Re: しあわせの花(ハヤヒナ)【ヒナ編第3話更新】 ( No.53 ) |
- 日時: 2012/01/26 15:51
- 名前: ロッキー・ラックーン
- 参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=7738
- こんにちは、ロッキー・ラックーンです。
ものすごく時間がかかりました。そう、モン●ンのせいです。笑
今回から3回か4回に渡って、カップル成立後の一日をやっていきます。 それではどーぞ!
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「しあわせ」という言葉を持った花の名前を知ってますか? その花は、太陽を仰ぎ、風と夢を受けて、無邪気な色で、花びらをハミングで揺らすんです。
…「デイジー」? うん、確かにそうです。惜しい!!
これは、僕が見つけて触れる事を許された「しあわせの花」とのお話です。
After第1話その@【グッドモーニング3人娘。】
気持ちの良い朝、通学路。 いつもと同じ道だけど、これまでとは全然違う。 さんさんと照らす太陽と、それに負けない笑顔を僕だけに向けて輝かせる少女。 夢にまで見た風景。
「ハヤテおそーい!はやくはやく!!」
「ハハハ、まだ7時ですよ。ゆっくり行きましょうよ〜」
おはようございます。なんだかとっても久しぶりな気がします、綾崎ハヤテです。 今日は、ヒナと恋人同士になってから初めての学校。…二人きりで登校です。
鮮やかな桃色の髪を大きく揺らして呼びかけるヒナ。 その姿に、僕の表情はゆるゆるに緩みきってしまう。 ああ、僕の見てた夢は幸せにあまりにも近すぎたんだ。 たかだか一緒に登校するだけでこんなに心が満たされるなんて…
「ちょっとハヤテ!?」
「ん、なんでしょうか?」
「さっきからずっと上の空じゃない。何か考え事?」
気付いたら僕のもとまで戻って来ていたヒナ。 大きく美しい瞳が僕の事をいぶかしげに見つめる。 その瞳がどうしようもなく僕を惑わせる、狂わせる。ずっと見ていたい。
「そうですね〜…夢が叶う事ってステキな事なんだな〜って…」
「夢?」
「はい。ヒナと二人で学校に行く事です」
思っていたことをありのままに話す。 臆面もなく発する僕の言葉に、ヒナの顔はみるみる真っ赤になっていく。
「そ、そんな簡単な事、夢なんかに見ないで良いわよ!!私はこれからずっとハヤテと登校するつもりだから…そ、そこんとこヨロシクっ!!」
照れ隠しに、早口でまくし立てるヒナ。 これからずっと一緒に登校出来る… スミマセン、やっぱり僕にとってそれは夢のような時間ですよ。
「フフッ、ありがとうございます」
「そんな事より、さっさと行きましょう!!」
引っぱられた左手は、そのままヒナの右手に絡められた。 他の生徒が登校するにはかなり早い時間であるため、学校の近くでも僕たちの行為に注目する人はいない。 彼女の歩調に合わせ、少々足早に学校へ向かう。
優しい。 ヒナが僕の手に触れている時はいつもそう感じる。力加減とかそーゆー意味ではなく。 本当に何気なくだけど、彼女が僕を愛してくれている事を確かに感じさせてくれる特別な瞬間だ。
「ん…あれは…」
「どうしたの?」
正門に近づくにつれて大きくなる人影が三つ。 そのいずれも、僕たちが良く知る人物のものだった。
「やあやあ、ヒナちゃん、ハヤ太君!」
「さっそく仲睦まじく手を繋いで登校か!うらやましいなぁ、コノコノ!!」
「この時間なら、まわりの目を気にする必要も無いしな」
案の定、生徒会三人娘の皆様方。(セリフは上から瀬川さん、朝風さん、花菱さん) 先日までとは明らかに違う僕たちの様子を見ても、特に驚いてはいないようだ。 ま、まさか僕たちを待ち伏せていたのか…?
