Re: 鬼狩りの一族 ( No.1 ) |
- 日時: 2012/05/11 16:09
- 名前: 匿名
- 第一話短いと思い今回は長くしようかな?なんて思ってる匿名です。
早速スタート!
ーーーーーーーーーー 第二話 月下の使者 〜白皇学院〜 「ハヤテ〜。帰るぞ〜。」
「あ、ハイ!お待ちくださいお嬢様ー!」
授業が終わりフラフラと教室を出ていくナギを追いかけてハヤテも急いで教室を出る。 転校生の二人は校内を案内してもらってるようだ。 本当はハヤテも加わりたかったのだが、ナギをおいて行くわけにもいかず、結局、さっさと帰ろうとするナギを優先した。そして、ハヤテとナギはムラサキノヤカタえと帰った。
〜ムラサキノヤカタ〜 ハヤテとナギはムラサキノヤカタに着くと、ハヤテはマリアを手伝いに、ナギはふと何かを思い出したようにかばんをあさっていた。そして、お目当ての物が見つからなかったらしく、ナギはショックでしばらく放心していた。 ナギがあれこれ画策しているうちに時間はすぎ住居人は帰ってきた。
「ただいまー。」
「ふぅ、生徒会も毎日大変だな。」
同タイミングで帰ってきたのは、桂ヒナギクと書記の春風千春である。
「そうねー。て、ナギ。どうしたの?焦っても見たいだけど。」
「あ、あぁ。ノートを学校に忘れてな・・・。中身を誰にも見せたくないというか・・・。」
ナギは言いずらそうに言う。
「そんなの、明日でいいじゃない。」
「な!?明日だと!貴重な休日を潰せというのか!だいたい、あの三人に見つかったらどうするのだ!あいつらはこうゆうことに関しては絶対に見逃さないんだぞ!」
その頃、あの三人。
〜帰り道〜 「明日の動画研究部の活動はどうする?」
「フム・・・。ナギちゃんの机をあさるのはどうだろうか。」
「そういえば、ナギちゃんの机の中に何かあったよ〜。ヒナちゃんの目があったから確認できなかったけど。」
「ほぅ。それは面白そうだ。」
「確認するしかないな。」
つくづく運のいい三人である。
〜ムラサキノヤカタ〜 「むぅ、こうなったら、ハヤテ!ちょっと取りに行ってくれ!」
「ちょ、ナギ!今何時だと思ってるの!明日にしなさい!」
「なんだと!?お前はあれがどれだけ危険だと思ってる!それに、今だからこそだ!今なら学校には ほとんど人がいないはずだからな。ハヤテ、頼む!」
「ハイ。分かりました、お嬢様。」
「ハヤテくん!?」
「大丈夫ですよ、ヒナギクさん。それではちょっと取りにいってきます。」
この状況を見て、マリアと千春は
「大変ですね、執事って。」
「ですね〜。」
苦笑していた。
〜白皇学院〜 ハヤテはナギのノートを無事、回収した。
「これでよし。では、帰りますか。」
ハヤテは教室を出て玄関え移動していた。 次の瞬間・・・!!
ドカァアアアアアン!!!
玄関が爆発した。
「な、なんだ!?」
急いで玄関え移動し、外をみるとそこには・・・!
「鬼!?」
“鬼”だった。筋肉質で大きい体。額からはつのも生えていてどう見ても“鬼”だった。
「グォオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
鬼は叫びこちらに向かってくる。 ハヤテは逃げようとするが、
「!?」
鬼は何時の間にか持っていた巨大な針を投げつけてきた。 ハヤテは何とか避けたが、バランスを崩してしまった。体制を立て直そうとするが、足がすくんで動けない。その間にも鬼は近づいてくる。 そして、鬼は自分の前で腕を振り上げた。
「・・・く!」
そして鬼は腕をハヤテに振り下ろした・・・
はずだった。
急に目の前に二人の人間が現れたのだ。 雲で月が隠れており、男と女がいることしか分からなかった。 鬼は吹き飛ばされていた。
「綾崎くん・・・よね?」
「え?あ、ハイ。」
「どうしてこんなところにいるのかしら?」
何時の間にか雲は散り月が辺りを照らし始めた。 そこには・・・・・・
木崎輝雪と木崎和也がいた・・・・・。
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