Re: 続・新世界への神話(7月4日更新。現在27話) ( No.52 ) |
- 日時: 2011/07/11 19:42
- 名前: RIDE
- 参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=3929
- 日本全国30度越え。
しかも学期末。 だるいよなぁ・・・・
今回もレス返し行きます!
大魔王さんへ
>どうも、お久しぶりです!! >大魔王です!!
お久しぶりですね! 元気なようで安心しました!
>色々あり今まで感想を書けませんでした!! >誠に申し訳御座いませんでした!!
いえいえ、そんなにかしこまらなくてもよいですよ! 色々というのが無事に片付いていればいいです!
>それでは、感想です >前回で、ハヤテに膝をつかされた艶麗が、本気を出しましたね >どうやら、彼女の精霊は九尾の狐らしいですね
はい。まだプロフィールは乗せませんが、ヴィルクスは九尾の狐をモチーフとしています。
>そして、ジェット達が来るとハイパー化して、ダイを殺そうとする艶麗 >流石は艶麗、ハイパー化はお手の物ですね >対するダイは、ケンリュウを召喚し艶麗に対抗しましたね
この構図にいくまでどれだけかかったことか・・・・ 番外編を除けば、ダイがスポット当たるのは初めてですからね。
>状況は、ダイが優勢ですけど >艶麗…………せっかく尻尾を扇状にしたり銃にしたり鞭にしたりで頑張ってるのに…………… >あれ?俺、どっちを応援してたんだっけ?
ここまでダイ優勢が続くと、艶麗に同情したくなる気持ちもわかります。 せっかく多彩な技を持っているのにねぇ・・・・
>そう言えば、艶麗は幻覚とかは使えないのですか? >狐と言うと、人を化かすってのがイメージですけど………
それっぽい技は使います。 そして、今回出しますので一応注目して下さい。
>そして、次回はダイの奥の手ですね >続きが楽しみです!!
ご期待に添えられると嬉しいです!
>それでは大魔王でした♪ >更新、頑張って下さい♪
はい、頑張ります!
絶影さんへ
>どうも絶影です
>では早速感想に入らせていただきます
今回も感想ありがとうございます!
>ハヤテの一撃により、艶麗が本気を出し始めハイパー化しましたね >ケンリュウも攻撃を回避するのもままならない!
両者とも、実力者ですからね。 まあ、ダイはまだ様子見というところがありますけど。
>さすがのダイも苦戦を…?と思ったらダイには奥の手が!! >いったい何なのでしょう…? >想像も付きませんが…
多分、あまり知名度も低く、古いものですから知らない人も多いかと・・・・ まあ、こんなのがあるんだ程度に思ってくださればいいです。
>それでは更新お待ちしています♪
お待たせしましたね。 楽しんで下さい!
大魔王さん、絶影さん、ありがとうございました!
それでは、本日の更新分です!
3
また槍を天にかざすと、今度は別のロボットが現れた。ケンリュウよりも大型で、赤と白のツートンカラーが入り、重厚なフォルムを持っている。
そのロボットもケンリュウと同じように、胸部装甲が展開した。
「パイルフォーメーション!」
そして、ダイが合身した時と同様にケンリュウが赤いロボットの中へと入りこむことで、守護神バイカンフーとのパイルフォーメーションが完成した。
槍を腰に戻したバイカンフーは、ゆっくりと艶麗に近づいていく。
「少し大きくなったからって、こちらが怯むとでも思っているのかしら」
バイカンフーは、ケンリュウよりも一回り程度大きい。それでも、数十メートルもあるハイパー化した艶麗にとってみれば何の大差もない。
無駄なことだというように艶麗は再び妖尾鞭打を放った。しかしバイカンフーは対して傷 ついているようには見えず、むしろ手で振り払ってみせるなど簡単にあしらわれてしまっ た。
バイカンフーは艶麗を射程距離にとらえると、そのままパンチを打った。艶麗はかわすことはできたが、拳圧によってその場に倒れこんでしまう。
「くっ・・・・これならどう?」
艶麗は九本の尾をそれぞれ一本ずつ周囲に散らした。
「妖尾九身(ようびきゅうしん)!」
すると、尾がすべて艶麗の姿に変わり、この場に十人もの艶麗が存在することになった。
