Re: 続・新世界への神話(6月27日更新。現在27話) ( No.49 )
日時: 2011/07/04 20:00
名前: RIDE
参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=3929

7月に入りましたね。
これから更に暑くなるのか・・・・
気が滅入るな・・・・

ですが、レス返しは本気です!

>どうも絶影です

>更新お待ちしておりました♪

そう言っていただけると嬉しいです!
あと、待たせてすみません・・・・

>ついに艶麗との決戦ですね
>向かい合うはダイとハヤテ(?)

まあ、ハヤテの場合シルフィードを戦力として戦いますから、首をかしげるのは無理ないかと。

>そしてダイはハヤテに攻撃させようとしますが…

>なるほど、百獣の王ライオンは弱った獲物に(別に弱ってませんが…)
>トドメをささせようとする…ということですか(笑)

これは少し違いますね。ハヤテにはまだとどめの一撃を食らわせるにはまだ未熟ということで、カリを返させるには最初の一撃しかないと考えていました。
というのも、勝負は何が起こるかわからない。戦いの途中からハヤテにあわせル野は難しいですし、ハヤテも上手く合わせられるとは限らない。
ですから、やるなら序盤と言ううことです。

>てか艶麗相手にどんだけ余裕なんですかー!ダイは!!!

はっきりいって、ダイの実力には驚かされます。
今のところは、計り知れないといったところでしょう。

>そしてついに一撃を入れたハヤテ
>膝をついた艶麗は屈辱でしょう…

格下と舐めてかかっていただけに、それは大きいですよ。
艶麗はプライド高いですから。

>次回からは本格バトルなのか!?
>気になります!!

ダイの戦いがようやく始まるってところですよ。

>それではまた〜♪

絶影さん、感想ありがとうございました!

さて、今回の更新分どうぞ!


2
 思わぬ不覚を取った艶麗だが、すぐにまた余裕な態度を見せる。

「やるわね。そこの彼が動けるように戦場と同調させるようにするなんて・・・・」

 艶麗は獲物を見つけた猛獣のような威圧をかけてダイを睨む。

「ダイ!」
「高杉さん!」

 そこへ、残してきたジェットや佳幸たちがやって来た。

「状況は?」
「たった今綾崎が敵の何分の一を取ったところだ」

 ダイは艶麗を目を離さずに応じた。

「綾崎、後は俺に任せろ。ジェット、ドリル、ジムも岩本たちを頼む」

 本能的に危機を感じたダイは、全員にそう告げる。

「この女、全力を出してくる」

 ダイのカンが、それをはっきりと感じ取っていた。

「後は任せろ、ね・・・・」

 突然、不気味に笑いだした艶麗。

「私からも、忠告するわ」

 その言葉とともに艶麗の体から九本の尻尾が現れた。その尻尾の先から妖しげな光が灯り、それらが一斉にジェットたちやハヤテたちへと飛来していく。

「皆、伏せろ!」

 ジェットの警告で佳幸たちはみな伏せた。そのため、光によって彼らの手前で起こった爆
発から何とか身を守ることができた。

「邪魔をするなら、こうはいかないわよ」

 ダイはジェットたちの方へと目を向ける。その視線が、早くここから遠のいてくれと言っ
ていた。

 それを読み取ったジェットたちは、急いで離れていく。

 一方、ヴィルクスと一体化している艶麗に変化が起こった。

 彼女の体から光が発し始め、それに伴いだんだんと巨大化していく。

 そして艶麗は、全長が数十メートル近くの巨体となっていた。

「これは・・・・」
「精霊の使者たちはこれをハイパー化と言っているわ。使者の巨大化するイメージを具現化した形態を」

 ハイパー化した艶麗は一歩前に踏み出す。ダイなど軽くつぶすことができると誇示しているようだ。

 だがダイは臆することはなかった。

「ようやく俺の本領が出せるな」

 そう言うと、身を覆っていた鎧が消える。そしてダイは腰に挿してある槍を抜き、連結させて天にかざした。

 すると、槍の穂から光が伸び、それが指し示す空中からハイパー化した艶麗よりも小さ
い、青と銀色のロボットが出現した。そのロボットがダイを迎えるように膝を着いて胸部が
開くと、ダイは飛び上がってその中へと入っていく。そして胸部は閉まり、天空よりの使
者、ケンリュウとの合身を果たした。

