Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/03/12 11:05
- 名前: ハヤヒナ
- 74話 「執事バトル大会再び!」
十月に入り、秋風が気持ちいい季節となった。 ハヤテ達は生徒会で仕事をしていた。美希達はサボリである。 ヒナギク 「全く美希達ときたら、これじゃあハヤテ君が入る前と変わらないわよ。」 ハヤテ 「前にも聞きましたが、本当にそうですね。」 千桜 「あの子達も真面目にやってくれば助かりますわ。」 愛歌 「いいではありませんか。四人でやれば。」 ヒナギク 「そうかもしれないけど、ちゃんとやってほしいわよ。」
次の日。あることが起こった。そのあることとは、
『第二回 執事バトル大会開幕!』
であった。
当然、ヒナギクは文句言ったが却下された。 美希 「ハヤ太君は出るのか?」 ハヤテ 「僕ですか? 借金は返済し終わりましたし、どうしようか迷っているんですよ。」 ヒナギク 「ハヤテ君出てみたら? 今は私の執事なんだから。」 理沙 「そうだともハヤ太君。ヒナの言うとおりだぞ。」 ハヤテ 「……それもそうですね。腕が鈍ったら困りますし。」 ヒナギク 「今回は手強い執事はいないんじゃないかしら?」 泉 「そうだね♪ 虎鉄君以外は。」 今回の執事は少ないかもしれない。 氷室は自分の美しさに磨きを掛ける為に、主の大河と三月最初に辞めていたのであった。 野ノ原は主でへたれである東宮ががっと厳しい所で鍛えて欲しいとのことで共に三月終わりやめていた。 その東宮もヒナギクが好きであったが諦めた。ヒナギクがハヤテのことが好きなことに……。 そして、ハヤテもヒナギクのことが好きなことに。そのことに東宮は気付いたのであった。 最初は邪魔しようと考えたのがハヤテとヒナギクは似合いのカップルだと分かり、諦めたのであった。 実際は告白し、付き合ってはいないが。 千桜 「前回は綾崎君が優勝しましたけど、」 愛歌 「今回も優勝を狙っているんですか。」 ハヤテ 「ええ。出るからには優勝したいですし。」 ヒナギク 「そうね。出るからには優勝してよねハヤテ君。」 ハヤテ 「任せて下さいヒナギクさん。」 こうして、ハヤテはヒナギクの執事として、大会に出るのであった。
そして、1週間後。執事バトル大会が幕を開けたのであった。
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