Breath ? (8/19 更新) ( No.12 )
日時: 2012/08/19 22:38
名前: 道草

どぅも☆道草です……

長い間更新できなくてすみません!

ではレス返しをば。


◆キーさんへ

>キーだったりします。


神さま「どうも〜♪みんなのアイドル、オルムズト・ナジャです★」

愛歌「霞愛歌です。感想ありがとうございます♪」

ていうかなんで君たちが!?

神さま「うっさい!出番がないからこういうとこで乱入するしかないのよ!!」

愛歌「という訳で、道草さんの過去を大暴露〜★」

タンマ!!マジでタンマ!!


>・第3回「ハヤテの責任♪」(from キー)……いやぁ、これももう3回目かぁ。
>リン「いや、まだ3回目だし。」←キーの気分であることはわかっているが、あえて突っ込む。
>・アテネが若干拗ねているのは…ハヤテのせいだ。


ハヤテ「え?なんで??」

アテネ「ふん。ハヤテのバーカ」


>奏「ふつう過ぎる。ついにこのバカのネタが切れたか?
>調「いや、今回は・・・2本立て。」
>・今回、……………イブキが出なかったのはハヤテのせいだ。……個人的にイブキがこの作品で1番好きなのに。


マジですか!?唯一のオリキャラなので嬉しいです!ありがとうございます♪

イブキ「今回はちょっと出番あるぜ」


>リン「まぁ、当然のごとく勝ったのはアテネね。」
>調「いや、理沙たちは泉の『料理解説』をしてたか?泉のキッチンは曰くつきなのか?」
>奏「絶対料理じゃなくて、殺人現場の報道だね。♪」


理沙「あの状況をどう解説しろと?」

美希「キッチン自体は普通のものだったのに……。ホント一体何したんだ、泉!?」

泉「ひ、必死でやってたらいつの間にかああなってたんだよ〜……」


>ま、何にしても次回も楽しみにしています。


キーさん、ありがとうございました♪



◆匿名さんへ

>どうも〜♪匿名っす♪感想に来ました♪


千桜「感想ありがとうございます」

泉「にはは〜♪いつもありがとう!」

匿名さん、ありがとうございます!


>泉よ・・・食材に謝れーーーーーーーーー!!!!!(怒)
>食材は命ですよ!僕たち人間は他の命を食べて生きてるんですよ!
>その料理を捨てるとか言うな!!!作った事に関しては言わないけど。


