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対象スレッド 件名: Re: 風と桜 想うメモリー
名前: ハヤヒナ
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Re: 風と桜 想うメモリー
日時: 2012/12/21 16:40
名前: ハヤヒナ

72話  「奇跡のクリスマスデート(後編)」

ハヤテ   「そろそろ、何かに乗りましょうか。」

ヒナギク  「そうね。時間も勿体無いし。」

ハヤテとヒナギクは立ち上がり、歩き出した。

ハヤテ   「もう一度、コーヒーカップやメリーゴーランドに乗りましょうか。」

ヒナギク  「そうね。」

そして、時間が過ぎていた。

ハヤテ   「後一つ乗れますが、何に乗りましょうか。」

ヒナギク  「観覧車にしない?」

ハヤテ   「観覧車ですか?でもヒナギクさんは高い所は………。」

ヒナギク  「確かに苦手よ。でもあの誕生日の時みたいに、この私を支えてくれるかしら?」

ハヤテ   「分かりました。この僕が支えてあげますので、観覧車に乗りましょう。」

ヒナギク  「うん。」

ハヤテとヒナギクは観覧車の列に並び、数分後。ゴンドラに乗り込んだ。

ヒナギク  「………………………………。」

ハヤテ   「大丈夫ですよヒナギクさん。ちゃんと支えていますから。」

ヒナギク  「……………………うん。」

ハヤテとヒナギク、二人を乗せたゴンドラが真上に到着したその時、

〔ガコォォォッッッツン〕と、大きな音を立て停止してしまった。

ヒナギク  「ハ、ハヤテ君。どうなっちゃたの……………??」

ハヤテ   「どうやら停電とかで止まったみたいですね。」

すると、放送が流れてきた。

『観覧車にお乗りのお客様、誠にすみません。停電により、観覧車が停止してしまいました。
 至急、普及いたしますので、暫くの間お待ち下さい。繰り返します………』

と流れた。

ハヤテ   「大丈夫ですよヒナギクさん。僕が支えていますから安心してください。」

ヒナギク  「うん。ハヤテ君、ちゃんと支えてね。」

ハヤテ   「任せて下さい。」

ハヤテとヒナギクは観覧車に乗り込んだ。

そして、ハヤテとヒナギクが乗り込んだゴンドラが真上に到着した時、停電により停止してしまった。

冷たい風が吹く寒空の中、ゴンドラの密閉した空間にしかも一番真上に、ハヤテとヒナギクは閉じ込められてしまったのであった。