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対象スレッド 件名: 届いて叶う初恋の想い 〔完結〕
名前: ハヤヒナ
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届いて叶う初恋の想い 〔完結〕
日時: 2016/09/11 09:58
名前: ハヤヒナ

プロローグ:気づいた想い


 『この風景は初めて会った時、ヒナギクさんが僕に見せてくれたものなんですよ。』


 『理由はあったかもしれないし なかったのかもしれません』


 『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし 心に深い傷もあるのかもしれません』


 『でも…今いる場所は… それほど悪くはないでしょ?』




この日、ヒナギクはようやく気付いた。自分の誕生日に・・・・・・・・・・・・。


ハヤテと一緒に見たテラスからの美しい夜景で・・・・・・・・・・・・。




     “私、桂ヒナギクは綾崎ハヤテが好きな事に”




次の日。ヒナギクは、自室のベッドで目を覚ました。

あの後、ヒナギクはハヤテに家まで送ってもらったのであった。

その時の自分の顔が紅かったのは覚えている。

それ以上に覚えているのある。それは…………、


ヒナギク 「夢じゃないのね。ハヤテ君が好きだった事に気づいたのは・・・・・・。」


である。

昨日の夜の出来事を思い出しながら、支度を終えたヒナギクは白皇学院に向かった。



そして、ヒナギクはハヤテと出会った。


ヒナギク 「お早うハヤテ君!!」


元気に挨拶した後、ヒナギクは嬉しそうに駆け出して行くのであった。