泉「うにゃああああ!!ごめんなさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」←マジ泣き

料理はあの後ハヤテがおいしく(?)いただきました。


>アテネはアテネでハヤテと料理談義してるし。楽しそうだな。


アテネ「ですからそこで火を弱めた方がいいといってるのよ。ハヤテのバーカ!!」

ハヤテ「いやいや、それだと食材が味を殺し合うことになっちゃうじゃん、アーたん!!」

……実際はこんな風にちょっと熱いトークでした。

どっちかというと口喧嘩一歩手前です。


>そして次回は第二回戦!?一体どんなバトルが。
>言えることはただ一つ、死ぬなよ泉。


泉「そんな危険な勝負しないよ!?」

それに今回はどっちかというとアテネの方がピンチですね。

アテネ「え!?」


>と!いうことで次回も楽しみにしてます♪


匿名さん、ありがとうございました♪



では以下本編です。


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第六十一話 『ハヤ太君争奪戦・第二回戦』


アテネと泉の壮絶な死闘(死にかけたのはハヤテ)から一夜明け。

本日は土曜日、白皇も休日である。

こんな日に学校を訪れる生徒はよほど勉強熱心な者か、部活動に励む者か、

「「ハヤ太君争奪戦、二回戦〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」」

……このようなヒマ人ぐらいのものである。

動画研究部にて、相も変らぬテンションで叫ぶ美希と理沙。

今日も今日とて女の戦いは続いていた。

「で、今度は何で勝負するの?」

泉が挙手して質問する。

ここまできたらもう彼女もヤケになっていた。

「そうですわね。早く決めてくださる?」

アテネも先を促すと、理沙は「ふっふっふ……」と不敵な笑みを浮かべ、もったいつけながら言った。

「では発表しよう!二回戦のテーマは…………これだぁ!!」

その声を合図にジャジャーン!!という効果音が鳴り、部室内の巨大特設モニターの電源が入った。

そこに映し出された文字は……





『動画対決』





「……え?」

アテネの目が点になる。

「さぁ、でました動画対決!!」

「やはりここは動画研究部ですからね!お二人には今からハヤ太君の動画を撮ってきてもらいます!」

「ていうかそれ普段やってることと同じじゃない!?」

盛り上がっている動画研究部一同。

しかしアテネは一人オロオロしていた。

「え?いや、あの……」

「さぁ、お二人ともこれをどうぞ」

何か言いよどむアテネの声をさえぎり、理沙は押し付けるように二人にあるものを手渡した。

それは最新のビデオカメラ。高級・高画質・高性能な一品だ。

「ではこのカメラでハヤ太君の勇姿をバッチリと収めてください!」

「あ、これウチで開発したカメラだ〜」

さすがは大手電器メーカーの令嬢。泉は慣れた手つきでビデオカメラをいじる。

「?????」

一方、アテネはこういうものを触るのは初めてなのか、ハテナマークをいくつも浮かべカメラをいろんな角度から眺めまわしていた。

「さて、ではここで審査員としてスペシャルゲストの登場です♪」

「「……ゲスト?」」

美希の発言に、アテネと泉は声をそろえ視線を向ける。

そしてリズミカルな音楽が鳴り、スポットライトが輝いた。

「ハヤ太君を撮り続けること幾数年……盗撮の達人、イブキ君だ―――――――――――――!!!」

「人聞きの悪い紹介すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

怒鳴り声をあげながら登場するイブキ。

だが実際、美希の言うことは事実である。

「ていうかイブちゃんなんでここに!?」

泉が驚きの声をあげる。

実は生徒会三人組とイブキは結構仲がいい。なぜなら……

「いや〜、なんかアテ姉とスマイルがハヤテを巡って面白いことになってるって聞いたから♪」

「・・・・・・」

このように割と同類だからだ。

類は友を呼ぶというやつか。

「……というか白皇は部外者立ち入り禁止なんですけど、どうやって入ってきたんですか?」

無粋とは思いつつもアテネは現実問題を口にする。

立場上、生徒の安全を守る身としては決して無視できない問題だからだ。

この前といい、こう何度も侵入を許すとは白皇のセキュリティを疑う。





……ちなみに校門の警備担当は雪路だ。

「あのテンション高い先生なら、小銭に見せかけたビンのフタを囮にしたらラクラク突破できたぜ?」

「……桂先生クビにしようかしら」

知らず知らずのうちに雪路に無職の危機が迫っていた。

まぁそんなことはどうでもよいが。(雪路「よくねぇぇぇぇぇっ!!」)

