Re: 続・新世界への神話 ( No.4 ) |
- 日時: 2011/04/17 19:13
- 名前: RIDE
- 参照: http://hinayume.net/hayate/subnovel/read.cgi?no=3929
- 更新の前にレス返しです。
大魔王さんへ
>どうも、大魔王です >まずは、新スレおめでとうございます!! >これからもよろしくお願いします!!
ありがとうございます! 大魔王さんの小説も応援していますよ! こちらもよろしくお願いします!
>それと、誕生日おめでとうございます
歳が増えたことに実感は湧きませんが、頑張りたいと思います。
>それでは、感想です >白銀の使者が現れましたね >それで、あっさり一体化を・・・ >流石といった所ですかね?
白銀の使者たちは全員一体化ができます。 ただ艶麗の実力は白銀でも、黄金に匹敵するかもしれないといわれています。
>ダイの頭は冴えてますね >一見無駄に思えても、実は重要だった >脱帽です
ダイは自分の世界の中で数々の戦場を潜り抜けてきましたからね。 そのあたりの経験値が、佳幸たちとは一線を画しています。
>それで、洞窟が崩れましたね >エーリッヒ達が、ハヤテ達をテレポートさせましたね >谷底から地上そして六人もテレポートさせるのには、凄く力を使いそうですね
確かにミハエルだけならば激しく消耗しますが、エーリッヒにとっては朝飯前です。 何故なら彼は・・・・ おっと、この先のことを話してしまいそうだった。
>けれど、雷矢だけが助からなかったのですか・・・・ >助かってると良いのですが・・・
これについても、この話の後に語られます。 正直、あのままで終わらせたくないという感じはしますが。
>続きが楽しみです >それでは、大魔王でした
続き、更新しました! 楽しんでいただけるとうれしいです。
大魔王さん、感想ありがとうございました!
それでは、本編更新です!
3 ダイたちは目を覚ましたエイジたちから、何があったのかを聞かされた。
「そんなことが・・・・」
佳幸たちは辛そうに目線を落とした。
「なんか、虚しいな・・・・」 「そんなことよりも、黄金の勾玉は取り返せたの?」
しんみりとした空気を感じていないのか、花南は遠慮なしに尋ねた。
「ちゃんとあるさ」
呆れながら氷狩は黄金のリングと共にそれを示した。
「一応、目的は成し遂げましたが・・・・」
伝助たちは崩壊したダスク峡谷に目を移す。
「まさか艶麗が、これだけの力をもっていたなんて・・・・」 「たった一撃でこんな風になるなんて、信じられねぇけどな・・・・」
優馬と塁はこの光景に愕然としていた。
「けど、これだけの力をもった奴が悪事を働こうとしているのなら、放っておくわけにもいかないな」
ダイは勇みよく立ち上がった。
「向こうから居場所を吐いてくれたんだ。行かないわけにはいかない」
さらに彼は、ダスク峡谷のほうを向いて続けた。
「雷矢は真正面から俺たちに立ち向かっていった。敵だったけど、いや敵だからこそその心は見習わなければならない。それに比べ、弱ったところを狙うハイエナのような真似をする奴は絶対に許さない」
ダイはかすかに怒りを込める。
「霊神宮から任せられた務め、今こそ果たす時だな」
彼がやる気を出し静かに燃えるその姿を、佳幸たちは面を喰らったように見ていた。
この人には、こんな心もあるのだということを意外に思いながら。
「ジェット、ドリル、ジム。いけるな?」
呼ばれた三人は、強く頷いた。
「当然です、ダイ様!」 「ようやくオイラたちの出番かー。腕が鳴るぜ」 「いつでもいけるぞ」
三人の確認をとったダイは、次いで佳幸たちのほうを向いた。
「というわけで、俺たちは艶麗を討ちに行く。ついていくか?」
全員、もちろんと言わんばかりな表情をしていた。
「僕たちだって精霊の使者だ。あなたたちだけに任せるわけにはいきません」 「精霊の力を悪用しようとする奴は許せないからな」 「脅しつければ黙り込むと思っているなんて舐めているな。痛い目見させねえと」
気合の入った様子の皆に、ダイは念を押して言った。
「艶麗を討てと任せられたのは俺だからな。おまえたちは手伝いだけだぞ」 「わかっているさ。君が安心して戦えるようにバックアップに専念するさ」
軽いようではあるが、しっかりとした口調だったのでこちらの心配はないとダイは感じた。
「あとはあいつか・・・・」
そう言って、ダイは気がかりな人物の背中に目を移した。
ハヤテは、少し離れたところでダスク峡谷を眺めていた。沈んだ気持ちでいるだろうということは、その背中が語っていた。
「ハヤテ君・・・・」
なんとか励まそうと、マリアとヒナギクは彼に近づいた。
「ハヤテ君、あの・・・・」 「僕だけ・・・・」
二人が言葉をかける前に、ハヤテが口を開いた。
「僕だけ何もできなかった・・・・。兄さんの憎しみに対しても、戦いのときも。僕は何もできない、ただいるだけにすぎなかったんだ・・・・」
てっきり雷矢が死んだことにショックを受けているのかと思い込んでいたマリアとヒナギクは、それを聞いて言葉に詰まってしまった。
「そ、そんなことは・・・・」
とにかく二人はハヤテを元気付けようとした時だった。
それを見ていたダイがため息をつきながら立ち上がり、ハヤテの前まで歩き出した。
そして、彼に向かってダイは言った。
「綾崎、ちょっと付き合え」
拳を握り、ハヤテの前へと突きつける。
「艶麗と戦う前に、軽くウォーミングアップと行こうぜ」
ヒナギクやマリアは思いがけないことを口にした彼に目を開く。
果たしてダイの考えとは・・・・・?
感想、指摘等があったらください。
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