「おはよう…それにしてもあなた達、随分早いのね。まだ7時よ?」
「ふっふっふ、昨日ナギちゃんから『朝一番に学校の正門で待ち伏せていれば面白い動画が撮れる』とタレ込みがあったのだ」
「そうだ、撮影のためなら私たちは6時半に学校に来る事もいとわない!」
「ちゃんと待ち合わせの時間に来たのは私だけだがな…」
「「ちょ、それは言わない約束でしょ〜(だろ)!」」
やっぱり彼女らのお目当ては僕達か! 最近の僕とヒナは乗せられやすいから、またとんでもない事をして後悔する展開になるのが目に浮かぶ。 そうだろ、作者!?(←ん〜、どうでしょう?)
「それはそうと、ハヤ太君!!」
「ハイっ!?」
「君の口から、君達二人の仲を紹介してくれ」
しみじみとボーっとしていた僕に不意に朝風さんからかけられた声。 そういえば、彼女たちには僕とヒナの関係を発表していなかった。
この人達はヒナの親友。言うなれば僕は、彼女らの大事な大事な親友を奪いに来た一匹の餓狼か。 ここは真面目に誠意ある挨拶をすべきだな…
「…そうですね。ご挨拶遅れました。このたび、僕こと綾崎ハヤテはこちらの桂ヒナギクさんとお付き合いさせて頂く事になりました。ヒナの親友の皆様にもご迷惑かけると思いますが、何卒よろしくお願いします」
「ちょっとハヤテ、挨拶が堅すぎ…」
「いやいや、ヒナの親友だからね。真面目にヒナと付き合う事を示したいんだ!」
僕の挨拶と、ヒナとのやりとりに、三人の目が丸くなる。 そりゃそうか。これまでの僕はあまりにも態度がはっきりしなかった。 我ながらなかなか最低なジゴロ野郎だったもんな…
「『ヒナ』だってよ?」
「まさかハヤ太君の口からそんな言葉を聞く日が来ようとは…」
「そういえばハヤ太君の顔つきも少し頼れる感じになった…と思う」
僕への印象を好き勝手に述べる皆様方。 ここはヒナが好きな事をもっとアピールしたい…そうだ!
「朝風さん!」
「ん、なんだハヤー太君?」
なんかいつもに増して変な呼び方になってる事にもお構いなし。
「以前、『僕がヒナのカラダ目当てだ』って言いましたよね?」
「ああ、そんな事もあったな〜。とうとう認めてしまうんだな?」
僕の言葉に朝風さん以外の3人の顔が真っ赤になる。 ヒナが何か言いたそうにしているのを制して、話を続ける。
「今さらの答えになってすみません。それですと半分だけ正解です」
「半分?」
「ハイ。カラダだけじゃなくてココロも…桂ヒナギクの全て。過去も未来も全部ひっくるめて、僕はヒナを愛し抜きます!!」
「「「Oh…」」」
ヒナは顔を真っ赤にしてうつむき、他の3人は先程以上に目を丸くする。まあ当然だろう。 …さすがに言い過ぎたかな。いや本気だけど。
「まさかここまでハヤ太君が男らしくなるとは…」
「ヒナちゃん、ハヤ太君にどんな魔法をかけたの!?」
「もはやこれは奇跡だな…」
「魔法」に「奇跡」…確かにあの日、ヒナが勇気を出して起こしてくれた。 そのおかげで今僕達はこうやって二人でいられている。 僕がこうやってヒナが好きだと言えるのは、なによりヒナが僕を好きでいてくれるからなのだと改めて思った。
「もう…ハヤテったら…」
「そう言いつつも、まんざらでもないヒナちゃんなのでした」
「ここまで言われたら、ヒナもハヤー太君にお返ししないとな〜」
「さあヒナ!さあ!!」
ニヤニヤと煽る3人、実はメチャクチャ期待しちゃってる僕。 それぞれの思惑が重なる中、ヒナの口から出る言葉は…
「ハヤテ、私も大好き…」
「「「うおぉぉおおお!!」」」
朝から学校でなにやってんだとか、バカップルワロタとか、リア充爆発しろとか、色々聞こえてくるけど、そんなのどーでもいい!! 幸せです!
