Re: 鬼狩りの一族 ( No.3 ) |
- 日時: 2012/05/18 22:57
- 名前: 匿名
- どうも♪匿名です♪
「今日は♪輝雪です♪」 「どうも、和也です」 四話目キター! 「そうですね♪長ったらしい内容で四話目です♪」 う・・・。 「なのに未だこの物語の確信に触れず長々やってる四話目です♪良かったですね♪」 喜べるかー!?何その言い方!?ひどくない!? 「事実です♪」 ちょっとー!? 「・・・本編どうぞ」 和也まで!?
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第四話「料理って楽しわよね♪」by輝雪 〜ムラサキノタカタ〜 「ふぁ〜、そろそろ動くかー」
時刻は現在十一時、ハヤテはいつまでも休んでいられないと仕事をするために動きだす。
「にしても・・・いろいろ詰め込みすぎだよ、作者」
そうかな?・・・ハ!いやいや。ごほん。 確かにハヤテからしてみたら昨日から今日の朝までは壮絶だった。 朝の恒例行事>転校生>ノートを取りに学校>鬼と遭遇>校舎の下敷き>転校生が住居人
「大変そうだな〜、お前も」
「扉越しに話しかけてくるな、タマ。周りにひとがいたらどうするんだ」
扉越しに話しかけてくる人物・・・いや、動物のタマ。その姿はホワイトタイガーで、見つかったら動物園行きだろう。ナギと一緒に暮らすため、本当に肉以外の物(特に草)も食べれるようになり、ひっそりと暮らしている。そして、妙な特技がもう一つ。
「大丈夫だよ。いつでも隠れれるように気を張ってたら人間の気配がほぼ百パーで分かるようになったからな」 (どんなトラだ)
ハァー。
ハヤテはため息をついたがすぐ気を取り直して仕事を探すことにした。 「じゃあ、僕は行くけど絶対にバレるなよ」
「おーおー。行け行け借金執事」 ハヤテは一階へと降りる。
「あら、起きたのね、ハヤテくん♪」
「あ、ハヤテくん。おはよう」
「ハイ♪おはようございます。木崎さん、ヒナギクさん」
一階には輝雪とヒナギクと・・・
「おはよう」
「うわ!?」
背後には和也がいた。
「?どうしたの」
「いやいや、背後に突然人が現れたら驚きますって」
「あぁ、気づいてなかったんだ。じゃあ、」
と言って和也は耳元で
(さっきのトラとの会話も隠してた方がいいのかな?)
(!?)
ハヤテは内心で(人の気配がほぼ百パーで分かるんじゃなかったのかよ!)と思うがしょうがない。和也の方が上手なのだ。小さい頃からいろんなところを渡り歩き、運良く(運悪く?)鬼が出るポイントにも数々遭遇してきた。そして、生き残るために何年も磨いてきたスキルが最近できるようになったスキルに負けるわけがないのだ。・・・ついでに輝雪もバレない。まあ、何にしても、(・・・お願いします)
(了解) タマの存在が公にされるわけにはいかない。協力を仰ぐしかなかった。
「?どうしたの」
さすが双子。兄と同じ反応をとる輝雪。
「いや、何でもないよ」
「そうですよ木崎さん」
「そう?まあ、それはそれとして綾崎くん」
「な、何ですか?木崎さん」
可愛いらしくほっぺを膨らまし怒ってることを伝える輝雪。昨夜とのギャップにハヤテは少し引いた。
「だからその“木崎さん”ていう呼び方よ!私とお兄ちゃん、両方そう呼んでるじゃない」
「う・・・」
確かにそうだ。これではどちらを呼んでるか分からないだろう。
「だから、私のことは“輝雪”って呼んで」
「呼び捨てですか?」
「そうよ♪」
「あぁ、俺も名前で。名字、なれないんだ」
「じゃあ、ハイ、分かりました。輝雪、和也」
「よし♪」
「うん」
満足そうにえがおをうかべる輝雪といつも通りの和也。そして、嫉妬する今だにさん付けのヒナギク。 そこに、
「ん?綾崎くん。もういいのか?」
「あ、千春さん。おかげさまで」
「まぁ、私は何もしてないがな」
千春が起きて来た。
「あ、そういえばお嬢様は?」
「あぁ、ナギなら綾崎くんが大丈夫なのを確認したら緊張の糸が切れたように、」
(お嬢様・・・。僕のことを心配してくれて。休みだし、今日ぐらい寝かせてあげても・・・。)
「ゲームしてたぞ。今も継続中だ。」
「お嬢様ーーーーー!!?」
ハヤテは以外に頑丈なナギのメンタルを忘れていたようだ。がっくりとうなだれるハヤテ。
「それより輝雪、何してる?」 ハヤテを無視し、話題を変える和也。
「料理してるに決まってるじゃない☆」
「!?今すぐやめろ!!」
「ど、どうしたの和也くん?」
慌てる和也。どうしたのかとみんなの視線が注がれる。ハヤテも和也という人間に関わってまだ間もないのだが、昨夜の鬼との戦いの事を考えるとちょっと慌てすぎな気もする、と考えている。
「どうしたの、お兄ちゃん♪そんなに慌てるなんてお兄ちゃんらしくないぞ☆」
