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ある日の三千院ナギ(16歳)(一話完結)ハヤナギ
日時: 2013/03/17 02:27
名前: 氷結アイスブリザード
参照: http://id43.fm-p.jp/555/aisuga/

こんばんは〜いまさらだけど2月の中旬ごろNHKのニュースで著作権の話やっていて、どこかの店内が映った時ハヤテのごとくの商品が映っていてうれしかった
それではどうぞ



ハヤテとナギが出会って三年。三千院ナギは美しく成長していた
ブレンドの髪。それが腰元まで。艶のあるストレートヘアー。そしてスタイルも見事なものだ
背は平均を超え、すらーとしており、胸は当時のあのペッタンコ胸がウソのように成長し、巨乳にはならなかったものの誰が目にしても同じ感想を持つであろう美乳へと進化していた
これもハヤテと出会い徐々にいろんな人と交友を深めた結果、必然的に外に出る頻度が増え、引きこもりがちな生活から健康的な生活へと変化した結果だろう
まだ成長期であったのが幸いした。そして今にいたる

母のようなEカップにはならなかったのはやはり13才までの自堕落で好き嫌いが多かったのが災いしたのであろう
しかし、それでもナギの胸はほとんどDに近いCカップで結構大きめだ
現にヒナギクや夜空が羨ましそうにしているのだ

窓から外から照らす日光が居間の豪華なイスに腰掛けるナギを照らす
金髪がキラキラと輝き、まるで一対の絵画のような幻想的な光景だった

「う〜む、このままではまずいな…」

少しつかめ面で溜め息吐きながら、ナギは手をアゴに当て何かを考えている
それはけっしてハヤテとの仲が進行せず悩んでいるわけではない
この三年の間ハヤテとナギは誤解はなくなり、今では恋人未満従者以上という関係まで進展しているのだ

ナギの悩んでいる理由最近ルカにマンガ勝負を受けた
それはいいのだが、ついつい売り言葉に買い言葉ルカが勝ったらハヤテをくれてやると言ってしまったのだ。二年半前のように
だからなんとしても勝たなければいけないのだが、アイディアが浮かばず悩んでいた

「仕方ない…こういうときは何かからヒントを得よう」




「およびですかお嬢様」

「来たかハヤテ、ちょっと新しいマンガのイメージ作りしたいから手伝ってくれ」

「それはいいですけど僕は何をすれば?」

また変な役じゃなければいいなと内心思いながらハヤテは聞く

「私がお前の真上から襲うからお前は襲われる役な」

「ええー!なんですか!その役!まるでバルログに攻撃されるみたいな!」

ハヤテの脳裏に仮面と爪とつけたナギが「ヒョー!」と言いながら自分に襲いかかる光景が浮かんだ

「いやちがう。それも考えたが、それをやるには金網をよじ登らないといけないし、ダイブするみたいに飛び込むのは危ないからな、却下した」

「ああ、そんなんですか…」

内心ほっとするハヤテ

「あの〜さっきから気になっていたんですが…そこにあるものすごく長い物は?」

「これか?これは今回のために用意した正宗だ」

「ええー!じゃあ、お嬢様がやるのはセフィロスですか!?」

「そうだ。そしてお前はエアリスな」

「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!いくら僕でもこんな2〜3メートルある長剣に刺されたら死んじゃいますって!」

ハヤテが慌てるのも無理はない。いくら不死身体質のハヤテでもそんな凶器で胸を貫通されてはひとたまりもない
ていうかナギにそんな危険物持たせる自体危ない

「安心しろ、これは偽物だ。まあどっちかっというとゴールドソーサーの景品でもらえるマサムネブレードに近いな」

「そ、そうですか…それにしてもなんでそんなシーンをやるんですか?」

「ああ、今回のマンガにはキャラが突如現れるシーンを書いてみたくてな。それならやっぱり上からいきなり飛び降りてくるのがいいかなと
そんな衝撃的シーンをどうしても書きたくて名作ゲームやマンガから参考にしようと思って」

「な、なるほどそうだったんですか。た、たしかにあのシーンは衝撃的でしたが」

たしかにあの場面は衝撃的だ。ほとんどのプレイヤーは目を奪われたのは間違いないだろう

「それでな、エアリス役はおまえよりマリアの方がイメージ合うから頼んだけど断れた」

「そ、そりゃあ…いきなり剣で刺されて死ぬシーンはやりたくないでしょう…」

「で、でも…マリアってエアリスと結構似てないか?花育てるの好きなとことか髪の色やお姉さんぽいとか…」

「いわれてみれば確かにそうですね」

マリアも今年で二十歳。エアリスと1歳しか年が違わない

「まあとにかく今からやってみるから、おまえはそこで原作どおり手を組んで屈んでお祈りしていてくれ」

「あっ、ちょっと待ってください」

ハヤテはナギに制止をかけ、周りにあるイスやらテーブルやらどかした
もしもの時ナギがケガしないようにだ。あれから成長し、前ほどまでなくなったとはいえナギの運動能力は並以下だ
中二病もいまだ健在だなのだが。体つきは女性らしいものへと進化しており、それがまたハヤテを困らせる