「ヒナにここまで言わせるだなんて、よほどの事だぞ!!」
「そんな二人ならもう何しても大丈夫だな。ホラ、キスシーンをこのカメラに!」
「「ほ〜れ、チューウ!チューウ!!」」
「「!?」」
おもむろにビデオカメラを取り出す花菱さん。 そしてなんかどっかで見た事のある展開だー!
チューウ!チューウ! 「……」「……」 チューウ!チューウ!
やまないチュウコールの中、僕達は目を合わす。 この時の僕とヒナは、どんなニュー●イプよりも心を通わしていた。
「ハヤテ!後でね!!」
「オッケー、ヒナ!」
「「「あっ!?」」」
僕達が選んだ行動…「二手に分かれて逃げる」というものだった。 流石にあの3人+ビデオカメラの前でヘタな事は出来ない…理性の勝利だった。 ヒナはまっすぐ時計塔に向かって、僕はいったん校舎方面を経由して時計塔で合流する事にした。(目配せでそこまで決めました)
・・・
「くそっ、逃げられてしまったか…が、しかし!」
「ここまで私達の思い通りなのだ!」
「我々の秘策とバックの『彼女ら』まで計算するのは、ヒナでも不可能だろうな」
「「「フッフッフ…」」」
・・・
「ふぅ…太陽が眩しいや」
時計塔に向かう途中。 僕らが二手に分かれても、あの3人は追いかける気配が無かったので、のんびりと歩いていた。
…ふと、一本の大きな木の前で立ち止まった。それは他の人にとっては何の変哲も無いただの木だ。 だけど、少なくとも僕にとってはかけがえの無い思い出がそこにあった。 僕とヒナが初めて会った木だ。
初めて来た白皇を見て回って、なんとなく時計塔が気になって、独り言を漏らしたのをヒナに聞かれたんだったな。 高い所が苦手なのに小鳥のために木登りなんてして、涙ぐみながら僕の元へ飛び降りて… 初対面の僕にいきなりスカートの中を見せてきて…もっとちゃんと見とけば良かった。ゲフン!
思えば僕は、あの時からもうヒナが気になっていたんだ。 気になっていたけど、気付けなくて、自分の気持ちが分からなくて…
あれからまだ一年も経ってないのに、ヒナとは本当に色々な事があった。 必ずしも笑って語れる思い出ばかりじゃないけど、彼女に助けられる度に僕は強くなれた。成長できた。 これから先どんな事がヒナとの間に起きるんだろう…
「思い出に浸っている所悪いが…」
「い゙っ!!」
急に声をかけられ、驚いて奇声を上げてしまった。 その声の主はヒナの親友、花菱さん。どうやら一人のようだ。 先程の雰囲気とはうって変わって、なんだかとても儚い表情を浮かべている。
「驚かせてしまったか。すまないな、ハヤ太君。」
「いえいえ。…ところで、いかがなさったんですか?」
「ああ、話したい事があるのだがいいか?…他の二人はいない」
「…はい、大丈夫ですよ」
「そうか、重ね重ねすまんな。君と一度二人で話してみたかったのだ」
何やらとても深刻な話みたいだ。 ヒナの仕事の手伝いを約束してはいるが、ここは話を聞いた方が良さそうだ。
「…とりあえず、ヒナとは上手くいっておめでとう」
「ありがとうございます」
とりあえず…って事は、ヒナに関しての話なのかな? 僕は花菱さんの次の言葉を待つ。
「君は、ヒナが好きか?」
なんとも今さらながらの質問にも聞こえたが、彼女の目は冗談を求めてはいない。 僕がヒナを本当に好きなのか、本気で問う目だ。
「はい、もちろん。世界中の誰よりも大好きです」
「そうか。君からそんな風に言われるだなんて、ヒナも幸せ者だな」
僕の答えに彼女の表情が緩む。が、次の言葉を発する時にはまた元の切なげなものに戻っていた。
「さっき、『過去も未来も全部ひっくるめて』と言っていたが…」
「?」
「知ってるのか?ヒナの過去の事…」
ヒナの過去…両親に借金を押し付けられて逃げられた事だろう。 僕と似てはいる境遇だが、決定的に違う点が一つ。 ヒナは実の両親を今でも心から愛している。再会出来るのであればしたくてたまらないのだ。
「ハイ。ヒナから少しだけ聞いた事が…」
「じゃあ、自分の過去の事は?」
「僕の…ですか?」
「ああ、そうだ。君の過去の事だ」
彼女の言葉の真意が良く分からない。 う〜ん…自分の事なんだし、知らないのもおかしな話だ。
「僕の過去…まあ自分の事ですし、大体の事は知ってるつもりですよ?」
「…そうか。それならいいんだ」
先ほどの切なげな顔から一転、少々けわしい顔になる花菱さん。 本当にいつもの雰囲気とは違う。 いつも眠たそうにしている両目は、今はぱっちりと開かれて僕を見つめている。
「君にひとつ、ヒナの幸せのために出来る事を教えておこう」
「…なんでしょうか?」
僕がヒナの幸せのために出来る事… それがあるのなら、なんだってやってやる。何でも来い!!