「まだ不慣れなところもあるけど、頼むなケンリュウ」

 合身前にダイは槍を天に向けて放っていた。それはケンリュウに合ったサイズへと変わり、手に取ったケンリュウは槍をまた二つに分けて腰に着けた。

 態勢が整うと、再開とばかりに艶麗に挑みかかるケンリュウ。対して、艶麗は九本の尾をもぎ取り、扇子状の武器にして構えた・

「妖尾扇舞(ようびせんぶ)!」

 その扇子を用いて攻撃を繰り出す艶麗。ケンリュウは何とかかわすが、相手のなかなか読みにくい、妖しげな動きをする必殺技に勢いを止められてしまう。

「続けるわよ」

 更に艶麗はケンリュウを足蹴にして後退しながら、九本の尾を今度は一つ一つが方針となった大型の銃へと変える。

「妖尾機関射(ようびきかんしゃ)!」

 九つの銃口から妖しげな光弾が放たれ、ケンリュウに襲いかかる。光弾は炸裂し、ケンリュウを周囲ごと光で包みこんだ。

 直撃のため、ダメージを負っているはずであった。

 しかし、光が止んだ時に見えたケンリュウは、とてもそうには見えなかった。その手には槍の一本があり、それによって防いだのだろう。

 その槍に刻まれている、狼を思わせる紋章が淡く光っているのがその証拠だ。

 必殺技に耐えたケンリュウは、攻撃に転じた。

「ストリーム!」

 また、強風が吹いてきた。側面から打ち付けるそれに、艶麗は押されてしまう。

 若干体が揺らいだ艶麗に、殴りかかるケンリュウ。艶麗は九本の尾を扇形の、九尾の扇に戻し、それを盾にして攻撃を防いでいく。

 それからケンリュウは軽快な動きで艶麗を翻弄していく。素早く攻撃を繰り出してくるケンリュウに対し、なんとか防いではいるのだが艶麗は後手を踏まされていた。

「この私を舐めないでもらいたいわ!」

 艶麗は九本の尾を九尾扇、九尾銃に続く第三の武器形態、九尾鞭に組み直す。

「妖尾鞭打(ようびれんだ)!」

 その九尾鞭で相手を打ち据える必殺技を繰り出す艶麗。予測が困難な、妖しげな軌道を描
く九本の鞭にやられたケンリュウは、防御することも回避することもできない。

「・・・・招雷!」

 だが、妖尾鞭打を受け続けながらも艶麗を指しながらそう叫ぶダイ。すると、空から雷が
落ち、艶麗の体に直撃した。その落雷によってダメージを負った彼女は、必殺技をつけられ
なくなり、よろめいてしまう。

「中々やるな。おまえの言うとおり、ケンリュウの敏捷性だけで勝てると思っていた俺が甘かった」

 そう言って、再び槍を連結させる。

「ここからは力押しで行くぜ!」


ダイに更なる奥の手が次回で見られることに・・・・?

そして、オリキャラプロフィール編。
今回は塁です。

稲村 塁(イナムラ ルイ)

年齢:20歳

誕生日:9月30日

血液型:AB型

家族構成:父、母

身長:183cm

好き・得意:料理、空手、和太鼓、ケンカ

苦手:老人の昔話

イメージBGM:ベルリンの赤い雨(ブ○ッケンJrのテーマ)


見習い板前である八闘士の一人。

元は飲み屋の息子で、高校卒業後はそこで板前の修行を行っていたが、ふとそこへ訪れた料亭の人たちに気に入られ、その料亭へと身を寄せることとなった。

高校時代に精霊と出会う。当時はけんかを売られてはすぐに買っていた。そのためもともとの性格は達郎同様熱くなりやすいが、歳を重ねたためか彼よりは落ち着きがある。

同じ和の趣向をもつためか、伝助と仲がよい(ちなみに伝さんと呼び出したのも塁)。また同じ高校の同級生である拓実とも親しい。

精霊は雷のコーロボンブで、主に格闘と電撃で相手と戦う


コーロボンブ
ランク:青銅
力:雷、飛行
属性:雷
リング:ライガーリング

塁の精霊で、雷獣を模している。

五年前塁と出会い、以後彼の精霊となっている。

オフェンス面が目立ち、スピードもそれなりにある。

必殺技

*スパーキングブリッツ
コーロボンブの基本的な技。相手を麻痺する電撃を放つ

*サンダーボルトナックル
 稲光の拳(電撃)で相手を麻痺させた後、雷鳴の拳(パンチ)を一瞬の間に叩きつけるに連激の技。