寝そべってゲームしている時なんか、細く白いしなやかな美脚と下着が丸見えだし、胸はソファーに押し付けられ、より強調されてる
正面から見たら白く美しい乳房がいつもより見え、谷間はくっきりと見える

どこかの掲示板に「おい!そこのソファーいますぐオレと代われ!」書き込みされそうなくらいすごい光景なのだ
あともし、ソファーがしんちゃんだったら「でへへ〜これはたまらんですな〜」とかまじ言いそうだ

それを目の前して、さすがのハヤテも赤面してしまうのだ
かつてのナギはロリ体型だったし、年齢的にも対象外だったので何ともなかったが今はそうもいかない
年齢、体つき、両方とも対象内に入り、
さらにこの三年の間にハヤテはナギに恋愛感情を抱いていたのだ

そんな気になる異性のふしだらな姿に仕事モードのハヤテでも結構精神力を消耗するのだった


そんなハヤテの日頃の苦悩も知らず、準備が整ったナギが脚立をよじ登る

「よし、いくぞ!」

ナギは鞘から正宗を抜き、後ろからハヤテに飛びかかろうとしたそのとき


ぐい

「え?」

正宗に何かがひっかかった

それは部屋のカーテンだった
ナギが持っていた正宗は2〜3メートルある長剣だ
それがひっかかったのだ。よってナギはバランスを崩してしまう

「う、うわあああー!!!」

「お嬢様!」

ナギの悲鳴に反応し、 ハヤテはナギを助けようと後ろを振り向く
その瞬間ハヤテは衝撃に襲われた。視界は真っ暗になった
意識が飛びそうになりながらもハヤテはナギを守るため視界が封じられた状態でナギの体が床にぶつからないよう、後ろに倒れながらナギを守った

「ハ、ハヤテ…助けてくれてありがとう。ケガはない……か」

落下の際、怖くて目をつぶっていたナギが恐る恐る目を開けようとするそのとき
自分の体がもぞもぞする

「なんだろう」と気になって目を開け目にしたものとは

「ん、ん〜〜」

ナギの股間に顔面を押し潰されているハヤテの姿があった

「っ!?キャアアアアーーー!!!」

ナギは悲鳴をあげ、オリンピック選手並の反応速度で後ろに飛び、退いた
その俊敏な動きは普段のナギでは考えられないものだった

(な、なんなのだー!!この展開は!このマンガはいつからネギまになった!それとも、とらぶるか!おまもりひまりか!それともぬ〜べ〜なのかぁー!!)

激しい羞恥心と混乱よりナギは爆発するのではないかっというくらい赤い顔でその場であたふたしていた
いくら好きな人が相手とはいえいきなりこんな状況なっては恥ずかしいのは無理もない
そんな中、意識朦朧としていたハヤテが起き上がろうとしていた

「いたた…」(なんとかお嬢様を助けることができてよかった…)

(それにしても黒か…ナギお嬢様もそんな大人ぽい下着が似合うほど成長していたんだな…出会ったころの幼児体型がウソみたいだ…ん、くろ…)

そのハヤテの脳裏に先ほどの光景がフラッシュバックされる

(脚立からバランス崩したお嬢様を助けようとして振り向いた僕にお嬢様の大事な所が、それで………あ、あああああーーー!!!)

ハヤテの顔面から血の気が抜け、冷や汗を大量にかく

(ぼ、ぼくはなんてことを〜いくら事故とはいえ、ぼ、ぼくはお嬢様に恥をかかせてしまった!
こんなこと執事として主の命を守れなかったことの次にあってはいけないことだぁー!!」

アイスカービィのように顔を青くしたハヤテの数メートル先には激しく羞恥心でパニクっている様子のナギの姿があった
ハヤテはすぐさまナギの元にかけつけ

「申し訳ありませんでした!お嬢様!」

ナギの前に見事な土下座を披露し、心から謝った
少し前屈みなのはこの際、気にしないでおこう

「ハ、ハヤテ…」

「事故とはいえぼくはお嬢様に恥をかかせてしまいました!いかなる処罰を受けます!」

メダパニ状態だったナギはハヤテのあまりの謝罪の気迫に怯み、正気を取り戻した。まるで死ぬと命じたらそのまま本当に死んでしまいかねないハヤテの姿に
もちろんそんなこというつもりはないが

