第1回 お題 ( No.1 )
日時: 2013/08/22 23:25
名前: 春樹咲良
参照: http://soukensi.net/perch/hayate/yybbs/yybbs.cgi?mode=new_html&no=103

それでは,早速ですが今回のお題です。

「いつもの通学風景(仮題)」

指定:朝,自転車で登校中のハヤテとナギ
指定:二人は自転車で二人乗り中
指定:ナギはまだ眠い

ハヤテ「それにしても,いつも言ってることですが」
ナギ(不機嫌そうに)「なんだよ」
ハヤテ「たまには,早寝早起きもいいものですよ。今日もゆっくり朝ごはんを食べる時間なかったでしょう」
ナギ(うんざりしている)「……」
ハヤテ「昼夜逆転生活もほどほどにしないと,成長期なんですから,お嬢様はそうでなくても……」
ナギ(ハヤテを遮って)「うるさいうるさいうるさーい! 何なのだそのお小言は! そういうのはマリアだけで十分なのだ!」
ハヤテ「は,はぁ,すみません」
ナギ「まったく,通学中までこんな調子なんて勘弁して欲しいのだ」

指定:多少の時間経過

ハヤテ(ふと思い出す)「んー,そう言えば,お嬢様」
ナギ(鬱陶しそうに)「今度は何なのだ!」
ハヤテ「いえ,この間,自転車の乗り方を教えるって話,あったじゃないですか」
ナギ(意表を衝かれたように)「は? ああ,あったっけ,そんなこと」
ハヤテ「もし乗れるようになったら,自分で自転車漕いで行ってみますか?」
ナギ「ええー? うーん……」
ハヤテ「流石にいきなり一人で行けとか言いませんけど,一緒に行くのでも並んでとか」
ナギ(小さな声で)「……いい」
ハヤテ「え? 何ですか?」
ナギ「今のままで,いい」

(※お題提供者による参考意見:ナギが「今のままでいい」理由は,ハヤテとの二人乗りだから,と考えられます)

お題は以上です。


以上のお題を用いて,会話文に肉付けをしていく形で(つまり,セリフの前後にモノローグや心情描写などを挿入して体裁を整えることで),皆さんの小説作りの手腕を見せていただければと思います。
作品は完結した一話の形に仕上げることまで求めません(上記のやりとりだけでは一場面がいいところかとも思いますので)。
いずれにせよ,作品をレスの形でこのスレッドに投稿していただく,という形をとりたいと思います。
企画について不明点がある場合には,今回の提案をした交流掲示板のスレッドにてお訊ね下さい。
表現手法について悩んだときは,今回の企画のきっかけになった「小説の書き方を議論するスレ」の皆さんがきっと答えてくれるはずです(よね?)

今回のお題については,一応期間を定めてひとまず1ヶ月後(9月22日)まで投稿を募集します。
その後,企画について見直しの必要性を検討しようと思いますので,その時にはまた是非,忌憚ない意見をよろしくお願いいたします。


それでは,よろしくお願いいたします。


※9/12追記
お題について保留だった「今のままでいい理由」について,位置づけを「参考意見」に変更しました。
投稿規定についても修正をしています(はっきりしていなかった部分について少し書き足すなどしました)。
企画趣旨その他お題の用い方について,不明な点が多く,ご迷惑をおかけしたことについて改めてお詫び申し上げます。
今回のお題の締め切りまでもうあまり日にちも残っていませんが,多数の皆さんの参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。