「とにかく、ハヤ太君争奪戦・二回戦スタート!では、いってらっしゃ〜い♪」

「……も〜、いってきま〜す」

「あ、ちょ、ちょっと待って……」

泉はやれやれといった様子で部屋を後にし、アテネはなにやらアタフタしながらその後を追う。

そんな二人を美希は手を振りながら見送ると、隣の理沙に意見を訊いた。

「さぁ、二回戦始まりましたね。今のところ理事ちょ……アテネ選手が1勝してリードしていますが、今後どうなると思いますか?解説の理沙さん」

「そうですね〜。お約束的にはここで1勝1敗になって三回戦にもちこむ流れですが……。あえて三回戦を待たずに泉が惨敗するという展開も面白いかもしれませんね」

「勝手なことを言うなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

先ほど出て行った泉が舞い戻ってきてツッコミを入れた。



*   *



そしてここは『ゆかりちゃんハウス』(アパート)。

ハヤテは今日も仕事に精を出していた。

昨日泉の手料理(?)を食べてグロッキー状態だったのにも関わらず、一日で回復しているあたりは流石である。

掃除・洗濯・炊事・買い物と、自分からやることを次々と見つけ、それを苦にすることもなくむしろ楽しげにこなしていた。

『やってること執事というよりお母さんじゃね?』とか、『いいお嫁さんになりそうですね』とかいうツッコミはやめてあげてほしい。

そんなハヤテの様子を、泉はなかば見惚れながら、草陰から隠れて撮影していた。

「・・・・・・/////」

「・・・・・・」

箒で庭を掃除していたハヤテは視線を感じたのかクルリと振り返った。

慌てて泉は身をかがめて息をひそめる。

「誰かそこにいるんですか?」

ハヤテが警戒態勢で近づいてくる。

泉の胸に緊張が走る。このままでは見つかってしまう。

そこで泉はだいたんにも一か八かの賭けに出た。

「にゃ、にゃ〜……」

「なんだ……ネコか」

「(えええええええ!?)」

うまくいったことに泉自身も驚く。

私って結構演技の才能があるのかも……

「……なんて言うとでも思いましたか?」

「にゃあああああああああああああ!!?」

いつの間にか目の前に回り込んでいたハヤテに声をかけられ、泉は跳び上がった。

「は、ハヤ太君!?」

「瀬川さん……さっきからここで何してるんですか?」

ハヤテはじとっとした目つきで泉を見つめる。

泉はハッと我に返ると、ごまかしモードに入った。

「や、やぁやぁハヤ太君。こんなところで奇遇だねぇ!」

「奇遇も何も僕ここに住んでるんですが」

「うぐ……わ、私はそのたまたま通りかかって……」

「人ん家の庭先にですか?」

「うぐぐ……」

厳しい追及に、もはや泉はぐうの音も出なかった。

ハヤテは泉の肩に手を置き、笑顔をむける。

顔に影が差していてちょっと怖い。

「ちょっと中で事情聴取しましょうか?」

「あ、できればカツ丼を」

「お茶で我慢しなさい」

「はい……」

こうして泉はアパートの中に連行されるのであった……







「で、本当は何やってたんです?」

居間に泉を座らせ、問い詰めるハヤテ。

テーブルの上にはお茶と自室から持ってきた電気スタンドが立てられ、取調室っぽい雰囲気にしてある。

ハヤテも変なところで形から入るタイプである。

「も、黙秘します……」

「では持っていたこのビデオカメラは何ですか?」

ハヤテはテーブルの上にカメラを置く。

証拠を突きつけられ、泉は軽く涙目だった。

「そ、それはその……いま部活で政治・経済・環境問題をテーマにしたドキュメンタリー動画を撮影中で……」

「ウソつけぃ」

バッサリと切り捨てるハヤテ。

彼女たちがそんな小難しいものを撮るはずがないことは分かりきっていた。

「どーせまた朝風さん達に『ハヤ太君の恥ずかしい動画を撮ってくるのだー』とか言われたんでしょ?」

「ぎくっ!……ソ、ソンナコトナイヨー」

大体あっていた。

泉はごまかそうとするが、完全に声が上ずっていて分かりやすい。

「・・・・・・・」

ハヤテはしばらくじとーっと泉の顔を見ていたが、なにを思ったのか急に話題を変えた。

「そういえば瀬川さん、最近勉強の方はどうですか?」

「え?あ、うん。前に比べたら結構よくなったとおもうけど?」

「そーですか〜、それはよかったです♪」

ハヤテは放課後、よく泉に勉強を教えている。

その指導のかいあって、泉も少しづつだが成績が立ち直りつつあった。

といってもまだ平均以下だが。

「そういえば僕、瀬川さんの為に用意したものがあるんですよ〜♪」

「ふぇ!?わ、私の為?/////」

「はい、ちょっと待っててくださいね♪」

そう言ってハヤテは部屋をでて、階段を上がっていった。

泉は一体なんだろうとドキドキしながら待つ。

「お待たせしました♪」

そして戻ってきたハヤテが抱えていたものは……







「え〜と……何かなハヤ太君これは……」

厚いプリントの束だった。

なにやら問題文がいっぱい書き込まれている。

勉強が苦手な泉にとっては見ているだけで頭が痛かった。

