点になった

「ポケ○ンっていうとあのポ○モンのことですか?」

「そうよ。それ以外ある」

涙目でかわいくキッとした表情をしながらバックからピンク色をしたDSを取り出すルカこの表情は全国ファンはおろかマネージャーすらみたことないだろう。実にかわいらしかった

「もしかしてルカさんが落ち込んでいる理由はそれですか?」

「そうよ。さっきからそう言っているじゃない」

ハンカチで涙を拭いている
どうやら本当のようだ

「実は昨日の夜」

そしてルカはしくしく泣きながらその時のことを語り始めた


「ふうー疲れた」

仕事から疲れて帰ってきたルカ。食事やシャワーをすませ、少し寝る前にゲームしようとDSを起動させたお気に入りのポケ○ンラ○チュウと他のポ○モンを使い冒険を進める
せまりくる眠気と疲労にうつらうつらしながら最後寝る前にボックス整理をし、レポートを書き、夢の国に旅立ったルカだが翌日
予想もしてなかった悲劇が起こるとはルカは思ってなかった



「なるほど…つまりボックス整理をしている最中寝ぼけて操作ミスをし、ポケモンを逃がしてしまったんですね」

「そうなの悲しくて悲しくて」

泣き止んだとはいえまだ相当落ち込んでいるルカ。ハヤテは気を使いながら言う

「えーと…また最初から育てればいいのでは…」

「あの子ほどせいかくや能力値が高い子はめったに手にはいることはないもん」

「そ、そうですか(相当大事に育てていたんだな…落ち込むのも無理ないか、でも泣かなくても)」
「じゃ、じゃあ僕のポケモン何か好きなのあげますよ」

「気持ちはうれしいけど遠慮しておくわ。これは私のうっかりが招いた自業自得。
 そんな私の都合でハヤテくんの大事なポケモンもらうわけにはいかない」

「ルカさん…(ああ、どうすればルカさんに元気になってもらえるんだろう、これが仮に花菱さんや朝風さんだったら遠慮なくもらって喜ぶのに)」

ルカを元気出させようと思考錯誤するハヤテ。考えても解決方がなかなか浮かばない

「……せっかくハヤテくんと同じ名前をつけたのに」

「えっ」

ほとんどつぶやくほど小さい声だったがハヤテにはルカが言ったことが耳に届いた
どうやら大切に育てていたポケモンに自分の名前をつけていたようだ
鈍感なハヤテはなぜルカが自分の名前をつけたのかわからなかったがルカが単に能力値の高いポケモンを好きなポケモンを失って泣いていたわけじゃないことに気づいた

「ルカさんせっかくですしポケモン交換しませんか」

「え?でも私交換するようないいポケモン持ってないし」

「実は僕最近コイキングにはまっているんですよ」

「あっそうなのそれでいいなら(ハヤテくんとポケモン交換かちょっとうれしいかも)」

「あっ少し待ってくださいね」

ハヤテもDSを持っている。これはナギが遺産を失う前、ナギが自分と対戦させるためハヤテに買ってあげたものだ
電源をつけ、DSをいじる。1〜2分たち

「準備終わりましたよ。じゃあ早速交換しましょうか」

「うん。あ、でもサイズは気にしないでよ。釣り上げたのをいちおうゲットしといたコイキングだから」

(そんなに気にしなくてもいいのに)

「あ、きたきた。わあピ○チュウだ。ありがとうハヤテくん」

「どういたしまして」

「あっ何か持ってる何かな」

「ふしぎなあめだ便利なものありがとう。あっこれって」

「気づきました。僕の名前つけときました。」

ハヤテが送ったピカチュウはニックネームがハヤテになっていた
実はハヤテは交換する前にピカチュウのニックネームを変更し「ハヤテ」に変えていたのだ。

「このピカチュウは特に能力も高くないと思いますけど、 もしよければということで。ご迷惑でしたか?」

「ううん…とてもうれしいよ!ありがとう!ハヤテくんこの子大切に育てるね、!」

ハヤテの優しさと気遣いに心が暖かくなるルカ
今日最初に会った時とはウソのように太陽のような明るく笑顔を浮かべながら水連寺ルカは手を振りながら帰っていった



後日

「ハヤテくん私のパーティー見て」

「どれどれ…えー!僕レベル100ですかぁー!!しかもリボンもこんなに!」

あまりの育てぷりにたまげるハヤテ
ハヤテが見たもの。それは自分があげたピカチ○ウ(ハヤテ)がレベル100になっていて、さらにたくさんのリボンを持っていたのだ
自分が送ったときはレベル13のリボンなしだったのに

「あっパーティーのポケ○ン、ヒナギクさんや千桜さんがいるんですね」

「うん知っている人の名前をつけてるんだ」

「ルカさんはチラチーノですか。ルカさんにぴったりのかわいらしいポケモンですね」

「そ、そうかなあ///ありがとう」

ごく自然に女性の喜ぶセリフを言うハヤテ。さすが天然ジゴロ。人気アイドルもすっかりキュンとしてしまっている

「レベル1のチラミィということは卵からかえったばかりなんですね」

「そ、そのこ…ハ、ハヤテとルカの子だよ///」

「そ、そそそそそそうですか///」

お互い顔を赤くなって黙り込む二人
つまりハヤテ(ピカチ○ウ♂)とルカ(チラチ○ノ♀)を一緒に育て屋さんに預け卵を産ませたのだ
そしてその卵が孵化した
ちなみにその子の名前はハヤテの「ハ」とルカの「ルカ」を組み合わせて「ハルカ」なのだ

