Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/03/11 10:53
- 名前: ハヤヒナ
- 73話 「ハヤテの想い」
『少しぐらいワガママ言わないと、幸せつかみ損ねるわよ。』
ヒナギクがハヤテに言ってくれた言葉。この言葉がハヤテにしっかりと刻み込んでいた。 何かあると、ハヤテはこの言葉を思い出してしまうのであった。(特にヒナギクのことで。)
ハヤテ (やっぱり僕って、ヒナギクさんの事が好きなんだな。 初めて会ったときからだと思うような。 夜の学校でヒナギクさんに『意識している』って聞かれたときは、 『意識してません』って答えてしまったけど、本当は違ったんだよな。 恥ずかしくってウソを言ってしまったんだよな。あのときは。)
あのとき、ハヤテは本当は、意識していたのだった。ヒナギクのことを。 夜の学校に2人きりとかではなく、一人の女の子として、異性として意識していたのだった。初めて会ったあのときから。
ハヤテ (この思いは必ず伝えいたな。でもあのことがあったからな。 告白しようとしても、勇気がなくなってしまうんだよな。 ヒナギクさんが僕のことをどう思っているか分からないけどしてみようかな。 ヒナギクさんが言ってくれた『少しぐらいワガママ言わないと、幸せつかみ損ねるわよ。』のように。 ワガママかもしれないけど、ヒナギクさんにこの僕の思いを伝えたいな。 結果がどうなっても、思いを伝えるのは自由なはずだから。) ハヤテは、心の中でそう決めていた。
現在、ハヤテとヒナギクは次の関係になっている。
ハヤテとヒナギクは、同じクラスで席は隣同士。
クラスでハヤテは学級委員長、ヒナギクは学級副委員長を勤めている。
生徒会ではハヤテは生徒副会長、ヒナギクは生徒会会長である。
ハヤテとヒナギクはバイト先も同じである。『喫茶どんぐり』で。
三千院けが爆破してなくなったため現在、ハヤテはヒナギクの家に住まわしてもらっている。
ハヤテはヒナギクの執事をしている。
ハヤテとヒナギクは殆ど一緒にいることになっているのであった。
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