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Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時： 2013/02/20 09:37
- 名前： ハヤヒナ
- ３９話 「衝撃な真実（前編）」
夏休みに入り、ヒナギク、美希、理沙、泉はハヤテの元へ来ていた。
ハヤテ 「他の皆さんはどうしたんですか？」
美希 「部長達は用があって、後から来るって言っていたぞ。」
理沙 「それで我々は用がなかったから、来た訳だ。」
泉 「そうなのだ〜♪」
ヒナギク 「こういうときだけ、行動が早いんだから……。」
ハヤテ 「本当にそうですね………。」
泉 「ねぇハヤ太君、この箱って何なの？」
と、泉は怪しげな箱を見つけた。
ハヤテ 「あれ？さっきまではなかったはずですか……。」
ヒナギク 「泉、何処にあったの？」
泉 「机の下だよ♪」
美希 「それって何なのだハヤ太君。」
ハヤテ 「分かりません。ヒナギクさん達と屋敷に戻る前にＳＰの人が置いた者だと。」
そのＳＰは言うと、何者かによって気絶されていた。
理沙 「何か音がしていないかハヤ太君。」
ハヤテ 「そう言えばしていますね。」
と、箱をよく見てみると、コードにつながれたデジタル時計のタイマーがカウントしていた。
ハヤテ 「ヒナギクさん達、コレは爆弾です。」
「「「「爆弾！！？？」」」」
ヒナギク達は驚いた。
ハヤテ 「早く屋敷を出ましょ。爆発まで３分しかありません。」
ヒナギク 「じゃあ早く逃げないと。」
と、ハヤテ達は急いで屋敷を脱出した。
脱出した所で、千桜と愛歌がやって来た。
千桜 「皆さんどうしたんですか。」
愛歌 「そんなに慌てて何があったんですか？」
ヒナギク 「ハル子に愛歌さん、伏せて！！」
ハヤテ 「爆弾です！」
「「えっ！！？」」
千桜と愛歌は驚いた。
そして、１分後。大きな音ともに爆弾が爆発し、屋敷は火に包まれた。
美希 「何とか全員助かったな。」
ハヤテ 「そうですね。」
ヒナギク 「皆、何処も怪我なくって良かったわね。」
すると、ＳＰの一人がボロボロの状態で、やって来た。
ＳＰ１ 「綾崎さん、それに皆さんも無事に脱出したんですね。」
ハヤテ 「どうしたんですか。そんな格好は……！！？」
ＳＰ１ 「実は何者かの進入を許してしまい、ＳＰ全員、その侵入者に気絶されてしまったんです。」
ハヤテ 「それでその侵入者は。」
ＳＰ１ 「気絶されてしまったので………。」
美希 「目的は恐らく三千院の遺産が目当てじゃないのか。」
ハヤテ 「でも遺産はお嬢様が相続したと正式に決まったんですか。」
理沙 「中には知らなかった奴もいるのではないか。」
ハヤテ 「それで狙われたんですね。……恐らく。」
ヒナギク 「そうかもしれないわね。」
と、
？？？ 「クソー、三千院の執事を殺せば、遺産が入ると聞いて、」
？？？ 「そう思って、ＳＰを気絶させて爆弾を仕掛けたのに。」
？？？ 「爆弾に気付いて脱出するなんて、」
？？？ 「なんて奴なの。」
と、四人の男女の声がした。
ハヤテ 「誰です其処にいるのは。出てきて下さい。」
と、二人の男と二人の女が草むらが出て来た。
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