「それなら、俺も力を出してやる」
バイカンフーの腰に挿してあった槍から眩しい光が発し、ダイが纏っていたものと同じ形 の鎧を装着した。
「神具であるグングニールを取り込んだ剣狼(けんろう)と流星(ながせ)によって発現できるロードの力の前じゃあ、もうお前の必殺技は通用しない」 「本当にそうなるのか、見せてもらいましょうか!」
艶麗の分身が九人一斉にバイカンフーへと挑みかかった。数の多さだけでなく、動きからも敵を惑わそうとしていることがわかる。
だがバイカンフーは相手の錯乱するような動きにも慌てることなく、一人ずつ確実に攻撃 していく。
「言うだけのことはあるわね。でも、これで余裕がなくなるはずよ」
艶麗の分身たちが全員妖しげな炎に包まれ出す。
「妖尾九炎孤(ようびきゅうえんこ)!」
その炎が狐の姿を形取ると、分身たちは再びバイカンフーに襲いかかった。自ら炎弾となった特攻を、バイカンフーは真正面から受けた。
「終ったわね」
自身の最大の必殺技なので、仕留めた自信が艶麗にはあった。
だが、バイカンフーは槍を手にし、光り出したその槍を振るい炎をすべて吹き飛ばしたの だ。
「そ、そんな・・・・」
ダメージなど全く受けていない様子のバイカンフーに、艶麗は愕然とした。ここに至って彼女は相手との実力差がかけ離れていることを大きく実感したのだ。
「終ったのはおまえの方だな」
バイカンフーは艶麗に一歩迫る。
「これ以上はもう意味がない。降伏しろ」
その言葉が、艶麗のプライドを逆なでさせた。
「ふざけるな!誰が降伏してたまるものか!」
艶麗は爪を鋭く立てる。もはや彼女には、いつもの余裕ある態度を取り繕うことなどでき ず完全に崩していた。
「このぉ!」
がむしゃらに爪を振り回す艶麗。しかし大ぶりな攻撃のためバイカンフーに軽くかわされ、また引っ掻くことができても傷つけることさえ敵わない。
「仕方ない」
バイカンフーは、距離をとるために艶麗を軽く押しのける。
「この一振りで決着をつけよう」
そして槍を連結させて、右の脇に構える。
「うおぁぁぁぁ!」
猛獣と言ってよいほどの形相で突貫してくる艶麗。その間にもバイカンフーは前屈みの姿勢となり、握られている槍は再び光り出す。
そのまま艶麗とバイカンフーは飛び出し、一瞬交錯しあった。
攻撃を決めたのは・・・・
「がふっ!」
バイカンフーであった。槍にパワーを集中させて、素早く振るって艶麗を切り裂いたのだ。それによって、艶麗の体に大きな一本の傷がついた。
このダメージによって艶麗は倒れ、ハイパー化が、そして一体化が解け、ヴィルクスは封印された。
ダイの務めは、ここで完遂されたのだった。
これで決着・・・・? 次回のお話はどうなる?
そして、今回のプロフィールは拓実です!
金田 拓実(カネダ タクミ)
年齢:20歳
誕生日:3月15日
血液型:B型
家族構成:父(故)、母
身長:175cm
好き・得意:法学、女性、弓道、HIPHOPダンス
苦手:乱暴なこと
イメージBGM:INNOCENT TRAP(TETRA―FANG)
八闘士の一人である、法学部の大学3年生。
亡くなった父親は警察官であり、そのためか拓実自身その筋に繋がっているパイプがいくつか存在している。
幼いころから警察官になることを夢見ていたが、五年前の戦いでいろいろと経験して、犯罪者の心身を更正するための手伝いとして弁護士を志すようになった。
正義感があり本当は信頼できる人物なのだが、詐欺師っぽく振舞うためそうは見えない。またフェミニストで、エイジは密かに彼を手本としている。
精霊は金のアイアール。戦闘では後方から支援することが主である。
アイアール
ランク:青銅
能力:金、矢
属性:金
リング:アローリング
拓実の精霊で、五年前の戦いをきっかけに彼を主とした。
射手を模した姿をしている。
攻撃は主に弓と矢によるものなので、距離をとった戦いを行う。
必殺技 *ゴールデンアロー 黄金の矢を放つ、基本的な技
*ゴールデンアロー乱れ撃ち 上記の技と同様。ただし、放つ際に矢は何本かに増殖する。
*ミーティアロー乱れ撃ち 乱れ撃ちをウェンドランの矢で代用したもの。 ウェンドランの矢は、黄金の矢よりも威力は若干だが大きい。
|
|