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対象スレッド 件名: Re: (リレー小説)ハヤテのごとく!合作小説!!
名前: ネームレス
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Re: (リレー小説)ハヤテのごとく!合作小説!!
日時: 2014/01/05 21:35
名前: ネームレス

ネームレスです。ということで第六話更新しました。
それでは本編どうぞ!

ーーーーーーーーーー

「あ〜、疲れた」

あれから、様々なアトラクションに乗りはしゃぎにはしゃぎまくった二人。
そしてモブAはすでにグロッキー状態であった。

「す、すいません先輩」

「あ、いいよいいよ」

はしゃいだ姿を見られた恥ずかしさか、顔をほんのり赤く染める千桜。
だが、モブAはその顔を見るだけで幸せな気分になり、先ほどまでの疲れもどこかへ吹き飛んでしまった。

「あ、いや。普段遊園地とかに来る事なんかそうそう無いからね。ちょっとびっくりしただけだよ」

「そうですか?」

「うん。このあとはどうする?」

「……じゃあお土産を買って、あと何か一つアトラクションに乗りましょうか」

「そうだね」

時刻は夕刻。日は降り始めていた。
モブAはとくに買い物をする予定も無いので、千桜の買い物に付き添うように付いて行く。
付いて行く……のだが、

(これは……思った以上に)

手を繋ぐ男女のペアが目に付くようになっていた。
先ほどまでもいたのだが、客足も減り一層目立つようになっていた。

(こ、恋人。俺たちもそういう風に見られてるのかな?)

チラッと隣を見ると、千桜も場の雰囲気に気付いたのか少し赤くなっているのがわかった。

(うーん、こ、ここは男として僕がリードしないと!)

モブAは手を千桜に近付けては離し、近付けては離し、羞恥心と戦うように繋ぐ努力をする。
が、あと一歩が踏み出せずにいた。
千桜もその不自然な手の動きに気付く。

「先輩?」

「あ、これは……その」

千桜はクスッと笑うと何かを考えてから、モブAを見て言った。

「先輩。今からやる事は絶対秘密ですよ」

「え? あ、はい」

反射的にそう返事をするモブA。
千桜は深呼吸をし、髪を解き、メガネを外す。

(うわー、この千桜さんも可愛いなー。……あれ? でもメガネかけなくて大丈夫なの?)

そんな心配をよそに、千桜は先ほどとは正反対のテンションでモブAと向き合う。

「さあご主……先輩! 行きましょうか!」

「え? え?」

手を掴まれ、強引に引っ張られる。

(あ、あれ? 春風さんキャラ変わってない?)

クール系美少女千桜とは打って変わって、ハイテンション系美少女千桜に豹変する様を見て、頭が付いていかない

「あ、ここの店見てみませんか?」

「あ、えと、そうだね。見てみようか」

その後も、千桜に引っ張られるような形でモブAは千桜と手を繋ぎ行動する。

(うわあ、いいのかな。俺みたいな何の取り柄も無いモブが春風さんみたいな美少女とて、手まで繋いで……)

「ご主……先輩。こんなのはどうでしょう」

「う、うん。いいんじゃないかな」

「じゃあちょっと買ってきますね」

「あ、僕が出すよ」

「え? でも、これお土産ですよ?」

「あ〜」

その時、モブAの頭の中には女顔の執事の顔が浮かんだ。

「女の子と一緒に出かけてお金を出し惜しみするわけにはいかないよ。任せて」

「ご主……先輩……」

そうして、千桜は無事にお土産を買い終えた。

「ご主……先輩。ありがとうございます」

「何て事ないよ。後輩の為だしね。……この後、どうする?」

「そうですね……じゃあ、あれなんかどうでしょう」

「あれ?」

千桜が示した先に見えるのは、観覧車だった。

「遊園地の最後と言ったらあれですよね!」

「あ、あははは」

どこか漫画的な発想に若干戸惑いながらも、素直に従う。

(……あれ? これって二人きりのチャンス?)

そして今更ながら状況に気付く。

「高いですねご主……先輩」

「ア、ウン。ソーダネー」

列が進み、徐々に順番が近付いていく。

(チャンス……そうだチャンスだ。これ以上にないチャンスだ。“告白”のチャンスだ!)

ついに、順番が来た。

「先輩。乗りましょうか」

いつの間にか髪を括り、メガネを装備していた千桜に少々驚きながらも、モブAはついに決意した。

(俺は、告白するぞ!)

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第六話終了でござる。
次はラストHina2さんです!よろしくお願いします。
それでは、ネームレスでした!