「はい♪今度のテストで出そうなところを僕なりにまとめて問題集にしてみました。瀬川さんの為に♪」

「あ、ありがとう……」

ハヤテ、自分の勉強の合間にここまでするとはマメな男である。

まぁもらって嬉しいかと訊かれれば、『否』であるが。

「ではちょうど時間もありますし、今ここで勉強しましょうか♪」

「え!?今、これ全部!?」

「はい♪どうせヒマですよね?」

「あ、いや、今忙しいっていうか……」

「ビデオカメラもって、アパートの庭にたまたま通りかかるぐらいですから♪……ヒマですよね?」

「………………はい」

にっこりと微笑むハヤテ。

いつもなら癒される笑顔だが、今日ばかりは怖い。

「あ、せっかくビデオカメラがあるんですからサボらないよう……じゃなかった、集中して勉強できるようカメラ回しておきますか!では始めましょう♪」

「にゃ、にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」

こうして泉は、ちょっとSモードに入ったハヤテの個人授業を受けるハメになるのだった……



*   *



一方、その頃のアテネはどうしているかというと。

「これ、どうやって動かすのかしら?」

ビデオカメラとにらめっこしていた。

大抵の事は何でもできる彼女だったが、こういう電子機器の扱いには慣れていなかった。

普段こういった機械関係は、彼女の執事であるマキナが得意としている。

だがあいにく彼はいま近くにはいない。

その為アテネはこうして悪戦苦闘しているわけだ。

早い話が機械オンチである。

「え、え〜と……このボタンかしら?」

アテネは恐る恐るビデオカメラのボタンを押す。

すると……

ビ――――ビ――――!! ※変な警告音発生

「ええ!?じゃ、じゃあコレ?」

ブ〜〜〜〜〜ブ〜〜〜〜〜〜!! ※なんか突然振動を始めた

「ええええ!!ちょ、どうしたら!!?」

ボシュ〜〜〜〜〜〜…… ※なぜか煙が噴き出した

「けほっ、けほっ!!……マキナ〜〜〜〜、ハヤテ〜〜〜〜……」

アテネはいつになく弱々しい声で執事達の名を叫ぶのであった……



*   *



「という動画になっちゃったんだけど……」

「「「・・・・・・」」」

戻って動画研究部。

まずは泉の審査ということで、美希・理沙・イブキの三人は泉が撮ってきた(?)動画を観ていた。

そこに映っていたのは、眠気に耐えながら問題を問いている泉と、笑顔で厳しく指導しているハヤテの勉強風景。

「……いや、これ延々と勉強してるだけじゃん」

「まぁ、これはこれでハヤテの貴重な一面が見れて面白いけどな」

つまらなさそうにあくびする理沙だったが、イブキはそれなりに楽しんでいるようだった。

ハヤテの少しイジワルな笑顔を眺めている。

「まぁ、いいや。じゃあ次は理事長、お願いします」

美希が話を振って、一同はアテネの方に視線を向ける。

だがアテネは気まずそうな表情で、後ろ手に何かを隠していた。

「理事長?」

「・・・・・・」

アテネは観念して隠していたものを机の上に広げた。

「……え〜と、理事長。なんスか、このスクラップは?」

「ちょ、ちょっと操作を誤ってしまいまして……」

それはビデオカメラのなれの果て……

もはや原型を留めることなく部品がバラバラになり、しかもなぜか焼け焦げていた。

一体どうやったらこんなことになるのか摩訶不思議だ。

「どんだけ機械オンチなんだよ」

「うぐっ!」

イブキが率直な感想を述べる。

白皇の生徒ではないので、理事長相手にも遠慮はなかった。

そのストレートな物言いにアテネはぐさっとくる。

「じゃあ二回戦『動画対決』は不戦勝ということで、勝者・泉――――――――――――――!!!」

美希の叫びと共に、クラッカーと拍手の音がモニターから流れる。

「か、勝っちゃった……」

泉は勝利に驚きを隠せない様子だ。

一方、アテネはがっくりと肩を落としていた。

美希と理沙はマイクを手にさらに盛り上げる。

「さぁ、これで両者一勝一敗。どうですか解説の理沙さん」

「白熱した戦いですね。まぁお約束的にこうなることは分かりきってましたが」

身も蓋もないことを言う理沙。

そのとき、イブキが理沙からマイクをひったくって勝手にしゃべりだした。

「では三回戦に入る前に、さらに盛り上げるためにここで賞品を発表します!!」

「「賞品?」」

アテネと泉は顔を見合わせる。

美希と理沙もどうやら知らないようだ。

「勝者には……『ハヤテのチュー』をプレゼントだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

「「えええええええええええええええええええ!!?/////」」


第六十一話 END


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久々に書いたら、なんだかハヤテが少し黒くなってしまった……

そしてアテネがだいぶ残念な感じに……(笑)

では長引いてしまったこの勝負も次回決着です!

ハヤテの唇は誰の手に?

ではまた次回♪