Re: 新世界への神話Drei 9月11日更新 ( No.47 ) |
- 日時: 2012/09/19 18:47
- 名前: RIDE
- 参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=7129
- どうも。
先日は台風がすごかったですね。 新潟では風が強かったです。
さて、レス返しを。
絶影さんへ
>どうも、絶影です。
どうも、感想ありがとうございます。
>エーリッヒ…最初の間にいるから一番弱いのかと思っていたら… >強いほうだったのですか(汗) >賢明大聖からの特命を授かり、相手を見極めるためだったのですね。
一番初めだからと言って弱いとも限りません。 例え負けても、味方のためにどれだけのことができるかが重要ですから。 エーリッヒは一番目に向いているということで、最初の間にいるということです。
>エーリッヒの必殺技メンタルクラフィクションを受けた雷矢は >肉体も精神も縛り付けられ、絶対絶命のピンチに。
これは特殊な技ですからね。 拘束しながらダメージを与える。結構いやらしいですよね?
>そんな時に手を出したのが光たち。 >彼らの攻撃は黄金の使者並みですか。何と恐ろしい…
光たちの心は原作での展開で心が強くなっています。 特に光は、原作の中でも目立っていますから。
>手を出すなと言った相手に助けられた雷矢の反応が気になるところです。 >そして雷矢はあれ(笑)を発動できるのか…。 >色々気になりますね!
ここでのやり取りが雷矢にとってどう受け取るか。 注目するところなので、それを見てください。
>次回も楽しみにしてます!
期待にこたえるよう頑張ります!
絶影さん、感想ありがとうございました!
それでは、本編です。
7 メンタルクラフィクションから解放され、その場で倒れこんだ雷矢。
彼はまずエーリッヒを見て、それから光たちに視線を移したことで何が起こったのか理解できた。
「手を出すなと言ったはずだ」 「ごめんなさい」
謝ったのだが、光の声には後ろめたいものは感じられなかった。
「でも、あなたのことは見捨てたくないんだ」
海も風も、光と同じ気持ちだった。自分たちがここにいるのは、ただ戦いを見物しに来たわけではないからだ。
「まったく…」
苦笑気味に呟く雷矢は、心に不思議な想いを感じていた。今まで自分の力のみで立ち上がってきた彼にとってそれはうまく言葉に表せないが、立ち上がらせるには十分な力を持っていた。
戦いに割り込んだことは困っているが、怒ってはいない。実際、エーリッヒの必殺技から自分を救出したのだから一方的に咎めるわけにも…。
そこまで考えた時、雷矢にある疑問が過った。
何故エーリッヒはメンタルクラフィクションを解除したのだろうか。維持したままテレポートすれば光たちの横槍は意味のないものであったはずだ。いや、光たちが加勢することは彼なら簡単に予想できるはずだから、戦闘前に抑えつけてもよかったはずだ。
余裕のつもりか。いや、それなら奇襲に焦るのは不自然である。
できなかったとしたら…?
その仮定が、雷矢にエーリッヒへの攻め手に導かせた。
「おい、そこの三人」
納得ができて嘆息した雷矢は、光たちに声をかける。
「手出しをしたことについては、やはり俺の気に食わん」
それを聞き、光たちの顔に切なさが浮かぶ。自分たちが拒まれたことに対してではない。こうまで他人の手を借りずに一人で戦おうとする雷矢に悲しみを感じたからだ。
「だが」
雷矢は続ける声音を、少し和らげて言った。
「おまえたちのおかげで、勝機が見えた。そのことには礼を言うぞ」
彼からそんな言葉を耳にするとは思ってなかった三人は、呆気にとられながらふと雷矢の背中に目をやった。
戦う前と同じ、闘志に満ち溢れている。だが今はそれに加えて、何か暖かみのあるものが含まれていて、より頼もしさが感じられた。
「エーリッヒ、おまえと戦って黄金の使者がどれ程の強さか、この身に染みてよくわかった」
雷矢は、真っ直ぐにエーリッヒに向き直る。
「正直、俺でも勝てるかどうかわからない。いや、勝てないだろう」
これまた雷矢の言葉とは思えない弱気な発言である。それでも、その端々からしっかりとした調子で響いていた。
「それでも、俺は戦う。俺のために、負けるからと言って戦いを引くことはしたくないからな」
静かに意気込む雷矢。そんな雷矢の背後に一瞬、雷凰のオーラが浮かび上がった。
雷矢の魂の資質である闘志が、マインドの片鱗を目覚めさせたのだ。
その闘志を表すかのように右の拳をかざし、強く握りしめる。
握った拳から、放電が起こり音を鳴らす。
「俺の思いも武器にして、おまえにぶつける!」
雷矢の闘志はエーリッヒにぶつかるのだろうか…?
今回は短いですが、マインドと魂の資質についての説明を載せます。 かなり遅いですが…
マインド 精神エネルギーを100%引き出すことのできる境地のようなもの。 普段、人は肉体が持つ力をセーブしている。力を全て出して運動したりすると、自らの肉体もその反動で傷ついてしまうからである。 精神エネルギーも同様のことが言え、常に全開で、外へと放出していけば心はそのストレスで壊れてしまう。 マインドは、その精神エネルギーを100%引き出すことのできる境地。誰でも引き出せることはできるが習得するのは白銀でも難しく、実質黄金の使者のみしか発動できないとされている。 しかも、必要以上にマインドを発動し続ければやはり心は死んでしまう、もしくは人の形をとれなくなってしまう(ATフィールドに影響が及ぶため)。だから黄金の使者も、技を放つ際等一蹴に力を爆発させる時のみ発動する。
魂の資質 使者が持つ心の力の根源で、これに目覚めないと一体化ができない、一体化の必要条件である。 精霊の属性は大きく分類して八つに分かれており、それに合わせて八つ存在している。 だが、中にはそれに当てはまらない魂の資質も存在するらしい。 現在判明しているのは
風→誠実 氷→勇気 雷→闘志 金→信頼 木→友情 土→? 水→? 炎→?
となっている。
以上です。
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