その子ができるまでの光景を想像したのかルカはトマトのように顔を真っ赤にし、頭からプシューと湯気を出し、パタリと倒れてしまった
「きゅ〜」とかわいらしい声を出して気絶したルカを支えながら「ルカさん!ルカさん!」と介抱するハヤテ
それを影で見ていたとある生徒会長が

「私もポケモンやる!そしてハヤテくんとぽっ///」



あとがき
この話は私が2011年12月ごろ、ひなゆめに投稿したものです
ひなゆめ事件でサイトの一年間のデータが消滅した時、一緒に消えた私の作品の一つです
バックアップとっていたので投稿してみました

『人助け野郎文』のあらすじ設定してくれた方ありがとうございました!
今日スーパーから、止まり木に来てみたら、既にできていたので驚きました

携帯のPCウェブから新規投稿すると私の携帯だと約32円かかります。しばらく一話完結を投稿しようかな?無料通話残り少ないし、スピード重視で文は手抜きになるかも?
たけのこきのこの奴はたぶん投稿すると無料通話が200円はくわれるかもだし
また機会があったら過去作品を投稿するのもいいかな〜
それではまた

追伸
デスノートとドラえもんのクロス作品は見て面白かった!キラがドラえもんを死神と勘違いしたりとか、最初ギャグ話かと思ったら、最後ほうすごくなって、ドラえもんを殺されたのび太が、その後など
まったくジャンルが違う2つの作品をこうも見事にクロスさせるなんて…私もこの作者みたいにそんなクロス作品書いてみたいです

[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください

Page: 1 |

Re: 水連寺ルカの痛恨のミス(一話完結) ( No.1 )
日時: 2013/04/25 22:04
名前:

氷結アイスブリザード様、初めまして!
 帝です。
水蓮寺ルカの痛恨のミス、読めて感激です!!!


実を言うと今日、氷結アイスブリザード様の、サイトで読ませていただきました。


 何回も読ませて頂きましたが、やっぱり、面白いですね♪




 氷結アイスブリザード様の作品はどれも、最後までを通して、登場人物が、色々なことをするので、最後まで飽きることなく、ドキドキしながら、読むことができるので、大好きです。





 あなたの作品が、その週間の中であった時には、マジでガッツポーズ決めてます!!







 これからも頑張ってください。
[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください
Re: 水連寺ルカの痛恨のミス(一話完結) ( No.2 )
日時: 2013/04/25 23:11
名前: masa

どうもmasaです。

いやはや。あのルカが落ち込むとは。明るさが取り柄の一つであるルカには想像しにくい光景ですね。

落ち込んでる理由がまさかの理由。ハヤテが驚くのも無理無いですね。

でも、そこはハヤテ。一番効果のある慰め方をするとは。とはいえ、落ち込んでいる1番の理由までは見抜けなかったみたいですが。

ルカがチラチーノですか。確かにぴったりですね。あの襟巻?辺りが。

まあルカが気絶したのは当然と言えば当然ですよね。好意を持っている異性と同名のポ○モンと自分と同じ名前のポ○モンの間に子供が出来たんですからね。
ってか、ルカは自分とハヤテに置き換えたのか?ルカって意外と進んでますよね。



そう言えば、この小説でしたね。ネタの一部をお借りした小説は。
改めて言いますね。あの時はありがとうございました。





次回作も楽しみにしてますね。
では。

[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください
Re: 水連寺ルカの痛恨のミス(一話完結) ( No.3 )
日時: 2013/04/27 11:48
名前: 氷結アイスブリザード

帝さんこんにちは感想ありがとうございます!
読んでくれてうれしいです
おおーサイトの方の小説も読んでくれたんですね!ありがたやありがたや
さらに繰り返して読んでいただいてくれたとは感激です
ほんと書いた作品を最後まで読んでいただけることは書く本人はすごくうれしいことです
これからも携帯の無料通話料と気力があるかぎり.ちょくちょく投稿していくのでよろしくおねがいします
投稿手段が携帯のみなのでスローペースですができるかぎりがんばります
私.主にレス送しや感想書きにいくときやあらすじ設定はスーパーのDSステで行っているので文が短かったりします
またの感想おまちしてます


こんにちはmasaさん
感想ありがとうございます
チラチーノのしたのはえりまきとか関係なくルカみたいにかわいらしいのにしただけです
ルカにー番ぴったりなのは工ネコロロ(猫)ですが.このホケモンソフトはブラックでさらに工ネコロロは戦闘力が低くてつかいにしいnでやめました
Masaさんの過去作品よみたいです
ひなゆめ事件でみれなくなってしまったので
ほうぜんよぞらがムラサキノヤカタに住む話とか
それではまた!
[管理人へ通報]←短すぎる投稿、18禁な投稿、作者や読者を不快にする投稿を見つけたら通報してください

Page: 1 |

題名 スレッドをトップへソート
名前
URL
パスワード (記事メンテ時に使用)
文章チェック ミスがあったら教えてほしい  ミスを見つけてもスルーしてほしい
コメント

   クッキー保存