だが恥ずかしいものは恥ずかしい。まだ心臓がうるさいくらいバクバクして落ち着かないし、頭の中はモヤモヤする。顔は火照て暑いし、体がモジモジするのだ
ナギはハヤテに少し顔を隠しながらポツリポツリつぶやき始めた

「………こ、こんな恥ずかしいこと…されては…も、もう………お嫁にいけない…」

「大丈夫です!ぼくは誰にも口外しません!この事は僕が死ぬまで隠して墓場まで持って行きます!」

「…そ、そんなもの墓場に持っていかれても困る……だから…その………だな…」

戸惑いながら自分の人差し指同士をツンツン合わせ、ハヤテをチラチラと見るナギ。その姿まさに恥じらう乙女そのもの
よほど言いづらいことなのか口ごもっていて話に要領がない

そして、

「………責任とってくれ」

「えっ!?」

ハヤテがおもわず顔をあげる
てっきり恥ずかしいおもいをして相当怒っていると思っていたハヤテはナギを見て内心驚く

たしかに恥がっているが、怒っているようには見えなかった。むしろその姿がとてもかわいらしくて大抵の男はかなりドキッとする光景だった
カズキがこの光景を見たら恐らく「ナ、ナギさーん!ぼくはもう!!ぼくはぁぁぁもうぅぅぅーーー!!」