「ヒナの前から黙っていなくならない事だ」
「!!」
「ヒナは人との別れに物凄く敏感だ。…なぜだかは、分かるな?」
「…はい」
それくらい、僕でも分かる。 ヒナは愛する人に黙っていなくなられて、とても悲しい思いをした。
…そんな事を僕がするだろうか。 今は分からない。わからないけど、ヒナにとっては重大な問題だ。
「断言しよう。少なくとも一度、君は必ずヒナの前からいなくなる決心をする時が来る」
「僕が…ですか?」
「そうだ。君がだ」
断言されてしまった。 そういえばアーたんにも同じような事を言われたような…
「その時が来ても、きっとヒナは君を好きでいるはずだ。だから、ヒナの前からいなくならないでくれ」
「はい…ちなみにそれはどんな理由で断言出来るんですか?」
「…それは私の口からは言えない。それに、知らなければそのままでいるに越した事は無いからな」
「…そうですか」
言葉を濁されてしまった。 まあとりあえず、僕はただ真っ直ぐにガムシャラにヒナを好きでいれば良い。 …そういう事なのかもしれない。
「ヒナはな、私のヒーローなんだ」
「ヒーロー…ですか」
僕から目を離し、時計塔を見上げる花菱さん。 けわしい顔は、最初の切なげな顔に戻っている。
「ああ。10年前からずっとな」
「10年ですか…」
10年…その言葉に僕は自分の初恋を思い出す。 まだ16歳の自分にはとてつもなく長い時間に思える。
「君が、ヒーローのヒナをヒロインに変えてしまったな」
「僕が…ですか?」
「ああ。君といい、歩君といい、私より後から来たというのにヒナを夢中にさせて…正直憎らしい」
「花菱さんはもしかしてヒナが…」
以前彼女が「自分の想いは絶対に受け入れえられないから伝えない」と言っていたのを思い出した。 いわゆる「禁断の愛」に対しての理解があったのも、これで合点がつく。
「フッ…ハヤ太君の割には鋭いじゃないか。私も、ヒナの前では乙女なのさ…」
「……」
返す言葉が思いつかない。 でも、先ほどまでの切なげな顔は、いつの間にかいつもの飄々とした表情になっていた。 アレ?花菱さんってこんなにかわいかったっけ? ひょっとしたらヒナよりも…
「↑…なーんて思ったってムダだぞ?」
「わわわっ!勝手に僕の心を改竄しないでください!読者さんが混乱するじゃないですか!!それに、僕にはヒナしかいませんよ!!」(上のモノローグは美希のイタズラです)
「フッ…君がシケた顔をしてたからな。まあとにかくハヤ太君はヒナを幸せにしてくれ。それでいい…」
それは、ヒナの十年来の親友としての言葉だった。 多分今の段階では、僕よりも西沢さんよりも、花菱さんのヒナへの想いは強い。 でもいつかきっと、誰よりも強くヒナを愛したい。 そう心に誓うのだった。
「あっ、いた!ハヤテ〜!!」
「「ヒナ…」」
和みつつあった雰囲気の場に突然現れるは、僕らの共通の想い人、ヒナ。
「あんまり遅いからどうしたのかと思って…美希に捕まってたのね?」
「いえ、まあ、なんというか…」
「フッフッフ、隠すなハヤ太君。実は彼が私を呼び出して『今日のヒナの下着の色がどーしても知りたい』とせがんできたから、私は仕方なく…」
「な゙っ!?」
いきなり突拍子のない爆弾発言。 何を言ってるんだこの人は!?