「どうしたんだ和也くんm。輝雪は料理が下手なのか?」
「いや、下手ではない。ただ・・・辛いんだ」
「?それだけかしら」
確かに。辛いだけでここまで騒ぐのは珍しいだろう。だが、和也は苦々しい顔で、
「知らんぞ」
の一言だけ。それに対して輝雪は、
「お兄ちゃんは大げさなの。私なんかパクパク食べれるよ♪」
「ほら、輝雪が普通に食べれるんだから少しくらい辛くても平気よ」
「・・・俺の分、無しでいい。・・・弁当買い行ってくる」
「あ、待って和也!」
「?どうした綾崎」
「え〜。綾崎くんも私の料理嫌なの〜?」
「いや、あの、和也に聞きたいことがあって・・・」
「聞きたいことって?」
ヒナギクが内容について聞いてきた。ハヤテは鬼のことや昨日の学校の被害について聞こうと思ってるのだがヒナギクたちに言う訳にはいかない。
「それは・・・」
そうやって困るハヤテを見て、一番後ろにいる輝雪はため息をついたあと、
「まぁまぁヒナギク。私たち女の子だって男の子に聞かれたくない話あるでしょ?男の子も同じだよ。そっとしておいてあげよ」
「そういうこと。行こう、綾崎」
ハヤテはこの二人のコンビネーションは凄いと思うのだが、実際はハヤテが嘘が苦手なだけである。
「あ、ハイ。それではいって来ます」
ハヤテと和也は行ってしまった。この後、何が起こるかも知らずに・・・。
〜道路〜 「と言っても、教えることないんだけど」
「いや、あるでしょ」
「綾崎にはもともと教えようと思ってたし」
「じゃあ、学校がどうなったかぐらい」
「直ったよ」
「へえー、直ったんですか〜て、えぇ!?どうやって!?」
「いや、だからあとで話すって」
ハヤテはこんな感じで結局教えてもらえなかった。
〜ムラサキノヤカタ〜 ハヤテはうなだれてみんながいる食堂に行くと・・・惨劇があった。 「ゴクゴクゴクッ!!!」(水を飲みまくるマリア)
「・・・・・・・ッ!!!」(のたうちまわるヒナギク)
「・・・(ピクピク)」(痙攣をおこす千春) 「・・・♪」(自分の料理を食べて満足そうな輝雪)
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
割れた皿、飛び散る料理、鼻を刺すような刺激臭、周りの虫は落ち、もはや、“食卓”と言えるような状況ではなかった。
「何があったんですかーーーーーーーーーー!!?」
「はあ、やっぱりか」
「どうゆうことですか!?」
「・・・輝雪、料理作ると一般家庭の材料を使ったとは思えない辛い料理作るんだ」
「・・・」
和也があそこまで慌てた理由、この惨劇を見れば理解できる。今おりて来たナギも「ふわぁ〜、マリアごはって何なのだこれはーーー!?」驚いている。
「ハ、ハハハ・・・」
ハヤテはもう笑うしかない。
これから数日間、被害者の三名はこれから数日間味覚がおかしくなったことにくるしんだ。 この事件のあとに“輝雪には料理を作らせてはいけない”という共通認識がムラサキノヤカタ内で生まれた。
ーーーーーーーーーー 終わったーー。 「新人がこんなペースって・・・遅いわよ」 ・・・プロフィールです♪ 「逃げるな」
木崎和也(キザキカズヤ) 年齢 16歳 誕生日 9月9日 血液型 B型 家族構成 父、母、妹(輝雪) 身長 170cm 体重 59g 好き、得意・・・料理、音楽 嫌い、苦手・・・人混み、チョコ 使用武器 鎖鎌 容姿 黒髮、黒目、髪の長さは首ぐらいまで。
特徴 ・口数が少なく妹との行動が目立つ。あまりに一緒にいるため一人の時間は和也曰く「貴重な時間」らしい。 ・チョコが苦手なのは中学校時代の思い出が原因。甘いのは好き。 ・料理を作るのは、輝雪のほうが上手なのだが輝雪が作ると劇物になるため。
木崎輝雪(キザキキセツ) 年齢 16歳 誕生日 9月9日 血液型 B型 家族構成 父、母、兄(和也) 身長 158cm 体重 秘密 好き、得意・・・刃物、料理、友人、暗い所、辛いもの 嫌い、苦手・・・勉強(頭が悪いわけではない)、一人、甘いもの 使用武器 刀、小太刀×3 容姿 黒髮、黒目、髪の長さは腰まで。
特徴 ・きほん、誰とでも仲良くなれる。だが、それは演技でキレると解ける。本来は言いたいことは何でも言うはっきりした性格。日常と戦闘時ではかなりのギャップがある。知るのは家族とハヤテだけである。 ・甘いものがかなり苦手。拒絶反応が起きることもある。チョコレートをひとかけら食べて、吐いたこともあるらしい。 ・一人でいることが嫌で今でも周りに誰かいないと泣いてしまうらしい。寝る時も和也と一緒の布団で寝る。 ・料理が好きで、腕前はプロ級。ただし、“食べれれば”である彼女が作ると大抵は劇物になる。
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