と当時サンデーで連載していた登場人物の煩悩少年のようにパンツ一枚になってナギに飛びかかって暴走していただろう

「今、なんて…」

「……責任…とってくれ…」

確認のため聞き返すハヤテ。ナギは恥ずかしがりながらも先ほどより、かすかに大きめの声で答えるが
ハヤテは思考が追いつかず

「…え……え…?」

「ええーい何度も言わせるな!この三千院ナギがおまえに責任とってくれといっているのだ!綾崎ハヤテ!!」

「ええええぇぇーーー!!!」

ヤケクソぎみに大声で告げたナギに言葉にハヤテは驚愕の表情で叫び声をあげる
「ぼ、ぼくなんかでいいんですか?」

「なにを言っている!私がおまえをずっと好きだったのはおまえも知っているだろう!それともこんなことぐらいで私がおまえを嫌いになるとでも思っているのか!」

「お嬢様…」

「それよりおまえはどうだ?私のことは好きか?もしそうでないなら断ってくれてかまわん
それでも私はお前の事を恨んだりしな…」

ナギの唇はハヤテに奪われた
自分の気持ちをこめたハヤテの口付けは10秒ほど続きナギから離れた

「これがぼくの答えですナギお嬢様。ぼくもお嬢様のことが大好きです」

「ハヤテ…」

「お嬢様…」

感極まって泣くナギをハヤテは優しく包み込むように抱きしめた

「ハヤテ…これからは私の事はナギと呼べ。あと愛しているぞハヤテ」

「僕もだよナギ」

二人はそのまま見つめ合い、磁石に惹かれるかのように顔を近づけていき二度目のキスを交わした

お互い気持ちを確かめあうかのように二人は唇を重ね続ける

「!?」

口内に新たな感触を感じたハヤテ。それが何なのか気づいた
ナギの気持ちを受け入れるかのようにハヤテもそれにこたえる

長く続いたディープキスも終え、ナギが恍惚した表情でハヤテに告げる

「ハヤテ…続きは私の部屋で…私とお前が恋人同士になれた記念すべき日だ。私の全てを受け止めてくれ」

「いいよナギ。ぼくもナギが欲しい」

ハヤテはナギを軽々と持ち上げお姫様抱っこでナギの部屋へと向かった



その日ナギの部屋から艶のある声が止むことはなかった





まだ外が薄暗い早朝
特別な日の朝でもハヤテの体内時計はいつもどおり
やはり習慣なのか五時に目覚めてしまう
何気なくまだ横に眠っているであろう恋人を見ると

ベッドのライトをつけ、筆を動かしているナギの姿があった

「もう起きていたんですか。お嬢様」

まるで未確認生物を発見したかのように驚くハヤテ

「あっ、起きたのかハヤテ…って、こっち見るな///恥ずかしいではないか///」

慌ててフトンを深く被るナギ
なぜなら、ナギは衣服を着ていなかったからだ
フトンを体にかけてはあったが、背中の半分。つまり胸の辺りまではかけてはいなかったからだ

「うわあー!すいませんお嬢様!」

ハヤテは顔を真っ赤にしながら慌ててそっぽ向く

「こらハヤテ私の事はナギと呼べといっただろうが、前の呼び方に戻っているぞ」

「あっ、すいま…じゃなくてごめんナギ」

長年染み付いたくせなのか。ハヤテはついついそう呼んでしまった

「それでナギはこんな朝早くから何してるの?」

「ああ、見てのとおりマンガを書いているのだ。テンションが高いうちに一気に書き上げようと思ってな」

「そうなんだ。でもあのシーン結局失敗に終わって参考ならないんじゃ…」

「ああ、それは没にした。私が今書いているのは全く別の話なのだ」

「へえ〜どんな?」
「それはだな…」

ナギは実に幸せそうに笑顔を浮かべながら原稿の一枚目をハヤテに見せる

「一人少女と執事の恋物語を書いた恋愛ものなのだ」







あとがき
この話は皿洗いしている時、浮かんだ話です
う〜んやはり携帯投稿はつらいですわ。時間かかる
土曜ワイド劇場面白かった
ちなみにマリアさんは空気よんで別室でシラヌイと寝てますよ
あと遺産は取り戻しています。書き忘れたけど
それではまた

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Re: ある日の三千院ナギ(16歳)(一話完結)ハヤナギ ( No.1 )
日時: 2013/03/17 23:42
名前: masa

どうもmasaです。

まさかあのナギが肉体的にも急成長するとは。まあ、DNAにはそう言うのが組み込まれてても不思議は無いですけど。
でも、性格は相変わらずの様で。だらしない恰好でゲームしたり、漫画のヒントを他の漫画からえたり、実演から情報を得たり。やれやれ。

まあでも、少しは精神は大人になってるみたいですね。ハヤテに下着を見られてあんなに取り乱して。


しかし、2人して随分大胆ですね〜。いくら事故きっかけとはいえ、そう言う行為にまで及ぶとは。ってかいくら好意を持ってたとしても、そこまで言われてハヤテはそんな事するかな?まあいいか。
で、裸見られて恥ずかしがるなよ。そう言う行為をしたんだからもういいでしょ。


まあ色々と急展開が多かったとはいえ、面白かったです。

では。

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Re: ある日の三千院ナギ(16歳)(一話完結)ハヤナギ ( No.2 )
日時: 2013/03/19 13:00
名前: 氷結アイスブリザード


感想ありがとうです

3年の年月で除久にですよ。それにまだ成長期ですし.体の成長についてはニ次小説なのでそのへんは自由で
ラブひなの前原しのぶは最初のころがウソのよラに臣乳に成長してましたし、テイルズオブデスティニーのルーティ(17才〉は普通?くらいの胸だったのに2では母おやになったとはいえものすごい巨乳になっていて.どうなっているんだとっくに成長きすぎてんだろって感じに進化してます
他にもいろいろいますが書くときりがないですが.わりとそういうキャラ多いですよ

はい.性格はあいかわらずです.私はナギの中二病発言やダメ発言が大好きなので
いつまでもこうあってほしいと思っているのでそのままにしました.
あとセフィロスとかはマンガからではなくゲームからです

いやいやパンツ見られただけではないですよ!パンツ見られたくらいで責任とれはおかしいですよ
八ヤテの顔面に自分の大事な部分が衝突し.さらに押しつぶしたからですよ

大胆なのはそういうのをかきたかったからもありますが.3年かんのあいだいろいろあったんですよ
八ヤテも心のかせが昔よりへったり.情緒が成長したりと

まあまだ付き合ってー日目ですし.最初のときはピンクの雰囲気が後押ししていたけど.それがないので.でもやはりパンチしたり.部屋おいだしたり.ふくを慌てて着ようとしないだけ羞恥心が低下してます
そのあとは結構普通にはなしてますし

急展開なのはーわ完結なのもありますが.私の場合携帯投稿というかせがあるからなのです
文字制限とかあるので
あとピーなシーンは書いちゃだめなのでそこはまるごととばしてますので仕方なかとです
まあそんなシーン書いたことないですけどねw
これで説明は終わりです
他にもあったら答えます
クックックッなんかやる気でてきた。次の投稿ははやくなりそうです


大胆な八ヤテなら.私が読んだことのある話ではひなゆめの昔の作品にヒナギクのヤンデレ話でヒナギクと恋人同士なのに泉と浮気して大人の関係の八ヤテもありましたよ。
なまえはわすれましたが3年以上前の作品だったと思います
それではまた
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