それよりヒナだ! おそるおそる表情を覗いてみると…フーッとひとつ、大きなため息をつく。
「んもう!!ハヤテがそんな事言うわけ無いでしょ!?」
「フフフ、どうだか…では、さらばだハヤ太君!」
ピューッと、それはもう疾風のごとく去ってしまった。 逃げ足だけはノーベル賞ものだな、あの3人は…
それよりなにより、ヒナが僕の事を信頼してくれてて良かった。 多分以前だったらワケも分からずに殴られてたに違いない。
「ハヤテ…」
「はい、なんでしょうか?」
うつむいてモジモジしながら僕に呼びかけるヒナ。 なんかいつもと様子が違うような…
「…見たい?」
「ん?」
「…だから見たいかって聞いてるのっ!」
見る?何を? ちょっと一連の流れをおさらいしよう。 ヒナが現れて、花菱さんが爆弾発言をして、ヒナはそれを突っぱねて…あっ!!
質問の意味が分かり、僕も顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
「ゴメン!なんでも…「見たい!見たいです!っていうか、見たくないワケが無いじゃないですか!僕が見たくないだなんて言うとでも思ってるんですか!?」
ヒナだけに恥をかかせたくないのもあり(←建前)、思いっきり肯定する。
「そ、そう?そうなんだ。ならいくらでも良いわよ!!減るもんじゃないしっ!!」
「そうですか!ありがとうございます!!」
なんかお互い、引き際を逃したような… ぎこちない会話が続く。
「…なんか、ゴメンね」
「…いえ、こちらこそ」
冷静になる二人。それにしても朝7時からなんて会話だ… でも、あのまま流れに任せてればと思うと…残念無念。
「生徒会室に行きましょ?」
「ハイ」
手を取って、思い出の木からさほど離れていない時計塔に向かう。 優しい手を柔らかく握り、あわただしい朝の終わりに心を静めるのだった。
ふと、ヒナが僕の耳に顔を近づけてくる。
「朝のお仕事が予定通り終わったら…ねっ!」
「!!」
思いがけぬ「ご褒美」の提案に、僕のモチベーションは天井を振り切ったのだった。
つづく
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【あとがき】 カップル成立後初めての学校の日の朝でした。 朝7時からあのテンションはついて行けません。 このあと、その?か?くらいまで長い一日が続きます。
■3人娘
アパートの住人以外で最初にハヤヒナを知るなら彼女たちでしょうということで。 結局キスシーンは撮れてないですが、その?以降へのフラグも立てているのでお楽しみにして頂ければと… ちなみに、美希も集合のはずの6時半には間に合ってないですが、泉・理沙がもっと遅かったので間に合った事にしているという設定です。
あと「ヒナのカラダ目当て」のくだりに対して、決着をつけたかったので、ハヤテをとても男らしくしてみました。
■花菱美希と綾崎ハヤテ
原作19巻の絡みが好きだったので、真面目な感じでしゃべらせてみました。 美希は原作でも完全にヒナに恋してますね。気持ちは分かる!!
そしてハヤテの過去を知るような発言。…というか、知ってるという設定です。「調べるのが得意」という公式設定がありましたので。 だから、ハヤテがヒナを我が物顔で扱ってるのにはハラワタ煮えくり返ってます。 それでもヒナの幸せを願ってるから、癇癪も起こさずに接しています。 多分物語内では一番オトナなキャラです。
■ご褒美
ヒナヒナ病のハヤテ君には最高のご褒美です。羨ましい! エロなハヤテを出してコミカルに終わらせるパターンはこれからも多用したいと考えてます。 ってか、ヒナの勇気もスゴイ事になってますが、全部アリスとの特訓の成果です。
ご感想・ご質問などお待ちしております。 ありがとうございました。
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